JP6604775B2 - 制御装置、撮像装置、制御方法、プログラム、および、記憶媒体 - Google Patents

制御装置、撮像装置、制御方法、プログラム、および、記憶媒体 Download PDF

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Description

本発明は、位相差検出方式の焦点検出を行う制御装置に関する。
従来から、位相差検出方式の焦点検出において、偽合焦により焦点検出の精度が低下するという課題がある。偽合焦とは、合焦近傍であるも関わらず誤ったデフォーカス量を検出することや、合焦近傍から離れて被写体がボケている状態でも合焦近傍のデフォーカス量を検出するなどの現象である。このような現象(偽合焦)により、焦点検出の精度が低下してしまう。
ところで、位相差検出方式の焦点検出の他に、ボケ量の異なる二つの画像からデフォーカス量を検出するDFD方式の焦点検出が知られている。特許文献1には、位相差検出方式によりデフォーカス量を算出する第一の演算処理、および、DFD方式によりデフォーカス量を算出する第二の演算処理を行い、より信頼性の良い結果を利用する撮像装置が開示されている。特許文献2には、異なるボケ量を有する複数の画像を同時に撮影可能な撮像装置が開示されている。これにより、フォーカス位置、焦点距離、絞りなどの撮影条件を変更することなく、異なるボケ量を有する複数の画像を取得することができる。
特開2014−63142号公報 特開2015−46777号公報
ところで、位相差検出方式の焦点検出では、被写体ボケ、繰り返しパターン、または、遠近競合などの様々な要因により、正しい合焦位置とは異なる位置において合焦であると判定してしまうことがある。特に撮像面位相差検出方式では、被写体のピントボケや、撮像面の中心から離れた周辺像高での光量ケラレにより、焦点検出に用いる像信号の像崩れが生じやすく、偽合焦が顕著に発生しうる。
しかしながら、特許文献1、2においては、位相差検出方式の焦点検出結果により合焦位置として複数の候補位置が得られた場合、偽合焦を効果的に回避して焦点検出の精度を向上させることは困難である。
そこで本発明は、焦点検出の精度を向上させた制御装置、撮像装置、制御方法、プログラム、および、記憶媒体を提供する。
本発明の一側面としての制御装置は、互いに異なる瞳領域を通過した光束にそれぞれ対応する第1の信号と第2の信号とに基づいて焦点検出を行う焦点検出手段と、複数の像信号のボケ情報に関する評価値に基づいて、前記焦点検出手段による前記焦点検出の結果を判定する判定手段と、前記評価値を算出する算出手段と、を有し、前記算出手段は、前記複数の像信号として、前記第1の信号および前記第2の信号を合成した合成信号と、該第1の信号および該第2の信号の少なくとも一つとを用いて、前記評価値を算出する。
本発明の他の側面としての撮像装置は、互いに異なる瞳領域を通過した光束にそれぞれ対応する第1の信号と第2の信号とを出力する撮像手段と、前記第1の信号と前記第2の信号とに基づいて焦点検出を行う焦点検出手段と、複数の像信号のボケ情報に関する評価値に基づいて、前記焦点検出手段による前記焦点検出の結果を判定する判定手段と、前記評価値を算出する算出手段と、を有し、前記算出手段は、前記複数の像信号として、前記第1の信号および前記第2の信号を合成した合成信号と、該第1の信号および該第2の信号の少なくとも一つとを用いて、前記評価値を算出する。
本発明の他の側面としての制御方法は、互いに異なる瞳領域を通過した光束にそれぞれ対応する第1の信号と第2の信号とに基づいて焦点検出を行うステップと、複数の像信号のボケ情報に関する評価値に基づいて、前記焦点検出の結果を判定するステップと、前記評価値を算出するステップと、を有し、前記評価値は、前記複数の像信号として、前記第1の信号および前記第2の信号を合成した合成信号と、該第1の信号および該第2の信号の少なくとも一つとを用いて算出される
本発明の他の側面としてのプログラムは、互いに異なる瞳領域を通過した光束にそれぞれ対応する第1の信号と第2の信号とに基づいて焦点検出を行うステップと、複数の像信号のボケ情報に関する評価値に基づいて、前記焦点検出の結果を判定するステップと、前記評価値を算出するステップと、をコンピュータに実行させ、前記評価値は、前記複数の像信号として、前記第1の信号および前記第2の信号を合成した合成信号と、該第1の信号および該第2の信号の少なくとも一つとを用いて算出される
本発明の他の側面としての記憶媒体は、前記プログラムを記憶している。
本発明の他の目的及び特徴は、以下の実施形態において説明される。
本発明によれば、焦点検出の精度を向上させた制御装置、撮像装置、制御方法、プログラム、および、記憶媒体を提供することができる。
第1実施形態における撮像システムの概略構成図である。 第1実施形態におけるフォーカス制御に用いられる撮像システムのシステム構成を示すブロック図である。 第1実施形態において、合焦近傍状態とボケ状態のそれぞれにおける像信号の説明図である。 第1実施形態における偽合焦の説明図である。 第1実施形態における撮像システムの基本的動作を示すフローチャートである。 第1実施形態における焦点検出処理を示すフローチャートである。 第1実施形態における相関点演算を示すフローチャートである。 DFD方式の焦点検出の流れを示す図である。 DFD方式において抽出された波形からパワーPを算出する過程の説明図である。 第1実施形態において、A+B像およびA像を結像する光路を示す図である。 第1実施形態において、コントラストの高いバーチャートから得られるA+B像、A像、および、B像を示す図である。 第1実施形態において、コントラストの低いバーチャートから得られるA+B像、A像、および、B像を示す図である。 第1実施形態におけるパラメータDとデフォーカス量との関係図である。 第1実施形態における合焦度判定を示すフローチャートである。 第1実施形態における撮像システムの動作を示すフローチャートである。 第2実施形態における偽合焦の説明図である。 第2実施形態における相関点演算を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
(第1実施形態)
まず、図1を参照して、本発明の第1実施形態における撮像装置について説明する。図1は、本実施形態における撮像システム10の概略構成図である。本実施形態の撮像システム10は、撮像装置100と、撮像装置100に着脱可能なレンズ装置117(交換レンズ)とを備えて構成される。ただし本実施形態は、これに限定されるものではなく、撮像装置とレンズ装置とが一体的に構成された撮像システムにも適用可能である。
撮像装置100において、101はファインダ光学系を構成する正立正像光学系、102は接眼レンズである。103はファインダスクリーン、104は撮像光束の一部をファインダ光学系に偏向するミラーである。105はミラー104を通過した撮像光束を後述する焦点検出装置121に向けて偏向するサブミラーである。106は、CMOSセンサなどの撮像素子である。撮像素子106は、レンズ装置117(撮像光学系119)を介して形成された被写体像(光学像)を光電変換して画像データ(電気信号)を出力する。本実施形態において、撮像素子106は、撮像光学系119の互いに異なる瞳領域を通過した光束それぞれに対応する第1の信号(像信号A)と第2の信号(像信号B)とを出力可能である。また撮像素子106は、後述の位相差検出装置109と同様に、位相差検出方式(撮像面位相差検出方式)の焦点検出を行うことができる。
107は撮像素子106を遮光するシャッタ装置、108は撮像装置100の内部に収納されている内蔵ストロボである。109は、複数の受光部により構成される複数のセンサを有し、位相差検出方式の焦点検出を行う位相差検出装置である。具体的には、レンズ装置117に含まれるフォーカスレンズの射出瞳を通過した光束を二分割し、位相差検出装置109は、二分割した光束を一組のラインセンサにおいてそれぞれ受光する。本実施形態では、二分割した光束から得られる像信号をそれぞれ像信号A(第1の信号)および像信号B(第2の信号)とする。そして位相差検出装置109は、その受光量に応じて出力された信号のずれ量、すなわち光束の分割方向の相対的位置ずれ量を検出する。後述の焦点検出装置121は、このずれ量に基づいて、フォーカスレンズのデフォーカス量を算出する。このように、撮像素子106または位相差検出装置109のセンサ(焦点検出センサ)により一度蓄積動作を行えば、フォーカスレンズを移動すべき量と方向とが得られ、レンズ駆動を行うことができる。
110は撮像装置100の露出の測定を行う測光装置、111は測光装置110に被写体光束を結像させるレンズ、112は撮像装置100の制御を司る撮像制御装置である。121は、位相差検出装置109または撮像素子106から出力される第1の信号および第2の信号(焦点検出用信号)に基づいてデフォーカス量を算出する焦点検出装置である。なお本実施形態において、撮像制御装置112および焦点検出装置121は、マイクロプロセッサ(制御装置)から構成されている。
113は、外部ストロボなどを装着するためのアクセサリシューである。114は、内蔵ストロボ108のフレネルレンズ、115は撮像装置100に設けられている光学ファインダに情報を重ねて表示するファインダ表示部、116は撮像装置100の外部に各種情報を表示するための外部表示部である。
レンズ装置117は、レンズ制御装置118、撮像光学系119、および、絞り装置120を有する。レンズ制御装置118は、マイクロプロセッサから構成されており、撮像装置100の通信部(撮像制御装置112)と通信を行う。撮像光学系119は、撮像を行うためのレンズであり、フォーカスレンズを含む。絞り装置120は、光量調節を行う。
次に、図2を参照して、本実施形態におけるフォーカス制御のシステム構成について説明する。図2は、フォーカス制御に用いられる撮像システム10のシステム構成を示すブロック図である。撮像装置100は、撮像手段201、焦点検出手段202、評価値算出手段203、合焦度判定手段204、および、フォーカス制御手段205を有する。焦点検出手段202、評価値算出手段203、合焦度判定手段204、および、フォーカス制御手段205は、焦点検出装置121に含まれる。
撮像手段201は、撮像素子106を有し、レンズ装置117を通過した光束を電気信号として蓄える。また撮像手段201は、互いに異なる瞳領域を通過した光束にそれぞれ対応する複数の焦点検出用信号(第1の信号および第2の信号)を出力する。焦点検出手段202は、撮像素子106から出力された複数の焦点検出用信号(第1の信号および第2の信号)に基づいて焦点検出を行い、デフォーカス量を算出する。評価値算出手段203は、ボケ量に関する評価値、すなわちボケ量の異なる二つの画像からデフォーカス量を算出するための評価値を算出する。合焦度判定手段204は、評価値算出手段203により算出された評価値に基づいて、焦点検出手段202により検出(算出)されたデフォーカス量が偽合焦でないか否かを判定する。フォーカス制御手段205は、レンズ制御手段206(レンズ制御装置118)とともに、デフォーカス量に従って撮像光学系119に含まれるフォーカスレンズを駆動する。
次に、図3および図4を参照して、偽合焦について説明する。図3(a)は、撮像手段201により受光した合焦近傍状態での像信号(A像信号301およびB像信号302)を示す。図3(b)は、ボケ状態(非合焦状態)での像信号(A像信号303およびB像信号304)を示す。図3(a)、(b)において、横軸は撮像面(撮像素子106)上の位置(X座標)、縦軸は各像信号の出力値をそれぞれ示している。図3(a)に示されるように、合焦近傍状態でのA像信号301およびB像信号302はコントラストが高く、A像信号301とB像信号302との一致度は高い。一方、図3(b)に示されるように、ボケ状態でのA像信号303およびB像信号304はコントラストが低く、A像信号303とB像信号304との一致度は低く、それらの重なりもなだらかである。
図4(a)、(b)は、それぞれ、図3(a)、(b)の像信号(A像信号、B像信号)に基づいて算出された相関波形401、402(相関量COR)を示す図(偽合焦の説明図)である。図4(a)、(b)において、横軸はシフト量(合焦制御のためのシフト量)、縦軸は相関量CORをそれぞれ示している。相関波形401、402のいずれに関しても、相関量CORが最小となるシフト量(図4(a)中の点A、図4(b)中の点B)は、シフト量が0付近となる。これは、合焦近傍状態であることを示し、そのときのフォーカスレンズの焦点位置で被写体にピントが合っていることを意味している。しかし、前述のように、図4(b)はボケ状態の相関波形402を示しており、合焦近傍状態の相関波形ではない。このため、ピントが合っていないにも関わらず、合焦を示すことになる。これが偽合焦である。本実施形態では、このような偽合焦(誤った合焦判定)を回避または低減することを目的とする。
次に、図5乃至図7を参照して、オートフォーカス(以下、AF)制御における撮像システム10の基本的動作について説明する。図5は、AF制御の際の撮像システム10の基本的動作を示すフローチャートである。図5の各ステップは、主に、撮像制御装置112の指令に基づいて、焦点検出装置121の各部により実行される。
まずステップS501において、撮像制御装置112は、スイッチSW1が押下されているか否か(レリーズボタンが半押しされているか否か)を判定する。スイッチSW1が押下されている場合、ステップS502へ進む。一方、スイッチSW1が押下されていない場合、本フローを終了する。ステップS502において、焦点検出装置121は、焦点検出処理を行ってデフォーカス量を算出し、焦点検出の結果に応じた信頼性を判定する。続いてステップS503において、焦点検出装置121は、ステップS502での焦点検出の結果に基づいて合焦であるか否かを判定する(合焦判定)。ステップS503にて合焦状態の場合、ステップS506へ進む。一方、ステップS503にて合焦状態でない場合(非合焦状態である場合)、ステップS504へ進む。
ステップS504において、撮像制御装置112は、非合焦として焦点検出処理を終了するか否かを判定する。非合焦として終了する場合、ステップS507へ進む。ステップS507において、撮像制御装置112は、外部表示部116を用いて合焦表示を行い、本フローを終了する。一方、非合焦として終了しない場合、ステップS505へ進む。ステップS505において、焦点検出装置121は、ステップS502にて算出された焦点検出の結果の信頼性を判定する。ステップS505にて信頼性が高いと判定された場合、ステップS508進む。ステップS508において、フォーカス制御手段205は、焦点検出結果のデフォーカス量(検出デフォーカス量)に基づいて、フォーカスレンズを駆動する(レンズ駆動)。一方、ステップS505にて信頼性が低いと判定された場合、ステップS509へ進む。ステップS509において、フォーカス制御手段205は、サーチ動作によるレンズ駆動を行う。
ステップS503にて合焦状態の場合、ステップS506において、撮像制御装置112は、外部表示部116を用いて合焦表示を行う。続いてステップS510において、撮像制御装置112は、スイッチSW2が押下されているか(レリーズボタンが全押しされているか否か)を判定する。スイッチSW2が押下されている場合、ステップS512へ進む。一方、スイッチSW2が押下されていない場合、ステップS511へ進む。ステップS511において、撮像制御装置112は、スイッチSW1が押下されているかを判定する。スイッチSW1が押下されている場合、ステップS510へ戻り、スイッチSW2が押下されるのを待つ。一方、ステップS511にてスイッチSW1が押下されていない場合、本フローを終了する。
ステップS510にてスイッチSW2が押下されている場合、撮像制御装置112は撮影を行い(撮像処理)、本フローを終了する。以上が、AFの際における撮像システム10の基本的動作である。ただし、図5のフローでは、ステップS502の焦点検出の際に偽合焦が発生すると、焦点検出装置121は、合焦近傍状態でないにも関わらず合焦近傍状態であると誤って認識し、撮像制御装置112はステップS506にて合焦表示を行ってしまう場合がある。このため本実施形態では、偽合焦であると判定した場合、非合焦状態であるとして本フローを終了するか、再度、レンズ駆動を行う。この詳細に関しては、図15を参照して後述する。
次に、図6を参照して、本実施形態における焦点検出処理(ステップS502)について詳述する。図6は、本実施形態における焦点検出処理のフローチャートである。図6の各ステップは、撮像制御装置112の指令に基づいて、焦点検出装置121の各部により実行される。
まずステップS601において、焦点検出装置121は、焦点検出のためのAF信号(焦点検出用信号、すなわち、A像信号およびB像信号)を取得する。続いてステップS602において、焦点検出装置121は、相関演算を行い、ステップS601にて取得したAF信号の相関波形を取得する。続いてステップS603において、焦点検出装置121は、相関波形に基づいて相関点を算出する(相関点演算)。続いてステップS604において、焦点検出装置121は、ステップS603にて算出された相関点に基づいて、デフォーカス量を検出(算出)する。続いてステップS605において、焦点検出装置121は、ステップS604にて算出したデフォーカス量の信頼性を算出する(信頼性判定)。続いてステップS606において、焦点検出装置121は、ステップS604にて算出したデフォーカス量、および、ステップS605にて算出した信頼性に基づいて、合焦状態であるか否かを判定する(合焦判定)。
次に、図7を参照して、本実施形態における相関点演算(ステップS603)について詳述する。図7は、本実施形態における相関点演算のフローチャートである。図7の各ステップは、撮像制御装置112の指令に基づいて、焦点検出装置121の各部により実行される。
まずステップS701において、焦点検出装置121は、A像信号とB像信号との相関波形に基づいて、相関点の候補(極値となる候補値)を検出する。続いてステップS702において、焦点検出装置121は、相関点の候補(候補点)の数Nを判定し、その数Nに応じたステップへ分岐する。
ステップS702にて相関波形から1つの候補点が検出された場合(N=1)、ステップS703へ進む。ステップS703において、焦点検出装置121は、検出された1つの候補点を相関点として決定する。一方、ステップS702にて相関波形から1つの候補点も検出されない場合(N=0)、ステップS704へ進む。ステップS704において、焦点検出装置121は、相関点はないと決定する。
また、ステップS702にて相関波形から複数の候補点が検出された場合(N>1)、ステップS705へ進む。ステップS705において、焦点検出装置121は、複数の候補点の中から1つの点を相関点として選択する。焦点検出装置121は、相関量CORが最も小さい点、または、極小値の近傍における変化量(相関変化量)が最も大きい点を、相関点として選択することができる。このように、相関波形から相関点が検出された場合には1つの相関点を決定し、一方、1つの相関点も検出されない場合には相関点なしとする。
次に、図8乃至図13を参照して、DFD(Depth from Defocus)方式の焦点検出のためのパラメータの算出方法について説明する。まず、図8を参照して、公知の技術であるDFD方式の焦点検出の概念について説明する。図8は、DFD方式の焦点検出の流れを示す図である。DFDとは、ボケ量の互いに異なる複数の画像から、奥行、すなわちデフォーカス量(Def量)を算出する技術である。焦点検出装置121(評価値算出手段203)は、撮像素子106(撮像手段201)から、画像A(A像信号からなる画像)と画像B(B像信号からなる画像)を取得する(ステップS801)。続いて焦点検出装置121は、画像Aおよび画像Bに対して帯域抽出を行う(ステップS802)。そして焦点検出装置121は、抽出した波形からパワーPを算出する(ステップS803)。ここで焦点検出装置121は、画像Aおよび画像Bのそれぞれの波形から、パワーP1(ω)、P2(ω)を算出する。続いて焦点検出装置121は、パワーP1、P2から評価値Cを算出し(ステップS804)、評価値Cをデフォーカス量(Def量)に変換する(ステップS805)。本実施形態では、DFD方式の焦点検出においてデフォーカス量を算出する過程で用いられるパワーPに着目し、偽合焦を回避または低減するための合焦度判定手段204が設けられる。
次に、図9を参照して、図8のステップS802にて抽出された波形からステップS803にてパワーPを算出する過程について詳述する。図9は、DFD方式において抽出された波形からパワーPを算出する過程の説明図である。
まずステップS901において、焦点検出装置121(評価値算出手段203)は、ボケ量の互いに異なる二つの画像Aおよび画像Bから、デジタル信号を抽出する(画像のデジタル信号化)。続いてステップS902において、焦点検出装置121は、ステップS901にてデジタル化した信号(デジタル信号)に対してガウシアンフィルタ処理を行い、デジタル信号を平滑化する。続いてステップS903において、焦点検出装置121は、ラプラシアンフィルタを用いて信号のエッジ検出を行う。続いてステップS904において、焦点検出装置121は、全てのフィルタ処理後の各信号を二乗した信号(波形)を算出する(図9に示されるように、例えば、画像A、Bの振幅α、βはそれぞれ振幅α、βとなる)。そして焦点検出装置121は、二乗した信号(波形)の総和(二乗和)を取ることにより、パワーP1、P2が得られる。
本実施形態において、焦点検出装置121(評価値算出手段203)は、パワーPに基づいて、偽合焦判定の際の評価値として用いられるパラメータDを算出する。パラメータD(評価値D)を算出するには、A像信号、B像信号、および、A+B像信号の3つのパワーP[A]、P[B]、P[A+B]が必要である。ここで、A像信号およびB像信号は、それぞれ、第1の瞳分割領域および第2の瞳分割領域を通過した光束に対応する像信号である。A+B像信号は、第1の瞳分割領域および第2の瞳分割領域を通過した光束(すなわち、全瞳領域を通過した光束)に対応する像信号である。以下の式(1)で表されるように、焦点検出装置121は、パワーP[A+B]を、P[A]とP[B]との和(P[A]+P[B])で割ることにより、評価値D(パラメータD)を算出することができる。そして焦点検出装置121(合焦度判定手段204)は、式(1)に基づいて算出されたパラメータDを用いて、合焦度を判定する。
D=P[A+B]/(P[A]+P[B]) … (1)
次に、図10を参照して、A+B像信号およびA像信号を結像する光路について説明する。図10(a)、(b)は、A+B像信号およびA像信号を結像する光路をそれぞれ示す図である。図10(a)において、1001はレンズ(撮像光学系119の全瞳領域)、1002は撮像面(撮像素子106)である。図10(b)において、1004はレンズ(撮像光学系119の瞳分割領域)、1005は撮像面(撮像素子106)である。図10(a)はA+B像信号の結像を示しており、レンズ1001を通過した光束は、撮像面1002において、範囲1003で入射する。一方、図10(b)はA像信号の結像を示しており、レンズ1004を通過した光束は、撮像面1005において、範囲1006で入射する。
図10(a)、(b)に示されるように、A+B像信号とA像信号を結像するレンズ(瞳領域)の大きさは互いに異なり、A+B像信号のほうがA像に比べ広い範囲で受光される。すなわち、A+B像信号はA像信号に対し、レンズが開放に近く、A+B像信号はA像信号に比べてボケの影響を受けやすい。従って、A像信号単体のほうが、A+B像信号に比べてボケ状態でも像がシャープになり、コントラストの低下も少ない。この特性が、パラメータDを算出する際に効果的に作用する。
図11(a)〜(c)は、コントラストの高いバーチャートから得られるA+B像信号、A像信号、および、B像信号を示す図である。図11(a)〜(c)において、横軸はセンサ(撮像面)上の位置(X座標)を示し、縦軸は像信号の大きさを示す。図11(a)は、合焦近傍状態で得られる各波形を示している。1101はA+B像信号、1102はA像信号、1103はB像信号である。このように合焦近傍では、A像信号1102およびB像信号1103の波形は略一致する。このとき、A+B像信号1101の大きさは、A像信号1102およびB像信号1103のそれぞれの約2倍となる。
図11(b)は、ボケ状態で得られる各波形を示している。1104はA+B像信号、1105はA像信号、1106はB像信号である。このようにボケ状態では、A像信号1105とB像信号1106の重心がずれる。このときA+B像信号1104の大きさは、A像信号1105およびB像信号1106に比べて、やや小さくなる。特に、像信号の裾野のケラレが大きくなる。これは、図10(a)、(b)を参照して説明したように、A+B像信号はA像信号やB像信号に比べて光束の通過範囲が広く、絞りが開いている状態に近く、ボケの影響を受けやすいためである。従って、合焦近傍状態でのA+B像信号:A像信号=2:1の関係は、ボケ量が大きくなるにつれて、2:1.1、2:1.2、…のようにA像信号の割合が高くなる。
図11(c)は、大ボケ状態で得られる波形を示している。1107はA+B像信号、1108はA像信号、1109はB像信号である。このように大ボケ状態では、各波形はほとんど捉られず、ノイズのような振幅が発生する。ノイズによる振幅は、A+B像信号とA像信号(B像信号)で√2:1の比率となる。
図12(a)〜(c)は、コントラストの低いバーチャートから得られるA+B像信号、A像信号、および、B像信号を示す図である。図12(a)〜(c)において、横軸はセンサ(撮像面)上の位置(X座標)を示し、縦軸は像信号の大きさを示す。図12(a)は、合焦近傍状態で得られる各波形を示している。1201はA+B像信号、1202はA像信号、1203はB像信号である。このように合焦近傍では、A像信号1202およびB像信号1203の波形は略一致する。このとき、A+B像信号1201の大きさは、A像信号1202およびB像信号1203のそれぞれの約2倍となる。
図12(b)は、ボケ状態で得られる各波形を示している。1204はA+B像信号、1205はA像信号、1206はB像信号である。このようにボケ状態では、A像信号1205とB像信号1206の重心がずれる。このときA+B像信号1204の大きさは、A像信号1205およびB像信号1206に比べて、やや小さくなる。特に、像信号の裾野のケラレが大きくなる。これは、図10(a)、(b)を参照して説明したように、A+B像信号はA像信号やB像信号に比べて光束の通過範囲が広く、絞りが開いている状態に近く、ボケの影響を受けやすいためである。従って、合焦近傍状態でのA+B像信号:A像信号=2:1の関係は、ボケ量が大きくなるにつれて、2:1.1、2:1.2、…のようにA像信号の割合が高くなる。
図12(c)は、大ボケ状態で得られる波形を示している。1207はA+B像信号、1208はA像信号、1209はB像信号である。このように大ボケ状態では、各波形はほとんど捉られず、ノイズのような振幅が発生する。ノイズによる振幅は、A+B像信号とA像信号(B像信号)で√2:1の比率となる。
図11(a)および図12(a)に示されるように、合焦近傍状態におけるA+B像、A像、および、B像の振幅の比は、2:1:1となる。図9を参照して説明したように、パワーPは波形の2乗和であるため、P[A+B]、P[A]、および、P[B]の比は4:1:1となり、それに基づいて算出されるパラメータDは2となる。図11(b)および図12(b)に示されるように、ボケ状態におけるA+B像、A像、および、B像の振幅の比は、ボケ量が大きくなるに従って、2:1.1:1.1、2:1.2:1.2、2:1.3:1.3…のように変化する。すなわちボケ量が大きくなるにつれて、A+B像の振幅に対して、A像およびB像のそれぞれの振幅の割合が大きくなる。これらに基づいてパラメータDを算出すると、合焦近傍状態におけるパラメータDである2を最大として、ボケ量が大きくなるにつれてパラメータDの値は少しずつ小さくなる。図11(c)および図12(c)に示されるように、大ボケ状態におけるA+B像、A像、および、B像の振幅の比は、√2:1:1となる。このとき、P[A+B]、P[A]、および、P[B]の比は2:1:1となり、それに基づいて算出されるパラメータDは1となる。
次に、図13を参照して、パラメータD(評価値D)とデフォーカス量との関係について説明する。図13は、パラメータDとデフォーカス量との関係図である。図13において、横軸はデフォーカス量(Def量)を示し、縦軸はパラメータDを示す。横軸の中心は合焦近傍状態(デフォーカス量は0)を示し、デフォーカス量の絶対値が大きくなるにつれて被写体のボケも大きくなる。
1301はパラメータDの推移を示すグラフである。パラメータDは、合焦近傍状態において、最大値2を示す。ボケ量が大きくなるにつれてパラメータDは小さくなる。さらに大ボケ状態に近づくと、パラメータDは1に収束する。この傾向から、評価値Dが2に近いほど合焦状態に近い(合焦近傍状態である)ことがわかる。従って、被写体が合焦近傍にあることを判定するための閾値Thを設定し、パラメータDが閾値Th以上の場合、被写体が合焦近傍状態にあると判定する。閾値Thは、大ボケ状態の場合における1よりも大きい値とし、状況や被写体に応じて調整することが好ましい。
次に、図14を参照して、合焦度判定について説明する。図14は、合焦度判定を示すフローチャートである。図14の各ステップは、主に、撮像制御装置112の指令に基づいて、焦点検出装置121(合焦度判定手段204)により実行される。本実施形態において、焦点検出手段202による焦点検出結果が合焦近傍状態を示す場合、合焦度判定手段204は、その焦点検出結果が偽合焦であるか否かを判定する。
まずステップS1401において、合焦度判定手段204は、焦点検出手段202による焦点検出結果が合焦近傍状態を示しているか否かを判定する。合焦近傍状態であるか否かは、デフォーカス量の絶対値の大きさに基づいて判定可能である。焦点検出結果が合焦近傍状態を示していない場合、ステップS1405へ進む。ステップS1405において、合焦度判定手段204は、偽合焦であるか否かを判定することができない。
一方、焦点検出結果が合焦近傍状態を示している場合、ステップS1402へ進む。ステップS1402において、合焦度判定手段204は、評価値Dと閾値Thとを比較し、評価値Dが閾値Th未満の場合、ステップS1403へ進む。ステップS1403において、合焦度判定手段204は、焦点検出手段202による焦点検出結果は偽合焦であると判定し、焦点検出手段202により算出されたデフォーカス量の信頼性は低いと判定する。一方、評価値Dが閾値Th以上である場合、ステップS1404へ進む。ステップS1404において、合焦度判定手段204は、焦点検出手段202による焦点検出結果は偽合焦でないと判定し、焦点検出手段202により算出されたデフォーカス量の信頼性は高いと判定する。
次に、図15を参照して、図14の合焦度判定を実行する撮像システム10の動作について説明する。図15は、本実施形態における撮像システム10の動作を示すフローチャートである。図15の各ステップは、主に、撮像制御装置112の指令に基づいて、焦点検出装置121の各部により実行される。図15は、ステップS1513、S1514が付加されている点で、図5とは異なる。図15のステップS1501〜S1512は、図5のステップS501〜S512とそれぞれ同じであるため、それらの説明を省略する。
ステップS1503にて焦点検出装置121(焦点検出手段202)により検出された焦点検出結果が合焦状態(合焦近傍状態)である場合、ステップS1513へ進む。ステップS1513において、焦点検出装置121(合焦度判定手段204)は、合焦度判定を行う。すなわち合焦度判定手段204は、評価値算出手段203により算出された評価値Dと閾値Thとを比較する。
続いてステップS1514において、焦点検出装置121(合焦度判定手段204)は、ステップS1513の焦度判定の結果に基づいて、偽合焦ではないか否かを判定する。偽合焦ではないと判定された場合、ステップS1506へ進み、撮像制御装置112は外部表示部116を用いて合焦表示を行う。一方、ステップS1514にて偽合焦であると判定された場合、ステップS1504へ進み、撮像制御装置112は、非合焦として焦点検出処理を終了するか否かを判定する。
以上のように、本実施形態の撮像システムによれば、ボケ量が互いに異なる複数の画像から評価値(パラメータD)を算出し、パラメータDによる合焦度判定に基づいて、焦点検出結果が偽合焦であるかを判定することができる。このため本実施形態によれば、焦点検出の精度を向上させることが可能である。
(第2実施形態)
次に、図16および図17を参照して、本発明の第2実施形態について説明する。図16は、本実施形態における偽合焦の説明図であり、相関波形1601(相関量COR)を示している。図16において、横軸はシフト量、縦軸は相関量CORをそれぞれ示している。
図16に示されるように、相関波形1601には、相関量CORが極小となるシフト量(相関点A、B、C)が複数存在する。この場合、複数の相関点A、B、Cから一つの相関点を選択する必要がある。しかし、図16に示されるように相関点A、B、Cの特徴が互いに類似し、選択すべき適切な相関点を決定することができない場合があり、誤った相関点を選択する可能性がある。誤った相関点を選択すると、合焦方向とは逆の方向へレンズを駆動することや、被写体がボケているのに合焦状態であると示すことなど、高精度な焦点検出を行うことが難しい。これらの現象は、繰り返し被写体に関して発生することが多い。
このような場合、第1実施形態にて説明した評価値(パラメータD)を用いて偽合焦を回避または低減することができる。パラメータDの傾向から、パラメータDが2に近い場合には合焦近傍状態であることがわかる。このため、パラメータDが閾値Th以上の場合、合焦近傍状態を示すシフト量の小さい相関点を優先して選択する。同様に、パラメータDが閾値未満の場合、シフト量の小さい相関点を除く相関点から一つの相関点を選択する。
次に、図17を参照して、本実施形態における相関点演算(ステップS603)について詳述する。図7は、本実施形態における相関点演算のフローチャートである。図7の各ステップは、撮像制御装置112の指令に基づいて、焦点検出装置121の各部により実行される。本実施形態の相関点演算は、合焦度判定の結果を利用する点で、図7を参照して説明した第1実施形態の相関点演算とは異なる。図17のステップS1701〜S1704は、図7のステップS701〜S704とそれぞれ同じため、それらの説明を省略する。
ステップS1702にて相関波形から複数の候補点が検出された場合(N>1)、ステップS1706へ進む。ステップS1706において、焦点検出装置121(評価値算出手段203)は、評価値(パラメータD)を算出する。続いてステップS1707において、焦点検出装置121(合焦度判定手段204)は、評価値(パラメータD)と閾値Thとを比較する。パラメータDが閾値Th以上の場合、ステップS1708へ進む。ステップS1708において、焦点検出装置121(焦点検出手段202)は、パラメータDから合焦近傍状態であると判定できるため、複数の合焦点の中から、シフト量が0に近い相関点を一つの合焦点として選択する。一方、ステップS1707にてパラメータDが閾値Th未満である場合、ステップS1709へ進む。ステップS1709において、焦点検出装置121(焦点検出手段202)は、パラメータDから合焦近傍状態ではないと判定できるため、複数の合焦点の中から、シフト量の小さい相関点を除く相関点を一つの合焦点として選択する。
以上のように、本実施形態の撮像システムによれば、相関点演算において複数の候補(相関点)が見つかった場合、評価値(パラメータD)に基づく合焦度判定を利用することにより、最適な相関点を選択して偽合焦を回避または低減することができる。
各実施形態において、制御装置(焦点検出装置121)は、焦点検出手段202、および、判定手段(合焦度判定手段204)を有する。焦点検出手段は、互いに異なる瞳領域を通過した光束にそれぞれ対応する第1の信号と第2の信号とに基づいて焦点検出を行う。判定手段は、複数の像信号のボケ情報に関する評価値(パラメータD)に基づいて、焦点検出手段による焦点検出の結果(合焦度)を判定する。
好ましくは、判定手段は、評価値に基づいて、焦点検出の結果が合焦状態を示すか否かを判定する。より好ましくは、判定手段は、焦点検出手段が合焦状態であると判定した場合、評価値に基づいて、焦点検出の結果が合焦状態を示すか否かを判定する。そして判定手段は、焦点検出の結果が合焦状態を示してないと判定した場合、非合焦状態であると判定する。
好ましくは、制御装置は、評価値を算出する算出手段(評価値算出手段203)を更に有する。算出手段は、複数の像信号のそれぞれに対してフィルタ処理を行い、フィルタ処理後の複数の像信号のそれぞれを二乗して、複数の像信号のそれぞれのパワーを算出し、パワーに基づいて評価値を算出する。より好ましくは、算出手段は、複数の像信号として、第1の信号(A像信号)および第2の信号(B像信号)を合成した合成信号(A+B像信号)と、第1の信号および第2の信号の少なくとも一つとを用いて評価値を算出する。より好ましくは、算出手段は、合成信号、第1の信号、および、第2の信号に基づいて、第1のパワー(P[A+B])、第2のパワー(P[A])、および、第3のパワー(P[B])をそれぞれ算出する。そして算出手段は、第1のパワーと、第2のパワーと第3のパワーとの和との比に基づいて、評価値を算出する。また好ましくは、判定手段は、評価値が所定の閾値(閾値Th)よりも大きい場合、焦点検出の結果は合焦状態(合焦近傍状態)であると判定する。一方、判定手段は、評価値が所定の閾値よりも小さい場合、焦点検出の結果は非合焦状態であると判定する(S1513,S1514)。
好ましくは、焦点検出手段は、焦点検出の際に複数の合焦候補点を検出した場合、評価値に応じて複数の合焦候補点の中から一つの合焦点(相関点)を選択する(S1706、S1707)。また好ましくは、焦点検出手段は、評価値が所定の閾値(閾値Th)よりも大きい場合、デフォーカス量が最も小さい(合焦制御のためのシフト量がゼロに最も近い)合焦候補点を合焦点として(優先的に)選択する(S1708)。また好ましくは、焦点検出手段は、評価値が所定の閾値よりも小さい場合、デフォーカス量が最も小さい合焦候補点を除外して合焦点を選択する(S1709)。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
各実施形態の制御装置において、位相差方式による焦点検出結果が合焦を示す場合、焦点検出結果の信頼性を判定することにより、偽合焦の判定を効果的に低減することができる。また、相関波形から複数の合焦位置の候補が見つかった場合、正しい合焦位置を判定することができる。このため各実施形態によれば、焦点検出の精度を向上させた制御装置、撮像装置、制御方法、プログラム、および、記憶媒体を提供することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
121 焦点検出装置(制御装置)
202 焦点検出手段
204 合焦度判定手段(判定手段)

Claims (13)

  1. 互いに異なる瞳領域を通過した光束にそれぞれ対応する第1の信号と第2の信号とに基づいて焦点検出を行う焦点検出手段と、
    複数の像信号のボケ情報に関する評価値に基づいて、前記焦点検出手段による前記焦点検出の結果を判定する判定手段と、
    前記評価値を算出する算出手段と、を有し、
    前記算出手段は、前記複数の像信号として、前記第1の信号および前記第2の信号を合成した合成信号と、該第1の信号および該第2の信号の少なくとも一つとを用いて、前記評価値を算出することを特徴とする制御装置。
  2. 前記判定手段は、前記評価値に基づいて、前記焦点検出の結果が合焦状態を示すか否かを判定することを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記判定手段は、前記焦点検出手段が合焦状態であると判定した場合、前記評価値に基づいて、前記焦点検出の結果が前記合焦状態を示すか否かを判定し、
    前記判定手段は、前記焦点検出の結果が前記合焦状態を示してないと判定した場合、非合焦状態であると判定する、ことを特徴とする請求項2に記載の制御装置。
  4. 記算出手段は、
    前記複数の像信号のそれぞれに対してフィルタ処理を行い、
    フィルタ処理後の前記複数の像信号のそれぞれを二乗して、該複数の像信号のそれぞれのパワーを算出し、
    前記パワーに基づいて前記評価値を算出する、ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の制御装置。
  5. 前記算出手段は、
    前記合成信号、前記第1の信号、および、前記第2の信号に基づいて、第1のパワー、第2のパワー、および、第3のパワーをそれぞれ算出し、
    前記第1のパワーと、前記第2のパワーと前記第3のパワーとの和との比に基づいて、前記評価値を算出することを特徴とする請求項に記載の制御装置。
  6. 前記判定手段は、
    前記評価値が所定の閾値よりも大きい場合、前記焦点検出の結果は合焦状態であると判定し、
    前記評価値が前記所定の閾値よりも小さい場合、前記焦点検出の結果は非合焦状態であると判定する、ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の制御装置。
  7. 前記焦点検出手段は、前記焦点検出の際に複数の合焦候補点を検出した場合、前記評価値に応じて該複数の合焦候補点の中から一つの合焦点を選択する、ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の制御装置。
  8. 前記焦点検出手段は、前記評価値が所定の閾値よりも大きい場合、デフォーカス量が最も小さい合焦候補点を前記合焦点として選択する、ことを特徴とする請求項に記載の制御装置。
  9. 前記焦点検出手段は、前記評価値が所定の閾値よりも小さい場合、デフォーカス量が最も小さい合焦候補点を除外して前記合焦点を選択する、ことを特徴とする請求項に記載の制御装置。
  10. 互いに異なる瞳領域を通過した光束にそれぞれ対応する第1の信号と第2の信号とを出力する撮像手段と、
    前記第1の信号と前記第2の信号とに基づいて焦点検出を行う焦点検出手段と、
    複数の像信号のボケ情報に関する評価値に基づいて、前記焦点検出手段による前記焦点検出の結果を判定する判定手段と、
    前記評価値を算出する算出手段と、を有し、
    前記算出手段は、前記複数の像信号として、前記第1の信号および前記第2の信号を合成した合成信号と、該第1の信号および該第2の信号の少なくとも一つとを用いて、前記評価値を算出することを特徴とする撮像装置。
  11. 互いに異なる瞳領域を通過した光束にそれぞれ対応する第1の信号と第2の信号とに基づいて焦点検出を行うステップと、
    複数の像信号のボケ情報に関する評価値に基づいて、前記焦点検出の結果を判定するステップと、
    前記評価値を算出するステップと、を有し、
    前記評価値は、前記複数の像信号として、前記第1の信号および前記第2の信号を合成した合成信号と、該第1の信号および該第2の信号の少なくとも一つとを用いて算出されることを特徴とする制御方法。
  12. 互いに異なる瞳領域を通過した光束にそれぞれ対応する第1の信号と第2の信号とに基づいて焦点検出を行うステップと、
    複数の像信号のボケ情報に関する評価値に基づいて、前記焦点検出の結果を判定するステップと、
    前記評価値を算出するステップと、をコンピュータに実行させ
    前記評価値は、前記複数の像信号として、前記第1の信号および前記第2の信号を合成した合成信号と、該第1の信号および該第2の信号の少なくとも一つとを用いて算出されることを特徴とするプログラム。
  13. 請求項12に記載のプログラムを記憶していることを特徴とする記憶媒体。
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