JP6329873B2 - ディスク装置用サスペンションのためのフレキシャ連鎖シート - Google Patents

ディスク装置用サスペンションのためのフレキシャ連鎖シート Download PDF

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  • Supporting Of Heads In Record-Carrier Devices (AREA)
  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Description

この発明は、ディスク装置用サスペンションのフレキシャの製造に使用されるディスク装置用サスペンションのためのフレキシャ連鎖シートに関する。
パーソナルコンピュータ等の情報処理装置に、ハードディスク装置(HDD)が使用されている。ハードディスク装置は、スピンドルを中心に回転する磁気ディスクと、ピボット軸を中心に旋回するキャリッジなどを含んでいる。キャリッジのアームに、ディスク装置用サスペンション(これ以降、単にサスペンションと称する)が設けられている。サスペンションは、ロードビーム(load beam)と、ロードビームに重ねて配置されるフレキシャ(flexure)などを有している。フレキシャの先端付近に形成されたジンバル部にスライダを含む磁気ヘッドが取付けられている。磁気ヘッドには、データの読取りあるいは書込み等のアクセスを行なうための素子が設けられている。これらロードビームとフレキシャなどによってヘッドジンバルアセンブリが構成されている。
前記フレキシャは、要求される仕様に応じて様々な形態のものが実用化されている。その一例として配線付フレキシャ(flexure with conductors)が知られている。配線付フレキシャは、薄いステンレス鋼板からなるメタルベースと、このメタルベース上に形成されたポリイミド等の電気絶縁材料からなる絶縁層と、この絶縁層上に形成された複数の導体などを含んでいる。該フレキシャは、ロードビームに重なる基部と、ベースプレートの後方に延出するテール部(フレキシャテール)とを含んでいる。
従来より、フレキシャの生産効率を高めるための1つの手段として、例えば特許文献1あるいは特許文献2に開示されているように、1枚のステンレス鋼板をエッチングすることによって、同一形状の多数のフレキシャ要素を有するフレキシャ連鎖シートを製造することが行なわれている。フレキシャ連鎖シートの一例は、複数のフレームユニットをフレキシャ要素の長さ方向に接続することによって構成されている。各フレームユニットは、それぞれ、枠部と、枠部の内側に所定ピッチで配置された多数のフレキシャ要素とによって構成されている。
特許第5,273,271号公報 特許第5,365,944号公報
前記フレキシャ連鎖シートの枠部は、フレキシャ要素の長さ方向に沿う一対の縦枠と、フレキシャ要素の幅方向に沿う一対の横枠とを有しているのが通例である。これら縦枠あるいは横枠には、フレキシャの製造工程においてフレキシャ連鎖シートを位置決めする際に使用する位置決め孔が複数個所に形成されていることがある。例えば位置決め孔が横枠に形成されている場合には、横枠の幅(横枠の長さ方向に対し直角な方向の寸法)を位置決め孔の外径よりも大きくする必要がある。しかし横枠の幅が大きいと、その分、フレキシャ連鎖シートの長さが大きくなる。横枠の幅を小さくするには位置決め孔を小さくすればよいが、その場合には位置決めピンも小さくしなければならない。位置決めピンを小さくするには限界がある。
フレキシャの製造工程で使用される装置や治具によっては、1枚のフレキシャ連鎖シートのサイズ(外形寸法)が制限されることがある。このためフレキシャ連鎖シートの長さが少しでも大きいと、1枚のフレキシャ連鎖シートに形成することができるフレームユニットの数を1つ減らさなければならない。1つのフレームユニットには、エッチングによって形成された多数(数十から数百)のフレキシャ要素が所定ピッチで配置されているため、フレームユニットを1つ減らすと、多数のフレキシャが一度に減ることになる。このためフレキシャの生産効率が大幅に低下するという問題が生じる。
従ってこの発明は、フレームユニットの枠部を小形化することができることにより、フレキシャの長さが多少大きくなってもフレームユニットの数を減らさずに済むディスク装置用サスペンションのためのフレキシャ連鎖シートを提供することにある。
本発明は、ディスク装置用サスペンションのためのフレキシャ連鎖シートであって、エッチングされたメタルベースを有する複数のフレームユニットを備えている。これらフレームユニットは、それぞれ、各フレームユニットの周囲に形成された枠部と、該枠部の内側に所定ピッチで配置された複数のフレキシャ要素とを備えている。前記枠部は、前記フレキシャ要素の長さ方向に延びる第1の縦枠および第2の縦枠と、前記フレキシャ要素の幅方向に延びる第1の横枠および第2の横枠とを含む。また前記長さ方向に隣り合う前記フレームユニットのうち一方のフレームユニットの前記第1の横枠と他方のフレームユニットの前記第2の横枠との間にこれら横枠に沿って形成され、第1の開口幅を有したスリットと、前記一方のフレームユニットの前記第1の横枠に形成され、前記第1の横枠と他方のフレームユニットの前記第2の横枠とをつなぎかつカッタによって剪断される切断予定部を有した接続部と、前記接続部の両側に形成され前記第1の開口幅よりも大きな第2の開口幅を有し前記カッタの挿入を許容する凹部とを具備している。
1つの実施形態では、前記第1の横枠の前記接続部および前記凹部と異なる位置に、第1の位置決め孔が形成されている。また前記接続部が前記枠部の幅方向に間隔を存して少なくとも2箇所に形成され、これら接続部間に前記第1の位置決め孔が形成されていてもよい。前記フレキシャ要素のテール部後端がそれぞれ前記第1の横枠によって互いにつながれていてもよい。前記第2の横枠の一例は、前記複数のフレキシャ要素の先端部を互いにつなぐ先端連鎖部からなる。この先端連鎖部に第2の位置決め孔が形成されていてもよい。
本発明によれば、1枚のフレキシャ連鎖シートを構成する複数のフレームユニットの枠部の横枠を小形化することができるため、フレキシャの長さが多少大きくなっても、1枚のフレキシャ連鎖シートに形成されるフレームユニットの数を減らさずに済む。このためフレキシャ連鎖シートを用いてフレキシャを製造する場合に、より多くのフレキシャ要素を有するフレキシャ連鎖シートを用いることができ、フレキシャの生産を効率良く行なうことができる。
ディスク装置の一例を示す斜視図。 図1に示されたディスク装置の一部の断面図。 サスペンションの一例を示す平面図。 図3に示されたサスペンションのフレキシャの平面図。 1つの実施形態に係るフレキシャ連鎖シートの一部の平面図。 図5に示されたフレキシャ連鎖シートの一部の拡大図。 図5に示されたフレキシャ連鎖シートのフレームユニット同士が切り離された状態の平面図。 図5に示されたフレームユニットの一部とカッタの一例を示す斜視図。 他の実施形態に係るカッタとフレームユニットの一部を示す斜視図。
以下に1つの実施形態に係るフレキシャ連鎖シートについて、図1から図8を参照して説明する。
図1に示すハードディスク装置(HDD)10は、ケース11と、スピンドル12を中心に回転するディスク13と、ピボット軸14を中心に旋回可能なキャリッジ15と、キャリッジ15を旋回させるためのポジショニング用モータ16を有している。ケース11は蓋(図示せず)によって密閉される。
図2はディスク装置10の一部を模式的に示す断面図である。キャリッジ15にアーム17が設けられている。アーム17の先端部に、ディスク装置用サスペンション20(これ以降、単にサスペンション20と称する)が取付けられている。サスペンション20の先端に、磁気ヘッドとして機能するスライダ21が設けられている。ディスク13が高速で回転することにより、ディスク13とスライダ21との間にエアベアリングが形成される。
キャリッジ15がポジショニング用モータ16によって旋回すると、サスペンション20がディスク13の径方向に移動することにより、スライダ21がディスク13の所望トラックまで移動する。スライダ21には、ディスク13にデータを記録するための磁気コイルと、ディスク13に記録されたデータを読取るためのMR(Magneto Resistive)素子などが設けられている。MR素子は、ディスク13に記録された磁気信号を電気信号に変換する。
図3はサスペンション20の一例を示している。サスペンション20は、ベースプレート30と、ロードビーム31と、ヒンジ部32と、配線付フレキシャ(flexure with conductors)40とを備えている。これ以降、配線付フレキシャ40を単にフレキシャ40と称する。ベースプレート30のボス部30aは、キャリッジ15のアーム17(図1と図2に示す)に固定される。
図4はフレキシャ40を示している。フレキシャ40は、ロードビーム31(図3に示す)と重なる基部40aと、基部40aからベースプレート30の後方(図3に矢印Rで示す方向)に延びるテール部40bとを含んでいる。フレキシャ40の基部40aは、レーザ溶接等の固定手段によってロードビーム31に固定される。フレキシャ40の先端部40c付近にタング41が形成されている。タング41にスライダ21(図2と図3に示す)が取付けられている。テール部40bに複数のテール電極42が形成されている。
図5は、フレキシャ40の製造過程で使用されるフレキシャ連鎖シート50の一部を示す平面図である。図6は、フレキシャ連鎖シート50の一部を拡大した拡大図である。フレキシャ連鎖シート50は、複数のフレームユニット51〜51を含んでいる。これらフレームユニット51〜51は、1枚の金属板(例えばステンレス鋼の板)をエッチングしてなるメタルベース65からなる枠部60と、枠部60の内側に所定ピッチで並ぶ複数(数十〜数百)のフレキシャ要素40´とを有している。金属板の一例はオーステナイト系ステンレス鋼からなり、厚さの一例は18μm(12〜25μm)である。
各フレームユニット51〜51は、それぞれ、各フレームユニット51〜51の周囲に形成された枠部60と、枠部60の内側に所定ピッチで配置された多数(数十〜数百個)のフレキシャ要素40´とを備えている。フレキシャ要素40´は、前記ステンレス鋼の板をエッチングしてなるメタルベース65と、メタルベース65上に形成された配線部66とを有している。配線部66は、メタルベース65上に形成された絶縁層と、この絶縁層上に形成された銅からなる複数本の導体と、これら導体を覆う電気絶縁性のカバー層を含んでいる。
枠部60は、フレキシャ要素40´の長さ方向(図5において矢印Xで示す方向)に延びる第1の縦枠71および第2の縦枠72と、フレキシャ要素40´の幅方向(図5において矢印Yで示す方向)に延びる第1の横枠75および第2の横枠76とを含んでいる。これら一対の縦枠71,72と横枠75,76とによって、各フレームユニットの全周にわたって連続する枠部60が形成されている。各フレームユニットごとに、フレキシャ要素40´のテール部40bの後端40dが第1の横枠75によって互いにつながれている。
フレキシャ連鎖シート50の長さ方向(図5において矢印Xで示す方向)に隣り合うフレームユニット51,51間に、スリット80と、接続部81と、凹部82,83とが形成されている。スリット80は、第1の開口幅G1(図6に示す)を有している。スリット80は、一方のフレームユニット51の第1の横枠75と他方のフレームユニット51の第2の横枠76との間に形成され、横枠75,76に沿う方向に延びている。
接続部81と凹部82,83とは、第1の横枠75に形成されている。接続部81は、一方のフレームユニット51の第1の横枠75と他方のフレームユニット51の第2の横枠76とを互いにつないでいる。接続部81は、枠部60の幅方向(図5に矢印Yで示す方向)に間隔を存して少なくとも2箇所に形成されている。これら接続部81は、それぞれカッタ90(図8に示す)によって切断される切断予定部91を有している。
接続部81の両側に凹部82,83が形成されている。凹部82,83は、それぞれ第2の開口幅G2を有している。第2の開口幅G2は、第1の開口幅G1よりも大きい。しかも第2の開口幅G2はカッタ90の厚さT(図8に示す)よりも大きい。第1の開口幅G1はカッタ90の厚さTよりも小さい。すなわち凹部82,83は、カッタ90の挿入を許容する形状と大きさを有している。
さらに第1の横枠75には、接続部81とは異なる位置に円形の第1の位置決め孔100が形成されている。第1の横枠75の幅W1(図6と図7に示す)は、第1の位置決め孔100の外径よりも大きい。ここで言う幅W1は、第1の横枠75の長さ方向と直角な方向の幅寸法である。フレキシャ40の製造工程において、フレキシャ連鎖シート50を所定位置に保持するために、第1の位置決め孔100に第1の位置決めピンが挿入されてもよい。
第2の横枠76は、各フレームユニットごとに形成されたフレキシャ要素40´の先端部40c同士をつなぐ先端連鎖部110からなる。この先端連鎖部110(第2の横枠76)には、枠部60の幅方向(図5に矢印Yで示す方向)に間隔を存して、各フレキシャ要素40´ごとに第2の位置決め孔120が形成されている。
第2の横枠76の幅W2(図6と図7に示す)は、第2の位置決め孔120の外径よりも大きい。ここで言う幅W2は、第2の横枠76の長さ方向と直角な方向の幅寸法である。フレキシャ40の製造工程において、フレキシャ要素40´を所定位置に保持するために、第2の位置決め孔120に第2の位置決めピンが挿入されてもよい。
図8は、接続部81を切断するためのカッタ90とフレキシャ連鎖シート50の一部を示している。カッタ90の一例は、一対のヒール130,131と、ヒール130,131間に形成された刃132とを有している。接続部81を切断する際に、ヒール130,131が凹部82,83に挿入され、刃受治具によって支持された状態のもとで接続部81が刃132によって切断(剪断)される。
なお、図9に示す他の実施形態のカッタ90´のように、片側にヒール130を有する片ヒールタイプのカッタ90´によって、接続部81を切断してもよい。また、ヒールを有さないカッタによって、接続部81を剪断してもよい。
本実施形態のフレキシャ連鎖シート50は、枠部60の第1の横枠75に、接続部81と、カッタ挿入用の凹部82,83と、位置決め孔100とが形成されている。接続部81と凹部82,83とは、位置決め孔100とは異なる箇所において、第1の横枠75の幅W1(図6と図7に示す)の内側に入り込むように形成されている。
このため本実施形態のフレキシャ連鎖シート50は、スリット80の開口幅G1がカッタ90の厚さT(図8に示す)よりも小さくても、カッタ挿入用の空間を凹部82,83によって確保することができ、しかもカッタのための切断しろを凹部82,83間の接続部81によって確保することができた。
これに対し従来のフレキシャ連鎖シートは、互いに隣り合う一対の横枠間の全長にわたってカッタの厚さよりも広いスリットとブリッジ状の接続部とが交互に形成され、前記スリットに挿入されるカッタによって、接続部が切断されていた。このため位置決め孔を有する横枠の場合には、横枠の幅(横枠の長さ方向と直角な方向の幅寸法)を小さくすることに限界があることに加えて、前記スリットの幅も大きいことにより、枠部の外形(特に長さ)が比較的大きかった。
フレキシャの製造工程で使用する装置や治具によっては、1枚のフレキシャ連鎖シートのサイズ(外形寸法)が制限されることがある。その場合、フレキシャ連鎖シートの長さが少しでも許容値を越えると、1枚のフレキシャ連鎖シートに形成することのできるフレームユニットの数を1つ減らさなければならない。1つのフレームユニットには、エッチングによって形成された数十から数百個のフレキシャ要素が所定ピッチで配置されているため、フレームユニットを1つ減らすと、数十から数百個のフレキシャが一度に減ることになる。このためフレキシャの生産効率が大幅に低下するという問題が生じる。
しかるに本実施形態のフレキシャ連鎖シート50によれば、フレキシャの仕様変更などによってフレキシャ要素の長さが多少大きくなっても、1枚のフレキシャ連鎖シート50の許容寸法内で従来と同等の数のフレームユニットを確保することができるため、フレキシャ要素40´の数が減ることを回避できる。すなわち1枚のフレキシャ連鎖シート50に多数のフレキシャ要素40´を形成することができ、フレキシャ40を効率良く生産することができる。
なお本発明を実施するに当たり、フレキシャやフレキシャ要素の具体的な形状をはじめとして、フレームユニットやフレキシャ要素の数および配置、スリットや接続部、凹部の形状など、フレキシャ連鎖シートを構成する各要素を種々に変形して実施できることは言うまでもない。またフレキシャ連鎖シートの縦方向だけでなく幅方向にも複数のフレームユニットが連なっていてもよい。
10…ディスク装置(HDD)、20…サスペンション、40…フレキシャ、40´…フレキシャ要素、40b…テール部、40c…先端部、40d…テール部後端、50…フレキシャ連鎖シート、51〜51…フレームユニット、60…枠部、65…メタルベース、71…第1の縦枠、72…第2の縦枠、75…第1の横枠、76…第2の横枠、80…スリット、81…接続部、82,83…凹部、90…カッタ、91…切断予定部、100…第1の位置決め孔、110…先端連鎖部、120…第2の位置決め孔、G1…第1の開口幅、G2…第2の開口幅。

Claims (6)

  1. エッチングされたメタルベースを有する複数のフレームユニットからなり、
    前記各フレームユニットは、それぞれ、各フレームユニットの周囲に形成された枠部と、該枠部の内側に所定ピッチで配置された複数のフレキシャ要素とを備え、
    前記枠部は、前記フレキシャ要素の長さ方向に延びる第1の縦枠および第2の縦枠と、前記フレキシャ要素の幅方向に延びる第1の横枠および第2の横枠とを含み、かつ、
    前記長さ方向に隣り合う前記フレームユニットのうち一方のフレームユニットの前記第1の横枠と他方のフレームユニットの前記第2の横枠との間にこれら横枠に沿って形成され、第1の開口幅を有したスリットと、
    前記一方のフレームユニットの前記第1の横枠に形成され、前記第1の横枠と他方のフレームユニットの前記第2の横枠とをつなぎ、かつ、カッタによって剪断される切断予定部を有した接続部と、
    前記接続部の両側に形成され、前記第1の開口幅よりも大きな第2の開口幅を有し、前記カッタの挿入を許容する凹部と、
    を具備したことを特徴とするディスク装置用サスペンションのためのフレキシャ連鎖シート。
  2. 前記第1の横枠の前記接続部および前記凹部と異なる位置に、第1の位置決め孔が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のフレキシャ連鎖シート。
  3. 前記接続部が前記枠部の幅方向に間隔を存して少なくとも2箇所に形成され、これら接続部間に前記第1の位置決め孔が形成されていることを特徴とする請求項2に記載のフレキシャ連鎖シート。
  4. 前記フレキシャ要素のテール部後端がそれぞれ前記第1の横枠によって互いにつながれていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のフレキシャ連鎖シート。
  5. 前記第2の横枠が前記複数のフレキシャ要素の先端部を互いにつなぐ先端連鎖部からなることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のフレキシャ連鎖シート。
  6. 前記先端連鎖部に第2の位置決め孔が形成されていることを特徴とする請求項5に記載のフレキシャ連鎖シート。
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