JP2017174165A - 電子カルテ装置、電子カルテシステム、及び更新プログラム - Google Patents

電子カルテ装置、電子カルテシステム、及び更新プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】既登録の診療セットに含まれる診療行為の更新作業の手間を軽減することが可能な電子カルテ装置、電子カルテシステム、及び更新プログラムを提供すること。
【解決手段】一又は複数の診療行為の内容が予め登録された診療セットの選択により前記診療セットに登録された一又は複数の前記診療行為の内容を電子カルテに反映可能な電子カルテ処理部を有する電子カルテ装置では、前記診療行為のうち更新対象である第1診療行為各々と前記第1診療行為の更新後の候補である複数の第2診療行為とが対応付けられた更新情報と、一又は複数の前記第2診療行為の適用条件を示す施設基準が登録された診療行為情報と、前記電子カルテ装置が使用される医療機関に関する施設基準情報とに基づいて、既登録の前記診療セットにおける前記第1診療行為を前記第2診療行為のいずれか一又は複数に変更した一又は複数の更新診療セットが生成される。
【選択図】図6

Description

本発明は、電子カルテ装置、電子カルテシステム、及び更新プログラムに関する。
近年、病院などの医療機関では、患者の診療に関する診療情報を電子カルテと称される電子データで管理する電子カルテ装置(例えば特許文献1参照)が利用される。また、電子カルテ装置は、一又は複数の診療行為の内容が予め登録された診療セットの選択に応じて、その診療行為の内容が電子カルテに一挙に反映される機能を有することがある。
特許第4811383号公報
ところで、例えば法改正等に起因して、既登録の診療セットに含まれる診療行為を更新する必要が生じることがある。ここで、更新前後の診療行為が一対一の関係であれば、診療セット各々の更新前の診療行為を更新後の診療行為に一括で置換することも可能である。しかしながら、更新後の候補として二つ以上の診療行為が存在する診療行為については、診療セットごとに更新後の診療行為を選択するという煩雑な更新作業が必要になる。
本発明の目的は、既登録の診療セットに含まれる診療行為の更新作業の手間を軽減することが可能な電子カルテ装置、電子カルテシステム、及び更新プログラムを提供することにある。
本発明に係る電子カルテ装置は、一又は複数の診療行為の内容が予め登録された診療セットの選択により前記診療セットに登録された一又は複数の前記診療行為の内容を電子カルテに反映可能な電子カルテ処理部を有する電子カルテ装置である。そして、前記電子カルテ装置は、前記診療行為のうち更新対象である第1診療行為各々と前記第1診療行為の更新後の候補である複数の第2診療行為とが対応付けられた更新情報と、一又は複数の前記第2診療行為の適用条件を示す施設基準が登録された診療行為情報と、前記電子カルテ装置が使用される医療機関に関する施設基準情報とに基づいて、既登録の前記診療セットにおける前記第1診療行為を前記第2診療行為のいずれか一又は複数に変更した一又は複数の更新診療セットを生成可能な更新処理部とを備える。
本発明に係る電子カルテシステムは、一又は複数の診療行為の内容が予め登録された診療セットの選択により前記診療セットに登録された一又は複数の前記診療行為の内容を電子カルテに反映可能な電子カルテ処理部を有する電子カルテ装置と、前記電子カルテが記憶される第1記憶部と、前記診療行為のうち更新対象である第1診療行為各々と前記第1診療行為の更新後の候補である複数の第2診療行為とが対応付けられた更新情報と、一又は複数の前記第2診療行為の適用条件を示す施設基準が登録された診療行為情報とが記憶される第2記憶部と、前記電子カルテ装置が使用される医療機関に関する施設基準情報が記憶される第3記憶部と、前記更新情報と前記診療行為情報と前記施設基準情報とに基づいて前記診療セットにおける前記第1診療行為を前記第2診療行為のいずれか一又は複数に変更した一又は複数の更新診療セットを生成可能な更新処理部とを備える。
本発明に係る更新プログラムは、一又は複数の診療行為の内容が予め登録された診療セットの選択により前記診療セットに登録された一又は複数の前記診療行為の内容を電子カルテに反映可能な電子カルテ処理部を有する電子カルテ装置に搭載されるプロセッサーに、前記診療行為のうち更新対象である第1診療行為各々と前記第1診療行為の更新後の候補である複数の第2診療行為とが対応付けられた更新情報と、一又は複数の前記第2診療行為の適用条件を示す施設基準が登録された診療行為情報と、前記電子カルテ装置が使用される医療機関に関する施設基準情報とに基づいて、前記診療セットにおける前記第1診療行為を前記第2診療行為のいずれか一又は複数に変更した一又は複数の更新診療セットを生成するステップを実行させるための更新プログラムである。
本発明によれば、前記診療セットに含まれる前記診療行為のうち更新が必要な前記第1診療行為各々が前記施設基準に基づいて自動的に前記第2診療行為に更新されるため、前記診療セットに含まれる前記診療行為各々の更新作業の手間が軽減される。
本発明によれば、既登録の診療セットに含まれる診療行為の更新作業の手間を軽減することが可能な電子カルテ装置、電子カルテシステム、及び更新プログラムが提供される。
図1は、本発明の実施の形態に係る電子カルテシステムの構成を示す図である。 図2は、本発明の実施の形態に係る電子カルテシステムで使用される診療行為マスターの一例を示す図である。 図3は、本発明の実施の形態に係る電子カルテシステムで使用される診療行為マスターの一例を示す図である。 図4は、本発明の実施の形態に係る電子カルテシステムで使用される診療セットマスターの一例を示す図である。 図5は、本発明の実施の形態に係る電子カルテシステムで使用される施設基準情報の一例を示す図である。 図6は、本発明の実施の形態に係る電子カルテシステムで使用される更新情報の一例を示す図である。 図7は、本発明の実施の形態に係る電子カルテシステムで表示される編集画面の一例を示す図である。 図8は、本発明の実施の形態に係る電子カルテシステムで実行される診療セット更新処理の手順の一例を示す図である。 図9は、本発明の実施の形態に係る電子カルテシステムで使用される診療セットマスターの一例を示す図である。 図10は、本発明の実施の形態に係る電子カルテシステムで表示される確認画面の一例を示す図である。 図11は、本発明の実施の形態に係る電子カルテシステムで表示される手動設定画面の一例を示す図である。 図12は、本発明の実施の形態に係る電子カルテシステムで実行されるシミュレーション処理の手順の一例を示す図である。
以下添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態について説明し、本発明の理解に供する。なお、以下の実施の形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
[電子カルテシステム1]
図1に示すように、本発明の実施の形態に係る電子カルテシステム1は、電子カルテ装置10と、一又は複数のクライアント端末20とを備える。前記電子カルテ装置10及び前記クライアント端末20は、LAN又はインターネット等のネットワーク30を介して通信可能である。
[電子カルテ装置10]
前記電子カルテ装置10は、制御部11、記憶部12、表示部13、操作部14、通信IF15、及びドライブ装置16などを備えるコンピュータである。なお、前記電子カルテ装置10は、前記電子カルテ装置10が使用される病院又は薬局等の医療機関の内部又は外部に設けられる。即ち、前記電子カルテ装置10が前記医療機関の外部に設けられ、前記クライアント端末20が前記医療機関に設けられてもよい。
前記電子カルテ装置10は、前記クライアント端末20の操作に応じて患者の診療情報を含む電子カルテの登録及び更新などの編集処理を実行することが可能な電子カルテ編集機能を備える。また、前記電子カルテ装置10は、前記クライアント端末20の操作に応じて会計情報の登録及び更新などの会計処理を実行することが可能なレセプト電算処理システムの機能を有していてもよい。
前記制御部11は、CPU、ROM、RAM、及びEEPROM(登録商標)などの制御機器を有する。前記CPUは、各種の演算処理を実行するプロセッサーである。前記ROMは、前記CPUに各種の処理を実行させるための制御プログラムなどの情報が予め記憶される不揮発性の記憶部である。前記RAMは揮発性の記憶部、前記EEPROMは不揮発性の記憶部である。前記RAM及び前記EEPROMは、前記CPUが実行する各種の処理の一時記憶メモリー(作業領域)として使用される。そして、前記制御部11は、前記CPUを用いて、前記ROM、前記EEPROM、又は前記記憶部12に予め記憶された各種の制御プログラムに従って各種の処理を実行する。
前記記憶部12は、前記制御部11によって実行される各種の制御プログラム及び各種のデータが記憶されるハードディスクドライブ、SSD(Solid State Drive)、又はフラッシュメモリ等の不揮発性の記憶部である。具体的に、前記記憶部12は、プログラム領域121、マスター領域122、データ領域123などの記憶領域を有する。
前記マスター領域122には、一又は複数の診療行為マスターと診療セットマスターとが記憶される。前記診療行為マスター各々は、前記ドライブ装置16によって予めCD又はDVDなどの記録媒体161から読み取られ、又はインターネット等の通信網を介してダウンロードされて、前記マスター領域122に記憶される。一方、前記診療セットマスターは、前記電子カルテ装置10又は前記クライアント端末20のユーザー操作に応じて適宜編集されて前記マスター領域122に記憶される診療セット情報の一例である。また、前記診療セットマスターは、後述する診療セット更新処理(図8参照)において更新されることもある。なお、前記マスター領域122には、例えば病名マスター、患者マスター、医薬品マスターなどの他のマスター情報も記憶される。
前記診療行為マスターは、例えば二年に一度などのタイミングで行われる法改正に応じて更新する必要が生じる。なお、前記診療行為マスター各々には、前記診療行為マスターの適用開始日が対応付けて記憶されており、前記制御部11は、編集対象の電子カルテの診療日に対応する前記適用開始日を特定し、その特定された前記適用開始日に対応する前記診療行為マスターを参照することになる。
以下、本実施形態では、前記診療行為マスターの一例として図2に示される診療行為マスターD11が、前記診療行為マスターの一例として図3に示される診療行為マスターD12に更新される場合を例に挙げて説明する。なお、本実施形態において、前記診療行為マスターD12が診療行為情報の一例である。
図2及び図3に示されるように、前記診療行為マスターD11、D12では、診療行為各々に関する情報として、診療行為コード、診療行為名、区分、診療点数、及び施設基準などが対応付けて登録されている。前記診療行為コードは、前記診療行為名各々に対応する診療行為を識別するために用いられる識別情報である。前記区分は、例えば入院、外来、在宅などの前記診療行為の分類を示す情報である。前記診療点数は、前記診療行為について予め設定された請求金額の計算に用いられる数値である。前記施設基準は、前記診療行為の適用条件として予め設定された一又は複数の項目に関する情報である。
具体的に、図2に示される前記診療行為マスターD11では、診療行為コードが「001」〜「009」であって、診療行為名が「一般処方加算」、「外来栄養食事指導料」、「入院栄養食事指導料1」、「病棟薬剤業務実施加算(週1回)」、「在宅自己注射指導管理料(複雑な場合)」、「在宅自己注射指導管理料(月3回以下)」、「在宅自己注射指導管理料(月4回以上)」、「在宅自己注射指導管理料(月8回以上)」、「在宅自己注射指導管理料(月28回以上)」である診療行為などが記憶されている。また、前記診療行為マスターD11では、「病棟薬剤業務実施加算(週1回)」の診療行為について、「病棟薬剤業務を実施している。」との情報が前記施設基準として登録されている。なお、前記診療行為マスターD11では、前記診療行為各々に対応する前記区分及び前記診療点数も記憶されている。
これに対し、図3に示される更新後の前記診療行為マスターD12では、診療行為コードが「001A」、「001B」、「002A」、「002B」、「003A」、「003B」、「004A」、「004B」、「005」、「006A」、「009A」であって、診療行為名が「一般処方加算1」、「一般処方加算2」、「外来栄養食事指導料(初回)」、「外来栄養食事指導料(2回目以降)」、「入院栄養食事指導料1(初回)」、「入院栄養食事指導料1(2回目以降)」、「病棟薬剤業務実施加算(週1回)」、「病棟薬剤業務実施加算(1日につき)」、「在宅自己注射指導管理料(複雑な場合)」、「在宅自己注射指導管理料(月27回以下)」、「在宅自己注射指導管理料(月28回以上)」である診療行為が記憶されている。また、前記診療行為マスターD12では、「病棟薬剤業務実施加算(週1回)」の診療行為について、「病棟薬剤業務を実施している。」との情報が前記施設基準として登録されている。同様に、前記診療行為マスターD12では、「病棟薬剤業務実施加算(1日につき)」の診療行為について、「病棟薬剤業務を行う専任の薬剤師が、算定を行う治療室等に配置されており、1週間につき20時間以上病棟薬剤業務を実施している。」との情報が前記施設基準として登録されている。なお、前記診療行為マスターD12では、前記診療行為各々に対応する前記区分及び前記診療点数も記憶されている。
前記診療セットマスターD2では、一又は複数の前記診療行為の内容が予め登録された診療セットが登録されており、前記診療セットマスターD2は、ユーザー操作又は前記診療行為マスターの更新に応じて更新される。図4に示される前記診療セットマスターD2では、診療セットコードが「001101」、「001201」、「001301」、「001401」、「001501」、「001601」、「001602」、「001603」、「001604」であって、診療セット名称が「処方Aセット」、「外来Aセット」、「入院Aセット」、「病棟Aセット」、「在宅セット(0)」、「在宅セット(1)」「在宅セット(2)」「在宅セット(3)」「在宅セット(4)」である複数の診療セットが記憶されている。そして、前記診療セットマスターD2では、前記診療セット各々に対応する診療セット内容が記憶されている。例えば、前記診療セット内容には、腹痛時服用に1錠ずつ薬品名「ブスコパン錠10mg」の薬品を3回分だけ処方することが前記診療行為の内容として登録されている。前記診療セット内容は、前記診療セットとして予めユーザー操作に応じて登録された一又は複数の前記診療行為の内容を示す情報であって、例えばXML(Extensible Markup Language)形式又はCSV(Comma−Separated Values)形式などのデータ構造によって一又は複数の前記診療行為の内容が定義される。これにより、前記制御部11は、前記診療セット内容に任意の前記診療行為が含まれているか否かを検索することが可能である。
前記プログラム領域121には、前記制御部11に後述の診療セット更新処理(図8参照)又はシミュレーション処理(図12参照)などの各種の処理を実行させるための電子カルテプログラムが記憶される。なお、前記プログラム領域121には、オペレーティングシステム(OS)及びブラウザソフトなどのアプリケーションプログラムも記憶されている。
前記データ領域123には、患者の診療に関する電子カルテなどの情報が蓄積して記憶される。前記電子カルテは、例えば前記クライアント端末20を用いた医師等のユーザー操作によって入力される前記診療行為の内容を含み、前記電子カルテ装置10に登録される診療情報である。
また、前記データ領域123には、前記電子カルテ装置10が使用される前記医療機関についての施設基準情報D3が記憶される。前記施設基準情報D3は、前記医療機関が前記施設基準各々を満たすか否かを判断するために用いられる情報である。例えば、前記施設基準情報D3には、専任の常勤医師の数、及び病床数などのような前記医療機関の医療供給体制に関する予め設定された各項目の情報が含まれる。また、前記施設基準情報D3には、例えば「病棟薬剤業務を実施している。」、「病棟薬剤業務を行う専任の薬剤師が算定を行う治療室等に配置されており、1週間につき20時間以上病棟薬剤業務を実施している。」のような前記診療行為マスターD11、D12各々に含まれる前記施設基準各々について、その施設基準を満たすか否かを示す情報が含まれる。例えば、前記施設基準情報D3は、前記電子カルテ装置10の初期設定時又はメンテナンス時などにおけるユーザー操作に応じて前記制御部11によって設定される。
また、前記施設基準情報D3には、専任の常勤医師の数、及び病床数などのような前記医療機関の医療供給体制の情報が含まれておらず、前記医療機関が前記施設基準各々を満たすか否かの情報のみが含まれていてもよい。より具体的に、前記施設基準情報D3において、予め設定された複数の前記施設基準の内容と前記医療機関が前記施設基準を満たすか否かの情報とが対応付けられている。これにより、前記制御部11は、前記施設基準情報D3に基づいて、前記医療機関が前記施設基準各々を満たすか否かを判断することが可能である。なお、前記施設基準情報D3は、前記医療機関が前記施設基準を前記制御部11が満たすか否かを判断することが可能な情報であれば、ここで説明したデータ構造に限らない。
ここに、図5は、前記施設基準情報D3の一例を示す図である。図5に示される前記施設基準情報D3では、前記電子カルテ装置10が使用される前記医療機関について、専任の常勤医師の数が5人であり、病床数が0(即ち入院なし)であることが記憶されている。また、前記施設基準情報D3には、前記医療機関について、病棟薬剤業務加算1の届出の有無、病棟薬剤業務実施加算1の届出の有無、及び所定時間の病棟薬剤業務の実施の有無などの情報も記憶されている。
さらに、前記データ領域123には、前記診療行為のうち更新対象である第1診療行為各々と前記第1診療行為の更新後の候補である複数の第2診療行為とが対応付けられた更新情報D4が記憶される。前記更新情報D4は、前記電子カルテ装置10のメーカーなどによって生成されて前記医療機関に提供される情報であって、前記ドライブ装置16によって予めCD又はDVDなどの記録媒体161から読み取られ、又はインターネット等の通信網を介してダウンロードされて、前記データ領域123に記憶される。
ここに、図6は、前記更新情報D4の一例を示す図である。図6に示される前記更新情報D4では、更新前の前記診療行為マスターD11に記憶されている「一般名処方加算」の診療行為の更新後の候補として、更新後の前記診療行為マスターD12に記憶されている「一般名処方加算1」及び「一般名処方加算2」が対応付けて記憶されている。同じく、前記更新情報D4では、前記診療行為マスターD11に記憶されている「外来栄養食事指導料」の診療行為の更新後の候補として、前記診療行為マスターD12に記憶されている「外来栄養食事指導料(初回)」及び「外来栄養食事指導料(2回目以降)」が対応付けて記憶されている。また、前記更新情報D4では、前記診療行為マスターD11に記憶されている「入院栄養食事指導料1」の診療行為の更新後の候補として、前記診療行為マスターD12に記憶されている「入院栄養食事指導料1(初回)」及び「入院栄養食事指導料1(2回目以降)」が対応付けて記憶されている。
さらに、前記更新情報D4では、前記診療行為マスターD11に記憶されている「病棟薬剤業務実施加算」の診療行為の更新後の候補として、前記診療行為マスターD12に記憶されている「病棟薬剤業務実施加算1(週1回)」及び「病棟薬剤業務実施加算(1日につき)」が対応付けて記憶されている。また、前記更新情報D4では、前記診療行為マスターD11に記憶されている「在宅自己注射指導管理料(月3回以下)」、「在宅自己注射指導管理料(月4回以上)」、「在宅自己注射指導管理料(月8回以上)」の各診療行為の更新後の候補として、前記診療行為マスターD12に記憶されている「在宅自己注射指導管理料(月27回以下)」が対応付けて記憶されている。なお、前記更新情報D4では、前記診療行為マスターD11に記憶されている「在宅自己注射指導管理料(月28回以上)」の診療行為の更新後の候補として、前記診療行為マスターD12に記憶されている「在宅自己注射指導管理料(月28回以上)」が対応付けて記憶されている。
本実施形態では、前記電子カルテ、前記診療行為マスターD12、前記更新情報D4、及び前記施設基準情報D3が記憶される前記記憶部12が本発明に係る第1記憶部、第2記憶部、及び第3記憶部の一例である。一方、前記電子カルテ、前記診療行為マスターD12、前記更新情報D4、及び前記施設基準情報D3のいずれか一つ又は複数が、前記電子カルテ装置10の外部に設けられる記憶装置に記憶されてもよい。例えば、前記制御部11がインターネット等を介してアクセス可能であって、前記電子カルテ、前記更新情報D4、及び前記施設基準情報D3のいずれか一つ又は複数を記憶するサーバー装置が、前記第1記憶部、前記第2記憶部、又は前記第3記憶部として前記電子カルテシステム1に含まれてもよい。
前記表示部13は、前記制御部11からの制御指示に従って各種の情報を表示する液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイなどの表示部である。前記操作部14は、前記電子カルテ装置10に各種の情報を入力するためにユーザーによって操作される操作部である。具体的に、前記操作部14は、前記表示部13に表示される各種の操作画面における入力操作を受け付けるキーボード及びマウス(ポインティングデバイス)を含む。また、前記操作部14は、前記表示部13に表示される各種の操作画面に対するタッチ操作を受け付けるタッチパネル、又は音声認識により各種情報の入力を受け付ける音声入力装置を含むものであってもよい。
前記通信IF15は、前記ネットワーク30を介して前記クライアント端末20などの外部機器との間で、予め定められた通信プロトコルに従って無線又は有線でデータ通信を実行するネットワークカード等を有する通信インターフェースである。
前記ドライブ装置16は、前記電子カルテプログラムなどが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体161から前記電子カルテプログラムなどの情報を読み取ることが可能である。前記記録媒体161は、CD、DVD、BD、又はUSBメモリなどであり、前記ドライブ装置16は、CDドライブ、DVDドライブ、BDドライブ、又はUSBポートなどである。そして、前記電子カルテ装置10では、前記制御部11により、前記ドライブ装置16を用いて前記記録媒体161から読み取られた前記電子カルテプログラムが前記プログラム領域121に記憶される。
そして、このように構成された前記電子カルテ装置10では、前記制御部11が、電子カルテ処理部111、更新処理部112、及びシミュレーション処理部113を含む。具体的に、前記制御部11は、前記電子カルテプログラムに従って各種の処理を実行することにより、前記電子カルテ処理部111、前記更新処理部112、及び前記シミュレーション処理部113として機能する。なお、前記電子カルテプログラムは、本発明に係る更新プログラムの一例である。一方、前記制御部11に後述の診療セット更新処理(図8参照)を実行させ、前記更新処理部112及び前記シミュレーション処理部113として機能させるための更新プログラムが、前記電子カルテプログラムとは別に構成されており、前記記録媒体161から読み取られて前記電子カルテ装置10にインストールされてもよい。
前記電子カルテ処理部111は、一又は複数の前記診療行為の内容が予め登録された前記診療セットが選択された場合に、前記診療セットに登録された一又は複数の前記診療行為の内容を前記電子カルテに反映させることが可能である。また、前記電子カルテ処理部111は、前記電子カルテ装置10又は前記クライアント端末20におけるユーザー操作に応じて前記電子カルテを任意に編集することも可能である。
ここに、図7は、前記電子カルテ装置10又は前記クライアント端末20で表示される前記電子カルテの編集画面P1の一例を示す図である。図7に示されるように、前記編集画面P1には、表示領域A71〜表示領域A75が含まれる。前記表示領域A71では、前記表示領域A71の下方の操作領域K71における「セット」キーの操作に応じて前記診療セットマスターD2に記憶されている前記診療セットの情報などが表示可能である。
前記表示領域A72では、現在の編集対象である前記電子カルテが表示可能である。前記表示領域A73には患者の情報が表示される。また、前記表示領域A74には前記電子カルテの編集に用いられるキーパッドが表示される。さらに、前記表示領域A75には前記電子カルテの編集に用いられるショートカットキー等が表示される。
前記電子カルテ装置10では、前記表示領域A72に表示される前記電子カルテの編集を行うために必要な全ての操作機能が前記表示領域A74のキーパッドに集約されており、前記キーパッドを用いて全ての項目の診療情報を編集することが可能である。具体的に、前記キーパッドは、前記電子カルテに登録する前記診療行為各々の内容を入力するために順次操作される。前記診療セットは、本来は前記キーパッドを用いて前記診療行為の内容を順次入力する操作を行うことによって入力される内容である。
前記表示領域A71には、グループ表示領域A711、診療セット表示領域A712、詳細表示領域A713が表示される。前記グループ表示領域A711には、前記診療セット各々を分類するために予め登録可能なグループが選択可能に表示される。前記診療セット表示領域A712には、前記グループ表示領域A711で選択されている前記グループに属する前記診療セットが表示される。前記詳細表示領域A713には、前記診療セット表示領域A712で選択されている前記診療セットに対応して前記診療セットマスターD2に登録されている一又は複数の前記診療行為の内容が表示される。
例えば、図7に示される前記表示領域A71では、前記グループ表示領域A711において前記グループとして「頓服」が選択されており、前記診療セット表示領域A712において前記診療セットとして「急性胃腸炎・頓用3回」が選択されている。そして、前記詳細表示領域A713には、前記診療セットマスターD2において「急性胃腸炎・頓用3回」の前記診療セットに登録された前記診療行為の内容として、腹痛時服用に1錠ずつ薬品名「ブスコパン錠10mg」の薬品を3回分だけ処方することが表示されている。なお、前記診療行為の内容には、「腹痛・下痢強いとき、1日3回まで。」の注意書きも含まれている。
そして、前記電子カルテ処理部111は、前記診療セット表示領域A712に表示されている前記診療セットを前記表示領域A72に移動させるドラッグアンドドロップの操作が行われた場合に、当該診療セットに登録されている一又は複数の前記診療行為の内容を前記表示領域A72に表示されている前記電子カルテに一挙に入力する。また、前記電子カルテ処理部111は、ユーザー操作に応じて前記診療セットを登録するための処理も実行する。例えば、前記電子カルテ処理部111は、前記表示領域A72に既に一又は複数の前記診療行為の内容が入力された状態で、前記表示領域A72から前記診療セット表示領域A712にドラッグアンドドロップの操作が行われた場合に、前記表示領域A72に表示中の一又は複数の前記診療行為の内容を一つの前記診療セットとして登録する。なお、前記電子カルテ処理部111は、ユーザー操作に応じて前記診療セット各々の名称を任意に設定することが可能である。
前記更新処理部112は、前記診療行為マスターD12、前記施設基準情報D3、及び前記更新情報D4に基づいて、前記診療セットマスターD2で既登録の前記診療セットにおける前記第1診療行為を前記第2診療行為のいずれか一又は複数に変更した一又は複数の更新診療セットを生成して前記診療セットマスターD2に登録することが可能である。また、前記更新処理部112は、ユーザー操作に応じて、前記診療セットマスターD2で既登録の前記診療セットにおける前記第1診療行為を前記第2診療行為のいずれか一又は複数に変更した一又は複数の更新診療セットを生成して前記診療セットマスターD2に登録することも可能である。
前記シミュレーション処理部113は、前記更新処理部112によって実行される前記更新診療セットの生成をシミュレーションするシミュレーション処理を実行し、当該シミュレーション処理の結果を表示させることが可能である。なお、前記更新処理部112が、前記シミュレーション処理の結果を前記更新診療セットとして採用可能であることも考えられる。
[クライアント端末20]
一方、図1に示すように、前記クライアント端末20は、制御部21、記憶部22、表示部23、操作部24、通信IF25、及びドライブ装置26などを備えるコンピュータである。前記クライアント端末20は、病院の診療室、調剤が行われる調剤室、患者が入院する病棟、及び会計窓口などに設けられ、医師、薬剤師、看護師、及び事務員などの医療従事者によって用いられる操作端末である。
前記制御部21は、CPU、ROM、RAM、及びEEPROMなどの制御機器を有する。前記CPUは、各種の演算処理を実行するプロセッサーである。前記ROMは、前記CPUに各種の処理を実行させるための制御プログラムなどの情報が予め記憶される不揮発性の記憶部である。前記RAMは揮発性の記憶部、前記EEPROMは不揮発性の記憶部である。前記RAM及び前記EEPROMは、前記CPUが実行する各種の処理の一時記憶メモリー(作業領域)として使用される。そして、前記制御部21は、前記CPUを用いて、前記ROM、前記EEPROM、又は前記記憶部22に予め記憶された各種の制御プログラムに従って各種の処理を実行する。
前記記憶部22は、前記制御部21によって実行される各種の制御プログラム及び各種のデータが記憶されるハードディスク、SSD、又はフラッシュメモリ等の不揮発性の記憶部である。具体的に、前記記憶部22には、オペレーティングシステム(OS)及びブラウザソフトなどのアプリケーションプログラムが記憶される。前記ブラウザソフトは、前記ネットワーク30を介して前記電子カルテ装置10にアクセスすることにより前記表示部23に各種の操作画面などを表示させると共に、前記操作画面における前記操作部24を用いた入力操作を前記電子カルテ装置10に伝達するためのアプリケーションソフトウェアである。具体的に、前記制御部21は、前記ブラウザソフトにより表示される操作画面の所定位置に、前記電子カルテ装置10に対応するURL(Universal Resource Locator)などのアドレス情報が入力された場合に、該アドレス情報に基づいて前記電子カルテ装置10にアクセスする。
前記表示部23は、前記制御部21からの制御指示に従って各種の情報を表示する液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイなどの表示部である。前記操作部24は、前記クライアント端末20に各種の情報を入力するためにユーザーによって操作される操作部である。具体的に、前記操作部24は、前記表示部23に表示される各種の操作画面における入力操作を受け付けるキーボード及びマウス(ポインティングデバイス)を含む。また、前記操作部24は、前記表示部23に表示される各種の操作画面に対するタッチ操作を受け付けるタッチパネル、又は音声認識により各種情報の入力を受け付ける音声入力装置を含むものであってもよい。
前記通信IF25は、前記ネットワーク30を介して前記電子カルテ装置10などの外部機器との間で、予め定められた通信プロトコルに従って無線又は有線でデータ通信を実行するネットワークカード等を有する通信インターフェースである。
前記ドライブ装置26は、前記OS又は前記ブラウザソフトなどが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体261から前記OS又は前記ブラウザソフトなどの情報を読み取ることが可能である。前記記録媒体261は、CD、DVD、BD、又はUSBメモリなどであり、前記ドライブ装置26は、CDドライブ、DVDドライブ、BDドライブ、又はUSBポートなどである。
そして、前記電子カルテシステム1では、前記電子カルテ装置10及び前記クライアント端末20によりサーバークライアントシステムが構成され、前記電子カルテ装置10が前記クライアント端末20のユーザー操作に応じて各種情報の表示、記録、及び印刷などの処理などを実行する。即ち、以下に説明する表示、操作、選択、及び入力などは、前記電子カルテ装置10の前記表示部13、前記操作部14、又は前記クライアント端末20の前記表示部23、前記操作部24などを用いて行われる。
ところで、例えば法改正等に起因して、前記新設セットマスターD2に既登録の前記診療セットに含まれる前記診療行為を更新する必要が生じることがある。ここで、更新前後の前記診療行為が一対一の関係であれば、前記診療セット各々の更新前の診療行為を更新後の診療行為に一括で置換することも可能である。しかしながら、更新後の候補として二つ以上の診療行為が存在する診療行為については、診療セットごとに更新後の診療行為を選択するという煩雑な更新作業が必要になる。これに対し、前記電子カルテシステム1では、既登録の前記診療セットに含まれる前記診療行為の更新作業の手間を軽減することが可能である。
[診療セット更新処理]
ここに、図8は、前記制御部11で実行される診療セット更新処理の手順の一例を示すフローチャートである。前記診療セット更新処理は、前記電子カルテ装置10又は前記クライアント端末20における前記診療セット情報D2の更新開始要求に応じて実行される。なお、前記診療セット更新処理は、前記制御部11の更新処理部112によって実行される。
<ステップS11>
ステップS11において、前記制御部11は、前記診療セットマスターD2に登録されている前記診療セットのうち、前記診療セットに登録されている前記診療行為が前記更新情報D4に存在する診療セットを更新対象として特定する。即ち、前記第1診療行為を含む前記診療セットが更新対象として特定される。以下、ここで更新対象として特定された前記診療セットを対象診療セットと称する。
<ステップS12>
ステップS12において、前記制御部11は、前記ステップS11で特定された前記対象診療セットに含まれる前記第2診療行為のうち、前記診療行為マスターD12で前記施設基準が設定されている前記第2診療行為を抽出する。
<ステップS13>
ステップS13において、前記制御部11は、前記ステップS11で特定された前記対象診療セット各々のうち前記ステップS12で抽出された前記第2診療行為を含む診療セットについて、前記第1診療行為を前記診療行為マスターD12、前記施設基準情報D3、及び前記更新情報D4に基づいて前記第2診療行為に更新した診療セットを自動生成して前記診療セットマスターD2に登録する。
具体的に、前記施設基準情報D3が、前記診療行為マスターD12において前記第2診療行為に対応付けて記憶された前記施設基準を満たす前記対象診療セットを複製すると共に、その複製後の診療セットにおける前記第1診療行為を前記第2診療行為に更新する。以下、ここで複製されて更新された診療セットを更新診療セットと称する。
ここで、同一の前記対象診療セットについて、複数の前記第2診療行為の前記施設基準が満たされる場合には、前記対象診療セットが複数複製され、その複製後の複数の前記更新診療セット各々において前記第1診療行為が前記第2診療行為にそれぞれ更新される。
なお、前記制御部11は、前記診療行為マスターD12で前記施設基準が設定されている場合であっても、前記施設基準の充足の有無を判断するための情報が前記施設基準情報D3に記憶されていない場合には、前記対象診療セットを当該ステップS13における更新対象から除外し、ステップS14における更新対象とする。
ここに、図9は、前記診療セット更新処理による更新後の前記診療セットマスターD2の一例を示す図である。図9に示される前記診療セットマスターD2には、前記ステップS13及びステップS14で生成された前記更新診療セットが登録される。
例えば、図3に示される前記診療行為マスターD12では、「病棟薬剤業務実施加算1(週1回)」の診療行為に対応する施設基準として「病棟薬剤業務を実施している。」が登録されている。また、前記診療行為マスターD12では、「病棟薬剤業務実施加算2(1日につき)」の診療行為に対応する施設基準として、「病棟薬剤業務を行う専任の薬剤師が、算定を行う治療室等に配置されており、1週間につき20時間以上病棟薬剤業務を実施している。」が登録されている。
一方、前記施設基準情報D3では、「病棟薬剤業務を実施している。」こと、及び「病棟薬剤業務を行う専任の薬剤師が、算定を行う治療室等に配置されており、1週間につき20時間以上病棟薬剤業務を実施している。」ことが登録されている。そのため、図9に示されるように、前記第1診療行為を二つの前記第2診療行為にそれぞれ更新した二つの更新診療セットとして、「16改定 病棟Aセット(1)」及び「16改定 病棟Aセット(2)」が生成されて前記診療セットマスターD2に登録される。他方、例えば前者の「病棟薬剤業務を実施している。」という施設基準のみが充足されている場合には、「16改定 病棟Aセット(1)」のみが生成されて前記診療セットマスターD2に登録されることになる。また、両方の施設基準が充足されていない場合には、「16改定 病棟Aセット(1)」及び「16改定 病棟Aセット(2)」が生成されない。
なお、前記制御部11は、更新前の前記診療セットの診療セット名称に予め設定された特定の文字列を付加した名称を前記更新診療セット各々の名称として設定し、前記診療セットマスターD2に登録する。例えば、前記特定の文字列は「16改定」のように、前記診療セットマスターD2の更新年(2016年)を示す「16」と前記診療セットマスターD2の更新理由(法改正に起因する診療報酬改定)を示す「改定」との組み合わせである。これにより、前記診療セットマスターD2が前記診療セットマスターA712に表示された場合に、ユーザーは、今回の前記診療セット更新処理で生成された前記更新診療セットを容易に区別することが可能である。なお、前記特定の文字列は更新前後の前記診療セットを識別可能であればよい。さらに、前記特定の文字列は、例えば前記診療行為マスターD12において前記診療行為ごとに対応して予め設定されていることが考えられる。
また、前記制御部11は、前記ステップS13で自動的に生成された前記更新診療セットを確認するための確認画面P2を前記表示部13又は前記表示部23に表示することが考えられる。なお、前記制御部11は、前記確認画面P2の表示の有無を、前記電子カルテ装置10の初期設定時又はメンテナンス時におけるユーザー操作に応じて切り替えることも可能である。
ここに、図10は、前記更新診療セットの確認画面P2の一例を示す図である。図10に示されるように、前記確認画面P2では、更新前の前記診療セットの診療セット名称と、更新後の前記診療セットの診療セット名称とが表示されている。また、前記制御部11は、前記確認画面P2における前記更新診療セットの生成結果を承認するための操作キーK21の操作に応じて、次の前記更新診療セットの情報を前記確認画面P2に表示させる。一方、前記制御部11は、前記確認画面P2における前記更新診療セットを修正するための操作キーK22の操作に応じて、後述の手動設定画面P3を表示させ、前記手動設定画面P3の操作に応じて前記更新診療セットを生成することが考えられる。
ところで、前記ステップS13において、前記制御部11は、複数の前記診療セットについて同一内容の前記更新診療セットが生成される場合には、そのうちの一つの前記更新診療セットだけを生成して採用し、前記診療セットマスターD2に登録することが考えられる。即ち、複数の前記診療セットが一つの更新診療セットに統合されることになる。これにより、同一内容の前記更新診療セットが重複して前記診療セットマスターD2に登録されることが防止される。
例えば、図6に示される前記更新情報D4では、「在宅自己注射指導管理料(月3回以下)」、「在宅自己注射指導管理料(月4回以上)」、「在宅自己注射指導管理料(月8回以上)」の各診療行為の更新後の候補として、前記診療行為マスターD12に記憶されている「在宅自己注射指導管理料(月27回以下)」が対応付けて記憶されている。そのため、例えば図4に示されるように、「在宅自己注射指導管理料(月3回以下)」、「在宅自己注射指導管理料(月4回以上)」、「在宅自己注射指導管理料(月8回以上)」をそれぞれ含み他の内容が同じである3つの前記診療セット「在宅セット(1)」、「在宅セット(2)」、「在宅セット(3)」が登録されている場合には、図9に示されるように、同一内容の前記更新診療セットとして「16改定 在宅セット(6)」が一つだけ生成されることになる。
また、前記ステップS13では、前記更新情報D4において候補となる前記第2診療行為が一つだけである前記第1診療行為を含む前記対象診療セットについても、前記対象診療セットが複製され、前記第1診療行為が前記第2診療行為に自動的に更新された更新診療セットが生成される。
なお、前記更新情報D4において候補となる前記第2診療行為が存在しない場合、即ち前記第1診療行為が使用不可になる場合には、前記制御部11が、前記第2診療行為マスターD12の適用開始日の前日、当日、又は適用開始日から所定期間経過後に、前記第1診療行為が含まれる前記診療セットを削除することも他の実施形態として考えられる。
<ステップS14>
ステップS14において、前記制御部11は、前記ステップS11で特定された前記対象診療セット各々のうち前記ステップS12で抽出されなかった前記第2診療行為を含む診療セットについて、ユーザー操作に応じて前記第1診療行為を前記第2診療行為に変更した前記更新診療セットを生成して前記医療セットマスターD2に登録するための処理を実行する。具体的に、前記制御部11は、ユーザー操作に応じて前記更新診療セットを生成するための手動設定画面P3を前記表示部13又は前記表示部23に表示させる。
ここに、図11は、前記手動設定画面P3の一例を示す図である。図11に示されるように、前記手動設定画面P3では、更新前の前記第1診療行為の診療行為名称と、更新後の前記診療行為の候補である前記第2診療行為の診療行為名称とが表示されている。なお、前記手動設定画面P3において、前記診療行為マスターD12における前記第2診療行為の内容が表示されてもよい。また、前記手動設定画面P3では、更新後の前記第2診療行為の診療行為名称を選択するためのチェックボックスCH31が表示されている。そして、前記制御部11は、前記手動操作画面P3における前記第2診療行為への更新処理を実行するための操作キーK31の操作に応じて、前記対象診療セットにおける前記第1診療行為を前記チェックボックスCH31で選択されている前記第2診療行為に変更した更新診療セットを生成して前記診療セットマスターD2に登録する。
例えば、図9に示される更新後の前記診療セットマスターD2では、診療セットコードが「001101」であり診療セット名称が「処方Aセット」である診療セットに加えて、診療セットコードが「001102」、「001103」であって、診療セット名称が「16改定 処方Aセット(1)」、「16 改定 処方Aセット(2)」である更新診療セットが登録されている。また、図9に示される更新後の前記診療セットマスターD2では、診療セットコードが「001201」であり診療セット名称が「外来Aセット」である診療セットに加えて、診療セットコードが「001202」、「001203」であって、診療セット名称が「16改定 外来Aセット(1)」、「16改定 外来Aセット(2)」である更新診療セットが登録されている。さらに、図9に示される更新後の前記診療セットマスターD2では、診療セットコードが「001301」であり診療セット名称が「入院Aセット」である診療セットに加えて、診療セットコードが「001302」、「001303」であって、診療セット名称が「16改定 入院Aセット(1)」、「16改定 入院Aセット(2)」である更新診療セットが登録されている。
以上説明したように、前記電子カルテ装置10では、前記制御部11によって前記診療セット更新処理が実行されることによって、前記診療セットマスターD2では、前記診療セットに含まれる前記診療行為のうち更新が必要な前記第1診療行為各々が前記施設基準に基づいて自動的に前記第2診療行為に更新される。そのため、前記診療セットに含まれる前記診療行為各々の更新作業の手間が軽減される。なお、前記電子カルテ装置10では、その後、前記電子カルテ処理部111が、前記更新診療セットのいずれかが選択された場合に、その選択された前記更新診療セットに登録された一又は複数の前記診療行為の内容を前記電子カルテに反映することになる。
また、前記電子カルテ装置10では、前記診療行為マスターD11が消去されず、且つ前記診療セットマスターD2において、前記診療セット更新処理による前記診療セットマスターD2の更新前の前記診療セットも消去されない。そのため、前記電子カルテ装置10では、前記診療セットマスターD2が更新される前の診療日の前記電子カルテの記録については、その更新前の前記診療セットを選択して入力することが可能である。
ところで、本実施形態では、前記診療行為マスターD12、前記施設基準情報D3、及び前記更新情報D4に基づいて、前記診療セットマスターD2が事前に更新され、その後は、更新後の前記診療セットマスターD2に基づいて前記電子カルテの編集が可能である場合について説明した。他方、前記電子カルテの編集時に前記診療セットが選択されて前記診療セットに登録された前記第1診療行為の内容が前記電子カルテに反映される際に、前記診療セットに含まれる前記第1診療行為を前記診療行為マスターD12、前記施設基準情報D3、及び前記更新情報D4に基づく更新後の前第2記診療行為に変更した更新診療セットが生成されて前記電子カルテに反映されることも考えられる。
また、この場合も、前記制御部11は、前記診療行為マスターD12、前記施設基準情報D3、及び前記更新情報D4に基づいて更新後の前記第2診療行為の内容が特定されない場合には、前記第1診療行為を前記電子カルテの編集時にその都度ユーザー操作に応じて選択される前記第2診療行為に変更した更新診療セットを生成して前記電子カルテに反映させることが考えられる。
さらに、前記診療セットに含まれる前記第1診療行為の更新後の前記第2診療行為が選択された場合に、前記制御部11が、当該第1診療行為をユーザー操作に応じて選択された前記第2診療行為に更新した更新診療セットを生成して前記診療セットマスターD2に登録することも考えられる。これにより、前記診療セットマスターD2のうちユーザー操作で更新後の前記第2診療行為を選択する必要がある前記診療セットについては、通常業務の中で前記第1診療行為が前記第2診療行為に変更された更新診療セットが生成されることになる。
[シミュレーション機能]
また、前記電子カルテシステム1において、前記制御部11は、前記診療セット更新処理のシミュレーション処理を実行し、前記シミュレーション処理の実行結果を表示させるシミュレーション機能を有することが考えられる。
[シミュレーション処理]
以下、図12を参照しつつ、前記シミュレーション処理の一例について説明する。なお、前記シミュレーション処理において、前記診療セット更新処理と同様の処理については同じ符号を付してその説明を省略する。
まず、前記制御部11は、前記診療セット更新処理の実行前に前記診療セットマスターD2を複製して前記記憶部12のデータ領域123に仮想診療セットマスターとして記憶させる(S10)。そして、前記制御部11は、前記診療セットマスターD2に代えて前記仮想診療セットマスターを対象として前記診療セット更新処理を実行する(S11〜S14)。その後、前記制御部11は、前記診療セット更新処理における前記仮想診療セットマスターの更新結果を前記表示部13又は前記表示部23に表示させる(S15)。これにより、ユーザーは、前記診療セット更新処理の実行結果を事前に確認することが可能である。
ところで、前記仮想診療セットマスターが表示される際には、前記仮想診療セットマスターの適用及び破棄を選択するための操作キーが表示される。そして、前記制御部11は、前記仮想診療セットマスターの適用が選択された場合には(S16:Yes)、前記診療セットマスターD2を前記仮想診療セットマスターに更新する(S17)。一方、前記制御部11は、前記仮想診療セットマスターの破棄が選択された場合には(S16:No)、前記データ領域123から前記仮想診療セットマスターを消去する(S18)。これにより、ユーザーは、前記シミュレーション処理の結果に問題がなかった場合に、前記シミュレーション処理の結果を診療セットマスターD2に反映することが可能であるため、前記診療セット更新処理を再度実行する必要がある場合に比べてユーザー操作の手間が軽減される。なお、前記シミュレーション処理において、前記ステップS16〜S18は省略されてもよい。
1 :電子カルテシステム
10:電子カルテ装置
11:制御部
12:記憶部
13:表示部
14:操作部
15:通信IF
16:ドライブ装置
20:クライアント端末
21:制御部
22:記憶部
23:表示部
24:操作部
25:通信IF
26:ドライブ装置
30:ネットワーク

Claims (10)

  1. 一又は複数の診療行為の内容が予め登録された診療セットの選択により前記診療セットに登録された一又は複数の前記診療行為の内容を電子カルテに反映可能な電子カルテ処理部を有する電子カルテ装置であって、
    前記診療行為のうち更新対象である第1診療行為各々と前記第1診療行為の更新後の候補である複数の第2診療行為とが対応付けられた更新情報と、一又は複数の前記第2診療行為の適用条件を示す施設基準が登録された診療行為情報と、前記電子カルテ装置が使用される医療機関の施設基準情報とに基づいて、既登録の前記診療セットにおける前記第1診療行為を前記第2診療行為のいずれか一又は複数に変更した一又は複数の更新診療セットを生成可能な更新処理部と、
    を備える電子カルテ装置。
  2. 前記更新処理部が、複数の前記診療セットを含む診療セット情報に、前記診療セット各々について前記第1診療行為を前記第2診療行為に変更して生成された複数の前記更新診療セットを登録し、
    前記電子カルテ処理部が、前記診療セット情報に含まれる前記更新診療セットが選択された場合に、前記更新診療セットに登録された一又は複数の前記診療行為の内容を前記電子カルテに反映する、
    請求項1に記載の電子カルテ装置。
  3. 前記更新処理部は、複数の前記診療セットについて前記第1診療行為を前記第2診療行為に変更した場合に同一内容の複数の前記更新診療セットが生成される場合は、当該同一内容の複数の前記更新診療セットのいずれか一つのみを生成する、
    請求項1又は2に記載の電子カルテ装置。
  4. 前記更新処理部によって実行される前記更新診療セットの生成をシミュレーションするシミュレーション処理を実行し、当該シミュレーション処理の結果を表示させるシミュレーション処理部を更に備える、
    請求項1〜3のいずれかに記載の電子カルテ装置。
  5. 前記更新処理部は、前記シミュレーション処理の結果を前記更新診療セットとして採用可能である、
    請求項4に記載の電子カルテ装置。
  6. 前記更新処理部は、更新前の前記診療セットに予め特定された文字列を付加した名称を前記更新診療セットの名称として設定する、
    請求項1〜5のいずれかに記載の電子カルテ装置。
  7. 前記更新処理部が、前記診療セットが選択された場合に前記診療セットについて、前記第1診療行為を前記第2診療行為に変更して生成された前記更新診療セットを生成し、
    前記電子カルテ処理部が、前記更新診療セットに登録された一又は複数の前記診療行為の内容を前記電子カルテに反映させる、
    請求項1に記載の電子カルテ装置。
  8. 前記更新処理部は、既登録の前記診療セットのうち前記第2診療行為に対応する前記施設基準の内容が予め設定されている前記第1診療行為を含む前記診療セットのみを対象に、前記第1診療行為を前記第2診療行為のいずれか一又は複数に変更した一又は複数の前記更新診療セットを生成し、他の前記第1診療行為を含む前記診療セットについては前記第1診療行為をユーザー操作に応じて選択される前記第2診療行為に変更した前記更新診療セットを生成する、
    請求項1〜7のいずれかに記載の電子カルテ装置。
  9. 一又は複数の診療行為の内容が予め登録された診療セットの選択により前記診療セットに登録された一又は複数の前記診療行為の内容を電子カルテに反映可能な電子カルテ処理部を有する電子カルテ装置と、
    前記電子カルテが記憶される第1記憶部と、
    前記診療行為のうち更新対象である第1診療行為各々と前記第1診療行為の更新後の候補である複数の第2診療行為とが対応付けられた更新情報と、一又は複数の前記第2診療行為の適用条件を示す施設基準が登録された診療行為情報とが記憶される第2記憶部と、
    前記電子カルテ装置が使用される医療機関に関する施設基準情報が記憶される第3記憶部と、
    前記更新情報と前記診療行為情報と前記施設基準情報とに基づいて前記診療セットにおける前記第1診療行為を前記第2診療行為のいずれか一又は複数に変更した一又は複数の更新診療セットを生成可能な更新処理部と、
    を備える電子カルテシステム。
  10. 一又は複数の診療行為の内容が予め登録された診療セットの選択により前記診療セットに登録された一又は複数の前記診療行為の内容を電子カルテに反映可能な電子カルテ処理部を有する電子カルテ装置に搭載されるプロセッサーに、
    前記診療行為のうち更新対象である第1診療行為各々と前記第1診療行為の更新後の候補である複数の第2診療行為とが対応付けられた更新情報と、一又は複数の前記第2診療行為の適用条件を示す施設基準が登録された診療行為情報と、前記電子カルテ装置が使用される医療機関に関する施設基準情報とに基づいて、前記診療セットにおける前記第1診療行為を前記第2診療行為のいずれか一又は複数に変更した一又は複数の更新診療セットを生成するステップを実行させるための更新プログラム。
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