JP6322355B2 - 殺菌用洗浄組成物 - Google Patents

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Description

本発明は洗浄組成物に関し、詳細には銀粒子及び銀イオンを含有する洗浄組成物に関する。
人の皮膚は頭皮も含めて弱酸性であることから、真菌やカビ等に対してそれらの繁殖を抑制する抗菌作用等を持っている。しかし、ボディソープやシャンプー等の洗浄組成物に含まれる界面活性剤は主に塩基性の物質であるため、これらの洗浄組成物を使用することで中和反応が起こり、皮膚及び頭皮は弱酸性の状態から中性の状態に変化する。これにより、皮膚及び頭皮が本来持っている抗菌作用等が失われ、真菌やカビ等が皮膚及び頭皮上で繁殖しやすくなる。その結果、これらの真菌やカビ等が汗や皮脂を分解することにより生じると考えられている汗臭、足臭、頭皮臭等の体臭が発生する。また、頭皮における雲脂(フケ)も真菌やカビが原因と考えられている。
そこで、これらのボディソープやシャンプー等に、微粒子状結晶性抗菌剤を添加することが行われているが、その抗菌抗カビ効果は十分とは言えない。一方、銅化合物等から発生する金属イオンは抗菌性を有することが知られている。例えば、硫酸銅及び酸化第一銅のような銅化合物は、抗菌剤として広く使用されている。また、金属粒子が体液や体湿気等と接触して金属イオン等を放出することで、一定の抗菌作用を長時間に渡って呈するボディーケア組成物(特許文献1参照)が知られている。
しかしながら、上記皮膚又は頭皮等に対して用いられる洗浄組成物等の有する抗菌作用は十分であるとは言い難く、特に雲脂、かゆみ、体臭等の原因となる真菌、カビ等の繁殖を抑制する作用は不十分である。このような情況において、広く細菌に対する抗菌作用を有し、さらに真菌やカビ等が原因で起こる雲脂、体臭等の抑制作用に優れ、それらの作用を長時間持続することができる洗浄組成物の開発が強く望まれている。
国際公開第05/023206号パンフレット
本発明は、抗菌作用に優れ、さらに真菌やカビ等が原因で起こる雲脂、体臭等の抑制作用にも優れ、それらの作用を長時間持続することのできる洗浄組成物の提供を目的とするものである。
上記課題を解決するためになされた発明は、
[A]水に[B]銀粒子及び[C]界面活性剤を添加して調製される洗浄組成物であって、銀イオン濃度が300質量ppm以上であることを特徴とする洗浄組成物である。
本発明の洗浄組成物は、[B]銀粒子が[A]水と接触することで当該組成物中に銀イオンを放出する。当該洗浄組成物中の銀イオン濃度は300質量ppm以上であり、従来の洗浄組成物と比較して高いため、当該洗浄組成物は優れた抗菌効果を発揮することができる。また、当該洗浄組成物による洗浄後であっても皮膚又は頭皮等の表面に[B]銀粒子が残存するため、この[B]銀粒子は皮膚表面から分泌される汗等の水分により銀イオンを放出することができる。その結果、当該洗浄組成物は、洗浄後であっても長時間抗菌効果を持続することができる。さらに、当該洗浄組成物は真菌やカビ等が原因となって生じる雲脂、体臭等を抑制する効果にも優れる。
[B]銀粒子の平均粒子径(一次粒子平均粒子径)が50nm以上500nm以下であることが好ましい。[B]銀粒子の平均粒子径を上記範囲とすることで、[B]銀粒子の銀イオン化が促進され、当該洗浄組成物はより優れた抗菌効果を発揮することができる。また、[B]銀粒子の平均粒子径を上記範囲とすることで、皮膚及び頭皮等の表面に[B]銀粒子が残存し易くなるため、洗浄後であっても抗菌効果をより持続することができる。なお、なお、一次粒子平均粒子径とは、銀粒子を構成している粒子のうち、他と明確に分離できる最小単位の粒子の直径の平均値であり、動的光散乱法により測定される。
[B]銀粒子の添加量が0.03質量%以上10質量%以下であるとよい。[B]銀粒子の添加量を上記範囲とすることで、当該洗浄組成物はさらに優れた抗菌効果を発揮することができる。また、当該洗浄組成物は、洗浄後の抗菌効果をさらに長時間持続することができる。添加した[B]銀粒子の一部は[A]水の作用でイオン化し、一部は銀粒子のまま分散する。但し、添加する[B]銀粒子の量が少ない場合等には、当該洗浄組成物中で全てイオン化することもある。
[C]界面活性剤がアニオン性界面活性剤及び両性界面活性剤からなる群より選択される少なくとも1種であることが好ましい。当該洗浄組成物は、これらの界面活性剤の優れた洗浄効果により、抗菌効果と洗浄効果とをバランスよく兼ね備えることができる。
当該洗浄組成物は頭皮用シャンプー又はボディシャンプー用として好適に用いられる。当該洗浄組成物を頭皮用シャンプーとして用いると、真菌やカビ等が原因として生じる雲脂をより効果的に抑制でき、その抑制効果を持続することができる。また、当該洗浄組成物をボディシャンプーとして用いると、真菌やカビ等が原因として生じる体臭等をより効果的に抑制することができ、さらにその抑制効果を持続させることができる。
当該洗浄組成物は歯磨き剤用として好適に用いられる。当該洗浄組成物により調製される歯磨き剤は、口腔内細菌に対する抗菌作用による優れた虫歯予防効果、口臭抑制効果を有し、それらの効果を持続することができる。
当該洗浄組成物は石鹸用として好適に用いられる。当該洗浄組成物により調製される石鹸は、真菌やカビ等が原因として生じる体臭等をより効果的に抑制することができ、さらにその抑制効果を持続させることができる。
以上説明したように、本発明の洗浄組成物は、[B]銀粒子が[A]水と接触することで当該組成物中に銀イオンを放出する。当該洗浄組成物中の銀イオン濃度は300質量ppm以上であり、従来の洗浄組成物と比較して高いため、当該洗浄組成物は優れた抗菌効果を発揮することができる。また、当該洗浄組成物による洗浄後であっても皮膚又は頭皮等の表面に[B]銀粒子が残存するため、この[B]銀粒子は皮膚表面から分泌される汗等の水分により銀イオンを放出することができる。その結果、当該洗浄組成物は、洗浄後であっても長時間抗菌効果を持続することができる。さらに、当該洗浄組成物は真菌やカビ等が原因となって生じる雲脂、体臭等を抑制する効果にも優れる。
以下、本発明の構成について説明する。
<洗浄組成物>
当該洗浄組成物は[A]水、[B]銀粒子及び[C]界面活性剤を含有する。さらに、本発明の効果を損なわない限りその他の任意成分を含有してもよい。当該洗浄組成物は、[B]銀粒子から銀イオンが放出されるため、皮膚又は頭皮等において優れた抗菌効果を発揮することができる。また、当該洗浄組成物は、洗浄後においても皮膚表面等に残存する[B]銀粒子により抗菌効果を持続することができる。さらに、本発明の洗浄組成物は、真菌やカビ等が原因となって生じる体臭等を抑制することができる。以下、各成分について詳述する。
<[A]水>
[A]水は当該洗浄組成物において、[B]銀粒子から銀イオンを放出させるための必須成分である。[A]水としては特に限定されず、例えば純水、水道水、鉱水、鉱泉水、井戸水、温泉水、湧水、淡水等又はこれらに各種処理を施したものを用いることができる。かかる処理としては、例えば精製、加熱、抗菌、ろ過、イオン交換等を挙げることができる。
<[B]銀粒子>
当該洗浄組成物において[B]銀粒子は、銀イオンを放出して抗菌効果を発揮するための必須成分である。本発明において[B]銀粒子としては、実質的に金属銀のみからなるものであって、臭化銀、硝酸銀等の銀塩及び銀複合体等を含まないことが好ましい。また[B]銀粒子はその表面に被覆処理が施されていてもよいが、銀イオン化を促進させる観点から被覆処理が施されていないことが好ましい。
[B]銀粒子の平均粒子径としては50nm以上500nm以下が好ましく、55nm以上400nm以下がより好ましく、60nm以上250nm以下がさらに好ましい。[B]銀粒子の粒子径が500nmを超えると、[B]銀粒子が放出する銀イオン量が減少し、抗菌効果が低下するおそれがある。また、皮膚及び頭皮等の表面に残存する[B]銀粒子がざらつきとして感じられるおそれもある。また、[B]銀粒子の平均粒子径が50nm未満となると、洗浄使用後に皮膚及び頭皮等の表面に対して残存する[B]銀粒子の量が少なくなり、その結果、当該洗浄組成物の有する抗菌効果の維持が不十分となる場合がある。
[B]銀粒子の添加量の下限は0.03質量%であり、0.1質量%が好ましい。一方、[B]銀粒子の添加量の上限は10質量%であり、1質量%が好ましい。[B]銀粒子の添加量が0.05質量%未満であると、皮膚及び頭皮等に直接付着して作用する銀粒子の数が少なくなるため抗菌効果の持続が不十分となるおそれがある。また[B]銀粒子の添加量が10質量%を超えても、当該洗浄組成物の抗菌効果はあまり向上しないため、コスト削減の観点から好ましくない。さらに、[B]銀粒子の添加量を上記範囲とすることで、洗浄組成物中に[B]銀粒子を容易に分散させることができるという効果もある。
<[B]銀粒子の製造方法>
次に、[B]銀粒子の製造方法について説明する。[B]銀粒子の製造方法は特に限定されるものではないが、これらの製造方法のうち、不純物の混入等による毒性等を抑制するため、不純物の混入が少なく、精製度を高めた製造方法が好ましい。また、一般に販売されている銀粒子を用いてもよいが、市販されている銀粒子には、表面被覆処理等により銀イオンの放出量が少ないものが存在するため選択に注意を要する。例えば以下の方法を好ましいものとして挙げることができる。
浅い坩堝に入れた50gの銀を、電気炉で1000℃まで加熱し融解させる。さらに、1000℃に温度を維持することで銀を気化させる。この時、アルゴン等の不活性ガスを電気炉に供給して排気を行うことで、気相となった銀は電気炉の排気口に流入する。気相となった銀を、予め電気炉の排気口に取り付けられたフィルターにより捕獲した後、冷却し金属銀とする。このような製造方法により所望の粒子径をもつ銀粒子を得ることができる。この製法により製造した銀粒子は、銀イオンを発生し易いため、当該殺菌組成物は優れた殺菌効果を示すことができる。その理由は明らかではないが、この製法により製造される銀粒子は、表面の形状に凹凸が多く見られ、水に触れることができる表面積が通常よりも大きくなることで、銀イオンを発生し易くなっていると考えられる。またその形状のためか、創傷面等に付着し易く、洗い流されにくいため、その殺菌効果を長時間にわたって維持することができるものと考えられる。さらに、製造される銀粒子の粒子径を、本発明の殺菌組成物として優れた殺菌効果を有することができるために適した50nm以上500nm以下のサイズに制御することができる。
<[C]界面活性剤>
[C]界面活性剤は、洗浄効果を付与するための必須成分である。[C]界面活性剤は、洗浄効果を有する界面活性剤であれば特に限定されず、例えばアニオン性界面活性剤、両性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、ノニオン性界面活性剤が挙げられる。
アニオン性界面活性剤としては、例えばラウリン酸ナトリウム、ラウリン酸カリウム、ヤシ油脂肪酸カリウム等の高級脂肪酸塩;
ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸アンモニウム、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸トリエタノールアミン等のポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩;
ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸トリエタノールアミン等のアルキル硫酸塩;テトラデセンスルホン酸ナトリウム、テトラデセンスルホン酸カリウム等のα−オレフィンスルホン酸塩;
N−ラウロイル−L−グルタミン酸ナトリウム、N−ラウロイル−L−グルタミン酸アンモニウム、N−ラウロイルサルコシンナトリウム、N−ヤシ油脂肪酸サルコシンナトリウム等のN−アシルアミノ酸塩;
N−ラウロイルイセチオン酸ナトリウム、N−ラウロイルイセチオン酸カリウム等のアシルイセチオン酸塩;
N−ヤシ油脂肪酸メチルタウリンナトリウム、N−ラウロイルメチルタウリンナトリウム、N−ヤシ油脂肪酸メチルタウリンカリウム等のN−アシルアルキルタウリン塩;
ヤシ油脂肪酸加水分解コラーゲンカリウム等のN−アシルポリペプチド塩;
ドデカン−1,2−ジオール酢酸エーテルナトリウム等のヒドロキシエーテルカルボン酸塩等が挙げられる。
両性界面活性剤としては、例えばオクチルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ヤシ油脂肪酸アルキルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ミリスチルジメチルアミノ酢酸ベタイン、セチルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ラウリン酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ラウリルジヒドロキシエチルアミノ酢酸ベタイン、セチルジヒドロキシエチルアミノ酢酸ベタイン等の酢酸ベタイン型両性界面活性剤;
ラウリルスルホベタイン等のスルホベタイン型両性界面活性剤;
N−ヤシ油脂肪酸アシル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルエチレンジアミンナトリウム、N−ヤシ油脂肪酸アシル−N−カルボキシメトキシエチル−N−カルボキシメチルエチレンジアミン二ナトリウム等のイミダゾリン型両性界面活性剤等が挙げられる。
カチオン性界面活性剤としては、例えば塩化ラウリルトリメチルアンモニウム、塩化セチルトリメチルアンモニウム、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ジステアリルジメチルアンモニウム、メチル硫酸ベヘニルトリメチルアンモニウム、塩化トリ(ポリオキシエチレン)ステアリルアンモニウム、クオタニウム−91(INCI名称)、塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム、塩化ジステアリルジメチルアンモニウム、エチル硫酸ラノリン脂肪酸アミドプロピルエチルジメチルアンモニウム、臭化セチルトリメチルアンモニウム、臭化ステアリルトリメチルアンモニウム、ステアリルトリメチルアンモニウムサッカリン、セチルトリメチルアンモニウムサッカリン、N,N−ジ(アシロキシ),N−(ヒドロキシエチル),N−メチルアンモニウムメトサルフェート等が挙げられる。
ノニオン性界面活性剤としては、例えばソルビタンモノステアレート、セスキオレイン酸ソルビタン等のソルビタン脂肪酸エステル類、ラウリン酸ジエチレングリコール、ラウリン酸プロピレングリコール、モノオレイン酸エチレングリコール、ジステアリン酸エチレングリコール等のアルキレングリコール脂肪酸エステル類、硬化ヒマシ油誘導体、グリセリンアルキルエーテル、POEソルビタンモノオレエート、モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン等のPOEソルビタン脂肪酸エステル類、POE−ソルビットモノラウレート等のPOEソルビット脂肪酸エステル類、POE−グリセリンモノイソステアレート等のPOEグリセリン脂肪酸エステル類、ポリエチレングリコールモノオレート、POEジステアレート等のPOEグリセリン脂肪酸エステル類、POE−オクチルドデシルエーテル等のPOEアルキルエーテル類、POEノニルフェニルエーテル等のPOEアルキルフェニルエーテル類、POE・POPアルキルエーテル類、プルロニック型類、POEヒマシ油、POE硬化ヒマシ油誘導体、糖エステル系、糖エーテル系、糖アミド系等の糖類、アルキルグリコシド等が挙げられる。
洗浄効果が特に向上する観点から、上記アニオン性界面活性剤又は両性界面活性剤が好ましい。
これら[C]界面活性剤は、単独で使用してもよく2種以上を併用してもよい。[C]界面活性剤の当該洗浄組成物に対する含有量は特に限定されないが、2質量%以上80質量%以下が好ましく、5質量%以上60質量%以下がより好ましい。[C]界面活性剤の含有量が2質量%未満となると、当該洗浄組成物は十分な洗浄効果を発揮しないおそれがある。また[C]界面活性剤の含有量が80質量%を超えても洗浄効果の増加は期待できず、さらに皮膚に対して強い刺激を与えるおそれもある。
<銀イオン濃度>
当該洗浄組成物の銀イオン濃度は300質量ppm以上である。銀イオン濃度が上記範囲であることで、当該洗浄組成物は優れた抗菌効果を発揮することができる。
銀イオン濃度の下限としては、300質量ppmであり、400質量ppmが好ましく、500質量ppmがより好ましい。銀イオン濃度が300質量ppm未満であると、抗菌効果が不十分となり、真菌やカビ等が原因となって生じる体臭等を抑制することができなくなるおそれがある。特にシャンプーとして使用した場合の雲脂抑制効果は、300質量ppm未満となると、顕著に低下する。また、銀イオン濃度の上限としては、1,000質量ppm以下であることが好ましい。銀イオン濃度が1,000質量ppmを超えると、皮膚が茶色く変色するおそれがあり、好ましくない。
<任意成分>
当該洗浄組成物は、[A]水、[B]銀粒子及び[C]界面活性剤に加え、目的に応じて本発明の効果を損なわない範囲で、任意成分として通常使用される添加剤を含有することができる。このような添加剤としては特に限定されず、例えば保湿剤、柔軟剤、抗炎症剤、経皮吸収促進剤、防腐剤、酸化防止剤、抗アレルギー剤、香料又はpH調整剤等が挙げられる。
保湿剤としては、例えばカンテン、ジステアリルジモニウムヘクトライト、エチレングリコールモノステアレート、ジグリセリン、ブチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、へキシレングリコール、ヨクイニンエキス、ワセリン、尿素、ヒアルロン酸、セラミド、リピジュア、イソフラボン、アミノ酸、コラーゲン、フコダイン、ラクトフェリン、ソルビトール、キチン・キトサン、リンゴ酸、グルクロン酸、プラセンタエキス、海藻エキス、ボタンピエキス、アマチャエキス、オトギリソウエキス、コレウスエキス、マサキ抽出物、チョレイエキス、ローズマリーエキス、サンザシエキス、マイカイ花エキス、コウカエキス、デュークエキス、カミツレエキス、オドリコソウエキス、レイシエキス、セイヨウノコギリソウエキス、マロニエエキス、アスナロエキズ、オスモインエキス、アロエエキス、ヒバマタエキス、オーツ麦エキス、チューベロースポリサッカライド、冬虫夏草エキス、大麦エキス、オレンジ抽出物、ジオウエキス、サンショウエキス、ヨクイニンエキス等が挙げられる。
柔軟剤としては、例えばグリセリン、オレイン酸、オレイン酸グリセリル、ワセリン、オリーブ油、スクワラン、ラノリン、合成エステル油等が挙げられる。
抗炎症剤としては、例えばグリチルリチン酸、グリチルレチン酸、フェニルブタゾン、インドメタシン、イブプロフェン、ケトプロフェン、アラントイン、ε−アミノカプロン酸、酸化亜鉛、ジクロフェナクナトリウム、アロエ抽出物、サルビア抽出物、アルニカ抽出物、カミツレ抽出物、シラカバ抽出物、ゲンチアナ根抽出物等が挙げられる。
経皮吸収促進剤としては、例えばエタノール、クエン酸、アジピン酸ジエステル、アジピン酸ジイソプロピル、オレイン酸、オレイン酸オクチルドデシル、オレイン酸イソプロピル等が挙げられる。
防腐剤としては、例えば安息香酸、ソルビン酸、パラベン、ギ酸、ギ酸エチル、ジ亜塩素酸ナトリウム、フェノキシエタノール、プロピオン酸、ポリリジン等が挙げられる。
酸化防止剤としては、例えばアスコルビン酸、α−トコフェロール、γ−トコフェロール、δ−トコフェロール、トコトリエノール、クエン酸イソプロピル、カイネチン、α−リポ酸、ポリフェノール、SOD等が挙げられる。
抗アレルギー剤としては、例えばアンレキサノクス、クロモグリク酸ナトリウム、塩酸オザグレル、イブジラスト、トシル酸スプラタスト、トラニラスト、フマル酸ケトチフェン等が挙げられる。
香料としては、例えばジャコウ、アカシア油、アニス油、イランイラン油、シナモン油、ジャスミン油、スウィートオレンジ油、スペアミント油、ゼラニウム油、タイム油、ネロリ油、ヒノキ油、フェンネル油、ペパーミント油、ベルガモット油、ライム油、ラベンダー油、レモン油、レモングラス油、ローズ油、ローズウッド油等が挙げられる。
pH調整剤としては、例えば、乳酸、クエン酸、クエン酸ナトリウム、酢酸ナトリウム、コハク酸、リンゴ酸、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素アンモニウム等が挙げられる。
<洗浄組成物の調製>
当該洗浄組成物は、常法に基づき調製することができ、例えば上記[A]水、[B]銀粒子及び[C]界面活性剤、必要に応じて上記任意成分を混合して調製することができる。得られた洗浄組成物は、適宜容器に充填する等して使用することができる。
当該洗浄組成物のpHとして一般的には3以上9以下であり、4以上8以下が好ましく、5.5以上7.5以下がさらに好ましい。当該洗浄組成物のpHを上記範囲とすることで、当該洗浄組成物は優れた洗浄効果を発揮することができ、皮膚等に対して強い刺激を与えるおそれも少ない。当該洗浄組成物が奏する抗菌効果は、[B]銀粒子から放出される銀イオンによるものであるため、当該洗浄組成物のpHに関係なく抗菌効果を発揮することができる。
当該洗浄組成物の使用形態は、必須成分を含有することができ抗菌効果を発揮することができれば特に限定されず、例えば水溶液系、乳化系、ゲル系、固形等の幅広い種類の形態を選択することができる。
当該洗浄組成物は、頭髪を含む頭皮や手足等を含めたヒトの体全体の洗浄を目的として使用することができ、その使用形態としては、ボディソープ、ボディシャンプー、石鹸、洗顔料、シャンプー、リンスインシャンプー、プレシャンプー剤、歯磨き剤等が挙げられる。例えば当該洗浄組成物をボディシャンプー又は石鹸として用いる場合は、真菌やカビ等が原因となって発生する体臭等を効果的に抑制することができる。例えば当該洗浄組成物をシャンプーとして用いる場合は、真菌やカビ等が原因として生じる雲脂(フケ)を効果的に抑制することができる。また、当該洗浄組成物を歯磨き剤として用いる場合には、口腔内細菌が原因となる虫歯の発生、口臭等を抑制することができる。
なお当該洗浄組成物は、これらの実施形態に限定されるものではない。例えば、一般に市販されているシャンプー又はボディシャンプー等には、洗浄効果を発揮するための成分として[A]水及び[C]界面活性剤が含まれている。このため、このようなシャンプー又はボディシャンプー等に[B]銀粒子を投入し分散させることで、本発明の洗浄組成物と同様の抗菌効果を有する洗浄組成物を調製することもできる。
以下に本発明を実施例により具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
<頭皮用シャンプーとしての洗浄組成物の調製>
[実施例1]
浅い坩堝に入れた50gの銀を、電気炉内で1000℃に加熱することにより融解、気化させた。アルゴン等の不活性ガスを電気炉に供給して排気を行い、気相となった銀を、予め電気炉の排気口に取り付けておいたフィルターにより捕獲した後、冷却を経て金属銀を得た。このような製造方法により、約80nmの粒子径をもつ銀粒子を得ることができた。本発明の洗浄組成物を表1に示す配合で調製した。具体的には、混合割合として上記[B]銀粒子0.05質量%、[A]水として精製水を29質量%、[C]界面活性剤として濃度25質量%のポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウムを65質量%、濃度40質量%のラウリル硫酸トリエタノールアミンを4質量%、保湿剤であるプロピレングリコールを2質量%、適量の香料を、低速で撹拌混合して洗浄組成物を得た。この洗浄組成物中の銀イオン濃度は約500質量ppmであった。なお、得られた組成物中の銀イオン濃度は、ICP発光分光分析装置を用いて測定した。
[実施例2、比較例1、2]
各成分の配合割合を表1に示す通りとした以外は、実施例1と同様の手順によって実施例2、比較例1及び2の洗浄組成物を得た。なお、調製した洗浄組成物の銀イオン濃度は、実施例2が約300質量ppm、比較例1が0質量ppm、比較例2が約200質量ppmであった。
Figure 0006322355
<抗菌性試験>
実施例1及び比較例1の洗浄組成物に対して抗菌性試験を実施した。この試験では(1)大腸菌、(2)黄色ブドウ球菌、(3)緑膿菌を対象とした。試験方法は、滅菌済みシャーレ上に固形培地を20mL/シャーレの割合で入れ、平板とした後、予め培養された大腸菌、黄色ブドウ球菌、緑膿菌を均一に塗抹した。これに実施例1及び比較例1で得た洗浄組成物1.0gを、固形培地平板1枚当たり3ヵ所に載せた。これを静置し、37℃で培養した。5分後、30分後、24時間後における接触面での菌の発育を観察した。その試験結果を表2に示す。
Figure 0006322355
実施例1の洗浄組成物は、今回対象とした大腸菌、黄色ブドウ球菌、緑膿菌の全ての菌に対して、短時間で優れた抗菌効果を発揮することが確認された。それに対して比較例1の洗浄組成物では、抗菌効果は全く観察されなかった。
<シャンプーとしての使用評価>
雲脂(フケ)症の男女各5名及び無症状の男女各5名の合計20名の被験者に、実施例1の洗浄組成物で1日1回の洗髪を連続14日間してもらい、以下の項目についての評価を得た。その評価結果を表3に示す。
[雲脂(フケ)についての評価]
14日間の連続使用の前後で、雲脂として認められる量の変化について官能評価をした。評価基準としては、使用テスト後に雲脂が減少したと認められる場合には「減少した」と、逆に雲脂が増加したと認められる場合には「増加した」と評価した。
[毛髪についての評価]
14日間の連続使用の前後で、毛髪の状態の変化について官能評価をした。評価基準としては、使用テスト前後で比較して使用後に毛髪に潤い等が認められるようになった場合には「綺麗になった」と評価し、逆に潤い等が消失した場合には「傷んだ」と評価した。
[皮膚への影響についての評価]
14日間の連続使用の前後で、頭皮を含む皮膚への影響について官能評価をした。評価基準としては、使用テスト前後で比較して、使用後に頭皮を含む皮膚が健やかになったと感じる場合には「良い影響が出た」と、逆に頭皮を含む皮膚に痒みや刺激感等を感じた場合には「悪い影響が出た」と評価した。
[抜け毛についての評価]
14日間の連続使用の前後で、抜け毛の変化について官能評価をした。評価基準としては、使用テスト前後で比較して、使用後に抜け毛が減少したと認められる場合には「減少した」と、変化が感じられない場合には「変わらない」と、抜け毛が増加したと認められる場合には「増加した」と評価した。
[白髪についての評価]
14日間の連続使用の前後で、白髪の変化について官能評価をした。評価基準としては、使用テスト前後で比較して、使用後に白髪が減少したと認められる場合には「減少した」と、変化が感じられない場合には「変わらない」と評価した。
[使用後感についての評価]
14日間の連続使用テストの終了後に、シャンプー使用後感について官能評価をした。評価基準としては、使用後において泡切れが良い、爽快感がある等が認められる場合には「良い」と、逆に泡切れが悪い、ベタつき感が残る等が認められる場合には「悪い」と評価した。
[効果についての評価]
14日間の連続使用テストの終了後に、シャンプーの効果について官能評価をした。評価基準としては、雲脂(フケ)の抑制効果や毛髪の改善効果等が認められる場合には「認める」と、逆に上記のような効果が認められない場合には「認めない」と評価した。
Figure 0006322355
雲脂(フケ)症の男女各5名を含む合計20名に対して、14日間の当該洗浄組成物の連続使用テストを実施した結果、実施例1の洗浄組成物はシャンプーとして、優れた雲脂の抑制効果及び毛髪の改善効果を奏することが確認された。また、実施例1の洗浄組成物は頭皮を含めた皮膚等に対して刺激も認められないことから、高い安全性を有していることも確認された。さらに、連続使用により白髪が減少するといった効果も確認された。
また、別の雲脂症の男女各5名の被験者に、実施例1、2、比較例1、及び2の洗浄組成物をシャンプーとして、それぞれ連続7日間使用してもらい評価を得たところ、比較例1のシャンプーに比べ、実施例1及び2のシャンプーは雲脂を抑制する効果が著しく高かったのに対して、比較例2のシャンプーでは、その効果は低かったという評価であった。
<ボディーシャンプーとしての洗浄組成物の調製>
[実施例3]
本発明の洗浄組成物を表4に示す配合で調製した。具体的には、混合割合として上記[B]銀粒子0.05質量%、[A]水として精製水を19.4質量%、[C]界面活性剤として濃度40質量%のラウリン酸カリウムを50質量%、濃度40質量%のラウリル硫酸トリエタノールアミンを10質量%、濃度34質量%のヤシ油脂肪アミドプロピルメチルアミノ酢酸ベタインを10質量%、柔軟剤であるグリセリンを5質量%、保湿剤であるプロピレングリコール及びエチレングリコールモノステアレートをそれぞれ3質量%及び1.6質量%、適量の香料を、低速で撹拌混合して洗浄組成物を得た。この洗浄組成物中の銀イオン濃度は約500質量ppmであった。
Figure 0006322355
<ボディーシャンプーとしての使用評価>
実施例3のボディシャンプーとしての洗浄組成物について使用評価を行った。体臭がある男女各4名及び殆ど体臭がない男女各4名の合計16名の被験者に、1日1回適量の実施例2の洗浄組成物を14日間連続使用してもらい、以下の項目について評価を得た。その結果を表5に示す。
[体臭についての評価]
14日間の連続使用の前後で、体臭の変化について官能評価をした。評価基準としては、使用テスト前後で比較して、使用後体臭が減少したと感じる場合には「減少した」と、逆に体臭が増加したと感じる場合には「増加した」と評価した。
[皮膚への問題についての評価]
14日間の連続使用の前後で、皮膚への影響について官能評価をした。評価基準としては、使用後、皮膚に痒みや刺激感等を感じた場合には「問題がある」と、逆に皮膚に痒みや刺激感等を感じなかった場合には「問題がない」と評価した。
[肌状態についての評価]
14日間の連続使用の前後で、肌状態の変化について官能評価をした。評価基準としては、連続使用後、肌がすべすべになった、滑らかになった、潤った等の変化を感じた場合には「良くなった」と、逆に肌ががさがさになった、パサパサになった、乾燥した等の変化を感じた場合には「悪くなった」と評価した。
[効果についての評価]
14日間の連続使用テストの終了後に、ボディシャンプーの効果について官能評価をした。評価基準としては、使用テスト前後で比較して、使用後体臭の抑制効果や肌の改善効果等が認められる場合には「ある」と、逆に上記のような効果が認められない場合には「ない」と評価した。
[継続使用意向について]
14日間の連続使用テストの終了後に、ボディシャンプーの継続使用意向について評価をした。評価基準としては、今後も使用を継続したい場合には「使用したい」と、逆に継続して使用をしたくない場合には「使用したくない」と評価した。
Figure 0006322355
体臭のある男女各4名を含む合計16名により、14日間のボディシャンプーとしての当該洗浄組成物の連続使用テストを実施した結果、実施例3の洗浄組成物は優れた体臭の抑制効果及び肌の改善効果を有することが確認された。また、実施例3の洗浄組成物は刺激等の皮膚への問題が認められなかったことから高い安全性を有していることも確認された。さらに全ての被験者が継続使用意向を示したことからも、本発明の洗浄組成物はボディーシャンプーとして好適に用いられることが確認できた。
本発明の洗浄組成物は、従来の洗浄組成物と比較して高濃度の銀イオンを含有することで、優れた抗菌効果を有し、真菌やカビ等が原因となって生じる雲脂、体臭等を抑制する効果にも優れる。さらに当該洗浄組成物による洗浄後であっても皮膚又は頭皮等の表面に銀粒子が残存するため、この銀粒子は皮膚表面から分泌される汗等の水分により銀イオンを放出することができる。その結果、洗浄後であっても長時間抗菌効果を持続することができる。そのため、当該洗浄組成物は頭髪用シャンプー、ボディーシャンプーのみならず、石鹸、歯磨き剤等の材料としても好適に用いることができる。

Claims (2)

  1. [A]水に[B]銀粒子及び[C]界面活性剤を添加して調製される殺菌用洗浄組成物(但し、ペルオキシ基(−O−O−)を含む化合物を含有するもの亜鉛イオンが放出されるもの及びカルシウムイオン捕捉物質を含有するものを除く)であって、
    銀イオンの濃度が300質量ppm以上であり、
    上記銀イオンが、[A]水に添加された[B]銀粒子のイオン化により発生したものであり、
    [B]銀粒子が、銀を気化させた後に冷却することにより得られた、表面に被覆処理が施されていない、水との接触により銀イオンを放出する粒子であり、
    pHが5.5以上7.5以下であり、
    [B]銀粒子の平均粒子径が60nm以上500nm以下であり、
    [B]銀粒子の添加量が0.03質量%以上10質量%以下であり、
    歯磨き剤用であることを特徴とする殺菌用洗浄組成物。
  2. [C]界面活性剤がアニオン性界面活性剤及び両性界面活性剤からなる群より選択される少なくとも1種である請求項1に記載の殺菌用洗浄組成物。
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