JP6163418B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、画像形成装置に関し、特に、像担持体からの記録紙の分離性を向上させる技術に関する。
複合機、プリンター、コピー機、ファクシミリ装置等の電子写真式の画像形成装置は、転写材(記録紙P)の裏面からトナーとは逆極性の転写バイアス電圧を印加して転写材の裏面に電荷を与え、それによって形成される電界の作用でトナー像を像担持体から転写材印字面側へ引き寄せて転写を行っている。転写後、トナー像を担持した転写材は定着工程を経て、画像記録が完了する。
例えば、坪量が60g/m2以下のような薄紙を通紙した場合、記録紙Pの先端に転写電荷が付与されていると記録紙Pが像担持体に巻き付きやすくなり、像担持体からの分離不良が発生しやすくなる。そこで、下記特許文献1では、記録紙Pの先端においてトナー像が書き込まれないマージン領域には転写電荷を付与しないように転写電源のオンタイミングを調整している。
一方、線速設定が速い画像形成装置においては、転写バイアスの立ち上り時間や記録紙Pの送り速度にばらつきが生じやすくなる。また、線速設定が遅い画像形成装置においても、低価格の部材を用いた場合には各種ばらつきが大きくなり、先端マージン内での転写電源立ち上げが難しくなる。そこで、坪量が60g/m2を超える分離しやすい記録紙Pにおいては、記録紙P外から転写バイアスを印加しておく通常設定モードと、坪量が60
g/m2以下の分離し難い記録紙Pにおいては、先端マージンを広めに設けて確実に転写バイアスを先端部に付与させない薄紙モードを設ける技術もある。この場合、ユーザーが記録紙P坪量を把握して、モードの切り替えの設定を任意に変更できるようにしている。
特開2003−167450号公報
しかし、上記のモード切り替えタイプの画像形成装置には次のような問題がある。まず、記録紙Pの坪量が大きくても予期したとおりに分離しない場合がある。例えば、放置紙や印字済みの再利記録紙Pのような電気抵抗が高い場合が挙げられる。そのような記録紙Pに印字する場合、坪量の基準で判断しても分離不良が発生しやすい。また、ユーザーが記録紙Pの入れ替えの際に、モード設定を忘れる場合もある。
本発明は、上記問題を解決するためになされたもので、像担持体からの分離不良が生じやすい記録紙Pを通紙する場合においても分離不良を起きにくくすることを目的とする。
本発明の一局面に係る画像形成装置は、表面にトナー像が形成される像担持体と、
前記像担持体に圧接して転写材を挿通させる転写ニップ部を形成させ、前記転写材に前記像担持体上に形成されたトナー像を転写する転写ローラーと、
前記転写ローラーに対して前記転写材にトナーと逆極性の転写バイアスを印加して、前記転写ローラーに前記像担持体の表面に形成されたトナー像を転写材に転写させる転写バイアス印加部と、
前記転写ニップ部の下流側に配置され、前記像担持体から分離して搬送されてくる転写材を定着ニップ部においてニップして加熱及び加圧することによりトナー像を転写材に定着させる定着部と、
前記転写ニップ部から前記定着ニップ部に至るまで、前記像担持体から分離した転写材をトナー像転写面の裏面から支持する搬送ガイドと、
前記搬送ガイド上を搬送される転写材の撓み量を検知するセンサーと、
前記センサーによって検知された撓み量に応じて、前記転写バイアス印加部による前記転写バイアスの印加タイミングを制御する転写バイアス制御部とを備え、
前記転写バイアス制御部は、前記センサーによって検知された前記撓み量が基準値未満である場合は、前記転写材の搬送方向先端が前記転写ニップ部に到達する前の予め定められた標準タイミングで前記転写バイアスを印加し、前記撓み量が基準値以上のときは、前記転写バイアスの印加タイミングを、前記標準タイミングよりも予め定められた間隔だけ遅らせた、前記転写材の先端が前記転写ニップ部に到達した後とし、
更に、前記転写バイアス制御部は、前記撓み量が前記基準値よりも少ない予め定められた下限値以下であって、かつ、この時点で設定されている前記転写バイアスの印加タイミングが、前記転写材が前記転写ニップ部に到達する時点から予め定められた範囲内に留まっているという条件を満たす場合は、前記転写バイアスの印加タイミングを前記標準タイミングよりも予め定められた間隔だけ早めるものである。
本発明によれば、像担持体からの分離不良が生じやすい記録紙Pを通紙する場合においても、従来に比べて分離不良を発生させ難くすることができる。これにより、分離不良による紙折れやジャムの発生の問題を従来よりも低減することができる。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置の構造を示す正面断面図である。 図1における転写ニップ部から定着ニップ部に至る部分を拡大した正面断面図である。 一例に係るセンサーの構成図である。 センサーの出力電圧と記録紙高さとの関係を示すグラフである。 (A)(B)(C)は分離不良の例を示す図である。 (A)(B)(C)は分離良好の例を示す図である。 薄紙、普通紙、及び薄紙の転写バイアスの印加タイミングを変えた場合の通紙結果を表により示す図である。 画像成形装置の主要内部構成を概略的に示す機能ブロック図である。 本発明の一実施形態に係る画像形成装置の第1の例に係る転写バイアス印加動作のフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る画像形成装置の第2の例に係る転写バイアス印加動作のフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る画像形成装置の第3の例に係る転写バイアス印加動作のフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態に係る画像形成装置について図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置の構造を示す正面断面図である。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置1は、例えば、コピー機能、プリンター機能、スキャナー機能、及びファクシミリ機能のような複数の機能を兼ね備えた複合機である。画像形成装置1は、装置本体11に、操作部47、画像形成部12、定着部13、給紙部14、原稿給送部6、及び原稿読取部5等を備えて構成されている。
操作部47は、画像形成装置1が実行可能な各種動作及び処理について操作者から画像形成動作実行指示や原稿読取動作実行指示等の指示を受け付ける。操作部47は、操作者への操作案内等を表示する表示部473を備えている。
画像形成装置1が原稿読取動作を行う場合、原稿給送部6により給送されてくる原稿、又は原稿載置ガラス161に載置された原稿の画像を原稿読取部5が光学的に読み取り、画像データを生成する。原稿読取部5により生成された画像データは内蔵HDD又はネットワーク接続されたコンピューター等に保存される。
画像形成装置1が画像形成動作を行う場合は、上記原稿読取動作により生成された画像データ、又はネットワーク接続されたコンピューターから受信した画像データ、又は内蔵HDDに記憶されている画像データ等に基づいて、画像形成部12が、給紙部14から給紙される転写材としての記録紙Pにトナー像を形成する。カラー印刷を行う場合、画像形成部12のマゼンタ用の画像形成ユニット12M、シアン用の画像形成ユニット12C、イエロー用の画像形成ユニット12Y、及びブラック用の画像形成ユニット12Bkは、それぞれに、上記画像データを構成するそれぞれの色成分からなる画像に基づいて、帯電、露光、及び現像の工程により感光体ドラム121上にトナー像を形成し、当該トナー像を一次転写ローラー126により中間転写ベルト125上に転写させる。
中間転写ベルト125は、駆動ローラー125aと従動ローラー125bとに張架されて無端走行するベルトである。中間転写ベルト125上に転写される上記各色のトナー画像は、転写タイミングを調整して中間転写ベルト125上で重ね合わされ、カラーのトナー像となる。中間転写ベルト125は像担持体に相当する。
二次転写ローラー210は、中間転写ベルト125に圧接して記録紙Pを挿通させる転写ニップ部N1を形成する転写ローラーである。二次転写ローラー210は、中間転写ベルト125の表面に形成された当該カラーのトナー像を、中間転写ベルト125を挟んで駆動ローラー125aとの転写ニップ部N1において、給紙部14から搬送路190を搬送されてきた記録紙Pに転写させる。レジストローラー193は、転写ニップ部N1への記録紙Pの搬送タイミングを調整する。
定着部13は、転写ニップ部N1の下流側かつ上方位置に配置されており、中間転写ベルト125から分離して縦方向に搬送されてくる記録紙Pを定着ニップ部N2において加熱及び加圧することによりトナー像を記録紙Pに定着させる。定着処理の完了したカラー画像形成済みの記録紙Pは、排出トレイ151に排出される。
給紙部14は、複数の給紙カセットを備える。制御部100(図8)は、操作者による指示で指定されたサイズの記録紙Pが収容された給紙カセットのピックアップローラー145を回転駆動させて、各給紙カセットに収容されている記録紙Pを転写ニップ部N1に向けて搬送させる。
なお、画像形成装置1において、両面印刷を行う場合は、画像形成部12より一方の面(一面目)に画像が形成された記録紙Pを、排出ローラー対159にニップされた状態とした後、当該記録紙Pを排出ローラー対159によりスイッチバックさせて反転搬送路195に送り、搬送ローラー対19により、転写ニップ部N1及び定着部13に対して記録紙Pの搬送方向上流域に再度搬送する。これにより、画像形成部12により当該記録紙Pの他方の面(二面目)に画像が形成される。
図2は、図1における転写ニップ部N1から定着ニップ部N2に至る部分を拡大した正面断面図である。例えば、転写ニップ部N1から定着ニップ部N2までの記録紙P搬送距離は100数mmである。転写ニップ部N1の出口近傍には、転写ニップ部N1を通過した記録紙Pに分離バイアスを印加する分離針60が設けられている。分離針60は数mmピッチで記録紙Pの幅方向に複数配置されている。
ここで、中間転写ベルト125及びその表面のトナーは正電位に帯電され、二次転写ローラー210は負電位(転写バイアス)に帯電される。したがって、記録紙Pは二次転写ローラー210により負電位に帯電され、中間転写ローラー125上で正電位に帯電したトナーを静電吸着することでトナー像が記録紙Pに転写される。転写ニップN1を通過した記録紙Pは負電位に帯電した状態であるため、中間転写ベルト125に巻き付きやすい。このため、分離針60から正電位の分離バイアスを印加して、記録紙Pの負電位の帯電を打ち消すことで、記録紙Pを中間転写ベルト125から分離させる。
転写ニップ部N1から定着ニップ部N2に至るまで、記録紙Pを縦方向に搬送する金属製の搬送ガイド70が設けられている。搬送ガイド70は、中間転写ベルト125から曲率分離した記録紙Pをトナー像転写面の裏面から支持する。中間転写ベルト125から分離した記録紙Pは、搬送ガイド70に案内されて定着ニップ部N2に搬送される。尚、搬送ガイド70の表面には、絶縁性の樹脂のリブが設けられ、用紙が搬送ガイド70に直接接触しないように構成されている。
搬送ガイド70は断面視で湾曲した形状をしている。一般に、転写ニップ部N1と定着ニップ部N2との間で記録紙Pの引っ張り合いが起きないように、定着ニップ部N2の搬送速度よりも転写ニップN1の搬送速度の方が速く設定されている。このため、転写ニップ部N1と定着ニップ部N2との間でジャムが発生するおそれがあるが、搬送ガイド70を湾曲させていることにより、転写ニップ部N1と定着ニップ部N2との間で記録紙Pを撓ませてジャムが発生しないようにしている。
搬送ガイド70の搬送方向下流位置にセンサー80が配置されている。センサー80は、搬送ガイド70上を搬送される記録紙Pの撓み量を検知する。記録紙Pの撓み量は、搬送ガイド70の表面から記録紙Pの裏面までの距離(記録紙P高さ)として検知される。
図3は、一例に係るセンサー80の構成図である。センサー80は、発光部80aと、受光部80bとを備え、記録紙Pの撓み量を光学的に検知する。すなわち、発光部80aから記録紙Pに対して照射された光は、記録紙Pの裏面で反射して受光部80bに受光される。受光部80bは、受光した光に応じた電圧を出力する。
図4は、センサー80の出力電圧と記録紙P高さとの関係を示すグラフである。図4に示したように、センサー80の出力電圧と記録紙P高さとは略線形の関係にあり、記録紙P高さが大きいほどセンサー80の出力電圧は大きくなる。したがって、センサー80の出力電圧から記録紙Pの高さ、すなわち、搬送ガイド70と記録紙Pとの離隔を知ることができる。
次に、記録紙Pの違いによる印刷時の記録紙P挙動について説明する。
図5(A)(B)(C)は、分離不良の例を示す図である。記録紙Pの先端が転写ニップ部N1に到達するよりも前、すなわち、記録紙P外から転写バイアスの印加を開始し、薄紙を印字した場合、記録紙Pの先端は中間転写ベルト125に巻き付いていて、駆動ローラー125aに沿って曲げられた後に、転写電荷による静電気付着力よりも、記録紙Pの剛性による力が大きくなった時点で、記録紙Pが剥離し始める(図5(A)を参照)。そのため、記録紙Pの先端は転写後の搬送ガイド70から遠い位置で飛行し、センサー80の位置においても記録紙P位置が高い状態を示す。その後、記録紙Pの先端は、搬送上側にある滑車に付勢されて搬送ガイド70上に着地する(図5(B)を参照)。記録紙P自体は高い電荷を持っているので、その後は搬送ガイド70に強く貼り付き、定着部13に搬送されていく(図5(C)を参照)。このように、薄紙では、記録紙Pの先端が空中浮遊する。ここで、トナー画像転写面が搬送路に接触するとトナーが飛散して不具合画像となる。
図6(A)(B)(C)は、分離良好の例を示す図である。記録紙Pの先端が転写ニップ部N1に到達するよりも前、すなわち、記録紙P外から転写バイアスの印加を開始し、普通紙(坪量60g以上)を印字した場合、記録紙Pの先端は中間転写ベルト125に一時的に巻き付くが、記録紙Pの剛性が大きいので、駆動ローラー125aに沿って曲げられた後に、すぐに記録紙Pが剥離し始める(図6(A)を参照)。そのため、記録紙Pの先端は転写後の搬送ガイド70から近い位置で飛行し、センサー80の位置において記録紙P位置が低い状態を示す。その後、記録紙Pの先端は、搬送下側にある搬送ガイド70に吸引されて搬送ガイド70上に着地する(図6(B)を参照)。記録紙P自体は高い電荷を持っているので、その後は搬送ガイド70に強く貼り付き、定着部13に搬送されていく(図6(C)を参照)。このように、普通紙では、記録紙Pの先端が低空飛行となる。
したがって、図5(A)(B)(C)に示す状況において、転写バイアスの印加タイミングを記録紙P外から、記録紙Pの先端が転写ニップ部N1を通過した後、すなわち、記録紙P内に変えると、記録紙Pの先端の静電付着力が無くなるので、分離が良好になる。図7は、薄紙、普通紙、及び薄紙の転写バイアスの印加タイミングを変えた場合の通紙結果を表により示す図である。
次に、画像形成装置1の構成を説明する。図8は画像形成装置1の主要内部構成を示す機能ブロック図である。
画像形成装置1は、制御ユニット10を備える。制御ユニット10は、CPU(Central Processing Unit)、RAM、ROM及び専用のハードウェア回路等から構成され、画像形成装置1の全体的な動作制御を司る。
原稿読取部5は、制御ユニット10による制御の下、図略のCCDセンサー及び露光ランプ等を有するスキャナー部を備える。原稿読取部5は、露光ランプにより原稿を照射し、その反射光をCCDセンサーで受光することにより、原稿から画像を読み取る。
画像処理部31は、原稿読取部5で読み取られた画像の画像データを必要に応じて画像処理する。例えば、画像処理部31は、原稿読取部5により読み取られた画像が画像形成部12により画像形成された後の品質を向上させるために、シェーディング補正等の予め定められた画像処理を行う。
画像メモリー32は、原稿読取部5による読取で得られた原稿画像のデータを一時的に記憶したり、画像形成部12のプリント対象となるデータを一時的に保存する領域である。
画像形成部12は、原稿読取部5で読み取られた印刷データ、ネットワーク接続されたコンピューター200から受信した印刷データ等の画像形成を行う。
操作部47は、画像形成装置1が実行可能な各種動作及び処理について操作者からの指示を受け付ける。操作部47は、表示部473を備える。
ファクシミリ通信部71は、図略の符号化/復号化部、変復調部及びNCU(Network Control Unit)を備え、公衆電話回線網を用いてのファクシミリの送信を行うものである。
ネットワークインターフェイス部91は、LANボード等の通信モジュールから構成され、当該ネットワークインターフェイス部91に接続されたLAN等を介して、ローカルエリア内のコンピューター200等と種々のデータの送受信を行う。
HDD92は、原稿読取部5によって読み取られた原稿画像等を記憶する大容量の記憶装置である。
駆動モーター300は、画像形成部12や定着部13の各回転部材等に回転駆動力を付与する駆動源である。
分離バイアス印加部82は、分離針60に正電位の分離バイアスを与える機構である。
転写バイアス印加部84は、二次転写ローラー210に負電位の転写バイアスを与える機構である。
制御ユニット10は、制御部100、分離バイアス制御部101、及び転写バイアス制御部102を備えている。制御部100は、原稿読取部5、原稿給送部6、画像処理部31、画像メモリー32、画像形成部12、操作部47、ファクシミリ通信部71、センサー80、分離バイアス印加部82、転写バイアス印加部84、ネットワークインターフェイス部91、HDD(ハードディスクドライブ)92等と接続され、これら各部の駆動制御を行う。
分離バイアス制御部101は、分離バイアス印加部82を制御する。より具体的には、分離バイアス制御部101は、記録紙Pの先端が転写ニップ部N1を通過するタイミングで分離バイアス印加部82を駆動する。これにより、分離針60から記録紙Pに分離バイアスが印加され、転写ニップ部N1を通過した記録紙Pを中間転写ベルト125から分離させることができる。
転写バイアス制御部102は、転写バイアス印加部84を制御する。より具体的には、転写バイアス制御部102は、センサー80によって検知された撓み量に応じて転写バイアスの印加タイミングを制御する。
通常、転写バイアス制御部102は、記録紙Pの先端が転写ニップ部N1に進入する直前、具体的にはレジストローラー193から送り込まれる記録紙Pの先端が転写ニップ部N1の5mm手前に到達したタイミングで転写バイアス印加部84を駆動して二次転写ローラー210への転写バイアスの印加を開始する。しかし、転写バイアス制御部102は、センサー80によって検知された撓み量から分離不良が発生する蓋然性が高いと判断した場合、具体的には、記録紙P高さが高い場合にはタイミングを遅らせて、例えば、記録紙Pの先端が転写ニップ部N1を数mm通過したタイミングで転写バイアス印加部84を駆動して二次転写ローラー210への転写バイアスの印加を開始する。これにより、記録紙Pの分離不良を起きにくくすることができる。
次に、画像形成装置1における転写バイアス印加のいくつかの例を説明する。図9は、画像形成装置1の第1の例に係る転写バイアス印加動作のフローチャートである。
ユーザーに指示により、印字がスタートする。スタート時において、転写バイアス制御部102は、転写バイアスの印加タイミングを、予め定められた標準タイミングに設定する(S1)。この標準タイミングは、転写バイアス印加タイミングが、搬送されてくる記録紙Pの外となる時期である。すなわち、転写バイアス制御部102は、記録紙Pの先端が転写ニップ部N1に達する前から転写バイアス印加部84から二次転写ローラー210に転写バイアスが印加される状態に設定する。その後、制御部100が、キャリブレーションや、トナー補給などの予備動作を行い(S2)、記録紙Pの先端の到達を待機している(S3でNO)。
その後、操作者から操作部47に入力される指示等に従って画像形成が行われるときに、記録紙Pの先端が転写ニップ部N1に到達した場合(S3でYES)、転写バイアス制御部102は、センサー80の出力電圧に基づいて、記録紙P高さが上限値Pmax以上かを判定する(S4)。記録紙P高さがPmax以上の場合は(S4でYES)、転写バイアス制御部102は、転写バイアスの印加タイミングを予め定められた間隔だけずらして、記録紙P内で転写バイアスが印加される状態、例えば、記録紙Pの先端が転写ニップ部N1に到達してから二次転写ローラー210に転写バイアスが印加される状態に再設定する(S5)。記録紙P高さがPmax未満の場合は(S4でNO)、転写バイアス制御部102は、転写バイアスの印加タイミングを変更しない(S1で設定した状態を維持する)。
制御部100は、連続印刷ジョブが終了したかどうかを判定する(S6)。連続印刷ジョブが終了していない場合は(S6でNO)、制御部100は、次ページの印刷動作を制御し(S8)、ステップS4に戻って、転写バイアス制御部102は、センサー80の出力電圧に基づいて、次の記録紙Pの記録紙P高さを判定する。連続印刷ジョブが終了した場合は(S6でYES)、転写バイアス制御部102は、転写バイアスの印加タイミングを初期化(S7)、すなわち、記録紙P外からONの状態に戻して処理が終了する。
図9に示した上記実施形態によれば、連続一枚目の通紙に対しては、標準タイミングで通紙してしまうために一枚目は画像不具合の可能性はあるが、少なくとも2枚目以降からは、転写バイアスの印加タイミングが適切に調整されるため、連続印字をする場合において記録紙Pの分離不良の不具合は回避可能となる。
記録紙Pの先端が転写ニップ部N1へ到達するタイミング(以下、先端タイミングと称する)がばらつきやすいような装置構成においては、図9のフローに従って転写バイアスの印加タイミングが遅めに設定された場合は、記録紙P先端マージンが広くなり、画像領域が狭くなる。したがって、このようなユーザーに不利益な処理を行っている状態については、画像形成装置1の表示部473や、ユーザーが使用している端末上などに薄紙モードに切り替わった旨を表示してもよい。
図9のフローにおいては、一旦、転写バイアスの印加タイミングを遅く設定すると連続印字中に標準状態に復帰させていない。このため、画像欠損のおそれが残る。そこで、図9に示した実施形態よりも画像欠損のおそれをすくなする実施形態を下記に示す。
図10は、画像形成装置1の第2の例に係る転写バイアス印加動作のフローチャートである。図10においてTは転写バイアスの印加タイミングを表し、記録紙Pの先端が転写ニップ部N1に到達したときに転写バイアスの印加を開始する場合がT=0であり、記録紙Pの先端が転写ニップ部N1の5mm手前の位置(記録紙P外5mmの位置)で転写バイアスの印加を開始する場合がT=−5であり、記録紙Pの先端が転写ニップ部N1を7mm過ぎた位置(記録紙P内7mmの位置)で転写バイアスの印加を開始する場合がT=+7である。なお、図10において、図9と同じ処理ステップは、その説明を省略する。
図10に示す第2の実施形態では、スタート時において、転写バイアス制御部102は、転写バイアスの印加タイミングを記録紙P外からONにする(開始する)状態、例えば、転写バイアス印加のタイミングを、記録紙Pの先端が転写ニップ部N1の5mm手前に到達したタイミング(T=−5)に設定する(S1)。すなわち、Tにより示される数値は距離を示す。ステップS4で、記録紙P高さがPmax未満の場合は(S4でNO)、転写バイアス制御部102は、センサー80の出力電圧に基づいて、記録紙P高さが下限値Pmin以下であるかを判定する(S10)。記録紙P高さがPmin以下の場合は(S10でYES)、転写バイアス制御部102は、Tが−4から+7の範囲内にあるかを判定し(S11)、Tがその範囲にあれば(S11でYES)、Tを予め定められた間隔の一例である1だけ減らす(S12)。これにより、次ページの印刷からは、転写バイアスの印加タイミングが記録紙Pの1mm分だけ早くなる。一方、記録紙P高さが下限値Pmin未満(S10でNO)、又は、Tの範囲が−4から+7の範囲外にある場合は(S11でNO)、転写バイアス制御部102は、転写バイアスの印加タイミングを変更しない。
なお、記録紙P高さがPmax以上の場合は(S4でYES)、転写バイアス制御部102は、転写バイアスの印加タイミングを予め定められた間隔(この実施形態ではT=+7)の分ずらして、記記録紙Pの先端が転写ニップ部N1に到達してから二次転写ローラー210に転写バイアスが印加される状態に再設定する(S5)。
このように、連続ジョブ中に記録紙P高さが下限値以下の場合に、先端タイミングを緩和できる可能性があるので、記録紙P高さに応じて先端タイミングを上記予め定められた間隔毎に段階的に早めていく。このフローにより、転写バイアスの印加タイミングが必要最低限の状態に収束可能となる。第2の実施形態は、例えば、ワンカセット連続印字させる際に、一部だけ薄紙が入っている場合や、記録紙Pの坪量が普通紙と薄紙の中間の場合に、転写バイアスの印加タイミングを最大限まで遅くする必要がない場合などに有効である。
上記標準タイミングでの転写バイアスの印加では分離しにくい記録紙Pを通紙させた場合、中間転写ベルト125への巻き付きジャムが発生することがある。この状況において、ユーザーが記録紙P設定を切り替えずにジャム処理後に再印字をさせると、同じジャムが連続し、ユーザーに不快感を与えることもある。そこで、そのような状況を緩和する実施形態を次に示す。
図11は、画像形成装置1の第3の例に係る転写バイアス印加動作のフローチャートである。なお、図11において、図9又は図10と同じ処理ステップは、その説明を省略する。
ジャム処理後に再スタートさせた際、転写バイアス制御部102は、直前の履歴が「中間転写ベルト巻き付きジャム」(モノクロ機では感光体巻き付きジャム)であるとの情報の有無を判断する(S21)。なお、当該ジャム検知は公知の技術を用いる。巻き付きジャム直後である場合(S21でYES)、スタート時において、転写バイアス制御部102は、転写バイアスの印加タイミングを記録紙P内からONとする状態、例えば、記録紙Pの先端が転写ニップ部N1を予め定められた間隔の一例である7mm過ぎたタイミング(T=+7)に設定する(S22)。一方、巻き付き直後でない場合は(S21でNO)、スタート時において、転写バイアス制御部102は、転写バイアスの印加タイミングを標準タイミングである記録紙P外からONとするタイミングに設定する(S1)。なお、ステップS22で転写バイアスの印加タイミングを遅らせてスタートした場合は、転写バイアス制御部102は、ステップS5において更にタイミングを重ねて遅らせることはない。
このように、直前に巻き付きジャムが発生している場合に、スタート時に転写バイアスの印加タイミングを遅らせることにより、巻き付きやすい記録紙Pに対しても的確に巻き付きを低減して、適正な通紙を可能にする。ステップS21及びS22は、図10のフローに追加することができる。
以上のように、本実施形態によると、中間転写ベルト125からの分離不良が生じやすい記録紙Pを通紙する場合において従来よりも分離不良を低減することができる。これにより、分離不良による紙折れやジャムの発生を従来よりも少なくすることができる。
なお、本発明は上記実施の形態の構成に限られず種々の変形が可能である。例えば、上記実施形態では、本発明に係る画像形成装置の一実施形態として複合機を用いて説明しているが、これは一例に過ぎず、他の電子機器、例えば、プリンター、コピー機、ファクシミリ装置等の他の画像形成装置でもよい。
また、上記実施形態では、図1乃至図11を用いて上記実施形態により示した構成及び処理は、本発明の一実施形態に過ぎず、本発明を当該構成及び処理に限定する趣旨ではない。
1 画像形成装置
125 中間転写ベルト(像担持体)
210 二次転写ローラー(転写ローラー)
13 定着部
N1 転写ニップ部
N2 定着ニップ部
70 搬送ガイド
80 センサー
102 分離バイアス制御部

Claims (3)

  1. 表面にトナー像が形成される像担持体と、
    前記像担持体に圧接して転写材を挿通させる転写ニップ部を形成させ、前記転写材に前記像担持体上に形成されたトナー像を転写する転写ローラーと、
    前記転写ローラーに対して前記転写材にトナーと逆極性の転写バイアスを印加して、前記転写ローラーに前記像担持体の表面に形成されたトナー像を転写材に転写させる転写バイアス印加部と、
    前記転写ニップ部の下流側に配置され、前記像担持体から分離して搬送されてくる転写材を定着ニップ部においてニップして加熱及び加圧することによりトナー像を転写材に定着させる定着部と、
    前記転写ニップ部から前記定着ニップ部に至るまで、前記像担持体から分離した転写材をトナー像転写面の裏面から支持する搬送ガイドと、
    前記搬送ガイド上を搬送される転写材の撓み量を検知するセンサーと、
    前記センサーによって検知された撓み量に応じて、前記転写バイアス印加部による前記転写バイアスの印加タイミングを制御する転写バイアス制御部とを備え、
    前記転写バイアス制御部は、前記センサーによって検知された前記撓み量が基準値未満である場合は、前記転写材の搬送方向先端が前記転写ニップ部に到達する前の予め定められた標準タイミングで前記転写バイアスを印加し、前記撓み量が基準値以上のときは、前記転写バイアスの印加タイミングを、前記標準タイミングよりも予め定められた間隔だけ遅らせた、前記転写材の先端が前記転写ニップ部に到達した後とし、
    更に、前記転写バイアス制御部は、前記撓み量が前記基準値よりも少ない予め定められた下限値以下であって、かつ、この時点で設定されている前記転写バイアスの印加タイミングが、前記転写材が前記転写ニップ部に到達する時点から予め定められた範囲内に留まっているという条件を満たす場合は、前記転写バイアスの印加タイミングを前記標準タイミングよりも予め定められた間隔だけ早める画像形成装置。
  2. 前記転写バイアス制御部は、前記転写バイアスの印加タイミングの変更を段階的に行う請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 表面にトナー像が形成される像担持体と、
    前記像担持体に圧接して転写材を挿通させる転写ニップ部を形成する転写ローラーと、
    前記転写ローラーに対して前記転写材にトナーと逆極性の転写バイアスを印加して、前記転写ローラーに前記像担持体の表面に形成されたトナー像を転写材に転写させる転写バイアス印加部と、
    前記転写ニップ部の下流側に配置され、前記像担持体から分離して搬送されてくる転写材を定着ニップ部においてニップして加熱及び加圧することによりトナー像を転写材に定着させる定着部と、
    前記転写ニップ部から前記定着ニップ部に至るまで、前記像担持体から分離した転写材をトナー像転写面の裏面から支持する搬送ガイドと、
    前記搬送ガイド上を搬送される転写材の撓み量を検知するセンサーと、
    前記センサーによって検知された撓み量に応じて、前記転写バイアス印加部による前記転写バイアスの印加タイミングを制御する転写バイアス制御部とを備え、
    前記転写バイアス制御部は、前記転写材の搬送方向先端が前記転写ニップ部に到達するタイミングに基づいて予め定められた標準タイミングで前記転写バイアスを印加し、前記センサーによって検知された前記撓み量が基準値以上のときは、前記転写バイアスの印加タイミングを前記標準タイミングよりも予め定められた間隔だけ遅らせ、
    更に、前記転写バイアス制御部は、前記像担持体への巻き付きジャムが発生した直後においては、前記転写バイアスの印加タイミングを前記標準タイミングよりも予め定められた間隔だけ遅らせる画像形成装置。
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