JP6315272B2 - 半導体基板の製造方法 - Google Patents

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本発明は、半導体基板の製造方法に関する。
近年、CCD(Charge Coupled Device)やCIS(CMOS Image Sensor)等の撮像素子用基板として、シリコンエピタキシャルウェーハが使用される。シリコンエピタキシャルウェーハはシリコンウェーハ上にシリコン膜を気相成長させており、撮像素子用のエピタキシャルウェーハでは、ウェーハ内に金属不純物が存在すると白キズ(白点)と呼ばれる不良が発生する。そのため、ウェーハ中の金属不純物(重金属汚染)のレベルを低くすることが重要となっている。
エピタキシャル層を気相成長する際に反応炉内(反応チャンバー内)に金属不純物が存在すると、製造するエピタキシャルウェーハが金属不純物により汚染をされる。汚染源の金属不純物としては、例えば原料に用いるシリコン結晶やシリコン含有化合物が考えられる。その他に気相成長装置のメンテナンス(洗浄)時に付着した金属不純物、反応チャンバーを構成する素材に含まれる金属不純物、気相成長装置及び配管系に通常用いられるステンレス成分等が考えられる。
ところで、気相成長装置は定期的なメンテナンスが必要であり、例えば気相成長装置を大気開放して反応チャンバーや配管の洗浄等が行われる。また、気相成長装置によりシリコンエピタキシャルウェーハの製造を繰り返すと反応チャンバー内にシリコンが次第に堆積していく。この堆積したシリコン堆積物がパーティクル等の発生原因となる。そのため、定期的に反応チャンバー内のシリコン堆積物を除去(反応チャンバー内のクリーニング)する必要がある。反応チャンバーをクリーニングする方法としては、例えば、反応チャンバー内にHCLガスを流して、そのHCLガスにより反応チャンバー内をベーパーエッチングする方法が知られる。
しかし、反応チャンバーのメンテナンスやベーパーエッチングの直後は、気相成長装置の汚染度が一時的に悪化する。また、反応チャンバー内への微量な酸素混入によってもエピタキシャルウェーハに対する金属不純物の汚染が悪化することが分かっている。エピタキシャル層を気相成長させる基板を外部から気相成長装置内に搬入する場合、基板が搬入される搬入チャンバー(例えば、ロードロックチャンバー等)は大気開放状態となる。よって、気相成長装置内に基板を搬入する度に搬入チャンバーを含む基板の搬送系統(搬入チャンバーや基板を搬入チャンバーから反応チャンバーに搬送する搬送チャンバー等)に大気成分や外部の汚染が持ち込まれる。基板の搬送系統(搬送チャンバー)と反応チャンバーは、通常、隔離弁により両者の繋がりが遮断されるが、基板を反応チャンバーに搬送する場合には隔離弁が開放され、搬送チャンバーと反応チャンバーが一続きになる。それ故、搬送チャンバーから反応チャンバーに残留大気(特に酸素)が混入し、残留大気が製造されるエピタキシャルウェーハの金属不純物の汚染を引き起こすことが懸念される。
反応チャンバーに混入する大気対策として、気相成長装置内の酸素濃度を酸素濃度計により管理することが考えられる。しかし、微量な酸素濃度を検出するために高精度の計器を導入する必要があり、計器を導入すべき対象が多数存在する場合は計器を導入するコストが高くなる。そのため、酸素濃度計を用いた大気対策は現実的ではない。また、酸素濃度計では、酸素濃度しか濃度を管理できず、酸素濃度以外の汚染源が反応チャンバーに混入した場合、汚染を抑制することは困難である。
このように基板の搬送系統(搬入・搬送チャンバー)に残留大気が持ち込まれると、搬送チャンバーと反応チャンバーとの間を搬送される基板の基板搬送時に残留大気が反応チャンバーに混入するのを効果的に防げられない。一方から他方のチャンバーにガスが混入するのを防止する関連技術として、特許文献1には反応チャンバー内のガスをパージして反応チャンバーから搬送チャンバーにガスが混入するのを防止する方法が開示されている。また、特許文献2には一方から他方のチャンバーに基板が搬送される基板搬送時に、その両チャンバーを接続する基板の搬送経路にパージガスを導入して搬送される基板表面のパーティクルを除去する方法が開示されている。
特開平6−5520号公報 特開2003−109994号公報
しかし、特許文献1の方法では、反応チャンバー内のガスをパージするため、搬送チャンバーから反応チャンバーに残留大気が混入するのを防止できない。また、特許文献2の方法は、パーティクルを除去するためにパージガスを導入しており、基板搬送時に搬送チャンバーから反応チャンバーへの残留大気の混入を防止することを意図していない。
本発明の課題は、基板の搬送にともなう金属の汚染を抑制して高品質な半導体基板を製造できる半導体基板の製造方法を提供することにある。
課題を解決するための手段及び発明の効果
本発明の半導体基板の製造方法は、
基板上に反応ガスを導入して基板を処理する反応チャンバーと、
反応チャンバーに基板を搬入し、基板を処理した処理基板を反応チャンバーから搬出する搬送チャンバーと、
反応チャンバーと搬送チャンバーの間を基板及び処理基板が往来可能に連通する連通部と、
連通部に位置して、連通部にパージガスを導入するパージガス導入孔と、
搬送チャンバーと連通部の連通を開閉可能な開閉部と、
を備える半導体製造装置により半導体基板を製造する製造方法において、
搬送チャンバーから反応チャンバーに基板を搬入するために、開閉部が搬送チャンバーと連通部の連通を開放している間に、連通部が閉鎖している間のパージガスの流量である第1流量より大きい第2流量のパージガスを導入することを特徴とする。
本発明者は、反応チャンバーと搬送チャンバーの間を基板が搬送される際、反応チャンバーと搬送チャンバーを連通する連通部を通して搬送チャンバーから反応チャンバーに汚染が混入するのを発見した。ここで、搬送チャンバーから反応チャンバーへ基板が搬送される基板搬入時には搬送チャンバーと反応チャンバーを連通する連通部が開放される。そのため、基板搬入時に搬送チャンバーから反応チャンバーに汚染が混入してしまうのを防ぐ必要がある。よって、基板の搬入時に連通部に導入されるパージガスを意図的に増加させ(第2流量にし)、搬送チャンバーから反応チャンバーに流通する気体の流れを遮り、反応チャンバーに汚染が混入するのを抑制できる。仮に反応チャンバー内に汚染が混入したとしてもパージガスにより混入した汚染が希釈される。したがって、製造される半導体基板が金属不純物に汚染されるのを低減できる。
パージガスの流量は連通部が開放している間(約10秒)だけ第1流量から第2流量に増加させる。そのため、連通部が閉鎖している間(プロセス中及び操業待機中)はパージガスの流量を高流量(第2流量)にする必要がない(第1流量でよい)。よって、反応チャンバーで薄膜を成膜する成膜条件やパージガスの使用量に大きな影響を与えない。更には半導体製造装置を改造する必要もない。
また、反応チャンバーから搬送チャンバーに処理基板を搬出するために、開閉部が搬送チャンバーと連通部の連通を開放している間に第2流量のパージガスを導入することができる。これにより、反応チャンバーから搬送チャンバーに処理基板を搬出する際に反応チャンバー内が汚染されるのを抑制できる。なお、第2流量は10L/min以上40L/min以下とすると、残留大気の混入の影響を抑制するのに効果的である。
本発明の気相成長装置の全体の概略図。 図1の気相成長装置におけるA−A模式断面図(ただし、ロードロックチャンバーの内部機構は省略した)。 図2の第3流路の部分拡大模式図。 比較例のエピタキシャルウェーハ製造工程を示すフロー図。 実施例のエピタキシャルウェーハ製造工程を示すフロー図。 ICP−MS法によりエピタキシャルウェーハの表面のMo濃度を測定した比較例と実施例の結果を示したグラフ。 実施例と比較例の搬送チャンバーの酸素濃度を示したグラフ。 実施例と比較例の反応チャンバーの酸素濃度を示したグラフ。
図1及び図2は本発明で使用される一例の枚葉式の気相成長装置1を示す。気相成長装置1は、シリコン基板Wの表面上にシリコン単結晶膜(エピタキシャル層)を気相成長してシリコンエピタキシャルウェーハ(処理後のシリコン基板W’)を製造する装置である。気相成長装置1は、例えば、CCDやCIS等の撮像素子用基板に使用されるシリコンエピタキシャルウェーハを製造する。
気相成長装置1は、シリコン基板W、W’を保持するロードロックチャンバー2とシリコン基板W、W’を搬送する搬送チャンバー3と基板を処理する反応チャンバー4(プロセスチャンバー)及びクーリングチャンバー5を備える。
ロードロックチャンバー2は、処理前のシリコン基板Wを収容する第1チャンバー2aと処理後のシリコン基板W’を収容する第2チャンバー2bを備える。第1チャンバー2aは、処理前のシリコン基板Wを複数保持する第1カセットC1と、シリコン基板Wを第1チャンバー2aから搬出する搬送口G1を有する。第2チャンバー2bは、処理後のシリコン基板W’を複数保持可能な第2カセットC2と、シリコン基板W’を第2チャンバーに搬入する搬送口G2を有する。第1チャンバー2a内及び第2チャンバー2b内はそれぞれ、図示しないガス導入管とガス排出管を備え、ガス導入管から雰囲気ガスが供給され、ガス排気管から排出される。例えば、雰囲気ガスとして窒素ガスが用いられ、第1及び第2チャンバー2a、2b内は窒素雰囲気にされる。
搬送チャンバー3はロードロックチャンバー2と反応チャンバー4の間に挟まれるように位置する。搬送チャンバー3は、ロードロックチャンバー2から反応チャンバー4にシリコン基板Wを搬送する。また、反応チャンバー4からクーリングチャンバー5を経てロードロックチャンバー2にシリコン基板W’を搬送する。搬送チャンバー3は、シリコン基板W、W’を搬送する搬送ロボット6と、チャンバー間(チャンバー2と3、チャンバー3と4)を隔離する可動弁7(図2参照)と、ガス排出管8と、シリコン基板W、W’の出入口となる搬送口G3、G4(図1参照)、G5を備える。図示省略してあるが、搬送チャンバー3にはガス排出管8に対応してガス導入管も備わる。
図2に示すように搬送ロボット6は、シリコン基板W、W’が載置されるブレード6aと、ブレード6aに接続される伸縮可能なアーム6bと、アーム6bを伸縮させる可動機構6cと、アーム6bを回転させる回転機構6dを備える。ブレード6aは二股状に形成され、上面にシリコン基板W、W’が載置される。ブレード6aは例えば石英製である。ブレード6aに接続されるアーム6bは伸縮機構6cにより伸縮する。伸縮機構6cは、図示しないモーターを介してアームを水平方向に伸縮可能にする。回転機構6dは、図示しないモーターを介して軸線O1回りにアーム6bを回転可能にする。
アーム6bを可動させる伸縮機構6c及び回転機構6dには制御部9が接続される。制御部9は、図示しないCPUと、各機構6c、6dに備わるモーターを駆動する駆動回路を有する。制御部9(CPUと駆動回路)によりアーム6bの伸縮、回転が制御される。搬送ロボット6は、アーム6bの伸縮、回転を駆使することで、シリコン基板Wをブレード6aに載置した状態で第1チャンバー2aから反応チャンバー4にシリコン基板Wを搬送する。また、シリコン基板W’をブレード6aに載置した状態で反応チャンバー4から搬出させ、図1に示すクーリングチャンバー5や第2チャンバー2bにシリコン基板W’を搬送する。
図2に戻って、可動弁7は、第1可動弁10と第2可動弁11を有する。第1可動弁10は、搬送口G3を閉鎖することで第1チャンバー2aと搬送チャンバー3の間を隔離可能な第1隔離弁10aと、第1隔離弁10aを搬送口G3に向けて進行後退可能に可動する可動機構10bを備える。第1隔離弁10aは搬送口G3に対向するように位置する。可動機構10bは、図示しないエアシリンダーを介して第1隔離弁10aを搬送口G3に向けて進行及び後退させる。可動機構10bは第1隔離弁10aを進行させて搬送口G3を閉鎖させることで、第1チャンバー2aと搬送チャンバー3の間を隔離する。なお、搬送口G3と同様に搬送口G4(図1参照)に対しても別途、独立して第1可動弁10が配置される。
図2に示すように第2可動弁11は、搬送口G5を閉鎖することで搬送チャンバー3と反応チャンバー4の間を隔離可能な第2隔離弁11aと、第2隔離弁11aを搬送口G5に向けて進行後退可能に可動する可動機構11bを備える。第2隔離弁11aは搬送口G5に対向するように位置する。可動機構11bは、図示しないエアシリンダーを介して第2隔離弁11aを搬送口G5に向けて進行及び後退させる。可動機構11bは第2隔離弁11aを進行させて搬送口G5を閉鎖させることで、搬送チャンバー3と反応チャンバー4の間が隔離する。なお、第2可動弁11が本発明の「開閉部」の一例に相当する。
第1及び第2隔離弁10a、11aをそれぞれ駆動させる駆動機構10b、11bには弁制御部12が接続される。弁制御部12は、図示しないCPUと、各機構10b、11bに備わるエアシリンダーを駆動する駆動回路を有する。弁制御部12(CPUと駆動回路)により第1及び第2隔離弁10a、11aの可動が制御される。よって、シリコン基板W、W’の搬送に応じてロードロックチャンバー2と搬送チャンバー3の間や搬送チャンバー3と反応チャンバー4の間が隔離又は連通する。
また、ガス導入管(図示省略)及びガス排出管8は、ガス導入管が搬送チャンバー3内に雰囲気ガスを導入し、ガス排出管8により搬送チャンバー3内に導入された雰囲気ガスが排出される。例えば、雰囲気ガスとして窒素ガスが用いられ、搬送チャンバー3内は窒素雰囲気にされる。
搬送口G3はシリコン基板Wを第1チャンバー2aから搬送チャンバー3に搬入する搬入口である。搬送口G4(図1参照)はシリコン基板W’を搬送チャンバー3から第2チャンバー2bに搬出する搬出口である。搬送口G5はシリコン基板Wを搬送チャンバー3から反応チャンバー4に搬入及びシリコン基板W’を反応チャンバー4から搬送チャンバー3に搬出する搬出搬入口である。なお、搬送口G3〜G5は、それぞれの開口が各隔離弁10a、11aに対向するように搬送チャンバー3の下方に傾斜して配置される。
反応チャンバー4は搬送チャンバー3に隣接して位置する。反応チャンバー4は、シリコン基板W上に気相成長ガス(反応ガス)を導入してシリコン基板W上に薄膜(エピタキシャル層)を成長して、シリコン基板W’(エピタキシャルウェーハ)を製造する。反応チャンバー4は、シリコン基板Wを水平に支持するサセプタ13と、サセプタ13を支持する支持部14と、サセプタ13を可動する可動機構15と、ガス導入管(図示省略)及びガス排出管16を備える。また、反応チャンバー4にはシリコン基板Wの搬入口及びシリコン基板W’の搬出口となる搬送口G6を備える。
可動機構15は、支持部14を通してサセプタ13を軸線O2回りに回転及びサセプタ13を上下に可動させる。ガス導入管は、気相成長ガス(反応ガス)をサセプタ13の上側の領域に導入するとともに、サセプタ13上のシリコン基板Wの主表面上に供給する。気相成長ガスは、原料ガス(例えばTCS(トリクロロシラン))、原料ガスを希釈するキャリアガス(例えば水素)及びエピタキシャル層に導電型を付与するドーパントガスを含む。また、ガス導入管の反対側に反応チャンバー4内のガスを排出するガス排出管16が接続される。なお、反応チャンバー4内の圧力は、ロードロックチャンバー2及び搬送チャンバー3より低く設定される。図示省略するが、反応チャンバー4の周囲(例えば、反応チャンバー4の上下)には、気相成長時にシリコン基板Wをエピタキシャル成長温度(例えば、900〜1200℃)に加熱するハロゲンランプなどのランプが備わる。
また、ロードロックチャンバー2と搬送チャンバー3の間には開閉可能なバルブゲート17が備わる。図1に示すようにバルブゲート17は、第1チャンバー2aと搬送チャンバー3の間に位置する第1バルブゲート17aと、第2チャンバー2bと搬送チャンバー3の間に位置する第2バルブゲート17bを備える。図2に示すように第1バルブゲート17aは、搬送口G1と搬送口G3を連通して第1チャンバー2aと搬送チャンバー3を連通する流路となる第1流路17a1と、第1可動弁10が備わる。なお、第1流路17a1は、シリコン基板Wが往来可能な大きさに形成される。図2には示されないが、第2バルブゲート17b(図1参照)は第1バルブゲート17aと同様に、搬送口G2と搬送口G4を連通して第2チャンバー2bと搬送チャンバー3を連通する流路となる第2流路と、第1可動弁10が備わる。なお、第2流路はシリコン基板W’が往来可能な大きさに形成される。
搬送チャンバー3と反応チャンバー4の間にも開閉可能なバルブゲート18が備わる。バルブゲート18は、搬送口G5と搬送口G6を連通して搬送チャンバー3と反応チャンバー4を連通する流路となる第3流路18aと、第2可動弁11が備わる。第3流路18aはシリコン基板W、W’が往来可能に形成され(往来空間Sを有し)、図3に示すように第3流路18a内にパージガスを導入するパージガス導入管19が接続され、第3流路18aにはパージガス導入孔19aが形成される。パージガス導入管19に導入されるパージガスはガス制御部20により流量が制御される。ガス制御部20は、パージガス導入管19に導入されるパージガスの流量を可変できる。ガス制御部20は、例えば、プロセス中及び操業待機中に第3流路18a内及び反応チャンバー4内の下部に気相成長ガスが溜まるのを防止するために第1流量でパージガスを導入することができる。また、ガス制御部20は、例えば、第3流路18aをシリコン基板W、W’が移動する際に第1流量より大きい第2流量のパージガスを導入できる。なお、第3流路18aが本発明における「連通部」の一例に相当する。
図2に戻ってバルブゲート17、バルブゲート18はそれぞれ弁制御部12により各流路17a1、18aの開閉が制御される。よって、シリコン基板W、W’の搬送に応じてロードロックチャンバー2と搬送チャンバー3の間や搬送チャンバー3と反応チャンバー4の間が隔離されたり、開放(連通)されたりする。
以上の構成を有した気相成長装置1によりシリコンエピタキシャルウェーハ(シリコン基板W’)が製造される。シリコン基板W’の製造に先立ち、シリコン基板Wが外部(大気雰囲気)からロードロックチャンバー2内に搬入される。よって、シリコン基板Wの搬入によりロードロックチャンバー2内は大気雰囲気となる。そこで、反応チャンバー4内へ大気が混入するのを防止するために、不活性ガス(例えば窒素)によりロードロックチャンバー2内の雰囲気が置換される。
一定時間が経過してロードロックチャンバー2内の置換が完了すると、ロードロックチャンバー2と搬送チャンバー3の間のバルブゲート17を開放する。バルブゲート17が開放されると搬送ロボット6がロードロックチャンバー2(第1チャンバー2a)のカセットC1からシリコン基板Wを1枚抜き取り、シリコン基板Wをブレード6aに載置する。搬送ロボット6はシリコン基板Wをブレード6aに載置した状態でシリコン基板Wをロードロックチャンバー2から搬送チャンバー3に搬送する。
シリコン基板Wが搬送チャンバー3内に搬入されると、バルブゲート17の第1隔離弁10aが搬送口G3を閉鎖する。すると、搬送チャンバー3と反応チャンバー4の間のバルブゲート18の第2隔離弁11aが搬送口G5を開放する。搬送ロボット6のブレード6aに載置されたシリコン基板Wは搬送口G5を経て第3流路18aを通過して、反応チャンバー4内のサセプタ13に搬送(載置)される。
シリコン基板Wが反応チャンバー4内に搬入されると、搬送ロボット6がサセプタ13にシリコン基板Wを渡し、シリコン基板Wがサセプタ13上に載置される。その後、搬送ロボット6が反応チャンバー4内から退出して搬送チャンバー3内に戻ると、バルブゲート18の第2隔離弁11aが搬送口G5を閉鎖する。そして、反応チャンバー4内ではシリコン基板W上にシリコンエピタキシャル層が形成され、シリコン基板W’が製造される。図3に示すように第3流路18aのパージガス導入孔19aは搬送チャンバー3側に位置するが、搬送口G5が閉鎖するとパージガス導入孔19aは反応チャンバー4内に位置する。パージガス導入孔19aからはプロセス時のキャリアガス(本実施態様では水素)と同種のガス(パージガス)が流れる。パージガスが流れることで、第3流路18aや反応チャンバー4の下部に気相成長ガス(原料ガス等の反応性ガス)が溜まるのを防いでいる。このパージガスはプロセス時及び操業待機中に第3流路18aに導入される。
図2に戻って反応チャンバー4内でのエピタキシャル成長処理が完了すると、バルブゲート18の第2隔離弁11aが搬送口G5を開放する。バルブゲート18が開放されると搬送ロボット6がサセプタ13上のシリコン基板W’を受け取り、シリコン基板W’をブレード6aに載置する。搬送ロボット6はシリコン基板W’をブレード6aに載置した状態でシリコン基板W’を反応チャンバー4から搬送チャンバー3に搬送する。
シリコン基板W’が搬送チャンバー3内に搬入されると、バルブゲート18の第2隔離弁11aが搬送口G5を閉鎖する。その後、シリコン基板W’はクーリングチャンバー5を経た後、ロードロックチャンバー2に搬送される。シリコン基板W’がロードロックチャンバー2に搬送される場合は、ロードロックチャンバー2(第2チャンバー2b)と搬送チャンバー3の間のバルブゲート17の第1隔離弁10aが搬送口G4を開放する。搬送ロボット6のブレード6aに載置されたシリコン基板W’は搬送口G4を経て第2流路を通過して、第2チャンバー2b内のカセットC2に載置される。
以上、シリコン基板Wが搬送されてシリコン基板W’が製造される一連の流れを説明した。シリコン基板W、W’はチャンバー間(チャンバー2と3、チャンバー3と4)を搬送され、シリコン基板W、W’の搬送時には隔離されたチャンバー同士(チャンバー2と3、チャンバー3と4)が連通する。よって、シリコン基板W、W’が搬送される際、例えば反応チャンバー4に導入される気相成長ガス(反応性ガス)が搬送チャンバー3に逆流するおそれがある。そのため、反応チャンバー4に導入される気相成長ガス(反応性ガス)が搬送チャンバー3に逆流するのを防ぐために、搬送チャンバー3内の圧力は反応チャンバー4内の圧力より高く設定される。
そのため、シリコン基板Wを反応チャンバー4に搬入する際は、反応チャンバー4と搬送チャンバー3の間の第3流路18aを通り搬送チャンバー3の雰囲気ガスが反応チャンバー4内に流れ込む。この際、搬送チャンバー3の雰囲気ガスに残留大気が存在すると、反応チャンバー4に残留大気が持ち込まれ、製造されるシリコン基板W’に金属不純物の汚染が発生するおそれがある。そこで、反応チャンバー4内に残留大気が混入するのを防ぎ、製造されるシリコン基板W’に金属不純物の汚染が発生するのを抑制する必要がある。そのため、本発明では図3に示すパージガス導入孔19aから導入されるパージガスの流量を変更(増加)させる。以下、パージガスの流量を変更する一連の流れを説明する。なお、シリコン基板Wを反応チャンバー4に搬入する例を説明するが、シリコン基板W’を反応チャンバー4から搬出する場合でも同様に反応チャンバー4内に残留大気が混入する。
パージガス導入孔19aから第3流路18aに導入されるパージガスは、プロセス時及び操業待機時に第3流路18aに導入される。プロセス時やシリコン基板W、W’を搬送する搬送時を含む操業待機時には、それぞれ予め定められた流量のパージガスがパージガス導入孔19aから第3流路18aに導入される。しかし、上記のように搬送チャンバー3から反応チャンバー4へシリコン基板Wが搬入される搬入時にはパージガスの流量が変更される。シリコン基板Wを反応チャンバー4に搬入する際にバルブゲート18の第2隔離弁11aが搬送口G5を開放すると、パージガス導入孔19aから導入されるパージガスの流量が変更される。パージガス導入孔19aから導入されるパージガスの流量は、搬送口G5の開放に合わせて操業待機時の流量(第1流量)から第1流量より大きい第2流量に変更される。この第2流量のパージガスは、シリコン基板Wが反応チャンバー4に搬入され、バルブゲート18の第2隔離弁11aが搬送口G5を閉鎖すると、第1流量に戻される。パージガスの流量を第1流量から第2流量に変更するタイミングは、搬送口G5の開放時に合わせてもよいし、その開放時の前後に多少ずれてもよい。同様にパージガスの流量を第2流量から第1流量に変更するタイミングは、搬送口G5の閉鎖時に合わせてもよいし、その閉鎖時の前後に多少ずれてもよい。このように搬送口G5が開放されて閉鎖されるまでのシリコン基板Wの搬入作業期間中にパージガス導入孔19aから導入されるパージガスの流量が第2流量に維持される。そのため、搬送口G5が開いている間、パージガスの流量を増加させることで、搬送チャンバー3から反応チャンバー4に流通する気体(残留大気)の流れを遮り、反応チャンバー4に汚染が混入するのを抑制できる。仮に反応チャンバー4内に汚染が混入したとしてもパージガスにより混入した汚染が希釈され、製造されるシリコン基板W’の金属不純物による汚染を低減できる。なお、シリコン基板Wを反応チャンバー4に搬入する例を説明したが、シリコン基板W’を反応チャンバー4から搬出する場合でも同様となる。
パージガスを第1流量から第2流量に流量を増加させる時間は、搬送口G5が開いている間(シリコン基板Wの搬入及びシリコン基板W’の搬出中)だけである。それ以外のプロセス中及び操業待機中はパージガスを第2流量にする必要がない(パージガスを第1流量にする)。そのため、シリコン基板Wに成長させる成膜の成長条件やシリコン基板W上に導入する気相成長ガス等のガス使用量に対して影響を与えない。したがって、簡単に実施することができる。
以下、比較例及び実施例を挙げて本発明をさらに具体的に説明するが、これらは本発明を限定するものではない。
(比較例)
先ず比較例として、図2に示す気相成長装置1の搬送チャンバー3と反応チャンバー4のガス排出管16(ガス排気系)にそれぞれ酸素濃度計を取り付けた気相成長装置を用意した。外部からロードロックチャンバー2に基板を搬入する前の搬送チャンバー3内及び反応チャンバー4内の酸素濃度の測定下限値を測定したところ、いずれも0.1ppm以下であった。その後、反応チャンバー4内の汚染を評価する汚染評価用の半導体ウェーハの基板となるシリコンウェーハを準備した。準備した基板は、ロードロックチャンバー2に搬入された後、図4Aに示すようにロードロックチャンバー2から搬送チャンバー3に搬送される(ステップS101)。基板が搬送チャンバー3に搬送された後、搬送チャンバー3と反応チャンバー4の間の第2隔離弁11aを開放する(ステップS102)。そして、基板を搬送チャンバー3から反応チャンバー4に搬送した(ステップS103)。第2隔離弁11aが搬送口G5を開放して、搬送口G5を再び閉鎖するまでの搬入作業期間中は第3流路18aに導入するパージガスの流量を変更せず、操業待機状態のパージガスの流量(5L/min)を維持した。また、基板を搬送チャンバー3から反応チャンバー4へ搬送している間における搬送チャンバー3と反応チャンバー4の最大酸素濃度を酸素濃度計により測定した。
基板が反応チャンバー4に搬入された後、第2隔離弁11aが閉鎖され(ステップS104)、その後、基板上にエピタキシャル層を成長した(ステップS105)。エピタキシャル層の成膜時には、原料ガスのTCSを10L/min、キャリアガスの水素を50L/min流し、基板上に膜厚10μmのエピタキシャル層を成長させ、汚染評価用の半導体ウェーハを作成した。そして、ICP−MS法を用いて作製した汚染評価用の半導体ウェーハ表面のMo(モリブデン)濃度を測定した。
図5に示すように比較例のエピタキシャルウェーハの表面のMo濃度をICP−MS法により測定した測定値は、4.2E+7atоms/cmとなった。また、図6に示すように基板を搬送チャンバー3から反応チャンバー4に搬送する基板搬送時の搬送チャンバー3の最大酸素濃度は、84ppmであり、図7に示すように反応チャンバー4内の最大酸素濃度は11.4ppmとなった。
(実施例)
次に実施例について説明する。比較例と同じ装置を用い、比較例と同様に外部から基板を搬入する前の搬送チャンバー3内及び反応チャンバー4内の酸素濃度の測定下限値が0.1ppm以下であることを確認した。そして、比較例と同様のサンプルを作製した後、比較例と同様に基板上にエピタキシャル層を成長させてエピタキシャルウェーハ表面のMo濃度を測定した。実施例では、第2隔離弁11aが搬送口G5を開放して搬送口G5を再び閉鎖するまでの搬送期間中にパージガス導入孔19aから導入されるパージガスの流量を変更した(図4BのステップS2a、S4a)。具体的には、搬送期間中は、操業待機中に導入するパージガスの流量(5L/min)より大きい流量(15L/min、30L/min、40L/min)になるように基板毎に流量を変更した(ステップS2a)。基板が反応チャンバー4に搬入された後、第2隔離弁11aが閉鎖され(ステップS4)、その後、パージガスの流量を操業待機中に導入するパージガスの流量(5L/min)に戻した(ステップS4a)。そして、それぞれの基板について比較例と同様の手順によりエピタキシャルウェーハを作製した。
図5に示すように実施例で測定されたMo濃度の測定値は、変更させたパージガスの流量が増加するに従って減少する。変更させたパージガスの流量が40L/minの時にMo濃度の測定値が1.2E+7atоms/cmとなった。また、基板を搬送チャンバー3から反応チャンバー4に搬送する基板搬送時の搬送チャンバー3内の最大酸素濃度と反応チャンバー4内の最大酸素濃度の推移が図6と図7に示される。図6に示すようにパージガスの流量に対する搬送チャンバー3内の最大酸素濃度はほとんど変化しない。それに対して、図7に示すように反応チャンバー4内の最大酸素濃度はMo濃度と同様にパージガスの流量の増加に従い減少する傾向を示す。反応チャンバー4内の最大酸素濃度は、パージガスの流量が40L/minの時に1.9ppmであった。
図5に示す実施例のMo濃度の推移から本発明を適用してパージガスの流量を操業待機中のパージガスの流量より増やすことで金属不純物の発生を抑制できると分かった。図6及び図7に示す実施例の搬送チャンバー3内と反応チャンバー4内の最大酸素濃度の推移から本発明を適用した気相成長装置1は、搬送チャンバー3内の酸素濃度は同程度でも、反応チャンバー4内の酸素濃度を低くできる。それ故、本発明を適用することで搬送チャンバー3から反応チャンバー4に混入する搬送チャンバー3中の雰囲気ガスを抑制できることが示された。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。上記実施形態は、例示であり、本発明の特許請求の範囲に記載された技術的思想と実質的に同一な構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、いかなるものであっても本発明の技術的範囲に包含される。上記実施形態では、半導体製造装置としてエピタキシャル成長を行う気相成長装置1を例示した。しかし、基板を搬送する基板搬送系統(ロードロックチャンバー2、搬送チャンバー3又はそれに類する装置)を具備し、反応室内で腐食性ガス(反応ガス)反応させる装置であれば、他の半導体製造装置に用いてもよい。例えば、他の薄膜を基板上に形成するCVD装置や腐食性ガスを用いて基板表面をエッチングするドライエッチング装置等に採用してもよい。
本明細書では搬送チャンバー3に搬送ロボット6を備える例を説明したが、ロードロックチャンバー2が搬送チャンバー3(搬送機構)を兼ねた装置でもよい。
1 気相成長装置 2 ロードロックチャンバー
3 搬送チャンバー 4 反応チャンバー
6 搬送ロボット 7 可動弁
11 第2可動弁(開閉部) 18a 第3流路(連通部)
18 バルブゲート 19a パージガス導入孔
20 ガス制御部

Claims (3)

  1. 基板上に反応ガスを導入して前記基板を処理する反応チャンバーと、
    前記反応チャンバーに前記基板を搬入し、前記基板を処理した処理基板を前記反応チャンバーから搬出する搬送チャンバーと、
    前記反応チャンバーと前記搬送チャンバーの間を前記基板及び前記処理基板が往来可能に連通する連通部と、
    前記連通部に位置して、前記連通部にパージガスを導入するパージガス導入孔と、
    前記搬送チャンバーと前記連通部の連通を開閉可能な開閉部と、
    を備える半導体製造装置により半導体基板を製造する製造方法において、
    前記搬送チャンバーから前記反応チャンバーに前記基板を搬入するために、前記開閉部が前記搬送チャンバーと前記連通部の連通を開放している間に、前記連通部が閉鎖している間の前記パージガスの流量である第1流量より大きい第2流量の前記パージガスを導入することを特徴とする半導体基板の製造方法。
  2. 前記反応チャンバーから前記搬送チャンバーに前記処理基板を搬出するために、前記開閉部が前記搬送チャンバーと前記連通部の連通を開放している間に前記第2流量の前記パージガスを導入する請求項1に記載の半導体基板の製造方法。
  3. 前記第2流量は10L/min以上40L/min以下である請求項1又は2に記載の半導体基板の製造方法。
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