JP4437455B2 - ヘッド・サスペンション - Google Patents

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Description

本発明は、コンピュータ等の情報処理装置に内蔵されるハード・ディスク・ドライブ(HDD「Hard Disk Drive」)のヘッド・サスペンションに関する。
[ショック特性での課題]
一般に、ヘッド・サスペンションのヘッド部のスライダが、ショック入力時にディスクに対してリフトするか否か(ショック特性)は、ロード・ビームの自重が影響する。
一例として、厚さt=51μm、長さl=7mm、グラム・ロード(Gram load):2.5gfのロード・ビームを備えた第1のヘッド・サスペンションと、厚さt=30μm、長さl=5.5mm、グラム・ロード(Gram load):2.5gfのロード・ビームを備えた第2のヘッド・サスペンションとに1msecデュレーション(duration)(半波長が1msec)のショックを入力したとき、第1のヘッド・サスペンションは、発生する628Gの加速度でスライダがリフトし、第2のヘッド・サスペンションは、同1103Gの加速度でスライダがリフトした。
図13,図14は、発生する加速度でスライダがリフトするヘッド・サスペンションのリフト・オフG(Lift off G)とハード・ディスク・ドライブのリフト・オフGとの関係に係り、図13は、2.5インチHDD、図14は、1インチHDDの結果を示すグラフである。図13の2.5インチHDDでは、ショック入力を、半波長が1msec,0.4msecデュレーション(duration)の2種の波形のものとした。図14の1インチHDDでは、同半波長が2msec,1msec,0.4msecデュレーションの3種の波形のものとした。
図13の2.5インチHDDでは、ヘッド・サスペンションのリフト・オフGを上げてもハード・ディスク・ドライブのリフト・オフGはあまり上がらない。1msecデュレーションの場合は、その傾きがy≒0であり、0.4msecデュレーションの場合は、y=0.27であった。
これに対し、図14の小型の1インチHDDでは、ヘッド・サスペンションのリフト・オフGを上げるとハード・ディスク・ドライブのリフト・オフGは一律に上がり、2msecデュレーションの場合は、その傾きがy=0.90、1msecデュレーションの場合は、同y=0.85、0.4msecデュレーションの場合は、同y=0.81であった。
図15,図16は、ヘッド・サスペンションを取り付けるアーム先端のショック入力に対する発生加速度の時間変化に係り、横軸は、時間、縦軸は、加速度を示している。ショック入力の大きさは、0.4msecデュレーション,200Gであり、図15は、2.5インチHDD、図16は、1インチHDDの結果を示すグラフである。
図15,図16の結果より、2.5インチHDDでは、1インチHDDに比較して大きなアーム・アクション(Arm action)が発生していた。このため、2.5インチHDDでは、ショック特性に対しヘッド・サスペンションの自重のみならずアーム・アクション等が大きく関係していたのに対し、1インチHDDでは、アーム・アクション等はほとんど関係せず、ヘッド・サスペンションの自重がショック特性に関係する主な要因となっていた。
これらより、小型のハード・ディスク・ドライブの場合、ヘッド・サスペンションのリフト・オフGを上げることだけでハード・ディスク・ドライブのショック特性を改善できることが分かった。
従って、小型のハード・ディスク・ドライブにおいてショック特性の良いヘッド・サスペンションは、軽量となる薄いロード・ビームにするのが得策である。
図17は、ハード・ディスク・ドライブに装備される従来のヘッド・サスペンションの斜視図である。このヘッド・サスペンション101は、ベース・プレート103とロード・ビーム105とを一体に備え、フレキシャ107が支持されている。ロード・ビーム105は、剛体部109及びばね部111を含んでいる。
図18は、ヘッド・サスペンション取付の一例を示すハード・ディスク・ドライブの一部断面図である。前記ヘッド・サスペンション101は、例えば図18のようにキャリッジ113のアーム115にベース・プレート103がスウェージング等により取り付けられている。
キャリッジ113は、ボイスコイルモータなどのポジショニング用モータ117によって、軸119を中心に旋回駆動される。キャリッジ113が軸119を中心に旋回することによって、ヘッド・サスペンション101のヘッド部121がディスク123の所望トラックまで移動する。
前記ディスク123が高速回転したとき、ヘッド部121は、グラム・ロードに抗してディスク123から僅かに浮上する。
このようなヘッド・サスペンション101において、前記のような自重を考慮した対策では、長さlのロード・ビーム105の部分を薄くする。
しかし、ショック特性を向上させるためにロード・ビーム105を薄くすると、ばね部111がますます薄くなり、ばね部111の応力が高くなるので、ばね荷重を一定以上に高めることができなくなる。
従来のヘッド・サスペンションでは、ばね部を剛体部と別体にしたものも存在するが、ばね部を低ばね定数とすると共に剛体部の剛性を確保するため、ばね部は剛体部よりも肉厚が薄く形成されている。このような関係においてショック特性を向上させるためにロード・ビームを薄くすると、ばね部がますます薄くなり、同様にばね荷重を一定以上に高めることができない。
この場合の対策としては、ロード・ビーム105の根本幅、換言すると、ばね部111の幅を広げることが考えられる。
しかし、ヘッド・サスペンション101は、例えば図19のようにハード・ディスク・ドライブ125に取り付けられており、根本幅Bを拡大するとヘッド・サスペンション101を取り付けるアーム115の幅も拡大し、図19の平面視においてアーム115がディスク123にオーバー・ラップし、或いは、配線ループ127と干渉することになる。アーム115がディスク123にオーバー・ラップするとショック入力によりアーム115とディスク123とが接触する可能性が高くなる。これらアーム115とディスク123とのオーバー・ラップ及びアーム115の配線ループ127への干渉は避けなければならない。
一方、ヘッド・サスペンション101のアーム115がディスク123にオーバー・ラップしないようにし、或いは配線ループ127に干渉しないようにして根本幅Bの拡大をすると、ハード・ディスク・ドライブ125の小型化に障害となる。
特開平9−282624号公報
解決しようとする問題点は、ヘッド・サスペンションのショック特性の要求性能を満足するためにロード・ビーム全体を薄くするとばね荷重を高めることに障害を伴い、ロード・ビームを薄くすると共にばね荷重を高めるためにロード・ビームの根本幅を拡大するとディスク或いは配線ループとの接触を招き易く、接触を避けるようにするとハード・ディスク・ドライブの小型化に障害となる点である。
本発明は、ロード・ビームを薄くすると共にばね荷重を高め、且つハード・ディスク・ドライブの小型化を可能とするため、ばね部の厚みが剛体部の厚みを相対的に上回るようにしたことを最も主要な特徴とする。
本発明のヘッド・サスペンションは、ばね部の厚みが剛体部の厚みを相対的に上回るようにしてロード・ビームの薄板化及びばね荷重を高めるため、ヘッド・サスペンションのGリフト・オフを維持しつつばね部の荷重を高め、ハード・ディスク・ドライブのショック特性を改善しながら小型化を図ることができる。
ハード・ディスク・ドライブのショック特性を改善しながら小型化を図るという目的を、ばね部の厚みが剛体部の厚みを相対的に上回るようにして実現した。
[ヘッド・サスペンションの全体構成]
図1,図2は、本発明実施例1を適用したヘッド・サスペンションに係り、図1は、斜視図、図2は、平面図である。
図1、図2で示すヘッド・サスペンション1は、例えば1インチ用のものであり、ロード・ビーム3と、アーム5と、フレキシャ7とを備えている。
前記ロード・ビーム3は、ヘッド部9に負荷荷重を与えるもので、剛体部11とばね部13とを備えている。
前記ばね部13は、剛体部11とは別体に形成されたもので、その一端部15が剛体部11の基端側17に支持され、他端部19が前記アーム5側に支持されている。
前記アーム5は、ベース部としてベース・プレート21を一体に備え、前記ばね部13の他端部19を支持している。アーム5は、取付孔23を備え、この取付孔23においてキャリッジに取り付けられ、軸回りに回転駆動可能となっている。
前記フレキシャ7は、ばね性を有する薄いステンレス鋼圧延板(SST)などの導電性薄板であり、電気絶縁層を介して配線パターンを形成している。フレキシャ7は、レーザ溶接などによって剛体部11に固着されている。フレキシャ7の配線パターンの一端は、ヘッド部9のスライダ25に支持された書き込み用の端子、読み取り用の端子に導通接続され、他端はアーム5側に延設されている。
[剛体部及びばね部の詳細]
前記剛体部11は、例えば非磁性材であるSUS304のステンレス鋼で形成され、先端側27から基端側17まで所定幅で全体的に細く形成され、本体部29の端部にばね結合部31を備えている。ばね結合部31の両縁は、多数連接された剛体部半成形品をカットし剛体部11として分離されて残存したカット部となっている。剛体部11の先端には、ロード・アンロード用のタブ33が設けられ、先端側27にディンプル35が設けられている。
前記剛体部11には、本体部29の幅方向両縁に沿って全体にレール部37が厚み方向に立ち上げられている。
前記ばね部13は、例えばばね性のあるSUS301のステンレス鋼で形成され、図2の平面から見て二股形状に形成されている。ばね部13の二股形状は、フレキシャ7を本体部29側からベース・プレート21側へ段差無く設置するためのものである。
前記ばね部13の一端側15は、ばね結合部31に対して剛体部幅方向でレーザー溶接等による熔着部39により固着されている。ばね部13の他端部19は、ベース・プレート21に対してレーザー溶接等による熔着部41,43により固着されている。
図3は、ヘッド・サスペンションの一部を断面にした一部省略要部側面図である。図3のように、ばね部13の厚みt1が剛体部11の厚みt2を相対的に上回るようにしてロード・ビーム3の薄板化及びばね部13のばね荷重を高める。本実施例において、t1=25μm、t2=20μmに設定されている。
なお、t1、t2の間系は、ばね部13の厚みt1が剛体部11の厚みt2を相対的に上回り、ロード・ビーム3の薄板化及びばね部13のばね荷重を高めることができればよく、その設定は、対象とするハード・ディスク・ドライブとの関係において自由である。
[ショック特性とばね部厚]
図4は、剛体部の厚み(ビーム・シックネス(Beam Thickness))及びばね部の厚み(ヒンジ・シックネス(Hinge Thickness))とヘッド・サスペンションの自重によるショック特性(Gリフト・オフ(G Lift off))との関係を示す図表であり、図5は、同グラフである。
図4,図5のように、ばね部の厚みをt1=25μm一定とし、剛体部9の厚みをt2=35,30,25,20μmと徐々に減少させたとき、ヘッド・サスペンション1のGリフト・オフを、357.2[G/gf],386.0[G/gf],419.1[G/gf],462.3[G/gf]と連続的に上げることができた。
すなわち、剛体部9の厚み25μmを境界として剛体部9の厚みが20μmまで薄くなったとき、剛体部9及びばね部13の厚みの関係が逆転しつつヘッド・サスペンション1のGリフト・オフを高めることができた。
図6〜図8は、ばね部11の厚みが剛体部9の厚みを相対的に上回り、剛体部9が薄くなるとショック特性を向上できることを示す実験結果である。
図6は、ロード・ビームの厚みをパラメータとしたばね部の幅(Hinge Width)の変化に対するグラム・ロード(Gram Load)の変化を示すグラフであり、横軸が、ばね部の幅、縦軸が、グラム・ロードを示す。ロード・ビームは、剛体部にばね部を一体に設けたものを用いた。ロード・ビームの厚みは、20μm,25μm,30μmとし、ロード・ビームの長さはl=6.25mm、同応力の限界値(Stress Limit)は、材質がSUS304の70kgf/cmである。
許容されるばね部の幅が、例えば2.0mmであるとすると、ばね部に穴を開けると実質的な幅は1.2mm位となる。仮にばね部の幅を1.5mmとし、ばね部の厚み(=ロード・ビームの厚み)が20μmであると、図6のように、グラム・ロードは1.2gfが限界であった。ばね部の厚みを30μmにするとばね部の幅1.2mmでグラム・ロード2.0gfを達成することができた。
図7は、ロード・ビームの長さをパラメータとしたばね部の幅(Hinge Width)の変化に対するグラム・ロードの変化を示すグラフであり、横軸が、ばね部の幅、縦軸が、グラム・ロードを示す。ロード・ビームの長さは、5.50mm,6.25mm,7.00mmとし、ロード・ビームの厚みはt=20μm、同応力の限界値(Stress Limit)は、材質がSUS304の70kgf/cmである。
図7から明らかなように、ロード・ビームの長さを変化させても、グラム・ロードにそれほど大きな変化はなかった。
これら、図6,図7から、グラム・ロードに対し、ばね部の厚みがロード・ビームの長さに比較して大きな影響を及ぼすことが分かった。すなわち、狭いばね幅で高いばね荷重を実現するには、ばね部を暑くする必要がある。
図8は、ロード・ビームの厚みの変化に対するGリフト・オフの変化を示すグラフであり、横軸が、ロード・ビームの厚み、縦軸が、Gリフト・オフを示す。
図8から明らかなように、ロード・ビームを厚くするとGリフト・オフが上がらずショック特性が低下した。
これら図6〜図8より、高いGリフト・オフを維持して高いばね荷重を実現するには、ばね部を厚くし、剛体部を薄くする必要がある。
このことより、本発明実施例1のようにばね部13の厚みt1が剛体部11の厚みt2を相対的に上回るようにすることで、剛体部11、すなわちロード・ビーム3の薄板化及びばね部13のばね荷重を高めることができ、高いGリフト・オフを維持して高いばね荷重を実現することができる。
[ショック特性とばね部材質]
一般に、ロード・ビームの材質は、ヘッド部9への影響を避けるために、非磁性材であるS304が用いられている。しかし、本実施例1のヘッド・サスペンション1は、ばね部13が剛体部11とは別体であるため、上記のようにばね部13にS304よりも磁性が強いS301を用いることができる。
図9は、S304を用い、図10は、S301を用い、ばね部の実現可能なグラム・ロードとばね部幅との関係を示すグラフである。図9,図10の横軸は、ばね部幅、同縦軸は、グラム・ロードを示している。ロード・ビームは、剛体部にばね部を一体に設けたものを用いた。ロード・ビームの長さは、6.25mm、厚みは、20μm,25μm,30μmとした。図9のS304は、応力の限界値が70kgf/cmであり、図10のS301は、同90kgf/cmである。
図9のS304では、ばね部幅1.2mmでばね部厚み25μmのときグラム・ロードは1.4gfが限界であるのに対し、図10のS301では、同1.8gfに達している。
このことより、ばね部13が剛体部11に対し別部材である本実施例1の場合には、ばね部13の材質としてS301を用いることで前記厚み設定に加え、さらに高いばね荷重を実現することができる。また、同じばね荷重の場合には、ばね部幅をより狭くすることができ、ばね定数を小さくすることができる。
[ショック特性とロード・ビーム長さ]
ショック特性のみを考慮すると、ロード・ビームは短くするのが得策である。しかし、ロード・ビームの長さは、フライング・ハイト(Frying Height)特性に影響するので、フライング・ハイト特性を考慮するときは、極端に短いロード・ビームのヘッド・サスペンションを用いることができず、長さをある程度維持する必要がある。一般には、2.5インチのハード・ディスク・ドライブでロード・ビーム7mmのヘッド・サスペンションが用いられ、1インチでは、同6.25mmのヘッド・サスペンションが用いられる。
本実施例において、ロード・ビームの長さ選択は、自由であるが、フライング・ハイト特性を考慮して1インチのハード・ディスク・ドライブでロード・ビーム6.25mmのヘッド・サスペンションを用いたとしても、図6,図7から、グラム・ロードに対し、ばね部の厚みがロード・ビームの長さに比較して大きな影響を及ぼすことから、ショック特性を満足することができる。
[実施例1の効果]
以上、ばね部13の厚みが剛体部11の厚みを相対的に上回るようにしてロード・ビーム3の薄板化及びばね部13のばね荷重を高めるため、ヘッド・サスペンション1のGリフト・オフを維持しつつばね荷重を高め、ハード・ディスク・ドライブのショック特性を改善しながら小型化を図ることができる。
図11,図12は、本発明の実施例2に係り、図11は、ヘッド・サスペンションの一部省略斜視図、図12は、ヘッド・サスペンションの一部を断面にした一部省略要部側面図である。なお、実施例1と同一又は対応する構成部分には同符号又は同符号にAを付して説明する。
[剛体部及びばね部]
図11,図12のように、ヘッド・サスペンション1Aは、ロード・ビーム3Aの剛体部11A及びばね部13Aが一体に形成されている。この場合、ロード・ビーム3Aの材質として、ヘッド部9Aに影響を与えないSUS304が用いられている。
前記剛体部11Aのレール部37Aは、ばね部13Aの一端部15Aにまで至って設けられており、ロード・ビーム3Aの縦剛性をより高め、ショック特性を向上させている。
そして、本実施例においても、ばね部13Aの厚みt1が剛体部11Aの厚みt2を相対的に上回るようにしてロード・ビーム3Aの薄板化及びばね部13Aのばね荷重を高める。本実施例において、t1=25μm、t2=20μmに設定されている。剛体部11Aの厚みt2の範囲49は、剛体部11A延出方向でばね部13Aの一端部側位置51から、タブ33の直前位置53までであり、同幅方向では、ほぼ全幅に渡っている。
前記剛体部11Aの厚みt2の形成は、例えば、パーシャル・エッチングにより行われている。
[実施例2の効果]
従って、本実施例においても、実施例1と同様な作用効果を奏することができる。
また、本実施例では、部品点数を少なくすることができる。
ヘッド・サスペンションの斜視図である(実施例1)。 ヘッド・サスペンションの平面図である(実施例1)。 ヘッド・サスペンションの一部を断面にした一部省略要部側面図である(実施例1)。 剛体部の厚み及びばね部の厚みとヘッド・サスペンションの自重によるショック特性との関係を示す図表である(実施例1)。 剛体部の厚み及びばね部の厚みとヘッド・サスペンションの自重によるショック特性との関係を示すグラフである(実施例1)。 ロード・ビームの厚みをパラメータとしたばね部の幅の変化に対するグラム・ロードの変化を示すグラフである(実施例1)。 ロード・ビームの長さをパラメータとしたばね部の幅の変化に対するグラム・ロードの変化を示すグラフである(実施例1)。 ロード・ビームの厚みの変化に対するGリフト・オフの変化を示すグラフである(実施例1)。 ばね部の実現可能なグラム・ロードとばね部幅との関係を示すグラフである(実施例1)。 ばね部の実現可能なグラム・ロードとばね部幅との関係を示すグラフである(実施例1)。 ヘッド・サスペンションの一部省略斜視図である(実施例2)。 ヘッド・サスペンションの一部を断面にした一部省略要部側面図である(実施例2)。 発生する加速度でスライダがリフトするヘッド・サスペンションのリフト・オフGとハード・ディスク・ドライブのリフト・オフGとの関係に係り、2.5インチHDDの結果を示すグラフである(従来例)。 発生する加速度でスライダがリフトするヘッド・サスペンションのリフト・オフGとハード・ディスク・ドライブのリフト・オフGとの関係に係り、1インチHDDの結果を示すグラフである(従来例)。 ヘッド・サスペンションを取り付けるアーム先端のショック入力に対する発生加速度の時間変化に係り、2.5インチHDDの結果を示すグラフである(従来例)。 ヘッド・サスペンションを取り付けるアーム先端のショック入力に対する発生加速度の時間変化に係り、1インチHDDの結果を示すグラフである(従来例)。 ヘッド・サスペンションの斜視図である(従来例)。 ヘッド・サスペンション取付の一例を示すハード・ディスク・ドライブの一部断面図である(従来例)。 ハード・ディスク・ドライブの一部省略平面図である(従来例)。
符号の説明
1,1A ヘッド・サスペンション
3,3A ロード・ビーム
5 アーム
7 フレキシャ
9 ヘッド部
11,11A 剛体部
13,13A ばね部
17,17A 剛体部の基端側

Claims (5)

  1. キャリッジ側に取り付けられて軸回りに回転駆動可能なベース部と、
    剛体部及びばね部を含み前記ベース部側に前記剛体部の基端側が前記ばね部を介して支持されると共に情報の書き込み,読み取りを行う先端側のヘッド部に負荷荷重を与えるロード・ビームと、
    前記ヘッド部を書き込み用及び読み取り用の配線に接続すると共に該ヘッド部を支持して前記ロード・ビームに取り付けられたフレキシャとを備えたヘッド・サスペンションにおいて、
    前記ばね部の厚みが前記剛体部の厚みを相対的に上回るようにしてロード・ビームの薄板化及びばね荷重を高める
    ことを特徴とするヘッド・サスペンション。
  2. 請求項1記載のヘッド・サスペンションであって、
    前記ばね部は、前記剛体部と別体である
    ことを特徴とするヘッド・サスペンション。
  3. 請求項2記載のヘッド・サスペンションであって、
    前記ばね部は、SUS301の材料で形成された
    ことを特徴とするヘッド・サスペンション。
  4. 請求項1記載のヘッド・サスペンションであって、
    前記ばね部は、前記剛体部と一体である
    ことを特徴とするヘッド・サスペンション。
  5. 請求項4記載のヘッド・サスペンションであって、
    前記剛体部の厚みを、パーシャル・エッチングにより形成して前記ばね部の厚みが前記剛体部の厚みを相対的に上回るようにした
    ことを特徴とするヘッド・サスペンション。
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