JP6338927B2 - 光デバイス用筐体構造及びレーザモジュール - Google Patents

光デバイス用筐体構造及びレーザモジュール Download PDF

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本発明は、光デバイス用筐体構造に係り、特に光デバイスから延びる光ファイバを保持する構造に関するものである。
光デバイスを収容した光モジュールにおいては、枠体の内部に光デバイスが配置され、枠体に形成した挿通孔に光ファイバが挿通され、枠体内部の光デバイスと光ファイバとが光学的に結合される。このような光モジュールに用いられる光ファイバは、光モジュールへの搭載時に不意な引っ張りや曲げを受けることが多い。このため、枠体の近傍で光ファイバに小径の曲げが生じ、光ファイバがその許容曲げ径以下に曲げられることで破断してしまうことがある。
このような光ファイバの破断を防止するために、枠体と一体に筒状部を形成して筒状部及び挿通孔に光ファイバを挿通し、ゴム製のブーツを筒状部の外側に被せて光ファイバを保護する構造のものが知られている(例えば、特許文献1参照)。このゴム製のブーツは、光ファイバに対して根元から曲げるような力が光ファイバに加わった場合に、適度に変形しながら光ファイバを曲げる応力を緩和させ、光ファイバの曲げ径を大きく維持することで光ファイバの破断を防ぐものである。
このようなブーツを筒状部の外側に取り付けるためには、筒状部や枠体とブーツとを係合させる必要がある。このためには、筒状部や枠体に突起などを追加で形成する必要があるため、部材の形状が複雑化するとともに製造コストも高くなる。また、ブーツにも係合部などを形成する必要があるため、ブーツの作製に際しては複雑な形状の金型が必要となり製造の初期コストが高くなってしまう。
特開2005−165200号公報
本発明は、このような従来技術の問題点に鑑みてなされたもので、安価かつ簡単な構成で曲げによる光ファイバの破断を防止することができる光デバイス用筐体構造を提供することを第1の目的とする。
また、本発明は、安価かつ簡単な構成で曲げによる光ファイバの破断を防止することができるレーザモジュールを提供することを第2の目的とする。
本発明の第1の態様によれば、安価かつ簡単な構成で曲げによる光ファイバの破断を防止することができる光デバイス用筐体構造が提供される。この光デバイス用筐体構造は、光ファイバを挿通させる挿通孔が形成された側壁を有する枠体と、上記挿通孔の周囲の上記側壁から上記枠体の外側に向かって突出する突出部と、上記枠体の外側に向かって上記突出部よりも長く延びた状態で上記突出部の内面の内側に固定される円筒状のパイプとを備えている。このパイプの内部には上記光ファイバが挿通される。上記突出部は、上記挿通孔の中心軸の周囲に形成される複数の突起から構成されている。上記パイプは、内部に挿通された上記光ファイバの曲げ径を該光ファイバの許容曲げ径よりも大きく維持できるような弾性を有することが好ましい。
このように、本発明によれば、枠体の外側に向かって突出部よりも長く延びるパイプを設けているので、パイプに曲げる力が作用した場合には、突出部から外側にあるパイプの部分が変形することによって、光ファイバが一定の径以下で曲がらないようになる。したがって、簡単な構造で曲げによる光ファイバの破断を防止することができる。また、パイプとしては簡単な構造で安価な市販のパイプを用いることができるので、安価かつ簡単な構成で曲げによる光ファイバの破断を防止することができる。
上記枠体の側壁に平行な面での断面における上記突出部の内面の形状は、円状又は円弧状であることが好ましい。このような構成により、突出部の内面を円筒状のパイプの外周面に対応させることができるので、パイプを突出部の内面の内側に確実に保持することができる。
上記突出部は、上記枠体の側壁から外側に向かうにつれ次第に幅が減少するように形成されていることが好ましい。このように、枠体の側壁から外側に向かうにつれて突出部の幅を次第に減少させて先細形状とすれば、突出部は容易に金型から抜くことができる形状となる。したがって、金型を用いて枠体と突出部とを一体に成形する場合においても、生産性の高い金属粉末射出成形法(MIM)などの方法を用いることができ、生産性を向上することができる。
この場合において、上記突出部の内面が、上記枠体の側壁から外側に向かうにつれ上記挿通孔の中心軸から次第に離れるように形成されていることが好ましい。このように突出部の内面をテーパ状にすることにより、パイプを突出部の内面の内側に固定する際に、パイプの端面を突出部の内面に沿ってガイドさせながら突出部の内面の内側にパイプを挿入することができるので、パイプを抵抗なく突出部の内面の内側に嵌め込むことができる。
また、上記突出部の外面は、上記枠体の側壁から外側に向かうにつれ上記挿通孔の中心軸に次第に近づくように形成されていることが好ましい。このように突出部の外面をテーパ状にすることにより、突出部を容易に金型から抜くことができ、MIMなどの方法により生産性を向上することができる。
出部を挿通孔の中心軸の周囲に形成される複数の突起により構成することで、複数の突起の間に隙間を形成することができる。したがって、この隙間から接着剤等を枠体の側壁とパイプとの間に供給することが可能となる。また、この隙間からパイプの嵌まり具合や接着剤の充填具合を目視により確認することができる。
この場合において、上記複数の突起のうち隣接する突起の間に形成される隙間の最小幅が、上記パイプの外径よりも小さいことが好ましい。このような構成により、隣接する突起の間からパイプが抜け出ることを防止でき、パイプを突出部の内面の内側に確実に保持することができる。
また、上述した突起の間の隙間をパイプの下方に形成することにより、上記挿通孔の中心軸を低く、例えば上記枠体の側壁の高さの1/2未満の位置にすることができる。
また、上記枠体の側壁の上記挿通孔の周囲には、上記パイプの外径よりも大きな径の座ぐり孔が形成されていることが好ましい。このような座ぐり孔を形成することにより、パイプを突出部の内面の内側に挿入しやすくなる。さらに、上記枠体の側壁には、上記座ぐり孔に接着剤を供給するための接着剤充填溝が形成されていることが好ましい。
本発明の第2の態様によれば、安価かつ簡単な構成で曲げによる光ファイバの破断を防止することができるレーザモジュールが提供される。このレーザモジュールは、上述した光デバイス用筐体構造と、上記光デバイス用筐体構造の内部に設置される半導体レーザダイオードと、上記半導体レーザダイオードから発せられるレーザ光を伝搬する光ファイバとを備えている。上記光ファイバは、上記光デバイス用筐体構造の挿通孔及びパイプに挿通される。
この場合において、上記パイプをポリエーテルエーテルケトン(PEEK)から形成することが好ましい。このようにレーザモジュールにおける筐体構造のパイプを難燃性のPEEKとすることで、レーザモジュールの出力が高くなった場合においてもレーザモジュールの発火を防止することができる。
本発明によれば、枠体の外側に向かって突出部よりも長く延びるパイプを設けているので、パイプに曲げる力が作用した場合には、突出部から外側にあるパイプの部分が変形することによって、光ファイバが一定の径以下で曲がらないようになる。したがって、簡単な構造で曲げによる光ファイバの破断を防止することができる。また、パイプとしては簡単な構造で安価な市販のパイプを用いることができるので、安価かつ簡単な構成で曲げによる光ファイバの破断を防止することができる。
本発明の一実施形態におけるレーザモジュールを示す平面図である。 図1の左側面図である。 図2のA−A線部分断面図である。 図2のB−B線部分断面図である。
以下、本発明に係る光デバイス用筐体構造を備えたレーザモジュールの実施形態について図1から図4を参照して詳細に説明する。ここでは、本発明に係る光デバイス用筐体構造をレーザモジュールに利用した例について説明するが、本発明に係る光デバイス用筐体構造は、レーザモジュール以外の光デバイスにも適用できることは言うまでもない。なお、図1から図4において、同一又は相当する構成要素には、同一の符号を付して重複した説明を省略する。
図1は本発明の一実施形態におけるレーザモジュール100を示す平面図、図2は左側面図、図3は図2のレーザモジュール100をA−A線で切った部分断面図、図4は図2のレーザモジュール100をB−B線で切った部分断面図である。図1から図4に示すように、本実施形態におけるレーザモジュール100は、4つの側壁を有する枠体10と、平板状の底板20と、平板状のカバー22(図1ではカバー22を透視している)と、底板20上に載置されたレーザマウント30と、レーザマウント30上に載置された半導体レーザダイオード40と、底板20上に載置されたファイバマウント50とを備えている。
図1に示すように、枠体10は、Y方向に沿って延びる側壁11と、側壁11に対向してY方向に沿って延びる側壁12と、側壁11と側壁12との間でX方向に沿って延びる側壁13と、側壁13に対向してX方向に沿って延びる側壁14とを含んでいる。
図2から図4に示すように、枠体10の側壁11には、X方向に沿って側壁11を貫通する挿通孔70が形成されており、この挿通孔70にはX方向に延びる光ファイバ60が挿通される。挿通孔70に挿通された光ファイバ60の端部は、図1に示すように、ファイバマウント50上に例えば半田52によって固定される。このとき、光ファイバ60は、半導体レーザダイオード40から出射されたレーザ光が光ファイバ60の先端部60Aに結合するように配置され、半導体レーザダイオード40から出射されたレーザ光が、光ファイバ60の先端部60Aに入射して光ファイバ60内を伝搬するようになっている。
図1から図3に示すように、枠体10の側壁11の挿通孔70の周囲には、枠体10の外側に(X方向に)向かって突出する2つの突起81,82からなる突出部80が形成されている。本実施形態においては、これらの突起81,82は、挿通孔70のY方向両側の側壁11から突出している。これらの突起81,82は枠体10と一体に形成されている。
突起81と突起82の間には、円筒状のパイプ90が突起81,82の内面81A,82Aの内側に保持された状態で固定されている。このパイプ90は、適度な弾性を有する材料からなり、パイプ90の内部に光ファイバ60を挿通させてこれを保護する。パイプ90としては、安価な市販の樹脂チューブ、例えばポリエーテルエーテルケトン(PEEK)などの樹脂からなるチューブを用いることができる。パイプ90は接着剤により突起81,82及び側壁11に固定されているが、図2から図4においては簡略化のため接着剤の図示を省略している。
図2に示すように、YZ平面における突起81,82の内面81A,82Aの断面形状はそれぞれ円弧状となっており、これら突起81,82の内面81A,82Aの形状が円筒状のパイプ90の外周面に対応するようになっている。これらの突起81,82の内面81A,82Aの円弧形状の径はパイプ90の外径DPよりも大きくなっている。このような構成により、パイプ90を突起81,82の内面81A,82Aの内側に保持できるようになっている。
図2に示すように、突起81と突起82との間に形成される隙間の最小幅Wminはパイプ90の外径DPよりも小さくなっている。このようにすることで、上下方向に曲げる力がパイプ90に作用した場合においても、突起81と突起82との間の隙間からパイプ90が抜け出てしまうことを防止でき、パイプ90を突起81,82の内面81A,82Aの内側に確実に保持することができる。
図3に示すように、それぞれの突起81,82は、枠体10の側壁11から外側に向かうにつれてY方向の幅が次第に減少するように形成されている。より具体的には、突起81,82の内面81A,82Aは、枠体10の側壁11から外側に(X方向に)向かうにつれて挿通孔70の中心軸C(図2参照)から次第に離れるように、すなわちYZ断面における円弧の径が次第に大きくなるように形成されている。このように突起81,82の内面81A,82Aをテーパ状にすることにより、パイプ90を突起81,82の間に固定する際に、パイプ90の端面を突起81,82の内面81A,82Aに沿ってガイドさせながら突起81,82の間にパイプ90を挿入することができる。したがって、パイプ90を抵抗なく突起81,82の間に嵌め込むことができる。一方、突起81,82の外面81B,82Bは、図3に示すように、枠体10の側壁11から外側に(X方向に)向かうにつれて挿通孔70の中心軸Cに次第に近づくように形成されている。
このように、枠体10の側壁11から外側に(X方向に)向かうにつれて突起81,82のY方向の幅を次第に減少させて先細形状としているので、突起81,82を金型成形した場合に突起81,82を容易に金型から抜くことが可能となる。したがって、金型を用いて枠体10と突起81,82とを一体に成形する場合においても、生産性の高い金属粉末射出成形法(MIM)などの方法を用いることができ、生産性を向上することができる。このため、枠体10及び突起81,82の材料としては、MIMによる成形が可能なSUS440などのステンレス鋼や亜鉛などを用いることが好ましい。
また、図1に示すように、パイプ90は、枠体10の側壁11から枠体10の外側に(X方向に)向かって突起81,82よりも長く延出している。これにより、パイプ90に曲げる力が作用した場合には、突起81,82から外側にあるパイプ90の部分が適度に変形し、光ファイバ60が一定の径以下で曲がらないようになっている。換言すれば、パイプ90は、光ファイバ60の曲げ径を光ファイバ60の許容曲げ径よりも大きく維持できるような弾性を有している。このように、パイプ90の内部に挿通される光ファイバ60の曲げ径を許容曲げ径より大きく維持することができるので、光ファイバ60の破断を防止することができる。
また、パイプ90が折れにくいことも重要である。パイプ90が折れてしまうと、内部に挿通される光ファイバ60も折れてしまう可能性があるため、パイプ90は、ある程度の硬さと厚さを有する必要がある。本実施形態におけるパイプ90は、曲げる力に対して折れにくい形状である円筒形状になっている。
図2及び図4に示すように、突起81,82の付け根部分の内側の側壁11には、パイプ90の外径DPよりも大きい径DHの座ぐり孔84が形成されている。したがって、上述したようにパイプ90を突起81,82の間に挿入した際に、パイプ90の端面を座ぐり孔84に挿入することができる。
また、枠体10の側壁11には、この座ぐり孔84から上方に延びる接着剤充填溝86が形成されている。パイプ90を突起81,82の間に固定する際には、パイプ90を突起81,82の間に挿入する前に接着剤充填溝86から座ぐり孔84に接着剤を供給しておき、この座ぐり孔84に供給された接着剤によってパイプ90の端面と側壁11とを接着する。
本実施形態では、図2に示すように、パイプ90の上部(及び下部)が突起81,82で覆われていない。すなわち、突起81と突起82の間の隙間がパイプ90の上方及び下方に形成されている。したがって、パイプ90を突起81,82の間に固定する際に、パイプ90の上方(又は下方)からパイプ90の嵌まり具合や接着剤の充填具合を目視により確認することができる。また、パイプ90の下方に隙間が形成されているので、挿通孔70の中心軸Cを低く、例えば枠体10の側壁11の高さH(図2参照)の1/2未満の位置にすることができる。
上述した実施形態においては、突出部80が2つの突起81,82からなる例を説明したが、突出部80を1つの突起により構成する、すなわち円筒状の突出部80とすることも可能である。この場合には、YZ平面での突出部80の内面の断面形状は円形となる。ただし、挿通孔70の周囲に形成した複数の突起により突出部80を構成すれば、上述したように、複数の突起の間に隙間を形成することができるので、この隙間を介してパイプ90の嵌まり具合や接着剤の充填具合を目視により確認することが可能となる。また、突出部80を構成する突起の数は2個に限られるものではなく、3個以上の突起により突出部80を構成することも可能である。
パイプ90の材料は、適度な弾性を有するものであれば特に限定されないが、上述の実施形態のように、本発明に係る光デバイス用筐体構造を高出力のレーザモジュールに用いる場合には、パイプ90の材料としてPEEKを用いることが好ましい。PEEKは難燃性の材料であるため、PEEK製のパイプ90を用いることで、レーザモジュールの出力が高くなった場合に起こり得るレーザモジュールの発火を防止することができる。
上述した実施形態におけるパイプ90として、内径1.5mm、外径2.0mmのPEEKチューブを長さ15mmに切断したものを用い、突起81,82の間の隙間の最小幅Wminを1.8mmとした。パイプ90の外周と座ぐり孔84にエポキシ系接着剤を付け、パイプ90の端面が側壁11の座ぐり孔84の表面に当接していることを目視確認しながらパイプ90を突起81,82の間に固定した。このパイプ90に光ファイバ60を挿通した。
そして、レーザモジュール100を保持した状態で、光ファイバ60に2.26Nの錘をぶら下げ、光ファイバ60の中心に対して90度ずつ角度を変えて4方向に曲げを5秒間ずつ印加した。この実験では光ファイバ60が破断することはなく、本実験で用いた筐体構造は曲げに対して強いことがわかった。
なお、本明細書において使用した「上下方向」、「上方」、「上部」、「下方」、「下部」、その他の位置関係を示す用語は、図示した実施形態との関連において使用されているものであって、レーザモジュール100内の構成要素の相対的な位置関係によって変化するものであることは理解できよう。
これまで本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されず、その技術的思想の範囲内において種々異なる形態にて実施されてよいことは言うまでもない。
10 枠体
11〜14 側壁
20 底板
22 カバー
30 レーザマウント
40 半導体レーザダイオード
50 ファイバマウント
52 半田
60 ファイバ
70 挿通孔
80 突出部
81,82 突起
84 座ぐり孔
86 接着剤充填溝
90 パイプ
100 レーザモジュール
C 中心軸

Claims (12)

  1. 光ファイバを挿通させる挿通孔が形成された側壁を有する枠体と、
    前記挿通孔の周囲の前記側壁から前記枠体の外側に向かって突出する突出部と、
    前記枠体の外側に向かって前記突出部よりも長く延びた状態で前記突出部の内面の内側に固定される円筒状のパイプであって、内部に前記光ファイバが挿通されるパイプと、
    を備え
    前記突出部は、前記挿通孔の中心軸の周囲に形成される複数の突起から構成される、
    ことを特徴とする光デバイス用筐体構造。
  2. 前記パイプは、内部に挿通された前記光ファイバの曲げ径を該光ファイバの許容曲げ径よりも大きく維持できるような弾性を有することを特徴とする請求項1に記載の光デバイス用筐体構造。
  3. 前記枠体の側壁に平行な面での断面における前記突出部の内面の形状は円状又は円弧状であることを特徴とする請求項1又は2に記載の光デバイス用筐体構造。
  4. 前記突出部は、前記枠体の側壁から外側に向かうにつれ次第に幅が減少するように形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の光デバイス用筐体構造。
  5. 前記突出部の内面は、前記枠体の側壁から外側に向かうにつれ前記挿通孔の中心軸から次第に離れるように形成されていることを特徴とする請求項4に記載の光デバイス用筐体構造。
  6. 前記突出部の外面は、前記枠体の側壁から外側に向かうにつれ前記挿通孔の中心軸に次第に近づくように形成されていることを特徴とする請求項4又は5に記載の光デバイス用筐体構造。
  7. 前記複数の突起のうち隣接する突起の間に形成される隙間の最小幅が、前記パイプの外径よりも小さいことを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の光デバイス用筐体構造。
  8. 前記挿通孔の中心軸は、前記枠体の側壁の高さの1/2未満の位置にあることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の光デバイス用筐体構造。
  9. 前記枠体の側壁の前記挿通孔の周囲には、前記パイプの外径よりも大きな径の座ぐり孔が形成されていることを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の光デバイス用筐体構造。
  10. 前記枠体の側壁には、前記座ぐり孔に接着剤を供給するための接着剤充填溝が形成されていることを特徴とする請求項に記載の光デバイス用筐体構造。
  11. 請求項1から10のいずれか一項に記載の光デバイス用筐体構造と、
    前記光デバイス用筐体構造の内部に設置される半導体レーザダイオードと、
    前記半導体レーザダイオードから発せられるレーザ光を伝搬する光ファイバであって、前記光デバイス用筐体構造の挿通孔及びパイプに挿通される光ファイバと、
    を備えたことを特徴とするレーザモジュール。
  12. 前記パイプはポリエーテルエーテルケトンから形成されることを特徴とする請求項11に記載のレーザモジュール。
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