JP6304134B2 - 空気調和装置 - Google Patents

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Description

本発明は、空気調和装置に関する。
特許文献1(特開平6−88641号公報)には、リモコンのアドレスと、空調室内ユニットのアドレスとが対応づけられた空気調和装置が開示されている。リモコンから送信されるアドレスと、空調室内ユニットのアドレスとが一致する場合に、空調室内ユニットはリモコンからの運転制御信号を受信できる。このような空気調和装置では、リモコン及び空調室内ユニットのアドレス設定を間違えると、リモコンのアドレスと空調室内ユニットのアドレスとが一致せず、リモコンにより空調室内ユニットを制御できない。
そこで、特許文献1では、アドレス設定を解除するモードを設けている。このモードに設定することで、空調室内ユニットに設定されたアドレスが解除可能となる。これにより、リモコンのアドレスと空調室内ユニットのアドレスとが一致せず、リモコンにより空調室内ユニットを制御できない場合でも、このモードに設定することで、リモコンにより空調室内ユニットを制御可能となる。
しかし、特許文献1においてアドレス設定を解除するモードにすると、複数台の空調室内ユニットを、それぞれに対応するリモコンにより個別に制御することができない。
そこで複数台の空調室内ユニットをそれぞれのリモコンで制御する場合には、リモコンのアドレス及び空調室内ユニットのアドレスを設定する。しかし、このアドレス設定時にリモコンのアドレスと空調室内ユニットのアドレスとの対応づけを間違うと、リモコンにより空調室内ユニットが制御できない。この場合、使用者は、空調室内ユニットが作動しないため、空調室内ユニット及びリモコンが故障していると誤認し得る。そして、空調室内ユニット及びリモコンが返品され、サービスセンターに送られ得る。結果として、空調室内ユニット及び/又はリモコンの回収費用、点検費用等に係るコスト(不良品発生に対するコスト)が増加する。よって、まずはアドレスの対応づけが正確であるかを確かめる技術が求められている。
そこで、本発明は、リモコンのアドレスと空調室内ユニットのアドレスとの一致又は不一致を確認できる空気調和装置を提供することを目的とする。
本発明の第1観点に係る空気調和装置は、空調室内ユニット及びリモコンを備えている。空気調和装置は、アドレス設定部と、アドレス判定部と、報知部と、アドレス確認用操作部とを備える。アドレス設定部は、空調室内ユニットのアドレス及びリモコンのアドレスを設定する。アドレス判定部は、空調室内ユニットのアドレスとリモコンのアドレスとの一致及び不一致を判定する。報知部は、アドレス確認用操作部が操作を受け付け、アドレス判定部での判定の結果、不一致の場合に報知する。また、報知部は、アドレス確認用操作部からの信号以外であって空調室内ユニットのアドレスとリモコンのアドレスとが不一致の場合の通常の信号を、空調室内ユニットが受信した場合には、報知しない。
第1観点の空気調和装置によれば、リモコンのアドレスと空調室内ユニットのアドレスとの一致又は不一致を確認するため専用の操作部として、アドレス確認用操作部が設けられ、アドレス確認用操作部の操作によって、使用者は、空調室内ユニットのアドレスとリモコンのアドレスとの不一致によって空調室内ユニットが作動しないのかどうかを確認できる。また、アドレス確認を予定していない使用者に、不要な報知を行って違和感を感じさせることを抑制できる。
本発明の第2観点に係る空気調和装置は、第1観点に係る空気調和装置において、空調室内ユニットの故障診断を開始するための故障診断用操作部をさらに備える。報知部は、故障診断用操作部が操作を受け付け、アドレス判定部での判定の結果、不一致の場合に報知する。
第2観点に係る空気調和装置によれば、故障診断用操作部は、空調室内ユニットの故障診断を開始させるためだけでなく、アドレスが不一致の場合に報知させるためにも用いられる。故障診断用操作部にアドレスの一致及び不一致の確認の機能を付加することで、故障と判断して故障診断用操作部を操作した場合でも、まずは使用者にアドレスの一致及び不一致を確認させることができる。
本発明の第3観点に係る空気調和装置は、第1観点又は第2観点に係る空気調和装置において、報知部は、判定の結果、一致する場合には報知しない。
第3観点に係る空気調和装置によれば、アドレスが一致している場合には報知が行われないため、使用者に違和感を感じさせることなく空調室内ユニットに所定の処理を実行させることができる。
本発明の第4観点に係る空気調和装置は、第1観点から第3観点のいずれか1つに係る空気調和装置において、アドレス判定部は、使用者の操作に基づく制御信号をリモコンから受け付けると、判定を開始する。
第4観点に係る空気調和装置によれば、使用者は、リモコンからの簡単な操作によって、アドレスの一致及び不一致を容易に確認することができる。
本発明の第5観点に係る空気調和装置は、第1観点から第4観点のいずれか1つに係る空気調和装置において、アドレス判定部及び報知部は、空調室内ユニットに設けられている。
第5観点に係る空気調和装置によれば、アドレスの判定、判定結果の報知部への送信及び報知部での報知という一連の処理を空調室内ユニット単体の中で完結できる。
本発明の第6観点に係る空気調和装置は、第5観点に係る空気調和装置において、リモコンには、リモコンのアドレスを含む制御信号を生成する制御信号生成部が設けられている。
第6観点に係る空気調和装置によれば、制御信号生成部は、リモコンのアドレスを含む制御信号を生成する。空調室内ユニットのアドレス判定部は、リモコンの制御信号からリモコンのアドレスを抽出し、空調室内ユニットのアドレスとリモコンのアドレスとを比較することができる。
本発明の第7観点に係る空気調和装置は、第1観点から第6観点のいずれかに係る空気調和装置において、アドレス設定部は、空調室内ユニットに対してアドレスを設定する第1アドレス設定部と、リモコンに対してアドレスを設定する第2アドレス設定部を含む。第1アドレス設定部は空調室内ユニットに設けられている。第2アドレス設定部はリモコンに設けられている。
第1観点に係る空気調和装置では、空調室内ユニットのアドレスとリモコンのアドレスとが一致しているか、不一致であるかを確認するため専用の操作部として、アドレス確認用操作部が設けられ、アドレス確認用操作部の操作によって、使用者は、空調室内ユニットのアドレスとリモコンのアドレスとの不一致によって空調室内ユニットが作動しないのかどうかを確認できる。また、アドレス確認を予定していない使用者に、不要な報知を行って違和感を感じさせることを抑制できる。
第2観点の空気調和装置では、故障診断用操作部の操作によって空調室内ユニットのアドレスとリモコンのアドレスとが一致しているか、不一致であるかを確認することができる。
第3観点の空気調和装置では、使用者に違和感を感じさせることなく空調室内ユニットに所定の処理を実行させることができる。
第4観点の空気調和装置では、使用者は、リモコンからの簡単な操作によって、アドレスの一致及び不一致を容易に確認することができる。
第5観点の空気調和装置では、アドレス確認に関する一連の処理を空調室内ユニット単体の中で完結できる。
第6観点の空気調和装置では、空調室内ユニットのアドレス判定部は、リモコンの制御信号からリモコンのアドレスを抽出し、空調室内ユニットのアドレスとリモコンのアドレスとを比較することができる。
第7観点の空気調和装置では、空調室内ユニット及びリモコンそれぞれにアドレスを設定するための設定部が設けられていてもよい。
本発明の一実施形態に係る空調室内ユニット20とリモコン40との関係を示す説明図である。 アドレスの一致又は不一致に応じた空調室内ユニット20の制御の様子を示す概念図である。 空気調和装置10のハードウェア構成を示すブロック図である。 空気調和装置10のアドレス確認処理を行うための機能構成を示すブロック図である。 本実施形態に係る空気調和装置10の処理の流れの一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態は、本発明の具体例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
<実施形態>
(1)全体構成
図1は、本発明の一実施形態に係る空調室内ユニット20とリモートコントローラ(以下、リモコンと称する)40との関係を示す説明図である。
本実施形態では、複数台の空気調和装置10(空気調和装置10a、空気調和装置10b・・・)が、例えば同室内に配置されている。空気調和装置10aは、空調室内ユニット20aとリモコン40aとを備えている。同様に、空気調和装置10bは、空調室内ユニット20bとリモコン40bとを備えている。図示しないその他の空気調和装置10も同様の構成である。
なお、以下において、添え字“a”は空気調和装置10aの構成要素であることを意味し、添え字“b”は空気調和装置10bの構成要素であることを意味する。
空調室内ユニット20と各リモコン40とは対応づけられており、各空調室内ユニット20は、それぞれ対応するリモコン40で個別に制御される。具体的には、空調室内ユニット20aのアドレスと、リモコン40aのアドレスとが対応付けられている。同様に、空調室内ユニット20bのアドレスと、リモコン40bのアドレスとが対応付けられている。よって、空調室内ユニット20aは、リモコン40aからの制御信号によって制御される。また、空調室内ユニット20bは、リモコン40bからの制御信号によって制御される。
空調室内ユニット20の前面側には、室内機側通信部30、室内機側操作部31、スピーカ32及び発光部33が設けられている。具体的には、空調室内ユニット20aには、室内機側通信部30a、室内機側操作部31a、スピーカ32a及び発光部33aが設けられている。同様に、空調室内ユニット20bには、室内機側通信部30b、室内機側操作部31b、スピーカ32b及び発光部33bが設けられている。
空調室内ユニット20aの室内機側通信部30aは、リモコン40aから制御信号を受信する。
室内機側操作部31aは、運転スイッチ及びアドレス設定スイッチ等の機能を有する操作部である。例えば、室内機側操作部31aは、空調室内ユニット20aの運転及び停止を行うための運転スイッチとして用いられる。また、例えば、室内機側操作部31aは、空調室内ユニット20aのアドレス設定時に、アドレスを確定するためのアドレス設定スイッチとして用いられる。
スピーカ32aは、空調室内ユニット20aが対応づけられているリモコン40aからの制御信号を受信した場合に音を出力する。スピーカ32aは、例えば、対応付けられたリモコン40aからの制御信号に基づいて空調室内ユニット20aが正常に起動することを報知するための起動音を出力する。起動音としては、例えば“ピッ”、“ピッピッ”などの音が挙げられる。
発光部33aは、例えば空調室内ユニット20aが運転中に点灯する。その他、発光部33aは、後述のアドレス確認処理の場合に、空調室内ユニット20aが対応づけられていない例えばリモコン40bからの制御信号を受信した場合等に点滅する。発光部33aは、例えばLED等の発光部材により形成されている。
空調室内ユニット20bの室内機側通信部30b、室内機側操作部31b、スピーカ32b及び発光部33bも、空調室内ユニット20aと同様の機能を有する。
リモコン40にはリモコン側通信部50が設けられている。具体的には、リモコン40aにはリモコン側通信部50aが設けられている。同様に、リモコン40bにはリモコン側通信部50bが設けられている。リモコン40は、例えば使用者の操作に応じて、リモコン40のアドレスを含む制御信号をリモコン側通信部50から空調室内ユニット20に送信する。空調室内ユニット20は、リモコン40からのアドレスを含む制御信号を室内機側通信部30を介して受信する。
図2は、アドレスの一致又は不一致に応じた空調室内ユニット20の制御の様子を示す概念図である。図2においては、空調室内ユニット20aに対して、アドレスとして“アドレス1”が設定されている。対応するリモコン40aには、アドレスとして、空調室内ユニット20aと同一の“アドレス1”が設定されている。一方、空調室内ユニット20bに対応するリモコン40bには、アドレスとして、空調室内ユニット20bと同一の“アドレス2”が設定されている。
ここで、リモコン40aが“アドレス1”を含む制御信号を空調室内ユニット20aに送信する。空調室内ユニット20aは、制御信号を受信すると、自己のアドレスとリモコン40aのアドレスとが一致するか否かを判断する。具体的には、空調室内ユニット20aは、自己の“アドレス1”と、リモコン40aからの制御信号に含まれる“アドレス1”と、が同一であるため、アドレスが一致すると判断する。よって、空調室内ユニット20aは、リモコン40aからの制御信号に基づいて制御される。
一方、リモコン40bが“アドレス2”を含む制御信号を空調室内ユニット20aに送信する。空調室内ユニット20aは、自己の“アドレス1”と、リモコン40bからの制御信号に含まれる“アドレス2”と、が異なるため、アドレスが不一致であると判断する。よって、空調室内ユニット20aは、リモコン40bからの制御信号によっては制御されない。
なお、図示はしていないが、空調室内ユニット20bは、リモコン40bからの制御信号によって制御される。しかし、空調室内ユニット20bは、リモコン40aからの制御信号によっては制御されない。
このようにして、各空調室内ユニット20は、それぞれ対応するリモコン40で個別に制御される。
(2)ハードウェア構成
次に、空気調和装置10のハードウェア構成について説明する。図3は、空気調和装置10のハードウェア構成を示すブロック図である。なお、各空気調和装置10a、空気調和装置10b・・・は同一の構成であるため、1つの空気調和装置10について説明する。まず、空調室内ユニット20のハードウェア構成について説明する。
(2−1)空調室内ユニット20
空調室内ユニット20は、例えば、MPU(Micro Processing Unit)22、メモリ23、駆動部24、室内機側通信部30、室内機側操作部31、スピーカ32及び発光部33等を含む。室内機側操作部31、スピーカ32及び発光部33については、前述の通りであるので、MPU(Micro Processing Unit)22、メモリ23、駆動部24及び室内機側通信部30について以下に説明する。
(a)室内機側通信部30
室内機側通信部30は、リモコン40との間で通信を行う。例えば、室内機側通信部30は、リモコン40からの制御信号を受信する。室内機側通信部30は、例えば赤外線で送信される制御信号を受信するために、赤外線受光部(図示せず)を有している。赤外線受光部は例えばフォトトランジスタ等で構成される。ただし、室内機側通信部30は、リモコン40からの制御信号を受信できればよく、赤外線受光部とは異なる受信部で構成されていてもよい。
(b)MPU22
MPU22は、後述のメモリ23内の各種プログラム等に基づいて各種処理を行う。例えば、MPU22は、室内機側通信部30が受信した制御信号を読み取り、制御信号に応じた各種処理を行う。また、例えば、MPU22は、室内機側操作部31の操作に応じて、空調室内ユニット20の運転又は停止、アドレスの確定等の各種処理を行う。また、MPU22は、駆動部24を制御するためのコマンドを生成し、駆動部24にコマンドを送信して駆動部24を制御する。
(c)メモリ23
メモリ23は、空調室内ユニット20に設定されたアドレスを記憶している。また、メモリ23は、MPU22を動作させるための各種プログラムを記憶している。例えば、メモリ23は、MPU22が制御信号を読み取るためのプログラム及び各種処理を行うためのプログラム等を記憶している。メモリ23は、例えばRAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等から構成されている。
(d)駆動部24
駆動部24は、MPU22からのコマンドに基づいて空調室内ユニット20各部の制御を行なう。例えば、駆動部24は、空調室内ユニット20の運転状況に応じて発光部33を点灯又は消灯する。例えば、駆動部24は、空調室内ユニット20が運転中は発光部33を点灯し、空調室内ユニット20が停止中は発光部33を消灯する。また、駆動部24は、後述のアドレス確認処理の場合に、空調室内ユニット20に対応づけられていないリモコン40から制御信号を受信した場合に、発光部33を点滅させる。また、駆動部24は、空調室内ユニット20に対応づけられているリモコン40から制御信号を受信した場合に、スピーカ32から起動音等の音を出力する。また、例えば、駆動部24は、風向調節羽根及びフィルタ等を駆動させるモータ、空調室内ユニット20の表示装置及び空調室内ユニット20の室内熱交換器を制御する。
(2−2)リモコン40
次に、リモコン40のハードウェア構成について説明する。
リモコン40は、例えば、リモコン側操作部41、MPU42、メモリ43及びリモコン側通信部50等を含む。
(a)リモコン側操作部41
リモコン側操作部41は、使用者が空調室内ユニット20及び/又はリモコン40に所望の動作をさせるための選択キーである。選択キーとしては、空調室内ユニット20に所望の空調処理を行わせるための選択キーがある。また、選択キーとしては、リモコン40及び/又は空調室内ユニット20にアドレスを設定するためのアドレス設定操作部44がある。その他、選択キーとしては、アドレス確認処理を行わせるためのアドレス確認用操作部45及び故障診断用操作部46が含まれる。アドレス確認処理とは、空調室内ユニット20のアドレスとリモコン40のアドレスとの一致及び不一致を判定し、不一致の場合に報知する処理である。アドレス確認用操作部45は、アドレス確認処理専用の操作部である。故障診断用操作部46は、アドレス確認処理を行わせるための機能だけでなく、故障診断処理を行わせるための機能も有する操作部である。リモコン側操作部41には、アドレス確認用操作部45及び故障診断用操作部46のいずれか一つ又は両方が設けられる。
なお、リモコン側操作部41は、例えば複数の押しボタンから構成される。その他、リモコン側操作部41は、表示装置と一体化されたタッチパネル等で構成されてもよい。
(b)MPU42
MPU42は、後述のメモリ43内の各種プログラム等に基づいて各種コマンドを含む制御信号を生成する等、各種処理を行う。
例えば、MPU42は、選択されたリモコン側操作部41に応じて制御信号を生成する。このとき、MPU42は、メモリ43からリモコン40のアドレスを読み出し、そのアドレスを含む制御信号を生成する。つまり、制御信号には、リモコン40のアドレスと、各種コマンドとが含まれる。また、MPU42は、選択されたリモコン側操作部41に応じてアドレスの設定等の各種処理を行う。また、MPU42は、リモコン側通信部50を介して空調室内ユニット20に制御信号を送信する。
(c)メモリ43
メモリ43は、リモコン40に設定されたアドレスを記憶している。また、メモリ43は、MPU42を動作させるための各種プログラムを記憶している。例えば、メモリ43は、MPU42が制御信号を生成するためのプログラム及び各種処理を行うためのプログラム等を記憶している。メモリ43は、例えばRAM、ROMから構成されている。
(d)リモコン側通信部50
リモコン側通信部50は、MPU42が生成した制御信号を空調室内ユニット20に送信する。リモコン側通信部50は、例えば赤外線で制御信号を送信するために、赤外線発光部(図示せず)を有している。赤外線発光部は例えば赤外線を発する発光ダイオード(LED)等で構成される。ただし、リモコン側通信部50は、リモコン40から制御信号を送信できればよく、赤外線発光部とは異なる送信部で構成されていてもよい。
(3)機能構成
本実施形態に係る空気調和装置10は、アドレス確認処理を行うことができる。つまり、本実施形態に係る空気調和装置10は、空調室内ユニット20のアドレスと、リモコン40のアドレスとが一致しているか、あるいは不一致であるかのアドレス判定を行う。そして、本実施形態に係る空気調和装置10は、アドレス判定の結果、アドレスが不一致の場合には報知する。このようなアドレス確認処理を行うための空気調和装置10の機能構成について説明する。
図4は、空気調和装置10のアドレス確認処理を行うための機能構成を示すブロック図である。なお、各空気調和装置10a、空気調和装置10b・・・は同一の構成であるため、1つの空気調和装置10について説明する。まず、リモコン40の機能構成について説明する。
(3−1)リモコン40
リモコン40は、リモコン側操作部41、MPU42、メモリ43及びリモコン側通信部50等を含む。リモコン側操作部41及びリモコン側通信部50は上述した通りであるので、MPU42及びメモリ43の機能構成について説明する。
MPU42は、制御信号生成部70及びアドレス設定部71を有する。メモリ43は、アドレス記憶部81を有している。
(a)制御信号生成部70
制御信号生成部70は、リモコン側操作部41が使用者から空調室内ユニット20に対する操作を受け付けると、操作内容に応じた制御信号を生成する。空調室内ユニット20に対する操作としては、例えば温度、風量及び風向等の空調処理のための操作、アドレス確認処理のための操作、故障診断処理のための操作等が挙げられる。
制御信号生成部70は、制御信号を生成するにあたって、後述のアドレス記憶部81からリモコン40に設定されたアドレスを読み出す。そして、制御信号生成部70は、リモコン側操作部41の操作に応じたコマンドと、リモコン40のアドレスとを含む制御信号を生成する。
制御信号に含まれるコマンドとしては、空調処理に関するコマンド、アドレス確認処理のためのコマンド及び故障診断処理のためのコマンド等が挙げられる。例えば、使用者は、空調室内ユニット20に所望の空調処理を行わせたい場合、リモコン側操作部41の所定の選択キーを操作する。この場合、制御信号に含まれるコマンドは、空調処理に関するコマンドである。また、使用者がアドレス確認用操作部45を操作した場合、制御信号に含まれるコマンドはアドレス確認処理のためのコマンドである。また、使用者が故障診断用操作部46を操作した場合、制御信号に含まれるコマンドはアドレス確認処理のためのコマンド及び故障診断処理のためのコマンドである。
また、制御信号に含まれるアドレスは、制御信号を送信するリモコン40のアドレスである。例えば、リモコン40aに“アドレス1”が設定されている場合には、リモコン40aからの制御信号には“アドレス1”が含まれる。ここで、互いに対応付けられた空調室内ユニット20a及びリモコン40aには、同一のアドレスとして“アドレス1”が設定されている。空調室内ユニット20aはリモコン40aからの制御信号を受信すると、自己のアドレスと同一の“アドレス1”が含まれていると判断する。これにより、空調室内ユニット20aは、リモコン40aからの制御信号に基づいて制御される。
(b)アドレス設定部71
アドレス設定部71は、使用者がリモコン40のアドレス設定操作部44を操作した場合、アドレス設定の処理を開始する。
具体的に、使用者がリモコン側操作部41のアドレス設定操作部44を介して、アドレスを設定するための操作を入力したとする。例えば、リモコン40a及び空調室内ユニット20aに“アドレス1”を設定する操作を、使用者がアドレス設定操作部44から入力したとする。アドレス設定部71aは、この操作に基づいて、リモコン40aのアドレス記憶部81aに“アドレス1”を格納する。これにより、リモコン40aに“アドレス1”が設定される。さらに、アドレス設定部71aは、空調室内ユニット20aに“アドレス1”を設定するための制御信号を生成し、リモコン側通信部50aを介して送信する。アドレスを設定するための制御信号には、例えば、アドレス設定のためのコマンド及び“アドレス1”等の所定のアドレスが含まれる。空調室内ユニット20aのアドレス設定部61aは、室内機側通信部30aを介して前記制御信号を受信する。アドレス設定部61aは、例えば発光部33aを点滅させてアドレス設定中であることを報知する。例えば、発光部33aの所定の点滅期間の間に室内機側操作部31aが操作されると、アドレス設定部61aは、制御信号に基づいて、空調室内ユニット20aのアドレス記憶部80aに“アドレス1”を格納する。これにより、空調室内ユニット20aに“アドレス1”が設定される。これにより、リモコン40a及び空調室内ユニット20aに同一の“アドレス1”が設定される。
なお、例えば発光部33aの点滅中、つまりアドレス設定中に使用者が室内機側操作部31aを操作しない場合、空調室内ユニット20aのアドレスは、デフォルト値のままとなる。この場合、リモコン40aのアドレスと空調室内ユニット20aのアドレスとが不一致となり得る。
(c)アドレス記憶部81
アドレス記憶部81は、アドレス設定部71によってリモコン40に設定されたアドレスを記憶する。例えば、リモコン40aに対して“アドレス1”が設定された場合、リモコン40aのアドレス記憶部81aは、“アドレス1”を記憶する。一方、リモコン40bに対して“アドレス2”が設定された場合、リモコン40bのアドレス記憶部81bは、“アドレス2”を記憶する。
(3−2)空調室内ユニット20
次に、空調室内ユニット20の機能構成について説明する。
空調室内ユニット20は、MPU22、メモリ23、室内機側通信部30及び室内機側操作部31等を含む。室内機側通信部30及び室内機側操作部31は上述した通りであるので、MPU22及びメモリ23の機能構成について説明する。
MPU22は、アドレス設定部61、アドレス判定部62、報知部63及び各種処理実行部64を有している。メモリ23は、アドレス記憶部80を有している。
(a)アドレス設定部61
アドレス設定部61は、リモコン40から室内機側通信部30を介して、アドレス設定のためのコマンド及び所定のアドレスを含む制御信号を受信する。例えば、空調室内ユニット20aのアドレス設定部61aは、リモコン40aから空調室内ユニット20aに“アドレス1”を設定するための制御信号を受信する。なお、リモコン40aには“アドレス1”が設定されている。このとき、制御信号には、アドレス設定のためのコマンド及び“アドレス1”が含まれる。アドレス設定部61aは、例えば発光部33aを点滅させてアドレス設定中であることを報知する。例えば、発光部33aの所定の点滅期間の間に室内機側操作部31aが操作されると、アドレス設定部61aは、制御信号に基づいて、空調室内ユニット20のアドレス記憶部80aに“アドレス1”を格納する。これにより、空調室内ユニット20aに“アドレス1”が設定される。
(b)アドレス判定部62
アドレス判定部62は、室内機側通信部30を介して制御信号を受信する。制御信号には、空調室内ユニット20に各種処理を行わせるためのコマンドと、リモコン40のアドレスとが含まれる。空調室内ユニット20のアドレス判定部62は、この制御信号を受信すると、アドレス判定を開始する。つまり、アドレス判定部62は、空調室内ユニット20のアドレスとリモコン40のアドレスとの一致及び不一致を判定する。具体的には、アドレス判定部62は、リモコン40からの制御信号に含まれるリモコン40のアドレスを読み出す。また、アドレス判定部62は、アドレス記憶部80から空調室内ユニット20のアドレスを読み出す。アドレス判定部62は、これらのアドレスを比較してアドレス判定を行う。
さらに、アドレス判定部62は、アドレス判定の結果と、制御信号に含まれるコマンドに基づいて処理を行う。
具体的には、アドレスが一致しており、制御信号に空調処理に関するコマンドが含まれる場合には、アドレス判定部62は各種処理実行部64に空調処理に関するコマンドを送信する。これにより、各種処理実行部64は、コマンドに基づいて温度、風量及び風向等の空調処理を行う。また、アドレス判定部62は報知部63にアドレスの一致を通知する。
また、アドレスが不一致であり、制御信号に空調処理に関するコマンドが含まれる場合には、アドレス判定部62は処理を終了する。これにより、アドレスが一致しないリモコン40からの制御信号によっては、空調室内ユニット20は制御されない。
また、アドレスが不一致であり、制御信号にアドレス確認処理のためのコマンドが含まれる場合には、アドレス判定部62は報知部63にアドレスが不一致であることを通知する。一方、アドレスが一致しており、制御信号にアドレス確認処理のためのコマンドが含まれる場合には、アドレス判定部62は報知部63にアドレスの一致を通知し、処理を終了する。なお、使用者がアドレス確認用操作部45又は故障診断用操作部46を操作した場合、制御信号にアドレス確認処理のためのコマンドが含まれる。
(c)報知部63
(i)アドレス確認処理におけるアドレス不一致の報知
アドレスが不一致であり、制御信号にアドレス確認処理のためのコマンドが含まれる場合には、報知部63は、アドレス判定部62からアドレスが不一致であるとの判定結果を受信する。この場合、報知部63は使用者に対して報知する。報知部63は、例えば発光部33を点滅させることにより、空調室内ユニット20のアドレスとリモコン40のアドレスとが不一致であることを報知する。
例えば、リモコン40bに“アドレス2”が設定されており、空調室内ユニット20aに“アドレス1”が設定されているとする。ここで、リモコン40bから空調室内ユニット20aに、アドレス確認処理のためのコマンド及びリモコン40bのアドレスを含む制御信号が送信されたとする。空調室内ユニット20aのアドレス判定部62aは、制御信号からリモコン40bのアドレスとして“アドレス2”を読み出す。また、アドレス判定部62aは、アドレス記憶部80から空調室内ユニット20aのアドレスとして“アドレス1”を読み出す。これに基づいて、アドレス判定部62aは、空調室内ユニット20aの“アドレス1”とリモコン40bの“アドレス2”とが不一致であると判定する。よって、空調室内ユニット20aの報知部63aは、発光部33aを点滅させてアドレスが不一致であることを報知する。室内に複数台の空調室内ユニット20が設置されている場合に、発光部33aの点滅に基づいて、使用者は、空調室内ユニット20aのアドレスが、操作したリモコン40bのアドレスと不一致であることを目視で確認できる。
報知部63が音によりアドレスの不一致を報知する場合には、どの空調室内ユニット20から音が出力されているのか判断し難い場合がある。しかし、発光部33の点滅を目視で確認できるため、どの空調室内ユニット20と、操作したリモコン40とのアドレスが不一致であるのかを容易に確認できる。
ただし、報知部63による報知の方法としては、発光部33による点滅による報知に限定されない。例えば、報知部63は、図示しない表示部における映像に基づいてアドレスの不一致を報知してもよい。また、例えば、報知部63は、例えばスピーカ32からの音に基づいてアドレスの不一致を報知してもよい。
また、報知部63は、アドレスが不一致の場合には、例えば音声及び映像等によってアドレス再設定の通知を行ってもよい。
(ii)アドレス一致の報知
報知部63は、アドレス判定部62からアドレスが一致しているとの判定結果を受信する。報知部63は、スピーカ32から音を出力することで、アドレスが一致していることを報知する。スピーカ32からの音としては、例えば通常の起動音、アドレスの一致を知らせる音声等挙げられる。しかし、報知部63による報知の方法としては、音に限定されない。例えば、報知部63は、アドレスが不一致の場合とは異なるように発光部33を点灯することによって、アドレスの一致を報知してもよい。また、報知部63は、図示しない表示部における映像に基づいてアドレスの一致を報知してもよい。
(d)各種処理実行部64
各種処理実行部64は、アドレスが一致する場合に、アドレス判定部62からコマンドを受信する。コマンドとしては、空調室内ユニット20での空調処理に関連するコマンド及び故障診断処理のためのコマンド等が挙げられる。各種処理実行部64は、例えば空調処理に関連するコマンドを受信すると、空調室内ユニット20を制御して温度、風量及び風向等を制御する。また、各種処理実行部64は、例えば故障診断処理のためのコマンドを受信すると、空調室内ユニット20の故障箇所等を診断する故障診断処理を行う。
(e)アドレス記憶部80
アドレス記憶部80は、アドレス設定部61によって空調室内ユニット20に設定されたアドレスを記憶する。例えば、空調室内ユニット20aに対して“アドレス1”が設定された場合、空調室内ユニット20aのアドレス記憶部80aは、“アドレス1”を記憶する。一方、空調室内ユニット20bに対して“アドレス2”が設定された場合、空調室内ユニット20bのアドレス記憶部80bは、“アドレス2”を記憶する。
(4)処理の流れ
図5は、本実施形態に係る空気調和装置10の処理の流れの一例を示すフローチャートである。
ステップS1:アドレス判定部62は、室内機側通信部30介して、リモコン40からの制御信号を受信する。この制御信号には、空調室内ユニット20に各種処理を行わせるためのコマンドと、リモコン40のアドレスとが含まれる
ステップS2:アドレス判定部62は、制御信号を受信すると、空調室内ユニット20のアドレスとリモコン40のアドレスとの一致及び不一致を判定する。
ステップS3、S4:アドレスが一致しており(ステップS2のYes)、制御信号に空調処理に関するコマンド及び故障診断処理のためのコマンド等が含まれるとする。この場合には、アドレス判定部62は、報知部63にアドレスの一致を通知し(ステップS3)、各種処理実行部64に空調処理に関するコマンド及び故障診断処理のためのコマンド等を送信する(ステップS4)。報知部63は、アドレス判定部62からアドレスが一致しているとの判定結果を受信する。報知部63は、例えばスピーカ32から音を出力することで、アドレスが一致していることを報知する(ステップS3)。また、各種処理実行部64は、アドレス判定部62から空調処理に関するコマンド及び故障診断処理のためのコマンド等を受信する。各種処理実行部64は、コマンドに基づいて空調室内ユニット20を制御する(ステップS4)。
また、アドレスが一致しており、制御信号にアドレス確認処理のためのコマンドが含まれる場合には(ステップS2のYes)、アドレス判定部62は報知部63にアドレスの一致を通知し(ステップS3)、処理を終了する。この場合、報知部63は、アドレス判定部62からアドレスが一致しているとの判定結果を受信する。報知部63は、例えばスピーカ32から音を出力することで、アドレスが一致していることを報知する(ステップS3)。
ステップS5、S6:アドレスが不一致であり(ステップS2のNo)、制御信号にアドレス確認処理のためのコマンドが含まれる場合には(ステップS5のYes)、アドレス判定部62は報知部63にアドレスが不一致であることを通知する(ステップS6)。アドレス確認処理のためのコマンドは、使用者がアドレス確認用操作部45及び故障診断用操作部46を操作した場合に、制御信号に含まれる。報知部63は、例えば発光部33を点滅させることにより、リモコン40のアドレスと空調室内ユニット20のアドレスとが不一致であることを報知する。
また、アドレスが不一致であり(ステップS2のNo)、制御信号に空調処理に関するコマンドが含まれる場合には(ステップS5のNo)、アドレス判定部62は処理を終了する。これにより、アドレスが一致しないリモコン40からの制御信号によっては、空調室内ユニット20は制御されない。
上記処理によれば、アドレス判定部62は、空調室内ユニット20のアドレスとリモコン40のアドレスとの一致及び不一致を判定する。空調室内ユニット20のアドレスとリモコン40のアドレスとが不一致の場合には、報知部63により報知が行われる。よって、空気調和装置10の使用者は、報知に基づいて、空調室内ユニット20のアドレスとリモコン40のアドレスとが不一致であることを確認することができる。
なお、上記処理の流れにおいて、ステップS3、S4は順不同であってもよい。
(5)特徴
(5−1)
上記空気調和装置10では、アドレス設定部61、71と、アドレス判定部62と、報知部63と、が設けられている。アドレス設定部61、71は、空調室内ユニット20のアドレス及びリモコン40のアドレスを設定する。アドレス判定部62は、空調室内ユニット20のアドレスとリモコン40のアドレスとの一致及び不一致を判定する。報知部63は、判定の結果、不一致の場合に報知する。
このように、空気調和装置10には、空調室内ユニット20のアドレスとリモコン40のアドレスとの一致及び不一致を判定するアドレス判定部62が設けられている。そして、空調室内ユニット20のアドレスとリモコン40のアドレスとが不一致の場合には、報知部63により報知が行われる。よって、空気調和装置10の使用者は、報知に基づいて、空調室内ユニット20のアドレスとリモコン40のアドレスとが不一致であることを確認することができる。逆に、報知部63が不一致であるとの報知を行わない場合には、使用者は、空調室内ユニット20のアドレスとリモコン40のアドレスとが一致していることを確認することができる。あるいは、報知部63が一致しているとの報知を行う場合には、使用者はアドレスの一致を確認することができる。
例えば、使用者がリモコン40を操作して空調室内ユニット20に信号を送信したものの、空調室内ユニット20が作動しない場合がある。このような場合でも、単に空調室内ユニット20のアドレスとリモコン40のアドレスとが一致しておらず、空調室内ユニット20が信号を処理しないだけの場合がある。上記空気調和装置10によれば、使用者は、空調室内ユニット20及び/又はリモコン40の故障であると即座に判断してしまう前に、空調室内ユニット20のアドレスとリモコン40のアドレスとが一致しているか、不一致であるかを確認することができる。よって、空調室内ユニット20のアドレスとリモコン40のアドレスとの不一致によって空調室内ユニット20が作動しない場合において、故障と誤認されて空調室内ユニット20及び/又はリモコン40が返品等されるのを抑制できる。ひいては、空調室内ユニット20及び/又はリモコン40の回収費用、点検費用等に係るコスト(不良品発生に対するコスト)を抑制できる。
(5−2)
上記空気調和装置10では、アドレス確認用操作部45を備える。報知部63は、アドレス確認用操作部45が操作を受け付け、アドレス判定部62での判定の結果、不一致の場合に報知する。
この空気調和装置10には、アドレス確認用操作部45が設けられている。使用者がアドレス確認用操作部45を操作すれば、報知部63は、空調室内ユニット20のアドレスとリモコン40のアドレスとが不一致の場合に報知する。よって、使用者は、報知に基づいて、アドレスの一致及び不一致を確認することができる。
また、上記空気調和装置10では、アドレスの一致及び不一致を確認するため専用の操作部として、アドレス確認用操作部45が設けられている。そのため、使用者がリモコン40を操作しても空調室内ユニット20が作動しない場合、アドレス確認用操作部45の存在によって使用者はまずはアドレスの一致及び不一致を確認する行動を促進される。言い換えれば、アドレス確認用操作部45の存在によって、使用者は空調室内ユニット20のアドレスとリモコン40のアドレスとが不一致である可能性を気づかされる。そして、アドレス確認用操作部45の操作によって、使用者は、空調室内ユニット20のアドレスとリモコン40のアドレスとの不一致によって空調室内ユニット20が作動しないのかどうかを確認できる。結果として、単なるアドレスの不一致を故障と誤認することによって、空調室内ユニット20及び/又はリモコン40が返品等されるのを抑制できる。
(5−3)
上記空気調和装置10では、空調室内ユニット20の故障診断を開始するための故障診断用操作部46を備える。報知部63は、故障診断用操作部46が操作を受け付け、アドレス判定部62での判定の結果、不一致の場合に報知する。
この空気調和装置10の故障診断用操作部46は、空調室内ユニット20の故障診断を開始させるためだけでなく、アドレスが不一致の場合に報知させるためにも用いられる。つまり、故障診断用操作部46は、故障診断の開始機能及びアドレス不一致を報知する処理の開始機能の2つの機能を兼ね備えている。
例えば、使用者がリモコン40を操作して空調室内ユニット20に信号を送信したものの、空調室内ユニット20が作動しない場合がある。このような場合、使用者は、一般的に空調室内ユニット20及び/又はリモコン40が故障していると判断する。よって、使用者は、故障診断用操作部46を操作する傾向にある。上記空気調和装置10では、使用者が故障診断用操作部46を操作すれば、報知部63は、空調室内ユニット20のアドレスとリモコン40のアドレスとが不一致の場合に報知する。よって、使用者は、報知に基づいて、アドレスの一致及び不一致を確認することができる。このように故障診断用操作部46にアドレスの一致及び不一致の確認の機能を付加することで、故障と判断して故障診断用操作部46を操作した場合でも、まずは使用者にアドレスの一致及び不一致を確認させることができる。結果として、単なるアドレスの不一致を故障と誤認して、空調室内ユニット20及び/又はリモコン40が返品等されるのを抑制できる。
(5−4)
上記空気調和装置10では、報知部63は、判定の結果、一致する場合には報知しない。
空調室内ユニット20のアドレスとリモコン40のアドレスとが一致している場合には、報知部63は報知しない。そして、空調室内ユニット20は、操作された操作部からの信号に応じて所定の処理を実行する。アドレスが一致している場合には報知が行われないため、使用者に違和感を感じさせることなく空調室内ユニット20に所定の処理を実行させることができる。
(5−5)
上記空気調和装置10では、アドレスの不一致を報知部63に報知させるための信号以外の通常の信号を、空調室内ユニット20が受信した場合には、報知部63は報知しない。
上記空気調和装置10が通常の信号を受信すると、報知部63は報知を行わない。つまり、アドレスの一致・不一致を確認するための操作を使用者から受け付けた場合において、アドレスが不一致の場合にのみ報知が行われる。よって、アドレス確認を予定していない使用者に、不要な報知を行って違和感を感じさせるのを抑制できる。
(5−6)
上記空気調和装置10では、アドレス判定部62は、使用者の操作に基づく制御信号をリモコン40から受け付けると、判定を開始する。
アドレス判定部62は、リモコン40における使用者の操作に基づいて、空調室内ユニット20のアドレスとリモコン40のアドレスとが一致しているか及び不一致であるかを判定する。そして、報知部63はアドレスが不一致の場合には使用者に報知を行う。よって、使用者は、リモコン40からの簡単な操作によって、アドレスの一致及び不一致を容易に確認することができる。
(5−7)
上記空気調和装置10では、アドレス判定部62及び報知部63は、空調室内ユニット20に設けられている。
空調室内ユニット20にアドレス判定部62及び報知部63が設けられていることで、空調室内ユニット20が、アドレスの一致及び不一致を判定し、不一致の場合には報知を行う。よって、アドレスの判定、判定結果の報知部63への送信及び報知部63での報知という一連の処理を空調室内ユニット20単体の中で完結できる。
(5−8)
上記空気調和装置10では、リモコン40には、リモコン40のアドレスを含む制御信号を生成する制御信号生成部70が設けられている。
制御信号生成部70は、リモコン40のアドレスを含む制御信号を生成する。リモコン40は、制御信号を空調室内ユニット20に送信する。よって、空調室内ユニット20のアドレス判定部62は、リモコン40の制御信号からリモコン40のアドレスを抽出し、空調室内ユニット20のアドレスとリモコン40のアドレスとを比較することができる。
(5−9)
上記空気調和装置10では、アドレス設定部61、71は、空調室内ユニット20に対してアドレスを設定するアドレス設定部61と、リモコン40に対してアドレスを設定する第2アドレス設定部を含む。アドレス設定部61は空調室内ユニット20に設けられている。第2アドレス設定部71はリモコン40に設けられている。
このように、空調室内ユニット20及びリモコン40それぞれにアドレスを設定するための設定部が設けられていてもよい。
(6)変形例
(6−1)変形例1A
上記実施形態では、アドレス確認処理を行わせるための操作部として、アドレス確認用操作部45及び故障診断用操作部46が設けられている。しかし、アドレス確認処理を行わせるための操作部は、これらに限定されない。リモコン40に設けられたその他の操作部の組み合わせによってアドレス確認処理が開始されてもよい。例えば、リモコン40の複数の操作部を同時に押す操作、リモコン40の複数の操作部を所定の順序に押す操作等によってアドレス確認処理が開始されていてもよい。
(6−2)変形例1B
上記実施形態では、アドレス確認用操作部45又は故障診断用操作部46が操作されると、アドレス確認処理が行われる。しかし、使用者がリモコン40のいずれかの操作部を操作すると、常にアドレス確認処理が行われてもよい。例えば、使用者がアドレス確認用操作部45及び故障診断用操作部46以外の操作部を操作しても、常にアドレス確認処理が行われてもよい。この場合、アドレス確認用操作部は必ずしも必要ではない。
(6−3)変形例1C
上記実施形態では、アドレス判定の結果、空調室内ユニット20のアドレスとリモコン40のアドレスとが一致している場合は、報知部63はスピーカ32から起動音などの音を出力する。
しかし、アドレスが一致している場合の報知は、音に限られず光、映像、空調室内ユニット20の所定の動作などによって行われてもよい。
さらには、アドレスが一致している場合、報知部63は必ずしも報知する必要はない。つまり、アドレス判定部62は報知部63にアドレスの一致を通知する必要はない。例えば、制御信号に空調処理に関するコマンドが含まれる場合に、アドレス判定部62はアドレスが一致していることを報知部63に報知する必要はない。具体的には、前述の図5においてステップS3は省略されてもよい。使用者は、リモコン40の操作に基づいて空調室内ユニット20が所望の動作を開始することによって、アドレスが一致していることを確認できる。これにより、アドレス確認を予定していない使用者に、不要な報知を行って違和感を感じさせるのを抑制できる。
同様に、アドレス確認処理の場合に、アドレス判定部62はアドレスが一致していることを報知部63に報知する必要はない。つまり、アドレスが一致しており、制御信号にアドレス確認処理のためのコマンドが含まれる場合には、アドレス判定部62は処理を終了する。具体的には、前述の図5においてステップS3は省略されてもよい。この場合、使用者は、アドレス確認処理のためにリモコン40を操作した場合に、報知がされないことをもってアドレスが一致していることを確認できる。
(6−4)変形例1D
上記実施形態では、図4に示すようにアドレス判定部62は空調室内ユニット20に設けられている。しかし、アドレス判定部は、リモコン40に設けられてもよい。この場合、リモコン40の制御信号生成部70は、リモコン側操作部41の操作に応じたコマンドを含む制御信号を生成する。そして、空調室内ユニット20の各種処理実行部64は、前記制御信号を受信すると、アドレス記憶部80内の空調室内ユニット20のアドレスを読み出し、リモコン40のアドレス判定部に送信する。アドレス判定部は、空調室内ユニット20のアドレスと、自己のリモコン40のアドレスとを比較する。リモコン40のアドレス判定部は、空調室内ユニット20の報知部63に判定結果を送信し、判定結果に応じて各種処理実行部64にコマンドを送信する。以降の処理は上記実施形態と同様である。
また、上記実施形態では、図4に示すように報知部63は空調室内ユニット20に設けられている。しかし、報知部はリモコン40に設けられてもよい。この場合、リモコン40の制御信号生成部70は、リモコン側操作部41の操作に応じたコマンドと、リモコン40のアドレスとを含む制御信号を生成する。空調室内ユニット20のアドレス判定部62は、前記制御信号を受信すると、空調室内ユニット20のアドレスと、リモコン40のアドレスとを比較する。空調室内ユニット20のアドレス判定部62は、リモコン40の報知部に判定結果を送信する。リモコン40の報知部は、音、光及び映像等によって、アドレスの一致及び/又は不一致を報知する。また、空調室内ユニット20のアドレス判定部62は、判定結果に応じて、各種処理実行部64にコマンドを送信する。各種処理実行部64は、コマンドに基づいて空調室内ユニット20を制御する。
また、上記実施形態では、図4に示すようにアドレス判定部62及び報知部63は空調室内ユニット20に設けられている。しかし、アドレス判定部及び報知部は、リモコン40に設けられてもよい。この場合、リモコン40の制御信号生成部70は、リモコン側操作部41の操作に応じたコマンドを含む制御信号を生成し、空調室内ユニット20に送信する。空調室内ユニット20の各種処理実行部64は前記制御信号を受信する。各種処理実行部64は、制御信号に基づいて、アドレス記憶部80内の空調室内ユニット20のアドレスを読み出し、リモコン40のアドレス判定部に送信する。リモコンのアドレス判定部は、空調室内ユニット20のアドレスと、自己のリモコン40のアドレスとを比較する。リモコン40のアドレス判定部は、リモコン40の報知部に判定結果を送信する。また、リモコン40の報知部は、判定結果に応じて、空調室内ユニット20の各種処理実行部64にコマンドを含む制御信号を送信する。リモコン40の報知部は、音、光及び映像等によって、アドレスの一致及び/又は不一致を報知する。また、空調室内ユニット20の各種処理実行部64は、コマンドに基づいて空調室内ユニット20を制御する。
また、上記実施形態では、図4に示すように、空調室内ユニット20にアドレス設定部61が設けられ、リモコン40にアドレス設定部71が設けられている。しかし、アドレス設定部は、空調室内ユニット20又はリモコン40のいずれか一方にのみ設けられていてもよい。この場合、いずれか一方のアドレス設定部が、空調室内ユニット20のアドレス設定及びリモコン40のアドレス設定を行う。
(6−5)変形例1E
上記実施形態では、リモコン40のリモコン側操作部41の操作によって、リモコン40及び空調室内ユニット20のアドレスが設定される。しかし、リモコン40及び空調室内ユニット20にアドレスが設定されればよく、リモコン40及び空調室内ユニット20へのアドレス設定方法は上記実施形態に限定されない。例えば、リモコン40及び空調室内ユニット20それぞれにおいて、別個にアドレスが設定されてもよい。例えば、使用者がリモコン側操作部41を介して、リモコン40に所定のアドレスを設定するための操作を入力したとする。リモコン40のアドレス設定部71は、所定のアドレスをアドレス記憶部81に格納する。一方、使用者が室内機側操作部31を介して、空調室内ユニット20に所定のアドレスを設定するための操作を入力したとする。空調室内ユニット20のアドレス設定部61は、所定のアドレスをアドレス記憶部80に格納する。これにより、リモコン40及び空調室内ユニット20は、独立にアドレスを設定可能である。
(6−6)変形例1F
上記実施形態では、空調室内ユニット20は、リモコン40から制御信号を受信する。つまり、空調室内ユニット20とリモコン40との間の通信は、一方向通信である。しかし、空調室内ユニット20とリモコン40との間の通信は、双方向通信であってもよい。
(6−7)変形例1G
上記実施形態では、複数組のリモコン及び空調室内ユニットを例に挙げている。しかし、1組のリモコン及び空調室内ユニットにおいても本発明を適用可能である。
10 空気調和装置
20 空調室内ユニット
40 リモコン
45 アドレス確認用操作部
46 故障診断用操作部
61、71 アドレス設定部
62 アドレス判定部
63 報知部
特開平6−88641号公報

Claims (7)

  1. 空調室内ユニット(20)及びリモコン(40)を備えた空気調和装置であって、
    前記空調室内ユニットのアドレス及び前記リモコンのアドレスを設定するアドレス設定部(61、71)と、
    前記空調室内ユニットのアドレスと前記リモコンのアドレスとの一致及び不一致を判定するアドレス判定部(62)と、
    前記判定の結果、前記不一致の場合に報知する報知部(63)と、
    アドレス確認用操作部(45)と、
    を備え、
    前記報知部は、前記アドレス確認用操作部が操作を受け付け、前記アドレス判定部での前記判定の結果、前記不一致の場合に報知し、
    前記アドレス確認用操作部からの信号以外であって前記空調室内ユニットのアドレスと前記リモコンのアドレスとが不一致の場合の通常の信号を、前記空調室内ユニットが受信した場合には、前記報知部は報知しない、
    空気調和装置。
  2. 前記空調室内ユニットの故障診断を開始するための故障診断用操作部(46)をさらに備え、
    前記報知部は、前記故障診断用操作部が操作を受け付け、前記アドレス判定部での前記判定の結果、前記不一致の場合に報知する、
    請求項1に記載の空気調和装置。
  3. 前記報知部は、前記判定の結果、前記一致する場合には報知しない、
    請求項1又は請求項2に記載の空気調和装置。
  4. 前記アドレス判定部は、使用者の操作に基づく制御信号を前記リモコンから受け付けると、前記判定を開始する、
    請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の空気調和装置。
  5. 前記アドレス判定部及び前記報知部は、前記空調室内ユニットに設けられている、
    請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の空気調和装置。
  6. 前記リモコンには、前記リモコンのアドレスを含む制御信号を生成する制御信号生成部(70)が設けられている、
    請求項5に記載の空気調和装置。
  7. 前記アドレス設定部は、前記空調室内ユニットに対してアドレスを設定する第1アドレス設定部(61)と、前記リモコンに対してアドレスを設定する第2アドレス設定部(71)を含み、
    前記第1アドレス設定部は前記空調室内ユニットに設けられており、
    前記第2アドレス設定部は前記リモコンに設けられている、
    請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の空気調和装置。
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