JP2005141323A - 調剤代行サービス方法及び調剤代行サービスシステム - Google Patents

調剤代行サービス方法及び調剤代行サービスシステム Download PDF

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Abstract

【課題】 個々の薬局において不足している調剤能力を補填し得る調剤代行サービス方法及び調剤代行サービスシステムの提供。
【解決手段】 電気通信回線1を通じて調剤代行業者が薬局の調剤業務を代行するサービス方法であって、調剤請求者から処方箋を受領した薬局の端末装置2から電気通信回線1を介して患者の氏名、薬剤の配送先、処方識別符号、処方薬リスト及び処方量を含むオーダーデータを調剤代行業者のサーバー3が入力するステップと、前記端末装置2から入力された前記オーダーデータに従ってサーバー3が調剤指示情報及び配送指示情報を出力するステップと、前記調剤指示情報に従った調剤に係る作業報酬の額を前記サーバー3が前記薬局の端末装置2へ送るステップと、からなる調剤代行サービス方法。
【選択図】 図1

Description

本発明は、薬局の調剤作業を補助し得る調剤代行サービス方法及び調剤代行サービスシステムに関する。
従来の医療機関が発行した処方箋に基づく調剤業務は、薬局毎に独立して運用されるもので、図7に示す様に、薬局が、患者やその家族等の調剤請求者から提示された処方箋に基づき、自ら医薬品卸業者から調達した薬剤を調合し、当該調剤請求者に手渡す構成を採っていた(例えば、非特許文献1参照)。
特開平9−147031号公報 保険調剤実務検討委員会編集、保険薬局入門シリーズ「わかりやすい保険調剤業務」株式会社じほう発行
しかしながら、前記従来の処方箋に基づく調剤業務では、存在する薬局の大多数である小規模薬局で処理できる調剤件数は極少数に止まり、個々の薬局に対する需要件数は到底消化出来ない実情にあった。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであって、個々の薬局において不足している調剤能力を補填し得る調剤代行サービス方法及び調剤代行サービスシステムの提供を目的とする。
上記課題を解決する為になされた本発明による調剤代行サービス方法は、電気通信回線を通じて調剤代行業者が薬局の調剤業務を代行するサービス方法であって、調剤請求者から処方箋を受領した薬局の端末装置から電気通信回線を介して患者の氏名、薬剤の届け先、処方識別符号、処方薬リスト及び処方量を含むオーダーデータを調剤代行業者のサーバーが入力するステップと、前記端末装置から入力された前記オーダーデータに従ってサーバーが調剤指示情報及び配送指示情報を出力するステップと、前記調剤指示情報に従った調剤に係る作業報酬の額を前記サーバーが前記薬局の端末装置へ送るステップと、からなることを特徴とする。
電気通信回線を通じて調剤代行業者が薬局の調剤業務を代行するサービス方法であって、処方箋を発行した医療機関の端末装置から電気通信回線を介して患者の氏名、薬剤の配送先、薬局選択情報、処方識別符号、処方薬リスト及び処方量を含むオーダーデータを調剤代行業者のサーバーが入力するステップと、前記端末装置から入力された前記オーダーデータに従ってサーバーが調剤指示情報及び配送指示情報を出力するステップと、前記調剤指示情報に従った調剤に係る作業報酬情報を前記サーバーが前記薬局選択情報から決定された処方窓口薬局の端末装置へ送るステップと、からなる調剤代行サービス方法とする場合もある。
また、上記課題を解決する為になされた本発明による調剤代行サービスシステムは、調剤請求者から処方箋を受領した薬局の端末装置から電気通信回線を介して患者の氏名、薬剤の届け先、処方識別符号、処方薬リスト及び処方量を含むオーダーデータを受け取る受信手段と、前記端末装置から受信した前記オーダーデータに従って調剤指示情報及び配送指示情報を出力する作業指示手段と、前記調剤指示情報に従った調剤に係る作業報酬情報を出力する報酬算出手段と、当該報酬算出手段により出力された前記作業報酬情報を前記薬局の端末装置へ送る送信手段と、を具備することを特徴とする。
処方箋を発行した医療機関の端末装置から電気通信回線を介して患者の氏名、薬剤の配送先、薬局選択情報、処方識別符号、処方薬リスト及び処方量を含むオーダーデータを受け取る受信手段と、前記端末装置から受信した前記オーダーデータに従って調剤指示情報及び配送指示情報を出力する作業指示手段と、前記調剤指示情報に従った調剤に係る作業報酬情報を出力する報酬算出手段と、当該報酬算出手段により出力された前記作業報酬情報を前記薬局選択情報から決定された処方窓口薬局の端末装置へ送る送信手段と、を具備する調剤代行サービスシステムとする場合もある。
尚、前記薬剤の配送先とは、調剤された処方薬の配送先である。通常は、処方窓口薬局へ配達するものであるが、患者宅等へ直送することもあり得るからである。前記配送指示情報とは、調剤された薬剤の届け先等を示した情報であり、前記の如く患者に直接届ける場合、患者を看護する家族等に届ける場合、或いは患者が処方箋を提出した薬局等に届ける場合など様々であるが、少なくとも患者の氏名と、届け先の住所及び受取人の氏名は必要である。前記薬局選択情報は、医療機関から前記調剤代行業者へ直接オーダーデータを送信する場合に、患者にとってより都合の良い薬局が処方窓口となるように、予め医療機関の医師によって患者に確認をとった内容である。
また、前記処方識別符号とは、医療機関で出力された電子カルテの投薬用法用量と、当該投薬用法用量の出力結果として患者に発行された処方箋との同一性を確認するための識別符号であって、少なくとも、前記電子カルテ、処方箋、処方箋写し、処方薬剤について同一の番号や文字・アルファベット・記号等の識別符号が付されたものである。
以上説明したように、本発明による調剤代行サービス方法及び調剤代行サービスシステムによれば、例えば、多くの一人薬剤師保険薬局では、日常調剤業務において一日の処方箋応需が15枚程度で限界となり、物理的に不可能だった20枚や30枚もの患者等に対する応需が、薬局の規模を拡大することなく実現できることとなり、応需可能枚数以上の部分での患者処方箋拒否(患者廻し)が発生するという問題が回避され、国が掲げている面分業の推進にも寄与することとなる。
以下、本発明による調剤代行サービス方法(以下、サービス方法と記す。)の実施の形態を、本発明による調剤代行サービスシステム(以下、サーバー3と記す。)の実施の形態と共に、図面に基づき説明する。
図3は、本発明によるサービス方法を取り入れた医療業務及び薬品提供業務の分業状態、並びに医療報酬及び調剤報酬の流れの一例を示したものである。前記薬品提供業務は、患者やその家族などの調剤請求者から処方箋の提出を受ける薬局と、当該例において調剤代行業者ともなる医薬品卸業者等によって行われ、当該調剤代行業者が、電気通信回線1を通じて薬局から処方箋の内容(調剤指示情報)等を受信し、当該処方箋等にかかる調剤業務を受託することにより、前記薬局の応需能力を超えた調剤業務が前記調剤代行業者に委託され代行されることとなる。
当該サービス方法は、調剤請求者から処方箋を受領した薬局の端末装置2から電気通信回線1を介して患者の氏名、薬剤の配送先、処方識別符号、処方薬リスト及び処方量を含むオーダーデータを受け取る受信手段4と、前記端末装置2から受信した前記オーダーデータに従って調剤指示情報及び配送指示情報を出力する作業指示手段5と、前記調剤指示情報に従った調剤に係る作業報酬(以下、調剤技術料と記す。)の額を前記処方識別符号を付した作業報酬情報として出力する報酬算出手段6と、当該報酬算出手段6により出力された前記作業報酬情報を、前記処方箋を受領した薬局の端末装置2へ出力する送信手段21を具備する前記サーバー3を用いて行われる(図1参照)。
前記サーバー3は、例えば、マウス、キーボード或いはタッチパネルなど検索や表示の制御操作を可能とする指示入力装置7、ハードディスクなど医薬品情報を記憶している記憶装置、薬局の端末装置2と電気通信回線1を介して情報のやり取りを行うための通信装置、及びディスプレイ装置等の表示装置8を具備したパソコン等のコンピュータ機器である。
このサービス方法の例は、患者やその家族などの調剤請求者から処方箋を受領した薬局の端末装置2から電気通信回線1を介して、患者の氏名、薬剤の配送先、処方識別符号、処方薬リスト、及び処方量を含むオーダーデータを調剤代行業者のサーバー3が入力するステップ(ステップD)と、前記端末装置2から入力された前記オーダーデータに従ってサーバー3が調剤指示情報及び配送指示情報を出力するステップ(ステップE)と、前記調剤指示情報に従った前記調剤技術料の額を前記薬局の端末装置2へ出力するステップ(ステップH)とが含まれる(図2参照)。
薬局では、窓口で処方せんを受付けると、前記調剤請求者が居る間に、前記端末装置2を用いて処方箋に記載の患者番号等を基に、端末装置2の患者マスタ9から患者氏名・性別・生年月日を参照して処方内容のチェックを行う(ステップA)。当該チェックは、当該サービス方法では、通常の薬局業務とは異なって他所に事業所を置く調剤代行業者が調剤作業を行うことから、処方箋の受付時において即座に処方薬剤を提供出来ないという実情に鑑み、患者に処方履歴を確認し、処方の緊急性を確認する意味と、従来通り、患者の症状に用いられる筈のない薬剤が記載されていないかを確認する意味がある。
前記チェックの結果、処方箋の受付から次の投与時刻までに確実に処方薬剤を提供出来ること、及び処方薬剤の選択や処方量に不具合が無いことを確認した上で、調剤代行業者に委託することとし、患者の氏名、薬剤の配送先、処方識別符号、処方リスト、及び処方量を含むオーダーデータを登録し前記患者マスタ9の処方履歴を更新する(ステップB)。更に、当該端末装置2から調剤代行業者のサーバー3に電気通信回線1を介して接続し、前記患者の氏名、処方リスト、及び処方量を含む調剤指示情報、並びに前記患者の投与日に間に合う納品期限、及び配送先の住所及び電話番号を含む配送指示情報、並びに前記処方識別符号からなるオーダーデータを、オーダファイルとして編集し、調剤代行業者のサーバー3に向けて送信する(ステップC)。
前記サーバー3は、受信手段4によって前記オーダファイルを受信し(ステップD)、前記作業指示手段5により、当該オーダファイルに含まれる前記調剤指示情報及び配送指示情報を、当該サーバー3の表示装置8やプリンタに出力する(ステップE)。
調剤業務を終えた調剤代行業者は、処方薬と薬剤説明書を、調剤請求者から処方箋を受領した薬局へ調合パックとして届けるが、前記処方箋を受領し前記調剤請求者から調剤の依頼を受けた薬局には、前記処方箋に係るレセプトを受け取った審査・支払基金より規定調剤報酬が支払われる。当該規定調剤報酬を受領した薬局も、前記調剤指示情報に従った前記調剤技術料及び薬品代を前記調剤代行業者に支払わなければならない(図3参照)。
当該例においては、更に薬局の経営負担を削減すべく、この様な調剤報酬算定作業をも、前記調剤代行業者が代行することとし、当該調剤代行業者のサーバー3における前記報酬算出手段6によって前記調剤技術料を調剤報酬算定基準に基づき算出し、その結果である報酬算定データを、前記電気通信回線1を介して前記薬局の端末装置2へ送信する(図1参照)。その際、当該報酬算出手段6によって前記規定調剤報酬をも算出すれば、支払われた額との照合を行う際の便宜ともなる。前記算定データは、少なくとも前記調剤技術料は含まれているが、前記調剤技術料に薬品代を加えた額であっても良いし、前記審査・支払基金より支払われる規定調剤報酬から前記調剤技術料及び薬品代を減じた額であっても良いし、それら双方が含まれていても良い。
前記調剤報酬算定作業における前記報酬算出手段6は、前記調剤指示情報に基づき、例えば、調剤報酬点数テーブル10や、老人調剤報酬点数テーブル11、或いはそれらを集計する規定数式12等として当該サーバー3のデータベース13に保存されている前記調剤報酬算定基準(図1参照)を参照し、前記調剤指示情報に基づいて必要な規定数式12や当該規定数式12に用いられているパラメータに相当するデータを前記調剤指示情報及びデータベースから適宜呼び出しつつ演算を行いその結果から前記報酬算定データを形成する(ステップF)。
そして更に、当該報酬算定データを用い、前記調剤技術料の算定結果たる技術料明細を示した技術料明細ファイル、又は前記規定調剤報酬から当該調剤技術料及び薬品代を減じた出納明細を記した報酬出納ファイル、及び前記調剤指示情報、調合された薬剤の名称、用法、用量、効能、効果、副作用及び相互作用に関する主な情報を記した調剤情報ファイル(図1参照)を形成し(ステップG)、前記処方識別符号と共に、前記作業報酬情報として前記薬局の端末装置2へ前記送信手段21により電気通信回線1を経て送信する(ステップH)。尚、前記各ファイルの表示フォーマットは、それぞれ前記サーバー3のデータベース13に記憶されており、ファイル作成時において適宜呼び出され、定数及び内訳等のテキスト等が記入される。
前記種々の報酬による金銭の移動は前記技術料明細書に記された金額に基づいて現金、口座振り込み、或いは電子マネー等で行われる。例えば、薬局の端末装置2に対して請求書的な位置づけの技術料明細ファイルを送信する場合は、受信した薬局から何等かの形で当該技術料の支払いが行われ、薬局の端末装置2に対して前記報酬出納ファイルを送信する場合は、例えば、図3の如く当該薬局が審査・支払基金に提出したレセプトに基づく規定調剤報酬の振り込み入金先口座を前記調剤代行業者が管理する形態とすることもできるし、当該振り込み入金先口座から口座振替により調剤代行業者が技術料の支払いを受けることも出来る。
上記以外のサービス方法の例としては、処方箋を発行した医療機関の端末装置20から電気通信回線1を介して、患者の氏名、薬剤の配送先、薬局選択情報、処方識別符号、処方薬リスト、及び処方量を含むオーダーデータを調剤代行業者のサーバー3が入力するステップ(ステップc)と、前記端末装置20から入力された前記オーダーデータに従ってサーバー3が調剤指示情報及び配送指示情報を出力するステップ(ステップl)と、前記調剤指示情報に従った前記調剤技術料の額を前記処方識別符号を付して前記サーバー3が前記処方箋を受領した薬局の端末装置2へ送るステップ(ステップo)とが含まれる(図5参照)。
当該サービス方法は、処方箋を発行した医療機関の端末装置20から電気通信回線1を介して患者の氏名、薬剤の配送先、薬局選択情報、処方識別符号、処方薬リスト及び処方量を含むオーダーデータを受け取る受信手段4と、前記端末装置2から受信した前記オーダーデータに従って調剤指示情報及び配送指示情報を出力する作業指示手段5と、前記調剤指示情報に従った調剤に係る作業報酬(以下、調剤技術料と記す。)の額を作業報酬情報として出力する報酬算出手段6と、当該報酬算出手段6により出力された調剤技術料を前記処方識別符号と共に調剤請求者から前記処方箋を受領した薬局の端末装置2へ出力する送信手段21を具備する前記サーバー3を用いて行われる。
前記サーバー3は、先に記したサービス方法でのサーバー3と同様に、例えば、マウス、キーボード或いはタッチパネルなど検索や表示の制御操作を可能とする指示入力装置7、ハードディスクなど医薬品情報を記憶している記憶装置、医療機関や薬局の端末装置20,2と電気通信回線1を介して情報のやり取りを行うための通信装置、及びディスプレイ装置等の表示装置8を具備したパソコン等のコンピュータ機器である。
医療機関では、患者の電子カルテに投薬用法用量を入力するが、診療の際、患者に、予め医療機関に提出してある調剤代行業者の代行契約提携薬局リストを示し、そのなかから“最寄りの薬局から処方薬を届ける”又は“患者が指定する薬局で処方薬を受け取る”のいずれかを選択して貰い(ステップa)、この様に選択して得られた処方窓口薬局決定の要件となる薬局選択情報を付した前記電子カルテの投薬用法用量部分が、処方箋として書面出力され、デジタルデータからなるオーダーデータとして当該医療機関の端末装置20から調剤代行業者のサーバー3へ出力される(ステップb)。
その際、当該端末装置20は調剤代行業者のサーバー3に電気通信回線1を介して接続し、前記患者の氏名、処方リスト、及び処方量を含む調剤指示情報、並びに前記患者の投与日に間に合う納品期限、及び配送先の住所及び電話番号を含む配送指示情報、並びに前記処方識別符号並びに薬局選択情報からなるオーダーデータを、オーダファイルとして編集し、調剤代行業者のサーバー3に向けて送信する(ステップb)。尚、例えば、当該調剤代行業者が開設しているデータベースに電気通信回線1を介して接続しオーダーデータを送信登録する形を採る等、送信の手法は適宜変更してかまわない。
前記調剤代行業者のサーバー3では、その受信手段4によって前記オーダファイルを受信し(ステップc)、前記作業指示手段5により当該オーダファイルに含まれた前記調剤指示情報及び配送指示情報を、当該サーバー3の表示装置8やプリンタに出力する(ステップl)。そして、当該オーダーデータに含まれた処方内容のチェックが、患者氏名或いは患者番号等を基に前記サーバー3の患者マスタ22から患者氏名・性別・生年月日を参照しつつ前記作業指示手段5の処方内容検査機能によって行われる(ステップd)。
前記チェックの結果、処方箋の受付から次の投与時刻までに確実に処方薬剤を提供出来ること、及び処方薬剤の選択や処方量に不具合が無いことを確認した上で、調剤代行業務が受け付けられ、患者の氏名、薬剤の配送先、処方識別符号、処方リスト、及び処方量を含むオーダーデータを登録し前記患者マスタ22の処方履歴を更新する(ステップe)。
また、当該調剤代行業者では、前記薬局選択情報が患者の“最寄りの薬局から処方薬を届ける“旨を指定している場合には、最寄りの提携薬局を処方窓口薬局として定め(ステップf)、医療機関から前記受信手段4で受信したオーダーデータの少なくとも調剤指示情報及び配送指示情報に前記処方識別符号を付したデータ(通知データ)を送信手段21を通じて当該処方窓口薬局の端末装置2へ送信する(ステップg)。尚、前記薬局選択情報が患者の“患者指定の薬局で処方薬を受け取る“旨を指定している場合には、前記薬局選択情報から直接処方窓口薬局が導かれる(ステップf)。
前記処方窓口薬局は、当該通知データを受信し(ステップh)、前記調剤代行業者と同様に、当該通知データに付された患者番号或いは患者氏名等を基に端末装置2の患者マスタ9から患者氏名・性別・生年月日を参照して処方内容のチェックを行う(ステップi)。また、処方薬剤の選択や処方量に不具合が無いことを確認した上で、患者の氏名、薬剤の配送先、処方識別符号、処方リスト、及び処方量を含む通知データを登録し前記患者マスタ9の処方履歴を更新する(ステップj)。尚、必要に応じて、前記通知データを受信した処方窓口薬局が、その旨を患者に連絡しても良い(ステップk)。
前記調剤代行業者でのチェックにおいて、処方内容に配合禁忌や重複投薬等の疑義が存在する場合には、当該調剤代行業者のサーバー3から医療機関の端末装置20に内容照会データを送信する等の内容照会処理を行うと共に、処方内容の変更が生じた場合には前記処方箋を受領した薬局の端末装置2へ当該処方変更を通知すべく変更データを送信する。
一方、前記通知データを受信した処方窓口薬局でのチェックにおいて、処方内容に疑義が存在する場合にも、当該薬局の端末装置2から前記医療機関の端末装置20に対して内容照会データを送信する等の内容照会処理を行うと共に、処方内容の変更が生じた場合には前記調剤代行業者のサーバー3へ当該処方変更を通知すべく変更データを送信する。
調剤業務を終えた調剤代行業者は、処方薬と薬剤説明書を処方窓口薬局へ調合パックとして届けるが、前記通知データを受信し前記調剤代行業者から処方窓口となった旨の通知を受けた薬局には、この様に処方窓口となった処方箋に係るレセプトの提出先である審査・支払基金より規定調剤報酬が支払われる(図6参照)。当該規定調剤報酬を受領した薬局も、前記調剤指示情報に従った前記調剤技術料及び薬品代を前記調剤代行業者に支払わなければならない。
そこで、当該例においては、前記レセプトに基づく規定調剤報酬の振り込み入金先口座を前記調剤代行業者が管理できる口座として、処方窓口薬局の方から当該調剤代行業者に対して前記規定調剤報酬から前記調剤技術料及び薬品代を差し引いた額(以下、仮に処方窓口報酬額と記す。)の請求を行うこととし、月ごとに前記調剤代行業者から処方窓口薬局に対する前月の前記処方窓口報酬額の支払いが行われる。例えば、現行の規定調剤報酬の審査・支払基金からの支払いは、月〆後翌々月に前記振り込み入金先口座へ振り込まれるが、上記の如く、前月の前記処方窓口報酬額が審査・支払基金からの支払い前に暫定支払いされることによって、小規模薬局が報酬受領前の資金繰りに苦慮することも回避できる。
尚、当該例においても、先に説明したサービス方法の例と同様に、更に薬局の経営負担を削減すべく、この様な調剤報酬算定作業をも、前記調剤代行業者が代行することとし、当該調剤代行業者のサーバー3における前記報酬算出手段6によって前記調剤技術料を調剤報酬算定基準に基づき算出し、その結果である前記報酬算定データを、前記電気通信回線1を介して前記薬局の端末装置2へ送信する。
前記調剤報酬算定作業における前記報酬算出手段6は、前記調剤指示情報に基づき、例えば、調剤報酬点数テーブル10や、老人調剤報酬点数テーブル11、或いはそれらを集計する規定数式12等として当該サーバー3のデータベース13に保存されている前記調剤報酬算定基準を参照し(図4参照)、前記調剤指示情報に基づいて必要な規定数式12や当該規定数式12に用いられているパラメータに相当するデータを前記調剤指示情報及びデータベースから適宜呼び出しつつ演算を行いその結果から前記報酬算定データを形成する(ステップm)。
そして更に、当該報酬算定データを用い、前記調剤技術料の算定結果たる技術料明細を示した技術料明細ファイル、又は前記規定調剤報酬から当該調剤技術料及び薬品代を減じた出納明細を記した報酬出納ファイル、及び前記調剤指示情報、調合された薬剤の名称、用法、用量、効能、効果、副作用及び相互作用に関する主な情報を記した調剤情報ファイル(図4参照)を形成し(ステップn)、前記処方識別符号と共に、前記作業報酬情報として前記薬局の端末装置2へ電気通信回線1を経て送信する(ステップo)。これら調剤報酬算定作業に関する一連の処理は、先に記したサービス方法の例と同様である。
調剤能力の限界という薬局経営の阻害要件が取り除かれ面分業の推進に寄与する。
本発明による調剤代行サービス方法及び調剤代行サービスシステムの一例を示すブロック図である。 本発明による調剤代行サービス方法の一例を示すフローチャート図である。 本発明によるサービス方法を取り入れた医療業務及び薬品提供業務の分業状態、並びに医療報酬及び調剤報酬の流れを示した説明図である。 本発明による調剤代行サービス方法及び調剤代行サービスシステムの一例を示すブロック図である。 本発明による調剤代行サービス方法の一例を示すフローチャート図である。 本発明によるサービス方法を取り入れた医療業務及び薬品提供業務の分業状態、並びに医療報酬及び調剤報酬の流れを示した説明図である。 従来の医療業務及び薬品提供業務の分業状態、並びに医療報酬及び調剤報酬の流れを示した説明図である。
符号の説明
1 電気通信回線,2 端末装置,3 サーバー,4 受信手段,
5 作業指示手段,6 報酬算出手段,
7 指示入力装置,8 表示装置,9 患者マスタ,
10 調剤報酬点数テーブル,11 老人調剤報酬点数テーブル,
12 規定数式,13 データベース,
20 端末装置,21 送信手段,22 患者マスタ,

Claims (4)

  1. 電気通信回線(1)を通じて調剤代行業者が薬局の調剤業務を代行するサービス方法であって、
    調剤請求者から処方箋を受領した薬局の端末装置(2)から電気通信回線(1)を介して患者の氏名、薬剤の配送先、処方識別符号、処方薬リスト及び処方量を含むオーダーデータを調剤代行業者のサーバー(3)が入力するステップと、
    前記端末装置(2)から入力された前記オーダーデータに従ってサーバー(3)が調剤指示情報及び配送指示情報を出力するステップと、
    前記調剤指示情報に従った調剤に係る作業報酬情報を前記サーバー(3)が前記薬局の端末装置(2)へ送るステップと、
    からなる調剤代行サービス方法。
  2. 電気通信回線(1)を通じて調剤代行業者が薬局の調剤業務を代行するサービス方法であって、
    処方箋を発行した医療機関の端末装置(20)から電気通信回線(1)を介して患者の氏名、薬剤の配送先、薬局選択情報、処方識別符号、処方薬リスト及び処方量を含むオーダーデータを調剤代行業者のサーバー(3)が入力するステップと、
    前記端末装置(20)から入力された前記オーダーデータに従ってサーバー(3)が調剤指示情報及び配送指示情報を出力するステップと、
    前記調剤指示情報に従った調剤に係る作業報酬情報を前記サーバー(3)が前記薬局選択情報から決定された処方窓口薬局の端末装置(2)へ送るステップと、
    からなる調剤代行サービス方法。
  3. 調剤請求者から処方箋を受領した薬局の端末装置(2)から電気通信回線(1)を介して患者の氏名、薬剤の配送先、処方識別符号、処方薬リスト及び処方量を含むオーダーデータを受け取る受信手段(4)と、
    前記端末装置(2)から受信した前記オーダーデータに従って調剤指示情報及び配送指示情報を出力する作業指示手段(5)と、
    前記調剤指示情報に従った調剤に係る作業報酬情報を出力する報酬算出手段(6)と、
    当該報酬算出手段(6)により出力された前記作業報酬情報を前記薬局の端末装置(2)へ送る送信手段(21)と、
    を具備する調剤代行サービスシステム。
  4. 処方箋を発行した医療機関の端末装置(20)から電気通信回線(1)を介して患者の氏名、薬剤の配送先、薬局選択情報、処方識別符号、処方薬リスト及び処方量を含むオーダーデータを受け取る受信手段(4)と、
    前記端末装置(2)から受信した前記オーダーデータに従って調剤指示情報及び配送指示情報を出力する作業指示手段(5)と、
    前記調剤指示情報に従った調剤に係る作業報酬情報を出力する報酬算出手段(6)と、
    当該報酬算出手段(6)により出力された前記作業報酬情報を前記薬局選択情報から決定された処方窓口薬局の端末装置(2)へ送る送信手段(21)と、
    を具備する調剤代行サービスシステム。
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