JP6311940B2 - 多言語処理システム及び多言語処理システムを搭載した介護処理システム - Google Patents

多言語処理システム及び多言語処理システムを搭載した介護処理システム Download PDF

Info

Publication number
JP6311940B2
JP6311940B2 JP2015076312A JP2015076312A JP6311940B2 JP 6311940 B2 JP6311940 B2 JP 6311940B2 JP 2015076312 A JP2015076312 A JP 2015076312A JP 2015076312 A JP2015076312 A JP 2015076312A JP 6311940 B2 JP6311940 B2 JP 6311940B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sentence
language
user
care
processing system
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015076312A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016197304A (ja
Inventor
政哉 中村
政哉 中村
Original Assignee
ナラティブ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ナラティブ株式会社 filed Critical ナラティブ株式会社
Priority to JP2015076312A priority Critical patent/JP6311940B2/ja
Publication of JP2016197304A publication Critical patent/JP2016197304A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6311940B2 publication Critical patent/JP6311940B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Machine Translation (AREA)
  • Medical Treatment And Welfare Office Work (AREA)

Description

本発明は多言語処理システム及び多言語処理システムを搭載した介護処理システムに係わり、特に高齢者に介護サービスを行う上で実務経験の長短、国籍に関わらず、異るスタッフがサービスを行っても均一的で適切なサービスの行える多言語処理システム及び多言語処理システムを搭載した介護処理システムに関する。
昨今、高齢化が進む中で介護分野に関心が集まっている。そして、この介護分野における介護ソフトや介護システムとして、従来は勤怠の管理・報酬の管理・介護保険点数の管理を行うような、いわゆる管理系のシステムや動画を利用した学習教育システムが多く提案されている(特許文献1、2、3、4)。
一方、この介護分野においての中心は、要介護者(利用者)であり、この要介護者と一番密接に関わるのは介護士やヘルパーである。このため介護士が、業務中に利便性を感じたり提供するサービスの質が向上するような介護ソフトや介護システムが望まれている。
また、介護業界に入って間もない経験の浅いスタッフが現場で何をすればいいか分からず戸惑うことや、実施する介助は分かるが、その手順が分からないなど経験量から来る問題も生じている。
更に、要介護者が高齢者の場合に、身体を持ち上げると関節が外れやすいなどの身体的な問題があり一般的な介護サービスの知識だけでは不十分なケースもある。
この点、介護スタッフの人材育成に多くの時間と労力がかかる課題があり、短時間で質の高いサービスを行えるスタッフを育成することは社会的な意義がある。
更に、介護分野においては日本人の介護労働者が不足している現状もある。このため外国人介護人材を受け入れる介護施設が増えている傾向にある。
しかしながら、外国人介護人の多くは日本語を話すことはできるが、日本語の読み書きができず業務上必要な指示書を読むことや、帳票を書くことができない。このため、施設管理者または現場スタッフに外国人介護人をサポートする負担が増えている。
この点、複数の言語に対応した介護ソフトや介護システムが望まれている。そして、この複数の言語に対応したソフトやシステムとして従来医療分野において特許文献5、6が開示されている。
特開2013−077111号公報 特開2007−034717号公報 特開2009−086608号公報 特開2011−034521号公報 特開2014−098946号公報 特開2013−172768号公報
しかしながら、特許文献5、6の複数の言語に対応したソフトやシステムにおいては、データベースやプログラムは言語毎に独立して構築されており、保守する際には言語毎のデータベースやプログラムに対しそれぞれ対応せざるを得ず、保守作業が煩雑なおそれがあった。
また、選択された言語が例えば英語の場合には、タブレット端末には英語と日本語の併記で常に表記されるように構成されており、それ以外の言語の利用者が途中で対話に対し割り込みで入ることはできない。即ち、システムは多言語に対応しているとは言え、言語同士を対話の途中で切り替えたり、対話中の自分と相手以外の言語を利用する者はこの対話には全く参加できない状況である。
本発明はこのような従来の課題に鑑みてなされたもので、高齢者に介護サービスを行う上で実務経験の長短、国籍に関わらず、異るスタッフがサービスを行っても均一的で適切なサービスの行える多言語処理システム及び多言語処理システムを搭載した介護処理システムを提供することを目的とする。
このため本発明(請求項1)は、予め用意された互いに訳語関係にあるセンテンスを含む複数のセンテンスと、該センテンスに対応付けされたセンテンスIDと、前記センテンスが属する言語に対応付けされた言語IDと、前記センテンスが互いに同じ意味の訳語同士の関係にあることを示す翻訳IDとが互いに関連付けされたセンテンステーブルと、言語IDを指定する言語ID指定手段と、該言語ID指定手段で指定された言語IDを有する第1のセンテンスを前記センテンステーブルより抽出するセンテンス抽出手段と、該センテンス抽出手段で抽出した第1のセンテンスを表示する表示手段と、該表示手段に表示された第1のセンテンスの中からユーザーが所望のセンテンスを選択するセンテンス選択手段と、該センテンス選択手段で選択されたセンテンスに関連付けされたセンテンスIDを保存する保存手段とを備えた多言語処理システムであって、前記言語ID指定手段で前記言語IDの属する言語とは異なる他の言語に関連付けされた他の言語IDが指定されたとき、前記保存手段に保存されている前記センテンスIDが読まれ、前記センテンス抽出手段では、該センテンスIDに関連付けられた翻訳IDと共通する翻訳IDを有するセンテンスの内から前記他の言語IDに一致する第2のセンテンスが抽出され、前記表示手段では、該他の言語IDに一致する第2のセンテンスが前記ユーザが前記第1のセンテンスの中から選択した前記所望のセンテンスと置き換えて表示されることを特徴とする。
言語IDを指定すると、この言語IDを有するセンテンスがセンテンステーブルより抽出自在である。ここで抽出をしたセンテンスは表示され、ユーザーがこれらの内から所望のセンテンスを選択自在である。そして、保存手段には選択されたセンテンスに関連付けされたセンテンスIDが保存される。
このことにより、センテンスの異なる言語での提供が容易となり、また、いずれの言語のユーザーにとっても記録が簡単に行える。保守する際にもセンテンステーブル内のデータだけを追加、削除、更新等で編集をすればよいので簡単である。入力はセンテンスを選択としたので、ユーザーは書く必要が無く楽である。
以上により、例えば、日本人が日本語で記録した介護記録であっても、他言語を使用するユーザーに対してはその場でそのユーザーの言語で表示や印刷等をすることが可能となる。また、この逆の利用についても容易に対応可能である。
また、本発明(請求項2)は多言語処理システムに関する発明であって、前記保存手段では、センテンスがユーザにより選択される都度、連番のIDが付与され前記ユーザが属するユーザーIDと、該ユーザにより選択されたセンテンスに関連付けされたセンテンスIDとが記録されることを特徴とする。
更に、本発明(請求項3)は多言語処理システムに関する発明であって、ユーザーのログインIDと前記言語IDとを予め関連付けしたユーザーテーブルを備え、ユーザーにより入力されたログインIDを基に該ユーザーテーブルを参照することで前記言語ID指定手段で指定された言語IDが判断されることを特徴とする。
このことにより、ユーザーがログインするとこのユーザーの使用する言語がログインIDを元に自動判定され、この言語のセンテンスのみが抽出され表示されるようにできるので便利である。
更に、本発明(請求項4)は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の多言語処理システムを搭載した介護処理システムであって、介護施設管理者が利用し、前記センテンステーブルのセンテンスを該介護施設管理者の言語で編集する管理システムと、該管理システムと前記センテンスを含むデータを相互伝達する少なくても一つの携帯端末とを備え、該携帯端末では前記ユーザが前記介護施設管理者の言語とは異なる該ユーザの自国語で表示された前記センテンス抽出手段で抽出をされた第1のセンテンスの中から前記センテンス選択手段により該ユーザが所望のセンテンスを選択することで報告書を作成し、前記保存手段には該所望のセンテンスに関連付けされたセンテンスIDが保存され、前記ユーザの使用する言語とは異なる他の言語に関連付けされた他の言語IDが指定されたとき、前記保存手段に保存されている前記センテンスIDが読まれ、前記センテンス抽出手段では、該センテンスIDに関連付けられた翻訳IDと共通する翻訳IDを有するセンテンスの内から前記他の言語IDに一致する第2のセンテンスが抽出され、前記表示手段では、該他の言語IDに一致する第2のセンテンスが前記ユーザが前記第1のセンテンスの中から選択した前記所望のセンテンスと置き換えて表示され、かつ、前記携帯端末では前記管理システムより前記ユーザが前記センテンスを含む当日の介護スケジュールを取得し、高齢者に行われるサービスの内容に対応した第1の動画を前記表示手段の画面操作により閲覧可能にしたことを特徴とする。
更に、本発明(請求項5)は、介護処理システムに関する発明であって、前記携帯端末で前記ユーザが撮影した第2の動画を特定の高齢者と関連付けて保存する第2動画保存手段と、該第2動画保存手段に保存された第2の動画の存在する高齢者が指定されたときのみ前記表示手段で前記第1の動画に代えて第2の動画が閲覧可能であることを特徴とする。
高齢者毎に特殊な事情を指示動画として、一般的な介護の教育や解説の動画等よりも優先的に選択し提供するので最適な間違いの少ない介護が行える。
以上説明したように本発明(請求項1)によれば、センテンステーブルを備えて構成したので、センテンスの異なる言語での提供が容易となり、また、いずれの言語のユーザーにとっても記録が簡単に行える。保守する際にもセンテンステーブル内のデータだけを追加、削除、更新等で編集をすればよいので簡単である。
本発明の実施形態である介護システムの全体構成図 多言語対応の管理システム側における定型文作成のフローチャート 多言語対応の介護スタッフ側のフローチャート 多言語対応の管理システム側のフローチャート 多言語対応システムの原理を示すテーブル関連図 動画を利用した介護システムのフローチャート(管理システム側) 指示動画関連図 動画を利用した介護システムのフローチャート(介護スタッフ側) 動画提供のフローチャート(その1) 動画提供のフローチャート(その2)
以下、本発明の実施形態について説明する。本発明の実施形態である介護システムの全体構成図を図1に示す。図1において、センターサーバー1には管理システム10が配設されている。この管理システム10はインターネット20を介してタブレット端末30と接続されている。
管理システム10には、言語データベース11に保存された多言語にわたるテキストの内から選択が自在の言語選択部12が用意されている。また、動画選択部14では、動画データベース13に保存されている要介護者である利用者を特定した動画と利用者を特定しない一般的な解説的動画を選択自在なようになっている。
更に、指示選択部16では、介護スタッフに対する指示を集めた指示データベース15より管理者が指示を選択自在なようになっている。そして、これらの言語選択部12、動画選択部14、指示選択部16で管理者により選択された事項が利用者に対するサービス内容として記録されるサービス記録データベース17が備えられている。また、サービス内容は帳票出力部18により帳票として出力が自在なようになっている。
一方、タブレット端末30には、管理システム10より送信された情報を表示するディスプレイ部31と、この情報に対してアクセス自在のタッチ入力部32と、利用者の様子を動画撮影するためのカメラ制御部33と、撮影した動画をセンターサーバー1に対し送信する動画送信部34とを備えている。
次に本発明の実施形態である介護システムに適用される多言語対応の動作について説明する。
多言語対応の管理システム側のフローチャートを示す図2において、まず、管理システム10に導入されたプログラムのステップ1(図中S1と略す。以下同様)で、管理者が管理システム10に対しログインIDを入力することでログインする。ステップ2では、介護スタッフマスタ40に記録された管理者の使用する言語が言語マスタ50より自動抽出される。
ステップ3では、これらの言語に関連付けされた定型文一覧が定型文マスタ60より抽出され図示しないセンターサーバー1の画面にテキスト表示される。ステップ4では、管理者は、画面に表示された定型文の一覧に対し、追加、削除、変更等の編集を行う。定型文の一覧は後述するように単語若しくは文字列を各言語毎に翻訳し対応させ後述する同じ翻訳IDに関連付けしたものである。そして、ステップ5では完成した定型文を定型文マスタ60に対し保存する。
以上により、管理者は管理システム10において定型文辞書を作成する。
次に、介護スタッフ側のフローチャートを示す図3において、タブレット端末30に導入されたプログラムのステップ6において、介護スタッフがタブレット端末30に対しログインIDを入力することでログインする。ステップ7では、この入力されたログインIDに関連付けされた介護スタッフ名と言語がそれぞれユーザーマスタ80及び言語マスタ50より自動抽出される。
ステップ8では、ステップ7で抽出された言語に基づき定型文マスタ60よりこの言語で記載された定型文の一覧が抽出され、ステップ9ではタブレット端末30のディスプレイ部31にテキスト表示される。ステップ10では、介護スタッフは、画面に表示されたテキストを選択することで、介護の実施内容を入力し、ステップ11でサービス記録データベース17に対し記録する。このように担当の介護スタッフがタブレット端末30でログインすると、自分の指定した言語でテキストが画面表示される。そこで、介護スタッフは表示された指定言語の定型文のセンテンスから選択を行うことで介護記録を登録する。以上により介護記録が完了する。
次に、管理システム側のフローチャートを示す図4において、管理者が介護スタッフの登録をした介護記録を見たい場合には、ステップ12で管理システム10に対しログインIDを入力することでログインする。ステップ13では、ユーザーマスタ80に記録された管理者の使用する言語が言語マスタ50より自動抽出される。
ここで抽出された言語に基づきステップ14では定型文マスタ60と実施記録マスタ70より管理者の使用する言語で介護記録が読まれ、ステップ15でセンターサーバー1の画面に表示される。ステップ16ではこの介護記録を管理者の使用する言語で帳票出力するか否か指定する。帳票出力の指定がされた場合には、ステップ17で帳票出力される。このことにより、管理者は自身の使用言語で介護記録の確認が完了する。
次に、多言語対応の動作について具体例を上げて説明する。
図5の多言語対応システムの原理を示すテーブル関連図において、ユーザーマスタ80には、ユーザーID、言語ID、氏名、ログインID、パスワードが記録されている。また、言語マスタ50には、言語IDとその言語が関連付けられている。入力データ格納テーブル90には介護スタッフ等が定型文を選択する都度、連番のIDが付与されユーザーIDと選択されたセンテンスIDとが関連付けされた形でシーケンシャルに記録されるようになっている。
定型文マスタ60は一種の辞書データベースの機能を有しており、この定型文マスタ60には、センテンスIDに対し、翻訳ID、言語ID、センテンスが予め関連付けられた形で保存されている。ある言語IDに関連付けられたセンテンスに対しては翻訳語が予め用意されている。そして、この翻訳語は少なくとも一つ用意され、すべて同じ翻訳IDを有するようになっている。
ここに、例えばユーザーである介護スタッフの山田太郎(ユーザーIDは0)がタブレット端末30において予め登録されたログインIDを入力してログインする。このときユーザーマスタ80でこのユーザーに関連付けられている言語IDは0だと分かる。また、言語マスタ50より山田太郎の言語IDの0に関連付けられている言語は日本語であることが分かる。そして、この言語IDの0に関連付けられている複数種類のセンテンスが定型文マスタ60より読まれる。
このとき読まれるセンテンスは例えばホームページの各項目毎に予め準備されたものが複数抽出される。従って、山田太郎の場合には言語IDが0の日本語のテキストのみが抽出され、定型文としてタブレット端末30のディスプレイ部31にテキスト表示される。表示されたテキストは複数個が選択自在な形で表示される。
具体的には定型文マスタ60より言語IDが0でセンテンスIDが0番の「おはよう」、1番の「こんにちは」、2番の「こんばんは」が読まれる。山田太郎がタブレット端末30のタッチ入力部32によりこの内の一つを選択する。選択されたセンテンスIDは入力データ格納テーブル90にシーケンシャルに連番で記録されていく。
入力データ格納テーブル90において、連番0ではユーザーIDが0の山田太郎がセンテンスIDの0番を選択したということを意味している。センテンスIDの0番は定型文マスタ60を参照すると「おはよう」が選択されたことが分かる。また、入力データ格納テーブル90によれば、山田太郎は続けて連番1でセンテンスIDが1番の「こんにちは」を選択したことが分かる。
このとき、仮にユーザーIDが2番のWilliamが同じタブレット端末30で予め登録されたログインIDを入力してログインしたとする。Williamが使用する言語はユーザーマスタ80を参照して言語IDは1であり、言語マスタ50より使用する言語は英語だと分かる。このため、山田太郎が選択し記録した入力データ格納テーブル90の0番のセンテンスは言語IDが1の英語のセンテンスに置き換えられてタブレット端末30のディスプレイ部31には「good morning」と表示される。
なお、ホームページ上にボタンを配置し、ログインIDをボタン操作に割り付ければ、上記のようにログインIDを入力する手間を省くこともできる。また、ユーザーを特定せずに英語、日本語等の言語自体をボタン操作に割り付けてもよい。このようにしても他言語を使用するユーザーは任意の時期に割り込むことができる。
その結果、日本人が日本語で記録した介護記録であっても、他言語を使用するユーザーに対してはその場でそのユーザーの言語で表示することが可能となる。また、同様にそのユーザーの言語で印刷することも可能である。
上述したように、本発明である多言語対応システムでは、自国語で表示されたテキストを選択するだけで報告書が完成されるので、例えば日本語の読み書きできない外国人スタッフが、指示書の確認や帳票の記入を他スタッフに頼らず行える。このため施設内の人的コストを削減することができる。
なお、本発明である多言語対応システムは介護分野の利用に限られるものでは無く、例えば医療分野や旅行等外国語の翻訳が必要な分野に対しても適用が可能である。
次に、動画を利用した介護システムについて説明する。図6の管理システムのフローチャート及び図7の指示動画関連図において、ステップ21で管理者は管理システム10にログインIDを入力してログインする。管理者は例えば日本語で入力や選択を行う。ステップ22で予定表を作成し、ステップ23で利用者マスタ100から要介護者である利用者を選択する。
ステップ24では介護スタッフマスタ40より担当する介護スタッフを選択し、ステップ25では行為マスタ110よりサービス内容である行為を選択する。そして、ステップ26では動画マスタ120に介護スタッフに対し指示をするための指示動画があるかどうかを確認する。指示動画がある場合には一般的な教育用動画や介護の説明動画に優先してこれを選択する。また、ステップ27では、留意点マスタ130に利用者に対し介護をする上での留意点があるかどうかを確認する。留意点がある場合にはこれを必ず選択する。以上により、ステップ28で予定テーブル140の作成が完了する。
一方、図8の介護スタッフのフローチャートにおいて、ステップ31ではタブレット端末30のタッチ入力部32を操作することで介護スタッフがログインIDを入力してログインする。そして、ステップ32で予定表を確認する。ステップ33では、予定表の詳細として利用者情報、時間帯、行為(サービス内容)、指示動画、留意点がタブレット端末30のディスプレイ部31に表示される。ステップ34では、指示動画がある場合にはステップ35に進み動画を閲覧する。ステップ36で「確認した」ボタンを押すと管理者へ確認したことが報告される。ステップ37で指示された内容に基づき介護サービスを開始する。
具体的には、例えば、利用者である鈴木一郎の「食事介助」という行為には、介護スタッフである山田太郎が介護サービスを行う際にタブレット端末30のディスプレイ部31を確認する。このとき、予定欄に「10:00-10:30 鈴木一郎様 食事介助」という情報のみではなく更に、留意点として「熱さに注意」 [動画を見る]という情報までが表示される。
以上のようにして、管理者が管理システムから介護サービスの予定を作成し、担当の介護スタッフが、タブレット端末でその予定を確認し、指示動画や留意点に基づいて利用者へ最適な介護サービスを提供することができる。
次に、利用者毎に対応した動画を提供する方法について説明する。
図9及び図10に動画提供のフローチャートを示す。図9及び図10において、管理者側で利用者毎に対応した動画をアップロードする場合には、管理者がステップ41でログインし、ステップ42でサービスの種類を特定する。ステップ43で利用者を選択してこの利用者に対し特有の指示動画がある場合にはこの画像をアップロードする。
一方、介護スタッフ側で利用者毎に対応した動画をアップロードする場合には、介護スタッフはステップ51でログインし、ステップ52でサービスの種類を特定する。ステップ53で利用者を選択してステップ54でこの利用者に対し特有の指示動画を撮影するかどうか判断する。動画撮影の必要な場合にはステップ55に進み動画を撮影する。一方、動画撮影の必要で無い場合にはステップ56で既存の動画の内から選択をする。そして、ステップ57でアップロードをし動画データベース13に登録する。
介護スタッフが介護を開始する際には、ステップ61でログインし、ステップ62でタブレット端末30のディスプレイ部31に予定表を表示する。ステップ63で予定を選択する。このとき、ステップ64ではこの選択された予定に関連付けされた指定動画が存在するか否かが自動判定される。指定動画が存在する場合にはステップ65で動画面を呼ぶ処理がされ、ステップ66でこの動画面が表示がされる。ステップ67では、動画を再生するか否か判断され、再生が選択された場合にはステップ68で動画の再生がされる
上述したように、高齢化により介護ニーズが高まる中で、実務経験が長いスタッフの不足や外国人スタッフの雇用の拡大が広まりつつあるが、本発明である多言語対応システムや動画システムを利用することにより、これまで施設内の実務経験の長いスタッフがオンザジョブトレーニング(OJT)で時間を掛けて新人教育やサポートを行う等多くの時間と労力がかかっていた介護スタッフの人材育成に対し、短時間で質の高いサービスを行えるスタッフを育成することが可能となる。
通常は施設内の実務経験の長いスタッフがオンザジョブトレーニング(OJT)で時間を掛けて新人教育やサポートを行うが、本発明を利用すればOJTが容易に行える。
また、高齢者に介護サービスを行う上で実務経験の長短、国籍に関わらず、異るスタッフがサービスを行っても均一的で適切なサービスを提供することを可能となる。
更に、担当する高齢者に対して行うサービスを前もって知ることができ、動画を確認することで適切な手順、気をつける点を認識してからサービスを行うことができるため、高齢者に対し異るスタッフが対応しても均一的で適切なサービスを提供することができる。
1 センターサーバー
10 管理システム
11 言語データベース
12 言語選択部
13 動画データベース
14 動画選択部
15 指示データベース
16 指示選択部
17 サービス記録データベース
18 帳票出力部
20 インターネット
30 タブレット端末
31 ディスプレイ部
32 タッチ入力部
33 カメラ制御部
34 動画送信部
40 介護スタッフマスタ
50 言語マスタ
60 定型文マスタ
70 実施記録マスタ
80 ユーザーマスタ
90 入力データ格納テーブル
100 利用者マスタ
110 行為マスタ
120 動画マスタ
130 留意点マスタ
140 予定テーブル

Claims (5)

  1. 予め用意された互いに訳語関係にあるセンテンスを含む複数のセンテンスと、該センテンスに対応付けされたセンテンスIDと、前記センテンスが属する言語に対応付けされた言語IDと、前記センテンスが互いに同じ意味の訳語同士の関係にあることを示す翻訳IDとが互いに関連付けされたセンテンステーブルと、
    言語IDを指定する言語ID指定手段と、
    該言語ID指定手段で指定された言語IDを有する第1のセンテンスを前記センテンステーブルより抽出するセンテンス抽出手段と、
    該センテンス抽出手段で抽出した第1のセンテンスを表示する表示手段と、
    該表示手段に表示された第1のセンテンスの中からユーザーが所望のセンテンスを選択するセンテンス選択手段と、
    該センテンス選択手段で選択されたセンテンスに関連付けされたセンテンスIDを保存する保存手段とを備えた多言語処理システムであって、
    前記言語ID指定手段で前記言語IDの属する言語とは異なる他の言語に関連付けされた他の言語IDが指定されたとき、
    前記保存手段に保存されている前記センテンスIDが読まれ、
    前記センテンス抽出手段では、該センテンスIDに関連付けられた翻訳IDと共通する翻訳IDを有するセンテンスの内から前記他の言語IDに一致する第2のセンテンスが抽出され
    前記表示手段では、該他の言語IDに一致する第2のセンテンスが前記ユーザが前記第1のセンテンスの中から選択した前記所望のセンテンスと置き換えて表示されることを特徴とする多言語処理システム。
  2. 前記保存手段では、センテンスがユーザにより選択される都度、連番のIDが付与され前記ユーザが属するユーザーIDと、該ユーザにより選択されたセンテンスに関連付けされたセンテンスIDとが記録されることを特徴とする請求項1記載の多言語処理システム。
  3. ユーザーのログインIDと前記言語IDとを予め関連付けしたユーザーテーブルを備え、
    ユーザーにより入力されたログインIDを基に該ユーザーテーブルを参照することで前記言語ID指定手段で指定された言語IDが判断されることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の多言語処理システム。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の多言語処理システムを搭載した介護処理システムであって、
    介護施設管理者が利用し、前記センテンステーブルのセンテンスを該介護施設管理者の言語で編集する管理システムと、
    該管理システムと前記センテンスを含むデータを相互伝達する少なくても一つの携帯端末とを備え、
    該携帯端末では前記ユーザが前記介護施設管理者の言語とは異なる該ユーザの自国語で表示された前記センテンス抽出手段で抽出をされた第1のセンテンスの中から前記センテンス選択手段により該ユーザが所望のセンテンスを選択することで報告書を作成し、
    前記保存手段には該所望のセンテンスに関連付けされたセンテンスIDが保存され、
    前記ユーザの使用する言語とは異なる他の言語に関連付けされた他の言語IDが指定されたとき、
    前記保存手段に保存されている前記センテンスIDが読まれ、
    前記センテンス抽出手段では、該センテンスIDに関連付けられた翻訳IDと共通する翻訳IDを有するセンテンスの内から前記他の言語IDに一致する第2のセンテンスが抽出され、
    前記表示手段では、該他の言語IDに一致する第2のセンテンスが前記ユーザが前記第1のセンテンスの中から選択した前記所望のセンテンスと置き換えて表示され、
    かつ、前記携帯端末では前記管理システムより前記ユーザが前記センテンスを含む当日の介護スケジュールを取得し、高齢者に行われるサービスの内容に対応した第1の動画を前記表示手段の画面操作により閲覧可能にしたことを特徴とする介護処理システム。
  5. 前記携帯端末で前記ユーザが撮影した第2の動画を特定の高齢者と関連付けて保存する第2動画保存手段と、
    該第2動画保存手段に保存された第2の動画の存在する高齢者が指定されたときのみ前記表示手段で前記第1の動画に代えて第2の動画が閲覧可能であることを特徴とする請求項4記載の介護処理システム。
JP2015076312A 2015-04-02 2015-04-02 多言語処理システム及び多言語処理システムを搭載した介護処理システム Active JP6311940B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015076312A JP6311940B2 (ja) 2015-04-02 2015-04-02 多言語処理システム及び多言語処理システムを搭載した介護処理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015076312A JP6311940B2 (ja) 2015-04-02 2015-04-02 多言語処理システム及び多言語処理システムを搭載した介護処理システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016197304A JP2016197304A (ja) 2016-11-24
JP6311940B2 true JP6311940B2 (ja) 2018-04-18

Family

ID=57358466

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015076312A Active JP6311940B2 (ja) 2015-04-02 2015-04-02 多言語処理システム及び多言語処理システムを搭載した介護処理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6311940B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020171109A1 (ja) * 2019-02-20 2020-08-27 社会福祉法人 若竹大寿会 介護施設用の介護支援システム

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04347719A (ja) * 1991-05-24 1992-12-02 Hitachi Ltd 母国文化に応じたユーザインタフェースを有する装置
JPH09185478A (ja) * 1995-12-28 1997-07-15 Sanyo Electric Co Ltd 作業装置及び通信システム
JP2001175683A (ja) * 1999-12-21 2001-06-29 Nec Corp 翻訳サーバシステム
JP2001297083A (ja) * 2000-04-13 2001-10-26 Hitachi Ltd 文書作成方法、装置、文書作成プログラムを格納した記録媒体及び文書作成サービス提供システム
JP2005353009A (ja) * 2004-06-14 2005-12-22 Olympus Corp セル生産作業支援装置、システム、プログラム
JP2006048717A (ja) * 2005-09-12 2006-02-16 Nec Corp 翻訳サーバシステム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016197304A (ja) 2016-11-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7359861B2 (en) Inter-language translation device
CN109166606A (zh) 一种电子病历在线编辑平台及其实现方法
WO2004104754A2 (en) System and method for managing an endoscopic lab
JP2006268800A (ja) 議事録作成支援装置、議事録作成支援方法及びプログラム
Perniss Collecting and analyzing sign language data: Video requirements and use of annotation software
JP2008204469A (ja) 情報表示処理システム、クライアント端末、管理サーバ、プログラム
Dawson et al. A usability framework for speech recognition technologies in clinical handover: A pre-implementation study
Frank Sister Outsider and Audre Lorde in the Netherlands: on transnational queer feminisms and archival methodological practices
JP2011128362A (ja) 学習システム
JP2004355168A (ja) 病院リスクマネジメント支援システム
JP6311940B2 (ja) 多言語処理システム及び多言語処理システムを搭載した介護処理システム
US9798712B2 (en) Personalized medical record
US20190171653A1 (en) Method of automating and creating challenges, calls to action, interviews, and questions
JP5272407B2 (ja) 翻訳支援システム、翻訳支援方法及びプログラム
JP2002092168A (ja) 情報記録システム、情報編集システム、情報記録方法、及び情報編集方法
Maley et al. Sepsis survivorship: how can we promote a culture of resilience?
JP2017054167A (ja) 情報端末装置およびプログラム
JP2020149072A (ja) 会話記録システム、会話記録方法、サーバ装置、及びプログラム
JP4951472B2 (ja) 電子ドキュメント作成システム
JP2006301757A (ja) データ閲覧装置、データ検索方法およびデータ検索プログラム
JP2006075273A (ja) 医用画像管理システム
Grant Falling: 3 x Girls in Uniform: The Video Essay as Curatorial Practice
JP2003150969A (ja) 対話式画像編集システム、対話式画像編集装置および対話式画像編集プログラム
Berberat et al. Training innovations in gastroenterology and educational resources: a new vision of gastrointestinal education across Europe
Stertzer et al. Conceptualising and Creating a Digital

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20161213

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170301

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20170309

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20170502

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180307

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6311940

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250