JP6866763B2 - 医療用事務処理システム及び医療用事務処理プログラム - Google Patents

医療用事務処理システム及び医療用事務処理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、患者の診療情報又は会計情報などを管理する医療用事務処理システム及び医療用事務処理プログラムに関するものである。
一般に、病院などの医療施設では、診療、医療行為、検査、薬剤の払い出し、及び会計などを管理するために医療用事務処理システム(例えば特許文献1参照)が利用されることがある。例えば、医療用事務処理システムは、患者の診療情報を管理する電子カルテシステム及び患者の会計情報を管理するレセプト電算処理システムなどである。
特開2016−57975号公報
ところで、一処方に含まれる内服薬の数が特定数以上である場合、又は、一処方に含まれる向精神薬の数が特定数以上である場合に、会計時の診療報酬点数が逓減されることがある。一方、一処方に含まれる薬品であっても臨時で処方される臨時薬については前記特定数のカウント対象から除外される。
本発明の目的は、臨時薬を考慮した診療報酬点数の逓減処置を支援することが可能な医療用事務処理システム及び医療用事務処理プログラムを提供することにある。
本発明に係る医療用事務処理システムは、一又は複数の薬品についての薬品識別情報と、用法又は用量と、臨時薬当否情報とを少なくとも含む処方セットを登録する処方セット登録処理部と、少なくとも前記処方セットの選択操作に応じて当該処方セットの内容を処方情報として登録する処方登録処理部と、前記処方情報で示される薬品のうち予め定められた特定種別の薬品であって前記臨時薬当否情報が臨時薬でない旨を示す判定対象薬品が特定数以上含まれているか否かを判定する判定処理部と、前記判定処理部による判定結果を出力可能な出力処理部と、を備える。
本発明に係る医療用事務処理プログラムは、一又は複数の薬品についての薬品識別情報と用法又は用量と臨時薬当否情報とを少なくとも含む処方セットを登録する処方セット登録ステップと、少なくとも前記処方セットの選択操作に応じて当該処方セットの内容を処方情報として登録する処方登録ステップと、前記処方情報で示される薬品のうち予め定められた特定種別の薬品であって前記臨時薬当否情報が臨時薬でない旨を示す判定対象薬品が特定数以上含まれているか否かを判定する判定ステップと、前記判定ステップによる判定結果を出力可能な出力ステップと、を一又は複数のプロセッサーに実行させるためのプログラムである。
本発明によれば、臨時薬を考慮した診療報酬点数の逓減処置を支援することが可能な医療用事務処理システム及び医療用事務処理プログラムが実現される。
図1は、本発明の実施の形態に係る医療用事務処理システムの概略構成を示す模式図である。 図2は、本発明の実施の形態に係る医療用事務処理システムの詳細構成を示すブロック図である。 図3は、本発明の実施の形態に係る医療用事務処理システムで用いられる薬品マスターの一例を示す図である。 図4は、本発明の実施の形態に係る医療用事務処理システムで用いられる向精神薬分類マスターの一例を示す図である。 図5は、本発明の実施の形態に係る医療用事務処理システムで用いられる処方セットマスターの一例を示す図である。 図6は、本発明の実施の形態に係る医療用事務処理システムで実行される第1逓減表示処理の一例を示すフローチャート。 図7は、本発明の実施の形態に係る医療用事務処理システムで表示される画面の一例を示す図である。 図8は、本発明の実施の形態に係る医療用事務処理システムで表示される画面の一例を示す図である。 図9は、本発明の実施の形態に係る医療用事務処理システムで表示される画面の一例を示す図である。 図10は、本発明の実施の形態に係る医療用事務処理システムで印刷出力される診療録2号用紙の一例を示す図である。 図11は、本発明の実施の形態に係る医療用事務処理システムで表示される画面の一例を示す図である。 図12は、本発明の実施の形態に係る医療用事務処理システムで実行される第2逓減表示処理の一例を示すフローチャート。 図13は、本発明の実施の形態に係る医療用事務処理システムで表示される画面の一例を示す図である。 図14は、本発明の実施の形態に係る医療用事務処理システムで表示される画面の一例を示す図である。 図15は、本発明の実施の形態に係る医療用事務処理システムで表示される画面の一例を示す図である。
以下添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態について説明し、本発明の理解に供する。なお、以下の実施の形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
[医療用事務処理システム1]
図1に示すように、本発明の実施の形態に係る医療用事務処理システム1は、サーバー10と一又は複数のクライアント装置20とを備える。前記サーバー10及び前記クライアント装置20は、LAN又はインターネット等のネットワーク30を介して通信可能である。
[サーバー10]
図2に示すように、前記サーバー10は、制御部11、記憶部12、表示部13、操作部14、通信IF15、及びドライブ装置16などを備えるコンピュータである。なお、前記サーバー10は、前記サーバー10が使用される病院又は薬局等の医療機関の内部又は外部に設けられる。前記サーバー10は、患者の診療情報(電子カルテ)を管理する電子カルテシステム、及び患者の会計情報を管理するレセプト電算処理システムの機能を有する。例えば、前記サーバー10は、前記クライアント端末20の操作に応じて診療情報の表示、登録、及び更新などのカルテ編集処理を実行する。また、前記サーバー10は、前記クライアント端末20の操作に応じて会計情報の表示、登録、及び更新などの会計処理を実行する。なお、前記サーバー10に代えて、前記カルテ編集処理及び前記会計処理を実行するサーバーが個別に設けられていてもよい。
前記制御部11は、CPU、ROM、RAM、及びEEPROM(登録商標)などの制御機器を有する。前記CPUは、各種の演算処理を実行するプロセッサーである。前記ROMは、前記CPUに各種の処理を実行させるための制御プログラムなどの情報が予め記憶される不揮発性の記憶部である。前記RAMは揮発性の記憶部、前記EEPROMは不揮発性の記憶部である。前記RAM及び前記EEPROMは、前記CPUが実行する各種の処理の一時記憶メモリー(作業領域)として使用される。そして、前記制御部11は、前記CPUを用いて、前記ROM、前記EEPROM、又は前記記憶部12に予め記憶された各種の制御プログラムに従って各種の処理を実行する。また、前記制御部11によって実行される処理は、一又は複数のプロセッサーによって分散して実行されてもよい。
前記記憶部12は、前記制御部11によって実行される各種の制御プログラム及び各種のデータが記憶されるハードディスク、SSD、又はフラッシュメモリ等の不揮発性の記憶部である。具体的に、前記記憶部12は、プログラム領域121、データ領域122、マスター領域123などの記憶領域を有する。
前記プログラム領域121には、前記制御部11に前記電子カルテ編集処理及び前記会計処理などの各種の処理を実行させるための医療用事務処理プログラムが記憶される。なお、前記プログラム領域121には、オペレーティングシステム(OS)及びブラウザソフトなどのアプリケーションプログラムも記憶されている。
前記データ領域122には、患者の診療に関する診療情報及び会計情報などの事務処理情報が蓄積して記憶される。前記診療情報及び前記会計情報などは、例えば前記クライアント装置20を用いたユーザー操作に応じて前記サーバー10に入力される。また、前記データ領域122に記憶された前記事務処理情報は、医師、看護師、薬剤師、及び医療事務員などの医療従事者により前記クライアント装置20を用いて参照及び編集される。
前記マスター領域123には、診療行為マスター、材料価格マスター、病名マスター、薬品マスターM1、向精神薬分類マスターM2、及び処方セットマスターM3などの各種のマスター情報が記憶される。
前記診療行為マスターには、例えば患者に注射をする等の医療行為に関するデータが記憶される。前記材料価格マスターには、医療で使用する材料の価格として、例えばX線撮影で使用するフィルム等の価格に関するデータが記載されている。前記病名マスターには、世界保険機構(WHO)により定められた「疾病及び関係保険問題の国際統計分類第10回修正」の病名を示すコード番号(ICD−10コード)とレセプト電算コードとが対応付けて記憶されている。
前記薬品マスターM1には、図3に示されているように、薬品に関するデータとして、例えば薬品の区分、YJコード、一般名(成分名)、品名、規格、薬価などが記憶されている。YJコードは、12桁の個別医薬品コードであり、向精神薬については、YJコードのうち上7桁が、向精神薬の分類(抗不安薬、睡眠薬、抗うつ薬、抗精神病薬)を示しており、一般名を識別可能な情報である。なお、YJコードは、薬価基準収載医薬品コードをより細分化したコードである。本実施形態では、YJコードを用いて前記向精神薬の分類が特定される場合について説明するが、他の実施形態として、前記薬価基準収載医薬品コードを用いて前記向精神薬の分類が特定されることも考えられる。また、前記薬品マスターM1では、薬品各々が内服薬であるか否かに関する情報、及び向精神薬の分類が特定可能であれば、ここで説明するデータ構造に限らない。
また、前記向精神薬分類マスターM2には、図4に示されているように、向精神薬に分類される予め定められた薬品ごとに、YJコードの上7桁、一般名、開始日、終了日、及び分類を含むテーブル情報が登録される。即ち、前記向精神薬分類マスターM2は、薬品を識別するためのYJコード(薬品コード)に含まれる上7桁(特定桁数)の分類コードと予め定められた向精神薬の分類とが対応付けられた第1対応情報の一例である。なお、前記向精神薬分類マスターM2は、前記サーバー10又は前記クライアント端末20に対するユーザー操作に応じて前記制御部11によって更新される。また、前記向精神薬分類マスターM2は、前記ドライブ装置16で読み取られる情報に基づいて前記制御部11によって更新されてもよい。
例えば、YJコードの上7桁が「1124014」である薬品は「抗不安薬」に分類されることがわかっており、YJコードの上7桁が「1123001」である薬品は「睡眠薬」に分類されることがわかっている。また、YJコードの上7桁が「1174004」である薬品は「抗うつ薬」に分類されることがわかっており、YJコードの上7桁が「1172006」である薬品は「抗精神病薬」に分類されることがわかっている。従って、前記サーバー10では、前記制御部11が、前記向精神薬分類マスターM2に基づいて前記薬品マスターM1に登録されている薬品について向精神薬に該当するか否か、及び前記向精神薬における分類(抗不安薬、睡眠薬、抗うつ薬、抗精神病薬)を判断することが可能である。このように、前記制御部11は、YJコードの全桁数未満の桁数である7桁のコードを用いて前記向精神薬の分類を判定することが可能である。そのため、前記医療用事務処理システム1では、新薬が前記薬品マスターM1に登録されるときに、前記新薬の分類を個別に設定する必要がない。なお、前記開始日及び前記終了日は、薬品を前記分類に属する向精神薬として扱う期間を定める情報である。
前記処方セットマスターM3には、図5に示されているように、一又は複数の薬品についての薬品識別情報、用法、用量、臨時薬フラグなどを含む処方セットの情報が登録される。なお、前記処方セットには、前記用法又は前記用量のいずれか一方の情報が登録されてもよい。また、前記処方セットマスターM3では、前記処方セット各々を識別するためのセットID又はセット名称などのセット識別情報が当該処方セット各々に対応付けて登録される。なお、前記臨時薬フラグは、薬品が臨時薬に該当するか否かを示す臨時薬当否情報の一例である。例えば、前記臨時薬とは、一処方における服用日数が14日以内の薬品である。
ここで、前記薬品識別情報は、薬品を識別するための薬品ID又は薬品名などの情報である。また、前記用法には、薬品の1日における服用回数及び服薬時期などの情報が含まれ、前記用量には、服用日数及び1日の服用量などの情報が含まれる。なお、前記処方セットは、薬品の情報のみに限らず、所見、処理、検査などの各種の情報を含むものであってもよい。そして、前記制御部11は、ユーザー操作に応じて一又は複数の前記処方セットを前記処方セットマスターM3に登録することが可能であり、前記処方セットの選択操作に応じて当該処方セットの内容を前記診療情報に入力される処方情報に反映することが可能である。
前記表示部13は、前記制御部11からの制御指示に従って各種の情報を表示する液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイなどの表示部である。前記操作部14は、前記サーバー10に各種の情報を入力するためにユーザーによって操作される操作部である。具体的に、前記操作部14は、前記表示部13に表示される各種の操作画面における入力操作を受け付けるキーボード及びマウス(ポインティングデバイス)を含む。また、前記操作部14は、前記表示部13に表示される各種の操作画面に対するタッチ操作を受け付けるタッチパネル、又は音声認識により各種情報の入力を受け付ける音声入力装置を含むものであってもよい。
前記通信IF15は、前記ネットワーク30を介して前記クライアント端末20などの外部機器との間で、予め定められた通信プロトコルに従って無線又は有線でデータ通信を実行するネットワークカード等を有する通信インターフェースである。
前記ドライブ装置16は、前記医療用事務処理プログラムなどが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体161から前記医療用事務処理プログラムなどの情報を読み取ることが可能である。前記記録媒体161は、CD、DVD、BD、又はUSBメモリなどであり、前記ドライブ装置16は、CDドライブ、DVDドライブ、BDドライブ、又はUSBポートなどである。そして、前記サーバー10では、前記制御部11により、前記ドライブ装置16を用いて前記記録媒体161から読み取られた前記医療用事務処理プログラムが前記プログラム領域121に記憶される。
このように構成された前記サーバー10では、前記制御部11が、処方セット登録処理部111、処方登録処理部112、判定処理部113、出力処理部114、算出処理部115を含む。具体的に、前記制御部11は、前記医療用事務処理プログラムに従って各種の処理を実行することにより各処理部として機能する。なお、前記制御部11によって実現される各処理部の一部又は全部がASIC又はDSPなどの電子回路であってもよい。
前記処方セット登録処理部111は、一又は複数の薬品についての薬品識別情報、用法、用量、臨時薬フラグなどを含む処方セットを前記処方セットマスターM3(図5参照)に登録する処方セット登録ステップを実行することが可能である。例えば、前記処方セット登録処理部111は、前記カルテ編集処理において診療情報が編集される際に、当該診療情報として入力された処方情報をユーザー操作に応じて前記処方セットとして前記処方セットマスターM3に登録することが可能である。また、前記処方セット登録処理部111は、ユーザー操作に応じて前記処方セットマスターM3を編集するためのマスター編集画面を表示させ、当該マスター編集画面における編集操作に応じて前記処方セットを前記処方セットマスターM3に登録することも可能である。
前記処方登録処理部112は、少なくとも前記処方セットの選択操作に応じて当該処方セットの内容を処方情報に登録する処方登録ステップを実行することが可能である。具体的に、前記処方登録処理部112は、前記処方セットに登録された薬品識別情報、用法、用量、臨時薬フラグなどを前記診療情報における処方情報として入力する。なお、前記処方情報は、前記診療情報の一部の情報として登録される。さらに、前記処方登録処理部112は、前記処方セットの選択によって前記診療情報に反映された後の処方情報をユーザー操作に応じて任意に変更することも可能である。また、前記処方登録処理部112は、前記処方セットを用いることなく、薬品識別情報、用法、用量、臨時薬フラグなどの入力をユーザー操作に応じて任意に受け付けて前記処方情報として登録することも可能である。
前記判定処理部113は、前記処方情報が予め設定された逓減条件を充足するか否かを判定する判定ステップを実行する。前記逓減条件は、前記処方情報の内容に応じて診療報酬点数を算出する際に、当該診療報酬点数を逓減する際の条件として予め設定される。
具体的に、前記判定処理部113は、前記処方情報で示される薬品のうち予め定められた特定種別の薬品であって前記臨時薬フラグが臨時薬でない旨を示す判定対象薬品が特定数以上含まれているか否かを判定し、前記特定数以上含まれている場合に前記逓減条件を充足すると判定する。例えば、前記判定処理部113は、前記処方情報で示される薬品のうち内服薬であって前記臨時薬フラグが臨時薬でない旨を示す判定対象薬品が7つ以上含まれているか否かを判定する。
また、前記判定処理部113は、前記処方情報で示される薬品のうち向精神薬であって前記臨時薬フラグが臨時薬でない旨を示す判定対象薬品が当該向精神薬の種別ごとに設定された特定数以上含まれているか否かを判定し、前記特定数以上含まれている場合に前記逓減条件を充足すると判定する。具体的に、前記判定処理部113は、前記向精神薬分類マスターM2に基づいて、一処方に対応する処方情報で示される前記分類ごとの前記向精神薬の数を特定する。そして、前記判定処理部113は、その特定された前記分類ごとの前記向精神薬の数が当該分類ごとに対応する特定数以上であるか否かを判定する。
前記出力処理部114は、前記判定処理部113による判定結果を出力する出力ステップを実行することが可能である。具体的に、前記出力処理部114は、前記判定結果を表示させ、又は前記判定結果を印刷させることが可能である。例えば、前記表示は、前記サーバー1又は前記クライアント端末2で行われ、前記印刷は、前記事務処理システム1に接続される不図示のプリンターなどへのデータ送信により当該プリンターによって行われる。
前記算出処理部115は、前記処方情報と前記判定処理部113による判定結果とに基づいて診療報酬点数を算出することが可能である。特に、前記算出処理部115は、前記処方情報の内容に基づいて診療報酬点数を算出するが、前記判定処理部113により前記逓減条件を充足すると判定された場合には、前記診療報酬点数を予め定められた逓減規則に従って逓減する逓減処置を実行する。
[クライアント装置20]
一方、図2に示すように、前記クライアント端末2は、制御部21、記憶部22、表示部23、操作部24、通信IF25、及びドライブ装置26などを備えるコンピュータである。前記クライアント端末2は、病院の診察室、調剤が行われる調剤室、患者が入院する病棟、及び会計窓口などに設けられ、医師、薬剤師、看護師、及び事務員などの医療従事者によって用いられる操作端末である。
前記制御部21は、CPU、ROM、RAM、及びEEPROMなどの制御機器を有する。前記CPUは、各種の演算処理を実行するプロセッサーである。前記ROMは、前記CPUに各種の処理を実行させるための制御プログラムなどの情報が予め記憶される不揮発性の記憶部である。前記RAMは揮発性の記憶部、前記EEPROMは不揮発性の記憶部である。前記RAM及び前記EEPROMは、前記CPUが実行する各種の処理の一時記憶メモリー(作業領域)として使用される。そして、前記制御部21は、前記CPUを用いて、前記ROM、前記EEPROM、又は前記記憶部22に予め記憶された各種の制御プログラムに従って各種の処理を実行する。また、前記制御部21によって実行される処理は、一又は複数のプロセッサーによって分散して実行されてもよい。
前記記憶部22は、前記制御部21によって実行される各種の制御プログラム及び各種のデータが記憶されるハードディスク、SSD、又はフラッシュメモリ等の不揮発性の記憶部である。具体的に、前記記憶部22には、オペレーティングシステム(OS)及びブラウザソフトなどのアプリケーションプログラムが記憶される。前記ブラウザソフトは、前記ネットワーク30を介して前記サーバー10にアクセスすることにより前記操作部23に各種の操作画面などを表示させると共に、前記操作画面における前記操作部24を用いた入力操作を前記サーバー10に伝達するためのアプリケーションソフトウェアである。具体的に、前記制御部21は、前記ブラウザソフトにより表示される操作画面の所定位置に、前記サーバー10に対応するURL(Universal Resource Locator)などのアドレス情報が入力された場合に、該アドレス情報に基づいて前記サーバー10にアクセスする。
前記表示部23は、前記制御部21からの制御指示に従って各種の情報を表示する液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイなどの表示部である。前記操作部24は、前記クライアント端末2に各種の情報を入力するためにユーザーによって操作される操作部である。具体的に、前記操作部24は、前記表示部23に表示される各種の操作画面における入力操作を受け付けるキーボード及びマウス(ポインティングデバイス)を含む。また、前記操作部24は、前記表示部23に表示される各種の操作画面に対するタッチ操作を受け付けるタッチパネル、又は音声認識により各種情報の入力を受け付ける音声入力装置を含むものであってもよい。
前記通信IF25は、前記ネットワーク30を介して前記サーバー10などの外部機器との間で、予め定められた通信プロトコルに従って無線又は有線でデータ通信を実行するネットワークカード等を有する通信インターフェースである。
前記ドライブ装置26は、前記OS又は前記ブラウザソフトなどが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体261から前記OS又は前記ブラウザソフトなどの情報を読み取ることが可能である。前記記録媒体261は、CD、DVD、BD、又はUSBメモリなどであり、前記ドライブ装置16は、CDドライブ、DVDドライブ、BDドライブ、又はUSBポートなどである。前記クライアント端末2では、前記制御部21により、前記ドライブ装置26を用いて前記記録媒体261から読み取られた前記OS又は前記ブラウザソフトなどが前記プログラム領域221に記憶される。
そして、前記医療用事務処理システム1では、前記サーバー10及び前記クライアント端末20によりサーバクライアントシステムが構成され、前記サーバー10が前記クライアント端末20のユーザー操作に応じて各種情報の表示、記録、及び印刷などの処理などを実行する。即ち、以下に説明する「表示」、「操作」、「選択」、及び「入力」などは、前記クライアント端末20の前記表示部23及び前記操作部24を用いて行われ、前記クライアント端末20は前記サーバー10の操作端末として用いられる。
ところで、一処方に含まれる内服薬の数が特定数以上である場合、又は、一処方に含まれる向精神薬の数が特定数以上である場合に、会計時の診療報酬点数が逓減されることがある。一方、一処方に含まれる薬品であっても臨時で処方される臨時薬については前記特定数のカウント対象から除外される。これに対し、前記医療用事務処理システム1では、臨時薬を考慮した診療報酬点数の逓減処置を支援することが可能である。
[第1逓減表示処理]
次に、図6を参照しつつ、前記サーバー10の前記制御部11によって実行される第1逓減表示処理について説明する。前記第1逓減表示処理は、前記クライアント端末20の操作部24などのユーザー操作に応じて、患者の診療情報の編集処理を実行するための電子カルテ編集要求が前記サーバー10に入力された場合に、前記制御部11によって実行される。例えば、前記医療用事務処理プログラムに含まれる電子カルテプログラムが起動されることにより、前記制御部11は、前記第1逓減表示処理を開始する。なお、前記診療情報の編集開始要求が前記サーバー10に入力されると、前記制御部11は、患者の診療情報を編集するための電子カルテ編集画面D1を前記クライアント端末20に表示させる。そして、前記制御部11は、当該第1逓減表示処理とは別に、前記クライアント端末20に表示された前記電子カルテ編集画面D1に対するユーザー操作に応じて患者の診療情報の編集処理及び記録処理を実行するが、その詳細な説明は省略する。
ここに、図7は、前記電子カルテ編集画面D1の一例を示す図である。図7に示すように、前記電子カルテ編集画面D1には、過去の診療情報が表示される過去カルテ領域A11、現在入力中の診療情報が表示される現在カルテ領域A12、患者の基本情報が表示される患者情報領域A13、及び診療情報の編集操作に用いられる操作キーが表示される操作キー領域A14が表示されている。
なお、1回の診療に関する診療情報(電子カルテ)には、「S」、「O」、「A」、「P」、「指導」の各項目に分類された診療情報が記録される。ここに、「S」は主観情報(Subjective Information)であって、患者が主観的に感じている症状などに関する情報である。「O」は客観情報(Objective Information)であって、医師の診療所見及び検査所見などに関する情報である。「A」は評価情報(Assessment Information)であって、医師の評価及び判断などに関する情報である。「P」は計画情報(Plan Information)であって、投薬及び治療計画などに関する情報である。「指導」は指導情報であって、患者への教育及び指導などに関する情報である。
例えば、前記制御部11は、前記電子カルテ編集画面D1における所定のユーザー操作に応じて、前記処方セットマスターM3から任意の処方セットを選択するための処方セット画面D11を表示させる。そして、前記制御部11は、前記処方セット画面D11にお表示された任意の処方セットを前記電子カルテ編集画面D1に反映させるための反映操作が行われた場合に、当該処方セットの内容を前記電子カルテ編集画面D1の現在カルテ領域A12に入力される処方情報として反映させる。ここに、係る反映処理は、前記制御部11の処方登録処理部112によって実行される。なお、前記反映操作は、例えば前記処方セットのダブルクリックすること、又は前記処方セットを前記現在カルテ領域A12にドラッグアンドドロップすることである。これにより、ユーザーは、前記処方セットに登録された処方内容を一挙に入力することが可能となり、診療情報の登録作業を効率的に行うことが可能である。
なお、前記制御部11は、前記処方セット画面D11において、任意の処方セットが選択された場合に、当該処方セットの詳細内容を下部の詳細表示領域A111に表示させる。特に、前記制御部11は、前記詳細表示領域A111において、前記処方セットマスターM3の臨時薬フラグに基づいて、選択されている処方セットに含まれる薬品各々が臨時薬に該当するか否かを識別可能に表示させる。例えば、図9に示されている前記処方セット画面D11では、臨時薬に対応する薬品の薬品名の先頭に「臨」の文字が表示されている。なお、前記制御部11は、前記処方セット画面D11において、前記処方セットマスターM3に登録されている前記処方セット各々の内容をユーザー操作に応じて編集可能であってもよい。特に、前記制御部11は、前記処方セットマスターM3に登録されている前記処方セットについて、薬品各々の臨時薬フラグをユーザー操作に応じて変更可能であることが考えられる。
また、前記制御部11は、過去の前記処方情報を含む過去の診療情報を複写して新規の診療情報を作成することが可能である。例えば、前記制御部11は、前記電子カルテ編集画面D1において過去の診療情報を表示させると共に、当該過去の診療情報の内容を複写するための所定の複写操作が行われた場合に、当該過去の診療情報の内容を複写して現在入力中の診療情報を作成する。これにより、過去の診療情報と同じ内容を容易且つ迅速に入力することが可能である。なお、前記診療情報の複写には、過去の前記診療情報の内容を全て複写する場合に限らず、例えば任意に選択された「S」、「O」、「A」、「P」、「指導」などの項目、前記処方情報、前記処方情報に含まれるRp単位の情報などが複写可能であってもよい。また、図7に示される前記電子カルテ編集画面D1とは別に表示される患者の薬歴画面から薬品識別情報、用法、用量などの処方情報の一部又は全部が複写可能であってもよい。ところで、前記診療情報の処方情報に含まれる処方薬のうち臨時薬については、次回は処方されないことも少なくない。そこで、前記制御部11は、前述したように前記処方情報の一部又は全部を複写する際には、当該処方情報で示される前記臨時薬を除く薬品の情報のみを複写することが考えられる。なお、前記診療情報の複写操作は、前記電子カルテ編集画面D1において行われる場合に限らない。また、前記診療情報の複写操作に限らず前記処方情報のみを複写する操作が行われた場合にも同様である。なお、前記制御部11は、前記診療情報の複写時に前記臨時薬の情報を複写するか否かをユーザー操作に応じて予め設定すること、又は前記診療情報の複写時に選択することが可能であってもよい。
<ステップS101>
まず、ステップS101において、前記制御部11は、投薬指示の操作を待ち受ける(S101:No)。例えば、前記制御部11は、前記電子カルテ編集画面D1における前記現在カルテ領域A12に、薬品識別情報、用法、用量、臨時薬フラグなどを含む処方情報が入力された状態で、前記操作部24のマウスの右クリックが行われて投薬指示が選択された場合、又は、前記操作キー領域A14において投薬指示キーK11が選択された場合に、前記投薬指示の操作が行われたと判断する。そして、前記制御部11は、前記投薬指示の操作が行われたと判断すると(S101:Yes)、処理をステップS102に移行させる。なお、前記処方情報の入力は前述したように前記処方セットの選択操作又はユーザーによる任意の入力操作などによって行われる。
<ステップS102>
ステップS102において、前記制御部11は、前記電子カルテ編集画面D1において前記患者の診療情報の一部として現在入力されている前記処方情報で示される処方薬品各々を当該ステップS102が実行される度に判定対象として順に選択し、処理をステップS103に移行させる。これにより、前記処方情報で示される処方薬品各々について下記ステップS103〜S104の処理が実行される。
<ステップS103>
ステップS103において、前記制御部11は、前記処方薬品が前記向精神薬分類マスターM2に登録されているか否かを判断し、当該向精神薬分類マスターM2に登録されている場合には、前記向精神薬分類マスターM2に基づいて前記処方薬品が該当する向精神薬の分類を特定する。
例えば、図4に示す例では、前記処方薬品のYJコードの上7桁が「1124014」である場合には、前記処方薬品が一般名「クロキサゾラム」の向精神薬であり、その分類が「抗不安薬」であると特定される。また、前記処方薬品のYJコードの上7桁が「1123001」である場合は、前記処方薬品が「抱水クロラール」及び「睡眠薬」であると特定され、前記処方薬品のYJコードの上7桁が「1174004」である場合は、前記処方薬品が「ロフェプラミン塩酸塩」及び「抗うつ薬」であると特定され、前記処方薬品のYJコードの上7桁が「1172006」である場合は、前記処方薬品が「ペルフェナジン」及び「抗精神病薬」であると特定される。
<ステップS104>
ステップS104において、前記制御部11は、前記ステップS103で特定された前記向精神薬の分類に基づいて、前記処方情報に処方薬として含まれる前記向精神薬の分類ごとの数をカウントする。但し、前記制御部11は、前記処方情報として入力されている前記向精神薬のうち前記臨時薬に該当する薬品として登録されている向精神薬についてはカウント対象から除外する。また、前記制御部11は、前記臨時薬に該当する薬品については、前記ステップS102で判定対象として選択しないことも考えられる。
なお、前記ステップS104でカウントされる前記向精神薬の分類ごとの数は、前記分類に属する薬品の一般名で計算する必要がある。そのため、前記制御部11は、前記ステップS104において、前記向精神薬の分類ごとの数をカウントする際、例えば前記処方情報に一般名が同じ薬品が2種類存在する場合には、2カウントではなく1カウントとして処理する。
<ステップS105>
ステップS105において、前記制御部11は、前記処方情報の全ての処方薬品について前記分類の特定が行われたか否かを判断する。ここで、前記制御部11は、前記処方情報に含まれる全ての処方薬品について前記分類の特定が行われたと判断した場合(S105:Yes)、処理をステップS106に移行させる。一方、前記制御部11は、前記処方情報に含まれる全ての処方薬品について前記分類の特定が行われていないと判断した場合(S105:No)、処理を前記ステップS102に移行させて同様の処理を繰り返す。
<ステップS106>
ステップS106において、前記制御部11は、前記ステップS105においてカウントされた前記向精神薬の分類ごとの数に応じて、前記逓減条件が充足しているか否かを判定する。具体的に、前記制御部11は、一処方に対応する処方情報に、3種類以上の抗不安薬、3種類以上の睡眠薬、4種類以上の抗うつ薬、又は4種類以上の抗精神病薬のいずれかが含まれている場合に前記逓減条件が充足していると判定する。ここに、前記ステップS106は、前記制御部11の判定処理部113によって実行される判定ステップの一例である。
<ステップS107>
ステップS107において、前記制御部11は、前記投薬指示の操作に対応する投薬指示画面D2を表示させる。ここに、図8には、前記投薬指示画面D2の一例が示されている。図8に示されているように、前記投薬指示画面D2には、前記電子カルテ編集画面D1において現在入力されている前記処方情報が表示される処方表示領域D21と、前記処方情報に処方薬として含まれる向精神薬の分類ごとの数が表示される向精神薬領域D22とが表示される。なお、前記制御部11は、前記投薬指示画面D2において、所定の確認操作が行われた場合に、前記投薬指示画面D2に表示されている前記処方情報を含む処方データを発行して前記記憶部12のデータ領域122に記憶(登録)させる。そして、前記制御部11は、例えば前記処方データに基づいて処方箋を印刷し、又は、前記処方データを薬局などで用いられる調剤支援システムに送信することが可能である。
ここで、前記制御部11は、前記処方表示領域D21において、各薬品が臨時薬であるか否かを識別可能に表示すると共に、当該薬品の臨時薬の当否の切替操作を受付可能な臨時投与領域D23を表示させる。ここに、係る表示処理は、前記制御部11の出力処理部114によって実行される出力ステップの一例である。例えば、図8にも示されるように、前記処方情報に処方薬として含まれる薬品のうち臨時薬に該当する薬品に対応する前記臨時投与領域D23には「臨時」の文字列が表示され、臨時薬に該当しない薬品に対応する前記臨時投与領域D23には「臨時」の文字列が表示されない。そして、前記制御部11は、前記臨時投与領域D23に対してマウスによるクリック操作などの操作が行われると、当該臨時投与領域D23の操作領域に対応する薬品について臨時薬の当否を切り替える。これにより、ユーザーは、薬品各々について容易に臨時薬の当否を把握することが可能であると共に、当該薬品各々について臨時薬の当否を容易に切り替えることが可能である。
また、前記制御部11は、前記カルテ編集画面D1において、前記現在カルテ領域A12に入力されている薬品について、例えば右クリックなどの操作が行われた後、臨時薬の当否を切り替えるための選択操作が行われた場合に、その選択操作に応じて当該薬品について臨時薬の当否を切り替えることも可能である。さらに、前記制御部11は、前記カルテ編集画面D1(図7参照)において、前記現在カルテ領域A12に入力されている薬品のうち、前記臨時薬として登録されている薬品については臨時薬である旨を識別可能に表示させる。例えば、前記臨時薬である旨は、図7にも示されるように、薬品名に「臨」の文字が付加されることによって表示されることが考えられる。
なお、このような臨時薬の当否の情報は、前記カルテ編集画面D1における表示に限らず、前記診療情報又は前記処方情報についての印刷処理が実行される場合に行われてもよい。また、前記制御部11は、印刷物に薬品名が印刷される場合であっても、印刷物の種類に応じて臨時薬の当否の情報の印刷の有無を切り替えることが考えられる。例えば、前記制御部11は、診療録2号用紙、指示箋などの印刷時には臨時薬の当否の情報を印刷するが、診療録1号用紙、処方箋、お薬手帳などの印刷時には臨時薬の当否の情報を印刷しないことが考えられる。なお、図10は、診療録2号用紙D12の印刷結果の一例を示す図であり、薬品名表示領域A121に臨時薬である旨を示す「臨」の文字が印刷されている。
また、前記制御部11は、薬品を臨時薬として登録するための操作が行われた場合であって、当該薬品の服用日数が予め設定された15日などの所定日数以上である場合に、警告報知を行うことが考えられる。例えば、「対象の薬剤は投与日数が15日以上ですが臨時投与となっています」などのメッセージが表示される。同様に、前記制御部11は、臨時薬として登録されている薬品について臨時薬に該当しない旨の登録をするための操作が行われた場合であって、当該薬品の服用日数が予め設定された14日などの所定日数以下である場合に、警告報知を行うことが考えられる。例えば、「対象の薬剤は投与日数が14日以下ですが臨時投与となっておりません」などのメッセージが表示される。
また、前記制御部11は、前記向精神薬領域D22において、前記ステップS106による前記逓減条件の充足の有無の判定結果と共に、前記ステップS103〜S104でカウントされた前記分類ごとの前記向精神薬の数を表示させる。ここに、前記ステップS107の処理は、前記制御部11の出力処理部114によって実行される。これにより、ユーザーは、前記処方情報について、前記向精神薬の数に起因する診療報酬点数の逓減対象となるか否か、及びその理由を容易に認識することができる。
具体的に、前記制御部11は、前記ステップS103〜S104で特定された前記分類ごとの前記向精神薬の数の表示態様により前記ステップS106による判定結果を表示させる。例えば、前記向精神薬のうち前記逓減条件を充足する分類については予め定められた赤色などの第1特定色の文字で表示させ、前記向精神薬のうち前記逓減条件を充足しない分類については予め定められた黒色などの第2特定色の文字で表示させる。これにより、ユーザーは、前記分類のうちいずれの分類の前記向精神薬の数が前記逓減条件を充足したかを一目で把握することができる。なお、前記表示態様は、文字の色に限らず、例えば文字の大きさ、文字の背景色、又は文字の点滅の有無などが他の表示態様として考えられる。また、前記制御部11は、前記逓減条件を充足する旨を、例えば、「抗不安薬の数が3種類以上であるため、診療報酬点数の逓減対象となります」のようなメッセージで表示してもよい。
さらに、前記制御部11は、前記向精神薬領域D22において、前記臨時薬を含む前記向精神薬の総数を分類ごとに表示させると共に、当該向精神薬のうち前記臨時薬に該当する薬品の数を、各分類の前記向精神薬の数に隣接して例えば括弧書きなどの態様で表示させることも考えられる。また、前記制御部11は、前記向精神薬領域D22において、前記臨時薬を含む記向精神薬の総数を分類ごとに表示させると共に、当該向精神薬のうち前記臨時薬に該当する薬品の数を各分類の前記向精神薬の数に隣接して、例えば括弧書きなどの態様で表示させることも考えられる。
また、前記制御部11は、前記ステップS104において、前記処方情報に処方薬として含まれる内服薬の数をカウントし、前記ステップS106において、そのカウント数が予め逓減条件として設定された7つ以上である場合に逓減条件を満たすと判定することも考えられる。そして、前記制御部11は、前記ステップS107において、前記向精神薬領域D22と同様に、前記ステップS106における前記内服薬についての前記逓減条件の充足の有無の判定結果と共に、前記内服薬の数を表示させることも他の実施形態として考えられる。特に、前記制御部11は、前記臨時薬を含む前記内服薬の総数を表示させると共に、当該内服薬のうち前記臨時薬に該当する薬品の数を、当該総数に隣接して例えば括弧書きなどの態様で表示させることも考えられる。また、前記制御部11は、前記臨時薬を含む前記内服薬の総数を表示させると共に、当該内服薬のうち前記臨時薬に該当しない薬品の数を、当該総数に隣接して例えば括弧書きなどの態様で表示させることも考えられる。
このように、前記第1逓減表示処理では、前記診療情報の登録時に前記処方情報が入力された場合に、前記処方情報が前記逓減条件を充足しているか否か、及び前記向精神薬の分類ごとの数が前記投薬指示画面D2に表示される。従って、例えば、ユーザーは、前記逓減条件を充足しないように前記処方情報を修正することが可能である。なお、前記投薬指示画面D2に限らず、例えば前記電子カルテ編集画面D1に前記処方情報が前記逓減条件を充足しているか否か、及び前記向精神薬の分類ごとの数が表示されてもよい。
ところで、他の実施形態として、例えば前記ステップS101と前記ステップS102との間などにおいて、前記制御部11が、向精神薬自動逓減機能が有効に設定されているか否かを判断し、前記投薬指示画面D2における前記向精神薬の分類ごとの数の表示の有無を切り替えることも考えられる。前記向精神薬自動逓減機能は、前記制御部11が、前記逓減条件の充足の有無を判断し、自動的に診療報酬点数を逓減する機能である。例えば、前記制御部11は、前記サーバー10の初期設定を行うための初期設定時にユーザー操作に応じて前記向精神薬自動逓減機能の有効及び無効を切り替える。ここに、図11は、前記初期設定画面D3の一例を示す図である。図11に示す例では、前記初期設定画面D3において、「精神薬剤逓減処理」の項目のプルダウンメニューにより「0:自動算定を行う」及び「1:自動算定を行わない」のいずれかを選択可能な設定領域D31が表示されている。前記制御部11は、前記設定領域D31における選択内容に応じて前記向精神薬自動逓減機能の有効及び無効を切り替える。そして、前記制御部11は、前記向精神薬自動逓減機能が有効である場合には、前記投薬指示画面D2における前記向精神薬の分類ごとの数の表示を行い、前記向精神薬自動逓減機能が無効である場合には、前記投薬指示画面D2における前記向精神薬の分類ごとの数の表示を行わないことが考えられる。
[第2逓減表示処理]
次に、図12を参照しつつ、前記サーバー10の前記制御部11によって実行される第2逓減表示処理について説明する。前記第2逓減表示処理は、前記クライアント端末20の操作部24などのユーザー操作に応じて、前記診療行為が登録された患者各々の会計処理を実行するための会計開始要求が前記サーバー10に入力された場合に、前記制御部11によって実行される。例えば、前記医療用事務処理プログラムに含まれる会計処理プログラムが起動されることにより、前記制御部11は、前記第2逓減表示処理を開始する。なお、前記制御部11は、当該第2逓減表示処理とは別に、前記クライアント端末20に表示される会計画面D4に対するユーザー操作に応じて患者の会計情報に関する処理を実行するが、ここではその詳細な説明は省略する。
<ステップS201>
まず、ステップS201において、前記制御部11は、会計対象となる患者の診療情報の選択を待ち受ける(S201:No)。例えば、前記制御部11は、診療情報が入力された未精算の患者の診療情報の一覧が表示される一覧画面における特定の患者の診療情報の選択を待ち受ける。そして、前記制御部11は、前記会計対象となる患者の診療情報の選択が行われたと判断すると(S201:Yes)、処理をステップS202に移行させる。
<ステップS202>
ステップS202において、前記制御部11は、向精神薬についての前記向精神薬自動逓減機能が有効に設定されているか否かを判断する。なお、向精神薬についての前記向精神薬自動逓減機能は、前述したように、前記制御部11が、向精神薬についての前記逓減条件の充足の有無を判断し、自動的に診療報酬点数を逓減する機能であり、前記制御部11は、前記初期設定画面D3(図11参照)における前記設定領域D31のユーザー操作に応じて、向精神薬についての前記向精神薬自動逓減機能の有効及び無効を切り替える。ここで、向精神薬についての前記向精神薬自動逓減機能が有効に設定されていると判断されると(S202:Yes)、処理がステップS203に移行し、向精神薬についての前記向精神薬自動逓減機能が無効に設定されていると判断されると(S202:No)、処理がステップS221に移行する。
<ステップS203>
ステップS203において、前記制御部11は、前記患者の診療情報の一部として入力されている前記処方情報で示される処方薬品各々を前記ステップS203が実行される度に判定対象として順に選択し、処理をステップS204に移行させる。これにより、前記処方情報で示される処方薬品各々について下記ステップS204〜S205の処理が実行される。
<ステップS204>
ステップS204において、前記制御部11は、前記ステップS103と同様に、前記処方薬品が前記向精神薬分類マスターM2に登録されているか否かを判断し、当該向精神薬分類マスターM2に登録されている場合には、前記向精神薬分類マスターM2に基づいて前記処方薬品が該当する向精神薬の分類を特定する。
<ステップS205>
ステップS205において、前記制御部11は、前記ステップS104と同様に、前記ステップS204で特定された前記向精神薬の分類に基づいて、前記処方情報に処方薬として含まれる前記向精神薬の分類ごとの数をカウントする。但し、前記制御部11は、前記向精神薬のうち前記臨時薬に該当する薬品についてはカウント対象から除外する。また、前記制御部11は、前記臨時薬に該当する薬品については、前記ステップS203で判定対象として選択しないことも考えられる。
<ステップS206>
ステップS206において、前記制御部11は、前記処方情報の全ての処方薬品について前記分類の特定が行われたか否かを判断する。ここで、前記制御部11は、前記処方情報の全ての処方薬品について前記分類の特定が行われたと判断した場合(S206:Yes)、処理をステップS207に移行させる。一方、前記制御部11は、前記処方情報の全ての処方薬品について前記分類の特定が行われていないと判断した場合(S206:No)、処理を前記ステップS203に移行させて同様の処理を繰り返す。
<ステップS207>
ステップS207において、前記制御部11は、前記ステップS206においてカウントされた前記処方情報に処方薬として含まれる前記向精神薬の分類ごとの数に応じて、前記逓減条件が充足しているか否かを判定する。具体的に、前記制御部11は、一処方に対応する処方情報に、3種類以上の抗不安薬、3種類以上の睡眠薬、4種類以上の抗うつ薬、又は4種類以上の抗精神病薬のいずれかが含まれている場合に前記逓減条件が充足していると判定する。ここに、前記ステップS207は、前記制御部11の判定処理部113によって実行される。
ここで、前記制御部11は、前記逓減条件が充足すると判断すると(S207:Yes)、処理をステップS208に移行させ、前記逓減条件が充足しないと判断すると(S207:No)、処理をステップS221に移行させる。
<ステップS208>
ステップS208において、前記制御部11は、前記ステップS201で選択された前記患者の診療情報について、予め設定された逓減規則に従って診療報酬点数を算定する。ここに、係る算定処理は、前記制御部11の算定処理部115によって実行される。具体的に、前記ステップS208において、前記制御部11は、前記診療情報に基づいて診療報酬点数を計算する際に、前記逓減規則に従って処方料、薬材料、処方箋料などに関する診療報酬点数が通常よりも低い値となるように算定する。
例えば、前記逓減規則では、通常の前記処方料の診療報酬点数が42点である場合に、前記処方料の診療報酬点数を20点に逓減することが定められる。また、前記逓減規則では、前記薬材料の診療報酬点数を通常の100分の80に逓減することが定められる。さらに、前記逓減規則では、通常の前記処方箋料の診療報酬点数が68点である場合に、前記処方箋料の診療報酬点数を30点に逓減することが定められる。
<ステップS221>
ステップS221において、前記制御部11は、一処方の前記処方情報に処方薬として含まれる内服薬が7種類以上である場合に診療点数を逓減する内服7種薬自動逓減機能が有効に設定されているか否かを判断する。
具体的に、前記初期設定画面D3(図11参照)において、「内服7種薬の逓減」の項目のプルダウンメニューにより「0:自動算定を行う」及び「1:自動算定を行わない」のいずれかを選択可能な設定領域D33が表示されている。前記制御部11は、前記設定領域D33における選択内容に応じて前記内服7種薬自動逓減機能の有効及び無効を切り替える。そして、前記ステップS221において、前記内服7種薬自動逓減機能が有効に設定されていると判断されると(S221:Yes)、処理がステップS222に移行し、前記内服7種薬自動逓減機能が無効に設定されていると判断されると(S221:No)、処理がステップS224に移行する。
<ステップS222>
ステップS222において、前記制御部11は、前記処方情報に処方薬として含まれる内服薬(特定種別の一例)の種別数をカウントする。但し、前記制御部11は、前記処方情報において前記内服薬のうち前記臨時薬に該当する薬品として登録されている内服薬についてはカウント対象から除外する。
<ステップS223>
ステップS223において、前記制御部11は、前記処方情報に7種類以上の内服薬が含まれているか否かを判断する。即ち、内服薬については7種類以上の内服薬が含まれることが逓減条件の一例である。ここで、前記処方情報に7種類以上の内服薬が含まれている(逓減条件が充足している)と判断されると(S223:Yes)、処理がステップS225に移行し、前記処方情報に7種類以上の内服薬が含まれていないと判断されると(S223:No)、処理がステップS224に移行する。
<ステップS224>
一方、ステップS224において、前記制御部11は、前記ステップS201で選択された前記患者の診療情報に基づいて診療報酬点数を算定する。ここに、係る算定処理は、前記制御部11の算定処理部115によって実行される。具体的に、前記制御部11は、前記向精神薬自動逓減機能及び前記内服7種薬自動逓減機能による逓減を実行することなく前記診療報酬点数を算定する。
<ステップS225>
ステップS225において、前記制御部11は、前記ステップS201で選択された前記患者の診療情報について、前記内服7種薬自動逓減機能に対応して予め設定された逓減規則に従って診療報酬点数を算定する。ここに、係る算定処理は、前記制御部11の算定処理部115によって実行される。具体的に、前記ステップS225において、前記制御部11は、前記診療情報に基づいて診療報酬点数を計算する際に、前記内服7種薬自動逓減機能に対応する逓減規則に従って処方料、薬材料、処方箋料などに関する診療報酬点数が通常よりも低い値となるように算定する。
例えば、前記内服7種薬自動逓減機能に対応する逓減規則では、通常の前記処方料の診療報酬点数が42点である場合に、前記処方料の診療報酬点数を29点に逓減することが定められる。また、前記内服7種薬自動逓減機能に対応する逓減規則では、前記薬材料の診療報酬点数を通常の100分の90に逓減することが定められる。さらに、前記内服7種薬自動逓減機能に対応する逓減規則では、通常の前記処方箋料の診療報酬点数が68点である場合に、前記処方箋料の診療報酬点数を40点に逓減することが定められる。
なお、本実施形態では、前記向精神薬自動逓減機能により前記向精神薬についての前記逓減条件が充足された場合には当該向精神薬について診療報酬点数の逓減処置が優先的に実行され、前記内服7種自動逓減機能による診療報酬点数の逓減処置が実行されない場合について説明した。一方、前記向精神薬自動逓減機能及び前記内服7種薬自動逓減機能により前記向精神薬及び前記内服薬の両方について診療報酬点数の逓減処置が実行されることも他の実施形態として考えられる。具体的に、前記制御部11は、前記ステップS208において、前記向精神薬について、逓減処置を伴う診療報酬点数の算定処理を実行した後、前記ステップS221〜S223と同様に前記内服薬についての前記逓減条件が充足しているか否かを判定し、当該逓減条件が充足していると判定した場合に、前記ステップS224と同様に前記内服薬について逓減処置を伴う診療報酬点数の算定処理を実行する。例えば、前記処方情報に含まれる薬品が10種類あり、そのうち3種類の薬品が抗不安薬であり、当該3種類の抗不安薬を除く他の7種類の薬品が内服薬である場合が考えられる。この場合、前記制御部11は、抗不安薬である3種類の薬品については前記向精神薬自動逓減機能により診療報酬点数を100分の80に逓減し、その他の内服薬である7種類の薬品については前記内服7種薬自動逓減機能により診療報酬点数を100分の90に逓減する。
<ステップS209>
ステップS209において、前記制御部11は、前記向精神薬種類数表示機能が有効に設定されているか否かを判断する。なお、前記向精神薬種類数表示機能は、前述したように、前記制御部11が、前記処方情報に処方薬として含まれる前記向精神薬の分類ごとの数を表示する機能であり、前記制御部11は、前記初期設定画面D3(図11参照)における前記種類数表示設定領域D32のユーザー操作に応じて前記向精神薬種類数表示機能の有効及び無効を切り替える。ここで、前記向精神薬種類数表示機能が有効に設定されていると判断されると(S209:Yes)、処理がステップS210に移行し、前記向精神薬種類数表示機能が無効に設定されていると判断されると(S209:No)、処理がステップS211に移行する。
<ステップS210>
ステップS210において、前記制御部11は、会計処理を実行するための会計画面D4を表示させる。ここに、図13は、前記会計画面D4の一例を示す図である。図13に示すように、前記会計画面D4には、前記処方情報が表示される処方表示領域D41、前記処方情報についての前記診療報酬点数の逓減内容が表示される逓減表示領域D42、逓減表示領域D43、及び前記処方情報に処方薬として含まれる向精神薬の分類ごとの数が表示される分類数表示領域D44が表示される。図13に示される例では、前記逓減表示領域D42に薬材料の診療報酬点数が100分の80に逓減されている旨が表示され、前記逓減表示領域D43に処方料の診療報酬点数が20に逓減されている旨が表示されている。なお、前記処方箋料が発生している場合には、前記逓減表示領域D42に処方箋料の診療報酬点数が30に逓減されている旨が表示される。また、前記制御部11は、図13に示されるように、前記会計画面D4において、前記処方情報に処方薬として含まれる薬品のうち臨時薬として登録されている薬品に対応付けて、当該薬品が臨時薬であるためカウント対象薬品から除外される旨のメッセージなどを表示させることが考えられる。
また、前記ステップS210が実行される場合には、前記向精神薬種類数表示機能が有効に設定されているため、前記制御部11は、前記分類数表示領域D44において、前記ステップS207による前記逓減条件の充足の有無の判定結果と共に、前記ステップS204〜S205で特定された前記分類ごとの前記向精神薬の数を表示させる。ここに、前記ステップS210の処理は、前記制御部11の出力処理部114によって実行される。これにより、ユーザーは、前記処方情報について、前記向精神薬の数に起因する診療報酬点数の逓減対象となるか否か、及びその理由を容易に認識することができる。
具体的に、前記制御部11は、前記ステップS204〜S205で特定された前記分類ごとの前記向精神薬の数の表示態様により前記ステップS207による判定結果を表示させる。例えば、前記向精神薬のうち前記逓減条件を充足する分類については予め定められた赤色などの第1特定色の文字で表示させ、前記向精神薬のうち前記逓減条件を充足しない分類については予め定められた黒色などの第2特定色の文字で表示させる。これにより、ユーザーは、前記分類のうちいずれの分類の前記向精神薬の数が前記逓減条件を充足したかを一目で把握することができる。なお、前記表示態様は、文字の色に限らず、例えば文字の大きさ、文字の背景色、又は文字の点滅の有無などが他の表示態様として考えられる。また、前記制御部11は、前記逓減条件を充足する旨を、例えば、「抗不安薬の数が3種類以上であるため、診療報酬点数の逓減対象となります」のようなメッセージで表示してもよい。
さらに、前記制御部11は、前記分類表示領域D44において、前記臨時薬を含む前記向精神薬の総数を分類ごとに表示させると共に、当該向精神薬のうち前記臨時薬に該当する薬品の数を、各分類の前記向精神薬の数に隣接して例えば括弧書きなどの態様で表示させることも考えられる。また、前記制御部11は、前記分類表示領域D44において、前記臨時薬を含む記向精神薬の総数を分類ごとに表示させると共に、当該向精神薬のうち前記臨時薬に該当する薬品の数を各分類の前記向精神薬の数に隣接して、例えば括弧書きなどの態様で表示させることも考えられる。
また、前記制御部11は、前記ステップS205において、前記処方情報に処方薬として含まれる内服薬の数をカウントし、前記ステップS207において、そのカウント数が予め逓減条件として設定された7つ以上である場合に逓減条件を満たすと判定することも考えられる。そして、前記制御部11は、前記ステップS210において、前記向精神薬領域D22と同様に、前記ステップS205における前記内服薬についての前記逓減条件の充足の有無の判定結果と共に、前記内服薬の数を表示させることも他の実施形態として考えられる。特に、前記制御部11は、前記臨時薬を含む前記内服薬の総数を表示させると共に、当該内服薬のうち前記臨時薬に該当する薬品の数を、当該総数に隣接して例えば括弧書きなどの態様で表示させることも考えられる。また、前記制御部11は、前記臨時薬を含む前記内服薬の総数を表示させると共に、当該内服薬のうち前記臨時薬に該当しない薬品の数を、当該総数に隣接して例えば括弧書きなどの態様で表示させることも考えられる。
<ステップS211>
一方、ステップS211において、前記制御部11は、前記ステップS210と同様に、会計処理を実行するための前記会計画面D4を表示させる。但し、前記ステップS211が実行される場合には、前記向精神薬種類数表示機能が無効に設定されているため、前記制御部11は、前記分類数表示領域D44に前記向精神薬の分類ごとの数を表示させない。
ところで、前記会計画面D4には、前記診療情報に対応する会計情報の内容を編集するための「会計エディタ」に対応する操作キーK41が表示されており、前記操作キーK41が操作されると、前記制御部11は、前記診療情報の内容を編集するための会計エディタ画面D5を表示させる。ここに、図14は、前記会計エディタ画面D5の一例を示す図である。
図14に示すように、前記会計エディタ画面D5には、前記向精神薬自動逓減機能及び前記内服7種薬自動逓減機能を有効にするための操作キーK51と、前記向精神薬自動逓減機能を無効にして前記内服7種薬自動逓減機能を有効にするための操作キーK52と、前記向精神薬自動逓減機能及び前記内服7種薬自動逓減機能を無効にするための操作キーK53とが表示されている。また、前記制御部11は、前記会計エディタ画面D5において、各薬品が臨時薬に該当するか否かを示す臨時薬フラグをユーザー操作に応じて変更可能であってもよい。
そして、前記制御部11は、前記操作キーK51が操作された場合には、今回の前記診療情報についての診療報酬点数の算定に関し、前記向精神薬自動逓減機能及び前記内服7種薬自動逓減機能の両方を有効に設定する。具体的に、前記制御部11は、前記会計エディタ画面D5の「決定」などの操作キーが操作されたとき、前記操作キーK51が操作されていた場合には、前記向精神薬自動逓減機能及び前記内服7種薬自動逓減機能の両方を有効に設定した後、前記第2逓減表示処理における前記ステップS202以後の処理を再度実行する。これにより、前記逓減条件を充足する場合は(S207:Yes)、前記逓減規則に従って前記診療報酬点数が算定され(S208)、前記会計画面D5が再表示される(S210又はS211)。一方、前記逓減条件を充足しない場合であっても(S207:No)、前記処方情報に7種類以上の内服薬が含まれる場合には(S223:Yes)、前記内服7種薬自動逓減機能に対応する逓減規則に従って前記診療報酬点数が算定され(S225)、前記会計画面D5が再表示される(S210又はS211)。
一方、前記制御部11は、前記操作キーK52が操作された場合には、今回の前記診療情報についての診療報酬点数の算定に関し、前記向精神薬自動逓減機能を無効に設定し、前記内服7種薬自動逓減機能を有効に設定する。具体的に、前記制御部11は、前記会計エディタ画面D5の「決定」などの操作キーが操作されたとき、前記操作キーK52が操作されていた場合には、前記向精神薬自動逓減機能を無効に設定し、前記内服7種薬自動逓減機能を有効に設定した後、前記第2逓減表示処理における前記ステップS202以後の処理を再度実行する。これにより、前記処方情報に7種類以上の内服薬が含まれる場合には(S223:Yes)、前記内服7種薬自動逓減機能に関する逓減規則に従って前記診療報酬点数が算定され(S225)、前記会計画面D5が再表示される(S210又はS211)。
さらに、前記制御部11は、前記操作キーK53が操作された場合には、今回の前記診療情報についての診療報酬点数の算定に関し、前記向精神薬自動逓減機能及び前記内服7種薬自動逓減機能の両方を無効に設定する。具体的に、前記制御部11は、前記会計エディタ画面D5の「決定」などの操作キーが操作されたとき、前記操作キーK53が操作されていた場合には、前記向精神薬自動逓減機能及び前記内服7種薬自動逓減機能の両方を無効に設定した後、前記第2逓減表示処理における前記ステップS202以後の処理を再度実行する。これにより、前記逓減条件が充足する場合、又は前記処方情報に7種類以上の内服薬が含まれる場合であっても、通常通りに前記診療報酬点数が算定され(S224)、前記会計画面D5が再表示される(S210又はS211)。
即ち、前記初期設定画面D3などにより前記向精神薬自動逓減機能及び前記内服7種薬自動逓減機能が有効又は無効に設定されている場合であっても、ユーザーは、前記会計エディタ画面D5において今回の前記診療情報についての診療報酬点数の算定時のみについて、前記操作キーK51〜K53を用いて前記向精神薬自動逓減機能及び前記内服7種薬自動逓減機能の有効及び無効を容易に切り替えることが可能である。
<操作キーK52及びK53の利用例>
ここで、前記操作キーK52及びK53の利用例について説明する。例えば、以下の場合には、前記向精神薬自動逓減機能により前記逓減条件が充足すると判定された場合であっても、前記診療報酬点数の逓減を行わないことが考えられる。まず、第1のケースとして、患者が精神疾患の治療のために、前記医療用事務処理システム1が利用される保険医療機関を初めて受診した日において、他の保険医療機関ですでに向精神薬の多剤投与が行われている場合(逓減条件を充足する場合)が考えられる。また、第2のケースとして、患者の症状の改善が不十分又は改善がみられず、薬剤の切り替えが必要であり、既に投与されている薬剤と新しく導入する薬剤を一時的に併用することが考えられる。例えば、二日後までは従前から処方されている薬剤が処方され、三日後からは新たな薬剤が処方される場合には、一処方に前記逓減条件を充足する種類の薬剤が含まれることがあるが、この場合に前記逓減処置の対象から除外されることが考えられる。さらに、第3のケースとして、前記処方情報が臨時に投与した場合(連続する投与期間が2週間以内又は14回以内の場合)に該当することが考えられる。前記医療用事務処理システム1では、このような場合でも、ユーザーの判断によって、前記会計エディタ画面D5において前記操作キーK52又はK53が操作されることにより、例外的に前記診療報酬点数の逓減を行わないようにすることが可能である。
ところで、前記操作キーK51〜K53が、前記電子カルテ編集画面D1又は前記投薬指示画面D2に表示されることも考えられる。この場合、前記制御部11は、前記操作キーK51〜K53の操作に応じて、前記電子カルテ編集画面D1に表示されている前記診療情報について、向精神薬多剤投与に関する逓減の有効及び無効を切り替える。これにより、例えば医師が前記向精神薬自動逓減機能とは異なる例外的な処理をしたい場合には、前記電子カルテ編集画面D1で前記操作キーK51〜K53を操作することで容易に向精神薬多剤投与に関する逓減の有効及び無効を切り替えることができる。
[初期臨時薬設定機能]
また、本実施形態では、前記処方セットマスターM3に登録される処方セットにおいて薬品各々が臨時薬に該当するか否かを示す臨時薬フラグ(臨時薬当否情報)が設定されており、当該臨時薬フラグが前記処方情報に反映される場合について説明した。一方、本実施形態では、前記薬品マスターM1において薬品各々が臨時薬に該当するか否かを示す臨時薬フラグ(臨時薬当否情報)が設定可能な構成について説明する。
具体的に、前記制御部11は、処方セットを登録するためのマスター編集画面D6を前記クライアント端末20に表示させる。ここに、図15は、前記マスター編集画面D6の一例を示す図である。図15に示されているように、前記マスター編集画面D6には、メンテナンスの対象となる薬品を検索するための薬品検索領域A61が設けられている。そして、前記クライアント端末20の操作によって前記薬品検索領域A61に検索文字が入力されて検索キーが操作されると、前記制御部11は、前記薬品マスターM1に記憶されている薬品のうち前記検索文字を含む薬品の一覧を抽出して前記クライアント端末20に表示させる。ここで、前記マスター編集画面D6では、前記検索文字を含む薬品の情報として、薬品の名称が表示される名称領域A62、及び薬品が臨時薬として使用されることがあるか否かの臨時薬フラグが設定可能な臨時薬登録領域A63が表示される。前記臨時薬登録領域A63には、臨時薬フラグがオン(1)に設定されている場合にチェックマーク(●)が表示される。一方、臨時薬フラグがオフ(0)に設定されてる場合には、前記臨時薬登録領域A63に空白が表示される。
そして、前記制御部11は、前記電子カルテ編集画面D1において、前記薬品マスターM1において臨時薬として登録されている薬品(臨時薬フラグが「1」の薬品)をユーザー操作に応じて入力する場合には、当該薬品を臨時薬として入力する。これにより、臨時薬として使用する頻度が多い薬品については、前記薬品マスターM1に臨時薬である旨を登録しておくことで、ユーザーは、当該薬品が臨時薬である旨の操作を省略することが可能である。なお、前記臨時薬フラグが「0」である薬品をユーザー操作に応じて入力する場合には、当該薬品を臨時薬ではない薬品として入力する。
特に、前記実施形態で説明したように、前記処方セットマスターM3では、前記処方セットごとに各薬品が臨時薬であるか否かが登録可能である。そのため、前記制御部11は、前記処方セットを用いて薬品の情報が前記処方情報に入力された場合には、前記処方セットに含まれる薬品については、前記処方セットマスターM3に登録されている臨時薬フラグ(臨時薬当否情報)に基づいて臨時薬であるか否かを判定する。一方、前記制御部11は、前記処方セットを用いることなく任意の薬品の情報がユーザー操作によって前記処方情報に入力された場合には、前記薬品マスターM1に登録されている臨時薬フラグに基づいて臨時薬であるか否かを判定する。即ち、前記制御部11は、前記処方セットマスターM3における臨時薬フラグを優先して適用することが考えられる。例えば、前記制御部11は、前記処方セットを用いて薬品の情報を前記処方情報に入力する際、前記薬品マスターM1では臨時薬として登録されている薬品であっても、当該処方セットにおいて臨時薬として登録されていない薬品については、臨時薬ではない薬品として処方情報に入力される。
<自動転帰登録機能>
ところで、前記医療用事務処理システム1では、前記制御部11が、医師などのユーザーの操作に応じて、患者の病気又は怪我などの内容を示す疾患情報を前記診療情報(電子カルテ)に登録することが可能である。また、前記制御部11は、医師などのユーザーの操作に応じて、その患者の疾患の治癒などの転帰の内容を示す転帰情報を前記診療情報に登録することが可能である。しかしながら、例えば疾患が登録された患者が次に来院しない場合などには、患者について疾患情報が登録された後、当該疾患情報に対応する転帰情報が登録されることなく、患者の状態が当該疾患情報に示された疾患を患った状態として放置されるおそれがある。
そこで、前記制御部11は、予め設定された自動登録条件が充足した場合に、前記転帰情報を自動登録する自動転帰登録機能を備えることが考えられる。具体的に、前記制御部11は、前記疾患情報に登録された疾患が予め設定された特定種別の疾患であり、且つ、前記処方情報に登録された処方薬品に臨時薬として登録された処方薬品が含まれる場合に、当該処方情報が登録されてから予め設定された特定期間が経過した場合に前記転帰情報を登録することが考えられる。即ち、前記処方情報に臨時薬が含まれる場合であっても、前記疾患情報に登録された疾患が前記特定種別の疾患でない場合には前記転帰情報が自動的に登録されない。例えば、前記特定種別の疾患は、慢性疾患ではなく、風邪のような急性疾患である。
なお、前記制御部11は、例えば前記処方情報に入力された前記処方セットに含まれる薬品に臨時薬フラグが設定されている場合、又は、前記処方表示領域D21(図8参照)における臨時投与領域D23の操作によって臨時薬として登録された場合に、前記処方情報に臨時薬が含まれると判断することが考えられる。なお、前記制御部11は、前記処方情報の登録時にユーザー操作に応じて前記特定期間を設定することが可能であってもよい。さらに、前記処方セットにおいて臨時薬フラグが設定される場合に、当該処方セットに対応する前記特定期間が設定可能であり、前記制御部11が、前記処方セットを用いて前記処方情報が登録された場合に、当該処方情報の登録から当該処方セットに対応する前記特定期間が経過した場合に前記転帰情報を登録することが考えられる。
また、前記疾患情報の前記診療情報への登録時期は、前記処方情報の登録と同時であってもよいが、前記処方情報の登録前又は登録後であってもよい。また、前記自動転帰登録機能によって登録される前記転帰情報は、例えば疾患の治癒を示す情報である。
なお、前記特定期間は、前記疾患情報に応じて個別に設定されていてもよい。さらに、前記特定期間は、前記疾患情報と前記処方情報に含まれる処方薬との組み合わせ毎に個別に設定されていてもよい。また、前記疾患情報に登録される疾患が風邪のような急性疾患であり、前記処方情報に含まれる処方薬品が臨時薬である場合には、当該処方薬品の処方期間が経過した後は、患者の疾患が治癒している可能性が高いと考えられる。そこで、前記制御部11は、前記処方情報に含まれる処方薬品に臨時薬が含まれる場合に、当該処方薬品のうち最も処方期間が長い処方薬品の処方期間を前記特定期間として設定することが考えられる。また、前記制御部11は、前記処方情報に含まれる処方薬品のうち臨時薬として登録された処方薬品の処方期間を前記特定期間として設定してもよい。さらに、前記制御部11は、前記処方情報に含まれる処方薬品のうち臨時薬として登録された処方薬品であって且つ処方期間が最も長い処方薬品の処方期間を前記特定期間として設定してもよい。
1 :医療用事務処理システム
10:サーバー
11:制御部
12:記憶部
13:表示部
14:操作部
15:通信IF
16:ドライブ装置
161:記録媒体
20:クライアント端末
21:制御部
22:記憶部
23:表示部
24:操作部
25:通信IF
26:ドライブ装置
261:記録媒体
30:ネットワーク

Claims (11)

  1. 複数の薬品についての薬品識別情報と臨時薬当否情報とを少なくとも含むセットを登録するセット登録処理部と、
    少なくとも前記セットの選択操作に応じて当該セットの内容を処方情報として登録する処方登録処理部と、
    前記処方情報で示される薬品のうち予め定められた特定種別の薬品であって前記臨時薬当否情報が臨時薬でない旨を示す判定対象薬品が特定数以上含まれているか否かを判定する判定処理部と、
    前記判定処理部による判定結果を出力可能な出力処理部と、
    を備える医療用事務処理システム。
  2. 一又は複数の薬品についての薬品識別情報と用法又は用量と臨時薬当否情報とを少なくとも含む処方セットを登録する処方セット登録処理部と、
    少なくとも前記処方セットの選択操作に応じて当該処方セットの内容を処方情報として登録する処方登録処理部と、
    前記処方情報で示される薬品のうち予め定められた特定種別の薬品であって前記臨時薬当否情報が臨時薬でない旨を示す判定対象薬品が特定数以上含まれているか否かを判定する判定処理部と、
    前記判定処理部による判定結果を出力可能な出力処理部と、
    を備える医療用事務処理システム。
  3. 前記処方情報と前記判定処理部による判定結果とに基づいて診療報酬点数を算出可能な算出処理部を備える、
    請求項1又は2に記載の医療用事務処理システム。
  4. 前記特定種別が内服薬であって、前記特定数が7である、
    請求項1〜3のいずれかに記載の医療用事務処理システム。
  5. 前記出力処理部は、前記処方情報で示される前記内服薬のうち前記臨時薬を除く対象内服薬の数を出力可能である、
    請求項に記載の医療用事務処理システム。
  6. 前記特定種別が向精神薬であって、前記特定数が前記向精神薬の種別ごとに設定された数である、
    請求項1〜のいずれかに記載の医療用事務処理システム。
  7. 前記出力処理部は、前記処方情報で示される前記向精神薬のうち前記臨時薬を除く対象向精神薬の数を前記向精神薬の分類ごとに出力可能である、
    請求項に記載の医療用事務処理システム。
  8. 前記処方登録処理部は、過去の前記処方情報を複写可能であって、前記処方情報の複写時に、当該処方情報で示される薬品のうち前記臨時薬を除く薬品の情報のみを複写可能である、
    請求項1〜のいずれかに記載の医療用事務処理システム。
  9. 前記出力処理部は、前記処方情報を含む診療情報を提示する際に、前記処方情報に含まれる薬品各々が臨時薬であるか否かを前記臨時薬当否情報に基づいて提示可能である、
    請求項1〜のいずれかに記載の医療用事務処理システム。
  10. 複数の薬品についての薬品識別情報と臨時薬当否情報とを少なくとも含むセットを登録するセット登録ステップと、
    少なくとも前記セットの選択操作に応じて当該セットの内容を処方情報として登録する処方登録ステップと、
    前記処方情報で示される薬品のうち予め定められた特定種別の薬品であって前記臨時薬当否情報が臨時薬でない旨を示す判定対象薬品が特定数以上含まれているか否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップによる判定結果を出力可能な出力ステップと、
    を一又は複数のプロセッサーに実行させるための医療用事務処理プログラム。
  11. 一又は複数の薬品についての薬品識別情報と用法又は用量と臨時薬当否情報とを少なくとも含む処方セットを登録する処方セット登録ステップと、
    少なくとも前記処方セットの選択操作に応じて当該処方セットの内容を処方情報として登録する処方登録ステップと、
    前記処方情報で示される薬品のうち予め定められた特定種別の薬品であって前記臨時薬当否情報が臨時薬でない旨を示す判定対象薬品が特定数以上含まれているか否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップによる判定結果を出力可能な出力ステップと、
    を一又は複数のプロセッサーに実行させるための医療用事務処理プログラム。
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