JP6313979B2 - 防災情報配信システム及び防災端末 - Google Patents
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Description
また、防災情報の原因事象の種別と発生地点とに基づいて、防災情報を配信すべき領域に位置する住戸に設置された電力計測装置が自動的に特定されるので、原因事象の種別と発生地点とに適用した電力計測装置に対して防災情報を容易かつ迅速に配信することが可能になり、防災情報を一層効果的に配信することができる。
まずは、実施の形態の基本的概念について説明する。実施の形態は、概略的に、防災情報配信システム及び防災端末に関するものである。この防災情報配信システムは、センタ局2から住戸に対して防災情報を配信するシステムである。センタ局2とは、防災情報の配信元であり、例えば、放送局、市役所、消防署、あるいは警察署が該当する。以下の説明では、センタ局2が一つである場合について説明するが、実際には、複数のセンタ局2が存在してもよい。「住戸」とは、防災情報の配信対象となる建物であり、戸建住宅や集合住宅を含む。実際には、複数の住戸の全部又は一部を対象として防災情報が配信されるが、これら複数の住戸における防災情報配信システムに関する構成は相互に共通であるため、以下では、特定の一つの住戸について説明する。「防災情報」とは、災害に起因する被害を防止するための情報であり、その具体的な内容は任意であり、例えば、地震、津波、竜巻、台風、豪雨、土砂崩れ、あるいは紛争のような天災又は人災に関する、発生予報、発生警報、避難勧告、避難命令等の情報を含む。
次に、実施の形態の具体的内容について説明する。
まず、防災情報配信システムの構成について説明する。図1は、実施の形態に係る防災情報配信システムの構成を示す概略図である。この図1に示すように、防災情報配信システム1は、センタ局2に設置されたセンタ装置10と、住戸3に設置されたスマートメータ20、及び防災端末40を備えて構成されている。センタ装置10とスマートメータ20は、FTTHを構成する光ファイバ4にて接続され、スマートメータ20と防災端末40は、無線にて通信可能となっている。
最初に、センタ装置10の構成について説明する。図2は、センタ装置10の電気的構成を機能概念的に示すブロック図である。この図2に示すように、センタ装置10は、入力部11、出力部12、通信部13、記憶部14、及び制御部15を備えている。
入力部11は、センタ装置10の動作に必要な情報の入力を受け付ける入力手段であり、例えば、マイク、タッチパネル、キーボード、マウス、及び外部入力端子を備える。センタ装置10のユーザは、例えば、マイクやタッチパネルを介して、防災情報の内容を入力したり、防災情報の配信対象とすべき地域を入力することができ、あるいは、これらの情報を任意の外部機器から外部入力端子を介して入力することができる。
出力部12は、センタ装置10の動作に必要な情報の出力を行う出力手段であり、例えば、スピーカ、ディスプレイ、表示灯、及び外部出力端子を備える。センタ装置10のユーザは、例えば、防災情報の内容をスピーカを介して出力させたり、防災情報の配信対象とすべき地域をディスプレイや表示灯を介して出力させたり、あるいは、これらの情報を任意の外部機器に対して外部出力端子を介して出力することができる。
通信部13は、スマートメータ20との通信を行うセンタ側通信手段であり、例えば、スマートメータ20とFTTHにて通信を行うための光端子や、光信号と電気信号の相互間の変換を行うための変換部を備えて構成されている。
記憶部14は、センタ装置10の動作に必要なプログラム及び各種のデータを記憶する記憶手段である。この記憶部14は、例えば、外部記憶装置としてのハードディスク(図示省略)を用いて構成されているが、ハードディスクに代えてあるいはハードディスクと共に、磁気ディスクの如き磁気的記憶媒体、又はDVDやブルーレイディスクの如き光学的記憶媒体を含む、その他の任意の記憶媒体を用いることができる(この点は他の装置や機器の記憶部も同様)。この記憶部14には、スマートメータ情報データベース(以下、データベースを「DB」と称する)14a、防災情報DB14b、及び地図DB14cが記憶されている。
制御部15は、センタ装置10を制御する制御手段である。この制御部15は、具体的には、CPU、当該CPU上で解釈実行される各種のプログラム(OSなどの基本制御プログラムや、OS上で起動され特定機能を実現するアプリケーションプログラムを含む)、及びプログラムや各種のデータを格納するためのRAMの如き内部メモリを備えて構成されるコンピュータである(この点は他の装置や機器の制御部も同様)。特に、本実施の形態に係るセンタ側防災情報配信プログラムは、任意の記憶媒体又はネットワークを介してセンタ装置10にインストールされることで、制御部15の各部を実質的に構成する。
次に、スマートメータ20の構成について説明する。図5は、スマートメータ20の電気的構成を機能概念的に示すブロック図である。この図5に示すように、スマートメータ20は、通信部21、電力計測部22、記憶部23、及び制御部24を備えている。
通信部21は、センタ装置10及び防災端末40との通信を行う装置側通信手段であり、例えば、センタ装置10とFTTHにて通信を行うための光端子や、光信号と電気信号の相互間の変換を行うための変換部や、防災端末40と近距離無線通信を行うためのアンテナや周波数変換部を備えて構成されている。
電力計測部22は、当該スマートメータ20が設置された住戸3の電力使用量を計測する電力計測手段であり、公知の電力計と同様に構成されている。
記憶部23は、スマートメータ20の動作に必要なプログラム及び各種のデータを記憶する記憶手段(装置側格納手段)である。この記憶部23には、当該記憶部23が設けられているスマートメータ20のスマートメータIDが登録されている。
制御部24は、スマートメータ20を制御する制御手段である。特に、本実施の形態に係る装置側防災情報配信プログラムは、任意の記憶媒体又はネットワークを介してスマートメータ20にインストールされることで、制御部24の各部を実質的に構成する。
次に、防災端末40の構成について説明する。図6は、防災端末40の電気的構成を機能概念的に示すブロック図である。この図6に示すように、防災端末40は、異常検知部41、出力部42、通信部43、記憶部44、及び制御部45を備えている。
異常検知部41は、防災端末40が設置された住戸3における監視領域の異常を検知する異常検知手段である。この異常検知部41の具体的な構成は任意であるが、例えば、防災端末40=火災感知器である場合には煙センサや熱センサであり、防災端末40=ガス漏れ警報器である場合にはガスセンサであり、防災端末40=人感センサである場合には赤外線センサである。
出力部42は、防災端末40の動作に必要な情報の出力を行う出力手段であり、異常検知部41にて異常が検知された場合に警報出力を行う出力手段であって、例えば、スピーカ及び表示灯を備える。
通信部43は、スマートメータ20との通信を行う端末側通信手段であり、例えば、スマートメータ20と近距離無線通信を行うためのアンテナや周波数変換部を備えて構成されている。また、この通信部43を介して、他の防災端末40との間に直接又は任意の中継器を介して間接的に無線通信を行うことも可能であり、宅内防災ネットワークを構築することが可能となっている。例えば、防災端末40とスマートメータ20との相互間で直接的に信号を送受信できない場合には、他の防災端末40を介して送受信すること等ができる。
記憶部44は、防災端末40の動作に必要なプログラム及び各種のデータを記憶する記憶手段(防災情報格納手段)である。この記憶部44には、複数の防災情報の音声データが記憶されている。これら複数の防災情報の音声データは、相互に内容が異なる音声データであり、相互に異なる防災情報IDに対応付けて記憶部44に記憶されている。
制御部45は、防災端末40を制御する制御手段である。特に、本実施の形態に係る端末側防災情報配信プログラムは、任意の記憶媒体又はネットワークを介して防災端末40にインストールされることで、制御部45の各部を実質的に構成する。
次に、このように構成される防災情報配信システム1によって実行される処理について説明する。
最初に、電力量計測処理について説明する。この処理は、住戸3の電力使用量を計測してセンタ装置10に送信するための処理である。この処理において、各住戸3のスマートメータ20の電力計測部22は、当該スマートメータ20が設置された住戸3の電力使用量を公知の方法で所定周期で計測し、当該計測した電力使用量を制御部24に出力する。この制御部24の装置側計測制御部24aは、当該電力使用量と、記憶部23に記憶されているスマートメータIDとを、通信部21を介してセンタ装置10に送信する。このセンタ装置10の制御部15は、電力使用量とスマートメータIDとが通信部12を介して受信された場合に、これら電力使用量とスマートメータIDとを相互に対応付けて記憶部14に記憶する。そして、その後の任意のタイミングで、これら電力使用量とスマートメータIDとに基づいて、スマートメータ20のユーザに対して電力料金の課金を任意の方法で行う。ただし、この電力量計測処理の詳細は、公知のスマートメータ20における電力量計測処理と同様に行うことができため、その説明を省略する。
次に、異常検知処理について説明する。この処理は、住戸3における監視領域の異常を検知して警報を出力するための処理である。この処理において、各住戸3の各防災端末40の異常検知部41は、当該防災端末40が設置された住戸3における監視領域の異常を公知の方法で所定の異常検知周期で検知し、この検知結果を制御部45に出力する。この制御部45の端末側検知制御部45aは、検知結果を所定の異常判定閾値と比較すること等により、監視領域における異常の有無を判定し、異常があると判定した場合には、出力部に警報出力を行わせる。ただし、この異常検知処理の詳細は、公知の防災端末40における異常検知処理と同様に行うことができため、その説明を省略する。
次に、防災情報配信処理について説明する。この処理は、センタ装置10から住戸3に対して防災情報を配信するための処理であり、センタ装置10、スマートメータ20、及び防災端末40への電源投入後にこれら各機器により繰り返して実行される。図7は、防災情報配信処理のフローチャートである。なお、以下では、「ステップ」を「SA」と略記する。
以上、本発明に係る実施の形態について説明したが、本発明の具体的な構成及び手段は、特許請求の範囲に記載した本発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。以下、このような変形例について説明する。
まず、発明が解決しようとする課題や発明の効果は、上述の内容に限定されるものではなく、発明の実施環境や構成の細部に応じて異なる可能性があり、上述した課題の一部のみを解決したり、上述した効果の一部のみを奏したりすることがある。例えば、従来のシステムよりも配信効率を向上できない場合であっても、従来のシステムと同程度の配信効率を従来のシステムとは異なる本願発明のシステムによって達成できている場合には、本願発明の課題が解決されている。
また、上述した各電気的構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各部の分散や統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散又は統合して構成できる。例えば、センタ装置10やスマートメータ20をそれぞれ複数の装置に分散して構成したり、スマートメータ20のスマートメータ情報DB14aや防災情報DB14bをそれぞれ複数のDBに分散して構成したり、これらスマートメータ情報DB14aや防災情報DB14bを相互に統合したり、センタ装置10又はスマートメータ20の一方の機能の一部を他方に持たせたりしてもよい。また、各部を分散する場合において、これら各部の相互間の連携は、有線と無線のいずれか一方又は両方により行うことができる。
複数の実施の形態が記載されている場合において、これら複数の実施の形態の相互間においては、その構成や処理の一部を相互に入れ替えたり、一方の構成や処理を他方に適用したりしてもよい。
実施の形態や図面において例示した構成要素に関して、形状、数値、又は複数の構成要素の構造若しくは時系列の相互関係については、本発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。
防災情報の一部の情報を省略してもよく、例えば、防災情報を配信すべき領域を特定する目的からすれば、防災情報の原因事象の種別と、防災情報の原因事象の発生地点と、防災情報を配信すべき領域とのみを含むように防災情報(領域情報)を構成し、配信対象特定部15bは、原因事象の種別及び原因事象の発生地点が入力部11を介して入力された場合には、これら各情報に基づいて防災情報を参照することにより、防災情報を配信すべき領域を特定するようにしてもよい。また、例えば、防災情報の内容を特定する目的からすれば、防災情報の原因事象の種別と、防災情報の原因事象の発生地点と、防災情報の原因事象の発生レベルと、防災情報を配信すべき領域防災情報の原因事象の発生地点と、防災情報を配信すべき領域のみを含むように防災情報(内容情報)を構成し、原因事象の種別と、防災情報の原因事象の発生地点と、防災情報の原因事象の発生レベルと、防災情報を配信すべき領域とが特定された場合には、これら各情報に基づいて防災情報を参照することにより、防災情報の内容を特定するようにしてもよい。
住戸単位での制御に加えて、あるいは、住戸単位での制御に代えて、住戸に設けられた複数の防災端末40を個別的に制御してもよい。例えば、各防災端末40には、各防災端末40を一意に識別するための防災端末識別情報を設定しておき、センタ装置10から防災信号を送信する際に、防災情報を出力させた防災端末40の防災端末識別情報を防災信号に含めて送信する。各防災端末40は、スマートメータ20から送信された防災端末識別情報が自己に設定されている防災端末識別情報に一致する場合にのみ、防災情報を出力する。
センタ装置10から防災端末40に防災情報IDを送信するのではなく、センタ装置10から防災端末40に防災情報の内容自体(例えば音声データ)を送信するようにしてもよい。また、防災情報の内容は、音声データに限定されず、例えば、防災端末40の出力部42における表示灯を所定周期や所定間隔で点滅又は点灯させたり、防災端末40の出力部42にモニタが設けられている場合には当該モニタに文字や画像を表示させてもよい。また、防災端末40の種類に応じて異なる内容の防災情報を出力するようにしてもよい。
通常モードと防災モードの各々の内容は任意に変更することができ、例えば、通常モードにおいては防災情報IDの受信機能以外の機能を停止することで消費電力を低減するスリープモードとし、防災モードにおいては全ての機能を起動させる動作モードとしてもよい。また、モードの切り替えについては省略してもよい。
停止条件が充足したか否かの判定を、異常検知部41による検知結果に基づいて行う場合、人感センサの異常検知部41による検知結果に限らず、他の種類の異常検知部41による検知結果を参照してもよい。例えば、原因事象の種別=地震の場合、この原因事象による被害は火災発生により一層拡大することが予想されるため、火災感知器の異常検知部41によって火災が感知されている場合にのみ、停止条件が充足していないと判定して防災情報の出力を継続し、原因事象の種別=津波や豪雨の場合、この原因事象による被害は火災発生と直接の関連性が低いため、火災感知器の異常検知部41によって火災が感知されているか否かは除外して、停止条件を判定するようにしてもよい。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、付記1に記載の防災情報配信システムは、センタ装置と、住戸に設置された電力計測装置と、住戸に設置された防災端末とを備える防災情報配信システムであって、前記センタ装置は、前記電力計測装置との通信を行うセンタ側通信手段と、前記電力計測装置を一意に識別するための装置識別情報を格納するセンタ側格納手段と、住戸に配信すべき防災情報と、当該防災情報を配信すべき住戸の前記電力計測装置とが特定された場合、当該特定された電力計測装置に対応する前記装置識別情報を前記センタ側格納手段から取得し、当該取得した装置識別情報と当該配信すべき防災情報を特定する防災特定情報とを、前記センタ側通信手段を介して前記電力計測装置に送信するセンタ側配信制御手段とを備え、前記電力計測装置は、前記センタ装置及び前記防災端末との通信を行う装置側通信手段と、当該電力計測装置が設置された住戸の電力使用量を計測する電力計測手段と、当該電力計測装置を一意に識別するための装置識別情報を格納する装置側格納手段と、前記電力計測手段にて計測された電力使用量を前記装置側通信手段を介して前記センタ装置に送信する装置側計測制御手段と、前記装置側通信手段にて装置識別情報及び防災特定情報が受信された場合、当該装置識別情報が前記装置側格納手段に格納された装置識別情報と一致するか否かを判定し、一致する場合には当該防災特定情報を前記装置側配信手段を介して前記防災端末に送信する装置側配信制御手段とを備え、前記防災端末は、当該防災端末が設置された住戸における監視領域の異常を検知する異常検知手段と、前記異常検知手段にて異常が検知された場合に警報出力を行う出力手段と、前記電力計測装置から送信された防災情報を受信する端末側通信手段と、前記異常検知手段の検知結果に基づいて、前記出力手段に警報出力を行わせる端末側検知制御手段と、前記端末側通信手段にて防災特定情報が受信された場合、当該防災特定情報によって特定される防災情報を前記出力手段を介して出力する端末側配信制御手段とを備える。
付記1に記載の防災情報配信システムによれば、電力計測を行うために各住戸に設置された電力計測装置と、異常を検知して警報を出力するために各住戸に設置された防災端末とを介して、住戸における防災情報の出力を行うことができるので、防災情報を行うための専用の端末を必要とすることなく、住戸単位での防災情報の配信を行うことが可能になる。特に、従来のように住宅内受信装置を備えた防災情報配信システムにおいては、1つの住戸に1台の住宅内受信装置が設置されることを前提としていたので、防災情報が聞き取り難い場所が存在する可能性があったが、防災端末は1つの住戸に複数設置されることが多いため、このような防災端末を介して防災情報の出力を行うことで、防災情報が聞き取り難い場所が存在する可能性を低減することが可能になる。
2 センタ局
3 住戸
4 光ファイバ
5 宅内光ファイバ
10 センタ装置
11 入力部
12 出力部
13 通信部
14 記憶部
14a スマートメータ情報DB
14b 防災情報DB
14c 地図DB
15 制御部
15a センタ側配信制御部
15b 配信対象特定部
15c 配信内容特定部
20 スマートメータ
21 通信部
22 電力計測部
23 記憶部
24 制御部
24a 装置側計測制御部
24b 装置側配信制御部
40 防災端末
41 異常検知部
42 出力部
43 通信部
44 記憶部
45 制御部
45a 端末側検知制御部
45b 端末側配信制御部
Claims (8)
- センタ装置と、住戸に設置された電力計測装置と、住戸に設置された防災端末とを備える防災情報配信システムであって、
前記センタ装置は、
前記電力計測装置との通信を行うセンタ側通信手段と、
前記電力計測装置を一意に識別するための装置識別情報を格納するセンタ側格納手段と、
住戸に配信すべき防災情報と、当該防災情報を配信すべき住戸の前記電力計測装置とが特定された場合、当該特定された電力計測装置に対応する前記装置識別情報を前記センタ側格納手段から取得し、当該取得した装置識別情報と当該配信すべき防災情報を特定する防災特定情報とを、前記センタ側通信手段を介して前記電力計測装置に送信するセンタ側配信制御手段とを備え、
前記電力計測装置は、
前記センタ装置及び前記防災端末との通信を行う装置側通信手段と、
当該電力計測装置が設置された住戸の電力使用量を計測する電力計測手段と、
当該電力計測装置を一意に識別するための装置識別情報を格納する装置側格納手段と、
前記電力計測手段にて計測された電力使用量を前記装置側通信手段を介して前記センタ装置に送信する装置側計測制御手段と、
前記装置側通信手段にて装置識別情報及び防災特定情報が受信された場合、当該装置識別情報が前記装置側格納手段に格納された装置識別情報と一致するか否かを判定し、一致する場合には当該防災特定情報を前記装置側通信手段を介して前記防災端末に送信する装置側配信制御手段とを備え、
前記防災端末は、
当該防災端末が設置された住戸における監視領域の異常を検知する異常検知手段と、
前記異常検知手段にて異常が検知された場合に警報出力を行う出力手段と、
前記電力計測装置から送信された防災情報を受信する端末側通信手段と、
前記異常検知手段の検知結果に基づいて、前記出力手段に警報出力を行わせる端末側検知制御手段と、
前記端末側通信手段にて防災特定情報が受信された場合、当該防災特定情報によって特定される防災情報を前記出力手段を介して出力する端末側配信制御手段とを備え、
前記センタ装置は、さらに、
防災情報の原因事象の種別と、防災情報の原因事象の発生地点と、防災情報を配信すべき領域とを、相互に対応付けて格納する領域情報格納手段と、
前記防災情報を配信すべき領域と、前記防災情報を配信すべき領域に含まれる住所を相互に対応付けて格納する地図データベースと、
前記住所と、前記電力計測装置を一意に識別するための装置識別情報を相互に対応付けて格納するスマートメータ情報データベースと、
住戸に配信すべき防災情報の原因事象の種別と、防災情報の原因事象の発生地点とが特定された場合、当該種別及び当該発生地点に基づいて前記領域情報格納手段を参照することにより、当該防災情報を配信すべき領域を特定し、当該特定した領域に基づいて前記地図データベースを参照することにより、当該特定した領域に含まれる住所を特定し、当該特定した住所に基づいて前記スマートメータ情報データベースを参照することにより、当該特定した住所の住戸に設置された前記電力計測装置の装置識別情報を取得する配信対象特定手段と、を備え、
前記センタ側配信制御手段は、前記配信対象特定手段にて取得された装置識別情報を送信する、
防災情報配信システム。 - 前記センタ装置は、
防災情報の原因事象の種別と、防災情報の原因事象の発生地点と、防災情報の原因事象の発生レベルと、防災情報を配信すべき領域と、防災特定情報とを、相互に対応付けて格納する内容情報格納手段と、
住戸に配信すべき防災情報の原因事象の種別と、防災情報の原因事象の発生地点と、防災情報の原因事象の発生レベルと、防災情報を配信すべき領域とが特定された場合に、当該種別、当該発生地点、当該発生レベル、及び当該領域に基づいて前記内容情報格納手段を参照することにより、配信すべき防災情報の内容に対応する防災特定情報を取得する配信内容特定手段とを備え、
前記センタ側配信制御手段は、前記配信内容特定手段にて取得された防災特定情報を送信する、
請求項1に記載の防災情報配信システム。 - 前記センタ装置は、前記防災特定情報として、防災情報の内容を一意に特定する防災情報識別情報を送信し、
前記防災端末は、防災情報と、防災情報識別情報とを、相互に対応付けて格納する防災情報格納手段を備え、
前記端末側配信制御手段は、前記端末側通信手段にて防災特定情報としての防災情報識別情報が受信された場合、当該防災情報識別情報に対応する防災情報を前記防災情報格納手段から取得し、当該取得した防災情報を出力する、
請求項2に記載の防災情報配信システム。 - 前記端末側配信制御手段は、前記端末側通信手段にて防災特定情報が受信された場合、前記異常検知手段の検知結果に基づく異常検知処理のモードを、通常モードから防災モードに切り替える、
請求項1から3のいずれか一項に記載の防災情報配信システム。 - 前記端末側配信制御手段は、防災情報の出力を、防災情報の原因事象の種別に応じた防災状態継続時間だけ継続した後で停止する、
請求項1から4のいずれか一項に記載の防災情報配信システム。 - 防災情報の原因事象の種別が津波である場合の防災状態継続時間を、防災情報の原因事象の種別が地震である場合の防災状態継続時間より長くした、
請求項5に記載の防災情報配信システム。 - 前記端末側配信制御手段は、防災情報の出力を停止するための停止条件が充足したか否かを、当該端末側配信制御手段を備える前記防災端末の前記異常検知手段による検知結果、又は、当該端末側配信制御手段を備える前記防災端末と同一の監視領域に設置された他の前記防災端末の前記異常検知手段による検知結果に基づいて判定し、前記停止条件が充足したと判定した場合に、防災情報の出力を停止する、
請求項1から6のいずれか一項に記載の防災情報配信システム。 - 前記領域情報格納手段に格納される防災情報を配信すべき領域は、湾岸及び河口から所定距離の範囲内を条件とする領域を含む、
請求項1から7のいずれか一項に記載の防災情報配信システム。
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