JP6634669B2 - 医療用事務処理システム、医療用事務処理プログラム - Google Patents
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Description
図1に示すように、本発明の実施の形態に係る医療用事務処理システム1は、サーバー10及び複数のクライアント装置20を備える。前記サーバー10及び前記クライアント装置20は、LAN又はインターネット等のネットワーク30を介して通信可能である。
図2に示すように、前記サーバー10は、制御部11、記憶部12、表示部13、操作部14、通信IF15、及びドライブ装置16などを備えるコンピュータである。なお、前記サーバー10は、前記サーバー10が使用される病院又は薬局等の医療機関の内部又は外部に設けられる。前記サーバー10は、患者の診療情報(電子カルテ)を管理する電子カルテシステム、及び患者の会計情報を管理するレセプト電算処理システムの機能を有する。例えば、前記サーバー10は、前記クライアント端末20の操作に応じて診療情報の登録及び更新などのカルテ編集処理を実行する。また、前記サーバー10は、前記クライアント端末20の操作に応じて会計情報の登録及び更新などの会計処理を実行する。
一方、図2に示すように、前記クライアント端末2は、制御部21、記憶部22、表示部23、操作部24、通信IF25、及びドライブ装置26などを備えるコンピュータである。前記クライアント端末2は、病院の診察室、調剤が行われる調剤室、患者が入院する病棟、及び会計窓口などに設けられ、医師、薬剤師、看護師、及び事務員などの医療従事者によって用いられる操作端末である。
まず、図6を参照しつつ、前記サーバー10の前記制御部11によって実行される向精神薬登録処理について説明する。前記向精神薬登録処理は、例えば、前記クライアント端末20の操作部24などのユーザー操作に応じて向精神薬の登録開始要求が前記サーバー10に入力された場合に、前記制御部11によって実行される。なお、前記向精神薬登録処理は、前記制御部11の登録処理部114によって実行される。
まず、前記制御部11は、前記登録向精神薬分類マスターに向精神薬を登録するための向精神薬登録画面D1を前記クライアント端末20に表示させる(S101)。ここに、図7は、前記向精神薬登録画面D1の一例を示す図である。図7に示されているように、前記向精神薬登録画面D1には、メンテナンスの対象となる薬品を検索するための薬品検索欄D11が設けられている。そして、前記クライアント端末20の操作によって前記薬品検索欄D11に検索文字が入力されて検索キーが操作されると(S102:Yes)、前記制御部11は、前記薬品マスターに記憶されている薬品のうち前記検索文字を含む薬品の一覧を抽出して前記クライアント端末20に表示させる(S103)。
ステップS104において、前記制御部11は、前記ステップS103で表示された前記薬品のいずれかについての編集開始操作を待ち受ける(S104:No)。例えば、前記制御部11は、前記向精神薬登録画面D1において前記薬品のいずれかが選択された状態で「分類編集」に対応する操作キーが操作された場合に、前記編集開始操作が行われたと判断する。そして、前記制御部11は、前記編集開始操作が行われると(S104:Yes)、処理をステップS105に移行させる。
ステップS105において、前記制御部11は、前記編集開始操作に対応する前記薬品の情報を編集するための編集画面D2を前記クライアント端末20に表示させる。ここに、図8は、前記編集画面D2の一例を示す図である。このとき、前記薬品が前記登録向精神薬分類マスターに登録されておらず前記向精神薬分類マスターに登録されている場合には、その内容が入力された状態で前記編集画面D2が表示される。さらに、前記薬品が既に前記登録向精神薬分類マスターに登録されている場合には、その内容が入力された状態で前記編集画面D2が表示される。なお、前記薬品が前記向精神薬分類マスター及び前記登録向精神薬分類マスターのいずれにも登録されていない場合には、前記薬品マスターの内容が入力された状態で前記編集画面D2が表示される。
そして、ステップS106において、前記制御部11は、前記薬品の情報の登録操作を待ち受ける(S106:No)。例えば、前記制御部11は、前記編集画面D2における「登録」に対応する操作キーが操作された場合に、前記登録操作が行われたと判断する。そして、前記制御部11は、前記登録操作が行われると(S106:Yes)、処理をステップS107に移行させる。
ステップS107において、前記制御部11は、前記編集画面D2に入力されている内容を前記薬品に対応するテーブル情報として前記登録向精神薬分類マスターに登録し、当該向精神薬登録処理を終了させる。なお、前記薬品に対応するテーブル情報が既に前記登録向精神薬分類マスターに登録されている場合には、前記テーブル情報を上書き保存する。ここに、前記テーブル情報の重複は、例えば前記テーブル情報に含まれる前記テーブルID又は前記YJコードに基づいて判断される。なお、前記向精神薬登録処理は、例えば後述の向精神薬登録画面D1に表示される「閉じる」又は「キャンセル」などに対応する操作キーが操作された場合にも終了する。
次に、図9を参照しつつ、前記サーバー10の前記制御部11によって実行される第1逓減表示処理について説明する。前記第1逓減表示処理は、前記クライアント端末20の操作部24などのユーザー操作に応じて、患者の診療情報の編集処理を実行するための電子カルテ編集要求が前記サーバー10に入力された場合に、前記制御部11によって実行される。例えば、前記医療用事務処理プログラムに含まれる電子カルテプログラムが起動されることにより、前記制御部11は、前記第1逓減表示処理を開始する。なお、前記診療情報の編集開始要求が前記サーバー10に入力されると、前記制御部11は、患者の診療情報を編集するための電子カルテ編集画面D3を前記クライアント端末20に表示させる。そして、前記制御部11は、当該第1逓減表示処理とは別に、前記クライアント端末20に表示された前記電子カルテ編集画面D3に対するユーザー操作に応じて患者の診療情報の編集処理及び記録処理を実行するが、その詳細な説明は省略する。
まず、ステップS201において、前記制御部11は、投薬指示の操作を待ち受ける(S201:No)。例えば、前記制御部11は、前記電子カルテ編集画面D3における前記現在カルテ領域D32に投薬に関する処方情報が入力された状態で、前記操作部24のマウスの右クリックが行われて投薬指示が選択された場合、又は、前記キーパッド領域D34において不図示の投薬指示のキーが選択された場合に、前記投薬指示の操作が行われたと判断する。そして、前記制御部11は、前記投薬指示の操作が行われたと判断すると(S201:Yes)、処理をステップS202に移行させる。
ステップS202において、前記制御部11は、前記電子カルテ編集画面D3において現在入力されている前記処方情報に含まれる処方薬品各々を前記ステップS202が実行される度に順に選択し、処理をステップS203に移行させる。
ステップS203において、前記制御部11は、前記処方薬品が前記登録向精神薬分類マスター(図5参照)に登録されているか否かを判断する。ここで、前記制御部11は、前記処方薬品が前記登録向精神薬分類マスター(図5参照)に登録されていると判断した場合(S203:Yes)、処理をステップS204に移行させる。また、前記制御部11は、前記処方薬品が前記登録向精神薬分類マスター(図5参照)に登録されていないと判断した場合(S203:No)、処理をステップS231に移行させる。
ステップS204において、前記制御部11は、前記登録向精神薬分類マスターにおいて前記処方薬品に対応するテーブル情報の利用が有効であるか否かを判断する。具体的に、前記制御部11は、現在日時が、前記登録向精神薬分類マスター(図5参照)において前記処方薬品に対応するテーブル情報に登録された開始日及び終了日の間の期間に該当し、且つ、前記テーブル情報に登録された前記有効フラグが「1」である場合には、前記テーブル情報の利用が有効であると判断する。なお、前記開始日及び前記終了日について、前記開始日のみが設定されている場合には、現在日時が前記開始日以降であるか否かが判断され、前記終了日のみが設定されている場合には、現在日時が前記終了日以前であるか否かが判断される。また、前記開始日及び前記終了日が設定されていない場合には、現在日時に応じて前記テーブル情報の利用が無効とされることがない。
前記処方薬品が前記登録向精神薬分類マスターに登録されている場合、前記処方薬品は向精神薬である。そこで、ステップS205において、前記制御部11は、前記登録向精神薬分類マスターに基づいて前記処方薬品の分類を特定する。このように、前記制御部11は、前記向精神薬分類マスターよりも前記登録向精神薬分類マスターを優先的に使用して前記処方薬品の分類を特定する。
一方、前記処方薬品が前記向精神薬分類マスターに登録されている場合にも、前記処方薬品は向精神薬である。そのため、ステップS241において、前記制御部11は、前記向精神薬分類マスター(図4参照)に基づいて前記処方薬品の分類を特定する。なお、前記処方薬品が前記向精神薬分類マスターに登録されていない場合には、前記処方薬品は前記向精神薬ではないため、前記ステップS241では、前記処方薬品についての前記向精神薬の分類は特定されない。
ステップS206において、前記制御部11は、前記ステップS205又は前記ステップS241で特定された前記向精神薬の分類に基づいて、前記処方情報に含まれる前記向精神薬の分類ごとの数をカウントする。このように、前記ステップS202〜S206では、1処方に対応する処方情報に含まれる前記分類ごとの前記向精神薬の数が特定される。即ち、前記ステップS202〜S206は、前記制御部11の特定処理部111によって実行される。
ステップS207において、前記制御部11は、前記処方情報の全ての処方薬品について前記分類の特定が行われたか否かを判断する。ここで、前記制御部11は、前記処方情報の全ての処方薬品について前記分類の特定が行われたと判断した場合(S207:Yes)、処理をステップS208に移行する。一方、前記制御部11は、前記処方情報の全ての処方薬品について前記分類の特定が行われていないと判断した場合(S207:No)、処理を前記ステップS202に移行させて同様の処理を繰り返す。
ステップS208において、前記制御部11は、前記ステップS206においてカウントされた前記処方情報に含まれる前記向精神薬の分類ごとの数に応じて、前記逓減条件が充足しているか否かを判定する。具体的に、前記制御部11は、前記処方情報に、3種類以上の抗不安薬、3種類以上の睡眠薬、4種類以上の抗うつ薬、又は4種類以上の抗精神病薬のいずれかが含まれている場合に前記逓減条件が充足していると判定する。ここに、前記ステップS208は、前記制御部11の逓減判定処理部112によって実行される。
ステップS209において、前記制御部11は、前記投薬指示の操作に対応する投薬指示画面D4を表示させる。ここに、図10には、前記投薬指示画面D4の一例が示されている。なお、前記投薬指示画面D4は、前記処方情報が入力される際に表示される第2表示画面の一例である。図10に示されているように、前記投薬指示画面D4には、前記電子カルテ編集画面D3において現在入力されている前記処方情報が表示される処方表示領域D41と、前記処方情報に含まれる向精神薬の分類ごとの数が表示される向精神薬領域D42とが表示される。
次に、図12を参照しつつ、前記サーバー10の前記制御部11によって実行される第2逓減表示処理について説明する。前記第2逓減表示処理は、前記クライアント端末20の操作部24などのユーザー操作に応じて、前記診療行為が登録された患者各々の会計処理を実行するための会計開始要求が前記サーバー10に入力された場合に、前記制御部11によって実行される。例えば、前記医療用事務処理プログラムに含まれる会計処理プログラムが起動されることにより、前記制御部11は、前記第2逓減表示処理を開始する。なお、前記制御部11は、当該第2逓減表示処理とは別に、前記クライアント端末20に表示される会計画面D6に対するユーザー操作に応じて患者の診療情報に関する会計処理を実行するが、ここではその詳細な説明は省略する。
まず、ステップS301において、前記制御部11は、会計対象となる患者の診療情報の選択を待ち受ける(S301:No)。例えば、前記制御部11は、診療情報が入力された未精算の患者の診療情報の一覧が表示される一覧画面における特定の患者の診療情報の選択を待ち受ける。そして、前記制御部11は、前記会計対象となる患者の診療情報の選択が行われたと判断すると(S301:Yes)、処理をステップS302に移行させる。
ステップS302において、前記制御部11は、前記自動逓減機能が有効に設定されているか否かを判断する。なお、前記自動逓減機能は、前述したように、前記制御部11が、前記逓減条件の充足の有無を判断し、自動的に診療報酬点数を逓減する機能であり、前記制御部11は、前記初期設定画面D5(図11参照)における前記自動逓減機能設定領域D51のユーザー操作に応じて前記自動逓減機能の有効及び無効を切り替える。ここで、前記自動逓減機能が有効に設定されていると判断されると(S302:Yes)、処理がステップS303に移行し、前記自動逓減機能が無効に設定されていると判断されると(S302:No)、処理がステップS321に移行する。
ステップS303において、前記制御部11は、前記患者の診療情報として入力されている前記処方情報に含まれる処方薬品各々を前記ステップS303が実行される度に順に選択し、処理をステップS304に移行させる。
ステップS304において、前記制御部11は、前記処方薬品が前記登録向精神薬分類マスター(図5参照)に登録されているか否かを判断する。ここで、前記制御部11は、前記処方薬品が前記登録向精神薬分類マスター(図5参照)に登録されていると判断した場合(S304:Yes)、処理をステップS306に移行させる。また、前記制御部11は、前記処方薬品が前記登録向精神薬分類マスター(図5参照)に登録されていないと判断した場合(S304:No)、処理をステップS341に移行させる。
ステップS305において、前記制御部11は、前記ステップS204と同様に、前記登録向精神薬分類マスターにおいて前記処方薬品に対応するテーブル情報の利用が有効であるか否かを判断する。そして、前記制御部11は、前記処方薬品に対応するテーブル情報の利用が有効であると判断した場合(S305:Yes)、処理をステップS306に移行させる。また、前記処方薬品に対応するテーブル情報の利用が有効でないと判断した場合(S305:No)、処理をステップS341に移行させる。
ステップS306において、前記制御部11は、前記ステップS205と同様に、前記登録向精神薬分類マスターに基づいて前記処方薬品の分類を特定する。
一方、ステップS341において、前記制御部11は、前記ステップS231と同様に、前記向精神薬分類マスター(図4参照)に基づいて前記処方薬品の分類を特定する。なお、前記処方薬品が前記向精神薬分類マスターに登録されていない場合には、前記処方薬品の分類は前記向精神薬ではないため、前記ステップS341において前記処方薬品の分類は特定されない。
ステップS307において、前記制御部11は、前記ステップS206と同様に、前記ステップS306又は前記ステップS341で特定された分類に基づいて、前記処方情報に含まれる前記向精神薬の分類ごとの数をカウントする。このように、前記ステップS303〜S307では、1処方に対応する処方情報に含まれる前記分類ごとの前記向精神薬の数が特定される。即ち、前記ステップS303〜S307は、前記制御部11の特定処理部111によって実行される。
ステップS308において、前記制御部11は、前記処方情報の全ての処方薬品について前記分類の特定が行われたか否かを判断する。ここで、前記制御部11は、前記処方情報の全ての処方薬品について前記分類の特定が行われたと判断した場合(S308:Yes)、処理をステップS309に移行する。一方、前記制御部11は、前記処方情報の全ての処方薬品について前記分類の特定が行われていないと判断した場合(S308:No)、処理を前記ステップS303に移行させて同様の処理を繰り返す。
ステップS309において、前記制御部11は、前記ステップS307においてカウントされた前記処方情報に含まれる前記向精神薬の分類ごとの数に応じて、前記逓減条件が充足しているか否かを判定する。ここに、係る処理を実行するときの前記制御部11が、逓減判定処理部の一例である。具体的に、前記制御部11は、前記処方情報に、3種類以上の抗不安薬、3種類以上の睡眠薬、4種類以上の抗うつ薬、又は4種類以上の抗精神病薬のいずれかが含まれている場合に前記逓減条件が充足していると判定する。
ステップS310において、前記制御部11は、前記ステップS301で選択された前記患者の診療情報について、予め設定された逓減規則に従って診療報酬点数を算定する。具体的に、前記ステップS310において、前記制御部11は、前記診療情報に基づいて診療報酬点数を計算する際に、前記逓減規則に従って処方料、薬材料、処方箋料などに関する診療報酬点数が通常よりも低い値となるように算定する。
なお、本実施形態では、前記向精神薬多剤投与に起因して診療報酬点数を逓減する場合について主に説明するが、前記医療用事務処理システム1では、前記制御部11によって、前記処方情報に内服薬が7種類以上含まれている場合にも、前記診療報酬点数の逓減が可能である(例えば、前記特許文献1参照)。そのため、前記向精神薬多剤投与に起因して診療報酬点数を逓減する内服7種薬自動逓減機能が無効に設定されている場合でも(S302:No)、前記制御部11は、続くステップS321において、前記内服7種薬自動逓減機能が有効に設定されているか否かを判断する。
ステップS323において、前記制御部11は、前記処方情報に7種類以上の内服薬が含まれているか否かを判断する。ここで、前記処方情報に7種類以上の内服薬が含まれていると判断されると(S322:Yes)、処理がステップS323に移行し、前記処方情報に7種類以上の内服薬が含まれていないと判断されると(S322:No)、処理がステップS324に移行する。
ステップS323において、前記制御部11は、前記ステップS301で選択された前記患者の診療情報について、前記内服7種薬自動逓減機能に対応して予め設定された逓減規則に従って診療報酬点数を算定する。具体的に、前記ステップS322において、前記制御部11は、前記診療情報に基づいて診療報酬点数を計算する際に、前記内服7種薬自動逓減機能に対応する逓減規則に従って処方料、薬材料、処方箋料などに関する診療報酬点数が通常よりも低い値となるように算定する。
一方、ステップS324において、前記制御部11は、前記ステップS301で選択された前記患者の診療情報に基づいて診療報酬点数を算定し、前記診療報酬点数を逓減しない。
ステップS311において、前記制御部11は、前記向精神薬種類数表示機能が有効に設定されているか否かを判断する。なお、前記向精神薬種類数表示機能は、前述したように、前記制御部11が、前記処方情報に含まれる前記向精神薬の分類ごとの数を表示する機能であり、前記制御部11は、前記初期設定画面D5(図11参照)における前記種類数表示設定領域D52のユーザー操作に応じて前記向精神薬種類数表示機能の有効及び無効を切り替える。ここで、前記向精神薬種類数表示機能が有効に設定されていると判断されると(S311:Yes)、処理がステップS312に移行し、前記向精神薬種類数表示機能が無効に設定されていると判断されると(S311:No)、処理がステップS313に移行する。
ステップS312において、前記制御部11は、会計処理を実行するための会計画面D6を表示させる。ここに、図13には、前記会計画面D6の一例が示されている。なお、前記会計画面D6は、前記会計処理が行われる際に表示される第1表示画面の一例である。
一方、ステップS313において、前記制御部11は、前記ステップS312と同様に、会計処理を実行するための前記会計画面D6を表示させる。但し、前記ステップS313が実行される場合には、前記向精神薬種類数表示機能が無効に設定されているため、前記制御部11は、前記分類数表示領域D64に前記向精神薬の分類ごとの数を表示させない。
ここで、前記操作キーK72及びK73の利用例について説明する。例えば、以下の場合には、前記自動逓減機能により前記逓減条件が充足すると判定された場合であっても、前記診療報酬点数の逓減を行わないことが考えられる。まず、第1のケースとして、患者が精神疾患の治療のために、前記医療用事務処理システム1が利用される保険医療機関を初めて受診した日において、他の保険医療機関ですでに向精神薬の多剤投与が行われている場合(逓減条件を充足する場合)が考えられる。また、第2のケースとして、患者の症状の改善が不十分又は改善がみられず、薬剤の切り替えが必要であり、既に投与されている薬剤と新しく導入する薬剤を一時的に併用することが考えられる。さらに、第3のケースとして、前記処方情報が臨時に投与した場合(連続する投与期間が2週間以内又は14回以内の場合)に該当することが考えられる。前記医療用事務処理システム1では、このような場合でも、ユーザーの判断によって、前記会計エディタ画面D7において前記操作キーK72又はK73が操作されることにより、例外的に前記診療報酬点数の逓減を行わないようにすることが可能である。
ところで、前記自動逓減機能により前記逓減条件が充足すると判断された場合には、本来は前記診療報酬点数を逓減する必要がある場合であるため、前記操作キーK72又はK73の操作によってその逓減を無効にする場合には、その理由などを記録に残すことが考えられる。例えば、前記制御部11は、前記操作キーK72又はK73が操作されることにより、前記診療報酬点数の逓減が無効に設定された場合に、予め定められたコメント入力画面D8を表示させる。なお、前記制御部11は、前記操作キーK71が操作されることにより、前記診療報酬点数の逓減が有効に設定された場合に前記コメント入力画面D8を表示させることも考えられる。
なお、前記操作キーK71の他の例について説明する。例えば、ある地域において、抗精神病薬の使用が他の地域と比べてかなり多いために、1処方に4種類以上の抗精神病薬が含まれるという前記逓減条件に代えて、1処方に3種類以上の抗精神病薬が含まれる場合に、診療報酬点数を逓減する旨が例外的に定められることが考えられる。また、前記自動逓減機能では、前述したように、前記向精神薬の分類ごとの数をカウントする際、同じ一般名の薬品については1カウントとなる。一方、ある地域においては、前記向精神薬の分類ごとの数をカウントする際、同じ一般名の薬品についても個別に1カウントとするように定められることが考えられる。
続いて、図16を参照しつつ、前記サーバー10の前記制御部11によって実行される統計情報登録処理について説明する。前記サーバー10では、前記制御部11によって前記統計情報登録処理が実行されることにより、前記記憶部12の前記データ領域122に、前記処方情報各々についての前記向精神薬の分類ごとの数及び前記診療報酬点数の逓減の有無などに関するテーブル情報が統計情報として記憶される。
まず、ステップS401において、前記制御部11は、前記会計処理の終了を待ち受ける(S401:No)。例えば、前記制御部11は、前記会計画面D6において、「精算」などの操作キーの操作に応じて、前記会計画面D6に表示されている前記診療情報の会計処理が終了したと判断する。そして、前記制御部11は、前記会計処理が終了したと判断すると(S401:Yes)、処理をステップS402に移行させる。また、前記ステップS401では、前記会計処理の一度終了した後に前記会計処理後のデータの更新処理が実行された場合にも、前記会計処理が終了したと判断される。
ステップS402において、前記制御部11は、前記データ領域122に記憶されている前記統計情報に、前記診療情報に対応するテーブル情報が既に存在する場合には、前記テーブル情報を消去する。例えば、前記診療情報について前記会計処理が一度終了した後、前記会計処理後のデータが変更された場合に修正前の前記診療情報に基づいて前記統計情報に登録されていた前記テーブル情報が消去され、修正後の前記診療情報に基づいて前記統計情報に前記テーブル情報が新たに登録されることになる。なお、前記診療情報に対応する前記テーブル情報の有無は、前記診療情報と前記統計情報のテーブル情報との両方に含まれる患者ID(又は患者名称)、診察日、及び診察時間に基づいて判断される。
ステップS403において、前記制御部11は、前記診療情報に含まれる前記処方情報に前記向精神薬が含まれるか否かを判断する。例えば、前記制御部11は、前記第2逓減表示処理における前記ステップS307でカウントされた前記向精神薬の分類ごとの数のいずれかが1以上であった場合に、前記処方情報に前記向精神薬が含まれると判断する。なお、前記制御部11は、前記処方情報に前記向精神薬が含まれるか否かを、前記向精神薬分類マスター及び前記登録向精神薬分類マスターに基づいて判断してもよい。
ステップS404において、前記制御部11は、前記処方情報が前記逓減条件を充足しているか否かを判断する。例えば、前記ステップS404において、前記制御部11は前記ステップS309の判定結果を利用することが可能である。また、前記ステップS404において、前記ステップS309と同様の判定処理を実行してもよい。ここで、前記制御部11は、前記処方情報が前記逓減条件を充足すると判断すると(S404:Yes)、処理をステップS405に移行させる。一方、前記制御部11は、前記処方情報が前記逓減条件を充足しないと判断すると(S404:No)、処理をステップS441に移行させる。
ステップS405において、前記制御部11は、前記診療情報の内容を前記統計情報に登録する。具体的に、前記制御部11は、前記診療情報に基づいて前記統計情報(図17参照)の前記テーブル情報の各項目を前記統計情報として登録する。特に、ここでは、前記処方情報が前記逓減条件を充足しているため、前記ステップS405では、前記テーブル情報における多剤投与の項目に「有」が登録される。また、前記会計処理において、前記処方情報について診療報酬点数の逓減が行われた場合には、前記統計情報における多剤投与逓減の項目に「有」が登録される。なお、前記会計処理において、前記処方情報について診療報酬点数の逓減が行われなかった場合には、前記統計情報における多剤投与逓減の項目に「無」が登録される。
一方、ステップS441においても、前記制御部11は、前記ステップS405と同様に、前記診療情報の内容を前記統計情報に登録する。但し、ここでは、前記処方情報が前記逓減条件を充足していないため、前記ステップS441では、前記テーブル情報における多剤投与の項目に「無」が登録され、前記統計情報における多剤投与逓減の項目にも「無」が登録される。
以下、図18を参照しつつ、前記サーバー10の前記制御部11によって実行される統計情報出力処理について説明する。
まず、ステップS501において、前記制御部11は、前記統計情報の出力要求を待ち受ける(S501:No)。前記統計情報の出力要求は、前記クライアント端末20に対する前記統計情報の算定期間の指定操作及び要求実行操作が行われた場合に、前記算定期間と共に前記サーバー10に入力される。例えば、前記算定期間は、特定の日、月、年、又は任意の指定期間(数日、数週間、数ヶ月、数年)である。ここで、前記統計情報の出力要求が行われたと判断すると(S501:Yes)、前記制御部11は、処理をステップS502に移行させる。
ステップS502において、前記制御部11は、前記統計情報登録処理において登録されていた前記統計情報から前記算定期間に対応する情報(以下、「抽出統計情報」と称する)を抽出する。このように、前記統計登録処理で既に登録されている前記統計情報が利用されるため、前記ステップS502の処理を迅速に行うことができる。
ステップS503において、前記制御部11は、前記抽出統計情報を前記クライアント端末20に表示させる。例えば、前記抽出統計情報は、図17に示したような表示態様で一覧表示される。これにより、ユーザーは、前記抽出統計情報を参照しながら、所定の報告書の作成などを容易に行うことが可能である。また、前記制御部11は、ユーザー操作に応じて、前記抽出統計情報の一覧をそのまま印刷することも可能である。
ステップS504において、前記制御部11は、前記抽出統計情報のファイル出力要求が行われたか否かを判断する。なお、前記ファイル出力要求は、例えば前記抽出統計情報の表示画面上に表示される所定の操作キーの操作に応じて行われる。ここで、前記制御部11は、前記ファイル出力要求が行われたと判断すると(S504:Yes)、処理をステップS505に移行させ、前記ファイル出力要求が行われていなければ(S504:No)、処理をステップS506に移行させる。
ステップS505において、前記制御部11は、前記抽出統計情報を予め定められたCSVなどのファイル形式で前記クライアント端末20に送信する出力処理を実行する。これにより、ユーザーは、前記抽出統計情報を有効に活用することが可能である。
ステップS506において、前記制御部11は、前記抽出統計情報に関する報告書印刷要求が行われたか否かを判断する。なお、前記報告書印刷要求は、例えば前記抽出統計情報の表示画面上に表示される所定の操作キーの操作に応じて行われる。ここで、前記制御部11は、前記報告書印刷要求が行われたと判断すると(S506:Yes)、処理をステップS507に移行させ、前記報告書印刷要求が行われていなければ(S506:No)、処理を前記ステップS504に移行させる。なお、前記抽出統計情報の表示画面を閉じる操作が行われた場合には、前記表示画面が閉じられると共に前記統計情報出力処理が終了する。
ステップS507において、前記制御部11は、前記抽出統計情報を予め定められたフォーマット情報に基づいて印刷出力する。具体的に、前記制御部11は、予め定められた報告書に対応するフォーマット情報に基づいて前記報告書を作成し、その報告書を前記医療用事務処理システム1に接続された不図示のプリンターを用いて印刷する。これにより、前記抽出統計情報に基づいて前記報告書を作成するユーザーの手間が軽減される。なお、前記制御部11は、前記報告書を電子データで出力することも考えられる。
10:サーバー
11:制御部
12:記憶部
13:表示部
14:操作部
15:通信IF
16:ドライブ装置
161:記録媒体
20:クライアント端末
21:制御部
22:記憶部
23:表示部
24:操作部
25:通信IF
26:ドライブ装置
261:記録媒体
30:ネットワーク
Claims (12)
- 1処方に対応する処方情報に含まれる予め定められた向精神薬の分類ごとの前記向精神薬の種類数を特定可能な特定処理部と、
前記特定処理部により特定された前記分類ごとの前記向精神薬の種類数を出力する出力処理部と、
前記特定処理部により特定された前記分類ごとの前記向精神薬の種類数が、前記処方情報に関する診療報酬点数の逓減を要すると判断するために予め定められた逓減条件を充足するか否かを判定する逓減判定処理部と、
を備え、
前記出力処理部が、前記特定処理部により特定された前記分類ごとの前記向精神薬の種類数の表示態様により前記逓減判定処理部による判定結果を表示させる、
医療用事務処理システム。 - 前記特定処理部は、薬種を識別するための薬品コードに含まれる特定桁数の分類コードと前記向精神薬の分類とが対応付けられた第1対応情報に基づいて、1処方に対応する処方情報に含まれる前記向精神薬の分類ごとの前記向精神薬の種類数を特定する、
請求項1に記載の医療用事務処理システム。 - 前記特定桁数が、前記薬品コードの全桁数未満の桁数である請求項2に記載の医療用事務処理システム。
- 前記第1対応情報とは別に前記薬品コードと前記向精神薬の分類とが対応付けられた第2対応情報を操作入力に応じて登録可能な登録処理部を更に備え、
前記特定処理部が、前記第2対応情報に登録されている前記向精神薬については前記第2対応情報に基づいて前記分類を特定し、前記第2対応情報に登録されておらず前記第1対応情報に登録されている前記向精神薬については前記第1対応情報に基づいて前記分類を特定する請求項2又は3に記載の医療用事務処理システム。 - 前記逓減判定処理部により前記逓減条件を充足すると判定された場合に、前記処方情報に関する診療報酬点数を予め設定された逓減規則に従って逓減する逓減処理部を更に備える請求項1〜4のいずれかに記載の医療用事務処理システム。
- 予め設定された特定期間に入力された前記処方情報について前記特定処理部による特定結果及び前記逓減処理部による逓減結果に関する統計情報を出力可能な統計出力処理部を更に備える請求項5に記載の医療用事務処理システム。
- 前記統計出力処理部が、予め定められたフォーマット情報に従って前記統計情報を出力する請求項6に記載の医療用事務処理システム。
- 前記特定処理部が、前記処方情報に関する会計処理が実行される場合に、前記処方情報に含まれる前記分類ごとの前記向精神薬の種類数を特定するものであり、
前記出力処理部が、前記逓減判定処理部による判定結果を前記会計処理が行われる際に表示される第1表示画面に表示させるものである請求項5〜7のいずれかに記載の医療用事務処理システム。 - 前記特定処理部が、前記処方情報が入力された場合に、前記処方情報に含まれる前記分類ごとの前記向精神薬の種類数を特定するものであり、
前記出力処理部が、前記逓減判定処理部による判定結果を前記処方情報が入力される際に表示される第2表示画面に表示させるものである請求項8に記載の医療用事務処理システム。 - 前記逓減処理部による逓減の実行の有無を選択するための操作部を前記第1表示画面又は前記第2表示画面に表示させる選択表示部を更に備え、
前記逓減処理部が、前記選択表示部により表示された前記操作部の操作に応じて前記逓減処理部による逓減の実行の有無を切り替える請求項9に記載の医療用事務処理システム。 - 前記逓減条件は、前記処方情報に、3種類以上の抗不安薬、3種類以上の睡眠薬、4種類以上の抗うつ薬、又は4種類以上の向精神病薬のいずれかが含まれることである請求項1〜10のいずれかに記載の医療用事務処理システム。
- 1処方に対応する処方情報に含まれる予め定められた向精神薬の分類ごとの前記向精神薬の種類数を特定可能な特定ステップと、
前記特定ステップにより特定された前記分類ごとの前記向精神薬の種類数を出力する出力ステップと、
前記特定ステップにより特定された前記分類ごとの前記向精神薬の種類数が、前記処方情報に関する診療報酬点数の逓減を要すると判断するために予め定められた逓減条件を充足するか否かを判定する逓減判定ステップと、
をコンピューターに実行させるための医療用事務処理プログラムであって、
前記出力ステップでは、前記特定ステップにより特定された前記分類ごとの前記向精神薬の種類数の表示態様により前記逓減判定ステップによる判定結果が表示される、
医療用事務処理プログラム。
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