JP4083056B2 - 教材表示装置、教材表示システム及びコンピュータプログラム - Google Patents
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【発明の属する技術分野】
本発明は、教材データを学習項目毎に表示手段に表示する教材表示装置、該教材表示装置及び該教材表示装置に通信網を介して接続され前記教材表示装置に教材データを送信するサーバコンピュータを有する教材表示システム、並びに、コンピュータに前記教材表示装置としての機能を実現させるためのコンピュータプログラムに関し、特に難易度の異なる複数の教材から最適な教材をナビゲートする教材表示装置、教材表示システム及びコンピュータプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、コンピュータを用いたe−ラーニングが行われている。e−ラーニングにおいては教材をデジタル化し、学習項目毎に分割した上で学習者のコンピュータに教材データを表示する。学習者は表示された学習項目毎に段階的に学習を進める。例えば、教材が第1章から第10章で構成される場合、学習者は第1章から順に表示される教材に従い学習を進め、第1章が終了した場合は、例えばブラウザに表示される「次の章へ進む」アイコンをクリックすることにより第2章へ進むことができる。
【0003】
図21は、従来の教材表示装置の表示画面イメージを示す説明図である。学習者のコンピュータのディスプレイには教材データが表示されている。図21の例は教材「インターネットのすべて」の学習項目として第2章「TCP/IPプロトコルの機能」が表示されている。学習者はディスプレイに表示された教材データを閲覧することにより学習を進める。ここで、第2章の学習を終了した場合は、ディスプレイの右下欄に表示される左右の矢印からなるアイコンをクリックする。
【0004】
この矢印のアイコンは、リンクが埋め込まれており、「進む」と表示された右矢印アイコンをクリックした場合、リンク先である学習項目第3章「IPアドレスとルーティングの仕組み」の教材データがCPUにより読み出されてディスプレイに表示される。その一方で、「戻る」と表示された矢印アイコンをクリックした場合、リンク先である学習項目第1章「インターネットとは何か」の教材データがCPUにより読み出されてディスプレイに表示される。このように、前の学習項目である第1章及び次の学習項目である第3章を、アイコン等を用いて選択させることにより、学習項目間の移動を容易にさせている。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−287609号公報
【特許文献2】
特開2002−108190号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の教材表示装置においては、前の学習項目に戻るか、または次の学習項目に進むかの2者択一であり、必ずしも効率的な学習を行えるというものではなかった。
【0007】
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、前後の学習項目への移動を行うための表示に加えて、難易度の異なる教材データを用意し、難易度に応じた教材データの表示を可能とするための情報をさらに表示することにより、学習者のレベルに応じてより効率的に教材データを表示することが可能な教材表示装置、教材表示システム及びコンピュータプログラムを提供することにある。
【0008】
また、本発明の他の目的は、学習者に試験問題を出題しその達成度に応じて、推奨教材をナビゲートすることにより、学習者が学習すべき教材をより的確に表示することが可能な教材表示装置、教材表示システム及びコンピュータプログラムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る教材表示装置は、教材データを学習項目毎に表示手段に表示する教材表示装置において、学習項目毎の教材データに、教材データの学習項目毎に試験データ及び解答データと、難易度情報を付加して記憶した教材テーブルと、学習項目に対応する教材データを前記教材テーブルから読み出して前記表示手段に表示する教材データ表示手段と、前記学習項目に対して次に学習すべき学習項目に対応する教材データ、または、前記学習項目よりも前に学習すべき学習項目に対応する教材データを前記教材テーブルから読み出して表示するための第1情報を前記表示手段に表示する第1情報表示手段と、前記教材データ表示手段により表示される学習項目の教材データの難易度情報とは異なる難易度情報が付加された教材データに、前記学習項目に対応する教材データよりも難易度情報の高い教材データが存在するか否か、前記学習項目に対応する教材データよりも難易度情報の低い教材データが存在するか否かを前記教材テーブルから検索する検索手段と、該検索手段により、前記学習項目に対応する教材データよりも難易度情報の高い教材データが存在すると判断した場合、第2情報として難易度の高い教材データを前記教材テーブルから読み出して表示するためのアイコンを表示し、難易度情報の低い教材データが存在すると判断した場合、第2情報として難易度の低い教材データを前記教材テーブルから読み出して表示するためのアイコンを表示する第2情報表示手段と、入力された解答データと、前記教材テーブルに記憶された解答データとを比較して達成度を算出する達成度算出手段と、前記達成度算出手段により算出された達成度が第1の所定値以上である場合は前記難易度の高い教材データを前記教材テーブルから読み出して表示するためのアイコンを強調して表示し、第2の所定値以下である場合は、前記難易度の低い教材データを前記教材テーブルから読み出して表示するためのアイコンを強調して表示する強調表示手段とを備えることを特徴とする。
【0010】
本発明に係る教材表示装置は、前記教材データ表示手段は、前記第1情報に対する入力があった場合に、前記学習項目に対する前または次の学習項目に対応する教材データを前記教材テーブルから読み出して前記表示手段に表示し、前記第2情報に対する入力があった場合に、前記学習項目の教材データとは難易度情報が異なる教材データのうち、前記学習項目に対応する教材データを前記教材テーブルから読み出して前記表示手段に表示するよう構成してあることを特徴とする。
【0011】
本発明に係る教材表示装置は、前記第1情報表示手段は、前記学習項目に対する前の学習項目に対応する教材データを表示するために、第1情報として左方向の矢印アイコンを表示し、前記学習項目に対する次の学習項目に対応する教材データを表示するために、第1情報として右方向の矢印アイコンを表示し、前記第2情報表示手段は、前記検索手段により前記学習項目に対応する教材データよりも難易度情報の高い教材データが存在すると判断した場合、第2情報として上方向の矢印アイコンを表示し、難易度情報の低い教材データが存在すると判断した場合、第2情報として下方向の矢印アイコンを表示し、前記強調表示手段は、前記達成度算出手段により算出された達成度が所定値以上である場合は前記上方向の矢印アイコンを強調して表示し、所定値以下である場合は、前記下方向の矢印アイコンを強調して表示し、それ以外は右方向の矢印アイコンを強調して表示するよう構成してあることを特徴とする。
【0012】
本発明に係る教材表示システムは、教材データを学習項目毎に表示手段に表示する教材表示装置、及び、該教材表示装置に通信網を介して接続され前記教材表示装置に教材データを送信するサーバコンピュータを有する教材表示システムにおいて、前記サーバコンピュータは、学習項目毎の教材データに、教材データの学習項目毎に試験データ及び解答データと、難易度情報を付加して記憶した教材テーブルと、学習項目に対応する教材データを前記教材テーブルから読み出して前記教材表示装置に送信する教材データ送信手段と、前記学習項目に対して次に学習すべき学習項目に対応する教材データ、または、前記学習項目よりも前に学習すべき学習項目に対応する教材データを前記教材テーブルから読み出して表示するための第1情報を前記教材表示装置に送信する第1情報送信手段と、前記教材データ送信手段により送信される学習項目の教材データの難易度情報とは異なる難易度情報が付加された教材データに、前記学習項目に対応する教材データよりも難易度情報の高い教材データが存在するか否か、前記学習項目に対応する教材データよりも難易度情報の低い教材データが存在するか否かを前記教材テーブルから検索する検索手段と、該検索手段により、前記学習項目に対応する教材データよりも難易度情報の高い教材データが存在すると判断した場合、第2情報として難易度の高い教材データを前記教材テーブルから読み出して表示するためのアイコン表示用の図形データを作成し、難易度情報の低い教材データが存在すると判断した場合、第2情報として難易度の低い教材データを前記教材テーブルから読み出して表示するためのアイコン表示用の図形データを作成する第2情報表示手段と、入力された解答データと、前記教材テーブルに記憶された解答データとを比較して達成度を算出する達成度算出手段と、前記達成度算出手段により算出された達成度が第1の所定値以上である場合は前記難易度の高い教材データを前記教材テーブルから読み出して表示するためのアイコンを強調して表示させるための強調情報を当該アイコンの図形データに付加し、第2の所定値以下である場合は、前記難易度の低い教材データを前記教材テーブルから読み出して表示するためのアイコンを強調して表示するための強調情報を当該アイコンの図形データに付加する強調表示手段と該検索手段により前記教材データが存在すると判断した場合、前記学習項目に対応する教材データを前記教材テーブルから読み出して表示するための第2情報を前記教材表示装置に送信する第2情報送信手段とを備え、前記教材表示装置は、前記教材データ送信手段により送信された学習項目に対応する教材データを前記表示手段に表示する教材データ表示手段と、前記第1情報送信手段により送信された第1情報を前記表示手段に表示する第1情報表示手段と、前記第2情報送信手段により送信された第2情報を前記表示手段に表示する第2情報表示手段とを備えることを特徴とする。
【0013】
本発明に係るコンピュータプログラムは、教材データを学習項目毎にコンピュータの表示手段に表示させるためのコンピュータプログラムにおいて、コンピュータに、学習項目に対応する教材データを、学習項目毎の教材データに、教材データの学習項目毎に試験データ及び解答データと、難易度情報を付加して記憶した教材テーブルから読み出させて前記表示手段に表示させる教材データ表示ステップと、コンピュータに、前記学習項目に対して次に学習すべき学習項目に対応する教材データ、または、前記学習項目よりも前に学習すべき学習項目に対応する教材データを前記教材テーブルから読み出させて表示するための第1情報を前記表示手段に表示させる第1情報表示ステップと、コンピュータに、前記教材データ表示ステップにより表示される学習項目の教材データの難易度情報とは異なる難易度情報が付加された教材データに、前記学習項目に対応する教材データよりも難易度情報の高い教材データが存在するか否か、前記学習項目に対応する教材データよりも難易度情報の低い教材データが存在するか否かを前記教材テーブルから検索させる検索ステップと、コンピュータに、前記検索ステップにより、前記学習項目に対応する教材データよりも難易度情報の高い教材データが存在すると判断した場合、第2情報として難易度の高い教材データを前記教材テーブルから読み出して表示するためのアイコンを表示し、難易度情報の低い教材データが存在すると判断した場合、第2情報として難易度の低い教材データを前記教材テーブルから読み出して表示するためのアイコンを表示させる第2情報表示ステップと、コンピュータに、入力された解答データと、前記教材テーブルに記憶された解答データとを比較させて達成度を算出させる達成度算出ステップと、コンピュータに、前記達成度算出ステップにより算出させた達成度が第1の所定値以上である場合は前記難易度の高い教材データを前記教材テーブルから読み出して表示するためのアイコンを強調して表示し、第2の所定値以下である場合は、前記難易度の低い教材データを前記教材テーブルから読み出して表示するためのアイコンを強調して表示させる強調表示ステップとを実行させることを特徴とする。
【0014】
本発明にあっては、教材表示装置に、学習項目毎に分類された教材データに、難易度情報を付加して記憶した教材テーブルを予め用意しておく。学習者が学習を開始した場合、教材表示装置は、学習中の学習項目に対応する教材データを教材テーブルから読み出して表示手段に表示する。この場合、学習中の一の教材データ(例えば難易度中)が表示される。そこで、教材データの表示に加えて、学習中の学習項目に対する前または次の学習項目に対応する教材データを教材テーブルから読み出して表示するための第1情報を表示手段に表示する。これは、前の学習項目または次の学習項目へ移動するための情報であり、前の学習項目へ移動するための第1情報として左方向の矢印アイコンを表示し、次の学習項目に対応する教材データを表示するために、第1情報として右方向の矢印アイコンを表示する。
【0015】
ついで教材表示装置は、現在表示されている教材データの難易度情報とは異なる難易度情報が付加された教材データに、学習中の学習項目に対応する教材データが存在するか否かを教材テーブルから検索する。そして、難易度の異なる教材データ(例えば難易度高、または難易度低)が存在すると判断した場合、学習項目に対応する教材データを教材テーブルから読み出して表示するための第2情報を表示手段に表示する。第2情報としては、難易度情報の高い教材データが存在すると判断した場合、第2情報として上方向の矢印アイコンを表示し、難易度情報の低い教材データが存在すると判断した場合、第2情報として下方向の矢印アイコンを表示する。
【0016】
最後に、教材表示装置は、第1情報に対する入力があった場合、学習中の学習項目に対する前または次の学習項目に対応する教材データを教材テーブルから読み出して表示手段に表示する。また、第2情報に対する入力があった場合、学習中の教材データとは難易度情報が異なる教材データのうち、学習中の学習項目に対応する教材データを教材テーブルから読み出して表示手段に表示する。このように構成したので、学習者は学習の理解度に応じて、前後間の学習項目の移動に加えて、難易度の高いまたは難易度の低い教材へアクセスすることができ、効率的に学習を進めることが可能となる。また、上述した処理は教材データを記憶したサーバコンピュータ及び該サーバコンピュータに通信網を介して接続される教材表示装置からなる教材表示システムにおいても実行が可能である。
【0017】
また、本発明にあっては、教材表示装置はさらに、教材データの学習項目毎に試験データ及び解答データを教材テーブルに記憶している。教材データの表示後等に、学習項目毎に試験データを表示手段に表示して学習者に対して試験を課する。教材表示装置は、学習者により入力された解答データと、教材テーブルに記憶された解答データとを比較して達成度を算出する。そして、算出された達成度に応じて、第1情報と第2情報とを異なる態様で表示、例えば第1情報または第2情報のいずれか一方を強調して表示する。
【0018】
例えば、算出された達成度が所定値以上である場合は、十分な理解が得られているものとして、より難易度の高い教材へ移行させるべく上方向の矢印アイコンを着色するまたは点滅させる等により強調して表示する。また、所定値以下である場合は、より基礎的な教材へ移行させるべく下方向の矢印アイコンを強調して表示する。それ以外は現在のレベルの教材で十分であるとしてし、右方向の矢印アイコンを強調して表示する。このように構成したので、学習の効果を判断することができると共に、学習者の理解の度合いに応じてより効率の良い教材データをナビゲートすることが可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下本発明を実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
実施の形態1
図1は本発明に係る教材表示システムの概要を示す模式図である。図において1はインターネット、LAN(Local Area Network)等の通信網N(以下、インターネットNという)を介して教材データを送信するサーバコンピュータである。サーバコンピュータ1には教材データを記憶した教材テーブル151が用意されている。インターネットNには学習者の教材表示装置(以下、パーソナルコンピュータという)2,2…が接続されている。学習者は学習を行う場合、サーバコンピュータ1にアクセスする。
【0020】
サーバコンピュータ1は、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)に従いHTML(Hypertext Markup Language)で記述された教材データを教材テーブル151から学習の進行に応じて読み出して、学習者のパーソナルコンピュータ2に送信する。学習者のパーソナルコンピュータ2にはブラウザがインストールされており、パーソナルコンピュータ2はブラウザに送信された教材データを表示する。
【0021】
図2はサーバコンピュータ1及びパーソナルコンピュータ2のハードウェア構成を示すブロック図である。まず、パーソナルコンピュータ2のハードウェア構成について説明する。図に示すように、CPU(Central Processing Unit)21にはバス27を介してRAM22,ハードディスク等の記憶部25、サーバコンピュータ1と情報を送受信するためのLANカード等の通信部26,液晶ディスプレイ等の表示手段としての表示部24、及びキーボード、マウス等の入力部23が接続される。記憶部25には、サーバコンピュータ1から送信されたHTMLファイルを表示(受信)するためのブラウザがインストールされている。
【0022】
次にサーバコンピュータ1のハードウェア構成について説明する。図に示すように、サーバコンピュータ1はインターネットに接続されるHTTPサーバエンジンとして機能し、これを構成するCPU11にはバス17を介してRAM12,ハードディスク等の記憶部15、データベースサーバ(以下、DBサーバという)10、及びパーソナルコンピュータ2等と情報を送受信するためのゲートウェイ等の通信部16,液晶ディスプレイ等の表示部14、及びキーボード、マウス等の入力部13が接続される。
【0023】
記憶部15には、パーソナルコンピュータ2からの要求に応じて各種処理を実行するC言語、Java(登録商標)等で記述されたCGI(Common Gateway Interface)プログラム15P、その他の制御プログラムがロードされている。CPU11は、上述したハードウェアを制御すると共に、CGIプログラム15P及び制御プログラムに従い、種々のソフトウェア的機能を実行する。さらに記憶部15にはHTMLファイル15Hが記憶されており、パーソナルコンピュータ1からWebページの取得要求があった場合は、HTMLファイル15H内のHTMLファイルは、DBサーバ10から読み出された教材データと共に送信される。
【0024】
サーバコンピュータ1にはリレーショナルデータベースであるDBサーバ10が接続されている。HTTPサーバエンジンとしてのサーバコンピュータ1は、DBサーバ10内の教材テーブル151のキーを関連づけたスキーマにおいてSQL(Structured Query Language)を用いて対話することにより、必要な情報を書き込みまたは検索する。なお、本実施の形態においては、DBサーバ10をサーバコンピュータ1とは独立させた構成としているが、サーバコンピュータ1内の記憶部15に教材テーブル10を設けて検索、登録等の処理を実行させるようにしても良い。さらに、本実施の形態においては基本的な処理をサーバコンピュータ1内のCGIプログラム15Pを実行することにより集中的に処理することとしているが、一部の処理については図示しないアプリケーションサーバを設けて分散処理させるようにしても良い。
【0025】
図3は教材テーブル151のレコードレイアウトを示す説明図である。図に示すように教材に対応づけて難易度情報及び各学習項目の教材データが記憶されている。教材としては基本教材となる「ネットワーク技術」、これよりも難易度の高いIPプロトコル解析、及び基本教材よりも難易度の低い「LAN基礎」等が用意される。基本教材の選択は講師が行い、また講師は基本教材とは難易度の異なる教材を選択しておく。なお、本実施の形態においては、説明を容易にするために基本教材の他、難易度の高い教材及び難易度の低い教材をそれぞれ1冊ずつ用意するものとする。
【0026】
難易度情報フィールドには難易度のレベルが記憶されており、数値が高いほど難易度が高くなっている。これらの情報は講師が教材の内容を検討して難易度情報を入力部13から入力して教材テーブル151に登録する。基本教材「ネットワーク技術」は学習者が主に使用する教材であり、複数の学習項目(第1章、第2章…)に分割されており、学習項目の第1章フィールドには教材データB1、第2章フィールドには教材データB2…がそれぞれ記憶されている。難易度の高い教材である「IPプロトコル解析」は、基本教材の学習項目第1章の教材データB1に対応するものとしてA2が記憶されている。なお、A2は「IPプロトコル解析」の第2章の教材データを意味する。同様に、基本教材の学習項目第2章の教材データB2に対応するものとして教材データA4が記憶されており、基本教材の学習項目第3章の教材データB3に対応するものとしてA5が記憶されている。ただし、基本教材の学習項目第4章の教材データB4に対応するものについては、該当する教材データが存在しないため、何の情報も記憶されていない。
【0027】
学習者は学習項目第3章の教材データB3の学習っている際に、難易度の高い教材を用いて学習したい場合は、教材データA5を用いて学習する。難易度の低い教材である「LAN基礎」は、基本教材の学習項目第1章の教材データB1に対応するものとしてC3が記憶されている。なお、C3は「LAN基礎」の第3章の教材データを意味する。同様に、基本教材の学習項目第3章の教材データB3に対応するものとして教材データC5が記憶されている。ただし、基本教材の学習項目第2章の教材データB2に対応するものについては、該当する教材データが存在しないため、何の情報も記憶されていない。
【0028】
学習者は学習項目第1章の教材データB1の学習を行っている際に、難易度の低い教材を用いて学習したい場合は、教材データC3を用いて学習する。なお、基本教材の各学習項目に対応する他の教材の学習項目の入力は、講師が入力部15から入力するほか以下のように自動化しても良い。以下に自動登録処理の手順について説明する。CPU11は第1章の教材データB1内に最も多く存在するキーワードを抽出する。そして、各教材内を抽出したキーワードを用いて検索し、最も多く存在した章の教材データを登録する。例えば、教材データB1内に最も多く存在したキーワードを最も多く記憶していた「IPプロトコル解析」の第2章の教材データA2、及び、「LAN基礎」の第3章の教材データC3がそれぞれ第1章の学習項目B1に対応づけて自動登録される。一方、他の教材にキーワードが存在しない場合、または、キーワードの検索数が所定数以下である場合は、対応する学習項目に係る教材データが存在しないものとして、特にデータは記憶しない。例えば、第4章の教材データB4に対応する教材データは他の教材には存在しないので、情報は記憶されていない。
【0029】
さらに、教材テーブル151には試験データ及び解答データを各学習項目の教材データに対応づけて記憶している。試験問題フィールドには基本教材の学習項目に対応させて試験データが記憶されている。例えば、「ネットワーク技術」第1章の教材データB1に対応して試験データEX1が記憶されている。さらに、試験データに対応して、解答フィールドには解答データが記憶されている。例えば、試験データEX1に対して解答データAN1、試験データEX2に対して解答データAN2…が記憶されている。
【0030】
図4乃至図7は学習者のブラウザに表示される画面のイメージを示す説明図である。学習者は学習を開始する場合、パーソナルコンピュータ2のブラウザを起動しサーバコンピュータ1との接続を確立する。そして、ID及びパスワードを入力して、サーバコンピュータ1へ送信する。サーバコンピュータ1は学習者の認証後、教材テーブル151から教材データを読み出してパーソナルコンピュータ2へ送信する。図4の例では基本教材である「ネットワーク技術」の学習項目第3章の教材データB3が表示されている。
【0031】
サーバコンピュータ1は教材データB3に加えて、学習項目第3章に対して前の学習項目第2章の教材データB2、または次の学習項目第4章の教材データB4を教材テーブル151から読み出して表示するための第1情報をパーソナルコンピュータ2に送信する。第1情報としては例えば、HTMLファイル内に記述されるハイパーリンクであり、本実施の形態においては学習項目第3章に対して前の学習項目第2章の教材データB2の取得要求を行うためのハイパーリンクLL、及び、次の学習項目第4章の教材データB4の取得要求を行うためのハイパーリンクLRを用いる。この場合、好ましい形態として図4に示すようにハイパーリンクLLはブラウザ上で左方向の矢印アイコン(以下、矢印という)を用いて表示し、ハイパーリンクLRは右方向の矢印を用いて表示する。
【0032】
具体的には、CPU11は読み出した教材データB3のHTMLファイル内の適宜の箇所に、前の学習項目第2章の教材データB2をダウンロードするための左矢印の画像データを含むハイパーリンク、及び次の学習項目第4章の教材データB4をダウンロードするための右矢印の画像データを含むハイパーリンクをそれぞれ記述した上で、パーソナルコンピュータ2へ送信する。
【0033】
さらに、CPU11は、教材データB3を送信する前に、教材データの難易度情報とは異なる難易度情報が付加された教材データ(本実施例では、「IPプロトコル解析」及び「LAN基礎」)に、学習中の学習項目第3章に対応する教材データが存在するか否かを教材テーブル151から検索する。この場合、難易度情報が3の「IPプロトコル解析」には学習項目第3章の教材データB3に対応するものとして教材データA5が検索され、また難易度情報が1の「LAN基礎」には学習項目第3章の教材データB3に対応するものとして教材データC5が検索される(図3参照)。CPU11は検索により教材データが存在すると判断した場合、学習項目に対応する教材データA5及びC5を教材テーブル151から読み出してダウンロードするための第2情報を、教材データB3及び第1情報(以下、場合によりハイパーリンクLR、ハイパーリンクLLという)と共に、パーソナルコンピュータ2に送信する。第2情報としては例えば、HTMLファイル内に記述されるハイパーリンクであり、本実施の形態においては学習項目第3章の教材データB3に対して、難易度の高い教材データA5の取得要求を行うためのハイパーリンクLU、及び、難易度の低い教材データC5の取得要求を行うためのハイパーリンクLDを用いる。この場合、好ましい形態として図4に示すようにハイパーリンクLUはブラウザ上で上方向の矢印を用いて表示し、ハイパーリンクLDは下方向の矢印を用いて表示する。なお、以下では場合により第2情報をハイパーリンクLU、ハイパーリンクLDという。
【0034】
具体的には、CPU11は読み出した教材データB3のHTMLファイル内の適宜の箇所に、難易度の高い教材データA5をダウンロードするための上矢印の画像データを含むハイパーリンクLU及び、及び難易度の低いC5をダウンロードするための下矢印の画像データを含むハイパーリンクLDをそれぞれ記述した上で、パーソナルコンピュータ2へ送信する。
【0035】
ここで学習者が入力部13からハイパーリンクLRをクリックした場合、サーバコンピュータ1はその取得要求に応えて教材テーブル151からリンク先である教材データB4を読み出してパーソナルコンピュータ2へ送信する。これによりブラウザには学習項目第4章の教材データB4が表示される。また、学習者が入力部13からハイパーリンクLUをクリックした場合、サーバコンピュータ1はその取得要求に応えて教材テーブル151からリンク先である教材データA5を読み出してパーソナルコンピュータ2へ送信する。これによりブラウザには難易度の高い教材データA5が表示される。
【0036】
同様に、学習者が入力部13からハイパーリンクLDをクリックした場合、サーバコンピュータ1はその取得要求に応えて教材テーブル151からリンク先である教材データC5を読み出してパーソナルコンピュータ2へ送信する。これによりブラウザには難易度の低い教材データC5が表示される。
【0037】
学習者が入力部13からハイパーリンクLLをクリックした場合、サーバコンピュータ1はその取得要求に応えて教材テーブル151からリンク先である教材データB2を読み出してパーソナルコンピュータ2へ送信する。これによりブラウザには学習項目第2章の教材データB2が図5の如く表示される。ここで、CPU11は上述した処理と同様に第1情報であるハイパーリンクLL(学習項目第1章の教材データB1へのアクセス用)及びハイパーリンクLR(学習項目第3章の教材データB3へのアクセス用)を教材データC5と共に送信する。また、学習項目第2章には、図3の如く教材データB2に対応する教材データとして難易度の高い教材データA4のみしか存在せず、難易度の低い教材「LAN基礎」の教材データは存在しない。
【0038】
CPU11は検索により存在した教材データA4へアクセスするための第2情報としてハイパーリンクLUを記述し、教材データB2及び第1情報と共にパーソナルコンピュータ2へ送信する。その一方で、CPU11は検索されなかった教材(LAN基礎)については、ハイパーリンクを記述しない。その結果図5に示すようにハイパーリンクLL、ハイパーリンクLU及びハイパーリンクLRの3つのみが表示される。なお、学習項目第4章については、対応する教材データが教材「IPプロトコル解析」及び「LAN基礎」の双方に存在しないので、第1情報のみが記述されてパーソナルコンピュータ2に送信されることになる。
【0039】
図4に示すように教材データB3を送信する場合は、対応する試験データEX3を取得するためのハイパーリンクLEXも記述されて送信されている。学習者が学習の効果を確認するためにハイパーリンクLEXを入力部13からクリックした場合、サーバコンピュータ1はその取得要求に応えて試験データEX3を教材テーブル151から読み出してパーソナルコンピュータ2へ送信する。パーソナルコンピュータ2のブラウザには図6の如く試験問題及び解答の選択欄が表示される。学習者は入力部13から正答をクリックし送信ボタンをクリックする。CPU11は送信された解答データと教材テーブル151に記憶された解答データAN3とを比較し達成度を算出する。具体的には送信された解答データと記憶した解答データAN3とを比較してその一致数を算出し、一致数を合計問題数で除し100を乗ずることにより達成度(以下、正答率という)を算出する。
【0040】
CPU11は正答率に基づいて、ハイパーリンクに強調処理を施す。例えば、正答率が80%以上である場合は、より難しい教材を学習してもらうために図7に示すようにハイパーリンクLUに色情報をさらに記述して、教材データと共にパーソナルコンピュータ2へ送信する。この場合、ブラウザには着色がなされていないハイパーリンクLR,ハイパーリンクLL及びハイパーリンクLDに対して、赤等のハイパーリンクLUが強調されて表示される。なお、強調処理は他の方法であってもよく、点滅させるなどさせても良い。
【0041】
CPU11は正答率が20%以下であると判断した場合は、さらに易しい教材を提供すべく、ハイパーリンクLDに強調処理を行う。また正答率が20%より大きく80%よりも少ない場合、次の学習項目第4章へ移行させるべく、ハイパーリンクLRに強調処理を行う。これにより、学習者の理解度に応じて最適な教材をナビゲートすることが可能となる。
【0042】
以上のハードウェア構成において本発明の教材表示処理の手順を、フローチャートを用いて説明する。図8乃至図10は表示処理の手順を示すフローチャートである。まず、学習者が入力部23を操作することによりブラウザを起動する(ステップS71)。そして所定のURLを入力することによりサーバコンピュータ1に対し教材データの取得要求を行う(ステップS72)。サーバコンピュータ1のCPU11は教材データの取得要求を受け付けた場合、記憶部15に予め記憶した認証用のHTMLファイルを読み出す(ステップS73)。そして読み出した認証用のHTMLファイルをパーソナルコンピュータ2へ送信する(ステップS74)。
【0043】
パーソナルコンピュータ2のCPU21はブラウザにID,パスワード入力用の画面を表示する。学習者は入力部から予め付与されたID及びパスワードを入力する(ステップS75)。入力されたID及びパスワードはサーバコンピュータ1へ送信される(ステップS76)。サーバコンピュータ1は予め記憶部15に記憶してあるID及びパスワードを参照して、送信されたID及びパスワードが正当であるか否かを判断する(ステップS77)。正当でないと判断した場合(ステップS77でNO)、CPU11は処理を終了する。一方、正当であると判断した場合は(ステップS77でYES)、CPU11は学習者のIDに対応づけて学習履歴を記憶した学習履歴ファイル(図示せず)を検索する(ステップS78)。
【0044】
CPU11は学習履歴を参照して、学習者が次に学習すべき学習項目(例えば第3章)の教材データ(当該例ではB3)のHTMLファイルを、教材テーブル151から読み出す(ステップS79)。そして、CPU11は次の学習項目の教材データへアクセスするためのハイパーリンクLR及び右矢印の図形データ、並びに、前の学習項目の教材データへアクセスするためのハイパーリンクLL及び左矢印の図形データを第1情報として学習項目の教材データHTMLファイルに記述する(ステップS710)。上述した例では教材データB4を表示するためのハイパーリンクLR、すなわち教材データB4のURL、及び教材データB2を表示するためのハイパーリンクLLすなわち教材データB2のURLが記述される。
【0045】
CPU11は同一学習項目内に難易度情報が異なる教材データが存在するか否かを検索する(ステップS81)。上述した例では難易度情報3が付加された教材データA5及び難易度情報1が付加された教材データC5が検索される。CPU11は難易度情報の高い教材データが存在するか否か判断し(ステップS82)、CPU11は難易度情報の高い教材データが存在すると判断した場合は(ステップS82でYES)、難易度情報の高い教材データへアクセスするためのハイパーリンクLU及び上矢印の図形データを第2情報として学習項目の教材データHTMLファイルに記述する(ステップS83)。上述の例では教材データA5のURLが記述される。一方、CPU11は難易度情報の高い教材データが存在しないと判断した場合は(ステップS82でNO)、ステップS83の処理をスキップする。
【0046】
CPU11は難易度情報の低い教材データが存在するか否か判断し(ステップS84)、CPU11は難易度情報の低い教材データが存在すると判断した場合は(ステップS84でYES)、難易度情報の低い教材データへアクセスするためのハイパーリンクLD及び下矢印の図形データを第2情報として学習項目の教材データHTMLファイルに記述する(ステップS85)。上述の例では教材データC5のURLが記述される。一方、CPU11は難易度情報の低い教材データが存在しないと判断した場合は(ステップS84でNO)、ステップS85の処理をスキップする。
【0047】
CPU11は学習項目の教材データHTMLファイルをパーソナルコンピュータ2へ送信する(ステップS91)。この場合、ステップS710で記述されたハイパーリンクLL,右矢印の図形データ、ハイパーリンクLR、左矢印の図形データ、また存在する場合はステップ83で記述されたハイパーリンクLU,上矢印の図形データ、ステップS85で記述されたハイパーリンクLD,下矢印の図形データが共に送信される。
【0048】
パーソナルコンピュータ2のCPU21はブラウザに、送信された教材データHTMLファイルを表示する(ステップS92)。この場合、図4に示すようにHTMLファイル内に記述されたハイパーリンクLL,右矢印の図形データ、ハイパーリンクLR、左矢印の図形データ、また存在する場合はステップ83で記述されたハイパーリンクLU,上矢印の図形データ、ステップS85で記述されたハイパーリンクLD,下矢印の図形データが表示される(ステップS93)。なお、表示の形態はあくまで一例であり、必ずしも矢印の図形を用いる必要はなく、他の図形またはアニメーション等を用いて表示するようにしても良い。
【0049】
学習者が入力部23からハイパーリンクをクリックした場合(ステップS94)、サーバコンピュータ1のCPU11は対応する教材データの読み出しを行う(ステップS95)。つまり、ハイパーリンクLRがクリックされた場合、次の学習項目の教材データの取得要求であるものとして、CPU11は教材テーブル151を参照し、次の学習項目の教材データを読み出す。また、ハイパーリンクLLがクリックされた場合、前の学習項目の教材データの取得要求であるものとして、CPU11は教材テーブル151を参照し、前の学習項目の教材データを読み出す。ハイパーリンクLUがクリックされた場合、難易度の高い同一学習項目の教材データの取得要求であるものとして、CPU11は教材テーブル151を参照し、同一学習項目であって難易度の高い教材データを読み出す。ハイパーリンクLDがクリックされた場合、難易度の低い同一学習項目の教材データの取得要求であるものとして、CPU11は教材テーブル151を参照し、同一学習項目であって難易度の低い教材データを読み出す。そして読み出した教材データをパーソナルコンピュータ2へ送信する(ステップS96)。
【0050】
図11乃至図13は強調処理の手順を示すフローチャートである。試験を行う場合は、ステップS91で送信する教材データHTMLファイルに加えて図4に示すハイパーリンクLEXを記述する(ステップS101)。上述した例では教材データがB3であるので第3章の試験データEX3へアクセスするためのハイパーリンクが記述される。CPU11はハイパーリンクLEXが付加された教材データをパーソナルコンピュータ2へ送信する(ステップS102)。
【0051】
学習者が入力部23からハイパーリンクLEXをクリック(ステップS103)した場合、サーバコンピュータ1は教材テーブル151から試験データHTMLファイルを読み出す(ステップS104)。CPU11は読み出した試験データHTMLファイルをパーソナルコンピュータ2へ送信する(ステップS105)。パーソナルコンピュータ2のCPU21は送信された試験データHTMLファイルを図6の如くブラウザに表示する(ステップS106)。試験問題は例えば選択式で表示され、学習者は正しいと思われる選択肢を入力部23からクリックすることにより選択する。選択されたデータは解答データとしてCPU21に受け付けられ(ステップS107)、図6に示す送信ボタンが入力部23からクリックされたことをトリガーに、CPU21は解答データをサーバコンピュータ1へ送信する(ステップS108)。
【0052】
サーバコンピュータ1は試験問題に対応する解答データを教材テーブル151から読み出す(ステップS109)。上述した例では試験データEX3に対して解答データAN3が読み出される。CPU11は読み出した解答データと送信された解答データとを比較し正答率、すなわち達成度を算出する(ステップS111)。CPU11は正答率が80%以上であるか否かを判断する(ステップS112)。正答率が80%以上であると判断した場合は(ステップS112でYES)、CPU11はステップS83においてハイパーリンクLU及び上矢印の図形データが記述済みであるか否かを判断する(ステップS113)。
【0053】
ハイパーリンクLU及び上矢印の図形データが記述済みであると判断した場合(ステップS113でYES)、難易度の高い問題が存在しまた学習者により高度な教材をナビゲートすべく、CPU11は上矢印の図形データに色情報を付加するHTML文を教材データHTMLファイルに更に記述する(ステップS114)。一方、ハイパーリンクLU及び上矢印の図形データが記述済みでないと判断した場合(ステップS113でNO)、難易度の高い問題は存在しないので次の章へ学習を移行させるべく、CPU11は右矢印の図形データに色情報を付加するHTML文を教材データHTMLファイルに更に記述する(ステップS115)。なお、色としては赤色などを付加するようにすればよい。
【0054】
ステップS112において、正答率が80%以上でないと判断した場合(ステップS112でNO)、CPU11は正答率が20%以下であるか否かを判断する(ステップS116)。正答率が20%以下であると判断した場合(ステップS116でYES)、ステップS85においてハイパーリンクLD及び下矢印の図形データが記述済みであるか否かを判断する(ステップS117)。ハイパーリンクLD及び下矢印の図形データが記述済みであると判断した場合(ステップS117でYES)、難易度の低い問題が存在しまた学習者により易しい教材をナビゲートすべく、CPU11は下矢印の図形データに色情報を付加するHTML文を教材データHTMLファイルに更に記述する(ステップS118)。
【0055】
ハイパーリンクLU及び上矢印の図形データが記述済みでないと判断した場合(ステップS117でNO)、難易度の低い問題は存在しないので次の章へ移行させるべく、CPU11は右矢印の図形データに色情報を付加するHTML文を教材データHTMLファイルに更に記述する(ステップS119)。なお、正答率が低い場合は、ステップS119の処理を行う代わりに、「よく復習しておいてください」等の予め記憶されたHTMLメッセージを教材データHTMLファイルに記述するようにしても良い。
【0056】
ステップS116において正答率が20%以下ではないと判断した場合(ステップS116でNO)、可もなく不可もなくというレベルであるので次の章へ移行させるべく、CPU11は右矢印の図形データに色情報を付加するHTML文を教材データHTMLファイルに更に記述する(ステップS121)。ステップS121の処理後、またステップS114,S115,S118,S119の処理後、CPU11は強調処理すなわち色情報が記述された教材データHTMLファイルをパーソナルコンピュータ2へ送信する(ステップS122)。パーソナルコンピュータ2のCPU21はブラウザに教材データHTMLファイルを表示する(ステップS123)。またCPU21は、矢印の図形データに色を付加するHTML文が記述されている場合は、図7の如く、矢印の図形を着色した上でブラウザ上に表示する(ステップS124)。これにより、学習者の学習の達成度に応じて最適な教材をナビゲートすることが可能となる。なお、本実施の形態においては上矢印の図形、右矢印の図形、または下矢印の図形のいずれかを着色することで、異なる態様で表示することとしたが、この他にも異なる態様で表示するのであれば、矢印の図形を点滅させる、アニメーションを用いて矢印の図形を表示させる、アンダーラインを引く、フォントを変える等により表示しても良い。
【0057】
実施の形態2
実施の形態1ではe−ラーニングを、インターネットを用いてオンラインで行う形態につき説明したが、これら一連の処理をローカルのコンピュータで実行しても良い。以下にその内容を説明する。
【0058】
図14は実施の形態2に係る教材表示装置2のハードウェア構成を示すブロック図である。実施の形態1と異なり教材テーブル251が教材表示装置2の記憶部25に記憶されている。また記憶部25にインストールされている制御プログラム25Cは実施の形態1で述べたCGIプログラム15Pと同様のソフトウェア機能を果たす。
【0059】
図15及び図16は実施の形態2に係る表示処理の手順を示すフローチャートである。まず、学習者が入力部23を操作することによりブラウザを起動する(ステップS141)。この場合、CPU21はインターネットNへアクセスするのではなく、ローカルファイルである記憶部25にアクセスする。なお、実施の形態2においても教材データの表示をブラウザ上で行うこととするが、専用のソフトウェア上で表示するようにしても良い。CPU21は学習履歴を記憶した学習履歴ファイル(図示せず)を検索する(ステップS142)。
【0060】
CPU21は学習履歴を参照して、学習者が次に学習すべき学習項目の教材データ(例えばB3)のHTMLファイルを、教材テーブル251から読み出す(ステップS143)。そして、CPU21は次の学習項目の教材データへアクセスするためのハイパーリンクLR及び右矢印の図形データ、並びに、前の学習項目の教材データへアクセスするためのハイパーリンクLL及び左矢印の図形データを学習項目の教材データHTMLファイルに記述する(ステップS144)。上述した例では教材データB4を表示するためのハイパーリンクLR、すなわち教材データB4のパス、及び教材データB2を表示するためのハイパーリンクLLすなわち教材データB2のパスが記述される。
【0061】
CPU21は同一学習項目内に難易度情報が異なる教材データが存在するか否かを検索する(ステップS145)。上述した例では難易度情報3が付加された教材データA5及び難易度情報1が付加された教材データC5が検索される。CPU21は難易度情報の高い教材データが存在するか否か判断し(ステップS146)、CPU21は難易度情報の高い教材データが存在すると判断した場合は(ステップS146でYES)、難易度情報の高い教材データへアクセスするためのハイパーリンクLU及び上矢印の図形データを学習項目の教材データHTMLファイルに記述する(ステップS147)。上述の例では教材データA5のパスが記述される。一方、CPU21は難易度情報の高い教材データが存在しないと判断した場合は(ステップS146でNO)、ステップS147の処理をスキップする。
【0062】
CPU21は難易度情報の低い教材データが存在するか否か判断し(ステップS151)、CPU21は難易度情報の低い教材データが存在すると判断した場合は(ステップS151でYES)、難易度情報の低い教材データへアクセスするためのハイパーリンクLD及び下矢印の図形データを学習項目の教材データHTMLファイルに記述する(ステップS152)。上述の例では教材データC5のパスが記述される。一方、CPU21は難易度情報の低い教材データが存在しないと判断した場合は(ステップS151でNO)、ステップS152の処理をスキップする。
【0063】
パーソナルコンピュータ2のCPU21はブラウザに、教材データHTMLファイルを表示する(ステップS153)。この場合、図4に示すようにHTMLファイル内に記述されたハイパーリンクLR,右矢印の図形データ、ハイパーリンクLL、左矢印の図形データ、また存在する場合はステップ147で記述されたハイパーリンクLU,上矢印の図形データ、ステップS152で記述されたハイパーリンクLD,下矢印の図形データが表示される(ステップS154)。
【0064】
学習者が入力部23からハイパーリンクをクリックした場合(ステップS155)、ハイパーリンクに記述されたパスを参照してCPU21は対応する教材データの読み出しを行う(ステップS156)。つまり、ハイパーリンクLRがクリックされた場合、次の学習項目の教材データの取得要求であるものとして、CPU21は教材テーブル251を参照し、次の学習項目の教材データを読み出す。また、ハイパーリンクLLがクリックされた場合、前の学習項目の教材データの取得要求であるものとして、CPU21は教材テーブル251を参照し、前の学習項目の教材データを読み出す。ハイパーリンクLUがクリックされた場合、難易度の高い同一学習項目の教材データの取得要求であるものとして、CPU21は教材テーブル251を参照し、同一学習項目であって難易度の高い教材データを読み出す。ハイパーリンクLDがクリックされた場合、難易度の低い同一学習項目の教材データの取得要求であるものとして、CPU21は教材テーブル251を参照し、同一学習項目であって難易度の低い教材データを読み出す。そしてCPU21は読み出した教材データをブラウザ上に表示する(ステップS157)。
【0065】
図17乃至図19は実施の形態2に係る強調処理の手順を示すフローチャートである。試験を行う場合は、ステップS92で表示される教材データHTMLファイルに図4に示すハイパーリンクLEXを記述する(ステップS161)。上述した例では教材データがB3であるので第3章の試験データEX3へアクセスするためのハイパーリンク(パス)が記述される。CPU21はハイパーリンクLEXが付加された教材データを表示部24に表示する(ステップS162)。
【0066】
学習者が入力部23からハイパーリンクLEXをクリック(ステップS163)した場合、サーバコンピュータ1は教材テーブル251から試験データHTMLファイルを読み出す(ステップS164)。CPU21は読み出した試験データHTMLファイルを図6の如くブラウザに表示する(ステップS165)。試験問題は例えば選択式で表示され、学習者は正しいと思われる選択肢を入力部23からクリックすることにより選択する。選択されたデータは解答データとしてCPU21に受け付けられ(ステップS166)、図6に示す送信ボタンが入力部23からクリックされたことをトリガーに、CPU21は試験問題に対応する解答データを教材テーブル251から読み出す(ステップS167)。上述した例では試験データEX3に対して解答データAN3が読み出される。CPU21は読み出した解答データと送信された解答データとを比較し正答率、すなわち達成度を算出する(ステップS171)。CPU21は正答率が80%以上であるか否かを判断する(ステップS172)。正答率が80%以上であると判断した場合は(ステップS172でYES)CPU21はステップS147においてハイパーリンクLU及び上矢印の図形データが記述済みであるか否かを判断する(ステップS173)。
【0067】
ハイパーリンクLU及び上矢印の図形データが記述済みであると判断した場合(ステップS173でYES)、難易度の高い問題が存在しまた学習者により高度な教材をナビゲートすべく、CPU21は上矢印の図形データに色情報を付加するHTML文を教材データHTMLファイルに更に記述する(ステップS174)。一方、ハイパーリンクLU及び上矢印の図形データが記述済みでないと判断した場合(ステップS173でNO)、難易度の高い問題は存在しないので次の章へ学習を移行させるべく、CPU21は右矢印の図形データに色情報を付加するHTML文を教材データHTMLファイルに更に記述する(ステップS175)。なお、色としては赤色などを付加するようにすればよい。
【0068】
ステップS172において、正答率が80%以上でないと判断した場合(ステップS172でNO)、CPU21は正答率が20%以下であるか否かを判断する(ステップS176)。正答率が20%以下であると判断した場合(ステップS176でYES)、ステップS152においてハイパーリンクLD及び下矢印の図形データが記述済みであるか否かを判断する(ステップS177)。ハイパーリンクLD及び下矢印の図形データが記述済みであると判断した場合(ステップS177でYES)、難易度の低い問題が存在しまた学習者により易しい教材をナビゲートすべく、CPU21は下矢印の図形データに色情報を付加するHTML文を教材データHTMLファイルに更に記述する(ステップS178)。
【0069】
ハイパーリンクLU及び上矢印の図形データが記述済みでないと判断した場合(ステップS177でNO)、難易度の低い問題は存在しないので次の章へ移行させるべく、CPU21は右矢印の図形データに色情報を付加するHTML文を教材データHTMLファイルに更に記述する(ステップS179)。なお、正答率が低い場合は、ステップS179の処理を行う代わりに、「よく復習しておいてください」等の予め記憶されたHTMLメッセージを教材データHTMLファイルに記述するようにしても良い。
【0070】
ステップS176において正答率が20%以下ではないと判断した場合(ステップS176でNO)、可もなく不可もなくというレベルであるので次の章へ移行させるべく、CPU21は右矢印の図形データに色情報を付加するHTML文を教材データHTMLファイルに更に記述する(ステップS181)。ステップS181の処理後、またステップS174,S175,S178,S179の処理後、CPU21は強調処理すなわち色情報が記述された教材データHTMLファイルをブラウザに表示する(ステップS182)。またCPU21は、矢印の図形データに色を付加するHTML文が記述されている場合は、矢印の図形を着色した上でブラウザ上に表示する(ステップS183)。
【0071】
実施の形態3
図20は実施の形態3に係る教材表示装置2のハードウェア構成を示すブロック図である。上述した実施の形態2に係る教材表示装置2(コンピュータ)を動作させるためのコンピュータプログラムは、本実施の形態3のように記録媒体2a(CD−ROM、MO等の可搬型記録媒体)で提供することも可能である。さらに、コンピュータプログラムを回線経由で搬送波として伝搬させて提供することも可能である。以下に、その内容を説明する。
【0072】
図20に示す教材表示装置2に、教材データを表示させ、第1情報を表示させ、教材データを検索させ、第2情報を表示させるプログラムが記録された記録媒体2a(CD−ROM、MO又はDVD−ROM等)が教材表示装置2の記憶部25にインストールされている。コンピュータプログラムは教材表示装置2のRAM22にロードして実行される。これにより、コンピュータプログラムは上述のような本発明の教材表示装置2として機能する。
【0073】
本実施の形態2及び3は以上の如き構成としてあり、その他の構成及び作用は実施の形態1と同様であるので、対応する部分には同一の参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
(付記1) 教材データを学習項目毎に表示手段に表示する教材表示装置において、
学習項目毎の教材データに、難易度情報を付加して記憶した教材テーブルと、学習項目に対応する教材データを前記教材テーブルから読み出して前記表示手段に表示する教材データ表示手段と、
前記学習項目に対して次に学習すべき学習項目に対応する学習データ、または、前記学習項目よりも前に学習すべき学習項目に対応する教材データを前記教材テーブルから読み出して表示するための第1情報を前記表示手段に表示する第1情報表示手段と、
前記教材データ表示手段により表示される学習項目の教材データの難易度情報とは異なる難易度情報が付加された教材データに、前記学習項目に対応する教材データが存在するか否かを前記教材テーブルから検索する検索手段と、
該検索手段により前記教材データが存在すると判断した場合、前記学習項目に対応する教材データを前記教材テーブルから読み出して表示するための第2情報を前記表示手段に表示する第2情報表示手段と
を備えることを特徴とする教材表示装置。
(付記2) 前記教材データ表示手段は、前記第1情報に対する入力があった場合に、前記学習項目に対する前または次の学習項目に対応する教材データを前記教材テーブルから読み出して前記表示手段に表示し、
前記第2情報に対する入力があった場合に、前記学習項目の教材データとは難易度情報が異なる教材データのうち、前記学習項目に対応する教材データを前記教材テーブルから読み出して前記表示手段に表示するよう構成してあることを特徴とする付記1に記載の教材表示装置。
(付記3) 前記教材テーブルは、さらに教材データの学習項目毎に試験データ及び解答データを記憶しており、
学習項目毎に前記試験データを前記表示手段に表示する試験データ表示手段と、
入力された解答データと、前記教材テーブルに記憶された解答データとを比較して達成度を算出する達成度算出手段と、
前記達成度算出手段により算出された達成度に応じて、前記第1情報表示手段により表示される第1情報と前記第2情報表示手段により表示される第2情報とを異なる態様で表示する強調表示手段と
をさらに備えることを特徴とする付記1または2に記載の教材表示装置。
(付記4) 前記第1情報表示手段は、前記学習項目に対する前の学習項目に対応する教材データを表示するために、第1情報として左方向の矢印アイコンを表示し、前記学習項目に対する次の学習項目に対応する教材データを表示するために、第1情報として右方向の矢印アイコンを表示するよう構成してあることを特徴とする付記1乃至3のいずれかに記載の教材表示装置。
(付記5) 前記第2情報表示手段は、前記検索手段により前記学習項目に対応する教材データよりも難易度情報の高い教材データが存在すると判断した場合、第2情報として上方向の矢印アイコンを表示し、難易度情報の低い教材データが存在すると判断した場合、第2情報として下方向の矢印アイコンを表示するよう構成してあることを特徴とする付記1乃至4のいずれかに記載の教材表示装置。
(付記6) 前記強調表示手段は、前記達成度算出手段により算出された達成度が所定値以上である場合は前記上方向の矢印アイコンを強調して表示し、所定値以下である場合は、前記下方向の矢印アイコンを強調して表示し、それ以外は右方向の矢印アイコンを強調して表示するよう構成してあることを特徴とする付記5に記載の教材表示装置。
(付記7) 教材データを学習項目毎に表示手段に表示する教材表示装置、及び、該教材表示装置に通信網を介して接続され前記教材表示装置に教材データを送信するサーバコンピュータを有する教材表示システムにおいて、
前記サーバコンピュータは、
学習項目毎の教材データに、難易度情報を付加して記憶した教材テーブルと、
学習項目に対応する教材データを前記教材テーブルから読み出して前記教材表示装置に送信する教材データ送信手段と、
前記学習項目に対して次に学習すべき学習項目に対応する教材データ、または、前記学習項目よりも前に学習すべき学習項目に対応する教材データを前記教材テーブルから読み出して表示するための第1情報を前記教材表示装置に送信する第1情報送信手段と、
前記教材データ送信手段により送信される学習項目の教材データの難易度情報とは異なる難易度情報が付加された教材データに、前記学習項目に対応する教材データが存在するか否かを前記教材テーブルから検索する検索手段と、
該検索手段により前記教材データが存在すると判断した場合、前記学習項目に対応する教材データを前記教材テーブルから読み出して表示するための第2情報を前記教材表示装置に送信する第2情報送信手段と
を備え、
前記教材表示装置は、
前記教材データ送信手段により送信された学習項目に対応する教材データを前記表示手段に表示する教材データ表示手段と、
前記第1情報送信手段により送信された第1情報を前記表示手段に表示する第1情報表示手段と、
前記第2情報送信手段により送信された第2情報を前記表示手段に表示する第2情報表示手段と
を備えることを特徴とする教材表示システム。
(付記8) 前記教材表示装置は、前記第1情報表示手段により表示された前記第1情報に対する入力があった場合に、第1情報に関連づけられる教材データの取得要求を前記サーバコンピュータに対して送信する第1取得要求送信手段と、
前記第2情報表示手段により表示された前記第2情報に対する入力があった場合に、第2情報に関連づけられる教材データの取得要求を前記サーバコンピュータに対して送信する第2取得要求送信手段とをさらに備え、
前記サーバコンピュータは、
前記第1取得要求手段による教材データの取得要求を受けた場合、前記学習項目に対する前または次の学習項目に対応する教材データを前記教材テーブルから読み出して前記教材表示装置へ送信する第1教材データ送信手段と、
前記第2取得要求手段による教材データの取得要求を受けた場合、前記学習項目の教材データとは難易度情報が異なる教材データのうち、前記学習項目に対応する教材データを前記教材テーブルから読み出して前記教材表示装置へ送信する第2教材データ送信手段とをさらに備えることを特徴とする付記7に記載の教材表示システム。
(付記9) 前記教材テーブルは、さらに教材データの学習項目毎に試験データ及び解答データを記憶しており、
前記サーバコンピュータは、学習項目毎に前記試験データを前記教材テーブルから読み出して、前記教材表示装置へ送信する試験データ送信手段をさらに備え、
前記教材表示装置は、前記試験データ送信手段により送信された試験データを表示手段に表示する試験データ表示手段と、
入力された解答データを前記サーバコンピュータへ送信する解答データ送信手段とをさらに備え、
前記サーバコンピュータは、前記解答送信手段により送信された解答データと、前記教材テーブルに記憶された解答データとを比較して達成度を算出する達成度算出手段と、
前記達成度算出手段により算出された達成度に応じて、前記第1情報表示手段により表示される第1情報と前記第2情報表示手段により表示される第2情報とを異なる態様で表示するための強調情報を前記教材表示装置へ送信する強調情報送信手段とをさらに備え、
前記教材表示装置は、前記強調情報送信手段により送信された強調情報に応じて、前記第1情報表示手段により表示される第1情報と前記第2情報表示手段により表示される第2情報とを異なる態様で表示する強調表示手段をさらに備えることを特徴とする付記7または8に記載の教材表示システム。
(付記10) 前記第1情報表示手段は、前記学習項目に対する前の学習項目に対応する教材データを表示するために、第1情報として左方向の矢印アイコンを表示し、前記学習項目に対する次の学習項目に対応する教材データを表示するために、第1情報として右方向の矢印アイコンを表示するよう構成してあることを特徴とする付記7乃至9のいずれかに記載の教材表示システム。
(付記11) 前記第2情報表示手段は、前記第2情報送信手段により、前記学習項目に対応する教材データよりも難易度情報の高い教材データを表示するための第2情報が送信された場合、第2情報として上方向の矢印アイコンを表示し、難易度情報の低い教材データを表示するための第2情報が送信された場合、第2情報として下方向の矢印アイコンを表示するよう構成してあることを特徴とする付記7乃至10のいずれかに記載の教材表示システム。
(付記12) 前記強調情報送信手段は、前記達成度算出手段により算出された達成度情報が所定値以上である場合は前記上方向の矢印アイコンを強調して表示するための強調情報を送信し、所定値以下である場合は、前記下方向の矢印アイコンを強調して表示するための強調情報を送信し、それ以外は右方向の矢印アイコンを強調して表示するための強調情報を送信するよう構成してあり、
前記強調表示手段は、前記強調情報送信手段により送信された強調情報に応じて、前記表示手段に、前記上方向の矢印アイコン、前記下方向の矢印アイコン、または右方向の矢印アイコンを強調して表示するよう構成してあることを特徴とする付記11に記載の教材表示システム。
(付記13) 教材データを学習項目毎にコンピュータの表示手段に表示させるためのコンピュータプログラムにおいて、
コンピュータに、学習項目に対応する教材データを、学習項目毎の教材データに難易度情報を付加して記憶した教材テーブルから読み出させて前記表示手段に表示させる教材データ表示ステップと、
コンピュータに、前記学習項目に対して次に学習すべき学習項目に対応する学習データ、または、前記学習項目よりも前に学習すべき学習項目に対応する教材データを前記教材テーブルから読み出させて表示するための第1情報を前記表示手段に表示させる第1情報表示ステップと、
コンピュータに、前記教材データ表示ステップにより表示される学習項目の教材データの難易度情報とは異なる難易度情報が付加された教材データに、前記学習項目に対応する教材データが存在するか否かを前記教材テーブルから検索させる検索ステップと、
コンピュータに、該検索ステップにより前記教材データが存在すると判断した場合、前記学習項目に対応する教材データを前記教材テーブルから読み出させて表示するための第2情報を前記表示手段に表示させる第2情報表示ステップと
を実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
【0074】
【発明の効果】
以上詳述した如く、本発明にあっては、教材データの表示に加えて、学習中の学習項目に対する前または次の学習項目に対応する教材データを教材テーブルから読み出して表示するための第1情報を表示手段に表示する。また教材表示装置は、現在表示されている教材データの難易度情報とは異なる難易度情報が付加された教材データに、学習中の学習項目に対応する教材データが存在するか否かを教材テーブルから検索する。そして、難易度の異なる教材データが存在すると判断した場合、学習項目に対応する教材データを教材テーブルから読み出して表示するための第2情報を表示手段に表示する。このように構成したので、難易度の異なる教材へ容易にアクセスでき、また、より効率よく学習を進めることが可能となる。
【0075】
最後に、教材表示装置は、第1情報に対する入力があった場合、学習中の学習項目に対する前または次の学習項目に対応する教材データを教材テーブルから読み出して表示手段に表示する。また、第2情報に対する入力があった場合、学習中の教材データとは難易度情報が異なる教材データのうち、学習中の学習項目に対応する教材データを教材テーブルから読み出して表示手段に表示する。このように構成したので、学習者は学習の理解度に応じて、前後間の学習項目の移動に加えて、難易度の高いまたは難易度の低い教材へアクセスすることができ、効率的に学習を進めることが可能となる。
【0076】
また、本発明にあっては、学習項目毎に試験データを表示手段に表示して学習者に対して試験を課し、算出された達成度に応じて、第1情報と第2情報とを異なる態様で表示する。このように構成したので、学習の効果を判断することができると共に、学習者の理解の度合いに応じてより効率の良い教材データをナビゲートすることが可能となる等、本発明は優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る教材表示システムの概要を示す模式図である。
【図2】サーバコンピュータ及びパーソナルコンピュータのハードウェア構成を示すブロック図である。
【図3】教材テーブルのレコードレイアウトを示す説明図である。
【図4】学習者のブラウザに表示される画面のイメージを示す説明図である。
【図5】学習者のブラウザに表示される画面のイメージを示す説明図である。
【図6】学習者のブラウザに表示される画面のイメージを示す説明図である。
【図7】学習者のブラウザに表示される画面のイメージを示す説明図である。
【図8】表示処理の手順を示すフローチャートである。
【図9】表示処理の手順を示すフローチャートである。
【図10】表示処理の手順を示すフローチャートである。
【図11】強調処理の手順を示すフローチャートである。
【図12】強調処理の手順を示すフローチャートである。
【図13】強調処理の手順を示すフローチャートである。
【図14】実施の形態2に係る教材表示装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
【図15】実施の形態2に係る表示処理の手順を示すフローチャートである。
【図16】実施の形態2に係る表示処理の手順を示すフローチャートである。
【図17】実施の形態2に係る強調処理の手順を示すフローチャートである。
【図18】実施の形態2に係る強調処理の手順を示すフローチャートである。
【図19】実施の形態2に係る強調処理の手順を示すフローチャートである。
【図20】実施の形態3に係る教材表示装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
【図21】従来の教材表示装置の表示画面イメージを示す説明図である。
【符号の説明】
1 サーバコンピュータ
2 教材表示装置(パーソナルコンピュータ)
N 通信網(インターネット)
10 DBサーバ
151、251 教材テーブル
11 CPU(演算部)
15 記憶部
15P CGIプログラム
16 通信部
25 記憶部
23 入力部
24 表示部(表示手段)
LU,LD ハイパーリンク(上方向の矢印アイコン、下方向の矢印アイコン、第2情報)
LL,LR ハイパーリンク(左方向の矢印アイコン、右方向の矢印アイコン、第1情報)
記録媒体 2a
Claims (5)
- 教材データを学習項目毎に表示手段に表示する教材表示装置において、
学習項目毎の教材データに、教材データの学習項目毎に試験データ及び解答データと、難易度情報を付加して記憶した教材テーブルと、
学習項目に対応する教材データを前記教材テーブルから読み出して前記表示手段に表示する教材データ表示手段と、
前記学習項目に対して次に学習すべき学習項目に対応する教材データ、または、前記学習項目よりも前に学習すべき学習項目に対応する教材データを前記教材テーブルから読み出して表示するための第1情報を前記表示手段に表示する第1情報表示手段と、
前記教材データ表示手段により表示される学習項目の教材データの難易度情報とは異なる難易度情報が付加された教材データに、前記学習項目に対応する教材データよりも難易度情報の高い教材データが存在するか否か、前記学習項目に対応する教材データよりも難易度情報の低い教材データが存在するか否かを前記教材テーブルから検索する検索手段と、
該検索手段により、前記学習項目に対応する教材データよりも難易度情報の高い教材データが存在すると判断した場合、第2情報として難易度の高い教材データを前記教材テーブルから読み出して表示するためのアイコンを表示し、難易度情報の低い教材データが存在すると判断した場合、第2情報として難易度の低い教材データを前記教材テーブルから読み出して表示するためのアイコンを表示する第2情報表示手段と、
入力された解答データと、前記教材テーブルに記憶された解答データとを比較して達成度を算出する達成度算出手段と、
前記達成度算出手段により算出された達成度が第1の所定値以上である場合は前記難易度の高い教材データを前記教材テーブルから読み出して表示するためのアイコンを強調して表示し、第2の所定値以下である場合は、前記難易度の低い教材データを前記教材テーブルから読み出して表示するためのアイコンを強調して表示する強調表示手段と
を備えることを特徴とする教材表示装置。 - 前記教材データ表示手段は、前記第1情報に対する入力があった場合に、前記学習項目に対する前または次の学習項目に対応する教材データを前記教材テーブルから読み出して前記表示手段に表示し、
前記第2情報に対する入力があった場合に、前記学習項目の教材データとは難易度情報が異なる教材データのうち、前記学習項目に対応する教材データを前記教材テーブルから読み出して前記表示手段に表示するよう構成してあることを特徴とする請求項1に記載の教材表示装置。 - 前記第1情報表示手段は、前記学習項目に対する前の学習項目に対応する教材データを表示するために、第1情報として左方向の矢印アイコンを表示し、前記学習項目に対する次の学習項目に対応する教材データを表示するために、第1情報として右方向の矢印アイコンを表示し、
前記第2情報表示手段は、前記検索手段により前記学習項目に対応する教材データよりも難易度情報の高い教材データが存在すると判断した場合、第2情報として上方向の矢印アイコンを表示し、難易度情報の低い教材データが存在すると判断した場合、第2情報として下方向の矢印アイコンを表示し、
前記強調表示手段は、前記達成度算出手段により算出された達成度が所定値以上である場合は前記上方向の矢印アイコンを強調して表示し、所定値以下である場合は、前記下方向の矢印アイコンを強調して表示し、それ以外は右方向の矢印アイコンを強調して表示するよう構成してあることを特徴とする請求項1または2に記載の教材表示装置。 - 教材データを学習項目毎に表示手段に表示する教材表示装置、及び、該教材表示装置に通信網を介して接続され前記教材表示装置に教材データを送信するサーバコンピュータを有する教材表示システムにおいて、
前記サーバコンピュータは、
学習項目毎の教材データに、教材データの学習項目毎に試験データ及び解答データと、難易度情報を付加して記憶した教材テーブルと、
学習項目に対応する教材データを前記教材テーブルから読み出して前記教材表示装置に送信する教材データ送信手段と、
前記学習項目に対して次に学習すべき学習項目に対応する教材データ、または、前記学習項目よりも前に学習すべき学習項目に対応する教材データを前記教材テーブルから読み出して表示するための第1情報を前記教材表示装置に送信する第1情報送信手段と、
前記教材データ送信手段により送信される学習項目の教材データの難易度情報とは異なる難易度情報が付加された教材データに、前記学習項目に対応する教材データよりも難易度情報の高い教材データが存在するか否か、前記学習項目に対応する教材データよりも難易度情報の低い教材データが存在するか否かを前記教材テーブルから検索する検索手段と、
該検索手段により、前記学習項目に対応する教材データよりも難易度情報の高い教材データが存在すると判断した場合、第2情報として難易度の高い教材データを前記教材テーブルから読み出して表示するためのアイコン表示用の図形データを作成し、難易度情報の低い教材データが存在すると判断した場合、第2情報として難易度の低い教材データを前記教材テーブルから読み出して表示するためのアイコン表示用の図形データを作成する第2情報表示手段と、
入力された解答データと、前記教材テーブルに記憶された解答データとを比較して達成度を算出する達成度算出手段と、
前記達成度算出手段により算出された達成度が第1の所定値以上である場合は前記難易度の高い教材データを前記教材テーブルから読み出して表示するためのアイコンを強調して表示させるための強調情報を当該アイコンの図形データに付加し、第2の所定値以下である場合は、前記難易度の低い教材データを前記教材テーブルから読み出して表示するためのアイコンを強調して表示するための強調情報を当該アイコンの図形データに付加する強調表示手段と
該検索手段により前記教材データが存在すると判断した場合、前記学習項目に対応する教材データを前記教材テーブルから読み出して表示するための第2情報を前記教材表示装置に送信する第2情報送信手段と
を備え、
前記教材表示装置は、
前記教材データ送信手段により送信された学習項目に対応する教材データを前記表示手段に表示する教材データ表示手段と、
前記第1情報送信手段により送信された第1情報を前記表示手段に表示する第1情報表示手段と、
前記第2情報送信手段により送信された第2情報を前記表示手段に表示する第2情報表示手段と
を備えることを特徴とする教材表示システム。 - 教材データを学習項目毎にコンピュータの表示手段に表示させるためのコンピュータプログラムにおいて、
コンピュータに、学習項目に対応する教材データを、学習項目毎の教材データに、教材データの学習項目毎に試験データ及び解答データと、難易度情報を付加して記憶した教材テーブルから読み出させて前記表示手段に表示させる教材データ表示ステップと、
コンピュータに、前記学習項目に対して次に学習すべき学習項目に対応する教材データ、または、前記学習項目よりも前に学習すべき学習項目に対応する教材データを前記教材テーブルから読み出させて表示するための第1情報を前記表示手段に表示させる第1情報表示ステップと、
コンピュータに、前記教材データ表示ステップにより表示される学習項目の教材データの難易度情報とは異なる難易度情報が付加された教材データに、前記学習項目に対応する教材データよりも難易度情報の高い教材データが存在するか否か、前記学習項目に対応す る教材データよりも難易度情報の低い教材データが存在するか否かを前記教材テーブルから検索させる検索ステップと、
コンピュータに、前記検索ステップにより、前記学習項目に対応する教材データよりも難易度情報の高い教材データが存在すると判断した場合、第2情報として難易度の高い教材データを前記教材テーブルから読み出して表示するためのアイコンを表示し、難易度情報の低い教材データが存在すると判断した場合、第2情報として難易度の低い教材データを前記教材テーブルから読み出して表示するためのアイコンを表示させる第2情報表示ステップと、
コンピュータに、入力された解答データと、前記教材テーブルに記憶された解答データとを比較させて達成度を算出させる達成度算出ステップと、
コンピュータに、前記達成度算出ステップにより算出させた達成度が第1の所定値以上である場合は前記難易度の高い教材データを前記教材テーブルから読み出して表示するためのアイコンを強調して表示し、第2の所定値以下である場合は、前記難易度の低い教材データを前記教材テーブルから読み出して表示するためのアイコンを強調して表示させる強調表示ステップと
を実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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