JP6315446B2 - グラスラン - Google Patents

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本発明は、車両用ドアに取付けられ、昇降するドアガラスの周縁に弾接してシールするシールリップを備えたグラスランに関する。
近年、車両用ドアに求められることの一つに、ドアの車外側表面とドアガラスの車外側表面との面一化(フラッシュサーフェイス化)があり、各種構造のものが知られている(特許文献1−3)。
図1は、そのうちの一例を示すもので、図2に示す車両のA−A線でのフラッシュサーエイス化したグラスランの断面構造を示している。図1について詳説すると、フロント側のドア1を構成するドアフレーム2のセンターピラー側縦辺部に取付けられるグラスラン3は、車外側側壁4と、車内側側壁5と、両側壁4及び5を連結する基底部6を有し、車内側側壁5は車内側に突出する突出部7を有して、該突出部7と基底部6と車外側側壁4がドアフレーム2に形成の凹部8に装着され、かつこれら突出部7、基底部6及び車外側側壁4とで、後述するガラスガイド9が昇降可能に嵌挿される嵌合凹部11を形成し、全体がEPDM等のゴム又は熱可塑性エラストマー等のゴム様弾性体で押出成形によって形成されている。
グラスラン3はまた、車外側側壁端に車内側に突出し、ガラスガイド9に弾接するアウターリップ13と、該アウターリップ13とは逆向きの車外側に突出し、ドアのセンターピラー側縦辺部の車外側に取付けられる外装材19の側端面に当たって、その反動でドアガラス側端面に弾接してシールする断面フック形状(L字状)の見切りシール14を一体形成し、更に前記基底部6にはガラスガイド9に弾接してシールするリップ15が形成されている。
グラスラン3の車内側側壁端には、インナーリップ16が車外側かつ基底部側に向けて斜めに突出形成され、前記ガラスガイド9の取付部10に弾接してシールするようになっており、また車内側には保持リップ17が形成され、該保持リップ17と車内側側壁5とでドアフレーム2のフランジ18を挟み込んで把持するようになっている。
ガラスガイド9は、断面略三角形状の金属又は硬質樹脂等の硬質材で形成され、取付部10においてドアガラス23の車内側側縁の縦辺部に両面テープ又は接着剤22にて接着して固定されている。そして取付部10とは車内側に引込んだ段を形成し、ドアガラス側縁部に取付けた状態でガラスガイド9はドアガラス23よりもリヤ側に、かつ車内側に引込んで突出している。
ドア1のルーフ側には図示していないが、押出成形部よりなるグラスランが取付けられ、該グラスランと前記グラスラン3と接続されるコーナ部には、型成形部が設けられている。
図3は、前記グラスラン3の延長上に形成される型成形部25の押出成形部との接続付近の断面構造を示すもので、前記アウターリップ13及びリップ15を有しない以外は、グラスラン3と同断面形状をなしている。すなわちグラスラン3の前記車外側側壁4、車内側側壁5、基底部6、突出部7、嵌合凹部11、見切りシール14及びインナーリップ16とそれぞれ同断面形状をなして、これらより延設される車外側側壁部4a、車内側側壁部5a、基底部6a、突出部7a、嵌合凹部11a、見切りシール14a、インナーリップ16a及び保持リップ17aを有し、嵌合凹部11aにはガラスガイド9が昇降可能に嵌挿されている。
特公平2−3725号 特開2006−44360号 特許第4005593号
図1において、ドアガラス23が上昇して閉じるとき、ガラスガイド9がアウターリップ13に当たって図4に示すように図の時計方向に押し倒すと、見切りシール14も追随して同方向に回動し、取付部10と段をなして車内側に引込むガラスガイド9側に落ち込み、外装材19の側端面より浮き上がって外装材19とのシールができなくなると共に、外観が損なわれるようになり、見切りシール14が更にガラスガイド9に当たるまで落ち込むと、ドアガラス23側端面からも離れて23とのシールも行われなくなるおそれがある。
アウターリップ13を有しない型成形部25においては、アウターリップ13の倒れ込みによる前記のような問題は生じないが、ドアガラス23が閉じて見切りシール14にドアガラス側端面が当たるとき、押出成形部の見切りシール14につられて型成形部25の見切りシール14が車内側に押込まれ、外装材19の側端面より浮き上がるおそれがあり、前記と同様の問題を生ずるおそれがある。
本発明は、前記の問題を解消することができるグラスランを提供することを目的とする。
請求項1に係る発明は、車両用ドアに取付けられ、昇降するドアガラスの周縁に弾接してシールするシールリップを備えたフラッシュサーフェイス化用のグラスランであって、車外側側壁と、車内側側壁と、両側壁を連結する基底部と、車外側側壁端部に一体形成され、ドアガラスの側端面に弾接してシールする見切りシールを有し、前記ドアガラスには縦辺部側縁にガラスガイドがドアガラスより車内側に引込んで取付けられるグラスランにおいて、前記車外側側壁の端部には、基底部に向かって斜めに突出し、ガラスガイドに弾接するアウターリップと、該アウターリップとは逆向きの基底部より離れる方向に斜めに突出し、前記ガラスガイドに弾接して前記見切りシールがガラスガイド側へ落ち込むのを規制する規制リップを設けたことを特徴とする
請求項2に係る発明は、車両用ドアに取付けられ、昇降するドアガラスの周縁に弾接してシールするシールリップを備えたフラッシュサーフェイス化用のグラスランであって、車外側側壁と、車内側側壁と、両側壁を連結する基底部と、車外側側壁端部に一体形成され、ドアガラスの側端面に弾接してシールする見切りシールを有し、前記ドアガラスには縦辺部側縁にガラスガイドがドアガラスより車内側に引込んで取付けられるグラスランにおいて、前記車外側側壁の端部には、該端部より車内側に突出し、前記ガラスガイドと面接触状態で当たって前記見切りシールがガラスガイド側へ落ち込むのを規制する規制ブロックを設けたことを特徴とする。
請求項1に係る発明によると、規制リップで見切りシールのガラスガイド側への落ち込みが規制されるため、見切りシールが外装材側端面より浮き上がって外装材側端面とのシールが行われなくなったり、外観が損なわれる、といった問題を生ずるのを防ぐことができ、また規制リップがアウターリップと逆向きに突出するため、ドアガラスが上昇してガラスガイドが規制リップとアウターリップに当たるとき、規制リップがアウターリップと逆向きに倒れ込もうとすることにより見切りシールの回転方向の動きが相殺され、見切りシールが落ち込むのをより一層防止することができる。
請求項に係る発明によると、ブロックがガラスガイドに当たることで見切りシールがガラスガイド側に落ち込むのを阻止し、見切りシールが外装材側端面より浮き上がって外装材側端面とのシールが行われなくなったり、外観が損なわれる、といった問題を生ずるのを防ぐことができる。
図2に示す車両のA−A線での断面図。 車両の側面図。 図2に示すグラスランの延長上に形成される型成形部の断面図。 図2に示すグラスランの見切りシールが浮き上がった状態を示す断面図。 本発明に係るグラスランの断面図。 本発明に係るグラスランの別の例の断面図。
以下、本発明の実施形態のグラスランについて図面により説明する。図中、図1に示すグラスラン3と同一構造部分には同一記号を付してある。
図5に示すグラスラン27は、図2のA−A線における図1に示すグラスラン3に対応した断面構造を示すもので、図1に示すグラスラン3と異なる点は、規制部である規制リップ28を車外側側壁端に形成してガラスガイド9に弾接させるようにしたもので、アウターリップ13とは二又状をなし、アウターリップ13が基底部6に向かって斜めに突出しているのに対し、基底部6より離れる方向に斜めに突出している。
本実施形態のグラスラン27によると、ドアガラス23が閉じる方向に上昇し、ガラスガイド9がアウターリップ13及び規制リップ28を押し込むと、前者のアウターリップ13は時計方向に倒れ込もうとするのに対し、後者の規制リップ22は逆に反時計方向に倒れこもうとし、両者の動き(回転モーメント)が相殺されて規制シール14のガラスガイド9側への落ち込みが規制され、これにより見切りシール14が外装材19の側端面より浮き上がってシールが損なわれたり、外観が損なわれる、といった問題を生ずることがない。また、ドアがドア閉時に上昇する際、ドアガラス側端面が見切りシールを押え込んでも、規制リップがガラスガイドに当たって動きを規制され、見切りシールが周り込んで落ち込むのが阻止する機能を果たす。
図6に示す実施形態のグラスラン31は、図5に示すグラスラン27と同様、図2のA−A線における断面構造を示すもので、図1に示すグラスラン3と異なる点は、規制部である規制ブロック32を車外側側壁4の側壁端より突出形成し、ガラスガイド9と面接触状態で弾接するようにしたものである。
本実施形態によると、規制ブロック32がガラスガイド9に面接触状態で当たることにより回り止めになって、アウターリップ13の倒れ込みに追従して見切りシール14がガラスガイド側に倒れ込むのが阻止される。また見切りシール14がガラスガイド側に倒れ込もうとしても規制ブロック32に当たることによって阻止することができ、見切りシールの落ち込みを防止することができる。
前記実施形態のグラスラン27、31は、フロント側ドア1のリヤ側縦辺部に取付けられる押出成形部を示すものであるが、ドア1のフロント側に取付けられるグラスラン、リヤドア33のフロント及びリヤ側の縦辺部に取付けられるグラスランも同様に構成することができ、また押出成形部に限ることなく、例えば図3に示すような型成形部21において、車外側側壁部4aに前記規制リップ28又はブロック32を形成することにより、前記と同様の効果を挙げることができる。
1・・フロントドア
2・・ドアフレーム
3、27、31・・グラスラン
4、4a・・車外側側壁
5、5a・・車内側側壁
6、6a・・基底部
7・・突出部
8・・凹部
9・・ガラスガイド
10・・取付部
11、11a・・嵌合凹部
13・・アウターリップ
14、14a・・見切りシール
16,16a・・インナーリップ
23・・ドアガラス
25・・型成形部
28・・規制リップ
32・・規制ブロック
33・・リヤドア

Claims (2)

  1. 車両用ドア(1、33)に取付けられ、昇降するドアガラス(23)の周縁に弾接してシールするシールリップを備えたフラッシュサーフェイス化用のグラスランであって、車外側側壁(4)と、車内側側壁(5)と、両側壁(4、5)を連結する基底部(6)と、車外側側壁端部に一体形成され、ドアガラス(23)の側端面に弾接してシールする見切りシール(14)を有し、前記ドアガラス(23)には縦辺部側縁にガラスガイド(9)がドアガラス(23)より車内側に引込んで取付けられるグラスランにおいて、前記車外側側壁(4)の端部には、基底部(6)に向かって斜めに突出し、ガラスガイド(9)に弾接するアウターリップ(13)と、該アウターリップ(13)とは逆向きの基底部(6)より離れる方向に斜めに突出し、前記ガラスガイド(9)に弾接して前記見切りシール(14)がガラスガイド側へ落ち込むのを規制する規制リップ(28)を設けたことを特徴とするグラスラン。
  2. 車両用ドア(1、33)に取付けられ、昇降するドアガラス(23)の周縁に弾接してシールするシールリップを備えたフラッシュサーフェイス化用のグラスランであって、車外側側壁(4)と、車内側側壁(5)と、両側壁(4、5)を連結する基底部(6)と、車外側側壁端部に一体形成され、ドアガラス(23)の側端面に弾接してシールする見切りシール(14)を有し、前記ドアガラス(23)には縦辺部側縁にガラスガイド(9)がドアガラス(23)より車内側に引込んで取付けられるグラスランにおいて、前記車外側側壁(4)の端部には、該端部より車内側に突出し、ガラスガイド(9)と面接触状態で当たって前記見切りシール(14)がガラスガイド側へ落ち込むのを規制する規制ブロック(32)を設けたことを特徴とするグラスラン。
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