JP3829075B2 - 加湿機能付き電気暖房機器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、水を気化させて加湿する加湿機能付きの電気暖房機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の空気調和機としての加湿装置は、例えば特開平8−136017号公報に記載されているものが知られている。この加湿装置は、自然蒸発式加湿装置の下流側に、加湿された通過空気流を加熱する電気ヒータや補助熱交換器からなる加熱手段が配置され、この加熱手段の下流側に通過空気流の出口温度を検知する出口温度検知手段が配置され、この出口温度検知手段の出力に基づいて加熱手段の加熱量を制御するようにしている。
【0003】
また、別の加湿装置として、実開昭58−148520号公報に記載されたものは、モータ及びその回転軸に羽根とテーパ形状の吸水管を取り付け、水槽部の水を吸水管の多数個の穴から加湿フィルターに向けて飛散させ、この水で濡れた加湿フィルターに乾燥空気を通過させ、加湿効果を得るようにしている。
【0004】
さらに、実開昭63−134326号公報に記載された冷風扇では、加湿フィルターに脱臭剤を含有させ、貯水タンク内の水や送風空気の脱臭を行なうようにしている。
【0005】
また、本出願人は、事務所や会議室などの換気の少ない密閉化された部屋では、部屋内の人が多いと、呼吸により排出される二酸化炭素やたばこの煙、ホコリなどの空気汚染物質が増加するため、人間をリラックスさせる効能を有するマイナスイオンと、マイナスイオンのみの発生では除去できない空気中の浮遊細菌を積極的に除去するプラスイオンとを発生させるイオン発生装置が搭載された空気清浄機を提案し、実用化している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、自然蒸発式加湿装置を搭載した電気暖房機器において、加湿空気流を加熱する電気ヒータは、極力使用せずに加湿運転をするのが消費電力の低減の意味からも好ましいが、この加湿用の電気ヒータを暖房用の空気流を加熱する電気ヒータと併用して運転したときに、電気ヒータの消費電力に限度があり、中途半端な能力しか発揮できないといった問題があった。
【0007】
また、脱臭、除菌効果を上げるために、加湿フィルターやこれに水を供給する貯水タンクに脱臭や除菌効果を有する薬剤を保有させる場合には、特別な薬剤を買い求める必要があり、取扱いにくいという問題を有している。
【0008】
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、暖房機能と加湿機能とを併用して運転しても能力が充分発揮でき、加湿フィルターを常に除菌し、室内の空気中に浮遊する細菌を除去することができる電気暖房機器を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、水を貯水する貯水タンク及びこの貯水タンクの水で気化して加湿する加湿フィルターを備えた加湿装置と、通過空気を加熱する加熱体及びこの加熱体に空気を送る送風手段からなる暖房装置と、プラスイオンとマイナスイオンを発生させるイオン発生装置とを備え、
前記送風手段からの空気が前記加湿フィルターを通る第1通路と、前記加湿フィルターを通らない第2通路と、前記送風手段からの空気の一部を前記イオン発生装置を通して機体の吹出口から吹出す第3通路とが形成され、前記第3通路に前記イオン発生装置よりも下流側で前記加熱体の下流側に合流させる分岐部が設けられ、該分岐部にイオン発生装置からの空気を直接前記吹出口に送る姿勢と前記イオン発生装置からの空気を第1通路側に合流させる合流姿勢とに切換える切換え手段が設けられたことを特徴とする。そして、加湿装置を運転するときに前記暖房装置の加熱体及び送風手段を駆動させる。
【0010】
上記構成によると、送風手段により第1通路と第2通路の2つの通路に空気を通過させるので、加熱体により加温された空気が加湿フィルターを通らずに供給されることになり、加湿による空気温度の低下を抑えることができる。また、暖房装置と加湿装置との併用のみならず、これらにプラスイオンとマイナスイオンを発生させるイオン発生装置も付設されているので、空気中の浮遊細菌も除去でき、快適な空気を得ることができる。そして、切換手段により、イオン発生装置から発生したプラスイオンとマイナスイオンとを含む空気が加湿フィルターのある第1通路側に流れ、加湿フィルターに含まれる細菌を除去し、臭いなどの発生を低減できる。特に、分岐部及び切換手段が第1通路の加湿フィルターよりも上流側に配置された構成を採用すれば、その効果が大きい。
【0011】
さらに、この第1通路と第2通路とを通過空気が機体の吹出□を通過するまでに合流して吹出す構造にした電気暖房機器では、吹出口の構成部品が少なく構造が簡単で、吹出口の面積も広くとれる。
【0012】
この場合の合流地点としては加湿フィルターよりも吹出口側において、加湿フィルター直後が好ましい。すなわち、第2通路の空気が前記第1通路の加湿フィルター直後に合流する暖気暖房機器では、吹出口の構成部品が少なく吹出口の面積を広くとれるばかりか、空気温度の低下が抑えられ、潤いのある空気を放出することができる。
【0013】
また、上記電気暖房機器においては、加湿運転と暖房運転とは併用できるが、暖房装置を運転するときに前記加湿フィルターに水を送る送水ポンプを停止して運転する電気暖房機器においては、暖房運転のみを行うときに、第1通路と第2通路の両方を利用できることになり、暖房用の通路面積が増加し、温度の高い空気を幅広く放出することができ、暖房効果が早く得られる。
【0018】
加湿フィルターの除菌及び脱臭は、一定時間だけ行う構成を採用してもよい。すなわち、上記電気暖房機器において、前記送風手段の空気の一部をイオン発生装置に送風し、運転開始時から一定時間、前記切換手段を前記第1通路の加熱体の下流側に合流させる姿勢に切換える構成を採用してもよい。
【0019】
また、上記電気暖房機器において、室内の温度を検出する温度検出手段と、室内の湿度を検出する湿度検出手段とを備え、前記温度検出手段と湿度検出手段とにより検知した温度と湿度とが予め設定した温度及び湿度よりも低いときに、前記イオン発生装置を駆動してプラスイオンとマイナスイオンとを略同数含んだ空気を放出する構成を採用することもできる。この構成によると、加湿や暖房をしながら、風邪のウィルスを除去することができる。
【0020】
また、上記電気暖房機器において、室内の温度を検出する温度検出手段と、室内の湿度を検出する湿度検出手段とを備え、前記温度検出手段と湿度検出手段とにより検知した温度と湿度が予め設定した温度及び湿度以上のときに、イオン発生装置を駆動してプラスイオンよりもマイナスイオンを多く含んだ空気を放出する構成も採用可能である。この構成によると、快適な体感が得られ、マイナスイオンによるリラックス効果が得られる。
【0021】
【発明の実施形態】
以下、本発明の実施形態である電気暖房機器を図面に基づいて説明する。図1は加湿機能を備えた電気暖房機器の概略構成図、図2は図1の空気の流れを示す概略図、図3は第3通路の空気の流れを示す概略図である。
【0022】
図示のごとく、本発明に係る電気暖房機器1は、機体2に、貯水タンク3及び吸水性のある加湿フィルター4を備えた加湿装置5と、通過する空気を加熱する加熱体6(セラミックヒータ)、及びこの加熱体6に空気を送る送風機7(送風手段)を備えた暖房装置8と、プラスイオンとマイナスイオンとを発生させるイオン発生装置9とが内蔵され、暖房装置8の加熱体6及び送風手段7を加湿装置5を運転するときに駆動させるようにしている。
【0023】
機体2は、箱型に形成され、その前面下部には加湿フィルター4やセラミックヒータ6を通過した空気を吹出す吹出口10が形成され、背面上部には送風手段7の空気を機体外から吸い込む吸込口11が形成されている。吸込口にはフィルター11aが設けられている。また、機体2の上面側には操作部12が配置されている。
【0024】
貯水タンク3は、機体2の前部において前面又は上面から取出し自在な水タンク13と、この水タンク13の水を一時的に貯める水受けタンク14とを備え、水タンク13の水が弁機構15(図5参照)を介して水受けタンク14に一時的に貯められるようになっている。水受けタンク14には、その上面もしくは側面に送水ポンプ16が設けられ、また、加湿フィルター4の上方には送水ポンプ16により送られた水を散水口18から加湿フィルター4に散水する散水バー17が配置されている。
【0025】
つまり、水の流路は、水タンク13から水受けタンク14に一時的に貯められ、水受けタンク14内水は、送水ポンプ16により加湿フィルター4の上方の散水バー17に送られ、この散水バー17に複数に設けられている散水口18から加湿フィルター4の上方部に散水され、吸水性のある加湿フィルター4の素材に吸水され、空気に含まれずに残った水は、加湿フィルター4の下方部にある水受けタンク14に戻されるようになっている。
【0026】
図3は機体2内の空気の経路を示す概略図である。図示のごとく、機体2内の空気の経路としては、機体2の背面側上部にある吸込口11より吹出口10に至る3つの通路21,22,23がある。第1通路21は、吸込口11から吸込んだ空気をセラミックヒータ6で加温した後、加湿フィルター4に送り、加湿フィルター4に吸込まれている水分を離脱させて、水分を含んだ空気として吹出□10より放出させる経路となっている。第2通路22は、送風機7で吸込口11から機体内に吸込んだ空気をセラミックヒータ6で加温して、そのまま吹出口10より放出して室内を暖房する経路となっている。第3通路23は、送風機7で吸込口11より吸込んだ空気をセラミックヒータ6を通さず、イオン発生装置9を通して吹出口10より放出し、室内の浮遊細菌を除去する経路となっている。
【0027】
各通路21,22,23は、図3のごとく、隔壁24,25により仕切られる。隔壁24は、加熱体6の下流側において第1通路21と第2通路22を流れる空気が吹出口10に至るまでに合流するように仕切り、また、隔壁25は第3通路23の吹出口10近傍まで第1通路21と仕切るように設定されている。
【0028】
吹出口10では上記3つの通路21,22,23を一つにした形状となっている。第1通路21と第2通路22の合流地点は、図1のごとく、第1通路21の加湿フィルター4の直後に設定されている。
【0029】
第3通路23には、図3のごとく、プラスイオンとマイナスイオンを発生させるイオン発生装置9が設けられ、ここで発生したプラスイオンとマイナスイオンを含んだ空気が第3通路23の途中に設けた分岐部27で、吹出口10に直接向かう経路と第1通路21側に合流する経路に分岐される。第3通路23と第1通路21の合流点は、第1通路21のセラミックヒータ6よりも下流側であって加湿フィルター4よりも上流側に設定されている。分岐部27には、第3通路23からそのまま吹出口10に至る経路と、分岐部27から第1通路21に合流する経路とに切換える切換手段としての切換ダンパー28が設けられ、用途に応じて通路を切換え得るようになっている。
【0030】
なお、第3通路23に連通する吹出口10は、他の通路21,22と共通の吹出口としないで、図2のごとく、別のイオン吹出口10aを設定した構成を採用してもよい。
【0031】
送風手段としての送風機7は、回転自在な円筒形のファン30と、このファン30を回転させるファンモータ31とから構成されている。そして、ファン30の回転により、機体2が設置された室内の空気を吸込口11から吸込み、セラミックヒータ6を介して、そのまま吹出口10より吹出すか、または、加湿フィルター4を通じて吹出口10から加湿空気を放出するようになっている。また、送風機7は加湿を多量に発生させる場合に風量を多くし、また、加湿を少なくする場合には風量を少なくしたりすることができ、この送風機7の回転数は後述の制御部32及び送風機駆動回路34により駆動制御されるようになっている。
【0032】
送風機7の下流側に配設されているセラミックヒータ6は、正特性を持つヒータであって、暖房装置8及び加湿装置5の運転時に制御部32及び加熱体駆動回路33により加熱駆動される。このセラミックヒータ6は、加湿装置5の運転時には極力使用せず、加湿の立ち上がりを早めたいときや加湿を多量に発生させたいときに駆動させる。
【0033】
水受けタンク14に配設した送水ポンプ16は、加湿フィルター4の上方部の散水バー17に配管36を通して水を送るために設けられたものであって、設定された湿度に応じて制御部32及び送水ポンプ駆動回路38により送水量が制御される。散水バー17は、送水ポンプ16から送られてきた水を加湿フィルター4の上方から均―に散水するように複数の散水口18の位置及び穴径が設定されている。
【0034】
機体2の下部に配設されている水受けタンク14には、例えば機体2内に着脱可能とする運搬式の水タンク13から落差で水が補給されるようになっている。
【0035】
図5は水タンク及び水受けタンクの弁機構を示す拡大断面図である。水タンク13は、その給水口にタンクキャップ40が螺子で一体的に取付けられるように構成され、このタンクキヤップ40を取り外して給水口から水タンク13内に給水する。
【0036】
タンクキャップ40には弁機構15が設けられている。弁機構15は、弁シヤフト41、弁シート42及び弁スプリング43から構成されている。弁シヤフト41は、外端に円板状の受け部41aが一体的に形成されており、内端(すなわち水タンク13側)にはゴム状の弁シート42がわずかに外方向に向かって凸形になるように取付けられている。
【0037】
タンクキャップ40の開口44には、弁シャフト41を四方から所定の隙間をあけて支持するリング状の座受け部45及びリブ45aが設けられ、弁シャフト41が長手方向に往復移動できるようになっている。弁スプリング42は、この座受け部45と前記弁シャフト41の受け部41aとの間に介在され、タンクキャップ17の開口44を弁シート42で塞がれる方向に付勢するようになっている。
【0038】
このため、水受けタンク14に突出形成された押し部46で水タンク13の弁機構15を押さない限り、水タンク13内は弁機構15によって密閉状態が保持され、水タンク13から水が漏れることがない。
【0039】
水受けタンク14には、水タンク13の弁機構15に対向する側に押し部46が突出形成され、水タンク13が取付けられると、弁シヤフト41が押し部46で押さえられて上方に上がり、弁機構15の弁スプリング43が縮んだ状態になり、弁機構15が開き、水タンク13内の水Wが水受けタンク14内に供給される。そして、水受けタンク14内の水位がタンクキヤップ40の先端位置で一定に保持される。
【0040】
さらに、図5のごとく、水受けタンク14の底部に水の量が低減して水位が所定以下に達したことを検知する水位スイッチ47を設け、この水位スイッチ45で所定以下の水位を検出したときに、本体表示部に報知する手段を設けてもよい。
【0041】
加湿フィルター4は、吸水性を有する不織布からなり、断面形状をハニカム状の直方体をし、水受けタンク14の上方に図示しない支持体により配設され、上方から水が散水されるようになっている。
【0042】
イオン発生装置9は、図7〜図9のごとく、イオン発生素子51、ケース52、及び駆動回路や接続端子を搭載した基板53から構成されている。イオン発生素子51は、図8のごとく、約15mm×37mm×0.9mmの誘電体55の内部に誘電体上面に平行に約6mm×24mmの誘導電極56が埋設され、誘電体55の上面における両短辺のそれぞれの中心を結ぶ中央線上に約10.4mm×28mmの格子状の放電電極57が設けられたものである。
【0043】
誘電体55の素材は、有機物として、ポリイミド、ガラスエポキシとして用いるエポキシ等の樹脂が使用でき、無機物として、高アルミナ、結晶化ガラス、フオルステライト、ステアタイト等のセラミックを使用することができる。誘電体55には、耐熱性及び強度が要求されるので、セラミックを誘電体55として用いる。具体的にはアルミナ材が好適に使用される。
【0044】
放電電極57及び誘導電極56の材料としては、特に制限がなく通常用いられるものを使用することができるが、誘導体55はセラミック製で焼成工程が必要となるので、特にタングステン又はモリブデン等の高融点の金属を用いるのがよい。放電電極57と誘導電極56の位置関係は、放電電極57が誘導電極56よりも外側に配された関係となっている。
【0045】
基板53には、駆動回路を構成する昇圧コイル58、コンデンサ、サーミスタなどと、イオン発生素子51のリード線接続部59と、制御回路用接続端子が搭載され、コイル58の上方に相当する部分に穴61を形成している。
【0046】
ケース52は、コイル58や基板53を内装するケース本体63と、イオン発生素子51を装着するケースカバー54とから構成されている。ケース本体63は、箱状で一方が開口状態の形状となっており、側面には制御回路用接続端子65が複数個形成され、その端子ピッチが異なるように設定している。
【0047】
イオン発生装置9の組立手順は、ケース本体63の所定の位置にコイル58の脚を上方向で挿入し、コイル58の上から絶像性が高いエポキシ樹脂66を気泡が入らないように充填して自然乾燥させて固める。更に、コイル58の脚に基板53のコイル穴61を合わせて挿入し、ケース本体63の段付部63aまで挿入し、コイル58の脚と基板53のパターン部とを溶着する。
【0048】
さらに、イオン発生素子51をケースカバー54の凹部54aに取り付け、ケース本体63に嵌着する。そして、ウレタン樹脂67を基板53とケースカバー54との空間に充填し自然乾燥させると、イオン発生素子51がケースカバー54に接着されてイオン発生装置9が完成される。
【0049】
図10は電気暖房機器の制御ブロック図である。図示のごとく、本実施形態の電気暖房機器1では、操作部12に、電源スイッチ71、暖房スイッチ72、加湿スイッチ73、及びイオン発生装置9を駆動するクラスタースイッチ74を備えている。これらのスイッチ71〜74のオンオフ信号はスイッチ判定手段75を介して、CPU、ROM、RAMを含むコンピュータから構成される制御部32に送られる。
【0050】
制御部32では、スイッチ判定手段75からの信号や、湿度判定手段76からの信号に基づいて演算した値により、加湿量設定手段77、暖房設定手段78、さらにはイオン発生装置駆動回路79に制御信号を送り、加湿装置5、暖房装置8及びイオン発生装置9を制御するようになっている。
【0051】
本実施形態では、制御部32からイオン発生装置駆動回路79に送られる指令信号には、プラスイオンとマイナスイオンを略同数発生させる指令と、プラスイオンよりもマイナスイオンをより多く発生させる指令とが含まれる。このような指令を受けてイオン発生装置9を駆動するイオン発生装置駆動回路79には、例えば、ソリッドステートリレー(SSR)に交番電流をゼロクロスでON・OFFするゼロクロススイッチ回路を組合わせ、またサイリスタを採用して、交番電流のマイナス側のみを取り出したり、位相制御によりマイナス側とプラス側の導通時間を可変として、イオン発生装置9を駆動している。
【0052】
湿度判定手段76には、温度検出手段としての温度センサ81及び湿度検出手段としての湿度センサ82からの信号を入力され、これらの信号に基づいて室温に対応した室内の湿度が判定されるようになっている。
【0053】
次に、上述の電気暖房機器1の動作を説明する。まず、暖房装置8の動作を説明すると、操作部12の電源スイッチ71を『入』にし、暖房スイッチ72を押して自動運転モードを選択すると、暖房自動運転がスタートする。暖房スイッチ72を順送り押していくと、『自動』→『切』→『弱』→『強』→『自動』の暖房運転モードを選択し、選択された暖房運転モードで暖房運転される。
【0054】
暖房自動運転モードでは、温度センサ81からの信号を入力して室温を設定温度(例えば22℃)になるように、セラミックヒータ6及び送風機7を制御して自動運転を行う。このとき、イオン発生装置9も自動的に併用運転をする。
【0055】
暖房運転をしながらイオン発生装置9を併用運転すると、室内の温度を上昇させて室内を暖房し、更にイオン発生装置9によりプラスイオンとマイナスイオンを発生させることにより空気中の浮遊細菌を除去することができ、快適な空気を得ることができる。
【0056】
自動暖房運転以外の「強運転」モードは、室温に関係なく、セラミックヒータ6を最大の1200Wで連続運転をする。また、「弱運転」モードは、室温に関係なく、セラミックヒータ6を600Wで連続運転をする。
【0057】
送風機7より吸込んだ空気は、セラミックヒータ6を通過して、加湿フィルター4を経由して吹出口10に至る第1通路21と、セラミックヒータ6を通過して、そのまま吹出口10に至る第2通路22とを流れ、両通路21,22を流れる空気が吹出口10で合流して放出される。このとき、加湿装置5の送水ポンプ16は停止した状態で運転する。
【0058】
第1通路21の空気は加湿フィルター4を通過することで速度が僅かに低下するので、吹出口10より上方に空気が流れようとするが、第2通路22の空気により、吹出口10より上方に上がろうとするのを押えられて遠くまで飛ばされ、室内を循環するので室内温度の分布がよい。
【0059】
次に加湿装置5の動作を説明する。まず、本体1の蓋(図記載無し)を開けて、水タンク13を水受けタンク14にセットする。そして、操作部12の電源スイッチ71を『入』にし、加湿スイッチ73を押して自動運転モードを選択すると、加湿自動運転がスタートする。加湿スイッチ73を順送り押していくと、『40』→『50』→『60』→『切』→『連続』→『40』の加湿運転モードを選択し、選択された加湿運転モードで加湿運転される。
【0060】
加湿スイッチ73がON状態にされると、加湿運転されると共にイオン発生装置9も自動的に併用運転をする。加湿運転をしながらイオン発生装置9を併用運転すると、空気中の湿度は上昇し、風邪のウィルス菌の生息率を低下させ、更にイオン発生装置9によりプラスイオンとマイナスイオンを発生させることにより空気中の浮遊細菌を除去することができ、快適な空気を得ることができる。
自動加湿運転の『40』、『50』、『60』の加湿運転は、検出された湿度と設定した湿度との差に応じて、加湿量を変えて自動的に加湿制御される。『40』、『50』、『60』の加湿運転は、湿度が設定した湿度(40%、50%、60%)になるように、セラミックヒータ6、送水ポンプ16、送風機7を組み合わせて加湿量を変えるよう自動的に加湿制御される。
【0061】
また、『連続』加湿運転モードは、湿度に関係なく連続的に加湿運転をする。この加湿運転時のときに、吸込口11から吸込んだ空気はセラミックヒータ6により加温され、温度が高くなった空気が加湿フィルター4を通過することにより、加湿フィルター4より水分を多量に離脱させることができ、水分を多く含んだ空気を放出することができる。
【0062】
このように、通常加湿運転のときにはセラミックヒータ6は駆動しないが、加湿量の多い運転をするときや設定した湿度までに短時間に達したいときなどには、制御部32によりセラミックヒータ6を駆動させるので、使用勝手が良く、使用性が向上する。
【0063】
また、送風機7より吸込んだ空気は、セラミックヒータ6を通過して、加湿フィルター4を経由して吹出口10に至る第1通路21と、セラミックヒータ6を通過してそのまま吹出口10に至る第2通路22とを流れ、吹出口10で合流して放出される。このとき、第1通路21の空気は加湿フィルター4を通過することで水分を含んだ空気となり、空気が重くなり速度が僅かに低下して吹出口10より下方に流れようとするが、第2通路22の加温された空気により温度を上げることができるので、吹出口10から遠くまで飛ばすことができ、室内を循環させて室内温度の分布状態を良好にすることができる。
【0064】
イオン発生装置9を単独で運転するときには、クラスタースイッチ74を順々に押していくと、『クラスター』→『クリーニング1』→『クリーニング2』→『切』→『クラスター』の順に順送りされてイオン発生装置9を運転する。
【0065】
クラスター運転モードはイオン発生装置9を単独で運転するモードであり、このとき、切換ダンパー28を第3通路23から直接吹出口11に至る経路とする。そして、送風機7を駆動して空気を取り入れ、イオン発生装置9を通過させ、プラスイオンとマイナスイオンを含んだ空気を吹出口10から放出する。
【0066】
クリーニング1運転は、切換ダンパー28を第1通路21側に切換え、第3通路23を第1通路21と連通させる経路とする。送風機7を駆動して取り入れた空気は、イオン発生装置9を通過してプラスイオンとマイナスイオンを含んだ空気となる。そして、切換ダンパー28を通って第1通路21側に流れ、加湿フィルター4側を通過して吹出口11から放出される。そのため、プラスイオンとマイナスイオンを含んだ空気が加湿フィルター4の周辺に漂っている細菌を除去し、臭いなどの発生が低減される。
【0067】
クリーニング2運転は、送風機7を駆動して取り入れた空気をセラミックヒータ6で加温する一方、切換ダンパー28を第1通路21側に切換え、送風機7で取り入れた空気の一部を第3通路23のイオン発生装置9を通過させ、その後、第1通路21側に合流させ、プラスイオンとマイナスイオンを含み、かつ加温された空気を加湿フィルター4を通過させて吹出口11から放出する。
【0068】
このクリーニング運転2では、プラスイオンとマイナスイオンを含んだ空気が、セラミックヒータ6を通過した空気によって加温された状態で加湿フィルター4に送られるので、加湿フィルター4を乾燥させながら、加湿フィルター4の周辺に漂っている細菌を除去して吹出口10より放出することになる。従って、加湿フィルター4に付着した水あか等の臭いの発生が低減される。
【0069】
このクリーニング運転1やクリーニング運転2のモードでは、加湿フィルター4の乾燥・除菌・脱臭を一定時間だけ行うモードとしてもよい。すなわち、送風機7により送られてきた空気の一部をイオン発生装置9を通過させ、運転開始から一定時間、切換ダンパー28を第1通路21側に切換え、セラミックヒータ6の下流側から加湿フィルター4を通る経路とし、所定時間経過後に再び、吹出口11に通じる第3通路23にダンパー28を切換え制御することも可能である。
【0070】
クラスタースイッチ74による『切』運転は、イオン発生装置9の運転を停止するもので、暖房運転モード及び加湿運転モードでの併用運転を停止することができる。このように、イオン発生装置9が不要なときには、その駆動を停止して暖房運転や加湿運転だけでも使用することができ、使用幅が広くなる。
【0071】
また、暖房スイッチ72と加湿スイッチ73とにより、暖房装置8と加湿装置5とを夫々単独運転したり、あるいは併用運転をすることができる。
【0072】
更に、暖房装置8と加湿装置5にイオン発生装置9を組み合わせて運転をすると、例えば、図11のごとく、温度センサ81で検出した温度が『18℃』未満、湿度検出センサ82で検出した湿度が『40%』未満のときには、制御部32では、暖房装置及び加湿装置を運転しながら、更にイオン発生装置9でプラスイオンとマイナスイオンとを略同数発生させながら装置を運転することができる。
【0073】
これにより、室内の温度や空気中の湿度を上昇させるので、風邪のウィルス菌の生息率を低下させ、更にイオン発生装置9によりプラスイオンとマイナスイオンを発生させ、空気中の浮遊細菌を除去することができ、快適な空気を得ることができる。
【0074】
また、温度が『18℃』以上、湿度が『40%』以上のときには、暖房装置8及び加湿装置5を運転しながら、更にイオン発生装置9で、プラスイオンよりマイナスイオンの比率を多く発生させながら、3装置を運転することができる。これにより、室内の温度や空気中の湿度を快適な体感ゾーンを維持しながら、更にイオン発生装置9によりマイナスイオンをより多く発生させるため、リラックス効果のある快適な空気を得ることができる。
【0075】
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で多くの修正・変更を加えることができるのは勿論である。例えば、上記実施形態では、貯水タンクとして、水タンクと水受けタンクとからなる構成を例示したが、これに限らず、一つのタンクから構成することもできる。また、上記実施形態のイオン発生装置9は、プラスイオンとマイナスイオンとの両方を発生する装置を例示したが、例えば、プラスイオンとマイナスイオンのいずれか一方のみを発生する発生装置を採用して、これを暖房装置や加湿装置と併用運転するようにしてもよい。
【0076】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によると、暖房装置及び加湿装置の構成部品を共用して、加湿装置を運転するときに暖房装置の加熱体及び送風手段を駆動させるようにしたので、構成部品が少なく、かつコンパクトな電気暖房機器を提供することができる。
【0077】
また、これらにプラスイオンとマイナスイオンを発生させるイオン発生装置を付設すれば、空気中の浮遊細菌も除去でき、快適な空気を得ることができ、しかも、このプラスイオンとマイナスイオンを加湿フィルターを通過させるように設定すれば、加湿フィルターの除菌・脱臭も可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る加湿装置を搭載した電気暖房機器の概略構成図
【図2】図1の空気の流れを示す概略構成図
【図3】同じくイオン発生装置を通る空気の流れの示す概略構成図
【図4】図1の加湿装置の概略斜視図
【図5】給水タンクの弁機構を示す断面図
【図6】同じく弁シャフト座受け部の平面図
【図7】イオン発生装置の斜視図
【図8】図7のイオン発生装置に搭載されるイオン発生素子の構成図
【図9】図5のイオン発生装置の分解斜視図
【図10】図1の制御ブロック図
【図11】同じく運転制御フローチャート
【符号の説明】
1 電気暖房機器
2 機体
3 貯水タンク
4 加湿フィルター
5 加湿装置
6 セラミックヒータ(加熱体)
7 送風機(送風手段)
8 暖房装置
9 イオン発生装置
10 吹出口
11 吸込口
13 水タンク
14 水受けタンク
15 弁機構
16 送水ポンプ
17 散水バー
18 散水口
Claims (8)
- 水を貯水する貯水タンク及びこの貯水タンクの水で気化して加湿する加湿フィルターを備えた加湿装置と、通過空気を加熱する加熱体及びこの加熱体に空気を送る送風手段からなる暖房装置と、プラスイオンとマイナスイオンを発生させるイオン発生装置とを備え、
前記送風手段からの空気が前記加湿フィルターを通る第1通路と、前記加湿フィルターを通らない第2通路と、前記送風手段からの空気の一部を前記イオン発生装置を通して機体の吹出口から吹出す第3通路とが形成され、
前記第3通路に前記イオン発生装置よりも下流側で前記加熱体の下流側に合流させる分岐部が設けられ、該分岐部にイオン発生装置からの空気を直接前記吹出口に送る姿勢と前記イオン発生装置からの空気を第1通路側に合流させる合流姿勢とに切換える切換え手段が設けられたことを特徴とする加湿機能付き電気暖房機器。 - 前記分岐部及び切換手段が前記第1通路の加湿フィルターよりも上流側に配置されたことを特徴とする請求項1記載の電気暖房機器。
- 前記送風手段の空気の一部をイオン発生装置に送風し、運転開始時から一定時間、前記切換手段を前記第1通路の加熱体の下流側に合流させる姿勢に切換えることを特徴とする請求項1又は2記載の電気暖房機器。
- 室内の温度を検出する温度検出手段と、室内の湿度を検出する湿度検出手段とを備え、前記温度検出手段と湿度検出手段とにより検知した温度と湿度とが予め設定した温度及び湿度よりも低いときに、前記イオン発生装置を駆動してプラスイオンとマイナスイオンとを略同数含んだ空気を放出し、検知した温度と湿度が予め設定した温度及び湿度以上のときに、前記イオン発生装置を駆動してプラスイオンよりもマイナスイオンを多く含んだ空気を放出するようにしたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の電気暖房機器。
- 前記第1通路と第2通路は、通過空気が機体の吹出口を通過するまでに合流して吹出す構造にしたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の電気暖房機器。
- 前記第2通路の空気は、前記第1通路の加湿フィルター直後に合流することを特徴とする請求項5記載の電気暖房機器。
- 加湿装置を運転するときに前記暖房装置の加熱体及び送風手段を駆動させることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の電気暖房機器。
- 暖房装置を運転するときに前記加湿フィルターに水を送る送水ポンプを停止して運転することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の電気暖房機器。
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