JP6308389B2 - レーザ媒体、レーザ装置、レーザ加工機、表示装置及びレーザ媒体の製造方法 - Google Patents
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Description
接合材14は、レーザ媒体10とヒートシンク12との間に配置されている。
実施例1では、基板としてGaAs基板が用いられ、接合材14の材料には、ヒートシンク12とレーザ媒体10との熱膨張率差を吸収できる材料が用いられている。
図5(A)には、エッチング前の状態が示されている。
図6(A)には、エッチング前の状態が示されている。
なお、「目標比」は、励起光のレーザ媒体への入射角(励起光の入射方向とレーザ媒体表面の法線とが成す角)に基づいて予め設定されることが好ましい。この場合、出射光の有効断面の形状をより円形に近づけることができる。
実施例2では、図4に示される楕円形開口を有するエッチングマスクを使用するとともに、レーザ薄膜がエピタキシャル成長されているGaAs基板の厚さを変えて凹面の曲率を制御する。
実施例3では、図4に示される楕円形開口を有するエッチングマスクを使用するとともに、エッチングマスクの厚さを変えて凹面の曲率を制御する。
実施例4では、楕円形開口を有し、厚みに分布を持たせたエッチングマスクを使用して、凹面のX軸方向の曲率Rx及びY軸方向の曲率Ryを制御する。エッチングマスクは、プレス技術で所望の厚み分布を持たせたものを使用している。
この場合、共振光の断面形状を補正できる。
一例として図13(A)及び図13(B)にレーザ加工機としてのレーザアニール装置1500の概略構成が示されている。このレーザアニール装置1500は、光源1010、光学系1020、テーブル装置1030、及び不図示の制御装置などを備えている。
一例として図14にレーザ加工機としてのレーザ切断機2000の概略構成が示されている。このレーザ切断機2000は、光源2010、光学系2100、対象物Pが載置されるテーブル2150、テーブル駆動装置2160、操作パネル2180及び制御装置2200などを備えている。
なお、レーザ切断機2000は、複数の光源2010を有しても良い。
図15には、表示装置としてのレーザ・ディスプレイ装置3000の概略構成が示されている。
Claims (14)
- 励起光が入射される凹面を表面に有し、該凹面の第1の方向に関する曲率は、前記第1の方向に直交する第2の方向に関する曲率よりも大きいレーザ媒体。
- 励起光を出射する光源部と、
前記光源部からの励起光が前記凹面に入射される請求項1に記載のレーザ媒体と、を備えるレーザ装置。 - 前記励起光が前記凹面に入射するときの前記励起光の前記レーザ媒体の表面における入射断面は、前記第2の方向に略平行な長手方向を有し、かつ前記第1の方向に略平行な短手方向を有することを特徴とする請求項2に記載のレーザ装置。
- 前記凹面は、平面形状が長手方向及び該長手方向に直交する短手方向を有し、
前記平面形状の短手方向は、前記第1の方向と一致し、
前記平面形状の長手方向は、前記第2の方向と一致することを特徴とする請求項2又は3に記載のレーザ装置。 - 前記レーザ媒体は、基板と、該基板上に積層された活性層と、該活性層上に積層された反射鏡とを有し、
前記基板に前記凹面の少なくとも一部が形成されていることを特徴とする請求項2〜4のいずれか一項に記載のレーザ装置。 - 前記レーザ媒体と共にレーザ発振器を構成する外部反射鏡を更に備え、
前記外部反射鏡から出射された光の断面形状は、前記凹面に入射した励起光の前記レーザ媒体の底面での断面形状よりも異方性が小さいことを特徴とする請求項5に記載のレーザ装置。 - 請求項2〜6のいずれか一項に記載のレーザ装置と、
前記レーザ装置から出射されたレーザ光を対象物に導光する光学系と、を備えるレーザ加工機。 - レーザ光を用いて情報を表示する表示装置において、
前記レーザ光を出射する請求項2〜6のいずれか一項に記載のレーザ装置を備えることを特徴とする表示装置。 - 励起光が入射されるレーザ媒体の製造方法であって、
基板上に複数の半導体層を積層して積層体を作製する工程と、
開口が形成されたエッチングマスクを用いて前記積層体を前記基板側からエッチングして、第1の方向に関する曲率が前記第1の方向に直交する第2の方向に関する曲率よりも大きい凹面を形成する工程と、含むレーザ媒体の製造方法。 - 前記凹面を形成する工程に先立って、目標とする、前記凹面の前記第1の方向に関する曲率と前記第2の方向に関する曲率の比である第1の比に基づいて、前記開口の前記第1の方向に対応する方向の長さと前記第2の方向に対応する方向の長さの比である第2の比を設定する工程を更に含むことを特徴とする請求項9に記載のレーザ媒体の製造方法。
- 前記第2の比を設定する工程は、前記積層体を作製する工程の前に行われ、
前記第2の比を設定する工程の後、かつ前記積層体を作製する工程の前に前記第1及び第2の比に基づいて前記基板の厚さを設定する工程を更に含むことを特徴とする請求項10に記載のレーザ媒体の製造方法。 - 前記第2の比を設定する工程の後、かつ前記凹面を形成する工程の前に前記第1及び第2の比に基づいて前記エッチングマスクの厚さを設定する工程を更に含むことを特徴とする請求項10に記載のレーザ媒体の製造方法。
- 前記第2の比を設定する工程の後、かつ前記凹面を形成する工程の前に前記第1及び第2の比に基づいて、前記エッチングマスクを、前記第2の方向に対応する方向に関して中央部に近いほど厚くなるように形成する工程を更に含むことを特徴とする請求項10に記載のレーザ媒体の製造方法。
- 前記励起光が前記凹面に入射するときの前記レーザ媒体の表面における入射断面は、前記第1の方向に平行な長手方向を有し、かつ前記第2の方向に平行な短手方向を有し、
前記第1の比は、前記励起光の前記レーザ媒体への入射角に基づいて設定されていることを特徴とする請求項10〜13のいずれか一項に記載のレーザ媒体の製造方法。
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