JP6335423B2 - 情報処理装置および情報処理方法 - Google Patents

情報処理装置および情報処理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6335423B2
JP6335423B2 JP2012191346A JP2012191346A JP6335423B2 JP 6335423 B2 JP6335423 B2 JP 6335423B2 JP 2012191346 A JP2012191346 A JP 2012191346A JP 2012191346 A JP2012191346 A JP 2012191346A JP 6335423 B2 JP6335423 B2 JP 6335423B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image signal
subject image
photoelectric conversion
conversion unit
subject
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012191346A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014048459A (ja
JP2014048459A5 (ja
Inventor
和哉 野林
和哉 野林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2012191346A priority Critical patent/JP6335423B2/ja
Priority to US14/011,112 priority patent/US9451216B2/en
Publication of JP2014048459A publication Critical patent/JP2014048459A/ja
Publication of JP2014048459A5 publication Critical patent/JP2014048459A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6335423B2 publication Critical patent/JP6335423B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/18Closed-circuit television [CCTV] systems, i.e. systems in which the video signal is not broadcast
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B7/00Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
    • G02B7/28Systems for automatic generation of focusing signals
    • G02B7/34Systems for automatic generation of focusing signals using different areas in a pupil plane
    • G02B7/346Systems for automatic generation of focusing signals using different areas in a pupil plane using horizontal and vertical areas in the pupil plane, i.e. wide area autofocusing
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N25/00Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof
    • H04N25/50Control of the SSIS exposure
    • H04N25/57Control of the dynamic range
    • H04N25/58Control of the dynamic range involving two or more exposures
    • H04N25/581Control of the dynamic range involving two or more exposures acquired simultaneously
    • H04N25/585Control of the dynamic range involving two or more exposures acquired simultaneously with pixels having different sensitivities within the sensor, e.g. fast or slow pixels or pixels having different sizes

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Automatic Focus Adjustment (AREA)
  • Focusing (AREA)
  • Studio Devices (AREA)
  • Measurement Of Optical Distance (AREA)

Description

本発明は、距離算出装置などの情報処理装置、情報処理方法等に関し、特にデジタルカメラやデジタルビデオカメラなどの撮像装置等に用いられる距離算出装置などの情報処理装置に関する。
デジタルカメラやデジタルビデオカメラにおいて、撮影被写体までの距離を取得できるDFD(Depth−from−Defocus)方式が提案されている(特許文献1参照)。DFD方式では、デジタルカメラ等に搭載されている撮影レンズの撮影条件(例えば絞り値や焦点距離)を変えて2回の撮影を行うことで、被写体距離に依存してボケの異なる2画像を取得する。そして、画素毎に画像間の相関値を算出した後に、ボケの相関量と被写体距離の関係を定めたルックアップテーブルを参照することで、画素毎に被写体までの距離である被写体距離を算出することができる。
DFD方式では、画像及び各画素の被写体距離(以下、被写体距離情報とも称する)を取得することができる。画像内の被写体のボケ量は、被写体距離に依存する。取得した画像に対して、被写体距離情報に基づく処理を行うことで、撮影後の画像に対して任意のボケ付加処理やリフォーカス処理(任意の位置にピントを合わせる処理)等の画像処理などを適切に行うことができる。
特許第4403477号明細書
被写体距離に基づく画像処理を適切に行うためには、被写体距離を高精度に算出することが望ましい。DFD方式では、撮影条件を変えた2回撮影により2画像を取得する必要がある。そのため、移動する被写体に対しては、同一の被写体が画像間で異なる画角に位置するため、画像間の相関値を高精度に算出できないことがある。また、画像間で被写体の移動速度が変化した場合にも、画像間で被写体ブレの量が異なるため、画像間の相関値を高精度に算出できないことがある。その結果、被写体によっては被写体距離を高精度に算出できない場合がある。この様に、従来のDFD方式の距離算出装置では、被写体距離の取得に複数回の撮影を必要としているため、被写体によっては被写体距離を誤って算出してしまうということがあった。
上記課題に鑑み、本発明の情報処理装置は、複数の画素が配列して構成された撮像手段により生成された、結像光学系の第1の瞳領域を通過した光束による第1の被写体像信号と結像光学系の第2の瞳領域を通過した光束による第2の被写体像信号とに基づき、被写体のデフォーカス情報を算出するために、算出手段を備える。前記複数の画素はそれぞれ、マイクロレンズと、前記マイクロレンズを通過した光束を受光する第1の光電変換部と、前記マイクロレンズを通過した光束を受光する第2の光電変換部を備え、前記第1の光電変換部からの信号を用いて前記第1の被写体像信号を生成が生成され、前記第2の光電変換部からの信号を用いて前記第2の被写体像信号が生成される。前記第1の瞳領域と前記第2の瞳領域の面積が異なることで前記第1の被写体像信号と前記第2の被写体像信号のボケを異ならせ、前記算出手段は、前記第1の被写体像信号と前記第2の被写体像信号のボケの差異に基づいて前記デフォーカス情報を算出する。
また、本発明の他の情報処理装置は、マイクロレンズと、結像光学系を介して前記マイクロレンズを通過した光束を受光する第1の光電変換部と、結像光学系を介して前記マイクロレンズを通過した光束を受光する第2の光電変換部と、をそれぞれ備えた複数の画素が配列された撮像素子から得られる信号に基づいて生成される、前記第1の光電変換部からの信号に対応する第1の被写体像信号と前記第2の光電変換部からの信号に対応する第2の被写体像信号とを取得する取得手段と、前記第1の被写体像信号と前記第2の被写体像信号のボケの差異に基づいて被写体のデフォーカス情報を算出する算出手段と、を有し、前記第1の光電変換部と前記第2の光電変換部は受光面の面積が異なることで前記第1の被写体像信号と前記第2の被写体像信号のボケを異ならせる。
また、本発明の他の情報処理装置は、マイクロレンズと、前記マイクロレンズに割当てられ結像光学系を介して前記マイクロレンズを通過した光束を受光する第1の光電変換部と第2の光電変換部とを含む複数の光電変換部と、をそれぞれ備えた複数の画素が配列された撮像素子から、1度の撮像で得られる信号に基づいて生成される、ボケの異なる第1の被写体像信号と第2の被写体像信号とを取得する取得手段と、前記第1の被写体像信号と前記第2の被写体像信号のボケの差異に基づいて被写体のデフォーカス情報を算出する算出手段と、を有し、前記複数の光電変換部において、前記第1の被写体像信号及び前記第2の被写体像信号に対応する光電変換部の受光面の面積が互いに異なることで、前記第1の被写体像信号と前記第2の被写体像信号のボケが異なる。
また、本発明の他の情報処理装置は、複数の画素が配列して構成された撮像素子を用いて生成された、結像光学系の第1の瞳領域を通過した光束による第1の被写体像信号と前記結像光学系の第2の瞳領域を通過した光束による第2の被写体像信号とに基づき、被写体のデフォーカス情報を算出する算出手段を備えた情報処理装置であって、前記複数の画素はそれぞれ、マイクロレンズと、前記マイクロレンズを通過した光束を受光する第1の光電変換部と、前記マイクロレンズを通過した光束を受光する第2の光電変換部を備え、前記第1の光電変換部は、前記第1の被写体像信号を生成し、前記第2の光電変換部は、前記第2の被写体像信号を生成し、前記マイクロレンズは前記画素の中心に対して偏心して配置されており、前記算出手段は、前記第1の被写体像信号と前記第2の被写体像信号のボケの差異に基づいて前記デフォーカス情報を算出する。
また、本発明の他の情報処理装置は、マイクロレンズと、結像光学系を介して前記マイクロレンズを通過した光束を受光する第1の光電変換部と、結像光学系を介して前記マイクロレンズを通過した光束を受光する第2の光電変換部と、をそれぞれ備えた複数の画素が配列された撮像素子から得られる信号に基づいて生成される、前記第1の光電変換部からの信号に対応する第1の被写体像信号と前記第2の光電変換部からの信号に対応する第2の被写体像信号とを取得する取得手段と、ボケの異なる前記第1の被写体像信号と前記第2の被写体像信号に基づいて被写体のデフォーカス情報を算出する算出手段と、を有し、前記マイクロレンズが前記画素の中心に対して偏心して配置される。
また、本発明の他の情報処理装置は、マイクロレンズと、前記マイクロレンズに割当てられ結像光学系を介して前記マイクロレンズを通過した光束を受光する第1の光電変換部と第2の光電変換部とを含む複数の光電変換部と、をそれぞれ備えた複数の画素が配列された撮像素子から、1度の撮像で得られる信号に基づいて生成される、ボケの異なる第1の被写体像信号と第2の被写体像信号とを取得する取得手段と、前記第1の被写体像信号と前記第2の被写体像信号に基づいて被写体のデフォーカス情報を算出する算出手段と、を有し、前記マイクロレンズが前記画素の中心に対して偏心して配置される。
本発明によれば、被写体によらず被写体距離を高精度に算出可能な距離算出装置などの情報処理装置、これを用いた撮像装置、距離算出方法などの情報処理方法等を実現することができる。
本発明の距離算出装置を備えたデジタルカメラを説明する図。 画素への入射光束について説明する図。 入射光束のボケ量について説明する図。 被写体距離と相関値の関係について説明する図。 距離算出手順について説明する図。 第一の実施形態における光電変換部の別の実施形態について説明する図。 第二の実施形態における撮像素子を説明する図。 第一の実施形態における撮像素子の別の実施形態について説明する図。
本発明の一例の特徴は、次のことにある。複数の画素が配列して構成された撮像素子を用いて生成された、結像光学系の第1の瞳領域を通過した光束による第1の被写体像信号と第2の瞳領域を通過した光束による第2の被写体像信号とに基づき、被写体までの距離を検出する。そのために、被写体距離算出部を備え、撮像素子は、第1の被写体像信号を生成するための第1の光電変換部と第2の被写体像信号を生成するための第2の光電変換部を備える。また、第1の瞳領域と第2の瞳領域が結像光学系の射出瞳内にて非対称な瞳形状を有するように装置が構成される。非対称な形状とは、第1の瞳領域と第2の瞳領域を相対的に移動して重ね合わせようとしても、決して重ね合わせることができない形状である。この時、単に外形的な形状のみでなく、光電変換部の感度などにより決まる画素感度を射出瞳に射影して得られる各瞳領域の瞳感度分布をも考慮に入れて、非対称な形状か否かが決定される。これにより、同時に得られる第1及び第2の被写体像信号による2画像が、被写体距離に依存してボケの異なる2画像となる。よって、撮影条件を変えた複数回の撮影を経ることなく、被写体距離算出部は、前記ボケの差異に基づくDFD方式にて被写体距離を検出することができる。
以下、図を参照しながら本発明の距離算出装置、これを用いた撮像装置、距離算出方法などの実施形態について説明する。以下の説明では、本発明の距離算出装置を備えた撮像装置の一例として、デジタルカメラを用いて説明するが、本発明の適用はこれに限定されない。例えば、デジタルビデオカメラやライブビューカメラ等の撮像装置、デジタル距離計測器等に適用することができる。尚、図を参照した説明においては、図番は異なっても、原則として同一部位を示す部位には同一の符号を付すこととし、なるべく重複した説明は省略する。
≪第一の実施形態≫
本発明の距離算出装置の第一の実施形態を備えたデジタルカメラを説明する。
<デジタルカメラの構成>
図1(A)において、100は本実施形態の距離算出装置を備えたデジタルカメラである。デジタルカメラ100は、結像光学系120、撮像素子101、被写体距離算出部102、画像生成部(不図示)が、カメラの撮影筺体130の内部に配置され、構成される。本実施例では、距離算出装置110は、結像光学系120、撮像素子101、被写体距離算出部102を備えることが好適である。被写体距離算出部102は、論理回路を用いて構成することができる。被写体距離算出部102の別の形態として、中央演算処理装置(CPU)と演算処理プログラムを格納するメモリとから構成してもよい。
結像光学系120は、デジタルカメラ100の撮影レンズであり、被写体の像を、撮像面である撮像素子101に形成する機能を有する。結像光学系120は、複数のレンズ群(不図示)及び絞り(不図示)から構成され、撮像素子101から所定距離離れた位置に射出瞳104を有する。図1(A)中の140は、結像光学系120の光軸であり、本明細書中では光軸はz軸と平行とする。さらに、x軸とy軸は互いに垂直であり、且つ光軸と垂直な軸とする。
<撮像素子の構成>
撮像素子101は、CMOS(相補型金属酸化膜半導体)やCCD(電荷結合素子)から構成される。結像光学系120を介して撮像素子101上に結像した被写体像は、撮像素子101により光電変換され、電気信号に変換される。以下、本実施形態の撮像素子101について、図1(B)を用いてより詳細に説明する。
図1(B)は、撮像素子101のxy断面図である。撮像素子101は、2行×2列の画素群150を行列状に複数配列することで構成される。画素群150は、対角方向に緑画素150G1及び150G2、他の対角方向の2画素に赤画素150R及び青画素150Bが配置され、構成されている。さらに、画素群150を構成する各画素では、画素中の受光層(図2中の203)に、xy断面にて非対称な断面形状を有する2つの光電変換部(光電変換部161と光電変換部162)が並置されている。本実施形態においては、光電変換部161と光電変換部162のxy断面形状を非対称にするために、互いに大きさの異なる矩形形状としている。より詳細には、画素は、マイクロレンズ(図2中の202)と受光層を備え、受光層は、第1の光電変換部161と第2の光電変換部162を備え、第1の光電変換部と第2の光電変換部は、結像光学系120の光軸と垂直な断面にて非対称な断面形状を有する。
<距離計測の原理説明>
撮像素子101中に配置される画素に入射する光束について、図2を用いて説明する。図2は、結像光学系120の射出瞳104と、撮像素子101中に配置される画素の代表例として緑画素150G1についてのみ示した概略図である。緑画素150G1には、xy断面積の異なる光電変換部161と光電変換部162が並置されている。図2に示すように、射出瞳104の中心(より一般的に言えば重心であるが、本明細書では中心とも呼ぶ)を通過した光束220及び周辺を通過した光束210は光電変換部162に入射する。一方、射出瞳の周辺を通過した光束230は光電変換部161に入射する。すなわち、射出瞳104内の瞳領域261を通過した光束は光電変換部161に、瞳領域262を通過した光束は光電変換部162にそれぞれ入射する。光電変換部161と光電変換部162は、それぞれ、受光した光束を光電変換して第1の被写体像信号(光電変換部161にて生成される信号)と第2の被写体像信号(光電変換部162にて生成される信号)を生成する。第1の被写体像信号と第2の被写体像信号は、光電変換部161と光電変換部162のxy断面形状が非対称であることに起因して非対称な領域形状を有する瞳領域261と瞳領域262を通過した光束を光電変換部が受光することで生成された信号となる。
図3(A)は、光電変換部161に入射する光束301と光電変換部162に入射する光束302を説明する図である。本実施形態では、図1(B)に示すように、画素群150中の画素に並置される光電変換部162は光電変換部161よりも大きいxy断面積を有する。したがって、光電変換部162にて受光する光束302の入射角度範囲304は、光電変換部161にて受光する光束301の入射角度範囲303よりも大きくなる。これは、光電変換部162が受光する光束302の方が、光電変換部161にて受光する光束301に比べて小さいF値を有することに相当する。
図3(B)は、図3(A)とは異なり、デフォーカスした状態を説明する図である。図3(B)にて、幅311は光束301のボケ量を示し、幅312は光束302のボケ量を示している。光電変換部162にて受光する光束302の方が、光電変換部161にて受光する光束301に比べて小さいF値を有するため、デフォーカス時には光束302のボケ量312の方が、光束301のボケ量311に比べて大きくなる。デフォーカス量は被写体距離と対応するため、光束302のボケ量は被写体距離に大きく依存する。一方、光束301のボケ量は光束302に比べて被写体距離への依存性は低くなる。その結果、光束301に基づき生成される第1の被写体像信号と光束302に基づき生成される第2の被写体像信号の相関値は、合焦近傍では高く、デフォーカスするにつれて低くなる。
図4は、横軸に被写体距離、縦軸に相関値をとり、相関値と被写体距離の関係を示す図である。デジタルカメラ100における距離算出装置110では、光電変換部161にて生成された第1の被写体像信号と光電変換部162にて生成された第2の被写体像信号を、被写体距離算出部102に伝送する。被写体距離算出部102において相関値σを算出した後、相関値と被写体距離の関係を示す図4の如きルックアップテーブルを参照することで、被写体距離Lを算出することができる。
<距離算出フロー>
以下、被写体距離の算出手順について、図5を参照しながらより詳細に説明する。ステップS1では、デジタルカメラ100の機能により撮影パラメータ(絞り値、焦点距離など)を設定する。ステップS2では、撮像素子101にて第1の被写体像信号と第2の被写体像信号を取得し、被写体距離算出部102に伝送する。このとき撮像素子101がN行×M列の画素数を有する際には、N×M個のデータ点を有する像信号が被写体距離算出部102に伝送される。ステップS3では、相関値算出に用いる画素範囲を対象領域(測距範囲)として設定する。x方向の対象領域をxminからxmaxまでの範囲とし、y方向の対象領域をyminからymaxまでの範囲とする。すなわち、被写体距離算出部102は、第1の被写体像信号に対して第1の対象領域を設定し、第2の被写体像信号に対して第1の対象領域と対応する位置に第1の対象領域と同じ領域サイズを有する第2の対象領域を設定する対象領域設定手段を有する。
ステップS4では、対象領域に含まれる第1の被写体像信号と第2の被写体像信号を抽出し、相関値を算出する。抽出された第1の被写体像信号を第1の部分被写体像信号とし、抽出された第2の被写体像信号を第2の部分被写体像信号とする。相関値としては公知の手法を用いることができ、例えば下記の(式1)を相関値として用いることができる。式1において、f1は第1の部分被写体像信号、f2は第2の部分被写体像信号、f1barは第1の部分被写体像信号の相加平均値、f2barは第2の部分被写体像信号の相加平均値である。また、σ1は第1の部分被写体像信号の標準偏差、σ2は第2の部分被写体像信号の標準偏差である。すなわち、被写体距離算出部102は、第1の対象領域から第1の部分被写体像信号を抽出し、第2の対象領域から第2の部分被写体像信号を抽出する部分信号抽出手段を有する。さらに、被写体距離算出部102は、第1の部分被写体像信号と第2の部分被写体像信号間の相関値を算出する相関値算出手段を有する。
本実施形態においては、相関値として(式1)を用いているが、対象領域内にて第1の部分被写体像信号と第2の部分被写体像信号をフーリエ変換し、比をとることで相関値を算出してもよい。ステップS5では、ステップS1における撮影パラメータに基づき、相関値と被写体距離の関係を定めたルックアップテーブルを選択する。さらに、ステップS4にて算出した相関値σに対応する被写体距離を算出する。すなわち、被写体距離算出部102は、相関値と被写体距離との関係を示すルックアップテーブルを参照することで被写体距離を算出する被写体距離算出手段を有する。また、図4に示す相関値と被写体距離の関係を関数近似し、関数の係数をメモリ部(不図示)に格納しておく。さらに、ステップS4にて算出した相関値を、関数に代入することで被写体距離を算出してもよい。関数としては例えば分数関数を用いることができる。ステップS6では、距離算出装置110に備えられるメモリ部(図1にて不図示)に、ステップS5にて算出した被写体距離を格納する。ステップS3からステップS6までの処理を撮像素子101内の全画素に対して行った後に、ステップS7にて被写体距離情報をデジタルカメラ100のメモリ部(不図示)に格納する。
以上のステップS1からステップS7までの処理を行うことで、本実施例の距離算出装置110において被写体距離情報(被写体距離マップなど)を算出することができる。一方、画像は、第1の被写体像信号と第2の被写体像信号の和信号を画像生成部(不図示)にて算出することで生成することができる。
本実施形態のデジタルカメラ100では、撮像素子101を構成する画素が形状非対称性を有する2つの光電変換部を備え、射出瞳104の異なる領域を通過した光束を各光電変換部にて受光している。そして、2つの光電変換部にて受光した光束による被写体像信号のボケが、それぞれ、被写体距離に対して異なる依存性を有することを利用して被写体距離を算出することができる。さらに各光電変換部にて生成される被写体像信号を用いることで、同時に画像を生成することができる。本実施形態のデジタルカメラ100では、1回の撮影で被写体距離情報と画像を同時に生成することができるため、移動する被写体に対しても高精度に被写体距離を算出することができる。また、被写体の移動速度が不規則に変化する場合においても、1回の撮影で被写体距離情報と画像を取得できるために、第1の被写体像信号と第2の被写体像信号の間で、被写体ブレ量が略等しくなり、被写体距離情報を高精度に算出することができる。
図5の手順のステップS3では、第1の被写体像信号から第1の部分被写体像信号を抽出し、第2の被写体像信号から第2の部分被写体像信号を抽出した。しかし、第1の被写体像信号と第2の被写体像信号を足した第3の被写体像信号を生成し、第3の被写体像信号から第2の部分被写体像信号を抽出してもよい。2つの像信号を足した第3の被写体像信号が受光した光束は、射出瞳104の略全域を通過した光束であるため、第1の被写体像信号及び第2の被写体像信号に比べて光量の高い被写体像信号となる。そのため、撮像素子101にて付加されるノイズの影響を低減することができ、被写体の照度が低い場合にも高精度に被写体距離を算出することができる。ここでは、被写体距離算出部102は、第1の被写体像信号に第2の被写体像信号を加算した第3の被写体像信号を生成する像信号加算手段をさらに備え、前記対象領域設定手段において、前記第2の対象領域を第3の被写体像信号に対して設定する。
また、図5の手順のステップS2にて、撮像素子101から第1及び第2の被写体像信号を取得する際、本実施形態では光電変換部161からの出力として第1の被写体像信号を生成し、光電変換部162からの出力として第2の被写体像信号を生成している。しかし、光電変換部162近傍に配置される電荷蓄積部(不図示)から電荷を読み読み出す際に、光電変換部162における電荷をリセットすることなく第2の被写体像信号を生成する。さらに、光電変換部161と光電変換部162の電荷を合算し読み出すことで第3の被写体像信号を生成してもよい。すなわち、第3の被写体像信号が光電変換部161と光電変換部162の各光電変換部にて受光した光束に基づき生成された像信号であり、第2の被写体像信号が光電変換部162にて受光した光束に基づき生成された像信号となる。この場合、図5の手順のステップS3よりも前に、第3の被写体像信号と第2の被写体像信号の差分信号を算出し、算出された差分信号を第1の被写体像信号とする手順をさらに備えた被写体距離算出手順を用いる。一方、画像は、第3の被写体像信号に基づき公知の手法を用いて生成することができる。
本実施形態では、図5の手順に基づき被写体距離を算出したが、相関値を算出するステップS4を行う前に、第1の被写体像信号と第2の被写体像信号に対しハイパスフィルタを施してもよい。撮像素子101のサイズが小さいデジタルスチルカメラでは、被写界深度が深いために、大きな相関値の差を得にくい。ハイパスフィルタを施すことで、相関値の被写体距離依存性を高くすることができ、より高精度に被写体距離を算出することができる。ハイパスフィルタとしては、1次微分フィルタであるグラディエントフィルタや2次微分フィルタであるラプラシアンフィルタを用いることができる。
本実施形態の撮像素子101は、緑画素、赤画素、及び青画素にそれぞれ2つの光電変換部(光電変換部161と光電変換部162)が並置された構成となっている。しかし、例えば、緑画素(図1(B)中の150G1及び150G2)にのみ2つの光電変換部を配置し、他の赤画素と青画素は、光電変換部を1つのみ有する従来の画像取得用画素と同一構成にしてもよい。緑画素にのみ2つの光電変換部を配置しているため、被写体像信号の読み出し時間の短縮や被写体距離算出に要する処理時間の短縮が可能となる。緑画素にのみ2つの光電変換部を配置した場合には、緑画素から出力される第1の被写体像信号と第2の被写体像信号を用いて被写体距離の算出を行う。
距離算出装置110を構成する撮像素子101が備える光電変換部161と光電変換部162は、図1(B)に示すように矩形の断面形状を有するが、第1の被写体像信号と第2の被写体像信号の相関値が被写体距離によって異なる値となる形状であればよい。例えば、図6(A)に示すように、光電変換部162をL字型の形状とし、光電変換部161を矩形の形状としてもよい。また、図6(B)に示すように、光電変換部162をU字型の形状とし、光電変換部161を矩形の形状とし、各光電変換部のxy断面積が等しくなるようにしてもよい。図6(B)の光電変換部161と光電変換部162は略等しいxy断面積を有するが、結像光学系120が波面収差を有することと、光束301と光束302の入射角度範囲が異なることに起因して、相関値が被写体距離によって異なる値となる。図6(C)は、図1(B)と同様に、撮像素子101の構成を説明する図である。結像光学系120のヴィネッティングや、撮像素子101の周辺領域では主光線角度が大きくなる。このことを考慮すると、図6(C)に示すように、光電変換部161と光電変換部162のxy断面積を、光軸140との交点近くの撮像素子101の中央近傍と、撮像素子101の周辺領域とで変えてもよい。撮像素子101の中央と周辺とで光電変換部161と光電変換部162のxy断面積を撮像素子101内の像高に応じて変えることで、次の様にできる。すなわち、結像光学系120のヴィネッティングや主光線角度が大きくなることに起因する周辺領域における第1の被写体像信号と第2の被写体像信号の光量比変化を低減でき、撮像素子101の全領域にて高精度に被写体距離の算出を行うことができる。
本実施形態の撮像素子101は、画素中に2つの光電変換部161と光電変換部162を備えているが、画素中に1つの光電変換部を備えてもよい。図8は、撮像素子101のxy断面図である。撮像素子101は、画素中に光電変換部161のみを備える画素群801と光電変換部162のみを備える画素群802とが千鳥格子状に配列して構成される。画素群801は、2行×2列に行列状に画素を配列して構成され、対角方向に緑画素150G1を、他の画素に赤画素150R1と青画素150B1が配置される。一方、画素群802は、2行×2列に行列状に画素を配列して構成され、対角方向に緑画素150G2を、他の画素に赤画素150R2と青画素150B2が配置される。画素群801中の画素が備える光電変換部161と画素群802中の画素が備える光電変換部162は、異なるxy断面積を有している。光電変換部161は、受光した光束を光電変換して第1の被写体像信号を生成し、光電変換部162は、受光した光束を光電変換して第2の被写体像信号を生成する。すなわち、撮像素子は、第1の光電変換部161を備えた第1の画素と第2の光電変換部162を備えた第2の画素を備え、第1の画素の第1の光電変換部と第2の画素の第2の光電変換部は、結像光学系の光軸と垂直な断面にて非対称な形状を有する。光電変換部161と光電変換部162のxy断面積が異なることに起因して、第1の被写体像信号と第2の被写体像信号間の相関値は被写体距離に依存して変化するようになる。そのため、図5を用いて説明した距離算出手順に沿って被写体距離情報を算出することができる。光電変換部161は光電変換部162に比べてxy断面積の小さい光電変換部となっているため、第1の被写体像信号は第2の被写体像信号に比べて信号強度が低くなる。そのため、画像生成を行うためには、光電変換部161と光電変換部162のxy断面積の比に基づき算出されるゲイン値を第1の被写体像信号に乗じることで、第1の被写体像信号と第2の被写体像信号の信号強度を補正する必要がある。
≪第二の実施形態≫
次に、第一の実施形態とは撮像素子101の構成が異なる第二の実施形態について、図を用いて詳細に説明する。以下の説明では、第一の実施形態と同様に、本実施形態の距離算出装置を備えた撮像装置の一例として、デジタルカメラを用いて説明するが、適用はこれに限定されない。例えば、デジタルビデオカメラやデジタル距離計測器等に適用することができる。
<撮像素子の構成及び距離計測の原理>
図7(A)は、撮像素子101のxy平面図である。撮像素子101は、2行×2列の画素群150を行列状に複数配列することで構成される。画素群150は、対角方向に緑画素150G1及び150G2、他の対角方向の2画素に赤画素150R及び青画素150Bが配置され、構成されている。さらに、画素群150を構成する各画素では、画素内の受光層(図7(B)中の203)にxy断面積の等しい2つの光電変換部(光電変換部161と光電変換部162)が並置されている。さらに、画素群150には、マイクロレンズ202が配置されている。結像光学系120の光軸140より+x側に配置される画素群150中の画素では、画素の中心に対してマイクロレンズ202が−x方向に偏心して配置されている。一方、結像光学系120の光軸140より−x側に配置される画素群150中の画素では、画素の中心に対してマイクロレンズ202が+x方向に偏心して配置されている。すなわち、撮像素子を構成する複数の画素は、マイクロレンズと受光層を備え、受光層は、第1の光電変換部161と第2の光電変換部162を備え、第1の光電変換部と第2の光電変換部は、結像光学系の光軸と垂直な断面にて略同一形状を有する。そして、受光層の表層にあり且つ画素の中心にある位置とマイクロレンズの頂点を結ぶ直線と、結像光学系の射出瞳の重心とマイクロレンズの頂点を結ぶ直線が平行とならないようにマイクロレンズが画素の中心に対して偏心している。
撮像素子101中に配置される画素に入射する光束について、図7(B)を用いて説明する。図7(B)は、射出瞳104と、撮像素子101中にて光軸140より+x側に配置される画素の代表例として緑画素150G1とのみを示したxz断面概略図である。図7(B)中の緑画素150G1には、xy断面積の等しい光電変換部161と光電変換部162が並置されている。さらに、マイクロレンズ202が緑画素150G1の中心から−x方向に偏心して配置されている。図7(B)に示すように、マイクロレンズ202が偏心して配置されるため、射出瞳104の+x側の周辺領域を通過する光束210と中心領域を通過する光束220は、光電変換部162に入射する。一方、射出瞳104の−x側の周辺領域を通過する光束230は、光電変換部161に入射する。すなわち、射出瞳104内の瞳領域261を通過した光束は光電変換部161に、瞳領域262を通過した光束は光電変換部162に入射する。光電変換部161と光電変換部162は、それぞれ、受光した光束を光電変換して第1の被写体像信号(光電変換部161にて生成される信号)と第2の被写体像信号(光電変換部162にて生成される信号)を生成する。第1の被写体像信号と第2の被写体像信号は、それぞれ、マイクロレンズ202が偏心して配置されていることにより面積の異なる瞳領域261と瞳領域262を通過した光束を2つの光電変換部が受光することで生成された信号となる。
第1及び第2の被写体像信号を生成する光束がそれぞれ通過した射出瞳104内の瞳領域261及び262は、撮像素子101中のマイクロレンズ202が偏心していることにより、xy面内にて異なる面積を有する形状となる。そのため、図3(A)を用いて説明したように、第1の被写体像信号を生成する光束が光電変換部161に入射する角度範囲と、第2の被写体像信号を生成する光束が光電変換部162に入射する角度範囲はそれぞれ異なる角度範囲となる。すなわち、第2の被写体像信号を生成する光束は、第1の被写体像信号を生成する光束に比べて小さいF値を有することになる。F値が異なることにより、第1の被写体像信号と第2の被写体像信号の相関値は被写体距離依存性を有する。そのため、第1の被写体像信号と第2の被写体像信号の相関値を算出し、相関値と被写体距離の関係を定めたルックアップテーブルを参照することで、被写体距離を算出することができる。
より具体的には、図5の被写体距離算出手順を用いることで、被写体距離情報を算出することができる。また、第1の被写体像信号と第2の被写体像信号の和をとった被写体像信号を用いて画像を生成することができる。
(他の実施形態)
本発明の目的は、以下の実施形態によって達成することもできる。即ち、前述した実施形態の機能(被写体距離算出部などの機能)を実現するソフトウェアのプログラムコードを格納した記憶ないし記録媒体を、距離算出装置に供給する。そして、その算出部のコンピュータ(またはCPU、MPUなど)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し上記機能を実行する。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラム、これを格納した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行う。その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も本発明に含まれる。更に、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれたとする。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も本発明に含まれる。本発明を上記記憶媒体に適用する場合、その記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応するプログラムコードが格納されることになる。
本発明のデジタルカメラなどへの適用を考えると、本発明は、被写体像を撮像する撮像部とは別に距離検出を専用で行う距離算出装置(一眼レフカメラ等で用いられる)よりも、撮像部を用いて距離検出をも行う所謂撮像面測距に好適な装置と捉えることができる。上述した様に、本発明の距離算出装置における算出部は、半導体素子を集積化した集積回路を用いて構成することができ、IC、LSI、システムLSI、マイクロ処理ユニット(MPU)、中央演算装置(CPU)等で構成することができる。算出部をマイクロ処理ユニットや中央演算装置(CPU)等で構成する場合には、算出部は、コンピュータとして捉えることが可能である。本発明のプログラムは、所定の結像光学系と、所定の撮像部、コンピュータを備えた撮像装置のコンピュータにインストールすることによって、撮像装置を高精度の距離検出が可能なものとなすことができる。本発明のコンピュータは、記録媒体の他、インターネットを通じて頒布することも可能である。
本発明により検出される距離を用いて、撮像装置にて得られる画像と対応する距離分布(距離マップ)を生成することができる。また、画像内にある被写体のボケ量はデフォーカス量に依存するので、得られた画像に対して距離分布に基づく処理を行うことで、任意のボケ付加処理、撮影後のリフォーカス処理等の画像処理などを適切に行うことができる。
100・・デジタルカメラ(撮像装置)、101・・撮像素子、102・・被写体距離算出部、104・・射出瞳、110・・距離算出装置、120・・結像光学系、161・・第1の光電変換部、162・・第2の光電変換部

Claims (22)

  1. 複数の画素が配列して構成された撮像素子を用いて生成された、結像光学系の第1の瞳領域を通過した光束による第1の被写体像信号と前記結像光学系の第2の瞳領域を通過した光束による第2の被写体像信号とに基づき、被写体のデフォーカス情報を算出する算出手段を備えた情報処理装置であって、
    前記複数の画素はそれぞれ、マイクロレンズと、前記マイクロレンズを通過した光束を受光する第1の光電変換部と、前記マイクロレンズを通過した光束を受光する第2の光電変換部を備え、
    前記第1の光電変換部からの信号を用いて前記第1の被写体像信号が生成され、前記第2の光電変換部からの信号を用いて前記第2の被写体像信号が生成され、前記第1の瞳領域と前記第2の瞳領域の面積が異なることで前記第1の被写体像信号と前記第2の被写体像信号のボケを異ならせ、
    前記算出手段は、前記第1の被写体像信号と前記第2の被写体像信号のボケの差異に基づいて前記デフォーカス情報を算出することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記第1の被写体像信号と前記第2の被写体像信号とは、対応する光束を受光する光電変換部の受光面の面積が異なることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. マイクロレンズと、結像光学系を介して前記マイクロレンズを通過した光束を受光する第1の光電変換部と、前記結像光学系を介して前記マイクロレンズを通過した光束を受光する第2の光電変換部と、をそれぞれ備えた複数の画素が配列された撮像素子から得られる信号に基づいて生成される、前記第1の光電変換部からの信号に対応する第1の被写体像信号と前記第2の光電変換部からの信号に対応する第2の被写体像信号とを取得する取得手段と、
    前記第1の被写体像信号と前記第2の被写体像信号のボケの差異に基づいて被写体のデフォーカス情報を算出する算出手段と、を有し、
    前記第1の光電変換部と前記第2の光電変換部は受光面の面積が異なることで前記第1の被写体像信号と前記第2の被写体像信号のボケを異ならせることを特徴とする情報処理装置。
  4. マイクロレンズと、前記マイクロレンズに割当てられ結像光学系を介して前記マイクロレンズを通過した光束を受光する第1の光電変換部と第2の光電変換部とを含む複数の光電変換部と、をそれぞれ備えた複数の画素が配列された撮像素子から、1度の撮像で得られる信号に基づいて生成される、ボケの異なる第1の被写体像信号と第2の被写体像信号とを取得する取得手段と、
    前記第1の被写体像信号と前記第2の被写体像信号のボケの差異に基づいて被写体のデフォーカス情報を算出する算出手段と、を有し、
    前記複数の光電変換部において、前記第1の被写体像信号及び前記第2の被写体像信号に対応する光電変換部の受光面の面積が互いに異なることで、前記第1の被写体像信号と前記第2の被写体像信号のボケが異なることを特徴とする情報処理装置。
  5. 前記第1の光電変換部と前記第2の光電変換部は、前記結像光学系の光軸と垂直な断面にて断面積の異なる矩形の断面形状を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記第1の光電変換部は、前記結像光学系の光軸と垂直な断面にて矩形の断面形状を有し、前記第2の光電変換部は、前記結像光学系の光軸と垂直な断面にてU字型またはL字型の断面形状を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 複数の画素が配列して構成された撮像素子を用いて生成された、結像光学系の第1の瞳領域を通過した光束による第1の被写体像信号と前記結像光学系の第2の瞳領域を通過した光束による第2の被写体像信号とに基づき、被写体のデフォーカス情報を算出する算出手段を備えた情報処理装置であって、
    前記複数の画素はそれぞれ、マイクロレンズと、前記マイクロレンズを通過した光束を受光する第1の光電変換部と、前記マイクロレンズを通過した光束を受光する第2の光電変換部を備え、
    前記第1の光電変換部は、前記第1の被写体像信号を生成し、前記第2の光電変換部は、前記第2の被写体像信号を生成し、
    前記マイクロレンズは前記画素の中心に対して偏心して配置されており、
    前記算出手段は、前記第1の被写体像信号と前記第2の被写体像信号のボケの差異に基づいて前記デフォーカス情報を算出することを特徴とする情報処理装置。
  8. マイクロレンズと、結像光学系を介して前記マイクロレンズを通過した光束を受光する第1の光電変換部と、結像光学系を介して前記マイクロレンズを通過した光束を受光する第2の光電変換部と、をそれぞれ備えた複数の画素が配列された撮像素子から得られる信号に基づいて生成される、前記第1の光電変換部からの信号に対応する第1の被写体像信号と前記第2の光電変換部からの信号に対応する第2の被写体像信号とを取得する取得手段と、
    ボケの異なる前記第1の被写体像信号と前記第2の被写体像信号に基づいて被写体のデフォーカス情報を算出する算出手段と、を有し、
    前記マイクロレンズが前記画素の中心に対して偏心して配置されることを特徴とする情報処理装置。
  9. マイクロレンズと、前記マイクロレンズに割当てられ結像光学系を介して前記マイクロレンズを通過した光束を受光する第1の光電変換部と第2の光電変換部とを含む複数の光電変換部と、をそれぞれ備えた複数の画素が配列された撮像素子から、1度の撮像で得られる信号に基づいて生成される、ボケの異なる第1の被写体像信号と第2の被写体像信号とを取得する取得手段と、
    前記第1の被写体像信号と前記第2の被写体像信号に基づいて被写体のデフォーカス情報を算出する算出手段と、を有し、
    前記マイクロレンズが前記画素の中心に対して偏心して配置されることを特徴とする情報処理装置。
  10. 前記算出手段は、前記第1及び第2の被写体像信号に対応する光束の絞り値が互いに異なることを利用して前記デフォーカス情報を算出することを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  11. 前記算出手段は、前記第1の被写体像信号及び前記第2の被写体像信号の対応する領域において、該領域の信号間の相関値をデフォーカス情報として算出し、
    前記相関値と、予めメモリに記憶された相関値と距離情報との関係を示すルックアップテーブルとを参照することで、被写体の距離情報を算出する距離算出手段を備えることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  12. 前記デフォーカス情報に基づいてDFD方式で被写体の距離情報を算出する距離算出手段を備えることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  13. 前記第1の光電変換部と前記第2の光電変換部の、前記結像光学系の光軸と垂直な断面における断面積を、前記撮像素子の中央近傍と周辺領域とで変えていることを特徴とする請求項1から12の何れか1項に記載の情報処理装置。
  14. 請求項1から13の何れか1項に記載の情報処理装置と、画像生成部と、複数の画素が配列して構成された撮像素子と、を備えた撮像装置であって、
    前記画像生成部は、前記第1の被写体像信号と前記第2の被写体像信号の少なくとも1つの被写体像信号に基づき画像を生成し、
    前記情報処理装置と前記画像生成部が撮影筺体の内部に格納されていることを特徴とする撮像装置。
  15. 複数の画素が配列して構成された撮像素子を用いて生成された、結像光学系の第1の瞳領域を通過した光束による第1の被写体像信号と前記結像光学系の第2の瞳領域を通過した光束による第2の被写体像信号とに基づき、被写体のデフォーカス情報を算出する情報処理方法であって、
    前記第1の瞳領域と前記第2の瞳領域の面積が異なることでボケが異なる前記第1の被写体像信号と前記第2の被写体像信号を取得する工程と、
    前記第1の被写体像信号と前記第2の被写体像信号のボケの差異に基づいて前記デフォーカス情報を算出する工程と、
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  16. マイクロレンズと、前記マイクロレンズを通過した光束を受光する第1の光電変換部と、前記マイクロレンズを通過した光束を受光する第2の光電変換部と、をそれぞれ備えた複数の画素が配列された撮像素子から得られる信号に基づき、被写体のデフォーカス情報を算出する情報処理方法であって、
    前記撮像素子から得られる信号に基づいて、前記第1の光電変換部からの信号に対応する第1の被写体像信号と、前記第1の光電変換部の受光面とは面積が互いに異なる受光面を有する前記第2の光電変換部からの信号に対応する第2の被写体像信号とを取得する工程と、
    前記第1の被写体像信号と前記第2の被写体像信号のボケの差異に基づいて被写体のデフォーカス情報を算出する工程と、
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  17. マイクロレンズと、前記マイクロレンズに割当てられた複数の光電変換部と、をそれぞれ備えた複数の画素が配列された撮像素子から、1度の撮像で得られる信号に基づき、被写体のデフォーカス情報を算出する情報処理方法であって、
    前記複数の光電変換部において、第1の被写体像信号及び第2の被写体像信号に対応する光電変換部の受光面の面積が互いに異なることで、ボケの異なる前記第1の被写体像信号と前記第2の被写体像信号とを取得する工程と、
    前記第1の被写体像信号と前記第2の被写体像信号のボケの差異に基づいて被写体のデフォーカス情報を算出する算出工程と、
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  18. 複数の画素が配列して構成された撮像素子を用いて生成された、結像光学系の第1の瞳領域を通過した光束による第1の被写体像信号と前記結像光学系の第2の瞳領域を通過した光束による第2の被写体像信号とに基づき、被写体のデフォーカス情報を算出する情報処理方法であって、
    前記画素の中心に対して偏心して配置された各画素のマイクロレンズを通過した光束を受光して、前記第1の被写体像信号と前記第2の被写体像信号を生成する工程と、前記第1の被写体像信号と前記第2の被写体像信号のボケの差異に基づいて前記デフォーカス情報を算出する工程と、
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  19. マイクロレンズと、前記マイクロレンズを通過した光束を受光する第1の光電変換部と、前記マイクロレンズを通過した光束を受光する第2の光電変換部と、をそれぞれ備えた複数の画素が配列された撮像素子から得られる信号に基づき、被写体のデフォーカス情報を算出する情報処理方法であって、
    前記画素の中心に対して偏心して配置された各画素のマイクロレンズを通過した光束を受光して、前記第1の光電変換部からの信号に対応する第1の被写体像信号と前記第2の光電変換部からの信号に対応する第2の被写体像信号とを取得する工程と、
    ボケの異なる前記第1の被写体像信号と前記第2の被写体像信号に基づいて被写体のデフォーカス情報を算出する工程と、
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  20. マイクロレンズと、前記マイクロレンズに割当てられた複数の光電変換部と、をそれぞれ備えた複数の画素が配列された撮像素子から、1度の撮像で得られる信号に基づき、被写体のデフォーカス情報を算出する情報処理方法であって、
    前記画素の中心に対して偏心して配置された各画素のマイクロレンズを通過した光束を前記光電変換部で受光して、ボケの異なる第1の被写体像信号と第2の被写体像信号とを取得する工程と、
    前記第1の被写体像信号と前記第2の被写体像信号に基づいて被写体のデフォーカス情報を算出する工程と、を有し、
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  21. 請求項15乃至20のいずれか1項に記載の情報処理方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  22. 請求項21に記載のプログラムを格納したことを特徴とする記憶媒体。
JP2012191346A 2012-08-31 2012-08-31 情報処理装置および情報処理方法 Active JP6335423B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012191346A JP6335423B2 (ja) 2012-08-31 2012-08-31 情報処理装置および情報処理方法
US14/011,112 US9451216B2 (en) 2012-08-31 2013-08-27 Distance calculating apparatus, image pick-up apparatus using the same, distance calculating method, program for realizing distance calculation, and storage medium having the program stored thereon

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012191346A JP6335423B2 (ja) 2012-08-31 2012-08-31 情報処理装置および情報処理方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2014048459A JP2014048459A (ja) 2014-03-17
JP2014048459A5 JP2014048459A5 (ja) 2015-10-15
JP6335423B2 true JP6335423B2 (ja) 2018-05-30

Family

ID=50187026

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012191346A Active JP6335423B2 (ja) 2012-08-31 2012-08-31 情報処理装置および情報処理方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US9451216B2 (ja)
JP (1) JP6335423B2 (ja)

Families Citing this family (31)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6202927B2 (ja) 2012-08-31 2017-09-27 キヤノン株式会社 距離検出装置、撮像装置、プログラム、記録媒体および距離検出方法
JP6214271B2 (ja) 2012-09-12 2017-10-18 キヤノン株式会社 距離検出装置、撮像装置、距離検出方法、プログラム及び記録媒体
CN104662890B (zh) * 2012-09-27 2017-11-17 富士胶片株式会社 摄像装置及图像处理方法
JP6021780B2 (ja) 2013-10-07 2016-11-09 キヤノン株式会社 画像データ処理装置、距離算出装置、撮像装置および画像データ処理方法
JP6890766B2 (ja) * 2014-08-07 2021-06-18 株式会社ニコン 検出装置
JP2016038467A (ja) * 2014-08-07 2016-03-22 株式会社ニコン 撮像素子、焦点検出装置および撮像装置
US9646365B1 (en) * 2014-08-12 2017-05-09 Amazon Technologies, Inc. Variable temporal aperture
US9749532B1 (en) 2014-08-12 2017-08-29 Amazon Technologies, Inc. Pixel readout of a charge coupled device having a variable aperture
US9787899B1 (en) 2014-08-12 2017-10-10 Amazon Technologies, Inc. Multiple captures with a variable aperture
JP6645682B2 (ja) 2015-03-17 2020-02-14 キヤノン株式会社 距離取得装置、距離画像信号補正装置、撮像装置、距離画像量子化装置、および方法
US10306132B2 (en) * 2015-05-11 2019-05-28 Canon Kabushiki Kaisha Distance calculation apparatus, imaging apparatus and distance calculation method that include confidence calculation of distance information
JP6503221B2 (ja) 2015-05-13 2019-04-17 オリンパス株式会社 3次元情報取得装置、及び、3次元情報取得方法
JP6702669B2 (ja) * 2015-07-29 2020-06-03 キヤノン株式会社 撮像装置及びその制御方法
JP6604775B2 (ja) * 2015-08-20 2019-11-13 キヤノン株式会社 制御装置、撮像装置、制御方法、プログラム、および、記憶媒体
JP6758946B2 (ja) 2015-09-09 2020-09-23 キヤノン株式会社 撮像装置及び再生装置
US10313600B2 (en) 2015-10-13 2019-06-04 Canon Kabushiki Kaisha Imaging device capable of simultaneously capturing of a motion image and a static image and imaging method
US10659766B2 (en) 2015-10-30 2020-05-19 Canon Kabushiki Kaisha Confidence generation apparatus, confidence generation method, and imaging apparatus
US10283538B2 (en) 2016-02-17 2019-05-07 Canon Kabshiki Kaisha Imaging device and method of driving imaging device
US10182199B2 (en) 2016-02-22 2019-01-15 Canon Kabushiki Kaisha Imaging device and reproducing device
CN113489904B (zh) * 2016-07-13 2023-07-21 索尼公司 成像装置、成像器件和图像处理装置
EP3288253A1 (en) * 2016-08-25 2018-02-28 Thomson Licensing Method and apparatus for generating data representative of a bokeh associated to light-field data
JP6914633B2 (ja) 2016-09-30 2021-08-04 キヤノン株式会社 撮像装置及び撮像方法
WO2019202984A1 (ja) 2018-04-17 2019-10-24 富士フイルム株式会社 撮像装置並びに距離計測方法、距離計測プログラム及び記録媒体
WO2019202983A1 (ja) * 2018-04-17 2019-10-24 富士フイルム株式会社 撮像装置並びに距離計測方法、距離計測プログラム及び記録媒体
JP7002050B2 (ja) 2018-07-11 2022-02-10 パナソニックIpマネジメント株式会社 撮像装置
KR102648747B1 (ko) 2019-01-18 2024-03-20 삼성전자주식회사 Hdr 이미지를 생성하기 위한 이미징 시스템 및 그것의 동작 방법
JP2021140179A (ja) * 2019-02-13 2021-09-16 株式会社ニコン 撮像素子、及び撮像装置
JP7051740B2 (ja) * 2019-03-11 2022-04-11 株式会社東芝 画像処理装置、測距装置、方法及びプログラム
JP7170609B2 (ja) * 2019-09-12 2022-11-14 株式会社東芝 画像処理装置、測距装置、方法及びプログラム
JP6845912B2 (ja) * 2019-12-25 2021-03-24 キヤノン株式会社 撮像装置及びその制御方法
US11893668B2 (en) 2021-03-31 2024-02-06 Leica Camera Ag Imaging system and method for generating a final digital image via applying a profile to image information

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3604781B2 (ja) * 1995-06-19 2004-12-22 キヤノン株式会社 光学機器
US6377305B2 (en) * 1997-10-13 2002-04-23 Canon Kabushiki Kaisha Image sensing apparatus
JP4403477B2 (ja) 2000-01-26 2010-01-27 ソニー株式会社 画像処理装置及び画像処理方法
JP4500434B2 (ja) * 2000-11-28 2010-07-14 キヤノン株式会社 撮像装置及び撮像システム、並びに撮像方法
JP5169499B2 (ja) * 2008-06-02 2013-03-27 株式会社ニコン 撮像素子および撮像装置
US8923189B2 (en) * 2009-08-06 2014-12-30 Truepath Technologies, Llc System and methods for scalable processing of received radio frequency beamform signal
JP5301414B2 (ja) * 2009-10-28 2013-09-25 京セラ株式会社 撮像装置
US8542313B2 (en) * 2010-01-27 2013-09-24 Csr Technology Inc. Depth from defocus calibration
JP2012008424A (ja) * 2010-06-28 2012-01-12 Olympus Corp 撮像システム
CN103026170B (zh) * 2010-08-06 2015-04-01 松下电器产业株式会社 摄像装置以及摄像方法
JP5677800B2 (ja) * 2010-10-21 2015-02-25 オリンパス株式会社 撮像装置
JP5738606B2 (ja) * 2011-01-13 2015-06-24 オリンパス株式会社 撮像装置
JP2012238648A (ja) * 2011-05-10 2012-12-06 Sony Corp 固体撮像装置及び電子機器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014048459A (ja) 2014-03-17
US9451216B2 (en) 2016-09-20
US20140063234A1 (en) 2014-03-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6335423B2 (ja) 情報処理装置および情報処理方法
US9307140B2 (en) Distance detection apparatus, image sensing apparatus, program, recording medium, and distance detection method
US9535193B2 (en) Image processing apparatus, image processing method, and storage medium
JP6214271B2 (ja) 距離検出装置、撮像装置、距離検出方法、プログラム及び記録媒体
JP6137316B2 (ja) 深さ位置検出装置、撮像素子、及び深さ位置検出方法
WO2016185713A1 (en) Image processing apparatus, image pickup apparatus, image processing method, and storage medium
US10321044B2 (en) Image pickup apparatus and image pickup system with point image intensity distribution calculation
US20160125611A1 (en) Depth measurement apparatus, imaging apparatus and depth measurement method
CN107960120B (zh) 图像处理设备、摄像设备、图像处理方法和存储介质
US10514248B2 (en) Distance detecting apparatus
US20170257583A1 (en) Image processing device and control method thereof
US10204400B2 (en) Image processing apparatus, imaging apparatus, image processing method, and recording medium
JP6353233B2 (ja) 画像処理装置、撮像装置、及び画像処理方法
US9841580B2 (en) Distance measuring apparatus
JP6362070B2 (ja) 画像処理装置、撮像装置、画像処理方法、プログラム、および、記憶媒体
JP2016066995A (ja) 像ズレ量算出装置、撮像装置、および像ズレ量算出方法
JP2015014788A (ja) 測距装置、撮像装置及び測距装置の制御方法
JP2015203756A (ja) 視差量算出装置、距離算出装置、撮像装置および視差量算出方法
US11070715B2 (en) Image shift amount calculation apparatus and method, image capturing apparatus, defocus amount calculation apparatus, and distance calculation apparatus
JP6532411B2 (ja) 画像処理装置、撮像装置および画像処理プログラム
JP2015015704A (ja) 測距装置、撮像装置及び測距装置の制御方法
JP6590463B2 (ja) 距離算出装置
JP2016090975A (ja) 距離検出装置、撮像装置、距離検出方法、およびプログラム
JP6207243B2 (ja) 測距装置、撮像装置及び測距装置の制御方法
JP2018050231A (ja) 撮像装置、撮像方法および撮像制御プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150831

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150831

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160525

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160531

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160728

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170105

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170306

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170905

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171011

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180403

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180501

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6335423

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D03