JP6340154B2 - 包装袋 - Google Patents

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Description

本発明は、異なる機能を備える二枚のフィルムの辺をヒートシールで張り合わせた包装袋に関する。
薬効成分を含有する貼付材を生体に貼付することで、薬効成分を皮膚より経皮吸収させる薬効成分貼付材が知られている。薬効成分貼付材は、ポリエステルやポリエチレンなどのプラスチックフィルム製または不織布製の支持体の片面に、経皮吸収剤等の薬効成分を含有させた粘着剤層が積層され、粘着剤層は、プラスチック製の被覆材で被覆されている。薬効成分貼付材は、薬効成分の揮散を防止するため、薬効成分を吸着しない非吸着性フィルムで形成された包装袋に保存することが知られている(特許文献1)。
ところで、非吸着性フィルムを使用した包装袋は、非吸着性フィルムの熱接着層を向かい合わせに配置し、熱接着層同士の三辺又は四辺をヒートシールすることで袋状に形成されている。しかし、包装袋内部に存在する酸素又は水分が、香り成分を含む被包装体や経皮吸収剤等の薬剤の品質劣化に悪影響を与える。そのため、保存にあたっては、吸湿剤や酸素吸着剤を経皮吸収剤と共に包装袋に同封することが行われている。しかし、吸湿剤や酸素吸着剤を同封することにより、包装袋が嵩張ってしまうという問題があった。
また、吸湿フィルムや酸素吸着機能フィルム及びそれらを使用した包装袋が知られている(特許文献2及び特許文献3)。
特開2012−166849号公報 特開平8−26348号公報 特開2005−280188号公報
機能性フィルムと非吸着性フィルムとを用いることにより、吸湿機能又は酸素吸着機能を併せ持った包装袋を形成することが可能である。しかし、機能性フィルムと非吸着性フィルムとの接着は、ヒートシールではなく、接着剤を用いて行われる。これは、非吸着性フィルムの熱接着層の樹脂成分と機能性フィルムの熱接着層の樹脂成分とが異なるため、ヒートシールでは接着性が良くないためである。
しかし、接着剤は、香り成分や薬効成分を吸着しやすいため、接着剤を用いた包装袋は、香り成分を含む被包装体や薬効成分貼付材等の保存には適していない。
本発明は、前述した問題点を鑑み、非吸着性フィルムと機能性フィルムとの三辺又は四辺がヒートシールされた包装袋を提供することを目的とする。
本発明者らは、非吸着性フィルムの熱接着層の樹脂成分と機能性フィルムの熱接着層の接着性について研究を重ねたところ、エチレン−ビニルアルコール共重合体及び無水マレイン酸変性ポリオレフィン系重合体からなる非吸着性フィルムが熱接着性を備えていること、及びこのフィルムがポリオレフィン及び無水マレイン酸変性ポリオレフィン系重合体からなる熱接着層とヒートシールによって接着しやすく、かつ接着力が強いことを見出し、本発明を完成するに至った。
本発明の包装袋は、82重量%〜90重量%のエチレン−ビニルアルコール共重合体及び10重量%〜18重量%の無水マレイン酸変性ポリオレフィン系重合体からなる熱接着性を備える非吸着性フィルムと、80重量%〜20重量%のポリオレフィン及び20重量%〜80重量%の無水マレイン酸変性ポリオレフィン系重合体からなる熱接着層を含む機能性フィルムとからなり、非吸着性フィルムと機能性フィルムの熱接着層とがヒートシールされて袋状に形成してなる。
非吸着性フィルムは、無水マレイン酸変性ポリオレフィン系重合体が島状に分散した構造を有し、島状に分散して分布する無水マレイン酸変性ポリオレフィン系重合体のアスペクト比が、2.0〜9.5の範囲にあることが好ましい。
上記非吸着性フィルムは、好ましくは、エチレン−ビニルアルコール共重合体及び無水マレイン酸変性ポリオレフィン系重合体をポリマーアロイ化して得られた混合樹脂から形成される。
上記熱接着層は、ポリオレフィン系樹脂と無水マレイン酸変性ポリオレフィン系樹脂とを含む混合樹脂から形成されたフィルムであってよい。この無水マレイン酸変性ポリオレフィン系樹脂は、好ましくは、ポリオレフィン系樹脂に対し80重量%以下である。
本発明の包装袋は、非吸着性フィルムと機能性フィルムとがヒートシールされているため、非包装体に含まれる香り成分や薬効成分が包装袋に吸着され難く、また、機能性フィルムが、吸湿機能又は酸素吸着機能を有するフィルムである場合には、包装袋に吸湿剤や酸素吸着剤を同封する必要がなく、包装袋が簡素に構成できるという効果を奏する。
実施形態1の包装袋の断面概略図である。 実施形態2の包装袋の断面概略図である。 薬効成分貼付材を収納した本発明の包装袋の断面図である。 機能性フィルムの吸湿性試験結果を示すグラフである。
以下、本発明を幾つかの実施の形態について詳細に説明する。
[実施形態1]
本実施形態の包装袋1は、図1に示すように、82重量%〜90重量%のエチレン−ビニルアルコール共重合体(以下、EVOHという。)及び10重量%〜18重量%の無水マレイン酸変性ポリオレフィン系重合体からなる熱接着性を有する非吸着性フィルム2と、ポリオレフィン及び無水マレイン酸変性ポリオレフィン系重合体からなる熱接着層31を含む機能性フィルム3とからなる包装袋であり、非吸着性フィルム2と機能性フィルム3の熱接着層31の四辺がヒートシールにより接着されている。
なお、図中の機能性フィルム3を構成する層32は、二酸化炭素、エチレン、悪臭物質、揮発性有機化合物等の気体成分や水分を吸収する樹脂成分から形成される層である。気体成分や水分を吸着する層は、気体成分や水分を吸着するフィラー又はパウダー等の材料を樹脂に混練して製膜して得ることができる。このような層32としては、例えば、モイストキャッチ(登録商標、共同印刷株式会社)、オキシキャッチ(登録商標、共同印刷株式会社)等のフィルムを用いることができる。
EVOHは、エチレン−ビニルエステル共重合体ケン化物であり、エチレン単位の含有量は特に制限はないが、10モル%〜70モル%の範囲で選ばれ、好ましくは15モル%〜60モル%、さらに20モル%〜60モル%が好ましく、最適には25モル%〜55モル%である。また、EVOHのビニルエステル単位のケン化度としては90モル%〜100モル%の範囲から選ばれ、95モル%〜100モル%が好ましく、99モル%〜100モル%がより好ましい。ケン化度が低いと、結晶化が低下し、ガスバリア性が低下し、また溶融時の熱安定性が悪化する場合があるので、ケン化度は高い方が好ましい。ここでビニルエステルとしては酢酸ビニルが代表例として挙げられるが、その他にプロピオン酸ビニル、ピバリン酸ビニル、バレリン酸ビニル、カプリン酸ビニル、安息香酸ビニル等のビニルエステルも挙げられる。これらのビニルエステルは一種あるいは二種以上混合して使用してもよい。またEVOHはエチレン含有量、ケン化度、重合度の内の少なくとも一つが異なるEVOHを混合して使用してもよい。EVOHには本発明の目的が阻害されない範囲で他の共重合成分を含有させてもよい。
非吸着性フィルム2は、EVOH82重量%〜90重量%及び無水マレイン酸変性ポリオレフィン系重合体10重量%〜18重量%をポリマーアロイ化して得られた混合樹脂から形成したフィルムである。
なお、フィルムの組成割合において、EVOHの配合量が82重量%より少ないと、フィルムの非吸着性が悪くなり、EVOHの配合量が90重量%を超えるとフィルムのヒートシール性が悪くなるので好ましくない。
無水マレイン酸変性ポリオレフィン系重合体は、無水マレイン酸をオレフィン系重合体または共重合体にグラフトしたものである。オレフィン系重合体または共重合体(本明細書中では、ポリオレフィン又はポリオレフィン系樹脂という。)として、ポリエチレン{低密度ポリエチレン(LDPE)、直線状低密度ポリエチレン(LLDPE)、超低密度ポリエチレン(ULDPE)、高密度ポリエチレン(HDPE)}、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−(メタ)アクリル酸共重合体、エチレン−(メタ)アクリル酸エステル(メチルエステルまたはエチルエステル)共重合体、ポリプロピレンが好適に用いられ、ポリエチレンが好ましい。
EVOH82重量%〜90重量%及び無水マレイン酸変性ポリオレフィン系重合体10重量%〜18重量%をポリマーアロイ化して得られた混合樹脂から形成したフィルム2は、熱接着性を有し、香り成分や薬効成分を吸着し難い特性を有する。
EVOH82重量%〜90重量%及び無水マレイン酸変性ポリオレフィン系重合体10重量%〜18重量%をポリマーアロイ化して得られた混合樹脂から形成したフィルム2は、例えば、以下に述べる方法で製造することができる。
82重量%〜90重量%のエチレン−ビニルアルコール共重合体と10重量%〜18重量%の無水マレイン酸変性ポリオレフィン系重合体とを2.2MJ/Kg以上の比エネルギーで溶融混合した後、製膜する。なお、溶融混合時の比エネルギーの範囲は、好ましくは、2.7MJ/Kg以上12.1MJ/Kg以下である。82重量%〜90重量%のエチレン−ビニルアルコール共重合体と10重量%〜18重量%の無水マレイン酸変性ポリオレフィン系重合体とを2.2MJ/Kg未満の比エネルギーで溶融混合した場合、それぞれの樹脂が均一に混ざらない。比エネルギーが、12.5MJ/Kgを超える場合、剪断強度が高すぎ、用いる樹脂の種類によっては、分解する虞があるため好ましくない。
比エネルギーとは、溶融混練する際に、単位重量当り(1kg)の樹脂に溶融混練設備から与えられるエネルギーをいい、以下の式により求められる値であり、数値が大きいほど、練りの効果が高いことになる。
Figure 0006340154
ここで、トルク、混練機回転数、樹脂押出量は、以下を意味する。
トルク:混練機のスクリューを回転させるのに必要な力
混練機回転数:単位時間当たりの混練機のスクリューを回転させるのに必要な混練機モータの回転数
樹脂押出量:単位時間当たりに混練機から押し出される樹脂の量
二軸以上のスクリュー混練機において、スクリュー形状と樹脂押出量が比エネルギーに影響する。スクリュー形状は、フライト部のみの汎用のスクリューを用いたもの(以下、フルフライト型という。)より、フライト部にニーディング部、逆フライト部及び/又はミキシング部を組み合わせて練りの効果を大きくしたもの(以下、高剪断型という。)を用いることが望ましい。
スクリューは、形状がフライトスクリューとパイナップル、ニーディングディスクからなるスクリューを単独又は組み合わせて使用することができる。
EVOH及び無水マレイン酸変性ポリオレフィン以外に、通常使用する程度の耐熱安定剤、耐候安定剤、滑剤、帯電防止剤、核剤、充填剤、顔料、染料、難燃剤、ブロッキング防止剤等の添加物を含有させてもよい。
溶融混合して得られたポリマーアロイをTダイ又はインフレーション等の成形機でフィルムに成形する。フィルムの厚さは、10μm〜100μm位とすることができるが、シール強度の観点から40μm以上が好ましい。
一般に、非相溶性の樹脂成分を溶融混合し、製膜して得られるフィルムは、混合比率の高い樹脂成分、すなわち、ベース樹脂が海状に、配合比率の低い樹脂成分が島状に分散した構造を有することが知られている。
EVOH82重量%〜90重量%及び無水マレイン酸変性ポリオレフィン系重合体10重量%〜18重量%をポリマーアロイ化して得られた混合樹脂から形成したフィルム2は、EVOHが海状に、無水マレイン酸変性ポリオレフィン系重合体が島状に分散した構造を有し、島状に分散して分布する無水マレイン酸変性ポリオレフィン系重合体のアスペクト比が、2.0〜9.5の範囲にある。好ましくは、2.2以上9.3以下の範囲である。
島状に形成された無水マレイン酸変性ポリオレフィン系重合体のアスペクト比が2.0〜9.5の条件を満たす場合に、熱接着性を有するフィルム2が得られる。アスペクト比がこの範囲外となると、フィルムの熱接着性が低くなるので好ましくない。
「熱接着性がある」とは、当該フィルム同士を130℃、0.2MPa、0.7秒の条件で接着した時の当該フィルム間の接着強度が1.5N/15mm以上有することを意味する。この強度未満では、当該フィルム同士の十分な接着ができない。
また、EVOH82重量%〜90重量%及び無水マレイン酸変性ポリオレフィン系重合体10重量%〜18重量%をポリマーアロイ化して得られた混合樹脂から形成したフィルムであって、EVOHが海状に、無水マレイン酸変性ポリオレフィン系重合体が島状に分散した構造を有し、島状に分散して分布する無水マレイン酸変性ポリオレフィン系重合体のアスペクト比が、2.0〜9.5に範囲にあるフィルムは、熱接着性に加え、香気等の非吸着性を備える(以下、非吸着性と略記する)。
本発明において、非吸着性とは、メントール、リモネン、サルチル酸メチル、カンファー、トコフェロール等の揮発成分やわさび、からし、マスタード等の食品の香気成分を吸着しない性質を意味し、包装容器内部の香気成分を維持することができる性質をいう。なお、本明細書において、非吸着性とは、メントール蒸気中に1週間暴露したフィルムが吸着するメントール重量値(mg)が、測定限界以下であることを意味する。
以上述べたように、EVOH82重量%〜90重量%及び無水マレイン酸変性ポリオレフィン系重合体10重量%〜18重量%をポリマーアロイ化して得られた混合樹脂から形成したフィルムは、熱接着性を有する非吸着性フィルムである。
熱接着層31は、ポリオレフィン系樹脂と無水マレイン酸変性ポリオレフィン系重合体とを含む樹脂からなるフィルムであり、ポリオレフィン系樹脂は、ポリエチレンが好ましい。無水マレイン酸変性ポリオレフィン系重合体の配合割合は、ポリオレフィン系樹脂に対し、80重量%以下が好ましい。ポリオレフィン系樹脂に対し、無水マレイン酸変性ポリオレフィン系重合体の配合割合が80重量%を超過すると、機能性フィルムのブロッキングが生ずるので好ましくない。熱接着層31は、上記配合割合のポリオレフィン系樹脂と無水マレイン酸変性ポリオレフィン系重合体とをドライブレンドして製膜することで得ることができる。
機能性フィルム3は、前述したように、気体成分や水分を吸着する特性を備える。機能性フィルム3のフィルム32を、吸湿性を備えたフィルムとする場合、例えば、ゼオライトのような乾燥剤とポリオレフィンとの混合物と、ポリエチレン樹脂と無水マレイン酸変性ポリオレフィン系重合体とを含む混合樹脂を多層製膜法により積層することで吸湿性を備えた機能性フィルム3を得ることができる。なお、ポリオレフィンは、上述した種類の樹脂を使用することができるが、ポリエチレンが好適に用いられる。
酸素吸収性フィルムとする場合、例えば、没食子酸及び遷移金属化合物の混合物からなる酸素吸収剤と、ポリエチレン樹脂と無水マレイン酸変性ポリオレフィン系重合体とを含む混合樹脂を多層製膜法により積層することで酸素吸収性を備えた機能性フィルム3を得ることができる。
熱接着層31と吸着層32を含む機能性フィルム3は多層製膜法により積層して製造すればよい。
また、フィルム32上には、さらにアルミニウム蒸着PETフィルム等を押出ラミネート法やドライラミネート法により積層してもよい。
熱接着性を有する非吸着性フィルム2及び機能性フィルム3の熱接着層31を向かい合わせて、それぞれの三辺又は四辺をヒートシールし、三方袋、四方袋、ガゼット袋等の形態に形成する。
[実施形態2]
実施形態1で説明した熱接着性を有する非吸着性フィルム2は、単層フィルムであるが、多層フィルム2’としてもよい。多層フィルム2’は、図2に示すように熱接着性を有する非吸着性フィルム2に金属箔ラミネートPETフィルム2aがラミネート法により積層されている。
[実施形態3]
本実施形態では、実施形態1及び実施形態2の包装袋に薬効成分貼付材を収納した例を説明する(図3参照)。
一般に、薬効成分貼付材は、支持体Aに塗布された薬効成分層Bがプラスチック製のフィルムのような被覆材Cで被覆されている。このような薬効成分貼付材において、薬効成分は薬効成分貼付材の支持体A側から揮散しやすい。したがって非吸着性フィルム2を基材A側に配置し、機能性フィルム3を被覆材C側に配置して薬効成分貼付材を本発明の包装袋に同封すれば、薬効成分の揮散を防止することができ、また、包装袋内の水分量又は酸素量をフィルム32により一定に保つことが可能となる。
[接着性を有する非吸着性フィルムの製造及び評価]
表1に熱接着性を有する非吸着性フィルム(実施例においては、非吸着フィルムと記載)と比較フィルム(比較フィルム1〜9)の製造条件とその評価結果を示す。
EVOHと無水マレイン酸変性ポリオレフィンとを表1に示す割合でブレンドし、L/D=30の二軸押出機(ラボブラストミル、(株)東洋精機製作所)を用いて、表1に示す比エネルギーを与え、二軸押出機で溶融混合した。
Figure 0006340154
EVOHは、エバールF104BとエバールE105B(共に、(株)クラレ製の樹脂)を用い、非吸着フィルム1〜9、12及び比較フィルム1〜8では、それぞれを4:6で配合した混合物を用い、非吸着フィルム10,11及び比較フィルム9は、エバールE105Bを単独で用いた。
無水マレイン酸変性ポリオレフィンとして、無水マレイン酸変性ポリエチレンを用いた。表中のLDPE系はモディックDL2400(MFRは、3.0g/10min)、HDPE系はモディックDH4200(MFRは、0.6g/10min)又はLLDPE系はモディックDU6400(MFRは、1.7g/10min)(それぞれ、三菱化学株式会社製)を用いた。
溶融混合は、フライトスクリューとパイナップル、ニーディングディスクからなるスクリューを備え、L/D=30の二軸押出機(ラボプラストミル、株式会社東洋精機製作所)を用いて行った。なお、Lはスクリューの有効長さ、Dはスクリューの直径を意味する。
溶融混合して得られたポリマーアロイをTダイで成膜し、厚み40μmのシーラントフィルムを作製した。シーラントフィルムは、EVOHが海状に形成され、配合比率の低い無水マレイン酸変性ポリオレフィン系重合体が島状に分散した構造を有していた。
非吸着フィルムおよび比較フィルムにより得られたフィルムについて、アスペクト比、熱接着性及びメントール吸着量を以下の方法で測定した。結果を上述の表1に示す。
[アスペクト比の測定法]
原子間力顕微鏡の画像を解析し、島を形成して分布する無水マレイン酸変性ポリオレフィン粒子の長径と短径の比の平均値をアスペクト比とした。画像解析はMOUNTECH社製画像解析式粒度分布測定ソフト Mac−View ver.4.0を用いて測定した。アスペクト比や面積などは自動計測される。画像中の粒子100個以上の平均値として算出される。但し、0.2平方マイクロメートル未満の粒子はノイズとして除外した。
[熱接着性(シール強度)の測定法]
補強フィルムとして、二軸延伸PETフィルム(厚さ25μm)を各非吸着フィルム及び各比較フィルムのフィルムにドライラミネートし、各非吸着フィルム及び各比較フィルムのフィルム面同士を合わせて130℃、0.2MPa、0.7secの条件でヒートシールした。ヒートシール部分の15mm幅の接着強度をJIS Z 0238に基づきT型剥離試験で測定した。剥離試験用試料作製時に軽微な強度で剥離してしまうものは、測定不能(N.D.)とした。
[メントール吸着量の測定法]
各非吸着フィルムと各比較フィルムのフィルム(100mm×100mm)を40℃で発生させたメントール蒸気に一週間曝露した。フィルムに吸着したメントールをメチルエチルケトンで抽出し、ガスクロマトグラフィーにより吸着量を定量した。微量(0.05mg未満)で定量できないものを検出不能(N.D.)とした。
比較フィルム1〜6及び9から、無水マレイン酸変性ポリオレフィンの配合比率が10重量%未満又は18重量%を超えるフィルムの熱接着性は、実用に耐えるレベルといわれる1.5N/15mm以下であることがわかる。
ところが、比較フィルム7、8のように、無水マレイン酸変性ポリオレフィンの配合比率が15重量%であっても、シール強度が0.67N/15mm以下と、1.5N/15mmより低くなる場合があった。比較フィルム7、8のフィルムは、非吸着フィルム1〜12と比べると、無水マレイン酸変性ポリオレフィンのアスペクト比が低くなっていることがわかる。
以上のことから、EVOHと無水マレイン酸変性ポリオレフィンとを溶融混合して得られるポリマーアロイから成形されたシーラントフィルムのヒートシール性は、EVOHと無水マレイン酸変性ポリオレフィンの配合割合並びに無水マレイン酸変性ポリオレフィンのアスペクト比とが共に影響していることがわかった。
すなわち、EVOHと無水マレイン酸変性ポリオレフィンとを溶融混合して得られるポリマーアロイから成形されるシーラントフィルムは、以下の条件を満たす必要があることがわかる。
(1)82重量%〜90重量%のエチレン−ビニルアルコール共重合体と10重量%〜18重量%の無水マレイン酸変性ポリオレフィン系重合体とを含む樹脂組成物とからなること。
(2)海構造を形成する上記エチレン−ビニルアルコール共重合体中で島を形成して分布する無水マレイン酸変性ポリオレフィン粒子のアスペクト比が2.0〜9.5の範囲であること。
無水マレイン酸変性ポリオレフィン粒子のアスペクト比は、エチレン−ビニルアルコール共重合体と無水マレイン酸変性ポリオレフィンの配合量を上述の範囲とした場合、EVOHと無水マレイン酸変性ポリオレフィンを溶融混合するときに与える比エネルギーにより制御することが可能である。また、無水マレイン酸変性ポリオレフィン系重合体のMFR(メルトフローレート)、溶融混合時間、フィルム押出し後の巻き取り速度等によりアスペクト比を制御することができる。
表1から、比エネルギーを2.2MJ/Kg以上、好ましくは、2.7MJ/Kg以上12.1MJ/Kg以下として樹脂を溶融混合し、得られたフィルムの無水マレイン酸変性ポリオレフィン粒子のアスペクト比を2.0〜9.5の範囲にすれば、実用レベルにあるヒートシール性が得られることがわかる。
香気の非吸着性は、無水マレイン酸変性ポリオレフィン系重合体の配合割合を高めると、悪くなる傾向があるが、非吸着フィルム1〜12のフィルムにおいては、メントールの吸収は、検出できなかった(N.D.)。すなわち、メントールの吸収量は、EVOH単体フィルムに匹敵するものである。
[包装袋の製造及び評価]
(実施例1〜8、比較例1〜3)
エバールE171B(クラレ)88部及びモディックDU6400(三菱化学)12部を比エネルギー5.6MJ/kgで溶融混合して得られたポリマーアロイをTダイで成膜し、厚み20μmのフィルムとした(アスペクト比2.59、メントール吸着量N.D)。このフィルムに、さらに、PET(厚さ12μm)/AL箔(厚さ9μm)をラミネートして非吸着性フィルムとした。
LLDPE(エボリューSP2520、プライムポリマー製)と無水マレイン酸変性LLDPE(モディックDU6400、三菱化学製)を表2に示す割合で混合した樹脂と、LDPE(ペトロセン204、東ソー製)及びゼオライトを重量比1:1で配合した樹脂混合物とを多層インフレーション製膜装置で積層し(LLDPEと無水マレイン酸変性LLDPE層の厚み10μm/ゼオライトを含むLDPE層の厚み50μm)、さらにPET(厚さ12μm)/AL箔(厚さ9μm)をラミネートして機能性フィルムとした。
(比較例4〜6)
実施例1〜8の非吸着性フィルムに代えて、クラレ製ヒートシール用EVOHフィルム(エバールE30、クラレ製、厚さ30μm)と、PET(厚さ12μm)/AL箔(厚さ9μm)をラミネートして非吸着性フィルムとした。 LLDPE(エボリューSP2520、プライムポリマー製)と無水マレイン酸変性LLDPE(モディックDU6400三菱化学製)を表2に示す割合で混合した樹脂と、LDPE(ペトロセン204、東ソー製)及びゼオライトを重量比1:1で配合した樹脂混合物とを多層インフレーション製膜装置で積層し、さらにPET(厚さ12μm)/AL箔(厚さ9μm)をラミネートして機能性フィルムとした。
(比較例7〜9)
実施例1〜8の非吸着性フィルムに代えて、アクリロニトリル樹脂フィルム(ハイトロンBX、タマポリ)と、PET(厚さ12μm)/AL箔(厚さ9μm)をラミネートして非吸着性フィルムとした。LLDPE(エボリューSP2520、プライムポリマー製)と無水マレイン酸変性LLDPE(モディックDU6400、三菱化学製)を表2に示す割合で混合した樹脂と、LDPE(ペトロセン204、東ソー製)及びゼオライトを重量比1:1で配合した樹脂混合物とを多層インフレーション製膜装置で積層し、さらにPET(厚さ12μm)/AL箔(厚さ9μm)をラミネートして機能性フィルムとした。
上述した非吸着性フィルムと機能性フィルムの熱接着層とを向かい合わせ、四方を160℃、180℃及び200℃でヒートシールし、得られた包装袋の熱接着性(シール強度)を測定した。熱接着性は、シール部分の15mm幅のシール強度をJIS Z 0238に基づきT型剥離試験機(東洋精機製STROGRAPH VE10D)で測定した。測定条件は、以下のとおりである。
チャック間距離:10mm、引張速度:300mm/min
ヒートシール強度の結果を表2に示す。なお、評価は、5N/15mm以上を「○」、2N/15mm以上〜5N/15mm未満を「△」、1N/15mm以上〜2N/15mm未満を「▲」、1N/15mm未満を「×」で示している。
上述したように、機能性フィルムは、その熱接着層の反対面に、金属蒸着フィルムが積層されたものを使用してもよい。金属蒸着フィルムを積層する場合、まず、機能性フィルムの熱接着層の反対面にポリエチレン(PE)層を積層したものをロールに巻き取り、次いで、PE層にPET/金属箔ラミネートフィルムをラミネートすることが行われる。しかし、巻き取った際に、熱接着層とPE層とが重なり、お互いが接着してしまうブロッキングが発生しやすくなる。
LLDPE(エボリューSP2520、プライムポリマー製)と無水マレイン酸変性LLDPE(モディックDU6400、三菱化学製)を表2に示す割合で混合した樹脂と、LDPE(ペトロセン204、東ソー製)及びゼオライトを重量比1:1で配合した樹脂混合物とを多層インフレーション製膜装置で積層した。
上述の機能性フィルム(LLDPEと無水マレイン酸変性LLDP層の厚み10μm/ゼオライトを含むLDPE層の厚み50μm)にPE層(10μm)を積層し、PE層と熱接着層とを合わせて1kgf/cmの荷重をかけ、23℃、相対湿度Rhが50%の環境で24時間静置した後、ブロッキングテスターを用いブロッキング性の評価を行った。結果を表2に示した。完全に剥離した場合を「○」、一部が接着したままの状態を「△」、全面が接着した場合を「×」で表す。
Figure 0006340154
機能性フィルムの熱接着層にポリエチレンと無水マレイン酸変性ポリエチレン樹脂との混合樹脂からなるフィルムを使用した場合、非吸着性フィルムがEVOHと無水マレイン酸変性ポリエチレンの混合樹脂以外の素材では、シール強度が弱く、非吸着性フィルムの熱接着性が生じていないことがわかる。また、機能性フィルムの熱接着層に含まれる酸変性樹脂量が増えると、製膜時およびフィルム巻取時にブロッキングが発生しやすくなることがわかる。特に、無水マレイン酸変性ポリエチレン樹脂が90重量%以上ポリエチレンに含まれていると、機能性フィルムのブロッキングが生じやすくなることがわかる。
(実施例9〜実施例17、比較例10〜12)
機能性フィルムの熱接着層の樹脂組成及び配合割合を表3に示す割合に変更して、包装袋のシール強度及びブロッキングを評価した。結果を表3に示す。 なお、エボリューSP2520(プライムポリマー製)は、LLDPEであり、メルセンMX02(東ソー製)は、エチレン−酢酸ビニル共重合体コンパウンド樹脂である。モディックDL2400(三菱化学製)及びモディックDU6400(三菱化学製)は、無水マレイン酸変性PEである。
機能性フィルムの熱接着層に積層したPET(厚さ12μm)/AL蒸着フィルム(厚さ9μm)及び非吸着性フィルムは実施例1〜8と同じである。
Figure 0006340154
表2に示す結果と同様、ポリエチレンと無水マレイン酸変性ポリエチレン樹脂との混合割合が機能性フィルムのブロッキングに影響していることがわかる。
(機能性フィルムの吸湿性試験)
比較例1〜3、実施例8の機能性フィルムを100mm×100mm角にカットし、40℃、相対湿度Rhが90%の環境下の恒温恒湿槽で吸湿させ、重量変化を経時で測定し、吸湿量を求めた。結果を図4に示す。無水マレイン酸変性ポリエチレンを添加したもの(比較例1,2及び実施例8)は、無添加の吸湿フィルム(比較例3)と同等の吸湿性能であり、無水マレイン酸変性ポリエチレンを添加しても吸湿特性を阻害しないことがわかる。
1、1’:包装袋
2:熱接着性を有する非吸着性フィルム
2’:熱接着性を有する非吸着性多層フィルム
2a:金属箔ラミネートPETフィルム
3:機能性フィルム
31:機能性フィルムの熱接着層
32:機能性フィルムの吸着層
A:薬効成分貼付材の支持体
B:薬効成分貼付材の薬効成分層
C:薬効成分貼付材の被覆材

Claims (5)

  1. 82重量%〜90重量%のエチレン−ビニルアルコール共重合体及び10重量%〜18重量%の無水マレイン酸変性ポリオレフィン系重合体からなる熱接着性を備える非吸着性フィルムと、80重量%〜20重量%のポリオレフィン及び20重量%〜80重量%の無水マレイン酸変性ポリオレフィン系重合体からなる熱接着層と気体成分又は水分を吸収する吸着層が積層された機能性フィルムとからなり、上記非吸着性フィルムと上記機能性フィルムの熱接着層とがヒートシールされて袋状に形成してなる、包装袋。
  2. 前記非吸着性フィルムは、無水マレイン酸変性ポリオレフィン系重合体が島状に分散した構造を有し、島状に分散して分布する無水マレイン酸変性ポリオレフィン系重合体のアスペクト比が、2.0〜9.5の範囲にある、請求項1記載の包装袋。
  3. 前記非吸着性フィルムは、エチレン−ビニルアルコール共重合体及び無水マレイン酸変性ポリオレフィン系重合体をポリマーアロイ化して得られた混合樹脂から形成されたフィルムである、請求項2記載の包装袋。
  4. 前記熱接着層は、ポリオレフィン系樹脂と無水マレイン酸変性ポリオレフィン系樹脂とを含む混合樹脂から形成されたフィルムである、請求項1記載の包装袋。
  5. 前記無水マレイン酸変性ポリオレフィン系樹脂は、ポリオレフィン系樹脂に対し80重量%以下である、請求項4記載の包装袋。
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