JP6321372B2 - 端末収容装置 - Google Patents

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Description

本発明は、端末を収容する端末収容装置に関する。
従来、親機(端末収容装置)と子機(端末)とが無線で通信するワイヤレスタイプの電話機が開発されている。一般的に、ワイヤレスタイプの電話機において、子機は、親機が備えた子機収容台に収容される。子機が子機収容台に収容されている間、子機収容台から供給される電力により、子機のバッテリーが充電される。子機収容台は、子機の表面、すなわち、操作キーおよび表示部(例えば、液晶表示部(LCD))が配置された子機の面に適合する形状である上面を有する。
子機収容台の上面には、子機を所定位置へ導くための傾斜が形成されている。ユーザは、子機を子機収容台に収容するとき、子機の表面を、子機収容台の上面に対向させて、上記表面を伏せるように、上記上面上に子機を置く。すると、子機は、自重により、子機収容台の上面の傾斜に沿って、所定位置まで滑落し、所定位置で安定する。これにより、子機は、子機収容台の所定位置に収容される。
子機の表面の形状は様々である。一例では、子機の表面は、子機が子機収容台の所定位置にあるときに、子機の表面と子機収容台の上面とが適合するような、複雑な凸凹のある形状を有する。この例では、子機の表面の凹凸と子機収容台の上面の凹凸とが適合する所定位置で子機が安定し易くなる。また、他の例では、ユーザが、子機収容台に収容された子機の表面と、該表面に対向する子機収容台の上面との間に指を入れ易くするために、子機の表面は、子機の表面と子機収容台の上面との間に広い空間を形成するように湾曲した形状を有する。しかしながら、スタイルの美しさの観点から、子機の表面が、複雑な凸凹のある形状、あるいは、湾曲した形状を有することは好ましくない。
一方、フラットな表面を有する子機は、スタイルが美しいために、ユーザに好まれる傾向がある。しかしながら、子機の表面の形状がフラットである構成では、子機の表面が湾曲した構成と比較して、子機が子機収容台の上面上に置かれたとき、子機の表面と、該表面に対向する子機収容台の上面との間の空間が狭くなる。そのため、ユーザは、子機を子機収容台から取り外す際、子機の表面と、子機収容台の上面との間に指を入れ難い。また、子機の表面に配置された表示部が、子機収容台の上面と接触することによって傷つく可能性もある。
さらに、子機の操作キーが、子機収容台の上面と接触することにより押下され、これにより、子機または親機が、ユーザの意図しない動作をする可能性もある。また、親機が備えたスピーカのスピーカ口が、子機収容台の上面に形成されている場合、子機収容台の上面上に置かれた子機によって、スピーカ口が塞がれる。そのため、子機が子機収容台に収容されているとき、ユーザは、スピーカから出力される音声を聞き取り難くなる。
そこで、フラットな形状の子機の表面と、該表面に対向する子機収容台の上面との間の空間を広くするために、子機収容台の上面に突起を設けた構成が開示されている。上記構成によれば、子機が子機収容台の上面上に置かれたとき、子機が、突起と接触することによって持ち上げられる。その結果、子機と子機収容台の上面との間の空間が広くなる。
例えば、特許文献1には、当該電話機収容装置に収容された子機と接触する部位に突起が設けられた電話機収容装置が記載されている。
特開平7−23087号公報(1995年1月24日公開)
しかしながら、ユーザは、子機を子機収容台に乱雑に置く場合がある。このような場合、子機は、子機収容台の上面上を所定位置まで滑落することができない。その結果、子機が、子機収容台における所定位置に正しく収容されない。子機が所定位置に収容されていない場合、子機のバッテリーが効率的に充電されなかったり、子機の位置が安定せず、子機が子機収容台から落下して破損したりするという問題が生じる。
なお、特許文献1には、上記の問題およびその解決策に関して、何ら記載されていない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、その目的は、端末が端末収容台上に乱雑に置かれた場合であっても、端末を当該端末収容装置の所定位置に収容することができる端末収容装置を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る端末収容装置は、端末を収容する収容部を備えた端末収容装置であって、上記収容部は、上記端末を載置する斜面と、上記斜面に設けられ、上記端末が該斜面を滑落する間に該端末と接触する少なくとも1つの突起部とを備え、上記突起部は、上記端末と接触する部分が、上記斜面の傾斜方向と略同じ方向を含む鉛直面による断面が略円弧の凸形状を有する。
本発明の一態様によれば、子機が子機収容台に乱雑におかれた場合であっても、子機を子機収容台の所定位置に収容することができる。
本発明の実施形態1に係る電話機の一断面図である。 本発明の実施形態1に係る電話機の外観を示す斜視図であり、電話機が備えた子機が、親機の子機収容台から取り外された状態を示す図である。 本発明の実施形態1に係る電話機の外観を示す斜視図であり、電話機が備えた子機が、親機の子機収容台に収容された状態を示す図である。 本発明の実施形態1に係る電話機が備えた親機の子機収容台の要部を示す図である。 (a)および(b)は、図3のB−B線における断面の要部拡大図である。
以下、本発明の実施の形態について、図1〜図5を用いて、詳細に説明する。
[電話機1の構成]
まず、図2〜図4を用いて、本実施形態に係るワイヤレスタイプの電話機1の構成を説明する。図2は、電話機1の外観を示す斜視図であり、子機20(端末)が、親機10(端末収容装置)の子機収容台11(収容部)から取り外された状態を示す図である。また、図3は、電話機1の外観を示す斜視図であり、子機20が、子機収容台11(図2参照)の所定位置に収容された状態を示す図である。図4は、子機収容台11の要部を示す図である。なお、子機収容台11の所定位置に関しては、後述する。
以下の説明では、図3において、親機10の底面、すなわちテーブル等に載置する載置面に垂直な方向を上下方向(z方向)とする。また、子機収容台11に収容された子機20の長手方向を親機10の底面に平行な面に射影した方向を前後方向(x方向)とする。そして、子機20の短手方向を親機10の底面に平行な面に射影した方向を左右方向(y方向)とする。
図2に示すように、電話機1は、親機10および子機20で構成されている。親機10の上面における左側には、子機20を収容するための子機収容台11が設けられている。子機収容台11は、充電器を内蔵しており、充電器によって、子機収容台11に収容された子機20を充電することができる。また、親機10の上面における右側には、表示部14の他に、ダイヤルボタン15を含む各種ボタンが配置されている。そして、図2に示すように、子機収容台11の上面には、親機10の内部に設置されたスピーカのスピーカ口13が形成されている。子機収容台11の上面は、子機20が載置される斜面である。子機収容台11の上面の前側には、該上面から上方向に突き出すように、充電部11aが設けられている。充電部11aは、子機20が子機収容台11の所定位置に収容されているときに、子機20が備えたバッテリー(充電池)に充電可能である。
図3に示すように、子機20の一つの側面には、受話部21、送話部22、表示部23、およびラバーキー24が設けられている。以下では、この面を、子機20の表面と呼ぶ。図3に示すように、子機20の表面は、概ねフラット(略平坦)な形状を有する。子機20は、その表面を下向きにして、親機10の子機収容台11に収容される。このとき、子機20の表面の上部が、子機収容台11の上面に設けられた突起12(突起部)と接触する。また、子機20の底面が、充電部11aの当接面11b(左右方向に平行な面)と当接する。
ここで、図4に、突起12を含む電話機1の外観の一部を示す。2つの突起12は、左右方向に並んで設けられている。換言すれば、2つの突起12は、上下方向および前後方向において、同じ位置に設けられている。また、2つの突起12は、略同一の高さを有する。
子機20は、子機収容台11の所定位置に収容されている間に充電される。子機20の充電方式として、コイルを用いた充電方式が採用できる。具体的には、子機収容台11の充電部11aの内部および子機20の下部の内部には、それぞれ、充電用のコイル(図示せず)が配置されている。子機20の底面が、充電部11aの当接面11bと当接しているとき、充電部11aのコイルと、子機20のコイルとが電気的に結合する。そして、充電部11a内のコイルが発生させる変化する磁界により、子機20内のコイルに起電力が誘起される。そして、子機20内のコイルに誘起された起電力によって、子機20に内蔵されたバッテリー(充電池)(図示せず)が充電される。
子機20は、子機20および充電部11aのコイル同士が、平行に、かつ、左右方向にずれていない、という2つの条件が満たされる場合に、最も効率的に充電されるように構成されている。上記2つの条件の少なくとも一方が満たされない場合、子機20の充電効率は低下する。以下では、上記2つの条件が満たされるような位置を、子機収容台11における所定位置と呼ぶ。
[子機収容台11の詳細]
次に、図1を用いて、子機収容台11の詳細を説明する。図1は、図3のA−A線における矢視断面図である。A−A線は、右の突起12を通り、子機収容台11の上面の傾斜方向に平行な線である。換言すれば、図1は、子機収容台11の斜面の傾斜方向と同じ方向を含む鉛直面による断面図である。なお、図5の(a)にも、図3のA−A線と同じ線を示す。
子機収容台11は、子機20を載置する上面(斜面)と、上記斜面に設けられ、子機20が該斜面を滑落する間に子機20と接触する少なくとも1つの突起12を備えている。
図1に示すように、子機収容台11の左側には、凹み11cが設けられている。同図に示すように、子機20が子機収容台11の所定位置に収容されているとき、凹み11cは、子機収容台11と子機20との間に空間を形成する。このように、凹み11cが設けられていることにより、ユーザは、子機20を子機収容台11から取り外し易い。
凹み11cの幅および深さは、子機20が子機収容台11に収容されているとき、ユーザが、子機収容台11と子機20との間に指を差し入れることができるような幅および深さに設計されている。また、凹み11cは、スピーカ口13(図2参照)から出力される音声を、子機収容台11と子機20との間から外部に逃がし易くする役割も果たしている。
図1に示すように、子機収容台11の上面は、前後方向に傾斜している。詳細には、子機収容台11の上面は、後側ほど高く、前側ほど低くなっている。そのため、子機収容台11上に置かれた子機20は、自重により、上面の後側から前側に向かって、子機収容台11上を滑ろうとする。詳細には、以下のとおりである。
ユーザは、子機20の底面が充電部11aの当接面11bに対向するように、子機20の下部(送話部が設けられた部分)を前側、上部(受話部が設けられた部分)を後側に向けた状態で保持した子機20を子機収容台11上に置く。このとき、子機20の底面が充電部11aから離れていた場合、子機20は、自重により、子機20の底面と充電部11aとが接触するまで、子機収容台11の上面上を、上面の傾斜方向(すなわち、斜め前方向)に滑落する。
なお、子機20のバッテリーは、子機20の内部において、子機20の下部に内蔵されている。従って、子機20の重心は、長手方向の中心よりも下側にある。そのため、子機20は、子機20の下部が前側、上部が後側を向いている場合、子機収容台11の上面上を滑る間、短手方向にふらつき難くなっている。
図1に示すように、子機収容台11の上面における後側には、2つの突起12が設けられている。以下で、突起12の詳細を説明する。
[突起12の詳細]
ここでは、図1および図5の(a)および(b)を用いて、突起12の詳細を説明する。図5の(a)および(b)は、図3のB−B線における矢視断面の要部拡大図である。
子機収容台11の上面(斜面)の傾斜方向に対して略垂直な方向に並んで、高さが略同一の突起12が2つ設けられている。
各突起12は、子機20と接触する部分が、子機収容台11の上面(斜面)の傾斜方向と略同じ方向を含む鉛直面による断面が略円弧の凸形状を有する。
図1に示すように、2つの突起12は、子機20が子機収容台11の所定位置に収容されているとき、突起12と子機20の表面上部とが接触する位置に設けられている。このとき、子機20の表面下部は、子機収容台11の上面の前側と接触しており、子機20の底面は、充電部11aの当接面11bと平行に接触している。図1に示すように、突起12が、子機20の表面上部と接触しているとき、子機20は、突起12により持ち上げられることによって、子機収容台11の上面から離間する。
これにより、子機20のラバーキー24が、子機収容台11と接触することにより押下されることが防止される。そのため、親機10または子機20が、ユーザの意図しない動作をすることがない。
2つの突起12は、略同一の高さを有する。突起12の高さは、突起12と子機20とが接触しているとき、以下の3つの条件が満たされるような高さに設定される。
(1)子機20の底面が、充電部11aの当接面11bと平行に接触すること
(2)子機収容台11と子機20との間に指が入ること
(3)子機収容台11と子機20との間に、子機20の表面がスピーカ口13を塞がないような適切な広さの空間が得られること
なお、上記の3つの条件のうち、(2)および(3)の条件は、凹部11aの幅および深さとも関連する。
図5の(a)に示すように、2つの突起12は、子機収容台11の上面の傾斜方向に対して、略垂直な方向に並んでいる。また、子機収容台11の上面において、2つの突起12は、該2つの突起12のちょうど中間に、子機20の長手方向の中心が存在するとき、子機20のコイル電気的接点と充電部11aのコイル電気的接点とが、左右方向にずれることなく接触するような位置に配置されている。換言すれば、2つの突起12から等距離な直線と、子機20の長手方向の中心線とが重なるとき、子機20のコイル電気的接点と充電部11aのコイル電気的接点とが、左右方向にずれのない位置となって接触する。なお、子機収容台11の上面における突起12の位置は、図1および図5の(a)および(b)に示す位置に限定されない。
ただし、子機20の表面に設けられたラバーキー24(図2参照)は、摩擦が大きい。そのため、ラバーキー24が突起12と接触した場合、子機20は、突起12に接触したままで子機収容台11の上面上を滑ることが困難になる。また、ラバーキー24が、突起12と接触することにより押下された場合、親機10または子機20が、ユーザの意図しない動作をする可能性がある。従って、突起12は、子機20が子機収容台11の上面上を滑る間、突起12とラバーキー24とが接触しないような位置に設けられることが望ましい。
また、突起12と表示部23とが接触した場合、表示部23に傷が付く可能性がある。従って、突起12は、子機20が、突起12に接触したままで子機収容台11の上面上を滑る間、突起12と表示部23とが接触しないような位置に設けられることが望ましい。本実施形態では、突起12は、子機20が子機収容台11の所定位置に収容されているときに、子機20が備えた表示部23に接触しない位置に設けられている。
図1に示すように、前後方向に平行な鉛直断面において、突起12は、略円弧の形状を有している。従って、子機20が、突起12に対して上方向から接触しているとき、前後方向に平行な鉛直断面において、突起12と子機20とは点で接触する。
そのため、突起12と子機20との間の摩擦は、前後方向に平行な鉛直断面において、線または面で接触する突起と子機との間の摩擦と比較して小さい。そのため、子機20は、突起12と接触したままで、子機収容台11の上面上を滑り易い。
また、図1に示すように、前後方向に平行な鉛直断面において、突起12の前半分の斜面は、突起12の後側ほど高く、前側ほど低くなっている。そのため、子機収容台11上に置かれた子機20の底面が充電部11aから離れている場合であって、子機20の表面上部が、突起12と接触し、かつ、子機20の表面下部が、子機収容台11の上面において、突起12よりも前側の部分と接触している場合、子機20は、自重により、突起12(および子機収容台11の上面)の前半分の斜面に接触したまま、子機20の底面が充電部11aの当接面11bに突き当たるまで、子機収容台11の上面上を前方向(斜面の下方向)へ滑る。
従って、図1に示すように、子機20は、子機20の底面と充電部11aの当接面11bとが接触した状態で安定する。
なお、突起12は、前後方向に平行な鉛直断面において、子機20が子機収容台11上を滑る間、突起12と子機20とが点で接触するような形状であればよく、円弧の形状には限定されない。例えば、突起12の前半分の斜面は、凸形状ではなく凹形状を有していてもよいし、あるいは、平坦であってもよい。また、子機収容台11の上面に設けられる突起12は、2つでなくてもよい。突起12は、1つあるいは3つ以上であってもよい。
詳細には、突起12は、少なくとも、子機20が子機収容台11上を滑る間に接触する突起12の部分が、子機収容台11の斜面の傾斜方向に平行な断面において、凸形状の曲線で構成されていればよい。これにより、子機20が子機収容台11の上面上を前方向に滑る間、子機20と突起12との接触点は、凸形状の曲線上を移動する。
ここで、子機20の下部が、子機収容台11の上面において、突起12よりも前側の部分と接触しているとき、子機20の表面上部は、必ず突起12の前半分と接触し、突起12の後半分とは接触しない。従って、突起12の後半分は、どのような形状であってもよい。あるいは、突起12の後半分は存在しなくてもよい。すなわち、突起12の後半分が欠落し、突起12の前半分の後は、上下方向に切り立った壁の形状となっていてもよい。
図5の(a)および(b)に示すように、左右方向の断面において、2つの突起12は、凸形状を有する。詳細には、左の突起12の右半分の斜面(対向面12a)は、突起12の左側ほど高く、右側ほど低くなっている凹形状である。また、右の突起12の左半分の斜面(対向面12a)は、突起12の右側ほど高く、左側ほど低くなっている凹形状である。換言すれば、子機収容台11の上面(斜面)の傾斜方向に対して略垂直な方向に並んで設けられた2つの突起12は、互いの対向面がそれぞれ凹形状を有する。
図5の(b)に示すように、子機20が、左の突起12の右半分および右の突起12の左半分と接触しており、かつ、左上方向に傾いているとき、子機20は、自重により、左の突起12の右半分の傾斜および右の突起12の左半分の傾斜に沿って、右方向に滑るとともに、左回転する。逆にまた、子機20が、左の突起12の右半分および右の突起12の左半分と接触しており、かつ、右左上方向に傾いているとき、子機20は、自重により、左の突起12の右半分の傾斜および右の突起12の左半分の傾斜に沿って左方向に滑るとともに、右回転する。
従って、図5の(a)に示すように、子機20は、左上方向にも右上方向にも傾いていない状態(すなわち、親機10の底面に平行な状態)に変化する。そして、2つの突起12のちょうど中間に、子機20の短手方向の中心が存在する状態で安定する。
以上のように、突起12が前後方向の傾斜を有していることにより、子機20は、充電部11aと接触した状態で安定するまで、子機収容台11上を滑り易くなっている。また、2つの突起12の対向面が凹形状を有していることにより、子機20は、左上方向にも右上方向にも傾いていない状態であって、かつ、2つの突起12のちょうど中間に、子機20の短手方向の中心が存在する状態で安定するまで、子機収容台11上を滑り易くなっている。
そのため、子機20は、子機収容台11の所定位置から、後方向または左右方向に外れた位置に置かれたとき、自重により、子機収容台11上を滑って、所定位置に戻ることができる。従って、子機20が子機収容台11から落下する可能性が低下する。また、充電に理想的な所定位置に配置されるため、子機20のバッテリーは、効率よく充電される。また、子機20が子機収容台11から落下する可能性が低下する。
加えて、子機収容台11、突起12、および子機20には、それぞれ、表面を滑らかにするための加工が施されていることが望ましい。そのため、子機20の表面と子機収容台11の上面との間の摩擦、および、子機20の表面と突起12との間の摩擦が小さくなっている。そのため、子機20は、子機収容台11上をさらに滑り易くすることができる。
なお、突起12および子機収容台11は、子機20が、裏面を下向きにして、子機収容台11に収容された場合であっても、表面を下向きにした場合と同様に上述したように移動することが望ましい。それにより、裏面を下向きにしても、子機20のバッテリーが充電され、かつ、子機20が子機収容台11から落下し難いように構成することが可能となる。されていることが望ましい。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る端末収容装置(親機10)は、端末(子機20)を収容する収容部(子機収容台11)を備えた端末収容装置であって、上記収容部は、上記端末を載置する斜面と、上記斜面に設けられ、上記端末が該斜面を滑落する間に該端末と接触する少なくとも1つの突起部(突起12)とを備え、上記突起部は、上記端末と接触する部分が、上記斜面の傾斜方向と略同じ方向を含む鉛直面による断面が略円弧の凸形状を有する。
上記の構成によれば、収容部に置かれた端末が、収容部の斜面を滑落する間、端末は、突起部に接触する。そのため、端末は、突起部により、収容部の斜面から持ち上げられる。その結果、端末と収容部とが接触する面積が小さくなるので、端末と収容部との間の摩擦が小さくなる。
さらに、端末と接触する突起部の部分は、上記斜面の傾斜方向と略同じ方向を含む鉛直面による断面において、略円弧の凸形状を有する。従って、上記断面において、端末と突起部とは点で接触する。そのため、上記断面において、端末と突起部とが線で接触する構成と比較して、端末と突起部との間の摩擦が小さくなる。これにより、端末は、突起部と接触したままで、収容部の斜面を滑落し易くなる。
従って、端末は、収容部の斜面上に置かれたとき、収容部の斜面を滑落して、予め規定された所定位置に収容され易くなる。ここで、所定位置は、子機が収容部から最も落下し難い位置であることが望ましい。なお、上記所定位置は、端末の充電池が最も効率よく充電される位置であってよい。
本発明の態様2に係る端末収容装置(親機10)は、上記態様1において、上記斜面の傾斜方向に対して略垂直な方向に並んで、高さが略同一の上記突起部(突起12)が複数設けられていてもよい。
上記の構成によれば、高さが略同一の複数の突起部が、収容部の斜面の傾斜方向に対して略垂直な方向に並んでいる。そのため、端末は、収容部の斜面を滑落する間、複数の突起部と接触する。従って、1つの突起部を備えた構成、あるいは、複数の突起部が収容部の斜面の傾斜方向に対して略垂直な方向に並んでいない構成と比較して、端末が、収容部の斜面の傾斜方向に垂直な方向に傾いたり、突起と接触する位置から外れたりする可能性が低下する。
本発明の態様3に係る端末収容装置(親機10)は、上記態様2において、上記斜面の傾斜方向に対して略垂直な方向に並んで設けられた2つの上記突起部(突起12)は、互いの対向面(12a)がそれぞれ凹形状を有してもよい。
上記の構成によれば、2つの突起部の対向面(12a)は、端末収容装置の載置面に垂直な断面(第2の断面)において、凹形状を有する。
収容部の斜面の傾斜方向に対して略垂直な断面において、端末の中心が、2つの突起部の中間から外れているとき、端末は、一方の突起部の斜面と接触し、かつ、他方の突起部の頂点と接触する。このとき、端末は、上記他方の突起部のみに載った状態となるため、収容部の斜面に対して斜め方向に傾く。従って、端末は、自重により、上記一方の突起の凹形の斜面に沿って、端末の傾きが小さくなる方向に回転するとともに、上記一方の突起部の頂部に近づく方向に移動する。
従って、端末は、2つの突起部に載った状態となるため、第2の断面において、収容部の斜面に対して傾いていない状態となる。
本発明の態様4に係る端末収容装置(親機10)は、上記態様1〜3のいずれかにおいて、上記突起部(突起12)は、上記端末(子機20)が上記収容部の所定位置に収容されているときに、上記端末が備えた表示部に接触しない位置に設けられていてもよい。
上記の構成によれば、端末が収容部の所定位置に収容されているとき、端末の表示部が、突起部と接触しない。そのため、表示部が、突起部によって傷を付けられることが防止される。
本発明の態様5に係る端末収容装置(親機10)は、上記態様1〜4のいずれかにおいて、上記収容部(子機収容台11)は、上記端末(子機20)が上記収容部の所定位置に収容されているときに、上記端末が備えた充電池に充電可能な充電部(充電部11a)を備えていてもよい。
上記の構成によれば、端末が備えた充電池は、収容部の所定位置に収容されている間に充電される。また、前述のとおり、端末は、収容部の斜面を滑落して、所定位置に収容され易い。そのため、端末の充電池が効率よく充電される。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。
本発明は、電話機に利用することができる。
10 親機(端末収容装置)
11 子機収容台(収容部)
11a 充電部
12 突起(突起部)
12a 対向面
20 子機(端末)

Claims (5)

  1. 端末を収容する収容部を備えた端末収容装置であって、
    上記収容部は、
    上記端末を載置する斜面と、
    上記斜面に設けられ、上記端末が該斜面を滑落する間に該端末と接触する、上記斜面の傾斜方向に対して略垂直な方向に並んだ2つの突起部とを備え、
    上記突起部は、上記端末と接触する部分が、上記斜面の傾斜方向と略同じ方向を含む鉛直面による断面が略円弧の凸形状を有しており、
    2つの上記突起部は、互いの対向面がそれぞれ凹形状を有する
    ことを特徴とする端末収容装置。
  2. 2つの上記突起部は、高さが略同一である
    ことを特徴とする請求項1に記載の端末収容装置。
  3. 端末を収容する収容部を備えた端末収容装置であって、
    上記収容部は、
    上記端末を載置する斜面と、
    上記斜面に設けられ、上記端末が該斜面を滑落する間に該端末と接触する少なくとも1つの突起部とを備え、
    上記突起部は、上記端末と接触する部分が、上記斜面の傾斜方向と略同じ方向を含む鉛直面による断面が略円弧の凸形状を有しており、
    上記突起部は、上記端末が上記収容部の所定位置に収容されているときに、上記端末が備えた表示部に接触しない位置に設けられている
    ことを特徴とする端末収容装置。
  4. 上記斜面の傾斜方向に対して略垂直な方向に並んで、高さが略同一の上記突起部が複数設けられている
    ことを特徴とする請求項に記載の端末収容装置。
  5. 上記収容部は、上記端末が上記収容部の所定位置に収容されているときに、上記端末が備えた充電池に充電可能な充電部を備えていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の端末収容装置。
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