JP6323301B2 - バルブタイミング調整装置 - Google Patents
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Description
しかしながら、精度よく所望の位相に保持するために遊星回転体と第一回転体または第二回転体との摩擦力を大きくしようとすると、付勢力を大きくするために付勢部材の体格が大きくなる。このため、バルブタイミング調整装置の体格が大きくなる。また、精度よく所望の位相に保持するためにモータのコギングトルクを大きくしようとすると、モータの回転特性が悪化する。このため、モータの性能が低下し、バルブタイミング調整装置の特性が悪化する。
偏心シャフトは、第一軸の延長上に設けられるモータに連結可能であり、第一軸の軸心まわりに回転可能に支持されている。偏心シャフトは、軸心に対し偏心する偏心部を有する。
遊星回転体は、偏心シャフトの径方向外側に設けられ、外歯車を有し、偏心部まわりに回転可能に支持される。
内歯車は、第一軸と同軸上に位置し、外歯車と噛み合い可能に設けられる。
第一回転体は、内歯車と一体に、軸心まわりを回転可能に設けられる。
第二回転体は、第一軸と同軸上に位置し、第一軸の端部に固定されつつ遊星回転体と一体にまたは遊星回転体の回転に対して所定の比率で回転可能に設けられる。
スプロケットは、第二軸に連結可能であり、第一回転体と一体に設けられる。
軸受は、偏心部と遊星回転体との間に設けられている。軸受は、偏心シャフトの周方向に移動可能な複数の転動体、偏心部の径方向外側に設けられ複数の転動体を回転可能に支持する支持部材、支持部材と遊星回転体との間に遊星回転体と一体に回転可能に設けられ複数の転動体を周方向に移動可能に支持する外輪部材、及び、支持部材と偏心部との間に偏心部と一体に回転可能に設けられ複数の転動体を周方向に移動可能に支持する内輪部材を有する。軸受は、偏心シャフトに対して遊星回転体を回転可能に支持する。
付勢力発生部は、軸受の径方向内側に少なくとも二つ以上設けられ、軸受を経由して遊星回転体を径外方向に付勢する。
本発明のバルブタイミング調整装置は、複数の付勢力発生部の一の付勢力発生部が複数の転動体の第一の転動体と第一の転動体に隣り合う第二の転動体との間に位置する内輪部材に径外方向の付勢力を作用させるとき、一の付勢力発生部に隣り合う他の付勢力発生部の少なくとも一つは、第一の転動体に対して第二の転動体とは反対側の第三の転動体と第一の転動体との間に位置する内輪部材に径外方向の付勢力を作用させることを特徴とする。
このように、本発明のバルブタイミング調整装置では、転動体が周方向に移動しないよう転動体に直接付勢力を作用させる場合に比べ小さい付勢力によって偏心シャフトに対する遊星回転体の相対回転を規制することができる。これにより、付勢力発生部を小さくすることができる。したがって、体格を小さくしつつ、内燃機関が停止しているとき遊星回転体を介した第一回転体に対する第二回転体の位相を所望の位相に確実に保持し、内燃機関が始動するときのバルブタイミングを所望のバルブタイミングとすることができる。
本発明の第一実施形態によるバルブタイミング調整装置を図1から図8に示す。
最初に、バルブタイミング調整装置1と「内燃機関」としてのエンジン5との関係について図2に基づいて説明する。
エンジン5は、ガソリンなどの燃焼によって発生する回転駆動力を外部に出力する「駆動軸」及び「第二軸」としてのクランク軸6を有する。クランク軸6が出力する回転駆動力は、タイミングベルト9を経由して「従動軸」及び「第一軸」としての吸気側カム軸7及び排気側カム軸8にそれぞれ伝達される。吸気側カム軸7及び排気側カム軸8が回転すると、図示しない「バルブ」としての吸気バルブ及び排気バルブが開閉する。第一実施形態では、吸気側カム軸7にバルブタイミング調整装置1が設けられている。
ECU10は、マイクロコンピュータを主体として構成され、内蔵されたROM(記憶媒体)に記憶された各種のエンジン制御プログラムを実行することで、エンジンの運転状態に応じて燃料噴射弁の燃料噴射量や点火プラグの点火時期を制御する。ECU10は、電気的に接続しているカム角センサ11やクランク角センサ12が出力する信号に基づいて実際のカム軸位相を算出するとともに、エンジンの運転条件に応じて目標とするカム軸位相を算出する。ECU10では、目標とするカム軸位相からモータ70の目標回転を算出し、算出された目標回転に応じた信号がEDU13に出力される。
EDU13は、ECU10が出力する目標回転に応じた電流をモータ70に通電する。バルブタイミング調整装置1は、EDU13が通電する電流に基づいて駆動するモータ70の駆動力を用いてクランク軸6に対する吸気側カム軸7の位相を目標とするカム軸位相に変更する。これにより、エンジン5では、カム軸位相の変更によって吸気バルブの開閉タイミングが変更される。
バルブタイミング調整装置1は、ハウジング20、偏心シャフト30、軸受32、ばね60、65、遊星回転体40、及び、「第二回転体」としてのカム軸側回転体50を備えている。バルブタイミング調整装置1は、吸気側カム軸7の延長上に設けられ、例えば、図示しないチェーンカバーに固定されるモータ70によって駆動される電動式バルブタイミング調整装置である。
リアフランジ部222は、軸心AX1方向においてカム軸側回転体50の吸気側カム軸7側に位置している。
当接部601は、周方向に延びるよう形成されている。当接部601は、ばね収容空間310を形成する内壁に当接する。
二つの湾曲部602、603は、当接部601の両端から径外方向に向かって延びた後、湾曲部602は湾曲部603に向かって延びるよう、また、湾曲部603は湾曲部602に向かって延びるよう形成されている。湾曲部602、603の径方向外側の外壁604、605は、内輪部材36の径方向内側の内壁360に当接している。
ばね60は、湾曲部602、603の弾性変形によって軸受32を経由して遊星回転体40を径外方向に付勢する付勢力を発生している。湾曲部602は、特許請求の範囲に記載の「一の付勢力発生部」に相当する。湾曲部603は、特許請求の範囲に記載の「一の付勢力発生部に隣り合う他の付勢力発生部の少なくとも一つ」に相当する。
付勢力F602と付勢力F603との合力F61は、遊星回転体40を径外方向に付勢している(図3参照)。
当接部651は、周方向に延びるよう形成されている。当接部651は、ばね収容空間315を形成する内壁に当接する。
二つの湾曲部652、653は、当接部651の両端から径外方向に向かって延びた後、湾曲部652は湾曲部653に向かって延びるよう、また、湾曲部653は湾曲部652に向かって延びるよう形成されている。湾曲部652、653の径方向外側の外壁654、655は、内輪部材36の径方向内側の内壁360に当接している。
ばね65は、湾曲部652、653の弾性変形によって軸受32を経由して遊星回転体40を径外方向に付勢する付勢力を発生している。湾曲部652は、特許請求の範囲に記載の「一の付勢力発生部」に相当する。湾曲部653は、特許請求の範囲に記載の「一の付勢力発生部に隣り合う他の付勢力発生部の少なくとも一つ」に相当する。
付勢力F652と付勢力F653との合力F65は、遊星回転体40を径外方向に付勢している(図3参照)。
図3を用いて具体的に説明すると、ばね60の中心C60と軸心AX1上の点とを結ぶ線を仮想線VL60とし、ばね65の中心C65と軸心AX1上の点とを結ぶ線を仮想線VL65とすると、仮想線VL60と仮想線VL65とがなす角度δ1は、一つのボール33の中心C330と軸心AX1上の点とを結ぶ線である仮想線VL30と当該一つのボール33に隣り合う他のボール33の中心C339と軸心AX1上の点とを結ぶ線である仮想線VL39とがなす角度δ0の4倍となっている。これにより、湾曲部602に対する湾曲部652、及び、湾曲部603に対する湾曲部653は、隣り合うボール33の間隔の4倍離れた位置に設けられる。また、湾曲部602に対する湾曲部653は、隣り合うボール33の間隔の5倍離れた位置に設けられる。また、湾曲部603に対する湾曲部652は、隣り合うボール33の間隔の3倍離れた位置に設けられる。
一方、回転角度θ1と回転角度θ2との中間の回転角度である回転角度θ3では、ばね60、65の合力F60、F65はボール33の直下に作用するため、内輪部材36は変形しにくい。具体的には、図7に示すように、ばね65の湾曲部652、653がボール336、337の径内方向に位置していると、支持部材34と内輪部材36との間に隙間がないため、内輪部材36が変形しない。これにより、軸受32に作用する回転阻害力は、湾曲部652、653が内輪部材36の部位363、364に作用する場合に比べ小さくなる。特に、回転角度θ3では、ばね65の付勢力は、ボール33の直下の内輪部材36に作用するため、最小となる。すなわち、回転阻害力が最大となるときの回転角度と最小となるときの回転角度は、隣り合うボール33が軸心AX1となす角度δ0の半分の角度となる。ここでは、図7に基づいてばね65の作用を説明したが、同じバルブタイミングにおいてはばね60も同様である。
このように、第一実施形態によるバルブタイミング調整装置1では、回転阻害力が最大となる回転角度と回転阻害力が最小となる回転角度とが周期的に交互に設けられる。これにより、支持部材34の周方向の力の掛かり方が均一となるため、支持部材34の負荷を低減することができる。
バルブタイミング調整装置が備える軸受のうちフロントハウジングを回転可能に支持する軸受としては、比較的離れた位置にある当該ばねの付勢力や比較的離れた位置にある遊星回転体の回転によるモーメントを耐えるため、軸心AX1方向に二つのボールが並ぶよう配置されている、いわゆる、複式軸受が用いられる。バルブタイミング調整装置の製造段階において、フロントハウジング側の軸受を複式軸受とすると、部品の種類を少なくしバルブタイミング調整装置の製造コストを低減するために遊星回転体側の軸受も複式軸受とする場合がある。このため、付勢力を大きくするため比較的体格が大きいばねが設けられるとともに軸心方向にボールが四つ並ぶため、バルブタイミング調整装置の軸心方向の長さが長くなり、体格が比較的大きくなる。
また、一つの軸受において軸心AX1方向に並んでいるボールが周方向にずれると、内輪部材の変形の度合いが小さくなる。このため、内輪部材の変形によってボールの周方向の移動を規制する本案の効果(a)の効果の度合いが小さくなる。
次に、本発明の第二実施形態によるバルブタイミング調整装置を図9〜11に基づいて説明する。第二実施形態は、二つのばねの位置関係が第一実施形態と異なる。なお、第一実施形態と実質的に同一の部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
当接部801は、周方向に延びるよう形成されている。当接部801は、ばね収容空間310を形成する内壁に当接する。
二つの湾曲部802、803は、当接部801の両端から径方向外側に延びた後、湾曲部802は湾曲部803に向かって延びるよう、また、湾曲部803は、湾曲部802に向かって延びるよう形成されている。湾曲部802、803の径方向外側の外壁804、805は、内輪部材36の径方向内側の内壁360に当接している。ばね80は、湾曲部802、803の弾性変形によって軸受32を経由して遊星回転体40を径外方向に付勢する。湾曲部802は、特許請求の範囲に記載の「一の付勢力発生部」に相当する。湾曲部803は、特許請求の範囲に記載の「一の付勢力発生部に隣り合う他の付勢力発生部の少なくとも一つ」に相当する。
付勢力F802と付勢力F803との合力は、遊星回転体40を径外方向に付勢している。
当接部851は、周方向に延びるよう形成されている。当接部851は、ばね収容空間317を形成する内壁に当接する。
二つの湾曲部852、853は、当接部851の両端から径方向外側に延びた後、湾曲部852は湾曲部853に向かって延びるよう、また、湾曲部853は湾曲部852に向かって延びるよう形成されている。湾曲部852、853の径方向外側の外壁854、855は、内輪部材36の径方向内側の内壁360に当接している。ばね85は、湾曲部852、853の径方向外側への弾性変形によって軸受32を経由して遊星回転体40を径外方向に付勢する。湾曲部852は、特許請求の範囲に記載の「一の付勢力発生部」に相当する。湾曲部853は、特許請求の範囲に記載の「一の付勢力発生部に隣り合う他の付勢力発生部の少なくとも一つ」に相当する。
付勢力F852と付勢力F853との合力は、遊星回転体40を径外方向に付勢している。
より具体的には、ばね80の中心C80と軸心AX1上の点とを結ぶ線を仮想線VL80とし、ばね85の中心C85と軸心AX1上の点とを結ぶ線を仮想線VL85とすると、仮想線VL80と仮想線VL85とがなす角度は、一つのボール33の中心と軸心AX1上の点とを結ぶ線である仮想線と当該一つのボール33に隣り合う他のボール33の中心と軸心AX1上の点とを結ぶ線である仮想線とがなす角度δ0の3.5倍となっている。これにより、湾曲部802に対する湾曲部852、及び、湾曲部803に対する湾曲部853は、隣り合うボール33の間隔の4.5倍離れた位置に設けられる。また、湾曲部802に対する湾曲部853は、隣り合うボール33の間隔の5.5倍離れた位置に設けられる。また、湾曲部803に対する湾曲部852は、隣り合うボール33の間隔の3.5倍離れた位置に設けられる。
(ア)上述の実施形態では、バルブタイミング調整装置は、「付勢力発生部」を二つ有する「付勢手段」を二つ備えるとした。しかしながら、本発明のバルブタイミング調整装置が有する「付勢力発生部」の数はこれに限定されない。「付勢力発生部」は少なくとも二つ以上有すればよい。また、本発明のバルブタイミング調整装置が有する「付勢手段」の数はこれに限定されない。「付勢手段」はなくてもよいし、一つまたは三つ以上であってもよい。
211 ・・・第一内歯車(内歯車)、
212 ・・・フロントフランジ部(第一回転体)、
30 ・・・偏心シャフト、
31 ・・・偏心部、
32 ・・・軸受、
33、331、332、333、334、335、336、337、338・・・ボール(転動体)、
34 ・・・支持部材、
36 ・・・内輪部材、
40 ・・・遊星回転体、
41 ・・・第一外歯車(外歯車)、
50 ・・・カム軸側回転体(第二回転体)、
602、603、652、653、802、803、852、853・・・湾曲部(付勢力発生部)。
Claims (7)
- 内燃機関(5)の駆動軸(6)から従動軸(7)までの駆動力伝達系に設けられ、前記従動軸が開閉駆動するバルブのバルブタイミングを調整するバルブタイミング調整装置(1、2)であって、
前記駆動軸および前記従動軸の一方を第一軸とし、他方を第二軸とすると、
前記第一軸の延長上に設けられるモータ(70)に連結可能であり、前記第一軸の軸心(AX1)まわりに回転可能に支持され、前記軸心に対し偏心する偏心部(31)を有する偏心シャフト(30)と、
前記偏心シャフトの径方向外側に設けられ、外歯車(41)を有し、前記偏心部まわりに回転可能に支持される遊星回転体(40)と、
前記第一軸と同軸上に位置し、前記外歯車と噛み合い可能に設けられる内歯車(211)と、
前記内歯車と一体に、前記軸心まわりを回転可能に設けられる第一回転体(212)と、
前記第一軸と同軸上に位置し、前記第一軸の端部に固定されつつ前記遊星回転体と一体にまたは前記遊星回転体の回転に対して所定の比率で回転可能に設けられる第二回転体(50)と、
前記第二軸に連結可能であり、前記第一回転体と一体に設けられるスプロケット(25)と、
前記偏心部と前記遊星回転体との間に設けられ、前記偏心シャフトの周方向に移動可能な複数の転動体(33、331、332、333、334、335、336、337、338)、前記偏心部の径方向外側に設けられ複数の前記転動体を回転可能に支持する支持部材(34)、前記支持部材と前記遊星回転体との間に前記遊星回転体と一体に回転可能に設けられ複数の前記転動体を周方向に移動可能に支持する外輪部材(35)、及び、前記支持部材と前記偏心部との間に前記偏心部と一体に回転可能に設けられ複数の前記転動体を周方向に移動可能に支持する内輪部材(36)を有し、前記偏心シャフトに対して前記遊星回転体を回転可能に支持する軸受(32)と、
前記軸受の径方向内側に少なくとも二つ以上設けられ、前記軸受を経由して前記遊星回転体を径外方向に付勢する付勢力発生部(602、603、652、653、802、803、852、853)と、
を備え、
複数の前記付勢力発生部の一の付勢力発生部(602、652、802、852)が複数の前記転動体の第一の転動体(332、337)と前記第一の転動体に隣り合う第二の転動体(331、336)との間に位置する内輪部材(361、363)に径外方向の付勢力を作用させるとき、前記一の付勢力発生部に隣り合う他の付勢力発生部の少なくとも一つ(603、653、803、853)は、前記第一の転動体に対して前記第二の転動体とは反対側の第三の転動体(333、338)と前記第一の転動体との間に位置する内輪部材(362、364)に径外方向の付勢力を作用させることを特徴とするバルブタイミング調整装置。 - 複数の前記付勢力発生部が前記遊星回転体を付勢する方向は、それぞれ異なることを特徴とする請求項1に記載のバルブタイミング調整装置。
- 複数の前記付勢力発生部の付勢力(F602、F603、F652、F653)の合力(F60)は、前記内歯車と前記外歯車とが噛み合うよう前記遊星回転体を付勢することを特徴とする請求項1または2に記載のバルブタイミング調整装置。
- 前記一の付勢力発生部及び前記一の付勢力発生部に隣り合う他の付勢力発生部の少なくとも一つを除く付勢力発生部と前記一の付勢力発生部との間隔は、隣り合う前記転動体の間隔の自然数倍であることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のバルブタイミング調整装置。
- 前記一の付勢力発生部及び前記一の付勢力発生部に隣り合う他の付勢力発生部の少なくとも一つを除く付勢力発生部と前記一の付勢力発生部との間隔は、隣り合う前記転動体の間隔の自然数倍に隣り合う前記転動体の間隔の半分の間隔を加えた間隔であることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のバルブタイミング調整装置。
- 前記軸受は、軸心方向に前記転動体が一つのみ設けられることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載のバルブタイミング調整装置。
- 前記一の付勢力発生部と前記他の付勢力発生部とは、一つの付勢手段(60、65、80、85)として一体に形成されることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載のバルブタイミング調整装置。
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