JP2011134217A - 組立作業支援システムおよびプログラム - Google Patents

組立作業支援システムおよびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2011134217A
JP2011134217A JP2009294730A JP2009294730A JP2011134217A JP 2011134217 A JP2011134217 A JP 2011134217A JP 2009294730 A JP2009294730 A JP 2009294730A JP 2009294730 A JP2009294730 A JP 2009294730A JP 2011134217 A JP2011134217 A JP 2011134217A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work
scenario
defect information
worker
proficiency level
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009294730A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5410952B2 (ja
Inventor
Shinji Yano
伸治 谷野
Kosuke Fukada
康祐 深田
Masaru Sasaki
大 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2009294730A priority Critical patent/JP5410952B2/ja
Publication of JP2011134217A publication Critical patent/JP2011134217A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5410952B2 publication Critical patent/JP5410952B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】不具合が発生した段階で不具合情報を効果的に入力することができる仕組みを提供する。
【解決手段】作業者140が行う組立作業において不具合が発生した際、作業者140は、発生した不具合を解消するために既に終了している作業に戻り、その作業をやり直すことで、不具合の解消を図る。この際、タッチパネルディスプレイであるLCD131が操作され、戻る作業のシナリオが呼び出される。この操作を契機として、LCD131上に不具合情報の入力を促す画面を表示する。これにより、不具合が発生した段階で不具合情報が効果的に入力される。
【選択図】図1

Description

本発明は、各種機器の組立現場における組立作業を支援する組立作業支援システムおよびその動作を行うためのプログラムに係り、不具合情報の共有化を行う技術に関する。
生産現場における不具合記録を扱う技術として特許文献1や特許文献2に記載された技術が知られている。特許文献1には、作業の習熟度を不具合回数などによって判定する技術が記載されている。特許文献2には、作業ミスの発生頻度に応じて作業難易度を決定し、難易度に対する作業指示図面情報を出力する技術が記載されている。
特許第4176416号公報 特開平6−84377号公報
生産現場では、不具合情報の共有化が重要となる。そこで本発明は、不具合が発生した段階で不具合情報を効果的に入力することができる仕組みを提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、組立作業における作業者への作業を指示する組立作業支援システムであって、作業者のIDと該IDごとに設定された習熟度レベルを記録する習熟度レベル記録手段と、前記習熟度レベルごとに異なる作業のシナリオを記録するシナリオ記録手段と、前記習熟度レベルごとにシナリオを呼び出すシナリオ呼び出し手段と、作業者の作業終了時に作業者が操作することで作業を完了したことをシステムに通知する完了通知手段と、前記完了通知手段からの指令に基づき、次の作業のシナリオを呼び出す次作業呼び出し手段と、既に終了した作業のシナリオの提示を求める終了作業シナリオ提示要求手段と、不具合情報を記録している不具合情報データベースと、前記終了作業シナリオ提示要求手段の動作に基づき、前記不具合情報データベースを起動する不具合情報データベース起動手段と、発生した不具合に係る不具合情報を前記不具合情報データベースに入力する入力手段とを備えることを特徴とする組立作業における作業者への作業を指示する組立作業支援システムである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記入力手段からの前記不具合情報の入力を条件として、作業者に前記既に終了したシナリオの提示を行う提示手段を備えることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、前記入力手段からは、前記不具合情報に加えて作業者の習熟度レベルが入力され、前記作業者の習熟度レベルは、前記不具合情報に関連付けして記録されることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載の発明において、前記不具合情報データベースに記録されている不具合情報を該当する工程において作業者に提示する提示手段を備えることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、前記提示手段から提示する前記不具合情報を、作業者の習熟度に基づいて選択する選択手段を備えることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、組立作業における作業者への作業を指示する組立作業支援システムを動作させるプログラムであって、コンピュータに、作業者のIDと該IDごとに設定された習熟度レベルを記録する習熟度レベル記録機能と、前記習熟度レベルごとに異なる作業のシナリオを記録するシナリオ記録機能と、前記習熟度レベルごとにシナリオを呼び出すシナリオ呼び出し機能と、作業者の作業終了時に作業者が操作することで作業を完了したことをシステムに通知する完了通知機能と、前記完了通知機能からの指令に基づき、次の作業のシナリオを呼び出す次作業呼び出し機能と、既に終了した作業のシナリオの提示を求める終了作業シナリオ提示要求機能と、不具合情報を記録している不具合情報データベースと、前記終了作業シナリオ提示要求機能の動作に基づき、前記不具合情報データベースを起動する不具合情報データベース起動機能と、発生した不具合に係る不具合情報を前記不具合情報データベースに入力する入力機能とを実行させることを特徴とするプログラムである。
請求項1に記載の発明によれば、不具合が発生した際に既に終了した作業のシナリオに戻る指示がされたことを契機として、不具合情報データベースが起動されるので、不具合が発生した段階で効果的に不具合情報の入力が行えるシステムが提供される。
請求項2に記載の発明によれば、既に行った作業を再度行おうとする際、不具合情報の入力を行わなければ、要求する作業のシナリオが表示されないので、不具合情報のシステムへの入力をより確実に行うことができる。
請求項3に記載の発明によれば、作業者の習熟度に応じた不具合情報の管理が可能となる。
請求項4に記載の発明によれば、作業の内容に応じた不具合情報が作業者に提供される。
請求項5に記載の発明によれば、作業者の習熟度に応じて不具合情報の提示が行われるので、習熟度に合わない不具合情報が提示される煩わしさが解消される。
請求項6に記載の発明によれば、不具合が発生した際に既に終了した作業のシナリオに戻る指示がされたことを契機として、不具合情報データベースが起動されるので、不具合が発生した段階で効果的に不具合情報の入力が行えるシステムを動作させるプログラムが提供される。
実施形態の組立支援システムの概要を示すブロック図である。 組立終了後に不具合が見つかった場合の処理の一例を示すフローチャートである。 組立作業中に不具合が見つかった場合の処理の一例を示すフローチャートである。 不具合表示を行う場合の処理の一例を示すフローチャートである。
(システムの概要)
図1は、本発明を利用した組立支援システムの概要を示すブロック図である。図1には、セル生産における組立を支援する組立支援システム100が示されている。組立支援システム100は、サーバ101を備えている。サーバ101は、ハードディスク装置を記録手段として備え、組立支援システム100の動作を制御する機能を有している。
サーバ101は、ネットワーク回線120に接続されている。ネットワーク回線120は、工場内に張り巡らされており、工場内の各所の作業エリアにおいて、個々の作業者が操作する端末であるPC(パーソナル・コンピュータ)130に接続されている。図1には、作業者140とPC130が一例として示されている。
PC130には、表示装置兼入力装置として機能するタッチパネル式のLCD131が接続されている。LCD131には、作業者140に提示される各種の情報が表示される。また、作業者140がLCD131のタッチパネル機能を利用して操作を行うことで、作業者140による各種の操作や各種の情報の入力が行われる。図1には、作業者140の一名が示されているが、実際には、セル生産を行う作業者は複数人であり、その作業者毎にPCおよびLCDが用意されている。
データベース101は、作業者情報テーブル102、作業者習熟度設定テーブル103、不具合内容記録テーブル104、組立記録テーブル105、作業シナリオテーブル106、画像/動作テーブル107を備えている。これらは、サーバ101内において、ソフトウェアー的に構成された機能部として構成されている。また、サーバ101は、組立支援システム100の動作を制御する制御部108を備えている。
作業者情報テーブル102には、作業者名と作業者IDを関連付けした情報が記録されている。作業者習熟度設定テーブル103には、作業者IDと作業シナリオ毎における作業者の習熟度が関連付けされたものが記録されている。ここで、作業シナリオというのは、組立の対象となる製品(例えば、電子機器や事務機器等)の組立手順を示す説明書(組立マニュアル)のことをいう。作業シナリオは、文書、図、写真、フロー図等が適宜組み合わされて作業の手順を示す内容とされている。
この例において、作業シナリオが示す作業は、複数の作業工程により構成されている。例えば、電子機器におけるバッテリー関係の組立を例に挙げると、バッテリーパックの組立が一つの作業工程であり、次の作業工程がバッテリーパックの取り付け工程であり、更にその次の作業工程がバッテリーパックの配線接続工程であり、更にその次の作業工程が配線の接続チェック工程、という分類となる。そしてこれら各工程に対応させて細分化された作業のシナリオ(マニュアル)が用意されている。
不具合内容記録テーブル104には、不具合内容に関する情報が作業者および共有レベルに関連付けされて記録されている。不具合とは、作業ミス、必ずしも生じないが部品の寸法精度等の問題で設計通りとならない事態、調整不良、電極等の接触不良、ナット等の緩み、その他予定通りとならない不都合のこという。
共有レベルというのは、不具合情報を共有する習熟度レベルの範囲である。例えば、習熟度がレベル1(習熟度最低)〜レベル5(習熟度最高)までの5レベルがある場合に、当該不具合情報をどの習熟度(その数は限定されない)のレベルの作業者に提示するかかが、共有レベルによって設定される。
組立記録テーブル105は、作業内容および作業時間の情報を作業者に関連付けさせて記録している。作業シナリオテーブル106は、上述した作業シナリオを習熟度に関連させた情報として記録している。なお、作業シナリオは一つでなく、製品の種類毎や製品のバージョン毎に複数が用意されている。また、作業シナリオは、習熟度に応じたもの(勿論、同じものがあってもよい)が用意されている。例えば、習熟度が低い作業者向けの作業シナリオは、細かい部分まで詳細であり、習熟度が高い作業者向けの作業シナリオは、作業者が熟知していると思われる部分は、省略あるいは簡略化された内容とされている。画像/動作テーブル107は、作業内容に関する静止画や動画を記録している。この画像や動画は、作業シナリオに埋め込まれて作業者に提示される。
制御部108は、コンピュータとして機能するハードウェアであり、CPU、RAM、ROM、ネットワーク回線120への接続を行うためのインターフェースを備え、組立支援システム100の動作を制御する。具体的には、制御部108は、後述する図3右側の処理、図4の処理を実行する。この処理を実行するための動作プログラムは、適当な記録領域に格納され、制御部108のRAM領域に読み出されて実行される。制御部108が行う制御の詳細については後述する。
PC130は、サーバ101と通信を行い、LCD131に作業者140に提示する情報を表示する。また、LCD131上に操作画面を表示させ、この操作画面が作業者140によって操作された際に、その操作内容に関する情報をサーバ101に送る。
図1には、LCD131における操作画面の一例が示されている。図1に示す操作画面には、組立方法表示画面のタイトル表示、作業(戻る)画面のタイトル表示、不具合記録入力画面のタイトル表示、作業者情報設定画面のタイトル表示が示されている。
この操作画面において、組立方法表示画面のタイトル表示の部分を作業者140が指やタッチペンで触れると、作業シナリオテーブル106へのアクセスが行われ、組立方法を表示する画面のリスト表示(作業選択画面)に切り替わる。そして、更にこのリストの中から表示させる作業シナリオを選択すると、選択した作業シナリオが表示される。
符号133は、押しボタンスイッチにより構成された作業完了ボタンである。作業完了ボタン133は、作業の完了(工程の完了)を組立支援システム100に知らせるボタンである。作業者140が作業完了ボタン133を押すと、対象となる作業工程が完了した旨の信号がPC130からサーバ101に送られる。なお、図示されていないが、作業シナリオが表示される画面上にも作業完了ボタン133と同様な機能を有する作業完了ボタン表示が表示され、この表示に触れることで、作業の完了を組立支援システム100に知らせることができる構成とされている。なお、作業完了ボタン133の形式は、有線タイプでもワイヤレスタイプでも利用可能であり、その形式は限定されない。
作業(戻る)選択画面のタイトル表示に触れると、作業シナリオテーブル106へのアクセスが行われ、戻ることができる作業工程の一覧が表示された工程シナリオ選択画面が表示される。そして、その中から目的の工程の作業シナリオを選択すると、その工程における作業の内容が示された作業のシナリオ(これを工程シナリオと呼ぶ)が表示される。なお、戻ることができる工程は、その時点で既に終了している工程である。なお、作業(戻る)選択画面のタイトル表示は、作業シナリオが表示される画面上にも表示されており、作業シナリオが表示されている画面から、戻ることができる工程の一覧が表示された作業単位選択画面に戻ることができる仕様とされている。
また、PC130には、押しボタンスイッチを利用した戻るボタン132が接続されている。戻るボタン132は、作業者140の手の届きやすい場所に配置されている。戻るボタン132の機能は、上述した作業(戻る)選択画面のタイトル表示と同じである。作業者は、タッチパネル式のLCD131または戻るボタン132を操作することで、組立支援システム100に作業を戻る旨を伝えることができる。
不具合記録入力画面のタイトル表示に触れると、不具合内容記録テーブル104へのアクセスが行われ、不具合情報を入力するための画面に切り替わる。作業者情報設定画面を触れると、作業者情報テーブル102および作業者習熟度設定テーブル103へのアクセスが行われ、作業者情報や作業者の習熟度を入力可能(変更可能)な画面に切り替わる。
(組立終了後に不具合を発見した場合の作業フロー)
組立作業が終了した後に不具合が発見された場合、図2の作業のフローとなる。この場合、組立作業の終了後に不具合が発見されると、作業が開始される(ステップS201)。まず、図1の組立支援システムを起動させ、不具合記録入力画面をLCD131に表示させる(ステップS202)。
不具合記録入力画面を表示させたら、不具合記録入力画面から不具合の内容(例えば、部品の緩み等)を入力する(ステップS203)。この際、共有レベルの入力も行う。不具合の内容と共有レベルが入力されたら、それらがサーバ101に登録され(ステップS205)、作業は終了する(ステップS205)。
(作業中に不具合が発生した場合の作業フロー)
作業中に不具合が発生した場合の作業のフローを説明する。以下、作業中に不具合が見つかり、作業工程を溯って作業をやり直す場合のフローの一例を説明する。図3には、作業者140の視点から見たフロー(左側)と、制御部108が行う制御のフロー(右側)が記載されている。
まず、作業者140が作業中に不具合を見つけると、ステップS301以下の作業が開始される。まず、作業者140は、LCD131上の作業(戻る)の表示(あるいは戻るボタン132)に触れ、戻ることが可能な工程シナリオの選択を行うための工程シナリオ選択画面を表示させる操作を行う(ステップS302)。これは、不具合を解消するために、既に終了している作業に戻る(作業をやり直す)ためである。作業者140によりステップ302の操作が行われると、それが制御部108において認識され、制御部108は、戻ることが可能な工程の一覧を表示した工程シナリオ選択画面をLCD131に表示させる制御を行う(ステップS310)。
工程シナリオ選択画面が表示されたら、作業者140は、LCD131を操作し、どの作業(工程)に戻るかを選択する(ステップS303)。この際、制御部108は、ステップS303が行われたか否か、を判定し(ステップS311)、どの作業(工程)に戻るかの選択が行われた場合に、不具合内容記録テーブル104にアクセスし、当該記録テーブルを起動してLCD131に不具合記録入力画面を表示する(ステップS312)。この表示の切り替わりは、作業者140の意思に関係なく、作業者によるステップS303の操作が行われたことを契機として実行される。
LCD131に不具合記録入力画面が表示されたら(ステップS304)、作業者140は、不具合情報の内容および共有レベルを入力する(ステップS305)。この入力された情報は、サーバ101内に登録される(ステップS306)。
制御部108は、システムへの不具合情報の内容および共有レベルの入力を契機として、ステップS303において作業者140によって選択された工程シナリオをLCDに表示する(ステップS313)。これにより、作業者140に戻った先の工程シナリオが提示され、作業者140は、その工程シナリオに従って、再度作業をやり直し、不具合の解消を図る。
(不具合情報の表示フロー)
作業者に習熟度に応じた不具合情報を提示するフローについて図4を用いて説明する。なお、図4には、組立支援システム100において実行される処理のフローが示されている。この処理は、サーバ101の制御部108により、PC130と連携して実行される。
作業者140により、PC130が起動され、作業者IDが入力されると、組立支援システム100は、作業者140による作業の開始を認識し、図4に示す処理を開始する(ステップS401)。処理が開始されると、入力された作業者IDに基づき、作業者140の習熟度を取得する(ステップS402)。次いで、ステップS402において取得した習熟度を参照し、作業者140が次に行うべき工程の工程シナリオを検索する。そして、この検索された工程シナリオをLCD131上に表示する(ステップS403)。なおこの際、必要に応じて画像/動画テーブル107に記録されている画像情報が読み出され、画像情報を用いた工程シナリオの提示内容が表示される。
次いで、ステップS403でシナリオを表示した工程に関する不具合情報のサーバ101における記録の有無が判定される(ステップS404)。この不具合情報は、例えば図3にフローにおいて入力された不具合情報である。
ステップS404における判定において、当該作業に関する不具合情報がなければ、ステップS410に進み、当該作業に関する不具合情報があれば、ステップS405に進む。ステップS405では、当該不具合情報が、ステップS402において取得した作業者140の習熟度で共有すべき不具合情報であるか否かを共有レベルに基づいて判定する(ステップS405)。
当該不具合情報が、作業者140の習熟度で共有すべき不具合情報である場合、ステップS406に進み、そうでなければステップS410に進む。ステップS406では、前回同じ作業を行った時点からの経過期間を組立間隔とし、この組立間隔が設定間隔(この場合は、設定日数)以下であれば、ステップS407に進む。また、この組立間隔が設定間隔(この場合は、設定日数)より長ければ、ステップS409に進み、作業シナリオが表示されている画面内の目立つ位置に当該作業における不具合情報を強制的に表示する。すなわち、組立間隔>設定日数である場合、前回の作業からの時間が設定期間を過ぎているので、再度注意を喚起する意味で、ステップS409に進み、不具合情報の強制表示(強制的な作業者への提示)を行う。
ステップS407では、期間内表示回数>設定回数、すなわち、ある決められた期間内における作業者140に対する当該作業に係る不具合情報の表示が設定した回数より多いか否か、の判定が行われる。期間内表示回数>設定回数でなければ、当該不具合情報を作業者140が目にしている頻度が低いと判定され、ステップS409に進む。期間内表示回数>設定回数であれば、当該不具合情報を作業者140が目にしている頻度が高いと判定され、ステップS408に進む。
ステップS408では、工程シナリオが表示されている画面内に不具合情報ボタンを表示する。この不具合表示ボタンに触れると、不具合情報の表示が行われる。ステップS408、S409の後、ステップS410に進み、作業完了ボタンが押されたか否かの判定が行われる。ステップS403で表示されたシナリオの作業が終了した場合、作業者140は、作業完了ボタンに触れ、当該作業の完了を組立支援システム100に知らせる。
作業完了ボタンが押されると、ステップS410がYESとなり、ステップS411に進み、ステップS403で工程シナリオを提示した作業の結果がサーバ101の組立記録テーブル105に記録される。次いで、当該作業が最後の作業(工程)であるか否かの判定が行われ(ステップS412)、当該作業が最後の作業(工程)であれば、処理を終了し(ステップS412)、そうでなければ、ステップS403以下の処理を繰り返す。
(優位性)
本実施形態の組立支援システム100は、作業者140のIDと該IDごとに設定された習熟度レベルを記録する習熟度レベル記録手段(作業者習熟度設定テーブル103)と、前記習熟度レベルごとに異なる作業のシナリオを記録するシナリオ記録手段(作業シナリオテーブル106)と、前記習熟度レベルごとにシナリオを呼び出すシナリオ呼び出し手段(ステップS403を実行する制御部108)と、作業者140の作業終了時に作業者が操作することで作業を完了したことをシステムに通知する完了通知手段(作業完了ボタンを機能させる制御部108)と、前記完了通知手段からの指令に基づき、次の作業のシナリオを呼び出す次作業呼び出し手段(図4のフローを実行する制御部108)と、既に終了した作業のシナリオの提示を求める終了作業シナリオ提示要求手段(図4の作業(戻る画面))と、不具合情報を記録している不具合情報データベース(不具合内容記録テーブル104)と、前記終了作業シナリオ提示要求手段の動作に基づき、前記不具合情報データベースを起動する不具合情報データベース起動手段(ステップS312を実行する制御部108)と、発生した不具合に係る不具合情報を前記不具合情報データベースに入力する入力手段(不具合記録入力画面)とを備えている。
上記の構成によれば、不具合発生時に作業工程を遡り、既に行った作業を再度行う場合に、不具合情報の入力を行う画面に切り替わり(ステップS304、S312)、作業者140に対して強制的に不具合情報の入力が促される。これにより、不具合情報のシステムへの入力を漏れなく確実に行うことができる。
また、本実施形態の組立支援システム100は、不具合記録入力画面からの不具合情報の入力を条件として、作業者140に既に終了したシナリオの提示を行う提示手段(ステップS314を実行する制御部108)を備えている。この構成によれば、既に行った作業を再度行おうとする際、不具合情報の入力を行わなければ、要求する作業のシナリオが表示されない(ステップS313、S314)。これにより、不具合情報のシステムへの入力をより確実に行うことができる。
また、本実施形態の組立支援システム100は、不具合記録入力画面からの不具合情報の入力に加えて作業者の習熟度レベルが入力され、この作業者の習熟度レベルは、不具合情報に関連付けして記録されている(作業者習熟度設定テーブル103の記録内容)。この構成によれば、当該作業者の習熟度に応じた作業者への不具合情報の提供が可能となる。
また、本実施形態の組立支援システム100は、不具合内容記録テーブルに記録されている不具合情報を該当する工程において作業者に提示する提示手段(ステップS408、S409を実行する制御部108)を備えている。この構成によれば、作業の内容に応じた不具合情報が作業者140に提供される。
また、本実施形態の組立支援システム100は、作業者140に提示する不具合情報を、作業者140の習熟度に基づいて選択する選択手段(ステップS403を実行する制御部108)を備えている。この構成によれば、作業者の習熟度に応じて不具合情報の提示が行われるので、習熟度に合わない不具合情報が提示される煩わしさが解消される。
また、ステップS406、S407の処理を実行することで、作業の頻度や当該不具合情報の提示頻度に鑑みて、不具合情報の提示が行われるので、無駄な不具合表示による作業効率の低下が抑えられる。
(その他)
図1〜4に示す例示では、作業者140を対象として説明を加えたが、図示省略している他の作業者に対しても同様な処理が行われる。
作業者への作業手順の提示は、画像情報に加えて音声情報を利用する形態であってもよい。また、音声情報のみを利用する形態であってもよい。作業者によるシステムへの情報の入力は、音声による入力やバーコードによる入力であってもよい。
100…組立支援システム、101…サーバ、120…ネットワーク回線、140…作業者。

Claims (6)

  1. 組立作業における作業者への作業を指示する組立作業支援システムであって、
    作業者のIDと該IDごとに設定された習熟度レベルを記録する習熟度レベル記録手段と、
    前記習熟度レベルごとに異なる作業のシナリオを記録するシナリオ記録手段と、
    前記習熟度レベルごとにシナリオを呼び出すシナリオ呼び出し手段と、
    作業者の作業終了時に作業者が操作することで作業を完了したことをシステムに通知する完了通知手段と、
    前記完了通知手段からの指令に基づき、次の作業のシナリオを呼び出す次作業呼び出し手段と、
    既に終了した作業のシナリオの提示を求める終了作業シナリオ提示要求手段と、
    不具合情報を記録している不具合情報データベースと、
    前記終了作業シナリオ提示要求手段の動作に基づき、前記不具合情報データベースを起動する不具合情報データベース起動手段と、
    発生した不具合に係る不具合情報を前記不具合情報データベースに入力する入力手段と
    を備えることを特徴とする組立作業における作業者への作業を指示する組立作業支援システム。
  2. 前記入力手段からの前記不具合情報の入力を条件として、作業者に前記既に終了したシナリオの提示を行う提示手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の組立作業支援システム。
  3. 前記入力手段からは、前記不具合情報に加えて作業者の習熟度レベルが入力され、
    前記作業者の習熟度レベルは、前記不具合情報に関連付けして記録されることを特徴とする請求項1または2に記載の組立作業支援システム。
  4. 前記不具合情報データベースに記録されている不具合情報を該当する工程において作業者に提示する提示手段を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の組立作業支援システム。
  5. 前記提示手段から提示する前記不具合情報を、作業者の習熟度に基づいて選択する選択手段を備えることを特徴とする請求項4に記載の組立作業支援システム。
  6. 組立作業における作業者への作業を指示する組立作業支援システムを動作させるプログラムであって、
    コンピュータに、
    作業者のIDと該IDごとに設定された習熟度レベルを記録する習熟度レベル記録機能と、
    前記習熟度レベルごとに異なる作業のシナリオを記録するシナリオ記録機能と、
    前記習熟度レベルごとにシナリオを呼び出すシナリオ呼び出し機能と、
    作業者の作業終了時に作業者が操作することで作業を完了したことをシステムに通知する完了通知機能と、
    前記完了通知機能からの指令に基づき、次の作業のシナリオを呼び出す次作業呼び出し機能と、
    既に終了した作業のシナリオの提示を求める終了作業シナリオ提示要求機能と、
    不具合情報を記録している不具合情報データベースと、
    前記終了作業シナリオ提示要求機能の動作に基づき、前記不具合情報データベースを起動する不具合情報データベース起動機能と、
    発生した不具合に係る不具合情報を前記不具合情報データベースに入力する入力機能と
    を実行させることを特徴とするプログラム。
JP2009294730A 2009-12-25 2009-12-25 組立作業支援システムおよびプログラム Expired - Fee Related JP5410952B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009294730A JP5410952B2 (ja) 2009-12-25 2009-12-25 組立作業支援システムおよびプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009294730A JP5410952B2 (ja) 2009-12-25 2009-12-25 組立作業支援システムおよびプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011134217A true JP2011134217A (ja) 2011-07-07
JP5410952B2 JP5410952B2 (ja) 2014-02-05

Family

ID=44346850

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009294730A Expired - Fee Related JP5410952B2 (ja) 2009-12-25 2009-12-25 組立作業支援システムおよびプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5410952B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016162662A (ja) * 2015-03-03 2016-09-05 日立金属株式会社 ワイヤーハーネスの製造方法及び製造装置
JP2018125299A (ja) * 2018-04-24 2018-08-09 日立金属株式会社 ワイヤーハーネス製造装置及びワイヤーハーネス製造方法
CN108388184A (zh) * 2018-03-30 2018-08-10 河南十方物联网有限公司 一种装配工序提示系统
JP2018206102A (ja) * 2017-06-06 2018-12-27 株式会社神戸製鋼所 作業指示装置、作業指示方法および作業指示プログラム
JP2021163125A (ja) * 2020-03-31 2021-10-11 株式会社日立情報通信エンジニアリング 業務支援システムおよび業務支援方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003271225A (ja) * 2002-03-18 2003-09-26 Tohoku Ricoh Co Ltd セル生産作業者支援システム
JP2005353009A (ja) * 2004-06-14 2005-12-22 Olympus Corp セル生産作業支援装置、システム、プログラム
JP2007280012A (ja) * 2006-04-06 2007-10-25 Nissan Motor Co Ltd 作業指示システムおよびその方法
JP2009025951A (ja) * 2007-07-18 2009-02-05 Sysmex Corp 作業手順表示方法および作業手順表示システム
JP2009211684A (ja) * 2008-02-07 2009-09-17 Toshiba Corp 不具合情報の処理システム及び不具合情報の処理方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003271225A (ja) * 2002-03-18 2003-09-26 Tohoku Ricoh Co Ltd セル生産作業者支援システム
JP2005353009A (ja) * 2004-06-14 2005-12-22 Olympus Corp セル生産作業支援装置、システム、プログラム
JP2007280012A (ja) * 2006-04-06 2007-10-25 Nissan Motor Co Ltd 作業指示システムおよびその方法
JP2009025951A (ja) * 2007-07-18 2009-02-05 Sysmex Corp 作業手順表示方法および作業手順表示システム
JP2009211684A (ja) * 2008-02-07 2009-09-17 Toshiba Corp 不具合情報の処理システム及び不具合情報の処理方法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016162662A (ja) * 2015-03-03 2016-09-05 日立金属株式会社 ワイヤーハーネスの製造方法及び製造装置
JP2018206102A (ja) * 2017-06-06 2018-12-27 株式会社神戸製鋼所 作業指示装置、作業指示方法および作業指示プログラム
CN108388184A (zh) * 2018-03-30 2018-08-10 河南十方物联网有限公司 一种装配工序提示系统
JP2018125299A (ja) * 2018-04-24 2018-08-09 日立金属株式会社 ワイヤーハーネス製造装置及びワイヤーハーネス製造方法
JP2021163125A (ja) * 2020-03-31 2021-10-11 株式会社日立情報通信エンジニアリング 業務支援システムおよび業務支援方法
JP7445494B2 (ja) 2020-03-31 2024-03-07 株式会社日立情報通信エンジニアリング 業務支援システムおよび業務支援方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP5410952B2 (ja) 2014-02-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2554565C2 (ru) Устройство обработки информации, способ обработки информации, программа, оконечное устройство управления и система обработки информации
JP5410952B2 (ja) 組立作業支援システムおよびプログラム
WO2012144632A1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法及びプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
CN103853485A (zh) 触摸屏解锁方法及终端
CN106547429B (zh) 用于电子终端的显示方法及装置
JP5585721B2 (ja) 情報装置、画面切替え方法、及び画面切替えプログラム
JP5102362B2 (ja) プラント監視制御システム
JP2011134224A (ja) 組立作業支援システムおよびプログラム
JP5540793B2 (ja) 機能提供装置及びプログラム
CN101650635A (zh) 终端设备控制远端显示的方法及其终端设备
JP2015049773A (ja) オブジェクト操作システム及びオブジェクト操作制御プログラム並びにオブジェクト操作制御方法
CN105094671A (zh) 一种用于对输入区域的内容进行编辑的方法和装置
JP2011054130A (ja) プログラマブル表示器
WO2012014625A1 (ja) 情報処理装置
JP2007058607A (ja) 表示装置、表示方法、および、表示プログラム
WO2012014624A1 (ja) 情報処理装置
CN110660463A (zh) 基于超声系统的报告编辑方法、装置、设备及存储介质
WO2011125200A1 (ja) プロジェクタおよびパスワード入力方法
JP5706206B2 (ja) Posレジスタ、及びposレジスタ処理プログラム
JP2009104434A (ja) モニタ画面上へのラダー図表示方式
JP2011191917A (ja) 表示装置及び画面表示方法
JP5730672B2 (ja) 車載装置およびアイコン表示方法
JP2011008633A (ja) 情報処理装置および電子ファイル操作プログラム
JP6302808B2 (ja) シミュレーション機能を備えたナースコールシステム
JP2019113969A (ja) 電子機器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111124

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120517

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130228

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130304

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130423

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131028

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131107

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5410952

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees