JP6228065B2 - バルブタイミング調整装置 - Google Patents

バルブタイミング調整装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6228065B2
JP6228065B2 JP2014084349A JP2014084349A JP6228065B2 JP 6228065 B2 JP6228065 B2 JP 6228065B2 JP 2014084349 A JP2014084349 A JP 2014084349A JP 2014084349 A JP2014084349 A JP 2014084349A JP 6228065 B2 JP6228065 B2 JP 6228065B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
internal gear
gear
internal
valve timing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014084349A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015203392A (ja
Inventor
広樹 ▲高▼橋
広樹 ▲高▼橋
誠 大坪
誠 大坪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2014084349A priority Critical patent/JP6228065B2/ja
Publication of JP2015203392A publication Critical patent/JP2015203392A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6228065B2 publication Critical patent/JP6228065B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Valve Device For Special Equipments (AREA)

Description

本発明は、バルブタイミング調整装置に関する。
従来、モータを利用して内燃機関の吸気弁または排気弁のバルブタイミングを調整するバルブタイミング調整装置が知られている。こうしたバルブタイミング調整装置の一種に、内燃機関の始動性確保と燃費・出力向上との両立を図るべく、内燃機関の始動時においてクランク軸に対するカム軸の回転位相を最進角位相と最遅角位相との間の中間位相に保持可能としたものがある。
例えば特許文献1に開示されたバルブタイミング調整装置は、内燃機関停止時にモータにより所望の中間位相を実現した後、モータへの通電を停止する。また、モータがモータ軸に発生させるコギングトルクのピーク値は、カム軸から遊星歯車機構を通じてモータ軸に伝わる正負のカムトルクの絶対値よりも大きくなるように設定される。これにより、内燃機関の停止に伴ってモータへの通電が停止されたとき、カムトルクがモータ軸に作用したとしても、コギングトルクが当該カムトルクに打ち勝つことでモータ軸が保持される。そのため、内燃機関停止時のカム軸の回転位相を内燃機関の始動に適切な位相に保持することができる。
特開2008−2362号公報
しかしながら、特許文献1に開示されたバルブタイミング調整装置には、モータのコギングトルクが大きくなることに起因してカム軸の回転位相の制御性が低下するという問題がある。
本発明は、上述の点に鑑みてなされたものであり、その目的は、カム軸の回転位相の制御性を低下させることなく、内燃機関停止時のカム軸の回転位相を内燃機関の始動に適切な位相に保持することができるバルブタイミング調整装置を提供することである。
本発明によるバルブタイミング調整装置は、偏心軸、第1内歯車、遊星回転体、第2内歯車、ハウジングおよびスプロケットを備えている。
駆動軸および従動軸の一方を第1軸とし、他方を第2軸とすると、偏心軸は、第1軸の延長上に設けられるモータに連結可能であり、第1軸の軸心まわりに回転可能に支持され、第1軸の軸心に対し偏心する偏心部を有している。第1内歯車は、偏心軸に対し径方向外側に設けられ、第1軸と同軸上に位置している。遊星回転体は、第1内歯車と噛み合っている第1外歯車、および、軸方向において第1軸と第1外歯車との間に位置している第2外歯車を有し、偏心軸により偏心部まわりに回転可能に支持されている。
第2内歯車は、第2外歯車と噛み合っている内歯部、および、第1軸の端部に固定されるフランジ部を有している。ハウジングは、偏心軸を第1軸の軸心まわりに回転可能に支持している軸支持部、および、第2内歯車を第1軸の軸心まわりに回転可能に支持している内歯支持部を有している。スプロケットは、第2軸に連結可能であり、ハウジングと一体に設けられている。第2外歯車およびスプロケットは、ハウジングのうち第2内歯車に嵌合している部分である内歯支持部と第1軸に嵌合している部分との両方に対し共に軸方向で離間している。
このように構成することで、第2外歯車が第2内歯車との噛み合い反力により噛み合い部とは反対側に押し付けられるとともに、スプロケットがチェーンの張力により当該チェーンとは反対側に押し付けられる結果、遊星回転体、偏心軸、ハウジングおよび第1内歯車には、第2内歯車とハウジングの内歯支持部との接触箇所を中心としたモーメントが作用する。これにより、第2内歯車が軸方向において第1内歯車またはハウジング等と摩擦接触することによって、第2内歯車には、ハウジングに対する相対回転を抑制しようとする抵抗トルクが発生する。
そのため、内燃機関の停止に伴ってカム軸の回転位相が内燃機関の始動に適切な位相に制御された後、モータへの通電が停止されたとき、上記抵抗トルクがカムトルクに打ち勝つことでカム軸の回転位相を保持することができる。したがって、モータのコギングトルクを大きくすることなく、つまりカム軸の回転位相の制御性を低下させることなく、内燃機関停止時のカム軸の回転位相を内燃機関の始動に適切な位相に保持することができる。
ここで、特許文献1に記載のようにモータのコギングトルクを大きくするには比較的強い磁力を持つ磁石が必要であり、モータの大型化および製造コスト増加を招く。
これに対し、本発明によれば、モータのコギングトルクを大きくする必要がないため、モータの大型化および製造コスト増加を回避可能である。
本発明の一実施形態によるバルブタイミング調整装置を説明する断面図である。 図1のII−II線断面図である。 図1のIII−III線断面図である。 図1のIV−IV線断面図である。 図1のバルブタイミング調整装置を模式的に示す断面図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づき説明する。
<一実施形態>
本発明の一実施形態によるバルブタイミング調整装置を図1に示す。バルブタイミング調整装置10は、内燃機関90のクランク軸91に対しカム軸92を相対回転させることによって、カム軸92が開閉駆動する図示しない吸気弁のバルブタイミングを調整するものであり、クランク軸91からカム軸92までの駆動力伝達系に設けられている。クランク軸91は、特許請求の範囲に記載の「駆動軸、第2軸」に相当し、カム軸92は、特許請求の範囲に記載の「従動軸、第1軸」に相当し、吸気弁は、特許請求の範囲に記載の「バルブ」に相当する。
[全体構成]
先ず、バルブタイミング調整装置10の全体構成について図1〜図4を参照して説明する。
バルブタイミング調整装置10は、モータ93により駆動される電動式であり、ハウジング20、スプロケット25、偏心軸30、第1内歯車40、遊星回転体50および第2内歯車60を備えている。モータ93は、カム軸92の延長上に設けられ、例えば図示しないチェーンカバーに固定される。
ハウジング20は、モータ93側に位置しているフロントハウジング21と、カム軸92側に位置しているリアハウジング22とから構成されている。フロントハウジング21の内側には軸受23が設けられている。フロントハウジング21は、ボルト24によってリアハウジング22に固定されている。リアハウジング22は、スプロケット25を一体に形成している。スプロケット25は、チェーン94によってクランク軸91に回転伝達可能に連結されている。ハウジング20およびスプロケット25は、クランク軸91に連動して回転可能である。
偏心軸30は、カム軸92の軸心AX1上に設けられ、軸受23を介してフロントハウジング21により軸心AX1まわりに回転可能に支持されている。フロントハウジング21は、特許請求の範囲に記載の「軸支持部」を有している。偏心軸30のうちリアハウジング22側の端部は、軸心AX1に対し偏心する偏心部31を形成している。偏心部31の外側には、軸受32が設けられている。偏心軸30は、連結部材95によってモータ93のモータ軸96に回転伝達可能に連結されている。
第1内歯車40は、偏心軸30の偏心部31に対し径方向外側に設けられ、カム軸92と同軸上に位置している。本実施形態では、第1内歯車40は、フロントハウジング21と同一部材から構成されており、ハウジング20と共にクランク軸91に連動して回転可能である。
遊星回転体50は、段付筒状であり、第1内歯車40と噛み合っている第1外歯車51、および、軸方向においてカム軸92と第1外歯車51との間に位置している第2外歯車52を有している。遊星回転体50は、偏心部31の軸心である偏心軸心AX2上に設けられ、軸受32を介して偏心部31により遊星運動可能に支持されている。遊星運動とは、偏心軸心AX2まわりに自転しつつ軸心AX1まわりに公転する運動のことである。第1外歯車51は第1内歯車40よりも歯数が少なく、また第2外歯車52は第2内歯車60よりも歯数が少ない。
第2内歯車60は、カム軸92と同軸上に位置し第2外歯車52と噛み合っている内歯部61、および、内歯部61に対しカム軸92側に位置しているフランジ部62を有している。フランジ部62は、ボルト63によってカム軸92の端部に固定されている。
以上のように構成されたバルブタイミング調整装置10では、クランク軸91に対するカム軸92の回転位相が目標値よりも遅角側である場合、モータ93によって偏心軸30がハウジング20に対し高速回転させられる。つまり、偏心軸30がハウジング20に対し進角側に相対回転させられる。このとき、偏心軸30の回転は、遊星回転体50が遊星運動することによって減速してカム軸92に伝達される。これにより、吸気バルブのバルブタイミングが進角される。
また、カム軸92の回転位相が目標値よりも進角側である場合、モータ93によって偏心軸30がハウジング20に対し低速回転させられる。つまり、偏心軸30がハウジング20に対し遅角側に相対回転させられる。このとき、偏心軸30の回転は、遊星回転体50が遊星運動することによって減速してカム軸92に伝達される。これにより、吸気バルブのバルブタイミングが遅角される。
また、カム軸92の回転位相が目標値と一致する場合、偏心軸30がハウジング20と同速回転させられる。このとき、遊星回転体50は、遊星運動せず、ハウジング20および第2内歯車60と一体に回転する。これにより、吸気バルブのバルブタイミングが保持される。
[特徴構成]
次に、バルブタイミング調整装置10の特徴構成について図1、図3、図5を参照して説明する。図5では、偏心軸30およびスプロケット25を除く他の部材は切断部端面が示されている。
図1に示すように、リアハウジング22は、第2内歯車60の内歯部61に対し径方向外側に位置している第1筒部71と、第2内歯車60のフランジ部62に対し径方向外側に位置している第2筒部72と、軸方向においてフランジ部62に対し内歯部61とは反対側に位置しているフランジ部73とから構成されている。第2筒部72の内壁は、第2内歯車60を軸心AX1まわりに回転可能に支持している円筒状の内歯支持部74を形成している。
リアハウジング22の内歯支持部74および第2外歯車52は、軸方向において互いに離間している。また、スプロケット25は、軸方向において内歯支持部74に対し第2外歯車52側に離間している。つまり、リアハウジング22の内歯支持部74は、軸方向において第2外歯車52およびスプロケット25とは重なっていない。本実施形態では、スプロケット25は、第2外歯車52に対し径方向外側に位置している。
図1、図3に示すように、第2内歯車60は、内歯部61から径方向外側に突き出す凸部75を有している。リアハウジング22の第1筒部71は、第2内歯車60の相対回転を所定角度範囲内に規制可能なように、回転方向において第2内歯車60の凸部75と係合可能な凹部76を有している。図1に示すように、第2内歯車60の凸部75は、軸方向において第1内歯車40と対向するとともに当該第1内歯車40に当接可能な当接壁部77を形成している。
図1、図3に示すように、偏心軸30の偏心部31の外周部には、2つのばね78が設けられている。ばね78は、第2外歯車52を第2内歯車60の内歯部61との噛み合い部側に付勢するとともに、第1外歯車51を第1内歯車40との噛み合い部側に付勢している。これにより各噛み合い部での異音の発生が抑制されている。ばね78は、特許請求の範囲に記載の「付勢手段」に相当する。
以上のように構成されたバルブタイミング調整装置10では、図5に示すように、第2外歯車52が第2内歯車60との噛み合い反力F1により噛み合い部とは反対側に押し付けられるとともに、スプロケット25がチェーン張力による力F2を受ける結果、遊星回転体50、偏心軸30、ハウジング20および第1内歯車40には、第2内歯車60とリアハウジング22の内歯支持部74との接触箇所79を中心としたモーメントが作用する。これにより、第2内歯車60の凸部75の当接壁部77が軸方向において第1内歯車40と摩擦接触することによる抵抗トルクが発生する。この抵抗トルクは、モータ93への通電が停止したときカム軸92の回転位相を保持するように作用する。
[効果]
本実施形態では、リアハウジング22の内歯支持部74および第2外歯車52は、軸方向において互いに離間している。また、スプロケット25は、軸方向において内歯支持部74に対し第2外歯車52側に離間している。つまり、第2外歯車52およびスプロケット25は、リアハウジング22の内歯支持部74に対し共に軸方向で離間している。
このように構成することで、第2外歯車52と第2内歯車60との噛み合い反力F1が第2外歯車52に作用するとともに、チェーン張力による力F2がスプロケット25に作用すると、第2内歯車60とリアハウジング22の内歯支持部74との接触箇所79を中心としたモーメントが第1内歯車40等に作用する。これにより、第2内歯車60が軸方向において第1内歯車40と摩擦接触することによる抵抗トルクが発生する。
そのため、内燃機関90の停止に伴ってカム軸92の回転位相が内燃機関90の始動に適切な位相に制御された後、モータ93への通電が停止されたとき、上記抵抗トルクがカムトルクに打ち勝つことでカム軸92の回転位相を保持することができる。したがって、例えばモータ93のコギングトルクを大きくする等の構成を採用することなく、つまりカム軸92の回転位相の制御性を低下させることなく、内燃機関90停止時のカム軸92の回転位相を内燃機関90の始動に適切な位相に保持することができる。
ここで、第2外歯車52は、第2内歯車60と常に噛み合っているわけではない。第1外歯車51と第2外歯車52との寸法のばらつきに起因して、第1外歯車51が第1内歯車40と噛み合う一方で、第2外歯車52が第2内歯車60と噛み合わないタイミングもある。このタイミングでは、噛み合い反力F1が発生せず、前述のモーメントが発生しないおそれがある。
これに対し、本実施形態では、スプロケット25がチェーン94から力F2を受ける結果、接触箇所79を中心としたモーメントが第1内歯車40等に作用する。そのため、噛み合い反力F1が発生しないタイミングであっても、上述のモーメントが発生する。したがって、第2内歯車60と第1内歯車40との摩擦接触による抵抗トルクを安定して発生させ、カム軸92の回転位相を一層確実に保持することができる。
また、第2内歯車60と第1内歯車40との軸方向隙間を常に詰めることができ、第2内歯車60と第1内歯車40とによるスラスト打音の発生を抑制することができる。
また、第1外歯車51および第2外歯車52の一方が非噛み合い状態となる場合のギアバックラッシュに起因する異音の発生が問題となるが、前述のモーメントによって相対的にギアバックラッシュを小さくすることができる。
よって本実施形態によれば異音を低減することができる。
また、本実施形態では、第2内歯車60は、軸方向において第1内歯車40と対向するとともに当該第1内歯車40に当接可能な当接壁部77を有している。
したがって、接触箇所79を中心としたモーメントが第1内歯車40に作用するとき、第2内歯車60の当接壁部77と第1内歯車40とを摩擦接触させることができる。
また、本実施形態では、第2内歯車60は、径方向外側に突き出す凸部75を有している。リアハウジング22は、第2内歯車60の相対回転を所定角度範囲内に規制可能なように、回転方向において第2内歯車60の凸部75と係合可能な凹部76を有している。第2内歯車60の凸部75は当接壁部77を形成している。
したがって、第2内歯車60の相対回転を規制する規制手段としての凸部75を利用して第2内歯車60と第1内歯車40とを摩擦接触させることができる。
また、本実施形態では、第2外歯車52を第2内歯車60の内歯部61との噛み合い部側に付勢しているばね78が設けられている。
これにより、第1内歯車40等に作用する接触箇所79を中心としたモーメントが増大する。したがって、第2内歯車60と第1内歯車40との摩擦接触による抵抗トルクが増大し、カム軸92の回転位相を確実に保持することができる。
<他の実施形態>
本発明の他の実施形態では、第2内歯車は凸部を有していなくてもよい。そして第2内歯車の当接壁部は、凸部以外に形成されてもよい。
本発明の他の実施形態では、スプロケットは、第2外歯車に対し径方向外側に位置していなくてもよい。つまり、スプロケットおよび第2外歯車は、軸方向において互いに重なっていなくてもよい。
本発明の他の実施形態では、ハウジングは、2つの部材に限らず、1つまたは3つ以上の部材から構成されてもよい。
本発明の他の実施形態では、バルブタイミング調整装置は、クランク軸と同軸上に設けられてもよい。
本発明の他の実施形態では、バルブタイミング調整装置は、内燃機関の排気弁のバルブタイミングを調整するものであってもよい。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施可能である。
10・・・バルブタイミング調整装置
20・・・ハウジング
21・・・軸支持部
25・・・スプロケット
30・・・偏心軸
31・・・偏心部
40・・・第1内歯車
50・・・遊星回転体
51・・・第1外歯車
52・・・第2外歯車
60・・・第2内歯車
61・・・内歯部
62・・・フランジ部
74・・・内歯支持部
93・・・モータ
AX1・・軸心

Claims (4)

  1. 内燃機関(90)の駆動軸(91)から従動軸(92)までの駆動力伝達系に設けられ、従動軸が開閉駆動するバルブのバルブタイミングを調整するバルブタイミング調整装置(10)であって、
    駆動軸および従動軸の一方を第1軸とし、他方を第2軸とすると、
    前記第1軸の延長上に設けられるモータ(93)に連結可能であり、前記第1軸の軸心(AX1)まわりに回転可能に支持され、前記軸心に対し偏心する偏心部(31)を有している偏心軸(30)と、
    前記偏心軸に対し径方向外側に設けられ、前記第1軸と同軸上に位置している第1内歯車(40)と、
    前記第1内歯車と噛み合っている第1外歯車(51)、および、軸方向において前記第1軸と前記第1外歯車との間に位置している第2外歯車(52)を有し、前記偏心軸により前記偏心部まわりに回転可能に支持されている遊星回転体(50)と、
    前記第1軸と同軸上に位置し前記第2外歯車と噛み合っている内歯部(61)、および、前記第1軸の端部に固定されるフランジ部(62)を有している第2内歯車(60)と、
    前記偏心軸を前記軸心まわりに回転可能に支持している軸支持部(21)、および、前記第2内歯車を前記軸心まわりに回転可能に支持している内歯支持部(74)を有しているハウジング(20)と、
    前記第2軸に連結可能であり、前記ハウジングと一体に設けられているスプロケット(25)と、
    を備え、
    前記第2外歯車および前記スプロケットは、前記ハウジングのうち前記第2内歯車に嵌合している部分である前記内歯支持部と前記第1軸に嵌合している部分(73)との両方に対し共に軸方向で離間していることを特徴とするバルブタイミング調整装置。
  2. 前記第2内歯車は、軸方向において前記第1内歯車と対向するとともに当該第1内歯車に当接可能な当接壁部(77)を有していることを特徴とする請求項1に記載のバルブタイミング調整装置。
  3. 前記第2内歯車は、径方向外側に突き出す凸部(75)を有し、
    前記ハウジングは、前記第2内歯車の相対回転を所定角度範囲内に規制可能なように、回転方向において前記第2内歯車の前記凸部と係合可能な凹部(76)を有し、
    前記第2内歯車の前記凸部は前記当接壁部を形成していることを特徴とする請求項2に記載のバルブタイミング調整装置。
  4. 前記第2外歯車を前記第2内歯車の前記内歯部との噛み合い部側に付勢している付勢手段(78)をさらに備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のバルブタイミング調整装置。
JP2014084349A 2014-04-16 2014-04-16 バルブタイミング調整装置 Active JP6228065B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014084349A JP6228065B2 (ja) 2014-04-16 2014-04-16 バルブタイミング調整装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014084349A JP6228065B2 (ja) 2014-04-16 2014-04-16 バルブタイミング調整装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015203392A JP2015203392A (ja) 2015-11-16
JP6228065B2 true JP6228065B2 (ja) 2017-11-08

Family

ID=54596988

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014084349A Active JP6228065B2 (ja) 2014-04-16 2014-04-16 バルブタイミング調整装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6228065B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6610451B2 (ja) 2016-07-01 2019-11-27 株式会社デンソー モータ装置
JP6536499B2 (ja) 2016-07-01 2019-07-03 株式会社デンソー モータ装置
JP6601329B2 (ja) 2016-07-01 2019-11-06 株式会社デンソー モータ装置
JP6601328B2 (ja) 2016-07-01 2019-11-06 株式会社デンソー モータ装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10323705B4 (de) * 2003-05-22 2017-03-16 Daimler Ag Vorrichtung zum geregelten Verstellen der relativen Drehlage zwischen einer Kurbelwelle und einer Nockenwelle
JP5704062B2 (ja) * 2011-12-05 2015-04-22 株式会社デンソー バルブタイミング調整装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015203392A (ja) 2015-11-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5987868B2 (ja) バルブタイミング調整装置
JP4390078B2 (ja) バルブタイミング調整装置
EP3187705A1 (en) Valve opening/closing timing control device
JP6228065B2 (ja) バルブタイミング調整装置
JP6443382B2 (ja) バルブタイミング調整装置
JP2009185785A (ja) バルブタイミング調整装置
JP5494547B2 (ja) バルブタイミング調整装置
JP2009215954A (ja) バルブタイミング調整装置
JP4760953B2 (ja) バルブタイミング調整装置
JP6010915B2 (ja) バルブタイミング調整装置
JP5440474B2 (ja) 可変バルブタイミング装置
JP2012189050A (ja) バルブタイミング調整装置
JP5704062B2 (ja) バルブタイミング調整装置
JP6394222B2 (ja) 弁開閉時期制御装置
JP4978627B2 (ja) バルブタイミング調整装置
JP6645238B2 (ja) 偏心揺動型減速装置
JP7198099B2 (ja) バルブタイミング調整装置
US10557386B2 (en) Valve timing controller
JP2009185786A (ja) バルブタイミング調整装置
JP7131445B2 (ja) バルブタイミング調整装置
WO2020137782A1 (ja) バルブタイミング調整装置
JP2009074398A (ja) バルブタイミング調整装置
JP2021046844A (ja) バルブタイミング調整装置
JP5206807B2 (ja) バルブタイミング調整装置
JP6323301B2 (ja) バルブタイミング調整装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160705

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170425

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170509

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170613

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170919

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171012

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6228065

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250