JP6331132B2 - 移相回路及びアンテナ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、移相回路及びアンテナ装置に関し、特に、携帯電話などの移動通信端末との間で電波のやり取りを行う基地局用アンテナ装置への適用に好適な移相回路及びアンテナ装置に関する。
アンテナ装置の1つである基地局用アンテナ装置から放射される電波(ビーム)には傾き(チルト角)が与えられることが多い。例えば、携帯電話の基地局用アンテナ装置から放射される電波には、一般的に下向きのチルト角が与えられる。これは、基地局用アンテナ装置から放射される電波が当該基地局用アンテナ装置に割り当てられたエリア(セル)の外に到達することを避けるためである。基地局用アンテナ装置を含むアンテナ装置から放射される電波にチルト角を与えるための移相回路の一例が特許文献1に記載されている。
特許文献1に記載されている移相回路は、信号線路と、この信号線路を挟んで対向する接地導体と、信号線路と接地導体との間の隙間に挿入される誘電体板(impedance-matching member)と、を備えている。誘電体板は、信号線路の延在方向に対して垂直な方向から上記隙間に挿入され、信号線路と交差する。
特許文献1には、誘電体板と信号線路の交差量、すなわち誘電体板と信号線路との重複面積を増減させると、信号線路から出力される信号の位相が変化し、その結果、アンテナ装置から放射される電波のチルト角が変化することが示されている。具体的には、誘電体板は、挿入方向前方から後方へ向けて次第に幅が広くなる略三角形状を有している。従って、誘電体板を挿入方向前方へ移動させると(挿入量を増加させると)、誘電体板と信号線路との重複面積が増大し、信号線路から出力される信号の位相が遅れる。
米国特許第5940030号明細書
特許文献1に開示されている移相回路では、誘電体板が移動する前の該誘電体板と信号線路との重複面積と、誘電体板が移動した後の該誘電体板と信号線路との重複面積と、の差(重複面積差)に応じた位相差が入力信号と出力信号とに与えられる。一方、誘電体板の移動可能距離には限界がある。よって、誘電体板の最大移動距離が限られている条件の下で必要な重複面積差を確保するためには、すなわち入力信号と出力信号とに所与の位相差を与えるためには、誘電体板の面積を大きくしなくてはならず、移相回路が大型化し、移相回路が搭載されるアンテナ装置も大型化してしまう。
本発明の目的は、従来よりも小型であり、かつ、入力信号と出力信号とに従来の移相回路と同等若しくはそれ以上の位相差を与えることができる移相回路を実現することである。
本発明の移相回路は、信号線路と、前記信号線路と重複し、該信号線路と交差する方向に往復移動可能な誘電部材と、を有し、前記信号線路を伝搬する信号の位相を変化させる。前記誘電部材は、枠体と、該枠体の内側に設けられ、往復移動に伴って前記信号線路との重複面積が増減する誘電体板と、から構成され、前記枠体の誘電率は、前記誘電体板の誘電率よりも低い。
本発明のアンテナ装置は、入力された信号の位相を変化させる複数の移相回路と、それぞれの前記移相回路から出力された信号が入力される複数のアンテナ素子と、を有する。前記複数の移相回路の少なくとも1つは、信号線路と、前記信号線路と重複し、該信号線路と交差する方向に往復移動可能な誘電部材と、を備える。前記誘電部材は、枠体と、該枠体の内側に設けられ、往復移動に伴って前記信号線路との重複面積が増減する誘電体板と、から構成され、前記枠体の誘電率は、前記誘電体板の誘電率よりも低い。
本発明の一態様では、前記誘電部材は、前記信号線路との重複面積に占める前記枠体の面積が前記誘電体板の面積よりも大きい第1の位置と、前記信号線路との重複面積に占める前記誘電体板の面積が前記枠体の面積よりも大きい第2の位置と、に移動可能である。
本発明の他の態様では、前記誘電部材は、移動方向において隣接する第1誘電体板及び第2誘電体板を有する。前記枠体は、前記第1誘電体板を取り囲む第1枠部と、前記第2誘電体板を取り囲む第2枠部と、を含む。前記第1誘電体板と前記第2誘電体板とは互いに独立しており、前記第1枠部と前記第2枠部とは一体成形されている。
本発明の他の態様では、前記枠体は、前記第1枠部及び前記第2枠部と一体成形され、これら第1枠部及び第2枠部に跨る架橋部を含む。
本発明の他の態様では、前記枠体は、前記第1枠部及び前記第2枠部と一体成形され、これら第1枠部及び第2枠部に跨る補強部を含む。前記補強部は、前記架橋部の少なくとも片側に、該架橋部から離間して設けられている。
本発明の他の態様では、対向する前記信号線路と前記枠体との間の隙間が、対向する前記信号線路と前記誘電体板との間の隙間よりも狭い。
本発明によれば、従来よりも小型であり、かつ、入力信号と出力信号とに従来の移相回路と同等若しくはそれ以上の位相差を与えることができる移相回路及び該移相回路を備えたアンテナ装置が実現される。
本発明が適用されたアンテナ装置の一例を示す構成図である。 本発明が適用された移相回路の一例を示す斜視図である。 図2に示されるX−X線に沿った拡大断面図である。 図2に示される誘電部材の拡大斜視図である。 図2に示される誘電部材の拡大平面図である。 第1の位置にある誘電部材と信号線路との重複状態を示す拡大平面図である。 第2の位置にある誘電部材と信号線路との重複状態を示す拡大平面図である。 誘電部材の変形例の1つを示す拡大平面図である。
以下、本発明の実施形態の一例について説明する。ここでは、本発明が適用された基地局用アンテナ装置及びこの基地局用アンテナ装置に用いられる移相回路について説明する。尚、以下の説明では、基地局用アンテナ装置を“アンテナ装置”と略称する場合がある。
図1に示されるように、本実施形態に係るアンテナ装置は、入力端子1と、複数の移相回路2と、複数のアンテナ素子3と、を有する。具体的には、アンテナ装置は、6つの移相回路2a,2b,2c,2d,2e,2fと、8つのアンテナ素子3a,3b,3c,3d,3e,3f,3g,3hと、を有する。以下の説明では、移相回路2a〜2fを“移相回路2”と総称し、アンテナ素子3a〜3hを“アンテナ素子3”と総称する場合がある。
図示されている入力端子1には、不図示の高周波回路から出力される高周波信号が入力される。入力端子1には、複数の移相回路2及びアンテナ素子3がトーナメント形式で接続されている。従って、入力端子1に入力された信号は、分配されて所定の移相回路2に入力され、その後、所定のアンテナ素子3に入力される。
具体的には、入力端子1には、移相回路2a,2bの入力端が並列接続され、移相回路2aの出力端には、移相回路2c,2dの入力端が並列接続され、移相回路2bの出力端には、移相回路2e,2fの入力端が並列接続されている。入力端子1に入力された信号は2分配されて移相回路2a,2bにそれぞれ入力される。移相回路2aから出力された信号は、さらに2分配されて移相回路2c,2dにそれぞれ入力される。また、移相回路2bから出力された信号は、さらに2分配されて移相回路2e,2fにそれぞれ入力される。
移相回路2cの出力端にはアンテナ素子3a,3bが並列接続され、移相回路2dの出力端にはアンテナ素子3c,3dが並列接続されている。同様に、移相回路2eの出力端にはアンテナ素子3e,3fが並列接続され、移相回路2fの出力端にはアンテナ素子3g,3hが並列接続されている。よって、移相回路2cから出力された信号は、2分配されてアンテナ素子3a,3bにそれぞれ入力される。移相回路2dから出力された信号は、2分配されてアンテナ素子3c,3dにそれぞれ入力される。移相回路2eから出力された信号は、2分配されてアンテナ素子3e,3fにそれぞれ入力される。移相回路2fから出力された信号は、2分配されてアンテナ素子3g,3hにそれぞれ入力される。上記過程において、それぞれの移相回路2は、入力された信号の位相を変化させた上で各アンテナ素子3に出力する。すなわち、それぞれの移相回路2は、入力された信号と出力される信号とに所定の位相差を与える。以上により、所定の指向性を有するアンテナ装置が実現される。
移相回路2及びアンテナ素子3は、例えば、円筒形状の筐体に収容される。具体的には、8つのアンテナ素子3が筐体の長手方向に沿って一列に並ぶように、移相回路2及びアンテナ素子3が筐体に収容される。例えば、アンテナ素子3a,3b,3c,3d,3e,3f,3g、3hが筐体の上部から下部に向かってこの順で一列に並べられる。そして、各アンテナ素子3に入力される信号の位相をアンテナ素子3の上記配列順序に従って次第に遅らせる。すなわち、一番上に配置されているアンテナ素子3aに入力される信号の位相を最も進め、一番下に配置されているアンテナ素子3hに入力される信号の位相を最も遅らせる。これにより、アンテナ装置から放射される電波が下向にチルトされる。尚、アンテナ装置は、一般的に高い場所に設置され、下方に点在する複数の携帯電話などとの間で電波のやり取りを行う。よって、アンテナ装置から放射される電波は、一般的に水平面から下向にチルトされる。
次に、図1に示される移相回路2の構造について説明する。図2に示されるように、移相回路2は、信号線路10と、信号線路10を挟んで対向する一対の誘電部材21,22と、信号線路10及び誘電部材21,22を挟んで対向する一対の接地導体31,32と、を有し、一対の誘電部材21,22は、信号線路10と部分的に重なっている。図示されているように、信号線路10は、互いに直交する縦延在部11と横延在部12とが交互に繰り返されるミアンダパターン(ジグザグパターン)を有する。一対の誘電部材21,22は、信号線路10の横延在部12と重なっており、信号線路10の縦延在部11と平行に往復移動する。すなわち、一対の誘電部材21,22は、図2中の矢印a−b方向に往復移動可能である。
図3に示されるように、信号線路10は、プリント基板13とプリント基板13の両面にそれぞれ形成された信号導体14a,14bとから構成されている。誘電部材21は、下側の信号導体14aと接地導体31との間に配置され、誘電部材22は、上側の信号導体14bと接地導体32との間に配置されている。そこで、以下の説明では、誘電部材21を“下側誘電部材21”と呼び、誘電部材22を“上側誘電部材22”と呼んで区別する場合がある。もっとも、かかる区別は説明の便宜上の区別に過ぎず、下側誘電部材21と上側誘電部材22は、同一の形状,構造及び寸法を有する。そこで、以下の説明では、下側誘電部材21および上側誘電部材22を“誘電部材20”と総称する場合もある。
図4,図5に示されるように、誘電部材20は、枠体40と、枠体40の内側に設けられた複数の誘電体板50と、から構成されている。枠体40及び誘電体板50は、樹脂材料によって形成されている点で共通している。もっとも、枠体40の誘電率(ε1)は、誘電体板50の誘電率(ε2)よりも低い。すなわち、誘電部材20は、低誘電率部分(枠体40)及び高誘電率部分(誘電体板50)を有し、高誘電率部分は低誘電率部分によって囲われている。
測定周波数が1[GHz]のときに、枠体40の誘電率(ε1)は2〜4[F/m]の範囲内であることが好ましく、誘電体板50の誘電率(ε2)は7〜15[F/m]であることが好ましい。さらに、枠体40の誘電率(ε1)は4[F/m]以下であることがより好ましく、誘電体板50の誘電率(ε2)は12[F/m]以上であることがよりこの好ましい。本実施形態における枠体40はポリアセタール樹脂によって形成されている一方、誘電体板50はポリフェニレンスルファイド樹脂によって形成されており、それぞれの誘電率(ε1,ε2)は上記範囲内に収まっている。
図3に示されるように、枠体40の厚み(T1)は、誘電体板50の厚み(T2)よりも厚い。よって、対向する信号線路10(信号導体14a,14b)と枠体40との間の隙間は、対向する信号線路10(信号導体14a,14b)と誘電体板50との間の隙間よりも狭い。換言すれば、信号線路10と誘電体板50との間の間隔は、枠体40の厚み(T1)によって規定されており、誘電体板50が信号線路10に近づき過ぎることはない。
再び図4,図5を参照する。誘電部材20を構成する枠体40は、第1枠部41,第2枠部42,第3枠部43及び第4枠部44を含む。これら複数の枠部は、第3枠部43,第1枠部41,第2枠部42及び第4枠部44の順で誘電部材20の移動方向(図2に示される矢印a−b方向)に沿って並んでいる。換言すれば、第3枠部43及び第4枠部44は枠体40の両端に位置し、これら第3枠部43と第4枠部44との間に第1枠部41及び第2枠部42が位置している。そこで、以下の説明では、第3枠部43を“先端枠部43”と呼び、第4枠部44を“後端枠部44”と呼ぶ場合がある。
誘電部材20の移動方向に沿って隣接する2つの枠部の間には、これら枠部に跨る架橋部が適宜形成されている。図5に示されるように、第1枠部41と第2枠部42との間に架橋部45aが形成されている。また、先端枠部43と第1枠部41との間に架橋部45bが形成され、第2枠部42と後端枠部44との間に架橋部45cが形成されている。さらに、それぞれの架橋部の片側又は両側には、架橋部と同方向に延びる補強部が適宜形成されている。具体的には、架橋部45aの両側に、第1枠部41と第2枠部42とに跨る一対の補強部46a,46aが形成されている。また、架橋部45bの片側(図中では左側)に、先端枠部43と第1枠部41とに跨る補強部46bが形成されている。また、架橋部45cの片側(図中では右側)に、第2枠部42と後端枠部44とに跨る補強部46cが形成されている。これら枠部,架橋部及び補強部は、ポリアセタール樹脂によって一体形成されている。
第1枠部41の内側には第1誘電体板51が設けられ、第2枠部42の内側には第2誘電体板52が設けられ、先端枠部43の内側には第3誘電体板53が設けられ、後端枠部の内側には第4誘電体板54が設けられている。第1誘電体板51,第2誘電体板52,第3誘電体板53板及び第4誘電体板54は、ポリフェニレンスルファイド樹脂によって形成されており、互いに独立している。
第1誘電体板51は平面視において略二等辺三角形の形状を呈し、その全周が第1枠部41によって囲われている。換言すれば、第1誘電体板51は、第1枠部41の内側に嵌め込まれている。第2誘電体板52は、第1誘電体板51を同一の寸法及び形状を有し、その全周が第2枠部42によって囲われている。換言すれば、第2誘電体板52は、第2枠部42の内側に嵌め込まれている。第3誘電体板53及び第4誘電体板54は、平面視において略直角三角形の形状を呈し、その全周が先端枠部43及び後端枠部44によってそれぞれ囲われている。先端枠部43には、枠体40を貫通する挿入孔47aが形成され、後端枠部44には、枠体40を貫通する挿入孔47bが形成されている。
さらに、枠体40には複数の貫通部(肉抜き部)が形成されている。具体的には、架橋部45aと該架橋部45aの両隣の補強部46a,46aとの間に、貫通部48aがそれぞれ形成されている。また、架橋部45bと補強部46bとの間に貫通部48bが形成されている。さらに、後端枠部44には貫通部48cが形成され、先端枠部43には貫通部48dがそれぞれ形成されている。すなわち、それぞれの補強部は、隣接する架橋部から離間している。
再び図2を参照する。信号線路10を挟んで対向する2つの誘電部材21,22は、2本のピン49a,49bによって連結され一体化されている。具体的には、ピン49aが誘電部材21,22の先端枠部43に形成されている挿入孔47a(図4,図5)に挿入されている。また、ピン49bが誘電部材21,22の後端枠部44に形成されている挿入孔47b(図4,図5)に挿入されている。さらに、誘電部材21,22から突出しているピン49a,49bの一端は、接地導体31に形成されている2つの長孔33にそれぞれ挿入され、接地導体31の下側に突出している。一方、誘電部材21,22から突出しているピン49a,49bの他端は、接地導体32に形成されている2つの長孔34にそれぞれ挿入され、接地導体32の上側に突出している。
ピン49a,49bの少なくとも一方には不図示の移動機構が接続されており、この移動機構によって誘電部材21,22が一体的に矢印a−b方向に往復移動させられる。誘電部材20が移動する際、接地導体31,32に形成されている長孔33,34は、誘電部材20の移動を案内するガイド孔として機能する。
図6に示されるように、誘電部材20は、ピン49a,49bが長孔33の一端(後端)に突き当たるまで矢印b方向へ移動可能である。また、図7に示されるように、誘電部材20は、ピン49a,49bが長孔33の他端(先端)に突き当たるまで矢印a方向へ移動可能である。尚、図6,図7では、図2に示されている接地導体32が省略されている。ピン49a,49bが長孔33の後端に突き当たるときには、同時に、図2に示される長孔34の後端にも突き当たる。また、ピン49a,49bが長孔33の先端に突き当たるときには、同時に、図2に示される長孔34の先端にも突き当たる。
図2に示されている長孔33,34の全長は12mmである。すなわち、誘電部材20の最大移動距離は12mmである。以下の説明では、ピン49a,49bが長孔33,34の後端に突き当たっているときの誘電部材20の位置(図6に示されている位置)を“基準位置”と呼ぶ場合がある。すなわち、本実施形態における誘電部材20は、基準位置から矢印a方向へ最大で12mm移動可能である。もっとも、誘電部材20の最大移動距離は、長孔33,34の全長を増減させることによって任意に変更可能である。一方、誘電部材20の最大移動距離と長孔33,34の全長とは必ずしも一致している必要はない。例えば、長孔33,34の内側や接地導体31,32の上に誘電部材20の最大移動距離を規定するストッパを設けてもよい。
図5に示されるように、誘電体板50は枠体40の内側に配置されている。換言すれば、誘電体板50は枠体40によって囲われている。図6に示されるように、誘電部材20が基準位置にあるときには、誘電体板50を取り囲んでいる枠体40のみが信号線路10と重複する。具体的には、架橋部45a及び補強部46a,46aの一部が信号線路10の横延在部12bと重複し、架橋部45b及び補強部46bの一部が横延在部12aと重複し、架橋部45c及び補強部46cの一部が横延在部12cと重複し、先端枠部43の一部が横延在部12dと重複する。
加えて、架橋部45a及び補強部46a,46aと重複する横延在部12bは、貫通部48aを横断している。また、架橋部45b及び補強部46bと重複する横延在部12aは貫通部48bを横断し、架橋部45c及び補強部46cと重複する横延在部12cは貫通部48cを横断し、先端枠部43と重複する横延在部12dは貫通部48dを横断している。すなわち、隣接する架橋部と補強部とが離間しているので、横延在部12a,12b,12c,12d上に、何らの誘電材も重複していない領域が生じる。
一方、図7に示されるように、誘電部材20が基準位置から矢印a方向へ移動させられると、枠体40及び誘電体板50の双方が信号線路10と重複する。具体的には、枠体40の一部に加えて、第1誘電体板51の一部が信号線路10の横延在部12aと重複し、第2誘電体板52の一部が横延在部12bと重複し、第3誘電体板53の一部が横延在部12dと重複し、第4誘電体板54の一部が横延在部12cと重複する。
すなわち、誘電部材20は、信号線路10との重複面積に占める枠体40の面積が誘電体板50の面積よりも大きい第1の位置と、信号線路10との重複面積に占める誘電体板50の面積が枠体40の面積よりも大きい第2の位置と、に移動可能である。
さらに、それぞれの誘電体板50は上記のような三角形状を有するので、図6に示される誘電部材20が矢印a方向へ移動するに連れて、各誘電体板50と信号線路10との重複面積が増大する。一方、図7に示される誘電部材20が矢印b方向へ移動するに連れて、各誘電体板50と信号線路10との重複面積が縮小する。すなわち、誘電部材20の往復移動に伴って、誘電体板50と信号線路10との重複面積が増減する。従って、誘電部材20の移動量に応じてインピーダンスが変化し、信号線路10を伝搬する信号の位相が変化する。具体的には、基準位置にある誘電部材20が矢印a方向へ移動するに連れて位相の遅れ量が増加する。
上記のとおり、誘電部材20が図6に示される基準位置にあるときには、枠体40のみが信号線路10と重複している。換言すれば、誘電部材20が基準位置にあるときには、誘電体板50と信号線路10との重複面積は0(零)である。さらに、枠体40の誘電率(ε2)は、誘電体板50の誘電率(ε1)よりも低い。すなわち、誘電部材20が基準位置にあるときには、誘電部材20の低誘電率部分(枠体40)のみが信号線路10と重複している一方、誘電部材20を基準位置から矢印a方向へ移動させると、誘電部材20の低誘電率部分(枠体40)及び高誘電率部分(誘電体板50)の双方が信号線路10と重複する。換言すれば、誘電部材20の移動前における高誘電率部分と信号線路10との重複面積と、誘電部材20の移動後における高誘電率部分と信号線路10との重複面積と、の差が大きい。
さらに、誘電部材20が図6に示される基準位置にあるときには、誘電部材20と交差する信号線路10の横延在部12a,12b,12c,12dは、枠体40に形成されている貫通部48a,48b,48c,48dをそれぞれ横断している。すなわち、信号線路10の横延在部12a,12b,12c,12d上に、何らの誘電材も重複していない領域が生じる。従って、誘電部材20の移動前における誘電材と信号線路10との重複面積と、誘電部材20の移動後における誘電材と信号線路10との重複面積と、の差が大きい。
従って、誘電部材20が備える誘電体板50の面積が小さくとも、誘電部材20の移動前後で信号線路10のインピーダンスが大きく変化し、位相の遅れ量が大きく変化(増加)する。
また、本実施形態では、互いに独立した複数の誘電体板50が枠体40によって一体化されている。このため、誘電体板50の材料選択の自由度が高い。何故なら、枠体40が存在しない場合には、複数の誘電体板50を一体化させるために、誘電体板50に架橋部45a,45b,45cに相当する部分を一体成形する必要がある。この場合、誘電体板50の材料選択に際しては、誘電率のみでなく、加工性や強度も考慮する必要が生じ、誘電体板50の材料選択の自由度が低下する。
また、本実施形態における誘電部材20は、複数の誘電体板50と、これら誘電体板50を保持するこれら誘電体板50よりも高強度の枠体40とによって構成されている。よって、本実施形態における誘電部材20は、誘電体板のみによって構成される誘電部材に比べて、強度が高く、耐久性に優れる。
また、図6に示される基準位置は第1の位置の1つであり、図7に示される位置は第2の位置の1つである。すなわち、誘電体板50の極一部(誘電体板50の頂点近傍)が信号線路10と重複していても、信号線路10に対する誘電部材20の重複面積に占める枠体40の面積は、誘電体板50の面積よりも大きい。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば、誘電部材20が備える誘電体板50の数に特に制限はない。図8に、誘電体板50が増設された誘電部材20の一例を示す。図8に示されている誘電部材20は、第1誘電体板51と第3誘電体板53との間に第5誘電体板55が追加され、第2誘電体板52と第4誘電体板54との間に第6誘電体板56が追加されている。また、誘電体板50の追加に伴って、枠体40の枠部,架橋部及び補強部も適宜追加されている。尚、既に説明した部材及び部分と同一又は実質的に同一の部材及び部分には図8中に同一の符号を付して説明は省略する。
上記実施形態における枠体40はポリアセタール樹脂によって形成され、誘電体板50はポリフェニレンスルファイド樹脂によって形成された。しかし、枠体40及び誘電体板50の材料は特定の材料に限定されない。
2,2a,2b,2c,2d,2e,2f 移相回路
3,3a,3b,3c,3d,3e,3f,3g,3h アンテナ素子
10 信号線路
11 縦延在部
12,12a,12b,12c,12d 横延在部
13 プリント基板
14a,14b 信号導体
20 誘電部材
21 誘電部材(下側誘電部材)
22 誘電部材(上側誘電部材)
31,32 接地導体
33,34 長孔
40 枠体
41 第1枠部
42 第2枠部
43 第3枠部(先端枠部)
44 第4枠部(後端枠部)
45a,45b,45c 架橋部
46a,46b,46c 補強部
47a,47b 挿入孔
48a,48b,48c,48d 貫通部
49a,49b ピン
50 誘電体板
51 第1誘電体板
52 第2誘電体板
53 第3誘電体板
54 第4誘電体板
55 第5誘電体板
56 第6誘電体板

Claims (10)

  1. 信号線路と、前記信号線路と重複し、該信号線路と交差する方向に往復移動可能な誘電部材と、を有し、前記信号線路を伝搬する信号の位相を変化させる移相回路であって、
    前記誘電部材は、枠体と、該枠体の内側に設けられ、往復移動に伴って前記信号線路との重複面積が増減する誘電体板と、から構成され、
    前記枠体の誘電率は、前記誘電体板の誘電率よりも低く、
    対向する前記信号線路と前記枠体との間の隙間が、対向する前記信号線路と前記誘電体板との間の隙間よりも狭い、
    移相回路。
  2. 請求項1に記載の移相回路であって、
    前記誘電部材は、前記信号線路との重複面積に占める前記枠体の面積が前記誘電体板の面積よりも大きい第1の位置と、前記信号線路との重複面積に占める前記誘電体板の面積が前記枠体の面積よりも大きい第2の位置と、に移動可能である、
    移相回路。
  3. 請求項1又は2に記載の移相回路であって、
    前記誘電部材は、移動方向において隣接する第1誘電体板及び第2誘電体板を有し、
    前記枠体は、前記第1誘電体板を取り囲む第1枠部と、前記第2誘電体板を取り囲む第2枠部と、を含み、
    前記第1誘電体板と前記第2誘電体板とは互いに独立しており、
    前記第1枠部と前記第2枠部とは一体成形されている、
    移相回路。
  4. 請求項3に記載の移相回路であって、
    前記枠体は、前記第1枠部及び前記第2枠部と一体成形され、これら第1枠部及び第2枠部に跨る架橋部を含む、
    移相回路。
  5. 請求項4に記載の移相回路であって、
    前記枠体は、前記第1枠部及び前記第2枠部と一体成形され、これら第1枠部及び第2枠部に跨る補強部を含み、
    前記補強部は、前記架橋部の少なくとも片側に、該架橋部から離間して設けられている、
    移相回路。
  6. 入力された信号の位相を変化させる複数の移相回路と、それぞれの前記移相回路から出力された信号が入力される複数のアンテナ素子と、を有するアンテナ装置であって、
    前記複数の移相回路の少なくとも1つは、信号線路と、前記信号線路と重複し、該信号線路と交差する方向に往復移動可能な誘電部材と、を備え、
    前記誘電部材は、枠体と、該枠体の内側に設けられ、往復移動に伴って前記信号線路との重複面積が増減する誘電体板と、から構成され、
    前記枠体の誘電率は、前記誘電体板の誘電率よりも低く、
    前記移相回路における、対向する前記信号線路と前記枠体との間の隙間が、対向する前記信号線路と前記誘電体板との間の隙間よりも狭い、
    アンテナ装置。
  7. 請求項に記載のアンテナ装置であって、
    前記移相回路が備える前記誘電部材は、前記信号線路との重複面積に占める前記枠体の面積が前記誘電体板の面積よりも大きい第1の位置と、前記信号線路との重複面積に占める前記誘電体板の面積が前記枠体の面積よりも大きい第2の位置と、に移動可能である、
    アンテナ装置。
  8. 請求項又はに記載のアンテナ装置であって、
    前記誘電部材は、移動方向において隣接する第1誘電体板及び第2誘電体板を有し、
    前記枠体は、前記第1誘電体板を取り囲む第1枠部と、前記第2誘電体板を取り囲む第2枠部と、を含み、
    前記第1誘電体板と前記第2誘電体板とは互いに独立しており、
    前記第1枠部と前記第2枠部とは一体成形されている、
    アンテナ装置。
  9. 請求項に記載のアンテナ装置であって、
    前記枠体は、前記第1枠部及び前記第2枠部と一体成形され、これら第1枠部及び第2枠部に跨る架橋部を含む、
    アンテナ装置。
  10. 請求項に記載のアンテナ装置であって、
    前記枠体は、前記第1枠部及び前記第2枠部と一体成形され、これら第1枠部及び第2枠部に跨る補強部を含み、
    前記補強部は、前記架橋部の少なくとも片側に、該架橋部から離間して設けられている、
    アンテナ装置。
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