JP6320581B2 - 空気調和装置の室外機 - Google Patents

空気調和装置の室外機 Download PDF

Info

Publication number
JP6320581B2
JP6320581B2 JP2016574607A JP2016574607A JP6320581B2 JP 6320581 B2 JP6320581 B2 JP 6320581B2 JP 2016574607 A JP2016574607 A JP 2016574607A JP 2016574607 A JP2016574607 A JP 2016574607A JP 6320581 B2 JP6320581 B2 JP 6320581B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mounting plate
unit
control box
reactor unit
reactor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016574607A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2016129117A1 (ja
Inventor
阿部 大輔
大輔 阿部
北川 惣康
惣康 北川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Publication of JPWO2016129117A1 publication Critical patent/JPWO2016129117A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6320581B2 publication Critical patent/JP6320581B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F1/00Room units for air-conditioning, e.g. separate or self-contained units or units receiving primary air from a central station
    • F24F1/06Separate outdoor units, e.g. outdoor unit to be linked to a separate room comprising a compressor and a heat exchanger
    • F24F1/20Electric components for separate outdoor units
    • F24F1/22Arrangement or mounting thereof
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F1/00Room units for air-conditioning, e.g. separate or self-contained units or units receiving primary air from a central station
    • F24F1/06Separate outdoor units, e.g. outdoor unit to be linked to a separate room comprising a compressor and a heat exchanger
    • F24F1/20Electric components for separate outdoor units
    • F24F1/24Cooling of electric components
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F1/00Room units for air-conditioning, e.g. separate or self-contained units or units receiving primary air from a central station
    • F24F1/06Separate outdoor units, e.g. outdoor unit to be linked to a separate room comprising a compressor and a heat exchanger
    • F24F1/46Component arrangements in separate outdoor units
    • F24F1/48Component arrangements in separate outdoor units characterised by air airflow, e.g. inlet or outlet airflow
    • F24F1/50Component arrangements in separate outdoor units characterised by air airflow, e.g. inlet or outlet airflow with outlet air in upward direction
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F1/00Room units for air-conditioning, e.g. separate or self-contained units or units receiving primary air from a central station
    • F24F1/06Separate outdoor units, e.g. outdoor unit to be linked to a separate room comprising a compressor and a heat exchanger
    • F24F1/56Casing or covers of separate outdoor units, e.g. fan guards
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F1/00Room units for air-conditioning, e.g. separate or self-contained units or units receiving primary air from a central station
    • F24F1/06Separate outdoor units, e.g. outdoor unit to be linked to a separate room comprising a compressor and a heat exchanger
    • F24F1/56Casing or covers of separate outdoor units, e.g. fan guards
    • F24F1/58Separate protective covers for outdoor units, e.g. solar guards, snow shields or camouflage

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Inverter Devices (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)

Description

本発明は、大型のリアクトルユニットを有する制御ユニットが搭載された空気調和装置の室外機に関するものである。
従来から、圧縮機のモータを駆動するためのインバータ回路や高調波抑制回路等を構成する電気部品が空気調和装置内に収容されている(例えば特許文献1参照)。特許文献1に示すように、室外機内に収容されている電気部品として比較的に大型のリアクトルが含まれており、リアクトルユニット及びその他の電子部品等は制御箱に収容された状態で、空気調和装置の筐体内に収容されている。そして、制御箱にはリアクトルを用いたインバータ回路が構成されており、インバータ回路から圧縮機及びファンのモータに駆動電力が供給される。
特開平11−75363号公報
近年、室外機の高馬力化により、入力電力が増加し、インバータの消費電力(発熱量)増加に合わせて、リアクトルの発熱量も増加することが見込まれる。すると、リアクトルが発熱体となり、制御箱内の他部品への熱ストレスの影響は無視できない。そのため、発熱体であるリアクトルを制御箱の内部から切り離し、室外ファンモータにより冷却し、制御箱内への熱ストレスを軽減することが考えられる。一方、リアクトルが制御箱の内部から切り離した場合、リアクトルと制御箱の隙間等から水が入り込まないように、リアクトルの防水性を考慮する必要がある。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、リアクトルの断熱性能及び防水性能を向上させることができる空気調和装置の室外機を提供することを目的とする。
本発明の空気調和装置の室外機は、風路が形成された筐体と、筐体に取り付けられ、風路内に空気を送風するファンと、筐体内における風路に隣接する位置に配置された制御ユニットとを備え、制御ユニットは、制御基板を収容し、風路に接する取付面に開口を有する制御箱と、制御基板に電気的に接続されるリアクトルユニットと、制御箱の取付面の内面側から開口上に固定され、リアクトルユニットを制御箱の開口から風路内に突出させて保持する取付板と、取付板とリアクトルユニットとの間に設けられ、弾性体からなるシーリング材とを有し、リアクトルユニットは、取付板にユニット用固定部材を用いて固定されており、取付板は、リアクトルユニットと対向する部位にシーリング材を押圧して弾性変形させる突起部を有し、突起部は、ユニット用固定部材を囲むように複数設けられているものである。
本発明の空気調和装置の室外機によれば、リアクトルユニットを制御箱から突出して風路内に配置してリアクトルユニットの効率的な冷却を行うことができる。また、取付板の突起部がシーリング材を押圧していることにより、水の浸入を防ぎ防水性を確保するとともに、リアクトルユニットから制御箱への熱伝達を抑制して断熱性を向上させることができる。
本発明の空気調和装置の実施形態1を示す外観斜視図である。 図1の空気調和装置に搭載された制御ユニットの一例を示す斜視図である。 図2の制御箱内の制御基板により構成される電源回路の一例を示す回路図である。 図2の制御箱にリアクトルユニットが取り付けられた様子を示す斜視図である。 図2の制御箱にリアクトルユニットが取り付けられた様子を示す別の斜視図である。 図2の制御箱に取り付けられたリアクトルユニットの一例を示す平面図である。 図6の制御箱にリアクトルユニットが取り付けられた様子を示す断面図である。 図8は風路上にリアクトルユニットが取り付けられた比較例を示す模式図である。 リアクトルユニットが制御箱の外側の風路内に取り付けられた比較例を示す断面図である。 図9のリアクトルユニットにおける固定部の周辺部位を示す断面図である。 本発明の空気調和装置における取付板の実施形態2を示す断面図である。 図11の取付板における突起部の先端形状を示す断面図である。 本発明の空気調和装置における取付板の実施形態3を示す平面図である。平面図である。
実施形態1.
以下、図面を参照しながら本発明の空気調和装置の実施形態について説明する。図1は本発明の空気調和装置の実施形態1を示す外観斜視図である。図1の空気調和装置1は、例えば暖房又は冷房を行う際の室外機であって、筐体2、ファン3、制御ユニット10を備えている。筐体2はたとえば冷凍サイクルを構成する圧縮機及び熱交換器等を収容したものであって、筐体2には熱交換器に送風するための風の通路となる風路2Aが形成されている。ファン3は、筐体2に形成された風路2A内に風を送風するものであり、例えば筐体2の上部に取り付けられている。そして、ファン3が回転駆動することにより、風路2A内に下側から上側に向かって空気が流れる。また、ファン3は空気調和装置の運転状態により回転数が変化するため、風路2A内の風量も変化することになる。
図2は図1の空気調和装置に搭載された制御ユニットの一例を示す斜視図であり、図1及び図2を参照して制御ユニット10について説明する。制御ユニット10は、空気調和装置1を制御するものであり、制御箱11、制御基板12、リアクトルユニット20を有している。制御基板12は、リアクトルユニット20とともに例えばインバータ回路等の電力変換回路が形成された基板であり、制御箱11内に収容されている。制御箱11は、例えば矩形状に形成されており、筐体2内の風路2Aに隣接する位置に配置されている。したがって、制御箱11の取付面11A側には風が流れるようになっている。なお、制御箱11の形状は、矩形状に形成されている場合について例示しているが、これに限定されず、例えば角部に切欠が形成されている等の収容スペースに合わせた形状になっていてもよい。
リアクトルユニット20は、コイルボビンに導線が巻線された大型のリアクトルであり、制御箱11の取付面11Aから風路2A側に突出して配置されている。制御箱11の取付面11Aは風路2Aに隣接しているため、リアクトルユニット20は風路2A内に配置された状態になっている。
図3は図2の制御箱内の制御基板により構成される電力変換回路の一例を示す回路図である。図3の電力変換回路は、ファンのモータ及び図示しない圧縮機のモータを駆動するものであり、制御基板12上に実装されたノイズフィルタ12A、整流器12B、平滑コンデンサ12C及びインバータ回路12Dと、リアクトルユニット20から構成される力率改善用の直流リアクトルとを備えている。商用電源PSから供給される交流電力は、ノイズフィルタ12Aにおいてノイズが除去された後に整流器12Bにおいて直流に整流される。その後、整流された直流電力は、リアクトルユニット20及び平滑コンデンサ12Cにおいて平滑化され、インバータ回路12Dに供給される。そして、インバータ回路12Dにおいて所定のスイッチング動作が行われることにより、ファン及び圧縮機のモードMが駆動される。
ここで、室外機の高馬力化に伴い、インバータ回路12Dの消費電力及び発熱量が増大し、これに伴いリアクトルユニットの発熱量も増加する。そこで、リアクトルユニット20の発熱が制御箱11内の他の電子部品の熱ストレスになることを抑制するために、リアクトルユニット20が風路2A内に配置され、ファン3により形成される風路2Aを流れる風が直接リアクトルユニット20に当たることにより冷却が行われる。
図4及び図5は、図2の制御箱にリアクトルユニットが取り付けられた様子を示す斜視図であり、図6は、図2の制御箱に取り付けられたリアクトルユニットの一例を示す平面図である。図4及び図5に示すように、制御ユニット10は、リアクトルユニット20を制御箱11に固定するための取付板30を有している。制御箱11には、風路2Aに接する取付面11Aに開口11xを有しており、取付板30は、制御箱11の開口11x上にネジ等の取付板用固定部材41を用いて固定されている。
リアクトルユニット20は、コイルボビン及び導線が樹脂封止されたリアクトル本体21と、リアクトル本体21の側面に取り付けられた保持治具22と、リアクトル本体21から延びる配線23を備えている。保持治具22は、例えばL字状に形成された金具であり、リアクトルユニット20の両側面にそれぞれ固定されている。そして、保持治具22は取付板30にネジ等のユニット用固定部材42により固定されることにより、リアクトルユニット20が取付板30に固定される。
取付板30は、例えば平板形状に形成されており、リアクトルユニット20の配線23が挿入される配線穴30xを有している。そして、取付板30の配線穴30x上にリアクトルユニット20がネジ等のユニット用固定部材42により取付面11Aの内面側に固定される。また、リアクトルユニット20の配線23は、開口11x及び配線穴30xを介して制御箱11内の制御基板12と電気的に接続される。このように、リアクトルユニット20は、取付板30を用いて、制御箱11の取付面11Aから外側に突出するように制御箱11に固定された状態になっている。
図7は図6の制御箱にリアクトルユニットが取り付けられた様子を示す断面図である。制御ユニット10は、リアクトルユニット20(リアクトル本体21及び保持治具22)と取付板30との間に設けられたシーリング材50を有している。シーリング材50は、例えばエプトシーラ等の弾性体からなっており、リアクトルユニット20と取付板30との間に水が浸入するのを防止するものである。
ここで、取付板30には、シーリング材50に対向する対向面において、保持治具22が取り付けられる部位に複数の突起部31が形成されている。突起部31は、例えば幅方向(矢印X方向)に延びるスリット状に形成されたものであって、高さ方向(矢印Z方向)に複数形成されている。そして、リアクトルユニット20の保持治具22が取付板30に取り付けられる際、突起部31がシーリング材50を押圧して圧縮する。すると、シーリング材50が弾性変形し、リアクトルユニット20(保持治具22)と取付板30との間の防水性が確保される。特に、図7においては、突起部31は、ユニット用固定部材42を囲むように複数設けられている。
このとき、突起部31の高さによりシーリング材50を押圧する圧縮率を管理し、防水性を担保することができる。この突起部31の高さは、圧縮するシーリング材50の特性に合わせた圧縮率になるように設定される。たとえば、シーリング材50が10mm厚であり、突起部31の高さが2mmである場合、シーリング材50への圧縮率は80%になり、シーリング材50の防水性を担保することができる。さらに、リアクトルユニット20は、シーリング材50及び取付板30を介して制御箱11に取り付けられている。したがって、リアクトルユニット20から発生した熱が制御箱11側に熱伝達するのを抑制することができる。
また、シーリング材50は、制御箱11と取付板30との間にも設けられており、取付板30の制御箱11に対向する部位にも突起部31が設けられている。したがって、制御箱11と取付板30との間もシーリング材50により防水性が担保された状態になっている。特に、図7において、突起部31は、取付板用固定部材41を囲うように複数設けられており、取付板用固定部材41からの水の浸入を防止している。
なお、シーリング材50は、取付板30の配線穴30x上には設けられておらず、その部分が開口されている。一方、取付板30の配線穴30xの周縁とリアクトルユニット20との間には例えば防水シリコン等からなる防水材51が設けられている。これにより、配線穴30xから水が浸入することを確実に防止することができる。
次に、図1〜図7を参照して、リアクトルユニット20の取付工程について説明する。まず、リアクトルユニット20の保持治具22がユニット用固定部材42を用いて取付板30にシーリング材50を挟み込むように取り付けられる。この際、シーリング材50は、取付板30の突起部31から押圧され弾性変形する。その後、リアクトルユニット20と取付板30との間には、防水性を上げるために防水材51が塗布される。そして、リアクトルユニット20が制御箱11の開口11xに内側から挿入され、取付板30が取付面11Aの内面側に取付板用固定部材41を用いて取り付けられる。
上記実施形態1によれば、リアクトルユニット20を制御箱11から突出させて風路2A内に配置してリアクトルユニット20の効率的な冷却を行うことができる。また、取付板30の突起部31がシーリング材50を押圧していることにより、水の浸入を防ぎ防水性を確保するとともに、リアクトルユニット20から制御箱11への熱伝達を抑制して断熱性を向上させることができる。
図8は図7の制御ユニットにおける水の浸入経路を示す模式図である。図8に示すように、水の浸入経路として、制御箱11に形成された取付板用固定部材41及びユニット用固定部材42の挿入穴及び制御箱11とリアクトルユニット20(保持治具22)との隙間が挙げられる。このとき、リアクトルユニット20と取付板30との間及び制御箱11と取付板30との間には、突起部31により圧縮されたシーリング材50が介在しているため、挿入穴からの浸入を防ぐことができる。なお、取付板用固定部材41及びユニット用固定部材42として防水性のあるネジ(例えばネジ山に防水性のある薬剤を塗布など)が使用されることで、浸入経路からの水の浸入をさらに防ぐことができる。
図9はリアクトルユニットが制御箱の外側の風路内に取り付けられた比較例を示す模式図、図10は、図9のリアクトルユニットにおける固定部の周辺部位を示す断面図である。図9及び図10において、リアクトル本体61が取付カバー62に収容された構造を有し、取付カバー62のフランジ部においてシーリング材50を介して制御箱11に固定されている。そして、リアクトルユニットが風路2A内に配置された状態になっている。しかしながら、リアクトルユニットが風路2Aに露出していると雨水による漏電や金属導体の腐食など様々は問題が発生する。そのため、リアクトルユニットを雨水などの外的要因から保護する必要がある。また、リアクトルユニットが風路2Aに配置される構造になっているが、リアクトル本体61をカバーする取付カバー62自体もリアクトル本体61の影響を受けて高温になる。リアクトルユニットが制御箱11に取り付けられているため、リアクトルユニットから制御箱11へ熱伝達しやすい可能性がある。
また、制御箱11が内側板金(BASE板金)と外側板金(CASE板金)の二重構造を有し、制御箱11の外側板金側にリアクトルユニットを取り付けることも考えられる。この場合、内側板金には制御基板やその他の電気品を取り付け、電気品の取り付け時のネジの突出を二重構造により防ぎ防水性を担保する。この場合であっても、リアクトルユニットと外側板金との間にシーリング材50が挿入され、防水性を確保することとなる。しかしながら、この構造では、シーリング材50を潰しきるため、図8のような浸入経路に対しての防水性の確保が困難である。また、ユニット用固定部材42のネジ先が外へ露出されるため、ユニット用固定部材42における浸入経路に対しての防水性の確保が困難となる。
一方、図7に示すリアクトルユニット20の取付構造において、突起部31がシーリング材50を圧縮させているため、シーリング材50における防水性能を高め、水の浸入を確実に防止することができる。また、リアクトルユニット20は取付板30及びシーリング材50を介して制御板に固定されているため、リアクトルユニット20において発生した熱はシーリング材50及び取付板30を経由して制御箱11へ伝わる経路になる。このように、リアクトルユニット20で発生した熱の制御箱11への熱伝達は取付板30を介して行われるため、リアクトルユニット20の発熱による制御箱11内の制御基板等の他の電子部品への影響を抑制することができる。また、リアクトルユニット20からの空気を介しての制御箱11内への熱伝達に関しても、取付板30により配線穴30xを小さくできるため、その影響は小さくなる。
実施形態2.
図11は本発明の空気調和装置における制御ユニットの取付板の実施形態2を示す斜視図であり、図11を参照して取付板130について説明する。なお、図11の取付板130において、図7の取付板30と同一の構成を有する部位には同一の符号を付してその説明を省略する。図11の取付板130が図7の取付板30と異なる点は、突起部131の形状である。
図12は図11の突起部の一例を示す模式図である。図12に示すように、突起部131は、先端131tが丸みを帯びた円弧形状を有しており、リアクトルユニット20側に向かって先細り形状になるように形成されている。その結果、突起部131の先端131tにおいて、シーリング材50を介して制御箱11及び保持治具22対向する面積が、平面状に形成されている場合に比べて小さくなっている。
上記実施形態2によれば、突起部131の先端131tが円弧形状を有していることにより、突起部131と制御箱11及びリアクトルユニット20との接触面積を小さくすることができるので、リアクトルユニット20から制御箱11への熱の伝達量を抑制することができる。この場合であっても、実施形態1と同様、突起部131がシーリング材50を押圧して圧縮していることにより、防水性を向上させることができる。
実施形態3.
図13は本発明の空気調和装置における制御ユニットの取付板の実施形態3を示す平面図であり、図13を参照して取付板230について説明する。なお、図13において、図1〜図11の取付板30、130と同一の構成を有する部位には同一の符号を付してその説明を省略する。図13の取付板230が図1〜図11の取付板30、130と異なる点は、水の流れをガイドするガイドリブ241が設けられている点である。
図13において、取付板230における取付板用固定部材41に当たる部位の下方には、取付板用固定部材41から滴下する水を配線穴30xから外方へガイドするガイドリブ241が設けられている。このように、取付板用固定部材41の下にガイドリブ241を配置することで、仮に取付板230の上部に水が染み出た場合、ガイドリブ241を伝って外へ誘導することができる。
例えば、各取付板用固定部材41は防水性能を持ったネジを使用するが、仮に防水性能の劣化などが起き、ネジ山を伝って水が浸入し、取付板30上部に染み出た場合、配線穴30xまで水が浸入すると、配線23を伝って水が制御箱11内にまで浸入する可能性がある。一方、上記実施形態3によれば、このため、配線穴30xには水が到達しないため、水に対しての制御箱11の内部を保護することができる。このときのガイドリブ241の配置は、配線穴30xへ到達しない配置であればよく、図13の配置に限定するものではない。なお、ガイドリブ241を有する取付板230に実施形態2に示す突起部131を用いられてもよい。
本発明の実施形態は、上記実施形態に限定されない。例えば、突起部31、131の設置位置及び高さは、上記実施の形態に限らず、適宜設定することができる。また、リアクトルユニット20が保持治具22を用いて取付板30に固定される場合について例示しているが、リアクトルユニット20が取付板30に固定される構造を有するものであれば、取付構造は問わない。
1 空気調和装置、2 筐体、2A 風路、3 ファン、10 制御ユニット、11 制御箱、11A 取付面、11x 開口、12 制御基板、12A ノイズフィルタ、12B 整流器、12C 平滑コンデンサ、12D インバータ回路、20 リアクトルユニット、21 リアクトル本体、22 保持治具、23 配線、30、130、230 取付板、30x 配線穴、31、131 突起部、41 取付板用固定部材、42 ユニット用固定部材、50 シーリング材、51 防水材、131t 先端、241 ガイドリブ。

Claims (5)

  1. 風路が形成された筐体と、
    前記筐体に取り付けられ、前記風路内に空気を送風するファンと、
    前記筐体内における前記風路に隣接する位置に配置された制御ユニットと
    を備え、
    前記制御ユニットは、
    制御基板を収容し、前記風路に接する取付面に開口を有する制御箱と、
    前記制御基板に電気的に接続されるリアクトルユニットと、
    前記制御箱の取付面の内面側から前記開口上に固定され、前記リアクトルユニットを前記制御箱の前記開口から前記風路内に突出させて保持する取付板と、
    前記取付板と前記リアクトルユニットとの間に設けられ、弾性体からなるシーリング材と
    を有し、
    前記リアクトルユニットは、前記取付板にユニット用固定部材を用いて固定されており、
    前記取付板は、前記リアクトルユニットと対向する部位に前記シーリング材を押圧して弾性変形させる突起部を有し、
    前記突起部は、前記ユニット用固定部材を囲むように複数設けられている
    空気調和装置の室外機。
  2. 前記シーリング材は、前記取付板と前記制御箱との間に設けられており、
    前記取付板は、複数の前記突起部を有するものであって、前記制御箱と対向する部位に前記突起部を有し、
    前記取付板は、前記制御箱に取付板用固定部材を用いて固定されており、
    前記突起部は、前記取付板用固定部材を囲むように設けられている
    請求項1に記載の空気調和装置の室外機。
  3. 前記取付板は、前記リアクトルユニットの配線が挿入される配線穴を有し、
    前記配線穴の周縁と前記リアクトルユニットとの間には防水材が設けられている請求項1又は2に記載の空気調和装置の室外機。
  4. 前記取付板の突起部は、先端が円弧形状を有するものである請求項1〜3のいずれか1項に記載の空気調和装置の室外機。
  5. 前記取付板は、前記制御箱に取付板用固定部材を用いて固定されており、
    前記取付板の前記取付板用固定部材が設けられた部位の下方には、前記取付板用固定部材から滴下する水を前記開口から外方へガイドするガイドリブが設けられている請求項1〜4のいずれか1項に記載の空気調和装置の室外機。
JP2016574607A 2015-02-13 2015-02-13 空気調和装置の室外機 Active JP6320581B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2015/054024 WO2016129117A1 (ja) 2015-02-13 2015-02-13 空気調和装置の室外機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2016129117A1 JPWO2016129117A1 (ja) 2017-06-29
JP6320581B2 true JP6320581B2 (ja) 2018-05-09

Family

ID=56615516

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016574607A Active JP6320581B2 (ja) 2015-02-13 2015-02-13 空気調和装置の室外機

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP6320581B2 (ja)
GB (1) GB2549868B (ja)
WO (1) WO2016129117A1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3604942B1 (en) * 2017-03-28 2021-04-21 Mitsubishi Electric Corporation Refrigeration cycle device
JP7455499B2 (ja) * 2018-03-08 2024-03-26 三菱重工サーマルシステムズ株式会社 リアクタ及び室外機
CN109099565B (zh) * 2018-08-21 2020-11-13 广东美的暖通设备有限公司 控制盒及具有其的控制器组件和空调室外机
JP7264786B2 (ja) * 2019-09-27 2023-04-25 株式会社コロナ 空気調和機の室外機

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SE446135B (sv) * 1982-04-15 1986-08-11 Westinghouse Electric Corp Kernbrenslepatron
JPS58189582U (ja) * 1982-06-14 1983-12-16 三洋電機株式会社 蓋付き箱体の取付装置
JP2004193322A (ja) * 2002-12-11 2004-07-08 Toyota Motor Corp 電子部品収容筐体
JP3992065B2 (ja) * 2006-02-01 2007-10-17 ダイキン工業株式会社 電装品アセンブリ及びそれを備えた空気調和装置の室外ユニット
JP5114916B2 (ja) * 2006-10-06 2013-01-09 ダイキン工業株式会社 電装品箱
WO2013046899A1 (ja) * 2011-09-29 2013-04-04 三洋電機株式会社 空気調和装置
JP5966777B2 (ja) * 2012-08-31 2016-08-10 株式会社富士通ゼネラル 空気調和機の室外機
WO2014080462A1 (ja) * 2012-11-21 2014-05-30 三洋電機株式会社 電力変換装置
JP6188431B2 (ja) * 2013-06-05 2017-08-30 三菱電機株式会社 空気調和装置

Also Published As

Publication number Publication date
GB2549868A (en) 2017-11-01
JPWO2016129117A1 (ja) 2017-06-29
GB2549868B (en) 2020-07-22
WO2016129117A1 (ja) 2016-08-18
GB201710252D0 (en) 2017-08-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6320581B2 (ja) 空気調和装置の室外機
US10008895B2 (en) Inverter-integrated electric compressor
EP3327919B1 (en) Inverter apparatus
JP6203492B2 (ja) インバータ一体型電動圧縮機
JP5861614B2 (ja) 高電圧電気装置及び電動圧縮機
WO2017163828A1 (ja) インバータ一体型電動圧縮機
JP6409968B2 (ja) 機電一体型の回転電機装置
WO2014057622A1 (ja) 電力変換装置
WO2014034564A1 (ja) 空気調和機の室外機
JP2008187798A (ja) 電力変換回路を内蔵したモータおよびそれを搭載した機器
JP2017017975A (ja) 電動コンプレッサ
JP2006014478A (ja) 電動機
WO2016140147A1 (ja) パワー半導体モジュール及び電力変換装置
WO2017163811A1 (ja) 電子回路装置及びそれを備えたインバータ一体型電動圧縮機
JP5529477B2 (ja) インバータ一体型電動圧縮機
JP4989665B2 (ja) 駆動回路一体型モーター、この駆動回路一体型モーターを用いた空気調和機の室内機、空気調和機、換気扇及びポンプ、並びにこのポンプを用いた機器及び給湯機
JP2009099677A (ja) 電装品ユニット
JP6754252B2 (ja) インバータ一体型電動圧縮機及びその製造方法
JP6647152B2 (ja) Dcブラシレスモータおよび換気送風機
JP2017133737A (ja) 空気調和機の室外機
JP6723142B2 (ja) コンデンサユニット、電動圧縮機
KR20100099860A (ko) 인버터가 장착된 전동식 압축기
JP4033052B2 (ja) 制御ユニット一体型圧縮機と空気調和機
JP2007250700A (ja) 半導体装置
JP2015163013A (ja) 圧縮機制御装置、力率改善回路、電装部品の放熱構造、及び電気機器

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170314

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170314

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180306

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180403

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6320581

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250