JP6324317B2 - エポキシ樹脂混合物、エポキシ樹脂組成物およびその硬化物 - Google Patents
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Description
さらには、フリップチップタイプのパッケージにおいて、安価製造方法という側面からアンダーフィルを使用せず、一気に封止してしまうというMUFという手法が注目されている。本用途においてはチップとパッケージ基板の非常に狭い隙間を樹脂が通り抜ける必要があり、フィラーの微細化が重要となっており、この微細化により、系の粘度が上昇、ボイドの原因となる。
さらにはウエハーレベルパッケージなど再配線層に使用する封止樹脂や、ビルドアップ層に使用される相関絶縁膜等においては層の厚みが薄いこと、また線膨張率を下げるため、微細フィラーの充填が必要となる。したがって、本用途においても先と同様、樹脂組成物の低粘度化が必要となる。
即ち、本発明は、優れた流動性を有しながら、耐熱性、難燃性に優れる硬化物を与えることができるエポキシ樹脂組成物を提供できるエポキシ樹脂混合物、これを含有するエポキシ樹脂組成物、およびその硬化物を提供することを目的とする。
すなわち本発明は
(1)
1,1’−ビス(2−グリシジルオキシナフチル)と置換(もしくは無置換)の4,4’−ビスグリシジルオキシビフェニル(ただし、置換基をその芳香環に有する場合、置換基の数は4以下、炭素数は4以下である。)を含有するエポキシ樹脂混合物、
(2)
1,1’−ビス(2−グリシジルオキシナフチル)(A)と置換(もしくは無置換)の4,4’−グリシジルオキシビフェニル(B)の割合がA/B=1〜10である前項(1)に記載のエポキシ樹脂混合物、
(3)
バイノールと置換(もしくは無置換)の4,4’−ビフェノール(ただし、置換基をその芳香環に有する場合、置換基の数は4以下、炭素数は4以下である。)を混合し、エピハロヒドリンと反応させ、得られる前項(1)に記載のエポキシ樹脂混合物、
(4)
前項(1)〜(3)のいずれかに記載のエポキシ樹脂混合物、および硬化剤を含有することを必須とするエポキシ樹脂組成物、
(5)
前項(1)〜(3)のいずれかに記載のエポキシ樹脂混合物、および重合触媒を含有することを必須とするエポキシ樹脂組成物、
(6)
前項(4)又は(5)に記載のエポキシ樹脂組成物を硬化させた硬化物
を、提供するものである。
1,1’−ビス(2−グリシジルオキシナフチル)とはバイノールとエピハロヒドリンとの反応物、また4,4’−ビスグリシジルオキシビフェニル(ただし、芳香環に置換基を有する場合、置換基の数は4以下であり、炭素数は4以下である。)は4,4’−ビフェノール(ただし、芳香環に置換基を有する場合、置換基の数は4以下であり、炭素数は4以下である。)とエピハロヒドリンとの反応物である。
3.0モルを下回るとエポキシ当量が大きくなることがあり、また、できたエポキシ樹脂の作業性が悪くなることがあり、15モルを超えると溶剤量が多量になることがある。
アルカリ金属水酸化物の使用量はフェノール混合物の水酸基1モルに対して通常0.90〜1.5モルであり、好ましくは0.95〜1.25モル、より好ましくは0.99〜1.15モルである。
反応系中の水分が多い場合には、得られたエポキシ樹脂混合物において電気信頼性が低下することがあり、水分は5%以下にコントロールして合成することが好ましい。また、非極性プロトン溶媒を使用してエポキシ樹脂混合物を得た際には、電気信頼性に優れるエポキシ樹脂混合物が得られるため、非極性プロトン溶媒は好適に使用できる。
これらのエポキシ化反応の反応物を水洗後、または水洗無しに加熱減圧下でエピハロヒドリンや溶媒等を除去する。また更に加水分解性ハロゲンの少ないエポキシ樹脂混合物とするために、回収したエポキシ樹脂混合物を炭素数4〜7のケトン化合物(たとえば、メチルイソブチルケトン、メチルエチルケトン、シクロペンタノン、シクロヘキサノン等が挙げられる。)を溶剤として溶解し、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどのアルカリ金属水酸化物の水溶液を加えて反応を行い、閉環を確実なものにすることも出来る。この場合アルカリ金属水酸化物の使用量はエポキシ化に使用した本発明のフェノール混合物の水酸基1モルに対して通常0.01〜0.3モル、好ましくは0.05〜0.2モルである。反応温度は通常50〜120℃、反応時間は通常0.5〜2時間である。
本発明において、得られる最も好適なエポキシ樹脂混合物の外観としては結晶性を帯びた濁った色味(具体的には白濁 アモルファスではない)を有する。
また、エポキシ樹脂に残存している全塩素としては、好ましくは5000ppm以下、より好ましくは3000ppm以下、特に2000ppm以下であることが好ましい。なお、塩素イオン、ナトリウムイオンについては各々5ppm以下が好ましく、より好ましくは3ppm以下である。塩素イオンは先に記載し、いうまでも無いが、ナトリウムイオン等のカチオンも、特にパワーデバイス用途においては非常に重要なファクターとなり、高電圧がかかった際の不良モードの一因となる。
本発明の硬化性樹脂組成物においては、硬化剤または重合触媒を必須成分として使用する。
硬化性樹脂組成物Aにおいては本発明のエポキシ樹脂混合物と硬化剤を必須成分とする組成物である。
硬化性樹脂組成物Bにおいては本発明のエポキシ樹脂混合物と重合触媒を必須成分とする組成物である。
本発明の硬化性樹脂組成物Bが含有しうる重合触媒としては、熱または光により重合させる触媒であれば限定なく使用できるが、具体的には、硬化促進剤または酸性硬化触媒が使用できる。
硬化剤による熱硬化(硬化性樹脂組成物A)
本発明の硬化性樹脂組成物Aが含有する硬化剤としては例えばフェノール樹脂、フェノール系化合物、アミン系化合物、酸無水物系化合物、アミド系化合物、カルボン酸系化合物などが挙げられる。
用いうる硬化剤の具体例としては以下の通りである。
フェノール樹脂、フェノール化合物;ビスフェノールA、ビスフェノールF、ビスフェノールS、フルオレンビスフェノール、テルペンジフェノール、4,4’−ビフェノール、2,2’−ビフェノール、3,3’,5,5’−テトラメチル−[1,1’−ビフェニル]−4,4’−ジオール、ハイドロキノン、レゾルシン、ナフタレンジオール、トリス−(4−ヒドロキシフェニル)メタン、1,1,2,2−テトラキス(4−ヒドロキシフェニル)エタン、フェノール類(フェノール、アルキル置換フェノール、ナフトール、アルキル置換ナフトール、ジヒドロキシベンゼン、ジヒドロキシナフタレン等)とホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、ベンズアルデヒド、p−ヒドロキシベンズアルデヒド、o−ヒドロキシベンズアルデヒド、p−ヒドロキシアセトフェノン、o−ヒドロキシアセトフェノン、ジシクロペンタジエン、フルフラール、4,4’−ビス(クロロメチル)−1,1’−ビフェニル、4,4’−ビス(メトキシメチル)−1,1’−ビフェニル、1,4’−ビス(クロロメチル)ベンゼン、1,4’−ビス(メトキシメチル)ベンゼン等との重縮合物及びこれらの変性物、テトラブロモビスフェノールA等のハロゲン化ビスフェノール類、テルペンとフェノール類の縮合物などのポリフェノール類が挙げられるが、これらに限定されるものではない。これらは単独で用いてもよく、2種以上を用いてもよい。
本発明においては特に信頼性の面からフェノール樹脂の使用が好ましい。
光安定剤としては、ヒンダートアミン系の光安定剤、特にHALS等が好適である。HALSとしては特に限定されるものではないが、代表的なものとしては、ジブチルアミン・1,3,5−トリアジン・N,N’―ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル−1,6−ヘキサメチレンジアミンとN−(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)ブチルアミンの重縮合物、コハク酸ジメチル−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン重縮合物、ポリ〔{6−(1,1,3,3−テトラメチルブチル)アミノ−1,3,5−トリアジン−2,4−ジイル}{(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)イミノ}ヘキサメチレン{(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)イミノ}〕、ビス(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル)〔〔3,5−ビス(1,1−ジメチルエチル)−4−ヒドリキシフェニル〕メチル〕ブチルマロネート、ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)セバケート、ビス(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル)セバケート、ビス(1−オクチロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)セバケート、2−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)−2−n−ブチルマロン酸ビス(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル)、等が挙げられる。HALSは1種のみが用いられても良いし、2種類以上が併用されても良い。
酸性硬化触媒を用いて硬化させる本発明の硬化性樹脂組成物Bは、酸性硬化触媒として光重合開始剤あるいは熱重合開始剤を含有する。さらに、希釈剤、重合性モノマー、重合性オリゴマー、重合開始補助剤、光増感剤等の各種公知の化合物、材料等を含有していてもよい。また、所望に応じて無機充填材、着色顔料、紫外線吸収剤、酸化防止剤、安定剤等、各種公知の添加剤を含有してもよい。
以下に実施例で用いた各種分析方法について記載する。
エポキシ当量: JIS K 7236 (ISO 3001) に準拠
ICI溶融粘度: JIS K 7117−2 (ISO 3219) に準拠
軟化点: JIS K 7234 に準拠
GPC:
カラム(Shodex KF−603、KF−602.5、KF−602、KF−601x2)
連結溶離液はテトラヒドロフラン
流速は0.5ml/min.
カラム温度は40℃
検出:RI(示差屈折検出器)
撹拌機、還流冷却管、撹拌装置を備えたフラスコに、窒素パージを施しながらバイノール214.7部、4,4’−ビフェノール46.6部、エピクロロヒドリン740部、ジメチルスルホキシド296部を加え、撹拌下で溶解し、45℃にまで昇温した。次いでフレーク状の水酸化ナトリウム84部を90分かけて分割添加した後、更に45℃で2時間、70℃で75分反応を行った。反応終了後,油層からロータリーエバポレーターを用いて減圧下、過剰のエピクロルヒドリン等の溶剤類を留去した。残留物にメチルイソブチルケトン800部を加え溶解し、水洗後、75℃にまで昇温した。撹拌下で30重量%の水酸化ナトリウム水溶液30部を加え、1時間反応を行った後、油層の洗浄水が中性になるまで水洗を行い、得られた溶液から、ロータリーエバポレーターを用いて減圧下にメチルイソブチルケトン等を留去することで本発明のエポキシ樹脂混合物(EP1)360部を得た。得られたエポキシ樹脂のエポキシ当量は207g/eq.、軟化点87.5℃、150℃におけるICI溶融粘度は0.03Pa・s以下であった。
撹拌機、還流冷却管、撹拌装置を備えたフラスコに、窒素パージを施しながらバイノール214部、エピクロロヒドリン555部(4モル当量 対 フェノール樹脂)、メタノール55部を加え、撹拌下で溶解し、70〜75℃にまで昇温した。次いでフレーク状の水酸化ナトリウム60部を90分かけて分割添加した後、更に75℃で75分反応を行った。反応終了後,水400部で水洗を行い、油層からロータリーエバポレーターを用いて減圧下、過剰のエピクロルヒドリン等の溶剤類を留去した。残留物にメチルイソブチルケトン500部を加え溶解し、75℃にまで昇温した。撹拌下で30重量%の水酸化ナトリウム水溶液10部、メタノール10部を加え、1時間反応を行った後、油層の洗浄水が中性になるまで水洗を行い、得られた溶液から、ロータリーエバポレーターを用いて減圧下にメチルイソブチルケトン等を留去することでエポキシ樹脂混合物(EP2)403部を得た。得られたエポキシ樹脂のエポキシ当量は230g/eq.、軟化点58℃、150℃におけるICI溶融粘度は0.07Pa・sであった。
バイノール214.7部、4,4’−ビフェノール46.6部を、3,3’,5,5’−テトラメチルビフェニル−4,4’−ジオール242部に変えた以外は実施例21と同様に合成した。その結果、エポキシ樹脂(EP3)349部を得た。得られたエポキシ樹脂のエポキシ当量は190g/eq.、軟化点107℃、150℃におけるICI溶融粘度は0.03Pa・s以下であった。
<耐熱性試験>
前記で得られたエポキシ樹脂を表1の割合(重量部)で配合し、ミキシングロールを用いて均一に混合・混練し、封止用エポキシ樹脂組成物を得た。このエポキシ樹脂組成物をミキサーにて粉砕し、更にタブレットマシーンにてタブレット化した。このタブレット化されたエポキシ樹脂組成物をトランスファー成型(175℃×60秒)し、更に脱型後160℃×2時間+180℃×6時間の条件で硬化、評価用試験片を得た。
なお、硬化物の物性は以下の要領で測定した。
・耐熱性(HDT):JIS K 7191に準拠して測定した。
<耐熱性試験・難燃性試験>
前記で得られたエポキシ樹脂を表2の割合(重量部)で配合し、ミキシングロールを用いて均一に混合・混練し、封止用エポキシ樹脂組成物を得た。このエポキシ樹脂組成物をミキサーにて粉砕し、更にタブレットマシーンにてタブレット化した。このタブレット化されたエポキシ樹脂組成物をトランスファー成型(175℃×60秒)し、更に脱型後160℃×2時間+180℃×6時間の条件で硬化、評価用試験片を得た。難燃性試験結果も表2に示す。尚、硬化促進剤C1は上記と同じものである。
なお、硬化物の物性は以下の要領で測定した。
・残炎時間:5個1組のサンプルに10回接炎したあとの残炎時間の合計
・耐熱性(DMA)
動的粘弾性測定器:TA−instruments、DMA−2980
測定温度範囲:−30〜280℃
温速度:2℃/分
試験片サイズ:5mm×50mmに切り出した物を使用した(厚みは約800μm)
Tg:Tan−δのピーク点をTgとした
<流動性試験>
前記で得られたエポキシ樹脂を表3の割合(重量部)で配合し、ミキシングロールを用いて均一に混合・混練し、封止用エポキシ樹脂組成物を得た。このエポキシ樹脂組成物をミキサーにて粉砕し、更にタブレットマシーンにてタブレット化した。このタブレット化されたエポキシ樹脂組成物をトランスファー成型機にて175℃、成型圧力70Kg/cm2の条件でスパイラルフローを測定した。尚、硬化剤P2、硬化促進剤C1、無機充填材、カップリング剤、離型剤は上記と同じものである。
<耐熱性・吸水性試験における他構造との比較>
下記に示すエポキシ樹脂を表4の割合(重量部)で配合し、ミキシングロールを用いて均一に混合・混練し、封止用エポキシ樹脂組成物を得た。このエポキシ樹脂組成物をミキサーにて粉砕し、更にタブレットマシーンにてタブレット化した。このタブレット化されたエポキシ樹脂組成物をトランスファー成型(175℃×60秒)し、更に脱型後160℃×2時間+180℃×6時間の条件で硬化、評価用試験片を得た。
なお、硬化物の物性は以下の要領で測定した。
・吸水率:100℃の水に24時間浸漬後の重量増加百分率
EP5: フェノールアラルキル型エポキシ樹脂とビフェノール型エポキシ樹脂の混合物(エポキシ当量214g/eq. 軟化点 102℃ ICI溶融粘度 0.09Pa・s)
EP6: ビフェニルタイプフェノールアラルキル型エポキシ樹脂とビフェノール型エポキシ樹脂の混合物(エポキシ当量240g/eq. 軟化点 93℃ ICI溶融粘度 0.03Pa・s)
<機械強度・線膨張率・吸湿率・耐クラック特性、耐衝撃性、成型収縮、ゲルタイム>
エポキシ樹脂EP1を207部、P1を103部、C1を2部配合し、ミキシングロールを用いて均一に混合・混練し、封止用エポキシ樹脂組成物を得た。このエポキシ樹脂組成物をミキサーにて粉砕し、更にタブレットマシーンにてタブレット化した。このタブレット化されたエポキシ樹脂組成物をトランスファー成型(175℃×60秒)し、更に脱型後160℃×2時間+180℃×6時間の条件で硬化、評価用試験片を得た。
なお、硬化物の物性は以下の要領で測定した。
・線膨張率: JIS K 7244に準拠してTMAを測定し、そのα1を測定した。
・吸湿率: 85℃、85%の条件の恒温恒湿槽に24時間放置 重量増加量を測定した。
・耐クラック特性: K1cの測定 ASTM E−399に準拠
・耐衝撃性: アイゾット衝撃試験 JIS K 6911準拠
・成型収縮: 金型との差を測定 JIS K 6911準拠
・ゲルタイム: 175℃のホットプレート上で測定
・線膨張率: 57ppm
・吸湿率: 0.75%
・耐クラック特性:19Nmm-1.5
・耐衝撃性: 5.7kJ/m2
・成型収縮: 1.75%
・ゲルタイム: 59秒
<流動性試験>
前記で得られたエポキシ樹脂を表5の割合(重量部)で配合し、ミキシングロールを用いて均一に混合・混練し、封止用エポキシ樹脂組成物を得た。このエポキシ樹脂組成物をミキサーにて粉砕し、更にタブレットマシーンにてタブレット化した。このタブレット化されたエポキシ樹脂組成物をトランスファー成型機にて175℃、成型圧力70Kg/cm2の条件でスパイラルフローを測定した。尚、硬化剤P2、硬化促進剤C1、無機充填材、カップリング剤、離型剤は上記と同じものである。
なお、本出願は、2012年11月8日付で出願された日本国特許出願(特願2012−246258)に基づいており、その全体が引用により援用される。また、ここに引用されるすべての参照は全体として取り込まれる。
Claims (6)
- 1,1’−ビス(2−グリシジルオキシナフチル)(A)と置換もしくは無置換の4,4’−グリシジルオキシビフェニル(B)の割合がA/B=1〜10である請求項1に記載のエポキシ樹脂混合物。
- 請求項1〜3のいずれかに記載のエポキシ樹脂混合物、および硬化剤を含有するエポキシ樹脂組成物。
- 請求項1〜3のいずれかに記載のエポキシ樹脂混合物、および重合触媒を含有するエポキシ樹脂組成物。
- 請求項4又は5に記載のエポキシ樹脂組成物を硬化させた硬化物。
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