JP6341158B2 - 画像読取装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像読取装置に関する。
一般に、ADF(Auto Document Feeder)を備える画像読取装置が知られている。前記画像読取装置は、前記ADFが搬送中の書類の画像を読み取り、書類画像のデータを出力する。
また、前記画像読取装置を備える画像形成装置が、1組目の原稿から読み取った画像に、2組目の原稿から読み取った画像を挿入することにより、画像形成用の画像データを生成することが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−224693号公報
ところで、複数の書類が、積み重ねられた状態で保管される場合がある。そのような保管書類の束において、それぞれ種類または作成日などの属性が共通する書類の集合である複数組の書類グループが、積み重ねられる場合がある。この場合、前記保管書類の束から特定の属性の前記書類グループを探し出すことが必要になる。
例えば、新たな書類が保管書類の束に挿入される場合、保管書類の束における新たな書類の挿入位置を特定することが必要である。新たな書類の挿入位置は、例えば、保管書類の束における新たな書類と同じ属性の前記書類グループの先頭位置または後尾位置である。
しかしながら、保管書類の束における特定の属性の前記書類グループの位置を探し出す作業は手間である。
本発明の目的は、複数の書類が積み重ねられて保管される場合に、保管書類の束から目的の書類の位置を特定する作業の負担を軽減できる画像読取装置を提供することにある。
本発明の一の局面に係る画像読取装置は、指定情報設定部と、自動書類搬送機と、画像読取部と、指定画像検出部と、変化判定部と、搬送制御部とを備える。前記指定情報設定部は、操作部に対する操作に従って指定画像を特定可能な指定情報を設定する。前記指定画像は、書類の画像からの検出対象である。前記自動書類搬送機は、供給トレイに載置された前記書類を、1枚ずつ搬送路を経由して排出トレイへ搬送する。前記画像読取部は、前記搬送路を移動中の前記書類の画像を読み取り、書類画像のデータを出力する。前記指定画像検出部は、前記画像読取部から順次得られる前記書類画像のデータから前記指定情報により特定される前記指定画像を検出する。前記変化判定部は、連続して搬送される2枚の前記書類の前記書類画像における前記指定画像の検出結果の変化が予め設定された変化条件を満たすか否かを判定する。前記搬送制御部は、前記指定画像の検出結果の変化が前記変化条件を満たす場合に、前記自動書類搬送機の動作を予め設定された指定動作へ移行させる。
本発明によれば、複数の書類が積み重ねられて保管される場合に、保管書類の束から目的の書類の位置を特定する作業の負担を軽減できる画像読取装置を提供することが可能になる。
図1は、第1実施形態に係る画像読取装置を備える画像処理装置の構成図である。 図2は、第1実施形態に係る画像読取装置における情報処理関連機器のブロック図である。 図3は、第1実施形態に係る画像読取装置における操作表示部の外観図である。 図4は、第1実施形態に係る画像読取装置における書類検索処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図5は、第1実施形態に係る画像読取装置における書類検索初期メニュー画面の一例を表す図である。 図6は、第1実施形態に係る画像読取装置におけるキーワード検索条件設定画面の一例を表す図である。 図7は、第1実施形態に係る画像読取装置における日付検索条件設定画面の一例を表す図である。 図8は、第1実施形態に係る画像読取装置における第1通知画面の一例を表す図である。 図9は、第1実施形態に係る画像読取装置における第2通知画面の一例を表す図である。 図10は、第1実施形態に係る画像読取装置における第3通知画面の一例を表す図である。 図11は、第2実施形態に係る画像読取装置を備える画像処理装置の構成図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格を有さない。
[第1実施形態]
まず、図1〜3を参照しつつ、第1実施形態に係る画像読取装置1およびそれを備える画像処理装置10の構成について説明する。
画像処理装置10は、画像読取装置1および画像形成装置2を備える。画像読取装置1が備える情報処理部8および操作表示部80は、画像形成装置2の一部でもある。
[第1実施形態:画像読取装置1]
画像読取装置1は、書類90の画像を読み取り、書類画像のデータを出力する装置である。書類90は、画像の読み取り対象物である。なお、前記書類画像は、書類90に形成された画像である。以下の説明において、書類画像のデータのことを書類画像データと称する。
例えば、画像処理装置10は、複写機、複写機の機能を有するプリンターもしくはファクシミリ、または画像読取機能を含む複数の画像処理機能を備える複合機などである。
図1が示すようには、画像読取装置1は、画像読取部11および可動カバー12を備える。可動カバー12には、ADF(Auto Document Feeder)120が組み込まれている。画像読取部11は、第1コンタクトガラス13および第2コンタクトガラス14を備える。
第1コンタクトガラス13は、読取位置P0に配置された透明なパネルである。読取位置P0は、画像読取部11が、ADF120によって搬送される書類90から画像を読み取る位置である。
第2コンタクトガラス14は、書類90が載置される透明なパネルである。可動カバー12は、画像読取部11に対し閉位置と開位置との間で回動可能に支持されている。前記閉位置は、第1コンタクトガラス13および第2コンタクトガラス14の上面を覆う位置である。前記開位置は、第1コンタクトガラス13および第2コンタクトガラス14の上面を開放する位置である。
画像読取部11は、移動機構110、発光部112を含む移動ユニット111、ミラーおよびレンズなどの光学系113及びイメージセンサー114などを備える。
発光部112は、水平面内における一の方向に沿う帯状の光を書類90に向けて照射する光源である。以下の説明において、発光部112の長手方向のことを主走査方向R1と称し、それに直交する方向のことを副走査方向R2と称する。
例えば、発光部112が、主走査方向R1に沿って配列された複数のLEDを含むLEDアレイであることが考えられる。また、発光部112が、主走査方向R1に沿う直管状の蛍光灯であることも考えられる。
光学系113は、発光部112から書類90に照射されたの光の反射光をイメージセンサー114の受光部へ導くミラーおよびレンズなどを含む。発光部112の光は、第1コンタクトガラス13または第2コンタクトガラス14を通じて書類90に照射される。
イメージセンサー114は、書類90からの反射光の光量を画素ごとに検出し、検出した各画素の光量データを画像データとして出力するセンサーである。例えば、イメージセンサー114がCCD(Charge Coupled Device)であることが考えられる。
移動ユニット111は、発光部112および光学系113の一部を支持し、副走査方向R2に沿って移動可能である。移動機構110は、移動ユニット111を副走査方向R2に沿って移動させる機構である。
移動ユニット111が副走査方向R2に沿って移動することにより、画像読取部11は、第2コンタクトガラス14上の書類90を走査する。その際、イメージセンサー114が、第2コンタクトガラス14上の書類90から画像を読み取り、書類90の画像データを出力する。
なお、CIS(Contact Image Sensor)が、画像読取部11に採用されることも考えられる。この場合、前記CISは、移動ユニット111に支持される。前記CISは、発光部112、イメージセンサー114およびレンズが一体化されたイメージセンサーである。
ADF120は、供給トレイ121に載置された書類90を、1枚ずつ第1搬送路101を経由して排出トレイ123へ搬送する自動書類搬送機である。ADF120において、回転する複数の第1搬送ローラー122が、供給トレイ121にセットされた書類90を、第1搬送路101を経由して排出トレイ123まで搬送する。
そして、移動ユニット111が読取位置P0に対向するホームポジションに停止した状態で、画像読取部11が読取位置P0を通過中の書類90の画像を読み取る。
読取位置P0は、第1搬送路101内の位置である。即ち、画像読取部11は、第1搬送路101を移動中の書類90の画像を読み取り、前記書類画像データを出力する。
複数枚の書類90が供給トレイ121に載置されている場合、ADF120は、供給トレイ121上の書類90を1枚ずつ連続して搬送する。ADF120は、供給トレイ121に載置された書類90を検知する書類センサー100を備える。ADF120は、書類90の搬送を開始した後、書類センサー100が書類90を検知しない状態になるまで、書類90を1枚ずつ搬送する動作を繰り返す。
本実施形態において、ADF120は、ターンバック機構も備える。前記ターンバック機構は、書類90を第2搬送路102へ搬送し、さらに、書類90を第2搬送路102から第1搬送路101へ搬送する機構である。第2搬送路102は、第1搬送路101から分岐した搬送路であり、第3搬送路103は、第1搬送路101へ合流する搬送路である。
前記ターンバック機構は、可動ガイド124および第2搬送ローラー125を備える。可動ガイド124は、ADF120が備える不図示の変位機構により、第1位置と第2位置との間で変位可能に支持されている。図1において、前記第1位置の可動ガイド124が実線で示され、前記第2位置の可動ガイド124が2点鎖線で示されている。
可動ガイド124は、前記第1位置において、読取位置P0を通過した書類90を第1搬送路101の出口へ案内する。第1搬送路101の出口は、排出トレイ123へ向かう出口である。
また、可動ガイド124は、前記第2位置において、読取位置P0を通過した書類90を第2搬送路102へ案内する。第2搬送ローラー125は、正回転することにより、第1搬送路101から第2搬送路102へ進入した書類90の搬送を引き継ぐ。
さらに、第2搬送ローラー125は、逆回転することにより、第2搬送路102内の書類90を第3搬送路103および第1搬送路101へ搬送する。その際、第2搬送ローラー125は、書類90全体が第2搬送路102を通過する前に順回転から逆回転へ切り替わる。
可動ガイド124は、前記第2位置から前記第1位置に戻ることにより、逆回転する第2搬送ローラー125によって搬送される書類90を、第2搬送路102から第3搬送路103へ案内する。
ADF120は、さらに中間トレイ126を備える。中間トレイ126は、書類90における第2搬送路102の出口からはみ出る部分を支える。中間トレイ126は、書類90が第2搬送路102へ搬送された際にその機能を果たす。
また、本実施形態におけるADF120は、書類90を中間トレイ126へ排出する機能も備える。第2搬送ローラー125が、書類90全体が第2搬送路102を通過するまで順回転を続けることにより、書類90が中間トレイ126へ排出さされる。
[画像形成装置2]
画像形成装置2は、画像読取装置1から出力される画像データ列に応じた画像をシート材9に形成する装置である。シート材9は、紙、コート紙、ハガキ、封筒、およびOHPシートなどのシート状の画像形成媒体である。
例えば、画像形成装置2は、シート搬送部3、画像形成部4、光走査部5および定着部6などを備える。図1が示す画像形成装置2は、電子写真方式の画像形成装置である。なお、画像形成装置2がインクジェット方式などの他の方式の画像形成装置であることも考えられる。
シート搬送部3において、シート送出部ローラー31がシート材9をシート収容部30からシート搬送路300へ送り出す。さらに、シート搬送ローラー32がシート材9をシート搬送路300に沿って搬送する。さらに、シート排出ローラー33が画像形成後のシート材9をシート搬送路300の出口からシート排出トレイ200上へ排出する。
画像形成部4は、シート搬送路300を移動中のシート材9の表面に画像を形成する。画像形成部4は、ドラム状の感光体41、帯電部42、現像部43、転写部45およびクリーニング部47などを備える。なお、感光体41は像担持体の一例である。
帯電部42が感光体41の表面を一様に帯電させ、光走査部5が感光体41の表面に静電潜像を書き込む。さらに、現像部43が感光体41上の前記静電潜像を現像剤の像へ現像する。さらに、転写部45が、シート材9に感光体41表面の前記現像剤の像を転写する。クリーニング部47が感光体41表面に残存する前記現像剤を除去する。
定着部6において、定着ローラー61および加圧ローラー62が、それらの間に画像が形成されたシート材9を挟み込み、後工程へ送り出す。これにより、定着部6は、シート材9を加熱し、シート材9上に画像を定着させる。
[情報処理部8および操作表示部80]
情報処理部8は、操作表示部80に操作メニューなどを表示させる。さらに、情報処理部8は、画像読取部11を通じて入力される画像データに対する画像処理を実行する。さらに、情報処理部8は、操作表示部80を通じて入力される入力情報および各種センサーの検出結果に基づいて、画像処理装置10が備える各種の電気機器を制御する。
例えば、図2が示すように、情報処理部8は、MPU(Micro Processor Unit)81、記憶部82、信号インターフェイス83および画像処理部84などを備える。なお、情報処理部8は、画像形成装置2の制御に関する不図示の構成要素も備える。
MPU81は、各種の演算処理を実行するプロセッサーである。記憶部82は、MPU81に各種の処理を実行させるためのプログラムなどのデータが予め記憶される不揮発性の記憶部である。さらに、記憶部82は、MPU81による各種データの読み書きが可能な記憶部でもある。
情報処理部8は、MPU81が記憶部82に予め記憶された各種のプログラム実行することにより画像処理装置10を統括的に制御する。
信号インターフェイス83は、MPU81とセンサーおよび制御対象機器などとの間の信号の受け渡しを中継するインターフェイス回路である。MPU81は、信号インターフェイス83を介して操作表示部80との間でデータの受け渡しを行う。さらに、MPU81は、信号インターフェイス83を介してADF120およびその他の機器へ制御信号を出力する。
画像処理部84は、画像読取部11のイメージセンサー114から得られる画像データを入力し、画像処理を実行する。
図3が示すように、操作表示部80は、例えばタッチパネルおよび操作ボタンなどを含む情報入力用の操作部801と、液晶表示パネルなどのパネル状の表示部802とを含む。
ところで、複数の書類90が、積み重ねられた状態で保管される場合がある。そのような保管書類の束において、それぞれ種類または作成日などの属性が共通する書類90の集合である複数組の書類グループが、積み重ねられる場合がある。この場合、前記保管書類の束から特定の属性の前記書類グループを探し出すことが必要になる。
例えば、新たな書類90が前記保管書類の束に挿入される場合、前記保管書類の束における新たな書類90の挿入位置を特定することが必要である。新たな書類90の挿入位置は、例えば、前記保管書類の束における新たな書類と同じ属性の前記書類グループの先頭位置または後尾位置である。
しかしながら、前記保管書類の束における特定の属性の前記書類グループの位置を探し出す作業は手間である。
画像読取装置1は、複数の書類90が積み重ねられて保管される場合に、前記保管書類の束から目的の書類90の位置を特定する作業の負担を軽減することができる。そのために、画像読取装置1は、書類検索処理を実行する機能を備える。
[前記書類検索処理]
次に図4に示されるフローチャートを参照しつつ、画像読取装置1の情報処理部8が実行する前記書類検索処理の手順の一例について説明する。以下の説明において、S1,S2,…は、情報処理部8が実行する各工程の識別符号を表す。
情報処理部8のMPU81は、操作部801に対して予め定められた書類検索開始操作が行われたことを検知したときに、前記書類検索処理を開始する。
<工程S1>
前記書類検索処理において、まず、MPU81が、指定情報・変化条件設定処理を実行する。この処理は、操作部801に対する操作に従って指定情報と変化条件とを設定する処理である。MPU81は、指定情報・変化条件設定プログラムPr1を実行することにより、工程S1の処理を実行する。
工程S1において、MPU81は、以下に示されるように、操作部801に対する操作に従って前記指定情報を設定する。この処理を実行するMPU81が指定情報設定部の一例である。
前記指定情報は、書類90の画像からの検出対象である指定画像を特定可能な情報である。ユーザーは、前記保管書類の束から探し出したい書類90に形成されている画像を特定する前記指定情報を操作部801から入力する。
本実施形態において、前記指定画像は文字列の画像である。より具体的には、前記指定画像は、一定の文字列を表すキーワードD1の画像、または、任意の日付を表す画像のいずれかである。前記指定情報は、前記キーワードの情報、または、前記指定画像が任意の日付の画像であることを示す任意日付情報のいずれかである。なお、キーワードD1の例は図6を参照。
後述するように、画像処理部84は、ADF120によって連続して搬送される書類90各々の前記書類画像データから前記指定画像を検出する処理を実行する。前記変化条件は、連続して搬送される2枚の書類90の前記書類画像データについての前記指定画像の検出結果の変化についての設定条件である。
前記指定情報・変化条件設定処理において、MPU81は、例えば図5に示される書類検索初期メニュー画面f0を表示部802に表示させる。書類検索初期メニュー画面f0は、キーワードD1の情報および前記任意日付情報のいずれを前記指定情報として設定するかを選択する操作を受け付ける画面である。
本実施形態において、1つまたは複数のキーワードD1の情報を設定することが可能である。
書類検索初期メニュー画面f0において、キーワード検索アイコンf110が操作された場合、MPU81は、キーワード検索条件設定処理を実行する。前記キーワード検索条件設定処理は、キーワードD1の情報を前記指定情報として設定するとともに、キーワードD1に関する前記変化条件を設定する処理である。
書類検索初期メニュー画面f0において、日付検索アイコンf120が操作された場合、MPU81は、前記任意日付情報を前記指定情報として設定した上で、日付検索条件設定処理を実行する。前記日付検索条件設定処理は、日付に関する前記変化条件を設定する処理である。
例えば、MPU81は、前記キーワード検索条件設定処理において、図6に示されるようなキーワード検索条件設定画面f01を表示部802に表示させる。キーワード検索条件設定画面f01は、キーワード入力枠f11、挿入位置検出モード指定アイコンf2、先頭指定アイコンf21、後尾指定アイコンf22および書類分類モード指定アイコンf3などを含む。
キーワード入力枠f11は、操作部801を通じてキーワードD1を入力するための情報入力枠である。キーワードD1がキーワード入力枠f11の操作を通じて入力された場合、MPU81は、そのキーワードD1を前記指定情報として設定する。
キーワードD1が前記指定情報として設定された場合、MPU81は、前記変化条件としてキーワード変化条件を設定する。前記キーワード変化条件は、連続して搬送される2枚の書類90の前記書類画像において、キーワードD1の画像が検出されない前記書類画像およびキーワードD1の画像が検出された前記書類画像の一方から他方へ変化したことである。
以下の説明において、キーワードD1の画像が検出されない前記書類画像からキーワードD1の画像が検出された前記書類画像へ変化することを示す条件のことを、キーワード書類先頭条件と称する。また、キーワードD1の画像が検出された前記書類画像からキーワードD1の画像が検出されない前記書類画像へ変化することを示す条件のことを、前記キーワード書類後尾条件と称する。
挿入位置検出モード指定アイコンf2は、前記書類検索処理の動作モードとして挿入位置検出モードを設定する操作アイコンである。
前記挿入位置検出モードは、連続して搬送される複数の書類90における前記指定画像を含む書類90の先頭位置または後尾位置を検出する動作モードである。前記先頭位置は、前記指定画像を含まない書類90から前記指定画像を含む書類90へ変化する位置である。前記後尾位置は、前記指定画像を含む書類90から前記指定画像を含まない書類90へ変化する位置である。
先頭指定アイコンf21は、前記挿入位置検出モードにおいて、前記先頭位置を検出する動作モードを設定する操作アイコンである。後尾指定アイコンf22は、前記挿入位置検出モードにおいて、前記後尾位置を検出する動作モードを設定する操作アイコンである。
前記キーワード検索条件設定処理において、挿入位置検出モード指定アイコンf2および先頭指定アイコンf21の両方がONに設定された場合、MPU81は、前記変化条件として前記キーワード書類先頭条件のみを設定する。
前記キーワード検索条件設定処理において、挿入位置検出モード指定アイコンf2および後尾指定アイコンf22の両方がONに設定された場合、MPU81は、前記変化条件として前記キーワード書類後尾条件のみを設定する。
さらに、前記挿入位置検出モードが設定された場合、MPU81は、搬送停止動作を指定動作として設定する。前記指定動作は、前記書類画像からの前記指定画像の検出結果が前記変化条件を満たす場合にADF120が移行する動作である。
前記搬送停止動作は、前記変化条件を満たした書類90が第1搬送路101または第2搬送路102から排出される前に書類90の搬送を停止する動作である。
書類分類モード指定アイコンf3は、前記書類検索処理の動作モードとして書類分類モードを設定する操作アイコンである。前記書類分類モードは、連続して搬送される複数の書類90における前記指定画像を含む書類90の前記先頭位置および前記後尾位置において、書類90の排出先を切り替える動作モードである。
前記書類分類モードが設定された場合、MPU81は、排出先切り替え動作を前記指定動作として設定する。前記排出先切替動作は、ADF120による書類90の排出先を排出トレイ123および中間トレイ126の各々へ切り替える動作である。本実施形態において、中間トレイ126は、第2の排出トレイを兼ねる。
なお、ADF120において、可動ガイド124および第2搬送ローラー125は、書類90の排出先を複数の排出トレイ各々へ切り替える排出先切り替え機構の一例である。
前記キーワード検索条件設定処理において前記書類分類モードが設定されると、MPU81は、前記変化条件として前記キーワード書類先頭条件および前記キーワード書類後尾条件の両方を設定する。これにより、前記キーワード書類先頭条件および前記キーワード書類後尾条件の一方が成立するごとに、書類90の排出先の切り替え動作が実行される。
一方、MPU81、前記日付検索条件設定処理において、図7に示されるような日付検索条件設定画面f02を表示部802に表示させる。日付検索条件設定画面f02は、第1指定日入力枠f12、第2指定日入力枠f13、日付チェックアイコンf14、挿入位置検出モード指定アイコンf2、先頭指定アイコンf21、後尾指定アイコンf22および書類分類モード指定アイコンf3などを含む。
第1指定日入力枠f12および第2指定日入力枠f13は、操作部801を通じて第1指定日D2および第2指定日D3を入力するための情報入力枠である。日付チェックアイコンf14は、第1指定日D2および第2指定日D3の各々を有効にするか無効にするかを設定する操作を受け付ける操作アイコンである。
第1指定日D2は、日付条件の始期を表す情報であり、第2指定日D3は、前記日付条件の終期を表す情報である。MPU81は、日付検索条件設定画面f02が表示されているときに、操作部801に対する操作に従って前記日付条件を設定する。この処理を実行するMPU81が日付条件設定部の一例である。
第1指定日D2のみが有効に設定された場合、MPU81は、前記書類画像から検出される日付が第1指定日D2以降であることを前記日付条件として設定する。第2指定日D3のみが有効に設定された場合、MPU81は、前記書類画像から検出される日付が第2指定日D3以前であることを前記日付条件として設定する。第1指定日D2および第2指定日D3の両方が有効に設定された場合、MPU81は、前記書類画像から検出される日付が第1指定日D2から第2指定日D3までの期間内であることを前記日付条件として設定する。以下の説明において、第1指定日D2から第2指定日D3までの期間のことを指定期間と称する。
挿入位置検出モード指定アイコンf2および先頭指定アイコンf21の両方がONに設定された場合、MPU81は、前記日付条件を満たす日付の画像が検出されない前記書類画像から、前記日付条件を満たす日付の画像が検出される前記書類画像へ変化する条件を前記変化条件として設定する。以下、この条件のことを指定日先頭条件と称する。
また、挿入位置検出モード指定アイコンf2および後尾指定アイコンf22の両方がONに設定された場合、MPU81は、前記日付条件を満たす日付の画像が検出される前記書類画像から、前記日付条件を満たす日付の画像が検出されない前記書類画像へ変化する条件を前記変化条件として設定する。以下、この条件のことを指定日後尾条件と称する。
また、挿前記書類分類モードが設された場合、MPU81は、前記指定日先頭条件と前記指定日後尾条件とを前記変化条件として設定する。
以上に示されるように、前記指定情報が日付を表す場合、前記変化条件は、連続して搬送される2枚の書類90の前記書類画像から検出される前記指定画像の日付の変化の条件である。即ち、この場合の前記変化条件は、検出された前記指定画像が表す日付が前記日付条件を満たす日付および前記日付条件を満たさない日付の一方から他方へ変化したことである。
キーワード検索条件設定画面f01または日付検索条件設定画面f02の開始アイコンf4が操作されると、MPU81は、処理を次の工程S2へ移行させる。なお、キーワード検索条件設定画面f01または日付検索条件設定画面f02の中止アイコンf5が操作されると、MPU81は、前記書類検索処理を終了させる。
<工程S2>
前記指定情報および前記変化条件が設定されると、MPU81がADF120を制御することにより、ADF120が書類90の連続搬送を開始する。
例えば、前記搬送停止動作が前記指定動作として設定された場合、MPU81は、可動ガイド124が前記第1位置に位置する状態で、ADF120による書類90の搬送を開始させる。これにより、書類90は第1搬送路101の出口へ搬送される。
一方、前記排出先切り替え動作が前記指定動作として設定された場合に、MPU81は、可動ガイド124が前記第2位置に位置する状態で、ADF120による書類90の搬送を開始させる。これにより、書類90は第1搬送路101から第2搬送路102へ搬送される。
<工程S3>
さらに、MPU81が画像読取部11を制御することにより、画像読取部11が移動中の書類90各々から前記書類画像を読み取り、前記書類画像データを画像処理部84へ出力する。
<工程S4>
画像処理部84は、画像読取部11による画像読取処理と並行して、画像読取部11から順次得られる前記書類画像データから前記指定画像を検出する。前記指定画像は前記指定情報により特定される画像である。
工程S4において、画像処理部84は、画像読取部11から順次得られる前記書類画像データから前記指定画像を検出する。工程S4の処理は、画像処理部84の指定画像検出部841によって実行される。
前記指定情報がキーワードD1である場合、画像処理部84は、前記書類画像データからキーワードD1に相当する文字列画像を検出する。また、前記指定情報が前記任意日付情報である場合、画像処理部84は、前記書類画像データから任意の日付を表す画像を検出する。
例えば、画像処理部84は、周知の文字認識の画像処理により、前記書類画像データから文字列画像を抽出するとともに、その文字列画像が表す文字列を特定する。
さらに、前記指定情報がキーワードD1である場合、画像処理部84は、前記文字認識の画像処理によって特定された文字列にキーワードD1が含まれるか否かを判定する。
一方、前記指定情報が前記任意日付情報である場合、画像処理部84は、前記文字認識の画像処理によって特定された文字列から、任意の日付の文字列を検出する。
画像処理部84は、日付を表す数字と、予め設定された区切りの文字または記号との組合せの文字列を、前記任意の日付の文字列として検出する。前記区切りの文字または記号は、日付の数字を区切る文字または記号であり、例えば、"年"、"月"、"日"または"/"などである。
また、例えば"作成日"および"提出日"のように、日付の前に付される特定の文字列またはマークを表す目標情報が予め設定されることも考えられる。この場合、画像処理部84は、前記目標情報が表す画像に後続する日付の画像を検出する。
<工程S5>
続いて、画像処理部84は、前記書類画像データからの前記指定画像の検出結果が、前記変化条件を満たすか否かを判定する。前述したように、前記変化条件は、工程S1の処理においてMPU81によって設定される。工程S5の処理は、画像処理部84の変化判定部842によって実行される。
前記指定画像の検出結果が前記変化条件を満たさない場合、MPU81は、次の工程S6,S7の処理をスキップし、工程S8へ処理を進める。
<工程S6>
前記指定画像の検出結果が前記変化条件を満たす場合、MPU81が、ADF120の動作を前記指定動作へ移行させる。前述したように、前記指定動作は、工程S1の処理においてMPU81によって設定される。
工程S6の処理を実行するMPU81が搬送制御部の一例である。MPU81は、搬送制御プログラムPr2を実行することによってADF120を制御する。
前記搬送停止動作が前記指定動作として設定されている場合、ADF120は、以下の動作を実行する。即ち、ADF120は、前記変化条件を満たさない書類90を第1搬送路101から排出トレイ123へ排出する。一方、ADF120は、前記変化条件を満たした書類90が第1搬送路101から排出される前に、書類90の搬送を停止する。
前記排出先切り替え動作が前記指定動作として設定されている場合、ADF120は、以下の動作を実行する。即ち、ADF120は、前記指定画像の検出結果が前記変化条件を満たさない限り、書類90を第2搬送路102から中間トレイ126へ排出する。一方、ADF120は、前記指定画像の検出結果が前記変化条件を満たした時点から、書類90を排出トレイ123へ排出する。
ADF120は、書類90を排出トレイ123へ排出する場合、書類90が第2搬送路102から排出される前に、第2搬送ローラー125を逆回転させる。さらに、ADF120は、可動ガイド124を前記第2位置から前記第1位置へ変位させる。これにより、書類90が、第2搬送路102から第3搬送路103を経て第1搬送路101へ搬送され、その後、排出トレイ123へ排出される。
<工程S7>
また、前記指定画像の検出結果が前記変化条件を満たす場合、MPU81は、予め定められたメッセージを表示部802を通じて通知する。その際、MPU81が、不図示のスピーカーを通じて警報音を出力することも考えられる。
工程S7の処理を実行するMPU81が通知部の一例である。MPU81は、通知プログラムPr3を実行することによって工程S7の処理を実行する。
図8〜10は、工程S7においてMPU81が表示部802に表示させる第1通知画面f03、第2通知画面f04および第3通知画面f05の一例である。
第1通知画面f03は、キーワードD1が設定され、かつ、前記挿入位置検出モードにおける前記先頭位置を検出する動作モードが設定され、かつ、前記指定動作として前記搬送停止動作が設定された場合の通知画面の例である。
ユーザーは、新たな書類90を、既存の書類90の束における同種の書類群の先頭位置に挿入したい場合に、前記先頭位置を検出する動作モードおよび前記搬送停止動作を選択する。
例えば、前記同種の書類群が、同じキーワードD1の画像を含む書類90の集合であることが考えられる。また、前記同種の書類群が、有効な第1指定日D2および第2指定日D3によって特定される期間に属する日付の画像を含む書類90の集合であることも考えられる。
第2通知画面f04は、第1指定日D2が設定され、かつ、前記挿入位置検出モードにおける前記後尾位置を検出する動作モードが設定され、かつ、前記指定動作として前記搬送停止動作が設定された場合の通知画面の例である。
ユーザーは、新たな書類90を、既存の書類90の束における同種の書類群の後尾位置に挿入したい場合に、前記後尾位置を検出する動作モードおよび前記搬送停止動作を選択する。
そして、ユーザーは、第1通知画面f03または第2通知画面f04の通知に従って、新たな書類90を、排出トレイ123に排出された書類90と、搬送が停止された書類90との間に挿入すればよい。
第3通知画面f05は、キーワードD1が設定され、かつ、前記書類分類モードが設定され、かつ、前記指定動作として前記排出先切り替え動作が設定された場合の通知画面の例である。第3通知画面f05は、前記排出先切り替え動作が実行されていることを通知する画面である。
第1通知画面f03および第2通知画面f04などの通知画面における再開アイコンf6または終了アイコンf7が操作された場合、MPU81は、処理を次の工程S8へ進める。再開アイコンf6および終了アイコンf7は、前記搬送停止動作が前記指定動作として設定された場合の通知画面に含まれる。
また、前記排出先切り替え動作が前記指定動作として設定された場合、MPU81は、第3通知画面f05またはそれと同様の通知画面を出力した後、処理を次の工程S8へ進める。
<工程S8>
前記指定画像の検出結果が前記変化条件を満たさない場合、または、工程S6,S7の処理が実行された場合、MPU81は、予め定められた終了条件が成立するか否かを判定する。
例えば、第1の前記終了条件は、供給トレイ121上の書類90がなくなったことである。書類90の存否は、書類センサー100によって検知される。第2の前記終了条件は、第1通知画面f03および第2通知画面f04などの通知画面における終了アイコンf7が操作されたことである。また、第3の前記終了条件は、第3通知画面f05などの通知画面における中止アイコンf8が操作されたことである。
MPU81および画像処理部84は、前記終了条件が成立するまで、工程S3〜S7の処理を繰り返す。前記終了条件が成立すると、MPU81は、前記書類検索処理を終了させる。
画像読取装置1が採用されれば、複数の書類90が積み重ねられて保管される場合に、保管書類の束から目的の書類90の位置を特定する作業の負担を軽減することができる。
本実施形態において、前記指定情報が、一定の前記指定画像を表すキーワードD1である場合、前記キーワード変化条件が前記変化条件として設定される。この場合、書類90を同じ前記指定画像を含むものとそうでないものとに分類することが容易となる。
また、前記日付条件が設定された場合、前記日付条件の成否の変化の条件が、前記変化条件として設定される。この場合、書類90を同様の時期に作成または利用されたものとそうでないものとに分類することが容易となる。
また、前記搬送停止動作が前記指定動作として設定されることにより、新たな書類90を既存の書類90の束における意図した位置に挿入する作業が容易となる。
また、前記排出先切り替え動作が前記指定動作として設定されることにより、既存の書類90の束を特定の種類の書類90とそれ以外の書類90とに分類する作業が容易となる。
また、前記指定画像の検出結果の変化が前記変化条件を満たしたときにユーザーへの通知が実行される。これにより、ユーザーは、画像読取装置1における前記書類検索処理の状況を容易に把握できる。
[第2実施形態]
次に、図11を参照しつつ、第2実施形態に係る画像読取装置1Aについて説明する。図11は、画像読取装置1Aを備える画像処理装置10Aの構成図である。図11において、図1〜3に示される構成要素と同じ構成要素は、同じ参照符号が付されている。
画像読取装置1Aは、画像読取装置1に書類ストッパー127が追加された構成を有している。さらに、画像読取装置1Aが備えるADF120Aは、ADF120と比較して、一部の搬送ローラーの駆動方式が異なる。以下、画像読取装置1Aにおける画像読取装置1と異なる点について説明する。
書類ストッパー127は、排出トレイ123における書類90の排出方向下流側の位置に設けられている。書類90が第1搬送路101から排出トレイ123へ勢いよく排出された場合に、書類ストッパー127は、書類90が排出トレイ123からはみ出すことを防ぐとともに、書類90の先端位置を揃える。
図11が示す例において、書類ストッパー127は、排出トレイ123に対して折り畳み可能に構成されている。
以下の説明において、最も第1搬送路101の出口に近い第1搬送ローラー122のことを排出ローラー1220と称する。本実施形態において、排出ローラー1220は、他の搬送ローラーから独立して駆動される。さらに、排出ローラー1220は、少なくとも2段階で回転速度の切り替えが可能である。
排出ローラー1220が低速回転する場合、書類90は、排出トレイ123における第1搬送路101の出口に近い標準位置に落下する。一方、排出ローラー1220が高速回転する場合、書類90は、その先端が書類ストッパー127に当たる位置まで飛ぶ。これにより、書類90は、排出トレイ123における第1搬送路101の出口から近い遠隔位置に落下する。
ADF120Aは、MPU81の制御に従って排出ローラー1220の回転速度を変更する。これにより、ADF120Aは、排出トレイ123へ排出する書類90を、前記標準位置に揃える書類90と前記遠隔位置に揃える書類とに分類することができる。
画像読取装置1Aにおいて、MPU81は、前記指定動作として、前記排出先切り替え動作の代わりに排出速度切り替え動作を設定することができる。前記排出速度切り替え動作は、ADF120Aによる書類90の排出速度を切り替える動作である。本実施形態において、排出ローラー1220の回転速度を変更することが、前記排出速度切り替え動作である。
ADF120Aにおける排出ローラー1220は、書類90の排出先を排出トレイ123における複数の排出位置各々へ切り替える排出先切り替え機構の一例である。画像読取装置1Aが採用される場合も、画像読取装置1が採用される場合と同様の効果が得られる。
[応用例]
以上に示された各実施形態において、前記指定画像が文字列の画像ではない画像であることも考えられる。例えば、予め複数種類のマークの画像が登録されている場合に、それらマークを識別する情報が、前記指定情報として設定されることが考えられる。この場合、前記指定画像は前記マークの画像である。
各実施形態において、MPU81が、複数の前記日付条件を設定可能であることも考えられる。この場合、複数の第1指定日D2および複数の第2指定日D3が設定される。
なお、本発明に係る画像読取装置は、各請求項に記載された発明の範囲において、以上に示された実施形態及び応用例を自由に組み合わせること、或いは実施形態及び応用例を適宜、変形する又は一部を省略することによって構成されることも可能である。
1,1A:画像読取装置
2 :画像形成装置
3 :シート搬送部
4 :画像形成部
5 :光走査部
6 :定着部
8 :情報処理部
9 :シート材
10,10A:画像処理装置
11 :画像読取部
12 :可動カバー
13 :第1コンタクトガラス
14 :第2コンタクトガラス
30 :シート収容部
31 :シート送出部ローラー
32 :シート搬送ローラー
33 :シート排出ローラー
41 :感光体
42 :帯電部
43 :現像部
45 :転写部
47 :クリーニング部
61 :定着ローラー
62 :加圧ローラー
80 :操作表示部
81 :MPU
82 :記憶部
83 :信号インターフェイス
84 :画像処理部
90 :書類
100 :書類センサー
101 :第1搬送路
102 :第2搬送路
103 :第3搬送路
110 :移動機構
111 :移動ユニット
112 :発光部
113 :光学系
114 :イメージセンサー
121 :供給トレイ
122 :第1搬送ローラー
123 :排出トレイ
124 :可動ガイド
125 :第2搬送ローラー
126 :中間トレイ
127 :書類ストッパー
200 :シート排出トレイ
300 :シート搬送路
801 :操作部
802 :表示部
841 :指定画像検出部
842 :変化判定部
1220 :排出ローラー
D1 :キーワード
D2 :第1指定日
D3 :第2指定日
P0 :読取位置
Pr1 :変化条件設定プログラム
Pr2 :搬送制御プログラム
Pr3 :通知プログラム
f0 :書類検索初期メニュー画面
f01 :キーワード検索条件設定画面
f02 :日付検索条件設定画面
f03 :第1通知画面
f04 :第2通知画面
f05 :第3通知画面

Claims (5)

  1. 操作部に対する操作に従って書類の画像からの検出対象である指定画像を特定可能な指定情報を設定する指定情報設定部と、
    供給トレイに載置された前記書類を、1枚ずつ搬送路を経由して排出トレイへ搬送する自動書類搬送機と、
    前記搬送路を移動中の前記書類の画像を読み取り、書類画像のデータを出力する画像読取部と、
    前記画像読取部から順次得られる前記書類画像のデータから前記指定情報により特定される前記指定画像を検出する指定画像検出部と、
    連続して搬送される2枚の前記書類の前記書類画像における前記指定画像の検出結果の変化が予め設定された変化条件を満たすか否かを判定する変化判定部と、
    前記指定画像の検出結果の変化が前記変化条件を満たす場合に、前記自動書類搬送機の動作を予め設定された指定動作へ移行させる搬送制御部と、
    前記操作部に対する操作に従って日付条件を設定する日付条件設定部と、を備え、
    前記指定情報が日付を表す場合に、
    前記変化条件が、連続して搬送される2枚の前記書類の前記書類画像において、検出された前記指定画像が表す日付が前記日付条件を満たす日付および前記日付条件を満たさない日付の一方から他方へ変化したことである、画像読取装置。
  2. 前記指定情報が、一定の前記指定画像を表す場合に、
    前記変化条件が、連続して搬送される2枚の前記書類の前記書類画像において、前記指定画像が検出されない前記書類画像および前記指定画像が検出された前記書類画像の一方から他方へ変化したことである、請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 前記自動書類搬送機の前記指定動作が、前記変化条件を満たした前記書類が前記搬送路から排出される前に前記書類の搬送を停止することである、請求項1または請求項2に記載の画像読取装置。
  4. 前記自動書類搬送機が、前記書類の排出先を前記排出トレイにおける複数の排出位置各々、または、複数の前記排出トレイ各々へ切り替える排出先切り替え機構を備え、
    前記自動書類搬送機の前記指定動作が、前記指定画像の検出結果の変化が前記変化条件を満たしたときに前記書類の排出先を切り替える動作である、請求項1または請求項2に記載の画像読取装置。
  5. 前記指定画像の検出結果の変化が前記変化条件を満たしたときに予め定められた通知を実行する通知部を備える、請求項1から請求項のいずれか1項に記載の画像読取装置。
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