JP6308625B2 - パーソナル・ナビゲーション・デバイスの地図を管理する方法及びそのデバイス - Google Patents

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Description

本発明は、パーソナル・ナビゲーション・デバイスに関連付けられているメモリに格納されている地図を管理する方法に関する。本発明はまた、当該方法を実装するパーソナル・ナビゲーション・デバイス(PND)にも関する。
商用PNDデバイスは、現在大量に使われており、それは、ユーザに、それが地球の表面近くまたは地球から特定の距離内にある場合に、デバイス自体の瞬時位置についての情報だけでなく、所与の場所に到着するために従うべき経路についての情報も提供することができる。
PNDデバイスは、典型的には、例えば、GPS、GLONASS、及びまだ開発中であるヨーロッパのガリレオ・システムを含む、いわゆるグローバル・ナビゲーション衛星システム(GNSS)に属する好適な衛星から地球に送信される情報を利用する。
PNDデバイスは、通常、特定のタイプのアプリケーションに対してのみ良好に機能する。これらは、典型的には、特定の種類の車両、例えば、2つ以上の車輪が付いている自動車が走行できる道路を含む地図を装備しているが、そのような地図は、そのPNDが対象とするタイプの車両が走行できないタイプの道路を含まない。
例えば、車両用のPNDデバイスの地図は、徒歩で、及び/またはこれらの特定のタイプの道路を走行することができるような寸法及び他の構造的特性(例えば、サスペンション、シャーシ、車輪)を有する車両でのみ移動することができるトレイルや小道を含まない。
本説明の範囲内で、用語「道路」は、その構造的特性(舗装または未舗装、一定の、または変動する幅、1車線または複数の車線等)及び許可された通行のタイプ(人専用、人と車両、車両専用、特殊車両専用等)にかかわらず、人または車両の通行を対象とした、一般的には一定の幅の、任意の長さの、任意の細長い領域の地面を指す。
道路車両上での使用だけでなく、山旅用のまたはマウンテン・バイク上での使用のためにPNDデバイスを必要とするユーザは、一般的にはそのようなアプリケーションの全てに対して同一のPNDを使用することができないので、どうしても上記の用途のそれぞれに対して1つのPNDを購入する必要がある。
幾つかのPNDデバイスでは、選択されたモードによっては、遊歩道及び/又は徒歩で移動できない道路を考慮する解決策を提供することができるように、計算されることになっている特定の経路は、(徒歩または車両のいずれかで)通らなければならないモードを設定できる。
しかしながら、経路が計算される地図は常に同じであり、その地図に、ユーザが発見した可能性があり、且つ何らかの理由でPNDデバイスに関連付けられている地図上に示されていない任意の道路を追加することは可能ではない。
更に、新しい道路が開通する場合、または既存の道路が変更される場合に、PNDデバイスの地図を直ちに更新することは不可能である。幾つかのPNDモデルでは、道路の進行方向、速度制限、道路閉塞の存在等に関連するバリエーションのみを入力できる。しかしながら、人は、どうしても、新しい道路及び既存の経路の変動が新バージョンに含まれているであろうことを期待して、リリースされるユーザ自身のPND用の地図の更新されたバージョンを待たなければならない。幾つかのPNDデバイスでは、全ての領域のバリエーションを考慮するために、ユーザが地図と指摘の場所との間の不一致を通知することができるが、いずれにしても、地図提供者は全ての必要な検証を行い且つ全てのバリエーションが正しいことを確認するために時間が必要であるので、更新は年3〜4回より頻繁にリリースされることはない。通常、そのような更新は、1つのカテゴリの道路、すなわち、地図の対象となる特定のタイプの車両が走行することができる道路のみに係るが、いずれにしても、地図上に示されていない。または地図上に使用不可と記された新しい道路を追加することは許可されない。
電子ファイルから経路を取得し、PNDデバイスの地図にインポートすることもまた可能である。しかしながら、ファイルをインポートする時に、インポートした経路に属する道路を、それがたとえあったとしても、定義することはできなく、従って、当該経路の任意の道路を、歩行者用であろうが車両用であろうが、将来の地図の表示に及び将来の任意の種類の経路を計算するために使用することを可能にするために、それらを実際に地図に組み込むことはできない。
従って、本発明の1つの目的は、直ちに更新でき、且つ将来の使用のために、または新しい経路を計算するために保存されるべき全ての道路経路のバリエーションまたは新しい道路もしくは新たに発見された道路を考慮する、地図を示すパーソナル・ナビゲーション・デバイスの地図を管理する方法を提供することである。
本発明の別の目的は、最終ユーザが、地図に格納されている道路網とその領域に実際存在するものとの全ての不一致を直接解消することができるパーソナル・ナビゲーション・デバイスの地図を管理する方法を提供することである。
本発明の更なる目的は、様々なユーザ及び車両が使用することのできるパーソナル・ナビゲーション・デバイスの地図を管理する方法を提供することである。
本発明のこれらの及び他の目的は、パーソナル・ナビゲーション・デバイスの地図を管理する方法によって及び当該方法を実装するように適合されたパーソナル・ナビゲーション・デバイスによって達成される。
本発明の更なる特徴は、本説明の不可欠な部分であると意図されている添付の特許請求の範囲に記載されている。
上記の目的は、添付の図面を特に参照して、パーソナル・ナビゲーション・デバイスの地図を管理する方法及び当該方法を実装するように適合されたパーソナル・ナビゲーション・デバイスの以下の詳細な説明からより明らかになるであろう。
従来の技術に係るパーソナル・ナビゲーション・デバイス(PND)の構造のブロック図である。 本発明のあり得る実施形態のフローチャートである。 図2のフローチャートの1つのステップに対応する、PNDデバイスの表示及び制御デバイス上に可視化され得る画面を示す。 図2のフローチャートの1つのステップに対応する、PNDデバイスの表示及び制御デバイス上に可視化され得る画面を示す。 図2のフローチャートの1つのステップに対応する、PNDデバイスの表示及び制御デバイス上に可視化され得る画面を示す。 図2のフローチャートの1つのステップに対応する、PNDデバイスの表示及び制御デバイス上に可視化され得る画面を示す。 図2のフローチャートの1つのステップに対応する、PNDデバイスの表示及び制御デバイス上に可視化され得る画面を示す。 図2のフローチャートの1つのステップに対応する、PNDデバイスの表示及び制御デバイス上に可視化され得る画面を示す。 図2のフローチャートの1つのステップに対応する、PNDデバイスの表示及び制御デバイス上に可視化され得る画面を示す。 図2のフローチャートの1つのステップに対応する、PNDデバイスの表示及び制御デバイス上に可視化され得る画面を示す。 図2のフローチャートの1つのステップに対応する、PNDデバイスの表示及び制御デバイス上に可視化され得る画面を示す。 図2のフローチャートの1つのステップに対応する、PNDデバイスの表示及び制御デバイス上に可視化され得る画面を示す。 図2のフローチャートの1つのステップに対応する、PNDデバイスの表示及び制御デバイス上に可視化され得る画面を示す。 図2のフローチャートの1つのステップに対応する、PNDデバイスの表示及び制御デバイス上に可視化され得る画面を示す。 図2のフローチャートの1つのステップに対応する、PNDデバイスの表示及び制御デバイス上に可視化され得る画面を示す。 図2のフローチャートの1つのステップに対応する、PNDデバイスの表示及び制御デバイス上に可視化され得る画面を示す。 図2のフローチャートの1つのステップに対応する、PNDデバイスの表示及び制御デバイス上に可視化され得る画面を示す。 図2のフローチャートの1つのステップに対応する、PNDデバイスの表示及び制御デバイス上に可視化され得る画面を示す。 図2のフローチャートの1つのステップに対応する、PNDデバイスの表示及び制御デバイス上に可視化され得る画面を示す。 図2のフローチャートの1つのステップに対応する、PNDデバイスの表示及び制御デバイス上に可視化され得る画面を示す。 図2のフローチャートの1つのステップに対応する、PNDデバイスの表示及び制御デバイス上に可視化され得る画面を示す。 図2のフローチャートの1つのステップに対応する、PNDデバイスの表示及び制御デバイス上に可視化され得る画面を示す。 本発明によって使用されている地図データベースを詳細に示す。
図1は従来技術に係る一般のPNDデバイス10のブロック図を示す。
PNDデバイス10は、PNDデバイス10の現在位置を計算するのに役立つデータを受信でき且つ提供できるGNSSタイプ(全地球的航法衛星システム)100の受信モジュール及び、おそらく、他のローカライゼーション・ツールを装備し、そのデータはその後マイクロプロセッサ120に送信される。
マイクロプロセッサ120は、PNDデバイス10の管理及び演算を行うユニットであり、図1に示された他のユニットは、それに直接的に接続されていようが間接的に接続されていようが、その制御の下で実行する。他のユニットには、地図140、ユーザ・データ、パーソナル・コンフィグレーション及び設定、以前に選択された目的地、興味のある地点等のような、PNDデバイス10の実行に有用な全てのデータを含むメモリが含まれる。メモリ130はまた、PNDデバイス10の実行に必要なファームウエアを、その一部であろうが全部であろうが、含むこともでき、それは様々な部品から構成されることができ、揮発性または不揮発性タイプでもよく、ROMもしくはRAMタイプでもよく、PNDデバイス10から取り外し可能でもまたはその中にしっかりと一体化されていてもよい。
地図140は、ディスプレイまたは画面115上にグラフィック形式140'で表すことができ、地図に含まれる地理的対象物とそれらの位置及び空間的関係とを定義する地図データ140''として表すことができる。地図140の両方の形式で、地図140がカバーする領域上に延びる道路網に関する第1のセットのデータが存在する。
ディスプレイ115は、地図、PNDデバイス10の計算された現在位置、周辺地域の興味のある地点、及び画面上にグラフィック形式で表すことができる他の任意の情報を表示することができる。
ユーザ入力ユニット115によってデータ及び命令を入力することが可能となり、それによって、ユーザは、地図140の道路網に含まれていない、またはその地図に建設中として定義されている少なくとも1つの道路に関係する第2のセットのデータを入力することができる。一般的に、入力ユニットは、任意の形式及び方法で、例えば、キーパッド、画面に関連付けられているボタンを指す及び選択するデバイス、音声命令システム等で提供することができる。
本発明の実装を考慮して、以下に、その上に表示されたグラフィック情報及びタッチの位置に基づいて、画面自体が外来の物体によってタッチされた場合に、命令と他の入力データを取得することが可能なユニットであるタッチスクリーンディスプレイ115を使用する本発明の好ましい実施形態を説明する。
従って、本発明のこの特定の及び非限定的な実施形態において、ディスプレイ115は命令及びデータ入力ユニットの機能をもまた果たす。入力ユニットは、マイクロプロセッサ120に、どのような手段によってでも、例えば、それに接続された2つの端末要素115と120との間で信号及びデータを交換することが可能な双方向通信バスを介して結合することができる。
ディスプレイ115は、複雑さ、外形寸法及びPNDデバイス10が対象とする使用(例えば、自転車及びバイク上での使用、手で携帯する使用、部分的にまたは全体的に車両に組み込まれる使用)に応じて、別個のユニット、分離可能なユニット、またはマイクロプロセッサ及び/または図1に示される他の構造的構成要素を含む同じ筐体内に統合されているユニットであってもよい。
別個のまたは分離可能なディスプレイ115及び/またはデータ入力ユニットは、本発明に従って現在位置の入力をより容易にするために、無線接続(例えば、ブルートゥース、WiFi)または有線接続を介して、1つの構造体に収納されている他のPNDの構成要素を含む装置に接続することができる。
更に、PNDデバイス10は、可聴アクチュエータ150に、すなわち、PNDデバイス10がディスプレイ115を使用しても出すことができる命令をユーザが理解するのを助ける人の声及び他の警告音を再現することを可能にするスピーカに、インタフェースを介して、関連付けることができる。図1は、例えばUSBポート等の有線接続PCインタフェース、または、例えばブルートゥース等の無線インタフェースのような他の構成要素を示してはいない。
例えば、磁気コンパス、高度計、走行距離計等のようなPNDデバイス10の位置を決めるために使用することができる補助データを供給できる遠隔のコンピュータ・システムにアクセスするためのWLANまたはWiFi無線通信端末のような本発明の目的に対して影響力を少しも持たないし、そのほかの構成要素も示されていない。
PNDデバイス10は電源ユニット及び電池のような他の構造的構成要素も含む。
いずれのPNDデバイス10も、ユーザがそのデバイスの実行モードを調整し、命令を出し且つデータを入力できるグラフィック・ユーザ・インタフェースを装備している。
本発明に係るPNDデバイス10では、ユーザは、直接新しい道路を追加する可能性を与えられ、新しい道路は、PNDデバイス10自体によって利用可能にされている機能及びツールを使って、ディスプレイ及び命令ユニット115を介して、経路及びその属性(タイプ、名称、通行可能性等)を指定することによって対話的に定義される。
ユーザの命令に応じ、これらの追加された道路は、表示することができるように、且つ/または将来の経路の計算に使うことができるように、PNDデバイスに関連付けられている地図に組み込まれる。有益なことには、そのような追加された道路は、ユーザが調整することができるモードに従って、PNDデバイス10が表示及び/または使用することができ、ユーザは、必要な権限を持っている限り、それらを修正または削除できる。更に、通常PNDデバイス10と共に供給されるその地図は、その地図に含まれる道路を、ユーザによって追加された道路と一緒に、個別に、編集のために選択する、または除去することができるような形で構成すことができる。
図2は、本発明に従って、道路をPNDデバイス10に追加するために従うべきステップを示すフローチャートである。
PNDデバイス10のスイッチが入れられ、ユーザが、関連する物理インタフェース・ユニット115を介して、適切に案内された入力手順を用いて道路の追加を要求した(ステップ205)と仮定しよう。これは、単に、例えば「道路の入力」という項目を命令メニュー機能に追加することでできる。
当該命令が選択されると、ユーザは道路入力モードを選択することが要求される(ステップ210)。この命令に応答してディスプレイ115上に表れることが可能な画面が図3に示されている。次いで、道路配置が指定される(ステップ215)が、それは以下でより詳細に説明するように、選択されたモードに応じて様々な方法で行うことができる。
次のステップ220では、道路の属性(例えば、タイプ、名称、通行可能性)と、必要であれば、ユーザのニーズにより変わる可能性がある、将来の任意の変更及び可視性のための権限の入力(ステップ230)が必要である。
道路入力手順の終わりに、ユーザは、同じモードで別の道路を入力したいかどうかを尋ねられる(ステップ240)。図21はこのステップに関する可能な質問画面2120を示す。答えが肯定的の場合、PNDデバイス10は、まずその配置を入力して、新しい道路を入力するステップ215に戻る。答えが否定的の場合、ステップ250が実行され、ユーザは、別のモードで別の道路を追加したいかどうかを尋ねられる。
図22は、このステップに関する可能な質問画面2220を示す。答えが肯定的の場合、PNDデバイス10は入力方法を選択するステップ210に進むが、一方答えが否定的の場合、地図の実際の更新は、利用可能ないずれかのモードで入力手順の間に入力された全ての道路を地図に追加することによって実行され(ステップ260)、その後その手順は終了する(ステップ270)。
ユーザが入力した道路データは、地図140に既に存在しているものと結合され、上記の手順の間に設定されたパラメータに従って、入力されたデータ及び命令及び地図に含まれている道路網の情報に基づいて、地図に格納される。言い換えれば、ユーザが命令及びデータ入力ユニット115を介して入力すると、道路網に関係し、且つ地図に格納されている第1のセットのデータは、少なくとも1つの新しい道路、すなわち、当該道路網に存在しない、または通行不可(例えば、未だ建設中である、またはメンテナンスのために通行止めである)と定義されている道路に関係する第2のセットのデータと結合される。
別の方法として、各入力の直後に、地図を個別に更新することができる。好ましくは、第1及び第2のセットの結合されたデータは、新しい道路に関するデータがPNDデバイス10への電力供給の中断の後に失われないように、メモリ130に永久的に格納される。
ユーザが実行する道路入力処理の様々なステップを、各選択可能なモードに対して特有な特性を指定して、これからより詳細に説明する。
図3の画面は4つの道路入力モードを列挙している。ここで、ユーザは「地図上描画」と呼ばれる第1のモード310を選択したと仮定しよう。このモードでは、道路配置は地図に直接入力されるが、特有の経路が関与しているので、ユーザはそのように入力できる。例えば、道路は、PNDデバイス10の地図上に既に記された川または鉄道の公知の部分に平行に走っている可能性がある、または道路は短く且つ真っ直ぐであり、且つユーザは、地図上で直接位置決めできるような、隣接している道路との2つの交差点に位置している2つのその道路の端点を知っている。
ディスプレイ及び命令ユニットがタッチスクリーンである場合、道路配置は、図4の命令画面410に記載されているように、「地図上描画」モードで入力できる。ユーザは、地図140上で、入力する道路によって占められ、そのグラフィック表現140'を画面上に示す領域の枠取りをする必要がある。
そうするために、PNDデバイス10は、ユーザが、仮想矢印キー530及び、仮想キー+及び−を押すことによって微調整可能であり、仮想バー520の塗られた部分を上下にドラッグすることによって粗調整可能であるズーム・イン/アウト・バー520(図5参照)を使って、ディスプレイ115上で枠取りされた領域を4つの方向に移動することができるようにする。グラフィック地図表現140'の初期フレームとしては、地図全体もしくは所定の領域、地域もしくは国(例えば、予めユーザによって設定された地域もしくは国)、選択された場所の周囲の地域、またはPNDデバイス10によって最近記録された1つ以上の位置等を使用することができる。
興味のある地域(図6参照)を枠取りした後に、ユーザは入力する道路の始点610を画面上でタッチすることができる。もちろん、タッチの精度を、過大なタッチ面を生成する可能性がある指の代わりに尖った物を使って、上げることができる。
次いで、ユーザが仮想キー620「続ける」を押すと、PNDは、例えば、図7の画面710に示すように、ユーザに配置の次の地点を入力するように促す。曲がりくねった、またはねじれている道路に対して、ユーザは、適切な数の不連続点(形状点と呼ぶ)を入力する必要があり、PNDデバイス10は、できるだけ実際の配置どおりの配置を得るために直線を用いて、不連続点を継ぎ合わせる。
簡単にするために(図8参照)、本明細書で検討されるケースは、ユーザがその道路の終点を表す第2の地点820を直接入力する直線道路810を考慮する。PNDデバイス10は、仮想キー830「終わり」をタッチすることで、道路入力手続の終わりを示す命令を送信する。
この時点で、ユーザは、そのタイプから開始し(図9)、道路の属性を選択するように促される。一例として、道路は、高速道路910、国道920、地方道路930、トレイル940、または小道950であり得ると仮定する。それぞれの仮想キー910〜950に示されている指定のグラフィック・シンボルは、これらの道路タイプの各々に関連付けられており、そのシンボルは、地図140のグラフィック表現140'上に道路を描くのに使用され、そして、好ましくは、既に既存の同じカテゴリの道路に使用されているものと同一または類似である。
次いで(図10)、ユーザは、名称1010及び実用性1020、すなわち、道路(歩行者専用、歩行者及びマウンテン・バイク専用、全地形用車両専用、及び普通車禁止等)が属するカテゴリから推測することができるものから部分的に異なる場合には、その上を走行できる車両のタイプ、のような追加する道路の他の属性を入力することができる。道路の属性は、許可される進行方向及び/または通行期間に関しての通行可能性を含むことができる。最後に、ユーザは、道路に任意の種類の注釈を関連付けることを許可され、その注釈は、ユーザの命令によりまたは他の所定の状況において、道路がディスプレイ115上に枠取りされるときに地図上に表示することができる。
もちろん、例えば、該当する国におけるその特定の道路タイプに関連付けられているデフォルトと異なる場合の速度制限、最大許容重量、及びその道路上で巡回する車両の大きさ等のような図9〜11に示されていない他の属性を追加することは、おそらく可能である。
好ましくは(図11)、ユーザは、例えば、更なる編集(修正及び/または削除)が必要であれば、PNDデバイス10に入力するパスワード1110を、追加する道路に関連付けることもできる。仮想キー1110「保護」を活性化すると、ユーザは特有のパスワードを入力できるが、それを入力しないで、権限のないユーザに対して利用可能であるべきでない特定の保護された操作を実行することは不可能である。デフォルトで、PNDデバイス10は、入力中のユーザのパスワードを入力中の道路に関連付けることができる。
ユーザは、現在ログインしているユーザに応じて様々な方法で道路の可視性1120を定義することができる。この仮想キー1120をタッチすると、PNDデバイス10は、このオプションを設定できる1つ以上の画面を表示する。
ユーザ管理がオンになっている場合、PNDデバイス10は、現在のユーザに応じて様々な道路を地図上に表示することができる。装置の電源を入れた場合、または装置を再起動した場合、PNDデバイス10は、ユーザの資格情報(例えば、ユーザ名及び/またはパスワード)を入力するようにユーザに促し、そのユーザのセッションの間は、そのユーザが予め定義した可視性の設定に従って見ることを許可されている道路のみを、地図上に示す。これにより、PNDデバイス10が、過去にどの道路を追加したかを他の人に知られたくない幾人かの人々によって使用されている場合に、ユーザのプライバシーを保護することができる。もちろん、PNDデバイス10の電源を入れた後に、必要であれば、そのユーザの資格情報を入力して、アクティブなユーザを変更することもできる。
可視性は、地図が現在アクティブなプロファイルに関連付けられている実体(歩行者または車両タイプ)が移動することができる道路のみを表示するように、PNDデバイス10の使用プロファイルに結び付けることができる。この機能がオンの場合、PNDデバイス10は、その特定の使用プロファイルに対して可視的であると設定されている場合のみ、入力されている道路を表示する。道路属性(タイプ、実用性、注釈)と所与の使用プロファイルに対する可視性との関連付は、PNDデバイス10の製造の際に予め定義することができ、そして装置の制御メニューに組み込まれている特定の可視性設定メニューで、特定のユーザまたは特定のカテゴリのユーザによっておそらく編集可能である可能性がある。
デフォルトでは、あるユーザが追加した全ての道路は他の全てのユーザに対して可視的である、及び/または、そのような道路は、そのような道路を全く制限がなく移動できる1つのセットの実体が予め定義されている所与のタイプの全ての実体によって移動できるということが設定されたとしてもよい。
この画面に表示することができる更なるオプションには、入力している道路についての情報を、その存在を通知し且つ地図提供者が次のバージョンで地図を修正することを要求するために、適切な遠隔地図サーバへ自動的に送信することという可能性がある。これはまた、例えば、接続コスト及びタイプ(無線モバイル・ネットワーク、ネットワーク・オペレータ、有線または無線接続を介して付随するネットワーク端末、Wi−Fi等)のようなユーザが定義可能な予め設定された基準を満たしている遠隔接続が利用可能である場合にのみ実行される送信の単なる予定と見做されてもよい。地図サーバはインターネットに接続することができ、そしてそのアクセス可能なアドレスは、PNDデバイス10の製造の際に予め定義することができ、且つ地図提供者が変わった場合にユーザが修正できる。
更なるオプションとして、ユーザによって入力された新しい道路に関係する第2のセットのデータのデータを、そのようなデータを他のPNDの所有者と共有するために、有線または無線接続を介してPNDデバイス10に接続されている別のPNDデバイス10に、送信することを許可することもできる。
この時点で、地図上描画モードでの道路入力処理は終了し、PNDデバイス10は、既に図21及び22を参照して図2のフローチャートの記述で説明したように、ユーザが同じモードまたは別のモードで別の道路を入力したいかどうかをユーザに尋ねる。
第2の道路入力モードは、PNDデバイス10により読み取り可能な電子ファイルの形式で、例えば、GPXフォーマットで経路をインポートすることである。ユーザが図3に示されている対応するオプション320を選択する場合、ディスプレイ115は、ファイルがUSB(オプション1210)を介してもしくはブルートゥース(オプション1220)を介して接続されている外部装置の中に、またはPNDデバイス10に直接アクセス可能な大容量メモリ(オプション1230)の中に位置しているか指定することをユーザに促す図12の画面を表示する。
選択したオプションに応じて、PNDデバイス10は、外部装置のまたはPNDデバイス10に直接アクセス可能な大容量メモリの中のどのフォルダがインポートするファイルを含んでいるかを指定することを要求し、そしてこの作業が完了した時に、インポート処理が正常に実行されたことを確認するメッセージが表示され、ユーザが対応する仮想キーを押して続行することが必要である。この時点で、PNDデバイス10は図13のものと同様な画面を示し、それによって、道路を定義するインポートされた経路の部分の最も外側の地点を地図上に示す(メッセージ1320)ことをユーザに促すことができる。
ユーザが仮想キー1330「次へ」を押すと、画面は地図の1つの地域を表示(図14)し、その地域はユーザが仮想矢印キー530で変更でき、そしてその地域は所定のズームレベルでインポートされた経路1410を示しており、そのズームレベルは、ユーザがズーム・イン/アウト・バー520の仮想調整キー「+」及び「−」をタッチすることで変えることができる。
ここで、ユーザが、指でまたは物体の先で、選択された経路部分を強調表示するためにPNDデバイス10によってA及びBという標識が付けられた図15の地点1510及び1520における画面をタッチすると仮定する。ユーザは確認キー1530を押す必要があり、PNDデバイス10は、既に図9〜11の「地図上描画」モードを参照して説明したように、ユーザに道路属性を選択することを促す。
PNDデバイス10は、次いで、例えば図13と同じ画面を表示し、且つ図14及び15を参照して説明したステップを繰り返して、ユーザが仮想キー1340「終わり」を押して経路1410の部分から抽出された道路を入力する処理を終了することを決定するまで、ユーザにインポートされた経路の他の部分によって覆われた任意の追加の道路を入力したいかどうかを尋ねる。
道路として入力されるインポートされた経路の部分は、連続でも非連続でも、すなわち、それらは最も外側の地点を共有してもしなくてもよいことを指摘しなければならない。更に、幾つかの経路部分は、PNDデバイス10に予めロードされている地図に、偶然にも、例えば、図14及び15の経路1410に、既に含まれている道路部分と一致してもよい。
入力の第3のモードは、道路を辿りながらそれを取り込むことである。この場合、PNDデバイス10は、ユーザに、入力する道路の始点に行き、PNDデバイス10が当該始点の位置を取得するのを待つ(図16のメッセージ1620)ことを促す。仮想キー1630が押されると、PNDデバイス10は、ディスプレイ115上に(図17参照)、現在位置に対応する地点を含む地図のフレームを示し、その地点は、適切な方法で、例えば、所定の大きさ及び色のドット1710を用いて表示される。
ユーザが仮想キー1730「確定」を押すと、PNDデバイス10は、ユーザが仮想キー1740「停止」を押すまで、自身の位置の座標を適切な頻度で記録して地図を描き始める。
この処理の間ユーザが地図の描画を監視できるようにするために、PNDデバイス10は、地図上に、初期のドットから初めて順次検出されたドット1710によって、好ましくは、それらのドットは連続曲線を形成するために直線部分で連結されて、形成された配置1810を示すことができる。
GPS信号が補足環境によって(例えば、ビルの谷間、樹木等によって)引き起こされる中断または精度の劣化を被る場合、描画処理の終了時に、ユーザが描かれたばかりの曲線を、その任意の不連続性または不規則性を修正するために手動で修正することが許可されてもよい。
既に地図上描画モード(図9〜11)を参照して説明したように、経路入力(及びおそらく手動修正)ステップの終了時に、PNDデバイス10はユーザに道路の属性及び他の特性を入力することを促す。図2のフローチャートで説明したように、通常通り、ユーザがこのモード(ステップ240)で、または他のモード(ステップ250)で幾つかの追加の道路を入力したいかどうかが確認される。
加えて、または代わりとして、ユーザが、描画された経路を構成している道路を入力する目的で、前述したインポート・モードを使用して、将来より有利な状況で、その経路を快適に使用できるように、PNDデバイス10が、ユーザに、互換性のあるフォーマットで電子ファイルとして描画された経路を保存したいかどうかを尋ねることが考えられる。
第4のモードは、完成して運用可能になる建設中の道路を確認することに関する。通常、所与の時間内に完成が予定されている道路は含まれる。それらの配置は公開されているので、地図提供者は、その配置及びそれぞれの属性を、そのような道路が実際に利用可能になる前に入力できる。他の道路とは異なり、これらの道路は、経路計算には使用されず、同じタイプの他の道路とは異なって表示される。それらの道路は、建設中の高速道路部分2010に対して図20に一例として示したように、通常破線の曲線として表示されるが、その他の点に関しては、運用高速道路部分2030に対するものと全く同様なグラフィック特性を持っている。
図3の対応するオプション340が選択されると、PNDデバイス10は図19に示すような画面を表示し、そこで、ユーザは、メッセージ1920によって、地図上でその建設及び通行可能性を確認したい道路を選択するように促される。仮想キー1910「次へ」が押されると、初期地図フレームが、既に図5を参照して説明したものと同様な基準に従って図5のように示される。次いで、ユーザは、仮想キー520及び530を使用して、例えば、その通行可能性を確認したい高速道路部分2010を含む図20の画面を取得するために、関係する道路を含む地図の領域の枠取りをすることができる。
従って、ユーザは、その部分2010を、例えばそれに属する地点をタッチすることによって選択することができ、次いで、確認のために仮想キー2010「確定」を押す。この時点で、PNDデバイス10は部分2010を運用と記されている道路網に追加する。
代りとしてまたは加えて、PNDデバイス10はまた、PNDデバイス10の中に格納されている建設中の道路を示して、地理的地域によって分類された階層リストから選択することで当該確認を行うことができるようにすることも可能である。例えば、この検索モードが建設中の道路を見つけるために選択される場合、ユーザは、限られた数の選択可能な建設中の道路を取得するために、まずその道路が属する国を、次いで領域を、おそらく続いて州を指定することが求められる。更に、選択処理を加速するために、建設中の道路もまた、それらのタイプに基づいてグループに分けることができるので、例えば、特定の領域を選択すると、画面には、その領域の所与のタイプ(高速道路、国道、地方道等)の全ての建設中の道路が列挙される。
更に、当該入力モードの代わりにまたはそれに加えて、建設中の道路の少なくとも一部の上を移動中であること、またはそのような道路を所定の数より多い回数移動したことを検出する場合、PNDデバイス10は、
i)その道路を運用道路網に自動的に追加する、または
ii)ユーザに、その道路が、例えば、図20に示すもののような画面を用いて、その地図表示をディスプレイ115上に示した後に、運用になったことを確認することを要求する、ということが考えられる。
上述したモードの中の採用されたモードにかかわらず、PNDデバイス10は、他の既知の道路属性(速度制限、実用性、道路名称等)も表示し、正しくないと判明した場合に任意の属性を修正できる機会をユーザに与えることができる。
本明細書に説明した4つの入力モードの2つ以上の組み合わせから生じる道路入力モードを実装することも可能である。例えば、ユーザは、「地図上描画」モードで道路を入力し、その後、「オンザフライ取り込み」モードに2番目に入り、最初の入力を確認し、且つ修正することによって、地図上の手動の描画の正確さを検証することができるようにしてもよい。従って、ユーザは、PNDデバイス10のGNSSモジュール100を介して、道路配置の地点を検出することによって、手動の図面の全てのエラーを見つけることができる。
同様に、前述のように、上記2つのモードを逆の時間順序に組み合わせて得られる入力モードがある可能性がある。つまり、ユーザはまず第3のモードでその上を移動して道路の配置を取り込み、次に、移動中に遭遇した、GNSS信号が例えば樹木、ビルの谷間等のような自然の障害物のために受信できない領域による隙間または不連続がある場合に、その配置を一体化することができる。
この組み合わせモードのカテゴリは、ユーザがオンザフライで取り込んだ道路の配置を電子ファイルとして保存することができる前述の可能性も含む。次いで当該電子ファイルは第2の入力モードでインポートすることができる。
ここで、これまでに説明した新しい道路を入力するための対話的手続きを、どのように有利に実装することができるかをより詳細に説明する。通常、デバイス10のメモリに格納されている地図140は次の2つの方法で表すことができる。すなわち、その領域上に存在する地理的な実体(道路、公園、河川、鉄道、工業地帯等)を所定の方法で可視化するディスプレイ115に表すことができる、任意のフォーマット(例えば、ビットマップまたはベクトル)のグラフィック表現140'、及び、図23に例として概略的に示すように、地図上に示されている対象物についての情報を、必要な場所ならどこでも、任意の確かな方法で示す、対応するデータの表現140''である。
メモリ130に格納されている地図は、それでも、たった一つであり、それは、2つの異なる表現での特定の地域の同じ地図であるので、地理的な実体がグラフィックな可視化に関連付けられる方法は、本発明の目的のために全く重要ではなく、そして、同じことが、当該地図データ表現140''がPNDデバイス10に実装される特定のコンピュータ・データ構造(例えば、グラフ、隣接行列、レコード・リスト、ポインタ・ベクトル、またはそれらの任意の組み合わせ)に適用される。
道路は、本明細書では「リンク」と呼び、各々が経度(lon)及び緯度(lat)で表される位置によって特徴づけられる、道路の最も外側の地点を定義する、「ノード」と呼ばれる端点の間の接続として表される。他の道路(「リンク」)は当該ノードに対して求心的であってもよく、その場合、ノードは複数の道路の交差点を表す。更に、リンクは、経度及び緯度で表される位置によってもまた特徴づけられるいわゆる形状点を含むことができ、それは、真っ直ぐであると考えることができる道路の部分の端における道路の形状を表すために使用される。
属性は、タイプ(高速道路、国道等)、名称(ベリーニ通り、A55、SS23),通行可能性等のように各リンクに関連付けることができる。POI(Points of Interest)(興味のある地点)はまた、道路(「リンク」)と関連付けられており、そのような興味のある地点はその道路から行きやすく、形状点と同様に、位置によって特徴づけることができる。リンク網は地図の道路網に対応しており、様々な基準(最短経路、最速経路、最も安い経路)に従って、且つ関与する実体(自動車、オートバイ、公共交通手段、馬、自転車、または歩行者)に基づいて所与の目的地までの経路を決定するために使用することができる。もちろん、所与の位置及び所与の拡張を有する図23の公園のような他の実体も表すことができるが、所与の拡張は本説明では何の関心もない。
本発明を実装するためには、マイクロプロセッサ120及びメモリ130に格納されている地図140が、ユーザが、例えば、上述の入力モードに従って特定の属性、エンド・ノード及び形状点によって特徴づけられる新しいリンクを入力することが許可されているような方法で構成されていることで十分である。ユーザがPNDデバイス10の助けを借りて対話的に供給したデータは、データ入力ユニット115を介してマイクロプロセッサ120によって読み込まれ、図23に示すもののような地図140のデータ表現140''に互換性のある方法で変換されるように処理され、そして当該表現140''の中に既に存在する道路網データと結合されてメモリ130に格納される。
より具体的には、入力中の道路が図15の経路1410の地点AとBとの間の直線部分から選び取られている場合、マイクロプロセッサ120は、地図のそれぞれの位置に対応する位置(緯度及び経度)に2つのノード「A」及び「B」と、入力手続の間にユーザが入力したもの、(例えば地方道路、名称「プッチーニ通り」等)を属性として有するこれらの2つのノードの間のリンクと、を追加する。ユーザがそのように設定した場合は、この道路は、少なくとも、その上を移動することができる実体に対して経路計算の使用に利用可能であり、そして、それを見ることが許可されているユーザに対して、地図上に表示される。
地図データ表現140''のリンクの属性の中に一般的には含まれていない任意の属性を格納するために、例えば、リンクを入力したユーザ、入力の日付と時刻、修正することが許可されているユーザのリスト、及び許可されている操作のタイプを含む追加のフィールドがあってもよい。この情報は、その特定の道路上を移動している時に、またはメーカー及び/またはデバイス10のユーザが定義することができる他の機会に、例えばユーザの命令があった時に、ディスプレイ115上に表れるようにすることができる。
一般に、入力したばかりの道路は、地図140に既に存在する同一のタイプのものと同一の方法で有益に表示することができる。あるいは、関連付けられている表示モードを決定するために、その道路に対応するリンクの他の属性、例えば、その道路が地図140に既に存在する同一のタイプのものと同一の方法で表示すべきであるか否かを定義する「フラグ」変数、を追加することができ、否の場合、属性はそれがどのように表示されるべきかもまた定義する。例えば、グラフィック地図表現140'の特定のグラフィック特性(色、陰影等)は、ユーザに関連付けることができ、そして入力した人の迅速な認識を容易にするように、そのユーザによって入力された全てのリンクに適用することができる。グラフィック特性とユーザとの関連付は、PNDデバイス10の制御メニューを介して調整できるようにすることができる。ユーザはまた、複数のグラフィック特性と関連付けることもできる。
第4の入力モード「建設の確認」を実装するために、その道路が建設中であるか否かについての情報を含む追加のフィールドをリンク属性の中に含めることができる。マイクロプロセッサ120は、当該道路が完成したことを確認するデータを入力ユニット115から受信すると、対応するフィールドを、その道路を運用道路網に含めるように更新する。もちろん、道路の建設が確認されると、その表示モードは、それに応じて変更され、例えば、図20の破線の表現から実線の表現に切り替えられる。
メモリを節約するために、リンクは可変の数の属性を持つことができることが考えられる。リンクが特定の属性を含まない場合は、属性は存在しない、またはデフォルト値を取ることを意味する。例えば、本発明のこの実施形態では、地図140の運用道路に対応する所与のリンクは、建設中であるかあるいは運用中であるかを示す対応するフィールドが無いので、運用中の状態がデフォルトの状態である。
好ましくは、ユーザが入力した道路は編集可能な形式で地図140に格納される。すなわち、それらは、PNDデバイス10のメーカーまたは入力を行うユーザによって定義されるような権限を与えられたユーザによって修正されることが可能である。実際に、入力を行うユーザは、入力手続中に幾つかの間違いをしたと気付いた場合、PNDデバイス10自体によって利用可能にされている機能及び命令を使用してそのような間違いを訂正することができる。例えば、デバイスの制御メニューは、「入力した道路の編集」と呼ばれる項目を含むことができ、それを選択することにより、ユーザは、配置及び属性(タイプ、名称、アクセス許可、実用性、可視性等)のような道路を特徴づける要素の一部または全部を修正することができる。
PNDデバイス10は、ユーザが、例えば、既に図5及び6を参照して「地図上描画」モードについて説明したものと同様な選択手順で、直接地図上の道路を選択することを可能にしてもよい。その代わりにまたはそれに加えて、PNDデバイス10は、例えば、入力した道路の名称、それが属する市または地域の名称、入力の日付及び時刻、作成者の識別子等を示して、アクティブなユーザが修正することが許可されている以前に作成された全ての道路入力操作のリストを含む登録一覧もまた示すことができる。ユーザは、修正したいと思った以前に入力した道路を選択し、その後、望みの編集を行うことができる。
ユーザが行った変更はまた、登録一覧にも格納され、全ての道路入力操作と同様に扱われる。そのため、実行される操作のタイプ、つまり、入力であるか、または修正であるか、及び行われた修正の種類(名称、配置、可視性等の変更)を示すためにフィールドを追加することができる。
選択ステップの後、ユーザは、修正する要素を選択して、そして、新しい道路または通行不可であると定義されている道路に関するデータの入力に関して既に説明したものと類似のまたは容易に参照可能な手順に従って、修正されたデータを入力して、実際の編集を行うことができる。
オプションとして、通常PNDデバイス10と一緒にメーカーによって供給される地図140に含まれる道路の中の少なくともいくつかを修正することが許可されてもよい。これは特に交差点に有益である。それは、現在、交通信号があるないにかかわらず、交差点を、良好な通行の流れと道路の安全性を確保する環状交差点に変換する傾向が広く行き渡っているからである。この機能を実装するためには、図23のノードが、例えば、タイプを指定する適切なフィールド及び環状交差点に特有である他の特性を指定する補助フィールドを追加することによって、「交差点」または「環状交差点」タイプのどちらかになることができることで十分である。あるいは、地図140のデータ表現140''に、自身の特有のパラメータ、すなわち、外半径、内半径、中心位置及び進入道路、によって特徴付けられる新しいタイプの対象物である環状交差点を追加することができる。
ユーザが、指定の編集手順で、特定の交差点が環状交差点に変換されたということを通知すると、マイクロプロセッサ120は、採用された実施形態に応じて、データ表現140''において、該当の交差点に関係付けられているノードのタイプを交差点から環状交差点に変更すると共に環状交差点の追加の値(外半径及び内半径の長さと中心点の位置)を追加する、または、該当のノードを、ユーザがユーザ・インタフェース115を介して入力した特徴的パラメータを有する環状交差点で置き換える。交差点から環状交差点への変換に伴う対象物のグラフィック表現のモードは、ディスプレイ115上に表示されるときには、この対象物のタイプに対する既定のルールに基づいて、それに応じて変更される。
頻繁に変更の対象となる道路の別のカテゴリは、舗装されていないために非常に低速で且つ困難を伴ってしか車では走行できない道路である運転可能なトレイルのカテゴリである。多くの場合、これらのトレイルは遅かれ早かれ舗装され、それ故に、あらゆる種類の車が困難なく走行できる地方の交通道路(地方道路)になる。従って、地図データ表現140''は、少なくともこのカテゴリに属する道路を、道路タイプ属性においてトレイルから地方道路に変更できるように、そして、おそらく、それらの実用性及び通行可能性属性においても更新もできるように、構築されてもよい。
行われた任意の変更のキャンセルを容易にするために、PNDデバイス10は、日付順に並べ替えられ、及び/または作成者および/または該当の道路の地理的領域によってグループ化された、実行された入力及び編集操作の登録一覧を表示することができるようにしてもよい。そこで、ユーザは、地図140及び関連するデータ表現140''を選択された操作の前のものに復元するために、登録一覧から1つの操作を選ぶ必要がある。そうするためには、PNDデバイス10は、いかなる権限のあるユーザからの要求にも応じて再現できるように、いかなる入力または編集操作の前にも地図の状態を適切に格納する。
実行した入力または編集操作の結果を保護するために、PNDデバイス10の電源が入れられた、またはPNDデバイス10がリセットされた時に、システムが、入力または編集操作を実行するための、または、所与のセットのまたは所与のカテゴリに属する特定の道路を見るための、または、道路に関する注釈、追加した個人的な場所等の道路に関連付けられている情報をみるための、特定の権限に関連付けられていることが可能であるユーザの資格情報を要求することが考えられる。
それに加えて、またはその代わりに、ユーザに関連付けようが付けまいが、PNDデバイス10の1つ以上の使用プロファイル(例えば、車両、自転車または歩行者用途用)を定義することができる。選択されたプロファイルに従って、タイプと実用性及び通行可能性特性が、現在選択されている使用プロファイルに関連付けられている交通手段によって移動することが可能であるようになっている、ユーザが追加または修正した道路のみを表示することができる。この可視性は、ディスプレイ115上に単に可視化することに関係するとしてもよいし、またはユーザによって設定された所与の目的地への経路の計算に追加または修正された道路を含めることに関係するとしてもよい。例えば、「普通車」、すなわち、全地形用車両ではないもの、の使用プロファイルを考慮して、前者の場合、普通自動車では走行できないと定義されている小道及びトレイルは地図上に表示されなく、後者の場合、小道及びトレイルはユーザによって要求された経路の計算において考慮されない。逆に、現在アクティブな使用プロファイルが「歩行者」である場合、小道及びトレイルは地図上に表示され、ユーザの経路の計算において考慮される。
ユーザによって編集された、地図140の道路網についての全ての情報は、PNDデバイス10のメーカーによって供給された元の地図140の情報、または購入時にPNDデバイス10の中にどんなふうにでも存在していた情報とは異なるように、メモリ130に格納されていることを確実にすることは、特に有益である。この方法では、万一地図140が更新されたバージョンで置き換えられる場合、ユーザが古いバージョンに対して以前行った変更を、新しいバージョンに少なくとも部分的に再適用することが可能となるであろう。これは、更新処理中にユーザによって選択可能なオプションに従って、またはPNDデバイス10の対話型メニューを介して、幾つかのモードで、更にそれらを互いに組み合わせて、実現できる。
第1のモードは、自動モードである。すなわち、更新処理中に、PNDデバイス10は、新しいバージョンにユーザによって道路網に加えられた変更が含まれているかどうかを確認し、その場合、そのような情報は新たに更新された地図に取り入れられているので、ユーザに意見を求めないで、あるいはユーザに通知しないで、メモリ130から関連の道路情報を削除する。第2の地図更新モードにおいて、道路の配置及び/または属性(タイプ、名称、通行可能性、実用性等)に関して、所定の基準に基づいてPNDデバイス10によって受け入れられないと判断される部分的な不一致がある場合、デバイスは、ユーザ自身の修正を、地図の更新されたバージョンに含まれている対応する部分で置き換えることを、ユーザに確認するように要求することができる。それに基づいて不一致が受け入れられないと判断される基準は、ユーザが定義してもよいし、またはPNDデバイス10の製造の際にプリセットしてもよい。
ユーザによって入力された道路網情報が地図の新バージョンに含まれていない場合、そのような道路情報が関連する地図140の領域を表示するために、及び/またはユーザによって設定される目的地への経路を計算するために使用されるように、そのような情報を入力する、または地図の新バージョンに関連付けることができる。オプションとして、地図140の旧バージョンに加えられた変更の新バージョンへの適用の確認をユーザに要求することができる。もちろん、全ての補助的情報は保持される。
データ及び命令入力ユニットは、PNDデバイス10を特にコンパクトにし且つ使用を実用的にするタッチスクリーンとして有益に実装することができる。しかしながら、それは、例えば、キーパッド、画面上のポインタに結合されているマウス、音声命令ユニット等のような、本発明を実装するために必要な命令を出すこと及びデータを入力することができる他のいかなる物理的なマン・マシン・インタフェース・ユニットと置き換えることができる。
本発明の特徴並びに利点は上記の説明から明らかである。
本発明に係る方法の第1の利点は、道路の配置が変更されたこと、または新しい道路または新たに発見された道路が存在すること、これらは将来の使用のために、または新経路の計算のために地図に格納されるべきものであるが、これらにパーソナル・ナビゲーション・デバイスのユーザが気付くやいなやリアルタイムに地図を更新できるということである。
本発明に係る方法の第2の利点は、パーソナル・ナビゲーション・デバイスのユーザが、ユーザの地図に格納されている道路網とその領域の実際の道路網との間の全ての不一致を、地図提供者が調停するのを待たずに、直接除去することができることである。
本発明に係る方法の更なる利点は、パーソナル・ナビゲーション・デバイスが、多種多様なユーザ(歩行者、車の運転者、ハイカー、大型車両の運転者)及び車両(自転車、バイク、モトクロス・バイク、車、全地形用車両、大型車両)によって使用されることができるということである。
一例として本明細書に記載されている、パーソナル・ナビゲーション・デバイスの地図を管理する方法及び当該方法を実装するパーソナル・ナビゲーション・デバイスは、本発明の概念の新規性精神から逸脱することなく、多くの可能な変形を受けることができ、本発明の実用的な実装において、図示した詳細は、様々な形を有すること、または他の技術的に等価な構成要素で置き換えることができることも明らかである。
従って、本発明は、パーソナル・ナビゲーション・デバイスの地図を管理する方法及び当該方法を実装するパーソナル・ナビゲーション・デバイスに限定されることなく、以下の特許請求の範囲に明確に指定されているように、本発明の概念から逸脱することなく、多くの変更、改良、または同等の部品及び構成要素の置換を受けることができることが容易に理解され得る。本明細書に記載の発明は、以下の項目に記載の形態によっても実施され得る。
[項目1]
ユーザが操作できる命令及びデータ入力ユニットを備えるパーソナル・ナビゲーション・デバイスに関連付けられたメモリに格納された地図を管理する方法であって、
前記地図はディスプレイ上に可視化されることができ且つ道路網を含み、
前記方法は、前記地図に格納された前記道路網に関する第1のセットのデータと、前記道路網に存在しない、または通行不可であるとして定義されている少なくとも1つの道路、特に新しい道路、に関する第2のセットのデータとを結合するステップを備えることを特徴とし、
前記第2のセットのデータは、前記ユーザによって前記命令及びデータ入力ユニットを用いて入力される、方法。
[項目2]
前記第2のセットのデータは、前記地図の中に存在している前記第1のセットのデータに統合されており、且つ前記ディスプレイ上に前記地図を可視化するために前記第1のセットのデータと共に使用される、項目1に記載の方法。
[項目3]
前記少なくとも1つの新しい道路の前記第2のセットのデータは、前記地図の中に存在している前記第1のセットのデータに統合されており、且つ、前記ユーザによって前記命令及びデータ入力ユニットを用いて入力された目的地への経路を計算するために使用される、項目1または2に記載の方法。
[項目4]
前記第2のセットのデータは、対話型手順を用いて入力され、
前記対話型手順の間、前記ディスプレイは、グラフィック形式で前記地図に関連し且つ前記メモリに格納された前記第1のセットのデータに関する情報を提示する、項目1から3のいずれか一項に記載の方法。
[項目5]
前記対話型手順は、次のモード、
−前記ディスプレイ上に可視化された前記地図上に直接描画するモード、
−電子ファイルに格納された道路経路の部分をインポートするモード、
−道路配置を辿りながらそれをオンザフライで取り込むモード、
の少なくとも1つにおいて、前記新しい道路の配置を入力するステップを少なくとも備える、項目4に記載の方法。
[項目6]
前記第1のセットのデータは建設中であるとして格納された道路を含み、且つ前記第2のセットのデータは前記建設中であるとして格納された道路が運用中になっていることを示す情報を含む、項目1から5のいずれか一項に記載の方法。
[項目7]
前記第2のセットのデータは配置と属性とを備え、
前記属性は道路のタイプ及び名称のフィールドを備える、項目1から6のいずれか一項に記載の方法。
[項目8]
前記属性は可視性フィールドを備え、前記可視性フィールドに基づいて、前記デバイスにログイン中の前記ユーザに応じて前記新しい道路が表示される、またはされない、項目7に記載の方法。
[項目9]
前記第2のセットのデータは、前記デバイスのユーザの操作権限を定義するフィールドを備え、且つ、前記第2のセットのデータは、対応する前記操作権限を有するユーザに対する前記第1のセットのデータと可逆的に結合される、項目1から8のいずれか一項に記載の方法。
[項目10]
前記命令及びデータ入力ユニットを介してデータ入力セッションの間に入力された前記第2のセットのデータは、ユーザが修正するために必要な権限を有する場合、前記データ入力セッションの後に前記ユーザによって前記修正がなされることが可能である、項目1から9のいずれか一項に記載の方法。
[項目11]
前記ディスプレイ上の前記地図の表示の前記少なくとも1つの新しい道路の前記可視化の起動は、前記少なくとも1つの新しい道路を入力した前記ユーザ、または前記パーソナル・ナビゲーション・デバイスに関連付けられている使用プロファイルに依存することが可能である、項目1から10のいずれか一項に記載の方法。
[項目12]
前記地図の前記少なくとも1つの新しい道路に関する前記第2のセットのデータの、前記ディスプレイ上でのグラフィックな可視化のモードは、前記命令及びデータ入力ユニットを用いて入力することができる調整により前記ユーザによって影響されうる、項目1から11のいずれか一項に記載の方法。
[項目13]
前記ユーザは、前記地図の前記少なくとも1つの新しい道路に関する前記第2のセットのデータの、予め定められた遠隔サーバへの自動送信を起動できる、項目1から12のいずれか一項に記載の方法。
[項目14]
前記メモリの中に格納された前記地図の前記道路網に関する前記第1のセットのデータは、前記ユーザによって少なくとも部分的に修正されることが可能である、項目1から13のいずれか一項に記載の方法。
[項目15]
項目1から14のいずれか一項に記載の方法を実行するように適合された手段を備えることが可能であることを特徴とするパーソナル・ナビゲーション・デバイス。

Claims (15)

  1. ユーザが操作できる命令及びデータ入力ユニットを備えるパーソナル・ナビゲーション・デバイスに関連付けられたメモリに格納された地図を管理する方法であって、
    前記地図はディスプレイ上に可視化されることができ且つ道路網を含み、
    前記方法は、経路計算に使用され、前記地図に格納された前記道路網に関する第1のセットのデータと、経路計算に使用されず、前記第1のセットのデータとは異なって表示され、前記道路網に存在しない、または通行不可であるとして定義されている少なくとも1つの道路、特に新しい道路、に関する第2のセットのデータとを結合するステップを備えることを特徴とし、
    前記第2のセットのデータは、前記ユーザによって前記命令及びデータ入力ユニットを用いて入力され、
    地図上描画モードで前記第2のセットのデータが入力された後に、オンザフライ取り込みモードで前記第2のセットのデータの正確性が検証され、前記第2のセットのデータが経路計算に使用される、方法。
  2. 前記第2のセットのデータは、前記地図の中に存在している前記第1のセットのデータに統合されており、且つ前記ディスプレイ上に前記地図を可視化するために前記第1のセットのデータと共に使用される、請求項1に記載の方法。
  3. 前記少なくとも1つの新しい道路の前記第2のセットのデータは、前記地図の中に存在している前記第1のセットのデータに統合されており、且つ、オンザフライ取り込みモードで前記第2のセットのデータの正確性が検証された後に、前記ユーザによって前記命令及びデータ入力ユニットを用いて入力された目的地への経路を計算するために使用される、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記第2のセットのデータは、対話型手順を用いて入力され、
    前記対話型手順の間、前記ディスプレイは、グラフィック形式で前記地図に関連し且つ前記メモリに格納された前記第1のセットのデータに関する情報を提示する、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記対話型手順は、次のモード、
    −前記ディスプレイ上に可視化された前記地図上に直接描画するモード、
    −電子ファイルに格納された道路経路の部分をインポートするモード、
    −道路配置を辿りながらそれをオンザフライで取り込むモード、
    の少なくとも1つにおいて、前記新しい道路の配置を入力するステップを少なくとも備える、請求項4に記載の方法。
  6. 前記第1のセットのデータは建設中であるとして格納された道路を含み、且つ前記第2のセットのデータは前記建設中であるとして格納された道路が運用中になっていることを示す情報を含む、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記第2のセットのデータは配置と属性とを備え、
    前記属性は道路のタイプ及び名称のフィールドを備える、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記属性は可視性フィールドを備え、前記可視性フィールドに基づいて、前記デバイスにログイン中の前記ユーザに応じて前記新しい道路が表示される、またはされない、請求項7に記載の方法。
  9. 前記第2のセットのデータは、前記デバイスのユーザの操作権限を定義するフィールドを備え、且つ、前記第2のセットのデータは、対応する前記操作権限を有するユーザに対する前記第1のセットのデータと可逆的に結合される、請求項1から8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 前記命令及びデータ入力ユニットを介してデータ入力セッションの間に入力された前記第2のセットのデータは、ユーザが修正するために必要な権限を有する場合、前記データ入力セッションの後に前記ユーザによって前記修正がなされることが可能である、請求項1から9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 前記ディスプレイ上の前記地図の表示の前記少なくとも1つの新しい道路の前記可視化の起動は、前記少なくとも1つの新しい道路を入力した前記ユーザ、または前記パーソナル・ナビゲーション・デバイスに関連付けられている使用プロファイルに依存することが可能である、請求項1から10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 前記地図の前記少なくとも1つの新しい道路に関する前記第2のセットのデータの、前記ディスプレイ上でのグラフィックな可視化のモードは、前記命令及びデータ入力ユニットを用いて入力することができる調整により前記ユーザによって影響されうる、請求項1から11のいずれか一項に記載の方法。
  13. 前記ユーザは、前記地図の前記少なくとも1つの新しい道路に関する前記第2のセットのデータの、予め定められた遠隔サーバへの自動送信を起動できる、請求項1から12のいずれか一項に記載の方法。
  14. 前記メモリの中に格納された前記地図の前記道路網に関する前記第1のセットのデータは、前記ユーザによって少なくとも部分的に修正されることが可能である、請求項1から13のいずれか一項に記載の方法。
  15. 請求項1から14のいずれか一項に記載の方法を実行するように適合された手段を備えることが可能であることを特徴とするパーソナル・ナビゲーション・デバイス。
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