JP2008003809A - 情報共有制御システム - Google Patents

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Abstract

【課題】Know−Whoシステムでのユーザ間のプライベートな関係情報及び人物間仲介の情報流出を防止する。
【解決手段】端末は、電子メール又は公開されていない媒体に基づき作成される、他の端末の識別情報を含むプライベートな関係情報4、5、6を保持する。第1のサーバは、アプリケーション又はグループへの参加要求(例えば、電子会議室への入室要求)を端末から受信し、該端末の識別情報と該アプリケーション又はグループの識別情報とが対応付けられた属性情報を記憶する。例えば、関係情報・共有可否情報管理サーバ16は、該属性情報を参照し、同じアプリケーション又はグループに属することを含む共有条件にマッチングしている端末について、端末のプライベートな関係情報を一時的に共有可能とさせる。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報共有制御システムに係り、特に、情報公開の設定方式についての情報共有制御システムに関する。
自分が知りたい情報を「誰が」知っているかを検索するKnow−Whoシステムと呼ばれる仕組みがある。このシステムの動作を以下簡単に説明する。まずシステムでは各ユーザ間の関係を論文の共著関係や電子メールの送受信情報から取得、サーバ側で把握する。また、一方で同じく論文や電子メールの内容をテキストマイニングする等して、各ユーザが持っているナレッジ情報をサーバ側で把握しておく。これら2つの情報を基に、あるユーザが知りたい情報について、そのユーザと関係が深い人物の中でだれがその情報について詳しいかを検索する。例えば、友達Aの友達Bがその情報について詳しいことが検索されれば、友達Aに仲介してもらい、友達の友達Bから情報を教えてもらうようなことが可能となる。
また、コンサルタント等の為に各企業の組織編成や人物間の交流状態を可視化するツールも存在する。このツールも上記Know−Whoシステムと同様、電子メールの送受信状態や内容をサーバ側で把握し、そこから社員間の関係を把握し、現在の組織編成の改良をアドバイスするためのヒントとして活用される。
現在のKnow−Whoシステムでは様々な情報をサーバが取得し、人物間のつながりを把握する仕組みをとっているが、本システムではプライバシが大きな課題となる。論文や報告書の様なパブリックな文書から人物間のつながりを取得する場合はまだ良い。しかし、例えば電子メールはプライバシに関わる情報を含む可能性もある。例えば、サーバ側で取得して解析する場合、利用ユーザに心理的な抵抗が発生する可能性があり、また、信頼する友人以外には知られたくない情報等が意図する人以外に知られてしまう場合がある。
本発明は、以上の点に鑑み、Know−Whoシステムでのユーザ間の関係情報、及び人物間仲介からの個人情報流出を防止することを目的とする。本発明は、各ユーザが信頼できるユーザとテンポラリにプライベートな人物間の接続情報を共有することで情報(例えば、ユーザ間の関係)が開示する可能性を低くすることを目的とする。また、ユーザの心理的抵抗を下げることを目的とする。また、本発明は、人物(端末)間の仲介を行う場合、仲介の依頼者(情報を受ける者)に目的人物(情報提供者)のIDやアドレスなどの情報を公開せずに、既に目的人物のIDやアドレスを知っている仲介人物と目的人物との間で交渉を行うことを目的とする。さらに、本発明は、もし交渉後、目的人物が目的に合致しなかった場合や交渉に合意しなかった場合でも、目的人物のIDやアドレスが依頼者に流出することを防止することを目的とする。
本発明は、サーバが、人物間の関係情報を、電子メール等のプライバシを含む可能性のある情報源から取得せずに、Know−Whoシステムを構築することを目的のひとつとする。
各ユーザの電子会議室への入退室情報、プレゼンス情報等を確認して、ユーザ間で信頼関係を持っていると判断できる条件に合致した場合に、各メンバが持つプライベートな人物間の接続情報をテンポラリに(一時的に)共有する仕組みを提供する。プライベートな人物間の接続情報とは、例えば、自分の電子メールの送受信頻度や内容を自端末で解析して得られた自分と他人との接続情報や、パブリックに公開していない自分のプロファイル(入社年度、所属部活、趣味等)の情報から得られた他人との接続情報である。
また、テンポラリに共有した人物間の接続情報を利用してユーザ間の仲介を行う時、仲介希望者が目的人物の名前の公の情報を指定して仲介人物に仲介依頼し、仲介人物が目的人物のID(識別情報)を指定して目的に対する交渉を行うシステムを提供する。ここで、IDとは、例えば、目的人物が利用する端末のIPアドレス、プライベートで利用している電子メールアドレス、チャットのID等を用いることができる。
図1、図2に動作概要図を示す。図1は、プライベートな関係情報を共有するときのイメージ図である。図2は、プライベートな関係情報を用いて仲介パスを検出した後の仲介動作イメージ図である。
図1では1に示すUserA、2に示すUserB、3に示すUserCがそれぞれ4、5、6の様に自分と他人とがどのように接続されているかを示す関係情報を保持している。その時7の様にお互いの共有条件がマッチした場合、8の様にお互いの関係情報4、5、6を共有する。その後、この共有した他人との関係情報8と、関係情報・共有可否情報管理サーバ16が保有しているパブリックな関係情報9とを組み合わせて、目的人物への仲介ルートを検索する。また、仲介ルート検索後は、図2のステップ12の様に仲介依頼を出し、ステップ14、ステップ15の様に取り次ぎ、最終的にはステップ15の様に情報提供を行うが、その際、情報提供に対して目的人物11や仲介人物18のIDやアドレス等のプライバシ情報を出来る限り開示させずに仲介を行う。
本システムは、例えば、各ユーザの種々の属性情報(オブジェクト情報)の値を比較し、条件にマッチングしている場合に各ユーザが保持する自分と他人との接続情報を共有することを特徴のひとつとする。
本システムのサーバは、例えば、目的人物への仲介ルートを経由するとき、仲介者、及び目的人物が保持する個人を特定する情報を仲介希望者へ提示せずに共通記号を仲介希望者、目的人物、仲介人物に配布し、共通記号から各ルートで公開可能となる情報のみを返信し、各人物への情報公開制御する事を特徴のひとつとする。上述の公開可能な情報とは、例えば、各人物が公的に公開している名前等の情報である。
上述のシステムにおいて、種々の属性情報(オブジェクト情報)とは電子会議室への入退室情報である事を特徴のひとつとする。また、種々の属性情報(オブジェクト情報)とは各ユーザの位置情報、現在状態等の動的に変化する情報である事を特徴のひとつとする。上述のシステムにおいて、種々の属性情報(オブジェクト情報)とは各ユーザが保持する所属部署、年齢、性別等各個人の特徴を現す静的情報である事を特徴のひとつとする。
上述のシステムの情報端末において、自分と他人との接続情報を各々の情報端末で保持し、共有条件に合致した時、お互いに通信を行う事により目的人物への仲介ルートを検索する事ができる。また、自分と他人との接続情報を一旦サーバに登録し、サーバが共有条件に従いアクセス制御を行う事もできる。
上述のシステムにおいて、接続情報の共有可否を情報端末側で判断する事ができる。また、各ユーザの属性情報をサーバで保持しておき、サーバで各ユーザの条件マッチングを行い、共有条件の合致を判断する事もできる。
上述のシステムにおいて、共有の可否を段階的に定義し、レベルに応じて、公開する自分と他人との接続情報を制御する事を特徴のひとつとする。
仲介ルート検索の結果を一旦各ユーザの情報端末に返信し、そこから各ユーザが仲介ルートを選択できる。また、サーバが仲介ルート検索の結果から仲介ルートを自動的に選択し、仲介手続きを行う事もできる。さらに、サーバが仲介ルート検索の結果、仲介手続きを電話や文字通信、電子会議を制御するサーバに送信し、目的人物と仲介人物、または仲介依頼人物との通信を制御する事ができる。
本発明の第1の解決手段によると、
送受信される電子メール又は公開されていない情報若しくは媒体に基づき作成される、他の端末又はユーザの識別情報を含むプライベートな関係情報をそれぞれ保持する複数の端末と、
アプリケーション又はグループへの参加要求を前記端末から受信し、該端末の識別情報と該アプリケーション又はグループの識別情報とを対応付けた属性情報を記憶する第1のサーバと、
を備え、
該属性情報に基づき、同じアプリケーション又はグループに属する各端末が、それぞれの前記プライベートな関係情報を一時的に共有する情報共有制御システムが提供される。
本発明の第2の解決手段によると、
送受信される電子メール又は公開されていない情報若しくは媒体に基づき作成される、他の端末又はユーザの識別情報を含むプライベートな関係情報をそれぞれ保持する複数の端末と、
アプリケーション又はグループへの参加要求を前記端末から受信し、該端末の識別情報と該アプリケーション又はグループの識別情報とを対応付けた属性情報を記憶する第1のサーバと、
ユーザの識別情報と、該ユーザが知っている情報とが対応して記憶されたデータベースを有し、前記複数の端末のうちの第1の端末から情報検索要求を受信し、要求された情報を知る情報提供ユーザの識別情報を、前記データベースを参照して取得し、該情報提供ユーザの識別情報と第1の端末の識別情報とを送信する第2のサーバと、
公開された又は公開予定の情報若しくは媒体に基づき作成される、互いに関係のある端末又はユーザの識別情報が対応付けられたパブリックな関係情報を保持する第3のサーバと
を備え、
前記第3のサーバは、
前記第2のサーバから情報提供ユーザの識別情報と第1の端末の識別情報を受信し、
受信された第1の端末の識別情報に対応するアプリケーション又はグループに属する各端末の識別情報を求め、
該端末のプライベートな関係情報に基づき、受信された情報提供ユーザの識別情報、又は、パブリックな関係情報に基づき求められた該情報提供ユーザの識別情報に対応する第1の仲介端末の識別情報に対応する第2の仲介端末の識別情報を求め、
求められた第2の仲介端末の識別情報に従い、第2の端末に仲介依頼を送信し、
前記第2の仲介端末は、直接又は前記第1の仲介端末を介して、情報提供ユーザの端末に第1の端末の識別情報を含む情報提供依頼を送信し、
前記情報提供ユーザの端末は、第1の端末の識別情報を表示部に表示し、
表示された第1の端末の識別情報に従い、情報提供ユーザが要求された情報を第1の端末のユーザに提供することにより、第1の端末に仲介端末及び情報提供ユーザの識別情報を開示せずに、要求された情報を提供する情報共有制御システムが提供される。
本発明の第3の解決手段によると、
各ユーザの位置情報及び/又は現在状態を含む、動的に変化する属性情報を、ユーザの識別情報毎に記憶する第4のサーバと、
各ユーザの属性情報を、前記第4のサーバへ登録するための登録部と、
送受信される電子メール又は公開されていない情報若しくは媒体に基づき作成される、他のユーザの識別情報を含むプライベートな関係情報をそれぞれ保持する各ユーザの端末、又は、第3のサーバと
を備え、
属性情報に基づき、同じ位置情報を有する又は予め定められたプレゼンス情報を有するユーザについて、前記ユーザの端末又は前記第3のサーバは、それぞれのユーザのプライベートな関係情報を一時的に共有する情報共有制御システムが提供される。
本発明によると、Know−Whoシステムでのユーザ間の関係情報、及び人物間仲介からの個人情報流出を防止することができる。本発明によると、各ユーザが信頼できるユーザとテンポラリにプライベートな人物間の接続情報を共有することで情報(例えば、ユーザ間の関係)が開示する可能性を低くすることができる。また、本発明によると、ユーザの心理的抵抗を下げることができる。また、本発明によると、人物(端末)間の仲介を行う場合、仲介の依頼者(情報を受ける者)に目的人物(情報提供者)のIDやアドレスなどの情報を公開せずに、既に目的人物のIDやアドレスを知っている仲介人物と目的人物との間で交渉を行うことができる。さらに、本発明によると、もし交渉後、目的人物が目的に合致しなかった場合や交渉に合意しなかった場合でも、目的人物のIDやアドレスが依頼者に流出することを防止することができる。
本発明によると、サーバが、人物間の関係情報を、電子メール等のプライバシを含む可能性のある情報源から取得せずに、Know−Whoシステムを構築することができる。
1.第1の実施の形態
本実施の形態では、まず、第1の例を用いて、各ユーザが保持するプライベートな他人との接続情報の共有シーケンスを説明する。本例の説明では本実施の形態のサーバと端末の論理的構造、物理的構造、及びこれらを接続するネットワーク概要についても説明する。また、本実施の形態における端末とサーバが保持、共有するデータテーブルの例を説明する。その後、本実施の形態での複数動作シーケンスパターンを本例から派生させた形で説明する。
(システム構成)
図3には、本実施の形態の第1の例の動作概念図を示す。
本通信システムは、関係情報・共有可否情報管理サーバ16と、多人数会議制御サーバ21と、Know−Who検索サーバ22と、複数のユーザ(例えば、User A、B、C等)に対応する複数の端末を備える。なお、以下の説明において、単にUser、人物と記すことがあるが、それらの者に対応する端末を指す。
この図では、1に示すUserA、2に示すUserB、3に示すUserCが、多人数会議制御サーバ21が管理する電子会議室A25に入室し、29に示す様に文字、音声、映像のいずれかを用いて議論している。ただし、本例では、議論は例えば文字ベースのチャットで行われているものとする。例えば会議の中で、明日の展示会についての議論が発生した時、会議に参加中のユーザが誰も展示会についての詳細情報を知らなかったとする。そのとき、例えばUserAはKnow−Who検索サーバ22に対して明日の展示会について詳細を知っているユーザの検索要求を行う。Know−Who検索サーバ22は、自身が保持するKnow−Whoデータベース24を検索し、情報を持っていそうな目的人物を提示する。その後、関係情報・共有可否情報管理サーバ16が持つパブリックなユーザ間関係情報23と、信頼関係情報32の内容に基づき、30の様に共有された、各ユーザの保持するプライベートな関係情報4、5、6を28の様に連携させることで目的人物への仲介パスを提示する。その後、UserA1は26の様に仲介依頼を、例えばUserB2に出し、UserBがさらに33の様にUserD18に仲介依頼をする。UserD18がUserE11に対して27の様に情報提供依頼を出し、UserE11が例えば33に示す様に、電子会議室Aに参加する。UserE11が電子会議室Aで発言することでUserE11またはUserA1等へ情報提供を行う。
情報端末41〜43は、例えば、電子メール又は公開されていない媒体に基づき作成される、他の端末の識別情報を含むプライベートな関係情報を保持する。
多人数会議制御サーバ(第1のサーバ)21は、電子会議室A25への入室要求を端末41〜43から受信し、端末の識別情報と会議室の識別情報とが対応付けられた属性情報を記憶する。なお、会議室以外にも、適宜のアプリケーション又はグループであってもよい。例えば、関係情報・共有可否情報管理サーバ16は、属性情報を参照し、同じアプリケーション又はグループに属することを含む共有条件にマッチングしている端末について、プライベートな関係情報を一時的に共有可能とさせる。
Know−Who検索サーバ(第2のサーバ)22は、ユーザの識別情報と、ユーザが知っている情報とが対応して記憶されたデータベースを有する。また、複数の端末のうちの第1の端末から情報検索要求を受信し、要求された情報を知るユーザの識別情報を、データベースを参照して取得し、送信する。
関係情報・共有可否情報管理サーバ(第3のサーバ)16は、公開された又は公開予定の媒体に基づき作成される、関係のある端末の識別情報が対応付けられたパブリックな関係情報を保持する。また、Know−Who検索サーバ22から目的人物の識別情報を受信し、目的人物の識別情報に基づき、共有可能なプライベートな関係情報、及び/又は、パブリックな関係情報を参照して、目的人物へ仲介するひとつ又は複数の仲介端末の識別情報を求める。
図4は、図3の例の物理的な接続構成図である。電子会議を行っている1に示すUserA、2に示すUserB、3に示すUserCは実際には情報端末41、42、43をそれぞれが所有、使用し、IPネットワーク46を経由して多人数会議制御サーバ21に接続している。また、会議中の文字情報、音声情報、映像情報の送受信は本例ではSIP(Session Initiation Protocol)サーバ47が制御している。SIPは文字、音声、映像等のあらゆるユーザ間コミュニケーションについて、相手ユーザの呼び出しから相手ユーザとのコミュニケーション終了までの状態を制御するプロトコルであり、IETF(Internet Engineering Task Force)で標準化されたプロトコルである。但し、本例では制御をSIPで行っているが、制御プロトコルはSIP以外でも特に構わない。また、関係情報・共有可否情報管理サーバ16、Know−Who検索サーバ22、仲介人物であるUserD18が所有する情報端末48、目的人物であるUserE11が所有する情報端末44もIPネットワーク46を経由して他のサーバ、端末と接続されている。
図5、図6、図23、図24はそれぞれ、情報端末41〜43、関係情報・共有可否情報管理サーバ16、多人数会議制御サーバ21、Know−Who検索サーバ22の機能ブロック図である。図5、図6、図23、図24の機能ブロック図は、ソフトウェア上実現される論理的な機能構成を示した図であるが、各機能ブロックをハードウェアで構成しても構わない。各ブロックの機能について以下に説明する。
図5は、情報端末51の機能ブロック図である。情報端末51は例えば、図4の端末41〜43等である。端末44、48も同様の構成としてもよい。
情報端末51は、例えば、コミュニケーション制御部52と、情報送受信制御部53と、Know−Who検索部54と、人間関係管理部55とを有する。
本ブロック図の中でコミュニケーション制御部52の会議室入退室管理・制御部56は自端末の電子会議室入退室状態を管理し、ユーザから入力される入室、退室要求を受け、外部要求のトリガリングを行い、また外部からの会議室情報を受け取り、状態を把握する。文字・音声映像情報入出力部57はコミュニケーションで利用される文字・音声・映像情報を外部へ送信するためのフォーマットに変換する、もしくは受信した情報を端末へ表示するためのフォーマットに変換する作業を行う。
Know−Who検索部54のKnow−Who検索制御部64はユーザからの要求によりKnow−Who検索を行うための外部要求のトリガリングを行う。また、検索結果メッセージを受信し、その結果をユーザに通知する。人間関係管理部55の人間関係情報管理部65は、自分の端末の適宜の記憶部に保存された電子メール等の情報から取得した自分と他人との関係情報(図1の4、5、6)を管理する部分であり、人間関係情報入出力制御部66がこれら情報の出力可否を判断し、入力された情報を人間関係情報管理部65に蓄積する作業を行う。
情報送受信制御部53は、主に外部との通信を行う為のプロトコルインターフェースを担当するブロックである。多人数コミュニケーション制御情報分析・構築部58は、電子会議室への入退室情報の通信プロトコルに合ったメッセージフォーマット変換作業を行う。コミュニケーション情報構築・分析部59は、コミュニケーションに利用する文字、音声、映像等の情報を外部送信する為に、通信プロトコルに合ったメッセージヘッダの付与、適切なメッセージ長への変換等を行う。これらメッセージは、多人数コミュニケーション情報送受信部62により実際に送受信される。また、Know−Who検索情報構築・分析部60は、Know−Who検索についての情報の通信プロトコルに合ったメッセージフォーマット変換作業を行う。このメッセージは、Know−Who検索関連情報送受信部63により実際に送受信される。人間関係情報構築、分析部61は、人間関係情報の通信プロトコルに合ったメッセージフォーマット変換作業を行う。このメッセージは、人間関係情報送受信部67により実際に送受信される。
図6は、関係情報・共有可否情報管理サーバ16の機能ブロック図である。
関係情報・共有可否情報管理サーバ16は、例えば、仲介者情報制御・算出部72と、情報送受信機能73と、共有判断部74とを有する。
本ブロック図の中で仲介者情報制御・算出部72の関係情報管理部84は、パブリックに管理されたユーザ間の関係情報の管理、及びプライベートなユーザ間の関係情報の管理を行う。例えば、パブリックなユーザ間関係情報を保持するためのテーブル161、167を有する。仲介パス算出部85は、関係情報管理部84に蓄積された情報を利用して、ユーザとユーザを仲介する第3者のユーザを算出する。関係情報問い合わせ制御部86は、仲介者の算出要求等を受信して、各ブロックの動作のトリガリングを行う。また、要求の受信と計算結果の返信を管理、制御する。
共有判断部74の共有判断情報管理部87は、各ユーザが関係情報管理部84で保持する人間関係情報をアクセス制御に関する情報を管理する。また、共有判定部88は、上記アクセス制御情報を用いて共有可否の判断を行う。
情報送受信機能73は、主に外部との通信を行う為のプロトコルインターフェースを担当するブロックである。Know−Who検索情報構築・分析部78は、Know−Who検索についての情報の通信プロトコルに合ったメッセージフォーマット変換作業を行う。このメッセージは、Know−Who検索情報送受信部81により実際に送受信される。関係情報問合せ情報構築・分析部79は、各端末に対して、共有判定部88の判断に則った関係情報の問合せに関する情報の通信プロトコルに合ったメッセージフォーマット変換作業を行う。このメッセージは、関係情報問合せ送受信部82により実際に送受信される。共有判断情報分析部80は、他サーバで管理するプレゼンス情報や会議室への入退室情報等の情報が記述されたメッセージを受信し、分析する。このメッセージは、共有判断情報受信部83により実際に受信される。
図23は、多人数会議サーバ21の機能ブロック図である。
多人数会議サーバ21は、例えば、会議室管理部291と、情報送受信制御部292とを有する。
本ブロック図の中で会議室管理部291の会議室情報・入室ユーザ情報管理部293は、本サーバ21が開設している電子会議室の管理、及び各会議室へのユーザ入室情報の管理を行う。会議室入退室制御部294は、各ユーザの電子会議室への入退室要求を受け取り、入退室の可否、入室、退室のトリガリングを行う。
情報送受信制御部292は、これら情報について、主に外部との通信を行う為のプロトコルインターフェースを担当するブロックである。会議室入退室情報分析・構築部295は、会議室の入退室についての情報の通信プロトコルに合ったメッセージフォーマット変換作業を行う。このメッセージは、会議室入退室情報送受信部296により実際に送受信される。
図24は、Know−Who検索サーバ22の機能ブロック図である。
Know−Who検索サーバ22は、例えば、Know−Who検索制御部302と、情報送受信制御部301とを有する。
本ブロックの中でKnow−Who検索制御部302は、実際に関係する動作を行う。例えば、Know−Who検索制御部302は、Know−Whoデータベース24を参照し、入力されるキーワードに対して、関連する情報を知っているユーザの識別情報を取得する。例えば、Know−Whoデータベース24は、情報のキーワードに対応して、その情報を知っているユーザの識別情報がされる。なお、これらの情報は、例えば、論文などの公開された情報から得られたものをKnow−Whoデータベース24に記憶しておくことができる。また、関係する情報についての通信プロトコルに合ったメッセージ変換作業をKnow−Who検索関連情報分析・構築部303が行う。実際のメッセージ送受信をKnow−Who検索関連情報送受信部304が行う。
図7には、図5、図6、図23、図24で示した各機能ブロックが、ハードウェア上、どのように実現されているかを示す。各装置は、例えば、CPU(処理部)93と、メモリ92と、ディスクストレージと、各インタフェース97、98、99とを有する。また、各装置は、入力部、出力部、表示部等を有してもよい。
図5、図6、図23、図24に示した種々の機能ブロックの動作は、図7に示すメモリ92の処理モジュール群95に収納されており、動作時にはCPU93がその動作手順を読み出して実行する。個々の処理モジュールが動作する際に必要な情報は、ハードディスク等のディスクストレージ上に保存された恒久的な情報管理テーブル103、及びメモリ92上の一時的な情報管理テーブル94に格納されており必要に応じて読み出し、書き込みが行われる。また、41〜44に示す情報端末が実際に文字通信を行う際には101に示すキーボード・マウス等の入力部をマウス・キーボード入力インターフェース98に接続して利用する。また、音声、映像通信を行う際には102に示すスピーカ、マイク、PCカメラなどのデバイスを音声・映像入出力インターフェース99に接続して利用する。実際のデータはデータバス96を経由してCPU93に転送され処理が行われる。また、IPネットワーク46にはネットワークインターフェース97を経由して接続する。
図8は、図3に示した動作実施の形態の動作シーケンス図である。図8のシーケンスにより図3の動作内容の詳細を説明する。
まず始めに、各ユーザがシーケンスの動作に入る前に事前に保持しているプライベートな関係情報、及び関係情報・共有可否情報管理サーバが保持しているパブリックな関係情報について説明する。
図9は、入退室管理テーブル141の構成例である。入退室管理テーブル141は、電子会議室の会議室IDと参加ユーザであるUserのIDを対応して記憶する。
図10は、各ユーザが保持するプライベートな関係情報の例を示すテーブル151の構成例である。
本テーブル151は、関係情報の所有者とフィールド152に示すユーザIDを持つユーザとの関係を記述している。フィールド152には相手のユーザIDを示す。フィールド153には対象ユーザIDの外部公開している名称(例えば、姓、氏名)を示すが、本フィールドについては後述詳細を説明する。フィールド155には各関係情報の公開レベルを示す。公開レベルについてはフィールド153同様、後述詳細を説明する。尚、テーブル151に記載する情報は例えば、各ユーザの情報端末にインストールされて電子メールソフトに保存された電子メールの送受信情報を各ユーザが各自、自分が所有する情報端末上で分析して生成させることもできる。例えば、取得源をフィールド154に記憶してもよい。なお、本実施の形態では、テーブル151に記載された情報の生成方法については特に制限せず、どのような方法で取得しても構わない。また、テーブル151の構成についてもシステムによっては仲介パス検索をより高度に行うために、例えばお互いの信頼度や親密度の様な人間関係を示すための様々な情報が付加される可能性が考えられるが、基本的に152のようなフィールドを持ち、関係を持つ相手が分かれば、テーブルスキーマはどのような構成でも構わない。
図11は、関係情報・共有可否情報管理サーバ21が保持するパブリックな関係情報の例を示すテーブル161、167の構成例である。
テーブル161では、同一レコード上のフィールド162で示すユーザIDとフィールド163で示すユーザIDに関係があることを示す。また、テーブル167は、フィールド168に記述されたユーザIDがどのような名称で公開されているかをフィールド169に示したテーブルであるが、本テーブルについては後に詳細を説明する。尚、テーブル161に記載する情報は例えば、学会論文や特許文献等公開された情報の共著関係や参照関係を自動的に分析して関係情報を生成する又は手動で入力する方法等をとることができる。例えば、論文や特許文献、研究報告から著者名を抽出し、テーブル167を参照してユーザIDに変換し、テーブル161に登録してもよい。なお、本実施の形態では、テーブル161に記載された情報の生成方法については特に制限せず、どのような方法で生成しても構わない。なお、すでに公開された情報以外にも、公開予定の情報、公開されることが想定される情報等をさらに用いてもよい。また、テーブル161の構成についてもテーブル151と同様、システムにより人間関係を示すための様々な情報が付加される可能性が考えられるが、基本的にテーブル162、163のようなフィールドにより、関係を持つ2ユーザを示す情報が存在すれば、テーブルスキーマはどのような構成でも構わない。
1−1.第1の動作パターン
次に、シーケンス図の各ステップについての具体的な動作内容を説明する。
まず、情報端末41は、多人数会議制御サーバ21に会議室入室要求を送信する(ステップ111)。会議室入室要求は例えば、入室する会議室Aの会議室ID(例えば、confA)と、ユーザIDとを含む、より具体的には、UserAの所有する情報端末41の図5に示すコミュニケーション制御部52の会議室入退室制御部56が、図3の25に示す電子会議室Aに入室する為に、会議室への入室要望の作成を情報送受信制御部53の多人数コミュニケーション制御情報分析・構築部58に指示する。情報端末41は、多人数コミュニケーション情報送受信部62経由でステップ111において多人数会議制御サーバ21に対して入室要求を送信して、電子会議室Aに入室する。
多人数会議制御サーバ21は、会議室入室要求を受信し、受信された会議室入室要求内の会議室IDと、ユーザIDとを入退室管理テーブル141に記憶する。より具体的には、多人数会議制御サーバ21は、図23の会議室入退室情報送受信部296でステップ111の要求を受信すると、その内容を会議室入退室情報分析・構築部295で分析し、会議室管理部291の会議室入退室管理部294に通知する。会議室入退室管理部294は、この要求を受け付けると会議室情報・入室ユーザ情報管理部293で管理する図9に示す様な会議室の入退室管理テーブル141に、図3の25に示す電子会議室Aの会議室IDと参加ユーザであるUserAのIDをそれぞれフィールド142、143にペアで記憶し、UserAが会議室へ入室したことを記録する。
また、会議室入退室管理部294はUserAが電子会議室Aに入室したことを示す会議室情報を、会議室入退室情報分析・構築部295で情報を構築して、会議室入退室情報送受信部296から関係情報・共有可否情報管理サーバ16に送信する(ステップ112)。例えば、会議室情報は、会議室IDとユーザIDを含む。関係情報・共有可否情報管理サーバ16は、会議室情報を受信し、テーブル144に登録する。より具体的には、関係情報・共有可否情報管理サーバ16はステップ112で送信された情報を図6の情報送受信機能73内の共有判断情報送受信部83で受信し、共有判断情報分析部80で分析し、その内容を共有判断部74の共有判断情報管理部87に通知する。共有判断情報管理部87は受信した情報を内部に保持する。結果、共有判断情報管理部87は多人数会議制御サーバ21が持つ図9に示した会議室の入退室管理テーブル141と同じテーブル144を内部に保持する。なお、本実施の形態では本ステップで動作した共有判断情報送受信部83、共有判断情報分析部80、共有判断情報管理部87は、一例として、多人数会議制御サーバ21が保持する電子会議室への入退室情報をそれぞれ受信、分析、保存しているが、取り扱う情報は本実施の形態での情報には限定しない。他のシステムでは共有判断情報が電子会議室への入退室情報で無い場合もあり、その場合、各機能ブロックは各システムでの共有判断情報を受信、分析、保存する。
ステップ113、114、及び115、116は、UserBの情報端末42、UserCの情報端末43がステップ111と同様、多人数会議制御サーバ21に対して、図3の25に示す電子会議室Aへの入室要求を送信し、その情報を関係情報・共有可否情報管理サーバ16に送信しているが、これらステップでの情報端末と各サーバの動作についてはステップ111、112と同様である。
ステップ111から116の結果、多人数会議制御サーバ21の会議室情報・入室ユーザ情報管理部293、及び関係情報・共有可否情報管理サーバ16の共有判断情報管理部87では図9のテーブル141、144の様にUserA、UserB、UserCが同じ会議室に入室している情報を保持する。本例では図3の25に示す電子会議室Aの会議室IDを”ConfA”、UserA、UserB、UserCのユーザIDをそれぞれ”sip:UserA@abc.com”、”sip:UserB@abc.com”、”sip:UserC@abc.com”としている。本実施の形態では、関係情報・共有可否情報管理サーバ16は、テーブル144の様にUserA、UserB、UserCが同一会議室に入室していることを確認することで、3ユーザが現在信頼関係を持っており、各ユーザのプライベートな関係情報が共有可能であると判断できる。
その後、電子会議室Aに入室した各ユーザは、例えば、電子会議室A内で文字チャットを行う(ステップ117〜122)。例えば、UserAが発言を行う時は、UserAが所有する情報端末41のキーボード101で入力された文字が、図5のコミュニケーション制御部52の文字・音声・映像情報入出力部57へ伝達される。また、情報送受信制御部53のコミュニケーション情報構築・分析部59で文字チャット用のプロトコルに合った情報形式を構築し、多人数コミュニケーション情報送受信部62から送信される。このようにして送信された情報は、図8のステップ117のように多人数会議制御サーバ21に送信される。多人数会議制御サーバ21は、ステップ117で受信した文字情報を図9のテーブル141に登録された情報を確認し、UserAと同じ会議室Aに入室しているUserB、及びUserCに対してステップ118で転送する。他のユーザのメッセージについても同様であり、UserBの発言についてはステップ119、120で、UserCの発言についてはステップ121、122で同じ電子会議室に入室している他ユーザに対して転送される。
ステップ124では、この様な文字チャットで、例えばUserAが発言の中で出た来週に開催される”○×展示会”の詳細が気になり、キーワードとして選択したとする。例えば、キーワードが直接入力されてもよいし、チャット中の文字、単語を選択候補としてもよく、そのひとつが選択されるようにしてもよい。
情報端末41は選択されたキーワードと、自らのユーザIDとを含むKnow−Who検索要求を送信する(ステップ125)。例えば、UserAが所有する情報端末41は、図5のKnow−Who検索部54のKnow−Who検索制御部64で、気になった”○×展示会”をキーワードとしたKnow−Who検索要求を情報送受信制御部53のKnow−Who検索情報構築・分析部60で構築し、それをKnow−Who検索関連情報送受信部63経由でステップ125においてKnow−Who検索サーバ22に送信する。
その後、Know−Who検索サーバ22は、ステップ125で送信された情報を図24の情報送受信制御部301のKnow−Who検索関連情報送受信部304で受信する。次に、その要求の内容をKnow−Who検索関連情報分析・構築部303で解析し、Know−Who検索制御部302に通知する。Know−Who検索制御部302は通知を受けるとステップ126でKnow−Who検索を開始する。例えば、受信されたKnow−Who検索要求に含まれるキーワードに対応するユーザ(目的人物)を取得する。なお、Know−Who検索の方式については本実施の形態では限定せず、どのような方式でも構わない。本例ではKnow−Who検索の結果、図3の11に示すUserEが目的人物であったとする。本例ではUserE一人が目的人物であった場合を示すが、もし複数人物が目的人物の候補として挙がった場合、全ての候補を通知してもよい。
次に、Know−Who検索サーバ22は、Know−Who検索結果を関係情報共有可否情報管理サーバ16に送信する(ステップ127)。この情報には目的人物(この例ではユーザE)と、仲介を希望する人物(この例ではユーザA)のユーザIDが記載されている。さらにキーワードを含んでもよい。Know−Who検索サーバ22は検索結果を図24に示す情報送受信制御部301のKnow−Who検索関連情報分析・構築部303で送信情報を構築した後、Know−Who検索関連情報送受信部304からステップ127で関係情報・共有可否情報管理サーバ16に送信する。
送信された情報は図6の情報送受信機能73内のKnow−Who検索送受信部81で受信し、その後、Know−Who検索情報構築・分析部78で内容を解析して仲介人物情報制御・算出部72の仲介パス算出部85に通知される。
仲介パス算出部85はまず、関係情報管理部84に保存されたパブリックな関係情報161を検索する。パブリックな関係情報を図11のテーブル161に示す。仲介パス算出部85はこのテーブルから目的人物であるUserEに対応する仲介人物候補を検索する。本例ではテーブル161のフィールド162、163を確認した結果、レコード170でUserEと関係する人物にsip:UserD@abc.comで示されるUserDと、sip:UserH@abc.comで示されるUserHとが存在する事が分かる。よって、本例ではパブリックな関係情報から仲介候補者をUserD、UserHと判断する。
次に、仲介パス算出部85は、プライベートな関係情報からさらに詳細な仲介人物を検索するために、仲介希望人物を確認して、図6に示す共有判断部74の共有判定部88に問合せを行う。本実施の形態では1に示すUserAが仲介希望人物である。共有判定部88は問合せを受けると、共有判断情報管理部87に蓄積された共有判断情報144を確認し、UserAがどのユーザと関係情報を共有できるかを確認し、仲介パス算出部85に共有可能なユーザIDを通知する。本実施の形態では前述で、共有判断情報144は図9のテーブル141と同様の情報を有しており、同一電子会議室に入室しているユーザ同士が関係情報を共有できると判断すると説明した。よって本実施の形態ではテーブル144の記述通り、UserAは同一電子会議室に入室しているUserB(sip:UserB@abc.com)、UserC(sip:UserC@abc.com)と関係情報を共有できると判断される。なお、関係情報共有可否情報蓄積サーバ16はテーブル144を有さず、多人数会議制御サーバ21に問い合わせてもよい。また、パブリックな関係情報で求められたユーザのひとりと、電子会議室Aに入室しているユーザのひとりが同じ場合には、以下のステップ128、129を省略してステップ130へ移ることができる。
本実施の形態ではさらに、関係情報の共有について、単純な可否だけでなく、共有レベルを設定して、段階的に共有範囲を変化させることも可能である。共有レベルを設定する場合、共有判断情報管理部87は、図9のテーブル141の他に、図12に示すテーブル171のような共有レベルを判断するためのテンプレートテーブルを保持する。本テーブル171は、フィールド172に会議室ID、フィールド173に共有レベルが対応して記述されている。このテーブル171を利用して、各電子会議室において各ユーザが同一会議室に入室していた場合の共有レベルを判断する。本実施の形態では、図3の電子会議室Aは前述の通り、会議室IDが”ConfA”であるので、テーブル171より共有レベルは3であると判断できる。
また、図10のテーブル151に示す各ユーザが持つ他人との関係情報の公開レベルフィールド155には、ユーザが自分と他人との各関係情報の公開可能レベルが記述されている。例えば、レコード156に示す関係情報については公開レベルフィールド155の値が3であるので、3以上の共有レベルで関係情報を共有中の他ユーザにしか公開されない。本例では共有レベルの値を数字で表しているが、表現方法は制限しない。しかし、どのような表現方法を取ったとしても、各ユーザは他ユーザの関係情報について、公開レベルが設定された共有レベル以下の者のみ参照可能となる。このように共有レベルを設定すると、各ユーザが他人との関係情報に重要度を付けることが可能となり、公開レベルを関係単位で詳細設定可能となる。この公開レベルは例えば、電子メールの内容をテキスト解析し、送受信されている電子メール情報の内容がどの程度フォーマルな内容であるかを確認し、フォーマル度に合わせて、フォーマルな関係なら公開範囲を広げ(公開レベルを小さく設定し)、逆にインフォーマルな関係なら公開範囲を狭める(公開レベルを大きく設定する)ポリシで設定する方法が考えられる。公開レベルの付与方式については本実施の形態では特に制限せず、どのような手段を用いても構わない。
関係情報・共有可否情報管理サーバ16は、共有可能と判断されたUserB、UserCに対して、仲介経路の有無を問い合わせる(ステップ128)。この問い合わせのためのメッセージには目的人物がUserE、仲介候補者がUserD、UserHである事が記述されている。
関係情報・共有可否情報管理サーバ16の仲介パス算出部85は、関係情報問い合わせ制御部86に対して問合せ指示を出す。関係情報問い合わせ制御部86は、共有関係が確認できたUserB、UserCに対して、目的人物間の仲介が可能であるかどうかの問合せを行うために、関係情報問い合わせ情報構築・分析部79を経由して関係情報問合せ送受信部82からステップ128でUserB、UserCに目的人物との関係を持っているかどうかの確認メッセージを送信する。メッセージには目的人物がUserE、仲介候補者がUserD、UserHである事が記述されている。また、このメッセージには、目的人物、仲介候補者の他、仲介希望者のユーザIDと現在共有中である条件も記述されている。送信先のユーザ端末が本当に共有状態である事を確認する為である。本例では図12のテーブル171の形で共有レベルの設定がされている場合で手順を説明する。共有レベルの設定がある場合は、共有レベルもステップ128で同時に通知し、問い合わせ先ユーザがどの共有レベルまでを考慮すべきかについて伝達する。
ステップ128で送信したメッセージは、UserB、UserCそれぞれが所有する情報端末42、43(内部構造を図5の51に示した)のKnow−Who検索関係情報送受信部63で受信され、人間関係情報構築・分析部61を経由して人間関係管理部55の人間関係情報入出力制御部66に通知される。人間関係情報入出力制御部66はまず、仲介希望者と関係共有の条件を確認する。共有の確認は端末が自動的に行っても良いし、ユーザに確認を求め、手動で確認しても良い。共有している事を確認すると、次に人間関係情報管理部65に保存された、自分と他人の関係情報151を検索して目的人物又はパブリックな関係情報から取得された仲介候補者に対して、仲介可能かどうかを判断する。人間関係情報管理部65ではテーブル151に示す様な各ユーザのプライベートな関係情報を保持している。図10に示すテーブル151はUserCが保持するテーブルの例であり、本例ではこのテーブルを利用して動作例を示す。テーブル151には本例で仲介候補者となっているUserDがレコード157に存在していることが確認できる。また、レコード157の公開レベルフィールド155の値は2であり、本例の共有レベル3以下である。従って、問合せに対して公開できることが確認できる。UserCが所有する情報端末43の人間関係情報入出力制御部66はテーブル151を確認した結果、パブリック情報から得られた仲介候補者UserDに仲介可能と判断する。同様にして、UserHに仲介可能と判断する。
情報端末43は、その結果を人間関係情報構築・分析部61を経由してKnow−Who検索関係情報送受信部63からステップ129で関係情報・共有可否情報管理サーバ16に通知する。UserBが所有する情報端末42についても上記と同様の処理を行い、同じくステップ129で関係情報・共有可否情報蓄積サーバ16に結果を通知する。例えば、情報端末42は、仲介不可能であることを関係情報・共有可否情報蓄積サーバ16に通知してもよい。
関係情報・共有可否情報管理サーバ16は、問合せに対する結果を各ユーザの端末42、43から受信し、仲介依頼先、仲介人物を決定して、仲介依頼を送信する(ステップ130)。仲介依頼先としてUserC、仲介人物をUserD(又はUserH)として決定する。仲介依頼は、例えば、目的人物のIDと仲介人物とのIDとを含む。さらに、キーワード、依頼者(この例ではUserA)のIDを含んでも良い。なお、本例では、パブリックな関係情報とプライベートな関係情報の双方を参照しているが、仲介経路が定まれば、いずれか一方のみでもよい。
より具体的には、関係情報・共有可否情報蓄積サーバ16はステップ129のメッセージを関係情報問い合わせ送受信部82で受信し、関係情報問合せ情報構築・分析部79経由で関係情報問合せ制御部86に通知し、さらに関係情報問合せ制御部86はその内容を仲介パス算出部85に通知する。仲介パス算出部85は、その結果を基に仲介依頼先を選定し、関係情報問合せ情報構築・分析部79経由で関係情報問合せ送受信部82から仲介依頼を送信する。本例では、ステップ130で仲介依頼をUserCに送信している。また、これら処理で、もし複数ユーザから仲介可能である通知を受信した場合、サーバは実際に仲介依頼を送信するユーザを選択するが、本実施の形態ではその選択方式の詳細は、どのような構成でも構わない。この様に、関係情報・共有可否情報管理サーバ16は、テーブル161に示す様なパブリックな関係情報と、仲介希望者との共有条件を満たす他ユーザが持つテーブル151に示す様なプライベートな関係情報とを組み合わせて最終的な仲介人物を選択し、仲介依頼を送信する。
UserCの情報端末43は、仲介依頼を受信し、受信された仲介依頼に従い、仲介人物UserDに仲介を依頼し(ステップ131)、UserDは目的人物UserEに情報提供を依頼する(ステップ132)。
例えば、情報端末43は、受信された仲介依頼に従い、UserDの情報端末48に、例えば目的人物UserEのID、依頼者UserAのID、キーワード等を含む仲介依頼を送信する。情報端末48は、情報端末43からの仲介依頼に従い、UserEの情報端末44に、例えば、依頼者UserAのID、キーワード等を含む情報提供依頼を送信する。情報端末44は、情報提供依頼を受信すると、キーワードと依頼者等を表示部に表示する。UserEは、表示された情報から依頼があることを知り、UserAに情報提供する。
なお、ステップ131、132は、上述のように端末が自動的に依頼を送信する以外にも、例えば、情報端末43がステップ130で受信した仲介依頼を表示部に表示し、表示をみたユーザCが、ユーザDに依頼するなどしてもよい。
より具体的には、UserCが所有する情報端末43は、ステップ130のメッセージを人間関係情報送受信部67で受信し、それを人間関係情報構築、分析部61経由で人間関係情報入出力制御部66に通知する。人間関係情報入出力制御部66は、その情報を端末の画面に表示し、UserCに仲介依頼を受信した事を通知する。UserCは、その情報を基にステップ131で18に示すUserDに対して仲介依頼を行う。さらにUserDは、11に示すUserEに情報提供依頼を行う。なお、ステップ131、132での具体的な依頼方法は、例えば、チャットで依頼を行う、電話で依頼を行う、直接会って依頼を行う等様々な方法をとることもできるが、本実施の形態ではその具体的な方法についてはいずれの方法でも構わない。
また、最終的にステップ133の様に11に示すUserEは、何らかの形で情報を1に示すUserAに提供する。具体的には、例えばUserEが、電子会議室Aに参加してUserAの情報端末41に対して直接情報を提供する、UserAに電話して情報提供する、UserAと直接会うアポイントを取って情報を提供する等、様々な方法が考えられるが、本実施の形態ではその具体的な方法はどれをとっても構わない。
また、もしステップ136の様に、例えばUserAの情報端末41が多人数会議制御サーバ21に対して電子会議室Aからの退室要求メッセージを送信し、それにより、1に示すUserAが電子会議室Aから退出すると、ステップ137の様に、その情報が多人数会議制御サーバ21から関係情報・共有可否情報管理サーバ16に送信される。その結果、関係情報・共有可否情報管理サーバ16が管理する図9のテーブル144からUserAが電子会議室Aに入室しているレコードが削除され、関係情報の共有が解除される。端末42、43が退室要求を送信した場合も同様である。
本例ではUserAはステップ125でKnow−Who検索要求を送信した後、全てのシーケンスが終了するまで、サーバ、及び他ユーザからメッセージを受信しない。よって、UserAには目的人物、及び仲介人物の情報は一切通知されない。このように、依頼者UserAに対して目的人物、仲介人物を通知しない事で、仲介が成立しなかった場合でもUserAには仲介人物、目的人物の情報がUserAに流出する事を防止する事が可能となる。
(第1の動作パターンの変形例)
図16は、第1の実施の形態のプライベートの関係情報の共有イメージ図である。
上述の例では、図16の217、218、219の様に各ユーザがプライベートな関係情報を保持する。関係情報・共有可否情報管理サーバ16は、211の様に保存されたテーブル144、141の情報から共有可能な他ユーザを判断し、プライベートな情報から仲介人物検索を行うためにUserB、UserCに対して、図8のステップ128で問合せメッセージを送信している。本実施の形態では別の方法として、事前にUserA、UserB、UserCが212、213、214の様に各ユーザのプライベートな関係情報を関係情報・共有可否情報管理サーバ16の内部に通知しておき、関係情報・共有可否情報管理サーバ16は内部に保存された情報を検索するパターンも考えられる。
217、218、219の様に各ユーザが自分でプライベートな関係情報を保持する場合、プライベートな関係情報を各ユーザの所有する情報端末内部で管理するので、物理的にセキュリティを確保できる。一方、212、213、214の様にサーバ16でプライベートな関係情報を保存する場合、物理的なセキュリティは確保できないが、共有可否情報211(共有判断情報テーブル144)によりアクセス制御を行う事で論理的なセキュリティを確保する事が可能である。また、サーバ16側で保存した場合、図8のステップ128、129に示すシーケンスを省略する事ができ、通信コストを削減する事が可能となる。サーバ16でプライベートな関係情報を保持する場合、各端末41〜43は、自身が持つ関係情報をサーバ16に登録する必要がある。本実施の形態ではそのタイミングについては特には問わないが、例えば、各端末41〜43が関係情報を算出する度にサーバ16に対して新たに算出した内容を登録する方法が考えられる。
1−2.第2の動作パターン
図13は、図8に示すシーケンス図の134で囲んだ部分についての2つ目の動作パターンのシーケンス図である。このシーケンスは図8の例と比較してステップ125〜129の動作は同様である。上述の例では、図8のステップ130で関係情報・共有可否情報管理サーバ16がUserCに対して仲介要求メッセージを送信していたが、本例では、まず一旦ステップ182で関係情報・共有可否情報管理サーバ16がUserAに対して検索の結果得られた仲介人物を通知する。その後、ステップ183でUserAが直接UserCに対して仲介要求を送信する。図8のパターンでは仲介要求時、UserAに対して仲介人物であるUserC、UserDのID、及び目的人物であるUserEのIDをUserAに送信する必要が無かったため、IDを隠したままでのシーケンス実行が可能であった。しかし、本シーケンスパターンでは、UserAがUserCにステップ182で直接仲介依頼するので、UserAは少なくとも第1仲介人物であるUserCのIDは知っている必要がある。関係情報・共有可否情報管理サーバ16は、ステップ182において、UserCのIDをUserAに通知してもよい。一方、第2仲介人物であるUserD、及び目的人物であるUserEのIDは、図25に示す方法を用いる事で通知しないでシーケンスを実行する事が可能となる。以下、図25の動作について順を追って説明する。
図25は、本動作パターンの仲介形式の説明図である。図26は、仲介IDテーブルの構成例である。
図25では、まず、関係情報・共有可否情報管理サーバ16が仲介人物の候補を算出すると、図13のステップ181でこれら仲介経路に対してサーバ内部で一意の仲介IDを割り振り、図26の331に示すテーブルの内部でレコード336のような形式でその情報を保持する。図26の332が一意の仲介IDであり、333、334、335は仲介経路である。333〜335については仲介経路上の人物の人数に応じてフィールドの数が変化する。例えば仲介者が3人いる場合、本例では省略しているが335の右隣りには”第3仲介者”を記述するためのフィールドが用意されており、そのフィールドに第3仲介者のIDを記入する。レコード336の例では、仲介元としてUserAのIDが記憶され、仲介者としてUserC、UserDのIDが記憶され、また、目的人物としてUserEのIDが記憶される。なお、これらの各情報は、ステップ127で受信される情報や、パブリックな関係情報、UserB、Cからの問い合わせに対する返信の情報を用いることができる。
次に、関係情報・共有可否情報管理サーバ16は、11に示すUserAに対してステップ311で仲介人物の候補(ここでは、例えばUserC)、目的人物を通知する。本動作は図13のシーケンス図のステップ182に相当する。図25の319はこのステップで送信される情報である。この情報には仲介者の候補であるUserC、UserHのID、及び各仲介人物を仲介する場合の仲介IDが記述されている。UserAはこれら候補の内、誰に依頼を出すかを選択して仲介依頼を送信する。この様に図13のシーケンスパターンでは、複数の仲介人物候補が見つかった場合、UserAが実際に誰に対して仲介を依頼するかを自分で選択できるメリットがある。本例ではUserAはUserCを選択した事とする。
そこでUserAはステップ312でUserCに対して仲介依頼を送信する。本ステップは図13のシーケンス図のステップ182に相当する。図25の320はこのステップで送信される情報である。この情報には319に示した情報の中の仲介ID情報が付与されている。ステップ312で仲介依頼を受信した3に示すUserBはステップ313で受信した仲介ID情報から仲介経路を特定するために、関係情報・共有可否情報管理サーバ16に対して仲介IDを送信する。本ステップは図13のステップ184の動作に相当する。
関係情報・共有可否情報管理サーバ16は、図26の331に示すテーブルを検索し、受信した仲介IDから仲介経路を確認する。本例ではレコード336の仲介IDフィールド332の値が受信した仲介IDと一致することが確認できる。関係情報・共有可否情報管理サーバ16は、仲介依頼の送信元がUserA、仲介経路を要求するユーザがUserCである事を確認し、レコード336からUserCが次に取り次ぐユーザ名とIDをステップ314でUserCに返信する。本動作は図13のステップ185に相当する。本例ではUserCが取り次ぐ仲介人物はフィールド335に記述されたsip:UserD@abc.comのIDを持つUserDであるので、その事を321の様に記述してUserCに返信する。
その後、UserCは、ステップ315(図13のステップ131)の様に次の仲介人物UserDに仲介依頼を送信する。UserDは、上述のUserCの場合と同様に、関係情報・共有可否情報管理サーバ16にステップ316(図13のステップ186)で仲介経路を問合せ、ステップ317(図13のステップ187)で322に示す様な情報を受信する。UserDは、最終的にステップ318(図8のステップ132)でUserEに対して情報提供依頼を行う。ステップ315〜317についてはステップ312、313、314と同様である。ただし、322にはUserDが次に取り次ぐユーザは仲介人物ではなく、目的人物であるので、その事が記述されており、UserDはその情報を確認して次の取り次ぎ先には仲介依頼ではなく、情報提供依頼を行う。
尚、上記の例では仲介IDを利用して仲介作業を実現したが、仲介IDを利用しなかった場合、図13のステップ181、184、185、186、187、及び図25の313、314、316、317のシーケンスは発生しない。
この様な仲介希望者が直接仲介依頼を出すシーケンスパターンでは、上記の仲介人物を選択できるメリットに加えて、仲介依頼時に目的の詳細を直接仲介人物に伝える事ができるメリットもある。
また、本例では、仲介希望者Aに対して直接依頼する人物C以外の仲介人物Dと目的人物EのIDを通知しない方法について説明したが、セキュリティレベルを考え、公開しても問題ない場合、例えば図25の319や320に仲介人物のID、目的人物のIDを付与して送信しても構わない。IDを付与した場合、図25のステップ313、314、316、317の様に関係情報・共有可否情報管理サーバ16に対して仲介経路を問い合わせる必要は無くなる。
さらに、上記の様に目的人物EのIDまでを仲介希望者Aに公開すべきでない場合も存在する。例えば、仲介人物C、Dが目的人物への仲介を行う際、目的人物がプライベートで所有する携帯電話に電話をするような場合は仲介希望者に対して目的人物のIDである携帯電話の電話番号までを公開すべきではない。この様な場合、仲介希望者に対して、目的人物のIDを公開するのではなく、目的人物の氏名など、秘匿性の低い情報のみを公開することも可能である。関係情報・共有可否情報管理サーバ16がパブリックな関係情報に加えて、図11のテーブル167の様に、ユーザIDフィールド168とユーザの氏名のような公開名を記述するフィールド169の組み合わせを保持し、目的人物と判断されたユーザのIDからフィールド169の情報を検索し、その情報だけを仲介希望者に通知する。テーブル167の情報は、一例として、会社が保持する社員情報データベースから取得し、事前にテーブル作成しておく事で構築する方法が考えられる。この様な動作を行う事で、仲介希望者には目的人物の名前だけを通知し、実際のIDは通知せずに済む。仲介希望者は目的人物の名前からどのような人物かを判別できる場合もあり、関係情報・共有可否情報管理サーバ16から複数の目的人物が提示された場合、誰に対して情報提供を依頼するかを判断する材料にする事が可能となる。
1−3.第3の動作パターン
図14は、図8に示すシーケンス図の134で囲んだ部分についての3つ目の動作パターンのシーケンス図である。このシーケンスは図8の例と比較してステップ125〜127の動作は同様である。ステップ193でパブリックな関係情報から仲介経路候補を検索した後、ステップ194でその結果をUserAに返信している。図8のステップ128、129で行っているプライベートな関係情報からの仲介人物絞込みはUserAがステップ195、197で行う。その後のステップ183の仲介要求送信は図13と同じであり、ステップ131の仲介依頼は図8と同じ動きとなる。
図14の様に、UserAが直接他ユーザに対してプライベートな関係情報の問合せを行う場合、共有可否の判断は図9のテーブル141に示す様な関係情報・共有可否情報管理サーバ16上のデータベースで判断するのではなく、UserAは自分自身で現在誰と関係情報を共有しているかを判断できる。これはUserAに対して仲介ユーザや目的ユーザのIDは公開されるが、UserAが自分の判断で関係情報の問い合わせ先を選択する、目的人物を選択することが可能となり、UserAにとってのユーザビリティは向上する。また、本例でも関係情報の問合せ先ユーザ(本例ではUserB、UserC)はUserAに対して自分と他人との関係情報を公開するかを判断できるので、UserB、UserCが持つ関係情報はアクセスコントロール可能である。
本例ではUserAは自分が、現在どの電子会議室に入室しているかを管理しており、さらに現在入室中の電子会議室の他メンバも把握している。UserAは自分自身が保持するこれら情報から共有相手を判断して、その結果、ステップ195でUserB、UserCに対して問合せを行っている。また、UserB、UserCも同様、UserAが同一会議室に参加している事を自分で把握している。UserB、UserCはUserAからの問合せに対してステップ196で共有可否を判断し、共有可能な場合、ステップ197で返信している。本シーケンスパターンでは、UserAは自分でプライベートな関係情報の問合せ先を選択する事が可能である。例えば、各ユーザが自分の頭の中で持っている友人、飲み友達の情報等、各ユーザの電子会議室への入退室情報の様な関係情報・共有可否情報管理サーバ16のデータベース上で管理できない情報や実際に仲介してくれるかどうか、仲介能力があるかどうか等、データベース上では表せない様々な情報を基にプライベートな関係情報問合せ先を選択できる。
1−4.第4の動作パターン
図15は、図8に示すシーケンス図の134で囲んだ部分についての4つ目の動作パターンのシーケンス図である。このシーケンスは図8の例と比較してステップ125〜129の動作は同様である。図8のシーケンスでは、仲介依頼をUserCに対して送信するのに対し、ステップ201では、多人数会議制御サーバ21に対して送信する。多人数会議制御サーバ21は、ステップ202で11に示すUserEに会議室への参加要望を送信している。本パターンにより仲介者であるUserCが実際に仲介する負担を減らすことが可能となる。また、仲介依頼作業、仲介作業はサーバ16が代行して行うので、問い合わせユーザや仲介者に他ユーザのIDを通知せずに仲介作業を行うことが可能である。なお、図8のステップ132は省略できる。本シーケンスと他のシーケンスとの違いを図17を用いて説明する。
図17は、本動作パターンの仲介イメージ図である。
図17のステップ221、222、227に示す動作の流れが図15以外のシーケンスでの仲介実現方法である。ステップ221では1に示すUserA、もしくは関係情報・共有可否情報管理サーバ16が、3に示すUserCに仲介依頼を送信する。この動作は図8のステップ130、図13のステップ183に相当する。UserCはそれを基に、ステップ222で18に示すUserDに仲介依頼を送信し、UserDはステップ227でUserEに対して情報提供依頼を送信する。これら動作は図8のステップ131、132に相当する。
図15に示すシーケンスでは、関係情報・共有可否情報管理サーバ16はUserCではなく、電子会議室へのユーザ入退室を管理する多人数会議制御サーバ16、もしくは通信セッションを管理するSIPサーバ47に、ステップ223で自動での仲介依頼を送信する(図15のステップ201)。これらサーバは、その情報を受信するとステップ224の様にUserEに対して情報提供の依頼と電子会議室への参加要請を送信する(図15のステップ202)。225は、その内容の一例である。225では情報提供を希望するユーザはUserA、仲介人物はUserC、UserDである事と、必要とする情報と、情報提供を行うために電子会議室Aに参加して欲しい事が記述されている。11に示すUserEはこのメッセージを受信し、自分が所有する情報端末44を利用してステップ226の様に会議室に参加して情報を提供する。この時、多人数会議制御サーバ16やSIPサーバ47はSIPの制御メッセージを用いて通信セッションを制御して、UserEが情報提供を許可した場合、自動的に電子会議室Aに参加できるように通信を制御する。
2.第2の実施の形態
図18は、図3の例における図8に示すシーケンス図の135で囲んだ部分について、異なる手段で共有可否情報を収集した場合の概念図である。
本システムは、関係情報・共有可否情報管理サーバ16と、Know−Who検索サーバ22と、受信機231と、プレゼンスサーバ232と、各ユーザが所持するRFID(Radio Frequency Identification)タグ242〜244とを備える。
図3の例では、関係情報・共有可否情報管理サーバ16は、電子会議室への入退室情報を基に、各ユーザ間のプライベートな関係情報の共有可否を判断していた。本実施の形態(図18の例)では、各ユーザは電子的な会議室でチャットを用いて議論するのではなく、本当の会議室(例えば第2会議室233)に集合して直接面と向かって議論を行っている。また、会議室にはその会議室に現在どのユーザが入室しているかを把握するために例えば、RFIDの様な無線信号を感知する受信機231が設置されている。この受信機231で受信した情報はプレゼンスサーバ232へ送信され、各ユーザのプレゼンス情報として取り扱われる。本例では入退室を把握するための方法としてRFIDによる各ユーザの現在位置把握を例として挙げているが、本実施の形態ではその方法については他のものでも構わない。例えば、各ユーザが位置情報を端末等から入力して、プレゼンスサーバ232がこれを管理してもよい。
また、”プレゼンス情報”とはその名の如く、各ユーザの”存在”を他ユーザに通知するための情報であり、具体的には各ユーザの現在位置や現在状態、その他様々な自分の存在を示す情報である。この”プレゼンス”を他のユーザに対してリアルタイムに通知することでお互いの現在状態を把握することが可能となる。これらプレゼンスの概念と通信技術はIM(Instant Messaging)技術から発展した。IM、及びプレゼンスの概念についてはIETF(Internet Engineering Task Force)のimpp(Instant Messaging and Presence Protocol)ワーキンググループを中心に標準化が行われている。imppワーキンググループで標準化された内容は、例えばRFC(Request For Comment)2778、2779に記述されている。また、具体的なプレゼンス通信技術についてはimppで規定された概念を基に、様々なIETFのワーキンググループで議論、標準化が行われている。本例ではRFIDで取得した情報をプレゼンス情報として取り扱い、プレゼンスサーバ232に保存する。関係情報・共有可否情報管理サーバ16はこのプレゼンス情報を基にして各ユーザのプライベートな関係情報の共有可否を判断する。なお、RFIDによる電波送受信以外の手段で各ユーザのプレゼンス情報を取得して、それを利用する事も可能である。また、現在の忙しさの状態や気分等、位置情報以外のプレゼンス情報を共有可否情報として利用する事も可能である。
図19は、本システムのネットワーク構成図である。第2会議室233に設置されたRFIDの受信機231、プレゼンスサーバ232、関係情報・共有可否情報管理サーバ16、Know−Who検索サーバ22、UserA、UserD、UserEがそれぞれ所有する情報端末241、245、246はIPネットワーク247に接続されている。但し、UserD、UserEは必ず情報端末を所有している必要があるわけではなく所有している場合、それをIPネットワーク247に接続している。また、端末241は、UserAが所有する以外にも、UserB、C所有のものであってもよいし、会議室に備えられた端末を用いてもよい。関係情報・共有可否情報管理サーバ16は、上述の第1の実施の形態と同様、例えば図10に示すようなパブリックな関係情報テーブル161、167を有している。また、各ユーザは、プライベートな関係情報を有しており、例えば、各ユーザの端末に記憶されていてもよいし、関係情報・共有可否情報管理サーバ16に予め記憶されも良い。
図20は、図8の135、136で囲んだ部分のシーケンス図である。このシーケンスは、例えば、図18の例に合わせたものである。この部分以降のシーケンスについては、例えば、図13のステップ183以降、又は、図14のステップ195以降と同様とすることができる。
図20では、UserAが所有するRFIDタグA242は、受信器231が発信する電波をユーザの第2会議室233への入室時に受信し、そのレスポンスをステップ251で受信機231に送信する。レスポンスは、例えば、RFIDタグのIDを含む。受信機231は、レスポンスを受信し、RFIDタグのIDと、自らの識別情報をステップ252でプレゼンスサーバ232に送信する。
プレゼンスサーバ232では、図21の271に示す様なテーブルでユーザのプレゼンス情報を管理している。テーブル271は、例えば、ユーザのIDと、ユーザが所持するRFIDタグのIDとが対応して予め記憶されている。本例では、受信機231から送信された情報の識別子はRFIDタグAが持つIDの0001である。よって、テーブル271のフィールド273のRFIDのID“0001”に対応する第1番目のレコードの現在位置フィールド273の記述が受信機232の設置位置に更新される。結果としてユーザIDが”sip:UserA@abc.com”のレコードが更新され、UserAのプレゼンス情報が更新される。本例ではこの様にプレゼンスサーバ232が各RFIDのIDとユーザIDの対応をテーブルで管理しており、ステップ253でRFIDの信号受信機が受信した情報をユーザIDと対応付けてユーザのプレゼンスを更新する。但し、この機能については必ずプレゼンスサーバ232が持っている必要は無く、物理的に異なるサーバ、もしくは物理的には同一サーバ内であるが、別なソフトウェアが本機能を実現しても構わない。プレゼンスサーバ232はこれらプレゼンス情報をさらにステップ254で関係情報・共有可否情報管理サーバ16に送信する。結果、関係情報・共有可否情報管理サーバ16はテーブル271と同じ情報をサーバ内部に保存する。なお、UserAが第2会議室233から退席すると、例えば他の場所の受信機が上述と同様の動作をすることによりプレゼンス情報が更新される。UserB、UserCについての処理255〜262についても、上述のステップ251〜254と同様である。
また、関係情報・共有可否情報管理サーバ16は、図22のテーブル281の様な情報を、共有レベルを管理するテンプレートとして保持する。このテーブル281は、図3の例での図12のテーブル171と同様の役割を持つ。テーブル281の見方を説明する。例えばレコード287の様にプレゼンス項目1フィールド283に「現在位置」、プレゼンス値1フィールド284に「第2会議室」が予め記述されている。また、プレゼンス項目2フィールド285には「所属」、プレゼンス値2フィールド286には「○○事業部」が予め記述されている。さらに共有レベルフィールド282には「3」が記述されている。これは、図21のテーブル271の現在位置フィールド274の内容が「第2会議室」で、さらに所属フィールド276が「○○事業部」でマッチングしているユーザ間の共有レベルが3であることを示している。
本例ではsip:UserA@abc.comのIDで示されるUserAとsip:UserC@abc.comで示されるUserCが本条件にマッチしており、共有レベルが3である。またテーブル281のレコード288を同様に見ると、「現在位置」が「第2会議室」でマッチングしているユーザ同士は共有レベルが2である事が分かる。本例ではUserAとsip:UserB@abc.comのIDで示されるUserB、UserBとUserCの間の共有レベルが2である。共有レベルとプライベートな関係情報の公開範囲との関係ついては第1の実施の形態と同様である。例えば、本例では、UserAからの目的人物Eへの仲介経路を算出するために、UserBについては公開レベルが2以下のプライベートな関係情報と、UserCについては公開レベルが3以下のプライベートな関係情報とを用いる。
この様にプレゼンス情報のマッチングを条件に共有レベルを判断することで、複数あるプレゼンス項目から様々なマッチングパターンを生成して、共有レベルを細かく制御させる事が可能となる。テーブル281でのマッチング処理による共有レベル判定動作は、本例ではステップ267で行われる。この動作は図8で示した例でのステップ128の前に行っている、図6の共有判断部74の共有判定部88による共有可否判断作業に相当する。
また、ステップ263から269までのシーケンスで示すKnow−Who検索から仲介までの動作は、例えば、図8の様に関係情報・共有可否情報管理サーバ16が仲介者経路の有無を各ユーザに直接問い合わせて、仲介経路を算出した後、仲介依頼も含めて代理で行うパターン、図13の様に仲介経路の有無を各ユーザに問い合わせて仲介経路の算出までサーバが行い、その結果を問い合わせユーザに返信し、仲介依頼作業は各ユーザが行うパターン、図14の様にサーバは目的人物の候補とサーバ内部で保持する関係情報からの仲介経路候補までのみを算出し、その結果を問い合わせユーザに返信、問い合わせユーザが仲介経路の有無を他ユーザに対して問い合わせて仲介作業まで行うパターン、図15の様に仲介の作業を各ユーザに依頼せずに自動的に仲介を行うパターン等多数のパターンのいずれかを取ることができる。
しかし、図18の例の場合、図8等で示したようなUserCに対して関係情報・共有可否情報管理サーバ16が仲介依頼を送信するシーケンスパターンを利用する事は出来ない場合もある。なぜなら第2会議室233での会議中、UserCが自らの端末を手元に所有していない可能性があるからである。その場合は、図13のパターンでのステップ183の様にUserAが直接UserCに対して仲介依頼を行う。この場合は、電子的なメッセージの送受信で仲介依頼を出すのではなく、口頭で直接仲介依頼を出す形になる。また、プライベートな関係情報は、図16のように予めサーバに記憶しておく。さらに、この様に口頭で仲介依頼を出す場合、図25の様に仲介IDを用いて目的人物をUserAに公開しないで仲介を行う事は出来ない。理由は先ほどと同様で、UserCが手元に情報端末を所有していないと、仲介IDを伝えてもIPネットワーク経由で関係情報・共有可否情報管理サーバ16に次に取り次ぐユーザを問い合わせる事が出来ないからである。
また、図16の217、218、219の様に各ユーザがプライベートな関係情報を自分の端末で保持して、UserAが図14のステップ195の様に各ユーザに直接プライベートな関係情報の問合せを行うことが出来ない場合がある。この理由も上記と同様で、UserB、UserCが情報端末を所有していない可能性、所有していてもIPネットワーク246に接続していない可能性、電源を入れていない可能性が考えられるからである。この様な場合、プライベートな関係情報は図16の212、213、214の様にサーバ側で管理し、アクセスコントロールする形でプライベートな関係情報の問合せを実現させる。
また、図15のように、自動的に仲介を行うパターンでは、例えば関係情報・共有可否情報管理サーバ16がUserEに仲介依頼を送信することができる。

上述の第1及び第2の実施の形態において、仲介依頼、情報提供依頼は、端末間で通信する以外にも、ユーザ間で直接行うこともできる。この場合、端末は、例えば検索され、受信された仲介経路に関する情報を表示部に表示し、ユーザが表示部の表示に従い仲介することも可能である。また、第1の実施の形態において、各動作パターンを適宜組み合わせてもよい。
本発明は、例えば、Know−Whoシステムに利用可能である。また、情報の開示を制御するシステムに利用可能である。
プライベートな関係情報を共有するときのイメージ図である。 プライベートな関係情報を用いて仲介パスを検出した後の仲介動作イメージ図である。 第1の実施の形態の動作概念図である。 第1の実施の形態の物理構成とネットワーク図である。 本システムの構成の一つである情報端末の機能ブロック図である。 本システムの構成の一つである関係情報・共有可否情報管理サーバの機能ブロック図である。 各サーバ、及び情報端末の装置構成図である。 第1の実施の形態のシーケンス図(1)である。 会議室の入退室情報のデータテーブル図である。 各ユーザが保持するプライベートな関連情報のデータテーブル図である。 サーバが保持するパブリックな関係情報のデータテーブル図である。 共有レベルを判断するためのデータテーブル図である。 第1の実施の形態の別パターンのシーケンス図(2)である。 第1の実施の形態の別パターンのシーケンス図(3)である。 第1の実施の形態の別パターンのシーケンス図(4)である。 第1の実施の形態のプライベートの関係情報の共有イメージ図である。 第1の実施の形態の自動仲介のイメージ図である。 第2の実施の形態の動作概念図である。 第2の実施の形態の物理構成とネットワーク図である。 第2の実施の形態のシーケンス図である。 第2の実施の形態で用いるプレゼンス情報のデータテーブル図である。 第2の実施の形態で用いるマッチング条件及び共有レベルのデータテーブル図である。 本システムの構成の一つである多人数会議制御サーバの機能ブロック図である。 本システムの構成の一つであるKnow−Who検索サーバの機能ブロック図である。 本システムの仲介IDを用いた仲介形式を表す図である。 本システムで仲介IDを用いるときに利用する関係情報・共有可否情報管理サーバに保存したデータテーブル図である。
符号の説明
1 UserA
2 UserB
3 UserC
11 UserE
16 関係情報・共有可否情報管理サーバ
18 UserD
21 多人数会議制御サーバ
22 Know−Who検索サーバ
41、42、43、44、48、51 情報端末
46 IPネットワーク
47 SIPサーバ
52 コミュニケーション制御部
53 情報送受信制御部
54 Know−Who検索部
55 人間関係管理部
72 仲介者情報制御・算出部
73 情報送受信機能
74 共有判断部
141 入退室管理テーブル
144 共有判断情報テーブル
151 プライベートな関係情報テーブル
161、167 パブリックな関係情報テーブル
171 共有レベルテーブル
231 受信機
232 プレゼンスサーバ
241、245、246 情報端末
242、243、244 RFIDタグ
247 IPネットワーク
271 プレゼンス情報テーブル
281 共有レベルテーブル
291 会議室管理部
292 情報送受信制御部
301 情報送受信制御部
302 Know−Who検索制御部
331 仲介IDテーブル

Claims (21)

  1. 送受信される電子メール又は公開されていない情報若しくは媒体に基づき作成される、他の端末又はユーザの識別情報を含むプライベートな関係情報をそれぞれ保持する複数の端末と、
    アプリケーション又はグループへの参加要求を前記端末から受信し、該端末の識別情報と該アプリケーション又はグループの識別情報とを対応付けた属性情報を記憶する第1のサーバと、
    を備え、
    該属性情報に基づき、同じアプリケーション又はグループに属する各端末が、それぞれの前記プライベートな関係情報を一時的に共有する情報共有制御システム。
  2. 請求項1に記載の情報共有制御システムにおいて、
    ユーザの識別情報と、該ユーザが知っている情報とが対応して記憶されたデータベースを有し、前記複数の端末のうちの第1の端末から情報検索要求を受信し、要求された情報を知る情報提供ユーザの識別情報を、前記データベースを参照して取得し、該情報提供ユーザの識別情報と第1の端末の識別情報とを送信する第2のサーバと、
    公開された又は公開予定の情報若しくは媒体に基づき作成される、互いに関係のある端末又はユーザの識別情報が対応付けられたパブリックな関係情報を保持し、及び、前記第2のサーバから情報提供ユーザの識別情報と第1の端末の識別情報を受信し、第1の端末が属するアプリケーション又はグループの各端末が共有する前記プライベートな関係情報と、前記パブリックな関係情報と、第1の端末が属するアプリケーション又はグループの各端末の識別情報とのいずれか又は複数を参照して、第1の端末から情報提供ユーザへ仲介するひとつ又は複数の仲介端末又はユーザの識別情報を求める第3のサーバと
    をさらに備えた情報共有制御システム。
  3. 請求項2に記載の情報共有制御システムにおいて、
    前記第3のサーバは、求められた仲介端末の識別情報に従い、該仲介端末のひとつに仲介依頼を送信し、
    前記仲介端末は、受信された仲介依頼に従い、他の仲介端末に仲介依頼を送信する、又は、第1の端末から情報提供の依頼があることを示す情報提供依頼を情報提供ユーザの端末に送信する、又は、情報提供ユーザへの仲介依頼があることを自端末の表示部に表示する情報共有制御システム。
  4. 請求項2に記載の情報共有制御システムにおいて、
    前記第3のサーバは、仲介識別子を設定し、第1の端末の識別情報と、求められた仲介端末の識別情報と、情報提供ユーザの識別情報とに対応して、設定された仲介識別子を記憶し、
    該仲介識別子と前記仲介端末の識別情報とを含む仲介候補情報を前記第1の端末に送信し、
    前記第1の端末は、仲介候補情報に従い、仲介識別子を含む仲介依頼を前記仲介端末に送信し、
    前記仲介端末は、受信された仲介依頼に含まれる仲介識別子を前記第3のサーバへ送信することで仲介先を問い合わせ、
    前記第2のサーバは、該問い合わせに従い、仲介識別子に対応する情報提供ユーザの識別情報又はさらに仲介するための他の仲介端末の識別情報を読み出し、前記仲介端末へ送信し、
    前記仲介端末は、受信された情報提供ユーザの識別情報に基づき、該ユーザの端末に前記情報提供依頼を送信する、又は、受信された他の仲介端末の識別情報に基づき仲介依頼を送信する情報共有制御システム。
  5. 請求項1に記載の情報共有制御システムにおいて、
    前記第1のサーバは、電子会議室の入退室を管理するサーバであり、
    属性情報は、電子会議室への入退室情報である事を特徴とする情報共有制御システム。
  6. 請求項1に記載の情報共有制御システムにおいて、
    前記プライベートな関係情報を各々の前記端末で保持し、該端末と前記第3のサーバが通信する事により、又は、該端末が互いに通信する事により、情報提供ユーザへの仲介端末を検索する事を特徴とする情報共有制御システム。
  7. 請求項1に記載の情報共有制御システムにおいて、
    各端末は、前記プライベートな関係情報を前記第2のサーバに登録し、
    前記第3のサーバが、属性情報に基づき、登録されたプライベートな関係情報へのアクセス制御を行う情報共有制御システム。
  8. 請求項1に記載の情報共有制御システムにおいて、
    前記端末が、前記第1のサーバに記憶された属性情報を参照し、又は、前記第1のサーバから予め受信し記憶された属性情報を参照し、同じアプリケーション又はグループに属する端末を判断することを特徴とする情報共有制御システム。
  9. 請求項1に記載の情報共有制御システムにおいて、
    前記第3のサーバが、前記第1のサーバに記憶された属性情報を参照し、又は、前記第1のサーバから予め受信し記憶された属性情報を参照し、同じアプリケーション又はグループに属する端末を判断することを特徴とする情報共有制御システム。
  10. 請求項1に記載の情報共有制御システムにおいて、
    アプリケーション又はグループ毎に共有レベルが定義され、
    前記プライベートな関係情報について、他の端末又はユーザの識別情報毎に公開レベルが定義され、
    共有レベル及び公開レベルに応じて、前記プライベートな関係情報の共有範囲を制限する情報共有制御システム。
  11. 請求項1に記載の情報共有制御システムにおいて、
    前記第3のサーバは、
    仲介端末及び情報提供ユーザを含む仲介ルートに対応して共通記号を設定し、該共通記号を第1の端末、情報提供ユーザの端末及び/又は仲介端末に配布し、該共通記号を含む問合せに対して、共通記号に対応する各ルートで公開可能な情報を返信し、各端末の情報公開を制御する事を特徴とする情報共有制御システム。
  12. 請求項11に記載の情報共有制御システムにおいて、
    公開可能な情報とは、各ユーザの名前又は公開しているユーザの識別情報であることを特徴とする情報共有制御システム。
  13. 請求項2に記載の情報共有制御システムにおいて、
    前記第3のサーバは、求められた複数の仲介端末の識別情報を前記第1の端末に送信し、
    前記第1の端末は、複数の仲介端末の識別情報のひとつを選択して、該仲介端末に仲介依頼を送信する情報共有制御システム。
  14. 請求項2に記載の情報共有制御システムにおいて、
    前記第3のサーバは、求められた複数の仲介端末の識別情報のひとつを自動的に選択し、該仲介端末に仲介依頼を送信する情報共有制御システム。
  15. 請求項2に記載の情報共有制御システムにおいて、
    前記第3のサーバは、仲介依頼を前記第1のサーバに送信し、
    前記第1のサーバは、仲介端末の識別情報と、第1の端末の識別情報とを含む情報提供依頼、又は、第1の端末が属するアプリケーション若しくはグループへの参加依頼を、情報提供ユーザの端末に送信する情報共有制御システム。
  16. 送受信される電子メール又は公開されていない情報若しくは媒体に基づき作成される、他の端末又はユーザの識別情報を含むプライベートな関係情報をそれぞれ保持する複数の端末と、
    アプリケーション又はグループへの参加要求を前記端末から受信し、該端末の識別情報と該アプリケーション又はグループの識別情報とを対応付けた属性情報を記憶する第1のサーバと、
    ユーザの識別情報と、該ユーザが知っている情報とが対応して記憶されたデータベースを有し、前記複数の端末のうちの第1の端末から情報検索要求を受信し、要求された情報を知る情報提供ユーザの識別情報を、前記データベースを参照して取得し、該情報提供ユーザの識別情報と第1の端末の識別情報とを送信する第2のサーバと、
    公開された又は公開予定の情報若しくは媒体に基づき作成される、互いに関係のある端末又はユーザの識別情報が対応付けられたパブリックな関係情報を保持する第3のサーバと
    を備え、
    前記第3のサーバは、
    前記第2のサーバから情報提供ユーザの識別情報と第1の端末の識別情報を受信し、
    受信された第1の端末の識別情報に対応するアプリケーション又はグループに属する各端末の識別情報を求め、
    該端末のプライベートな関係情報に基づき、受信された情報提供ユーザの識別情報、又は、パブリックな関係情報に基づき求められた該情報提供ユーザの識別情報に対応する第1の仲介端末の識別情報に対応する第2の仲介端末の識別情報を求め、
    求められた第2の仲介端末の識別情報に従い、第2の端末に仲介依頼を送信し、
    前記第2の仲介端末は、直接又は前記第1の仲介端末を介して、情報提供ユーザの端末に第1の端末の識別情報を含む情報提供依頼を送信し、
    前記情報提供ユーザの端末は、第1の端末の識別情報を表示部に表示し、
    表示された第1の端末の識別情報に従い、情報提供ユーザが要求された情報を第1の端末のユーザに提供することにより、第1の端末に仲介端末及び情報提供ユーザの識別情報を開示せずに、要求された情報を提供する情報共有制御システム。
  17. 各ユーザの位置情報及び/又は現在状態を含む、動的に変化する属性情報を、ユーザの識別情報毎に記憶する第4のサーバと、
    各ユーザの属性情報を、前記第4のサーバへ登録するための登録部と、
    送受信される電子メール又は公開されていない情報若しくは媒体に基づき作成される、他のユーザの識別情報を含むプライベートな関係情報をそれぞれ保持する各ユーザの端末、又は、第3のサーバと
    を備え、
    属性情報に基づき、同じ位置情報を有する又は予め定められたプレゼンス情報を有するユーザについて、前記ユーザの端末又は前記第3のサーバは、それぞれのユーザのプライベートな関係情報を一時的に共有する情報共有制御システム。
  18. 請求項17に記載の情報共有制御システムにおいて、
    前記登録部は、
    複数の無線タグと、
    前記無線タグを有するユーザが近づくことにより、前記無線タグから該無線タグの識別情報を受信し、自識別情報と受信された無線タグの識別情報とを前記第4のサーバに送信する受信機と
    を有し、
    前記第4のサーバは、
    前記受信機から受信された該受信機の識別情報から、該受信機が設置された位置情報を特定し、及び、無線タグの識別情報からユーザの識別情報を特定し、ユーザの識別情報と位置情報とを対応して記憶する情報共有制御システム。
  19. 請求項17に記載の情報共有制御システムにおいて、
    請求項1に記載の情報共有制御システムにおいて、
    ユーザの識別情報と、該ユーザが知っている情報とが対応して記憶されたデータベースを有し、第1の端末から情報検索要求を受信し、要求された情報を知る情報提供ユーザの識別情報を、前記データベースを参照して取得し、該情報提供ユーザの識別情報と第1の端末の識別情報とを送信する第2のサーバ
    をさらに備え、
    前記第3のサーバは、
    公開された又は公開予定の情報若しくは媒体に基づき作成される、互いに関係のある端末又はユーザの識別情報が対応付けられたパブリックな関係情報を保持し、及び、前記第2のサーバから情報提供ユーザの識別情報と第1の端末の識別情報を受信し、第1の端末と同じ位置情報を有する又はプレゼンス情報を有する各ユーザが共有する前記プライベートな関係情報と、前記パブリックな関係情報と、第1の端末と同じ位置情報を有する又はプレゼンス情報を有する各ユーザの識別情報とのいずれか又は複数を参照して、第1の端末から情報提供ユーザへ仲介するひとつ又は複数の仲介端末又はユーザの識別情報を求める情報共有制御システム。
  20. 請求項17に記載の情報共有制御システムにおいて、
    属性情報に含まれる各情報の組み合わせに対応して共有レベルが定義され、
    ユーザ間のプライベートな関係情報について、該ユーザの識別情報毎に公開レベルが定義され、
    属性情報に基づき共有レベルを求め、該共有レベル及び公開レベルに応じて、前記プライベートな関係情報の共有範囲を制限する情報共有制御システム。
  21. 請求項17に記載の情報共有制御システムにおいて、
    属性情報は、各ユーザの所属部署、年齢、性別のいずれか又は複数を含む各ユーザの特徴を現す静的情報をさらに含む事を特徴とする情報共有制御システム。
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