JP2003056873A - 加湿機能付き電気暖房機器 - Google Patents

加湿機能付き電気暖房機器

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JP2003056873A JP2001243517A JP2001243517A JP2003056873A JP 2003056873 A JP2003056873 A JP 2003056873A JP 2001243517 A JP2001243517 A JP 2001243517A JP 2001243517 A JP2001243517 A JP 2001243517A JP 2003056873 A JP2003056873 A JP 2003056873A
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裕康 山下
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Abstract

(57)【要約】 【課題】暖房と加湿機能の併用運転しても能力を充分発
揮し、加湿フィルターを除菌し、室内の空気中の浮遊細
菌を除去する加湿機能を持つ電気暖房機器を提供する。 【解決手段】水を貯水する貯水タンク3、及びこの貯水
タンクの水で気化して加湿する加湿フィルター4を有す
る加湿装置5と、正特性のセラミックヒータ6、及びこ
のセラミックヒータ6に空気を送る送風機7を有する暖
房装置8とを備え、セラミックヒータ6と送風機7を加
湿装置5を運転するときに駆動し、送風機7からの空気
が加湿フィルター4を通る第1通路21と、加湿フィル
ターを通らない第2通路22の2通路を形成すること
で、構成部品が少なく、コンパクトで、加湿による空気
温度の低下を抑えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水を気化させて加
湿する加湿機能付きの電気暖房機器に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の空気調和機としての加湿装置は、
例えば特開平8−136017号公報に記載されている
ものが知られている。この加湿装置は、自然蒸発式加湿
装置の下流側に、加湿された通過空気流を加熱する電気
ヒータや補助熱交換器からなる加熱手段が配置され、こ
の加熱手段の下流側に通過空気流の出口温度を検知する
出口温度検知手段が配置され、この出口温度検知手段の
出力に基づいて加熱手段の加熱量を制御するようにして
いる。
【0003】また、別の加湿装置として、実開昭58−
148520号公報に記載されたものは、モータ及びそ
の回転軸に羽根とテーパ形状の吸水管を取り付け、水槽
部の水を吸水管の多数個の穴から加湿フィルターに向け
て飛散させ、この水で濡れた加湿フィルターに乾燥空気
を通過させ、加湿効果を得るようにしている。
【0004】さらに、実開昭63−134326号公報
に記載された冷風扇では、加湿フィルターに脱臭剤を含
有させ、貯水タンク内の水や送風空気の脱臭を行なうよ
うにしている。
【0005】また、本出願人は、事務所や会議室などの
換気の少ない密閉化された部屋では、部屋内の人が多い
と、呼吸により排出される二酸化炭素やたばこの煙、ホ
コリなどの空気汚染物質が増加するため、人間をリラッ
クスさせる効能を有するマイナスイオンと、マイナスイ
オンのみの発生では除去できない空気中の浮遊細菌を積
極的に除去するプラスイオンとを発生させるイオン発生
装置が搭載された空気清浄機を提案し、実用化してい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、自然蒸発式
加湿装置を搭載した電気暖房機器において、加湿空気流
を加熱する電気ヒータは、極力使用せずに加湿運転をす
るのが消費電力の低減の意味からも好ましいが、この加
湿用の電気ヒータを暖房用の空気流を加熱する電気ヒー
タと併用して運転したときに、電気ヒータの消費電力に
限度があり、中途半端な能力しか発揮できないといった
問題があった。
【0007】また、脱臭、除菌効果を上げるために、加
湿フィルターやこれに水を供給する貯水タンクに脱臭や
除菌効果を有する薬剤を保有させる場合には、特別な薬
剤を買い求める必要があり、取扱いにくいという問題を
有している。
【0008】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、暖房機能と加湿機能とを併用して運転しても能力
が充分発揮でき、加湿フィルターを常に除菌し、室内の
空気中に浮遊する細菌を除去することができる電気暖房
機器を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、水を貯水する貯水タンク、及びこの貯水
タンクの水で気化して加湿する加湿フィルターを備えた
加湿装置と、通過空気を加熱する加熱体、及びこの加熱
体に空気を送る送風手段からなる暖房装置とを備え、前
記加湿装置を運転するときに前記暖房装置の加熱体及び
送風手段を駆動させることを特徴とする加湿機能付き電
気暖房機器を提供しようとするものである。この構成に
よると、暖房装置及び加湿装置の構成部品を共用するこ
とになり、構成部品が少なく、かつコンパクトにでき
る。
【0010】また、上記構成に加えて、送風手段からの
空気が前記加湿フィルターを通る第1通路と、前記加湿
フィルターを通らない第2通路とが形成され、前記加湿
装置を運転するときに、前記送風手段により前記第1通
路と第2通路の2つの通路に空気を通過させる構成を備
えた電気暖房機器においては、加熱体により加温された
空気が加湿フィルターを通らずに供給されることにな
り、加湿による空気温度の低下を抑えることができる。
【0011】さらに、この第1通路と第2通路とを通過
空気が機体の吹出□を通過するまでに合流して吹出す構
造にした電気暖房機器では、吹出口の構成部品が少なく
構造が簡単で、吹出口の面積も広くとれる。
【0012】この場合の合流地点としては加湿フィルタ
ーよりも吹出口側において、加湿フィルター直後が好ま
しい。すなわち、第2通路の空気が前記第1通路の加湿
フィルター直後に合流する暖気暖房機器では、吹出口の
構成部品が少なく吹出口の面積を広くとれるばかりか、
空気温度の低下が抑えられ、潤いのある空気を放出する
ことができる。
【0013】また、上記電気暖房機器においては、加湿
運転と暖房運転とは併用できるが、暖房装置を運転する
ときに前記加湿フィルターに水を送る送水ポンプを停止
して運転する電気暖房機器においては、暖房運転のみを
行うときに、第1通路と第2通路の両方を利用できるこ
とになり、暖房用の通路面積が増加し、温度の高い空気
を幅広く放出することができ、暖房効果が早く得られ
る。
【0014】上記電気暖房機器において、プラスイオン
とマイナスイオンを発生させるイオン発生装置が設けら
れ、前記送風手段からの空気の一部を前記イオン発生装
置を通して機体の吹出口から吹出す第3通路が設けられ
た電気暖房機器も提供できる。
【0015】この構成によると、暖房装置と加湿装置と
の併用のみならず、これらにプラスイオンとマイナスイ
オンを発生させるイオン発生装置も付設すれば、空気中
の浮遊細菌も除去でき、快適な空気を得ることができ
る。
【0016】この場合、前記第3通路に前記イオン発生
装置よりも下流側で前記加熱体の下流側に合流させる分
岐部が設けられ、該分岐部にイオン発生装置からの空気
を直接前記吹出口に送る姿勢と前記イオン発生装置から
の空気を第1通路側に合流させる合流姿勢とに切換える
切換手段が設けられた構成も採用可能である。
【0017】この構成によると、切換手段により、イオ
ン発生装置から発生したプラスイオンとマイナスイオン
とを含む空気が加湿フィルターのある第1通路側に流
れ、加湿フィルターに含まれる細菌を除去し、臭いなど
の発生が低減される。特に、前記分岐部及び切換手段が
前記第1通路の加湿フィルターよりも上流側に配置され
た構成を採用すれば、その効果が大きい。
【0018】加湿フィルターの除菌及び脱臭は、一定時
間だけ行う構成を採用してもよい。すなわち、上記電気
暖房機器において、前記送風手段の空気の一部をイオン
発生装置に送風し、運転開始時から一定時間、前記切換
手段を前記第1通路の加熱体の下流側に合流させる姿勢
に切換える構成を採用してもよい。
【0019】また、上記電気暖房機器において、室内の
温度を検出する温度検出手段と、室内の湿度を検出する
湿度検出手段とを備え、前記温度検出手段と湿度検出手
段とにより検知した温度と湿度とが予め設定した温度及
び湿度よりも低いときに、前記イオン発生装置を駆動し
てプラスイオンとマイナスイオンとを略同数含んだ空気
を放出する構成を採用することもできる。この構成によ
ると、加湿や暖房をしながら、風邪のウィルスを除去す
ることができる。
【0020】また、上記電気暖房機器において、室内の
温度を検出する温度検出手段と、室内の湿度を検出する
湿度検出手段とを備え、前記温度検出手段と湿度検出手
段とにより検知した温度と湿度が予め設定した温度及び
湿度以上のときに、イオン発生装置を駆動してプラスイ
オンよりもマイナスイオンを多く含んだ空気を放出する
構成も採用可能である。この構成によると、快適な体感
が得られ、マイナスイオンによるリラックス効果が得ら
れる。
【0021】
【発明の実施形態】以下、本発明の実施形態である電気
暖房機器を図面に基づいて説明する。図1は加湿機能を
備えた電気暖房機器の概略構成図、図2は図1の空気の
流れを示す概略図、図3は第3通路の空気の流れを示す
概略図である。
【0022】図示のごとく、本発明に係る電気暖房機器
1は、機体2に、貯水タンク3及び吸水性のある加湿フ
ィルター4を備えた加湿装置5と、通過する空気を加熱
する加熱体6(セラミックヒータ)、及びこの加熱体6
に空気を送る送風機7(送風手段)を備えた暖房装置8
と、プラスイオンとマイナスイオンとを発生させるイオ
ン発生装置9とが内蔵され、暖房装置8の加熱体6及び
送風手段7を加湿装置5を運転するときに駆動させるよ
うにしている。
【0023】機体2は、箱型に形成され、その前面下部
には加湿フィルター4やセラミックヒータ6を通過した
空気を吹出す吹出口10が形成され、背面上部には送風
手段7の空気を機体外から吸い込む吸込口11が形成さ
れている。吸込口にはフィルター11aが設けられてい
る。また、機体2の上面側には操作部12が配置されて
いる。
【0024】貯水タンク3は、機体2の前部において前
面又は上面から取出し自在な水タンク13と、この水タ
ンク13の水を一時的に貯める水受けタンク14とを備
え、水タンク13の水が弁機構15(図5参照)を介し
て水受けタンク14に一時的に貯められるようになって
いる。水受けタンク14には、その上面もしくは側面に
送水ポンプ16が設けられ、また、加湿フィルター4の
上方には送水ポンプ16により送られた水を散水口18
から加湿フィルター4に散水する散水バー17が配置さ
れている。
【0025】つまり、水の流路は、水タンク13から水
受けタンク14に一時的に貯められ、水受けタンク14
内水は、送水ポンプ16により加湿フィルター4の上方
の散水バー17に送られ、この散水バー17に複数に設
けられている散水口18から加湿フィルター4の上方部
に散水され、吸水性のある加湿フィルター4の素材に吸
水され、空気に含まれずに残った水は、加湿フィルター
4の下方部にある水受けタンク14に戻されるようにな
っている。
【0026】図3は機体2内の空気の経路を示す概略図
である。図示のごとく、機体2内の空気の経路として
は、機体2の背面側上部にある吸込口11より吹出口1
0に至る3つの通路21,22,23がある。第1通路
21は、吸込口11から吸込んだ空気をセラミックヒー
タ6で加温した後、加湿フィルター4に送り、加湿フィ
ルター4に吸込まれている水分を離脱させて、水分を含
んだ空気として吹出□10より放出させる経路となって
いる。第2通路22は、送風機7で吸込口11から機体
内に吸込んだ空気をセラミックヒータ6で加温して、そ
のまま吹出口10より放出して室内を暖房する経路とな
っている。第3通路23は、送風機7で吸込口11より
吸込んだ空気をセラミックヒータ6を通さず、イオン発
生装置9を通して吹出口10より放出し、室内の浮遊細
菌を除去する経路となっている。
【0027】各通路21,22,23は、図3のごと
く、隔壁24,25により仕切られる。隔壁24は、加
熱体6の下流側において第1通路21と第2通路22を
流れる空気が吹出口10に至るまでに合流するように仕
切り、また、隔壁25は第3通路23の吹出口10近傍
まで第1通路21と仕切るように設定されている。
【0028】吹出口10では上記3つの通路21,2
2,23を一つにした形状となっている。第1通路21
と第2通路22の合流地点は、図1のごとく、第1通路
21の加湿フィルター4の直後に設定されている。
【0029】第3通路23には、図3のごとく、プラス
イオンとマイナスイオンを発生させるイオン発生装置9
が設けられ、ここで発生したプラスイオンとマイナスイ
オンを含んだ空気が第3通路23の途中に設けた分岐部
27で、吹出口10に直接向かう経路と第1通路21側
に合流する経路に分岐される。第3通路23と第1通路
21の合流点は、第1通路21のセラミックヒータ6よ
りも下流側であって加湿フィルター4よりも上流側に設
定されている。分岐部27には、第3通路23からその
まま吹出口10に至る経路と、分岐部27から第1通路
21に合流する経路とに切換える切換手段としての切換
ダンパー28が設けられ、用途に応じて通路を切換え得
るようになっている。
【0030】なお、第3通路23に連通する吹出口10
は、他の通路21,22と共通の吹出口としないで、図
2のごとく、別のイオン吹出口10aを設定した構成を
採用してもよい。
【0031】送風手段としての送風機7は、回転自在な
円筒形のファン30と、このファン30を回転させるフ
ァンモータ31とから構成されている。そして、ファン
30の回転により、機体2が設置された室内の空気を吸
込口11から吸込み、セラミックヒータ6を介して、そ
のまま吹出口10より吹出すか、または、加湿フィルタ
ー4を通じて吹出口10から加湿空気を放出するように
なっている。また、送風機7は加湿を多量に発生させる
場合に風量を多くし、また、加湿を少なくする場合には
風量を少なくしたりすることができ、この送風機7の回
転数は後述の制御部32及び送風機駆動回路34により
駆動制御されるようになっている。
【0032】送風機7の下流側に配設されているセラミ
ックヒータ6は、正特性を持つヒータであって、暖房装
置8及び加湿装置5の運転時に制御部32及び加熱体駆
動回路33により加熱駆動される。このセラミックヒー
タ6は、加湿装置5の運転時には極力使用せず、加湿の
立ち上がりを早めたいときや加湿を多量に発生させたい
ときに駆動させる。
【0033】水受けタンク14に配設した送水ポンプ1
6は、加湿フィルター4の上方部の散水バー17に配管
36を通して水を送るために設けられたものであって、
設定された湿度に応じて制御部32及び送水ポンプ駆動
回路38により送水量が制御される。散水バー17は、
送水ポンプ16から送られてきた水を加湿フィルター4
の上方から均―に散水するように複数の散水口18の位
置及び穴径が設定されている。
【0034】機体2の下部に配設されている水受けタン
ク14には、例えば機体2内に着脱可能とする運搬式の
水タンク13から落差で水が補給されるようになってい
る。
【0035】図5は水タンク及び水受けタンクの弁機構
を示す拡大断面図である。水タンク13は、その給水口
にタンクキャップ40が螺子で一体的に取付けられるよ
うに構成され、このタンクキヤップ40を取り外して給
水口から水タンク13内に給水する。
【0036】タンクキャップ40には弁機構15が設け
られている。弁機構15は、弁シヤフト41、弁シート
42及び弁スプリング43から構成されている。弁シヤ
フト41は、外端に円板状の受け部41aが一体的に形
成されており、内端(すなわち水タンク13側)にはゴ
ム状の弁シート42がわずかに外方向に向かって凸形に
なるように取付けられている。
【0037】タンクキャップ40の開口44には、弁シ
ャフト41を四方から所定の隙間をあけて支持するリン
グ状の座受け部45及びリブ45aが設けられ、弁シャ
フト41が長手方向に往復移動できるようになってい
る。弁スプリング42は、この座受け部45と前記弁シ
ャフト41の受け部41aとの間に介在され、タンクキ
ャップ17の開口44を弁シート42で塞がれる方向に
付勢するようになっている。
【0038】このため、水受けタンク14に突出形成さ
れた押し部46で水タンク13の弁機構15を押さない
限り、水タンク13内は弁機構15によって密閉状態が
保持され、水タンク13から水が漏れることがない。
【0039】水受けタンク14には、水タンク13の弁
機構15に対向する側に押し部46が突出形成され、水
タンク13が取付けられると、弁シヤフト41が押し部
46で押さえられて上方に上がり、弁機構15の弁スプ
リング43が縮んだ状態になり、弁機構15が開き、水
タンク13内の水Wが水受けタンク14内に供給され
る。そして、水受けタンク14内の水位がタンクキヤッ
プ40の先端位置で一定に保持される。
【0040】さらに、図5のごとく、水受けタンク14
の底部に水の量が低減して水位が所定以下に達したこと
を検知する水位スイッチ47を設け、この水位スイッチ
45で所定以下の水位を検出したときに、本体表示部に
報知する手段を設けてもよい。
【0041】加湿フィルター4は、吸水性を有する不織
布からなり、断面形状をハニカム状の直方体をし、水受
けタンク14の上方に図示しない支持体により配設さ
れ、上方から水が散水されるようになっている。
【0042】イオン発生装置9は、図7〜図9のごと
く、イオン発生素子51、ケース52、及び駆動回路や
接続端子を搭載した基板53から構成されている。イオ
ン発生素子51は、図8のごとく、約15mm×37m
m×0.9mmの誘電体55の内部に誘電体上面に平行
に約6mm×24mmの誘導電極56が埋設され、誘電
体55の上面における両短辺のそれぞれの中心を結ぶ中
央線上に約10.4mm×28mmの格子状の放電電極
57が設けられたものである。
【0043】誘電体55の素材は、有機物として、ポリ
イミド、ガラスエポキシとして用いるエポキシ等の樹脂
が使用でき、無機物として、高アルミナ、結晶化ガラ
ス、フオルステライト、ステアタイト等のセラミックを
使用することができる。誘電体55には、耐熱性及び強
度が要求されるので、セラミックを誘電体55として用
いる。具体的にはアルミナ材が好適に使用される。
【0044】放電電極57及び誘導電極56の材料とし
ては、特に制限がなく通常用いられるものを使用するこ
とができるが、誘導体55はセラミック製で焼成工程が
必要となるので、特にタングステン又はモリブデン等の
高融点の金属を用いるのがよい。放電電極57と誘導電
極56の位置関係は、放電電極57が誘導電極56より
も外側に配された関係となっている。
【0045】基板53には、駆動回路を構成する昇圧コ
イル58、コンデンサ、サーミスタなどと、イオン発生
素子51のリード線接続部59と、制御回路用接続端子
が搭載され、コイル58の上方に相当する部分に穴61
を形成している。
【0046】ケース52は、コイル58や基板53を内
装するケース本体63と、イオン発生素子51を装着す
るケースカバー54とから構成されている。ケース本体
63は、箱状で一方が開口状態の形状となっており、側
面には制御回路用接続端子65が複数個形成され、その
端子ピッチが異なるように設定している。
【0047】イオン発生装置9の組立手順は、ケース本
体63の所定の位置にコイル58の脚を上方向で挿入
し、コイル58の上から絶像性が高いエポキシ樹脂66
を気泡が入らないように充填して自然乾燥させて固め
る。更に、コイル58の脚に基板53のコイル穴61を
合わせて挿入し、ケース本体63の段付部63aまで挿
入し、コイル58の脚と基板53のパターン部とを溶着
する。
【0048】さらに、イオン発生素子51をケースカバ
ー54の凹部54aに取り付け、ケース本体63に嵌着
する。そして、ウレタン樹脂67を基板53とケースカ
バー54との空間に充填し自然乾燥させると、イオン発
生素子51がケースカバー54に接着されてイオン発生
装置9が完成される。
【0049】図10は電気暖房機器の制御ブロック図で
ある。図示のごとく、本実施形態の電気暖房機器1で
は、操作部12に、電源スイッチ71、暖房スイッチ7
2、加湿スイッチ73、及びイオン発生装置9を駆動す
るクラスタースイッチ74を備えている。これらのスイ
ッチ71〜74のオンオフ信号はスイッチ判定手段75
を介して、CPU、ROM、RAMを含むコンピュータ
から構成される制御部32に送られる。
【0050】制御部32では、スイッチ判定手段75か
らの信号や、湿度判定手段76からの信号に基づいて演
算した値により、加湿量設定手段77、暖房設定手段7
8、さらにはイオン発生装置駆動回路79に制御信号を
送り、加湿装置5、暖房装置8及びイオン発生装置9を
制御するようになっている。
【0051】本実施形態では、制御部32からイオン発
生装置駆動回路79に送られる指令信号には、プラスイ
オンとマイナスイオンを略同数発生させる指令と、プラ
スイオンよりもマイナスイオンをより多く発生させる指
令とが含まれる。このような指令を受けてイオン発生装
置9を駆動するイオン発生装置駆動回路79には、例え
ば、ソリッドステートリレー(SSR)に交番電流をゼ
ロクロスでON・OFFするゼロクロススイッチ回路を
組合わせ、またサイリスタを採用して、交番電流のマイ
ナス側のみを取り出したり、位相制御によりマイナス側
とプラス側の導通時間を可変として、イオン発生装置9
を駆動している。
【0052】湿度判定手段76には、温度検出手段とし
ての温度センサ81及び湿度検出手段としての湿度セン
サ82からの信号を入力され、これらの信号に基づいて
室温に対応した室内の湿度が判定されるようになってい
る。
【0053】次に、上述の電気暖房機器1の動作を説明
する。まず、暖房装置8の動作を説明すると、操作部1
2の電源スイッチ71を『入』にし、暖房スイッチ72
を押して自動運転モードを選択すると、暖房自動運転が
スタートする。暖房スイッチ72を順送り押していく
と、『自動』→『切』→『弱』→『強』→『自動』の暖
房運転モードを選択し、選択された暖房運転モードで暖
房運転される。
【0054】暖房自動運転モードでは、温度センサ81
からの信号を入力して室温を設定温度(例えば22℃)
になるように、セラミックヒータ6及び送風機7を制御
して自動運転を行う。このとき、イオン発生装置9も自
動的に併用運転をする。
【0055】暖房運転をしながらイオン発生装置9を併
用運転すると、室内の温度を上昇させて室内を暖房し、
更にイオン発生装置9によりプラスイオンとマイナスイ
オンを発生させることにより空気中の浮遊細菌を除去す
ることができ、快適な空気を得ることができる。
【0056】自動暖房運転以外の「強運転」モードは、
室温に関係なく、セラミックヒータ6を最大の1200
Wで連続運転をする。また、「弱運転」モードは、室温
に関係なく、セラミックヒータ6を600Wで連続運転
をする。
【0057】送風機7より吸込んだ空気は、セラミック
ヒータ6を通過して、加湿フィルター4を経由して吹出
口10に至る第1通路21と、セラミックヒータ6を通
過して、そのまま吹出口10に至る第2通路22とを流
れ、両通路21,22を流れる空気が吹出口10で合流
して放出される。このとき、加湿装置5の送水ポンプ1
6は停止した状態で運転する。
【0058】第1通路21の空気は加湿フィルター4を
通過することで速度が僅かに低下するので、吹出口10
より上方に空気が流れようとするが、第2通路22の空
気により、吹出口10より上方に上がろうとするのを押
えられて遠くまで飛ばされ、室内を循環するので室内温
度の分布がよい。
【0059】次に加湿装置5の動作を説明する。まず、
本体1の蓋(図記載無し)を開けて、水タンク13を水
受けタンク14にセットする。そして、操作部12の電
源スイッチ71を『入』にし、加湿スイッチ73を押し
て自動運転モードを選択すると、加湿自動運転がスター
トする。加湿スイッチ73を順送り押していくと、『4
0』→『50』→『60』→『切』→『連続』→『4
0』の加湿運転モードを選択し、選択された加湿運転モ
ードで加湿運転される。
【0060】加湿スイッチ73がON状態にされると、
加湿運転されると共にイオン発生装置9も自動的に併用
運転をする。加湿運転をしながらイオン発生装置9を併
用運転すると、空気中の湿度は上昇し、風邪のウィルス
菌の生息率を低下させ、更にイオン発生装置9によりプ
ラスイオンとマイナスイオンを発生させることにより空
気中の浮遊細菌を除去することができ、快適な空気を得
ることができる。自動加湿運転の『40』、『50』、
『60』の加湿運転は、検出された湿度と設定した湿度
との差に応じて、加湿量を変えて自動的に加湿制御され
る。『40』、『50』、『60』の加湿運転は、湿度
が設定した湿度(40%、50%、60%)になるよう
に、セラミックヒータ6、送水ポンプ16、送風機7を
組み合わせて加湿量を変えるよう自動的に加湿制御され
る。
【0061】また、『連続』加湿運転モードは、湿度に
関係なく連続的に加湿運転をする。この加湿運転時のと
きに、吸込口11から吸込んだ空気はセラミックヒータ
6により加温され、温度が高くなった空気が加湿フィル
ター4を通過することにより、加湿フィルター4より水
分を多量に離脱させることができ、水分を多く含んだ空
気を放出することができる。
【0062】このように、通常加湿運転のときにはセラ
ミックヒータ6は駆動しないが、加湿量の多い運転をす
るときや設定した湿度までに短時間に達したいときなど
には、制御部32によりセラミックヒータ6を駆動させ
るので、使用勝手が良く、使用性が向上する。
【0063】また、送風機7より吸込んだ空気は、セラ
ミックヒータ6を通過して、加湿フィルター4を経由し
て吹出口10に至る第1通路21と、セラミックヒータ
6を通過してそのまま吹出口10に至る第2通路22と
を流れ、吹出口10で合流して放出される。このとき、
第1通路21の空気は加湿フィルター4を通過すること
で水分を含んだ空気となり、空気が重くなり速度が僅か
に低下して吹出口10より下方に流れようとするが、第
2通路22の加温された空気により温度を上げることが
できるので、吹出口10から遠くまで飛ばすことがで
き、室内を循環させて室内温度の分布状態を良好にする
ことができる。
【0064】イオン発生装置9を単独で運転するときに
は、クラスタースイッチ74を順々に押していくと、
『クラスター』→『クリーニング1』→『クリーニング
2』→『切』→『クラスター』の順に順送りされてイオ
ン発生装置9を運転する。
【0065】クラスター運転モードはイオン発生装置9
を単独で運転するモードであり、このとき、切換ダンパ
ー28を第3通路23から直接吹出口11に至る経路と
する。そして、送風機7を駆動して空気を取り入れ、イ
オン発生装置9を通過させ、プラスイオンとマイナスイ
オンを含んだ空気を吹出口10から放出する。
【0066】クリーニング1運転は、切換ダンパー28
を第1通路21側に切換え、第3通路23を第1通路2
1と連通させる経路とする。送風機7を駆動して取り入
れた空気は、イオン発生装置9を通過してプラスイオン
とマイナスイオンを含んだ空気となる。そして、切換ダ
ンパー28を通って第1通路21側に流れ、加湿フィル
ター4側を通過して吹出口11から放出される。そのた
め、プラスイオンとマイナスイオンを含んだ空気が加湿
フィルター4の周辺に漂っている細菌を除去し、臭いな
どの発生が低減される。
【0067】クリーニング2運転は、送風機7を駆動し
て取り入れた空気をセラミックヒータ6で加温する一
方、切換ダンパー28を第1通路21側に切換え、送風
機7で取り入れた空気の一部を第3通路23のイオン発
生装置9を通過させ、その後、第1通路21側に合流さ
せ、プラスイオンとマイナスイオンを含み、かつ加温さ
れた空気を加湿フィルター4を通過させて吹出口11か
ら放出する。
【0068】このクリーニング運転2では、プラスイオ
ンとマイナスイオンを含んだ空気が、セラミックヒータ
6を通過した空気によって加温された状態で加湿フィル
ター4に送られるので、加湿フィルター4を乾燥させな
がら、加湿フィルター4の周辺に漂っている細菌を除去
して吹出口10より放出することになる。従って、加湿
フィルター4に付着した水あか等の臭いの発生が低減さ
れる。
【0069】このクリーニング運転1やクリーニング運
転2のモードでは、加湿フィルター4の乾燥・除菌・脱
臭を一定時間だけ行うモードとしてもよい。すなわち、
送風機7により送られてきた空気の一部をイオン発生装
置9を通過させ、運転開始から一定時間、切換ダンパー
28を第1通路21側に切換え、セラミックヒータ6の
下流側から加湿フィルター4を通る経路とし、所定時間
経過後に再び、吹出口11に通じる第3通路23にダン
パー28を切換え制御することも可能である。
【0070】クラスタースイッチ74による『切』運転
は、イオン発生装置9の運転を停止するもので、暖房運
転モード及び加湿運転モードでの併用運転を停止するこ
とができる。このように、イオン発生装置9が不要なと
きには、その駆動を停止して暖房運転や加湿運転だけで
も使用することができ、使用幅が広くなる。
【0071】また、暖房スイッチ72と加湿スイッチ7
3とにより、暖房装置8と加湿装置5とを夫々単独運転
したり、あるいは併用運転をすることができる。
【0072】更に、暖房装置8と加湿装置5にイオン発
生装置9を組み合わせて運転をすると、例えば、図11
のごとく、温度センサ81で検出した温度が『18℃』
未満、湿度検出センサ82で検出した湿度が『40%』
未満のときには、制御部32では、暖房装置及び加湿装
置を運転しながら、更にイオン発生装置9でプラスイオ
ンとマイナスイオンとを略同数発生させながら装置を運
転することができる。
【0073】これにより、室内の温度や空気中の湿度を
上昇させるので、風邪のウィルス菌の生息率を低下さ
せ、更にイオン発生装置9によりプラスイオンとマイナ
スイオンを発生させ、空気中の浮遊細菌を除去すること
ができ、快適な空気を得ることができる。
【0074】また、温度が『18℃』以上、湿度が『4
0%』以上のときには、暖房装置8及び加湿装置5を運
転しながら、更にイオン発生装置9で、プラスイオンよ
りマイナスイオンの比率を多く発生させながら、3装置
を運転することができる。これにより、室内の温度や空
気中の湿度を快適な体感ゾーンを維持しながら、更にイ
オン発生装置9によりマイナスイオンをより多く発生さ
せるため、リラックス効果のある快適な空気を得ること
ができる。
【0075】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
るものではなく、本発明の範囲内で多くの修正・変更を
加えることができるのは勿論である。例えば、上記実施
形態では、貯水タンクとして、水タンクと水受けタンク
とからなる構成を例示したが、これに限らず、一つのタ
ンクから構成することもできる。また、上記実施形態の
イオン発生装置9は、プラスイオンとマイナスイオンと
の両方を発生する装置を例示したが、例えば、プラスイ
オンとマイナスイオンのいずれか一方のみを発生する発
生装置を採用して、これを暖房装置や加湿装置と併用運
転するようにしてもよい。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
暖房装置及び加湿装置の構成部品を共用して、加湿装置
を運転するときに暖房装置の加熱体及び送風手段を駆動
させるようにしたので、構成部品が少なく、かつコンパ
クトな電気暖房機器を提供することができる。
【0077】また、これらにプラスイオンとマイナスイ
オンを発生させるイオン発生装置を付設すれば、空気中
の浮遊細菌も除去でき、快適な空気を得ることができ、
しかも、このプラスイオンとマイナスイオンを加湿フィ
ルターを通過させるように設定すれば、加湿フィルター
の除菌・脱臭も可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る加湿装置を搭載した電気暖房機器
の概略構成図
【図2】図1の空気の流れを示す概略構成図
【図3】同じくイオン発生装置を通る空気の流れの示す
概略構成図
【図4】図1の加湿装置の概略斜視図
【図5】給水タンクの弁機構を示す断面図
【図6】同じく弁シャフト座受け部の平面図
【図7】イオン発生装置の斜視図
【図8】図7のイオン発生装置に搭載されるイオン発生
素子の構成図
【図9】図5のイオン発生装置の分解斜視図
【図10】図1の制御ブロック図
【図11】同じく運転制御フローチャート
【符号の説明】
1 電気暖房機器 2 機体 3 貯水タンク 4 加湿フィルター 5 加湿装置 6 セラミックヒータ(加熱体) 7 送風機(送風手段) 8 暖房装置 9 イオン発生装置 10 吹出口 11 吸込口 13 水タンク 14 水受けタンク 15 弁機構 16 送水ポンプ 17 散水バー 18 散水口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山下 裕康 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 守川 守 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 3L055 AA04 AA10 BA01 CA04

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水を貯水する貯水タンク、及びこの貯水タ
    ンクの水で気化して加湿する加湿フィルターを備えた加
    湿装置と、通過空気を加熱する加熱体、及びこの加熱体
    に空気を送る送風手段からなる暖房装置とを備えた電気
    暖房機器において、前記加湿装置を運転するときに前記
    暖房装置の加熱体及び送風手段を駆動させることを特徴
    とする加湿機能付き電気暖房機器。
  2. 【請求項2】前記送風手段からの空気が前記加湿フィル
    ターを通る第1通路と、前記加湿フィルターを通らない
    第2通路とが形成され、前記加湿装置を運転するとき
    に、前記送風手段により前記第1通路と第2通路の2つ
    の通路に空気を通過させることを特徴とする請求項1記
    載の電気暖房機器。
  3. 【請求項3】前記第1通路と第2通路は、通過空気が機
    体の吹出□を通過するまでに合流して吹出す構造にした
    ことを特徴とする請求項2記載の電気暖房機器。
  4. 【請求項4】前記第2通路の空気は、前記第1通路の加
    湿フィルター直後に合流することを特徴とする請求項3
    記載の電気暖房機器。
  5. 【請求項5】前記暖房装置を運転するときに前記加湿フ
    ィルターに水を送る送水ポンプを停止して運転すること
    を特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の電気暖房
    機器。
  6. 【請求項6】プラスイオンとマイナスイオンを発生させ
    るイオン発生装置が設けられ、前記送風手段からの空気
    の一部を前記イオン発生装置を通して機体の吹出口から
    吹出す第3通路が設けられたことを特徴とする請求項1
    〜5のいずれかに記載の電気暖房機器。
  7. 【請求項7】前記第3通路に前記イオン発生装置よりも
    下流側で前記加熱体の下流側に合流させる分岐部が設け
    られ、該分岐部にイオン発生装置からの空気を直接前記
    吹出口に送る姿勢と前記イオン発生装置からの空気を第
    1通路側に合流させる合流姿勢とに切換える切換え手段
    が設けられたことを特徴とする請求項6記載の電気暖房
    機器。
  8. 【請求項8】前記分岐部及び切換手段が前記第1通路の
    加湿フィルターよりも上流側に配置されたことを特徴と
    する請求項7記載の電気暖房機器。
  9. 【請求項9】前記送風手段の空気の一部をイオン発生装
    置に送風し、運転開始時から一定時間、前記切換手段を
    前記第1通路の加熱体の下流側に合流させる姿勢に切換
    えることを特徴とする請求項7又は8記載の電気暖房機
    器。
  10. 【請求項10】室内の温度を検出する温度検出手段と、
    室内の湿度を検出する湿度検出手段とを備え、前記温度
    検出手段と湿度検出手段とにより検知した温度と湿度と
    が予め設定した温度及び湿度よりも低いときに、前記イ
    オン発生装置を駆動してプラスイオンとマイナスイオン
    とを略同数含んだ空気を放出するようにしたことを特徴
    とする請求項6〜9のいずれかに記載の電気暖房機器。
  11. 【請求項11】室内の温度を検出する温度検出手段と、
    室内の湿度を検出する湿度検出手段とを備え、前記温度
    検出手段と湿度検出手段とにより検知した温度と湿度が
    予め設定した温度及び湿度以上のときに、イオン発生装
    置を駆動してプラスイオンよりもマイナスイオンを多く
    含んだ空気を放出するようにしたことを特徴とする請求
    項6〜10のいずれかに記載の電気暖房機器。
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