JP6207946B2 - 年次コードを年月日に対応付けたカレンダー装置 - Google Patents
年次コードを年月日に対応付けたカレンダー装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6207946B2 JP6207946B2 JP2013196505A JP2013196505A JP6207946B2 JP 6207946 B2 JP6207946 B2 JP 6207946B2 JP 2013196505 A JP2013196505 A JP 2013196505A JP 2013196505 A JP2013196505 A JP 2013196505A JP 6207946 B2 JP6207946 B2 JP 6207946B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- code
- button
- year
- day
- screen
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F40/00—Handling natural language data
- G06F40/10—Text processing
- G06F40/166—Editing, e.g. inserting or deleting
- G06F40/177—Editing, e.g. inserting or deleting of tables; using ruled lines
Description
本発明において、「ソフトウェアにより実現される」とは、コンピュータの記憶装置に記憶されているコンピュータプログラムを必要に応じて、CPU(central processing unit)が読み込んで処理を実行することにより、ハードウェア(コンピュータ機器)とソフトウェア(コンピュータプログラム)とが連携して機能を実現することをいう。クラウドコンピューティングの技術でインターネット上のASPサーバとユーザの携帯端末機器とが連携して機能する場合には、サーバ側及びユーザ側双方の機器に必要なソフトウェアがそれぞれインストールされており、ユーザが携帯端末機器を操作することを引き金としてASPサーバ上のソフトウェアが機能を開始し、相互に作用して機能を実現する。
年次コード(annual code)とは、1年のうちの特定の日(いずれの日でも構わないが、例えば、3月1日)を第1日としてすべての日付に割り当てたコードをいう。3月1日に年次コードの「1」を設定する場合には、3月2日に年次コード「2」が割り当てられるというように順次割り当てられて、翌年の2月28日には年次コード「365」が割り当てられる。他の年の同一日付には、同じ年次コードが割り当てられる。この意味において、年次コードは1年周期のコードであり、毎年恒例で行われる行事を管理するのに適したコードである。
年次コードボタンは、年次コードを表示したボタンであり、クリッカブルである。
コード初日設定画面で、コード初日を設定する月日を選択又は入力する。例えば、月を3月(March)、日を1日と選んで、更新ボタンを押すことで、年月日と年次コードとの対応付けが更新される。この対応付けは例えば、年次コードと年月日とを対応付けるテーブルを備えることによって実現できる。コード初日は、会社の設立記念日、会計年度の始まる日、プロジェクトの発足した日、工事が始まる日、など自由自在に設定でき、このカレンダー装置を使用開始する際だけでなく、事後的にも必要に応じて何度でも設定可能である。デフォルト(ユーザがコード初日の設定手続をしない場合)では、コード初日を例えば、1月1日とする。
デイリーレコード(daily records)とは、その日に起きた(又は予定している)出来事(event)及びその内容を記入し、記録した記録内容をいう。例えば、タイトルと内容とに分けて出来事を記録する。同一日付について複数件のデイリーレコードを登録可能である。
デイリーレコード画面(daily record screen)は、特定の日付ごとにデイリーレコードを新規登録するための画面である。その登録画面に、既に入力した記録内容をも併せて表示する。重複を避けて入力するためである。
本発明のカレンダー装置に用いられるいくつかの画面に年次コードボタンが設けられる。それらのうちの一つをクリックすると、対応する年月日のデイリーレコードの登録画面(デイリーレコード画面)に移動(遷移)する。登録されたデイリーレコードの内容は、年月日と対応付けられたテーブル(又はデータベース)として管理される。
レコード検索(records search)とは、デイリーレコードとして記録された内容に検索(例えば、テキスト検索)を実行してその結果を表示する処理であり、月次シート又はデイリーレコード画面に設けられたレコード検索ボタンをクリックすることにより開始する。ユーザがキーワードを入力し検索ボタンをクリックすると、カレンダー装置はデイリーレコードに対して検索をかけて、そのキーワードを含むデイリーレコードを年次コード及び日付(年月日)とともにリストアップして検索結果を表示する。検索結果の年月日がいくつかの月にまたがる場合であっても、それに対応付けられた年次コードを頼りに、二つ以上のイベント(出来事)の間の日数を容易に計算できる。
年次シートに移動しコード初日設定処理のボタンを押して、コード初日を設定し直すと、この日数計算がより容易になる。日数計算を欲する二つの出来事のうち、早い方の日付をコード初日に設定し直せばよい。
検索結果シート(search result sheet)とは、レコード検索を実行した結果を表示する画面である。ユーザが所望する場合にファイル出力してユーザが取得可能とする。
月次シート(monthly sheet)とは、年と月とを特定して、その月に含まれるデイリーレコードの内容を日付(年月日)順に表示し、年次コードを併せて表示する画面である。月次シートにおける各年次コードの表示は、年次コードボタン(クリッカブルなボタン)である。月次シートには、そのほかに、メモ入力が可能な欄が設けられている。日付を特定せずにメモを入力しておきたい場合や、入力すべき日付に至るまでの操作を省き急いで入力したい場合などに便利である。メモ入力できる欄は、メモ1には未来の予定、メモ2には過去の記録を入力するといった使い分けをすることもできる。月次シートも前述の検索結果シートと同様に、ユーザが所望する場合にファイル出力してユーザが取得可能とする。
また、月次シートには、翌月、前月への移動をそれぞれ可能とするボタン、年次シートへの移動を可能とするボタン、レコード検索処理のボタンが設けられている。
年次シート(annual sheet)とは、ある年を特定して、その年に属するコード初日から、年次コードの最終日(「365」又は「366」)、すなわち翌年に属するコード初日の前日までのすべての年次コードを月ごとに一覧できるよう表示した画面である。年次シートにおける各年次コードの表示は、前述の年次コードボタン(クリッカブルなボタン)となっている。
スケジュール帳(Schedule)、日記帳(diary)、予定表(calendar)、自己省察ツール(Self-reflection tool)として用いることができる。
また、建設現場での工程管理、プロジェクトの進捗管理、業務日誌、航海日誌などに用いることができる。
さらに、自叙伝(Autobiography)、年代記(Chronicle)、編年史(Annals),社史(Company History)などを編集するツール(compiling tool)として用いることができる。
はじめに、自己省察ツールとして利用する場合の用い方を説明する。このカレンダー装置のユーザがこの装置を用いて数年間にわたって毎年恒例の行事に関与してきたとする。数年間を振り返って、ある特定の行事について今年は、準備期間が十分であっただろうかと反省する際に、今年のその行事についての準備に要した日数をこの装置を用いて分析して計算を行う。昨年、一昨年、三年前、四年前と同様に分析して比較対照することにより、反省材料として、来年への提案を行うことができる。
さらに、自叙伝の作成支援ツールとして用いる場合について説明する。通常、自叙伝を著わそうとすれば、数十冊にもわたる日記帳を詳細に検討して、抽出すべき部分を丁寧に選択する作業を要する。本発明にかかるカレンダー装置を数十年にわたって用いたユーザには、そのような作業を容易にすることができる。検索機能を用いることで年月を越えた検索ができるからである。また、年次シートで、翌年ボタン、前年ボタンを駆使することで、年を越えて調べることが容易となる。
社史を編集する場合などにおいては、毎年恒例の行事がある場合が多いので、年次コードの一年周期性を活用して調べることができる。
プロジェクトの立ち上げ日を年次コードの初日に設定することによりスケジュール管理がしやすくなる。
思考の時間の流れが月の区切りによって中断されない。思考に連続性を持たせることができる。
年月日を数える数字が1から30(又は31)で区切られると、人間の頭の中の時間の流れが知らぬ間に中断されてしまう。年次コードを用いることで途切れない時間軸の中で考えることができ、連続性、継続性をもたせた、長いスパンの思考、発想が可能となる。
地球規模で考えると、西暦を用いる民族だけではなく、様々な暦が使われている。それらの人々との間でも、年次コードを共通に持つことによって、共通の時間の流れを持つことが可能となる。
一年間の出来事を関連付けるのに役立つ。
忘れてしまうアイディアを年次コードに関連付けて整理することで、次の展開を発想できる。
年月日を年次コードに対応付けることにより、情報統合をし、発想、ひらめきに結び付けることができる。
[ハードウェア構成について]
図1は、カレンダー装置のハードウェア構成を示すブロック図である。図1(a)は、スタンドアロン型コンピュータにより本発明のカレンダー装置を構成する場合について示している。図1(b)は、コンピュータネットワークにより連携して動作する二つ以上のコンピュータによりカレンダー装置を構成する場合について示している。
さらに、複数人が携わるプロジェクトを管理するカレンダー装置を提供することも可能である。そのような場合には、クラウドコンピューティングを用いるのが便利である。
図1(b)では、インターネット上のASPサーバとユーザの携帯端末機器との間でネットワークが構築される場合について示したが、社内のいわゆる社内LAN(イントラネットシステム)により同様な構成としてもよい。
図2は、アプリケーションプログラムの構成及び二つのテーブルを説明する図である。図2(a)は、本発明のカレンダー装置を構成するアプリケーションプログラムを複数の部品からなるものと見たときの構成を示す。ログイン処理手段201、月次シート処理手段202、年次シート処理手段203、コード初日設定手段204、デイリーレコード処理手段205、レコード検索手段206という6つの手段をプログラムの部品として有している。また、図2(b)に示す二つのテーブル、すなわち年次コードと年月日との対応テーブル251と、年月日とデイリーレコードとの対応テーブル252とが設けられており、前記6つの手段と二つのテーブルとが連携して本発明のカレンダー装置として機能する。
年次シート処理手段203は、年次シートを表示する処理及び年次シート上に表示された各ボタンをユーザが押した時に、それぞれの画面に移動する処理を実行する。
デイリーレコード処理手段205は、既に入力されたデイリーレコードを表示する処理と、新規登録処理、更新登録処理を実行する。
レコード検索手段206は、既に入力されたデイリーレコードに対して検索を実行することと、その検索結果を表示する処理とを行う。また、望ましくは、その検索結果をファイル出力してユーザに提供する。
図3は、画面遷移を説明する図である。図3(a)は、本発明に係るカレンダー装置に用いられる表示画面のうち、代表的な5つの画面である年次シート、月次シート、デイリーレコード画面、レコード検索画面、検索結果シートのそれぞれに、他の画面への移動ボタンのいずれを有し、いずれを有さないかを「あり」、「なし」などを記載することで示す表である。具体的には、年次シートについて水平方向に見ると、「コード初日設定ボタン」、「デイリーレコード画面への移動ボタン」、「月次シートへの移動ボタン」、「年次シートへの移動ボタン」があり、レコード検索画面への移動ボタンはないことがわかる。ここで、年次シートから年次シートへの移動ボタンとは、「前年への移動ボタン」、「翌年への移動ボタン」のことを指している。また、「コード初日設定ボタン」について垂直方向に見ると、「年次シート」だけに設けられおり、他の画面には設けられていないことがわかる。年次コードは、コード初日設定により年月日との対応関係を変更するものであるから、ユーザが慎重な操作を行うことが求められる。そのために「コード初日設定ボタン」を年次シートのみに設けている。
「デイリーレコード画面への移動ボタン」について垂直方向に見ると5つの画面すべてに設けられていることがわかる。5つの画面のすべてに「年次コード」のボタンが設けられており、それがクリッカブルとなっていることに基づく。
図4は、ログイン画面(図4(a))、エラー画面(図4(b))、ログインに成功した際に表示される月次シート(図4(c))の例を示す表示画面である。図10は、ログイン処理を示すフローチャートである。
図4(c)のもっとも下の欄は、メモ欄となっている。メモ1(例えば、未来の予定)、メモ2(例えば、過去の記録)と二つのメモが入力できるように設けられている。このメモ欄は、当該エリアをクリックすると、キーボードからの入力を受け付ける。タッチパネル入力のためにソフトキーボードを表示するようにしてもよい。入力が終わったら、メモ欄の近くに設けられた更新ボタンを押すことで、図5(a)に示す確認画面に移動する。
図11は、月次シートの表示及びメモ入力処理を示すフローチャートである。この処理は、ログイン処理に成功した(ステップ107でYes)場合だけでなく、他の画面から月次シートボタンをクリックすることで月次シートへ移動してきたときにも開始する処理であり、ステップ111からステップ124までのループ処理として実行される。まず、各テーブル(年次コードと年月日との対応テーブル251及び年月日とデイリーレコードとの対応テーブル252)を参照して、図4(c)に示すように、ユーザがその操作を行う年月日が属する月の月次シートを表示する。図4(c)は、デイリーレコードが何も入力されていない状態を示している。既にデイリーレコードが多数入力された状態にあっては、図8に示すように、デイリーレコードの表示される欄に多数の記録が表示される。
画面遷移ボタンが押されると(ステップ112でYes)、当該画面へ移動する(ステップ113)。具体的にいうと、前月ボタン、翌月ボタン、今月ボタンのいずれかが押されると、それぞれ当該月の月次シートを表示すべく、各テーブルを参照して月次シートを表示する(ステップ111)。また、年次シートボタンが押されると、図12に示す年次シート処理を実行する。レコード検索ボタンが押されると、図14に示すレコード検索処理を実行する。年次コードボタンが押されると、当該年次コードに対応する年月日のうち当該月次シートの年度に属する年月日のデイリーレコード画面の表示処理(図13)を実行する。
更新ボタンが押されると(ステップ116でYes)、確認画面(図5(a))を表示する(ステップ119)。次に、図5(a)のキャンセルボタンがクリックされたか否かを判定し(ステップ120)、クリックされたら(ステップ120でYes)月次シートへ移動(ステップ121)して、ステップ111へ進む。ステップ111以降は、前述したとおり、ステップ124までのループ処理が実行される。
更新ボタンがクリックされたと判定されると(ステップ122でYes)、登録するメモの内容を表示する(ステップ123)。その後、「月次シートへ移動」ボタンを押されるのを待つ(ステップ124)。望ましくは、ステップ124において、長時間ボタンが押されない場合には、前述したタイムアウト処理と同様の処理を行う。
図12は、年次シート処理を示すフローチャート(図12(a))、及びコード初日設定処理を示すフローチャート(図12(b))である。図12(a)に示す年次シート処理は、他の画面(デイリーレコード画面、月次シート)に設けられた年次シートボタンをクリックすること、又は年次シートに設けられた前年ボタン或いは翌年ボタンをクリックすることにより開始する処理である。
まず、年次コードと年月日との対応テーブル251を参照して年次シートを表示する。デイリーレコード画面又は月次シートから年次シートへ移動する場合には、当該年月日又は当該月が属する年度の年次シートを表示する。前年ボタン(又は翌年ボタン)をクリックして移動する場合には、直前に表示していた年度の前年(又は翌年)の年次シートを表示する。その内容は、図6(a)に示した。
図6(a)における年次コードは、3月が1から31まで垂直方向にならんでおり、4月が32から61まで並んでいる。そして、同様に5月、6月と並び、最後の月である2月では、2月28日に年次コード365が割り当てられる。
ユーザがコード初日の希望日を入力又は選択すると、カレンダー装置(コード初日設定処理手段204)は、その入力された内容を取得する(ステップ212)。次に、キャンセルボタン(図6(b))がクリックされたか否かを判定し(ステップ213)、クリックされた場合(ステップ213でYes)には、年次シートへ移動する(ステップ214)。続いて、更新ボタン(図6(b))がクリックされたか否かを判定し(ステップ215)、押されないうちは(ステップ215でNo)、ステップ213、ステップ215の判定を繰り返す。更新ボタンが押されると(ステップ215でYes)、更新されたコード初日に基づいて「年次コードと年月日との対応テーブル251」を書き換えて(ステップ216)、コード初日の更新が登録されたことをユーザに伝える画面(図6(c))を表示する(ステップ217)。そして、ユーザが年次シートボタンをクリックするのを待って、年次シートへ移動する(ステップ218)。ユーザが更新ボタンを押さずにキャンセルボタンを押すと、年次コードの書き換えをせずに、年次シートの表示へ戻る。
図13は、デイリーレコード処理(その表示処理及び入力処理、追加処理、更新処理)を示すフローチャートである。他の画面から年次コードボタンをクリックすることによりこの処理に入る。また、デイリーレコード画面において、前日又は翌日ボタンをクリックしてこの処理に入る。図7は、デイリーレコード画面及びその入力に関する画面である。
デイリーレコード処理では、まず年次コードと年月日との対応テーブル251及び年月日とデイリーレコードとの対応テーブル252とを参照して、デイリーレコード画面(図7(a))を表示する(ステップ301)。デイリーレコード画面は、図7(a)に示すように、上半分には当該年月日に対応付けられて既に登録されたデイリーレコードの内容を表示し、下半分にはデイリーレコードを新規登録するための入力欄を設けている。図7(a)では、2013年3月12日のデイリーレコードとして2件が既に登録されている場合のデイリーレコード画面を示す。画面の上部には、月次シートへの移動ボタン、年次シートへの移動ボタン、レコード検索画面への移動ボタン、前日への移動ボタン、翌日への移動ボタン、今日への移動ボタンが設けられる。また、このデイリーレコード画面のタイトル(クリッカブルではない)として「年次コード12:2013年3月12日火曜日デイリーレコード」と表示される。
月次シートへの移動ボタンを押すと2013年3月の月次シートへ移動する。年次シートへの移動ボタンを押すと2013年度の年次シートへ移動する。前日への移動ボタンを押すと、2013年3月11日のデイリーレコード画面へ移動する。翌日ボタンを押すと2013年月13日のデイリーレコード画面へ移動する。今日のボタンを押すと、ユーザがその操作を行った日時が属する年月日のデイリーレコード画面へ移動する。
デイリーレコード画面の下部には、デイリーレコード新規登録の欄が設けられている。タイトルの記入欄と内容の記入欄とが設けられる。タイトルの文字は、5色(黒、青、赤、緑、黄色)から選択可能である。5つのラジオボタン(K,B,R,G,Y)のうちの一つを選択することによりタイトル文字を選ぶことができる。内容の欄は、タイトルの記入欄よりもやや大きく設けられる。内容の欄の近傍には、追加ボタン及びリセットボタンがクリッカブルなボタンとして設けられる。
図7(d)の更新画面には、図7(b)の新規登録の場合に加えて日時変更の欄も設けられている。これにより更新登録の場合には、日時の変更が可能であり、予定日と実行日とが異なる場合などの更新登録に便利である。
図7(d)の更新画面には、さらに「削除ボタン」が設けられている。このボタンをクリックすることにより、当該デイリーレコード(タイトル及び内容が、年月日と対応付けられた組合せ)を削除する。
図7(e)は、更新登録が正常になされたことをユーザに伝える画面である。
図14は、レコード検索処理を示すフローチャートである。図9は、レコード検索画面(図9(a))及び検索結果シート(図9(b))である。月次シート(図4(c)、図8)又はデイリーレコード画面(図7(a))にレコード検索画面への移動ボタンが設けられており、そのボタンをクリックすることでレコード検索処理が開始する。
検索結果シートを表示した(ステップ406)後、画面遷移ボタンがクリックされたか否かを判定し(ステップ407)、クリックされた場合(ステップ407でYes)、当該画面に移動する(ステップ408)。ここで、画面遷移ボタンは、検索結果シートの最下欄に設けられた月次シート移動ボタン及び年次コードボタンである。図9(b)の例では、10個の年次コードボタンが表示されており、これらはクリッカブルであって、クリックすることで対応する年月日のデイリーレコード画面へ移動する。図9(a)の画面、図9(b)の画面の最下部には、月次シートボタンが設けられており、当該月次シートボタンを押すと、今月(ユーザがこの装置を使用している当該年月日が属する月)の月次シートへ移動する。
自己省察ツールや、プロジェクト進捗管理ツールとしての意義については、課題解決手段の項において、既に述べた。ここでは、本発明のカレンダー装置を高齢者が用いる観点から付言する。
高齢者、特に70歳を超えた老人にとっては、物忘れが体不調をももたらし得る。思い出せそうでなかなか思い出せない不快感を一日持続すると、食欲不振、気力低下などをもたらす可能性がある。それに対し、記憶力の低下を適切に補う記録ツールがあって、それを用いることを習慣づけることができれば、良好な体調を維持でき、気力、意欲が十分な状態を維持できる。
2013年5月の新聞紙上に、日本の農村で農業に従事する93歳の男性の例が紹介された。その人は、70歳の時から10年日記をつけ始め、現在3冊目とのことである。10年日記は、1冊で10年間続けてつけられる日記であって、1年前、2年前、…、9年前の同じ時季に何をしたかを参照しつつ書くことがしやすいように作られた日記帳である。農作業は特に毎年同じ時期に同じ農作業を繰り返すので、年周期でものを考えるのに適している。この農業従事者は、この日記をつけ続けることで連続した思考をし続けることができ、ボケや痴呆と無関係の生活を続けることができている。
農業従事者でない場合でも、高齢者が自分の属する社会、団体において年中行事に積極的に関わる場合には、年周期でものを考えることで連続した思考を続けることができると考えられる。そして、このカレンダー装置は、10年に限らず使い始めたときから数十年にわたって年周期で過去を参照して現在に生かし未来に備えることを可能にする。例えば、月次シートに設けられたメモ1を未来の予定(未来への申し送り事項)、メモ2を過去の記録(過去から得た教訓)という意味付けをして用いることができる。
11 入力装置
12 表示装置
20 ASPサーバ
30 パーソナルコンピュータ
31 携帯電話(セルフォン)
32 スマートフォン
40 インターネット
Claims (6)
- コンピュータにインストールされたアプリケーションソフトウェアにより実現され、1年のうちの特定の月日を初日としてすべての日付に順次割り当てた1年周期のコードである年次コードを年月日に対応付けたカレンダー装置であって、
前記年次コードのうち特定の年月に対応した年次コードをクリッカブルな年次コードボタンとして日付順に表示するとともに、予定する又は既に起こった日々の出来事であるデイリーレコードを当該年月の日付順に表示する月次シート処理手段と、
前記年次コードのうち特定の年に対応した1年分の年次コードを月ごとにクリッカブルな年次コードボタンとして表示する年次シート処理手段と、
前記年次コードの初日であるコード初日をユーザの希望する月日に設定するコード初日設定手段と、
前記年次コードボタンをクリックすることにより処理を開始し、前記デイリーレコードのうちの既に登録されたものを表示するとともに、新規登録、更新登録を処理するデイリーレコード処理手段と、
前記デイリーレコードに対して検索を実行し、その検索結果を前記年次コードと前記年月日とに対応させて表示するレコード検索手段と
を有することを特徴とするカレンダー装置。 - 前記年次コードと前記年月日との対応関係を、年次コードと年月日との対応テーブルとして有することを特徴とする請求項1に記載するカレンダー装置。
- 前記年月日と前記デイリーレコードとの対応関係を、年月日とデイリーレコードとの対応テーブルとして有することを特徴とする請求項1又は2に記載するカレンダー装置。
- 前記デイリーレコード処理手段は、年月日をも変更対象とすることを特徴とする請求項1に記載するカレンダー装置。
- ユーザが正当な権限を有することを確認するログイン処理手段と、
前記カレンダー装置が動作している際に、所定時間の経過がある場合に、それ以上のユーザの使用を許可しないタイムアウト処理手段と
をさらに有し、
タイムアウト処理手段によりそれ以上のユーザの使用を許可しない場合には、ユーザはログイン処理手段によるログインを再度行うことを要することを特徴とする請求項1に記載するカレンダー装置。 - 前記月次シート処理手段が表示する月次シート又は前記レコード検索手段が表示する検索結果をファイル出力して、ユーザに取得させることを特徴とする請求項1に記載するカレンダー装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013196505A JP6207946B2 (ja) | 2013-09-24 | 2013-09-24 | 年次コードを年月日に対応付けたカレンダー装置 |
US14/139,968 US20150089347A1 (en) | 2013-09-24 | 2013-12-24 | Calendar apparatus having annual code associated with date |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013196505A JP6207946B2 (ja) | 2013-09-24 | 2013-09-24 | 年次コードを年月日に対応付けたカレンダー装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015064626A JP2015064626A (ja) | 2015-04-09 |
JP6207946B2 true JP6207946B2 (ja) | 2017-10-04 |
Family
ID=52692156
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013196505A Active JP6207946B2 (ja) | 2013-09-24 | 2013-09-24 | 年次コードを年月日に対応付けたカレンダー装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20150089347A1 (ja) |
JP (1) | JP6207946B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108509402A (zh) * | 2018-03-15 | 2018-09-07 | 北京市育学林教育技术有限公司 | 一种可在线编辑的课程表 |
Family Cites Families (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4005571A (en) * | 1975-11-06 | 1977-02-01 | Emanuel Wolff | Elapsed time reminder with conversion of calendar days into elapsed time |
DE68924196T2 (de) * | 1988-06-03 | 1996-05-09 | Sharp Kk | Elektronische Anordnung mit einer Kalenderfunktion. |
JPH01306949A (ja) * | 1988-06-03 | 1989-12-11 | Sharp Corp | カレンダー機能付電子機器 |
JP3127084B2 (ja) * | 1994-08-11 | 2001-01-22 | シャープ株式会社 | 電子秘書システム |
JPH10143473A (ja) * | 1996-11-15 | 1998-05-29 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 情報処理装置 |
WO1998030963A1 (en) * | 1997-01-14 | 1998-07-16 | Benjamin Slotznick | System for calculating occasion dates and converting between different calendar systems, and intelligent agent for using same |
US6611498B1 (en) * | 1997-09-26 | 2003-08-26 | Worldcom, Inc. | Integrated customer web station for web based call management |
US6236982B1 (en) * | 1998-09-14 | 2001-05-22 | Lucent Technologies, Inc. | System and method for discovering calendric association rules |
KR20020045425A (ko) * | 2000-12-11 | 2002-06-19 | 이정하 | 날짜와 날수가 동시에 기재된 카렌다 |
JP2003203084A (ja) * | 2001-06-29 | 2003-07-18 | Hitachi Ltd | 情報端末装置、サーバ、情報配信装置及び情報配信方法 |
US20010051892A1 (en) * | 2001-07-26 | 2001-12-13 | David Brown | Method for scheduling appointments |
US7343312B2 (en) * | 2002-04-25 | 2008-03-11 | International Business Machines Corporation | Event scheduling with optimization |
US20040189444A1 (en) * | 2003-03-31 | 2004-09-30 | Gill Andrew M. | Maintenance interval timer and method of monitoring maintence intervals |
US20050171830A1 (en) * | 2003-09-24 | 2005-08-04 | Greg Miller | System and method for managing and utilizing information |
KR101748448B1 (ko) * | 2009-03-18 | 2017-06-16 | 터치튠즈 뮤직 코포레이션 | 엔터테인먼트 서버 및 관련 소셜 네트워킹 서비스 |
US20130006667A1 (en) * | 2011-06-10 | 2013-01-03 | Green Iii W Thomas | Mobile interface for integrated medical software system |
-
2013
- 2013-09-24 JP JP2013196505A patent/JP6207946B2/ja active Active
- 2013-12-24 US US14/139,968 patent/US20150089347A1/en not_active Abandoned
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20150089347A1 (en) | 2015-03-26 |
JP2015064626A (ja) | 2015-04-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Su et al. | A mobile Nursing Information System based on human-computer interaction design for improving quality of nursing | |
US20150347987A1 (en) | Integrated Daily Digital Planner | |
US7917417B2 (en) | System and method for organizational and personal portfolio | |
US20140053110A1 (en) | Methods for Arranging and Presenting Information According to A Strategic Organization Hierarchy | |
US20090178004A1 (en) | Methods and systems for workflow management in clinical information systems | |
JP6085963B2 (ja) | 人材情報表示装置及びプログラム | |
JP2012238286A (ja) | 医薬等情報提供システム | |
US9971469B2 (en) | Method and system for presenting business intelligence information through infolets | |
JP6207946B2 (ja) | 年次コードを年月日に対応付けたカレンダー装置 | |
US7065516B1 (en) | Data checker apparatus and method | |
JP2006508417A (ja) | 遠隔調査集計システムおよび方法 | |
JP2002083098A (ja) | 目標管理システム | |
JP6060334B1 (ja) | 訪問者検索システムおよび訪問者検索プログラム | |
JP6044027B1 (ja) | 訪問通知システムおよび訪問通知プログラム | |
Kao et al. | Salesforce. com for Dummies | |
JPH11296486A (ja) | スケジュール作成支援方法 | |
WO2019130877A1 (ja) | 医療情報共有システム及び医療情報共有方法、並びに医療情報表示システム及び医療情報表示方法 | |
JP7421179B2 (ja) | 情報処理装置、情報処理システム、および情報処理方法 | |
JP6558171B2 (ja) | 作業管理装置及びプログラム | |
Meyer et al. | A web application for recording and analyzing the clinical experiences of nursing students | |
Wiggins et al. | Building a local CMS at Kent State | |
JP7349208B1 (ja) | 表示制御装置 | |
JP6814989B2 (ja) | 医療情報表示システム及び医療情報表示方法 | |
US20240160840A1 (en) | Online real-time interactive collaborative annotation system | |
JP6250925B2 (ja) | パス作成支援プログラム、方法、及び装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160920 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170728 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170808 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170824 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170905 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170906 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6207946 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |