JP2005353009A - セル生産作業支援装置、システム、プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 一部の作業が未実施のまま作業が進められてしまうことなく、実施済みのはずの作業の作業情報を知りたい場合等にも対応できる。
【解決手段】 作業情報記録部8は、各製品の品種(以下、製品種と記す)毎に、その製品種の生成の為の一連の作業手順毎に順番と作業情報が記憶されている。作業状況記録部9には、作業実施済みや作業中の作業手順の順番が格納される。データ処理部6は、基本的には作業手順の順番通りに、作業情報記録部8から作業情報を取得して表示するが、作業状況記録部9に記録される作業実施済みの作業手順の順番までの範囲内であれば、作業者等に任意の作業手順を選択させてその作業情報を表示する。
【選択図】 図2
【解決手段】 作業情報記録部8は、各製品の品種(以下、製品種と記す)毎に、その製品種の生成の為の一連の作業手順毎に順番と作業情報が記憶されている。作業状況記録部9には、作業実施済みや作業中の作業手順の順番が格納される。データ処理部6は、基本的には作業手順の順番通りに、作業情報記録部8から作業情報を取得して表示するが、作業状況記録部9に記録される作業実施済みの作業手順の順番までの範囲内であれば、作業者等に任意の作業手順を選択させてその作業情報を表示する。
【選択図】 図2
Description
本発明は、セル生産作業を支援するシステムに係わり、特にセル生産方式における作業者の作業品質を向上させるように支援するセル生産作業支援システムに関する。
従来の組立工程では、大量生産に対応する為、数人以上の作業者が役割分担してコンベア等の流動形式の作業場において各分担の作業手順を繰り返す、ライン生産方式が一般的であった。ところが、昨今では、顧客要求の多様化に伴い、多品種少量生産への対応が望まれており、長大なコンベアや高速自動機等を使わずに、少人数の活動単位で多工程の作業をこなす多品種少量生産に適したセル生産方式が適用されるようになってきた。
このセル生産方式による作業では、作業者は、全作業手順と全使用部品の把握を一人で行わなくてはならない。また、多品種の組み立てを行う為、作業者は、各品種の作業内容を確認するための作業手順書を作成し、それに基づいて作業を行い、全ての作業手順と使用部品を間違いなく把握する必要があり、作業者にとって非常に大きな負担となっていた。
つまり、作業者は、作業手順書によって現在の作業順序、作業ペース、留意点および使用部品の把握を全て行わなければならないので、全品種分の作業手順書が必要となり、組み立てる品種を切換えたいときには、作業者が全品種分の作業手順書の中から、所望の品種用の作業手順書を探し出す必要もあった。
また、作業手順書を参照することで、どの部品をいつ組み付けるかが把握できたとしても、その部品がどこに保管されているかが分からなければ、その作業をスムーズに進めることは難しい。特に同じ製品でも品種が異なるものには、多くの場合、よく似た部品が使用されるので、作業者が部品を間違い易くなる。更に、新製品を組み立てようとすれば、新しい作業手順書を必要とし、作業者は新しい部品と組立手順を把握する必要がある。各作業者がこれら全てを理解しておかなければ、全体の作業をスムーズに進めることが困難となる。
このような問題を解決する為に、従来、例えば特許文献1記載の発明が提案されている。
この発明は、セル生産において、作業者が多品種の中から所望の品種を選択し、選択された品種の作業内容、使用部品、使用部品の保管場所を容易に把握することのできるセル生産作業支援システムを提案している。更に詳しくは、この発明では、予め各品種に関する作業情報を記憶しておき、作業者が選択した品種の作業情報をディスプレイ等に表示する。作業者は、多品種の品種の1作業フェーズ毎に、画面上の文章と画像、及びスピーカからの音声により、確実に作業内容を把握しながら組み立て作業を進めることができる。更に、部品棚とケーブル等で接続し、部品棚の各棚ロケーションに表示ランプを備え、各作業フェーズで使用する部品の置かれている棚ロケーションの表示ランプを点灯することで、作業者は組み立て作業に必要な部品の収容場所を容易に把握することができる。
特開2001−242928号公報
この発明は、セル生産において、作業者が多品種の中から所望の品種を選択し、選択された品種の作業内容、使用部品、使用部品の保管場所を容易に把握することのできるセル生産作業支援システムを提案している。更に詳しくは、この発明では、予め各品種に関する作業情報を記憶しておき、作業者が選択した品種の作業情報をディスプレイ等に表示する。作業者は、多品種の品種の1作業フェーズ毎に、画面上の文章と画像、及びスピーカからの音声により、確実に作業内容を把握しながら組み立て作業を進めることができる。更に、部品棚とケーブル等で接続し、部品棚の各棚ロケーションに表示ランプを備え、各作業フェーズで使用する部品の置かれている棚ロケーションの表示ランプを点灯することで、作業者は組み立て作業に必要な部品の収容場所を容易に把握することができる。
しかしながら、上記特許文献1の発明では、作業手順の何処までを作業者が実施したのかを判断する機能が無い為、作業者の操作ミス等によって(例えば次手順の要求を誤って2回続けて行う等)、一部の作業が未実施のまま作業が進められてしまう可能性があった。また、現実には、既に作業済みの作業手順の作業情報をもう一度表示させたいケースが生じる。例えば、作業手順1が「部品A洗浄」、作業手順2が「部品B洗浄」、作業手順3が「部品AとBとを組み合わせる」であったとし、作業手順3の作業に入ったが、うまく組合せられないので、例えば洗浄方法に問題が無かったか等を確認する為に、再度、作業手順1や2の作業情報を表示させたい場合等がある。上記特許文献1の発明では、この様な場合に対応できなかった。かといって、自由に任意の作業手順の作業情報を選択・表示可能としてしまうと、やはり未実施の作業が発生する可能性が生じるし、あるいは正しい作業順で作業が行われない可能性が生じる。
あるいは、何等かの理由で、ある製品の組立作業を中断して、別の製品の組立作業を行い、その後に作業中断した製品の組立作業を再開したい場合がある。例えば、作業中に不具合が生じた為に一旦検査工程にまわす場合、通常は、検査結果を待っている間の時間を無駄にしない為に、別の製品の組立作業を行う。上記特許文献1の発明では、この様な場合に対応できなかった。
また、近年、1つの工場で様々な人種の作業員が働いている場合もあり、母国語しか理解できない人もいる。この様な場合に対応して上記作業情報を表示させることは、従来考えられていなかった。
また、棚ロケーションの表示ランプを点灯するようにしても、作業者が絶対に間違えないという保証はない。また、作業者が部品を取りに行かない可能性もある。
本発明の課題は、一部の作業が未実施のまま作業が進められてしまうことなく、現場の様々な状況や希望に対応して、作業をスムーズに確実に行えるようにするセル生産作業支援装置、システム、プログラム等を提供することである。
本発明の課題は、一部の作業が未実施のまま作業が進められてしまうことなく、現場の様々な状況や希望に対応して、作業をスムーズに確実に行えるようにするセル生産作業支援装置、システム、プログラム等を提供することである。
本発明のセル生産作業支援装置は、セル生産方式の組立作業の支援を行うセル生産作業支援装置において、各製品種毎に、その製品種の生成の為の一連の作業手順毎に作業情報を記憶する作業情報記憶手段と、任意の製品種を入力させる品種入力手段と、該品種入力手段により入力された製品種に関して前記作業情報記憶手段から前記一連の作業手順の順番に従って各作業情報を取得して表示する表示制御手段と、作業実施済みの作業手順の順番を格納する作業手順番号格納手段と、該作業手順番号格納手段に格納されている作業実施済みの作業手順の範囲内で、任意の作業手順を選択させ、該選択された作業手順の作業情報を前記表示制御手段により表示させる作業手順選択手段とを有するように構成する。
あるいは、前記作業情報には、その作業手順で使用する部品の保管位置データが含まれ、
上記セル生産作業支援装置は、各作業手順毎に、該保管位置データに基づいて、外部の部品保管場所において使用部品の保管位置を表示させる為の指示を行う指示手段と、作業者が前記外部の部品保管場所から使用部品を取り出したか否かを監視する監視手段とを更に備えるようにしてもよい。
上記セル生産作業支援装置は、各作業手順毎に、該保管位置データに基づいて、外部の部品保管場所において使用部品の保管位置を表示させる為の指示を行う指示手段と、作業者が前記外部の部品保管場所から使用部品を取り出したか否かを監視する監視手段とを更に備えるようにしてもよい。
尚、本発明は、上記セル生産作業支援装置に限らず、上記セル生産作業支援装置の各機能の少なくとも1以上をコンピュータに実現させる為のプログラム自体、あるいは当該プログラムを記録した記録媒体自体として構成することもできる。
本発明のセル生産作業支援装置、システム、プログラム等によれば、一部の作業が未実施のまま作業が進められてしまうことなく、現場の様々な状況や希望に対応して、作業をスムーズに確実に行えるように支援できる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は、実施例1によるセル生産作業支援装置1(パーソナルコンピュータ等)の概略構成図である。
図1は、実施例1によるセル生産作業支援装置1(パーソナルコンピュータ等)の概略構成図である。
図示のセル生産作業支援装置1は、パソコン本体2、入力装置3、出力装置4等より成る。パソコン本体2、ハードディスク、メモリ等の記憶装置、CPU等の演算処理ユニット、入力装置3や出力装置4とのインタフェースを有している。更に、任意のネットワークを介して外部の他の情報処理装置と通信可能にする通信部を有していてもよい。入力装置3は、例えばキーボード、マウス、バーコードリーダー等である。出力装置4はディスプレイ、スピーカ等である。
図2は、図1のセル生産作業支援装置1の機能ブロック図である。
図2において、まず、内部記憶装置5、データ処理部6は、パソコン本体2が有するハードディスク、CPU等である。
図2において、まず、内部記憶装置5、データ処理部6は、パソコン本体2が有するハードディスク、CPU等である。
上記入力装置3は、作業品種入力部10、作業情報選択部11、作業実施入力部12を有する。尚、図上では、これらは入力装置3の機能部であるかの様に示してあるが、実際には、データ処理部6が所定のアプリケーション・プログラムを実行することで実現される機能部である。つまり、作業品種入力部10は、データ処理部6が、後述する図5の画面を出力装置4に表示させて、作業者の入力を受け付ける機能部である。作業情報選択部11は、データ処理部6が、後述する図7のような選択画面を出力装置4に表示させて、作業者の入力を受け付ける機能部である。作業実施入力部12は、データ処理部6が、後述する図6の図上下側に示す「確認」、「次へ」ボタンを出力装置4に表示させて、作業者の入力を受け付ける機能部である。
上記出力装置4は、作業情報出力部13、入力インタフェース部14を有する。これらも上記入力装置3と同様、データ処理部6が所定のアプリケーション・プログラムを実行することで実現される機能部である。つまり、作業情報出力部13は、データ処理部6が、各種作業手順情報を出力装置4に表示させる機能部である。例えば、図6の図上上側に示すような文章や図形による作業手順情報を表示するが、これに限らず、静止画、動画等であってもよい。入力インタフェース部14は、データ処理部6が、作業者に対して上記入力装置3を用いる各種入力を促す為の表示や音声出力を、出力装置4に行わせる機能部である。
内部記憶装置5は、製品品種記録部7、作業情報記録部8、作業状況記録部9を有する。
作業情報記録部8には、各製品の品種(以下、製品種と記す)毎に、その製品種の生成の為の一連の作業手順毎に順番と作業情報が、予め作成されて記憶されている。作業状況記録部9には、作業実施済みや作業中の作業手順の順番が格納される。データ処理部6は、基本的には作業手順の順番通りに、作業情報記録部8から作業情報を取得して表示するが、作業状況記録部9に記録される作業実施済みの作業手順の順番までの範囲内であれば、作業者等に任意の作業手順を選択させてその作業情報を表示する。
作業情報記録部8には、各製品の品種(以下、製品種と記す)毎に、その製品種の生成の為の一連の作業手順毎に順番と作業情報が、予め作成されて記憶されている。作業状況記録部9には、作業実施済みや作業中の作業手順の順番が格納される。データ処理部6は、基本的には作業手順の順番通りに、作業情報記録部8から作業情報を取得して表示するが、作業状況記録部9に記録される作業実施済みの作業手順の順番までの範囲内であれば、作業者等に任意の作業手順を選択させてその作業情報を表示する。
上記製品品種記録部7、作業情報記録部8、作業状況記録部9に記録されるデータテーブルの一例を、図3(a)〜(c)に示す。
図3(a)に示す製品品種記録部7のテーブル(製品品種テーブル20)は、品種コード21と品種名22の各データ項目より成る。つまり、各品種の識別コードと名称とが格納される。但し、基本的には、作業情報記録部8に作業情報が記録されている品種のデータが格納される。
図3(a)に示す製品品種記録部7のテーブル(製品品種テーブル20)は、品種コード21と品種名22の各データ項目より成る。つまり、各品種の識別コードと名称とが格納される。但し、基本的には、作業情報記録部8に作業情報が記録されている品種のデータが格納される。
図3(b)に示す作業情報記録部8のテーブル(作業情報テーブル30)は、品種コード31、作業情報名32、作業手順番号33、テキストデータ34、画像データ35、部品データ36の各データ項目より成る。テキストデータ34、画像データ35、部品データ36は、作業情報の一例であり、これらのデータをディスプレイ等に表示する。
図3(c)に示す作業状況記録部9のテーブル(作業状況テーブル40)は、品種コード41、作業実施番号42、作業実施完了番号43の各データ項目より成る。上記図3(a)、(b)のテーブルは、予め作成されてその内容がレコードとして記憶されているが、図3(c)のテーブルに記憶されたレコードは実際の作業に伴って作成・更新される。つまり、図3(c)のテーブルに記憶されたレコードは各作業者毎に作成されるものであり、現在組み立て作業中の製品種の品種コード41毎に、作業実施番号42には現在作業実施中の作業の作業手順番号33が格納され、作業実施完了番号43にはこれまでに作業完了した作業の中で最も順番が後の作業の作業手順番号33が格納される。図示の例では、ある作業員は、現在、品種コード‘A00001’と‘A00002’の品種の組み立て作業中であり、品種コード‘A00001’に関しては2番目の作業まで作業完了しているが、何等かの理由により現在は一番目の作業を実行中である。
データ処理部6は、作業者が入力装置3を用いて入力した電気信号を解釈し、内部記憶装置5と双方向にデータ交換を行いつつ所定の処理を実行し、処理結果を出力装置4に出力する。
以下、データ処理部6によって実行される処理について、図4のフローチャート図、及び図5〜図7の表示画面例を参照して説明する。
まず、データ処理部6は、図5の製品品種入力画面50を出力装置4に表示させて、作業者が入力装置3を操作してその製品品種入力欄51に所望の品種コードを入力するのを待つ。尚、以下の説明では、入力は作業者が入力装置3を操作して行うものであり、画面表示は出力装置4に表示させることは、逐一説明したりせず、省略して説明する。
まず、データ処理部6は、図5の製品品種入力画面50を出力装置4に表示させて、作業者が入力装置3を操作してその製品品種入力欄51に所望の品種コードを入力するのを待つ。尚、以下の説明では、入力は作業者が入力装置3を操作して行うものであり、画面表示は出力装置4に表示させることは、逐一説明したりせず、省略して説明する。
そして、作業者が製品品種入力欄51に所望の品種コードを入力すると、入力された品種コードを用いて上記製品品種テーブル20を検索して、該当する(一致する)品種コード21が記憶されているか否かを判定する(ステップS11)。もし、該当する品種コード21が無い場合には(ステップS11,NO)、例えば作業者に対して警告文等を表示させて、再度の入力を促す。もし、該当する品種コード21があった場合には(ステップS11,YES)、ステップS12に進む。尚、図5の例のように品種コードを直接入力させる場合には、製品品種テーブル20は必ずしも必要なく、代わりに作業情報テーブル30を検索させるようにしてもよい。もし作業者に品種名を入力させるようにした場合には、製品品種テーブル20を検索して、該当する品種名に対応する品種コードを取得したうえでステップS12に進む。尚、ここでは品種コード‘A00001’が入力されたものとして説明する。
ステップS12では、作業状況テーブル40において、入力された品種コードと品種コード41が一致するレコードの作業実施番号42に初期値‘1’を格納する。もし、一致するレコードが無い場合には、入力された品種コードを品種コード41に格納した新たなレコードを作成する。
そして、入力された品種コードに関する全ての作業手順の各作業情報を表示して作業完了するまで(ステップS18がYESとなるまで)の間、ステップS13〜S19の処理を繰返し実行する。
まず、入力された品種コードに係わり、現在の作業実施番号42に対応する作業手順の作業情報を作業情報テーブル30から取得して表示する(ステップS13)。最初は初期値‘1’であるので、作業手順番号33が‘1’の作業情報(「カバーを選ぶ」、CoverA1.jpgの画像データ等)が表示される。この例とは異なるが、例えば図6に示す作業情報画面60が表示される。作業情報画面60には、作業情報61以外に、「確認」ボタン62、「次へ」ボタン63が表示される。
そして、作業者が、現在作業情報を表示している作業を完了したら「次へ」ボタン63を押下すると、これを受けてステップS15の判定がYESとなり、ステップS16に進むが、既に述べているように何等かの理由により作業中に他の作業情報を表示させたい場合がある。この場合、作業者が「確認」ボタン62を押下すると、例えば図7に示す選択画面70を表示する。図7の選択画面70では、例えばコンボボックスの項目一覧にて既に実施済みの作業手順の順番(作業手順番号)を全て表示する。そして、表示される選択肢(図示の例では作業手順番号を表示するが、この例に限らない)の中から、所望の作業手順を選択させる。上記の様に、ここで表示させる選択肢は、既に作業完了済みの作業手順のみとする。つまり、作業手順番号33が、1番から現在の作業実施完了番号43の番号までの作業手順のみを選択肢として表示する。
そして、作業者が選択肢の中から所望の作業手順を選択すると(ステップS14,YES)、その作業手順番号33を作業実施番号42に格納したうえでステップS13の処理に戻る。図7の例は、作業手順4までの作業を完了済みの状態で作業手順5の作業を実施中に選択肢を表示させて作業手順2を選択した場合を示している。この場合、作業実施番号42に‘2’が格納されてステップS13の処理に戻るので、作業手順2の作業情報が表示されることになる。尚、特に図示しないが、例えば「元へ」ボタンを操作することで、作業手順5の作業情報の表示に戻すことができるようにしてもよい。つまり、作業手順2の情報を単に参考として表示させたい場合には、表示内容を参照したら、元に戻して、再び作業手順5の作業を行わせるようにしてもよい。勿論、例えば既に実施済みの作業手順2の作業に不手際があった等の理由で作業手順2の作業をやり直す場合には、そのまま作業手順2の作業を行い、作業完了したら「次へ」ボタン63を押下することになる。
上記ステップS15の判定がYESとなったら(上記の例では、作業手順5の作業を完了した場合、又は作業手順2の作業を完了した場合)、“作業実施番号42>作業実施完了番号43”であるか否かを判定し(ステップS16)、そうである場合には(ステップS16,YES)作業実施完了番号43に作業実施番号42の値を格納する(ステップS17)。もし違うならば(ステップS16,NO)ステップS17の作業実施完了番号43の更新処理は行わない。上記の例のように作業手順2を選択して作業手順2の作業を完了した場合にもステップS17の処理を行ってしまうと、既に作業手順4まで完了しているにも係わらず、作業実施完了番号43が‘2’になってしまうからである。尚、作業実施完了番号43の初期値は‘0’であり、最初は必ず作業手順1を作業するので、作業実施完了番号43に‘1’が格納されることになる。
そして、入力された品種コードに関する全ての作業が完了したか否かを判定する(ステップS18)。この判定は、例えばステップS13の処理の際に作業情報テーブル30から作業手順番号33の最大値を取得しておき、作業実施完了番号43の値がこの最大値と一致する場合には、判定YESとして、図4の処理を終了する。尚、その際、作業完了した品種のデータは、作業状況テーブル40から削除するか、又はその値を初期化(0)する。
一方、未だ全ての作業が完了していない場合には(ステップS18,NO)、作業実施番号42を更新したうえで(ステップS19)、ステップS13の処理に戻る。このステップS19の処理は、現在の作業実施完了番号43の値に+1した値を(作業実施完了番号43自体は+1しない)、作業実施番号42に格納する処理である。これにより、例えばステップS14の選択を全く行わない場合には、作業実施番号42の値は単純に1→2→3→4等というように更新されていく。また、上記例のように手順番号5を作業中に手順番号2を選択・実行した場合、作業実施番号42の値は‘2’、作業実施完了番号43の値は‘4’になっているが、再び手順番号5の作業に戻ることになる。
以上説明したように、実施例1によれば、一部の作業が未実施のまま作業が進められてしまうことなく、実施済みの作業の作業情報を知りたい場合や実施済みのはずの作業を行いたい場合にも、間違いが生じないように作業を行わせることができる。
次に、以下、図8〜図12を参照して実施例2について説明する。
図8は、実施例2によるセル生産作業支援装置1の機能ブロック図である。
図8において、図2と略同様の構成には同一符号を付しており、その説明は省略する。
図8は、実施例2によるセル生産作業支援装置1の機能ブロック図である。
図8において、図2と略同様の構成には同一符号を付しており、その説明は省略する。
図8において、入力装置3は、図2の構成に加えて更に製品識別符号入力部81を有している。また、作業状況記録部は、図2とはデータ内容が多少異なるので、違う符号‘82’を付してある。尚、製品識別符号入力部81も、上記と同様、データ処理部6によって実現される機能部である。つまり、データ処理部6は、出力装置4に例えば図11に示す製品識別入力画面95を表示させ、入力装置3からの入力を作業者に行わせる。
図9(a)〜(c)に、製品品種記録部7、作業情報記録部8、作業状況記録部82に格納されるデータテーブルの一例を示す。図9(a)、(b)は、図3(a)、(b)と同じであるので、同一符号を付し、説明は省略する。
図9(c)に、実施例2による作業状況記録部82のテーブル(作業状況テーブル90)の一例を示す。
図示の(作業状況テーブル90)は、図3(c)と同じ品種コード41、作業実施番号42、作業実施完了番号43に加えて、更に製品識別符号91を有する。製品識別符号91は、各製品1個1個に割り当てられている識別番号(例えばシリアルナンバー等)である。実施例2では、ある品種の製品の組立作業を、何等かの理由で中断して、例えば別の製品の組立作業を行う状況にも対応できるようにするものであり、中断した作業を再開する場合に問題なく作業の続きを行うことができるようにする。尚、これは、実施例1でも一部実現可能であるが、実施例1の場合、同一品種の別の製品の作業を行う場合、図3(c)のデータでは区別できなくなる。つまり、ある品種の製品の組立作業を何等かの理由で中断して、別の製品の作業に移る場合、それは他品種の製品に限られていた。一方、実施例2では、同一品種であっても構わない。
図示の(作業状況テーブル90)は、図3(c)と同じ品種コード41、作業実施番号42、作業実施完了番号43に加えて、更に製品識別符号91を有する。製品識別符号91は、各製品1個1個に割り当てられている識別番号(例えばシリアルナンバー等)である。実施例2では、ある品種の製品の組立作業を、何等かの理由で中断して、例えば別の製品の組立作業を行う状況にも対応できるようにするものであり、中断した作業を再開する場合に問題なく作業の続きを行うことができるようにする。尚、これは、実施例1でも一部実現可能であるが、実施例1の場合、同一品種の別の製品の作業を行う場合、図3(c)のデータでは区別できなくなる。つまり、ある品種の製品の組立作業を何等かの理由で中断して、別の製品の作業に移る場合、それは他品種の製品に限られていた。一方、実施例2では、同一品種であっても構わない。
図10は、実施例2によるセル生産作業支援装置1の処理フローチャート図である。
図10において、図4と略同一の処理ステップには同一のステップ番号を付しており、その説明は省略する。図10の処理と図4の処理との違いは、ステップS21の処理が加わっていることである。すなわち、処理開始したら、まず、図11に示す製品識別入力画面95を表示して、その製品識別符号入力欄96に、これから組立作業を行う(又は再開する)製品の製品識別符号(シリアルナンバー等)を入力させる。そして、入力された製品識別符号を用いて作業状況テーブル90を検索して、該当するレコードがあるか否かを判定する(ステップS21)。もし該当するものが記録されていたならば(ステップS21,YES)、該当するレコードの作業実施番号42、作業実施完了番号43を用いて、ステップS13以降の処理を開始する。図9(c)に示す例では、品種コード41が同じである(A00001)複数の製品が作業中断の状態にあり、それぞれ作業の進み具合が異なるが、本例では製品識別符号によって製品1個1個を識別・管理しているので、問題なく、中断した状況からの作業再開を行える。尚、作業を途中で中断する場合には、図12に示す「中断」ボタン104を操作する。
図10において、図4と略同一の処理ステップには同一のステップ番号を付しており、その説明は省略する。図10の処理と図4の処理との違いは、ステップS21の処理が加わっていることである。すなわち、処理開始したら、まず、図11に示す製品識別入力画面95を表示して、その製品識別符号入力欄96に、これから組立作業を行う(又は再開する)製品の製品識別符号(シリアルナンバー等)を入力させる。そして、入力された製品識別符号を用いて作業状況テーブル90を検索して、該当するレコードがあるか否かを判定する(ステップS21)。もし該当するものが記録されていたならば(ステップS21,YES)、該当するレコードの作業実施番号42、作業実施完了番号43を用いて、ステップS13以降の処理を開始する。図9(c)に示す例では、品種コード41が同じである(A00001)複数の製品が作業中断の状態にあり、それぞれ作業の進み具合が異なるが、本例では製品識別符号によって製品1個1個を識別・管理しているので、問題なく、中断した状況からの作業再開を行える。尚、作業を途中で中断する場合には、図12に示す「中断」ボタン104を操作する。
以上説明したように、実施例2によれば、一部の作業が未実施のまま作業が進められてしまうことなく、ある製品の組立作業を中断して別の製品の作業を行いたい場合等にも、間違いが生じないように中断した状態から作業を再開させることができる。更にこの別の製品は、同じ製品種であっても構わない。
次に、以下、図13〜図15を参照して実施例3について説明する。
図13は、実施例3によるセル生産作業支援装置1の機能ブロック図である。
図13において、図8と略同様の構成には同一符号を付しており、その説明は省略する。
図13は、実施例3によるセル生産作業支援装置1の機能ブロック図である。
図13において、図8と略同様の構成には同一符号を付しており、その説明は省略する。
図13において、入力装置3は、図8の構成に加えて更に母国語設定入力部111を有している。また、作業情報記録部は、図2、図8とはデータ内容が多少異なるので、違う符号‘112’を付してある。尚、母国語設定入力部111も、上記と同様、データ処理部6によって実現される機能部である。つまり、データ処理部6は、出力装置4に例えば図15に示す言語選択画面130を表示させ、入力装置3からの入力を作業者に行わせる。
図15の言語選択画面130では、例えばコンボボックスの項目一覧にて各種言語の言語名(例えば英語、中国語、日本語等)を表示して、この中から選択させる。
図14(a)〜(c)に、製品品種記録部7、作業情報記録部112、作業状況記録部82に格納されるデータテーブルの一例を示す。図14(a)は図3(a)と同じ、図14(c)は図9(c)と同じであるので、同一符号を付し、説明は省略する。
図14(a)〜(c)に、製品品種記録部7、作業情報記録部112、作業状況記録部82に格納されるデータテーブルの一例を示す。図14(a)は図3(a)と同じ、図14(c)は図9(c)と同じであるので、同一符号を付し、説明は省略する。
図14(b)に示す作業情報記録部112のテーブル(作業情報テーブル120)は、図3、図9と同じ品種コード31、作業情報名32、作業手順番号33、テキストデータ34、画像データ35、部品データ36に加えて、更に母国語設定121を有する。母国語設定121において、図示のJは日本語、Eは英語を意味する。図示の通り、母国語設定121がJのデータは、作業情報名32、テキストデータ34は日本語で書かれており、母国語設定121がEのデータは、作業情報名32、テキストデータ34は英語で書かれている。また、図には表れていないが、画像データ35や部品データ36の内容(その文章記述部分)も、母国語設定121に応じた言語で記述されている。
このように、本例では、作業情報は、各言語毎にそれぞれ作成されて作業情報記録部112に記録されている。
実施例3の処理フローチャートは特に示さないが、例えば作業前に母国語設定入力部111によって図15に示す言語選択画面130が表示され、作業者が入力装置3を操作して所望の言語を選択する。選択された言語は記憶しておく。その後に作業を行う際の処理フローチャートは、図10の処理とほぼ同じであり特に図示しないが、異なる点は、ステップS13で取得・表示する作業情報は、母国語設定121が上記選択された言語であるデータとなる。尚、上記説明では母国語としているが、各作業員の母国語に限るわけではなく、所望の言語を選択してよい。例えば母国語が中国語であっても英語のほうが得意な作業員であれば、英語を選択してもよい。
実施例3の処理フローチャートは特に示さないが、例えば作業前に母国語設定入力部111によって図15に示す言語選択画面130が表示され、作業者が入力装置3を操作して所望の言語を選択する。選択された言語は記憶しておく。その後に作業を行う際の処理フローチャートは、図10の処理とほぼ同じであり特に図示しないが、異なる点は、ステップS13で取得・表示する作業情報は、母国語設定121が上記選択された言語であるデータとなる。尚、上記説明では母国語としているが、各作業員の母国語に限るわけではなく、所望の言語を選択してよい。例えば母国語が中国語であっても英語のほうが得意な作業員であれば、英語を選択してもよい。
以上説明したように、実施例3によれば、各作業員各々が容易に理解できる言語で作業情報を提供できるので、特に多人種を雇用する現場では、作業者、作業監督者の双方において作業の説明/理解に手間が掛かることなく、作業をスムーズに進めることができる。
次に、以下、図16〜図18を参照して実施例4について説明する。
図16は、実施例4によるセル生産作業支援装置1の機能ブロック図である。
図16において、図8と略同様の構成には同一符号を付しており、その説明は省略する。
図16は、実施例4によるセル生産作業支援装置1の機能ブロック図である。
図16において、図8と略同様の構成には同一符号を付しており、その説明は省略する。
図16において、入力装置3は、図8の構成に加えて更に作業者ID入力部141を有している。また、作業情報記録部は、図8、図13とはデータ内容が多少異なるので、違う符号‘142’を付してある。尚、作業者ID入力部141も、上記と同様、データ処理部6によって実現される機能部である。つまり、データ処理部6は、出力装置4に例えば図15に示す 作業者ID入力画面160を表示させ、入力装置3からの入力を作業者に行わせる。
図17(a)〜(c)に、製品品種記録部7、作業情報記録部142、作業状況記録部82に格納されるデータテーブルの一例を示す。図17(a)は図3(a)と同じ、図17(c)は図14(c)と同じであるので、同一符号を付し、説明は省略する。
作業情報記録部142に関しては、図17(b)に示す通り、作業情報テーブル120は図14(b)と同じであり同一符号を付してあるが、更にID−母国語対応テーブル150を有している。ID−母国語対応テーブル150には、各作業者ID151毎に母国語設定152が対応付けられている。作業者IDは、予め各作業者に割り当てられている識別番号であり、例えば社員番号等である。そして、予め、各作業者がそれぞれ所望する言語をID−母国語対応テーブル150に設定しておく。
そして、実際の作業の際には、処理フロー自体は図10等と同じであるが、処理開始前に作業者ID入力部141によって例えば図18に示す作業者ID入力画面160がディスプレイ等に表示され、作業者は自己の作業者IDを入力する。これより、入力された作業者IDに対応する使用言語をID−母国語対応テーブル150から求める。その後は、実施例3と同様、表示される作業手順情報は母国語で記述された情報となる。尚、実施例4においても、母国語に限らず、任意の使用言語を予め登録しておいてその都度に選択することができる。
以上説明したように、実施例4では、実施例3の効果に加えて、予め使用言語を登録しておくので、逐一使用言語を入力する必要はなく、任意の使用言語を選択する手間が省ける。
次に、以下、図19、図20を参照して、実施例5について説明する。
図19は実施例5のセル生産作業支援装置170の概略構成図であり、図1と同一の構成には同一符号を付し、説明は省略する。図19の構成では、図1の構成に加えて更に音声出力装置171を備えている。音声出力装置171は、例えばスピーカー、ヘッドホン等である。
図19は実施例5のセル生産作業支援装置170の概略構成図であり、図1と同一の構成には同一符号を付し、説明は省略する。図19の構成では、図1の構成に加えて更に音声出力装置171を備えている。音声出力装置171は、例えばスピーカー、ヘッドホン等である。
図20(a)、(c)には、それぞれ、製品品種テーブル、作業状況テーブルを示し、これらは図17(a)、(c)と同じであるので、説明は省略する。
また、図20(b)には、実施例5の作業情報テーブル180を示す。これは音声データ181が加わっていること以外は、図17(b)と同じである。
また、図20(b)には、実施例5の作業情報テーブル180を示す。これは音声データ181が加わっていること以外は、図17(b)と同じである。
音声データ181には、母国語設定121の言語で作業内容を指示する音声録音データのファイル名が格納される。この音声録音データは、テキストデータ34の文章をそのまま読んだものであってもよいし、更に詳細に作業内容を指示するものであってもよい。
セル生産作業支援装置170は、例えば図10と同様の処理を行うが、そのステップS13において作業情報を表示する際に、テキストデータ34や画像データ35等をディスプレイに表示するだけでなく、音声データ181の音声データファイルを取得して再生し、音声出力装置171から音声を出力させる。
以上説明したように、実施例5では、表示だけでなく、音声によっても作業方法を指示するので、(a)作業方法を更に理解し易くなる、(b)逐一画面の文字を読まなくても作業方法を理解できる、(c)hearing/speakingはできるが文字が読めない作業者にも対応できる、等の効果が得られる。
次に、以下、図21〜図24を参照して、実施例6について説明する。
図21に、実施例6及び後述する実施例7に係わるセル生産作業支援システム200のシステム構成図を示す。
図21に、実施例6及び後述する実施例7に係わるセル生産作業支援システム200のシステム構成図を示す。
図21において、パソコン210は、図19に示すセル生産作業支援装置170と同様の構成であり、同一符号を付し、説明は省略する。
部品棚は多数の部品箱より成り、各部品は種類等に応じて分類・整理されて所定の部品箱に収容されている。パソコン210は、部品棚の各部品箱に配置される各監視装置220、指示装置230を制御する。但し、図示していないが、パソコン210は、PLC等に接続し、実際の各監視装置220、指示装置230の制御はPLC等によって行わせ、パソコン210はPLC等に対して命令信号を送り、あるいはPLC等からセンサ検出結果等を受信する構成とするほうが望ましい。よって、以下の説明では、不図示のPLCを介して制御を行う場合を例にして説明する。
部品棚は多数の部品箱より成り、各部品は種類等に応じて分類・整理されて所定の部品箱に収容されている。パソコン210は、部品棚の各部品箱に配置される各監視装置220、指示装置230を制御する。但し、図示していないが、パソコン210は、PLC等に接続し、実際の各監視装置220、指示装置230の制御はPLC等によって行わせ、パソコン210はPLC等に対して命令信号を送り、あるいはPLC等からセンサ検出結果等を受信する構成とするほうが望ましい。よって、以下の説明では、不図示のPLCを介して制御を行う場合を例にして説明する。
上記監視装置220は例えばセンサ、カメラ等であり、指示装置230はLED等の表示ランプであり、これらは図では1つの部品箱のみに配置されているように見えるが、実際には部品棚の全ての部品箱にそれぞれ配置される。パソコン210とPLCとは例えばRS232Cケーブル等を用いて接続され、双方向にデータ通信を行なう。
図22は、実施例6のセル生産作業支援システム200の機能ブロック図である。
図22において、図16と同一の構成には同一符号を付しており、その説明は省略する。これより、図16との違いは、データ処理部6に、監視装置220と指示装置230が接続されており(但し、上記の通り、直接ではなく、不図示のPLC等を介するものとする)、更に作業情報記録部のデータ内容が多少違うこと(よって、違う符合‘211’を付してある)である。すなわち、図23(b)に示すように、本例の作業情報記録部に格納される作業情報テーブル212は、図20(b)に示すテーブル180の構成に加えて更に部品棚213を有する。部品棚213には、各作業手順毎に必要な部品が収容されている部品箱の識別番号が格納されている。データ処理部6は、各作業手順情報を表示する毎に、部品棚213に棚識別番号が格納されている場合には、当該棚識別番号をPLC等に通知する。PLC側では、各棚識別番号毎に、その部品箱に設置されている指示装置230、監視装置220を識別できるようになっており、該当する指示装置230(表示ランプ)を点灯制御し、該当する監視装置220からのセンサ検出信号を待ち、センサ検出信号を受信したら、データ処理部6に通知する。具体的にはPLC等は各表示ランプのリレースイッチを制御する。また、上記センサは例えば光電センサであり、PLC等は各光電センサのリレースイッチを制御する。
図22において、図16と同一の構成には同一符号を付しており、その説明は省略する。これより、図16との違いは、データ処理部6に、監視装置220と指示装置230が接続されており(但し、上記の通り、直接ではなく、不図示のPLC等を介するものとする)、更に作業情報記録部のデータ内容が多少違うこと(よって、違う符合‘211’を付してある)である。すなわち、図23(b)に示すように、本例の作業情報記録部に格納される作業情報テーブル212は、図20(b)に示すテーブル180の構成に加えて更に部品棚213を有する。部品棚213には、各作業手順毎に必要な部品が収容されている部品箱の識別番号が格納されている。データ処理部6は、各作業手順情報を表示する毎に、部品棚213に棚識別番号が格納されている場合には、当該棚識別番号をPLC等に通知する。PLC側では、各棚識別番号毎に、その部品箱に設置されている指示装置230、監視装置220を識別できるようになっており、該当する指示装置230(表示ランプ)を点灯制御し、該当する監視装置220からのセンサ検出信号を待ち、センサ検出信号を受信したら、データ処理部6に通知する。具体的にはPLC等は各表示ランプのリレースイッチを制御する。また、上記センサは例えば光電センサであり、PLC等は各光電センサのリレースイッチを制御する。
図24に実施例6のセル生産作業支援システム200の処理フローチャートを示す。
図24において、図4と同一の処理ステップには同一ステップ番号を付し、その説明は省略する。図4の処理との違いは、ステップS13で作業情報を表示させた後に、ステップS31〜S33の処理が加わる点である。
図24において、図4と同一の処理ステップには同一ステップ番号を付し、その説明は省略する。図4の処理との違いは、ステップS13で作業情報を表示させた後に、ステップS31〜S33の処理が加わる点である。
まず、上記ステップS13でテーブル212から作業情報を取得する際に、対応する部品棚213の棚識別番号も取得しておき、この棚識別番号をPLC等に通知する。これより、上記の通り、PLC等は、該当する表示ランプを点灯制御すると共に該当する光電センサによる監視を開始する(ステップS31、S32)。尚、PLC等を介する例に限らず、データ処理部6が直接表示ランプ、センサを制御するようにしてもよい。
その後、作業者は、部品棚に行き、必要な部品が収容されている部品箱から当該部品を取り出すが、上記表示ランプの点灯によって、どの部品箱であるかが一目で分かるので、基本的には問題なく必要な部品を入手できるはずであるが、本例では、更に、本当に間違いなく部品を入手したかを監視する。すなわち、作業者が部品を入手する為に部品箱に手を入れると、光電センサによってセンシングされ、センシング結果はPLC等を介してデータ処理部6に通知される。そして、この通知を受信することでステップS33の判定はYESとなり、ステップS15に進み、「次へ」ボタンの入力待ち状態となる。つまり、作業者が部品棚から必要な部品を入手しない限り、たとえ「次へ」ボタンを押下しても、受け付けないようにする。あるいは、そもそも「次へ」ボタンを表示しないようにする。または、警告を表示するようにしてもよい。
このように、実施例6では、各作業手順を表示すると共にその作業に必要な部品の収容場所を表示し、更にこの部品を作業者が取り出したかを監視するので、例えば部品の取り間違いといった事故が起こることを未然に確実に防ぐことが可能となる。
次に、以下、図25、図26を参照して、実施例7について説明する。
実施例7は、そのシステム構成図は、図21と同じである。
図25は、実施例7のセル生産作業支援システム200の機能ブロック図を示す。
実施例7は、そのシステム構成図は、図21と同じである。
図25は、実施例7のセル生産作業支援システム200の機能ブロック図を示す。
図25において、図22と略同様の構成には同一符号を付し、その説明は省略する。
図25に示す通り、図22の構成との違いは、入力装置3から作業実施入力部12が無くなり、監視装置220が作業実施入力部221の機能を兼ねている点である。つまり、実施例7では「次へ」ボタンを表示させることなく、よって作業者は各作業手順完了毎に「次へ」ボタンを操作する必要はないので、作業者の手間を省くことができる。
図25に示す通り、図22の構成との違いは、入力装置3から作業実施入力部12が無くなり、監視装置220が作業実施入力部221の機能を兼ねている点である。つまり、実施例7では「次へ」ボタンを表示させることなく、よって作業者は各作業手順完了毎に「次へ」ボタンを操作する必要はないので、作業者の手間を省くことができる。
また、実施例7では、図23(a)〜(c)のデータを用いる。
図26は、実施例7の処理フローチャート図である。
図26において、図24と同一の処理ステップには同一のステップ番号を付しており、その説明は省略する。これより、図26に示すように、図26の処理は、図24におけるステップS15の処理を削除した内容となっている。つまり、上記の通り「次へ」ボタンの表示・入力は行わずに、光電センサからのセンシング結果通知を以って(ステップS33,YES)、表示されている作業は完了と見なし、ステップS16に進む。次の作業があれば、ステップS13に戻り、次の作業の作業情報の表示等を行う。尚、ステップS33の判定がYESとなった後、直ちにステップS16に進まずに、所定時間WAITした後、ステップS16に進むようにしてもよい。この所定時間とは、例えばその作業の平均的な作業時間等である。
図26は、実施例7の処理フローチャート図である。
図26において、図24と同一の処理ステップには同一のステップ番号を付しており、その説明は省略する。これより、図26に示すように、図26の処理は、図24におけるステップS15の処理を削除した内容となっている。つまり、上記の通り「次へ」ボタンの表示・入力は行わずに、光電センサからのセンシング結果通知を以って(ステップS33,YES)、表示されている作業は完了と見なし、ステップS16に進む。次の作業があれば、ステップS13に戻り、次の作業の作業情報の表示等を行う。尚、ステップS33の判定がYESとなった後、直ちにステップS16に進まずに、所定時間WAITした後、ステップS16に進むようにしてもよい。この所定時間とは、例えばその作業の平均的な作業時間等である。
尚、上述した各実施例1〜7の説明は、一例を説明しただけであり、これに限るものではない。特に、実施例3〜7においては、それぞれ、その前の実施例を前提として、更に新たな構成を加えたり一部変更したものとして説明したが、他の実施例を前提としてもよいし、その実施例単独の構成としてもよい。例えば実施例3は、実施例2の構成を前提としているが、実施例1の構成を前提としてもよく、あるいは「各作業者毎に、その作業者が設定した言語で記述された作業情報を表示する」という機能のみを提供する構成としてもよい。
図27は、上記セル生産作業支援装置を実現するパソコン等のコンピュータ300のハードウェア構成の一例を示す図である。
図示の例のコンピュータ300は、CPU301、ROM302、RAM303、記憶部304、インタフェース部305、操作入力部306、表示部307等を有し、これらはバス308を介して相互に接続されており、CPU301による管理の元で相互にデータのやりとりを行うことができる。
図示の例のコンピュータ300は、CPU301、ROM302、RAM303、記憶部304、インタフェース部305、操作入力部306、表示部307等を有し、これらはバス308を介して相互に接続されており、CPU301による管理の元で相互にデータのやりとりを行うことができる。
CPU(Central Processing Unit)301は、コンピュータ300全体の動作制御を司る中央処理装置であり、上記データ処理部6に相当する。
ROM302は、一応図示してあるが、無くてもよく、ここでは特に説明しない。
ROM302は、一応図示してあるが、無くてもよく、ここでは特に説明しない。
RAM(Random Access Memory)303は、記憶部304に格納されている各種のアプリケーションプログラム(特に図2、図8、図13、図16、図22、図25に示す各種機能部の機能、図4、図10、図24、図26に示すフローチャート図の処理を実現させる為のプログラム)をCPU301が実行するときにワークメモリとして使用され、また各種のデータの一時的な格納領域として必要に応じて用いられるメインメモリとしても使用されるメモリである。
記憶部304は、上記各種のアプリケーションプログラムや、図3、図9、図14、図17、図20、図23に示す各種データを格納する記憶装置であり、上記内部記憶装置5に相当し、例えばハードディスク装置であり、あるいはFD(フレキシブルディスク)、CD−ROM、CD−R、MO、DVD−ROM等の携帯可能記録媒体である。尚、ここでいう携帯可能とは、コンピュータ300とは独立して持ち運び可能であるという意味である。
インタフェース部305は、例えば任意のネットワークを介して外部の他の何らかの装置とデータ送受信を行う為の通信制御部である。例えばインタフェース部305を介して、外部の情報処理装置(サーバ等)から上記各種のアプリケーションプログラムをダウンロードするようにしてもよい。
操作入力部306は、例えばキーボード、マウス等であり、上記入力装置3に相当する。
表示部307は、ディスプレイであり、上記出力装置4に相当する。
表示部307は、ディスプレイであり、上記出力装置4に相当する。
図28に、上記セル生産作業支援装置の各種機能をコンピュータにより実現させる為のアプリケーション・プログラムを記憶した記録媒体、記憶装置、そのダウンロードの例を示す。
図28において、上記各種のアプリケーションプログラムは、コンピュータ300内の記憶装置310(ハードディスク装置311、ROM312等)に格納してあってもよいし、携帯可能記録媒体320(フレキシブルディスク321、CD−ROM322、MO323、DVD−ROM324等)に記録されていてもよいし、外部の任意の情報処理装置(サーバ等)330内の記憶装置331に格納されていてもよい。そして、例えば、携帯可能記録媒体320をコンピュータ300に挿入して、この携帯可能記録媒体320に記録されている上記プログラムを読み出す。あるいは、記憶装置331に格納されているプログラムを、任意のネットワーク340(公衆回線網、インターネット、ケーブルテレビ網、何等かの専用線等)を介してダウンロードしてもよい。
1 セル生産作業支援装置
2 パソコン本体
3 入力装置
4 出力装置
5 内部記憶装置
6 データ処理部
7 製品品種記録部
8 作業情報記録部
9 作業状況記録部
10 作業品種入力部
11 作業情報選択部
12 作業実施入力部
13 作業情報出力部
14 入力インタフェース部
20 製品品種テーブル
21 品種コード
22 品種名
30 作業情報テーブル
31 品種コード
32 作業情報名
33 作業手順番号
34 テキストデータ
35 画像データ
36 部品データ
40 作業状況テーブル
41 品種コード
42 作業実施番号
43 作業実施完了番号
50 製品品種入力画面
51 製品品種入力欄
60 作業情報画面
61 作業情報
62 「確認」ボタン
63 「次へ」ボタン
70 選択画面
81 製品識別符号入力部
82 作業状況記録部
90 作業状況テーブル
91 製品識別符号
95 製品識別入力画面
96 製品識別符号入力欄
100 作業情報画面
101 作業情報
102 「確認」ボタン
103 「次へ」ボタン
104 「中断」ボタン
111 母国語設定入力部
112 作業情報記録部
120 作業情報テーブル
121 母国語設定
130 言語選択画面
141 作業者ID入力部
142 作業情報記録部
150 ID−母国語対応テーブル
151 作業者ID
152 母国語設定
160 作業者ID入力画面
170 セル生産作業支援装置
171 音声出力装置
180 作業情報テーブル
181 音声データ
200 セル生産作業支援システム
210 パソコン
220 各監視装置
230 指示装置
211 作業情報記録部
212 作業情報テーブル
213 部品棚
221 作業実施入力部
300 コンピュータ
301 CPU
302 ROM
303 RAM
304 記憶部
305 インタフェース部
306 操作入力部
307 表示部
308 バス
310 記憶装置
311 ハードディスク装置
312 ROM
320 携帯可能記録媒体
321 フレキシブルディスク
322 CD−ROM
323 MO
324 DVD−ROM
330 外部の情報処理装置(サーバ等)
331 記憶装置
340 ネットワーク
2 パソコン本体
3 入力装置
4 出力装置
5 内部記憶装置
6 データ処理部
7 製品品種記録部
8 作業情報記録部
9 作業状況記録部
10 作業品種入力部
11 作業情報選択部
12 作業実施入力部
13 作業情報出力部
14 入力インタフェース部
20 製品品種テーブル
21 品種コード
22 品種名
30 作業情報テーブル
31 品種コード
32 作業情報名
33 作業手順番号
34 テキストデータ
35 画像データ
36 部品データ
40 作業状況テーブル
41 品種コード
42 作業実施番号
43 作業実施完了番号
50 製品品種入力画面
51 製品品種入力欄
60 作業情報画面
61 作業情報
62 「確認」ボタン
63 「次へ」ボタン
70 選択画面
81 製品識別符号入力部
82 作業状況記録部
90 作業状況テーブル
91 製品識別符号
95 製品識別入力画面
96 製品識別符号入力欄
100 作業情報画面
101 作業情報
102 「確認」ボタン
103 「次へ」ボタン
104 「中断」ボタン
111 母国語設定入力部
112 作業情報記録部
120 作業情報テーブル
121 母国語設定
130 言語選択画面
141 作業者ID入力部
142 作業情報記録部
150 ID−母国語対応テーブル
151 作業者ID
152 母国語設定
160 作業者ID入力画面
170 セル生産作業支援装置
171 音声出力装置
180 作業情報テーブル
181 音声データ
200 セル生産作業支援システム
210 パソコン
220 各監視装置
230 指示装置
211 作業情報記録部
212 作業情報テーブル
213 部品棚
221 作業実施入力部
300 コンピュータ
301 CPU
302 ROM
303 RAM
304 記憶部
305 インタフェース部
306 操作入力部
307 表示部
308 バス
310 記憶装置
311 ハードディスク装置
312 ROM
320 携帯可能記録媒体
321 フレキシブルディスク
322 CD−ROM
323 MO
324 DVD−ROM
330 外部の情報処理装置(サーバ等)
331 記憶装置
340 ネットワーク
Claims (11)
- セル生産方式の組立作業の支援を行うセル生産作業支援装置において、
各製品種毎に、その製品種の生成の為の一連の作業手順毎に作業情報を記憶する作業情報記憶手段と、
任意の製品種を入力させる品種入力手段と、
該品種入力手段により入力された製品種に関して前記作業情報記憶手段から前記一連の作業手順の順番に従って各作業情報を取得して表示する表示制御手段と、
作業実施済みの作業手順の順番を格納する作業手順番号格納手段と、
該作業手順番号格納手段に格納されている作業実施済みの作業手順の範囲内で、任意の作業手順を選択させ、該選択された作業手順の作業情報を前記表示制御手段により表示させる作業手順選択手段と、
を有することを特徴とするセル生産作業支援装置。 - 個々の製品を一意に識別できる製品識別符号を入力させる製品識別符号入力手段と、作業の中断を入力させる作業中断入力手段とを更に備え、
前記作業手順番号格納手段は、作業中または作業中断中の各製品個々についてその製品識別符号に対応付けて前記作業実施済みの作業手順又は実施中の作業手順の順番を格納しており、
前記表示制御手段は、前記製品識別符号入力手段により入力された製品識別符号が前記作業手順番号格納手段に格納されている場合には、これに対応付けられている前記作業実施済みの作業手順又は実施中の作業手順の順番に基づいて、中断時点の作業手順の作業情報を表示することを特徴とする請求項1記載のセル生産作業支援装置。 - 前記作業情報は複数の言語でそれぞれ記述されており、
使用言語を設定させる使用言語設定手段を更に備え、
前記表示制御手段は、該使用言語設定手段で設定された言語で記述された作業情報を表示することを特徴とする請求項1又は2記載のセル生産作業支援装置。 - 前記作業情報は複数の言語でそれぞれ記述されており、
各作業者を一意に識別できる作業者識別符号を入力させる作業者識別符号入力手段と、 予め、前記作業者識別符号と各作業者が所望する使用言語とを対応付けて登録する使用限言語登録手段とを更に備え、
前記表示制御手段は、前記作業者識別符号入力手段により入力された作業者識別符号に対応する使用言語を、前記使用限度登録手段より求め、該求めた言語で記述された作業情報を表示することを特徴とする請求項1又は2記載のセル生産作業支援装置。 - 前記作業情報は、文字データ、画像データ、図形データの少なくとも1以上のデータにより各作業手順の作業方法を説明する情報であり、更に作業方法を音声により説明する為の音声データを有しており、
音声出力手段を更に備え、
前記文字データ、画像データ、図形データは前記表示制御手段によって表示され、
前記音声データは前記音声出力手段によって音声出力されることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のセル生産作業支援装置。 - 前記作業情報には、その作業手順で使用する部品の保管位置データが含まれ、
各作業手順毎に、該保管位置データに基づいて、外部の部品保管場所において使用部品の保管位置を表示させる為の指示を行う指示手段と、
作業者が前記外部の部品保管場所から使用部品を取り出したか否かを監視する監視手段とを更に備えることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載のセル生産作業支援装置。 - 前記監視手段は、前記外部の部品保管場所からの使用部品の取り出しを検出すると、前記作業手順番号格納手段の格納内容を更新することを特徴とする請求項6記載のセル生産作業支援装置。
- セル生産方式の組立作業の支援を行うセル生産作業支援システムにおいて、
部品保管場所において各部品の保管位置毎に設けられる点灯装置と、
前記部品保管場所において各部品の保管位置毎に設けられ、その保管位置からの部品の取出しを検知する監視装置と、
前記点灯装置、監視装置と、直接又は間接的に接続されるコンピュータとを有し、
前記コンピュータは、
各製品種毎に、その製品種の生成の為の一連の作業手順毎にその作業方法と該作業に用いる部品の保管位置とを記憶する作業情報記憶手段と、
任意の製品種を入力させる品種入力手段と、
該品種入力手段により入力された製品種に関して前記作業情報記憶手段から前記一連の作業手順の順番に従って各作業手順の前記作業方法データを取得して表示する表示制御手段と、
前記表示制御手段により作業方法を表示する作業手順の作業に用いる部品の保管位置を前記作業情報記憶手段から取得して、該取得した保管位置に設けられる前記点灯装置に対して点灯指示を送る指示手段と、
前記指示手段により点灯指示した点灯装置が設けられている保管位置の前記監視装置が、部品の取出しを検知するか否かを監視し、部品取出しを検知しない限り、次の作業手順に移ることを許可しない監視手段と、
を有することを特徴とするセル生産作業支援システム。 - セル生産方式の組立作業の支援を行うコンピュータに、
各製品種毎に、その製品種の生成の為の一連の作業手順毎に作業情報を記憶する作業情報記憶機能と、
任意の製品種を入力させる品種入力機能と、
該品種入力機能により入力された製品種に関して前記作業情報記憶機能から前記一連の作業手順の順番に従って各作業情報を取得して表示する表示制御機能と、
作業実施済みの作業手順の順番を格納する作業手順番号格納機能と、
該作業手順番号格納機能に格納されている作業実施済みの作業手順の範囲内で、任意の作業手順を選択させ、該選択された作業手順の作業情報を前記表示制御機能により表示させる作業手順選択機能と
を実現させる為のプログラム。 - 個々の製品を一意に識別できる製品識別符号を入力させる製品識別符号入力機能と、作業の中断を入力させる作業中断入力機能とを更に前記コンピュータに実現させ、
前記作業手順番号格納機能は、作業中または作業中断中の各製品個々についてその製品識別符号に対応付けて前記作業実施済みの作業手順又は実施中の作業手順の順番を格納しており、
前記表示制御機能は、前記製品識別符号入力機能により入力された製品識別符号が前記作業手順番号格納機能に格納されている場合には、これに対応付けられている前記作業実施済みの作業手順又は実施中の作業手順の順番に基づいて、中断時点の作業手順の作業情報を表示する、
ことを特徴とする請求項9記載のプログラム。 - 前記作業情報には、その作業手順で使用する部品の保管位置データが含まれ、
各作業手順毎に、該保管位置データに基づいて、外部の部品保管場所において使用部品の保管位置を表示させる為の指示を行う指示機能と、
作業者が前記外部の部品保管場所から使用部品を取り出したか否かを監視する監視機能とを更に前記コンピュータに実現させる為の請求項9又は10記載のプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004176116A JP2005353009A (ja) | 2004-06-14 | 2004-06-14 | セル生産作業支援装置、システム、プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004176116A JP2005353009A (ja) | 2004-06-14 | 2004-06-14 | セル生産作業支援装置、システム、プログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005353009A true JP2005353009A (ja) | 2005-12-22 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2004176116A Withdrawn JP2005353009A (ja) | 2004-06-14 | 2004-06-14 | セル生産作業支援装置、システム、プログラム |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2005353009A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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2004
- 2004-06-14 JP JP2004176116A patent/JP2005353009A/ja not_active Withdrawn
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