JP6309338B2 - 岸壁クレーン - Google Patents

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本発明は、海側脚と陸側脚との対向方向である横行方向に移動可能な状態で脚構造体の上端部に支持されるスライド式ブームを備えた岸壁クレーンに関するものであり、詳しくは脚構造体にたわみ等の変形が生じても安定してスライド式ブームを支持できるとともに、岸壁クレーンの走行直後に生じるスライド式ブームの揺動を抑制して、荷役作業を迅速に開始することのできる岸壁クレーンに関するものである。
脚構造体に対して横行方向に移動可能に設置されたスライド式ブームを備えるいわゆるロープロファイルクレーンと呼ばれる岸壁クレーンに関して、スライド式ブームを支持する懸架構造物の設置により脚構造体のたわみによる影響を受けずにスライド式ブームを支持する構成が提案されている(例えば特許文献1参照)。特許文献1に記載のロープロファイルクレーンは、脚構造体水平部材にピン吊持された懸架構造物に支持車輪を配置して、この支持車輪によってスライド式ブームをスライド可能に支持している。そのため、たわみによる脚開き変形等が脚構造体に生じたとしてもスライド式ブームは支持車輪によって安定的に支持される。
しかしながら、ロープロファイルクレーンが荷役を行うために対象となる位置に向かって走行すると、スライド式ブームにはクレーン走行方向の力が生じ、懸架構造物はピン吊持されているためスライド式ブームはその走行方向(スライド式ブームがスライド移動する方向とは直交する水平方向)に揺動してしまうことがあった。加えて、支持車輪に支持されているスライド式ブームの下面と、懸架構造物のピン吊持されている位置とが離れているため、スライド式ブームの揺動が大きくなり易い。ロープロファイルクレーンで例えばコンテナ等を荷役する際には、コンテナを把持する際に吊具の位置をコンテナの位置に正確に合わせる必要があるので、スライド式ブームが揺動していると迅速な荷役が困難となる。
特開2011−251835号公報
本発明は上記の問題を鑑みてなされたものであり、その目的は脚構造体にたわみ等の変形が生じても安定してスライド式ブームを支持できる機能を維持しつつ、岸壁クレーンの走行直後に生じるスライド式ブームの揺動を抑制して、荷役作業を迅速に開始することのできる岸壁クレーンを提供することである。
上記の目的を達成するための本発明の岸壁クレーンは、海側脚と陸側脚とを有する脚構造体と、この脚構造体の下端部に取付けられて前記海側脚と陸側脚との対向方向である横行方向とは直交する水平方向である走行方向に走行する走行装置と、前記脚構造体の上端部に固定されて前記走行方向に延びる梁部材と、この梁部材に吊持される懸架構造体と、この懸架構造体に配置されるスライド部材に支持されて前記横行方向にスライド可能なスライド式ブームとを備えた岸壁クレーンにおいて、前記スライド部材に支持される前記スライド式ブームの支持位置が、前記スライド式ブームの下端部よりも上方に設定されることを特徴とする。
本発明によれば、スライド式ブームは脚構造体とは別体の懸架構造体によって直接支持されるので、脚構造体にたわみによる変形(脚開き)が生じても、この変形の影響が懸架構造体を介してスライド式ブームに伝達され難い。そのため、スライド式ブームは懸架構造体によって安定して支持される。加えて、スライド式ブームをスライド可能に支持する位置をスライド式ブームの下端部よりも上方にしたので、スライド式ブームの下面を支持する場合に比べて、懸架構造体が梁部材に固定される位置と懸架構造体がスライド式ブームを支持する位置とが近くなる。これにより、スライド式ブームに作用する走行方向の水平力をより近い距離で梁部材へと伝達することができ、懸架構造体の揺動、ひいてはスライド式ブームの揺動を抑制し易くなる。さらに、懸架構造体を小さくして、軽くすることも可能である。
ここで例えば、スライド部材に支持されるスライド式ブームの支持位置をスライド式ブームの上端部に設定することもできる。これにより、懸架構造体が梁部材に固定される位置と懸架構造体がスライド式ブームを支持する位置とがさらに近くなるので、スライド式ブームの揺動を抑制するには有利となる。
懸架構造体が、走行方向に離間して上下方向に延びる一対のアーム部と、この一対のアーム部を連結する連結部とを有し、スライド部材が一対のアーム部にそれぞれ配置され、スライド式ブームが一対のアーム部の間に配置される構成にすることもできる。
また懸架構造体が梁部材に対して、走行方向に離間する少なくとも2箇所で固定される構成とすることもできる。懸架構造体が梁部材に対して、走行装置の走行方向に離間する少なくとも2箇所で固定されるので、懸架構造体とスライド式ブームの揺動を一段と抑制できる。
本発明の岸壁クレーンの荷役作業状態を例示する説明図である。 本発明の岸壁クレーンの休止状態の概要を例示する説明図である。 本発明の岸壁クレーンの正面の概要を例示する説明図である。 図3に示す岸壁クレーンをA−A断面で例示する説明図である。 スライド式ブームの外観を例示する説明図である。 図5に示すスライド式ブームの変形例を示す説明図である。 図3に示す岸壁クレーンと従来の岸壁クレーンとを比較する説明図である。 岸壁クレーンの別の実施形態の正面の概要を例示する説明図である。 図8に示す懸架構造体をB−B断面で例示する説明図である。
以下、本発明の岸壁クレーンを図に示した実施形態に基づいて説明する。
図1および図2に例示するように、本発明の岸壁クレーン1は、海側脚2と陸側脚3とを有する脚構造体4と、この脚構造体4の下端部に取付けられて岸壁クレーン1の走行方向yに走行する走行装置5とを備える。この走行方向yは、海側脚2と陸側脚3との対向方向である横行方向xとは直交する水平方向である。
また岸壁クレーン1は、脚構造体4に吊持される懸架構造体6と、この懸架構造体6と陸側脚3の上方に形成された枠状体とにより支持されて横行方向xにスライド可能なスライド式ブーム7とを備える。このスライド式ブーム7は、横行方向xに平行となる側面の上端部近傍に横行方向xに延設される受け部材8を備え、この受け部材8が懸架構造体6
等により支持される。
スライド式ブーム7は、コンテナ船等の船舶9が接岸する前には図2に例示する休止位置にあり、船舶9が接岸した後であって岸壁クレーン1で荷役作業を開始する際には図1に例示する作業位置に移動する。岸壁クレーン1は、スライド式ブーム7に沿って横行するトロリ10により、船舶9に搭載されたコンテナ11等の荷卸しを行う。
図3〜5に例示するように、懸架構造体6は、岸壁クレーン1の走行方向yに離間して上下方向に延びる一対のアーム部12と、この一対のアーム部12の例えば下端部近傍に配置されるスライド部材13とを有する。それぞれのアーム部12は、その上端部を横行方向xに延びるピン部材14により海側脚2の上端部を連結する梁部材15に固定される。
この実施形態では、スライド式ブーム7は横行方向xに平行となる両側側面であり、上端部近傍に横行方向xに延設される受け部材8を備える。この受け部材8は、スライド式ブーム7から走行方向yの外側にそれぞれ突出した状態で設置される。
受け部材8は、スライド式ブーム7の横行方向xの全長に渡って配置されてもよいが、スライド式ブーム7を移動させる際に、スライド式ブーム7が懸架構造体6に支持される範囲に少なくとも配置される構成でもよい。この受け部材8は、図5に例示するように、スライド式ブーム7の両側側面であり上端部を構成し横行方向xに延設される鋼材を、走行方向yに幅広の鋼材に変更して構成することができる。
一方、別途形成された部材をスライド式ブーム7の両側側面であり上端部近傍にそれぞれ固定して、受け部材8とすることもできる。この場合図6に例示するように、スライド式ブーム7の両側側面に、走行方向yにそれぞれ突出する状態で受け部材8を設置することもできる。このとき、受け部材8がスライド式ブーム7に設置される鉛直方向zの位置、即ちスライド式ブーム7の支持位置は、スライド式ブーム7の下端面よりも高い位置であればよい。この支持位置は、例えばスライド式ブーム7の上端面と下端面との中間となる高さに受け部材8を設置してもよい。しかし、スライド式ブーム7の揺動を抑制するには受け部材8をスライド式ブーム7の上端部に近づけて設置する方が望ましい。更に望ましくは受け部材8をスライド式ブーム7の上端部に設置する。
この実施形態では、スライド部材13は、走行方向yに延びる回転軸を有し、受け部材8の下面に接触しながら回転する支持車輪13で構成される。このスライド部材13は、スライド式ブーム7をスライド可能な状態で支持できる部材であればよく、例えば受け部材8の下面に接触するナイロンやフッ素樹脂等の潤滑性部材などで構成することもできる。スライド式ブーム7は、一対のアーム部12の間に配置され、このスライド部材13によりその上端部を支持される。
2つの海側脚2がたわみ、走行方向yに互いに離れるように変形する脚開き変形が脚構造体4に生じても、懸架構造体6は脚構造体4とは別体の構造体であるためこの影響を受け難い。そのため、スライド式ブーム7の受け部材8とスライド部材13との接触を良好に維持することができる。懸架構造体6は、横行方向xにおいて海側脚2から陸側脚3に至る長尺に形成されてもよいが、海側脚2の横行方向xの長さと同程度の短尺に形成する方が、脚構造体4のたわみ等の影響を抑制するのに有利である。
本発明の岸壁クレーン1でコンテナ11等の荷役を行う場合、岸壁クレーン1は走行方向yに走行して荷役対象となるコンテナの列(ベイと呼ばれる)に対応する位置に移動し、そのベイのコンテナ11の荷役を開始する。この岸壁クレーン1が走行して任意の位置に停止した際、スライド式ブーム7に走行方向yの慣性力が生じる。岸壁クレーン1の走行速度が比較的遅い場合は、この慣性力は小さくそれほど問題にならなかった。
しかし荷役効率向上の観点から岸壁クレーン1の走行速度を上昇させると、岸壁クレーン1の走行を停止した際に生じるこの慣性力が大きくなり、スライド式ブーム7の下端部を懸架構造体で支持する岸壁クレーンの構造では、スライド式ブームが走行方向yに揺動するおそれがあった。また貨物船の大型化に対応するために岸壁クレーンを大型化してスライド式ブームの長さを長くすると、スライド式ブームの先端部のこの揺動が大きくなるおそれがあった。
図7に例示するように、本発明の岸壁クレーン1はスライド式ブーム7の上端部が懸架構造体6のスライド部材13により支持されるので、スライド式ブーム7の下面を支持する場合に比べて、懸架構造体6が梁部材15に固定されるピン部材14の位置と懸架構造体6がスライド式ブーム7を支持する位置とが近くなる。即ち、ピン部材14の中心からスライド式ブーム7を支持する下端面までのアーム部長さLが短くなる。岸壁クレーン1の大きさによっても異なるが、スライド式ブーム7の下面を支持する場合のアーム部長さLを7〜8m程度とすると、本発明のアーム部12のアーム部長さLは2〜3m程度となる。
そのため、本発明の岸壁クレーン1は、所定の位置に走行した直後であってスライド式ブーム7に走行方向yの慣性力が生じた場合であっても、この慣性力による揺動(回転)の中心となるピン部材14から受け部材8までの距離が短いので、アーム部12が揺動する振れ幅が小さくなり、これに伴いスライド式ブーム7の振れ幅も小さくなる。即ち、岸壁クレーン1はスライド式ブーム7の走行方向yの揺動を抑制できるので、走行した直後であっても精度の高い荷役作業を行うことができる。
本発明の岸壁クレーン1はスライド式ブーム7から走行方向yに突出した受け部材8が懸架構造体6のスライド部材13により支持されるので、スライド式ブーム7の下面を支持する場合に比べて、一対のアーム部12にそれぞれ設置されるピン部材14の間の距離が遠くなる。即ち、走行方向yにおける2つのピン部材14の中心の間の距離である懸架構造体幅Wが長くなる。スライド式ブーム7の下面を支持する場合の懸架構造体幅Wは8〜9m程度であったが、本発明の懸架構造体幅Wは9〜10m程度となる。そのため、スライド式ブーム7の走行方向yの揺動を抑制するには、さらに有利となる。
スライド式ブームの下面を支持する岸壁クレーンは、コンテナ11を把持する吊具16がスライド部材13と衝突することを避けるため、吊具16の最高到達点Hはスライド部材13の下端面よりも低い位置に設定される。
一方、本発明の岸壁クレーン1は、吊具16の最高到達点Hをスライド式ブーム7の下端面に設定することができる。そのため、スライド式ブームの下面を支持する岸壁クレーンに比べて、スライド部材13の高さ分だけ高い位置までコンテナ11等を吊りあげることが可能となる。
コンテナ11を吊り上げる際には、コンテナ船等の船舶9からコンテナ11が地切りした後に、吊具16の上昇速度を加速させて、その後減速させてトロリ10の下方で停止させる。吊具16の最高到達点Hが高くなると、この減速のタイミングを遅らせても吊具16がトロリ10やスライド式ブーム7に衝突し難い。そのため、荷役速度を向上することができ、荷役効率を向上するには有利となる。
図8および図9に例示する別の実施形態では、懸架構造体6は一対のアーム部12と、
アーム部12を連結する連結部17とを有する。この連結部17は、アーム部12の上端部を連結して走行方向yに延びる水平部材で構成される。この実施形態では、一対のアーム部12と一体に形成される連結部17が、走行方向yに離間する2箇所で梁部材15に固定される。図9に例示するように、連結部17は、梁部材15を海側と陸側から挟み込んだ状態で配置される。横行方向xに延びるピン部材14を連結部17と梁部材15に挿通させて、懸架構造体6の連結部17は梁部材15に固定される。ピン部材14と梁部材15との間ではねじり力が生じないので、これら部材の耐久性を確保するには有利である。
連結部17は、梁部材15を両側から挟み込まず、梁部材15の海側側面または陸側側面のいずれか一方に対向する位置に配置され、この連結部17と梁部材15にピン部材14を挿通させ、ピン部材14が片持ちとなる状態で梁部材15に固定されてもよい。
2つの海側脚2がたわみ、走行方向yに互いに離れるように変形する脚開き変形が脚構造体4に生じても、懸架構造体6は脚構造体4から独立した構造体であるためこの影響を受け難い。そのため、スライド式ブーム7の受け部材8とスライド部材13との接触を良好に維持することができる。
また、懸架構造体6の連結部17は2箇所以上で梁部材15に固定されるので、脚構造体4に対して懸架構造体6が走行方向yに揺動し難くなっている。そのため、スライド式ブーム7には慣性力による揺動が生じ難いので、岸壁クレーン1は走行して任意の位置に停止した直後であっても、迅速に精度のよい荷役作業を開始することができる。梁部材15への懸架構造体6の固定は、ピン結合の他に溶接やボルト止めなどの他の既存の固定方法で行うこともできる。懸架構造体6を梁部材15に固定するための固定箇所は3箇所以上としてもよく、固定箇所が多いほどスライド式ブーム7の揺動を抑制する効果が向上する。
また海側脚2の近傍に加えて、陸側脚3の近傍にも図3または図8に例示する懸架構造体6を設置して、この懸架構造体6によりスライド式ブーム7の陸側を支持する構成としてもよい。陸側脚3の上方に設置され下端部を閉じた枠状体によりスライド式ブーム7が支持された岸壁クレーンでは、スライド式ブーム7に沿って横行するトロリ10はこの枠状体を越えて陸側脚3よりも陸側方向に移動することができなかった。
これに対して、下端部を閉じた枠状体の代わりに下端部を開放した懸架構造体6を陸側脚3の近傍に設置してスライド式ブーム7を支持する構成により、トロリ10は陸側脚3よりも陸側方向に移動することが可能となる。これにより、例えば船舶9の貨物室のハッチを岸壁クレーン1の陸側脚3よりもさらに陸側に運搬することが可能となる。
1 岸壁クレーン
2 海側脚
3 陸側脚
4 脚構造体
5 走行装置
6 懸架構造体
7 スライド式ブーム
8 受け部材
12 アーム部
13 スライド部材(支持車輪)
14 ピン部材
15 梁部材
17 連結部

Claims (4)

  1. 海側脚と陸側脚とを有する脚構造体と、この脚構造体の下端部に取付けられて前記海側脚と陸側脚との対向方向である横行方向とは直交する水平方向である走行方向に走行する走行装置と、一対の前記海側脚の上端部を連結して前記走行方向に延びる梁部材と、この梁部材に吊持される懸架構造体と、この懸架構造体に配置されるスライド部材に支持されて前記横行方向にスライド可能なスライド式ブームとを備えた岸壁クレーンにおいて、
    前記懸架構造体が前記走行方向に離間して上下方向に延設される一対のアーム部と、中心軸方向が前記横行方向であり前記アーム部の上端部を前記梁部材に固定するピン部材とを備えていて、前記ピン部材の中心軸まわりに前記アーム部が揺動可能な状態に構成されていて、
    前記スライド部材に支持される前記スライド式ブームの支持位置が、前記スライド式ブームの下端部よりも上方に設定されることを特徴とする岸壁クレーン。
  2. 前記梁部材の海側側面または陸側側面の一方に対向する位置に配置される構成を前記アーム部が備える請求項1に記載の岸壁クレーン。
  3. 前記スライド式ブームの支持位置が、前記スライド式ブームの上端部に設定される請求項1または2に記載の岸壁クレーン。
  4. 前記走行方向に延設されていて一対の前記アーム部の上端部どうしを連結する連結部を備えていて、一対の前記アーム部と前記連結部とが一体に形成されている請求項1〜3のいずれかに記載の岸壁クレーン。
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