JP6207946B2 - 年次コードを年月日に対応付けたカレンダー装置 - Google Patents

年次コードを年月日に対応付けたカレンダー装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6207946B2
JP6207946B2 JP2013196505A JP2013196505A JP6207946B2 JP 6207946 B2 JP6207946 B2 JP 6207946B2 JP 2013196505 A JP2013196505 A JP 2013196505A JP 2013196505 A JP2013196505 A JP 2013196505A JP 6207946 B2 JP6207946 B2 JP 6207946B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
code
button
year
day
screen
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013196505A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015064626A (ja
Inventor
佐藤 徹
徹 佐藤
Original Assignee
パロアルトコード株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by パロアルトコード株式会社 filed Critical パロアルトコード株式会社
Priority to JP2013196505A priority Critical patent/JP6207946B2/ja
Priority to US14/139,968 priority patent/US20150089347A1/en
Publication of JP2015064626A publication Critical patent/JP2015064626A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6207946B2 publication Critical patent/JP6207946B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F40/00Handling natural language data
    • G06F40/10Text processing
    • G06F40/166Editing, e.g. inserting or deleting
    • G06F40/177Editing, e.g. inserting or deleting of tables; using ruled lines

Description

本発明は、スタンドアロン型のコンピュータにインストールされたアプリケーションソフトウェアにより実現されるカレンダー装置、又はコンピュータネットワークにより連携して動作する二つ以上のコンピュータにより実現されるカレンダー装置に関する。コンピュータネットワークにより連携して動作する二つ以上のコンピュータには、例えば、インターネット上のASP(application service provider)サーバと、パーソナルコンピュータ(又は携帯電話、携帯端末機器)とがクラウドコンピューティング(cloud computing)の技術を用いて連携して機能する場合を含む。
先行技術1(特開2002-200866号公報、発明の名称:日付と日数を併記したカレンダー)には、毎年1月1日を第0日または第1日として始めて同年12月31日を第364日若しくは第365日として表記したり、または、毎年1月1日を第364日若しくは第365日から始めて同年12月31日を第0日または第1日として表記したカレンダー;および特定の記念日を特定の年月日として第0日または第1日として始めて勝手に指定した年月日を第X-1日または第X日として日付と日数を併記したり、または記念日を特定の年月日として第X-1日または第X日から始めて勝手に指定した年月日を第0日または第1日として日付と日数を併記して成るカレンダーが開示されている。
先行技術2(特開2001-167182号公報、発明の名称:葬儀情報入力装置及びプログラム記録媒体)には、宗教により異なるものとなる葬儀形式を選択して、その葬儀形式に合った儀式名を入力項目として持つカレンダー画面を使って、葬儀儀式の日程情報を入力していくように構成した技術が開示されている。この構成によると、葬儀社や喪主などが葬儀日程を決定しつつ、それと同時に、その決定した葬儀の日程情報を掲示対象としてサーバに入力できる。したがって、正確な葬儀情報を掲示できるようになるとともに、葬儀の準備に要する作業を効率的に行える。
特開2002−200866号公報 特開2001−167182号公報
本発明は、年次コードを年月日に対応付けたカレンダー装置の有用性を高めることを目的とする。
《ソフトウェアによる実現》
本発明において、「ソフトウェアにより実現される」とは、コンピュータの記憶装置に記憶されているコンピュータプログラムを必要に応じて、CPU(central processing unit)が読み込んで処理を実行することにより、ハードウェア(コンピュータ機器)とソフトウェア(コンピュータプログラム)とが連携して機能を実現することをいう。クラウドコンピューティングの技術でインターネット上のASPサーバとユーザの携帯端末機器とが連携して機能する場合には、サーバ側及びユーザ側双方の機器に必要なソフトウェアがそれぞれインストールされており、ユーザが携帯端末機器を操作することを引き金としてASPサーバ上のソフトウェアが機能を開始し、相互に作用して機能を実現する。
《年次コード(annual code)》
年次コード(annual code)とは、1年のうちの特定の日(いずれの日でも構わないが、例えば、3月1日)を第1日としてすべての日付に割り当てたコードをいう。3月1日に年次コードの「1」を設定する場合には、3月2日に年次コード「2」が割り当てられるというように順次割り当てられて、翌年の2月28日には年次コード「365」が割り当てられる。他の年の同一日付には、同じ年次コードが割り当てられる。この意味において、年次コードは1年周期のコードであり、毎年恒例で行われる行事を管理するのに適したコードである。
年次コードボタンは、年次コードを表示したボタンであり、クリッカブルである。
コード初日(first day of the code)とは、年次コード「1」が割り当てられる特定の日付をいう。上の例では、3月1日である。コード初日は、ユーザが臨機応変に変更可能であり、ユーザのその時々の目的に応じて設定して用いる。
コード初日設定画面で、コード初日を設定する月日を選択又は入力する。例えば、月を3月(March)、日を1日と選んで、更新ボタンを押すことで、年月日と年次コードとの対応付けが更新される。この対応付けは例えば、年次コードと年月日とを対応付けるテーブルを備えることによって実現できる。コード初日は、会社の設立記念日、会計年度の始まる日、プロジェクトの発足した日、工事が始まる日、など自由自在に設定でき、このカレンダー装置を使用開始する際だけでなく、事後的にも必要に応じて何度でも設定可能である。デフォルト(ユーザがコード初日の設定手続をしない場合)では、コード初日を例えば、1月1日とする。
《デイリーレコード(daily records)》
デイリーレコード(daily records)とは、その日に起きた(又は予定している)出来事(event)及びその内容を記入し、記録した記録内容をいう。例えば、タイトルと内容とに分けて出来事を記録する。同一日付について複数件のデイリーレコードを登録可能である。
デイリーレコード画面(daily record screen)は、特定の日付ごとにデイリーレコードを新規登録するための画面である。その登録画面に、既に入力した記録内容をも併せて表示する。重複を避けて入力するためである。
本発明のカレンダー装置に用いられるいくつかの画面に年次コードボタンが設けられる。それらのうちの一つをクリックすると、対応する年月日のデイリーレコードの登録画面(デイリーレコード画面)に移動(遷移)する。登録されたデイリーレコードの内容は、年月日と対応付けられたテーブル(又はデータベース)として管理される。
《レコード検索(records search)》
レコード検索(records search)とは、デイリーレコードとして記録された内容に検索(例えば、テキスト検索)を実行してその結果を表示する処理であり、月次シート又はデイリーレコード画面に設けられたレコード検索ボタンをクリックすることにより開始する。ユーザがキーワードを入力し検索ボタンをクリックすると、カレンダー装置はデイリーレコードに対して検索をかけて、そのキーワードを含むデイリーレコードを年次コード及び日付(年月日)とともにリストアップして検索結果を表示する。検索結果の年月日がいくつかの月にまたがる場合であっても、それに対応付けられた年次コードを頼りに、二つ以上のイベント(出来事)の間の日数を容易に計算できる。
年次シートに移動しコード初日設定処理のボタンを押して、コード初日を設定し直すと、この日数計算がより容易になる。日数計算を欲する二つの出来事のうち、早い方の日付をコード初日に設定し直せばよい。
検索結果シート(search result sheet)とは、レコード検索を実行した結果を表示する画面である。ユーザが所望する場合にファイル出力してユーザが取得可能とする。
《月次シート(monthly sheet)》
月次シート(monthly sheet)とは、年と月とを特定して、その月に含まれるデイリーレコードの内容を日付(年月日)順に表示し、年次コードを併せて表示する画面である。月次シートにおける各年次コードの表示は、年次コードボタン(クリッカブルなボタン)である。月次シートには、そのほかに、メモ入力が可能な欄が設けられている。日付を特定せずにメモを入力しておきたい場合や、入力すべき日付に至るまでの操作を省き急いで入力したい場合などに便利である。メモ入力できる欄は、メモ1には未来の予定、メモ2には過去の記録を入力するといった使い分けをすることもできる。月次シートも前述の検索結果シートと同様に、ユーザが所望する場合にファイル出力してユーザが取得可能とする。
また、月次シートには、翌月、前月への移動をそれぞれ可能とするボタン、年次シートへの移動を可能とするボタン、レコード検索処理のボタンが設けられている。
《年次シート(annual sheet)》
年次シート(annual sheet)とは、ある年を特定して、その年に属するコード初日から、年次コードの最終日(「365」又は「366」)、すなわち翌年に属するコード初日の前日までのすべての年次コードを月ごとに一覧できるよう表示した画面である。年次シートにおける各年次コードの表示は、前述の年次コードボタン(クリッカブルなボタン)となっている。
《用い方》
スケジュール帳(Schedule)、日記帳(diary)、予定表(calendar)、自己省察ツール(Self-reflection tool)として用いることができる。
また、建設現場での工程管理、プロジェクトの進捗管理、業務日誌、航海日誌などに用いることができる。
さらに、自叙伝(Autobiography)、年代記(Chronicle)、編年史(Annals),社史(Company History)などを編集するツール(compiling tool)として用いることができる。
はじめに、自己省察ツールとして利用する場合の用い方を説明する。このカレンダー装置のユーザがこの装置を用いて数年間にわたって毎年恒例の行事に関与してきたとする。数年間を振り返って、ある特定の行事について今年は、準備期間が十分であっただろうかと反省する際に、今年のその行事についての準備に要した日数をこの装置を用いて分析して計算を行う。昨年、一昨年、三年前、四年前と同様に分析して比較対照することにより、反省材料として、来年への提案を行うことができる。
次に、プロジェクトの進捗管理として利用する場合の用い方の一例を説明する。デイリーレコードは、タイトルとその詳細内容とに分けて入力できるから、タイトル欄に予定を入力し、詳細内容の欄に実際の結果を入力するという使い方をすることができる。複数の月にまたがる長い期間のプロジェクトであっても、検索機能を用いて検索結果を出すことができるので、年次コードを頼りに、予定の日数と結果の日数とを比べることができる。それにより、遅れを取り戻す方策を立てることが可能となる。
さらに、自叙伝の作成支援ツールとして用いる場合について説明する。通常、自叙伝を著わそうとすれば、数十冊にもわたる日記帳を詳細に検討して、抽出すべき部分を丁寧に選択する作業を要する。本発明にかかるカレンダー装置を数十年にわたって用いたユーザには、そのような作業を容易にすることができる。検索機能を用いることで年月を越えた検索ができるからである。また、年次シートで、翌年ボタン、前年ボタンを駆使することで、年を越えて調べることが容易となる。
社史を編集する場合などにおいては、毎年恒例の行事がある場合が多いので、年次コードの一年周期性を活用して調べることができる。
特定日から特定日までの複数の月をまたいだ日数計算を、年次コードを用いることに簡単に行うことができる。
プロジェクトの立ち上げ日を年次コードの初日に設定することによりスケジュール管理がしやすくなる。
思考の時間の流れが月の区切りによって中断されない。思考に連続性を持たせることができる。
年月日を数える数字が1から30(又は31)で区切られると、人間の頭の中の時間の流れが知らぬ間に中断されてしまう。年次コードを用いることで途切れない時間軸の中で考えることができ、連続性、継続性をもたせた、長いスパンの思考、発想が可能となる。
地球規模で考えると、西暦を用いる民族だけではなく、様々な暦が使われている。それらの人々との間でも、年次コードを共通に持つことによって、共通の時間の流れを持つことが可能となる。
一年間の出来事を関連付けるのに役立つ。
忘れてしまうアイディアを年次コードに関連付けて整理することで、次の展開を発想できる。
年月日を年次コードに対応付けることにより、情報統合をし、発想、ひらめきに結び付けることができる。
カレンダー装置のハードウェア構成を示す図である。図1(a)は、スタンドアロン型の場合の構成を示す。図1(b)は、ネットワークにより連携して動作する二つ以上のコンピュータにより構成される場合を示す。 ソフトウェアの構成及び二つのテーブルを説明する図である。図2(a)は、ソフトウェアを構成する各部分を複数の手段として捉えて列挙した図である。図2(b)は、年次コードと年月日との対応テーブルを示す図である。図2(c)は、年月日とデイリーレコードとの関係を示す対応テーブルである。 画面遷移を説明する図である。図3(a)は、主要な画面についてそれぞれが、どの画面に移動できるボタンを備えているかを示す表である。図3(b)は、各画面から他の画面への移動について、矢印を用いて描いた画面遷移図である。 ログイン画面(図4(a))、エラー画面(図4(b))、ログインに成功した際に表示される月次シート(図4(c))の例を示す表示画面である。 月次シートに設けられたメモ入力をする場合の確認画面である。図5(a)は、メモ入力後に登録するかキャンセルするかをユーザに問い合わせる画面である。図5(b)は、登録したことをユーザに伝える確認画面である。 年次シート及びコード初日設定処理に関する画面である。図6(a)は、コード初日が3月1日である場合について2013年度年次シートを示す。図6(b)は、コード初日設定画面である。図6(c)は、コード初日の更新が登録されたことをユーザに伝える画面である。 デイリーレコードの入力処理に関する画面である。図7(a)は、既に2件のデイリーレコードが登録された年月日についてのデイリーレコード画面を示す。図7(b)は、3件目のデイリーレコードを入力しようとする際のデイリーレコード画面を示す。図7(c)は新規登録を所望する内容を入力した後、追加ボタンを押した際に表示される画面を示す。図7(d)は、既に入力されたデイリーレコードを更新する画面である。図7(e)は、更新登録を確認する画面である。 デイリーレコードを入力した後の月次シートを示す画面である。 レコード検索処理に関する画面である。図9(a)は、キーワードを入力し検索処理を実行するための画面であり、図9(b)は、検索結果を表示する画面である。 ログイン処理を示すフローチャートである。 月次シートの表示及びメモ入力処理を示すフローチャートである。 年次シート処理を示すフローチャート、及びコード初日設定処理を示すフローチャートである。 デイリーレコードの入力処理を示すフローチャートである。 レコード検索の処理を示すフローチャートである。
以下、図面を参照しつつ、本発明の好適な実施例について詳細に説明する。
[ハードウェア構成について]
図1は、カレンダー装置のハードウェア構成を示すブロック図である。図1(a)は、スタンドアロン型コンピュータにより本発明のカレンダー装置を構成する場合について示している。図1(b)は、コンピュータネットワークにより連携して動作する二つ以上のコンピュータによりカレンダー装置を構成する場合について示している。
図1(a)のスタンドアロン型コンピュータ10は、CPU(central processing unit)、ROM(read only memory)、RAM(random access memory)、HDD(hard disc drive)などを備え、ユーザが入力装置11を用いて入力した内容に基づいて処理を実行し、その処理結果を表示装置12に表示して出力する。入力装置11は、キーボード、マウスでも構わない。また、入力装置11をタッチパネルなどの入力装置とし、表示装置12と積層配置し、いわゆるタブレットコンピュータとして構成するものであってもよい。本発明のカレンダー装置は、主にソフトウェアにより実現されるものである。アプリケーションソフトウェアとしてのコンピュータプログラムがHDDに記憶され、必要に応じて、CPUに読み込まれ、またRAMに当該プログラムの一部や処理途中のデータなどが書き込まれつつ、実行されることで本発明のカレンダー装置を実現するための処理が実行される。
図1(b)は、コンピュータネットワークにより連携して動作する二つ以上のコンピュータによりカレンダー装置を構成する場合について示している。図1(b)におけるコンピュータネットワークは、インターネット40である。ASP(application service provider)サーバ20が当該インターネット40に接続されている。本発明に係るカレンダー装置は、ASPサーバ20にアプリケーションソフトウェアとして備えられており、使用する権限を有するユーザがパーソナルコンピュータ30、携帯電話(cell phone)31、スマートフォン(smart phone)32などの携帯端末機器を用いて、インターネット40を介してASPサーバ20に接続し、ログインして用いる。いわゆるクラウドコンピューティング(cloud computing)の技術により、ユーザは、あたかも自分の所有する機器に当該アプリケーションソフトウェアが搭載されているのと同様に当該機能を用いることが可能である。たとえば、PHP(ウェブアプリケーション開発言語)と、MYSQL(データベース)とを用いて本発明に係るアプリケーションプログラムを作成して、動作させることが可能である。
さらに、複数人が携わるプロジェクトを管理するカレンダー装置を提供することも可能である。そのような場合には、クラウドコンピューティングを用いるのが便利である。
本発明に係るカレンダー装置の出力は、ユーザの携帯端末機器の表示画面上への表示が主である。それに加えて、出来上がった検索結果画面又は月次シートをファイル化してユーザがダウンロード又はメール添付にて取得できるようにしてもよい。
図1(b)では、インターネット上のASPサーバとユーザの携帯端末機器との間でネットワークが構築される場合について示したが、社内のいわゆる社内LAN(イントラネットシステム)により同様な構成としてもよい。
クラウドコンピューティングにあっては、ユーザがネットワークを介してASPサーバに接続すると、ASPサーバがユーザの端末機器に対して、次の入力を促す画面を表示する。ユーザが次の入力をすると、その情報がASPサーバに送られて、ASPサーバではアプリケーションプログラムを実行して処理をして、その処理結果をユーザの端末機器に表示する。というやりとりが繰り返される。以下、ネットワーク上での連携の場合についての動作について言及するのは省略し、アプリケーションプログラムの内容を中心に説明する。
[ソフトウェア構成について]
図2は、アプリケーションプログラムの構成及び二つのテーブルを説明する図である。図2(a)は、本発明のカレンダー装置を構成するアプリケーションプログラムを複数の部品からなるものと見たときの構成を示す。ログイン処理手段201、月次シート処理手段202、年次シート処理手段203、コード初日設定手段204、デイリーレコード処理手段205、レコード検索手段206という6つの手段をプログラムの部品として有している。また、図2(b)に示す二つのテーブル、すなわち年次コードと年月日との対応テーブル251と、年月日とデイリーレコードとの対応テーブル252とが設けられており、前記6つの手段と二つのテーブルとが連携して本発明のカレンダー装置として機能する。
ログイン処理手段201は、ユーザがこのアプリケーションプログラムを使う権限を有することをID(ユーザネーム)及びパスワードの入力により確認する手段である。ユーザがそれらを入力すると、ユーザネームとパスワードとの対応表(図示は省略)を参照してユーザの権限を認証する。一致する場合には月次シートを表示して、アプリケーションプログラムの利用を促す。一致しない場合にはエラー画面を表示して、ユーザが入力をし直すことを促す。
月次シート処理手段202は、ログインが成功した場合や、他の画面において月次シートへの移動ボタンがクリックされた場合に、特定の月(ログイン時は、今日が属する月)の年次コードと年月日(及び曜日)とデイリーレコードとを一覧できるように表示する画面を作成し、ユーザに見せる処理を実行する。また、月次シートには、メモ欄が備えられており、そのメモ欄にユーザが入力することも処理する。メモ欄に入力された内容は記憶領域に記憶されて(図示は省略)月次シートを表示するたびに読み込まれる。
年次シート処理手段203は、年次シートを表示する処理及び年次シート上に表示された各ボタンをユーザが押した時に、それぞれの画面に移動する処理を実行する。
コード初日設定手段204は、ユーザが必要に応じてコード初日を設定したい場合にその処理を実行する手段である。年次シート上に設けられたコード初日設定ボタンを押すことにより、コード初日設定画面に移動することからこの処理が始まる。
デイリーレコード処理手段205は、既に入力されたデイリーレコードを表示する処理と、新規登録処理、更新登録処理を実行する。
レコード検索手段206は、既に入力されたデイリーレコードに対して検索を実行することと、その検索結果を表示する処理とを行う。また、望ましくは、その検索結果をファイル出力してユーザに提供する。
年次コードと年月日との対応テーブル251は、図2(b)に示すように、年次コード1から365(366)までを年月日に対応付けたものである。図では、2013年3月1日から2014年2月28日までについて示している。望ましくは、例えば1901年の1月1日から2199年の12月31日までについて一年周期をもって年次コードが対応付けられている。このテーブルは、上述した6つの手段のうち、ログイン処理手段201を除く5つの手段202から206までが参照するテーブルである。
年月日とデイリーレコードとの対応テーブル252は、図2(c)に示すように、年月日(例えば、1901年1月1日から2199年12月31日までのそれぞれの日)に対応させて、デイリーレコード1、デイリーレコード2、…、デイリーレコードn(nは整数)が対応付けられており、それぞれのデイリーレコードは、タイトルと内容とに分けて、記録がなされるようになっている。上述した6つの手段のうち、月次シート処理手段202、デイリーレコード処理手段205、レコード検索手段206の3つの手段がこのテーブルを参照する。
[画面遷移について]
図3は、画面遷移を説明する図である。図3(a)は、本発明に係るカレンダー装置に用いられる表示画面のうち、代表的な5つの画面である年次シート、月次シート、デイリーレコード画面、レコード検索画面、検索結果シートのそれぞれに、他の画面への移動ボタンのいずれを有し、いずれを有さないかを「あり」、「なし」などを記載することで示す表である。具体的には、年次シートについて水平方向に見ると、「コード初日設定ボタン」、「デイリーレコード画面への移動ボタン」、「月次シートへの移動ボタン」、「年次シートへの移動ボタン」があり、レコード検索画面への移動ボタンはないことがわかる。ここで、年次シートから年次シートへの移動ボタンとは、「前年への移動ボタン」、「翌年への移動ボタン」のことを指している。また、「コード初日設定ボタン」について垂直方向に見ると、「年次シート」だけに設けられおり、他の画面には設けられていないことがわかる。年次コードは、コード初日設定により年月日との対応関係を変更するものであるから、ユーザが慎重な操作を行うことが求められる。そのために「コード初日設定ボタン」を年次シートのみに設けている。
さらに、「年次シートへの移動ボタン」について垂直方向に見ると、「月次シート」、「デイリーレコード画面」から移動可能になっていることがわかる。
「デイリーレコード画面への移動ボタン」について垂直方向に見ると5つの画面すべてに設けられていることがわかる。5つの画面のすべてに「年次コード」のボタンが設けられており、それがクリッカブルとなっていることに基づく。
図3(b)は、上述の5つの画面を含む12の画面について、矢印で結ぶことにより画面遷移の可能性について示すものである。矢印が双方向になっているのは、その二つの画面の間でどちらからどちらへでも移動可能であることを意味する。片方向の矢印は、一方向のみの移動が可能であることを意味する。また、図3(b)においてそれぞれの画面に付した符号は、図4以降の図番号に対応させたものである。例えば、ログインのエラー画面について304bという符号を付したのは、図4(b)に当該図面が示されていることを意味する。
[ログイン処理について]
図4は、ログイン画面(図4(a))、エラー画面(図4(b))、ログインに成功した際に表示される月次シート(図4(c))の例を示す表示画面である。図10は、ログイン処理を示すフローチャートである。
本発明に係るカレンダー装置を利用するために、ユーザがこのアプリケーションプログラムにアクセスすると、ログイン画面(図4(a))を表示する(ステップ101)。ログイン画面には、ユーザネーム及びパスワードの入力を促すボックスが表示される。ユーザがそれらを入力すると、カレンダー装置側では、ユーザの入力内容を取得し(ステップ102)、ログインボタンがクリックされたか否かを判断する(ステップ103)。ログインボタンが押されないうちは、時間経過を監視し(ステップ104)、所定時間経過までステップ102、ステップ103、ステップ104を繰り返す。ステップ104で所定時間の経過が判定されると(ステップ104でYes)、タイムアウト処理(ステップ105)を実行する。タイムアウト処理は、例えば、それ以降のそのユーザの処理を受け付けないとする処理である。または、ステップ101へ戻って、再度ログイン処理をやり直させる処理としてもよい。
ステップ103でログインボタンがクリックされたと判定すると、あらかじめ登録されたユーザネームとパスワードとの対応関係(例えば、所定のテーブル)を参照し(ステップ106)、正当な権限をもつユーザであるか否かを判定する(ステップ107)。適合する場合には、図4(c)に示す月次シートを表示する。ステップ107の判定の結果、正当なユーザでないと判定すると、エラー画面(図4(b))を表示する(ステップ108)。そして、再度の入力を促す。
図4(c)に示す月次シートは、2013年3月の月次シートであり、コード初日が3月1日に設定されている場合について示している。年次コードに対応させて、曜日と日付が表示され、さらにそれに対応するデイリーレコードが表示される。デイリーレコードが未登録の場合は、図4(c)に示すように当該欄が空欄となる。その日が到来する前であっても、デイリーレコードの入力は可能である。したがって、将来の予定を入力して用いることができる。ここに示す月次シートでは、クリッカブルなボタン(又はエリア)が39個表示されている。年次コードボタン(31個)、前月へ移動するボタン、次月へ移動するボタン、今月へ移動するボタン、年次シートへ移動するボタン、レコード検索へ移動するボタン、二つのメモ欄、メモを更新するボタンである。前月は、今表示している月の前の月である。次月は、今表示している月の翌月である。今月は、本カレンダー装置を操作しているまさにその日時が属する月である。
図4(c)のもっとも下の欄は、メモ欄となっている。メモ1(例えば、未来の予定)、メモ2(例えば、過去の記録)と二つのメモが入力できるように設けられている。このメモ欄は、当該エリアをクリックすると、キーボードからの入力を受け付ける。タッチパネル入力のためにソフトキーボードを表示するようにしてもよい。入力が終わったら、メモ欄の近くに設けられた更新ボタンを押すことで、図5(a)に示す確認画面に移動する。
[月次シート処理について]
図11は、月次シートの表示及びメモ入力処理を示すフローチャートである。この処理は、ログイン処理に成功した(ステップ107でYes)場合だけでなく、他の画面から月次シートボタンをクリックすることで月次シートへ移動してきたときにも開始する処理であり、ステップ111からステップ124までのループ処理として実行される。まず、各テーブル(年次コードと年月日との対応テーブル251及び年月日とデイリーレコードとの対応テーブル252)を参照して、図4(c)に示すように、ユーザがその操作を行う年月日が属する月の月次シートを表示する。図4(c)は、デイリーレコードが何も入力されていない状態を示している。既にデイリーレコードが多数入力された状態にあっては、図8に示すように、デイリーレコードの表示される欄に多数の記録が表示される。
次に、画面遷移ボタンがクリックされたか否かを判定する(ステップ112)。ここで、画面遷移ボタンは、図4(c)、図8に示す前月ボタン、翌月ボタン、今月ボタン、年次シートボタンのみならず、レコード検索ボタン、年次コードボタンをも含む。レコード検索ボタンは、レコード検索画面への移動ボタンであり、年次コードボタンは、デイリーレコード画面への移動ボタンである。この意味において、レコード検索ボタン、年次コードボタンをも画面遷移ボタンに含める。
画面遷移ボタンが押されると(ステップ112でYes)、当該画面へ移動する(ステップ113)。具体的にいうと、前月ボタン、翌月ボタン、今月ボタンのいずれかが押されると、それぞれ当該月の月次シートを表示すべく、各テーブルを参照して月次シートを表示する(ステップ111)。また、年次シートボタンが押されると、図12に示す年次シート処理を実行する。レコード検索ボタンが押されると、図14に示すレコード検索処理を実行する。年次コードボタンが押されると、当該年次コードに対応する年月日のうち当該月次シートの年度に属する年月日のデイリーレコード画面の表示処理(図13)を実行する。
ステップ112でNoの場合は、図4(c)のメモ欄(メモ1、メモ2)にメモ入力がされたかを所定時間待つ(ステップ114)。メモ入力がなされると、その入力内容を取得し(ステップ115)、更新ボタンがクリックされたか否かを判定する(ステップ116)。更新ボタンが押されないうちは(ステップ116でNo)、所定時間が経過したか否かを判定し(ステップ117)、所定時間が経過したら(ステップ117でYes)、図10のステップ105と同様のタイムアウト処理(ステップ118)を実行する。この場合、ユーザがカレンダー装置の利用を続行したい場合にログイン処理からやり直す必要がある。所定時間が経過していない場合(ステップ117でNo)には、入力内容を取得すること(ステップ115)と、更新ボタンがクリックされたか否かの判定(ステップ116)とを繰り返す。
更新ボタンが押されると(ステップ116でYes)、確認画面(図5(a))を表示する(ステップ119)。次に、図5(a)のキャンセルボタンがクリックされたか否かを判定し(ステップ120)、クリックされたら(ステップ120でYes)月次シートへ移動(ステップ121)して、ステップ111へ進む。ステップ111以降は、前述したとおり、ステップ124までのループ処理が実行される。
図5(a)のキャンセルボタンが押されない場合は(ステップ120でNo)、図5(a)の更新ボタンがクリックされたか否かを判定する(ステップ122)。更新ボタンが押されない場合(ステップ122でNo)には、キャンセルボタンがクリックされたか否かの判定(ステップ120)と、更新ボタンがクリックされたか否かの判定(ステップ122)とを繰り返す。図示は省略したが、更新ボタンがクリックされたか否かの判定で更新ボタンが押されない場合(ステップ122でNo)に、ステップ117と同様に所定時間の経過を監視し、所定時間を経過したらタイムアウトする処理を行う。
更新ボタンがクリックされたと判定されると(ステップ122でYes)、登録するメモの内容を表示する(ステップ123)。その後、「月次シートへ移動」ボタンを押されるのを待つ(ステップ124)。望ましくは、ステップ124において、長時間ボタンが押されない場合には、前述したタイムアウト処理と同様の処理を行う。
図5は、月次シートに設けられたメモ欄(メモ1、メモ2)にメモを入力する場合の確認画面である。図4(c)で入力を終えて更新ボタンを押すことで移動する画面が図5(a)である。メモ1、メモ2にそれぞれ入力された内容を表示し、この内容で登録することの確認をユーザに促す。この画面には、更新ボタン及びキャンセルボタンが備えられている。キャンセルボタンを押すと元の月次シートへ戻り、再入力が可能となる。更新ボタンを押すと当該メモが所定の記憶エリアに記憶される。その後、図5(b)が表示され、登録内容を表示する。ユーザは、図5(b)の表示を見て、登録内容を改めて確認して、月次シートボタンを押して月次シートへ移動する。ここで、図5(b)の確認画面を重ねて設けたのは、図5(a)でキャンセルボタンを押したのではなく、更新ボタンを押したことを、ユーザが確かに認識できるようにするためである。
図8は、デイリーレコードをいくつか入力した後の月次シートである。図8に示すのは、2013年3月の月次シートである。最上部には、前月への移動ボタン、翌月への移動ボタン、今月への移動ボタン、年次シートへの移動ボタン、レコード検索画面への移動ボタンが設けられている。その下には、年次コード、月日、デイリーレコード(ここではタイトルのみ)が対応付けられて表形式により示されている。ここでは、3月31日までのデイリーレコードの登録がなされている。3月1日に新規事業を開始したこと、特許戦略のために弁理士とコンタクトしたこと、共同発明者やプログラマと連絡を取ったことなどが、記録されている。最下欄のメモ1には、「特許戦略を開始する」と記録され、メモ2には、「3月1日をコード初日として設定した」と記録されている。
[年次シート処理及びコード初日設定処理について]
図12は、年次シート処理を示すフローチャート(図12(a))、及びコード初日設定処理を示すフローチャート(図12(b))である。図12(a)に示す年次シート処理は、他の画面(デイリーレコード画面、月次シート)に設けられた年次シートボタンをクリックすること、又は年次シートに設けられた前年ボタン或いは翌年ボタンをクリックすることにより開始する処理である。
まず、年次コードと年月日との対応テーブル251を参照して年次シートを表示する。デイリーレコード画面又は月次シートから年次シートへ移動する場合には、当該年月日又は当該月が属する年度の年次シートを表示する。前年ボタン(又は翌年ボタン)をクリックして移動する場合には、直前に表示していた年度の前年(又は翌年)の年次シートを表示する。その内容は、図6(a)に示した。
図6(a)は、2013年度の年次シートをコード初日が3月1日である場合について示す。長方形に囲まれた1から365までの数字は、年次コードを示すものであって、この長方形は一つずつがクリッカブルなボタン(年次コードボタン)である。そして、それをクリックすると当該年度のその年次コードに対応する日のデイリーレコード画面に遷移する。コード初日が3月1日、すなわち月初めに相当する日であるので、2013年度の年次シートは、2013年の3月から2014年の2月までの12か月にわたる。仮に、コード初日が3月1日ではなくて、3月15日である場合には、2013年の3月15日から2014年の3月14日までとなるので、13か月にわたるシートとして表示される。
図6(a)における年次コードは、3月が1から31まで垂直方向にならんでおり、4月が32から61まで並んでいる。そして、同様に5月、6月と並び、最後の月である2月では、2月28日に年次コード365が割り当てられる。
これらの年次コードボタン以外に、年次シートには、4個のクリッカブルなボタンが設けられている。前年ボタン、翌年ボタン、月次シート移動ボタン、コード初日設定ボタンである。前年ボタンを1回クリックすると、2012年度の年次シートへ移動する。2回クリックで2011年度へ移動、3回クリックで2010年度へ移動、という具合にさかのぼることができ、この実施例では、1901年度まで過去にさかのぼる。同様に、翌年ボタンを1回クリックすると、2014年度の年次シートへ移動し、複数回クリックで将来へ向かって移動することができ、この実施例では、2199年度まで移動できる。
月次シート移動ボタンをクリックすると、今月、すなわち、このカレンダー装置を操作している日時が属する月の月次シートへ移動する。他の月の月次シートへ移動するには、月次シートへ移動してから、前月ボタン、翌月ボタンをクリックして移動できる。また、他のやり方として、年次シートにおいて、前年、翌年ボタンをクリックすることにより所望の年度へ移動し、移動したい月に含まれる年次コードのうちのいずれかをクリックしてデイリーレコード画面に移動してから、月次シートボタンを押すことで移動が可能である(図3参照)。 年次シート(図6(a))に設けられた画面遷移ボタンがクリックされたかを判定し(ステップ202)、クリックされた場合は(ステップ202でYes)、当該画面へ移動する(ステップ203)。ここにおける画面遷移ボタンは、図11のステップ112と同様に広義の概念であって、年次コードボタン、コート初日設定ボタンを含む概念である。年次コードボタンをクリックするとデイリーレコード画面へ移動する。コード初日設定ボタンをクリックすると、コード初日設定画面(図6(b))へ移動する。
図12に示すフローチャートで、画面遷移ボタンが押されない場合(ステップ202でNo)には、所定時間の経過を監視し(ステップ204)、所定時間が経過するまではステップ202とステップ204との二つの判定を繰り返す。所定時間が経過すると(ステップ204でYes)、ログイン処理へ移動する(ステップ205)。タイムアウト処理と同様の処理をして、他人による入力を防止するためである。
図12(b)は、コード初日設定処理を示すフローチャートである。年次シートから「コード初日設定」ボタンをクリックすることでこの処理を開始する。まず、「コード初日設定画面」を表示する。この画面は図6(b)に示すように、ユーザにコード初日の希望日を入力又は選択させる画面である。「コード初日設定を行います。希望する月日を選択してください。」と表示される。月の欄、日の欄が設けられ、それぞれの欄にはリスト表示ボタン(黒塗りの逆三角形)が設けられる。月の欄に設けられたリスト表示ボタンをユーザがクリックすると、月の名前をリスト表示するための小さいウインドウが開いてその中に「Jan.,Feb.,Mar.,Apr.,May,Jun.,Jul,Aug.,Sep.,Oct.,Nov.,Dec.,」と12個の月の表示が垂直方向に並ぶようにリスト表示される。ユーザが月を選択してから日のリスト表示ボタンをクリックすると、日の欄の表示箇所に小さいウインドウが開いてその中に、その月に属する日が垂直方向に並んで表示される。例えば、ユーザが3月(Mar.)を選択すると、日のリストには「1」から「31」までが表示される。ユーザが4月(Apr.)を選択すると日のリストには「1」から「30」までが表示される。2月29日をコード初日として選択できないようになっている。本発明に係るカレンダー装置における年次コードは、1年周期を前提とするのに対し、2月29日は4年に一度しかない日だからである。
ユーザがコード初日の希望日を入力又は選択すると、カレンダー装置(コード初日設定処理手段204)は、その入力された内容を取得する(ステップ212)。次に、キャンセルボタン(図6(b))がクリックされたか否かを判定し(ステップ213)、クリックされた場合(ステップ213でYes)には、年次シートへ移動する(ステップ214)。続いて、更新ボタン(図6(b))がクリックされたか否かを判定し(ステップ215)、押されないうちは(ステップ215でNo)、ステップ213、ステップ215の判定を繰り返す。更新ボタンが押されると(ステップ215でYes)、更新されたコード初日に基づいて「年次コードと年月日との対応テーブル251」を書き換えて(ステップ216)、コード初日の更新が登録されたことをユーザに伝える画面(図6(c))を表示する(ステップ217)。そして、ユーザが年次シートボタンをクリックするのを待って、年次シートへ移動する(ステップ218)。ユーザが更新ボタンを押さずにキャンセルボタンを押すと、年次コードの書き換えをせずに、年次シートの表示へ戻る。
図6(c)は、コード初日の更新が登録されたことをユーザに伝える画面である。「コード初日を3月1日に更新しました」というメッセージと、年次シートへの移動ボタンが表示される。ユーザは、コード初日が自分の希望通りに更新されたことを確認し、年次シートへの移動ボタンを押して他の作業を続行する。再度のコード初日設定を行いたい場合には、年次シートに表示されるコード初日設定ボタンを再度押してコート初日設定画面(図6(c))へ移動すればよい。
[デイリーレコード処理について]
図13は、デイリーレコード処理(その表示処理及び入力処理、追加処理、更新処理)を示すフローチャートである。他の画面から年次コードボタンをクリックすることによりこの処理に入る。また、デイリーレコード画面において、前日又は翌日ボタンをクリックしてこの処理に入る。図7は、デイリーレコード画面及びその入力に関する画面である。
デイリーレコード処理では、まず年次コードと年月日との対応テーブル251及び年月日とデイリーレコードとの対応テーブル252とを参照して、デイリーレコード画面(図7(a))を表示する(ステップ301)。デイリーレコード画面は、図7(a)に示すように、上半分には当該年月日に対応付けられて既に登録されたデイリーレコードの内容を表示し、下半分にはデイリーレコードを新規登録するための入力欄を設けている。図7(a)では、2013年3月12日のデイリーレコードとして2件が既に登録されている場合のデイリーレコード画面を示す。画面の上部には、月次シートへの移動ボタン、年次シートへの移動ボタン、レコード検索画面への移動ボタン、前日への移動ボタン、翌日への移動ボタン、今日への移動ボタンが設けられる。また、このデイリーレコード画面のタイトル(クリッカブルではない)として「年次コード12:2013年3月12日火曜日デイリーレコード」と表示される。
図13に示すフローチャートで、ステップ301の次に、画面遷移ボタンがクリックされたか否かの判定を行い(ステップ302)、クリックされた場合に(ステップ302でYes)、当該画面へ移動する(ステップ303)。ここにおける画面遷移ボタンは、図7(a)に示す前日ボタン、翌日ボタン、今日ボタン、月次シートボタン、年次シートボタン、レコード検索ボタンである。
月次シートへの移動ボタンを押すと2013年3月の月次シートへ移動する。年次シートへの移動ボタンを押すと2013年度の年次シートへ移動する。前日への移動ボタンを押すと、2013年3月11日のデイリーレコード画面へ移動する。翌日ボタンを押すと2013年月13日のデイリーレコード画面へ移動する。今日のボタンを押すと、ユーザがその操作を行った日時が属する年月日のデイリーレコード画面へ移動する。
デイリーレコード画面のなかほどには、既に当該年月日に登録されているデイリーレコードの内容が表示される。ここでは、2件登録されているので、デイリーレコード1、デイリーレコード2がそれぞれタイトル、内容別に表示されている。
デイリーレコード画面の下部には、デイリーレコード新規登録の欄が設けられている。タイトルの記入欄と内容の記入欄とが設けられる。タイトルの文字は、5色(黒、青、赤、緑、黄色)から選択可能である。5つのラジオボタン(K,B,R,G,Y)のうちの一つを選択することによりタイトル文字を選ぶことができる。内容の欄は、タイトルの記入欄よりもやや大きく設けられる。内容の欄の近傍には、追加ボタン及びリセットボタンがクリッカブルなボタンとして設けられる。
図13に示すフローチャートで、ステップ303の次に、更新入力ボタンがクリックされたか否かの判定を行い(ステップ304)、クリックされた場合に(ステップ304でYes)、更新入力画面(図7(d))を表示する(ステップ305)。ここで、更新入力ボタンは、図7(a)に示すデイリーレコード1又はデイリーレコード2の近傍に設けられた「タイトル」、「内容」のボタンである。これらはクリッカブルとなっており、それをクリックすることで当該デイリーレコードの内容を更新することが可能となっている。なお、図7(a)では、「タイトル」、「内容」のボタンを更新入力ボタンとしたが、デイリーレコードの内容そのものが表示されている欄(領域)をクリッカブルとしてそれをクリックして更新入力画面を表示するようにしてもよい。図7(d)に示すように、既に入力した内容を更新登録する際には、日付をも更新対象とする。予定した日付と異なる日に当該デイリーレコードの内容を実行した場合などに便利である。
更新ボタンがクリックされたか否かの判定(ステップ306)を行い、クリックされた(ステップ306でYes)ならば、当該更新内容を年月日とデイリーレコードとの対応テーブル252に登録する(ステップ307)。そして、ユーザにはその旨を伝える画面(図7(e))を表示して、デイリーレコード画面への移動ボタンをクリックすることを促す(ステップ308)。その後、デイリーレコード画面への移動ボタンが押されるのを待つ(ステップ313)。当該ボタンが押されるとデイリーレコード処理の最初(ステップ301)へ戻る。
ステップ304の更新ボタンがクリックされたか否かの判定において、Noである場合には、図7(a)のデイリーレコード画面の下半分の新規登録画面への入力がなされたか否かを判定する(ステップ309)。新規入力がされない場合は(ステップ309でNo)、ステップ302、ステップ304、ステップ309の三つの判定を繰り返す。新規入力がなされた場合(ステップ309でYes)には、追加ボタンがクリックされたか否かを判定する(ステップ310)。追加ボタンがクリックされた場合には(ステップ310でYes)、年月日とデイリーレコードとの対応テーブル252に当該内容を追加登録する(ステップ311)。図7(b)は、当該日付のデイリーレコードの3件目として新規の登録をしようとする場合のデイリーレコード画面を示す。図のように、新規登録しようとするタイトル及び内容を記入したうえで追加ボタンをクリックすると新規登録がなされる。そして、ユーザにその旨を伝える画面(図7(c))を表示して、デイリーレコード画面への移動を促す(ステップ312)。その後、デイリーレコード画面への移動ボタンが押されるのを待つ(ステップ313)。当該ボタンが押されるとデイリーレコード処理の最初(ステップ301)へ戻る。リセットボタンを押すと新規のデイリーレコードの登録をせずに、デイリーレコード画面に戻る。
図7(c)は、新規登録を所望する内容を入力した後、追加ボタンを押した際に表示される画面を示す。「新規登録を行いました」という表示とデイリーレコード画面へ移動するボタンが表示される。ユーザがその旨を確認してからデイリーレコード画面への移動ボタンを押すことで、当該デイリーレコード画面へ移動する。図7(a)と同様の画面であるが、デイリーレコード1、デイリーレコード2、デイリーレコード3と3件が登録された画面が表示される。
なお、図7(a)で表示されるデイリーレコード1、デイリーレコード2、…、デイリーレコードn(nは整数)の近くに表示される「タイトル」、「内容」のボタンは、クリッカブルとなっている。当該「タイトル」又は「内容」のボタンをクリックすると図7(b)に似通った画面(図7(d))が表示されて、デイリーレコードのタイトル又は内容の変更登録が可能となっている。
図7(d)の更新画面には、図7(b)の新規登録の場合に加えて日時変更の欄も設けられている。これにより更新登録の場合には、日時の変更が可能であり、予定日と実行日とが異なる場合などの更新登録に便利である。
図7(d)の更新画面には、さらに「削除ボタン」が設けられている。このボタンをクリックすることにより、当該デイリーレコード(タイトル及び内容が、年月日と対応付けられた組合せ)を削除する。
図7(e)は、更新登録が正常になされたことをユーザに伝える画面である。
新規のデイリーレコード登録をする場合であっても、既に登録されたデイリーレコードを更新登録する場合であっても、年月日とデイリーレコードとの対応テーブル252(図2(c))を書き換える。
[レコード検索処理について]
図14は、レコード検索処理を示すフローチャートである。図9は、レコード検索画面(図9(a))及び検索結果シート(図9(b))である。月次シート(図4(c)、図8)又はデイリーレコード画面(図7(a))にレコード検索画面への移動ボタンが設けられており、そのボタンをクリックすることでレコード検索処理が開始する。
まず、レコード検索画面(図9(a))を表示する(ステップ401)。レコード検索画面には、キーワード入力欄、検索ボタン、リセットボタン、月次シート移動ボタンが設けられる。月次シートボタンがクリックされたか否かを判定し(ステップ402)、クリックされた場合(ステップ402でYes)には、月次シートへ移動する(ステップ403)。月次シートがクリックされない場合(ステップ402でNo)には、検索ボタンがクリックされたか否かを判定し(ステップ404)、クリックされない場合(ステップ404でNo)は、ステップ402、ステップ404の二つの判定を繰り返す。検索ボタンがクリックされた場合(ステップ404でYes)には、年月日とデイリーレコードとの対応テーブル252に対してキーワード検索を実行する(ステップ405)。レコード検索は、デイリーレコードとして記録されたタイトル、内容のすべてを検索対象としてキーワード検索をかける。ここで、キーワード検索に用いるキーワードは、ユーザが図9(a)のキーワード入力欄に入力したものを、レコード検索処理手段が取得して用いる。リセットボタン(図9(a))が用いられた場合には、キーワード入力欄が空欄に戻されて、その後あらためて入力された内容がキーワードとして用いられる。リセット処理に関しては煩雑を避けるべく、図14のフローチャートに描くのを省略した。
次に、キーワード検索をかけた結果のリストを検索結果シート(図9(b))として表示する(ステップ406)。検索結果シートの上部には、キーワード検索をやり直すためのキーワード入力欄、検索ボタン、リセットボタンが設けられている。検索結果シートのリストをユーザが見て、所望する検索結果と異なると考える場合には、改めてキーワードを入力して検索をやり直すことができる。また、絞り込み検索(refine research)をする実施例も可能である。
検索結果シートを表示した(ステップ406)後、画面遷移ボタンがクリックされたか否かを判定し(ステップ407)、クリックされた場合(ステップ407でYes)、当該画面に移動する(ステップ408)。ここで、画面遷移ボタンは、検索結果シートの最下欄に設けられた月次シート移動ボタン及び年次コードボタンである。図9(b)の例では、10個の年次コードボタンが表示されており、これらはクリッカブルであって、クリックすることで対応する年月日のデイリーレコード画面へ移動する。図9(a)の画面、図9(b)の画面の最下部には、月次シートボタンが設けられており、当該月次シートボタンを押すと、今月(ユーザがこの装置を使用している当該年月日が属する月)の月次シートへ移動する。
画面遷移ボタンがクリックされたか否かの判定で押されない場合(ステップ407でNo)には、検索ボタンがクリックされたか否かの判定(ステップ409)を実行する。検索ボタンがクリックされない場合(ステップ409でNo)には、ステップ407の判定とステップ409の判定とを繰り返す。検索ボタンがクリックされた場合(ステップ409でYes)には、年月日とデイリーレコードとの対応テーブル252に対して、当該入力されたキーワードに基づいてキーワード検索を実行して(ステップ405)、検索結果シートを表示する(ステップ406)。
図9(b)にしめす検索結果シートには、検索結果として絞り込まれたデイリーレコードが、その年月日、年次コードと対応付けられて表示されているので、関連ある二つのデイリーレコードが起こった二つの年月日の間の日数の計算をするのに便利である。例えば、図9(b)を読むと、特許出願番号を知らせてきたのが2013年4月5日であり、それに対応する年次コードが「36」である。そして、特許出願を依頼した日が2013年3月12日であり、それに対応する年次コードが「12」である。36−12=24であるから、依頼から、特許出願完了まで24日であったことが簡単に計算できる。
ここでは、10件の年月日がヒットしている。そして、最も古い年月日が一番下になり、最近の年月日が上になるように順番に並んでいる。年月日に対応させて年次コードが表示され、デイリーレコードについては、タイトル及び内容(の最初の一文)が表示されている。年月日順にソートされており、年次コードにおいてもここでは降順に並んでいる。デイリーレコードが年度の変わり目にまたがる場合には降順ではなくなる。また、同一の年次コードが複数回出現することが考えられる。他の年度にも同一の年次コードが用いられているからである。そのような場合でも、年次コードは、当該年月日と紐づけられている(関連付けられている)ので、混同が生じることがない。したがって、クリッカブルなボタンである年次コードをクリックすると、正しい年月日のデイリーレコード画面へと移動できる。
《高齢者にとってのカレンダー装置(特に、年次コード)の意義について》
自己省察ツールや、プロジェクト進捗管理ツールとしての意義については、課題解決手段の項において、既に述べた。ここでは、本発明のカレンダー装置を高齢者が用いる観点から付言する。
高齢者、特に70歳を超えた老人にとっては、物忘れが体不調をももたらし得る。思い出せそうでなかなか思い出せない不快感を一日持続すると、食欲不振、気力低下などをもたらす可能性がある。それに対し、記憶力の低下を適切に補う記録ツールがあって、それを用いることを習慣づけることができれば、良好な体調を維持でき、気力、意欲が十分な状態を維持できる。
2013年5月の新聞紙上に、日本の農村で農業に従事する93歳の男性の例が紹介された。その人は、70歳の時から10年日記をつけ始め、現在3冊目とのことである。10年日記は、1冊で10年間続けてつけられる日記であって、1年前、2年前、…、9年前の同じ時季に何をしたかを参照しつつ書くことがしやすいように作られた日記帳である。農作業は特に毎年同じ時期に同じ農作業を繰り返すので、年周期でものを考えるのに適している。この農業従事者は、この日記をつけ続けることで連続した思考をし続けることができ、ボケや痴呆と無関係の生活を続けることができている。
農業従事者でない場合でも、高齢者が自分の属する社会、団体において年中行事に積極的に関わる場合には、年周期でものを考えることで連続した思考を続けることができると考えられる。そして、このカレンダー装置は、10年に限らず使い始めたときから数十年にわたって年周期で過去を参照して現在に生かし未来に備えることを可能にする。例えば、月次シートに設けられたメモ1を未来の予定(未来への申し送り事項)、メモ2を過去の記録(過去から得た教訓)という意味付けをして用いることができる。
10 コンピュータ
11 入力装置
12 表示装置
20 ASPサーバ
30 パーソナルコンピュータ
31 携帯電話(セルフォン)
32 スマートフォン
40 インターネット

Claims (6)

  1. コンピュータにインストールされたアプリケーションソフトウェアにより実現され、1年のうちの特定の月日初日としてすべての日付に順次割り当てた1年周期のコードである年次コードを年月日に対応付けたカレンダー装置であって、
    前記年次コードのうち特定の年月に対応した年次コードをクリッカブルな年次コードボタンとして日付順に表示するとともに、予定する又は既に起こった日々の出来事であるデイリーレコードを当該年月の日付順に表示する月次シート処理手段と、
    前記年次コードのうち特定の年に対応した1年分の年次コードを月ごとにクリッカブルな年次コードボタンとして表示する年次シート処理手段と、
    前記年次コードの初日であるコード初日をユーザの希望する月日に設定するコード初日設定手段と、
    前記年次コードボタンをクリックすることにより処理を開始し、前記デイリーレコードのうちの既に登録されたものを表示するとともに、新規登録、更新登録を処理するデイリーレコード処理手段と、
    前記デイリーレコードに対して検索を実行し、その検索結果を前記年次コードと前記年月日とに対応させて表示するレコード検索手段と
    を有することを特徴とするカレンダー装置。
  2. 前記年次コードと前記年月日との対応関係を、年次コードと年月日との対応テーブルとして有することを特徴とする請求項1に記載するカレンダー装置。
  3. 前記年月日と前記デイリーレコードとの対応関係を、年月日とデイリーレコードとの対応テーブルとして有することを特徴とする請求項1又は2に記載するカレンダー装置。
  4. 前記デイリーレコード処理手段は、年月日をも変更対象とすることを特徴とする請求項1に記載するカレンダー装置。
  5. ユーザが正当な権限を有することを確認するログイン処理手段と、
    前記カレンダー装置が動作している際に、所定時間の経過がある場合に、それ以上のユーザの使用を許可しないタイムアウト処理手段と
    をさらに有し、
    タイムアウト処理手段によりそれ以上のユーザの使用を許可しない場合には、ユーザはログイン処理手段によるログインを再度行うことを要することを特徴とする請求項1に記載するカレンダー装置。
  6. 前記月次シート処理手段が表示する月次シート又は前記レコード検索手段が表示する検索結果をファイル出力して、ユーザに取得させることを特徴とする請求項1に記載するカレンダー装置。
JP2013196505A 2013-09-24 2013-09-24 年次コードを年月日に対応付けたカレンダー装置 Active JP6207946B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013196505A JP6207946B2 (ja) 2013-09-24 2013-09-24 年次コードを年月日に対応付けたカレンダー装置
US14/139,968 US20150089347A1 (en) 2013-09-24 2013-12-24 Calendar apparatus having annual code associated with date

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013196505A JP6207946B2 (ja) 2013-09-24 2013-09-24 年次コードを年月日に対応付けたカレンダー装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015064626A JP2015064626A (ja) 2015-04-09
JP6207946B2 true JP6207946B2 (ja) 2017-10-04

Family

ID=52692156

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013196505A Active JP6207946B2 (ja) 2013-09-24 2013-09-24 年次コードを年月日に対応付けたカレンダー装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20150089347A1 (ja)
JP (1) JP6207946B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108509402A (zh) * 2018-03-15 2018-09-07 北京市育学林教育技术有限公司 一种可在线编辑的课程表

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4005571A (en) * 1975-11-06 1977-02-01 Emanuel Wolff Elapsed time reminder with conversion of calendar days into elapsed time
DE68924196T2 (de) * 1988-06-03 1996-05-09 Sharp Kk Elektronische Anordnung mit einer Kalenderfunktion.
JPH01306949A (ja) * 1988-06-03 1989-12-11 Sharp Corp カレンダー機能付電子機器
JP3127084B2 (ja) * 1994-08-11 2001-01-22 シャープ株式会社 電子秘書システム
JPH10143473A (ja) * 1996-11-15 1998-05-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd 情報処理装置
WO1998030963A1 (en) * 1997-01-14 1998-07-16 Benjamin Slotznick System for calculating occasion dates and converting between different calendar systems, and intelligent agent for using same
US6611498B1 (en) * 1997-09-26 2003-08-26 Worldcom, Inc. Integrated customer web station for web based call management
US6236982B1 (en) * 1998-09-14 2001-05-22 Lucent Technologies, Inc. System and method for discovering calendric association rules
KR20020045425A (ko) * 2000-12-11 2002-06-19 이정하 날짜와 날수가 동시에 기재된 카렌다
JP2003203084A (ja) * 2001-06-29 2003-07-18 Hitachi Ltd 情報端末装置、サーバ、情報配信装置及び情報配信方法
US20010051892A1 (en) * 2001-07-26 2001-12-13 David Brown Method for scheduling appointments
US7343312B2 (en) * 2002-04-25 2008-03-11 International Business Machines Corporation Event scheduling with optimization
US20040189444A1 (en) * 2003-03-31 2004-09-30 Gill Andrew M. Maintenance interval timer and method of monitoring maintence intervals
US20050171830A1 (en) * 2003-09-24 2005-08-04 Greg Miller System and method for managing and utilizing information
KR101748448B1 (ko) * 2009-03-18 2017-06-16 터치튠즈 뮤직 코포레이션 엔터테인먼트 서버 및 관련 소셜 네트워킹 서비스
US20130006667A1 (en) * 2011-06-10 2013-01-03 Green Iii W Thomas Mobile interface for integrated medical software system

Also Published As

Publication number Publication date
US20150089347A1 (en) 2015-03-26
JP2015064626A (ja) 2015-04-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Su et al. A mobile Nursing Information System based on human-computer interaction design for improving quality of nursing
US20150347987A1 (en) Integrated Daily Digital Planner
US7917417B2 (en) System and method for organizational and personal portfolio
US20140053110A1 (en) Methods for Arranging and Presenting Information According to A Strategic Organization Hierarchy
US20090178004A1 (en) Methods and systems for workflow management in clinical information systems
JP6085963B2 (ja) 人材情報表示装置及びプログラム
JP2012238286A (ja) 医薬等情報提供システム
US9971469B2 (en) Method and system for presenting business intelligence information through infolets
JP6207946B2 (ja) 年次コードを年月日に対応付けたカレンダー装置
US7065516B1 (en) Data checker apparatus and method
JP2006508417A (ja) 遠隔調査集計システムおよび方法
JP2002083098A (ja) 目標管理システム
JP6060334B1 (ja) 訪問者検索システムおよび訪問者検索プログラム
JP6044027B1 (ja) 訪問通知システムおよび訪問通知プログラム
Kao et al. Salesforce. com for Dummies
JPH11296486A (ja) スケジュール作成支援方法
WO2019130877A1 (ja) 医療情報共有システム及び医療情報共有方法、並びに医療情報表示システム及び医療情報表示方法
JP7421179B2 (ja) 情報処理装置、情報処理システム、および情報処理方法
JP6558171B2 (ja) 作業管理装置及びプログラム
Meyer et al. A web application for recording and analyzing the clinical experiences of nursing students
Wiggins et al. Building a local CMS at Kent State
JP7349208B1 (ja) 表示制御装置
JP6814989B2 (ja) 医療情報表示システム及び医療情報表示方法
US20240160840A1 (en) Online real-time interactive collaborative annotation system
JP6250925B2 (ja) パス作成支援プログラム、方法、及び装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160920

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170728

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170808

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170824

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170905

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170906

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6207946

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250