JP6303922B2 - 加湿機 - Google Patents

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Description

本発明は、加湿空気を供給する加湿機に関し、詳しくは給水タンクを備える加湿機に関する。
従来の加湿機は、室内に水蒸気又は霧を放出して加湿する加湿手段と、この加湿に供給する水を貯溜する給水用タンクと、この給水用タンクに貯溜された水を含む給水用タンクの総重量を検出する重量検出手段と、運転モードを通常運転モードと運転切タイマモードとに切替える運転モード切替手段と、前記運転切タイマのタイマ時間を設定する切タイマ時間設定手段と、制御手段とを備え、この制御手段は、前記運転モード切替手段によって前記運転切タイマモードが設定されたとき、前記重量検出手段で検出した給水用タンクの総重量が、運転切タイマ時間の設定時間が経過するまで加湿運転を継続するのに不足する場合には、前記運転切タイマで設定した切タイマ時間の終了時まで加湿運転できるように加湿量を制御するものが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−106921号公報(請求項3、第4頁)
特許文献1に記載の加湿機は、給水用タンクの総重量が、運転切タイマ時間の設定時間が経過するまで加湿運転を継続するのに不足する場合には、運転切タイマで設定した切タイマ時間の終了時まで加湿運転できるように加湿量を制御するものであり、加湿運転中の加湿量は一定に制御される。しかし、睡眠に適した基準湿度に設定しても、部屋全体の湿度が上がるまでに時間がかかるという課題があった。また、加湿機の使用者に適した湿度に部屋全体を加湿するまでに、使用者周辺またはその顔周辺のみを加湿するのに必要な水量よりも多くの水量を必要とする。このため、給水用タンクが大型化し、加湿機本体も大型化するとともに、加湿に要する消費電力も大きくなるという課題があった。さらに、部屋全体が加湿されるため、窓や壁の結露量が多くなってしまうという課題があった。
この発明は、上述の課題を解決するためになされたもので、睡眠中に加湿量を調整し、快適な睡眠が得られる加湿機を提供するものである。
本発明の加湿機は、吸込口と、隣接して配置される第1の吹出口と第2の吹出口とを備える吹出口とを有する本体と、空気を加湿する加湿手段と、この加湿手段に供給する水を貯留する給水タンクと、室内空気を吸込口から吸い込み、加湿手段により加湿された空気を吹出口から室内へ略水平方向に吹き出す気流を生成する送風ファンと、室内空気の湿度を検出する湿度検出手段と、運転切時間と基準湿度を設定する設定手段と、設定手段により運転切時間が設定されて運転を開始してからの時間を計時する計時手段と、加湿手段による加湿量を制御する制御手段とを備え、制御手段は、運転開始後、第1の時間が経過するまでの第1の加湿時間における第1の加湿量と、運転切時間終了前の第2の時間が経過する第2の加湿時間における第2の加湿量を、第1の加湿時間が経過した後第2の加湿時間が開始するまでの第3の加湿時間における第3の加湿量よりも大きくなるように制御し、送風ファンの生成する気流のうち、加湿手段により加湿される加湿空気を含まずに第2の吹出口に至る第2の風路を流れて第2の吹出口から吹き出される気流の流速が、加湿空気と混合されて第1の吹出口に至る第1の風路を流れて第1の吹出口から吹き出される気流の流速よりも大きくなるように設定されるものである。


本発明によれば、加湿空気を略水平方向に吹き出すので、室内全体を加湿することなく使用者周辺のみを加湿し、また、使用者が睡眠を開始してからの所定時間と目覚める前の所定時間における加湿量をこれらの時間を除く睡眠中の加湿量よりも大きくするので、加湿に要する水量が少なく、部屋の過加湿を抑制できる。
本発明の実施の形態1に係る加湿機の斜め前方から見た外観斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る加湿機の斜め後方から見た外観斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る加湿機の吸水タンクカバーを取り外し、本体カバーを下ケースから取り外した状態を斜め後方から見た分解斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る加湿機の本体カバーと給水タンクを下ケースから取り外した状態を斜め前方から見た外観斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る加湿機の本体カバーを下方から見た斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る加湿機を側方から見た断面図である。 本発明の実施の形態1に係る加湿機の本体カバーと給水タンクカバーとが一体となった状態の断面図である。 本発明の実施の形態1に係る加湿機のブロック図である。 本発明の実施の形態1に係る加湿機の制御動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2に係る加湿機の制御動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態3に係る加湿機の制御動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態4に係る加湿機の制御動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態5に係る加湿機の制御動作を示すフローチャートである。
実施の形態1
図1は、本発明の実施の形態1に係る加湿機の斜め前方から見た外観斜視図である。図2は、本発明の実施の形態1に係る加湿機の斜め後方から見た外観斜視図である。図3は、本発明の実施の形態1に係る加湿機の吸水タンクカバーを取り外し、本体カバーを下ケースから取り外した状態を斜め後方から見た分解斜視図である。図4は、本発明の実施の形態1に係る加湿機の本体カバーと給水タンクを下ケースから取り外した状態を斜め前方から見た外観斜視図である。図5は、本発明の実施の形態1に係る加湿機の本体カバーを下方から見た斜視図である。図6は、本発明の実施の形態1に係る加湿機を側方から見た断面図である。図7は、本発明の実施の形態1に係る加湿機の本体カバーと給水タンクカバーとが一体となった状態の断面図である。図8は、本発明の実施の形態1に係る加湿機のブロック図である。図9は、本発明の実施の形態1に係る加湿機の制御動作を示すフローチャートである。図10は、本発明の実施の形態2に係る加湿機の制御動作を示すフローチャートである。図11は、本発明の実施の形態3に係る加湿機の制御動作を示すフローチャートである。図12は、本発明の実施の形態4に係る加湿機の制御動作を示すフローチャートである。図13は、本発明の実施の形態5に係る加湿機の制御動作を示すフローチャートである。
実施の形態1の加湿機を例にとり説明するが、本発明は実施の形態1の加湿機に限らず、加湿機が加湿運転を開始してから、経過時間に基づき加湿量を変える機能を有する加湿機に適用できる。
[加湿機の全体構成]
図1から図8を用いて、本発明の実施の形態1に係る加湿機の概略構成を説明する。各図において同符号は同一部分又は相当部分を示しており、その重複説明は適宜に簡略化又は省略する。
本発明の実施の形態1に係る加湿機200は、給水タンク41が着脱自在に取り付けられる下ケース1に、外郭をなす本体カバー2及び本体カバー2の後面に給水タンクカバー3を被せて構成されている。また、本体カバー2の前面の上部には、後述する吹出口21が設けられる。下ケース1の後面の下部には、下ケース1の外部から室内空気を内部に取り込む吸込口15が形成されている。下ケース1、本体カバー2及び給水タンクカバー3をまとめて加湿機本体と称する。
下ケース1の後面下部には、電源コード接続部17が設けられ、加湿機200に商用電源を供給する電源コード(図示せず)が接続される(図3参照)。なお、電源コード接続部17が設けられる側が加湿機200の後方であり、後述する吹出口21が設けられる側が加湿機200の前方を指す。
本体カバー2の前側は光が透過する樹脂材で形成されている。図4に示すように、下ケース1の前側に設けられる表示操作部11に配置される発光部116、発光部117aから117g及び発光部118が発光すると、本体カバー2の外側から発光部の表示を視認できる。発光部116、発光部117aから117g及び発光部118をまとめて表示部150と称する。また、本体カバー2の上部には、後述する送出口52と連通する吹出口21が形成される。本体カバー2の側面や後方も樹脂材で形成される。
下ケース2の前側の表示操作部11には、電源ボタン4aと設定ボタン5aが設けられる。本体カバー2には電源スイッチ4と設定スイッチ5が設けられる。下ケース2に本体カバー2を被せたときに、電源スイッチ4の押圧により電源ボタン4aが押圧され、設定スイッチ5の押圧により設定ボタン5aが押圧される。設定スイッチ5により、加湿機200の加湿動作が開始してから終了するまでの運転切時間や基準湿度の設定等の入力操作ができるようになっている。電源ボタン4aと設定ボタン5aとをまとめて操作部と称する。
下ケース2の前側には操作基板7が配置される。操作基板7には、電源ボタン4a、設定ボタン5a用の機械式スイッチや、発光部116、発光部117aから117g及び発光部118を構成するLEDなどが実装される。また、操作基板7の周辺には、室内空気の湿度を検出する湿度検出手段である湿度センサー160が配置され(図示せず)、湿度センサー160の検出信号は後述するマイコン100へ出力される。
また、下ケース2の前側には制御基板8が配置される。制御基板8は操作基板7と電気的に接続され、加湿機200の動作を制御するマイコン100(制御手段)が実装される。
図8に示すように、マイコン100は入力回路110、CPU120、メモリ130及び出力回路140を備える。入力回路110には、湿度センサー160、操作部180及び後述する貯水量検知部170の出力信号が入力される。出力回路140からは、ヒーター72、後述する送風ファン62(モーター62a及びファン62b)のモーター62a、表示部(発光部116、発光部117aから117g及び発光部118)へ制御信号を出力する。
電源スイッチ4を押すと電源ボタン4aが押され、交流電源から電源が供給され、マイコンが起動し、発光部116のLEDを点灯させる。
設定スイッチ5を操作すると、その押圧回数に対応して加湿機200の加湿動作が開始してから終了するまでの運転切時間を設定することができる。例えば、設定スイッチ5を1回押すと運転切時間が1時間に設定され、2回押すと2時間が設定される。発光部117aから117gは、設定スイッチ5の押圧回数に応じて点灯数や点灯色を変えて、設定された運転切時間を表示する。マイコンには、時間を計時するタイマー(計時手段、図示せず)を備える。
また、設定スイッチ5は基準湿度を設定する設定手段を兼ねる。例えば、設定スイッチ5を長押しすると基準湿度設定が可能となり、この後1回押す毎に、基準湿度が60%から10%ずつ大きくなるように設定できる。この設定スイッチ5の押圧回数に応じて点灯数や点灯色を変えて、設定された基準湿度を表示する。
制御基板8の後方には加湿手段である蒸気生成装置71が配置されている。蒸気生成装置71は上方が開口した金属部材からなる円形の皿形状をなし、その外周には蒸気生成用のヒーター72が巻かれている(図6参照)。
蒸気生成装置71には、給水タンク41に貯留された加湿用の水が、給水経路74を経由して、水供給口73から供給される。なお、給水タンク41は、樹脂材で形成された給水タンクカバー3により着脱自在に覆われる。
また、給水タンク41に貯留される水量を検知する貯水量検知部170が給水タンク41の周囲に設けられる(図示せず)。貯水量検知部170は、給水タンク41内の水の水位を光学的に検知するものである。なお、貯水量検知部170は、給水タンク41の底部に設けられ、給水タンク41の重量を測定して貯水量を検知するようにしてもよい。
蒸気生成装置71に供給された水は、ヒーター72を通電することにより加熱され、蒸気が生成される。なお、蒸気生成手段としては、超音波により蒸気を生成するようにしてもよい。
蒸気生成装置71には、上方の開口を覆うように、蒸気の通気口を有する耐熱性の樹脂材で形成された蒸気生成装置カバー75が設けられている。蒸気生成装置カバー75を覆うようにして、その上方に送出口52を備える耐熱性の樹脂材で形成された蒸気ダクト51が取り付けられる。
蒸気生成装置71により生成された蒸気は、蒸気ダクト51の送出口52から所定の距離離れた位置まで送出するほどの風速がない。そのため、蒸気を所定の風速に付勢して送出口52から吹き出すようにする手段が必要となる。そこで、蒸気生成装置71の後方には、蒸気に空気を混合して送出口52から吹き出すようにするための風を発生させる送風ファン62が設けられる。送風ファ62は、ファン62bとファン62bを回転させるモーター62aから構成され、室内空気を吸込口15から吸い込み、加湿手段である蒸気生成装置71により加湿された空気を吹出口21(第1の吹出口)から室内へ吹き出す気流を生成する。この気流の流れる風路が第1の風路である。また、後述するように、送風ファン62は、蒸気生成装置71を経由しないで、送出口52から吹き出す気流をガイドして送出口52から所定の距離離れた位置まで送出する気流も生成する。
ファン62bの回転軸は下ケース1の前後方向と平行に配置される。ファン62bはファン室64内に配置され、ファン室64は、その上方に形成された本体側風路16と連通している。本体側風路16の上方には、本体カバー側風路22(上部側風路)が本体カバー2内に形成される。
図7に示すように、本体カバー側風路22は本体カバー2側に形成され、本体カバー2と給水タンクカバー3とを一体で取り外すと、本体側風路16と分離し、本体カバー2ととともに下ケース1から外れるようになっている。また、本体カバー2の上部には可動31ダクトが設けられる。可動ダクト31は前後方向にスライド可能に設けられる。可動ダクト31を後方に移動させると、給水タンクカバー3は可動ダクト31により上部を抑えられることとなり、給水タンクカバー3が上方へ移動できない状態となって、本体カバー2と一体の状態となる。したがって、給水タンクカバー3は本体カバー2と一体で取り外せる状態となる。
吸込口15から吹出口21に至る風路が下ケース1側の本体側風路16と本体カバー2側の本体カバー側風路22(上部側風路)とからなり、図4に示すように、本体カバー側風路22と連通する本体側風路16の最上端は、本体カバー側風路22と通気可能に連通する開口部19a(図11参照)を有する本体側連通部19が配置される。本体側風路16と本体カバー2側の本体カバー側風路22とを接続する本体側連通部19の開口部19aには、開口部19aを開閉するシャッター20が設けられる。
シャッター20は、下ケース1から本体カバー2が取り外されているときは、開口部19aを閉じ、下ケース1に本体カバー2を取り付けたときに開口部19aを開いて、本体側風路16と本体カバー側風路22とを連通するものである。つまり、加湿機200のメンテナンス時に下ケース1から本体カバー2を取り外したときに、開口部19aから本体側風路16を経由してファン室64へ異物や水が侵入するのを抑制するものである。
シャッター20は、少なくともその一部が開口部19aを形成する本体側連通部19の周縁19bの下側に配置される。そして、シャッター20は、一端側が、本体側連通部19に形成された軸支部19c(図4、図11参照)により回動自在に軸支される。シャッター20の裏面には、開口部19aを下方から閉じるように、シャッター20の他端側(自由端側)を上方に付勢する付勢手段であるバネ20aが設けられる。他端側が上方に付勢されたシャッター20は、本体側連通部19の周縁19bの裏面と当接することにより係止される。また、シャッター20の上面には凸部20bが形成される。
図5に示すように、本体カバー側風路22に隣接して分岐風路25が形成される。本体カバー側風路22と分岐風路25とは、下端にリブ24が形成された仕切板28により区画される。リブ24はシャッター20を開く開成部材であり、本体カバー側風路22と一体に形成される。本体カバー側風路22と分岐風路25の下端の外周を囲むように本体カバー側連通部23が形成され、下ケース1に本体カバー2を取り付けたときに、本体側連通部19と当接して本体側風路16と本体カバー側風路22及び分岐風路25とを連通する。つまり、送風ファン62により生成される風は本体側風路16を経由し、本体カバー側風路22と分岐風路25とにそれぞれ送られる。
下ケース1に本体カバー2を取り付けると、リブ24は、バネ20aの付勢力に抗して、シャッター20の上面の凸部20bを押し下げて開口部19aを開き、本体側風路16と本体カバー側風路22とを連通する。また、リブ24がシャッター20の上面の凸部20bと接触する側は、曲面形状に成形された曲面部24aが形成されている。また、リブ24の下端は、曲面部24aと連なるように直線形状に成形された水平部24bが形成されている。さらに、リブ24の側面は、曲面部24aと連なるように直線形状に成形された垂直部24cが形成されている。
ここで、仕切板28により本体カバー側風路22と分岐風路25に送られる風量は、加湿機200の出口である本体カバー側風路22の送風口32(第2の吹出口)から吹き出される気流(この気流の流れる風路が第2の風路に相当する)の流速が、加湿機200のもう一つの出口であり送風口32と隣接して配置される、分岐風路25の吹出口21(第2の吹出口)から吹き出される気流の流速よりも大きくなるように設定される。送風口32から吹き出される気流の流速が吹出口21から吹き出される気流の流速よりも大きいので、ベルヌーイの定理により、前者の気流は後者の気流よりも圧力が小さくなる。その結果、後者の気流が前者の気流に誘引されてガイドされ、加湿空気を送出口52から所定の距離離れた位置まで送出することができる。
分岐風路25に送られた風は、連通口29(図5、図7参照)により、下ケース1に本体カバー2が取り付けられた状態で蒸気ダクト51と連通する。つまり、この分岐風路25に送られた風が蒸気生成装置71で生成される蒸気と混合し、加湿された空気を付勢して送出口52から室内へ吹き出す。
本体カバー2に設けられた本体カバー風路22は、蒸気生成装置71で生成される蒸気と混合し、加湿された空気を送出口52から付勢して吹出口21から室内へ吹き出すための風とは別の、送出口52から吹き出す気流をガイドして送出口52から所定の距離離れた位置まで送出する気流を通過させるための風路である。
本体カバー風路22を通過した風は、加湿機200の上部に設けられた可動ダクト31に送られ、加湿機200の上部で可動ダクト31の下方に形成された送風口32から前方へ向かって送風される。これにより、加湿機200より所定の距離離れた位置まで、加湿空気を搬送できる。
送風口32には、風の向きを調節する風向調節板33が設けられていて、斜め下方に向いている。吹出口21から吹き出された加湿空気を上から抑えるように送風される。
次に、加湿動作について説明する。
図9を用いて説明する。
電源コード接続部17に電源コードを接続し、電源スイッチ4を押す。すると、電源ボタン4aが押圧され、マイコン100に電源が供給される。マイコン100が起動すると、マイコン100は出力回路140を介して発光部116のLEDを発光するように指令し、設定スイッチ5の入力操作の受け付け待ち状態となる。設定スイッチ5を押すと設定ボタン5aが押圧され、入力回路110を介して、加湿機200の加湿動作が開始してから終了するまでの運転切時間や基準湿度の設定がなされる。ステップS1では、設定スイッチ5により、切タイマー時間Aと基準湿度が設定される。切タイマー時間Aと基準湿度はメモリ130に記憶される。切タイマー時間Aは、加湿運転が開始されてから終了するまでの運転切時間である。例えば、切タイマー時間Aとして、8時間が設定される。また、基準湿度として例えば60%が設定される。なお、第1の時間Bとして30分、第2の時間Cとして15分が予めマイコン100のメモリ130に記憶され、B=30分、C=15分が設定される。そして、加湿運転(切タイマー運転)が開始され、CPU120に備えられたタイマーが計時を開始する。そして、ステップS2へ進む。
ステップS2では、マイコン100は、加湿運転中は湿度センサー160が検出する検出湿度である室内湿度と設定された基準湿度とを比較する。室内湿度が基準湿度を上回ると(ステップS2でNOの場合)、ステップS3に進む。一方、室内湿度が基準湿度以下の場合(ステップS2でYESの場合)、ステップS4に進む。
ステップS3では加湿運転を停止する。ここでは、マイコン100がヒーター72への通電を停止し、送風ファン62への通電は継続する。なお、送風ファン62への通電を停止してもよい。そして、ステップS8へ進む。
ステップS4では、加湿運転(切タイマー運転)が開始されてから、第1の時間Bが経過したか否かを判断する。具体的には、CPU120に備えられたタイマーの計時情報tとメモリ130に記憶された第1の時間BとをCPU120が比較処理する。第1の時間Bが経過した場合(ステップS4でYESの場合)、ステップS6へ進む。第1の時間Bが経過していない場合(ステップS4でNOの場合)、ステップS5へ進む。
ステップS5では、第1の加湿量として、最大の加湿能力で加湿する。すなわち、加湿動作状態時間の割合を100%、加湿停止状態時間の割合を0%とするデューティー100%とする。ここで、加湿動作状態時間では、ヒーター72を定格電力で通電し、送風ファン62へも定格電力で通電する。一方、加湿停止状態時間では、ヒーター72への通電を停止するが、送風ファン62への通電は継続する。なお、送風ファン62への通電を停止してもよい。そして、ステップS8へ進む。
ステップS6では、加湿運転の残り時間がC未満か否かを判断する。具体的には、CPU120に備えられたタイマーの計時情報tとすると、加湿運転の残り時間(A−t)とCとをCPU120が比較処理する。加湿運転の残り時間がC未満の場合(ステップS6でYESの場合)、ステップS5へ進む。加湿運転の残り時間がC以上の場合(ステップS6でNOの場合)、ステップS7へ進む。
ステップS5では第2の加湿量として、最大の加湿能力で加湿する。すなわち、加湿動作状態時間の割合を100%、加湿停止状態時間の割合を0%とするデューティー100%とする。このように、第2の加湿量は第1の加湿量と同じである。そして、ステップS8へ進む。
ステップS7では、第1の加湿量または第2の加湿量よりも加湿量の小さい第3の加湿量の加湿能力で加湿する。例えば、1サイクル150秒で、加湿動作状態時間が60秒、加湿停止状態時間が90秒を繰り返すように加湿する。つまり、加湿動作状態時間の割合を40%、加湿停止状態時間の割合を60%とするデューティー40%とする。そして、ステップS8へ進む。
ステップS8では、加湿運転(切タイマー運転)が開始されてから、切タイマー時間A
に到達したか否かを判断する。具体的には、CPU120に備えられたタイマーの計時情報tとメモリ130に記憶された切タイマー時間AとをCPU120が比較処理する。切タイマー時間Aに到達した場合(ステップS8でYESの場合)、ステップS9へ進む。切タイマー時間Aに到達していない場合(ステップS8でNOの場合)、ステップS2へ戻る。
ステップS9では、加湿運転を停止する。ここでは、マイコン100がヒーター72への通電を停止し、送風ファン62への通電も停止する。
このように、実施の形態1の加湿機によれば、吸込口と吹出口とを有する本体と、空気を加湿する加湿手段と、この加湿に供給する水を貯留する給水タンクと、室内空気を吸込口から吸い込み、加湿手段により加湿された空気を吹出口から室内へ略水平方向に吹き出す気流を生成する送風ファンと、室内空気の湿度を検出する湿度検出手段と、運転切時間と基準湿度を設定する設定手段と、設定手段により運転切時間が設定されて運転を開始してからの時間を計時する計時手段と、加湿手段による加湿量を制御する制御手段とを備え、制御手段は、運転開始後、第1の時間が経過するまでの第1の加湿時間における第1の加湿量と、運転切時間終了前の第2の時間が経過する第2の加湿時間における第2の加湿量を、第1の加湿時間が経過した後第2の加湿時間が開始するまでの第3の加湿時間における第3の加湿量よりも大きくなるように制御するので、室内全体を加湿することなく使用者周辺のみを加湿し、加湿に要する水量が少なく、部屋の過加湿を抑制できる。
実施の形態2
図10を用いて説明する。実施の形態1との違いは、設定される切タイマー時間に応じて、第3の加湿量を変更するようにした点である。その他の構成は、実施の形態1と同様である。
ステップS1で、切タイマー時間Aとして、8時間が設定された場合について説明する。ステップS6で、加湿運転の残り時間がC未満の場合(ステップS6でYESの場合)、ステップS5へ進む。加湿運転の残り時間がC以上の場合(ステップS6でNOの場合)、ステップS10へ進む。
ステップS10では、ステップS1で設定された切タイマー時間Aが所定の時間D以上か未満かを判断する。ここで所定の時間Dを例えば5時間とする。この所定の時間Dは、予めメモリ130に記憶されている。なお、設定スイッチ5により、加湿機200の使用者が設定するようにしてもよい。設定された切タイマー時間A(8時間)が所定の時間D(5時間)以上であり、ステップS11へ進む。ステップS11では、実施の形態1のステップS7と同様に、加湿動作状態時間の割合を40%、加湿停止状態時間の割合を60%とするデューティー40%として、第1の加湿量または第2の加湿量よりも加湿量の小さい第3の加湿量の加湿能力で加湿する。
次に、ステップS1で、切タイマー時間Aとして、4時間が設定された場合について説明する。ステップS10では、ステップS1で設定された切タイマー時間Aが所定の時間D以上か未満かを判断する。設定された切タイマー時間A(4時間)が所定の時間D(5時間)未満であり、ステップS12へ進む。
ステップS12では、例えば、1サイクル150秒で、加湿動作状態時間が90秒、加湿停止状態時間が60秒を繰り返すように加湿する。つまり、加湿動作状態時間の割合を60%、加湿停止状態時間の割合を40%とするデューティー60%とする。したがって、第1の加湿量または第2の加湿量よりも加湿量の小さい第3の加湿量の加湿能力で加湿し、この第3の加湿量は、切タイマー時間Aが8時間に設定された場合の第3の加湿量よりも大きい。つまり、切タイマー時間Aが長い場合は加湿に要する水も多くなるので、加湿機の加湿運転中に給水タンクに貯留される水が不足しないように第3の加湿量を抑制するように変更するものである。
このように、実施の形態2の加湿機によれば、設定手段は、運転切時間に応じて第3の加湿量を変更するので、快適な睡眠が得られるとともに、運転切時間が長い場合は第3の加湿量を小さくし、運転切時間が短い場合は第3の加湿量を大きくして、加湿機の加湿運転中に給水タンクに貯留される水が不足しないように調整され、使い勝手がよい加湿機が得られる。
実施の形態3
図11を用いて説明する。実施の形態1との違いは、設定される切タイマー時間に応じて、第1の時間を変更するようにした点である。その他の構成は、実施の形態1と同様である。
ステップS13では、設定スイッチ5により、切タイマー時間Aと基準湿度が設定される。切タイマー時間Aと基準湿度はメモリ130に記憶される。切タイマー時間Aは、加湿運転が開始されてから終了するまでの運転切時間である。例えば、切タイマー時間Aとして、8時間が設定された場合について説明する。また、基準湿度として例えば60%が設定される。なお、第2の時間Cとして15分が予めマイコン100のメモリ130に記憶され、C=15分が設定される。ステップS13では、ステップS1と異なり、第1の時間Bは予め設定されず、設定される切タイマー時間に応じて、第1の時間が設定される。そして、加湿運転(切タイマー運転)が開始され、CPU120に備えられたタイマーが計時を開始する。そして、ステップS14へ進む。
ステップS14では、ステップS10と同様に、ステップS13で設定された切タイマー時間Aが所定の時間D以上か未満かを判断する。ここで所定の時間Dを例えば5時間とする。この所定の時間Dは、予めメモリ130に記憶されている。なお、設定スイッチ5により、加湿機200の使用者が設定するようにしてもよい。設定された切タイマー時間A(8時間)が所定の時間D(5時間)以上であり、ステップS15へ進む。ステップS15ではステップS1と同様に、第1の時間Bが30分に設定され、メモリ130に記憶される。
次に、ステップS13で、切タイマー時間Aとして、4時間が設定された場合について説明する。ステップS14では、設定された切タイマー時間A(4時間)が所定の時間D(5時間)未満であり、ステップS16へ進む。ステップS16では、第1の時間Bが60分に設定され、メモリ130に記憶される。つまり、切タイマー時間Aが長い場合は第1の時間Bを短く設定し、切タイマー時間Aが短い場合は第1の時間Bを長く設定する。このように、切タイマー時間Aが長い場合は加湿に要する水も多くなるので、加湿機の加湿運転中に給水タンクに貯留される水が不足しないように第1の時間Bを抑制するように変更するものである。
このように、実施の形態3の加湿機によれば、設定手段は、運転切時間に応じて第1の時間を変更するので、快適な睡眠が得られるとともに、運転切時間が長い場合は第1の時間を短くし、運転切時間が短い場合は第1の時間を長くして、加湿機の加湿運転中に給水タンクに貯留される水が不足しないように調整され、使い勝手がよい加湿機が得られる。
実施の形態4
図12を用いて説明する。実施の形態3との違いは、設定される切タイマー時間に応じて、第2の時間を変更するようにした点である。その他の構成は、実施の形態3と同様である。
ステップS17では、設定スイッチ5により、切タイマー時間Aと基準湿度が設定される。切タイマー時間Aと基準湿度はメモリ130に記憶される。切タイマー時間Aは、加湿運転が開始されてから終了するまでの運転切時間である。例えば、切タイマー時間Aとして、8時間が設定された場合について説明する。また、基準湿度として例えば60%が設定される。なお、第1の時間Bとして30分が予めマイコン100のメモリ130に記憶され、B=30分が設定される。ステップS17では、ステップS13と異なり、第2の時間Cは予め設定されず、設定される切タイマー時間に応じて、第2の時間が設定される。そして、加湿運転(切タイマー運転)が開始され、CPU120に備えられたタイマーが計時を開始する。そして、ステップS18へ進む。
ステップS18では、ステップS17で設定された切タイマー時間Aが所定の時間D以上か未満かを判断する。ここで所定の時間Dを例えば5時間とする。この所定の時間Dは、予めメモリ130に記憶されている。なお、設定スイッチ5により、加湿機200の使用者が設定するようにしてもよい。設定された切タイマー時間A(8時間)が所定の時間D(5時間)以上であり、ステップS19へ進む。ステップS19では、第2の時間Cが15分に設定され、メモリ130に記憶される。
次に、ステップS17で、切タイマー時間Aとして、4時間が設定された場合について説明する。ステップS18では、設定された切タイマー時間A(4時間)が所定の時間D(5時間)未満であり、ステップS20へ進む。ステップS20では、第2の時間Cが30分に設定され、メモリ130に記憶される。つまり、切タイマー時間Aが長い場合は第2の時間Cを短く設定し、切タイマー時間Aが短い場合は第2の時間Cを長く設定する。このように、切タイマー時間Aが長い場合は加湿に要する水も多くなるので、加湿機の加湿運転中に給水タンクに貯留される水が不足しないように第2の時間Cを抑制するように変更するものである。
このように、実施の形態4の加湿機によれば、設定手段は、運転切時間に応じて第2の時間を変更するので、快適な睡眠が得られるとともに、運転切時間が長い場合は第2の時間を短くし、運転切時間が短い場合は第1の時間を長くして、加湿機の加湿運転中に給水タンクに貯留される水が不足しないように調整され、使い勝手がよい加湿機が得られる。
実施の形態5
図13を用いて説明する。実施の形態1との違いは、加湿運転(切タイマー運転)を開始した後に運転切時間の再設定を受け付けるようにした点である。その他の構成は実施の形態1と同様である。
ステップS5の後、ステップS7の後またはステップS3の後にステップS21へ進む。ステップS21では、設定スイッチ5により切タイマー設定時間が再設定され、切タイマー設定時間が変更されたか否かを検知する。切タイマー設定時間を再設定する場合、加湿運転(切タイマー運転)を開始した後に、設定スイッチ5を操作することにより、再び運転切時間(切タイマー時間A)が設定される。例えば、最初にステップS1で切タイマー時間Aとして、8時間が設定される。そして、加湿運転(切タイマー運転)を開始し、1時間後にステップS21で切タイマー時間Aとして、4時間が設定される。切タイマー設定時間が再設定されない場合(ステップS21でNOの場合)は、ステップS8へ進む。切タイマー設定時間が再設定された場合(ステップS21でYESの場合)は、ステップS22へ進む。
ステップS22では、ステップS1で設定された第1の時間Bはリセットされ、第1の時間Bとして30分が設定され、メモリ130に記憶される。さらに、タイマーの計時情報もリセットされる。そして、再び加湿運転(切タイマー運転)が開始され、CPU120に備えられたタイマーが計時を開始する。そして、ステップS8へ進む。
このように、実施の形態5の加湿機によれば、制御手段は、設定手段により運転切時間が設定されて運転を開始してから、運転切時間の再設定を受け付けるようにしたので、使い勝手がよい加湿機が得られる。
また、加湿手段は、加湿動作状態時間と加湿停止状態時間とのデューティにより加湿量を調整するので、簡単な構成で加湿量の調整が可能な加湿機が得られる。
また、制御手段は、湿度検出手段の検出する検出湿度が設定手段により設定される基準湿度を超えた場合に加湿手段へ加湿を停止するように制御するので、部屋の過加湿を抑制するとともに加湿に要する水を少なくでき、給水タンクの小型化が可能となり、加湿機本体の小型化も容易となる。
また、吹出口は隣接して配置される第1の吹出口と第2の吹出口とを備え、送風ファンの生成する気流のうち、加湿手段により加湿される加湿空気と混合されて第1の吹出口に至る第1の風路と、加湿空気を含まずに前記第2の吹出口に至る第2の風路とを備えたので、加湿機の加湿運転中に給水タンクに貯留される水が不足しないように調整されるのに加え、第1の風路の加湿空気を第2の風路の気流が誘引して、加湿空気を第1の吹出口から加湿機の使用者が眠る所定の距離離れた位置まで送出することができ、使い勝手のよい加湿機が得られる。
なお、実施の形態1から実施の形態5において、第1の加湿量と第2の加湿量をデューティー100%の最大の加湿能力としたが、これに限るものでなく、第3の加湿量よりも大きければよい。
また、マイコンが、加湿運転中に貯水量検知部が給水タンクの貯水量が所定値未満となったことを検知すると、設定された運転切時間が終了する前にヒーターの通電を停止するようにしてもよい。送風ファンについては、モーターへの通電を停止するようにしてもよいし、モーターへの通電を停止せず、送風のみを継続してもよい。このように構成することにより、給水タンクの貯水量がゼロになる前にヒーターへの通電を停止するので、蒸気生成装置が過熱されず、使い勝手のよい加湿機が得られる。
1 下ケース、2 本体カバー、3 給水タンクカバー、4 電源スイッチ、4a 電源ボタン、5 設定スイッチ(設定手段)、5a 設定ボタン、7 操作基板、8 制御基板、11 表示操作部、15 吸込口、16 本体側風路、17 電源コード接続部、19 本体側連通部、19a 開口部、19b 周縁、19c 軸支部、20 シャッター、20a バネ(付勢手段)、20b 凸部、21 吹出口(第1の吹出口)、22 本体カバー側風路(上部側風路)、23 本体カバー側連通部、24 リブ(開成部材)、24a 曲面部、24b 水平部、24c 垂直部、28 仕切板、29 連通口、31 可動ダクト、32 送風口(第2の吹出口)、33 風向調節板、41 給水タンク、51 蒸気ダクト、52 送出口、62 送風ファン、62a モーター、62b ファン設定スイッチ、64 ファン室、71 蒸気生成装置(加湿手段)、72 ヒーター、73 水供給口、74 給水経路、75 蒸気生成装置カバー、100 マイコン(制御手段)、110 入力回路、120 CPU、130 メモリ、140 出力回路、150 表示部、160 湿度センサー(湿度検出手段)、170 貯水量検知部、180 操作部、200 加湿機。

Claims (7)

  1. 吸込口と、隣接して配置される第1の吹出口と第2の吹出口とを備える吹出口とを有する本体と、
    空気を加湿する加湿手段と、
    この加湿手段に供給する水を貯留する給水タンクと、
    室内空気を前記吸込口から吸い込み、前記加湿手段により加湿された空気を前記吹出口から室内へ略水平方向に吹き出す気流を生成する送風ファンと、
    室内空気の湿度を検出する湿度検出手段と、
    運転切時間と基準湿度を設定する設定手段と、
    前記設定手段により運転切時間が設定されて運転を開始してからの時間を計時する計時手段と、
    前記加湿手段による加湿量を制御する制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、運転開始後、第1の時間が経過するまでの第1の加湿時間における第1の加湿量と、運転切時間終了前の第2の時間が経過する第2の加湿時間における第2の加湿量を、前記第1の加湿時間が経過した後前記第2の加湿時間が開始するまでの第3の加湿時間における第3の加湿量よりも大きくなるように制御し、
    前記送風ファンの生成する気流のうち、前記加湿手段により加湿される加湿空気を含まずに前記第2の吹出口に至る第2の風路を流れて前記第2の吹出口から吹き出される気流の流速が、前記加湿空気と混合されて前記第1の吹出口に至る第1の風路を流れて前記第1の吹出口から吹き出される気流の流速よりも大きくなるように設定される加湿機。
  2. 前記設定手段は、前記運転切時間に応じて前記第3の加湿量を変更することを特徴とする請求項1記載の加湿機。
  3. 前記設定手段は、前記運転切時間に応じて前記第1の時間を変更することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の加湿機。
  4. 前記設定手段は、前記運転切時間に応じて前記第2の時間を変更することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の加湿機。
  5. 前記制御手段は、前記設定手段により運転切時間が設定されて運転を開始してから、運転切時間の再設定を受け付けることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の加湿機。
  6. 前記加湿手段は、加湿動作状態時間と加湿停止状態時間とのデューティにより加湿量を調整することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の加湿機。
  7. 前記制御手段は、前記湿度検出手段の検出する検出湿度が前記設定手段により設定される基準湿度を超えた場合に前記加湿手段へ加湿を停止するように制御することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の加湿機。
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