JP4857477B2 - 位相調整基板 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、回路基板の信号配線を伝送する信号の位相を調整する場合等に使用して好適な位相調整基板に関する。
【0002】
たとえば、比誘電率10の誘電体基板に形成されたマイクロストリップ線路での伝送信号の波長は、周波数が10MHzの場合には約9.5m、10GHzの場合には約9.5mm、40GHzの場合には約2.37mmとなる。
【0003】
したがって、伝送信号の周波数が10GHz程度であれば、回路基板に実装したICの位置ズレや回路基板の接続部分の位置ズレ等により信号配線長に設計値からのズレがあったとしても、ICの動作に影響を与えることはないが、伝送信号が40GHz程度の高周波になると、信号配線長の設計値からのズレがICの動作に大きな影響を与えることになる。
【0004】
たとえば、差動信号を与えるICを実装した回路基板においては、差動信号配線の長さにバラツキがあると、ICに与える差動信号の対称性が悪化してICの差動動作に大きな影響を与えてしまう。このような場合には、差動信号の位相調整を行い、ICに対称性の良い差動信号を与えるようにする必要がある。
【0005】
また、クロックにより同期動作を行う複数のICを実装した回路基板においては、クロック配線の長さに設計値からのズレがあると、ICに与えるクロックに位相のバラツキが発生することになり、ICの同期動作に大きな影響を与えてしまう。このような場合には、クロックの位相調整を行い、全てのICに同期の取れたクロックを与えるようにする必要がある。
【0006】
【従来の技術】
従来、回路基板の信号配線を伝送する信号の位相調整方法として、回路基板に実装するIC内に位相調整回路を設ける方法と、信号配線長を調整する機構を設ける方法が知られている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
IC内に位相調整回路を設ける方法は、半導体のpn接合容量を利用するものであり、広帯域に調整することが難しく、主として発振器等の狭帯域回路で使用されている。
【0008】
また、回路基板においては、伝送信号の波長が短くなると、高次の伝搬モードが立ちやすく、損失が極めて大きくなったり、不要な共振を起こしたりといった問題が生じてしまう。このため、信号配線長を調整する機構を設ける方法では、構造設計及び制御が非常に困難であるという問題点があった。
【0009】
また、回路基板においては、周波数が高くなるほど損失が大きくなるため、信号配線長を極力短くする必要があるが、部品レイアウトの制限から伝送信号の位相調整手段を設ける必要がある場合、信号配線長を調整する機構を設ける方法では、信号配線を引き回すためのスペースを設ける必要があるために、さらに信号配線が伸びてしまうと共に、信号配線間のクロストークも起きやすくなるため、設計が難しくなるという問題点があった。
【0010】
本発明は、かかる点に鑑み、広帯域に調整することができ、しかも、回路基板の設計の容易化と、回路基板の小型化と、高次伝搬モードの結合による損失の回避を図ることができるようにした位相調整基板を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の位相調整基板は、誘電率の異なる第1、第2の誘電体基板を水平に配置して成り、第1、第2の誘電体基板の水平面の形状は、第1、第2の誘電体基板を横断する位置を変えると、第1、第2の誘電体基板を横断する割合を変えることができる形状とされているというものである。
【0012】
本発明の位相調整基板は、回路基板の信号配線が第1、第2の誘電体基板を横断するように、かつ、横断する割合を可変できるように回路基板に配置して使用される。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図10を参照して、本発明の第1実施形態〜第3実施形態について説明する。
【0014】
(第1実施形態・・図1〜図4)
図1は本発明の第1実施形態を示す図であり、図1Aは概略的斜視図、図1Bは概略的平面図、図1Cは図1BのX1−X1線に沿った概略的断面図である。図1中、1は誘電率が相対的に高い高誘電率基板、2は誘電率が相対的に低く、かつ、厚みが高誘電率基板1よりも薄い低誘電率基板、3は金属ベースであり、本発明の第1実施形態は、厚みが相対的に厚い三角板状の高誘電率基板1と厚みが相対的に薄い三角板状の低誘電率基板2とを上面が水平かつ四角形となるように(面一となるように)配置することができる金属ベース3に高誘電率基板1と低誘電率基板2とを上面が水平かつ四角形になるように(面一となるように)張り合わせたものである。
【0015】
図2は本発明の第1実施形態の第1使用方法を説明するための概略的斜視図である。図2中、4は本発明の第1実施形態、5は回路基板の一部分、6は回路基板5の信号配線を示しており、本発明の第1実施形態の第1使用方法は、図2Aに示すように、本発明の第1実施形態4を、金属ベース3を上側とし、図2Bに示すように、信号配線6が高誘電率基板1と低誘電率基板2を横断するように、かつ、矢印X2、X3の方向に水平に移動可能に回路基板5に重ねて使用するというものである。図2B〜図2Dでは、本発明の第1実施形態4の厚みは、図示を省略している。
【0016】
ここで、図2Cに示すように、本発明の第1実施形態4を矢印X2の方向に移動すると、信号配線6が高誘電率基板1を横断する割合が小さくなるので、信号配線6を伝送する信号の位相を遅らせることができる。これに対して、図2Dに示すように、本発明の第1実施形態4を矢印X3の方向に移動すると、信号配線6が高誘電率基板1を横断する割合が大きくなるので、信号配線6を伝送する信号の位相を進ませることができる。
【0017】
本発明の第1実施形態4においては、高誘電率基板1と低誘電率基板2を横断する信号配線6の幅を一定としても、信号配線6のインピーダンス整合が取れるように高誘電率基板1と低誘電率基板2の厚さが決定されている。
【0018】
また、本発明の第1実施形態4においては、金属ベース3を有するようにし、信号配線6を伝送する信号による電磁界が高誘電率基板1及び低誘電率基板2を通る割合を大きくし、位相調整の効率化を図っているが、信号配線6を伝送する信号による電磁界が高誘電率基板1及び低誘電率基板2を通る割合を更に大きくするためには、回路基板5の誘電率が低い方が望ましく、電波吸収材上に信号配線6を形成するようにしても良い。
【0019】
図3は本発明の第1実施形態4の第2使用方法を説明するための概略的斜視図である。本発明の第1実施形態4の第2使用方法は、図3Bに示すように、本発明の第1実施形態4を、金属ベース3を下側とし、信号配線6が高誘電率基板1と低誘電率基板2を横断するように、かつ、矢印X2、X3の方向に水平に移動可能に回路基板5の裏側(信号配線6が形成されていない側)に重ねて使用するというものである。なお、本発明の第1実施形態4の第2使用方法の場合には、本発明の第1実施形態4を水平方向に移動させる回路基板部分には接地導体を形成しないようにし、信号配線6を伝送する信号の電磁界が高誘電率基板1及び低誘電率基板2を通過するようにする。
【0020】
ここで、図3Cに示すように、本発明の第1実施形態4を矢印X3の方向に移動すると、信号配線6が高誘電率基板1を横断する割合が小さくなるので、信号配線6を伝送する信号の位相を遅らせることができる。これに対して、図3Dに示すように、本発明の第1実施形態4を矢印X2の方向に移動すると、信号配線6が高誘電率基板1を横断する割合が大きくなるので、信号配線6を伝送する信号の位相を進ませることができる。
【0021】
図4は本発明の第1実施形態4の使用例を示す概略的平面図である。図4中、7は回路基板、8、9はIC、10はデータ入力端子、11〜13はデータ用配線、14はデータ出力端子、15はクロック入力端子、16〜20はクロック用配線、21、22はクロック分配器、23はクロック出力端子、24〜26は本発明の第1実施形態4を図2に示す第1使用方法に従って移動可能に装着した位相調整装置である。
【0022】
この使用例においては、位相調整装置24によりIC8に与えるクロックの位相調整を行うことができ、位相調整装置25によりIC9に与えるクロックの位相調整を行うことができるので、同期ズレによるIC8、9の誤動作を回避することができる。また、位相調整装置26によりデータ信号とクロックとを同期させた状態で出力することができるため、回路基板7を備えるモジュールの後段に接続するモジュールの誤動作を低減することができる。なお、位相調整装置24〜26を回路基板7の裏側(信号配線が形成されていない面)に設置する場合には、回路基板7の表側(信号配線が形成されている面)を有効に使用することができる。
【0023】
以上のように、本発明の第1実施形態4によれば、信号配線が高誘電率基板1を横断する割合を調整することにより、信号配線を伝送する信号の位相調整を行うことができるので、広帯域に調整することができる。また、信号配線を直線に引いたまま自由に位相調整を行うことができ、信号配線の引き回しの自由度が拡大するので、回路基板の設計の容易化と、回路基板の小型化と、高次伝搬モードの結合による損失の回避を図ることができる。
【0024】
(第2実施形態・・図5)
図5は本発明の第2実施形態を示す図であり、図5Aは概略的斜視図、図5Bは概略的平面図、図5Cは図5BのX4−X4線に沿った概略的断面図である。本発明の第2実施形態は、高誘電率基板1と低誘電率基板2の接続部分ではインダクタンス成分が大きくなることから、高誘電率基板1と低誘電率基板2の接続部分の形状を容量成分が大きくなるような形状にして信号配線のインピーダンス整合を図るようにし、その他については、本発明の第1実施形態と同様に構成したものである。
【0025】
本発明の第2実施形態によれば、本発明の第1実施形態と同様の作用効果を得ることができると共に、高誘電率基板1と低誘電率基板2を横断する信号配線のインピーダンス整合を本発明の第1実施形態の場合よりも精度高く取ることができる。
【0026】
(第3実施形態・・図6〜図10)
図6は本発明の第3実施形態の概略的斜視図である。図6中、27は誘電率が相対的に高い高誘電率基板、28は誘電率が相対的に低く、かつ、厚みが高誘電率基板27よりも薄い低誘電率基板、29は金属ベースであり、本発明の第実施形態は、厚みが相対的に厚い半円板状の高誘電率基板27と厚みが相対的に薄い半円板状の低誘電率基板28とを上面が水平かつ円形となるように(面一となるように)配置することができる金属ベース29に高誘電率基板27と低誘電率基板28とを上面が水平かつ円形となるように(面一となるように)張り合わせたものである。
【0027】
図7は本発明の第3実施形態の第1使用方法を説明するための概略的斜視図である。図7A中、30は本発明の第3実施形態、31は回路基板の一部分、32は回路基板31の信号配線を示しており、本発明の第3実施形態の第1使用方法は、図7Bに示すように、本発明の第3実施形態30を、金属ベース29を上側とし、信号配線32が本発明の第3実施形態30の中央部を避けるようにして高誘電率基板27と低誘電率基板28を横断するように、かつ、矢印X5、X6の方向に水平回転可能に回路基板31に重ねて使用するというものである。図7C、図7Dでは、本発明の第3実施形態30の厚みは、図示を省略している。
【0028】
ここで、図7Cに示すように、本発明の第3実施形態30を矢印X5の方向に回転すると、信号配線32が高誘電率基板27を横断する割合が小さくなるので、信号配線32を伝送する信号の位相を遅らせることができる。これに対して、図7Dに示すように、本発明の第3実施形態30を矢印X6の方向に回転すると、信号配線32が高誘電率基板27を横断する割合が大きくなるので、信号配線32を伝送する信号の位相を進ませることができる。
【0029】
本発明の第3実施形態30においては、高誘電率基板27と低誘電率基板28を横断する信号配線32の幅を一定としても、信号配線32のインピーダンス整合が取れるように、高誘電率基板27と低誘電率基板28の厚さが決定されている。
【0030】
また、本発明の第3実施形態30においては、金属ベース29を有するようにし、信号配線32を伝送する信号による電磁界が高誘電率基板27及び低誘電率基板28を通る割合を大きくし、位相調整の効率化を図っているが、信号配線32を伝送する信号による電磁界が高誘電率基板27及び低誘電率基板28を通る割合を更に大きくするためには、回路基板31の誘電率が低い方が望ましく、電波吸収材上に信号配線32を形成するようにしても良い。
【0031】
なお、本発明の第3実施形態30を回路基板31の裏側(信号配線32が形成されていない側)に重ねるようにして使用することもできる。但し、この場合には、本発明の第3実施形態30を重ねる回路基板部分には接地導体を形成しないようにし、信号配線32を伝送する信号の電磁界が高誘電率基板29及び低誘電率基板28を通過するようにする。また、高誘電率基板27と低誘電率基板28の接続部分ではインダクタンス成分が大きくなることから、本発明の第2実施形態のように、高誘電率基板27と低誘電率基板28の接続部分の形状を容量成分が大きくなるような形状にして信号配線32のインピーダンス整合の高精度化を図るようにしても良い。
【0032】
図8は本発明の第3実施形態30の第2使用方法を説明するための概略的斜視図であり、本発明の第3実施形態30の第2使用方法は、本発明の第3実施形態30を差動信号の位相調整に使用する場合である。図8中、33は正相信号配線、34は逆相信号配線である。
【0033】
本発明の第3実施形態30の第2使用方法は、図8Bに示すように、金属ベース29を上側とし、正相信号配線33及び逆相信号配線34が本発明の第3実施形態30の中央部を避けるようにして高誘電率基板27と低誘電率基板28を横断するように、かつ、矢印X5、X6の方向に水平回転可能に回路基板31に重ねて使用するというものである。図8C、図8Dでは、本発明の第3実施形態30の厚みは、図示を省略している。
【0034】
ここで、図8Cに示すように、本発明の第3実施形態30を矢印X5の方向に回転すると、正相信号配線33が高誘電率基板27を横断する割合が小さくなるので、正相信号配線33を伝送する正相信号の位相を遅らせることができると共に、逆相信号配線34が高誘電率基板27を横断する割合が大きくなるので、逆相信号配線34を伝送する逆相信号の位相を進ませることができる。
【0035】
これに対して、図8Dに示すように、本発明の第3実施形態30を矢印X6の方向に回転させると、正相信号配線33が高誘電率基板27を横断する割合が大きくなるので、正相信号配線33を伝送する正相信号の位相を進ませることができると共に、逆相信号配線34が高誘電率基板27を横断する割合が小さくなるので、逆相信号配線34を伝送する逆相信号の位相を遅らせることができる。
【0036】
図9は本発明の第3実施形態30の第1使用例を示す概略的平面図である。本発明の第3実施形態の第1使用例は、図4に示す回路基板7に対して、位相調整装置24〜26の代わりに、本発明の第3実施形態30を回転可能に装着した位相調整装置35〜37を図7に示す第1使用方法を実行することができるように設けたものである。
【0037】
本発明の第3実施形態30の第1使用例においては、位相調整装置35によりIC8に与えるクロックの位相調整を行うことができ、位相調整装置36によりIC9に与えるクロックの位相調整を行うことができるので、同期ズレによるIC8、9の誤動作を回避することができる。また、位相調整装置37によりデータ信号とクロックとを同期させた状態で出力することができるため、回路基板7を備えるモジュールの後段に接続するモジュールの誤動作を低減することができる。なお、位相調整装置35〜37を回路基板7の裏側(信号配線が形成されていない面)に設置する場合には、回路基板7の表側(信号配線が形成されている面)を有効に使用することができる。
【0038】
図10は本発明の第3実施形態30の第2使用例を示す概略的平面図である。
図10中、38は回路基板、39、40はIC、41は正相信号入力端子、42は逆相信号入力端子、43〜45は正相信号配線、46〜48は逆相信号配線、49は正相信号出力端子、50は逆相信号出力端子、51〜53は本発明の第3実施形態30を回転可能に装着し、本発明の第3実施形態30の第2使用方法を実行することができるように設けられた位相調整装置である。
【0039】
本発明の第3実施形態30の第2使用例においては、位相調整装置51によりIC39に与える差動信号の位相調整を行うことができ、位相調整装置52によりIC40に与える差動信号の位相調整を行うことができるので、差動信号の位相ズレによるIC39、40の誤動作を回避することができる。また、位相調整装置53により、回路基板38を備えるモジュールの後段に接続するモジュールに与える差動信号の位相調整を行うことができ、後段に接続するモジュールの誤動作を低減することができる。
【0040】
以上のように、本発明の第3実施形態30によれば、信号配線が高誘電率基板27を横断する割合を調整することにより、信号配線を伝送する信号の位相調整を行うことができるので、広帯域に調整することができ、また、特に、差動信号の位相調整を行う場合に効率的な位相調整を行うことができる。また、信号配線を直線に引いたまま自由に位相調整を行うことができ、信号配線の引き回しの自由度が拡大するので、回路基板の設計の容易化と、回路基板の小型化と、高次伝搬モードの結合による損失の回避を図ることができる。
【0041】
【発明の効果】
以上のように、本発明の位相調整基板によれば、信号配線が第1の誘電体基板を横断する割合と第2の誘電体基板を横断する割合を調整することにより、信号配線を伝送する信号の位相調整を行うことができるので、広帯域に調整することができる。また、信号配線を直線に引いたまま自由に位相調整が可能であり、信号配線自身の引き回しの自由度が拡大するので、回路基板の小型化と、高次伝搬モードの結合による損失の回避を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す図である。
【図2】本発明の第1実施形態の第1使用方法を説明するための概略的斜視図である。
【図3】本発明の第1実施形態の第2使用方法を説明するための概略的斜視図である。
【図4】本発明の第1実施形態の使用例を示す概略的平面図である。
【図5】本発明の第2実施形態を示す図である。
【図6】本発明の第3実施形態を示す概略的斜視図である。
【図7】本発明の第3実施形態の第1使用方法を説明するための概略的斜視図である。
【図8】本発明の第3実施形態の第2使用方法を説明するための概略的斜視図である。
【図9】本発明の第3実施形態の第1使用例を示す概略的平面図である。
【図10】本発明の第3実施形態の第2使用例を示す概略的平面図である。
【符号の説明】
10 データ入力端子
11〜13 データ用配線
14 データ出力端子
15 クロック入力端子
16〜20 クロック用配線
21、22 クロック分配器
23 クロック出力端子
24〜26 位相調整装置
35〜37 位相調整装置
41 正相信号入力端子
42 逆相信号入力端子
43〜45 正相信号用配線
46〜48 逆相信号用配線
49 正相信号出力端子
50 逆相信号出力端子
51〜53 位相調整装置

Claims (1)

  1. 誘電率の異なる第1、第2の誘電体基板を、信号配線を横断させる面が面一となり、前記信号配線を横断させる面の裏面が金属ベース側に配置されるように金属ベースに固定して成り、
    前記第1、第2の誘電体基板の前記信号配線を横断させる面の形状は、前記第1、第2の誘電体基板を横断する前記信号配線の前記第1、第2の誘電体基板に対する横断位置を変えると、前記信号配線が前記第1、第2の誘電体基板を横断する割合を変えることができる形状とされ、
    前記第1の誘電体基板の前記第2の誘電体基板との接続部分の厚さを、前記第1の誘電体基板の前記第2の誘電体基板との接続部分以外の部分の厚さよりも薄くし、前記第2の誘電体基板の前記第1の誘電体基板との接続部分の厚さを、前記第2の誘電体基板の前記第1の誘電体基板との接続部分以外の部分の厚さよりも薄くし、前記信号配線の幅を一定としても、前記信号配線のインピーダンス整合を図ることができるようにされていること
    を特徴とする位相調整基板。
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