JPH10143473A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JPH10143473A
JPH10143473A JP30438896A JP30438896A JPH10143473A JP H10143473 A JPH10143473 A JP H10143473A JP 30438896 A JP30438896 A JP 30438896A JP 30438896 A JP30438896 A JP 30438896A JP H10143473 A JPH10143473 A JP H10143473A
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JP
Japan
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date
data
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calendar
display
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Pending
Application number
JP30438896A
Other languages
English (en)
Inventor
Takako Shiraishi
孝子 白石
Toru Kobayashi
徹 小林
Teruo Yamamoto
照夫 山本
Yoshihiro Ishizaki
祥浩 石嵜
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 日常生活において、妊娠週や子供の誕生後、
死後等の経過時間等の目的別のタイムテーブルを基準日
を設定するだけで自動的に通常カレンダーに日付と対応
させて表示することにより、行動予定を立てたり、健康
管理を便利にする。 【解決手段】 基準日設定手段4により設定された基準
日から起算した期間を算出する演算手段5からの情報を
第二の表示制御手段6は日付と基準日からの期間データ
を対応させて表示手段3に表示された通常のカレンダー
に表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はユーザーインターフ
ェイスを向上させた情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種のカレンダーやスケジュール
管理を行う情報処理装置は特定の日付や期間に関する行
動予定を入力し利用者にわかるように表示させるもので
あった。
【0003】たとえば特開平2−52285号公報は設
定された記念日の月日データとカレンダーによって更新
された本日の月日とが一致したと判定したとき、アラー
ム音が発生し利用者に知らせるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の装置では、
利用者はあらかじめ絶対的な月日をすべて記念日として
登録しておかなければならない。しかし日常の生活の中
で、子どもの成長や妊娠や仏事等、冠婚葬祭や行事にお
いては、子どもの誕生日や妊娠週数や死亡月日から起算
した相対的な日数や月数を元にするものが多く、これら
の記念日や行事の節目は結婚記念日や誕生日のように毎
年決まった月日に繰り返されるものでもないので、従来
のような絶対的な日付や特定の日付から継続する何日間
に関するスケジュールのようなカレンダー管理では対応
できないという課題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、特定の基準日の年月日を設定し、その基準
日から起算した日数、週数、月数、年数等の相対的な数
値を通常のカレンダーの対応する年月日に対応させて表
示させるものである。
【0006】上記構成によれば、ある特定の目的に対応
した基準日からの特定期間毎のスケジュールを管理する
場合、利用者がいちいち日数計算してカレンダーに書き
こまなくても自動的に通常のカレンダーに書き込まれて
表示されるので便利にスケジュール管理ができる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明は、年月日と曜日を示す通
常のカレンダーを作成するカレンダー生成手段と、前記
第一の生成手段からの情報に基づきカレンダーを表示さ
せる第一の表示制御手段と、前記カレンダー表示制御手
段からの情報を表示する表示手段と、特定の年月日を基
準日として設定する基準日設定手段と、前記基準日設定
手段からのデータに基づき基準日から起算した前後の日
数、週数、月数または年数等の期間に関するデータを算
出する演算手段と、前記演算手段からの情報を前記表示
手段に表示されている通常カレンダーの年月日と対応づ
けて同時に表示させる第二の表示制御手段とを備えた情
報処理装置として実施することができる。
【0008】そして、利用者がカレンダーやスケジュー
ル帳を子供の成長や妊娠週や仏事等規準となる特定の日
から起算した期間をいちいち期間を計算してカレンダー
やスケジュール帳に書き込む手間なく、自動的に算出し
て日付に対応させて表示することができる。
【0009】さらに、第二の表示制御手段は演算手段か
らの情報に基づき表示手段に表示された通常のカレンダ
ー上の対応する年月日の所定の場所へ期間に関するデー
タを表示させるものである。
【0010】そして、通常使うカレンダーやスケジュー
ル帳の日付の枠内に期間データが表示させることができ
る。
【0011】また、本発明は第二の表示制御手段は、演
算手段からの情報に基づき期間に関する特定のタイムテ
ーブルを作成し、表示手段に表示された通常のカレンダ
ーの年月日と演算手段により算出されたデータが対応す
るように特定のタイムテーブルを通常のカレンダーと並
べて同時に表示させて実施することができる。
【0012】また、本発明は使用目的に応じた特定の日
数、週数、月数、年数等の期間に関するデータに対応す
る生活行為、行事、生理的データ等の情報を予め記憶し
た第一の記憶手段を備え、第一の記憶手段からの情報を
演算手段により算出された期間に関するデータ及びカレ
ンダー生成手段による年月日データを照合し、それぞれ
対応させて表示手段に表示する第三の表示制御手段を備
えた情報処理装置として実施できる。
【0013】そして、使用目的の各期間に対応する標準
的な行事、行動や成長、健康データをなどの参照内容を
該当する個人のカレンダー時期にタイムリーに表示する
ことができる。
【0014】また、本発明は基準日設定手段は、複数の
基準日を設定する構成とし、第一の表示制御手段はそれ
ぞれの基準日に対応するタイムテーブルを基準日別にカ
レンダーの日付に対応させて表示手段に表示する情報処
理装置として実施できる。
【0015】そして、複数の子供の育児計画や記録のよ
うに基準日が異なる複数の事柄についてスケジュール管
理を行うことができる。
【0016】また、本発明は年月日に対応するスケジュ
ールや日記等を入力する入力手段と、入力手段からの情
報と演算手段からの期間データとカレンダーの日付情報
を対応させて記憶する第二の記憶手段を備え、第二の記
憶手段からの情報を表示手段に表示させる第四の表示手
段を備えた情報処理装置として実施できる。
【0017】そして、期間に関するデータが日付に対応
させて表示されたカレンダーやスケジュール帳で実際に
行動予定や健康、成長データを新たに記録することがで
きる。
【0018】また、本発明は使用目的を同じくする内容
について新たに設定された第二の基準日について演算手
段が算出した基準日からの期間に関するデータと第二の
記憶手段にすでに記憶されている内容に対応する期間に
関するデータが一致するものを呼び出し、新たに設定さ
れた第二の基準日データが対応するカレンダーの年月日
と対応づけて表示手段に表示させる第五の表示制御手段
を備えた情報処理装置として実施できる。
【0019】そして、同じ使用目的の内容について、す
でに記憶されている基準日からの期間データが同一の記
録内容を対応させて表示するので、過去の記録を参照し
ながらスケジュールを立てたり、健康管理を行うことが
できる。
【0020】また、本発明は、入力手段は年月日に対応
するカロリー消費量、体温、体重、血圧、血糖値、尿た
んぱく量、体脂肪率、人体寸法等の人体生理に関するデ
ータまたは体調を入力する健康情報入力手段を備え、第
二の記憶手段は前記健康情報入力手段からの情報を日付
情報と対応させて記憶し、第一の記憶手段は健康データ
の各項目毎に日数、週数、月数、年数等の期間に対応し
た標準データを記憶する標準データ記憶手段を備え、第
四の記憶手段は前記第一の記憶手段及び前記第二の記憶
手段からのデータをそれぞれが対応する期間データを同
一の軸にとった時系列のグラフを作成し表示手段に表示
するグラフ作成手段を備えた情報処理装置として実施で
きる。
【0021】そして、基準日からの時間経過に対応す
る、標準データと自分のデータを比較して参照すること
ができる。
【0022】また、本発明はカロリー消費量、体温、体
重、血圧、血糖値、尿たんぱく量、体脂肪率、人体寸法
等の人体生理に関するデータを測定する測定手段を備
え、前記測定手段はデータを送信する送信手段を備え、
健康情報入力手段は前記送信手段からのデータを受信す
る受信手段を備えた情報処理装置として実施できる。
【0023】そして、利用者は手間なく、より正確なデ
ータを管理することができる。また、本発明は第二の記
憶手段からの情報を通信手段を通じて外部サービス機関
に送受信する情報処理装置として実施できる。
【0024】そして、外部へ利用者の健康管理に関する
データがそれに対応する出産後日数や妊娠週数や術後の
経過等、データを診断する際に必要なデータと共に送信
することができる。
【0025】また、本発明は基準日設定手段は妊娠週数
または出産予定日または最終月経日を基準日として入力
可能とし、演算手段は最終月経初日、満40週を分娩予
定日または排卵日を基準日として7日を1週4週間を1
月とする妊娠期特有の演算方式に基づき妊娠週数または
妊娠月数または出産予定日までの日数を演算する情報処
理装置として実施できる。そして妊婦が自分の妊娠経過
とカレンダーの日付を対応させてスケジュール管理や健
康管理を行うことができる。
【0026】以下、本発明の実施例について図面を参照
して説明する。 (実施例1)図1は本発明の実施例1の情報処理装置の
構成図である。
【0027】図1において、第一の表示制御手段1はカ
レンダー生成手段2からの通常のカレンダーを表示手段
3に表示させ、特定の年月日を基準日として設定する基
準日設定手段4からのデータに基づき演算手段5は基準
日から起算した前後の日数、週数、月数または年数等の
期間に関するデータを算出し、第二の表示制御手段6は
演算手段5による演算結果を表示手段3に表示されてい
る通常カレンダーの年月日と対応づけて同時に表示させ
る。表示手段3としては、図2に示すようにディスプレ
イ7、基準日設定手段4としてキーボード8を用いるこ
とにする。
【0028】次に具体的な動作について説明する。使用
者は今、子どもの育児記録に本発明の情報処理装置を用
いようとしている。まず使用者は基準日設定手段4が表
示手段3に表示させた設定画面を介し、図2に示すよう
にキーボード8を用いて、項目選択の中から子どもの成
長を選択し、自分の子どもの誕生日を入力する。設定が
終了すると、演算手段5は誕生日から起算した子どもの
月齢や年齢を表示手段3に表示された通常のカレンダー
の日付に対応させて図3のように表示する。
【0029】これにより、利用者は計算してカレンダー
に書き込んだりする手間なく、子どもの月齢を知ること
ができ、お七夜、お食い初め、お宮参り、3ヶ月検診、
6ヶ月検診など誕生後の時間経過に関連した節目節目の
行事のスケジュールを立てる際に非常に便利になる。ま
た、旅行等の長期的な行動の予定を立てる際にも子ども
の生長を考慮して計画する際に便利である。演算手段5
の演算結果の表示の仕方は図3のようにカレンダーの対
応する月日の欄の所定の場所に表示しても、図4のよう
に表示9にカレンダーの年月日と対応させて並べて表示
してもよい。基準日設定手段4により、複数の基準日が
設定された場合、それぞれ別々に演算手段5からの情報
を表示できるので便利になる。子ども2人分の成長を同
時に見て参考にすることができる。特に乳幼児の育児に
用いる際は週間単位での細かな成長管理が重要になるの
で図4のように表示枠9の専用の欄に表示されると見や
すくわかりやすくなる。
【0030】(実施例2)図5は本発明の実施例2にお
ける情報処理装置の構成図である。
【0031】本実施例2は実施例1とほぼ同様の構成で
あるが、使用目的に応じた特定の日数、週数、月数、年
数等の期間に関するデータに対応する生活行為、行事、
生理的データ等の情報を予め記憶した第一の記憶手段1
0からの情報を演算手段5により算出された期間に関す
るデータと対応させて表示手段3に表示する第三の表示
制御手段11を備えている。
【0032】実施例1と同様に、育児に使用する場合を
例に具体的動作について図6を参照しながら説明する。
演算手段5からの誕生後の期間を表示枠9にカレンダー
の年月日と対応させて表示している。第三の表示制御手
段11は表示枠9に表示された期間データに対応する育
児に関する各成長過程におけるアドバイス情報を第一の
記憶手段10から呼び出し表示手段の所定の位置12に
期間の表示枠9の各期間データと対応させて表示してい
る。
【0033】これにより利用者は各時点での生活アドバ
イス情報をタイムリーに得ることができる。また、この
表示内容を参考にしながらカレンダーを見て先の予定を
立てる際に便利になる。
【0034】(実施例3)図7は本発明の実施例3にお
ける情報処理装置の構成図である。
【0035】図7において、カレンダーの年月日に対応
するスケジュールや日記等を入力する入力手段13と、
その内容の年月日に対応する演算手段5からの期間デー
タと入力内容を対応させて記憶する第二の記憶手段14
を備え、第二の記憶手段14からの情報を表示手段3に
表示させる第四の表示制御手段15を備えている。
【0036】具体的な動作について、妊娠期の生活管理
や体調管理に使用する場合を例に説明する。基準日設定
手段は妊娠週数または出産予定日または最終月経日を基
準日として設定する構成とし4、図8のような設定画面
をディスプレイ7に表示させる。この画面において利用
者は医師により妊娠週数の判定が行われた場合は、妊娠
週数設定の欄に年月日とそれに該当する妊娠週数と日に
ちを入力する。最終月経初日または分娩予定日を入力し
てもよい。演算手段5が最終月経初日を第0週0日、満
40週を分娩予定日として4週間を1月とする妊娠特有
の演算方式に基づき妊娠中の年月日に対応する妊娠週数
及び日数、妊娠月数、出産予定日までの日数等(以降こ
れらの妊娠に関する期間データを妊婦暦と呼ぶ)を演算
し、第二の表示制御手段6は演算手段5からの妊娠暦に
関する情報をカレンダーの日付と対応させて図9のよう
にディスプレイ7に表示する。ただしこの妊娠週数の演
算方式は本発明を拘束するものではない。
【0037】従来、妊婦は妊娠週数に応じた生活や体調
管理が大切であるため、既存のカレンダーやスケジュー
ル帳に妊婦が自分の妊娠週や分娩予定日に合わせて、妊
娠週数を40週分も書き込んでオリジナルな妊婦手帳を
作るケースが多い。最近では妊娠週数は超音波で見た胎
児の大きさで判断するようになり、しばしば妊娠途中で
妊娠週数や分娩予定日が変わる。本実施例3の情報処理
装置によれば日付に対応させた妊娠週数を入力するだけ
で自動的にスケジュール管理ができるカレンダーの日付
に対応させて妊娠暦を表示するので、自分で計算して書
き込む作業が不要で途中での変更も容易に対応できるの
で妊婦の健康管理、スケジュール管理にたいへん便利で
ある。
【0038】さらに第一の記憶手段10は妊婦暦に対応
した胎児の様子、妊婦の生活上の注意、出産準備につい
ての内容を記憶しており、演算手段5からのデータに基
づき対応する妊娠時期の内容を第一の記憶手段10から
呼び出し、図9のようにディスプレイ7に表示された通
常のカレンダーの日付及び妊娠暦に対応させて表示す
る。
【0039】利用者が入力手段13を通じてカレンダー
表示された年月日における体調やスケジュール等を入力
すると、第二の記憶手段14は入力手段13からの情報
とカレンダー生成手段2からの日付情報と演算手段5か
らの演算結果とを対応付けて記憶し、第四の表示制御手
段15は第二の記憶手段14からの情報をディスプレイ
7に図9のように表示する。
【0040】利用者は自分のオリジナルな妊娠週カレン
ダーに対応してその時期のアドバイス情報等が一目で見
ることができる。スケジュールも同じ画面を見ながら入
力できるので、妊娠中の生活管理や体調管理に非常に便
利である。
【0041】(実施例4)図10は本発明の実施例4に
おける情報処理装置の構成図である。
【0042】図10において、第五の表示制御手段16
は同様の目的で使用するために新たに設定された基準日
に関する演算手段5からの期間データと既に記録されて
いる別の基準日に対応する期間データを比較して、期間
データを同じくする記憶内容を第二の記憶手段14から
呼び出し、新たに設定された基準日について表示された
カレンダーに期間データが一致するように対応させて第
二の記憶手段14からの記憶内容を表示させる。
【0043】次に動作について実施例3と同様妊娠期に
使用する場合を例にとって説明する。実施例3と同様に
利用者は基準日設定手段4より基準日を設定する。第五
の表示制御手段16は第二の記憶手段14に記録された
過去の妊娠記録から新たに設定された妊娠に関するカレ
ンダーの妊娠暦の妊娠週数や日数が一致する記憶内容を
呼び出し、スケジュールカレンダーに妊娠週数や日数が
一致するようように表示する(図11の過去の記録の表
示欄17)。
【0044】妊娠のような特別な時期においては過去の
妊娠の体験や知人友人の体験はたいへん参考になる。特
に妊娠の時期毎に体調や生活が変化するので、同じ妊娠
の時期における体験が重要になる。そこで、本実施例4
によれば妊娠週が一致するように過去の記録を表示する
ので過去の自分の妊娠の際や知人の妊娠の際の体験を参
考に妊娠における生活管理や健康管理やスケジュール管
理に役立てることができる実質的で役に立つ情報処理装
置である。
【0045】(実施例5)図12は本発明の実施例5に
おける情報処理装置の構成図である。
【0046】図12において、健康情報入力手段18は
日付に対応する生理データ等の健康に関連したデータを
入力するもので、第二の記憶手段14は健康情報入力手
段18からのデータをカレンダー生成手段2と演算手段
5からのデータと対応づけて、第二の記録手段14に記
録する。
【0047】グラフ作成手段19は第二の記憶手段14
からの情報に基づき、入力されたデータを時系列でグラ
フ表示する。
【0048】また、第一の記憶手段10は健康に関連す
る各項目について基準日からの期間データに対応した標
準または正常なデータをあらかじめ記憶している標準デ
ータ記憶手段20を備えている。第三の表示制御手段1
1は標準データ記憶手段20からデータを呼び出し、演
算手段5からの期間データに対応させて表示手段3に表
示させる。また、グラフ作成手段19は第三の表示制御
手段11からの情報に基づき基準日からの期間データに
ついての標準データの時系列グラフを作成し表示手段3
に表示する。
【0049】次に動作について説明する。実施例3ない
し実施例4と同様に妊婦が使用する場合を例にとって説
明する。健康情報入力手段18は図13のようにディス
プレイ7に表示された通常カレンダーの日付に対応させ
て体重が入力できるような体重入力欄21を表示させ
る。利用者は日々の体重を入力する。入力された体重デ
ータを対応する日付情報と演算手段5が算出した日付け
に対応する妊娠週数及び日数データとともに第二の記憶
手段14に記憶する。第二の記憶手段14に記憶された
データ及び第三の表示制御手段11からの情報に基づき
グラフ作成手段19は図14のような横軸を妊娠週数と
して入力された体重のグラフ22及び標準データ記憶手
段20から呼び出した利用者の身長、通常を元に妊娠経
過に対応する正常の体重増加幅のグラフ23をディスプ
レイ7に表示する。
【0050】このように利用者は日々の体重を入力する
だけで、妊娠週数に対応する体重増加グラフを見ること
ができるだけでなく、正常の体重増加のグラフと比較す
ることもできる。妊娠期の体重の増えすぎは妊娠中毒症
や難産等の原因となり、妊婦の健康管理の上で非常に重
要である。妊婦それぞれの妊娠経過に対応した体重のコ
ントロールに役立つ情報処理装置である。
【0051】本実施例5では妊婦の体重を例にしたが、
妊婦については血圧、血糖値、胎児の長さや体重、他新
生児の出生後月日に対応した生長記録などにも使うこと
ができる。
【0052】(実施例6)図15は本発明の実施例6に
おける情報処理装置の構成図である。
【0053】本実施例6の情報処理装置は実施例5とほ
ぼ同様であるが、カロリー消費量、体温、体重、血圧、
血糖値、尿たんぱく量、体脂肪率、人体寸法等の人体生
理に関するデータを測定する測定手段24を備え、測定
されたデータは送信手段25より送信される。健康情報
入力手段18は受信手段26を備え、送信手段25から
のデータを受信する。測定されたデータは測定日付けの
情報とともに送信され、演算手段5からの日付に対応す
る期間に関するデータとともに記憶される。体重や血圧
等日々家庭で測定、記録し、トレンドを見る必要がある
データについては測定データの入力の手間が省けかつ正
確なデータを管理することができる。
【0054】(実施例7)図16は本発明の実施例7に
おける情報処理装置の構成図である。
【0055】本実施例7は実施例5とほぼ同様の構成で
あるが、利用者の健康管理をサポートする外部サービス
機関への第二の記憶手段14に記憶している内容を送信
したり、外部サービス機関からの情報を受信し第二の記
憶手段14に送信する外部送受信手段27を備えた点が
ことなる。
【0056】動作について説明する。今、本実施例7の
情報処理装置は病院や健康管理センターのような外部サ
ービス機関と通信手段を介して結ばれている。外部サー
ビス機関へは利用者が入力した健康に関するデータが妊
娠週数や乳幼児の出産後月日に関する情報や手術後の経
過期間等の情報が対応づけられて送信されるので、外部
サービス機関においては、健康に関するデータをいちい
ち利用者のカルテ等から妊娠週数や出産後の日数を算出
したり照合したりする手間なく、利用者の状況を参考に
しながら、健康データを診断することができるので非常
に便利である。また外部送受信手段27を通じて外部サ
ービス機関から送信した健康データに関する診断結果や
アドバイス情報、標準データ等を受信し表示手段3に表
示させることができ、利用者は家庭で手軽に健康管理の
指導を受けることができる。
【0057】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明の
情報処理装置によれば、次の効果が得られる。
【0058】第一の表示制御手段は年月日と曜日を示す
通常のカレンダーを作成するカレンダー生成手段からの
情報に基づきカレンダーを表示手段に表示し、演算手段
は基準日設定手段により設定された特定の年月日から起
算した前後の日数、週数、月数または年数等の期間に関
するデータを算出し、第二の表示制御手段は演算手段か
らの情報を表示手段に表示されている通常カレンダーの
年月日と対応づけて同時に表示させることにより、利用
者がカレンダーやスケジュール帳を子供の成長や妊娠週
や仏事等と規定の日付から起算した期間によって、行事
や行動や健康管理を行う際に、いちいち期間を計算して
カレンダーやスケジュール帳にかきこまなくても自動的
に算出して日付に対応させて表示するので、手間なく、
便利にスケジュールや健康管理を行うことができる。
【0059】また、第二の表示制御手段は演算手段から
の情報に基づき表示手段に表示された通常のカレンダー
上の対応する年月日の所定の場所へ期間に関するデータ
を表示させるとこにより、通常使うカレンダーやスケジ
ュール帳の日付の枠内に期間データが表示されるので、
表示スペースが少なくて済み、日付との対応もわかりや
すい。
【0060】また、第二の表示制御手段は演算手段から
の情報に基づき期間に関する特定のタイムテーブルを作
成し、表示手段に表示された通常のカレンダーの年月日
と演算手段により算出されたデータが対応するように通
常のカレンダーと並べて同時に表示させるので、タイム
テーブルがまとまって表示されているので、日々の細か
な期間データでも見やすく、わかりやすくなる。
【0061】また、使用目的に応じて、基準日からの期
間に関するデータに対応する生活行為、行事、生理的デ
ータ等の情報を予め記憶し、期間に関するデータ及びカ
レンダー生成手段による年月日データを照合しそれぞれ
対応させて表示手段に表示することにより、利用者は使
用目的に応じて、目的別の自分の時期に対応する参考に
なる内容がカレンダーの日付と対応づけて表示されるの
で、タイムリーに参照してスケジュール管理や健康管理
を行うことができる。
【0062】また、基準日設定手段は複数の基準日を設
定でき、第一の表示制御手段はそれぞれの基準日に対応
するタイムテーブルを基準日別にカレンダーの日付に対
応させて表示手段に表示するので、複数の子供の育児計
画や記録のように基準日が異なる複数の事柄についてス
ケジュール管理をする際に便利になる。
【0063】また、年月日に対応するスケジュールや日
記等を入力する入力手段を備え、入力手段からの情報と
演算手段からの期間データとカレンダーの日付情報を対
応させて表示及び記憶することができるので、スケジュ
ールを立てたり、成長記録や日記として利用する際に、
日時がどういう時期であるかを参照でき、便利である。
【0064】また、使用目的を同じくする内容について
新たに設定された第二の基準日について演算手段が算出
した基準日からの期間に関するデータと第二の記憶手段
にすでに記憶されている内容に対応する期間に関するデ
ータが一致するものを呼び出し、新たに設定された第2
の基準日データが対応するカレンダーの年月日と対応づ
けて表示手段に表示させるので、過去の記録を基準日か
らの期間が同一のものを対応させて参照することが容易
にでき、便利である。
【0065】また、入力手段は、年月日に対応するカロ
リー消費量、体温、体重、血圧、血糖値、尿たんぱく
量、体脂肪率、人体寸法等の人体生理に関するデータま
たは体調を入力する健康情報入力手段を備え、第二の記
憶手段は前記健康情報入力手段からの情報を日付情報と
対応させて記憶し、第一の記憶手段は健康データの各項
目毎に日数、週数、月数、年数等の期間に対応した標準
データを記憶する標準データ記憶手段を備え、第四の表
示制御手段は前記第一の記憶手段及び前記第二の記憶手
段からのデータをそれぞれが対応する期間データを同一
の軸にとった時系列のグラフを作成し表示手段に表示す
るので、子供の成長や妊婦の健康管理のように出産後日
数や妊娠週数に応じた標準データが利用者個人に対応し
たカレンダーの対応する日付に表示され、またそれらの
期間を軸にした利用者のデータと標準データが同一グラ
フに表示されるので、妊婦のスケジュール管理や健康管
理が非常に便利になる。
【0066】また、カロリー消費量、体温、体重、血
圧、血糖値、尿たんぱく量、体脂肪率、人体寸法等の人
体生理に関するデータを測定する測定手段は測定データ
を送信手段から送信し、健康情報入力手段の受信手段は
送信手段からのデータを受信するので、利用者は手間な
く、より正確な健康データを管理することができる。
【0067】また、送受信手段は第二の記憶手段からの
情報を通信手段を通じて外部サービス機関に送信し、外
部サービス機関からの情報を受信するので、外部へ利用
者の健康管理に関するデータがそれに対応する出産後日
数や妊娠週数や術後の経過等、データを診断する際に必
要なデータと共に送信され、外部サービス機関での診断
が効率よく行える。
【0068】また、基準日設定手段は妊娠期特有の演算
方式に基づき妊娠週数または妊娠月数または出産予定日
までの日数を演算し、カレンダーの日付に対応させて表
示するので、妊娠期のスケジュール管理や妊婦の健康管
理において、特殊な妊娠週数のカウントが簡単にでき、
スケジュール帳やカレンダーに記入していく手間が省け
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における情報処理装置の構成
【図2】同装置の表示手段のディスプレイの平面図
【図3】同装置の表示手段の他の例におけるディスプレ
イの平面図
【図4】同装置の表示手段の他の例におけるディスプレ
イの平面図
【図5】本発明の実施例2における情報処理装置の構成
説明図
【図6】同装置の表示手段のディスプレイの平面図
【図7】本発明の実施例3における情報処理装置の構成
【図8】同装置の表示手段のディスプレイの平面図
【図9】同装置の表示手段の他の例におけるディスプレ
イの平面図
【図10】本発明の実施例4における情報処理装置の構
成図
【図11】同装置の表示手段のディスプレイの平面図
【図12】本発明の実施例5における情報処理装置の構
成図
【図13】同装置の表示手段のディスプレイの平面図
【図14】同装置の表示手段の他の例におけるディスプ
レイの平面図
【図15】本発明の実施例6における情報処理装置の構
成図
【図16】本発明の実施例7における情報処理装置の構
成図
【符号の説明】
1 第一の表示制御手段 2 カレンダー生成手段 3 表示手段 4 基準日設定手段 5 演算手段 6 第二の表示制御手段 7 ディスプレイ 10 第一の記憶手段 11 第三の表示制御手段 13 入力手段 14 第二の記憶手段 15 第四の表示制御手段 16 第五の表示制御手段 18 健康情報入力手段 19 グラフ作成手段 20 標準データ記憶手段 24 測定手段 25 送信手段 26 受信手段 27 外部送受信手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石嵜 祥浩 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】年月日と曜日を示す通常のカレンダーを作
    成するカレンダー生成手段と、前記カレンダー生成手段
    からの情報に基づきカレンダーを表示させる第一の表示
    制御手段と、前記第一の表示制御手段からの情報を表示
    する表示手段と、特定の年月日を基準日として設定する
    基準日設定手段と、前記基準日設定手段からのデータに
    基づき基準日から起算した前後の日数、週数、月数また
    は年数等の期間に関するデータを算出する演算手段と、
    前記演算手段からの情報を前記表示手段に表示されてい
    る通常カレンダーの年月日と対応づけて同時に表示させ
    る第二の表示制御手段とを備えた情報処理装置。
  2. 【請求項2】第二の表示制御手段は、演算手段からの情
    報に基づき表示手段に表示された通常のカレンダー上の
    対応する年月日の所定の場所へ期間に関するデータを表
    示させる請求項1記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】第二の表示制御手段は演算手段からの情報
    に基づき期間に関する特定のタイムテーブルを作成し、
    表示手段に表示された通常のカレンダーの年月日と演算
    手段により算出されたデータが対応するように特定のタ
    イムテーブルを通常のカレンダーと並べて同時に表示さ
    せる請求項1記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】使用目的に応じた特定の日数、週数、月
    数、年数等の期間に関するデータに対応する生活行為、
    行事、生理的データ等の情報を予め記憶した第一の記憶
    手段を備え、第一の記憶手段からの情報を演算手段によ
    り算出された期間に関するデータ及びカレンダー生成手
    段による年月日データを照合し、それぞれ対応させて表
    示手段に表示する第三の表示制御手段を備えた請求項1
    ないし3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】基準日設定手段は、複数の基準日を設定す
    る構成とし、第一の表示制御手段はそれぞれの基準日に
    対応するタイムテーブルを基準日別にカレンダーの日付
    に対応させて表示手段に表示する請求項1ないし5のい
    ずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 【請求項6】年月日に対応するスケジュールや日記等を
    入力する入力手段と、入力手段からの情報と演算手段か
    らの期間データとカレンダーの日付情報を対応させて記
    憶する第二の記憶手段を備え、第二の記憶手段からの情
    報を表示手段に表示させる第四の表示制御手段を備えた
    請求項1ないし4のいずれか1項に記載の情報処理装
    置。
  7. 【請求項7】使用目的を同じくする内容について新たに
    設定された第二の基準日について演算手段が算出した基
    準日からの期間に関するデータと第二の記憶手段にすで
    に記憶されている内容に対応する期間に関するデータが
    一致するものを呼び出し、新たに設定された第二の基準
    日データが対応するカレンダーの年月日と対応づけて表
    示手段に表示させる第五の表示制御手段を備えた請求項
    6記載の情報処理装置。
  8. 【請求項8】入力手段は、年月日に対応するカロリー消
    費量、体温、体重、血圧、血糖値、尿たんぱく量、体脂
    肪率、人体寸法等の人体生理に関するデータまたは体調
    を入力する健康情報入力手段を備え、第二の記憶手段は
    前記健康情報入力手段からの情報を日付情報と対応させ
    て記憶し、第一の記憶手段は健康データの各項目毎に日
    数、週数、月数、年数等の期間に対応した標準データを
    記憶する標準データ記憶手段を備え、第四の表示制御手
    段は前記第一の記憶手段及び前記第二の記憶手段からの
    データをそれぞれが対応する期間データを同一の軸にと
    った時系列のグラフを作成し表示手段に表示するグラフ
    作成手段を備えた請求項7記載の情報処理装置。
  9. 【請求項9】カロリー消費量、体温、体重、血圧、血糖
    値、尿たんぱく量、体脂肪率、人体寸法等の人体生理に
    関するデータを測定する測定手段を備え、前記測定手段
    はデータを送信する送信手段を備え、健康情報入力手段
    は前記送信手段からのデータを受信する受信手段を備え
    た請求項8記載の情報処理装置。
  10. 【請求項10】第二の記憶手段からの情報を通信手段を
    通じて外部サービス機関に送受信する送受信手段を備え
    た請求項9記載の情報処理装置。
  11. 【請求項11】基準日設定手段は妊娠週数または出産予
    定日または最終月経日を基準日として入力可能とし、演
    算手段は最終月経初日、満40週を分娩予定日または排
    卵日を基準日として7日を1週4週間を1月とする妊娠
    期特有の演算方式に基づき妊娠週数または妊娠月数また
    は出産予定日までの日数を演算する請求項1ないし10
    のいずれか1項に記載の情報処理装置。
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