JP6333202B2 - 連続抽出装置、連続抽出システム及び連続抽出方法 - Google Patents
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Description
また、第8発明に係る連続抽出装置は、第1乃至第7発明のいずれか1つにおいて、前記タンクは、前記タンク内の収容物の上下方向の対流を促進する第1のバッフルを備えることが好ましい。
第8発明では、タンクは、タンク内の収容物の上下方向の対流を促進する第1のバッフルを備えるので、液面近傍に浮いていたコーヒー豆もタンク下部へと対流させることができ、確実に摩砕と撹拌とを繰り返すことにより、高濃度で良好な香味を有するコーヒー抽出液を得ることが可能となる。
また、第9発明に係る連続抽出装置は、第1乃至第8発明のいずれか一項において、前記タンクは、鉛直方向を中心軸として回転することが可能な回転軸を備え、該回転軸に第1の撹拌用羽根を取り付けてあることが好ましい。
第9発明では、タンクは、鉛直方向を中心軸として回転することが可能な回転軸を備え、該回転軸に第1の撹拌用羽根を取り付けてあるので、タンク内のコーヒー豆を確実に摩砕と撹拌とを繰り返すことができ、高濃度で良好な香味を有するコーヒー抽出液を得ることが可能となる。
図1は、本発明の実施の形態1に係る連続抽出装置の構成を示す模式図である。図1に示すように、本実施の形態1では、タンク1に原料及び抽出用液体を供給して、摩砕と撹拌とを繰り返すことによりコーヒー抽出液を得る。
本発明の実施の形態2に係る連続抽出システムは、実施の形態1に係る連続抽出装置を用いて構成されているので、同一の機能を有する構成要素には同一の符号を付することで詳細な説明は省略する。本実施の形態2では、遠心分離器で分離された抽出粕を用いて、再抽出する点で実施の形態1とは相違する。
本発明の実施の形態3に係る連続抽出システムは、実施の形態2に係る連続抽出システムを用いて構成されているので、同一の機能を有する構成要素には同一の符号を付することで詳細な説明は省略する。本実施の形態3では、第2の遠心分離器で再度分離された抽出液を抽出用液体としてタンク1へ供給する点で実施の形態1及び2とは相違する。
3a、3b 摩砕機
4 スラリー移送ポンプ
5 コントロールバルブ
6a 第1の遠心分離機
6b 第2の遠心分離機
7 再抽出タンク
8 スラリー移送ポンプ
9 抽出液タンク
11、71 回転軸
12 撹拌用羽根(第1の撹拌用羽根)
15 ロータ(第1のロータ)
16 ステータ(第1のステータ)
17 開口部(第1の開口部)
20 バッフル(第1のバッフル)
20a バッフル(第2のバッフル)
31b ロータ(第2のロータ)
32b ステータ(第2のステータ)、前面ステータ
33b ステータ(第2のステータ)、斜面ステータ
72 撹拌用羽根(第2の撹拌用羽根)
75 ロータ(第3のロータ)
76 ステータ(第3のステータ)
77 開口部(第3の開口部)
83 ロータ(第4のロータ)
84、841、842 ステータ(第4のステータ)
85、86 開口部(第4の開口部)
Claims (16)
- 焙煎済みのコーヒー豆及び抽出用液体を共存させた状態で摩砕する連続抽出装置であって、
高速回転する第1のロータと、
該第1のロータを底部に有するタンクと、
該タンク内に焙煎済みのコーヒー豆及び抽出用液体を連続的に供給する連続供給部と
を備え、
タンク内の液面レベルが所定範囲内に収束するよう連続的に摩砕と撹拌とを繰り返してスラリーを吐出することを特徴とする連続抽出装置。 - 前記タンクの底部に、前記第1のロータの外側に、第1の開口部を有する固定された第1のステータを備え、
スラリーが前記第1の開口部を通過して吐出されることを特徴とする請求項1に記載の連続抽出装置。 - 吐出されたスラリーをさらに摩砕する一又は複数の摩砕機を備えることを特徴とする請求項2に記載の連続抽出装置。
- 前記摩砕機は、
高速回転する第2のロータと、
該第2のロータの外側に、第2の開口部を有する固定された第2のステータと
を備えることを特徴とする請求項3に記載の連続抽出装置。 - 前記摩砕機は、
前記第2のロータと前記第2のステータとの間の隙間の間隔、及び前記第2の開口部の大きさが、それぞれ前記第1のロータと前記第1のステータとの間の隙間の間隔、及び前記第1の開口部の大きさよりも小さいことを特徴とする請求項4に記載の連続抽出装置。 - 前記摩砕機は、
高速回転する第2のロータと、
該第2のロータの外側に固定された第2のステータと
を備え、
前記第2のロータと前記第2のステータとの間の隙間を介して摩砕することを特徴とする請求項3に記載の連続抽出装置。 - 前記摩砕機は、
前記第2のロータと前記第2のステータとの間の隙間の間隔が、前記第1のロータと前記第1のステータとの間の隙間の間隔、及び前記第1の開口部の大きさよりも小さいことを特徴とする請求項6に記載の連続抽出装置。 - 前記タンクは、前記タンク内の収容物の上下方向の対流を促進する第1のバッフルを備えることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の連続抽出装置。
- 前記タンクは、鉛直方向を中心軸として回転することが可能な回転軸を備え、
該回転軸に第1の撹拌用羽根を取り付けてあることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の連続抽出装置。 - 焙煎済みのコーヒー豆及び抽出用液体を共存させた状態で摩砕する連続抽出装置を備える連続抽出システムであって、
前記連続抽出装置は、
高速回転する第1のロータと、
該第1のロータを底部に有するタンクと、
該タンク内に焙煎済みのコーヒー豆及び抽出用液体を連続的に供給する連続供給部と
を有し、
タンク内の液面レベルが所定範囲内に収束するよう連続的に摩砕と撹拌とを繰り返してスラリーを吐出し、
前記連続抽出装置から吐出されたスラリーを、抽出粕と抽出液とに分離する第1の遠心分離機を備えることを特徴とする連続抽出システム。 - 前記第1の遠心分離機における遠心力は1500G以上であることを特徴とする請求項10に記載の連続抽出システム。
- 前記第1の遠心分離機にて分離された抽出粕と抽出用液体とを再抽出タンクへ供給して二次スラリーを生成し、吐出することを特徴とする請求項10又は11に記載の連続抽出システム。
- 吐出された二次スラリーを、抽出粕と抽出液とに分離する第2の遠心分離機を備えることを特徴とする請求項12に記載の連続抽出システム。
- 前記第2の遠心分離機における遠心力は1500G以上であることを特徴とする請求項13に記載の連続抽出システム。
- 前記第2の遠心分離機にて分離された抽出液を前記抽出用液体として前記タンクへ供給することを特徴とする請求項13又は14に記載の連続抽出システム。
- 焙煎済みのコーヒー豆及び抽出用液体を共存させた状態で摩砕する連続抽出装置又は連続抽出システムで実行することが可能な連続抽出方法であって、
前記連続抽出装置及び前記連続抽出システムは、
高速回転するロータを底部に有するタンク内に、焙煎済みのコーヒー豆及び抽出用液体を連続的に供給し、
前記タンク内の液面レベルが所定範囲内に収束するよう連続的に摩砕と撹拌とを繰り返してスラリーを吐出することを特徴とする連続抽出方法。
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JP2015045896A JP6333202B2 (ja) | 2015-03-09 | 2015-03-09 | 連続抽出装置、連続抽出システム及び連続抽出方法 |
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Family Applications (1)
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