JP6324714B2 - シール蓋を有する容器 - Google Patents

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本発明は、コーヒー等の内容物を充填した容器の開口をシール蓋で密閉している容器に関する。
コーヒー等の飲料を充填しているカップ状の容器は、開口縁にシール蓋をヒートシールして密閉している。この容器は、シール蓋をストローで破断できるアルミニウム箔とし、アルミニウム箔をストローで破断して、コーヒー等の飲料をストローで飲むことができる。この容器は、シール蓋表面の汚れを防止するために、シール蓋の上からオーバーキャップを脱着できるように被せている(特許文献1〜3参照)。オーバーキャップは、流通段階や陳列段階等において、シール蓋表面の汚れを防止するとともに破断を防止する。この容器は、飲料を飲むときにオーバーキャップを外し、シール蓋にストローを挿通する。
以上の容器はオーバーキャップが嵩張る原因となり、広い保管場所を必要とするばかりでなく、オーバーキャップによって廃棄物が増加する欠点がある。この欠点を解消するシール蓋の容器は開発されている(特許文献4参照)。
開発された容器は、ストローで破断できるアルミニウム箔からなる基材シートの外側面に、オーバーキャップに代わって、ストローでは破断できない保護シートを剥離できるように接着している。保護シートは、基材シートのアルミニウム箔表面の汚れを防止する。保護シートは、ストローで破断できない。したがって、ユーザーが容器の飲料を飲むときは、保護シートを基材シートから剥離する。保護シートは、剥離できるように、ヒートシール層を介して基材シートのアルミニウム箔に接着している。
以上の容器は、保護シートを剥離しない状態ではストローを挿通できず、基材シートのアルミニウム箔の表面を汚れないように保護する。飲料を飲むとき、ユーザーは保護シートを剥離する。保護シートの除去された基材シートのアルミニウム箔は、ストローを挿通できるので、ここにストローを挿通して飲料を飲むことができる。
特許第3718553号公報 特開2001−10677号公報 特開2005−35568号公報 特開2011−121617号公報
以上の容器は、保護シートを基材シートに接着しているが、ユーザーが保護シートをスムーズに剥離できるように、外周にツマミ部を突出して設けている。シール蓋は、容器のヒートシール面に溶着して固定されるので、保護シートを基材シートから剥離するのは簡単でない。
この欠点を解消するために、従来の容器は、図1に示すように、シール蓋91に、保護シート93をアルミニウム箔に接着しない、すなわちヒートシール層のない非溶着領域94を設けている。非溶着領域94は複数列に設けた細長いスリット状で、容器の開口縁に溶着されるリング状溶着部92に交差するように設けている。非溶着領域94は、保護シート93をアルミニウム箔に接着しない。アルミニウム箔に接着されない保護シートは、アルミニウム箔との間に隙間ができる。この隙間には、ゴミなどの異物が侵入しやすく、アルミニウム箔表面の汚れの原因となる。非溶着領域は、ストローを挿通する領域に設けられるので、この部分が汚れると、ストローを汚れたアルミニウム箔の表面に挿通することになって衛生的でない。さらに、この構造の容器は、シール蓋をヒートシールする状態で、リング状溶着部に、保護シートがアルミニウム箔に強く溶着される部分と、全く溶着されない部分とが局部的に混在するので、保護シートを剥離するときには、リング状溶着部の全体をスムーズに剥離できない欠点もある。
また、以上の容器は、保護シートの内側面に特別な形状のヒートシール層を設けるのでヒートシール層を設ける処理が複雑になる欠点がある。とくに、ヒートシール層の非溶着領域を、容器の開口縁に一致するように設けるので、この処理はさらに複雑になる。非溶着領域の容器のヒートシール面からずれると、保護シートをスムーズに剥離できなくなる欠点もある。
本発明は、さらに以上の欠点を解決することを目的に開発されたものである。本発明の重要な目的は、保護シートに非溶着領域を設けることなく、簡単かつ容易に、しかも安価に多量生産しながら、ツマミ部を引っ張って保護シートを基材シートから速やかに剥離できるシール蓋を有する容器を提供することにある。
また、本発明の他の大切な目的は、保護シートをスムーズに剥離しながら、容器に溶着されるリング状溶着部において保護シートを基材シートに隙間なく密着でき、保護シートによって基材シート表面の全体の汚れを防止できるシール蓋を有する容器を提供することにある。
課題を解決するための手段及び発明の効果
本発明のシール蓋を有する容器は、開口縁にヒートシール面18を有する容器本体8と、この容器本体8のヒートシール面18にヒートシールして開口部を密閉してなるシール蓋1を有する。シール蓋1は、容器本体8のヒートシール面18から突出するツマミ部11を有する。シール蓋1は、ストロー31で破断可能な基材シート2の外側面にストロー31で破断不可能な保護シート3を剥離自在に積層している。基材シート2は、容器本体8の開口縁にヒートシールされるヒートシール層4を内側面に積層して設けている。基材シート2は、アルミニウム箔5を有し、かつストロー31で破断可能な厚さとしている。保護シート3は破断不可能なシートであって、剥離可能接着剤層9を介して、基材シート2の外側面に剥離可能な状態で接着されている。さらに、シール蓋1は、ツマミ部11と容器本体8のヒートシール面18に溶着してなる溶着部14との境界に沿って、保護シート3を残して基材シート2を切断してなるハーフカットライン15を設けている。容器は、シール蓋1が容器本体8の開口縁にヒートシールされて、基材シート2の外側面に保護シート3が積層される状態ではストロー31で破断不可能で、ツマミ部11が引っ張られて、ハーフカットライン15で基材シート2が分離されて、保護シート3が基材シート2から剥離される状態で、基材シート2がストロー31で破断されるようにしている。
以上の容器は、保護シートに非溶着領域を設けることなく、簡単かつ容易に、しかも安価に多量生産しながら、ツマミ部を引っ張って保護シートを基材シートから速やかに剥離できる特徴がある。それは、以上の容器が、ツマミ部と溶着部との境界に沿って、保護シートを残して基材シートを切断してなるハーフカットラインを設けているからである。このシート蓋は、保護シールを剥離する際に、ツマミ部を引っ張ると、基材シートがハーフカットラインで分離される。基材シートがツマミ部と溶着部との境界に沿って分離された状態で、さらにツマミ部を引っ張ると、保護シートのみが引っ張られるので、溶着部において容器本体にヒートシールされた基材シートをヒートシール面から剥離させることなく、保護シートのみを基材シートからスムーズに剥離できる。
また、以上の容器は、ツマミ部を摘んで保護シートをスムーズに基材シートから剥離できる構造としながら、容器に溶着される溶着部においても保護シートを基材シートに隙間なく密着させて、保護シートによって基材シート表面全体の汚れを防止できる特徴も実現する。
さらに、以上の容器は、保護シートを剥離する際には、ハーフカットラインを破断して保護シートを剥離するので、このハーフカットラインが破断されていない状態では、保護シートが剥離されていない状態であるとユーザーに保証でき、ユーザーが安心して使用できる特徴がある。
本発明のシール蓋を有する容器は、基材シート1を、アルミニウム箔5の外面側にアンダーコート層6を介してプラスチックフィルムからなる中間フィルム層7を剥離されないように接着してなる多層フィルムとして、この多層フィルムの厚さをストロー31で破断可能な厚さとし、剥離可能接着剤層9を、シール蓋1を容器本体8のヒートシール面18にヒートシールするシール熱で変成しない熱非変成接着剤層19とする。
以上の容器は、シール蓋を容器本体の開口縁にヒートシールして溶着しながら、保護シートを安定して剥離できる特徴がある。それは、以上の容器のシール蓋が、基材シートを、アルミニウム箔の外面側に、アンダーコート層を介してプラスチックフィルムの中間フィルム層を剥離されないように接着している多層フィルムとし、この多層フィルムの厚さをストローで破断可能な厚さとしており、さらに保護シートを基材シートに剥離可能な状態で接着する剥離可能接着剤層を、容器にヒートシールされるシール熱では変成しない熱非変成接着剤層としているからである。このシール蓋は、容器の開口縁にヒートシールされる工程で、保護シートと基材シートとの間の接着力が増強されることはない。このため、容器の開口縁にヒートシールされた後も、保護シートは安定して基材シートから剥離できるように接着される。
さらに、以上の容器のシール蓋は、アルミニウム箔の表面に中間フィルム層を積層して基材シートとするので、基材シートに使用するアルミニウム箔を薄くできる。アルミニウム箔が中間フィルム層で補強されるからである。したがって、基材シートの原料コストを低減してシール蓋を安価にできる特徴がある。それは、表面に中間フィルム層を積層しない従来のアルミニウム箔からなる基材シートは、アルミニウム箔を例えば30μm〜45μmと厚くする必要があって原料コストが高くなるからである。さらにまた、中間フィルム層を備えるシール蓋は、中間フィルム層の裏面に印刷できるので、保護シートを基材シートから剥離した状態で、基材シートの表面を綺麗に装飾し、あるいは文字などを表示することができる。
本発明のシール蓋を有する容器は、ハーフカットライン15が、基材シート2全体を切断して、保護シート3を切断しない構造とすることができる。この容器は、ハーフカットラインが保護シートを切断することなく基材シート全体を切断するので、ツマミ部を引っ張る状態で、基材シートをハーフカットラインで確実に切断して分離できる。
本発明のシール蓋を有する容器は、ハーフカットライン15が、基材シート2のアルミニウム箔5と中間フィルム層7を切断することができる。この容器は、シール熱では変成しない熱非変成接着剤層を介して、保護シートを基材シートの外側面に剥離できるように接着しながら、ツマミ部を引っ張る状態では、基材シートのアルミニウム箔と中間フィルム層とをハーフカットラインで確実に切断して分離できる。
本発明のシール蓋を有する容器は、ハーフカットライン15を、容器本体8のヒートシール面18の外側に位置させることができる。この容器は、シート蓋のツマミ部を引っ張る状態で、基材シートをヒートシール面の外側で分離させて、保護シートのみを確実に引っ張って基材シートから剥離できる。
本発明のシール蓋を有する容器は、シール蓋1が容器本体8にヒートシールされた状態で、基材シート2を切断してハーフカットライン15を設けることができる。この容器は、容器本体にヒートシールされたシール蓋の正確な位置にハーフカットラインを設けて、基材シートを正確な位置で確実に切断できる。
本発明のシール蓋を有する容器は、基材シート2が、容器本体8のヒートシール面18にヒートシールされる本体シート部20と、本体シート部20から突出してツマミ部11を構成する突出部21とを備えて、本体シート部20と突出部21との境界部分にハーフカットライン15を設けることができる。この容器は、ツマミ部11が引っ張られて、ハーフカットライン15が破断される状態で、本体シート部20から分離される突出部21が接着された状態にある保護シール3を本体シート部20から剥離することができる。
以上の容器は、ハーフカットラインで破断されて基材シートから分離された突出部が保護シートに接着された状態でツマミ部を引っ張って保護シートを剥離するので、ユーザーが指で摘む部分となるツマミ部を厚くして摘みやすくできる。それは、保護シートだけでなく、基材シートの一部である突出部が積層されて厚くなった多層構造のツマミ部を指で摘んだまま保護シートを剥離できるからである。
従来のシール蓋の平面図である。 本発明の一実施例にかかるシール蓋を有する容器の斜視図である。 図2に示す容器の底面斜視図である。 図2に示す容器の底面図である。 図2に示す容器のV−V線断面図と要部拡大断面図である。 図5に示す容器のシール蓋の保護シールを剥離する工程を示す断面図である。 容器本体にシール蓋をヒートシールする工程を示す分解斜視図である。 図2に示す容器の使用状態を示す斜視図である。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するためのシール蓋を有する容器を例示するものであって、本発明はシール蓋を有する容器を以下のものには特定しない。さらに、この明細書は、特許請求の範囲を理解しやすいように、実施例に示される部材に対応する番号を、「特許請求の範囲」および「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に特定するものでは決してない。
図2ないし図8に示す容器は、コーヒー等の飲料30を充填する容器本体8と、この容器本体8の開口縁に設けているヒートシール面18にヒートシールして開口部を密閉してなるシール蓋1を有する。本発明の容器は、シール蓋1にストロー31を挿通し、このストロー31を介して充填している飲料30を飲むので、容器本体8にはストロー31で吸引して飲むことができる飲料が充填される。
容器本体8は、紙やプラスチック等を円筒状、ないしは開口部を広くするテーパー状に成形して、開口縁には鍔状のヒートシール面18を設けている。ヒートシール面18は、シール蓋1を熱溶着するために熱可塑性樹脂からなる溶着層を設けている。紙製の容器本体8は、ヒートシール面18に、加熱して接着される熱可塑性樹脂の溶着層を設けている。熱可塑性樹脂シートを成形している容器本体8は、ヒートシール面18に溶着層を設けることなく、シール蓋1を熱溶着できる。ただ、ヒートシール面18にシール蓋1を確実に安定して溶着できる熱可塑性樹脂の溶着層を積層して設けることもできる。
シール蓋1は、図5の要部拡大断面図に示すように、ストロー31で破断可能な基材シート2の外側面に、ストロー31では破断不可能な、すなわちストロー31を挿通できない保護シート3を剥離できるように接着して積層しており、基材シート2の内側面には、容器本体8の開口縁のヒートシール面18にヒートシールされるヒートシール層4を設けている。
基材シート2は多層フィルムで、アルミニウム箔5の外面側に、アンダーコート層6を介してプラスチックフィルムからなる中間フィルム層7を剥離しないように接着して積層している。基材シート2は、保護シート3を剥離する状態では、ストロー31を挿通できる厚さとしている。基材シート2は、アルミニウム箔5の表面に中間フィルム層7を接着して補強しているので、表面にフィルムを積層しない従来のシール蓋に比べて、アルミニウム箔5を薄くして、充分な強度にできる。したがって、アルミニウム箔5は、たとえば厚さを約7μmとしている。ただし、アルミニウム箔5は、厚さを15μm以下として、5μm以上とすることもできる。アルミニウム箔5は、厚くすると原料コストが高くなるので、好ましくは15μm以下とする。ただ、薄すぎると強度が低下して、容器本体8の開口部を確実にシールするのが難しくなるので、好ましくは5μm以上とする。
中間フィルム層7は、保護シート3を基材シート2から剥離するときに、アルミニウム箔5から剥離されず、アルミニウム箔5に接着される状態となる。この中間フィルム層7は、アンダーコート層6を介して、アルミニウム箔5の表面に剥離されないように、すなわち非剥離状態に接着される。中間フィルム層7は、アルミニウム箔5の表面に剥離されないように接着されてアルミニウム箔5を補強し、かつ、保護シート3を安定に剥離する表面状態を実現する。中間フィルム層7は2軸延伸フィルムである。2軸延伸フィルムの中間フィルム層7は伸縮性が少なく、アルミニウム箔5に積層される状態でアルミニウム箔5を効果的に補強する。アルミニウム箔5の延びを中間フィルム層7が阻止するからである。また、2軸延伸フィルムはストロー31を挿通して破断しやすく、アルミニウム箔5に積層される状態でストロー31を挿通しやすい特徴もある。中間フィルム層7は、厚さを7μm〜20μmとするポリエステルフィルムの2軸延伸フィルムである。ただ、中間フィルム層7にはナイロンの2軸延伸フィルムなども使用できる。
中間フィルム層7は透光性のフィルムで、アルミニウム箔5との対向面、すなわち内側面に、装飾模様や文字などを印刷している。中間フィルム層7は、模様や文字を印刷した状態でアンダーコート層6を介してアルミニウム箔5に接着される。この基材シート2は、表面に綺麗に模様や文字を印刷できる。また、保護シート3を剥離する状態で、印刷が剥がれたり、消えたりすることがない。印刷面が中間フィルム層7の内面であってアルミニウム箔5との界面にあるからである。したがって、基材シート2の表面から、保護シート3を剥離する状態で、ストロー31の使用状態などをユーザーに判りやすいように表示することができる。また、保護シート3を剥離する状態で、基材シート2の表面を綺麗に装飾することもできる。
アンダーコート層6は、中間フィルム層7をアルミニウム箔5に剥離されないように接着する硬化剤をイソシアネートとする2液硬化タイプのドライボンドである。このドライボンドは、たとえば、主材をポリエステル、ポリエーテル、エポキシ等とするものが使用できる。ドライボンドは、金属膜のアルミニウム箔5に対する接着強度に優れ、中間フィルム層7を剥離されないようにアルミニウム箔5に接着する。ただ、アンダーコート層6は、プラスチックフィルムの中間フィルム層7をアルミニウム箔5に剥離されないように接着できる全ての接着剤を使用できる。
保護シート3は、ポリエチレンやPET等のストロー31で破断されない、すなわちストロー31を挿通できない厚さのプラスチックフィルムである。保護シート3は、たとえば、厚さを約15μm〜20μmとする未延伸のプラスチックフィルムである。この保護シート3は、厚さを10μm〜30μmとするプラスチックフィルムも使用できる。さらに、保護シート3には、ストロー31を挿通できない厚さの延伸フィルムも使用できる。保護シート3には、複数のプラスチックフィルムを積層している多層フィルムを使用できる。さらに保護シート3は、紙や不織布シートも使用でき、さらに、紙や不織布とプラスチックフィルムとの多層フィルムも使用できる。
保護シート3は、剥離可能接着剤層9を介して基材シート2の外側面に剥離可能な状態で接着される。図5に示す基材シート2は外面側に中間フィルム層7を接着して積層しているので、保護シート3は中間フィルム層7に剥離できるように接着して積層される。剥離可能接着剤層9は、保護シート3の内側面には剥離しないように、すなわち剥離されないように接着されて、基材シート2表面の中間フィルム層7には剥離できるように接着される。剥離可能接着剤層9は、プラスチックフィルムの保護シート3にはアンダーコート層12を介して剥離しない状態、すなわち剥離されないように接着される。アンダーコート層12には、非硬化型の接着剤が使用される。この接着剤には、例えばイミン系の接着剤が使用できる。紙や不織布製の保護シート3は、アンダーコート層を介することなく、剥離可能接着剤層9を剥離されないように接着できる。したがって、紙や不織布などの保護シート3は、アンダーコート層を介することなく剥離可能接着剤層9を接着する。ただ、紙や不織布などの保護シート3も、アンダーコート層を介して剥離可能接着剤層9をより強く安定して接着することができるのは言うまでもない。
剥離可能接着剤層9は、好ましくは、シール蓋1を容器本体8のヒートシール面18にヒートシールするシール熱で変成しない熱非変成接着剤層19とする。熱非変成接着剤層19である剥離可能接着剤層9は、シール蓋1を容器本体8にヒートシールする状態で、保護シート3と基材シート2との接着力を変化させない。
この熱非変成接着剤層9は、シール蓋1を容器本体8のヒートシール面18に熱溶着するシール熱で変成しない、すなわち、このシール熱で溶融され、あるいは軟化して接着力の変化しない接着剤である。熱非変成接着剤層9は、接着剤を硬化させた状態では、その後のシール熱で変性しない、すなわち加熱しても軟化あるいは溶融しない接着層である。熱非変成接着剤層9は、液状ないしペースト状で未硬化な接着剤を水やアルコールなどの溶媒に混合して希釈し、溶媒で希釈された液状ないしペースト状の接着剤を基材シート2の表面、あるいはアンダーコート層12を設けた保護シート3の表面に塗布して乾燥し、その後、基材シート2と保護シート3とを積層して接着剤を硬化させる。未硬化な接着剤は乾燥される状態では硬化しておらず、基材シート2と保護シート3とを積層する状態で硬化して基材シート2と保護シート3とを接着する。硬化した接着剤は、その後に加熱しても変性せず、リング状溶着部10にヒートシールされるシール熱で接着力は変化しない。熱非変成接着剤層9には、2液性のウレタン系接着剤やエポキシ系接着剤、あるいはシアノアクリレート系接着剤が使用される。さらに、熱非変成接着剤層9には、硬化する状態では熱変成しないエマルジョン系の接着剤も使用できる。エマルジョン系の接着剤には、例えばオレフィン系もしくはEVA等の接着剤が使用できる。これ等の接着剤は、水やアルコールなどの溶媒で希釈する程度をコントロールして、すなわち、溶媒/接着剤の比率を調整して、保護シート3と基材シート2表面の中間フィルム層7との接着力をコントロールできる。溶媒/接着剤の比率を大きくして、中間フィルム層7に対する接着力を弱くでき、反対に溶媒/接着剤の比率を小さくして、接着力を強くできる。
以上のシール蓋1は、図7に示すように、容器本体8のヒートシール面18にヒートシールされて、容器本体8の開口部を密閉する。さらに、シール蓋1は、ユーザーが容器内の飲料30を飲む際に保護シート3を剥離し易くするために、容器本体8のヒートシール面18から突出するツマミ部11を有している。ツマミ部11は、ユーザーが保護シール3を剥離するときに指で摘む部分である。このツマミ部11は、シール蓋1を部分的に容器本体8のヒートシール面18から突出する形状に成形して設けられている。図2ないし図4に示すシール蓋1は、全体の形状を、容器本体8の開口部を密閉可能な略円形状としており、容器本体8の開口部を閉塞する円形状の本体部10から部分的に外側に突出させてツマミ部11を設けている。
図のツマミ部11は、その外形を略三角形状としている。ツマミ部11の外形を略三角形状として円形の本体部10から突出させるシート蓋1は、基材シート2に保護シート3を積層してなる積層シートを所定の形状にカットしてシール蓋1とするときのロスを小さくできる。ただ、ツマミ部11の形状は、略三角形状には限定せず、円形の本体部の外周縁から突出する種々の形状、例えば、半円形、半楕円形、多角形状等とすることができる。
図2ないし図4に示す略三角形状のツマミ部11は、容器本体8のヒートシール面18にヒートシールされる溶着部14との境界縁を、ヒートシール面18の外周縁に沿う円弧状とすると共に、三角形の2辺を構成する側縁13をヒートシール面18の接線方向に延びる形状としている。すなわち、略三角形状のツマミ部11は、円形の本体部10から延びる2本の接線と、本体部10の外周縁で形成される略三角形状としている。2つの側縁13が円形の本体部10の接線方向となるように形成されるツマミ部11は、これを引っ張って保護シート3を剥離するときに、ツマミ部11と本体部10との境界部分において保護シート3の外周縁を破断することなくスムーズに剥離できる特徴がある。なお、外形を略三角形状以外の形状とするツマミ部においても、側縁を円形の本体部の接線方向とすることで、保護シートの外周縁を破断することなくスムーズに剥離できる。
2つの側縁13を円形の本体部10の接線方向とする略三角形状のツマミ部11は、図4に示すように、2つの側縁13で形成される頂角(α)の大きさを小さくするとツマミ部11の突出量(t)が大きくなり、反対に頂角(α)の大きさを大きくするとツマミ部11の突出量(t)が小さくなる。ツマミ部11は、突出量(t)を大きくすると指で摘みやすくなるが、シール蓋1全体の面積が大きくなってコストが高くなると共に、基材シート2に保護シート3を積層してなる積層シートを所定の形状にカットしてシール蓋1とするときのロスも大きくなる。反対に、ツマミ部11の突出量(t)を小さくすると、シール蓋1全体の面積を小さくして低コストにできると共に、所定の形状にカットするときのロスを小さくできるが、保護シール3を剥離するときに指で摘み難くなる。したがって、ツマミ部11の突出量(t)は、これ等のことを考慮して最適な値に決定される。略円形状のシール蓋1における、半径方向へのツマミ部11の突出量(t)は、円形の本体部10の半径(r)の0.2倍〜1倍、好ましくは0.3倍〜0.6倍とする。また、略三角形状であるツマミ部11の頂角(α)の大きさは、60度〜120度、好ましくは80度〜100度とする。
さらに、シール蓋1は、ツマミ部11と、容器本体8のヒートシール面18に溶着してなる溶着部14との境界に沿って、保護シート3を残して基材シート2を切断してなるハーフカットライン15を設けている。ハーフカットライン15は、保護シート3を基材シート2から剥離する際に、基材シート2を分離して保護シート3を基材シート2から剥離し易くするために設けている。このハーフカットライン15は、基材シート2全体を切断して、保護シート3を切断しないように設けられている。図5に示すシール蓋1は、基材シート2をアルミニウム箔5と中間フィルム層7の多層フィルムとするので、このハーフカットライン15は、基材シート2のアルミニウム箔5と中間フィルム層7を切断するように設けている。このハーフカットライン15は、部分的に連結された破断線である。このように、基材シート2の破断部分をハーフカットされた破断線とする構造は、小さな力で確実に破断して基材シート2を分離できる。
ハーフカットライン15は、ツマミ部11が引っ張られる状態で破断されて、基材シート2を分離する。図5ないし図7に示す基材シート2は、容器本体8のヒートシール面18にヒートシールされて容器本体8の開口部を密閉する本体シート部20と、この本体シート部20から突出してツマミ部11を構成する突出部21とを備えている。ハーフカットライン15は、本体シート部20と突出部21との境界部分に設けられている。この基材シート2は、ツマミ部11が引っ張られて、ハーフカットライン15が破断されると、突出部21が本体シート部20から分離される。本体シート部20から分離される突出部21は、保護シート3から剥離されることなく、保護シート3に接着された状態に保持される。したがって、ツマミ部11は、保護シート3に突出部21が接着された状態で引っ張られて、保護シート3が基材シート2の本体シート部20から剥離される。このように、基材シート2の一部である突出部21が保護シート3に接着された状態でツマミ部11を引っ張って保護シート3を剥離する構造は、ユーザーが指で摘む部分となるツマミ部11を厚くできるので、保護シート3を剥離する際にユーザーが摘みやすい特徴がある。それは、保護シート3だけでなく、基材シート2の一部である突出部21が積層されて厚くなった多層構造のツマミ部11を指で摘んだまま保護シート3を剥離できるからである。
図3と図4のハーフカットライン15は、容器本体8のヒートシール面18の外側に位置して設けられている。図に示すハーフカットライン15は、溶着部14となるヒートシール面18の外周縁に沿う円弧状としている。このように、ハーフカットライン15を溶着部14の外周縁に沿う円弧状とするシール蓋1は、基材シート2を溶着部14の近傍で分離できるので、ヒートシール面18に固定された本体シート部20に対して保護シール3をスムーズに剥離できる特徴がある。また、ハーフカットライン15で破断されて突出部21が分離された本体シール部20の破断縁をヒートシール面18の外周縁に沿う形状にできるので、保護シール3が剥離された基材シート2の外形、言い換えると突出部21が分離された本体シート部20の外形をヒートシール面18の外形に沿う形状として外観を良くできる。ただ、ハーフカットラインは、直線状とすることもできる。
以上のハーフカットライン15は、シール蓋1が容器本体8にヒートシールされた状態で設けることができる。この方法は、容器本体8にヒートシールされたシール蓋1の正確な位置にハーフカットライン15を設けることができる。ただ、ハーフカットライン15は、シール蓋1が容器本体8にヒートシールされる前工程において設けることもできる。この方法は、基材シート2に保護シート3を積層してなる積層シートを所定の形状にカットしてシール蓋1とした後、ハーフカットライン15を設けることができ、あるいは、積層シートの所定の位置にハーフカットライン15を設けた後、積層シートを所定の形状にカットしてシール蓋1とすることができる。
以上の容器は、以下の工程で製造され、さらに、以下の工程でユーザーに使用される。
[シール蓋1の製造工程]
(1)中間フィルム層7の内側面に、文字や模様をカラー印刷する。
(2)アルミニウム箔5の表面に、アンダーコート層6を介して、中間フィルム層7を剥離しないように接着して基材シート2とする。
(3)保護シート3の内側面に、アンダーコート層12を設けた後、アンダーコート層12の表面に未硬化の熱非変成接着剤を塗布する。この熱非変成接着剤からなる熱非変成接着剤層19を剥離可能接着剤層9として、この剥離可能接着剤層9を介して保護シート3を基材シート2の表面に積層して積層シートとする。
(4)積層シートを、所定の形状に裁断してシール蓋1とする。積層シートは、円形の本体部10の外周縁にツマミ部11のある外形に裁断されてシール蓋1が作製される。
(5)図7に示すように、飲料30を充填した容器本体8を水平姿勢に配置して、容器本体8のヒートシール面18にシール蓋1を配置して、シール蓋1を容器本体8のヒートシール面18に加熱状態で加圧してヒートシールする。
(6)図3と図4に示すように、容器本体8にヒートシールされたシール蓋1のツマミ部11とヒートシール面18に溶着された溶着部14との境界に沿ってハーフカットライン15を設ける。ハーフカットライン15は、図5に示すように、保護シート3を残して基材シート2を切断する状態で設けられる。
ただ、ハーフカットライン15は、シール蓋1を容器本体8にヒートシールする前工程で設けることもできる。
以上の工程で容器本体8の開口部がシール蓋1で気密に密閉される。
以上の工程で製造された容器は、保護シート3を剥離しない状態では、ストロー31をシール蓋1に挿通できない。したがって、ユーザーは、以下のようにしてストロー31をシール蓋1に挿通し、充填された飲料30を飲むことができる。
[容器の使用工程]
(1)ユーザーが、シール蓋1のツマミ部11を指で摘んで引き上げる。このとき、ユーザーは、基材シート2の一部である突出部21が保護シート3に接着された状態のツマミ部11全体を指で摘んで引き上げる。
(2)ツマミ部11が引っ張られると、基材シート2がハーフカットライン15で破断されて、容器本体8にヒートシールされた本体シート部20と、ツマミ部11を構成する突出部21とに分離される。本体シート部20から分離された突出部21は、保護シート3から剥離されることなく、図6に示すように、保護シート3に接着された状態のまま、ツマミ部11の一部として引っ張られる。
(3)ツマミ部11がさらに引っ張られて、保護シール3が基材シート2の本体シート部20から完全に剥離される。保護シート3は、熱非変成接着剤層19と基材シート2表面の中間フィルム層7との界面で剥離されて、基材シート2の本体シート部20から剥離される。
(4)保護シート3が剥離されると、図8に示すように、基材シート2の表面が露出する。基材シート2の露出部は保護シート3で被覆されない。したがって、図8に示すように、この部分にストロー31を挿通して、飲料30をストロー31で飲むことができる。
本発明のシール蓋を有する容器は、コーヒーなどの飲み物を充填している容器であって、ストローをシール蓋に挿通して飲む容器に使用され、容器をシール蓋で密閉して、オーバーキャップを使用することなく、シール蓋の汚れを防止する容器に便利に使用される。
1…シール蓋
2…基材シート
3…保護シート
4…ヒートシール層
5…アルミニウム箔
6…アンダーコート層
7…中間フィルム層
8…容器本体
9…剥離可能接着剤層
10…本体部
11…ツマミ部
12…アンダーコート層
13…側縁
14…溶着部
15…ハーフカットライン
18…ヒートシール面
19…熱非変成接着剤層
20…本体シート部
21…突出部
30…飲料
31…ストロー
91…シール蓋
92…リング状溶着部
93…保護シート
94…非溶着領域

Claims (6)

  1. 開口縁にヒートシール面(18)を有する容器本体(8)と、この容器本体(8)のヒートシール面(18)にヒートシールして開口部を密閉してなるシール蓋(1)を有する容器であって、
    前記シール蓋(1)が前記容器本体(8)のヒートシール面(18)から突出するツマミ部(11)を有し、
    前記シール蓋(1)が、ストロー(31)で破断可能な基材シート(2)の外側面にストロー(31)で破断不可能な保護シート(3)を剥離自在に積層しており、前記基材シート(2)の内側面には前記容器本体(8)の開口縁にヒートシールされるヒートシール層(4)を積層しており、
    前記基材シート(2)はアルミニウム箔(5)を有し、かつストロー(31)で破断可能な厚さとしており、
    前記保護シート(3)はストロー(31)で破断不可能なシートであって、剥離可能接着剤層(9)を介して、前記基材シート(2)の外側面に剥離可能な状態で接着され、
    前記基材シート(2)は、アルミニウム箔(5)の外面側にアンダーコート層(6)を介してプラスチックフィルムからなる中間フィルム層(7)を剥離されないように接着してなる多層フィルムであって、この多層フィルムの厚さをストロー(31)で破断可能な厚さとしており、
    前記剥離可能接着剤層(9)が、前記シール蓋(1)を前記容器本体(8)のヒートシール面(18)にヒートシールするシール熱で変成しない熱非変成接着剤層(19)で、
    さらに、前記シール蓋(1)は、前記ツマミ部(11)と前記容器本体(8)のヒートシール面(18)に溶着してなる溶着部(14)との境界に沿って、前記保護シート(3)を残して前記基材シート(2)を切断してなるハーフカットライン(15)を設けており、
    前記シール蓋(1)が前記容器本体(8)の開口縁にヒートシールされて、前記基材シート(2)の外側面に前記保護シート(3)が積層される状態ではストロー(31)で破断不可能で、
    前記ツマミ部(11)が引っ張られて、前記ハーフカットライン(15)で前記基材シート(2)が分離されて、前記保護シート(3)が前記基材シート(2)から剥離される状態で、前記基材シート(2)がストロー(31)で破断されるようにしてなるシール蓋を有する容器。
  2. 前記ハーフカットライン(15)が、前記基材シート(2)全体を切断して、前記保護シート(3)を切断しない請求項に記載されるシール蓋を有する容器。
  3. 前記ハーフカットライン(15)が、前記基材シート(2)のアルミニウム箔(5)と中間フィルム層(7)を切断してなる請求項に記載されるシール蓋を有する容器。
  4. 前記ハーフカットライン(15)が、前記容器本体(8)のヒートシール面(18)の外側に位置する請求項1ないし3のいずれかに記載されるシール蓋を有する容器。
  5. 前記ハーフカットライン(15)が、前記シール蓋(1)が前記容器本体(8)にヒートシールされた状態で前記基材シート(2)を切断してなる請求項1ないし4のいずれかに記載されるシール蓋を有する容器。
  6. 前記基材シート(2)が、前記容器本体(8)のヒートシール面(18)にヒートシールされる本体シート部(20)と、前記本体シート部(20)から突出して前記ツマミ部(11)を構成する突出部(21)とを備え、前記本体シート部(20)と前記突出部(21)との境界部分に前記ハーフカットライン(15)が設けられており、
    前記ツマミ部(11)が引っ張られて、該ハーフカットライン(15)が破断される状態で、該本体シート部(20)から分離される該突出部(21)が接着された状態にある前記保護シール(3)が該本体シート部(20)から剥離されるようにしてなる請求項1ないし5のいずれかに記載されるシール蓋を有する容器。
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