JP6329950B2 - 弾力性連接棒 - Google Patents

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Description

本発明は、2012年8月10日に出願された米国仮特許出願61/681,711を基礎とする優先権を主張し、当該出願はここに組み入れられる。
本発明は、連接棒を対象とし、特に、弾力性連接棒を対象とする。
ピストンとクランク室との間で用いられる様々な異なる装置のためのロッドは、堅い連接棒である。当該連接棒の剛性は、圧縮器又は他の任意の往復運動装置のクランクのベアリング及びピストンにおける摩耗率の増加を生じ得る。
本発明は、これまでの連接棒の複数の課題に対処することを目的とした、これまでの連接棒構造(connection rod configuration)を超えての改良である。本発明は、エンジン、密閉圧縮器、及び、ピストンとクランク室との間の連結に必要とされる任意の応用、又は、リニア・スライダとクランク室との間の連結に必要とされる任意の応用のための弾力性連接棒を対象とする。連接棒の弾力部は、一つ又は複数のばねによって形成することが可能である。しかし、これは必須ではない。一つ又は複数のばねは、連接棒で用いられる際、クランクとピストンとを連結するために用いることが可能な弾力性連接棒を形成する。当該連接棒は、完全に又は部分的に弾力性材料(例えば、ばね、ピストン、他の要素等)から形成することが可能である。連接棒がばねを含む際、当該ばねのばね力は、ばねの長手方向の長さに沿って一定でも良く、異なっても良い。当該ばねのワイヤの直径は、当該ばねの長手方向の長さに沿って一定でも良く、異なっても良い。当該ばねの直径は、当該ばねの長手方向の長さに沿って一定でも良く、異なっても良い。当該ばねを形成するために用いられる材料は、ばねの長手方向の長さに沿って一定でも良く、異なっても良い。当該連接棒の弾力性部は、単一のばね、又は、二以上の入れ子になったばねを含むことが出来る。仮に二つ以上の入れ子になったばねが用いられるなら、a)ばねの巻き方向は、同一でも異なっても良く、b)ばねの自由長は、同一でも異なっても良く、c)ばねのワイヤの直径は、同一でも異なっても良く、d)ばねの直径は、同一でも異なっても良く、e)ばねのばね力は、同一でも異なっても良く、及び/又は、f)ばねを形成するために用いられる材料は、同一でも異なっても良い。
本発明の一つの非限定的な目的は、圧縮器又は任意の線形滑動機構のクランクのベアリング、及びピストンにおける摩耗を減らすことである。これが本発明によって達成されるのは、弾力性連接棒の使用により、ピストンと連接棒内の軸方向応力を減らすことによるものである。弾力性連接棒は、軸のたわみを吸収することが可能な弾力性要素であり、その結果、そのような軸のたわみは、クランクのベアリング及びピストンの表面により広く共有されるように分散される。また、弾力性連接棒の形状は、圧縮器、エンジン、装置、又は線形滑動装置の各大きさ及び種類に適用可能であり、その結果、当該連結には、付加的な自由度が与えられ、ベアリング及びピストンの表面に渡ってより広く応力を分散させることが可能である。弾力性連接棒のそのような構成は、圧縮器のクランクのベアリング及びピストンの摩耗を減らし、クランクのベアリング、及び/又はピストンの寿命を増加させることが可能である。
本発明の一つの非限定的な態様においては、ピストン、弾力性連接棒、及びベアリングを含む連接棒構造がもたらされる。当該ピストンは、シリンダのピストン空間(piston cavity)において往復運動をするように設計されている。ピストン、弾力性連接棒、及びベアリングの大きさ、形状、材料は非限定的である。概して、当該ピストンは、シリンダのピストン空間内で適切に動くように、形状及び大きさが決められる。当該ピストンは、弾力性連接棒の第一端部を入れ子式(telescopically)に受け入れるように設計されるロッド空間を含む。当該ロッド空間は、また、弾力性連接棒の第一端部をロッド空間の内部に連結することを可能とするように設計される連結部を含む。ここで用いられる連結部の種類は、非限定的である。一つの非限定的な構成において、当該連結部は、ピストンがシリンダのピストン空間内で往復運動するにつれて、弾力性連接棒の第一端部がロッド空間内部において回転することを可能とするピボット連結である。理解可能なことではあるが、他の連結装置を用いることが可能である。ベアリングは概してクランク軸又は他の種類の回転機構に連結するように設計されている。
本発明の他の非限定的な態様においては、ピストン内のロッド空間の底側開口部の断面積は、弾力性連接棒の第一端部がロッド空間の内部に連結する際、ピストンのロッド空間の開口部に、又はその近傍に位置する弾力性連接棒の部分の断面積よりも広い。弾力性連接棒の断面積の大きさとピストン内のロッド空間の開口部の断面積の大きさとの、そのような大きさの相違は、ピストンがシリンダのピストン空間内で往復運動をするにつれて、弾力性連接棒のフロント部が、ピストンのロッド空間内で動くことを可能とする。一つの非限定的な構成においては、ピストン内のロッド空間の開口部に又はその近傍に位置する弾力性連接棒の断面積と、ピストン内のロッド空間の開口部の断面積との大きさの比率は約0.1-0.95:1であり、典型的には約0.15-0.9:1であり、より典型的には約0.2-0.8:1であり、更に典型的には約0.25-0.5:1である。
本発明の更に他の非限定的な態様においては、ピストン内のロッド空間の深度は、弾力性連接棒の第一端部がロッド空間の内部に連結する際、弾力性連接棒の全長がロッド空間内に入らない深度である。概して、弾力性連接棒の長手方向の長さと、ロッド空間の長手方向の長さとの比率は、少なくとも約1.1:1であり、典型的には少なくとも約1.5:1である。一つの非限定的な具体的構成においては、弾力性連接棒の長手方向の長さと、ロッド空間の長手方向の長さとの比率は約1.2-100:1であり、典型的には1.3-50:1である。理解可能なことではあるが、他の長さの比率を用いることが可能である。
本発明の更に他の非限定的な態様においては、弾力性連接棒はばねの形状である。概して、弾力性連接棒の長さの少なくとも約25%がばねであり、典型的には、弾力性連接棒の長さの少なくとも約33%がばねであり、より典型的には、弾力性連接棒の長さの少なくとも約40%がばねであり、更に典型的には、弾力性連接棒の長さの少なくとも約50%がばねであり、更に典型的には、弾力性連接棒の長さの少なくとも約75%がばねであり、更に典型的には、弾力性連接棒の長さの100%がばねである。
本発明の更に他の非限定的な態様においては、弾力性連接棒の第二端部は、ピストンがシリンダのピストン空間内で往復運動する際、弾力性連接棒の第二端部がベアリングに対して回転することが可能となるピボット連結によって、ベアリングに連結する。
本発明の更に他の非限定的な態様においては、弾力性連接棒は、弾力性連接棒の一方の端部又は両方の端部に位置するシリンダ連結部を含む。当該シリンダ連結部は、連結ピンを受け入れるように設計された円形の断面積を有する空間(cavity)を含む。連結ピンは、ベアリング及びロッド空間の一方又は双方に位置することが可能である。連結ピン及びシリンダ連結部の連結構成は、1)弾力性連接棒の第一端部とロッド空間との間、及び/又は、2)弾力性連接棒の第二端部とベアリングとの間のピボット連結の形成を容易とするために用いることが可能である。理解可能なことではあるが、弾力性連接棒の一方又は両方の端部での反対の構成(例えば、弾力性連接棒の一方又は双方の端部が連結ピンを含み、ロッド空間、及び/又はベアリングが、シリンダ連結部を含む)が存在することが可能である。理解可能なことではあるが、弾力性連接棒と、ロッド空間、及び/又はベアリングとの間のピボット連結を生成するために、他の又は代替の構成を用いることが可能である。
本発明の他の非限定的な態様においては、ベアリングが、当該ベアリングに弾力性連接棒を連結することを容易にするために設計された取付座を含む。一つの非限定的な構成においては、取付座は、弾力性連接棒の第二端部に挿入されるように設計されている。更に他の非限定的な構成においては、取付座は、弾力性連接棒の第二端部の一部を入れ子式に受け入れるように設計されている。一つの非限定的な構成においては、取付座は、弾力性連接棒をベアリングに連結するために用いられる連結ピンを受け入れるように設計されるピン・スロットを含む。しかし、これは必須ではない。他の非限定的な構成においては、取付座が弾力性連接棒の第二端部に挿入されるように設計される際、弾力性連接棒の第二端部は、取付座を受け入れるように設計される連結空間を含み、連結空間の断面積と取付座の断面積との比率は、約0.9-2:1であり、典型的には0.9-1.5:1であり、より典型的には約0.9-1.1:1であり、更に典型的には約0.95-1.05:1である。この構成において、概して、取付座の断面形状は、連結空間の断面形状と同一である。しかし、これは必須ではない。また、この構成においては、弾力性連接棒とベアリングとの間の連結は、典型的にはピボット連結ではない。取付座は、弾力性連接棒の長手方向の全長未満だけ挿入されるように設計されている。概して、取付座は、弾力性連接棒の長手方向の全長の90%未満だけ挿入されるように設計されており、典型的には弾力性連接棒の長手方向の全長の約75%未満だけ挿入され、より典型的には弾力性連接棒の長手方向の全長の約65%未満だけ挿入され、更に典型的には弾力性連接棒の長手方向の全長の約50%未満だけ挿入され、更に典型的には弾力性連接棒の長手方向の全長の約40%未満だけ挿入され、更に典型的には弾力性連接棒の長手方向の全長の約25%未満だけ挿入される。
本発明の他の非限定的な態様においては、ロッド空間はロッド空間の上面に連結スロットを含み、該ロッド空間の上面は、ロッド空間に連結される弾力性連接棒の一部を受け入れるように設計された連結部を含むように設計される。しかし、これは必須ではない。連結スロットはピン・スロットを含むことが可能であり、該ピン・スロットは、ロッド空間に弾力性連接棒を連結するために用いられる連結ピンを受け入れるように設計される。しかし、これは必須ではない。
本発明の一つの非限定的な目的は、圧縮器、又は、任意の線形滑動機構におけるクランクのベアリング、及びピストンにおける摩耗を減らす連接棒構造を提供することである。
本発明の他の、及び/又は代替的かつ非限定的な目的は、弾力性連接棒を用いることにより、ピストン及び連接棒の軸方向の応力を減らす連接棒構造を提供することである。
本発明の更に他の、及び/又は代替的かつ非限定的な目的は、軸のたわみを吸収することが可能な弾性要素である弾力性連接棒を含む連接棒構造を提供することであり、その結果、そのような軸のたわみは、クランクのベアリングとピストンの表面により広く共有されるように分散される。
本発明の更に他の、及び/又は代替的かつ非限定的な目的は、圧縮器、エンジン、装置、又は線形滑動装置の様々な大きさ及び種類に適用可能な弾力性連接棒を含む連接棒構造を提供することであり、その結果、当該連結には、付加的な自由度が与えられ、ベアリング及びピストン表面に渡ってより広く応力を分散させることが可能である。
本発明の更に他の、及び/又は代替的かつ非限定的な目的は、圧縮器のクランクのベアリング及びピストンの摩耗を減少させ、クランクのベアリング及び/又はピストンの寿命を増加させることが可能な連接棒構造を提供することである。
本発明の他の、及び/又は代替的かつ非限定的な目的は、エンジン、密閉圧縮器、及び、ピストンとクランク室との間の連結に必要とされる任意の応用、又は、リニア・スライダとクランク室との間の連結に必要とされる応用のための弾力性連接棒を形成する連接棒構造を提供することである。
本発明の更に他の、及び/又は代替的かつ非限定的な目的は、一つ又は複数のばねによって形成することが可能な連接棒の弾力性部を含む連接棒構造を提供することである。
本発明の他の、及び/又は代替的かつ非限定的な目的は、弾力性連接棒が完全に又は部分的に弾力性材料から形成することが可能な連接棒構造を提供することである。
本発明の更に他の、及び/又は代替的かつ非限定的な目的は、ピストン、弾力性連接棒、及びベアリングを含む連接棒構造を提供することである。
本発明の更に他の、及び/又は代替的かつ非限定的な目的は、ピストンが、弾力性連接棒の第一端部を入れ子式に受け入れるように設計されたロッド空間を含むことを特徴とする連接棒構造を提供することである。
本発明の更に他の、及び/又は代替的かつ非限定的な目的は、ロッド空間が、弾力性連接棒の第一端部が、ロッド空間内部に連結することを可能とするように設計される連結部を含むことを特徴とする連接棒構造を提供することである。
本発明の他の、及び/又は代替的かつ非限定的な目的は、ロッド空間内の連結部が、ピストンがシリンダのピストン空間内で往復運動するのにつれて、弾力性連接棒の第一端部がロッド空間内で回転することを可能とするピボット連結であることを特徴とする連接棒構造を提供することである。
本発明の更に他の、及び/又は代替的かつ非限定的な目的は、ピストン内のロッド空間の底側開口部の断面積が、弾力性連接棒の第一端部がロッド空間内部に連結する際、ピストンのロッド空間開口部に、又はその近傍に位置する弾力性連接棒の部分の断面積よりも広いことを特徴とする連接棒構造を提供することである。
本発明の更に他の、及び/又は代替的かつ非限定的な目的は、ピストンのロッド空間の深度が、弾力性連接棒の第一端部がロッド空間の内部に連結する際、弾力性連接棒の全長がロッド空間に入らないような深度であることを特徴とする連接棒構造を提供することである。
本発明の更に他の、及び/又は代替的かつ非限定的な目的は、弾力性連接棒の第二端部がピボット連結によってベアリングに連結され、該ピボット連結は、シリンダのピストン空間内でピストンが往復運動をする際、弾力性連接棒の第二端部がベアリングに対して回転することを可能とすることを特徴とする連接棒構造を提供することである。
本発明の更に他の、及び/又は代替的かつ非限定的な目的は、弾力性連接棒が、弾力性連接棒の一方又は双方の端部に位置するシリンダ連結部を含むことを特徴とする連接棒構造を提供することである。
本発明の更に他の、及び/又は代替的かつ非限定的な目的は、ベアリングが、弾力性連接棒を当該ベアリングに連結することを容易にするように設計される取付座を含むことを特徴とする連接棒構造を提供することである。
本発明の他の、及び/又は代替的かつ非限定的な目的は、ロッド空間が、当該ロッド空間の上面に連結スロットを含み、該連結スロットが、ロッド空間に連結される弾力性連接棒の一部を受け入れるように設計されていることを特徴とする連接棒構造を提供することである。
これらの及び他の目的及び利点は、付随する図面と共にまとめられる本記載を読み、従う際に、当業者にとって明白となるであろう。
ここでは図面が参照されるが、それは本発明の非限定的な態様を説明するものである。
本発明に従う一つの非限定的な連接棒構造の正面図である。
回転可能なシャフトとシリンダとの間で連結される図1の連接棒構造の正面図である。
図1の連接棒構造のピストンの正面図である。
図1の連接棒構造の弾力性連接棒の正面図である。
図1の連接棒構造のベアリングの正面図である。
図1乃至5を参照すると、それらの図は本発明の非限定的な態様について説明するものであるが、ベアリング200、弾力性連接棒300、及びピストン400を含む連接棒構造(connection rod configuration)100が提供される。図2に示されるように、連接棒構造100は、回転シャフトRSとシリンダCとの間の弾力性連結部を形成するように設計されている。当該シリンダは、例えば燃焼シリンダのような任意の種類のシリンダであり得るが、これには限定されない。燃焼シリンダの一つの非限定的な種類は、内燃機関の一部である燃焼シリンダであり得る。当該シリンダCは、ピストン400が、図2の点線で示されるピストン室PS内で往復運動することを可能とするように設計されているピストン室を含む。当該ピストン室は、概して円形の断面形状を有するように記載されているが、これには限定されない。同様に、当該ピストンは、概して円形の断面形状を有するように記載されているが、これには限定されない。当該シリンダにおける当該ピストンの往復の結果、回転シャフトRSが回転させられる。例えばクランクシャフトのような、しかしクランクシャフトには限定されない回転シャフトの回転は、車両のホイールを駆動させる、機械の動作部を駆動させる、等のために用いることが可能である。しかるが故に、本発明の連接棒構造100は、エンジン、密閉式圧縮器、及び、ピストンとクランク室との間の連結に必要とされる任意の応用、又は、リニア・スライダとクランク室との間の連結に必要とされる任意の応用のための弾力性連接棒を対象とする。
弾力性連接棒300は、図1、2、及び4に示されるように、概してばねの形状を取る。当該ばねはベアリング200とピストン400との間で弾力性連結部を形成する。図1、2、及び4に示されるように、当該弾力性連接棒は完全にばねから形成される。概して、ばねのばね力は、ばねの長手方向の長さに沿って一定である。しかし、これは必須ではない。ばねのワイヤの直径は、概してばねの長手方向の長さに沿って一定である。しかし、これは必須ではない。ばねの直径は概してばねの長手方向の長さに沿って一定である。しかし、これは必須ではない。弾力性連接棒は、ピストン及び連接棒の軸方向応力を減少するために用いられる。弾力性連接棒は、軸のたわみを吸収するように設計されており、その結果、そのような軸のたわみは、クランクのベアリング及びピストンの表面により広く共有されるように分散される。弾力性連接棒は、圧縮器、エンジン、装置又は線形滑動装置の各大きさ及び種類に適用可能であり、その結果、当該連結には、付加的な自由度が与えられ、ベアリング及びピストンの表面に渡ってより広く応力を分散させることが可能である。弾力性連接棒は、圧縮器のクランクのベアリング及びピストン上での摩耗を減少させ、クランクのベアリング及び/又はピストンの寿命を増加させることが可能である。
ここで図1乃至3を参照すると、ピストン400は、弾力性連接棒300の第一端部を入れ子式に受け入れるように設計されるロッド空間(rod cavity)402を含む。ロッド空間402は、弾力性連接棒の第一端部302が、ロッド空間402の内部に連結することを可能とするように設計される連結部406を含む。当該連結部は、ピストンがシリンダのピストン空間内で往復運動をするのにつれて、弾力性連接棒の第一端部がロッド空間の内部で回転することを可能とするピボット連結を形成することが示される。連結部406は、当該連結部406を含むロッド空間の上面に連結スロット408を含む。連結部は、弾力性連接棒をロッド空間に連結するために用いられる連結ピンを受け入れるように設計されるピン・スロット410を含む。連結ピンは、ピン・スロット410を通り、弾力性連接棒の第一端部302に位置するシリンダ連結部306に差し込まれるように設計されている。シリンダ連結部は連結ピンを受け入れるように設計される空間を含む。連結ピン及びシリンダ連結部の連結構成は、弾力性連接棒の第一端部とロッド空間との間のピボット連結の形成を容易にするために用いられる。
ここで図1を参照すると、ピストン400内のロッド空間402の底側開口部412の断面積は、弾力性連接棒の第一端部がロッド空間の内部に連結する際、ピストン内のロッド空間の開口部に、又はその近傍に位置する弾力性連接棒300の部分の断面積よりも広い。弾力性連接棒の断面積の大きさとピストン内のロッド空間の開口部の断面積の大きさとのそのような相違は、弾力性連接棒のフロント部が、ピストンがシリンダのピストン空間内で往復運動をするのにつれて、ピストン内のロッド空間内で動くことを可能とする。概して、ピストン内のロッド空間の開口部に、又はその近傍に位置する弾力性連接棒の断面積と、ピストン内のロッド空間の開口部の断面積との大きさの比率は、約0.2-0.5:1である。
図1及び2に示されるように、ピストン内のロッド空間の深度は、弾力性連接棒の第一端部がロッド空間内部に連結する際、弾力性連接棒の全長がロッド空間内に入らないような深度である。概して、弾力性連接棒の長手方向の長さとロッド空間の長手方向の長さとの比率は、約1.3-10:1である。
弾力性連接棒300の第二端部304は、ベアリング200に連結される。図5に示されるように、ベアリング200は、弾力性連接棒の当該ベアリングへの連結を容易にするように設計される取付座210を含む。取付座210は、図1及び2に示されるように、弾力性連接棒の第二端部304に挿入されるように設計される。取付座210の上面は、任意で、弾力性連接棒の第二端部304の取付座上への挿入を容易にするために用いることが可能なテーパ領域212を含む。当該取付座は、弾力性連接棒の長手方向の全長未満だけ挿入されるように設計される。概して、取付座は、弾力性連接棒の長手方向の全長の50%未満だけ挿入されるように設計される。
取付座は、弾力性連接棒の第二端部をベアリングに連結するために用いられる連結ピンを受け入れるように設計されるピン・スロット214を含む。ピン・スロット214は、弾力性連接棒をベアリングに連結するために用いられる連結ピンを受け入れるように設計される。連結ピンは、ピン・スロット214を通り、弾力性連接棒の第二端部304に位置するシリンダ連結部308に差し込まれるように設計される。
ベアリングは、回転シャフトRSの一部を受け入れるように設計されたシャフト開口部216を含む。ベアリングが回転シャフトRSに連結される手段は非限定的である。シャフト開口部216の大きさ及び形状は、概して、回転シャフトが回転するのにつれてベアリングが回転シャフトに対して回転することを可能とするように選択される。
このように、上記で述べた複数の目的は、先行する記載から明白になる複数の目的の間で、効率的に達成され、本発明の精神及び範囲から離れることなく述べられる構成内で、一定の複数の変化が生じるので、上記の説明に含まれ、付随する図面に示される全ての事項は、例示として解釈され、限定的な意味で解釈されないことが意図される。複数の修正及び代替は、ここに提供される発明の詳細な論考を読み、理解する際に、当業者にとって明白となるであろう。本発明は、そのような修正及び代替の全てを、それらが本発明の範囲内に入る限りにおいて、含むことが意図されている。更に理解すべきは、以下の請求項は、ここに記載される発明の包括的及び具体的特徴の全て、及び、本発明の範囲の記載の全てをカバーすることが意図されており、以下の請求項は文言上、それらの間に存在すると言えるであろう。
(付記1)
ベアリング、弾力性連接棒、及びピストンを備え、前記弾力性連接棒は第一端部及び第二端部を有し、前記第一端部は前記ピストンに連結し、前記第二端部は前記ベアリングに連結し、前記第一端部は回転可能に前記ピストンに連結することを特徴とする連接棒構造。
(付記2)
前記弾力性連接棒の少なくとも一部はばねを含むことを特徴とする付記1に記載の連接棒構造。
(付記3)
前記ピストンはロッド空間を含み、前記弾力性連接棒が前記ピストンに連結する際に、前記ロッド空間は、前記弾力性連接棒の前記第一端部の少なくとも一部を入れ子式(telescopically)に受け入れることを特徴とする付記1に記載の連接棒構造。
(付記4)
前記ピストンはロッド空間を含み、前記弾力性連接棒が前記ピストンに連結する際に、前記ロッド空間は、前記弾力性連接棒の前記第一端部の少なくとも一部を入れ子式(telescopically)に受け入れることを特徴とする付記2に記載の連接棒構造。
(付記5)
前記ピストンは、前記ロッド空間の上面に連結構成位置(connection arrangement position)を含み、前記連結構成は、連結ピンを受け入れるように設計されるロッド・スロットを含み、前記弾力性連接棒の前記第一端部は、前記弾力性連接棒の前記第一端部を前記ピストンに回転可能に連結するために前記連結ピンを受け入れるように設計されるシリンダ連結部を含むことを特徴とする付記3に記載の連接棒構造。
(付記6)
前記ピストンは、前記ロッド空間の上面に連結構成位置(connection arrangement position)を含み、前記連結構成は、連結ピンを受け入れるように設計されるロッド・スロットを含み、前記弾力性連接棒の前記第一端部は、前記弾力性連接棒の前記第一端部を前記ピストンに回転可能に連結するために前記連結ピンを受け入れるように設計されるシリンダ連結部を含むことを特徴とする付記4に記載の連接棒構造。
(付記7)
前記ピストン内の前記ロッド空間の底側開口部の断面積は、前記弾力性連接棒の前記第一端部が前記ピストンに連結する際に前記底側開口部に又はその近傍に位置する前記弾力性連接棒の部分の断面積よりも広いことを特徴とする付記3に記載の連接棒構造。
(付記8)
前記ピストン内の前記ロッド空間の底側開口部の断面積は、前記弾力性連接棒の前記第一端部が前記ピストンに連結する際に前記底側開口部に又はその近傍に位置する前記弾力性連接棒の部分の断面積よりも広いことを特徴とする付記4乃至6のいずれか1つに記載の連接棒構造。
(付記9)
前記ピストン内の前記ロッド空間の深度は、前記弾力性連接棒の長手方向の全長未満であることを特徴とする付記3に記載の連接棒構造。
(付記10)
前記ピストン内の前記ロッド空間の深度は、前記弾力性連接棒の長手方向の全長未満であることを特徴とする付記4乃至8のいずれか1つに記載の連接棒構造。
(付記11)
前記ベアリングは、前記弾力性連接棒の前記ベアリングへの連結を容易にするように設計される取付座を含み、前記取付座は、前記弾力性連接棒の前記第二端部に挿入されるように設計されており、前記取付座は、前記弾力性連接棒の長手方向の全長未満だけ挿入されることを特徴とする付記1に記載の連接棒構造。
(付記12)
前記ベアリングは、前記弾力性連接棒の前記ベアリングへの連結を容易にするように設計される取付座を含み、前記取付座は、前記弾力性連接棒の前記第二端部に挿入されるように設計されており、前記取付座は、前記弾力性連接棒の長手方向の全長未満だけ挿入されることを特徴とする付記2乃至10のいずれか1つに記載の連接棒構造。
(付記13)
前記取付座は、前記弾力性連接棒の前記第二端部を前記ベアリングに連結するために用いられる連結ピンを受け入れるように設計されるピン・スロットを含み、前記弾力性連接棒の前記第二端部は、前記連結ピンを受け入れるように設計されるシリンダ連結部を含むことを特徴とする付記11に記載の連接棒構造。
(付記14)
前記取付座は、前記弾力性連接棒の前記第二端部を前記ベアリングに連結するために用いられる連結ピンを受け入れるように設計されるピン・スロットを含み、前記弾力性連接棒の前記第二端部は、前記連結ピンを受け入れるように設計されるシリンダ連結部を含むことを特徴とする付記12に記載の連接棒構造。
(付記15)
回転可能シャフトとシリンダとの間の弾力性連結部を形成するために弾力性連接棒構造(flexible connection rod arrangement)を用いる方法であって、
a.連接棒構造を提供するステップであって、前記連接棒構造は、ベアリング、弾力性連接棒、及びピストンを備え、前記弾力性連接棒は第一端部及び第二端部を有し、前記第一端部は前記ピストンに連結し、前記第二端部は前記ベアリングに連結し、前記第一端部は回転可能に前記ピストンに連結する、ステップと、
b.前記ピストンを前記シリンダのピストン室に挿入するステップであって、前記シリンダは、エンジンの一部を形成し、前記シリンダは、前記シリンダの前記ピストン室内で往復運動をするように設計されている、ステップと、
c.前記ベアリングを前記回転可能シャフトに連結するステップと、
を備えることを特徴とする方法。
(付記16)
前記弾力性連接棒の少なくとも一部はばねを含むことを特徴とする付記15に記載の方法。
(付記17)
前記ピストンはロッド空間を含み、前記弾力性連接棒が前記ピストンに連結する際に、前記ロッド空間は、前記弾力性連接棒の前記第一端部の少なくとも一部を入れ子式(telescopically)に受け入れることを特徴とする付記15に記載の方法。
(付記18)
前記ピストンはロッド空間を含み、前記弾力性連接棒が前記ピストンに連結する際に、前記ロッド空間は、前記弾力性連接棒の前記第一端部の少なくとも一部を入れ子式(telescopically)に受け入れることを特徴とする付記16に記載の方法。
(付記19)
前記ピストンは、前記ロッド空間の上面に連結構成位置(connection arrangement position)を含み、前記連結構成は、連結ピンを受け入れるように設計されるロッド・スロット(rod slot)を含み、前記弾力性連接棒の前記第一端部は、前記弾力性連接棒の前記第一端部を前記ピストンに回転可能に連結するために前記連結ピンを受け入れるように設計されるシリンダ連結部を含むことを特徴とする付記17に記載の方法。
(付記20)
前記ピストンは、前記ロッド空間の上面に連結構成位置(connection arrangement position)を含み、前記連結構成は、連結ピンを受け入れるように設計されるロッド・スロット(rod slot)を含み、前記弾力性連接棒の前記第一端部は、前記弾力性連接棒の前記第一端部を前記ピストンに回転可能に連結するために前記連結ピンを受け入れるように設計されるシリンダ連結部を含むことを特徴とする付記18に記載の方法。
(付記21)
前記ピストン内の前記ロッド空間の底側開口部の断面積は、前記弾力性連接棒の前記第一端部が前記ピストンに連結する際に前記底側開口部に又はその近傍に位置する前記弾力性連接棒の部分の断面積よりも広いことを特徴とする付記17に記載の方法。
(付記22)
前記ピストン内の前記ロッド空間の底側開口部の断面積は、前記弾力性連接棒の前記第一端部が前記ピストンに連結する際に前記底側開口部に又はその近傍に位置する前記弾力性連接棒の部分の断面積よりも広いことを特徴とする付記18乃至20のいずれか1つに記載の方法。
(付記23)
前記ピストン内の前記ロッド空間の深度は、前記弾力性連接棒の長手方向の全長未満であることを特徴とする付記17に記載の方法。
(付記24)
前記ピストン内の前記ロッド空間の深度は、前記弾力性連接棒の長手方向の全長未満であることを特徴とする付記18乃至22のいずれか1つに記載の方法。
(付記25)
前記ベアリングは、前記弾力性連接棒の前記ベアリングへの連結を容易にするように設計される取付座を含み、前記取付座は、前記弾力性連接棒の前記第二端部に挿入されるように設計されており、前記取付座は、前記弾力性連接棒の長手方向の全長未満だけ挿入されることを特徴とする付記15に記載の方法。
(付記26)
前記ベアリングは、前記弾力性連接棒の前記ベアリングへの連結を容易にするように設計される取付座を含み、前記取付座は、前記弾力性連接棒の前記第二端部に挿入されるように設計されており、前記取付座は、前記弾力性連接棒の長手方向の全長未満だけ挿入されることを特徴とする付記16乃至24のいずれか1つに記載の方法。
(付記27)
前記取付座は、前記弾力性連接棒の前記第二端部を前記ベアリングに連結するために用いられる連結ピンを受け入れるように設計されるピン・スロットを含み、前記弾力性連接棒の前記第二端部は、前記連結ピンを受け入れるように設計されるシリンダ連結部を含むことを特徴とする付記25に記載の方法。
(付記28)
前記取付座は、前記弾力性連接棒の前記第二端部を前記ベアリングに連結するために用いられる連結ピンを受け入れるように設計されるピン・スロットを含み、前記弾力性連接棒の前記第二端部は、前記連結ピンを受け入れるように設計されるシリンダ連結部を含むことを特徴とする付記26に記載の方法。

Claims (8)

  1. ベアリング、弾力性連接棒、及びピストンを備え、前記弾力性連接棒は第一端部及び第二端部を有し、前記第一端部は前記ピストンに連結し、前記第二端部は前記ベアリングに連結し、前記第一端部は回転可能に前記ピストンに連結し、前記連接棒は軸のたわみを吸収するために長軸方向周囲に弾力性を有し
    前記弾力性連接棒は前記ピストンと前記ベアリングとの間に完全に延在しているコイルばねであることを特徴とする連接棒構造。
  2. 前記ピストンはロッド空間を含み、前記弾力性連接棒が前記ピストンに連結する際に、前記ロッド空間は、前記弾力性連接棒の前記第一端部の少なくとも一部を入れ子式(telescopically)に受け入れることを特徴とする請求項1に記載の連接棒構造。
  3. 前記ピストンは、前記ロッド空間の上面に位置する連結構成を含み、前記連結構成は、連結ピンを受け入れるように構成されるピン・スロットを含み、前記弾力性連接棒の前記第一端部は、前記弾力性連接棒の前記第一端部を前記ピストンに回転可能に連結するために前記連結ピンを受け入れるように構成されるシリンダ連結部を含むことを特徴とする請求項に記載の連接棒構造。
  4. 前記ピストン内の前記ロッド空間の底側開口部の断面積は、前記弾力性連接棒の前記第一端部が前記ピストンに連結する際に前記底側開口部に又はその近傍に位置する前記弾力性連接棒の部分の断面積よりも広いことを特徴とする請求項2または3に記載の連接棒構造。
  5. 前記ピストン内の前記ロッド空間の深度は、前記弾力性連接棒の長手方向の全長未満であることを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載の連接棒構造。
  6. 前記ベアリングは、前記弾力性連接棒の前記ベアリングへの連結を容易にするように構成される取付座を含み、前記取付座は、前記弾力性連接棒の前記第二端部に挿入されるように構成されており、前記取付座は、前記弾力性連接棒の長手方向の全長未満だけ挿入されることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の連接棒構造。
  7. 前記取付座は、前記弾力性連接棒の前記第二端部を前記ベアリングに連結するために用いられる連結ピンを受け入れるように構成されるピン・スロットを含み、前記弾力性連接棒の前記第二端部は、前記連結ピンを受け入れるように構成されるシリンダ連結部を含むことを特徴とする請求項に記載の連接棒構造。
  8. 回転可能シャフトとシリンダとの間の弾力性連結部を形成するために弾力性連接棒構造(flexible connection rod arrangement)を用いる方法であって、
    a.請求項1〜のいずれか1項に記載された連接棒構造を提供するステップと、
    b.前記ピストンを前記シリンダのピストン室に挿入するステップであって、前記シリンダは、エンジンの一部を形成し、前記ピストンは、前記シリンダの前記ピストン室内で往復運動をするように構成されている、ステップと、
    c.前記ベアリングを前記回転可能シャフトに連結するステップと、
    を備えることを特徴とする方法。
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