JP6314022B2 - 超電導電流リード及び超電導電流リードの製造方法 - Google Patents

超電導電流リード及び超電導電流リードの製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、酸化物超電導線材を用いた超電導電流リードに関し、特に、超電導線材及び金属電極が補強部材に収容されて構成される超電導電流リード及びこの製造方法に関する。
近年、超電導ケーブルや超電導マグネット等、超電導を利用した超電導応用機器について、実用化に向けてさかんに研究、開発が行われている。一般に、超電導応用機器は、低温部(低温容器)に設置され、常温部に設置された外部機器(例えば電源)と、電流リードを介して接続される。
超電導応用機器の運転は、極低温環境下で行われるため、低温部の断熱性が極めて重要となる。低温部の断熱性が悪く、低温部への熱侵入が大きいと、超電導応用機器の冷却効率が低下して超電導状態を維持するための冷却コストが増大することとなり、場合によっては超電導応用機器を運転できなくなってしまうためである。この低温部への熱侵入の経路としては、低温容器を伝熱する経路、電流リードを伝熱する経路が考えられる。
低温容器を介した熱侵入を防止するための手法としては、液体窒素等の冷媒及び超電導応用機器を収容する冷媒槽と、冷媒槽の外側に設けられる真空槽とを有する二重構造の低温容器が知られている。この低温容器によれば、真空断熱により低温部への熱侵入が低減される。
電流リードを介した熱侵入を防止するための手法としては、酸化物超電導体を用いた超電導電流リードが提案されている。酸化物超電導体は、液体窒素温度以下では電気抵抗がゼロ、かつ熱伝導率が小さい(銅の数10分の1)。そのため、超電導電流リードにおいては、通電時にジュール熱の発生はなく、低温部への伝熱量も極めて小さくなる。したがって、超電導電流リードによれば、低温部への熱侵入が低減される。
従来の超電導電流リード50を図1に示す。図1Aは超電導電流リード50の全体図である。図1Bは図1AのI−I矢視断面図である。
図1Aに示すように、超電導電流リード50は、テープ状の超電導線材51と、超電導線材51の一端部(高温側)に配置される第1の金属電極52、及び超電導線材51の他端部(低温側)に配置される第2の金属電極53を備える。図1Bに示すように、第1の金属電極52は超電導線材51が挿入される凹部521を有する。
一般に、接続作業が容易であり、良好な電気特性が得られることから、超電導線材51と第1の金属電極52とは半田によって接続される(例えば特許文献1)。具体的には、溶融した半田を金属電極52の凹部521に充填した状態で、凹部521に超電導線材51を挿入し、支持部材(図示略)によって鉛直に支持する。そして、冷却により半田が凝固すると、超電導線材51は金属電極52に固着される。つまり、超電導線材51と金属電極52とは、半田56を介して電気的に接続されることになる。超電導線材51と第2の金属電極53との接続部も同様である。また、凹部521内に金属電極52を挿入して、凹部521内に半田を充填することで超電導線材51と金属電極52とを接続してもよい。
特開平10−275641号公報
しかしながら、上述した超電導線材の接続部においては、金属電極52の凹部521に溶融した半田を充填して、凹部521に超電導線材51を挿入して鉛直に支持する作業は難しく、熟練の作業が必要となる。これにより、超電導線材の超電導層側の面(第1の面)と金属電極との間に介在する半田層の厚さを所望の厚みにできず、接続抵抗が高くなるという問題がある。また、厚みにばらつきが生じると、金属電極52において超電導線材51に対する接続強度が低下する虞も生じる。
つまり、半田層の厚さを均一に制御しにくく、所望の接続抵抗を安定的に得ることが困難となる。特に、複数の超電導線材を並べて1つの金属電極に接続する場合、それぞれの接続部間で接続抵抗のばらつきが大きくなり、クエンチの原因となる偏流が生じる虞がある。
本発明の目的は、接続抵抗を低減して安定的に得ることができるとともに、接続強度が高く、安定した超電導特性を有する信頼性の高い超電導電流リード及び超電導電流リードの製造方法を提供することである。
本発明の超電導電流リードの一つの態様は、
金属基板上に中間層、超電導層、安定化層が順に積層されたテープ状の超電導線材と、 前記超電導線材の両端部に接合する金属電極と、
前記超電導線材と前記金属電極とを含むリード本体を収容する補強部材と、
を備え、
前記金属電極は、複数の分割体からなり、且つ、前記複数の分割体の接合面にて前記超電導線材の端部を挟持して前記超電導線材と接合し
前記補強部材は、前記超電導線材が前記金属電極間において撓みを有するように、所定の電極間距離で前記リード本体を収容している、
構成を採る。
本発明の超電導電流リードの製造方法の一つの態様は、
金属基板上に中間層、超電導層、安定化層が順に積層されたテープ状の超電導線材と、前記超電導線材の両端部に接合される金属電極と、前記超電導線材と前記金属電極とを含むリード本体を補強部材に収容して超電導電流リードを製造する超電導電流リードの製造方法において、
前記金属電極は複数の分割体から構成されており、
前記複数の分割体の間に前記超電導線材の端部を配置する配置工程と、
前記複数の分割体によって前記超電導線材を押圧した状態で、前記複数の分割体の接合面にて前記超電導線材を半田にて接続する接続工程と、
前記超電導線材に接合した前記金属電極を、前記補強部材に、前記超電導線材が前記金属電極間において撓みを有するように所定の電極間距離をあけて収容する工程と
を有するようにした。
本発明によれば、接続抵抗を低減して安定的に得ることができるとともに、接続強度が高く、安定した超電導特性を有する信頼性の高い超電導電流リードを提供できる。
従来の超電導電流リードにおける超電導線材と電極との接続構造を示す図 本発明の一実施の形態に係る超電導電流リードを用いた超電導磁石装置を示す図 本発明の一実施の形態に係る超電導電流リードにおける超電導線材の構成を模式的に示す図 本発明の一実施の形態の超電導電流リードの斜視図 本発明の一実施の形態の超電導電流リードを示す図であり、図5Aは超電導電流リードの平面図、図5Bは、同超電導電流リードの側面図 図5におけるII−II線矢視断面図 図6のIII−III線で示す部分の断面図 図5におけるIV−IV線矢視断面図 電極の構成を示す分解斜視図 超電導電流リードの製造方法を模式的に示す図 本発明の一実施の形態の超電導電流リードの変形例1の要部構成を示す斜視図 本発明の一実施の形態の超電導電流リードの変形例1の要部構成を示す断面図
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図2は、本発明の一実施の形態に係る超電導電流リード10を用いた超電導磁石装置1を示す図である。図3は、本発明の一実施の形態に係る超電導電流リード10における超電導線材11の構成を模式的に示す図である。図4は、本発明の一実施の形態の超電導電流リード10の斜視図である。
図2に示す超電導磁石装置1は、超電導電流リード10、常電導電流リード35、超電導コイル20、電源30、及び低温容器40等を備える。
低温容器40は、内側の容器41と外側の真空槽42とからなる二重構造を有する。容器41は冷凍機(図示略)に接続される。真空槽42は真空ポンプ(図示略)に接続され、内部を真空状態に保持される。
超電導コイル20は、超電導線材を巻線したコイルである。超電導コイル20は、低温部となる容器41内に配置される。超電導コイル20は、超電導電流リード10と接続するためのコイル電極21を有する。
電源30は、低温容器40外である常温部に配置される。電源30は、常電導電流リード35及び超電導電流リード10を介して、超電導コイル20に電流を供給する。常電導電流リード35は、例えば銅線である。
超電導電流リード10は、図2に示すように複数のテープ状の超電導線材11、第1の電極12−1、第2の電極12−2、及び補強部材(ここでは、筒状の補強部材として筒状補強部材と称する)14を有する。超電導電流リード10は、容器41内に配置される。超電導電流リード10では、超電導線材11の高温側となる一端部は第1の電極12−1に接続され、低温側となる他端部は第2の電極12−2に接続される。超電導電流リード10は、常態時において、第1の電極12−1、超電導線材11及び第2の電極12−2が直線状に並ぶように、形成されている。超電導電流リード10は、第1の電極12−1で、所定位置に配置された常電導電流リード35に接続された導体引出部(図示略)に接続され、第2の電極12−2で、所定位置に配置された超電導コイル20のコイル電極21に接続されている。
超電導電流リード10では、超電導線材11を複数本(ここでは2本)備えた構成としたが、これに限らず、超電導線材11を1本用いた構成としてもよいし、3本以上備えた構成にしてもよい。
超電導線材11は、図3に示すように、超電導層113を有するテープ状の線材である。超電導線材11は、例えばテープ状の金属基板111上に、中間層112、超電導層113、安定化層114が順に形成された積層構造を有しており、可撓性を有する。
金属基板111は、例えば、Ni−Cr系(具体的には、Ni−Cr−Fe−Mo系のハステロイ(登録商標)B、C、X等)、W−Mo系、Fe−Cr系(例えば、オーステナイト系ステンレス)、又は、Fe−Ni系(例えば、非磁性の組成系のもの)等の材料に代表される低磁性の結晶粒無配向・耐熱高強度金属基板である。
中間層112は、例えば金属基板111からの元素の拡散が超電導層113に及ぶのを防止するための第1の中間層(拡散防止層)と、超電導層113の結晶を一定の方向に配向させるための第2の中間層(配向層)など、複数の中間層を有する。第1の中間層は、例えばガリウムドープ酸化亜鉛層(GZO)又はイットリウム安定化ジルコニア層(YSZ)で構成される。第1の中間層の成膜には、例えばイオンビームアシスト蒸着法(IBAD:Ion Beam Assisted Deposition)を適用できる。第2の中間層は、例えば酸化セリウム層(CeO)で構成される。第2の中間層の成膜には、例えばRFスパッタ法を適用できる。また、2層以上の構造を有する中間層112として、第1の中間層としてのGZO層と、CeO層との間に、IBAD法によりなるMgO層、スパッタリング法によりなるLaMnO層を順に積層したものとしてもよい。
超電導層113は、例えばREBaCu系超電導体(REは、Y、Nd、Sm、Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm及びYbから選択される1又は2種以上の希土類元素であり、y≦2及びz=6.2〜7)等の酸化物超電導体で構成される。RE系超電導体としては、YBaCuで表されるイットリウム系超電導体が代表的である。超電導層113の成膜には、有機金属体積法(MOD:Metal-organic deposition)、パルスレーザー蒸着法(PLD:Pulsed Laser Deposition)、スパッタ法、又は有機金属気相成長法(MOCVD:Metal Organic Chemical Vapor Deposition)を適用できる。
超電導層113には、Zr、Sn、Ce、Ti、Hf、Nbのうち少なくとも1つを含む50[nm]以下の酸化物粒子が磁束ピンニング点として分散していることが好ましい。この場合、超電導層113の成膜法としては、三フッ化酢酸塩(TFA)を用いたTFA−MOD法が好適である。例えば、TFAを含むBa溶液中に、Baと親和性の高いZr含有ナフテン酸塩等を混合することにより、RE系超電導体からなる超電導層113に、Zrを含む酸化物粒子(BaZrO)を磁束ピンニング点として分散させることができる。なお、超電導層113中に磁束ピンニング点を分散する手法は、公知の技術を適用することができる(例えば特開2012−059468号公報)。
超電導層113中に磁束ピンニング点を分散させることにより、超電導線材11が湾曲した状態で用いられても、磁場の影響を受けにくく、安定した超電導特性が発揮される。
安定化層114は、主に水分等から超電導層113を保護するとともに、超電導状態が部分的に破れて抵抗が発生(常電導転移)した場合に電流を迂回させるための層である。安定化層114は、電気抵抗率が低く、熱伝導率の高い材料で構成されるのが好ましく、例えばAg又はCuで構成される。安定化層114の成膜には、例えばスパッタ法を適用できる。
超電導線材11において、超電導層113側(安定化層114側)の面を第1面11aと称し、金属基板111側の面を第2面11bと称する。
第1の電極12−1(高温側電極)及び第2の電極12−2(低温側電極)は、銅又は銅合金等の金属材料で構成される。第1の電極12−1は、容器41の底面近傍に配置され、導体引出部(図示略)を介して常電導電流リード35に接続される。第1の電極12−1の近傍の温度は、例えば77Kである。第2の電極12−2は、超電導コイル20の近傍に配置され、超電導コイル20のコイル電極21に接続される。第2の電極12−2の近傍の温度は、例えば4.2Kである。
図5は、本発明の一実施の形態の超電導電流リード10を示す図であり、図5Aは超電導電流リード10の平面図、図5Bは、同超電導電流リード10の側面図である。図6は、図5におけるII−II線矢視断面図であり、図7は、図6のIII−III線で示す部分の断面図である。図8は、図5におけるIV−IV線矢視断面図であり、図9は、電極の構成を示す分解斜視図である。なお、図9では、接合面122a、124a間の半田13は省略している。
図6及び図8に示すように、第1の電極12−1及び第2の電極12−2は、それぞれ接続する超電導線材11の延在方向(超電導電流リードの長手方向でもある)における一方の端面(電極同士の互いに対向する端面)に超電導線材11が取り付けられている。
なお、第1の電極12−1と第2の電極12−2は、本実施の形態では同形状に構成され、超電導線材11の両端部のそれぞれに、同様の状態で接合されている。これにより、第1の電極12−1と第2の電極12−2の構成を電極12とも称して、超電導線材11との接続構造とともに説明する。
電極12(12−1、12−2)は、複数に分割される分割体(第1、第2分割体122、124)を有し、且つ、分割体で超電導線材11の端部を挟持して超電導線材11に接合される。電極12は、超電導線材11の両端部にそれぞれ接合されることによってリード本体を構成する。
ここでは、電極12は、図6及び図8に示すように、超電導線材11の端部が接合する接合面122a(図8及び図9参照)を有する第1分割体122と、第1分割体における接合面122aとともに超電導線材11を挟持する第2分割体124と、を備える。
第1分割体122は、第2分割体124の接合面124aとともに超電導線材11を挟む接合面122aを備える接合部1221と、筒状補強部材14に固定される固定部1222と、端子接続部1223と、を有する。
図8及び図9に示すように、本実施の形態では、電極12は円柱状であり、接合部1221は、第2分割体124とともに断面半円状の半割の円柱状に形成されている。この接合部1221は、円柱状の固定部1222の一端面から突出するように形成され、固定部1222の他端面には、端子接続部1223が、筒状補強部材14の外部で露出した状態で突出して形成されている。なお、電極12は、角柱状で形成してもよく、その場合、接合部1221や、第2分割体124は、断面矩形状の直方体状に形成される。
本実施の形態では、第1の電極12−1、第2の電極12−2は、接合部1221と第2分割体124とで円柱状に形成され、所定の距離(電極間距離)を空けて互いに対向して配置されている。
そして、第1分割体122の接合部1221の接合面122aと、第2分割体124の接合面124aとの間には、超電導線材11が配置されている。超電導線材11は、接合面122a、124aのそれぞれに半田13を介して接合されている。
超電導線材11は、電極12間で、長手方向に延在するように配置され、電極12間で架設した状態となっている。なお、本実施の形態では、リード本体が筒状補強部材14に収容されたときに、超電導線材11は、第1の電極12−1と第2の電極12−2との電極間において撓みを有している(図8参照)。
詳細には、接合面122aに対して、超電導線材11が、超電導層113側(安定化層114側)の面である第1面11aを対向させている。
ここでは、接合面122a、124a間に、複数の超電導線材11の端部が並列で配置されており、それぞれの超電導線材11の第1面11aが、接合面122aに対向している。そして、これら第1面11aが、接合面122aに半田13を介して接合されて、超電導線材11と電極12とが電気的に接続される。この接合構造によって、超電導線材11からの電流は、第1分割体122及び第2分割体124との長手方向に垂直な接合面を通ることなく、第1分割体122の接合部1221、固定部1222、端子接続部1223の順に導通する。
また、第1分割体122と第2分割体124は、接合面122a、124a間にある超電導線材11の端部に対して、接合面122a、124aの全面で互いを押圧した状態で半田13とともに挟持した状態で固定されている。これにより、第1分割体122と第2分割体124を備える電極12と超電導線材11との接続強度の向上が図られている。
固定部1222は、接合部1221と端子接続部1223との間に介設されている。固定部1222は、ここでは、酸化物超電導線材11を挟持した状態の接合部1221及び第2分割体124の外径と略同じ或は同じ外径の円柱状に形成されている。固定部1222は、筒状補強部材14に対して、筒状補強部材14の外部に端子接続部1223を露出させた状態で、固定ピン15を介して固定されている。
端子接続部1223は、超電導電流リード10の端部を構成する。すなわち、第1の電極12−1における端子接続部1223は、常電導電流リード35(図2参照)に接続された導体引出部(図示略)に導通可能に接続され、第2の電極12−2における端子接続部1223は、超電導コイル20のコイル電極21(図1参照)に導通可能に接続される。
筒状補強部材14は、超電導線材11を覆う筒状体であり、超電導線材11の両端部に電極12がそれぞれ接合されたリード本体を、電極12間を所定距離空けた状態で収容し、支持する。筒状補強部材14は、超電導線材11を覆うように、電極12(12−1、12−2)間に架設されている。
筒状補強部材14は、低熱伝導性の材料(例えば繊維強化プラスチック(GFRP:Glass Fiber Reinforced Plastics)、ステンレス合金、ニッケル基合金、チタン合金等)で構成される。
筒状補強部材14は、超電導線材11よりも熱伝導率が低いことが望ましい。これにより、外部からの熱侵入量を低減することができる。熱侵入量を低減する観点からは、GFRPが好適である。77KにおけるGFRPの熱伝導率は0.39W/(m・K)であり、超電導線材11の熱伝導率よりも著しく小さい。また、77KにおけるGFRPの熱収縮率は0.213%であり、超電導線材11の熱収縮率よりも大きい。
一方、超電導線材11が破損したときに超電導磁石装置1を保護する観点からは、バイパスとして機能するステンレス合金、ニッケル基合金、チタン合金等が好適である。77Kにおけるステンレス合金(SUS304、SUS316)の熱伝導率は7.9W/(m・K)であり、超電導線材11の熱伝導率よりも小さい。また、77Kにおけるステンレス合金(SUS304)の熱収縮率は0.281であり、超電導線材11の熱収縮率よりも大きい。
このように構成された超電導電流リード10によれば、超電導線材11の両端部で接合される電極12は、複数に分割される第1分割体122、第2分割体124を有し、第1分割体122、第2分割体124によって超電導線材11の端部を挟持して、電極12は、超電導線材11に接合されている。これにより、第1分割体122、第2分割体124の間の超電導線材11の端部は、第1分割体122、第2分割体124に対して安定した状態で、均一に接合される。これにより、電極12間における半田13も極めて薄く、均一になり、この半田13とともに第1分割体122、第2分割体124に均一に接合される。よって、所望の接続抵抗を安定的に得ることができるとともに、接続抵抗を低減できる。
次に、図10を参照して超電導電流リード10の製造方法について説明する。図10は、超電導電流リードの製造方法を模式的に示す図である。
先ず、図10Aに示すように、電極12において、第1分割体122の接合部1221の接合面122aと、第2分割体124の接合面124aとの間に超電導線材11を配置する。なお、図10では、超電導線材11、接合面122a、124aのそれぞれに半田メッキ131を施しているが、これに限らず、接合時に接合面122a、124aの間に充填するようにしてもよい。
そして、図10Bに示すように、第1分割体122の接合部1221と、第2分割体124との間に超電導線材11を配置する。このとき超電導線材11は、安定化層114(図3参照)側の第1面11aを接合面122a側に向けて、接合面122aと対向させた状態で配置する。
そして、図示しない加熱装置等を用いて、図10Cに示すように、接合面122a、124aを加熱、詳細には、接合面122a、124aを加熱間の半田メッキ131を加熱して若干溶融する。ここでは、195[℃]〜197[℃]で加熱する。このとき、第1分割体122と第2分割体124とは、互いの接合面122a、124a間に超電導線材11を配置した状態で仮止めしている。よって、第2分割体124の自重などによって接合面122a、124a間が狭くなる。
次いで、押圧治具を用いて、第1分割体122の接合面122aと、第2分割体124の接合面124aとを所定の圧力で互いに押し付け合わせる。押圧治具は、第1分割体122と第2分割体124とを、超電導線材11の挟持方向と同方向で挟むように配置された一対の金属板と、第1分割体122と第2分割体124を囲むように金属板間に架設される複数(例えば4つ)のボルトとを有する。つまり、所定のトルク(例えば、0.1[N・m])で管理してボルト(例えば、直径4[mm])を締め付けることで、第1分割体122と第2分割体124を挟む方向に圧力をかける。これにより、第1分割体122の接合面122aと第2分割体124の接合面124aとが互いに全面的に均一に押圧し合う。すると、接合面122a、124a間で、余剰の半田は外部に流れて、接合面122a、124a同士が、超電導線材11を介して全面的に均一に押圧されながら加熱されて(つまり、半田13を介して)接合される。これにより、接続強度が高くなり、超電導線材11が外れにくくなるとともに、接触抵抗を小さくできる。
このように、電極12−1、12−2と超電導線材11の接合は、第1分割体122、第2分割体124の間に超電導線材11の端部を配置し(配置工程)、次いで、第1分割体122、第2分割体124によって超電導線材を押圧した状態で、第1分割体122、第2分割体124の接合面122a、124aと超電導線材11とを半田13にて接続する(接続工程)。次いで、超電導線材11に接合した電極12は、筒状補強部材14に、所定間隔を開けて収容するとともに、固定ピン15を介して固定されることによって超電導電流リードを製造する。
なお、超電導電流リード10において、電極12は、複数に分割される分割体(ここでは、第1分割体122、第2分割体124)からなる構成としたが、これに限らず、3つ以上の分割体で構成してもよい。すなわち、超電導電流リードにおいて、複数の分割体の接合面によって超電導線材11の端部をそれぞれ挟持すれば、電極12はどのように構成されてもよい。
このような電極の変形例を図11及び図12を参照して説明する。図11は、本発明の一実施の形態の超電導電流リードの変形例1の要部構成を示す斜視図であり、図12は、本発明の一実施の形態の超電導電流リードの変形例1の要部構成を示す断面図である。
図11及び図12に示す電極12Aは、2本の超電導線材11を、互いの基板側の面、つまり、第2面11bで張り合わせた線材対110の端部が接続されている。
電極12Aは、線材対110の端部を互いの接合面1221a、1241aで挟持する第1分割体122Aと、第2分割体124Aとを有する。
第1分割体122A及び第2分割体124Aは、長手方向に延在する超電導電流リードの中心線に対して対称に形成されている。具体的には、第1分割体122A及び第2分割体124Aは、同形状に形成されており、接合面1221a、1241aは、それぞれ底面の一部を構成し、底面を合わせた際に、合わせた底面を中心に上下で対称形状になるように形成されている。
第1分割体122A及び第2分割体124Aの接合面1221a、1241aは、互いに対向配置されている。接合面1221a、1241aは、線材対110における超電導線材11のそれぞれを挟持する。第1分割体122A及び第2分割体124Aは、互いを接合した際に、接合面1221a、1241aを含む長手方向に延びる部分で、線材対1120(超電導線材11)を挟持する接合部1221Aを構成する。また、接合部1221Aに連続して、図示しない補強部材に固定される固定部1222Aと、端子接続部1223Aとを構成している。なお、接合部1221A及び固定部1222Aの外形を、ここでは、角柱状(具体的には、直方体状)として図示しているが、これに限らず、円柱状に形成してもよい。この場合、接合部1221A及び固定部1222Aを構成する第1分割体122A、第2分割体124Aの部位は、断面半円状に形成される。
電極12Aの接合部1221Aにおいて、線材対110において上下に配置された超電導線材11、11のそれぞれの第1面11aが、第1分割体122A及び第2分割体124Aの接合面1221a、1241aのそれぞれに半田13Aを用いて接合されている。
このように線材対110の端部が接合された一対の電極12Aは、図4で示す超電導電流リード10と同様に、所定間隔を開けて、電極12Aに対応した外径を有し、筒状補強部材14と同様の材料からなる角筒状の補強部材により、支持された状態で収容される。これにより、電極12Aを用いた超電導電流リードが形成される。
また、この電極12Aの第1分割体122A及び第2分割体124Aは、電極12の第1分割体122及び第2分割体124と同様に、接合面122a、124aで、線材対110の超電導線材11を挟み、互いを押圧しつつ、超電導線材11に接合されている。例えば、接合面122a、124a間に線材対110を配置して、上述した押圧治具を、電極12の製造と同様に設置する。すなわち、線材対110を間に配置した第1分割体122A、第2分割体124Aを挟むように、上下に一対の金属板を配置して、ボルトを所定のトルク(0.1[N・m])で管理して締め付ける。すると、第1分割体122A、第2分割体124Aに対し超電導線材11を挟持する方向に圧力がかかり、接合面122a、124aは、線材対110に押し付けられる。これにより、接合面122a、124aは、超電導線材11に対して、接続強度が高くなり、且つ、接続抵抗値が下がった状態で接合されることになる。
このように構成されているため、電極12Aを用いた超電導電流リードは、超電導電流リード10と同様の作用効果を奏する。
なお、電極12Aの構成によれば、図11及び図12で示したように、超電導線材11を、第2面11b側を張り合わせて線材対110とした場合、第1面11aは、線材対110の表裏側でそれぞれ露出し、それぞれに対向配置される接合面122a、124aに接合される。
ここでは、接合面122a、124aを有する分割体は、端子接続部に相当する部位を含めて上下で対称、つまり、同形状に形成されている。これにより、線材対110と電極12Aとに通電しても、偏流が生じることがない。
実施例1として、図4〜図10で示す実施の形態における超電導電流リード10を制作した。具体的には、電極12に2本の超電導線材を並列に配置し、これら超電導線材の端部を接合した。そして、複数のサンプルについて、超電導線材と電極との接続部の評価を行った。具体的には、超電導電流リードを液体窒素中(77K)に配置し、超電導線材と低温側電極との接続部の接続抵抗の測定を行い、接続抵抗値は0.8[μΩ]であった。
実施例2として、実施例1で用いた超電導線材と、実施例1と同様の材料からなる補強部材と、図11及び図12に示す電極とを用いて、超電導電流リードを製作した。
実施例2では、図11及び図12に示す構成において、電極12Aに、2本の超電導線材11、11を対にして構成した接続対11を2つ並列に接合した。すなわち、実施例2の超電導電流リードでは、図11及び図12に示す電極12Aに、並列配置された2つの線材対110(超電導線材11は合計4本)の端部をそれぞれ接合した。そして、実施例1と同様に、超電導線材11と電極との接続部の評価を行った。超電導線材と低温側電極との接続部の接続抵抗値は、0.4[μΩ]であった。
また、比較例1として、実施例1の超電導線材と同様の超電導線材を2本用いて、図1で示す従来の超電導電流リードを製作した。このとき、電極の外径は、実施例1における電極の外径と同様にした。更に、比較例2として、実施例1の超電導線材と同様の超電導線材を4本用いて、図1で示す従来の超電導電流リードを製作した。そして、これら比較例1、比較例2においても、実施例1、実施例2と同様の評価を行った。比較例1における超電導線材と低温側電極との接続部の接続抵抗値は、2.5[μΩ]であった。また、比較例2における超電導線材と低温側電極との接続部の接続抵抗値は、1.2[μΩ]であった。
この結果、超電導線材11を2本用いた実施例1と比較例1とを比べると、実施例1の接続抵抗値は、比較例1の接続抵抗値よりも低いことが判った。また、分割した電極である分割体122、124で超電導線材11を押圧しながら接続した実施例1は、押圧せずに両者を接続した比較例1よりも接続強度は大きかった。また、超電導線材を4本用いた実施例2と比較例2とを比べると、実施例2の接続抵抗値は、比較例2の接続抵抗値よりも低いことが判った。また、分割した電極である分割体122A、124A、126で超電導線材11を押圧しながら接続した実施例2は、押圧せずに両者を接続した比較例2よりも接続強度は大きかった。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
以上、本発明の実施の形態について説明した。なお、以上の説明は本発明の好適な実施の形態の例証であり、本発明の範囲はこれに限定されない。つまり、上記装置の構成や各部分の形状についての説明は一例であり、本発明の範囲においてこれらの例に対する様々な変更や追加が可能であることは明らかである。
本発明に係る超電導電流リード及び超電導電流リードの製造方法は、接続抵抗を低減して安定的に得ることができるとともに、接続強度が高く、安定した超電導特性を有する超電導電流リードを提供するものとして有用である。
1 超電導磁石装置
10 超電導電流リード
11 超電導線材
11a 第1面
11b 第2面
12、12A 電極
12−1 第1の電極(常温側電極)
12−2 第2の電極(低温側電極)
13、13A 半田
14 筒状補強部材
15 固定ピン
20 超電導コイル
21 コイル電極
30 電源
40 低温容器
110 線材対
111 金属基板
112 中間層
113 超電導層
114 安定化層
122、122A 第1分割体
122a、124a、1221a、1241a 接合面
124、124A 第2分割体
131 半田メッキ
1221、1221A 接合部
1222、1222A 固定部
1223、1223A 端子接続部

Claims (5)

  1. 金属基板上に中間層、超電導層、安定化層が順に積層されたテープ状の超電導線材と、 前記超電導線材の両端部に接合する金属電極と、
    前記超電導線材と前記金属電極とを含むリード本体を収容する補強部材と、
    を備え、
    前記金属電極は、複数の分割体からなり、且つ、前記複数の分割体の接合面にて前記超電導線材の端部を挟持して前記超電導線材と接合し
    前記補強部材は、前記超電導線材が前記金属電極間において撓みを有するように、所定の電極間距離で前記リード本体を収容している、
    ことを特徴とする超電導電流リード。
  2. 複数の前記超電導線材を有し、
    前記複数の前記超電導線材が、各々の前記分割体の接合面に接続されてなることを特徴とする請求項1に記載の超電導電流リード。
  3. 前記複数の分割体は、前記超電導線材の端部を互いの接合面で挟持する第1分割体と第2分割体とを有し、
    前記第1分割体及び前記第2分割体は、同形状に形成されている、
    ことを特徴とする請求項1または2記載の超電導電流リード。
  4. 前記超電導層がTFA−MOD法により形成され、
    前記超電導層中に、Y、Zr、Sn、Ti、Ceのうち少なくとも1つを含む50μm以下の酸化物粒子が磁束ピンニング点として分散していることを特徴とする請求項1又は2のいずれか一項に記載の超電導電流リード。
  5. 金属基板上に中間層、超電導層、安定化層が順に積層されたテープ状の超電導線材と、前記超電導線材の両端部に接合される金属電極と、前記超電導線材と前記金属電極とを含むリード本体を補強部材に収容して超電導電流リードを製造する超電導電流リードの製造方法において、
    前記金属電極は複数の分割体から構成されており、
    前記複数の分割体の間に前記超電導線材の端部を配置する配置工程と、
    前記複数の分割体によって前記超電導線材を押圧した状態で、前記複数の分割体の接合面にて前記超電導線材を半田にて接続する接続工程と、
    前記超電導線材に接合した前記金属電極を、前記補強部材に、前記超電導線材が前記金属電極間において撓みを有するように所定の電極間距離をあけて収容する工程と
    を有する、
    ことを特徴とする超電導電流リードの製造方法。
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