JP2002092168A - 情報記録システム、情報編集システム、情報記録方法、及び情報編集方法 - Google Patents

情報記録システム、情報編集システム、情報記録方法、及び情報編集方法

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JP2002092168A
JP2002092168A JP2000284492A JP2000284492A JP2002092168A JP 2002092168 A JP2002092168 A JP 2002092168A JP 2000284492 A JP2000284492 A JP 2000284492A JP 2000284492 A JP2000284492 A JP 2000284492A JP 2002092168 A JP2002092168 A JP 2002092168A
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Yasuhiro Meikari
康弘 銘苅
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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  • Medical Treatment And Welfare Office Work (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】内容変更を簡単にできるようにした上で、真正
性、見読性、保存性を担保すること。 【解決手段】電子カルテシステムは、文字情報及びイメ
ージを表示画面のカルテ編集域内に表示する手段11と、
イメージを含む第1ファイル93を生成する手段5と、カル
テ編集域における文字情報及びイメージの表示位置を取
得し、当該表示位置と文字情報とを含む第2ファイル91
を生成する手段5と、カルテ編集域における文字情報及
びイメージを一体としたイメージ・ファイル151を生成
する手段7と、利用者の登録指示に応じて第1及び第2フ
ァイル91,93とイメージ・ファイル151とを関連付けて記
憶装置に格納する手段5,7とを有する。このようにイメ
ージ・ファイル151の他に第1及び第2ファイル91,93が
生成されて格納されるため、第1及び第2ファイル91,9
3からイメージ・ファイル151と同じ表示内容を文字情報
とイメージとの組み合せとして復元することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、情報記録及び情報
編集技術に関する。
【0002】
【従来の技術】病院において患者のカルテに必要とする
真正性・見読性・保存性を満たすため、従来の電子カル
テシステムにおいては、電子カルテをJPEG(Joint
Photographic Experts Group)等の形式でイメージ・フ
ァイルとして保管管理していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、簡単な記入ミ
ス等のため、登録指示の直後に意図的に変更を行う場合
であっても簡単に変更することができないという問題が
あった。また、イメージ・ファイルのため検索等の後利
用が困難であるという問題点もあった。
【0004】よって、本発明の目的は、内容の変更を簡
単にできるようにした上で、少なくとも真正性を担保す
ることができる情報処理技術を提供することである。
【0005】また、本発明の他の目的は、内容の変更を
簡単にできるようにした上で、見読性及び保存性をも満
たす情報処理技術を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る情報記録シ
ステムは、文字列情報(例えば検査結果)及びイメージ
情報(例えば手書き図形情報)を表示画面の所定の領域
(カルテ編集域)内に表示する手段と、イメージ情報を
含む第1ファイル(例えば実施の形態におけるイメージ
データ・ファイル93)を生成する第1生成手段と、所
定の領域における文字列情報及びイメージ情報の表示位
置情報を取得し、当該表示位置情報と文字列情報とから
構成される第2ファイル(例えば実施の形態におけるカ
ルテ構造データ・ファイル91)を生成する第2生成手
段と、所定の領域における文字列情報及びイメージ情報
を一体としたイメージ・ファイル(例えば実施の形態に
おけるカルテハードコピー・イメージデータ・ファイル
151)を生成する第3生成手段と、利用者の登録指示
に応じて、第2ファイルとイメージ・ファイルとを関連
付けて、第1ファイルと共に記憶装置に格納する登録手
段とを有する。
【0007】また、登録済みのイメージ・ファイルの直
接又は間接的な選択(例えば実施の形態においてはカル
テ編集域へのドラック&ドロップ)に応じて、当該イメ
ージ・ファイルに関連付けられた第2ファイルと第1フ
ァイルとを特定し、記憶装置から取り出す手段と、第2
ファイルに規定された文字列情報の表示位置情報と文字
列情報とを用いて当該文字列情報を表示画面上に表示
し、第1ファイルとイメージ情報の表示位置情報とを用
いて当該イメージ情報を表示画面上に表示する手段と、
利用者からの指示に応じて、表示画面上に表示された文
字列情報又はイメージ情報の編集を可能にする編集手段
(例えば実施の形態において文字列情報が入力システム
・ツールを用いて入力されている場合には当該ツール)
とをさらに設ける。
【0008】このようにイメージ・ファイルの他に第1
及び第2ファイルが生成されて格納されるため、第1及
び第2ファイルからイメージ・ファイルと同じ表示内容
を、文字列情報とイメージ情報との組み合せとして復元
することができる。よって、特に文字列情報の変更が簡
単になる。例えば、イメージ・ファイルをJPEG形式
とすれば、改竄への対抗力を保持したまま、障害などが
発生した場合であっても他のシステムで簡単に利用でき
る。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態におけるシ
ステム概要図を図1に示す。図1に示した電子カルテシ
ステム100には、カルテ基本制御部1と、カルテ構造
データ・ファイル91及びイメージデータ・ファイル9
3を生成するカルテメタデータ生成部5と、カルテ構造
データ・ファイル91及びイメージデータ・ファイル9
3からカルテ編集域における表示情報を復元するカルテ
データ復元部3と、本実施の形態ではカルテ編集域の表
示情報からJPEG形式のカルテハードコピー・イメー
ジデータ・ファイル151を生成するイメージデータ生
成部7と、カルテ構造データ・ファイル91とイメージ
データ・ファイル93とを格納するカルテメタDB(デ
ータベース)9と、カルテハードコピー・イメージデー
タ・ファイル151を格納するカルテハードコピーイメ
ージDB15と、カルテ基本制御部1からの表示情報を
表示する表示装置17と、電子カルテシステム100に
データを入力するためのキーボードやマウスである入力
装置19と、患者への薬の処方等を行うためのオーダリ
ング・システム21と、カルテ基本制御部1へのデータ
入力のための入力フォームを生成するためのテンプレー
ト処理部23とが設けられている。なお、カルテ基本制
御部1は、カルテ編集部11と、カルテ履歴表示処理部
13とを有しており、カルテ編集部11は他のデータ入
力を行うための他のシステム25とのインターフェース
(図示せず)を有している。
【0010】新規カルテ情報を作成する場合には、カル
テ編集域において、キーボードにより文字列情報を入力
したり、マウスを用いて患部などの手書き図形を入力し
たり、典型的な種類の情報入力を促すテンプレート処理
部23が生成する入力フォームに従ってキーボードやマ
ウスで文字列情報を入力したりする。もし、入力を行っ
た医師又は看護婦が入力内容を登録する場合には登録ボ
タンを押して、電子カルテシステム100に記録を命ず
る。電子カルテシステム100のカルテメタデータ生成
部5は、カルテ編集域において入力された文字列情報と
手書き図形などを含むイメージ情報との位置情報を取得
する。そして、手書き図形などのイメージ情報を含むイ
メージデータファイル93を生成して、カルテメタDB
9に格納する。また、入力された文字列情報と取得され
た位置情報とイメージデータファイル93の識別情報
(本実施の形態ではファイル名)とからカルテ構造デー
タ・ファイル91を生成して、同じくカルテメタDB9
に格納する。一方、イメージデータ生成部7は、カルテ
編集域の表示情報を本実施の形態ではJPEG形式のカ
ルテハードコピー・イメージデータ・ファイル151に
変換して、カルテハードコピーイメージDB15に格納
する。カルテ構造データ・ファイル91には、もしテン
プレート処理部23が生成する入力フォームなどにより
文字列情報が入力された場合には、入力システム・ツー
ルの識別情報等も、文字列情報と共に格納される。
【0011】カルテ履歴表示処理部13は、例えば表示
装置17のカルテ履歴表示域に、入力された患者IDに
係るカルテハードコピー・イメージデータ・ファイル1
51の縮小表示を行っている。何らかの理由で電子カル
テの内容を変更する場合には、医師又は看護婦は、マウ
スを用いてカルテ履歴表示域に縮小表示され変更に係る
カルテハードコピー・イメージデータをカルテ編集域に
ドラッグ&ドロップする。この操作に応じて、カルテデ
ータ復元部3は、ドラッグ&ドロップされたカルテハー
ドコピー・イメージデータ・ファイル151に対応する
カルテ構造データ・ファイル91とイメージデータ・フ
ァイル93とをカルテメタDB9から取得する。そし
て、カルテ構造データ・ファイル91から文字列情報と
当該文字列情報の位置情報を取り出し、位置情報に従っ
て文字列情報をカルテ編集域に配置する。また、カルテ
構造データ・ファイル91からイメージ情報の位置情報
を取り出して、イメージデータ・ファイル93の内容を
当該位置情報に従ってカルテ編集域に配置する。そし
て、医師又は看護婦は、キーボードやマウスを使用し
て、入力内容の変更を行う。なお、入力システム・ツー
ル(例えばテンプレート処理部23が生成する入力フォ
ーム)の識別情報が記録されている文字列情報について
変更を行う場合には、当該入力システム・ツールを起動
して、そのツールから変更を入力する。再度医師又は看
護婦が登録を命じた場合には、新規の電子カルテを登録
する場合と同じ処理を実施する。すなわち、カルテ構造
データ・ファイル91とイメージデータ・ファイル93
とカルテハードコピー・イメージデータ・ファイル15
1とを生成して、カルテメタDB9及びカルテハードコ
ピー・イメージDB15にそれぞれ格納する。
【0012】では次に図2乃至図7を用いて電子カルテ
システム100の処理フローを説明する。図2ではま
ず、医師又は看護婦が、診療情報を入力すべき患者のI
Dを入力装置19により入力し、カルテ基本制御部1は
当該患者IDの入力を受け付ける(ステップS1)。そ
して、カルテ基本制御部1のカルテ履歴表示処理部13
は、カルテハードコピー・イメージDB15から当該患
者IDのカルテに係るカルテハードコピー・イメージデ
ータ・ファイル151を取り出して(ステップS3)、
カルテ履歴表示域へカルテハードコピー・イメージデー
タ・ファイル151を表示する(ステップS5)。な
お、初診の人はカルテハードコピー・イメージデータ・
ファイル151はないので、その場合にはステップS3
及びS5はスキップされる。
【0013】カルテ基本画面の一例を図3に示す。カル
テ基本画面300の上部には、患者ID302と、患者
名304と、診療日306と、医師の情報308とが表
示される部分が設けられている。また右端には、処方の
入力を行うためのオーダボタン310と、テンプレート
処理部23により作成された入力フォームを表示させる
ためのテンプレートボタン312と、カルテ編集域31
8において文字及び図形を記入するための各種エディタ
用ボタン群320とが用意されている。カルテ編集域3
18の上部には、患者の病歴などを表示するための病歴
/プロブレム表示域314と、患者プロファイル情報5
1を表示するための患者プロファイル表示域316とが
設けられている。
【0014】カルテ基本画面300の左端には、直前に
表示されていたページへ戻るためのボタンや、再表示す
るためのボタン、全てを表示させるためのボタン、オー
ダを表示するためのボタン、診療記録を表示するための
ボタン、画像を表示させるためのボタン、文書を表示す
るためのボタン、条件検索を行なうためのボタン、テキ
スト検索を行うためのボタン等が表示されるブラウザ用
ボタン群322が設けられている。また、当該患者の診
療歴を1行表示するナビゲータ表示部324と、電子カ
ルテを縮小表示するカルテ履歴表示域326も設けられ
ている。ナビゲータ表示部324には、日付、時間、入
院外来の別、診療科、文書区分などが表示される。カル
テ履歴表示域326のインデックス部はナビゲータ表示
部324とほぼ同じであり、画像部分には更新日付、更
新時間、更新者などの情報とカルテハードコピー・イメ
ージデータ151の縮小表示が含まれる。
【0015】図2の説明に戻って、ステップS5まで処
理されるとカルテの新規入力又は既入力カルテの編集を
行うことができるようになる。よって、カルテ基本制御
部1のカルテ編集部11は、入力された患者IDの患者
に対する新規のカルテ入力であるか判断する(ステップ
S7)。もし、既入力カルテの編集が指示された場合に
はステップS9で編集処理を実施する。編集処理につい
ては後に詳しく述べる。一方、新規入力である場合に
は、電子カルテシステム100はカルテ編集域318へ
の入力を受け付ける(ステップS11)。
【0016】カルテ編集域318への入力例を図4に示
す。カルテ編集域318a内の手書き図形401は、入
力装置19であるマウスとエディタ用ボタン群300に
含まれる図形ツール等を用いて描かれる。なお、カルテ
編集域318aの上端及び左端の目盛りは後の説明のた
めに設けられたものであって、実際に表示されるもので
はない。カルテ基本制御部1のカルテ編集部11は、入
力の際に、手書き図形401の線図の情報のみならず、
入力元であるマウス(又は図形ツール等)の情報も対応
して保持しておく。文字列情報403は、例えばエディ
タ用ボタン群300に設けられた文字入力ボタンをマウ
スで押して、マウスで文字列情報403の位置を指定し
た後、キーボードにより入力される。カルテ編集部11
は、入力の際に、文字列情報403の文字情報「粒状陰
影」のみならず、入力元であるキーボード(又は文字入
力ボタン等)の情報も対応して保持しておく。
【0017】文字列情報405は、例えば図5に示すよ
うな患者の情報を入力するための入力フォームに従って
医師又は看護婦によりキーボード及びマウスで入力され
る。すなわち、図5に示されるように、身長、体重、血
液型、RH、体温、最高血圧、最低血圧及び主な症状と
いった属性名とその入力又は選択の結果である属性値
(単位が規定されていれば単位が付加される)とが対に
なって、文字列情報405としてカルテ編集域318a
に入力される。なお、カルテ編集部11は、文字列情報
405のみならず、入力の際に、入力元である入力フォ
ームの識別情報(例えばテンプレートID)を対応して
保持しておく。なお、図5のような入力フォームは、テ
ンプレート処理部23により生成される。また、オーダ
リングシステム21や他のシステム25により出力され
るデータについても、カルテ編集域318aに表示され
る。また、入力フォーム、オーダリングシステム21及
び他のシステム25を入力システム・ツールとしてその
入力システム・ツール名(例えばツールID)を対応し
て保持しておく。
【0018】図2のステップS11に戻って、カルテ編
集部11は、上で述べた例のようにカルテ編集域318
への各種入力を受け付ける。なお、図4では各種入力が
全て入力されている状態を示しているが、図2の処理フ
ローでは一つの種類の入力がなされる毎にステップS1
1乃至S25の処理が一度行われるものとしている。次
に、入力された情報に対応して保持されている入力元の
情報を用いて、入力元がキーボードであるか否か判断す
る(ステップS13)。キーボードというのは、マウス
で自由にカルテ編集域内の位置を指定してキーボードで
入力する文字列情報であるという意味である。図4の例
では文字列情報403がキーボードである。もし、キー
ボードである場合には、当該文字列情報のテキスト入力
矩形域の左上位置を取得する(ステップS15)。図4
の例では、横方向(left)9、縦方向(top)11とい
う情報が取得される。また、テキスト入力矩形域の大き
さ(高さ(high)と幅(width))についての情報を取
得するようにしてもよい。なお、図4の例では文字列情
報403の位置は、マウスで自由に指定できるので、こ
の指定の際に位置を取得すれば良い。
【0019】一方、入力元がキーボードでない場合に
は、マウスであるか判断する(ステップS17)。マウ
スというのは、マウスでエディタ用ボタン群320の図
形ツール等を用いて入力された線画図形という意味であ
る。もし、入力元がマウスである場合には、図形領域の
左上位置を取得する(ステップS19)。図4の例で
は、横方向(left)1、縦方向(top)9という情報が
取得される。また、図形領域の大きさ(高さ(high)と
幅(width))についての情報を取得するようにしても
よい。なお、図4の例では線画図形の位置はマウスにて
指定されるので、この指定の際に位置を取得すれば良
い。そして、カルテメタデータ生成部5は入力線画図形
情報をイメージデータに変換して、イメージデータ・フ
ァイルとして保持する(ステップS20)。
【0020】入力元がマウスでもなければ、テンプレー
ト処理部23が作成する入力フォームなどの入力システ
ム・ツール(オーダリングシステム21や他のシステム
25からの入力も含む)から入力であるから、当該入力
システム・ツールの種類(例えばテンプレートID)と
入力矩形域の左上位置を取得する(ステップS21)。
入力システム・ツールからの入力の場合、カルテ編集域
318内における表示位置は固定である場合が多い。よ
って、このステップにおいてはこの固定の位置情報を取
得する。図4の例では、横方向(left)1、縦方向(to
p)1という情報が取得される。また、入力矩形域の大
きさ(高さ(high)と幅(width))についての情報を
取得するようにしてもよい。
【0021】次に、カルテメタデータ生成部5は、カル
テ編集域318に入力された情報及び取得された位置情
報、入力システム・ツールによる入力の場合には入力シ
ステム・ツールの種類、図形情報の場合には当該図形情
報から生成されるイメージデータ・ファイル名等を組み
合せて、カルテ構造データを生成する(ステップS2
3)。このステップS11乃至S23を、カルテ登録指
示が医師又は看護婦により行われるまで繰り返される
(ステップS25)。図4のようなカルテ編集域318
の場合におけるカルテ構造データ・ファイル0088US0119
990901140201.xmlの内容を図6(b)に示す。
【0022】図6(b)で分かるように、本実施の形態
に係るカルテ構造データ・ファイル91はXML(eXte
nsible Markup Language)で記述される。図6(b)の
例では、診療歴タグで挟まれた部分がカルテ編集域31
8aで入力されたデータである。診療歴タグ中には、電
子カルテシステム100のカルテ基本画面300にも表
示されている日付の情報がDATE=19990901として付加的
に記録されている。また、入力システム・ツールによる
入力情報が存在する場合には、module(モジュール)タ
グで挟まれた部分に記録する。本実施の形態におけるmo
duleタグ内には、ステップS21で取得された入力シス
テム・ツールの種類がID=mod01.tptとして記録されてい
る。さらに、ステップS21で取得された位置情報(縦
方向(top=1)、横方向(left=1))という情報が同じ
くmodeleタグ内に記録される。また、入力矩形域の大き
さ(幅(width=8)及び高さ(high=7))についても記
録されている。以下、入力フォームに含まれる入力項目
(属性名)をタグとして、入力内容(属性値及び単位が
規定されていれば単位)を挟んで記録するようになって
いる。これで図4の文字列情報405がカルテ構造デー
タ・ファイル91に記録される。
【0023】また、ステップS20で保持される図形情
報から生成されるイメージデータ・ファイル93につい
ての情報もカルテ構造データ・ファイル91に格納され
る。図4の例では、図6(c)に示すようなイメージデ
ータ・ファイル0088US0119990901140201_01.objがステ
ップS20で生成される。この情報は、カルテ構造デー
タ・ファイル(図6(b))にも記録される。イメージ
データ・ファイルについては、本実施の形態ではimg
タグが用いられる。imgタグ内には、obj=0088US0119
990901140201_01.objとしてファイル名が格納される。
また、ステップS19で取得された位置情報(縦方向
(top=9)、横方向(left=1))という情報が同じくi
mgタグ内に記録される。また、図形領域の大きさ(幅
(width=7)及び高さ(high=6))についても記録され
ている。これにて図形情報403がイメージデータ・フ
ァイル93及びカルテ構造データ・ファイル91に記録
される。
【0024】さらに、フリーでカルテ編集域318に入
力される文字列情報についての情報もカルテ構造データ
・ファイル91に格納される。図6(b)に示されるよ
うに、noteタグに挟まれる部分に図4に示された文
字列情報401「粒状陰影」が記録される。また、no
teタグ内には、ステップS15で取得された位置情報
(縦方向(top=11)、横方向(left=9))という情報が
同じくnoteタグ内に記録される。また、テキスト入
力矩形域の大きさ(幅(width=4)及び高さ(high=
1))についても記録されている。
【0025】図2の説明に戻って、カルテの登録指示が
なされた場合には(ステップS25)、イメージデータ
生成部7は、カルテ編集域318の表示情報を一体とし
てカルテハードコピー・イメージデータ・ファイル15
1を作成し、カルテハードコピーイメージDB15に記
録する(ステップS27)。図4の例では、図6(a)
のようなカルテハードコピー・イメージデータ・ファイ
ル0088US011999090114020.imgが生成され、記録され
る。なお、ファイル拡張子がimgとなっているが、表
示情報をJPEG形式で保存してjpgとすることも可
能である。
【0026】そして、カルテメタデータ生成部5は、イ
メージデータ・ファイル93とカルテ構造データ・ファ
イル91とをカルテメタDB9に記録する(ステップS
29)。なお、後に使用するときのため、イメージデー
タ・ファイル93と、カルテ構造データ・ファイル91
と、カルテハードコピー・イメージデータ・ファイル1
51とを関連付けて記憶する。関連付けテーブルを別途
用意しても良いが、本実施の形態ではファイル名で関連
付けを行う。本実施の形態では、KKKKUUUUDD
DDDDDDTTTTTT.xxxというファイル名を
使用している。KKKKの部分は患者IDを表す。UU
UUの部分は利用者(医師)IDを表す。DDDDDD
DDDの部分は作成日付を示す。TTTTTTの部分は
作成時間を示す。ファイル拡張子xxxは、カルテハー
ドコピー・イメージデータ・ファイル151の場合には
img、カルテ構造データ・ファイル91の場合にはx
ml、イメージデータ・ファイル93の場合にはobj
とする。なお、イメージデータ・ファイル93の場合に
は、複数図形が入力される場合もあるので、KKKKU
UUUDDDDDDDDTTTTTT_nn.objと
いう形式なっている。nnはそのイメージデータ・ファ
イルの連続番号である。なお上で述べたファイル命名規
約は、一例であって他の態様にて関連付けを行いつつ命
名してもよい。
【0027】次に図2の編集処理(ステップS9)につ
いて図7に示す。ステップS9までには、カルテ基本制
御部1のカルテ履歴表示処理部13が、カルテハードコ
ピー・イメージDB15から当該患者IDのカルテに係
るカルテハードコピー・イメージデータ・ファイル15
1を取り出して(ステップS3)、カルテ履歴表示域3
26へカルテハードコピー・イメージデータ・ファイル
151を表示している(ステップS5)。よって、編集
処理を行う場合には、医師又は看護婦が、編集対象のカ
ルテ情報(カルテハードコピー・イメージデータ・ファ
イル151の縮小表示)をカルテ履歴表示領域326か
らカルテ編集域318にドラッグ&ドロップする。これ
に応じて、カルテ基本制御部1はドラッグ&ドロップ操
作を受け付けて(ステップS31)、カルテハードコピ
ー・イメージデータ151のファイル名をカルテ編集部
11に出力する。そして、カルテ編集部11は、カルテ
データ復元部3に、編集対象のカルテ情報に対応するカ
ルテ構造データ・ファイル91とイメージデータ・ファ
イル93とをカルテメタDB9から取り出させる(ステ
ップS33)。本実施の形態ではカルテハードコピー・
イメージデータ151のファイル名を用いて、カルテメ
タDB9から取り出す。
【0028】そして、カルテデータ復元部3は、カルテ
構造データ・ファイル91に含まれる文字列情報及びそ
の文字列情報の位置情報と、イメージデータ・ファイル
93及びカルテ構造データ・ファイル91に含まれる当
該イメージデータ・ファイル93の位置情報とを用い
て、カルテ編集域318に元の表示情報を編集可能に復
元する(ステップS35)。図6(b)の場合、module
タグ内のID=mod01.tptを取り出して、入力システム・ツ
ールの種類を保持しておく。また、top=1,left=1,width
=8,high=7により、ID=mod01.tptによる入力文字列情報
の位置情報(左上)及び大きさが取り出される。これに
より規定された入力矩形領域に、属性名タグ(身長、体
重、血圧型、RH、体温、最高血圧、最低血圧、主な症
状)と属性値(170cm、65.5kg、O、+、3
5.7℃、114mmHg、76mmHg、偏頭痛がす
る)がそれぞれ対になって表示される。また、imgタ
グ内に規定されるファイル名の位置情報及び大きさ(to
p=9,left=1,width=7,high=6)を取り出して、その位置
及び大きさでイメージデータ・ファイル93(0088US01
19990901140201_01.obj)の内容を表示する。
【0029】次に、カルテ編集部11は、入力システム
・ツールの種類が記録されたデータ(moduleタグにより
カルテ構造データ・ファイル91に格納されたデータ)
の変更が指示されたか否かを判断する(ステップS3
7)。すなわち、図4の例ではカルテ編集域318aの
文字列情報405がデータ変更対象としてクリックされ
た場合である。もし、カルテ編集部11は、入力システ
ム・ツールの種類が記録されたデータの変更が指示され
た場合には、当該入力システム・ツールを呼び出す(ス
テップS39)。すなわち、オーダリングシステム2
1、テンプレート処理部23、他のシステム25が起動
される。そして、それらのシステムなどからカルテ編集
部11は、入力システム・ツールによる変更を受け付け
る(ステップS41)。
【0030】そして、入力システム・ツールの種類と入
力矩形域の左上位置を取得する(ステップS43)。上
で述べたように、入力システム・ツールからの入力の場
合、カルテ編集域318内における表示位置は固定であ
る場合が多い。よって、このステップにおいてはこの固
定の位置情報を取得する。そしてステップS55に移行
する。
【0031】一方、入力システム・ツールの種類が記録
されたデータの変更が指示されたわけではない場合に
は、カルテ編集部11は、カルテ編集域318への入力
を受け付ける(ステップS45)。ここではキーボード
とマウスによる入力を受け付ける。もし入力元がキーボ
ードであれば(ステップS47:Yesルート)、当該
テキスト入力矩形域の左上の位置情報を取得する(ステ
ップS49)。図4及び図6(b)の例のようにテキス
ト入力矩形域の大きさに関する情報をも取得するように
してもよい。そしてステップS55に移行する。ステッ
プS49については、図2のステップS15と同じであ
る。
【0032】また、マウスである場合には(ステップS
47:Noルート)、線画図形領域の左上の位置情報を
取得する(ステップS51)。ステップS51は図2の
ステップS19と同じである。また、線画図形領域の大
きさに関する情報を取得するような構成でもよい。そし
て、入力された図形情報をイメージデータ・ファイルと
して保持する(ステップS53)。ステップS53は図
2のステップS20と同じである。
【0033】そして、カルテメタデータ生成部5は、カ
ルテ編集域318に入力された情報及び取得された位置
情報、入力システム・ツールによる入力の場合には入力
システム・ツールの種類、図形情報の場合には当該図形
情報から生成されるイメージデータ・ファイル名等を組
み合せて、カルテ構造データ・ファイルを生成する(ス
テップS55)。ステップS55は図2のステップS2
3と同じである。
【0034】このようにステップS37乃至ステップS
55が、医師又は看護婦によりカルテ登録が指示される
まで繰り返される(ステップS57)。そして、図2の
ステップS27に戻る。
【0035】このようにすれば、カルテハードコピー・
イメージデータ・ファイル151の他にイメージデータ
・ファイル93及びカルテ構造データ・ファイル91が
生成されて格納されるため、イメージデータ・ファイル
93及びカルテ構造データ・ファイル91からカルテハ
ードコピー・イメージデータ・ファイル151と同じ表
示内容を、文字列情報とイメージデータ・ファイルの情
報との組み合せとして復元することができる。よって、
特に文字列情報の変更が簡単になる。例えば、カルテハ
ードコピー・イメージデータ・ファイル151をJPE
G形式とすれば、改竄への対抗力を保持したまま、障害
などが発生した場合であっても他のシステムで簡単に利
用できる。
【0036】以上述べた本実施の形態は一例であって様
々な変形が可能である。カルテメタDB9とカルテハー
ドコピー・イメージDB15を別に設けたのは、カルテ
作成後ある程度の期間を経過したカルテ構造データ・フ
ァイル91及びイメージデータ・ファイル93について
は破棄することを念頭にしたものであって、破棄しない
又は他の理由により2つDBを一つにしてカルテ構造デ
ータ・ファイル91、イメージデータ・ファイル93及
びカルテハードコピー・イメージデータ・ファイル15
1とを同じ記憶装置に格納するような構成であってもよ
い。
【0037】また、上の説明では線画図形をイメージデ
ータ・ファイル93に格納する例を述べたが、線画図形
だけでなく例えばレントゲン写真画像などであってもよ
い。オーダリング・システム21、テンプレート処理部
23、他のシステム25からの入力が存在する場合を説
明したが、これらが存在せず、全てキーボードから文字
列情報を直接入力するような構成とすることも可能であ
る。
【0038】上でも少し説明したが、カルテ構造データ
・ファイル91、イメージデータ・ファイル93及びカ
ルテハードコピー・イメージデータ・ファイル151と
の関連付けはファイル名を用いずに行うことも可能であ
る。また、イメージデータ・ファイル93とカルテ構造
データ・ファイル91とは、カルテ構造データ・ファイ
ル91内にイメージデータ・ファイル名が記録されるの
で、直接ファイル名で関連付けがなくともよい。
【0039】図2においてカルテの登録指示前にカルテ
構造データ・ファイル91及びイメージデータ・ファイ
ル93を作成するようになっているが、登録指示後に作
成するような構成にしても良い。図7においても同じで
ある。また、図2においてステップS29はステップS
27の前に実施しても良い。
【0040】図7のステップS31では、編集対象カル
テ情報をドラッグ&ドロップで選択するようになってい
るが、もっと簡単にクリックやダブルクリックにて選択
できるような構成であってもよい。
【0041】なお、電子カルテシステム100について
は、通常のコンピュータに専用のプログラムをインスト
ールすることによっても実現可能である。この場合、こ
のプログラムは、例えばフロッピー(登録商標)ディス
ク、CD−ROM、光磁気ディスク、半導体メモリ、ハ
ードディスク等の記憶媒体(記録媒体)又は記憶装置に
格納される。尚、中間的な処理結果はメモリに一時保管
される。
【0042】(付記1)文字列情報及びイメージ情報を
表示画面の所定の領域内に表示する手段と、前記イメー
ジ情報を含む第1ファイルを生成する第1生成手段と、
前記所定の領域における前記文字列情報及び前記イメー
ジ情報の表示位置情報を取得し、当該表示位置情報と前
記文字列情報とから構成される第2ファイルを生成する
第2生成手段と、前記所定の領域における前記文字列情
報及び前記イメージ情報を一体としたイメージ・ファイ
ルを生成する第3生成手段と、前記利用者の登録指示に
応じて、前記第2ファイルと前記イメージ・ファイルと
を関連付けて、前記第1ファイルと共に記憶装置に格納
する登録手段と、を有する情報記録システム。
【0043】(付記2)登録済みの前記イメージ・ファ
イルの選択に応じて、当該イメージ・ファイルに関連付
けられた前記第2ファイルと前記第1ファイルとを特定
し、前記記憶装置から取り出す手段と、前記第2ファイ
ルに規定された前記文字列情報の表示位置情報と前記文
字列情報とを用いて当該文字列情報を前記表示画面上に
表示し、前記第1ファイルと前記イメージ情報の表示位
置情報とを用いて当該イメージ情報を前記表示画面上に
表示する手段と、利用者からの指示に応じて、前記表示
画面上に表示された前記文字列情報又は前記イメージ情
報の編集を可能にする編集手段と、をさらに有する付記
1記載の情報記録システム。
【0044】(付記3)前記第2ファイルに前記文字列
情報の少なくとも一部に対して当該文字列の入力元に関
する情報が含まれる場合には、当該入力元に対応する編
集手段が使用されることを特徴とする付記2記載の情報
記録システム。
【0045】(付記4)前記第1生成手段が、編集後の
イメージ情報により構成される第4ファイルを生成し、
前記第2生成手段が、前記文字列情報及び前記イメージ
情報の編集後の表示位置情報を取得し、当該表示位置情
報と編集後の文字列情報とから構成される第5ファイル
を生成し、前記第3生成手段が、編集後の前記文字列情
報及び前記イメージ情報を一体とした第2イメージ・フ
ァイルを生成し、前記登録手段が、前記利用者の登録指
示に応じて、前記第5ファイルと前記第2イメージ・フ
ァイルと関連付けて、前記第4ファイルと共に記憶装置
に格納することを特徴とする付記3記載の情報記録シス
テム。
【0046】(付記5)前記第1ファイルが拡張マーク
アップ言語(XML)にて記述されることを特徴とする
付記1乃至4のいずれか1つ記載の情報記録システム。
【0047】(付記6)前記文字列情報の少なくとも一
部に対して、当該文字列の入力元に関する情報が前記第
2ファイルに格納されることを特徴とする付記1乃至5
のいずれか1つ記載の情報記録システム。
【0048】(付記7)前記第1ファイルが、入力図形
単位に分けられた複数のファイルであることを特徴とす
る付記1乃至6のいずれか1つ記載の情報記録システ
ム。
【0049】(付記8)文字列情報及びイメージ情報と
で構成される電子カルテにおける前記イメージ情報によ
り構成される第1ファイルと、前記文字列情報と前記電
子カルテにおける前記文字列情報及び前記イメージ情報
の表示位置情報とから構成される第2ファイルと、前記
電子カルテにおける前記文字列情報及び前記イメージ情
報を一体としたイメージ・ファイルとが関連付けられて
登録された記憶装置と、登録済みの前記イメージ・ファ
イルの選択に応じて、当該イメージ・ファイルに関連付
けられた前記第1及び第2ファイルを特定し、前記記憶
装置から取り出す手段と、前記第2ファイルに規定され
た前記文字列情報の表示位置情報と前記文字列情報とを
用いて当該文字列情報を前記表示画面上に表示し、前記
第1ファイルと前記イメージ情報の表示位置情報とを用
いて当該イメージ情報を前記表示画面上に表示する手段
と、利用者からの指示に応じて、前記表示画面上に表示
された前記文字列情報又は前記イメージ情報の編集を可
能にする編集手段と、を有する情報編集システム。
【0050】(付記9)文字列情報及びイメージ情報を
表示画面の所定の領域内に表示するステップと、前記イ
メージ情報を含む第1ファイルを生成するステップと、
前記所定の領域における前記文字列情報及び前記イメー
ジ情報の表示位置情報を取得し、当該表示位置情報と前
記文字列情報とから構成される第2ファイルを生成する
ステップと、前記所定の領域における前記文字列情報及
び前記イメージ情報を一体としたイメージ・ファイルを
生成するステップと、利用者の登録指示に応じて、前記
第2ファイルと前記イメージ・ファイルとを関連付け
て、前記第1ファイルと共に記憶装置に格納するステッ
プと、を含む情報記録方法。
【0051】(付記10)文字列情報及びイメージ情報
とで構成される電子カルテにおける前記イメージ情報に
より構成される第1ファイルと、前記文字列情報と前記
電子カルテにおける前記文字列情報及び前記イメージ情
報の表示位置情報とから構成される第2ファイルと、前
記電子カルテにおける前記文字列情報及び前記イメージ
情報を一体としたイメージ・ファイルとが関連付けられ
て登録された記憶装置を有する電子カルテシステムにお
ける電子カルテ編集方法であって、登録済みの前記イメ
ージ・ファイルの選択に応じて、当該イメージ・ファイ
ルに関連付けられた前記第1及び第2ファイルを特定
し、前記記憶装置から取り出すステップと、前記第2フ
ァイルに規定された前記文字列情報の表示位置情報と前
記文字列情報とを用いて当該文字列情報を前記表示画面
上に表示し、前記第1ファイルと前記イメージ情報の表
示位置情報とを用いて当該イメージ情報を前記表示画面
上に表示するステップと、利用者からの指示に応じて、
前記表示画面上に表示された前記文字列情報又は前記イ
メージ情報を編集するステップと、を含む情報編集方
法。
【0052】(付記11)プログラムを格納した記録媒
体であって、前記プログラムは、コンピュータに、文字
列情報及びイメージ情報を表示画面の所定の領域内に表
示するステップと、前記イメージ情報を含む第1ファイ
ルを生成するステップと、前記所定の領域における前記
文字列情報及び前記イメージ情報の表示位置情報を取得
し、当該表示位置情報と前記文字列情報とから構成され
る第2ファイルを生成するステップと、前記所定の領域
における前記文字列情報及び前記イメージ情報を一体と
したイメージ・ファイルを生成するステップと、利用者
の登録指示に応じて、前記第2ファイルと前記イメージ
・ファイルとを関連付けて、前記第1ファイルと共に記
憶装置に格納するステップと、を実行させるためのプロ
グラムである、記録媒体。
【0053】(付記12)プログラムを格納した記録媒
体であって、前記プログラムは、文字列情報及びイメー
ジ情報とで構成される電子カルテにおける前記イメージ
情報により構成される第1ファイルと、前記文字列情報
と前記電子カルテにおける前記文字列情報及び前記イメ
ージ情報の表示位置情報とから構成される第2ファイル
と、前記電子カルテにおける前記文字列情報及び前記イ
メージ情報を一体としたイメージ・ファイルとが関連付
けられて登録された記憶装置を有するコンピュータに、
登録済みの前記イメージ・ファイルの選択に応じて、当
該イメージ・ファイルに関連付けられた前記第2ファイ
ルと前記第1ファイルとを特定し、前記記憶装置から取
り出すステップと、前記第2ファイルに規定された前記
文字列情報の表示位置情報と前記文字列情報とを用いて
当該文字列情報を前記表示画面上に表示し、前記第1フ
ァイルと前記イメージ情報の表示位置情報とを用いて当
該イメージ情報を前記表示画面上に表示するステップ
と、利用者からの指示に応じて、前記表示画面上に表示
された前記文字列情報又は前記イメージ情報を編集する
ステップと、を実行させるためのプログラムである、記
録媒体。
【0054】
【発明の効果】以上のように、内容の変更を簡単にでき
るようにした上で、少なくとも真正性を担保することが
できる情報処理技術を提供することができた。
【0055】また、内容の変更を簡単にできるようにし
た上で、見読性及び保存性をも満たす情報処理技術を提
供することもできた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシステム概要図である。
【図2】本発明のメイン処理フローを示すフローチャー
トである。
【図3】電子カルテ基本画面の一例を示す図である。
【図4】カルテ編集域の入力例を示す図である。
【図5】入力フォームの一例を示す図である。
【図6】(a)はカルテハードコピー・イメージデータ
・ファイルの一例を、(b)はカルテ構造データ・ファ
イルの一例を、(c)はイメージデータ・ファイルの一
例を示す図である。
【図7】編集処理フローを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 カルテ基本制御部 3 カルテデータ復元部 5 カルテメタデータ生成部 7 イメージデータ生
成部 9 カルテメタDB 11 カルテ編集部 13 カルテ履歴表示処理部 15 カルテハードコピーイメージDB 17 表示装置 19 入力装置 21 オーダリング・システム 23 テンプレート
処理部 25 他のシステム

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】文字列情報及びイメージ情報を表示画面の
    所定の領域内に表示する手段と、 前記イメージ情報を含む第1ファイルを生成する第1生
    成手段と、 前記所定の領域における前記文字列情報及び前記イメー
    ジ情報の表示位置情報を取得し、当該表示位置情報と前
    記文字列情報とから構成される第2ファイルを生成する
    第2生成手段と、 前記所定の領域における前記文字列情報及び前記イメー
    ジ情報を一体としたイメージ・ファイルを生成する第3
    生成手段と、 前記利用者の登録指示に応じて、前記第2ファイルと前
    記イメージ・ファイルとを関連付けて、前記第1ファイ
    ルと共に記憶装置に格納する登録手段と、を有する情報
    記録システム。
  2. 【請求項2】登録済みの前記イメージ・ファイルの選択
    に応じて、当該イメージ・ファイルに関連付けられた前
    記第2ファイルと前記第1ファイルとを特定し、前記記
    憶装置から取り出す手段と、 前記第2ファイルに規定された前記文字列情報の表示位
    置情報と前記文字列情報とを用いて当該文字列情報を前
    記表示画面上に表示し、前記第1ファイルと前記イメー
    ジ情報の表示位置情報とを用いて当該イメージ情報を前
    記表示画面上に表示する手段と、 利用者からの指示に応じて、前記表示画面上に表示され
    た前記文字列情報又は前記イメージ情報の編集を可能に
    する編集手段と、 をさらに有する請求項1記載の情報記録システム。
  3. 【請求項3】前記第1生成手段が、編集後のイメージ情
    報により構成される第4ファイルを生成し、 前記第2生成手段が、前記文字列情報及び前記イメージ
    情報の編集後の表示位置情報を取得し、当該表示位置情
    報と編集後の文字列情報とから構成される第5ファイル
    を生成し、 前記第3生成手段が、編集後の前記文字列情報及び前記
    イメージ情報を一体とした第2イメージ・ファイルを生
    成し、 前記登録手段が、前記利用者の登録指示に応じて、前記
    第5ファイルと前記第2イメージ・ファイルと関連付け
    て、前記第4ファイルと共に記憶装置に格納することを
    特徴とする請求項3記載の情報記録システム。
  4. 【請求項4】文字列情報及びイメージ情報を表示画面の
    所定の領域内に表示するステップと、 前記イメージ情報を含む第1ファイルを生成するステッ
    プと、 前記所定の領域における前記文字列情報及び前記イメー
    ジ情報の表示位置情報を取得し、当該表示位置情報と前
    記文字列情報とから構成される第2ファイルを生成する
    ステップと、 前記所定の領域における前記文字列情報及び前記イメー
    ジ情報を一体としたイメージ・ファイルを生成するステ
    ップと、 利用者の登録指示に応じて、前記第2ファイルと前記イ
    メージ・ファイルとを関連付けて、前記第1ファイルと
    共に記憶装置に格納するステップと、 を含む情報記録方法。
  5. 【請求項5】文字列情報及びイメージ情報とで構成され
    る電子カルテにおける前記イメージ情報により構成され
    る第1ファイルと、前記文字列情報と前記電子カルテに
    おける前記文字列情報及び前記イメージ情報の表示位置
    情報とから構成される第2ファイルと、前記電子カルテ
    における前記文字列情報及び前記イメージ情報を一体と
    したイメージ・ファイルとが関連付けられて登録された
    記憶装置を有する電子カルテシステムにおける電子カル
    テ編集方法であって、 登録済みの前記イメージ・ファイルの選択に応じて、当
    該イメージ・ファイルに関連付けられた前記第1及び第
    2ファイルを特定し、前記記憶装置から取り出すステッ
    プと、 前記第2ファイルに規定された前記文字列情報の表示位
    置情報と前記文字列情報とを用いて当該文字列情報を前
    記表示画面上に表示し、前記第1ファイルと前記イメー
    ジ情報の表示位置情報とを用いて当該イメージ情報を前
    記表示画面上に表示するステップと、 利用者からの指示に応じて、前記表示画面上に表示され
    た前記文字列情報又は前記イメージ情報を編集するステ
    ップと、 を含む情報編集方法。
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