JP6325321B2 - 電子機器、方法、及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、電子機器、方法、及びプログラムに関する。
近年、ペットを家族と同様に扱い、自分のペットの生活を記録したり、他のペットとの交流を、ペットのライフログとして残す傾向が増加している。そして、ペット仲間と外出先で交流したときの位置、相手やペットの名前などをライフログとして記録するためには、自分で記録をとる必要があった。
特開2003−000085号公報 特開2005−202836号公報
しかしながら、従来技術においては、ペット毎の行動情報を取得する手法や、ペットが迷子になった場合に当該ペットの飼い主に情報を通知する手法は提案されているが、例えば散歩等で出会った他のペットを把握するための技術は提案されていなかった。
本発明の一形態は、上記に鑑みてなされたものであって、他のペットに関する情報を認識可能な電子機器、方法、及びプログラムを提供する。
実施形態の電子機器は、第1の距離範囲内に含まれた場合にタグ装置間で識別情報の送受信を行うための第1のタグ装置と通信可能な電子機器であって、受信部と、通信制御部と、を備える。受信部は、第1のタグ装置が第2のタグ装置から受信した第2のタグ装置の第2の識別情報を、第1のタグ装置から受信する。通信制御部は、受信部が受信した第2の識別情報と、第1のタグ装置の第1の識別情報と、を対応づけて、管理装置に送信し、電子機器が第1のタグ装置と通信できないときに、第1のタグ装置が第3のタグ装置と第1の距離範囲内に含まれた場合に、第3のタグ装置から管理装置へ送信された情報であってかつ第3のタグ装置が第1の識別情報を受信した時刻、又は第3のタグ装置から管理装置へ送信された情報であってかつ時刻に第3のタグ装置若しくは第3のタグ装置と対応づけられた第1の電子機器が存在した位置情報を、管理装置から、受信する。
図1は、第1の実施形態のコミュニケーションシステムの構成を示した図である。 図2は、第1の実施形態の第1のタグ装置の外観を例示した図である。 図3は、第1の実施形態の第1のタグ装置の構成を示したブロック図である。 図4は、第1の実施形態の第1の携帯端末のハードウェア構成を示した図である。 図5は、第1の実施形態の第1の携帯端末の制御部が、アプリケーションを実行したことで実現された構成を示したブロック図である。 図6は、第1の実施形態の公開レベル記憶テーブルのテーブル構造を示した図である。 図7は、第1の実施形態の出会い情報記憶テーブルのテーブル構造を示した図である。 図8は、第1の実施形態の散歩コース記憶テーブルのテーブル構造を示した図である。 図9は、第1の実施形態の第1の携帯端末が、サーバから送信された情報に従って表示された第1の画面例である。 図10は、第1の実施形態の第1の携帯端末が、サーバから送信された情報に従って表示された第2の画面例である。 図11は、第1の実施形態の第1の携帯端末が、サーバから送信された情報に従って表示された第3の画面例である。 図12は、第1の実施形態の第1の携帯端末が、サーバから送信された情報に従って表示された第4の画面例である。 図13は、第1の実施形態のコミュニケーションシステムにおける、全体的な処理の手順を示すフローチャートである。 図14は、第1の実施形態の第1の携帯端末における、散歩に関する表示制御に関する処理の手順を示すフローチャートである。 図15は、第2の実施形態のコミュニケーションシステムにおける、ペットAが迷子になった場合に情報を受信するためのネットワーク構成例を示した図である。 図16は、第2の実施形態のコミュニケーションシステムにおける、迷子のペットが生じた場合の処理の手順を示すフローチャートである。 図17は、ペットAが迷子になった場合に、第2の実施形態の表示制御部が表示する画面例を示した図である。
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態のコミュニケーションシステムの構成を示した図である。図1に示されるように、コミュニケーションシステムは、サーバ180は、公衆通信回線等を介して、第1の携帯端末101と、第2の携帯端末102と接続されている。
第1の携帯端末101、及び第1のタグ装置151の間も任意の接続手法を用いて通信可能とする。接続手法としてはどのような手法を用いても良いが、例えば、Bluetooth(登録商標)などの無線通信を用いたり、第1の携帯端末101にNFC(Near Field Communication)を搭載して第1のタグ装置151にアクセスしたりしても良い。
第2の携帯端末102も、第1の携帯端末101と同様に、第2のタグ装置152と無線通信等を介して接続される。
第1のタグ装置151や、第2のタグ装置152は、ペット(例えば犬)など、ライフログとして記録や監視の対象(生物)に装着する。
図2は、第1のタグ装置151の外観を例示した図である。図2に示されるような第1のタグ装置151は、バンド202等によりペットに装着される。第1のタグ装置151は、カバー下部201の内部にLEDが備えており、様々な状況で点灯して、ペットの飼い主に通知することができる。
図3は、第1のタグ装置151の構成を示したブロック図である。図3に示されるように第1のタグ装置151は、アンテナ301と、ICタグ用処理部302と、レシーバ303と、無線通信制御部304と、タグ情報記憶部305と、フレンド情報記憶部306と、クロックIC307と、照明制御部308と、LED309と、電源部310と、を備える。図3に示す例では、説明のために、アンテナ301を、第1のタグ装置151に外付けしているが、図2に示すように内蔵するほうが好ましい。そして、第1のタグ装置151の各構成は、電源部310から供給される電力により駆動する。
本実施形態においては、タグ装置毎に携帯端末が対応づけられるものとする。そして、タグ装置は、対応づけられた携帯端末からの指示に従って様々な処理を行う。
無線通信制御部304は、第1の携帯端末101と情報を送受信するための制御を行う。第1の携帯端末101と情報を送受信するための接続手法としては、例えば、Bluetooth(登録商標)や、NFC(Near Field Communication)などの無線通信を用いることが考えられる。
ICタグ用処理部302は、アンテナ301から情報のブロードキャスト(送信)等を行う。ブロードキャストする情報としては、例えば、第1のタグ装置151が管理するタグID等が考えられる。
クロックIC307は、現在の時刻情報を出力する。
レシーバ303は、他のタグ装置からブロードキャスト(送信)された情報を受信する。受信する情報としては、例えばタグIDなどが含まれている。そして、レシーバ303は、受信した情報(タグID)を、クロックIC307から入力された時刻情報と対応づけて、タグ情報記憶部305に書き込み制御を行う。
レシーバ303は、出会ったペットが装着しているタグ装置が、予め定められた距離範囲内に含まれた場合に、他のタグ装置から送信されてきた情報を受信可能とする。この予め定められた距離範囲は、実施の態様に応じて定められ、信号を送信する際の電力等を調整して設定可能とする。距離範囲としては、ペットが出会ったと見なすことが可能な距離であればよく、例えば0m〜1mの範囲内としても良い。
タグ情報記憶部305は、レシーバ303が受信した情報(例えば、タグID)と、クロックIC307から入力された受信した時の時刻情報と、を対応づけて記憶する。これにより、第1のタグ装置151に近づいたタグ装置のタグID、換言すればタグ装置を備え付けているペットを識別するための情報が記録される。
フレンド情報記憶部306は、レシーバ303が以前受信したタグ装置のタグIDが格納されている。格納する条件は、第1のタグ装置151を装着しているペットと親しいとみなせる条件であれば良い。
照明制御部308は、LED309の点灯制御を行う。例えば、照明制御部308は、フレンド情報記憶部306に格納されているタグIDと、レシーバ303が受信したタグIDが一致した場合に、LED309を点灯させる制御を行う。
なお、タグ装置のLED309は、他にも様々な状況で点灯しても良い。例えば、互いに情報取得可能か否かを点灯表示しても良い。
そして、タグ装置の各々が上述した構成を備えることで、複数のタグ装置が通信可能な範囲内に近づいた場合に、相互間でタグIDの送受信が行われる。
なお、第2のタグ装置152などの他のタグ装置についても、第1のタグ装置151と同様の構成を備えているものとして説明を省略する。
次に、携帯端末について説明する。図4は、第1の携帯端末101のハードウェア構成を示した図である。図4に示されるように、第1の携帯端末101は、GPS401と、無線通信部402と、制御部403と、公衆ネットワーク通信部404と、表示部405と、入力部406と、記憶部407と、で構成されている。なお、本実施形態は、タグ装置と送受信する電子機器として、携帯端末を用いた例について説明するが、タグ装置及びサーバ180と送受信可能であり、GPS等で位置情報を取得可能な電子機器であればよく、例えばタブレット端末等を用いても良い。
GPS401は、第1の携帯端末101の現在の位置情報を取得する。表示部405は、例えばLCDや有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等で構成され、制御部403からの制御に従って、様々な情報を表示する。入力部406は、例えばタッチパネルやボタン等で構成され、ユーザから各種指示や情報入力を受け付ける。
公衆ネットワーク通信部404は、制御部403による制御に従って、公衆ネットワーク回線を介して接続された装置との間で情報の送受信を行う。
記憶部407は、ROM(Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)等の不揮発性の記憶媒体を有し、ペットに関連する情報を管理するためのアプリケーションの他、各種のプログラムや設定情報等を記憶する。
無線通信部402は、Bluetooth(登録商標)や、NFC(Near Field Communication)などの接続手段を用いて、第1のタグ装置151との間で情報の送受信を行う。
制御部403は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)等を有し(何れも図示せず)、第1の携帯端末101全体を制御する。また、記憶部407に記憶されているアプリケーションを実行することで、ペットに関連する情報の管理を開始する。
次に制御部403でアプリケーションを実行した場合の構成について説明する。図5は、第1の携帯端末101の制御部403が、アプリケーションを実行したことで実現された構成を示したブロック図である。図5に示されるように、制御部403は、表示制御部501と、SNS通信制御部502と、タグ通信部503と、散歩コース記録制御部504と、を実現する。
SNS通信制御部502は、サーバ180と情報の送受信を行う。サーバ180はSNSを提供しているため、SNS通信制御部502は、サーバ180と送受信を行うことで、サーバ180が提供しているSNSを第1の携帯端末101上で利用可能になる。
タグ通信部503は、第1の携帯端末101と対応づけられた第1のタグ装置151との間で情報の送受信を行う。例えば、タグ通信部503は、第1のタグ装置151が散歩中に他のタグ装置から受信したタグIDを、第1のタグ装置151から受信する。
散歩コース記録制御部504は、第1の携帯端末101が散歩中に移動した経路を示す散歩コース情報を、記憶部407に記憶する制御を行う。
表示制御部501は、第1のタグ装置151から無線通信部402が受信した他のタグ装置を識別する他のタグIDで識別可能なペットの情報(例えば散歩中に出会ったペットの名前やアイコン)と、第1のタグ装置151が他のタグ装置(例えば第2のタグ装置152)から他のタグIDを受信した時刻、又は当該時刻に第1の携帯端末101が存在した位置情報と、を表示する。なお、本実施形態は、携帯端末にGPSを搭載させる例について説明するが、タグ装置にGPSを搭載し、表示制御部501が、タグ装置が存在した位置情報を表示しても良い。なお、他のタグIDで識別可能なペットの情報(例えば散歩中に出会ったペットの名前やアイコン)は、サーバ180から受信したものとする。
さらに、表示制御部501は、GPS401により記憶部407に記憶された散歩コース情報で示された経路上に、第1のタグ装置151が他のタグ装置のタグIDを受信した位置情報を表示する。これにより、ユーザは、どの位置で他のペットに出会ったのか認識できる。
SNS通信制御部502は、無線通信部402が受信した、他のタグ装置を識別する他のタグIDと、第1のタグ装置151を識別するタグIDと、他のタグ装置から他のタグIDを受信した時刻と、当該時刻の時にGPS401から取得した位置情報と、を対応づけて、サーバ180に送信する。
また、SNS通信制御部502は、ペット毎に設定された情報の開示レベルに従って、情報を送受信する。例えば、SNS通信制御部502は、第2のタグ装置152から受信したタグIDで識別可能な情報(例えば、タグIDで識別されるペットの名前やアイコン等)をサーバ180から受信する。また、SNS通信制御部502は、第3のタグ装置から受信したタグIDで識別可能な情報をサーバ180から受信することを拒否された場合に、第3のタグ装置から受信したタグIDで識別可能な情報の取得要求を、フレンド登録の要求等として、サーバ180に対して送信する。これにより、第3のタグ装置と対応づけられ第3の携帯端末が、第1の携帯端末101からのフレンド登録等を了承した場合に、SNS通信制御部502は、サーバ180から、第3のタグ装置から受信した他のタグIDで識別可能な情報を受信できる。
このように、表示制御部501は、サーバ180に対して取得要求を送信した後、第3のタグ装置のユーザから取得要求が了承された場合に、当該第3のタグ装置のタグIDで識別可能な情報をサーバ180から受信し、表示する。
図1に戻り、サーバ180の構成について説明する。サーバ180は、ペットの情報をユーザが保存したり、他のユーザとペットに関する情報を交換したりするためのSNSのためのサーバとする。サーバ180は、通信処理部181と、SNSサーバアプリケーション部182と、記憶部183と、を備え、携帯端末等(例えば、第1の携帯端末101や、第2の携帯端末102)に対して、SNSによる様々なサービスを提供する。
記憶部183は、SNSを提供するための様々な情報を記憶する。記憶部183は、少なくとも、公開レベル記憶テーブルと、出会い情報記憶テーブルと、散歩コース記憶テーブルと、を記憶する。
公開レベル記憶テーブルは、SNSに登録しているユーザのタグ装置と対応づけられているペットに関する情報の公開レベルを記憶している。図6は、公開レベル記憶テーブルのテーブル構造を示した図である。図6に示されるように、公開レベル記憶テーブルは、タグIDと、公開レベルと、を対応づけて記憶している。当該公開レベル記憶テーブルによりタグIDで検索することで、タグ装置に設定された公開レベルを読み出すことができる。当該公開レベルは、タグIDで識別されるタグ装置を装着しているペットの情報を、他のユーザに対して提供可能な範囲を設定可能とする。例えば、公開レベルを設定することで、不特定多数に公開可能にしたり、友人関係が設定されたユーザに限り公開可能にしたり、迷子のペットを探索する場合に限り制限した情報を公開可能にしたり、一切公開しないよう設定したりできる。
出会い情報記憶テーブルは、散歩の際に出会ったペットに関する情報を記憶している。図7は、出会い情報記憶テーブルのテーブル構造を示した図である。図7に示されるように、出会い情報記憶テーブルは、第1のタグIDと、時刻と、第2のタグIDと、場所と、を対応づけて記憶している。第1のタグIDは、出会ったペットのうちいずれか一方に装着されたタグ装置が保持するIDであり、第2のタグIDは、出会ったペットのうちいずれか他方に装着されたタグ装置が保持するIDとする。時刻は、これら複数のタグ装置同士が通信可能な範囲内に入った時刻、換言すればこれら複数のペットが出会った時刻とする。場所は、ペットが出会った位置とする。出会い情報記憶テーブルは、携帯端末から送信されてきた情報に基づいて登録される。
散歩コース記憶テーブルは、ペットとともに携帯端末が移動したコースを記憶している。図8は、散歩コース記憶テーブルのテーブル構造を示した図である。図8に示されるように、散歩コース記憶テーブルは、タグIDと、時刻と、散歩コースと、を対応づけて記憶している。タグIDは、散歩したペットが装着していたタグ装置を識別する(換言すればペットを識別する)。散歩コースは、当該ペットが散歩したコースと、当該ペットの散歩中にGPSにより検出された位置情報群と、で構成される。時刻は、位置情報群の各々の位置情報毎に対応づけられた時刻群とする。
本実施形態では、ペットに関する情報の保持手法の一例として、サーバ180が、公開レベル記憶テーブルと、出会い情報記憶テーブルと、散歩コース記憶テーブルと、を備える例について説明したが、このような保持手法に制限するものではなく、他の態様で保持しても良い。また、サーバ180が、ペットに関する情報を保持することに制限するものではなく、携帯端末や他の機器で保持しても良い。
通信処理部181は、公衆通信回線等を介して、第1の携帯端末101や、第2の携帯端末102等と情報を送受信するための処理を行う。
SNSサーバアプリケーション部182は、携帯端末等にSNS(Social Networking Service)を提供するためのアプリケーションとする。サーバ180が、SNSサーバアプリケーション部182を実行し、通信処理部181を介して携帯端末(例えば第1の携帯端末101や、第2の携帯端末102)と送受信を行うことで、記憶部183に記憶された情報に従って、携帯端末に対してSNSを用いた様々な機能を提供する。本実施形態では、ペットに関するライフログを管理したり、ペットの飼い主間でペットに関するコミュニケーションするためのSNSが提供される。
図9は、第1の携帯端末101が、サーバ180から送信された情報に従って、表示された第1の画面例とする。図9に示される例では、サーバ180の記憶部183の散歩コース記憶テーブルと、出会い情報記憶テーブルと、に基づいて、ある日に散歩した散歩コースと、当該散歩コース中に出会ったペットの情報と、が示されている。図9に示す例では、自宅を示すアイコン901から散歩コース902を移動した例を示している。図9に示される例のうち(1)、(2)、(3)、(4)で示される位置で、他のペットと出会ったことが示されている。図9に示される画面例では、出会ったペットに関する公開レベルに従って、アイコンなどの情報が表示される。
図10は、第1の携帯端末101が、サーバ180から送信された情報に従って、表示された第2の画面例とする。図10に示される例では、サーバ180の記憶部183の散歩コース記憶テーブルと、出会い情報記憶テーブルと、に基づいて、日にち毎にあるペットに出会った場所を、散歩コース上に表した例とする。図10に示す例では、あるペット(例えば他のユーザが飼っているケン君)について、第1の携帯端末101が飼っているペットと出会った位置を、第1の携帯端末101が飼っているペットの散歩コース上に表されている。このように、第1の携帯端末101上で、誰とどこで出会ったのかを表示することができる。ただし当該表示も、設定されている公開レベルに依存しているものとする。
図11は、第1の携帯端末101が、サーバ180から送信された情報に従って、表示された第3の画面例とする。図11に示される例では、サーバ180の記憶部183の出会い情報記憶テーブルと、に基づいて、よく出会うことが多いペットを上から順に表した例とする。これにより、ユーザは、散歩中によく出会うペットを認識することができる。例えば、ペットを散歩する人が変わった(子供から親など)場合に、出会ったペットと仲が良いか否かを確認できる。
図12は、第1の携帯端末101が、サーバ180から送信された情報に従って、表示された第4の画面例とする。図12に示される例では、サーバ180の記憶部183に記憶された、日にち単位の第1のタグ装置151の移動情報に基づいて、ペットの移動履歴を表した例とする。これにより、ユーザは、ペットの日にち単位の活動量を認識できる。このように蓄積された移動履歴に従って、ペットの状態を推測して表示しても良い。
さらには、第1の携帯端末101が、他のペットに関する情報を表示する際に、散歩中に出会ったペットを絞り込む条件を設定可能としてもよく、例えば、同一犬種のみ表示するように条件を設定可能としても良い。
次に、本実施形態のコミュニケーションシステムにおける全体的な処理について説明する。図13は、本実施形態のコミュニケーションシステムにおける上述した処理の手順を示すフローチャートである。図13に示す例は、散歩の開始時からの処理手順とする。
まず、携帯端末(例えば第1の携帯端末101)は、散歩中の記録を行うためのアプリケーションを起動する(ステップS1301)。当該起動は、ユーザからの操作に従ったものでも良いし、ペットに装着された第1のタグ装置151と接触することをトリガーとしてもよい。なお、本実施形態のアプリケーションは、SNSにアクセスするためのアプリケーションと共有するが、別構成としても良い。
そして、本実施形態では、アプリケーションの起動時に、タグ通信部503が、携帯端末と対応づけられたタグ装置(例えば第1のタグ装置151)に対して、信号の開始要求を行う。これにより、第1のタグ装置151のICタグ用処理部302が、アンテナ301を介して当該タグ装置が管理するタグIDを示す信号のブロードキャスト(出力)を開始する(ステップS1311)。
第1の携帯端末101では、散歩コース記録制御部504が、GPS401に基づいて、散歩コース情報を記憶部407に記録する(ステップS1302)。
そして、第1の携帯端末101の制御部403は、入力部406から、ユーザからの散歩終了の操作を受け付けたか否かを判定する(ステップS1303)。散歩終了の操作を受け付けていないと判定した場合(ステップS1303:No)、ステップS1302の処理を継続して行う。なお、本フローチャートでは、散歩終了の操作で散歩が終了したか否かを判定する例について説明するが、散歩が終了したか否かの判断基準を、ユーザからの入力に制限するものではなく他の手法を用いても良い。一方、散歩終了の操作を受け付けたと判定した場合(ステップS1303:Yes)、タグ通信部503が、無線通信部402から、散歩終了した旨の通知を、第1のタグ装置151に対して行う(ステップS1304)。
タグ装置(第1のタグ装置151)においては、タグIDを示す信号のブロードキャスト(出力)を開始した後、レシーバ303が、他のペット(犬等)に装着されたタグ装置から出力されている信号を検出したか否かを判定する(ステップS1312)。信号を検出していない場合(ステップS1312:No)、ステップS1314に遷移する。一方、信号を検出したと判定した場合(ステップS1312:Yes)、レシーバ303が、受信した信号に含まれているタグIDを、クロックIC307から入力された現在の時刻と対応づけて、タグ情報記憶部305に登録する(ステップS1313)。
そして、無線通信制御部304は、第1の携帯端末101から、散歩終了の通知を受信したか否かを判定する(ステップS1314)。通知を受信していない場合(ステップS1314:No)、ステップS1312から再び処理を行う。
一方、無線通信制御部304が、通知を受信したと判定した場合(ステップS1314:Yes)、散歩中に格納された、他のタグ装置を示すタグIDを、受信した時刻と対応づけて、第1の携帯端末に送信する(ステップS1315)。
そして、第1の携帯端末101の無線通信部402は、散歩中に格納されたタグIDを、時刻と対応づけて受信する(ステップS1305)。
そして、第1の携帯端末101の公衆ネットワーク通信部404が、散歩中に格納された、(時刻と対応づけられた)他のタグIDと、第1のタグ装置151を識別するタグIDと、散歩コースと、当該散歩コースの各位置での時刻と、をサーバ180に送信する(ステップS1306)。これにより、サーバ180の記憶部183の出会い情報記憶テーブルと散歩コース記憶テーブルとが更新される。
そして、第1の携帯端末101では、ユーザからの操作に従って、散歩に関する表示制御を行う(ステップS1307)。
次に、図13のステップS1307における、散歩に関する表示制御に関する処理について説明する。図14は、本実施形態の第1の携帯端末101における上述した処理の手順を示すフローチャートである。
まず、SNS通信制御部502が、公衆ネットワーク通信部404を介して、散歩中に会ったペット(例えば犬)を識別するタグID(散歩中に受信したタグID)に基づいて、当該ペットに関する開示レベル等を、サーバ180に問い合わせる(ステップS1401)。
そして、SNS通信制御部502は、サーバ180から問い合わせ結果を受信する(ステップS1402)。そして、SNS通信制御部502は、散歩中に会ったペット(例えば犬)に関する情報が開示可能か否かを判定する(ステップS1403)。開示可能と判定した場合(ステップS1403:Yes)、ステップS1406に遷移する。
一方、SNS通信制御部502が、問い合わせ結果で開示不可能と判定した場合(ステップS1403:No)、SNS通信制御部502が、サーバ180を介して、出会ったペットを管理している携帯端末に対して、情報の開示要求を行う(ステップS1404)。なお、開示要求は、SNSのフレンドの登録申請等でも良い。
そして、SNS通信制御部502は、サーバ180から、開示要求に承諾した旨の返事があったか否かを判定する(ステップS1405)。承諾した旨の返事がない場合(ステップS1405:No)、処理を終了する。一方、承諾した旨の返事があった場合(ステップS1405:Yes)、ステップS1406に遷移する。
そして、SNS通信制御部502は、サーバ180から、散歩したペットに関する情報を受信する(ステップS1406)。そして、表示制御部501が、受信した情報の表示を行う(ステップS1407)。これにより、例えば、図10〜図12等で示される画面が表示される。
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、散歩中に出会ったペットに関する情報を表示する例について説明した。しかしながら、携帯端末が表示する情報は、第1の実施形態で示した例に制限するものではなく、状況に応じて様々な情報を表示可能とする。そこで、第2の実施形態では、ペットが迷子になった場合に、迷子になったペットに関する情報を表示する例について説明する。
ペットが迷子になった場合、携帯端末は、当該ペットが装着しているタグ装置からの情報を受信できないため、他のペットが装着しているタグ装置からの情報を、サーバ180を介して受信する。
つまり、本実施形態のSNS通信制御部502は、第1の携帯端末101が第1のタグ装置151と(第1のタグ装置151を装着しているペットが迷子のために)通信できない場合に、サーバ180から、他のタグ装置が第1のタグ装置151のタグIDを受信した時刻、又は当該時刻に他のタグ装置若しくは当該他のタグ装置と対応づけられた他の携帯端末が存在した位置情報と、を受信する。また、SNS通信制御部502は、第1のタグ装置151のタグIDを受信した他のタグ装置のタグIDで識別される情報(例えばペットの名前やアイコン等)を受信しても良い。
そして、表示制御部501が、SNS通信制御部502が受信した情報に基づいて、当該他のタグ装置が第1のタグ装置151のタグIDを受信した時刻、又は当該時刻に他のタグ装置若しくは当該他のタグ装置と対応づけられた携帯端末が存在した位置情報を表示する。次に具体的な状況を用いて説明する。
図15は、ペットAが迷子になった場合に情報を受信するためのネットワーク構成例を示した図である。図15に示す例では、第1の携帯端末は、ペットAが迷子になったため、当該ペットAに装着された第1のタグ装置151から情報を受信できない。
そこで、第1の携帯端末101は、サーバ180に対して、ペットAに装着された第1のタグ装置151のタグIDを受信しているものが存在しているか否かの確認要求を行う。
この場合に、第1のタグ装置151は、すでに情報を開示する旨の承諾を受けているタグ装置(第2のタグ装置152、第15のタグ装置165、第16のタグ装置166)が、第1のタグ装置151のタグIDを受信したか否かを示す情報を、サーバ180を介して受信できる。
さらに、通常は開示する旨の承諾を受けていないが、迷子等の場合に限り情報を提供することも可能とする。例えば、タグ装置(例えば、第3のタグ装置153、第17のタグ装置167)は、探索するための情報に限り開示する(探索参加OK)設定がなされているため、第1の携帯端末101は、第1のタグ装置151のタグIDを受信したか否かを示す情報を、サーバ180を介して受信できる。
なお、通常は開示する旨の承諾を受けていないが、迷子等の場合に限り情報を提供する旨の設定は予め行っても良いし、第1の携帯端末101が、サーバ180が提供するSNSで開示するように呼びかけられた場合に、当該呼びかけに応じて設定するようにしても良い。さらには、非開示であっても、迷子が生じた場合に、迷子のペットが装着していたタグ装置のタグIDを受信した時刻と場所に限り開示してもよい。これによりセキュリティを確保しつつ、迷子のペットの探索が容易になる。
次に、本実施形態のコミュニケーションシステムにおける、迷子のペットが生じた場合の処理について説明する。図16は、本実施形態のコミュニケーションシステムにおける上述した処理の手順を示すフローチャートである。本フローチャートでは、非公開を設定している携帯端末に対して探索参加要求を行う場合について説明する。
まず、第1の携帯端末101のSNS通信制御部502は、サーバ180に対して、第1のタグ装置の情報取得要求を送信する(ステップS1601)。
そして、サーバ180の通信処理部181は、第1の携帯端末101から、第1のタグ装置の情報の取得要求を受信する(ステップS1611)。第1のタグ装置151の情報の取得要求は、第1のタグ装置151から情報を取得できなかった場合に行われるものであるため、サーバ180は、第1のタグ装置151を装着しているペットAが迷子になったことを認識できる。
そして、サーバ180の通信処理部181は、迷子(ペットA)の探索参加要求を、SNSに参加しているユーザの携帯端末に対してブロードキャストする(ステップS1612)。
そして、通信処理部181は、SNSに参加しているユーザの携帯端末から、探索参加要求に対する応答を受信する(ステップS1613)。
そして、SNSサーバアプリケーション部182は、探索参加に了承(OK)した携帯端末と対応づけられているタグ装置のうち、第1のタグ装置151と送受信した情報を、出会い情報記憶テーブルから取得する(ステップS1614)。
同様に、SNSサーバアプリケーション部182は、第1の携帯端末101に対して開示を許諾(OK)している携帯端末と対応づけられているタグ装置のうち、第1のタグ装置151と送受信した情報を、出会い情報記憶テーブルから取得する(ステップS1615)。
そして、通信処理部181は、ステップS1614〜S1615で取得した情報(第1のタグ装置151と送受信したタグ装置に関する情報)のうち、迷子になってからの情報であって、開示可能な情報を送信する(ステップS1616)。開示が制限される情報としては、例えば、探索参加に承諾した携帯端末と対応づけられているタグ装置を装着しているペットに関する情報等が考えられる。
そして、第1の携帯端末101のSNS通信制御部502が、第1のタグ装置151と送受信したタグ装置の情報を受信する(ステップS1602)。
そして、第1の携帯端末101の表示制御部501が、ステップS1602で受信した情報に基づいて、第1のタグ装置151が装着されたペットAと遭遇した地点、時刻等の場所を表示する(ステップS1603)。
図17は、ペットAが迷子になった場合に、表示制御部501が表示する画面例を示した図である。図17に示される画面例のように、地図情報上に、ペットAと遭遇した地点毎に、遭遇した時刻を付与して表示されている。また、図17に示す例では、開示を許諾しているペットの名前(B、O)と、探索に参加した人のペットの名前(Q)と、が表示されているが、探索に参加した人のペットの名前(Q)を表示しないようにしても良い。
ところで、開示を承諾している人や、探索に参加した人に対して、状況を確認したい場合も存在する。そこで、図17に示されるように、開示を承諾している人に対してメッセージを送信するためのボタン1701、1702を表示しても良い。さらに、探索に参加した人は開示を承諾していないため、直接メッセージを送信することはできない。そこで、直接メッセージを送信することに同意を得るためのボタン1703を表示しても良い。このボタン1703でも、ペットの名前(Q)が表示されているが、ペットの名前を表示せず、時刻と、同意を得るためのボタン1703のみ表示しても良い。
なお、上述した実施形態では、タグ装置は、携帯端末とは、散歩開始時と散歩終了時のみ情報を送受信し、それ以外には情報を送受信しないよう制御する例について説明した。これにより、タグ装置の電力の消費を抑えることができる。これにより、省エネルギー化を図れる他に、迷子の場合に長時間情報を送信することが可能となり、長時間にわたる迷子の探索を実現できる。
つまり、迷子になった場合に備えて、ペットにGPSを装着することも考えられるが、GPSを装着した場合に電源の消費が早いし、装置自体が高価になるという問題が生じる。これに対して、本実施形態では、他のタグ装置と情報を送受信するためのモジュールを備えていれば良いため、電源の消費を抑えるとともに、装置が高価格になるのを押さえることができる。
また、迷子のタグ装置と送受信するのを、他のペットに装着されたタグ装置のみに制限するものではなく、道の電信柱等に、これらタグ装置と送受信するための通信モジュールを備え付けても良い。これにより、迷子の発見精度を向上させることができる。
(変形例1)
上述した実施形態では、タグ装置毎に携帯端末を対応付ける例について説明したが、1対1で対応付けることに制限するものではなく、1台の携帯端末に複数のタグ装置を対応づけても良い。例えば、一人の飼い主が、複数のペットを飼っている場合に、ペット各々にタグ装置を装着させ、複数のペットを同時に散歩させる際に、一台の携帯端末で、対応付けられた複数のタグ装置の情報を管理することが考えられる。このような場合に、当該複数のタグ装置の各々に対して、当該複数のタグ装置の全てのタグIDを、同一飼い主リスト等に記憶させることが考えられる。そして、同一飼い主リストに登録されたタグIDは、レシーバ303が受信しても、タグ情報記憶部305に記憶させず、LED309による点灯も行わない。これにより、複数のペットを同時に散歩させる際に、散歩中、常に出会い状態になるのを抑止できる。
そして、携帯端末は、散歩が終了したタイミング等に、上述した実施形態と同様に、全てのタグ装置からの情報をサーバ180に送信(アップロード)する。これにより、複数のペットに関する情報の管理を容易に実現できる。
(変形例2)
上述した実施形態では、散歩の開始時と終了時とに、携帯端末とタグ装置との間で情報の送受信を行う例について説明したが、これらのタイミングに制限するものはなく、他のタイミングに情報の送受信を行っても良い。散歩の開始時及び終了時以外の例としては、ペットともに散歩している間に、タグ装置が、対応づけられている携帯端末に対して、予め定められた時間毎に(定期的に)、情報を送受信しても良い。タグ装置が携帯端末に送信する情報は、どのような情報でも良いが、例えば、散歩中に他のタグ装置から受信したタグID等が考えられる。携帯端末は、タグ装置から情報を受信した際に、すぐにサーバ180に情報を送信しても良いし、散歩終了後などに一括して情報を送信しても良い。
さらに、他のタイミングで、タグ装置が、対応づけられている携帯端末に対して情報を送受信することも考えられる。例えば、タグ装置が、所定の条件を満たしたことをトリガーとして、情報を送受信するように制御を行っても良い。例えば、当該タグ装置が、他のタグ装置からのタグID等の情報を受信し、当該タグ装置と当該他のタグ装置との間の距離が所定の距離以内になったと判定した場合に、当該他のタグ装置から受信した情報(例えばタグID)を、対応づけられた携帯端末に送信するなどが考えられる。
(変形例3)
本実施形態では、ペットにタグ装置を装着する例について説明したが、タグ装置の装着先をペットに制限するものではなく、移動する乗り物や、生体等に装着しても良い。
タグ装置を装着する生体としては、例えば子供が考えられる。第2の実施形態で示したように、タグ装置は長時間情報を出力できるため、当該タグ装置を子供が身に付けている物に装着することで、子供が迷子になった場合の子供の探索が容易になる。なお、子供の探索手法については第2の実施形態と同様の手法を用いれば良いものとして、説明を省略する。
タグ装置の装着先となる、子供が身につけている物としては、例えば、ランドセル、鞄、洋服等が考えられる。これにより、子供が迷子になったため、子供が身につけているタグ装置と、親の携帯端末と、の間で情報が送受信できなくなった場合に、子供が身につけているタグ装置の情報を受信した他のタグ装置等に基づいて、サーバ180を介して、親の携帯端末が、子供が身につけているタグ装置の情報を受け取ることで、子供が移動した場所や、現在の子供の位置等を推測できる。
さらには、親がタグ装置を携帯しても良い。これより、親がタグ装置を携帯して、子供が一緒に散歩した場合に、子供と一緒に散歩に行った散歩コース等をライフログとして管理することできる。
上述した実施形態及び変形例により、携帯端末から、ダグ装置を装着しているペットに関する情報に容易にアクセスできるため、利便性を向上させることができる。さらに、タグ装置間で送受信で取得した情報に基づいて、自分のペットや他のペットに関する情報を確認できるため、現在のペットに関する状況を容易に把握することが可能となる。
上述した実施形態及び変形例の携帯端末で実行されるアプリケーションは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
また、本実施形態及び変形例の携帯端末で実行されるアプリケーションを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施形態の携帯端末で実行されるアプリケーションをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
本発明のいくつかの実施形態及び変形例を説明したが、これらの実施形態及び変形例は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
101…第1の携帯端末、102…第2の携帯端末、151…第1のタグ装置、152…第2のタグ装置、180…サーバ、181…通信処理部、182…SNSサーバアプリケーション部、183…記憶部、201…カバー下部、202…バンド、301…アンテナ、302…ICタグ用処理部、303…レシーバ、304…無線通信制御部、305…タグ情報記憶部、306…フレンド情報記憶部、307…クロックIC、308…照明制御部、309…LED、310…電源部、401…GPS、402…無線通信部、403…制御部、404…公衆ネットワーク通信部、405…表示部、406…入力部、407…記憶部、501…表示制御部、502…SNS通信制御部、503…タグ通信部、504…散歩コース記録制御部。

Claims (18)

  1. 第1の距離範囲内に含まれた場合にタグ装置間で識別情報の送受信を行うための第1のタグ装置と通信可能な電子機器であって、
    前記第1のタグ装置が第2のタグ装置から受信した前記第2のタグ装置の第2の識別情報を、前記第1のタグ装置から受信する受信部と、
    前記受信部が受信した前記第2の識別情報と、前記第1のタグ装置の第1の識別情報と、を対応づけて、管理装置に送信し、前記電子機器が前記第1のタグ装置と通信できないときに、前記第1のタグ装置が第3のタグ装置と前記第1の距離範囲内に含まれた場合に、前記第3のタグ装置から前記管理装置へ送信された情報であってかつ前記第3のタグ装置が前記第1の識別情報を受信した時刻、又は前記第3のタグ装置から前記管理装置へ送信された情報であってかつ前記時刻に前記第3のタグ装置若しくは前記第3のタグ装置と対応づけられた第1の電子機器が存在した位置情報を、前記管理装置から、受信する通信制御部と、
    を備える電子機器。
  2. 前記受信部が受信した前記第2の識別情報で識別可能な情報と、前記第1のタグ装置が前記第2のタグ装置から前記第2の識別情報を受信した時刻、又は前記時刻に前記第1のタグ装置若しくは前記電子機器が存在した位置情報と、を表示する表示部を、さらに備える、
    請求項1に記載の電子機器。
  3. 第1の距離範囲内に含まれた場合にタグ装置間で識別情報の送受信を行うための第1のタグ装置と通信可能な電子機器であって、
    前記第1のタグ装置が第2のタグ装置から受信した前記第2のタグ装置の第2の識別情報を、前記第1のタグ装置から受信し、
    前記第1のタグ装置が第3のタグ装置から受信した前記第3のタグ装置の第3の識別情報を、前記第1のタグ装置から受信する受信部と、
    前記第2のタグ装置から受信した前記第2の識別情報で識別可能な情報を管理装置から受信し、
    前記第3のタグ装置から受信した前記第3の識別情報で識別可能な情報を前記管理装置から受信できない場合に、前記第3のタグ装置から受信した前記第3の識別情報で識別可能な情報の要求を、前記管理装置に対して送信する通信制御部と、
    前記管理装置に対して取得要求を送信した後、前記第3のタグ装置から受信した第3の識別情報で識別可能な情報を、当該管理装置から送信されてきた場合に表示する表示部と、
    を備える電子機器。
  4. 前記受信部が受信した前記第2の識別情報で識別可能な情報と、前記第1のタグ装置が前記第2のタグ装置から前記第2の識別情報を受信した時刻、又は前記時刻に前記第1のタグ装置若しくは前記電子機器が存在した位置情報と、を表示し、前記管理装置が前記要求を送信した後、前記第3のタグ装置から受信した第3の識別情報で識別可能な情報を、前記管理装置から送信されてきた場合に表示する表示部を、さらに備える、
    請求項3に記載の電子機器。
  5. 前記電子機器が移動した経路を示す経路情報を記憶する記憶部を、さらに備え、
    前記表示部は、前記記憶部が記憶する前記経路情報で示された経路上に、前記第1のタグ装置が前記第2の識別情報を受信した位置情報を表示する、
    請求項2に記載の電子機器。
  6. 前記表示部は、当該第3のタグ装置が前記第1の識別情報を受信した時刻、又は当該時刻に前記第3のタグ装置若しくは当該第3のタグ装置と対応づけられた第1の電子機器が存在した位置情報を表示する、
    請求項5に記載の電子機器。
  7. 第1の距離範囲内に含まれた場合にタグ装置間で識別情報の送受信を行うための第1のタグ装置と通信可能な電子機器で実行される方法であって、
    前記第1のタグ装置が第2のタグ装置から受信した前記第2のタグ装置の第2の識別情報を、前記第1のタグ装置から受信する受信ステップと、
    前記受信ステップが受信した前記第2の識別情報と、前記第1のタグ装置の第1の識別情報と、を対応づけて、管理装置に送信し、前記電子機器が前記第1のタグ装置と通信できないときに、前記第1のタグ装置が第3のタグ装置と前記第1の距離範囲内に含まれた場合に、前記第3のタグ装置から前記管理装置へ送信された情報であってかつ前記第3のタグ装置が前記第1の識別情報を受信した時刻、又は前記第3のタグ装置から前記管理装置へ送信された情報であってかつ前記時刻に前記第3のタグ装置若しくは前記第3のタグ装置と対応づけられた第1の電子機器が存在した位置情報を、前記管理装置から、受信する通信制御ステップと、
    を含む方法。
  8. 前記受信ステップで受信された前記第2の識別情報で識別可能な情報と、前記第1のタグ装置が前記第2のタグ装置から前記第2の識別情報を受信した時刻、又は前記時刻に前記第1のタグ装置若しくは前記電子機器が存在した位置情報と、を表示する表示ステップを、さらに含む、
    請求項7に記載の方法。
  9. 第1の距離範囲内に含まれた場合にタグ装置間で識別情報の送受信を行うための第1のタグ装置と通信可能な電子機器で実行される方法であって、
    前記第1のタグ装置が第2のタグ装置から受信した前記第2のタグ装置の第2の識別情報を、前記第1のタグ装置から受信し、
    前記第1のタグ装置が第3のタグ装置から受信した前記第3のタグ装置の第3の識別情報を、前記第1のタグ装置から受信する受信ステップと、
    前記第2のタグ装置から受信した前記第2の識別情報で識別可能な情報を管理装置から受信し、
    前記第3のタグ装置から受信した前記第3の識別情報で識別可能な情報を前記管理装置から受信できない場合に、前記第3のタグ装置から受信した前記第3の識別情報で識別可能な情報の要求を、前記管理装置に対して送信する通信制御ステップと、
    前記管理装置に対して取得要求を送信した後、前記第3のタグ装置から受信した第3の識別情報で識別可能な情報を、当該管理装置から送信されてきた場合に表示する表示ステップと、
    を含む方法。
  10. 前記受信ステップで受信された前記第2の識別情報で識別可能な情報と、前記第1のタグ装置が前記第2のタグ装置から前記第2の識別情報を受信した時刻、又は前記時刻に前記第1のタグ装置若しくは前記電子機器が存在した位置情報と、を表示し、前記管理装置が前記要求を送信した後、前記第3のタグ装置から受信した第3の識別情報で識別可能な情報を、前記管理装置から送信されてきた場合に表示する表示ステップを、さらに含む、
    請求項9に記載の方法。
  11. 前記電子機器が移動した経路を示す経路情報を記憶部に記憶する記憶ステップを、さらに含み、
    前記表示ステップは、前記記憶部が記憶する前記経路情報で示された経路上に、前記第1のタグ装置が前記第2の識別情報を受信した位置情報を表示する、
    請求項8に記載の方法。
  12. 前記表示ステップは、当該第3のタグ装置が前記第1の識別情報を受信した時刻、又は当該時刻に前記第3のタグ装置若しくは当該第3のタグ装置と対応づけられた第1の電子機器が存在した位置情報を表示する、
    請求項11に記載の方法。
  13. 第1の距離範囲内に含まれた場合にタグ装置間で識別情報の送受信を行うための第1のタグ装置と通信可能なコンピュータに、
    前記第1のタグ装置が第2のタグ装置から受信した前記第2のタグ装置の第2の識別情報を、前記第1のタグ装置から受信する受信ステップと、
    前記受信ステップが受信した前記第2の識別情報と、前記第1のタグ装置の第1の識別情報と、を対応づけて、管理装置に送信し、前記コンピュータが前記第1のタグ装置と通信できないときに、前記第1のタグ装置が第3のタグ装置と前記第1の距離範囲内に含まれた場合に、前記第3のタグ装置から前記管理装置へ送信された情報であってかつ前記第3のタグ装置が前記第1の識別情報を受信した時刻、又は前記第3のタグ装置から前記管理装置へ送信された情報であってかつ前記時刻に前記第3のタグ装置若しくは前記第3のタグ装置と対応づけられた第1の電子機器が存在した位置情報を、前記管理装置から、受信する通信制御ステップと、
    を実行させるためのプログラム。
  14. 前記受信ステップで受信された前記第2の識別情報で識別可能な情報と、前記第1のタグ装置が前記第2のタグ装置から前記第2の識別情報を受信した時刻、又は前記時刻に前記第1のタグ装置若しくは前記コンピュータが存在した位置情報と、を表示する表示ステップと、をさらに含む、
    請求項13に記載のプログラム。
  15. 第1の距離範囲内に含まれた場合にタグ装置間で識別情報の送受信を行うための第1のタグ装置と通信可能なコンピュータに、
    前記第1のタグ装置が第2のタグ装置から受信した前記第2のタグ装置の第2の識別情報を、前記第1のタグ装置から受信し、
    前記第1のタグ装置が第3のタグ装置から受信した前記第3のタグ装置の第3の識別情報を、前記第1のタグ装置から受信する受信ステップと、
    前記第2のタグ装置から受信した前記第2の識別情報で識別可能な情報を管理装置から受信し、
    前記第3のタグ装置から受信した前記第3の識別情報で識別可能な情報を前記管理装置から受信できない場合に、前記第3のタグ装置から受信した前記第3の識別情報で識別可能な情報の要求を、前記管理装置に対して送信する通信制御ステップと、
    前記管理装置に対して取得要求を送信した後、前記第3のタグ装置から受信した第3の識別情報で識別可能な情報を、当該管理装置から送信されてきた場合に表示する表示ステップと、
    を実行させるためのプログラム。
  16. 前記受信ステップで受信された前記第2の識別情報で識別可能な情報と、前記第1のタグ装置が前記第2のタグ装置から前記第2の識別情報を受信した時刻、又は前記時刻に前記第1のタグ装置若しくは前記コンピュータが存在した位置情報と、を表示し、前記管理装置が前記要求を送信した後、前記第3のタグ装置から受信した第3の識別情報で識別可能な情報を、前記管理装置から送信されてきた場合に表示する表示ステップを、さらに含む、
    請求項15に記載のプログラム。
  17. 前記コンピュータが移動した経路を示す経路情報を記憶部に記憶する記憶ステップを、さらに含み、
    前記表示ステップは、前記記憶部が記憶する前記経路情報で示された経路上に、前記第1のタグ装置が前記第2の識別情報を受信した位置情報を表示する、
    請求項14に記載のプログラム。
  18. 前記表示ステップは、当該第3のタグ装置が前記第1の識別情報を受信した時刻、又は当該時刻に前記第3のタグ装置若しくは当該第3のタグ装置と対応づけられた第1の電子機器が存在した位置情報を表示する、
    請求項17に記載のプログラム。
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