以下に添付図面を参照して、本発明にかかる授業管理プログラム、授業管理方法、および授業管理システムの実施の形態を詳細に説明する。
(授業管理方法の一実施例)
図1は、授業管理方法の一実施例を示す説明図である。授業管理装置100は、本実施の形態にかかる授業管理プログラムを実行するコンピュータである。授業管理装置100は、授業が行われるクラスと、授業が行われる科目と、授業が行われる日付との組み合わせに対応付けて、授業で使用されるファイルを記憶する。クラスとは、組分けした生徒の集団である。クラスとは、いわゆる学級である。
ここで、いずれかの回の授業が行われる場合に、前回の授業の内容を確認するために前回の授業で使用されたファイルが使用されることがある。しかしながら、前回の授業が行われた日付や時限を特定して、前回の授業で使用されたファイルを探すのに、手間がかかってしまう。このため、前回の授業の内容を確認して今回の授業の準備を行うのに時間がかかったり、前回の授業の内容を学習者に確認させて復習を行わせるのに時間がかかって授業が滞ってしまうことがある。そこで、本実施の形態では、前回の授業で使用されたファイルを効率よく取得することができる授業管理方法について説明する。
図1の例では、授業管理装置100を、教育者や学習者が使用するPC(Personal computer)、ノートPC、タブレット型PC、スマートフォンなどに適用した場合を例に挙げて説明する。
授業管理装置100は、授業ボックス101と、前時ボタン102と、次時ボタン103とを、ディスプレイに表示する。授業ボックス101は、ユーザの操作入力によって指定された日付における、指定された時限に、指定されたクラスで行われる、指定された科目の授業で使用されるファイルが表示される領域である。以下の説明では、指定された日付における、指定された時限に、指定されたクラスで行われる、指定された科目の授業を、「本時の授業」と表記する場合がある。
前時ボタン102は、授業ボックス101の表示を、本時の授業と同一のクラスで行われる、本時の授業と同一の科目の本時の授業にとっての前回の授業で使用されるファイルの表示に切り替えるボタンである。以下の説明では、本時の授業にとっての前回の授業を、「前時の授業」と表記する場合がある。
次時ボタン103は、授業ボックス101の表示を、本時の授業と同一のクラスで行われる、本時の授業と同一の科目の本時の授業にとっての次回の授業で使用されるファイルの表示に切り替えるボタンである。以下の説明では、本時の授業にとっての次回の授業を、「次時の授業」と表記する場合がある。
(1)授業管理装置100は、本時の授業として、「2014/11/20(木)」の「5時限目」に、「2−1」で行われる「算数」についての第3回目の授業が指定されると、第3回目の授業で使用されるファイルを授業ボックス101に表示する。授業管理装置100は、例えば、ファイルのサムネイル画像を授業ボックス101に表示する。これにより、教育者や学習者は、操作入力によって、授業ボックス101に表示されたサムネイル画像を選択して、選択したサムネイル画像が示す本時の授業で使用されるファイルにアクセスすることができる。
(2)ここで、授業管理装置100は、前時ボタン102が押下されると、前時の授業として、「2014/11/19(水)」の「3時限目」に、「2−1」で行われる「算数」についての第2回目の授業を特定する。そして、授業管理装置100は、特定した第2回目の授業で使用されるファイルを授業ボックス101に表示する。これにより、教育者や学習者は、操作入力によって、授業ボックス101に表示されたサムネイル画像を選択して、選択したサムネイル画像が示す前時の授業で使用されるファイルにアクセスすることができる。
また、授業管理装置100は、さらに前時ボタン102が押下されると、ファイルを表示中の第2回目の授業を改めて本時の授業として指定し直して、本時の授業にとっての前時の授業として第1回目の授業を特定してもよい。そして、授業管理装置100は、第1回目の授業で使用されるファイルを授業ボックス101に表示してもよい。これにより、授業管理装置100は、授業ボックス101にファイルを表示する授業を、一つずつ前の回に遡っていくことができる。
また、授業管理装置100は、次時ボタン103が押下されると、ファイルを表示中の第2回目の授業を新たに本時の授業として指定し直して、本時の授業にとっての次時の授業として第3回目の授業を特定してもよい。そして、授業管理装置100は、第3回目の授業で使用されるファイルを授業ボックス101に表示してもよい。これにより、授業管理装置100は、授業ボックス101の表示内容を、第3回目の授業で使用されるファイルを表示する内容に戻すことができる。
(3)一方で、授業管理装置100は、次時ボタン103が押下されると、次時の授業として、「2014/11/21(金)」の「2時限目」に、「2−1」で行われる「算数」についての第4回目の授業を特定する。そして、授業管理装置100は、特定した第4回目の授業で使用されるファイルを授業ボックス101に表示する。これにより、教育者や学習者は、操作入力によって、授業ボックス101に表示されたサムネイル画像を選択して、選択したサムネイル画像が示す次時の授業で使用されるファイルにアクセスすることができる。
また、授業管理装置100は、さらに次時ボタン103が押下されると、ファイルを表示中の第4回目の授業を新たに本時の授業として指定し直して、本時の授業にとっての次時の授業として第5回目の授業を特定してもよい。そして、授業管理装置100は、第5回目の授業で使用されるファイルを授業ボックス101に表示してもよい。これにより、授業管理装置100は、授業ボックス101にファイルを表示する授業を、一つずつ後ろの回に進めていくことができる。
また、授業管理装置100は、前時ボタン102が押下されると、ファイルを表示中の第4回目の授業を新たに本時の授業として指定し直して、本時の授業にとっての前時の授業として第3回目の授業を特定してもよい。そして、授業管理装置100は、第3回目の授業で使用されるファイルを授業ボックス101に表示してもよい。これにより、授業管理装置100は、授業ボックス101の表示内容を、第3回目の授業で使用されるファイルを表示する内容に戻すことができる。
このように、授業管理装置100は、授業ボックス101の表示を、本時の授業で使用されるファイルから、前時の授業で使用されるファイルに切り替えたり、次時の授業で使用されるファイルに切り替えることができる。このため、授業管理装置100は、いずれかのクラスで行われたいずれかの科目の授業について、第1回目〜第x回目といった観点からの授業の継続性に配慮したシステムを実現することができる(xは、2以上の自然数)。これにより、授業管理装置100のユーザは、前時の授業が行われた日付や時限を把握して、前時の授業で使用されるファイル、または次時の授業で使用されるファイルを、効率よく取得することができる。
したがって、教育者や学習者が、授業が行われるときに、前時の授業で使用されたファイルを探すのに手間取って、授業の時間が浪費されてしまうことを防止することができる。また、教育者や学習者が、授業が行われる前に、前時の授業で使用されたファイルを探すのに手間取って、授業の準備に時間が浪費されてしまうことを防止することもできる。また、教育者や学習者が、次時の授業で使用されるファイルを準備したり、確認したりするときに、次時の授業で使用されるファイルを探すのに手間取ってしまうことを防止することができる。また、教育者や学習者は、前時の授業で使用されるファイルや次時の授業で使用されるファイルを探した後は、本時の授業で使用されるファイルを表示するように授業ボックス101の表示内容を戻すことができる。
ここでは、授業管理装置100が、前時ボタン102と、次時ボタン103とを、両方ともディスプレイに表示する場合について説明したが、これに限らない。例えば、授業管理装置100は、前時ボタン102と、次時ボタン103とのいずれかを表示しなくてもよい。具体的には、授業管理装置100は、前時ボタン102を表示し、次時ボタン103を表示せず、前時ボタン102が押下されると前時の授業で使用されるファイルを授業ボックス101に表示してもよい。
また、授業管理装置100は、前時の授業が存在しない場合、前時ボタン102を表示しなくてもよいし、前時ボタン102を押下不可能な状態で表示してもよいし、前時ボタン102を押下されたときに前時の授業が存在しないことを通知してもよい。同様に、授業管理装置100は、次時の授業が存在しない場合、次時ボタン103を表示しなくてもよいし、次時ボタン103を押下不可能な状態で表示してもよいし、次時ボタン103を押下されたときに次時の授業が存在しないことを通知してもよい。
授業管理装置100は、授業ボックス101を介して、授業ボックス101に表示中の授業で使用されるファイルの格納場所にアクセス可能に設定してもよい。授業管理装置100は、例えば、別の格納場所にあるファイルが、授業ボックス101に対してドラッグ&ドロップされた場合に、当該ファイルを授業ボックス101に表示中の授業で使用されるファイルとして格納してもよい。また、授業管理装置100は、例えば、授業ボックス101に表示中のファイルが別の格納場所に対してドラッグ&ドロップされた場合に、当該ファイルを別の格納場所にコピーしてもよい。これにより、教育者や学習者は、本時の授業で使用されるファイルを次時の授業で使用されるファイルとしてコピーして格納したり、次時の授業までの宿題として作成したファイルを次時の授業で使用されるファイルとして格納することができる。
(授業管理システム200の一例)
次に、図1に示した授業管理装置100を適用した、授業管理システム200の一例について説明する。
図2は、授業管理システム200の一例を示す説明図である。図2において、授業管理システム200は、情報蓄積装置201と、クライアント装置202−1〜202−nと、を含む(nは、2以上の自然数)。以下の説明では、クライアント装置202−1〜202−nを、「クライアント装置202」と表記する場合がある。
授業管理システム200において、情報蓄積装置201とクライアント装置202−1〜202−nは、有線または無線のネットワーク210を介して接続される。ネットワーク210は、例えば、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、インターネットなどである。
〈授業管理システム200の具体例(その1)〉
情報蓄積装置201は、例えば、図4に後述する教科マスタ400、図5に後述する時限マスタ500、図6に後述するクラステーブル600、図7に後述する時間割テーブル700などの各種テーブルを有するコンピュータである。情報蓄積装置201は、各種テーブルの情報をクライアント装置202−1〜202−nに提供する。情報蓄積装置201は、例えば、サーバである。
クライアント装置202−1〜202−nは、例えば、ディスプレイ(例えば、後述する図8に示すディスプレイ806)を有するコンピュータである。クライアント装置202−1〜202−nは、情報蓄積装置201から提供された各種情報に基づいて、図10〜図12に後述する授業管理画面1000などの各種画面を表示可能である。また、クライアント装置202−1〜202−nは、図14に後述する授業管理画面1400などの各種画面を表示可能であってもよい。クライアント装置202−1〜202−nは、例えば、教育者や学習者が使用するPC、ノートPC、タブレット型PC、スマートフォンなどである。
情報蓄積装置201は、具体的には、クライアント装置202−1〜202−nから各種テーブルの情報の取得要求を受信すると、各種テーブルの情報をクライアント装置202−1〜202−nに送信する。これにより、クライアント装置202−1〜202−nは、各種テーブルの情報を取得し、各種テーブルの情報に基づいて各種画面の画面情報を作成して、ディスプレイに各種画面を表示する。
〈授業管理システム200の具体例(その2)〉
また、情報蓄積装置201は、例えば、上述した各種テーブルを有し、各種テーブルの情報に基づいて、クライアント装置202−1〜202−nの表示制御を行うコンピュータであってもよい。一方で、クライアント装置202−1〜202−nは、例えば、ディスプレイを有し、情報蓄積装置201の表示制御に従って、上述した各種画面を表示可能なコンピュータであってもよい。
情報蓄積装置201は、具体的には、クライアント装置202−1〜202−nから、上述した各種画面の表示要求を受信すると、各種テーブルの情報に基づいて各種画面の画面情報を生成して、クライアント装置202−1〜202−nに送信する。これにより、クライアント装置202−1〜202−nは、ディスプレイに各種画面を表示する。
〈授業管理システム200の具体例(その3)〉
また、情報蓄積装置201は、例えば、上述した各種テーブルを有していなくてもよい。一方で、クライアント装置202−1〜202−nは、例えば、上述した各種テーブルを有するコンピュータであってもよい。また、クライアント装置202−1〜202−nは、ディスプレイを有し、上述した各種テーブルの情報に基づいて、クライアント装置202−1〜202−nの表示制御を行ってもよい。
クライアント装置202−1〜202−nは、具体的には、ユーザの操作入力によって上述した各種画面の表示要求を受け付けると、各種テーブルの情報に基づいて各種画面の画面情報を生成して、ディスプレイに各種画面を表示する。この場合、情報蓄積装置201は、授業管理システム200に含まれていなくてもよい。
以下の説明では、上述した授業管理システム200の具体例(その1)において、クライアント装置202−1〜202−nを授業管理装置100として動作させる場合について説明する。
(情報蓄積装置201のハードウェア構成例)
図3は、情報蓄積装置201のハードウェア構成例を示すブロック図である。図3において、情報蓄積装置201は、CPU(Central Processing Unit)301と、メモリ302と、I/F(Interface)303と、ディスクドライブ304と、ディスク305と、を有する。また、各構成部は、バス300によってそれぞれ接続される。
ここで、CPU301は、情報蓄積装置201の全体の制御を司る。メモリ302は、例えば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)およびフラッシュROMなどを有する。具体的には、例えば、フラッシュROMやROMが各種プログラムを記憶し、RAMがCPU301のワークエリアとして使用される。メモリ302に記憶されるプログラムは、CPU301にロードされることで、コーディングされている処理をCPU301に実行させる。
メモリ302は、図4に後述する教科マスタ400、図5に後述する時限マスタ500、図6に後述するクラステーブル600、図7に後述する時間割テーブル700などの各種テーブルを記憶する。メモリ302は、授業が割り当てられた時間割に対応付けて当該授業で使用するファイルのファイル情報を記憶する。
I/F303は、通信回線を通じてネットワーク210に接続され、ネットワーク210を介して他のコンピュータ(例えば、図2に示したクライアント装置202)に接続される。そして、I/F303は、ネットワーク210と内部のインターフェースを司り、他のコンピュータからのデータの入出力を制御する。I/F303には、例えば、モデムやLANアダプタなどを採用することができる。
ディスクドライブ304は、CPU301の制御に従ってディスク305に対するデータのリード/ライトを制御する。ディスク305は、ディスクドライブ304の制御で書き込まれたデータを記憶する。ディスク305は、メモリ302の代わりに、図4に後述する教科マスタ400、図5に後述する時限マスタ500、図6に後述するクラステーブル600、図7に後述する時間割テーブル700などの各種テーブルを記憶してもよい。ディスク305は、メモリ302の代わりに、授業が割り当てられた時間割に対応付けて当該授業で使用するファイルのファイル情報を記憶してもよい。ディスク305としては、例えば、磁気ディスク、光ディスクなどが挙げられる。
情報蓄積装置201は、上述した構成部のほか、例えば、SSD(Solid State Drive)、キーボード、マウス、ディスプレイなどを有することにしてもよい。
(各種テーブルの記憶内容)
次に、図4〜図7を用いて各種テーブルの記憶内容について説明する。各種テーブルは、例えば、図3に示した情報蓄積装置201のメモリ302、ディスク305により実現される。
〈教科マスタ400の記憶内容〉
まず、図4を用いて、教科マスタ400の記憶内容の一例について説明する。
図4は、教科マスタ400の記憶内容の一例を示す説明図である。図4に示すように、教科マスタ400は、教科ID項目に対応付けて、教科名項目を有し、教科ごとに各項目に情報が設定されることにより、レコードを記憶する。
教科ID項目には、教科を識別するための教科ID(IDentification)が記憶される。教科IDとは、例えば、ひらがな、アルファベット、数字、またはその組み合わせを含む任意長の文字列である。教科名項目には、教科IDにより識別される教科の教科名が記憶される。教科とは、例えば、国語、算数、理科、社会、英語、体育などである。例えば、レコード401は、教科ID「KY_KOKUGO」に教科名「国語」を対応付けた教科情報を示す。
〈時限マスタ500の記憶内容〉
次に、図5を用いて、時限マスタ500の記憶内容の一例について説明する。
図5は、時限マスタ500の記憶内容の一例を示す説明図である。図5に示すように、時限マスタ500は、時限ID項目に対応付けて、時限名項目を有し、時限ごとに各項目に情報が設定されることにより、レコードを記憶する。
時限ID項目には、時限を識別するための時限IDが記憶される。時限IDとは、例えば、時限を識別するためのひらがな、アルファベット、数字、またはその組み合わせを含む任意長の文字列である。時限名項目には、時限IDにより識別される時限の時限名が記憶される。時限とは、例えば、1時限、2時限、3時限、4時限、5時限、6時限などである。例えば、レコード501は、時限ID「1」に時限名「1時限」を対応付けた時限情報を示す。
〈クラステーブル600の記憶内容〉
次に、図6を用いて、クラステーブル600の記憶内容の一例について説明する。
図6は、クラステーブル600の記憶内容の一例を示す説明図である。図6に示すように、クラステーブル600は、クラスID項目に対応付けて、年度項目と、学年ID項目と、学級項目とを有し、クラスごとに各項目に情報が設定されることにより、レコードを記憶する。
クラスID項目には、クラスを識別するためのクラスIDが記憶される。クラスIDとは、例えば、クラスを識別するためのひらがな、アルファベット、数字、またはその組み合わせを含む任意長の文字列である。年度項目には、クラスIDにより識別されるクラスが編成された年度が記憶される。学年ID項目には、クラスIDにより識別されるクラスに所属する学習者の学年を識別するための学年IDが記憶される。学年とは、学習者の修学期間である。
学級項目には、クラスIDにより識別されるクラスの学級名が記憶される。学級名とは、例えば、1年1組、2年2組、3年3組などである。例えば、レコード601は、クラスID「CL1−1」に、年度「2014」と学年ID「1」と学級名「1年1組」とを対応付けたクラス情報を示す。
〈時間割テーブル700の記憶内容〉
次に、図7を用いて、時間割テーブル700の記憶内容の一例について説明する。
図7は、時間割テーブル700の記憶内容の一例を示す説明図である。図7に示すように、時間割テーブル700は、時間割ID項目に対応付けて、授業日付項目と、クラスID項目と、時限ID項目と、教科ID項目とを有し、時間割ごとに各項目に情報が設定されることにより、レコードを記憶する。
時間割ID項目には、時間割を識別するための時間割IDが記憶される。時間割IDとは、例えば、時間割を識別するためのひらがな、アルファベット、数字、またはその組み合わせを含む任意長の文字列である。時間割とは、いずれかの授業が割り当てられた時間である。授業日付項目には、時間割IDにより識別される時間割に割り当てられた授業が行われる日付が記憶される。
クラスID項目には、時間割IDにより識別される時間割に割り当てられた授業を受ける学習者が所属するクラスを識別するためのクラスIDが記憶される。時限ID項目には、時間割IDにより識別される時間割に割り当てられた授業が行われる時限を識別するための時限IDが記憶される。教科ID項目には、時間割IDにより識別される時間割に割り当てられた授業で学習する教科を識別するための教科IDが記憶される。例えば、レコード701は、時間割ID「JIKAN00001」に、授業日付「20141118」とクラスID「CL1−1」と時限ID「1」と教科ID「KY_KOKUGO」とを対応付けた時間割情報を示す。
(クライアント装置202のハードウェア構成例)
図8は、クライアント装置202のハードウェア構成例を示すブロック図である。図8において、クライアント装置202は、CPU801と、メモリ802と、ディスクドライブ803と、ディスク804と、I/F805と、ディスプレイ806と、入力装置807と、を有する。また、各構成部はバス800によってそれぞれ接続される。
ここで、CPU801は、クライアント装置202の全体の制御を司る。メモリ802は、例えば、ROM、RAMおよびフラッシュROMなどを有する。具体的には、例えば、フラッシュROMやROMが各種プログラムを記憶し、RAMがCPU801のワークエリアとして使用される。メモリ802に記憶されるプログラムは、CPU801にロードされることで、コーディングされている処理をCPU801に実行させる。
ディスクドライブ803は、CPU801の制御に従ってディスク804に対するデータのリード/ライトを制御する。ディスク804は、ディスクドライブ803の制御で書き込まれたデータを記憶する。ディスク804としては、例えば、磁気ディスク、光ディスクなどが挙げられる。
I/F805は、通信回線を通じてネットワーク210に接続され、ネットワーク210を介して他のコンピュータ(例えば、図2に示した情報蓄積装置201)に接続される。そして、I/F805は、ネットワーク210と内部のインターフェースを司り、他のコンピュータからのデータの入出力を制御する。
ディスプレイ806は、カーソル、アイコンあるいはツールボックスをはじめ、文書、画像、機能情報などのデータを表示する。ディスプレイ806は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)、液晶ディスプレイ、有機EL(Electroluminescence)ディスプレイなどを採用することができる。
入力装置807は、文字、数字、各種指示などの入力のためのキーを有し、データの入力を行う。入力装置807は、キーボードやマウスなどであってもよく、また、タッチパネル式の入力パッドやテンキーなどであってもよい。
クライアント装置202は、上述した構成部のうち、例えば、ディスクドライブ803、ディスク804などを有さないことにしてもよい。また、クライアント装置202は、上述した構成部のほか、例えば、SSD、スキャナ、プリンタなどを有することにしてもよい。
(授業管理装置100の機能的構成例)
次に、図9を用いて、授業管理装置100の機能的構成例について説明する。
図9は、授業管理装置100の機能的構成例を示すブロック図である。授業管理装置100は、制御部となる機能として、入力部901と、取得部902と、表示制御部903とを含む。
各機能部は、例えば、図8に示したメモリ802、ディスク804などの記憶装置に記憶されたプログラムをCPU801に実行させることにより、または、I/F805により、その機能を実現する。各機能部の処理結果は、例えば、メモリ802、ディスク804などの記憶装置に記憶される。
〈各機能部の処理内容の具体例(その1)〉
各機能部の処理内容の具体例(その1)は、クライアント装置202が、1つのクラスと、1つの科目と、日付とを指定する入力を受け付ける場合の具体例である。
入力部901は、1つのクラスと、1つの科目と、日付とを指定する入力を受け付ける。科目とは、例えば、上述した教科のいずれかである。入力部901は、例えば、キーボードやマウスなどの入力装置807を用いたユーザの操作入力により、クラスのクラスID「CL1−1」と、教科ID「KY_SANSU」と、日付「2014/11/20」とを指定する入力を受け付ける。これにより、入力部901は、本時の授業を特定するための情報の入力を受け付けることができる。
ここでは、入力部901が、ユーザの操作入力により、1つのクラスと、1つの科目と、日付とを指定する入力を受け付けた場合について説明したが、これに限らない。例えば、クライアント装置202が内部時計を有する場合がある。この場合、入力部901は、クライアント装置202が有する内部時計が示す日付を入力として受け付けてもよい。また、例えば、入力部901は、ネットワーク210による時刻提供サービスから提供される日付を入力として受け付けてもよい。
また、例えば、クライアント装置202が所定のクラスに固有のものであって、クライアント装置202が所定のクラスのクラスIDを記憶している場合がある。この場合、入力部901は、クライアント装置202が記憶する所定のクラスのクラスIDを入力として受け付けてもよい。
ここでは、入力部901が、1つのクラスと、1つの科目と、日付とを、まとめて指定する入力を受け付ける場合について説明したが、これに限らない。例えば、入力部901は、1つのクラスと、1つの科目と、日付とのそれぞれを指定する入力を、別々に受け付けてもよい。具体的には、入力部901は、ユーザ認証のために1つのクラスを指定する入力を受け付け、ユーザ認証が成功した後に内部時計が示す日付を入力として受け付けるとともに1つの科目を指定する入力を受け付けてもよい。
取得部902は、指定されたクラス、科目、日付の組み合わせに対応付けて登録されたファイル情報を取得する。ファイル情報とは、ファイルのタイトル、およびファイルのサムネイル画像などを含む情報である。取得部902は、例えば、記憶装置にアクセスして、指定されたクラス、科目、日付の組み合わせに対応付けて登録されたファイル情報を取得する。記憶装置とは、日付に対応付けて、授業が行われる対象のクラスと科目とが、複数のクラスについて登録され、それぞれの授業で使用されるファイルのファイル情報が登録されたコンピュータである。記憶装置とは、例えば、情報蓄積装置201である。
取得部902は、具体的には、指定されたクラスのクラスID「CL1−1」と、教科ID「KY_SANSU」と、日付「2014/11/20」とを付与したファイル情報の取得要求を、情報蓄積装置201に送信する。情報蓄積装置201は、時間割テーブル700を参照して、指定されたクラスのクラスID「CL1−1」と、教科ID「KY_SANSU」と、日付「2014/11/20」との組み合わせに対応する時間割ID「JIKAN00012」を特定する。情報蓄積装置201は、メモリ302の中から、特定した時間割ID「JIKAN00012」に対応するファイル情報を抽出して、クライアント装置202に送信する。取得部902は、情報蓄積装置201からファイル情報を受信し、本時の授業についてのファイル情報として取得する。これにより、取得部902は、表示対象になるファイル情報を取得することができる。
表示制御部903は、入力に応じて、指定されたクラス、科目、日付、日付における時限の組み合わせに対応付けて登録されたファイル情報と複数の操作ボタンとを表示する表示制御を行う。表示制御部903は、例えば、図10に後述するように、授業ボックス1020と、前時ボタン1040と、次時ボタン1050とを含む授業管理画面1000をディスプレイ806に表示する。表示制御部903は、例えば、図10に後述するように、取得部902によって取得された本時の授業のファイル情報を、授業管理画面1000に含まれる授業ボックス1020に表示する。これにより、表示制御部903は、本時の授業で使用されるファイルのファイル情報を、ユーザに通知することができる。
表示制御部903は、さらに、複数の操作ボタンのうち、1つのボタンを、指定されたクラスについての指定された科目の前回の授業に対応付けて登録されたファイル情報を表示させる制御のアクティベーションに割り当てる表示制御を行う。アクティベーションとは、所定の機能を実行開始させることである。そして、表示制御部903は、複数の操作ボタンのうち、1つのボタンの操作に応じて、指定されたクラスについての指定された科目の前回の授業に対応付けて登録されたファイル情報を表示させる制御を行う。
表示制御部903は、例えば、前時ボタン1040を、前回の授業に対応付けて登録されたファイル情報を表示させる機能を実行するトリガになるボタンとして割り当てる。前回の授業とは、指定されたクラスについての指定された科目の授業であって、指定された日付よりも前の日付に対応付けられた授業である。これにより、ユーザは、前時の授業で使用されたファイルのファイル情報を取得しやすくなる。
ここで、表示制御部903は、所定の時間帯以外では、前回の授業に対応付けて登録されたファイル情報を表示させる制御のアクティベーションを割り当てられたボタンを、操作不可能に設定してもよい。表示制御部903は、例えば、授業時間以外では、前時ボタン1040を押下不可能に設定してもよい。これにより、表示制御部903は、授業時間以外に、前時の授業で使用するファイルにアクセスしにくくして、前時の授業で使用するファイルの改ざんを防止することができる。
表示制御部903は、さらに、複数の操作ボタンのうち、他の1つのボタンを、指定されたクラスについての指定された科目の次回の授業に対応付けて登録されたファイル情報を表示させる制御のアクティベーションに割り当てる表示制御を行う。そして、表示制御部903は、複数の操作ボタンのうち、他の1つのボタンの操作に応じて、指定されたクラスについての指定された科目の次回の授業に対応付けて登録されたファイル情報を表示させる制御を行う。
表示制御部903は、例えば、次時ボタン1050を、次回の授業に対応付けて登録されたファイル情報を表示させる機能を実行するトリガになるボタンとして割り当てる。次回の授業とは、指定されたクラスについての指定された科目の授業であって、指定された日付よりも後の日付に対応付けられた授業である。これにより、ユーザは、次時の授業で使用されたファイルのファイル情報を取得しやすくなる。
ここで、表示制御部903は、所定の時間帯以外では、次回の授業に対応付けて登録されたファイル情報を表示させる制御のアクティベーションを割り当てられたボタンを、操作不可能に設定してもよい。表示制御部903は、例えば、授業時間以外では、次時ボタン1050を押下不可能に設定してもよい。これにより、表示制御部903は、授業時間以外に、次時の授業で使用するファイルにアクセスしにくくして、次時の授業で使用するファイルの改ざんを防止することができる。
・前回の授業に対応付けて登録されたファイル情報を表示させる制御
次に、指定されたクラスについての指定された科目の前回の授業に対応付けて登録されたファイル情報を表示させる制御のアクティベーションが割り当てられたボタンが押下された場合について説明する。
この場合、取得部902は、本時の授業より前に行われた前時の授業に対応付けて登録されたファイル情報を取得する。取得部902は、例えば、記憶装置にアクセスして、指定されたクラスについての指定された科目の授業であって、指定された日付以前の日付に対応付けられた、本時の授業より前に行われた前時の授業に対応付けて登録されたファイル情報を取得する。
取得部902は、具体的には、指定されたクラスのクラスID「CL1−1」と、教科ID「KY_SANSU」と、日付「2014/11/20」とを付与した、前時の授業についてのファイル情報の取得要求を、情報蓄積装置201に送信する。
情報蓄積装置201は、時間割テーブル700を参照して、指定されたクラスIDと同一のクラスID、指定された教科IDと同一の教科ID、指定された日付よりも前の日付の組み合わせに対応する時間割IDを特定する。情報蓄積装置201は、特定した時間割IDに対応するファイル情報と、特定した時間割IDに対応するクラスID、教科ID、日付の組み合わせとを、クライアント装置202に送信する。
取得部902は、情報蓄積装置201からファイル情報と、クラスID、教科ID、日付の組み合わせとを受信し、前時の授業についてのファイル情報と、クラスID、教科ID、日付の組み合わせとして取得する。これにより、取得部902は、表示対象になるファイル情報を取得することができる。ここで、入力部901は、取得部902によって取得されたクラスID、教科ID、日付の組み合わせを、新たに1つのクラスと、1つの科目と、日付とを指定する入力として受け付けてもよい。
この場合、表示制御部903は、前回の授業に対応付けて登録されたファイル情報を表示する表示制御を行う。表示制御部903は、例えば、取得部902によって取得された前時の授業についてのファイル情報を、授業ボックス1020に表示して、授業ボックス1020の表示を切り替える。これにより、ユーザは、前時の授業で使用されたファイルのファイル情報を取得しやすくなる。
・次回の授業に対応付けて登録されたファイル情報を表示させる制御
次に、指定されたクラスについての指定された科目の次回の授業に対応付けて登録されたファイル情報を表示させる制御のアクティベーションが割り当てられたボタンが押下された場合について説明する。
この場合、取得部902は、本時の授業より後に行われた次時の授業に対応付けて登録されたファイル情報を取得する。取得部902は、例えば、記憶装置にアクセスして、指定されたクラスについての指定された科目の授業であって、指定された日付以後の日付に対応付けられた、本時の授業より後に行われた次時の授業に対応付けて登録されたファイル情報を取得する。
取得部902は、具体的には、指定されたクラスのクラスID「CL1−1」と、教科ID「KY_SANSU」と、日付「2014/11/20」とを付与した、次時の授業についてのファイル情報の取得要求を、情報蓄積装置201に送信する。
情報蓄積装置201は、時間割テーブル700を参照して、指定されたクラスIDと同一のクラスID、指定された教科IDと同一の教科ID、指定された日付よりも後の日付の組み合わせに対応する時間割IDを特定する。情報蓄積装置201は、特定した時間割IDに対応するファイル情報と、特定した時間割IDに対応するクラスID、教科ID、日付の組み合わせとを、クライアント装置202に送信する。
取得部902は、情報蓄積装置201からファイル情報と、クラスID、教科ID、日付の組み合わせとを受信し、次時の授業についてのファイル情報と、クラスID、教科ID、日付の組み合わせとして取得する。これにより、表示対象になるファイル情報を取得することができる。ここで、入力部901は、取得部902によって取得されたクラスID、教科ID、日付の組み合わせを、新たに1つのクラスと、1つの科目と、日付とを指定する入力として受け付けてもよい。
この場合、表示制御部903は、次回の授業に対応付けて登録されたファイル情報を表示する表示制御を行う。表示制御部903は、例えば、取得部902によって取得された次時の授業についてのファイル情報を授業ボックス1020に表示して、授業ボックス1020の表示を切り替える。これにより、ユーザは、次時の授業で使用されたファイルのファイル情報を取得しやすくなる。
〈各機能部の処理内容の具体例(その2)〉
各機能部の処理内容の具体例(その2)は、クライアント装置202が、さらに、時限を指定する入力を受け付け、指定されたクラスと、日付と、教科IDとの組み合わせに対応付けられた時間割IDが複数存在する場合にも対応可能な具体例である。各機能部の処理内容の具体例(その2)は、図10〜図13の説明に対応する。
入力部901は、1つのクラスと、1つの科目と、日付と、日付における時限とを指定する入力を受け付ける。入力部901は、例えば、キーボードやマウスなどの入力装置807を用いたユーザの操作入力により、クラスのクラスID「CL1−1」と、教科ID「KY_SANSU」と、日付「2014/11/20」と、時限ID「2」とを指定する入力を受け付ける。これにより、入力部901は、同日に同じ科目の授業が行われている場合があっても、情報蓄積装置201が時限を区別することができるように時限IDを含む、本時の授業を特定するための情報の入力を受け付けることができる。
ここで、各機能部の処理内容の具体例(その1)と同様に、入力部901は、クライアント装置202が有する内部時計が示す日付を入力として受け付けてもよい。また、入力部901は、ネットワーク210による時刻提供サービスから提供される日付を入力として受け付けてもよい。また、入力部901は、クライアント装置202が記憶する所定のクラスのクラスIDを入力として受け付けてもよい。入力部901は、1つのクラスと、1つの科目と、日付と、時限とのそれぞれを指定する入力を、別々に受け付けてもよい。
取得部902は、指定されたクラス、科目、日付、時限の組み合わせに対応付けて登録されたファイル情報を取得する。取得部902は、例えば、記憶装置にアクセスして、指定されたクラス、科目、日付、時限の組み合わせに対応付けて登録されたファイル情報を取得する。
取得部902は、具体的には、指定されたクラスのクラスID「CL1−1」と、教科ID「KY_SANSU」と、日付「2014/11/20」と、時限ID「2」とを付与したファイル情報の取得要求を、情報蓄積装置201に送信する。情報蓄積装置201は、時間割テーブル700を参照して、クラスのクラスID「CL1−1」と、教科ID「KY_SANSU」と、日付「2014/11/20」と、時限ID「2」との組み合わせに対応する時間割ID「JIKAN00012」を特定する。情報蓄積装置201は、メモリ302の中から特定した時間割ID「JIKAN00012」に対応するファイル情報を抽出して、クライアント装置202に送信する。
取得部902は、情報蓄積装置201からファイル情報を受信し、本時の授業についてのファイル情報として取得する。これにより、取得部902は、同日に同じ科目の授業が行われている場合があっても、情報蓄積装置201が時限を区別することができるように時限IDを送信して、表示対象になるファイル情報を取得することができる。
表示制御部903は、入力に応じて、指定されたクラス、科目、日付、時限の組み合わせに対応付けて登録されたファイル情報と複数の操作ボタンとを表示する表示制御を行う。表示制御部903は、例えば、授業ボックス1020と、前時ボタン1040と、次時ボタン1050とを含む授業管理画面1000をディスプレイ806に表示し、取得部902によって取得された本時の授業のファイル情報を授業ボックス1020に表示する。これにより、表示制御部903は、本時の授業で使用されるファイルのファイル情報を、ユーザに通知することができる。
表示制御部903は、さらに、複数の操作ボタンのうち、1つのボタンを、指定されたクラスについての指定された科目の前回の授業に対応付けて登録されたファイル情報を表示させる制御のアクティベーションに割り当てる表示制御を行う。そして、表示制御部903は、複数の操作ボタンのうち、1つのボタンの操作に応じて、指定されたクラスについての指定された科目の前回の授業に対応付けて登録されたファイル情報を表示させる制御を行う。表示制御部903は、例えば、前時ボタン1040を、前回の授業に対応付けて登録されたファイル情報を表示させる機能を実行するトリガになるボタンとして割り当てる。これにより、ユーザは、前時の授業で使用されたファイルのファイル情報を取得しやすくなる。
前回の授業とは、指定されたクラスについての指定された科目の授業であって、指定された日付以前の日付に対応付けられた、本時の授業より前に行われた授業である。前回の授業とは、例えば、指定されたクラスについての指定された科目の授業であって、指定された日付の指定された時限よりも前の時限に対応付けられた授業である。または、前回の授業とは、例えば、指定されたクラスについての指定された科目の授業であって、指定された日付よりも前の日付に対応付けられた授業である。
表示制御部903は、さらに、複数の操作ボタンのうち、他の1つのボタンを、指定されたクラスについての指定された科目の次回の授業に対応付けて登録されたファイル情報を表示させる制御のアクティベーションに割り当てる表示制御を行う。そして、表示制御部903は、複数の操作ボタンのうち、他の1つのボタンの操作に応じて、指定されたクラスについての指定された科目の次回の授業に対応付けて登録されたファイル情報を表示させる制御を行う。表示制御部903は、例えば、次時ボタン1050を、次回の授業に対応付けて登録されたファイル情報を表示させる機能を実行するトリガになるボタンとして割り当てる。これにより、ユーザは、次時の授業で使用されたファイルのファイル情報を取得しやすくなる。
次回の授業とは、指定されたクラスについての指定された科目の授業であって、指定された日付以後の日付に対応付けられた、本時の授業より後に行われた授業である。次回の授業とは、例えば、指定されたクラスについての指定された科目の授業であって、指定された日付の指定された時限よりも後の時限に対応付けられた授業である。または、次回の授業とは、例えば、指定されたクラスについての指定された科目の授業であって、指定された日付よりも後の日付に対応付けられた授業である。
・前回の授業に対応付けて登録されたファイル情報を表示させる制御
次に、指定されたクラスについての指定された科目の前回の授業に対応付けて登録されたファイル情報を表示させる制御のアクティベーションが割り当てられたボタンが押下された場合について説明する。
この場合、取得部902は、本時の授業より前に行われた前時の授業に対応付けて登録されたファイル情報を取得する。取得部902は、例えば、記憶装置にアクセスして、指定されたクラスについての指定された科目の授業であって、指定された日付以前の日付に対応付けられた、本時の授業より前に行われた前時の授業に対応付けて登録されたファイル情報を取得する。
取得部902は、具体的には、指定されたクラスのクラスID「CL1−1」と、教科ID「KY_SANSU」と、日付「2014/11/20」と、時限ID「2」を付与した前時の授業についてのファイル情報の取得要求を、情報蓄積装置201に送信する。
情報蓄積装置201は、時間割テーブル700を参照して、指定されたクラスIDと同一のクラスID、指定された教科IDと同一の教科ID、指定された日付における指定された時限よりも前の時限の組み合わせに対応する時間割IDを特定する。情報蓄積装置201は、時間割IDを特定できなかった場合、時間割テーブル700を参照して、指定されたクラスIDと同一のクラスID、指定された教科IDと同一の教科ID、指定された日付よりも前の日付の組み合わせに対応する時間割IDを特定する。
情報蓄積装置201は、特定した時間割IDに対応するファイル情報と、特定した時間割IDに対応するクラスID、教科ID、日付、時限IDの組み合わせとを、クライアント装置202に送信する。取得部902は、情報蓄積装置201からファイル情報と、クラスID、教科ID、日付、時限IDの組み合わせとを受信し、前時の授業についてのファイル情報と、クラスID、教科ID、日付、時限IDの組み合わせとして取得する。
これにより、取得部902は、同日に同じ科目の授業が行われている場合があっても、情報蓄積装置201が時限を区別することができるように時限IDを送信して、表示対象になるファイル情報を取得することができる。ここで、入力部901は、取得部902によって取得されたクラスID、教科ID、日付、時限IDの組み合わせを、新たに1つのクラスと、1つの科目と、日付と、時限とを指定する入力として受け付けてもよい。
この場合、表示制御部903は、前回の授業に対応付けて登録されたファイル情報を表示する表示制御を行う。表示制御部903は、例えば、取得部902によって取得された前時の授業についてのファイル情報を、授業ボックス1020に表示して、授業ボックス1020の表示を切り替える。これにより、ユーザは、前時の授業で使用されたファイルのファイル情報を取得しやすくなる。
・次回の授業に対応付けて登録されたファイル情報を表示させる制御
次に、指定されたクラスについての指定された科目の次回の授業に対応付けて登録されたファイル情報を表示させる制御のアクティベーションが割り当てられたボタンが押下された場合について説明する。
この場合、取得部902は、本時の授業より後に行われた次時の授業に対応付けて登録されたファイル情報を取得する。取得部902は、例えば、記憶装置にアクセスして、指定されたクラスについての指定された科目の授業であって、指定された日付以後の日付に対応付けられた、本時の授業より後に行われた次時の授業に対応付けて登録されたファイル情報を取得する。
取得部902は、具体的には、指定されたクラスのクラスID「CL1−1」と、教科ID「KY_SANSU」と、日付「2014/11/20」と、時限ID「2」を付与した、次時の授業のファイル情報の取得要求を、情報蓄積装置201に送信する。
情報蓄積装置201は、時間割テーブル700を参照して、指定されたクラスIDと同一のクラスID、指定された教科IDと同一の教科ID、指定された日付における指定された時限よりも後の時限の組み合わせに対応する時間割IDを特定する。情報蓄積装置201は、時間割IDを特定できなかった場合、時間割テーブル700を参照して、指定されたクラスIDと同一のクラスID、指定された教科IDと同一の教科ID、指定された日付よりも後の日付の組み合わせに対応する時間割IDを特定する。
情報蓄積装置201は、特定した時間割IDに対応するファイル情報と、特定した時間割IDに対応するクラスID、教科ID、日付、時限IDの組み合わせとを、クライアント装置202に送信する。取得部902は、情報蓄積装置201からファイル情報と、クラスID、教科ID、日付、時限IDの組み合わせとを受信し、次時の授業についてのファイル情報と、クラスID、教科ID、日付、時限IDの組み合わせとして取得する。
これにより、取得部902は、同日に同じ科目の授業が行われている場合があっても、情報蓄積装置201が時限を区別することができるように時限IDを送信して、表示対象になるファイル情報を取得することができる。ここで、入力部901は、取得部902によって取得されたクラスID、教科ID、日付、時限IDの組み合わせを、新たに1つのクラスと、1つの科目と、日付と、時限とを指定する入力として受け付けてもよい。
この場合、表示制御部903は、次回の授業に対応付けて登録されたファイル情報を表示する表示制御を行う。表示制御部903は、例えば、取得部902によって取得された次時の授業についてのファイル情報を授業ボックス1020に表示して、授業ボックス1020の表示を切り替える。これにより、ユーザは、次時の授業で使用されたファイルのファイル情報を取得しやすくなる。
〈各機能部の処理内容の具体例(その3)〉
各機能部の処理内容の具体例(その3)は、クライアント装置202が、前時ボタン1040や次時ボタン1050を表示しなくてもよい場合の具体例である。各機能部の処理内容の具体例(その3)は、図14の説明に対応する。
入力部901は、各機能部の処理内容の具体例(その1)と同様の処理を行うため、説明を省略する。入力部901は、各機能部の処理内容の具体例(その2)と同様の処理を行ってもよい。また、取得部902は、各機能部の処理内容の具体例(その1)と同様の処理を行うため、説明を省略する。
表示制御部903は、入力に応じて、指定されたクラス、科目、日付、日付における時限の組み合わせに対応付けて登録されたファイル情報を表示する表示制御を行う。表示制御部903は、例えば、授業ボックス1420を含む授業管理画面1400をディスプレイ806に表示し、取得部902によって取得された本時の授業についてのファイル情報を授業ボックス1420に表示する。これにより、ユーザは、本時の授業で使用されたファイルのファイル情報を取得しやすくなる。
表示制御部903は、さらに、複数の操作入力のうち、1つの操作入力を、指定されたクラスについての指定された科目の前回の授業に対応付けて登録されたファイル情報を表示させる制御のアクティベーションに割り当てる表示制御を行う。操作入力とは、キーボードやマウスなどの入力装置807、あるいはタッチパネル式の入力パッドなどの入力装置807によるユーザの操作入力である。そして、表示制御部903は、複数の操作入力のうち、1つの操作入力に応じて、指定されたクラスについての指定された科目の前回の授業に対応付けて登録されたファイル情報を表示させる制御を行う。
操作入力とは、例えば、キーボードによるショートカットキー、マウスによるマウスジェスチャー、タッチパネル式の入力パッドによるフリック操作やスライド操作などの入力である。操作入力とは、具体的には、タッチパネル式の入力パッドによって、右から左へオーバースクロールさせるようなスライド操作、および左から右へオーバースクロールさせるようなスライド操作である。また、操作入力とは、具体的には、上から下へオーバースクロールさせるようなスライド操作、および下から上へオーバースクロールさせるようなスライド操作であってもよい。
表示制御部903は、例えば、タッチパネル式の入力パッドによって、右から左へオーバースクロールさせるようなスライド操作を、前回の授業に対応付けて登録されたファイル情報を表示させる機能を実行するトリガになる操作入力として割り当てる。これにより、ユーザは、前時の授業で使用されたファイルのファイル情報を取得しやすくなる。
表示制御部903は、さらに、複数の操作入力のうち、他の1つの操作入力を、指定されたクラスについての指定された科目の次回の授業に対応付けて登録されたファイル情報を表示させる制御のアクティベーションに割り当てる表示制御を行う。そして、表示制御部903は、複数の操作入力のうち、他の1つの操作入力に応じて、指定されたクラスについての指定された科目の次回の授業に対応付けて登録されたファイル情報を表示させる制御を行う。表示制御部903は、例えば、タッチパネル式の入力パッドによって、左から右へオーバースクロールさせるようなスライド操作を、次回の授業に対応付けて登録されたファイル情報を表示させる機能を実行するトリガになるボタンとして割り当てる。これにより、ユーザは、次時の授業で使用されたファイルのファイル情報を取得しやすくなる。
・前回の授業に対応付けて登録されたファイル情報を表示させる制御
次に、指定されたクラスについての指定された科目の前回の授業に対応付けて登録されたファイル情報を表示させる制御のアクティベーションが割り当てられた操作入力が受け付けられた場合について説明する。
この場合、取得部902は、各機能部の処理内容の具体例(その1)の前回の授業に対応付けて登録されたファイル情報を表示させる制御のアクティベーションが割り当てられたボタンが押下された場合と同様の処理を行うため、説明を省略する。取得部902は、入力部901が各機能部の処理内容の具体例(その2)と同様の処理を行った場合には、各機能部の処理内容の具体例(その2)と同様の処理を行ってもよい。
この場合、表示制御部903は、各機能部の処理内容の具体例(その1)の前回の授業に対応付けて登録されたファイル情報を表示させる制御のアクティベーションが割り当てられたボタンが押下された場合と同様の処理を行うため、説明を省略する。表示制御部903は、入力部901が各機能部の処理内容の具体例(その2)と同様の処理を行った場合には、各機能部の処理内容の具体例(その2)と同様の処理を行ってもよい。
・次回の授業に対応付けて登録されたファイル情報を表示させる制御
次に、指定されたクラスについての指定された科目の次回の授業に対応付けて登録されたファイル情報を表示させる制御のアクティベーションが割り当てられた操作入力が受け付けられた場合について説明する。
この場合、取得部902は、各機能部の処理内容の具体例(その1)の次回の授業に対応付けて登録されたファイル情報を表示させる制御のアクティベーションが割り当てられたボタンが押下された場合と同様の処理を行うため、説明を省略する。取得部902は、入力部901が各機能部の処理内容の具体例(その2)と同様の処理を行った場合には、各機能部の処理内容の具体例(その2)と同様の処理を行ってもよい。
この場合、表示制御部903は、各機能部の処理内容の具体例(その1)の次回の授業に対応付けて登録されたファイル情報を表示させる制御のアクティベーションが割り当てられたボタンが押下された場合と同様の処理を行うため、説明を省略する。表示制御部903は、入力部901が各機能部の処理内容の具体例(その2)と同様の処理を行った場合には、各機能部の処理内容の具体例(その2)と同様の処理を行ってもよい。
(授業管理装置100による表示制御の具体例)
次に、図10〜図13を用いて、授業管理装置100による表示制御の具体例について説明する。
図10は、クライアント装置202の画面表示の具体例を示す説明図である。まず、クライアント装置202は、キーボードやマウスなどの入力装置807を用いたユーザの操作入力により、ユーザが所属するクラス「1年1組」と、現在の日付「2014/11/20」とを指定する入力を受け付けたとする。
このとき、クライアント装置202は、指定されたクラス「1年1組」と、現在の日付「2014/11/20」とを付与した、当該クラスで当該日付における各時限に行われる授業の教科を取得するための取得要求を、情報蓄積装置201に送信する。これにより、クライアント装置202は、各時限に行われる授業の教科を、情報蓄積装置201から取得する。
そして、クライアント装置202は、図10(A)に示すように、授業ランチャー1010と、授業ボックス1020と、表示対象の授業の日付表示欄1030と、前時ボタン1040と、次時ボタン1050とが含まれる授業管理画面1000を表示する。授業ランチャー1010とは、各時限の教科を表す時間割表が表示される領域である。授業ボックス1020とは、いずれかの授業に対応付けられたファイル情報が表示される領域である。
また、クライアント装置202は、情報蓄積装置201から取得した各時限に行われる授業の時限と教科とを対応付けて表す時間割表を、授業の時限と教科との組み合わせを選択可能なボタン1011〜1015にして、授業ランチャー1010に表示する。クライアント装置202は、授業の時限と教科との組み合わせを選択する操作入力を、本時の授業の時限と教科との組み合わせを指定する操作入力として受け付ける。また、クライアント装置202は、授業ランチャー1010と日付表示欄1030とを、空欄にして表示する。
ここで、クライアント装置202が、キーボードやマウスなどの入力装置807を用いたユーザの操作入力により、ボタン1012の押下を受け付けたとする。換言すれば、クライアント装置202が、本時の授業の時限と教科との組み合わせとして、時限「2時限」と教科「算数」との組み合わせを指定する操作入力を受け付けたとする。
このとき、クライアント装置202は、指定されたクラスと日付と、指定された本時の授業の時限と教科とを付与した、本時の授業に対応付けられたファイル情報を取得するための取得要求を、情報蓄積装置201に送信する。これにより、クライアント装置202は、本時の授業に対応付けられたファイル情報を、情報蓄積装置201から取得する。
そして、クライアント装置202は、図10(B)に示すように、授業ボックス1020に、取得したファイル情報を表示する。また、クライアント装置202は、表示対象の授業の日付表示欄1030に、指定された日付「2014/11/20」と、指定された時限「2時限」とを表示する。
このように、クライアント装置202は、本時の授業に対応付けられたファイル情報を表示することができる。結果として、クライアント装置202のユーザは、本時の授業に対応付けられたファイル情報に基づいて、本時の授業で使用されるファイルを使用することができる。次に、図11を用いて、前時ボタン1040が押下された場合の画面遷移の具体例について説明する。
図11は、クライアント装置202の画面遷移の具体例を示す説明図(その1)である。図11(A)は、図10(B)に示した授業管理画面1000である。ここで、クライアント装置202が、キーボードやマウスなどの入力装置807を用いたユーザの操作入力により、前時ボタン1040の押下を受け付けたとする。
このとき、クライアント装置202は、指定されたクラスと、指定された日付と、指定された時限と、指定された教科とを付与した、前時の授業に対応付けられたファイル情報を取得するための取得要求を、情報蓄積装置201に送信する。情報蓄積装置201は、取得要求を受信すると、前時の授業を特定して、前時の授業に対応付けられたファイル情報をクライアント装置202に送信する。
これにより、クライアント装置202は、前時の授業が行われる日付と時限と、前時の授業に対応付けられたファイル情報とを、情報蓄積装置201から取得する。情報蓄積装置201が、前時の授業を特定して、前時の授業に対応付けられたファイル情報をクライアント装置202に送信する具体例については、図13を用いて後述する。
そして、クライアント装置202は、図11(B)に示すように、授業ボックス1020に、取得した前時の授業に対応付けられたファイル情報を表示する。また、クライアント装置202は、表示対象の授業の日付表示欄1030に、取得した日付「2014/11/19」と、指定された時限「2時限」とを表示する。
このように、クライアント装置202は、前時の授業に対応付けられたファイル情報を表示することができる。結果として、クライアント装置202のユーザは、前時の授業で使用されるファイルを、効率よく取得することができる。したがって、教育者や学習者が、授業が行われるときに、前時の授業で使用されたファイルを探すのに手間取って、授業の時間が浪費されてしまうことを防止することができる。次に、図12を用いて、次時ボタン1050が押下された場合の画面遷移の具体例について説明する。
図12は、クライアント装置202の画面遷移の具体例を示す説明図(その2)である。図12(A)は、図10(B)に示した授業管理画面1000である。ここで、クライアント装置202が、キーボードやマウスなどの入力装置807を用いたユーザの操作入力により、次時ボタン1050の押下を受け付けたとする。
このとき、クライアント装置202は、指定されたクラスと、指定された日付と、指定された時限と、指定された教科とを付与した、次時の授業に対応付けられたファイル情報を取得するための取得要求を、情報蓄積装置201に送信する。情報蓄積装置201は、取得要求を受信すると、次時の授業を特定して、次時の授業に対応付けられたファイル情報をクライアント装置202に送信する。
これにより、クライアント装置202は、次時の授業が行われる日付と時限と、次時の授業に対応付けられたファイル情報とを、情報蓄積装置201から取得する。情報蓄積装置201が、次時の授業を特定して、次時の授業に対応付けられたファイル情報をクライアント装置202に送信する具体例については、図13を用いて後述する。
そして、クライアント装置202は、図12(B)に示すように、授業ボックス1020に、取得した次時の授業に対応付けられたファイル情報を表示する。また、クライアント装置202は、表示対象の授業の日付表示欄1030に、取得した日付「2014/11/21」と、指定された時限「3時限」とを表示する。
このように、クライアント装置202は、次時の授業に対応付けられたファイル情報を表示することができる。結果として、クライアント装置202のユーザは、次時の授業で使用されるファイルを、効率よく取得することができる。したがって、教育者や学習者が、次時の授業で使用されるファイルを準備したり、確認したりするときに、次時の授業で使用されるファイルを探すのに手間取ってしまうことを防止することができる。
ここでは、クライアント装置202が、クラスと、日付と、時限と、教科とを、情報蓄積装置201に送信する場合について説明したが、これに限らない。例えば、クライアント装置202は、クラスIDと、日付と、時限IDと、教科IDとを、情報蓄積装置201に送信してもよい。
図13は、ファイル情報の特定例を示す説明図である。図13において、情報蓄積装置201は、例えば、クラス「1年1組」と日付「2014/11/20」と時限「2時限」と教科「算数」とを付与した、前時の授業に対応付けられたファイル情報を取得するための取得要求を受信したとする。
このとき、情報蓄積装置201は、クラス「1年1組」のクラスID「CL1−1」と日付「2014/11/20」と時限「2時限」の時限ID「2」と教科「算数」の教科ID「KY_SANSU」との組み合わせを特定する。次に、情報蓄積装置201は、時間割テーブル700の中から、特定した組み合わせを含むレコード712を特定する。
そして、情報蓄積装置201は、当該クラスIDと、当該教科IDと、当該日付との組み合わせを含むレコードであって、当該日付における当該時限よりも前であって当該時限に最も近い時限を含むレコードを検索する。情報蓄積装置201は、検索できなかった場合、さらに、当該クラスIDと、当該教科IDとの組み合わせを含むレコードであって、当該日付よりも前であって当該日付に最も近い日付を含むレコードを検索する。
図13の例では、情報蓄積装置201は、レコード707を検索し、レコード707の時間割表ID「JIKAN00007」を、前時の授業が割り当てられた時間割の時間割IDとして特定する。これにより、情報蓄積装置201は、前時の授業が割り当てられた時間割の時間割IDを特定することができる。そして、情報蓄積装置201は、前時の授業が割り当てられた時間割の時間割IDに対応付けられたファイル情報を、前時の授業に対応付けられたファイル情報として特定することができる。
また、情報蓄積装置201は、例えば、クラス「1年1組」と日付「2014/11/20」と時限「2時限」と教科「算数」とを付与した、次時の授業に対応付けられたファイル情報を取得するための取得要求を受信したとする。
このとき、情報蓄積装置201は、クラス「1年1組」のクラスID「CL1−1」と日付「2014/11/20」と時限「2時限」の時限ID「2」と教科「算数」の教科ID「KY_SANSU」との組み合わせを特定する。次に、情報蓄積装置201は、時間割テーブル700の中から、特定した組み合わせを含むレコード712を特定する。
そして、情報蓄積装置201は、当該クラスIDと、当該教科IDと、当該日付との組み合わせを含むレコードであって、当該日付における当該時限よりも後であって当該時限に最も近い時限を含むレコードを検索する。情報蓄積装置201は、検索できなかった場合、さらに、当該クラスIDと、当該教科IDとの組み合わせを含むレコードであって、当該日付よりも後であって当該日付に最も近い日付を含むレコードを検索する。
図13の例では、情報蓄積装置201は、レコード718を検索し、レコード718の時間割表ID「JIKAN00018」を、次時の授業が割り当てられた時間割の時間割IDとして特定する。これにより、情報蓄積装置201は、次時の授業が割り当てられた時間割の時間割IDを特定することができる。そして、情報蓄積装置201は、次時の授業が割り当てられた時間割の時間割IDに対応付けられたファイル情報を、次時の授業に対応付けられたファイル情報として特定することができる。
(授業管理装置100による表示制御の他の具体例)
次に、図14を用いて、授業管理装置100による表示制御の他の具体例について説明する。
図14は、クライアント装置202の画面表示の他の具体例を示す説明図である。まず、クライアント装置202は、キーボードやマウスなどの入力装置807を用いたユーザの操作入力により、ユーザが所属するクラス「1年1組」と、現在の日付「2014/11/20」とを指定する入力を受け付けたとする。
このとき、クライアント装置202は、指定されたクラス「1年1組」と、現在の日付「2014/11/20」とを付与した、指定されたクラスで現在の日付における各時限に行われる授業の教科を取得するための取得要求を、情報蓄積装置201に送信する。これにより、クライアント装置202は、各時限に行われる授業の教科を、情報蓄積装置201から取得する。
そして、クライアント装置202は、授業ランチャー1410と、授業ボックス1420とが含まれる授業管理画面1400を表示する。また、クライアント装置202は、情報蓄積装置201から取得した各時限に行われる授業の時限と教科とを対応付けて表す時間割表を、いずれかの授業の時限と教科とを本時の授業の時限と教科として指定可能にして、授業ランチャー1410に表示する。
ここで、クライアント装置202が、キーボードやマウスなどの入力装置807を用いたユーザの操作入力により、本時の授業の時限と教科として、時限「2時限」と教科「算数」とを指定する操作入力を受け付けたとする。
このとき、クライアント装置202は、指定されたクラスと日付と、指定された本時の授業の時限と教科とを付与した、本時の授業に対応付けられたファイル情報を取得するための取得要求を、情報蓄積装置201に送信する。これにより、クライアント装置202は、本時の授業に対応付けられたファイル情報を、情報蓄積装置201から取得する。そして、クライアント装置202は、授業ボックス1420に、指定された日付と、指定された時限とを表示するとともに、取得したファイル情報を表示する。
このように、クライアント装置202は、本時の授業に対応付けられたファイル情報を表示することができる。結果として、クライアント装置202のユーザは、本時の授業に対応付けられたファイル情報に基づいて、本時の授業で使用されるファイルを使用することができる。
ここで、クライアント装置202は、タッチパネル式の入力パッドによって、下から上へオーバースクロールさせるスライド操作の入力を受け付けたことを、前時の授業に対応付けて登録されたファイル情報を表示させるトリガとして設定しているとする。
また、クライアント装置202は、タッチパネル式の入力パッドによって、上から下へオーバースクロールさせるスライド操作の入力を受け付けたことを、次時の授業に対応付けて登録されたファイル情報を表示させるトリガとして設定しているとする。
ここで、クライアント装置202が、キーボードやマウスなどの入力装置807を用いたユーザの操作入力により、下から上へオーバースクロールさせるスライド操作の入力を受け付けたとする。
このとき、クライアント装置202は、指定されたクラスと、指定された日付と、指定された時限と、指定された教科とを付与した、前時の授業に対応付けられたファイル情報を取得するための取得要求を、情報蓄積装置201に送信する。これにより、クライアント装置202は、前時の授業が行われる日付と時限と、前時の授業に対応付けられたファイル情報とを、情報蓄積装置201から取得する。
そして、クライアント装置202は、授業ボックス1420における、本時の授業に対応付けられたファイル情報の下部にスクロールして表示可能な表示領域に、取得した日付と時限とを表示するとともに、前時の授業に対応付けられたファイル情報を表示する。
このように、クライアント装置202は、前時の授業に対応付けられたファイル情報を表示することができる。結果として、クライアント装置202のユーザは、前時の授業で使用されるファイルを、効率よく取得することができる。したがって、教育者や学習者が、授業が行われるときに、前時の授業で使用されたファイルを探すのに手間取って、授業の時間が浪費されてしまうことを防止することができる。
また、クライアント装置202が、キーボードやマウスなどの入力装置807を用いたユーザの操作入力により、上から下へオーバースクロールさせるスライド操作の入力を受け付けたとする。
このとき、クライアント装置202は、指定されたクラスと、指定された日付と、指定された時限と、指定された教科とを付与した、次時の授業に対応付けられたファイル情報を取得するための取得要求を、情報蓄積装置201に送信する。これにより、クライアント装置202は、次時の授業が行われる日付と時限と、次時の授業に対応付けられたファイル情報とを、情報蓄積装置201から取得する。
そして、クライアント装置202は、授業ボックス1420において、本時の授業に対応付けられたファイル情報の上部にスクロールして表示可能な表示領域に、取得した日付と時限とを表示する。取得した次時の授業に対応付けられたファイル情報を表示する。
このように、クライアント装置202は、次時の授業に対応付けられたファイル情報を表示することができる。結果として、クライアント装置202のユーザは、次時の授業で使用されるファイルを、効率よく取得することができる。したがって、教育者や学習者が、次時の授業で使用されるファイルを準備したり、確認したりするときに、次時の授業で使用されるファイルを探すのに手間取ってしまうことを防止することができる。
また、クライアント装置202は、タイムラインのように授業で使用されるファイルのファイル情報を表示し、タイムラインを遡ったり進めたりするようなスライド操作を、前時の授業や次時の授業で使用されるファイルのファイル情報を表示する操作に割り当てる。結果として、クライアント装置202のユーザは、タイムラインを遡ったり進めたりするようにスライド操作を行って、前時の授業や次時の授業で使用されるファイルのファイル情報を表示させることができ、直観的に操作することができる。また、クライアント装置202は、前時ボタン102や次時ボタン103を表示しなくてもよいため、ディスプレイ806の表示領域を効率よく使用することができる。
(表示制御処理手順)
次に、図15を用いて、表示制御装置として動作するクライアント装置202の表示制御処理手順の一例について説明する。
図15は、表示制御処理手順の一例を示すフローチャートである。図15において、クライアント装置202は、クラスと、日付とを指定する入力を受け付ける(ステップS1501)。
次に、クライアント装置202は、クラスと日付との組み合わせを付与した当該クラスで行われる当該日付における各時限の教科を取得するための取得要求を、情報蓄積装置201に送信する(ステップS1502)。そして、クライアント装置202は、情報蓄積装置201から受信した各時限の教科を表す時間割表を、授業ランチャー1010に表示する(ステップS1503)。
次に、クライアント装置202は、授業ランチャー1010に表示された時間割表のいずれかの時間割が押下されたか否かを判定する(ステップS1504)。ここで、押下されていない場合(ステップS1504:No)、クライアント装置202は、表示制御処理を終了する。
一方で、押下された場合(ステップS1504:Yes)、クライアント装置202は、授業ボックス1020に表示する、押下された時間割に対応するファイル情報を取得するための取得要求を、情報蓄積装置201に送信する(ステップS1505)。次に、クライアント装置202は、情報蓄積装置201から受信したファイル情報を、授業ボックス1020に表示する(ステップS1506)。
そして、クライアント装置202は、前時ボタン1040が押下されたか否かを判定する(ステップS1507)。ここで、押下されていない場合(ステップS1507:No)、クライアント装置202は、ステップS1510の処理に移行する。
一方で、クライアント装置202は、押下された場合(ステップS1507:Yes)、押下された時間割に対応する本時の授業にとっての前時の授業に対応付けられたファイル情報を取得するための取得要求を、情報蓄積装置201に送信する(ステップS1508)。次に、クライアント装置202は、情報蓄積装置201から受信したファイル情報を、授業ボックス1020に表示する(ステップS1509)。
そして、クライアント装置202は、次時ボタン1050が押下されたか否かを判定する(ステップS1510)。ここで、押下されていない場合(ステップS1510:No)、クライアント装置202は、表示制御処理を終了する。
一方で、クライアント装置202は、押下された場合(ステップS1510:Yes)、押下された時間割に対応する本時の授業にとっての次時の授業に対応付けられたファイル情報を取得するための取得要求を、情報蓄積装置201に送信する(ステップS1511)。次に、クライアント装置202は、情報蓄積装置201から受信したファイル情報を、授業ボックス1020に表示する(ステップS1512)。
そして、クライアント装置202は、表示制御処理を終了する。これにより、クライアント装置202は、ディスプレイ806に対する表示内容を、本時の授業で使用されるファイルから、前時の授業で使用されるファイルに切り替えたり、次時の授業で使用されるファイルに切り替えることができる。
(特定処理手順)
次に、図16を用いて、情報蓄積装置201の特定処理手順の一例について説明する。
図16は、特定処理手順の一例を示すフローチャートである。図16において、情報蓄積装置201は、前時の授業に対応付けられたファイル情報を取得するための取得要求を受信したか否かを判定する(ステップS1601)。ここで、受信していない場合(ステップS1601:No)、情報蓄積装置201は、ステップS1606の処理に移行する。
一方で、受信した場合(ステップS1601:Yes)、情報蓄積装置201は、時間割テーブル700の中から、取得要求に付与されたクラスIDと、教科IDと、取得要求に付与された日付における取得要求に付与された時限より前の時限との組み合わせを含むレコードを特定する(ステップS1602)。
次に、情報蓄積装置201は、レコードを特定したか否かを判定する(ステップS1603)。ここで、レコードを特定した場合(ステップS1603:Yes)、情報蓄積装置201は、ステップS1605の処理に移行する。
一方で、レコードを特定していない場合(ステップS1603:No)、情報蓄積装置201は、取得要求に付与されたクラスIDと、教科IDと、取得要求に付与された日付より前の日付との組み合わせを含むレコードを特定する(ステップS1604)。次に、情報蓄積装置201は、特定したレコードの時間割IDに対応付けられたファイル情報を、クライアント装置202に送信する(ステップS1605)。
そして、情報蓄積装置201は、次時の授業に対応付けられたファイル情報を取得するための取得要求を受信したか否かを判定する(ステップS1606)。ここで、受信していない場合(ステップS1606:No)、情報蓄積装置201は、特定処理を終了する。
一方で、受信した場合(ステップS1606:Yes)、情報蓄積装置201は、時間割テーブル700の中から、取得要求に付与されたクラスIDと、教科IDと、取得要求に付与された日付における取得要求に付与された時限より後の時限との組み合わせを含むレコードを特定する(ステップS1607)。
次に、情報蓄積装置201は、レコードを特定したか否かを判定する(ステップS1608)。ここで、レコードを特定した場合(ステップS1608:Yes)、情報蓄積装置201は、ステップS1610の処理に移行する。
一方で、レコードを特定していない場合(ステップS1608:No)、情報蓄積装置201は、取得要求に付与されたクラスIDと、教科IDと、取得要求に付与された日付より後の日付との組み合わせを含むレコードを特定する(ステップS1609)。次に、情報蓄積装置201は、特定したレコードの時間割IDに対応付けられたファイル情報を、クライアント装置202に送信する(ステップS1610)。
そして、情報蓄積装置201は、特定処理を終了する。これにより、情報蓄積装置201は、クライアント装置202に送信するファイル情報を特定して、クライアント装置202に送信することができる。
以上説明したように、授業管理装置100によれば、クラス、科目、日付を指定する入力を受け付け、指定されたクラス、科目、日付、日付における時限の組み合わせに対応付けて登録されたファイル情報と複数の操作ボタンとを表示することができる。このように、授業管理装置100は、本時の授業で使用されるファイルのファイル情報をディスプレイに表示することができる。
これにより、授業管理装置100のユーザは、本時の授業で使用されるファイルを、効率よく取得することができる。したがって、教育者や学習者が、授業が行われるときに、本時の授業で使用されたファイルを探すのに手間取って、授業の時間が浪費されてしまうことを防止することができる。また、これにより、授業管理装置100は、クラス、科目、日付、日付における時限の組み合わせに対応付けてファイル情報を登録することができる。したがって、授業管理装置100は、ファイル情報の検索効率を向上させ、ファイル情報の検索にかかる時間を低減することができる。授業管理装置100は、クライアント装置202のユーザが1回の取得要求によって、本時の授業で使用されるファイルのファイル情報を取得できるようにして、取得要求の回数を低減し、処理の負荷と通信の負荷とを低減することができる。
さらに、授業管理装置100によれば、複数の操作ボタンのうち、1つのボタンを、指定されたクラスについての指定された科目の前回の授業に対応付けて登録されたファイル情報を表示させる制御のアクティベーションに割り当てることができる。このように、授業管理装置100は、ボタンの操作により、前時の授業で使用されるファイルのファイル情報をディスプレイに表示することができる。授業管理装置100は、例えば、指定されたクラスについての指定された科目の授業であって、指定された日付よりも前の日付に対応付けられた前時の授業で使用されるファイルのファイル情報をディスプレイに表示することができる。
これにより、授業管理装置100のユーザは、前時の授業で使用されるファイルを、効率よく取得することができる。したがって、教育者や学習者が、前時の授業を確認したり前時の授業で使用されたファイルを再び使用するために、前時の授業で使用されたファイルを探すのに手間取って、授業の時間が浪費されてしまうことを防止することができる。また、これにより、授業管理装置100は、ファイル情報の検索効率を向上させ、ファイル情報の検索にかかる時間を低減することができる。授業管理装置100は、クライアント装置202のユーザが1回の取得要求によって、前時の授業で使用されるファイルのファイル情報を取得できるようにして、取得要求の回数を低減し、処理の負荷と通信の負荷とを低減することができる。
さらに、授業管理装置100によれば、複数の操作ボタンのうち、他の1つのボタンを、指定されたクラスについての指定された科目の次回の授業に対応付けて登録されたファイル情報を表示させる制御のアクティベーションに割り当てることができる。このように、授業管理装置100は、ボタンの操作により、次時の授業で使用されるファイルのファイル情報をディスプレイに表示することができる。授業管理装置100は、例えば、指定されたクラスについての指定された科目の授業であって、指定された日付よりも後の日付に対応付けられた次回の授業で使用されるファイルのファイル情報をディスプレイに表示することができる。
これにより、授業管理装置100のユーザは、次時の授業で使用されるファイルを、効率よく取得することができる。したがって、教育者や学習者が、次時の授業で使用されるファイルを準備したり、確認したりするときに、次時の授業で使用されるファイルを探すのに手間取ってしまうことを防止することができる。また、これにより、授業管理装置100は、ファイル情報の検索効率を向上させ、ファイル情報の検索にかかる時間を低減することができる。授業管理装置100は、クライアント装置202のユーザが1回の取得要求によって、次時の授業で使用されるファイルのファイル情報を取得できるようにして、取得要求の回数を低減し、処理の負荷と通信の負荷とを低減することができる。
また、授業管理装置100によれば、クラス、科目、日付、時限を指定する入力を受け付け、指定されたクラス、科目、日付、時限の組み合わせに対応付けて登録されたファイル情報と、複数の操作ボタンとを表示することができる。このように、授業管理装置100は、時限を指定する入力も受け付けることにより、一つのクラスで同じ日付における複数の時限で同じ科目の授業が行われる場合であっても、各時限の授業を区別することができる。
さらに、授業管理装置100によれば、1つのボタンを、指定された日付における指定された時限よりも前の時限に対応付けられた前回の授業に対応付けて登録されたファイル情報を表示させる制御のアクティベーションに割り当てることができる。このように、授業管理装置100は、一つのクラスで同じ日付における複数の時限で同じ科目の授業が行われる場合であっても、前時の授業で使用されるファイルのファイル情報をディスプレイに表示することができる。
さらに、授業管理装置100によれば、他の1つのボタンを、指定された日付における指定された時限よりも後の時限に対応付けられた次回の授業に対応付けて登録されたファイル情報を表示させる制御のアクティベーションに割り当てることができる。このように、授業管理装置100は、一つのクラスで同じ日付における複数の時限で同じ科目の授業が行われる場合であっても、次時の授業で使用されるファイルのファイル情報をディスプレイに表示することができる。
また、授業管理装置100によれば、複数の操作入力のうち、1つの操作入力を、指定されたクラスについての指定された科目の前回の授業に対応付けて登録されたファイル情報を表示させる制御のアクティベーションに割り当てることができる。このように、授業管理装置100は、ボタンを表示しなくても、前時の授業で使用されるファイルのファイル情報をディスプレイに表示することができる。
また、授業管理装置100によれば、複数の操作入力のうち、他の1つの操作入力を、指定されたクラスについての指定された科目の次回の授業に対応付けて登録されたファイル情報を表示させる制御のアクティベーションに割り当てることができる。このように、授業管理装置100は、ボタンを表示しなくても、次時の授業で使用されるファイルのファイル情報をディスプレイに表示することができる。
なお、本実施の形態で説明した授業管理方法は、予め用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーション等のコンピュータで実行することにより実現することができる。本授業管理プログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。また本授業管理プログラムは、インターネット等のネットワークを介して配布してもよい。
上述した実施の形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)日付に対応付けて、授業が行われる対象のクラスと科目とが、複数のクラスについて登録された記憶装置にアクセス可能なコンピュータに、
1つのクラスと、1つの科目と、日付とを指定する入力を受け付け、
前記入力に応じて、指定された前記クラス、前記科目、前記日付、前記日付における時限の組み合わせに対応付けて登録されたファイル情報と複数の操作ボタンとを表示し、
前記複数の操作ボタンのうち、1つのボタンの操作に応じて、指定された前記クラスについての指定された前記科目の前回の授業に対応付けて登録されたファイル情報を表示させる制御を実行し、前記複数の操作ボタンのうち、他の1つのボタンの操作に応じて、指定された前記クラスについての指定された前記科目の次回の授業に対応付けて登録されたファイル情報を表示させる制御を実行する、
処理を実行させることを特徴とする授業管理プログラム。
(付記2)前記前回の授業は、指定された前記クラスについての指定された前記科目の授業であって、指定された前記日付よりも前の日付に対応付けられた授業であり、
前記次回の授業は、指定された前記クラスについての指定された前記科目の授業であって、指定された前記日付よりも後の日付に対応付けられた授業であることを特徴とする付記1に記載の授業管理プログラム。
(付記3)前記記憶装置は、日付に対応付けて、授業が行われる対象のクラスと科目と時限とが、複数のクラスについて登録された装置であって、
前記受け付ける処理は、1つのクラスと、1つの科目と、日付と、時限とを指定する入力を受け付け、
前記表示を実行する処理は、指定された前記クラス、前記科目、前記日付、前記時限の組み合わせに対応付けて登録されたファイル情報と、前記複数の操作ボタンとを表示し、
前記1つのボタンの操作に応じて、指定された前記クラスについての指定された前記科目の授業であって、指定された前記日付における時限よりも前の時限に対応付けられた前回の授業に対応付けて登録されたファイル情報を表示させる制御を実行し、前記他の1つのボタンの操作に応じて、指定された前記クラスについての指定された前記科目の授業であって、指定された前記日付における時限よりも後の時限に対応付けられた次回の授業に対応付けて登録されたファイル情報を表示させる制御を実行することを特徴とする付記1に記載の授業管理プログラム。
(付記4)日付に対応付けて、授業が行われる対象のクラスと科目とが、複数のクラスについて登録された記憶装置にアクセス可能なコンピュータに、
1つのクラスと、1つの科目と、日付とを指定する入力を受け付け、
前記入力に応じて、指定された前記クラス、前記科目、前記日付、前記日付における時限の組み合わせに対応付けて登録されたファイル情報を表示し、
複数の操作入力のうち、1つの操作入力に応じて、指定された前記クラスについての指定された前記科目の前回の授業に対応付けて登録されたファイル情報を表示させる制御を実行し、前記複数の操作入力のうち、他の1つの操作入力に応じて、指定された前記クラスについての指定された前記科目の次回の授業に対応付けて登録されたファイル情報を表示させる制御を実行する、
処理を実行させることを特徴とする授業管理プログラム。
(付記5)日付に対応付けて、授業が行われる対象のクラスと科目とが、複数のクラスについて登録された記憶装置にアクセス可能なコンピュータが、
1つのクラスと、1つの科目と、日付とを指定する入力を受け付け、
前記入力に応じて、指定された前記クラス、前記科目、前記日付、前記日付における時限の組み合わせに対応付けて登録されたファイル情報と複数の操作ボタンとを表示し、
前記複数の操作ボタンのうち、1つのボタンの操作に応じて、指定された前記クラスについての指定された前記科目の前回の授業に対応付けて登録されたファイル情報を表示させる制御を実行し、前記複数の操作ボタンのうち、他の1つのボタンの操作に応じて、指定された前記クラスについての指定された前記科目の次回の授業に対応付けて登録されたファイル情報を表示させる制御を実行する、
処理を実行することを特徴とする授業管理方法。
(付記6)日付に対応付けて、授業が行われる対象のクラスと科目とが、複数のクラスについて登録された記憶装置にアクセス可能なコンピュータが、
1つのクラスと、1つの科目と、日付とを指定する入力を受け付け、
前記入力に応じて、指定された前記クラス、前記科目、前記日付、前記日付における時限の組み合わせに対応付けて登録されたファイル情報を表示し、
複数の操作入力のうち、1つの操作入力に応じて、指定された前記クラスについての指定された前記科目の前回の授業に対応付けて登録されたファイル情報を表示させる制御を実行し、前記複数の操作入力のうち、他の1つの操作入力に応じて、指定された前記クラスについての指定された前記科目の次回の授業に対応付けて登録されたファイル情報を表示させる制御を実行する、
処理を実行することを特徴とする授業管理方法。
(付記7)日付に対応付けて、授業が行われる対象のクラスと科目とが、複数のクラスについて登録された授業管理システムにおいて、
1つのクラスと、1つの科目と、日付とを指定する入力を受け付ける入力部と、
前記入力に応じて、指定された前記クラス、前記科目、前記日付、前記日付における時限の組み合わせに対応付けて登録されたファイル情報と複数の操作ボタンとを表示し、前記複数の操作ボタンのうち、1つのボタンの操作に応じて、指定された前記クラスについての指定された前記科目の前回の授業に対応付けて登録されたファイル情報を表示させる制御を実行し、前記複数の操作ボタンのうち、他の1つのボタンの操作に応じて、指定された前記クラスについての指定された前記科目の次回の授業に対応付けて登録されたファイル情報を表示させる制御を実行する表示制御部と、
を備えたことを特徴とする授業管理システム。
(付記8)日付に対応付けて、授業が行われる対象のクラスと科目とが、複数のクラスについて登録された授業管理システムにおいて、
1つのクラスと、1つの科目と、日付とを指定する入力を受け付ける入力部と、
前記入力に応じて、指定された前記クラス、前記科目、前記日付、前記日付における時限の組み合わせに対応付けて登録されたファイル情報を表示し、複数の操作入力のうち、1つの操作入力に応じて、指定された前記クラスについての指定された前記科目の前回の授業に対応付けて登録されたファイル情報を表示させる制御を実行し、前記複数の操作入力のうち、他の1つの操作入力に応じて、指定された前記クラスについての指定された前記科目の次回の授業に対応付けて登録されたファイル情報を表示させる制御を実行する表示制御部と、
を備えたことを特徴とする授業管理システム。