JP6866763B2 - 医療用事務処理システム及び医療用事務処理プログラム - Google Patents
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Description
図1に示すように、本発明の実施の形態に係る医療用事務処理システム1は、サーバー10と一又は複数のクライアント装置20とを備える。前記サーバー10及び前記クライアント装置20は、LAN又はインターネット等のネットワーク30を介して通信可能である。
図2に示すように、前記サーバー10は、制御部11、記憶部12、表示部13、操作部14、通信IF15、及びドライブ装置16などを備えるコンピュータである。なお、前記サーバー10は、前記サーバー10が使用される病院又は薬局等の医療機関の内部又は外部に設けられる。前記サーバー10は、患者の診療情報(電子カルテ)を管理する電子カルテシステム、及び患者の会計情報を管理するレセプト電算処理システムの機能を有する。例えば、前記サーバー10は、前記クライアント端末20の操作に応じて診療情報の表示、登録、及び更新などのカルテ編集処理を実行する。また、前記サーバー10は、前記クライアント端末20の操作に応じて会計情報の表示、登録、及び更新などの会計処理を実行する。なお、前記サーバー10に代えて、前記カルテ編集処理及び前記会計処理を実行するサーバーが個別に設けられていてもよい。
一方、図2に示すように、前記クライアント端末2は、制御部21、記憶部22、表示部23、操作部24、通信IF25、及びドライブ装置26などを備えるコンピュータである。前記クライアント端末2は、病院の診察室、調剤が行われる調剤室、患者が入院する病棟、及び会計窓口などに設けられ、医師、薬剤師、看護師、及び事務員などの医療従事者によって用いられる操作端末である。
次に、図6を参照しつつ、前記サーバー10の前記制御部11によって実行される第1逓減表示処理について説明する。前記第1逓減表示処理は、前記クライアント端末20の操作部24などのユーザー操作に応じて、患者の診療情報の編集処理を実行するための電子カルテ編集要求が前記サーバー10に入力された場合に、前記制御部11によって実行される。例えば、前記医療用事務処理プログラムに含まれる電子カルテプログラムが起動されることにより、前記制御部11は、前記第1逓減表示処理を開始する。なお、前記診療情報の編集開始要求が前記サーバー10に入力されると、前記制御部11は、患者の診療情報を編集するための電子カルテ編集画面D1を前記クライアント端末20に表示させる。そして、前記制御部11は、当該第1逓減表示処理とは別に、前記クライアント端末20に表示された前記電子カルテ編集画面D1に対するユーザー操作に応じて患者の診療情報の編集処理及び記録処理を実行するが、その詳細な説明は省略する。
まず、ステップS101において、前記制御部11は、投薬指示の操作を待ち受ける(S101:No)。例えば、前記制御部11は、前記電子カルテ編集画面D1における前記現在カルテ領域A12に、薬品識別情報、用法、用量、臨時薬フラグなどを含む処方情報が入力された状態で、前記操作部24のマウスの右クリックが行われて投薬指示が選択された場合、又は、前記操作キー領域A14において投薬指示キーK11が選択された場合に、前記投薬指示の操作が行われたと判断する。そして、前記制御部11は、前記投薬指示の操作が行われたと判断すると(S101:Yes)、処理をステップS102に移行させる。なお、前記処方情報の入力は前述したように前記処方セットの選択操作又はユーザーによる任意の入力操作などによって行われる。
ステップS102において、前記制御部11は、前記電子カルテ編集画面D1において前記患者の診療情報の一部として現在入力されている前記処方情報で示される処方薬品各々を当該ステップS102が実行される度に判定対象として順に選択し、処理をステップS103に移行させる。これにより、前記処方情報で示される処方薬品各々について下記ステップS103〜S104の処理が実行される。
ステップS103において、前記制御部11は、前記処方薬品が前記向精神薬分類マスターM2に登録されているか否かを判断し、当該向精神薬分類マスターM2に登録されている場合には、前記向精神薬分類マスターM2に基づいて前記処方薬品が該当する向精神薬の分類を特定する。
ステップS104において、前記制御部11は、前記ステップS103で特定された前記向精神薬の分類に基づいて、前記処方情報に処方薬として含まれる前記向精神薬の分類ごとの数をカウントする。但し、前記制御部11は、前記処方情報として入力されている前記向精神薬のうち前記臨時薬に該当する薬品として登録されている向精神薬についてはカウント対象から除外する。また、前記制御部11は、前記臨時薬に該当する薬品については、前記ステップS102で判定対象として選択しないことも考えられる。
ステップS105において、前記制御部11は、前記処方情報の全ての処方薬品について前記分類の特定が行われたか否かを判断する。ここで、前記制御部11は、前記処方情報に含まれる全ての処方薬品について前記分類の特定が行われたと判断した場合(S105:Yes)、処理をステップS106に移行させる。一方、前記制御部11は、前記処方情報に含まれる全ての処方薬品について前記分類の特定が行われていないと判断した場合(S105:No)、処理を前記ステップS102に移行させて同様の処理を繰り返す。
ステップS106において、前記制御部11は、前記ステップS105においてカウントされた前記向精神薬の分類ごとの数に応じて、前記逓減条件が充足しているか否かを判定する。具体的に、前記制御部11は、一処方に対応する処方情報に、3種類以上の抗不安薬、3種類以上の睡眠薬、4種類以上の抗うつ薬、又は4種類以上の抗精神病薬のいずれかが含まれている場合に前記逓減条件が充足していると判定する。ここに、前記ステップS106は、前記制御部11の判定処理部113によって実行される判定ステップの一例である。
ステップS107において、前記制御部11は、前記投薬指示の操作に対応する投薬指示画面D2を表示させる。ここに、図8には、前記投薬指示画面D2の一例が示されている。図8に示されているように、前記投薬指示画面D2には、前記電子カルテ編集画面D1において現在入力されている前記処方情報が表示される処方表示領域D21と、前記処方情報に処方薬として含まれる向精神薬の分類ごとの数が表示される向精神薬領域D22とが表示される。なお、前記制御部11は、前記投薬指示画面D2において、所定の確認操作が行われた場合に、前記投薬指示画面D2に表示されている前記処方情報を含む処方データを発行して前記記憶部12のデータ領域122に記憶(登録)させる。そして、前記制御部11は、例えば前記処方データに基づいて処方箋を印刷し、又は、前記処方データを薬局などで用いられる調剤支援システムに送信することが可能である。
次に、図12を参照しつつ、前記サーバー10の前記制御部11によって実行される第2逓減表示処理について説明する。前記第2逓減表示処理は、前記クライアント端末20の操作部24などのユーザー操作に応じて、前記診療行為が登録された患者各々の会計処理を実行するための会計開始要求が前記サーバー10に入力された場合に、前記制御部11によって実行される。例えば、前記医療用事務処理プログラムに含まれる会計処理プログラムが起動されることにより、前記制御部11は、前記第2逓減表示処理を開始する。なお、前記制御部11は、当該第2逓減表示処理とは別に、前記クライアント端末20に表示される会計画面D4に対するユーザー操作に応じて患者の会計情報に関する処理を実行するが、ここではその詳細な説明は省略する。
まず、ステップS201において、前記制御部11は、会計対象となる患者の診療情報の選択を待ち受ける(S201:No)。例えば、前記制御部11は、診療情報が入力された未精算の患者の診療情報の一覧が表示される一覧画面における特定の患者の診療情報の選択を待ち受ける。そして、前記制御部11は、前記会計対象となる患者の診療情報の選択が行われたと判断すると(S201:Yes)、処理をステップS202に移行させる。
ステップS202において、前記制御部11は、向精神薬についての前記向精神薬自動逓減機能が有効に設定されているか否かを判断する。なお、向精神薬についての前記向精神薬自動逓減機能は、前述したように、前記制御部11が、向精神薬についての前記逓減条件の充足の有無を判断し、自動的に診療報酬点数を逓減する機能であり、前記制御部11は、前記初期設定画面D3(図11参照)における前記設定領域D31のユーザー操作に応じて、向精神薬についての前記向精神薬自動逓減機能の有効及び無効を切り替える。ここで、向精神薬についての前記向精神薬自動逓減機能が有効に設定されていると判断されると(S202:Yes)、処理がステップS203に移行し、向精神薬についての前記向精神薬自動逓減機能が無効に設定されていると判断されると(S202:No)、処理がステップS221に移行する。
ステップS203において、前記制御部11は、前記患者の診療情報の一部として入力されている前記処方情報で示される処方薬品各々を前記ステップS203が実行される度に判定対象として順に選択し、処理をステップS204に移行させる。これにより、前記処方情報で示される処方薬品各々について下記ステップS204〜S205の処理が実行される。
ステップS204において、前記制御部11は、前記ステップS103と同様に、前記処方薬品が前記向精神薬分類マスターM2に登録されているか否かを判断し、当該向精神薬分類マスターM2に登録されている場合には、前記向精神薬分類マスターM2に基づいて前記処方薬品が該当する向精神薬の分類を特定する。
ステップS205において、前記制御部11は、前記ステップS104と同様に、前記ステップS204で特定された前記向精神薬の分類に基づいて、前記処方情報に処方薬として含まれる前記向精神薬の分類ごとの数をカウントする。但し、前記制御部11は、前記向精神薬のうち前記臨時薬に該当する薬品についてはカウント対象から除外する。また、前記制御部11は、前記臨時薬に該当する薬品については、前記ステップS203で判定対象として選択しないことも考えられる。
ステップS206において、前記制御部11は、前記処方情報の全ての処方薬品について前記分類の特定が行われたか否かを判断する。ここで、前記制御部11は、前記処方情報の全ての処方薬品について前記分類の特定が行われたと判断した場合(S206:Yes)、処理をステップS207に移行させる。一方、前記制御部11は、前記処方情報の全ての処方薬品について前記分類の特定が行われていないと判断した場合(S206:No)、処理を前記ステップS203に移行させて同様の処理を繰り返す。
ステップS207において、前記制御部11は、前記ステップS206においてカウントされた前記処方情報に処方薬として含まれる前記向精神薬の分類ごとの数に応じて、前記逓減条件が充足しているか否かを判定する。具体的に、前記制御部11は、一処方に対応する処方情報に、3種類以上の抗不安薬、3種類以上の睡眠薬、4種類以上の抗うつ薬、又は4種類以上の抗精神病薬のいずれかが含まれている場合に前記逓減条件が充足していると判定する。ここに、前記ステップS207は、前記制御部11の判定処理部113によって実行される。
ステップS208において、前記制御部11は、前記ステップS201で選択された前記患者の診療情報について、予め設定された逓減規則に従って診療報酬点数を算定する。ここに、係る算定処理は、前記制御部11の算定処理部115によって実行される。具体的に、前記ステップS208において、前記制御部11は、前記診療情報に基づいて診療報酬点数を計算する際に、前記逓減規則に従って処方料、薬材料、処方箋料などに関する診療報酬点数が通常よりも低い値となるように算定する。
ステップS221において、前記制御部11は、一処方の前記処方情報に処方薬として含まれる内服薬が7種類以上である場合に診療点数を逓減する内服7種薬自動逓減機能が有効に設定されているか否かを判断する。
ステップS222において、前記制御部11は、前記処方情報に処方薬として含まれる内服薬(特定種別の一例)の種別数をカウントする。但し、前記制御部11は、前記処方情報において前記内服薬のうち前記臨時薬に該当する薬品として登録されている内服薬についてはカウント対象から除外する。
ステップS223において、前記制御部11は、前記処方情報に7種類以上の内服薬が含まれているか否かを判断する。即ち、内服薬については7種類以上の内服薬が含まれることが逓減条件の一例である。ここで、前記処方情報に7種類以上の内服薬が含まれている(逓減条件が充足している)と判断されると(S223:Yes)、処理がステップS225に移行し、前記処方情報に7種類以上の内服薬が含まれていないと判断されると(S223:No)、処理がステップS224に移行する。
一方、ステップS224において、前記制御部11は、前記ステップS201で選択された前記患者の診療情報に基づいて診療報酬点数を算定する。ここに、係る算定処理は、前記制御部11の算定処理部115によって実行される。具体的に、前記制御部11は、前記向精神薬自動逓減機能及び前記内服7種薬自動逓減機能による逓減を実行することなく前記診療報酬点数を算定する。
ステップS225において、前記制御部11は、前記ステップS201で選択された前記患者の診療情報について、前記内服7種薬自動逓減機能に対応して予め設定された逓減規則に従って診療報酬点数を算定する。ここに、係る算定処理は、前記制御部11の算定処理部115によって実行される。具体的に、前記ステップS225において、前記制御部11は、前記診療情報に基づいて診療報酬点数を計算する際に、前記内服7種薬自動逓減機能に対応する逓減規則に従って処方料、薬材料、処方箋料などに関する診療報酬点数が通常よりも低い値となるように算定する。
ステップS209において、前記制御部11は、前記向精神薬種類数表示機能が有効に設定されているか否かを判断する。なお、前記向精神薬種類数表示機能は、前述したように、前記制御部11が、前記処方情報に処方薬として含まれる前記向精神薬の分類ごとの数を表示する機能であり、前記制御部11は、前記初期設定画面D3(図11参照)における前記種類数表示設定領域D32のユーザー操作に応じて前記向精神薬種類数表示機能の有効及び無効を切り替える。ここで、前記向精神薬種類数表示機能が有効に設定されていると判断されると(S209:Yes)、処理がステップS210に移行し、前記向精神薬種類数表示機能が無効に設定されていると判断されると(S209:No)、処理がステップS211に移行する。
ステップS210において、前記制御部11は、会計処理を実行するための会計画面D4を表示させる。ここに、図13は、前記会計画面D4の一例を示す図である。図13に示すように、前記会計画面D4には、前記処方情報が表示される処方表示領域D41、前記処方情報についての前記診療報酬点数の逓減内容が表示される逓減表示領域D42、逓減表示領域D43、及び前記処方情報に処方薬として含まれる向精神薬の分類ごとの数が表示される分類数表示領域D44が表示される。図13に示される例では、前記逓減表示領域D42に薬材料の診療報酬点数が100分の80に逓減されている旨が表示され、前記逓減表示領域D43に処方料の診療報酬点数が20に逓減されている旨が表示されている。なお、前記処方箋料が発生している場合には、前記逓減表示領域D42に処方箋料の診療報酬点数が30に逓減されている旨が表示される。また、前記制御部11は、図13に示されるように、前記会計画面D4において、前記処方情報に処方薬として含まれる薬品のうち臨時薬として登録されている薬品に対応付けて、当該薬品が臨時薬であるためカウント対象薬品から除外される旨のメッセージなどを表示させることが考えられる。
一方、ステップS211において、前記制御部11は、前記ステップS210と同様に、会計処理を実行するための前記会計画面D4を表示させる。但し、前記ステップS211が実行される場合には、前記向精神薬種類数表示機能が無効に設定されているため、前記制御部11は、前記分類数表示領域D44に前記向精神薬の分類ごとの数を表示させない。
ここで、前記操作キーK52及びK53の利用例について説明する。例えば、以下の場合には、前記向精神薬自動逓減機能により前記逓減条件が充足すると判定された場合であっても、前記診療報酬点数の逓減を行わないことが考えられる。まず、第1のケースとして、患者が精神疾患の治療のために、前記医療用事務処理システム1が利用される保険医療機関を初めて受診した日において、他の保険医療機関ですでに向精神薬の多剤投与が行われている場合(逓減条件を充足する場合)が考えられる。また、第2のケースとして、患者の症状の改善が不十分又は改善がみられず、薬剤の切り替えが必要であり、既に投与されている薬剤と新しく導入する薬剤を一時的に併用することが考えられる。例えば、二日後までは従前から処方されている薬剤が処方され、三日後からは新たな薬剤が処方される場合には、一処方に前記逓減条件を充足する種類の薬剤が含まれることがあるが、この場合に前記逓減処置の対象から除外されることが考えられる。さらに、第3のケースとして、前記処方情報が臨時に投与した場合(連続する投与期間が2週間以内又は14回以内の場合)に該当することが考えられる。前記医療用事務処理システム1では、このような場合でも、ユーザーの判断によって、前記会計エディタ画面D5において前記操作キーK52又はK53が操作されることにより、例外的に前記診療報酬点数の逓減を行わないようにすることが可能である。
また、本実施形態では、前記処方セットマスターM3に登録される処方セットにおいて薬品各々が臨時薬に該当するか否かを示す臨時薬フラグ(臨時薬当否情報)が設定されており、当該臨時薬フラグが前記処方情報に反映される場合について説明した。一方、本実施形態では、前記薬品マスターM1において薬品各々が臨時薬に該当するか否かを示す臨時薬フラグ(臨時薬当否情報)が設定可能な構成について説明する。
ところで、前記医療用事務処理システム1では、前記制御部11が、医師などのユーザーの操作に応じて、患者の病気又は怪我などの内容を示す疾患情報を前記診療情報(電子カルテ)に登録することが可能である。また、前記制御部11は、医師などのユーザーの操作に応じて、その患者の疾患の治癒などの転帰の内容を示す転帰情報を前記診療情報に登録することが可能である。しかしながら、例えば疾患が登録された患者が次に来院しない場合などには、患者について疾患情報が登録された後、当該疾患情報に対応する転帰情報が登録されることなく、患者の状態が当該疾患情報に示された疾患を患った状態として放置されるおそれがある。
10:サーバー
11:制御部
12:記憶部
13:表示部
14:操作部
15:通信IF
16:ドライブ装置
161:記録媒体
20:クライアント端末
21:制御部
22:記憶部
23:表示部
24:操作部
25:通信IF
26:ドライブ装置
261:記録媒体
30:ネットワーク
Claims (11)
- 複数の薬品についての薬品識別情報と臨時薬当否情報とを少なくとも含むセットを登録するセット登録処理部と、
少なくとも前記セットの選択操作に応じて当該セットの内容を処方情報として登録する処方登録処理部と、
前記処方情報で示される薬品のうち予め定められた特定種別の薬品であって前記臨時薬当否情報が臨時薬でない旨を示す判定対象薬品が特定数以上含まれているか否かを判定する判定処理部と、
前記判定処理部による判定結果を出力可能な出力処理部と、
を備える医療用事務処理システム。 - 一又は複数の薬品についての薬品識別情報と用法又は用量と臨時薬当否情報とを少なくとも含む処方セットを登録する処方セット登録処理部と、
少なくとも前記処方セットの選択操作に応じて当該処方セットの内容を処方情報として登録する処方登録処理部と、
前記処方情報で示される薬品のうち予め定められた特定種別の薬品であって前記臨時薬当否情報が臨時薬でない旨を示す判定対象薬品が特定数以上含まれているか否かを判定する判定処理部と、
前記判定処理部による判定結果を出力可能な出力処理部と、
を備える医療用事務処理システム。 - 前記処方情報と前記判定処理部による判定結果とに基づいて診療報酬点数を算出可能な算出処理部を備える、
請求項1又は2に記載の医療用事務処理システム。 - 前記特定種別が内服薬であって、前記特定数が7である、
請求項1〜3のいずれかに記載の医療用事務処理システム。 - 前記出力処理部は、前記処方情報で示される前記内服薬のうち前記臨時薬を除く対象内服薬の数を出力可能である、
請求項4に記載の医療用事務処理システム。 - 前記特定種別が向精神薬であって、前記特定数が前記向精神薬の種別ごとに設定された数である、
請求項1〜5のいずれかに記載の医療用事務処理システム。 - 前記出力処理部は、前記処方情報で示される前記向精神薬のうち前記臨時薬を除く対象向精神薬の数を前記向精神薬の分類ごとに出力可能である、
請求項6に記載の医療用事務処理システム。 - 前記処方登録処理部は、過去の前記処方情報を複写可能であって、前記処方情報の複写時に、当該処方情報で示される薬品のうち前記臨時薬を除く薬品の情報のみを複写可能である、
請求項1〜7のいずれかに記載の医療用事務処理システム。 - 前記出力処理部は、前記処方情報を含む診療情報を提示する際に、前記処方情報に含まれる薬品各々が臨時薬であるか否かを前記臨時薬当否情報に基づいて提示可能である、
請求項1〜8のいずれかに記載の医療用事務処理システム。 - 複数の薬品についての薬品識別情報と臨時薬当否情報とを少なくとも含むセットを登録するセット登録ステップと、
少なくとも前記セットの選択操作に応じて当該セットの内容を処方情報として登録する処方登録ステップと、
前記処方情報で示される薬品のうち予め定められた特定種別の薬品であって前記臨時薬当否情報が臨時薬でない旨を示す判定対象薬品が特定数以上含まれているか否かを判定する判定ステップと、
前記判定ステップによる判定結果を出力可能な出力ステップと、
を一又は複数のプロセッサーに実行させるための医療用事務処理プログラム。 - 一又は複数の薬品についての薬品識別情報と用法又は用量と臨時薬当否情報とを少なくとも含む処方セットを登録する処方セット登録ステップと、
少なくとも前記処方セットの選択操作に応じて当該処方セットの内容を処方情報として登録する処方登録ステップと、
前記処方情報で示される薬品のうち予め定められた特定種別の薬品であって前記臨時薬当否情報が臨時薬でない旨を示す判定対象薬品が特定数以上含まれているか否かを判定する判定ステップと、
前記判定ステップによる判定結果を出力可能な出力ステップと、
を一又は複数のプロセッサーに実行させるための医療用事務処理プログラム。
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