JP2003141381A - 人脈情報検索システム及び人脈経路探索システム - Google Patents

人脈情報検索システム及び人脈経路探索システム

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JP2003141381A
JP2003141381A JP2001337791A JP2001337791A JP2003141381A JP 2003141381 A JP2003141381 A JP 2003141381A JP 2001337791 A JP2001337791 A JP 2001337791A JP 2001337791 A JP2001337791 A JP 2001337791A JP 2003141381 A JP2003141381 A JP 2003141381A
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Tetsuo Hanakada
哲雄 羽中田
Masanobu Suga
雅信 須賀
Hitoshi Imai
仁 今井
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TRYARK KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザーは自分の人脈を登録するだけで新た
な人脈を仲介によって増やしていくことが可能な人脈情
報管理システムの提供。 【解決手段】 コンピューターを用いた人脈情報管理シ
ステムであって、複数のユーザー端末からアクセスが行
われ、情報処理を行うサーバーシステムにおいて、ユー
ザー端末からユーザーが自分の人脈情報を登録する人脈
情報登録手段と、登録された人の人脈情報を参照する人
脈情報参照手段と、前記登録情報参照手段により参照し
た登録された人の人脈情報を用いて登録した人と登録さ
れた人の関係情報を生成する人脈関係生成手段と、前記
関係情報を用いて人脈の繋がりの強さを示す人脈強度を
生成する人脈情報生成手段と、前記人脈情報生成手段に
て生成された人脈情報を出力する人脈情報出力手段とを
備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人脈データ検索シ
ステムに関し、検索結果がユーザーから近しい関係にあ
る人物から紹介することを目的としたシステムに関す
る。また、特定の個人に対し、最も近しい人の繋がりの
経路(以下、人脈経路と記する)を指し示すことも可能
とする。さらに、得られた人脈経路上を電子的に紹介状
を回送し、仲介ををスムースにおこなうことができるよ
うにするものである。
【0002】
【従来の技術】従来は、例えば名刺情報をデータベース
に蓄積し、これに検索機能を付加することにより人脈の
共有を可能とするシステムが研究されてきた(特開平6
−274550、特開平11−66082)。また、情
報を、各ノード間を結ぶパイプとして表現し、属性別ご
とのネットワーク表現を可能としこれを共有可能とし
(特開平10−301905)、それをさらに個人的ネットワー
クと共有ネットワークに分けて管理するようなシステム
(特開平11−203322)などが研究されてきた。
これによれば、興味属性の等しい相手の検索を依頼すれ
ば紹介してもらえることが可能であった。
【0003】さらに、人脈強度の概念を導入し、電子メ
ールなどから必要情報を読み取り、コミュニケーション
の頻度を基に、自動的に人脈強度を算出し表示するもの
(特開2000−66970)が開発されてきた。さら
にそれら人脈情報をサーバー上で連携し、人脈データの
共有を行い、コンタクトしたい人材を仲介することが可
能な人物を表示することができるようにしたものも(特
開2001−175680)などが開発されてきた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、名刺管
理システムにおいては、データベース内を検索するのに
属性分けされたキーワードを用いるだけで、検索するユ
ーザーとの関係は考慮されていない。即ち共有された名
刺データから該当の人物が検索できたとしても、仲介し
てくれる人物が解らないため、当該人物とのアポイント
をとって信頼関係を構築していかなければならなかっ
た。また、パイプによって表現される人脈管理システム
では、キーワードごとの細かな人脈情報を動的に扱える
ため、適切な人物の検索には効力を発揮するが、検索す
るキーワードによってはあまり親しいとはいえない該当
者を選出してくる可能性があった。
【0005】さらに、電子メールから人脈強度を算出
し、仲介人物を紹介するシステム(特開2001−17
5680)においては、ユーザーにとっては、メールが
全て監視されている、といった心理的圧迫感を感じてし
まう懸念があった。また、人脈強度の算出においてコミ
ュニケーション頻度を基に算出しているため、本人と仲
介者、あるいは仲介者と目的とする人物の間に信頼関係
が築かれていない場合には、実際には機能しない可能性
があった。即ち上述の人脈強度の算出した結果として、
例えばBがAを紹介したくないのに仲介を頼まれる、とい
った場合が起こりえた。
【0006】本発明者らはすでに新しく人脈を広げるた
めの人脈情報管理システムを開発してあるが(特願20
01−323040)、ビジネス上で必要となる人物の
属性に関する情報検索を行うことができなかった。また
目的とする人物を設定し、その人物を紹介してもらうた
めの最短経路を探索することもできなかった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記実状に鑑
みてなされたもので、本発明の第一の要点は、キーワー
ド等の属性情報から人物を検索するに際し、自分になる
べく近しい関係にある人から回答を与えることを可能に
した点にある。また第二の要点は、目的とする人物に至
る最短の人脈経路を指し示すことで、従来であればなか
なか紹介してもらうことのできなかった人物に対しても
その機会を得ることができるような指針を示すことが可
能になったことにある。さらに、第三の要点として、得
られた人脈経路の上を電子的な紹介状を回送すること
で、仲介をスムースに行うことを可能としたことであ
る。単なる回送だけでなく、コメントの付加や回送の拒
否などの機能を加えることで、適切な信頼関係を維持で
きるように配慮することもできる。
【0008】本発明によれば、ユーザーが自分の人脈情
報を登録するだけで、信頼関係で結ばれたネットワーク
上の他の人物を見つけていくことが可能となる。ユーザ
ーは、まず自分の人脈情報を登録する。登録する人脈情
報登録手段としては、特に限定はしないが、インターネ
ットあるいはイントラネットを通じて、Webサーバーか
ら登録する方法が一般的であるが、紙面に書かれた情報
を読み取ることによって、あるいはシステム的に生成さ
れた人脈情報から自動的に登録する手段などを用いても
よい。人脈情報を登録する判断基準は、本システムの運
用上仲介人を依頼されることを考慮し、紹介したい人、
を判断の基準とするのが望ましい。登録する人の紹介情
報を併せて登録することも一般に行われる(人脈情報登
録ステップ)。
【0009】次に、ユーザーが上記属性情報登録手段を
用いてユーザー自身に関する情報を登録する。登録する
属性情報登録手段としては、特に限定はしないが、イン
ターネットあるいはイントラネットを通じて、Webサー
バーから登録する方法が一般的であるが、紙面に書かれ
た情報を読み取ることによって、あるいはシステム的に
生成された属性情報から自動的に登録する手段などを用
いてもよい。属性情報としては特に限定しないが、年
齢、性別、住所、会社、職種、専門分野、趣味などが挙
げられる(属性情報登録ステップ)。
【0010】続いてユーザーは検索したい情報を入力す
る。ユーザーが検索したい情報を入力する検索情報入力
手段としては、特に限定はしないが、インターネットあ
るいはイントラネットを通じて、Webサーバーから登録
する方法が一般的である。また、紙面に書かれた情報を
読み取ることによって入力する手段などを用いてもよい
(検索情報入力ステップ)。
【0011】これをうけて、入力された検索情報はユー
ザーの人脈情報に属する属性情報と参照される。ユーザ
ーの人脈に属する属性情報とは、ユーザーaが前記人脈
情報登録手段によって登録した人脈情報に含まれるユー
ザー各々(第1世代人脈)が、前記属性情報登録手段を
もって登録した属性情報のことである。検索情報を参照
する手段としては、通常属性情報を記憶したデータベー
スが用いられる(属性情報参照ステップ)。上記属性情
報参照手段により検索情報に該当する情報を属性情報の
中から見出し得たときは、次の出力ステップへと進む
が、該当する情報を属性情報の中から見出し得ない場
合、前記第1世代人脈の人脈情報に含まれるユーザー各
々(第2世代人脈)が前記属性情報登録手段をもって登
録した属性情報を参照する。同様に、第n世代人脈に属
する属性情報に該当する情報が見出し得ない場合、第n
世代の人脈情報に含まれるユーザー各々(第n+1世代
人脈)が前記属性情報登録手段をもって登録した属性情
報を参照する。
【0012】最後に、上記属性情報参照手段によって参
照された属性情報を出力することによって、本発明の目
的を完遂する。属性情報を出力する手段としては、特に
限定しないが、通常はコンピューター端末を用いてなさ
れるのが一般的である。出力は、ユーザーからの要求に
こたえる形でなされる場合もあるが、電子メール、ユー
ザーが通常用いる固有の画面などに出力してもよい(属
性情報出力ステップ)。
【0013】
【発明の実施の形態】本システムを実行する環境として
は、インターネットあるいはイントラネットが一般的で
ある。ユーザーはネットワークを介しサーバーと通信す
ることにより、自分と近しい人脈から目的とする人を検
索することが可能となる。また、目的とする人に対して
最短の紹介ルートを示すことが可能となる。以下、図面
を参照して本発明の実施の形態を説明するが、本発明の
範囲はこれに限定されるものではない。図1は、本発明
の実施を行うにあたって、これを可能とするシステムの
一例である。なおユーザー端末は特に限定しない複数存
在しており、ユーザーがこれを固有の環境下で使用する
ことができ、ネットワークを介してシステム部と相互通
信を行う。
【0014】本発明のサーバーシステムにアクセスする
ためのユーザー端末としては、通常、パーソナルコンピ
ュータやワークステーションなどのコンピュータ端末が
用いられる。コンピュータ端末は、制御手段、記憶手
段、入力手段、出力手段、表示手段などを備える。また
インターネットに代表されるコンピュータネットワーク
に接続し、データの送受信を行う機能を備え、ブラウザ
や電子メールソフトウェア、ワードプロセッサなどのア
プリケーションプログラムや、オペレーティングシステ
ム(OS)を備えることが通常の形態である。この他、
ユーザー端末には、インターネット等に接続可能なブラ
ウザ機能を搭載した携帯電話をはじめとする無線通信端
末、携帯情報端末や、インターネットTV、ゲーム機
器、テレビ会議システム、その他のネットワーク接続機
能を備えた家電製品などの機器を広く含むことができ
る。
【0015】本発明のシステムは、コンピューターを用
いた人脈情報検索システムであって、複数のユーザー端
末からインターネットやイントラネット等に代表される
ネットワークを介してアクセスが行われ、情報処理を行
うサーバーシステムである。ここでネットワークには、
インターネット、イントラネットをはじめとして、専用
線により接続されたネットワーク形態や、企業内LA
N、企業間LAN、WANなどの形態を広く含む。また
ここで用いられる通信回線の形態には、有線通信、無線
通信の形態を広く含み、衛星通信や、Bluetoot
hなどを用いた形態を含む。
【0016】次にサーバーシステムは、通常は、必要に
応じアプリケーションサーバー、データベースサーバ
ー、WEBサーバー、メールサーバー、認証サーバー、
その他の各種装置により構成される。これらの各サーバ
ーは、物理的に同一の装置に設けられる形態や、物理的
に複数の装置からなる形態、あるいはネットワークを介
して接続される物理的に複数の装置からなる形態などを
含み、機能的に同様の機能が実現されるならば、様々な
形態を含む。たとえば、WEBサーバーとデータベース
サーバー、メールサーバー等の機能が同一のサーバー装
置に備えられる形態などをとることができる。あるい
は、データベースサーバーを複数設置した分散型データ
ベースなどの形態をとることもできる。あるいは、WE
Bサーバーとメールサーバーやデータベースサーバー等
が、インターネットやイントラネットなどのネットワー
クを介して、別個の遠隔地に設置されている形態などで
あってもよい。これらの機能を実現できる限り、様々な
形態をとることができる。
【0017】本発明のサーバーシステムは、ユーザー端
末からアクセスするためのコンテンツデータ及びプログ
ラムを記憶するWEBサーバー等の記憶手段を備えてい
る。コンテンツデータには、HTMLファイル、XML
ファイルなどのWEB上に表示されるデータファイル
や、C−HTMLファイルなどのWEBサイトにアクセ
ス可能な携帯電話等に表示されるデータファイルなどが
含まれる。また、これらのファイルに挿入されるなどし
て表示又は出力される、文字データファイル、音声デー
タファイル、画像データファイル、動画像データファイ
ル、アニメーションデータファイル,その他の様々なコ
ンテンツデータを記憶することができる。
【0018】プログラムは、ユーザー端末からの検索要
求に応答してデータベース等に記憶されたデータを検索
・抽出するプログラムや、抽出されたデータをWEB上
に表示可能なHTMLファイル等として生成するプログ
ラム、ユーザー端末から送信されたデータをデータベー
ス等に記憶させるプログラム、サーバーシステムに接続
された入力手段やコンピュータネットワークを経由して
入出力されるデータを送受信・記憶等させるプログラ
ム、電子掲示板等によりデータの書き込み・記憶・ファ
イル生成等を行うプログラム、WEB上のファイルから
電子メールを送信等するためのプログラム、その他のプ
ログラムを含むことができる。なお、プログラムの処理
については後述する。
【0019】サーバーシステムの記憶手段に記憶されて
いるコンテンツデータ及びプログラムは、下記のような
各手段である。人脈情報登録手段は、ユーザー端末から
ユーザーが自分の人脈情報を登録するものである。属性
情報登録手段は、ユーザーが自分に関する情報を登録す
るものである。検索情報入力手段は、ユーザー端末から
ユーザーが検索したい情報を入力するものである。属性
情報参照手段は、上記検索情報入力手段を用いて入力し
た検索情報を人脈情報登録手段により登録された人脈情
報に属する属性情報を参照するものである。あるいは、
ユーザーの人脈情報に登録された人脈を第1世代、第1
世代の人脈情報に登録された人脈を第2世代、第n世代
の人脈情報に登録された人脈をn+1世代と表現したと
きに、前記属性情報参照手段によって参照される属性情
報において、第n世代に属する属性情報に該当する情報
が得られなかった場合あるいはさらに情報を欲しい場
合、第n+1世代に属する属性情報を参照するものであ
る。属性情報出力手段は、前記属性情報参照手段にて参
照された属性情報を出力する。
【0020】〔人脈情報検索システム〕 (人脈情報の登録)図2は、ユーザーA1がインターネッ
トブラウザを用いて本システムにアクセスし、人脈情報
を登録する時の画面の一例である。登録される人脈情報
は、ユーザーA1が信頼している人などの人脈情報であ
る。図3は、図2に一例を示す人脈情報登録のための入
力フォームを通して入力されたデータがデータベースに
格納され、格納されたデータを閲覧したりデータ管理を
したりするための、ユーザー固有の人脈管理画面の一例
を示す。
【0021】(属性情報の登録)ユーザーは自分に関す
る情報を登録する。属性情報としては、自分の専門や趣
味を表すキーワード、住所、年齢、職業、自己PR文章、
職歴、所属するグループ、会社名、キャッチコピー、レ
ポート、等を登録する。こうして登録された属性はデー
タベースに格納され、比較参照することが可能となる。
【0022】(検索情報の入力)ユーザーは欲しい人材
や分野について、キーワード、分類カテゴリー、自然
文、住所、職歴等を検索情報入力手段を用いて入力す
る。入力する方法としては、クライアント端末からネッ
トワークを通じて入力するのが一般的である。
【0023】(属性情報の参照)検索情報入力手段によ
って入力された入力情報は、ユーザーが登録した人脈
(第1世代人脈)に属する人の属性情報の範囲内で参照
される(参照ステップ1)。このステップにおいて該当
する属性情報が得られなかった場合には、第1世代人脈
が登録した人脈情報(第2世代人脈)に属する人の属性
情報の範囲で参照される(参照ステップ2)。同様に第
n世代に属する人の属性情報の範囲で該当する属性情報
が得られなかった場合、あるいは得られた場合であって
もさらに情報がほしい場合などには、第n+1世代人脈
に属する人の属性情報の範囲で参照される(参照ステッ
プn)。さらに情報がほしい場合も含めたのは、例え
ば、第3世代と第4世代を重ねて表示して、ユーザーに
判断してもらう場合も考えられるためである。上記の参
照ステップサイクルを繰り返し、該当する属性情報が得
られたときに、それまでの参照ステップの履歴を記録
し、出力時に付帯して出力することも行われる。こうす
ることで、ユーザーは該当する属性を持つ人物に接触す
るまでの経路を知ることが可能となる。さらに、複数の
人物や複数の経路が該当した場合、ユーザーから目的と
する人物までの経路を人脈強度で表現し、序列をつける
ことで、ユーザーの判断に資することが可能となる。ま
た、実際の運用上では、序列の上位のみを選別すること
も、広く行われる。
【0024】ここで、ユーザーから目的とする人物まで
の経路を人脈強度で表現し、序列をつけるための人脈強
度の算出のためには、本発明者らがすでに開発済の人脈
情報管理システム(特願2001−323040)にお
ける演算方法を、一例として用いることができる。以下
に人脈強度の演算方法についての説明を加える。 (人脈強度の演算・人脈情報の参照)ユーザーA1が人
脈としてユーザーA5を登録した状態を、A1→A5と表現
する。このとき、A5に関して例えば5段階評価点のよう
に点数化することも可能である。たとえば、「信頼でき
る人」「信頼でき積極的に紹介・推薦したい人」などの
ように段階をつけることができる。次に人脈情報参照ス
テップに従ってA5の人脈情報を参照する。このとき、A5
が登録したA5の人脈リストA4やA7が存在しても、A1が
登録されていなければ、A1からA5への人脈はA1→A5、
即ち片方向のままである。次にユーザーA1がユーザーA
12を登録した場合を考えてみる。上記と同様にA12の人
脈リストを参照すると、A5と異なり自分の人脈リストに
A1が存在していた。この場合の状態を、A1←→A12と表
現する。一方、A2がA1を登録していたとする。A2→A1と
表現できる。しかし、A1がA2を人脈として認識していな
ければ、A2はA1にとっての人脈にはなりえない。
【0025】(人脈強度の演算・人脈関係の生成)現実
問題として、A1→A5とA1←→A12とを同じ人脈価値とし
て捕らえることは難しい。次に、人脈強度を計算できる
ようにするため、→と←→の違いを数値化する必要があ
る。演算手法としてはいろいろ考えられるが、例えば←
→の人脈強度P(←→)は、→の人脈強度P(→)のn倍、即
ち、 P(←→)=n・P(→) とするのもひとつの手法である。こうして人脈の関係を
再構築する。n=2として計算すれば、A1→A5の人脈強度
P(1−5)=1、A1←→A12の人脈強度P(1−12)=2、として
人脈関係を再構築することができる。図5はA1→A5、A1
←→A12の人脈関係の例を示すデータ模式図である。
【0026】(人脈強度の演算・人脈情報の生成)登録
した人脈情報だけでは人脈を広げていくことはできな
い。本発明においては、間接的手法を用いて人脈強度を
計算し、潜在的に人脈となりうる人脈リストをユーザー
に指し示すことができるようになる。A1の人脈であるA5
やA12の人脈をA1に対する人脈強度として計算する。実
世界においても、人脈を形成するのは、友人の紹介であ
ることがほとんどである。A1→A5であり、A5←→A4であ
るとする。図6に、この場合の人脈関係の例を示すデー
タ模式図を示す。このとき、A1とA4は友人を介して人脈
を形成していると考えることができるであろう。演算方
法としては種々の方法が考えられるが、仮に積で表現さ
れるとすると、A1→A4の強度P(1−4)は P(1−4)=P(1−5)・P(5−4)・d ・・・(式1) と表現される。ここで導入されたdは、間接的な関係で
あることを考慮に入れるための減衰係数である。今、仮
にd=0.25と仮定すれば、式1は、 として計算することができる。また、複数の友人の共通
の友人、といった場合でも、同様に算出することが可能
である。
【0027】例えば、A1→A10、A1←→A12であり、A10
←→A11且つA12→A11であったとする。図7に、この場
合の人脈関係の例を示すデータ模式図を示す。このと
き、A1→A11の人脈強度P(1−11)は、A1→A10←→A11
と、A1←→A12→A11との2つの要素から算出することが
可能である。それぞれの経路の線形和であると仮定すれ
ば、 P(1−11)=P(1−10−11)+P(1−12−11) =(P(1−10)・P(10−11)+P(1−12)・P(12−11))・d =(2+2)×0.25 =1.0 として計算することが可能である。
【0028】さらに、友人の友人の友人、第3世代の友
人でも計算することができる。例えば、A1→A10、A1→
A5、であり、A10→A7、A5→A7であり、さらにA7←→A8
である、といった場合のA1→A8でも計算することが可能
である。図8に、この場合の人脈関係の例を示すデータ
模式図を示す。 P(1−8)=P(1−7)・P(7−8)・d =(P(1−10)・P(10−7)+P(1−5)・P(5−7))・P(7−8)・d2 =0.25 上記の様に計算を行うことで、n人の集団からなる任意
のユーザーXに対して、n−1人全員に対する人脈強度と
その経路を計算することが可能となる。たとえば、図9
に示すような多人数の人脈関係の例においても、全員に
対する人脈強度とその経路を計算することが可能とな
る。ただし、n世代の関係であればd(n−1)の減衰係数
がかかってくるため、第2世代か第3世代まで計算すれ
ばそれ以後の影響は軽微である。
【0029】(人脈強度の演算・人脈情報選別手段)上
記の計算法によって、任意のユーザーXに対してn−1人
全員に対する人脈強度とその経路を計算することができ
たが、運用上、計算された細かい人脈強度を全て出力す
ることはかえって混乱を招く原因となる。したがって、
計算された人脈強度を閾値と比較して、その値を超えた
人脈リストのみを出力する、といった方法が通常用いら
れる。例えば上記図8において、ユーザーA1に対し、A8
=0.25やA6=0.13、といった数値を示してもあまり意味が
ない。ここで、例えば閾値を1.0とおき、P(1−n)>=1.0
の条件を満たすもののみをピックアップし、A1に対して
出力したほうがわかりやすい。この場合であれば仲介者
を括弧内に示しながら、A11(A12,A10)、A13(A12,A1
4)、とし表示した方が、はるかにわかり易い情報といえ
る。
【0030】以上、ユーザーから目的とする人物までの
経路を人脈強度で表現し、序列をつけるための人脈強度
の算出のための、人脈強度の演算方法について説明し
た。複数の人物や複数の経路が該当した場合、ユーザー
から目的とする人物までの経路を人脈強度で表現し、序
列をつけることで、ユーザーの判断に資することが可能
となる。また、実際の運用上では、序列の上位のみを選
別することも、広く行われる。またユーザーは該当する
属性を持つ人物に接触するまでの経路を知ることが可能
となる。
【0031】(属性情報の出力)最後にユーザーは前記
属性情報出力手段を用いて出力される属性情報を得るこ
とで目的を達成する。出力に際しては、該当者本人が登
録した属性情報の全部または一部のほか、該当者を紹介
する人が該当者について記した紹介情報、あるいは上記
参照ステップの履歴や履歴に登場する人物の属性情報の
全部または一部などを出力する場合もある。
【0032】〔人脈経路探索システム〕人脈情報登録手
段は前記人脈情報検索システムと同様である。 (人物情報の入力)ユーザーは自分が目的とする人物を
入力する。入力情報としては、目的とする人物の人名、
IDナンバー等個人を特定する情報を入力する。入力す
る方法としては、クライアント端末からネットワークを
通じて入力するのが一般的である。Web上のリンクの
張ってある箇所をクリックする操作でそれを完了するこ
とも可能である。
【0033】(人物情報の参照)人物情報入力手段によ
って入力された人物に関する入力情報は、ユーザーが登
録した人脈情報(第1世代人脈)の範囲内で参照される
(参照ステップ1)。このステップにおいて該当する人
物が得られなかった場合には、第1世代人脈が登録した
人脈情報(第2世代人脈)が参照される(参照ステップ
2)。同様に第n世代の人脈情報に該当する情報が得ら
れなかった場合には、第n+1世代人脈の人脈情報が参
照される(参照ステップn)。上記の参照ステップサイ
クルを繰り返し、該当する人脈情報が得られたときに、
それまでの参照ステップの履歴を記録し、出力時に付帯
して出力することも行われる。こうすることで、ユーザ
ーは該当する人物に接触するまでの人脈経路を知ること
が可能となる。さらに、複数の人物や複数の経路が該当
した場合、ユーザーから目的とする人物までの経路を人
脈強度で表現し、序列をつけることで、ユーザーの判断
に資することが可能となる。また、実際の運用上では、
序列の上位経路のみを選別することも、広く行われる。
【0034】(人脈情報の出力)最後にユーザーは前記
人脈情報出力手段を用いて出力される人脈情報を得るこ
とで目的を達成する。出力に際しては、目的とする人物
に到達するまでの人脈経路を含む人脈情報の全部または
一部のほか、人脈経路を構成する各人の属性情報の全部
または一部や付帯して出力することも行われる。
【0035】
【実施例】以下、本発明のより詳細な実施例について説
明する。なおここに示す実施の形態は一例であって、こ
れに限定されるものではない。 (実施例1)図1は、本発明の実施を行うにあたって、
これを可能とするシステムの一例である。なおユーザー
端末は特に限定しない複数存在しており、ユーザーがこ
れを固有の環境下で使用することができ、ネットワーク
を介してシステム部と相互通信を行う。
【0036】〔人脈情報検索システム〕 (人脈情報登録ステップ)ユーザーID、B005のユーザー
(以下、B005と記す)は端末1にIDとパスワードを用い
てアクセスし、WebサーバーにユーザーA1固有の画面、
図2を得る。ここから、B005は「紹介したい人」の基準
で、友人からIDを聞き出しB011、B002、B019、B006、B0
07の5人を登録する。紹介文を付す場合もある。図10
はユーザーのB005の人脈テーブルに5人が登録された状
態を示している。図11は同様にユーザーID、B000〜B0
19までがそれぞれ5人ずつの人脈を登録した状態を示し
ている。
【0037】(属性情報登録ステップ)次にB005は自分
についての属性情報を入力する。属性情報としては、年
齢、職業といったものを選択式で登録する方法や、自由
にキーワードや自分をアピールする文章などを登録する
方法などを用いることができる。図12及び図13は、
Web上の入力フォームからこういった属性情報を登録す
る場合の一例を示している。こうして登録された属性情
報はデータベースに蓄積され、キーワード検索、テキス
ト検索等が可能な状態となる。図14はデータベースか
ら属性情報を引き出し、再構成され、B005の固有のWeb
ページとなった状態を示している。
【0038】(検索情報入力ステップ)使用時には検索
したい事柄を入力する。図15はWebフォームからキー
ワード検索と自然文検索の2通りについて入力でき、キ
ーワード検索は属性情報のうちキーワードから、テキス
ト検索では、属性情報入力時になされた様々な文章から
テキスト検索を用いて行われる例を示している。
【0039】(属性情報参照ステップ)入力されたキー
ワードや文章は、B005の図10に記された第1世代人脈
に属するB011,B002,B019,B006,B007の5人の属性情報が
参照される。図16は前記5人の属性情報のうちキーワ
ードフィールドを示したものである。B005がキーワード
として「マーケティング」と入力していたならば、図1
6からB006が該当することがわかる。一方B005が「高分
子」と入力していたのなら、第1世代から該当する情報
を引き出すことができない。このときは、第2世代人脈
の属性情報を参照することになる。B005の人脈に含まれ
るB011,B002,B019,B006,B007の人脈テーブル図16か
ら、図17のように整理することができる。このテーブ
ルに出てくる各人の属性情報を参照する。図18はB005
の第2世代人脈に属するキーワードフィールド例を示し
ている。この場合であれば、B003とB017が該当する情報
をもっていることがわかる。このまま次のステップにい
ってもなんら問題ないが、ここでB003とB017に対して、
特願2001-323040に示された人脈強度を求める方法によ
って、序列を決めることができる。
【0040】今、人脈に含むことを⊃、含まれないこと
を|、すでに人脈経路に出現していることを&で表現す
ることとする。B005の人脈にはB011が含まれるがB011の
人脈にはB005が含まれないからこの関係をB005⊃|B011
と表現することができる。上述のB003とB017に至るステ
ップは図11を参照すると、B005⊃⊂B006⊃|B003、B0
05⊃|B007⊃|B017と表現される。B005⊃⊂B006のよう
な双方向の人脈強度を2、B005⊃|B007のような片方向
の人脈強度を1、またB005⊃|B007⊃|B017のように世
代を超えるごとに関係が疎遠になると考えられるから、
n世代経過するごとに減衰係数dn-1を乗じることとする
と、上述の人脈経路を表す文字列から人脈強度Pを導き
だすことができる。 P(B005-B006-B004)=B005⊃⊂B006⊃|B003=2d P(B005-B007-B017)=B005⊃|B007⊃|B017=d 従って、B005にとってB003の方がB017より近しい関係に
ある、と考えることができる。
【0041】B003の方がより近しい関係にあることが解
ったB005であるが、実は「高分子」の中でもポリオレフ
ィンの触媒について知りたいとする。従って「高分子」
に続いて「ポリオレフィン」と入力し検索にかけた場合
を考える。計算上は一部又は全ての第3世代人脈に対し
て検索を行うことになるが、理解のために上述の B005
⊃⊂B006⊃|B003の経路を例にとる。図10からB003以
後の検索すべき人脈を以下のような経路で導き出し、強
度を求めることができる。 B005⊃⊂B006⊃|B003⊃|B004=2d2 B005⊃⊂B006⊃|B003⊃⊂B009=4d2 B005⊃⊂B006⊃|B003⊃|B012=2d2 B005⊃⊂B006⊃|B003⊃|B005&=0 B005⊃⊂B006⊃|B003⊃|B014=2d2 ただし’&’は該IDが2世代以前のIDと重なったときに
付与され、これは人脈経路がループしてしまったことを
表す。このため&が出た段階で0を乗じる操作を行い、
以後の結果に反映しないような配慮を行った。もしこの
段階で例えばB014が該当するようであれば、B005⊃⊂B0
06⊃|B003⊃|B014の文字列からそれぞれのIDをデータ
-ベースと参照して人名に表現しなおし、例えば佐藤−
田中―山本―藤田のような表記に戻すことも可能であ
る。
【0042】該当する情報が得られない場合は、さらに
上述の操作を繰り返し、検索する世代を該当者が見つか
るまで検索作業を行うことができる。例えば該当者B999
がn世代でみつかった場合、以下のような経路を表す文
字列が得られ、人脈強度が計算できるはずである。 B005⊃・・・・・(n個のIDナンバー)・・・・B999=X
・dn-1 ただし、Xは関係性を表す⊃、⊂、|、から計算された
値、となる。上述のようにIDをデータベースに参照する
ことで、名前や属性情報などに変換することができる。
【0043】(参照情報出力ステップ)上述の参照ステ
ップによって得られた情報としては例えば、該当者の属
性情報、人脈情報、到達するまでの人脈経路及び人脈強
度、人脈経路に含まれる人々の属性情報、紹介文等を含
む人脈情報、等が挙げられる。これらの全部又は一部の
情報を出力することになるが、通常セキュリティー上の
問題から、かなり制限された情報を出力するのが一般的
である。図22は出力例である。該当者のキャッチコピ
ーと人脈経路の段数、及び紹介状が付されている。
【0044】(紹介状入力ステップ)目的とする情報を
もつあるいは目的とする人物を得るまでにn世代(nは
3以上の自然数)を要し、前記属性情報検索手段によっ
て該当する人物までの経路が明らかになっている場合、
紹介状を出して仲介人に紹介を依頼することができる。
図20は紹介状の入力画面である。
【0045】(人脈経路記憶ステップ)人脈経路は、上
記の例でいえば、属性情報参照ステップを繰り返すうち
に発生した文字列そのものである。例えば以下の文字列
はA088が6ステップで該当者B005を得た場合に生成され
た一例とである。 A088⊃⊂A090⊃⊂A777⊃|B777⊃|B238⊃⊂B239⊃|B0
88 この情報を紹介状に付して記憶する。システムは紹介状
に記された内容を紹介状に付されたこの文字列から、A0
90に電子メールやA090固有のWebページに出力する。
【0046】(紹介状回送ステップ)紹介状を受取った
A090は双方向の信頼で結ばれているA088をこれも双方向
の信頼で結ばれているA777に回送するかどうかを判断す
る。図21は、紹介状の回送画面である。A090からA777
に回送された紹介状は、今度は、別のサーバーにそのデ
ータが登録されているB777に回送される。システム上は
4桁のIDの上一桁を読み取ることで、Bで表現されるサ
ーバーにネットワークを介して送付される。Bサーバー
内でも同様の回送ステップがなされ、最終的に、A088が
B088にしたためた紹介状は、5人の仲介人を経て目的と
する人物にもたらされ、B088からの返事と仲介の記録が
A088に戻され、目的を終了する。
【0047】(実施例2) 〔人脈経路探索システム〕本システムを稼動することが
可能な構成、及び人脈情報登録ステップは実施例1と同
様である。 (人物情報入力ステップ)図3中の33には、広く人脈を
広めたいと考えている人のための紹介Webページが公開
されている。図22は、こうしたWebページの例を示し
たものである。これを閲覧したユーザーは図中の逆引き
ボタンをクリックすることにより、当該人物として入力
することができる。 (人物情報参照ステップ)人物情報入力ステップによ
り、目的とする人物IDが獲得される。実施例1の属性情
報参照ステップと異なり、人物情報入力ステップにより
入力された人物のIDが人脈情報と参照され、以下実施例
1と同様の操作を繰り返し、目的とする人物が獲得され
るまで、参照ステップを繰り返す。得られた文字列情報
から人脈強度を計算して検索結果に序列をつけること
も、紹介状システムに文字列を付加し、紹介状を回送す
ることも同様に行うことができる。
【0048】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、ユーザーは自分自身の登録と自分の人脈を登録す
るだけで、近しい人から人材の検索を行うことができる
ようになる。さらに、こうして見出した人材への最短人
脈経路を示し、効率的に仲介を依頼することが可能とな
る。また、ユーザーの能力を欲している人から仲介を通
して依頼を仕事などの依頼をうける機会を提供する。ま
た、目的とする人物を入力することで、そこに至る最短
の人脈経路を示し、効率的に目的とする人物にアプロー
チすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施を行うにあたって、これを可能と
するシステムの一例である。
【図2】ユーザーA1がインターネットブラウザを用いて
本システムにアクセスし、人脈情報を登録する時の画面
の一例である。
【図3】図2に一例を示す人脈情報登録のための入力フ
ォームを通して入力されたデータがデータベースに格納
され、格納されたデータを閲覧したりデータ管理をした
りするための、ユーザー固有の人脈管理画面の一例を示
す。
【図4】WEBサーバーに記憶されユーザー端末に表示
されるWEBコンテンツデータの一例である(全体のメ
ニュー画面)。
【図5】A1→A5、A1←→A12の人脈関係の例を示すデー
タ模式図である。
【図6】A1→A5であり、A5←→A4である場合の人脈関係
の例を示すデータ模式図を示す。
【図7】A1→A10、A1←→A12であり、A10←→A11且つA1
2→A11である場合の人脈関係の例を示すデータ模式図を
示す。
【図8】A1→A10、A1→A5、であり、A10→A7、A5→A7
であり、さらにA7←→A8である場合の人脈関係の例を示
すデータ模式図を示す。
【図9】多人数の人脈関係の例を示すデータ模式図を示
す。
【図10】ユーザーのB005の人脈テーブルに5人が登録
された状態を示している。
【図11】ユーザーID、B000〜B019までがそれぞれ5人
ずつの人脈を登録した状態を示している。
【図12】Web上の入力フォームから属性情報を登録す
る場合の一例を示している。
【図13】Web上の入力フォームから属性情報を登録す
る場合の一例を示している。
【図14】データベースから属性情報を引き出し、再構
成され、B005の固有のWebページとなった状態を示して
いる。
【図15】Webフォームからキーワード検索と自然文検
索の2通りについて入力でき、キーワード検索は属性情
報のうちキーワードから、テキスト検索では、属性情報
入力時になされた様々な文章からテキスト検索を用いて
行われる例を示している。
【図16】B011,B002,B019,B006,B007の5人の属性情報
のうちキーワードフィールドを示したものである。
【図17】B005の人脈に含まれるB011,B002,B019,B006,
B007の人脈テーブル(図16)から整理したテーブルを
示す。
【図18】B005の第2世代人脈に属するキーワードフィ
ールド例を示している。
【図19】WEBサーバーに記憶されユーザー端末に表
示されるWEBコンテンツデータの一例である(人脈情
報の逆引き画面)。
【図20】WEBサーバーに記憶されユーザー端末に表
示されるWEBコンテンツデータの一例である(紹介状
依頼画面)。
【図21】WEBサーバーに記憶されユーザー端末に表
示されるWEBコンテンツデータの一例である(紹介状
画面)。
【図22】WEBサーバーに記憶されユーザー端末に表
示されるWEBコンテンツデータの一例である(プレゼ
ンテーション画面)。
フロントページの続き (72)発明者 今井 仁 東京都港区西麻布4丁目11番9号 SPW ビル2階 トライアーク株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピューターを用いた人脈情報検索シ
    ステムであって、複数のユーザー端末からアクセスが行
    われ、情報処理を行うサーバーシステムにおいて、 ユーザーが自分の人脈情報を登録する人脈情報登録手段
    と、 ユーザーが自分に関する情報を登録する属性情報登録手
    段と、 ユーザー端末からユーザーが検索したい情報を入力する
    検索情報入力手段と、 ユーザーが検索情報入力手段により入力した検索情報
    と、人脈情報登録手段により登録された人脈に属する属
    性情報を参照する属性情報参照手段と、 前記参照手段により参照された属性情報を含む人脈情報
    を出力する手段を有する属性情報出力手段と、 を備えることを特徴とする人脈情報検索システム。
  2. 【請求項2】 ユーザーの人脈情報に登録された人脈を
    第1世代、第1世代の人脈情報に登録された人脈を第2
    世代、第n世代の人脈情報に登録された人脈をn+1世
    代と表現したときに、前記属性情報参照手段によって参
    照される属性情報において、第n世代に属する属性情報
    に該当する情報が得られなかった場合あるいはさらに情
    報を欲しい場合、第n+1世代に属する属性情報を参照
    する請求項1に記載の人脈情報検索システム。
  3. 【請求項3】 前記属性情報参照手段において、該当情
    報を得るまでの人脈情報の一部または全部を記憶し、属
    性情報出力時に付帯して出力する請求項2に記載の人脈
    情報検索システム。
  4. 【請求項4】 前記属性情報出力手段に付帯して出力さ
    れる人脈情報において、第n世代の人脈に属するaと第
    n+1世代の人脈に属するbと第n+2世代の人脈に属
    するcとの関係を、aからbへの人脈強度P(ab)とbか
    らcへの人脈強度P(bc)とから、aからcへの人脈強度P
    (ac)を間接的に計算し、計算された人脈強度を用いて出
    力する属性情報及び人脈情報を数値化、序列化あるいは
    選択することを可能とする人脈強度算出手段を有する請
    求項3に記載の人脈情報検索システム。
  5. 【請求項5】 前記人脈強度算出手段において、第n世
    代の人脈に属するaと第n+1世代の人脈に属するbと
    の関係を、bの人脈情報を参照することによりaとbと
    の人脈強度を生成する人脈関係生成手段を有する請求項
    4に記載の人脈情報検索システム。
  6. 【請求項6】 コンピューターを用いた人脈情報検索シ
    ステムであって、複数のユーザー端末からアクセスが行
    われ、情報処理を行うサーバーシステムにおいて、 ユーザーが自分の人脈情報を登録する人脈情報登録手段
    と、 ユーザーが目的とする人物を入力する人物情報入力手段
    と、 前記人物情報入力手段により入力された人物情報と人脈
    情報登録手段により登録された人脈情報を参照し、ユー
    ザーの人脈情報に登録された人脈を第1世代、第1世代
    の人脈情報に登録された人脈を第2世代、第n世代に登
    録された人脈をn+1世代と表現したときに第n世代に
    属する人脈情報に該当する情報が得られなかった場合あ
    るいはさらに情報を欲しい場合、第n+1世代に属する
    人脈情報を参照する人物情報参照手段と、 該当する情報を得るまでの人脈情報の一部または全部を
    出力する人脈情報出力手段と、 を備えることを特徴とする人脈経路探索システム。
  7. 【請求項7】 前記人物情報参照手段において、第n世
    代の人脈に属するaと第n+1世代の人脈に属するbと
    第n+2世代の人脈に属するcとの関係を、aからbへ
    の人脈強度P(ab)とbからcへの人脈強度P(bc)とから、
    aからcへの人脈強度P(ac)を間接的に計算し、計算さ
    れた人脈強度を用いて出力する属性情報及び人脈情報を
    数値化、序列化あるいは選択を可能とする人脈強度算出
    手段を有する請求項6に記載の人脈経路探索システム。
  8. 【請求項8】 前記人脈強度算出手段において、第n世
    代の人脈に属するaと第n+1世代の人脈に属するbと
    の関係を、bの人脈情報を参照することによりaとbと
    の人脈強度を生成する人脈関係生成手段を有する請求項
    7に記載の人脈情報検索システム。
  9. 【請求項9】 前記人脈情報検索システム及び人脈経路
    探索システムにおいて、該当する情報をもつ人物、ある
    いは目的とする人物を得るまでn世代(nは3以上の自
    然数)を要し、前記属性情報検索手段あるいは前記人物
    情報参照手段により目的とする人物にいたる人脈経路が
    明らかとなった状況において、 ユーザーが目的とする人物宛ての紹介状を入力する紹介
    状入力手段と、 ユーザーからあて先の人物までの人脈経路を記憶する人
    脈経路記憶手段と、 人脈経路記憶手段によって記憶した人脈経路に沿って目
    的とする人物までを回送することが可能な紹介状回送手
    段と、 紹介状回送手段によって回覧されてきた紹介状を受取っ
    た仲介者が次の仲介者に回すかどうかを決定することが
    可能な紹介状回送確認手段と、 を備えることを特徴とする請求項2から5までの人脈情
    報検索システム及び請求項5~8までの人脈経路探索シ
    ステム。
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