JP3127084B2 - 電子秘書システム - Google Patents

電子秘書システム

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JP3127084B2
JP3127084B2 JP18951994A JP18951994A JP3127084B2 JP 3127084 B2 JP3127084 B2 JP 3127084B2 JP 18951994 A JP18951994 A JP 18951994A JP 18951994 A JP18951994 A JP 18951994A JP 3127084 B2 JP3127084 B2 JP 3127084B2
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management
    • G06Q10/10Office automation; Time management

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子秘書システムに関
し、特に通信ネットワークで接続された複数の機器で動
作するアプリケーションにおいて、ユーザと電子秘書と
の対話を通して一連の処理を行う電子秘書システムに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、マン・マシン・インタフェースを
向上する目的で、計算、ワープロ等のアプリケーション
・プログラムの中に、人物像等を表示させたり、音声を
発生させたりするようにしたものがある。
【0003】また、自律的に動作するエージョントを用
いてマン・マシン・インタフェースを向上させるものと
して、特開平6−68063号公報に開示されている仮
想生物システムがある。これは、知識データベースに仮
想の生物が自立して動くための知識が格納され、仮想生
物は知識データベースに格納された知識及び内部状態量
保存部に格納された仮想生物の内部状態をもとに行動を
シミューレートして、結果を描画システム、音声システ
ム等に送出する。
【0004】ネットワークで接続された複数の機器を用
いてアプリケーションを行うものには、例えば特開平5
−6378号公報に記載されているスケジュール管理シ
ステムがあるが、これは内部機構についての発明であ
り、ヒューマンインタフェースについては述べられてい
ない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】情報処理機器に一連の
処理を行わせる場合、特に通信ネットワークを通じて複
数の機器で動作するアプリケーションを操作する場合、
通信状態を含め、内部でどのような処理がなされている
か分かりづらいため、ユーザにとって使いにくいシステ
ムとなっていた。
【0006】本発明は、上記のような課題を解消するた
めになされたもので、処理の内部状態を人をまねた電子
秘書の動作を通して、処理内容や内部状態をユーザに分
かりやすく表示することで、マン・マシン・インタフェ
ースの向上を図れる電子秘書システムを提供することを
目的とする。
【0007】
【0008】
【0009】
【0010】
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、ユーザと、人
をまねた動作をする対象物として画面に表示された電子
秘書との対話を通して一連の処理を行う電子秘書システ
ムであって、ユーザの指示情報を入力する入力手段と、
入力された情報に応じて所定の処理を行う処理手段と、
処理にかかるデータを格納するデータ格納手段と、処理
の状態を記憶する内部状態記憶手段と、前記処理の状態
に対応して記述された第1の電子秘書の動作記述を格納
する第1の動作記述格納手段と、前記内部状態記憶手段
に記憶された処理の状態と処理の状態に対応して前記
1の動作記述格納手段に格納された動作記述から第1の
電子秘書の動作を生成する第1の電子秘書生成手段と、
第1の電子秘書の動作及びデータの表示を行う表示手段
と、他の一つ以上の電子秘書システムとの通信手段と、
前記通信手段で受信した通信相手の内部状態に対応して
記述された通信相手の第2の電子秘書の動作記述を格納
する第2の動作記述格納手段と、前記第2の動作記述格
納手段に格納された動作記述から、前記通信手段で受信
した通信相手のユーザ名に応じた第2の電子秘書の動作
生成する第2の電子秘書生成手段と、を具備し、前記
処理手段が、前記生成された第2の電子秘書の動作
表示手段に表示させることを特徴とする。
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【作用】本発明の電子秘書システムにおいては、動作記
述格納手段に人をまねた動作をする対象物としての電子
秘書の動作記述が格納されている。そして、入力手段に
より指示等が入力され、処理手段により入力された情報
に応じて所定の処理が行われる。この際、内部状態記憶
手段により処理の状態が記憶され、電子秘書生成手段に
より動作記述の中から内部状態に応じた電子秘書の動作
が生成され、表示手段に出力される。これにより、ユー
ザは電子秘書との対話と通して電子秘書システムに一連
の処理を行わせることができる。さらに、処理手段が、
通信相手の電子秘書の動作を表示手段に表示させるの
で、これにより、相手の電子秘書の動作が表示され、ユ
ーザは通信相手の内部状態を確認することができる。
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】
【実施例】以下、本発明の電子秘書システムの第1の実
施例を図を参照しながら説明する。
【0026】本実施例の電子秘書システムは、図1に示
すように、操作の情報を入力するマウスやキーボード等
の入力手段としての入力部101と、入力された情報に
応じて所定の処理を行う処理手段としての処理部102
と、入力された情報を格納するデータ格納部103と、
処理の状態を記憶する内部状態記憶手段としての内部状
態記憶部104と、人をまねた動作をする対象物として
の電子秘書の動作記述を格納する第1の動作記述格納手
段としての動作記述格納部106と、電子秘書の動作の
画像及び音声等のデータを格納する第1のデータ格納手
段としての電子秘書動作データ格納部107と、動作記
述の中から内部状態に応じた電子秘書の動作を決定する
動作決定手段及び電子秘書の動作を生成する第1の生成
手段としての電子秘書生成部105と、処理部102の
出力及び電子秘書生成部105の出力を表示する表示部
108と、ネットワークで接続された他の機器とのデー
タの送受信を行う通信インタフェース109と、送受信
されるデータを解釈して処理部102と通信インタフェ
ース109との間のデータのやり取りを行う解釈部11
0とを具備している。
【0027】動作記述格納部106に格納されている内
部状態に対応した電子秘書の動作を記述したデータは、
図2に示すようになっており、内部状態は、実際には図
2に示す内部状態に加えて関連データが付加されて記憶
されている。関連データとは、例えば通信相手の名前と
か検索リクエストの内容であり、電子秘書が動作を行う
ための補助情報であり、例えば「XXさんからリクエス
トがありました」という動作を行うためのXXの情報で
ある。
【0028】次に、電子秘書生成部105の動作を図3
のフローチャートに沿って説明する。
【0029】電子秘書生成部105により内部状態記憶
部104に書かれている内部状態が読み込まれ(ステッ
プS1)、動作記述格納部106に格納されているデー
タから内部状態に対応する動作記述が読み込まれる(ス
テップS2)。読み込まれた動作記述に基づき、電子秘
書の動作が生成され(ステップS3)、電子秘書動作デ
ータ格納部107に格納されている音声や画像等が表示
部108に出力される(ステップS4)。以上の動作を
所定時間毎に繰り返す。
【0030】次に、検索の場合の動作を図4のフローチ
ャートに沿って説明する。
【0031】ユーザがマウス等で「検索」ボタンを選択
すると(ステップS11)、処理部102により内部状
態記憶部104に「検索開始」が書き込まれると同時に
(ステップS12)、キーワード入力用のウィンドウが
開かれる。内部状態記憶部104に「検索開始」が書き
込まれると、動作記述格納部106に格納されている図
2のデータより「検索開始」に対応する電子秘書動作が
読み出され、電子秘書動作データ格納部107に格納さ
れている音声データ「キーワードを入力してください」
が再生される。この際、電子秘書の口は音声データの出
力に応じて動く。この時、口の動きは口を閉じた画像と
口を開いた画像とが、音声出力の間、交互に表示される
ことで実現される。以下同様に、音声が出力される場合
は、音声出力中、電子秘書の口が動く。なお、内部状態
の数は複数であっても構わない。例えば、要求受付けの
状態を保ちながら検索開始の状態になるというようにも
設定可能である。これは、ユーザからの要求は受付けら
れる状態にあり、かつ秘書の動作は検索開始の動作を行
うというものである。
【0032】ユーザがキーボード等を用いてキーワード
を入力すると(ステップS13)、「中止」ボタンが押
されたか否かが処理部102により判断され(ステップ
S14)、「中止」ボタンが押されると、検索処理は中
断される。また、「中止」ボタンが押されていないと判
断された場合、「検索」ボタンが押されたか否か判断さ
れ(ステップS15)、「検索」ボタンが押されていな
い場合、ステップS14に戻る。また、「検索」ボタン
が押された場合、内部状態記憶部104に「相手選択」
が書き込まれる(ステップS16)。「相手選択」が書
き込まれると、図2のデータより電子秘書動作として
「誰に頼みますか」が再生される。ユーザにより検索を
頼みたい相手の「名前」ボタンがマウス等で選択される
(ステップS17)。選択された人にマークが付けられ
る。そして、「中止」ボタンが押されたか否か判断され
(ステップS18)、「中止」ボタンが押された場合、
検索処理は中断される。また、「中止」ボタンが押され
ていない場合、「OK」ボタンが押されたか否か判断さ
れ(ステップS19)、「OK」ボタンが押されていな
い場合、ステップS18に戻る。また、「OK」ボタン
が押された場合、他の機器との通信が開始される(ステ
ップS20)。
【0033】それから、選択した通信相手全てに対して
リクエストの送信処理が終了すると(ステップS2
1)、検索の処理が開始される(ステップS22)。検
索は、例えばデータ格納部103に格納されている文章
データのキーワードとユーザが入力したキーワードが一
致もしくは類似している文章を抽出する方法で実行でき
る。検索中は、内部状態記憶部104に「検索中」が書
き込まれる。内部状態が「検索中」の場合、図2のデー
タより電子秘書動作として本をめくる動作をする。この
処理が全てのデータに対して終了するまで行われる(ス
テップS23)。
【0034】ここで、他の機器との通信の内容について
詳細に説明する。
【0035】例えば、機器A(ユーザ名:上田)と機器
B(ユーザ名:坂本)の間の通信について説明する。機
器Aの処理部102より通信内容が解釈部110に出力
される。解釈部110により通信相手の情報と通信内容
の情報が通信のコードに変換され、通信インタフェース
109に出力される。通信インタフェース109により
実際のデータの送受信が行われる。機器Aと機器Bとに
おける内部状態、電子秘書の動作、通信データは、図5
に示すように、まず、機器Aから機器Bへの通信開始の
要求が送信される。このとき内部状態は「通信開始送
信」となり、図2より電子秘書は電話をかける動作をす
る。機器Bにおいて、機器Aからの通信開始要求のデー
タが受信され、内部状態は「通信開始受信」となり、返
答として、OKのデータが送信される。この時、機器B
の電子秘書は電話を受ける動作を行い、「もしもし、こ
ちら(坂本)の秘書です」が再生される。なお、かっこ
内の名前は機器毎に設定されたユーザ名で機器により異
なる。
【0036】OKのデータを受けとった機器Aは内部状
態が「リクエスト送信」になり、リクエスト内容が送信
される。リクエスト内容は、検索の場合、キーワード、
検索要求ユーザ名(この例では「上田」)、検索結果出
力ファイル名等から構成される。書式は、例えば、 Search(“コンピュータ 科学”,“上田”,“kensak
u.txt ”) ここで、Searchは検索のリクエストであることを意味し
ている。
【0037】この時機器Aの電子秘書は「こちら(上
田)の秘書ですが、(上田)よりリクエストがありま
す」を再生する。リクエスト内容を受信した機器Bの内
部状態は「リクエスト受信」になり、返答として、OK
データが送信される。この時、機器Bの電子秘書は「分
かりました(坂本)に伝えておきます」を再生する。O
Kデータを受信した機器Aの内部状態は「通信終了送
信」になり、通信終了の要求が送信される。通信終了の
要求を受信した機器Bの内部状態は「通信終了受信」に
なり、機器Bの電子秘書は電話を切る動作をする。
【0038】上述した一連の通信が終了した後、リクエ
スト内容が実行される。この例では検索が実行される。
【0039】次に、通信によりリクエストを受け、リク
エストを実行し、リクエスト結果を返すまでの一連の動
作を図6のフローチャートに沿って説明する。
【0040】他の機器からリクエストがあるまで待機し
ている(ステップS25)。リクエストがあると、その
リクエストが前述の手順で受信される(ステップS2
6)。そして、リクエストが実行される(ステップS2
7)。それから、リクエスト結果をリクエストが要求さ
れたユーザの機器へ送信される(ステップS28)。更
に、内部状態を「リクエスト終了」とする。このとき電
子秘書は、図2のデータより手を上げている動作をす
る。
【0041】次に、機器Bと機器Aとの間でのリクエス
ト結果の返答に関する通信の手順について図7を用いて
説明する。
【0042】まず、機器Bの内部状態が「通信開始送
信」となり、通信開始の要求が機器Aへ送られる。通信
開始の要求を受信した機器Aの内部状態は「通信開始受
信」となり、返答として、OKのデータが送信される。
OKのデータを受信した機器Bの内部状態は「検索結果
送信」になる。機器Bの電子秘書は「検索結果を送りま
す」を再生する。そして、検索結果の内容が送信され
る。送信内容は、検索された文章のヘッダ部分及び本
文、各文章とキーワードとの類似度、送信したユーザ名
等を含んでいる。検索内容を受信した機器Aの内部状態
は「検索結果受信」になり、返答としてOKのデータが
送信される。この時機器Aの電子秘書は「ありがとうご
ざいました」を再生する。次に、OKデータを受信した
機器Bの内部状態は「通信終了送信」になり、通信終了
の要求が送信される。機器Aによりこの通信終了の要求
が受信され、内部状態は「通信終了受信」になる。
【0043】次に、リクエスト要求を送信して、リクエ
スト結果を待っているときの機器の処理手順を図8のフ
ローチャートに沿って説明する。
【0044】通信のリクエストがあるまで待機している
(ステップS30)。通信のリクエストがあると、上述
したようにリクエスト結果が受信される(ステップS3
1)。そして、リクエストを出した全ての機器からリク
エスト結果が返るまで、上述の処理を繰り返す(ステッ
プS32)。全ての機器から結果が返ったら、内部状態
が「検索終了」にされる(ステップS33)。
【0045】次に、本発明の電子秘書システムの第2の
実施例を図を参照しながら説明する。
【0046】本実施例の電子秘書システムは、図9に示
すように、操作の情報を入力するマウスやキーボード等
の入力部101と、入力された情報に応じて所定の処理
を行う処理部102と、入力された情報を格納するデー
タ格納部103と、処理の状態を記憶する内部状態記憶
部104と、人をまねた動作をする対象物としての電子
秘書の動作記述を格納する動作記述格納部106と、電
子秘書の動作の画像及び音声等のデータを格納する電子
秘書動作データ格納部107と、動作記述の中から内部
状態に応じた電子秘書の動作を決定すると共に電子秘書
の動作を生成する電子秘書生成部105と、処理部10
2の出力及び電子秘書生成部105の出力を表示する表
示部108と、ネットワークで接続された他の機器との
データの送受信を行う通信インタフェース109と、送
受信されるデータを解釈して処理部102と通信インタ
フェース109との間のデータのやり取りを行う解釈部
110と、一つ以上の通信相手の電子秘書の動作を記述
したデータを格納する第2の動作記述格納手段としての
第2の動作記述格納部112と、電子秘書の動作の画像
及び音声等のデータを格納する第2のデータ格納手段と
しての第2の電子秘書動作データ格納部113と、電子
秘書の動作を生成する第2の生成手段としての第2の電
子秘書生成部111とを具備している。
【0047】次に、通信時の動作について説明する。
【0048】機器Aから機器Bにリクエストを出す場合
は、図5に示すように、機器Aの内部状態が「通信開始
送信」となり、通信開始の要求が機器Bに送信される。
この時、送信開始の要求と同時に送信側の機器Aのユー
ザ名、内部状態も送信される。受信側の機器Bの解釈部
110では、通信開始要求は処理部102の方に出力さ
れ、機器Aの電子秘書に係わる情報であるユーザ名や内
部状態が第2の電子秘書生成部111に出力される。第
2の電子秘書生成部111では、内部状態に対応する電
子秘書の動作記述を第2の動作記述格納部112よりユ
ーザ名に応じた電子秘書動作のデータが第2の電子秘書
動作データ格納部113より読み込まれ、電子秘書の動
作が生成される。
【0049】ここで、通信開始時に、第2の動作記述の
データ及び第2の電子秘書動作データは、予め複数の通
信相手用にデータを用意しておき、通信相手に応じて動
作記述データ及び第2の電子秘書動作データが選択さ
れ、電子秘書の動作が生成されたり、通信開始時に、第
2の動作記述のデータ及び第2の電子秘書動作データが
送信され、それぞれ送信先の第2の動作記述格納部11
2及び第2の電子秘書動作データ格納部113に格納す
ることも考えられる。
【0050】次に、上述した動作例を実際の表示画面で
説明する。
【0051】表示の初期画面は、図10に示すように、
左下にスケジュールボタン1、メイルボタン2、検索ボ
タン3、資料ボタン4、ノートボタン5の各処理に対応
したボタンが表示されている。右側には電子秘書6及び
秘書ボタン7が表示されている。画面中央には、カレン
ダーを具象化したボタン21、メイルボックスを具象化
したボタン22、資料ファイルを具象化したボタン2
4、ノート帳を具象化したボタン25があり、これらの
ボタンは、それぞれ、スケジュールボタン1、メイルボ
タン2、資料ボタン4、ノートボタン5と同様の処理を
行う。ここで、検索ボタン3が押されると、図11に示
すようなキーワード入力用のウィンドウ8が現れ、ユー
ザはキーボード等からキーワードを入力する。ここで、
ウィンドウ8中の検索ボタンを押すと、図12に示すよ
うなリクエストを頼む人のリストを表示したウィンドウ
9が現れる。そして、名前のボタンが押されると、その
人のボタンが選択されたことを示すマークが付けられ
る。図示例では「自分」「坂本」「松岡」が選択されて
いる。それから、OKのボタン10が押されると、先ほ
ど選んだ人の機器との通信が開始される。図13には
「坂本」の電子秘書11との通信の例が示されている。
他の機器の電子秘書の動作は、右上の画面に表示され
る。図14には「松岡」の電子秘書12との通信の例が
示されている。
【0052】他の機器との通信が終了すると、検索の処
理が開始される。図15に検索中であることを表す電子
秘書が本をめくっている動作が示されている。図16に
検索結果を受信している例が示されている。全ての機器
から検索のリクエスト結果が返ってきて、検索が終了し
た状態での電子秘書の動作が図17に示されている。こ
こで、秘書ボタン7が押されると、図18に示すような
検索結果のリストのウィンドウ13が表示される。検索
された文章のヘッダ部分14、検索キーワードとの類似
度15及びリクエスト結果を返したユーザ名16がそれ
ぞれ表示されている。そして、文章のヘッダ部分のボタ
ン17が押されると、図19に示すように、文章の本文
が書き込まれたウィンドウ18が表示される。
【0053】次に、ユーザが秘書ボタン7を押したとき
の動作を図20のフローチャートに沿って説明する。
【0054】ユーザが秘書ボタン7を押すと(ステップ
S40)、内部状態がチェックされ(ステップS4
1)、内部状態が「検索終了」の場合は、新たに内部状
態が「検索結果」にされ(ステップS42)、内部状態
「検索結果」に対応する動作記述が読み込まれ、「検索
結果ができています」が再生されると共に、検索結果が
表示される(ステップS43)。また、内部状態が「リ
クエスト終了」の場合は、新たに内部状態が「リクエス
ト返答」にされる(ステップS44)。この際、内部状
態「リクエスト返答」に対応する動作記述が読み込ま
れ、「(上田)さんより(検索)のリクエストがありま
した」が再生され、リクエスト結果が表示される(ステ
ップS45)。一方、内部状態がその他の場合は、新た
に内部状態が「ヘルプ」にされ(ステップS46)、内
部状態「ヘルプ」に対応する動作記述が読み込まれ、図
21に示すようなヘルプ画面19が表示される(ステッ
プS47)。この例では、アニメーション、音声などで
自分と通信相手の機器の状態が示されているが、自分と
相手の状態を示すのであれば、文章を表示するのみでも
構わない。
【0055】次に、本発明の電子秘書システムの第3の
実施例を図22を参照しながら説明する。なお、図1及
び図9と同一構成部分には同一符号を付して説明を省略
する。
【0056】本実施例の特徴は、ユーザの作業環境を記
憶するモード記憶手段としてモード記憶部114を具備
することにある。モード記憶部114には機器の動作環
境に応じて設定された値が記憶されている。
【0057】例えば、音声データが出力できない機器で
は、音声を出力しないモードが設定され、電子秘書が動
作する場合、音声が出力されない。この場合、音声内容
を文字で出力することも考えられる。また、画像データ
が出力できない機器では、画像を出力しないモードが設
定され、電子秘書の動作は出力されない。この場合、電
子秘書の動作内容を文字で出力することも考えられる。
また、機器ごとに違う値を設定しておき、例えば電子秘
書を表示し得る背景を違うものにすることも考えられ
る。
【0058】次に、本発明の電子秘書システムの第4の
実施例を図23を参照しながら説明する。なお、図1、
図9及び図22と同一構成部分には同一符号を付して説
明を省略する。
【0059】本実施例の特徴は、内部状態を所定の規則
に従い生成する内部状態生成部115を具備することに
ある。内部状態生成部115により内部状態が所定の規
則に従い生成される。例えば、乱数で決めた時間毎に
「まばたき」が内部状態記憶部104に書き込まれる。
内部状態記憶部104に「まばたき」が記述されると、
図2より電子秘書はまばたきの動作を行う。まばたきの
動作は、目を開けた画像と目を閉じた画像を交互に表示
することで実現できる。書き込むタイミングは、所定時
間ごとに行ったり、乱数で決まる時間間隔毎に行うこと
が考えられる。
【0060】また、時間発生手段を具備し、一日の時刻
に応じて電子秘書の背景を朝の背景、昼の背景、夜の背
景といったように変化させることも可能であり、春夏秋
冬にあわあせてそれぞれの季節に応じた背景にしたり、
電子秘書の服装を変化させることも可能である。
【0061】次に、本発明の電子秘書システムの第5の
実施例を図を参照しながら説明する。
【0062】本実施例の電子秘書システムは、図24に
示すように、操作の情報を入力するマウスやキーボード
等の入力部101と、被検索データとしての文書データ
を格納する格納手段としての文書データ格納部123
と、入力部101により入力した検索条件に該当するデ
ータをネットワークで接続された複数の機器に分散した
データ格納部123から検索する検索手段としての検索
部122と、処理の状態を記憶する内部状態記憶部10
4と、人をまねた動作をする対象物としての電子秘書の
動作記述を格納する動作記述格納部106と、電子秘書
の動作の画像及び音声等のデータを格納する電子秘書動
作データ格納部107と、動作記述の中から内部状態に
応じた電子秘書の動作を決定すると共に電子秘書の動作
を生成する電子秘書生成部105と、検索部122の出
力及び電子秘書生成部105の出力を表示する表示部1
08と、ネットワークで接続された他の機器とのデータ
の送受信を行う通信インタフェース109と、送受信さ
れるデータを解釈して検索部122と通信インタフェー
ス109との間のデータのやり取りを行う解釈部110
と、一つ以上の通信相手の電子秘書の動作を記述したデ
ータを格納する第2の動作記述格納部112と、電子秘
書の動作の画像及び音声等のデータを格納する第2の電
子秘書動作データ格納部113と、電子秘書の動作を生
成する第2の電子秘書生成部111とを具備している。
【0063】次に、検索の場合の動作を図4のフローチ
ャートに沿って説明する。
【0064】ユーザがマウス等で「検索」ボタンを選択
すると(ステップS11)、検索部122により内部状
態記憶部104に「検索開始」が書き込まれると同時に
(ステップS12)、キーワード入力用のウィンドウが
開かれる。内部状態記憶部104に「検索開始」が書き
込まれると、動作記述格納部106に格納されている図
2のデータより「検索開始」に対応する電子秘書動作が
読み出され、電子秘書動作データ格納部107に格納さ
れている音声データ「キーワードを入力してください」
が再生される。この際、電子秘書の口は音声データの出
力に応じて動く。この時、口の動きは口を閉じた画像と
口を開いた画像とが、音声出力の間、交互に表示される
ことで実現される。以下同様に、音声が出力される場合
は、音声出力中、電子秘書の口が動く。なお、内部状態
の数は複数であっても構わない。例えば、要求受付けの
状態を保ちながら検索開始の状態になるというようにも
設定可能である。これは、ユーザからの要求は受付けら
れる状態にあり、かつ秘書の動作は検索開始の動作を行
うというものである。
【0065】ユーザがキーボード等を用いてキーワード
を入力すると(ステップS13)、「中止」ボタンが押
されたか否かが検索部122により判断され(ステップ
S14)、「中止」ボタンが押されると、検索処理は中
断される。また、「中止」ボタンが押されていないと判
断された場合、「検索」ボタンが押されたか否か判断さ
れ(ステップS15)、「検索」ボタンが押されていな
い場合、ステップS14に戻る。また、「検索」ボタン
が押された場合、内部状態記憶部104に「相手選択」
が書き込まれる(ステップS16)。「相手選択」が書
き込まれると、図2のデータより電子秘書動作として
「誰に頼みますか」が再生される。ユーザにより検索を
頼みたい相手の「名前」ボタンがマウス等で選択される
(ステップS17)。選択された人にマークが付けられ
る。そして、「中止」ボタンが押されたか否か判断され
(ステップS18)、「中止」ボタンが押された場合、
検索処理は中断される。また、「中止」ボタンが押され
ていない場合、「OK」ボタンが押されたか否か判断さ
れ(ステップS19)、「OK」ボタンが押されていな
い場合、ステップS18に戻る。また、「OK」ボタン
が押された場合、他の機器との通信が開始される(ステ
ップS20)。
【0066】それから、選択した通信相手全てに対して
リクエストの送信処理が終了すると(ステップS2
1)、検索の処理が開始される(ステップS22)。検
索は、例えば文章データ格納部123に格納されている
文章データのキーワードとユーザが入力したキーワード
が一致もしくは類似している文章を抽出する方法で実行
できる。検索中は、内部状態記憶部104に「検索中」
が書き込まれる。内部状態が「検索中」の場合、図2の
データより電子秘書動作として本をめくる動作をする。
この処理が全てのデータに対して終了するまで行われる
(ステップS23)。
【0067】次に、通信時の動作について説明する。
【0068】機器Aから機器Bにリクエストを出す場合
は、図5に示すように、機器Aの内部状態が「通信開始
送信」となり、通信開始の要求が機器Bに送信される。
この時、送信開始の要求と同時に送信側の機器Aのユー
ザ名、内部状態も送信される。受信側の機器Bの解釈部
110では、通信開始要求は検索部122の方に出力さ
れ、機器Aの電子秘書に係わる情報であるユーザ名や内
部状態が第2の電子秘書生成部111に出力される。第
2の電子秘書生成部111では、内部状態に対応する電
子秘書の動作記述を第2の動作記述格納部112よりユ
ーザ名に応じた電子秘書動作のデータが第2の電子秘書
動作データ格納部113より読み込まれ、電子秘書の動
作が生成される。
【0069】次に、本発明の電子秘書システムの第6の
実施例を図25を参照しながら説明する。なお、図1と
同一構成部分には同一符号を付して説明を省略する。
【0070】本実施例の特徴は、ネットワークを通じた
スケジュールデータの検索を行う検索部124と、ネッ
トワークを通じたスケジュールデータの登録、削除を行
う登録/削除部125と、スケジュールデータを格納す
るスケジュールデータ格納部126とを具備することに
ある。
【0071】次に、送信側と受信側の動作を図26のフ
ローチャートに沿って説明する。まず、送信側の動作を
図26の左側のフローチャートに沿って説明する。
【0072】メインフローから図26のフローが呼び出
されてスケジュール設定モードになると、処理部102
により内部状態記憶部104に内部状態がスケジュール
設定にされる(ステップS51)。表示部108に図2
7に示すようなスケジュールを設定する画面が表示さ
れ、ユーザからのスケジュールのデータの入力を待つ
(ステップS52)。内部状態が変化すると、図2と図
3により電子秘書動作が発生される。なお、図2は動作
の一部を記載したものであり、図26のフローの中で現
れるものを記載していない場合もある。そして、図28
に示すように、処理部102により内部状態が連絡相手
にされる(ステップS53)。スケジュールのリクエス
トの送信相手の入力が待機される(ステップS54)。
図29に示すように、内部状態が通信開始送信にされる
(ステップS55)。指定された相手の機器への通信要
求が発生される(ステップS56)。通信相手と接続が
確立したか否かが判断される(ステップS57)。通信
相手と接続が確立しない場合、通信接続の判定が行われ
(ステップS58)、その結果接続できなかった場合
に、内部状態が不在にされて、電子秘書を通して相手と
接続できなかったことがユーザに知らされる。そして、
内部状態が切断処理にされ、電子秘書を通して連絡を取
るのを止めることがユーザに通知される(ステップS5
9)。それから、終了処理が行われる(ステップS6
0)。なお、接続できなかった場合には、再接続の要求
を行うか否かをユーザに尋ねるなど、種々の処理が考え
られる。
【0073】上述ステップS57において、通信相手と
接続が確立した場合、内部状態がリクエスト送信にされ
(テップS61)、通信相手に現在のスケジュールの要
求を送ることが電子秘書を通じてユーザに伝えられる。
実際にスケジュールのリクエストが送信相手に送信され
る(ステップS62)。リクエストが受け入れられたか
否かの結果が待たれる(ステップS63)。内部状態が
受信結果にされ(ステップS64)、通信相手からスケ
ジュールリクエストの結果が到着したことが電子秘書を
通じて通知される。スケジュールリクエストの結果がO
KかnotOKかが判定され(ステップS65)、スケ
ジュールリクエストの結果がOKの場合、内部状態が結
果OKにされ、電子秘書にリクエストが受け入れられた
旨の表示を行わせる(ステップS66)。図30に示す
ように、スケジュールリクエストの結果詳細が表示され
る(ステップS67)。また、スケジュールリクエスト
の結果がnotOKの場合、リクエストの結果がスケジ
ュールを拒否された旨を電子秘書に表示させる。ここで
は、電子秘書によって、現在処理されている内容の概略
だけが音声/文字や画像でユーザに示すようにされ、詳
細の情報は、直接ユーザに提示するようにされている。
しかし、内部状態を単なる要求受信待ちといった状態の
情報だけでなく、何日、何時からどの相手にどのような
内容のスケジュールの要求を出したといった詳細な情報
も含めて内部状態に書き込むことで、詳細な情報も電子
秘書が一括してユーザに示すことも可能である。更に、
スケジュール設定の終了に伴う通信の終了などの終了処
理が行われる(ステップS60)。
【0074】次に、受信側の動作を図26の右側のフロ
ーチャートに沿って説明する。
【0075】内部状態が要求受信待ちにされ、電子秘書
は要求受信待ちの表示にされる(ステップS71)。ネ
ットワークを通じた通信要求の受信待ちになる(ステッ
プS72)。接続リクエストが受信され、ネットワーク
が確立する(ステップS73)。内部状態が通信開始受
信にされ、電子秘書が応答する表示にされる(ステップ
S74)。スケジュールのリクエストが受信される(ス
テップS75)。内部状態がリクエスト受信にされ、電
子秘書がリクエストを受信しているように表示される
(ステップS76)。図31に示すように、リクエスト
の詳細が表示される(ステップS77)。そのスケジュ
ールのリクエストを受理するか否かのユーザ入力が待た
れ、その入力が判定される(ステップS78)。リクエ
ストが拒否された場合、notOKが送信される(ステ
ップS79)。また、リクエストを了承した場合、OK
が送信される(ステップS80)。結果送信の内部状態
にされ、電子秘書が結果を送信している表示にされる
(ステップS81)。通信の終了などの終了処理が行わ
れる(ステップS82)。
【0076】次に、本発明の電子秘書システムの第7の
実施例を図32を参照しながら説明する。なお、図1と
同一構成部分には同一符号を付して説明を省略する。
【0077】本実施例の特徴は、内部状態記憶部104
に記憶される内部状態の履歴を記憶しておく履歴記憶手
段としての履歴記憶部127を具備することにある。な
お、履歴を全て記憶しておくと記憶容量が足りなくなる
などの問題がある場合には、現在に近いほうの履歴から
所定数の内部状態を記憶するリングバッファになってい
ることが望ましい。また、履歴記憶部の内部には、時刻
発生部と連続番号発生部があり、内部状態と同時にその
発生した時刻、及びその内部状態の番号が記憶されるこ
とが望ましい。そして、表示部108に、図33に示す
ように、内部状態に、詳細な情報まで含めて履歴を記憶
した場合の履歴が表示される。
【0078】次に、本発明の電子秘書システムの第8の
実施例を図34を参照しながら説明する。なお、図1と
同一構成部分には同一符号を付して説明を省略する。
【0079】電子秘書システムは、解釈部110により
電子メールと解釈されたデータを処理する電子メール処
理手段としての電子メール処理部128と、電子メール
と解釈されたデータを格納する電子メール格納部129
と、電子メールのヘッダ情報を格納するヘッダ格納手段
としてのヘッダ格納部130と、電子メール格納部12
9に格納された電子メールを分類する分類手段としての
分類部131とを具備している。
【0080】動作記述格納部106に格納されている内
部状態に対応した電子秘書の動作は、図2の他に図35
に示すようなものがある。電子秘書生成部105により
内部状態記憶部104に書かれている内部状態が読み込
まれる。動作記述格納部106に格納されているデータ
から内部状態に対応する動作記述が読み込まれる。読み
込まれた動作記述に基づき、電子秘書動作データ格納部
107に格納されている音声や画像等が表示部に表示さ
れる。内部状態の数は複数であっても構わない。以上の
動作を所定時間ごとに繰り返す。あるいは内部状態が変
化したときに行うようにする。
【0081】次に、分類処理を図36a、図36bのフ
ローチャートに沿って説明する。
【0082】まず、ユーザが「メール」ボタンを押すと
(ステップS91)、処理部102により内部状態記憶
部103に「メール開始」が書き込まれる(ステップS
92)。動作記述格納部106に格納されている図35
に示すデータから内部状態に対応する動作記述が読み出
され、表示部108にメール画面が表示される。電子メ
ールには電子メール処理部128によりメールフラグが
設定される。まだ読まれていない電子メールはメールフ
ラグが1に設定され、読み込まれた電子メールはメール
フラグが0に設定される。電子メール処理部128によ
りメールフラグが1の電子メールが検索され、ヘッダ情
報を一覧して表示される(ステップS93)。そして、
ユーザが「分類」ボタンを押すと(ステップS94)、
内部状態記憶部104に「分類開始」が書き込まれる
(ステップS95)。図35に示すデータより、電子秘
書動作データ格納部107に格納されている音声データ
「分類します」が再生され、分類が開始される。分類を
開始している間は、内部状態記憶部104に「分類中」
が書き込まれ(ステップS96)、図35に示すデータ
より、電子秘書が「ヘッダ」ボタンをカテゴリ別に分類
している様子が表示される(ステップS97)。
【0083】分類が終わると、内部状態記憶部104に
「分類終了」が書き込まれ(ステップS98)、図35
に示すデータより、「分類中」の動作が終了される。分
類結果は処理部102に渡され、カテゴリ別に分類され
て表示部108より出力される(ステップS99)。こ
の際、「終了」ボタンが表示されており、ユーザが「終
了」ボタンを押すと(ステップS100)、内部状態記
憶部104に「メール終了」が書き込まれ(ステップS
101)、図35に示すデータより、メール画面が閉じ
られる。また、ユーザが「終了」ボタンを押さない場
合、ユーザが「ヘッダ」ボタンを押すと(ステップS1
02)、電子メール処理部128において押されたヘッ
ダに対応する電子メールが検索され、電子メールの内容
が表示される(ステップS103)。電子メール処理部
128において電子メールの内容が呼び出されると、そ
の電子メールのメールフラグが0に設定される(ステッ
プS104)。そして、ユーザが「閉じる」ボタンを押
したか否か判断され(ステップS105)、ユーザが
「閉じる」ボタンを押すと、内容の表示が消され、上述
ステップS100へ戻る。また、ユーザが「閉じる」ボ
タンを押さないと判断した場合、ユーザが「再生」ボタ
ンを押したか否か判断され(ステップS106)、ユー
ザが「再生」ボタンを押していないと判断した場合、上
述ステップS105へ戻る。ユーザが「再生」ボタンを
押したと判断した場合、内部状態記憶部104に「メー
ル再生」が書き込まれ(ステップS106)、図35に
示すデータより、電子メールのデータに含まれる画像デ
ータや音声データなどが再生される。 次に、新しい電
子メールが届いたときの処理を図37のフローチャート
に沿って説明する。
【0084】通信インタフェース109に電子メールが
届くと(ステップS111)、解釈部110を通じて電
子メールのデータが電子メール処理部128に送られ
る。この際、内部状態記憶部104に「メール到着」が
書き込まれ(ステップS112)、動作記述格納部10
6に格納されている図35に示すデータより、電子秘書
がハガキを受けとる動作が表示部108より出力され
る。電子メール処理部128により電子メールが電子メ
ール格納部129に格納され(ステップS113)、ヘ
ッダ情報がヘッダ格納部130に格納される(ステップ
S114)。この電子メールのメールフラグが1に設定
される(ステップS115)。内部状態記憶部104に
「メール未処理」が書き込まれ(ステップS116)、
動作記述格納部106に格納されている図35に示すデ
ータより、電子秘書の机の上にハガキが表示される。電
子メール処理部128にメールフラグ1の電子メールが
ある間は内部状態は「メール未処理」のままであり、ハ
ガキの表示は出力されたままである。
【0085】次に、分類の動作について図38のフロー
チャートに沿って説明する。
【0086】メールフラグ1の電子メールのヘッダ情報
が一覧表示されている際に、ユーザが「分類」ボタンを
押すと、まず一つ目の電子メールのデータが電子メール
格納部129から検索され、成分ベクトルが計算される
(ステップS121)。なお、分類のカテゴリは予めユ
ーザによって設定されており、カテゴリ毎に基準ベクト
ルが計算され、そのデータは分類部131で持っている
ものとする。電子メールの成分ベクトルと各カテゴリの
基準ベクトルとの類似度が計算される(ステップS12
2)。類似度の求め方は、ベクトル同士の内積や差をと
るなどの様々な計算方法が考えられるが、どの方法を用
いても構わない。全てのカテゴリについて類似度が計算
されたら(ステップS123)、一番高い類似度のカテ
ゴリ名とその値が抽出される(ステップS124)。
【0087】表示部108では抽出されたカテゴリ名を
見て、「ヘッダ」ボタンの表示が該当カテゴリであると
分かるように表示が変更される(ステップS125)。
例えば、同じカテゴリ同士がまとめて表示されたり、カ
テゴリ別に色分けするなどの処理が行われる。また、類
似度が一緒に表示され(ステップS126)、どの程度
そのカテゴリに近いのかが分かるようにする。以上の計
算が一覧表示されている電子メール全てについて行われ
る。全て終了したら(ステップS127)、分類終了フ
ラグが1にされる(ステップS128)。内部状態記憶
部104に「分類終了」が書き込まれ、動作記述格納部
106に格納されている図35に示すデータより、電子
秘書は「分類中」の動作を終了する。なお、読まれてい
ない電子メールだけでなく、すでに読まれた電子メール
であっても分類することができる。その場合の処理も上
述同様に行われる。
【0088】次に、分類処理について具体例を用いて説
明する。
【0089】電子メールは、図39に示すように、電子
メール本文と「ヘッダ」ボタンとからなっている。図3
9(b)にはヘッダ情報として送信者、受信した日付、
内容の三つの項目を取り出して表示した例が示されてい
る。分類のカテゴリは、図40に示すように、ユーザに
よって設定されているものとする。分類部131では、
図39(a)の電子メールについて成分ベクトルが計算
される。この成分ベクトルと図40の三つのカテゴリの
基準ベクトルとの類似度がそれぞれ求められる。類似度
を求めた例は、図41a に示すように、カテゴリ1
(VR関係)との類似度が66、カテゴリ2(ニューロ
関係)との類似度が27、カテゴリ3(その他)との類
似度が50という計算結果になっている。この内、一番
類似度が高いのは、カテゴリ1の66であり、カテゴリ
1に分類されることになり、カテゴリ1と類似度66が
抽出される。抽出した結果は図41b に示すように、
表示部108では図41b に示すような結果を見て、
カテゴリ1のところに図39(b)の「ヘッダ」ボタン
が図41c に示すように表示される。カテゴリ別に分
類された電子メールの「ヘッダ」ボタンがそれぞれのカ
テゴリ内に表示されている。「ヘッダ」ボタンの横に示
してある「スコア」が類似度を表す。図41cではカテ
ゴリ内での電子メールの並べかたは電子メールが届いた
順である。図41d に示すように、カテゴリ内では類
似度が高い順に電子メールを表示する方法も考えられ
る。この場合は、全ての電子メールについてカテゴリ名
と類似度が抽出されてから、同一カテゴリに入る電子メ
ールの類似度の値が比べられ、高い順に表示すればよ
い。
【0090】次に、以上の動作例を実際の表示画面で説
明する。
【0091】ユーザが「メール」ボタンを押すと、図4
2に示すようなメール画面が開かれ、読んでいない電子
メールのヘッダ情報の一覧が表示される。ここで、「分
類」ボタンが押されると、図43に示すように、電子秘
書が「ヘッダ」ボタンを分類している様子が表示され
る。分類結果の表示は、図44に示すように、電子メー
ルの「ヘッダ」ボタンが分類されたカテゴリ毎に分けら
れて表示されている。スコアで示される項目は類似度で
あり、分類されたカテゴリと類似度が表示されている。
ここでユーザが特定の「ヘッダ」ボタンを押すと、図4
5に示すように、押された「ヘッダ」ボタンに対応した
電子メールの内容を示したウィンドウが表示される。こ
の際、押された「ヘッダ」ボタンにはチェックマークが
付き、その電子メールが読まれたことが示される。スピ
ーカの絵で示された「再生」ボタンが押されると、画像
データや音声データなどが再生される。「閉じる」ボタ
ンが押されると、メール画面が閉じられ、電子メールの
処理が終了する。新しい電子メールが届いたときの表示
の例は、図46に示すように、電子秘書がハガキを受け
とっている様子が表示されている。メールフラグ1の電
子メールが電子メール格納部129にあるときの表示例
は図47に示すように、電子秘書の机の上にハガキが置
いてある画像が表示され、ユーザに電子メールが届いて
いることが報知される。
【0092】次に、本発明の電子秘書システムの第9の
実施例を図48を参照しながら説明する。なお、図34
と同一構成部分には同一符号を付して説明を省略する。
【0093】本実施例における特徴は、入力部101か
ら入力される指示に基づき分類モードを記憶する分類モ
ード記憶手段としての分類モード記憶部132を具備す
ることにある。分類モード記憶部132には、分類部1
31における分類モード、評価関数及び分類結果の表示
方法について設定された値が記憶されている。
【0094】次に、分類モードの設定についての処理手
順を図49のフローチャートに沿って説明する。
【0095】ユーザが「分類モードの設定」を選択する
と(ステップS131)、内部状態記憶部104に「分
類モード設定」が書き込まれ(ステップS132)、動
作記述格納部106に格納されている図35に示すデー
タより、分類モードの設定画面が表示され、分類モード
記憶部132に記憶されている分類モードの一覧が表示
される。分類モードの例は、図50に示すように、電子
メールの内容によって分類する「内容別」、送信者によ
って分類する「送信者別」、送信者の所属するグループ
によって分類する「グループ別」、電子メールを受信し
た日付によって分類する「日付別」などがある。「ユー
ザ設定」の項目を用意しておき、ユーザが自分で設定で
きるようにするとよい。分類モードの一覧からユーザに
よって分類モードが選択されたら(ステップS13
3)、分類モード記憶部132において分類モードの変
更が行われる(ステップS134)。次に設定された分
類モードに応じて評価関数の変更が行われる(ステップ
S135)。
【0096】評価関数の例は、図51に示すように、モ
ード1の「内容別」の時は、第1の実施例で説明したよ
うに文章の成分ベクトルと基準ベクトルとの類似度が計
算され、一番類似度の高いカテゴリにそのメールが分類
される。モード2の「送信者別」の時は、分類する電子
メールの内の一つが取り出され、他の電子メールとの類
似度が計算される。この場合は、ヘッダ情報を見て、同
じ送信者の電子メールは類似度1、違う送信者の場合は
類似度0とし、類似度1の電子メールは同じカテゴリに
分類される。この操作を全ての電子メールが分類される
まで続ける。モード3の「グループ別」の時は、グルー
プのメンバーを予め登録しておき、電子メールのヘッダ
情報の送信者の名前から所属するグループに分類する。
モード4の「日付別」の時は、モード2と同じ様に、ヘ
ッダ情報の日付を見て、同じ日付のものは類似度1、そ
れ以外は0として、類似度1のものは同じカテゴリに分
類される。
【0097】記憶されている分類モードについては、予
め評価関数が設定されているが、ユーザが変更すること
もできる。そして、図49に戻って、分類モードに応じ
て表示方法の変更が行われる(ステップS136)。そ
の表示例は、モード1の「内容別」の時は、図41c,
図41d のように、カテゴリ毎に「ヘッダ」ボタンが
まとめて表示される。モード2の「送信者別」の時は、
図52a に示すように、送信者毎に「ヘッダ」ボタン
が一覧にされて表示される。モード3の「グループ別」
の時は、図52b に示すように、グループごとに表示
される。モード4の「日付別」の時は、図52c に示
すように、同じ日付の電子メールごとに表示される。他
のモードについても同様に、モードごとに表示方法が設
定される。それから、類似度の表示について設定が行わ
れる。「類似度を表示しない」に設定すると、類似度を
表示しないように設定できる。また、第8の実施例で示
したように、類似度の大きさがそのカテゴリとの近さを
表す場合、類似度が高い電子メールが優先度が高いこと
が考えられる。そのときは、類似度が高い順に表示する
ように設定できる。
【0098】また、上述の図49のステップS133に
おいて、「ユーザ設定」が選択された場合、ユーザは入
力部101より分類方法の設定を行う(ステップS13
7)。この際、評価関数の設定(ステップS138)、
表示方法の設定(ステップS139)もそれぞれ行われ
る。ユーザによって設定された分類モードが分類モード
記憶部132に登録され(ステップS140)、モード
番号が付けられる。このようにして、分類モードが設定
されたら、内部状態記憶部104に「モード設定終了」
が書き込まれる(ステップS141)。分類モードの設
定画面が閉じられ、処理は終了される。分類モードの選
択において、「中止」が選択されると、分類モードの変
更は行われず、処理は終了される。
【0099】ユーザが「分類」ボタンを押したときの動
作について説明したが、ユーザが「メール」ボタンを押
したときに分類も行うように設定することも考えられ
る。この場合、電子メールの一覧が表示される代わり
に、分類結果が表示されるようにする。
【0100】
【0101】
【0102】
【0103】
【0104】
【発明の効果】本発明の電子秘書システムによれば、
作記述格納手段に人をまねた動作をする対象物としての
電子秘書の動作記述が格納され、入力手段により指示等
が入力され、処理手段により入力された情報に応じて所
定の処理が行われ、内部状態記憶手段により処理の状態
が記憶され、電子秘書生成手段により動作記述の中から
内部状態に応じた電子秘書の動作が生成され、表示手段
に出力されるように構成したので、ユーザは電子秘書と
の対話と通して電子秘書システムに一連の処理を行わせ
ることができ、マン・マシン・インタフェースの向上を
図ることができる。さらに、処理手段が、通信相手の電
子秘書の動作を表示手段に表示させるので、これによ
り、相手の電子秘書の動作が表示され、ユーザは通信相
手の内部状態を確認することができる。
【0105】
【0106】
【0107】
【0108】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子秘書システムの第1の実施例を示
すブロック図である。
【図2】内部状態に対応する電子秘書動作を示す図であ
る。
【図3】本発明の電子秘書システムの第1の実施例の動
作を示すフローチャートである。
【図4】本発明の電子秘書システムの第1の実施例の動
作を示すフローチャートである。
【図5】本発明の電子秘書システムの第1の実施例の動
作を示す図である。
【図6】本発明の電子秘書システムの第1の実施例の動
作を示すフローチャートである。
【図7】本発明の電子秘書システムの第1の実施例の動
作を示す図である。
【図8】本発明の電子秘書システムの第1の実施例の動
作を示すフローチャートである。
【図9】本発明の電子秘書システムの第2の実施例を示
すブロック図である。
【図10】本発明の電子秘書システムの実際の表示画像
を示す図である。
【図11】本発明の電子秘書システムの実際の表示画像
を示す図である。
【図12】本発明の電子秘書システムの実際の表示画像
を示す図である。
【図13】本発明の電子秘書システムの実際の表示画像
を示す図である。
【図14】本発明の電子秘書システムの実際の表示画像
を示す図である。
【図15】本発明の電子秘書システムの実際の表示画像
を示す図である。
【図16】本発明の電子秘書システムの実際の表示画像
を示す図である。
【図17】本発明の電子秘書システムの実際の表示画像
を示す図である。
【図18】本発明の電子秘書システムの実際の表示画像
を示す図である。
【図19】本発明の電子秘書システムの実際の表示画像
を示す図である。
【図20】本発明の電子秘書システムの第2の実施例の
動作を示すフローチャートである。
【図21】本発明の電子秘書システムの実際の表示画像
を示す図である。
【図22】本発明の電子秘書システムの第3の実施例を
示すブロック図である。
【図23】本発明の電子秘書システムの第4の実施例を
示すブロック図である。
【図24】本発明の電子秘書システムの第5の実施例を
示すブロック図である。
【図25】本発明の電子秘書システムの第6の実施例を
示すブロック図である。
【図26】本発明の電子秘書システムの第6の実施例の
動作を示すフローチャートである。
【図27】本発明の電子秘書システムの実際の表示画像
を示す図である。
【図28】本発明の電子秘書システムの実際の表示画像
を示す図である。
【図29】本発明の電子秘書システムの実際の表示画像
を示す図である。
【図30】本発明の電子秘書システムの実際の表示画像
を示す図である。
【図31】本発明の電子秘書システムの実際の表示画像
を示す図である。
【図32】本発明の電子秘書システムの第7の実施例を
示すブロック図である。
【図33】本発明の電子秘書システムの実際の表示画像
を示す図である。
【図34】本発明の電子秘書システムの第8の実施例を
示すブロック図である。
【図35】内部状態に対応する電子秘書動作を示す図で
ある。
【図36a】本発明の電子秘書システムの第8の実施例
の動作を示すフローチャートである。
【図36b】本発明の電子秘書システムの第8の実施例
の動作を示すフローチャートである。
【図37】本発明の電子秘書システムの第8の実施例の
動作を示すフローチャートである。
【図38】本発明の電子秘書システムの第8の実施例の
動作を示すフローチャートである。
【図39】電子メールを示す図である。
【図40】分類のカテゴリを示す図である。
【図41a】カテゴリごとの類似度を示す図である。
【図41b】類似度の抽出結果を示す図である。
【図41c】電子メールのヘッダの表示例を示す図であ
る。
【図41d】電子メールのヘッダの表示例を示す図であ
る。
【図42】本発明の電子秘書システムの実際の表示画像
を示す図である。
【図43】本発明の電子秘書システムの実際の表示画像
を示す図である。
【図44】本発明の電子秘書システムの実際の表示画像
を示す図である。
【図45】本発明の電子秘書システムの実際の表示画像
を示す図である。
【図46】本発明の電子秘書システムの実際の表示画像
を示す図である。
【図47】本発明の電子秘書システムの実際の表示画像
を示す図である。
【図48】本発明の電子秘書システムの第9の実施例を
示すブロック図である。
【図49】本発明の電子秘書システムの第8の実施例の
動作を示すフローチャートである。
【図50】分類モードを示す図である。
【図51】分類モードに対応する評価関数を示す図であ
る。
【図52a】分類モード毎の表示例を示す図である。
【図52b】分類モード毎の表示例を示す図である。
【図52c】分類モード毎の表示例を示す図である。
【符号の説明】
101 入力部 102 処理部 103 データ格納部 104 内部状態記憶部 105 電子秘書生成部 106 動作記述格納部 107 電子秘書動作データ格納部 108 表示部 109 通信インタフェース 110 解釈部 111 第2の電子秘書生成部 112 第2の動作記述格納部 113 第2の電子秘書動作データ格納部 114 モード記憶部 115 内部状態生成部 122 検索部 123 文章データ格納部 124 検索部 125 登録/削除部 126 スケジュールデータ格納部 127 履歴記憶部 128 電子メール処理部 129 電子メール格納部 130 ヘッダ格納部 131 分類部 132 分類モード記憶部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−173139(JP,A) 原田,「特集 オブジェクトの先を行 くエージェントの時代へ 分散システム の壁を打ち破る新パラダイム」,日経コ ンピュータ,No.338,1994年5月30 日,p.49−62 呂、吉坂、神谷、一色、宮井,「人体 の動作を利用した擬人化エージェントに 対する考察 −モジュール型人体動作生 成とその応用について−」,情報処理学 会研究報告,Vol.94,No.34(94 −HI−54),1994年5月12日,p.41 −48(HI−54−6) 藤江、上瀬、武啓、富永,「秘書機能 端末の実現に関する検討 −ネットワー クアクセスのインテリジェント化−」, 電子情報通信学会技術研究報告,Vo l.92,No.157(OFS92 4− 8),1992年7月24日,p.25−30(O FS92−8) K Fukuda,T Tahar a,T Miyoshi,”Hyper media Personal Com puter Communicatio n System:Fujitsu H bitat”,Fujitsu Sci entific & Technica l Journal,Vol.26,N o.3,1990年10月,p.197−206 竹林、坪井、金沢、貞本、山下、瀬 戸、永田、新居、橋本、新地,「実時間 音声対話システムTOSBURGの開発 (1) システム構成」,情報処理学会 第44回(平成4年前期)全国大会講演論 文集,No.2,平成4年3月17日, p.2−153〜2−154 山下、瀬戸、橋本、竹林,「実時間音 声対話システムTOSBURGの開発 (4) マルチモーダル応答」,情報処 理学会第44回(平成4年前期)全国大会 講演論文集,No.2,平成4年3月17 日,p.2−159〜2−160 I.Sommerville、D. J.Smith,「An Electr onic Secretary」,SO FTWARE−PRACTICE AN D EXPERIENCE,Vol. 14,No.9,1984年9月,p.817− 825 電子協 パーソナルAI調査委員会、 オフィス用途PAI専門委員会,「パー ソナルAI−人工知能の商品化を求めて −第4回 秘書機能の分析−」,電子 工業月報,第30巻,第11号(通巻313 号),昭和63年11月10日,p.2−8 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/30 G06F 3/00 654 JICSTファイル(JOIS)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザと、人をまねた動作をする対象物
    として画面に表示された電子秘書との対話を通して一連
    の処理を行う電子秘書システムであって、 ユーザの指示情報を入力する入力手段と、 入力された情報に応じて所定の処理を行う処理手段と、 処理にかかるデータを格納するデータ格納手段と、 処理の状態を記憶する内部状態記憶手段と、 前記処理の状態に対応して記述された第1の電子秘書の
    動作記述を格納する第1の動作記述格納手段と、 前記内部状態記憶手段に記憶された処理の状態と処理の
    状態に対応して前記第1の動作記述格納手段に格納され
    た動作記述から第1の電子秘書の動作を生成する第1の
    電子秘書生成手段と、第1の 電子秘書の動作及びデータの表示を行う表示手段
    と、 他の一つ以上の電子秘書システムとの通信手段と、前記通信手段で受信した通信相手の内部状態に対応して
    記述された 通信相手の第2の電子秘書の動作記述を格納
    する第2の動作記述格納手段と、前記第2の動作記述格納手段に格納された動作記述か
    ら、前記通信手段で受信した通信相手のユーザ名に応じ
    た第2の 電子秘書の動作を生成する第2の電子秘書生成
    手段と、を具備し、 前記処理手段が、前記生成された第2の電子秘書の動作
    前記表示手段に表示させることを特徴とする電子秘書
    システム。
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