JP6302273B2 - 冷却塔内壁の耐火物構造及び冷却塔の操業方法 - Google Patents

冷却塔内壁の耐火物構造及び冷却塔の操業方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6302273B2
JP6302273B2 JP2014022119A JP2014022119A JP6302273B2 JP 6302273 B2 JP6302273 B2 JP 6302273B2 JP 2014022119 A JP2014022119 A JP 2014022119A JP 2014022119 A JP2014022119 A JP 2014022119A JP 6302273 B2 JP6302273 B2 JP 6302273B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooling tower
exhaust gas
furnace
wall
refractory
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014022119A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015148398A (ja
Inventor
有一 生田
有一 生田
森 正
正 森
賢機 中堀
賢機 中堀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JX Nippon Mining and Metals Corp
Original Assignee
JX Nippon Mining and Metals Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JX Nippon Mining and Metals Corp filed Critical JX Nippon Mining and Metals Corp
Priority to JP2014022119A priority Critical patent/JP6302273B2/ja
Publication of JP2015148398A publication Critical patent/JP2015148398A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6302273B2 publication Critical patent/JP6302273B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P10/00Technologies related to metal processing
    • Y02P10/20Recycling
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P10/00Technologies related to metal processing
    • Y02P10/25Process efficiency

Landscapes

  • Chimneys And Flues (AREA)
  • Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
  • Furnace Housings, Linings, Walls, And Ceilings (AREA)
  • Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)

Description

本発明は、冷却塔内壁の耐火物構造及び冷却塔の操業方法に関し、さらに詳しくは、被処理物を燃焼炉で燃焼させた際に発生する排ガスを導入し、側壁に配置されたノズルから冷却水を散布して排ガスを冷却する冷却塔内壁の耐火物構造及び冷却塔の操業方法に関する。
近年、パソコン、OA機器、あるいは携帯電話等を製造する電子部品製造業者や電子基板等の電子部品を利用した製品及び産業から発生するスクラップ類は年々増加を続けている。これらのスクラップ類には、電気導体として使われる銅や、接点・メッキ皮膜等に使用された金、銀、白金、パラジウム等の貴金属が含まれており、これら有価金属の回収は資源のリサイクルによる省資源化を図るという観点からも極めて重要である。そのため、これらのスクラップ類(以下、「貴金属スクラップ」という。)は様々な方法によってリサイクルが行われている。
貴金属スクラップのリサイクル方法としては、例えば、銅製錬における熔錬炉に銅精鉱と共に装入して処理する方法や、貴金属スクラップを薬剤に浸漬して有機物材料を溶解して含有されている貴金属を得る方法、また、貴金属スクラップを燃焼炉で燃焼して灰化させ、灰化したものを自溶炉又は転炉で処理することで貴金属を得る方法などが知られている。その外にも、貴金属スクラップをロータリーキルンとストーカ炉を組み合わせた燃焼処理炉を利用して処理した後、有価金属の回収を行うことも行われていた(特許文献1)。
しかしながら、ロータリーキルンとストーカ炉を組み合わせた従来の燃焼処理炉の場合、第一の燃焼炉であるロータリーキルンの炉内温度が1000℃を超えると貴金属スクラップに含まれるSiO,CaO,Al,Cu,Feなどが溶融してクリンカが発生するおそれがある。クリンカはロータリーキルンの出口付近やストーカ炉の火格子に固着してそれらの動きを阻害すると共に、クリンカの除去作業による操業効率の低下などを招くおそれがある。また、特許文献1の燃焼処理炉では、処理灰の回収は回収ボックスによって行っていたが、回収ボックスによる回収はバッチ式であるため、より操業の効率化を図るためには処理灰を連続的に回収できることが好ましい。
特開2009−222288公報
そのため、第二の処理炉、例えば、ストーカ炉によって燃焼処理された貴金属スクラップの処理灰を水封式コンベアの水槽内で冷却しつつ連続的に搬送回収することにより、クリンカの発生が抑制され、クリンカの除去作業が不要となって操業効率の低下を防止すると共に、ガス化減容物のストーカ炉への移動やストーカ炉の火格子の動きを阻害することがなく、しかも、処理灰を速やかに冷却して連続的に回収することが可能な有価金属の回収処理装置及び方法を開発した。
しかし、ロータリーキリンで発生した可燃性の熱分解ガス及びストーカ炉で発生した燃焼排ガスを二次燃焼炉で燃焼させた後の排ガスはDXN再合成の阻止及び後設備の保護のために耐酸不定形耐火物もしくは耐酸耐熱レンガがライニングされた冷却塔内で複数設けられたノズルから冷却水を散布して一気に冷却されるが、一般的に耐酸耐火物は水濡れ性が弱く、耐酸耐熱レンガは水濡れ性は良いが熱によるスポーリング(レンガ欠け)が発生しやすいことから極めて短期間の間に冷却塔内壁の点検や更新が必要となっていた。
冷却塔を点検するためには周囲に足場を組んで行う必要があるため、点検には足場設置のコストがかかる。また、冷却塔内にライニングされた耐火物の更新には足場設置コストの他、交換すべき新規耐火物のコストがかかる。さらに、耐火物の更新を行うためには操業を停止する必要があるので更新までの期間が短く、しかも更新の回数が増えればそれだけ操業効率が低下することになる。
そこで、本発明は上記問題に鑑み、冷却塔の内壁にライニングされた耐火物レンガの損耗・脱落による更新の手間を回避して、効率的な操業を可能とする冷却塔内壁の耐火物構造及び冷却塔の操業方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために請求項1に記載の本発明は、貴金属が含まれた貴金属スクラップを燃焼炉で燃焼させた際に発生する約900℃に達する排ガスを導入し、側壁に配置されたノズルから冷却水を散布して前記排ガスを80℃以下に冷却する冷却塔内壁の耐火物構造において、前記ノズルの散布口よりも下側であって少なくとも前記ノズルから散布する前記冷却水が接触しない部分の前記冷却塔の側壁を鉄皮と、抗火石と、磁器性の耐火物の3層構造としたことを特徴とする。
上記課題を解決するために請求項に記載の本発明は、貴金属が含まれた貴金属スクラップを燃焼炉で燃焼させた際に発生する約900℃に達する排ガスを導入し、側壁に配置されたノズルから冷却水を散布して前記排ガスを80℃以下に冷却する冷却塔の操業方法において、前記ノズルの散布口よりも下側であって少なくとも前記ノズルから散布する前記冷却水が接触しない部分の側壁を鉄皮と、抗火石と、磁器性の耐火物の3層構造とした冷却塔へ上方から下方に向かって前記排ガスを導入し、前記排ガスに対し、前記ノズルから前記冷却水を水平方向よりも下向きに向かって散布することを特徴とする。
本発明に係る冷却塔内壁の耐火物構造及び冷却塔の操業方法によれば、冷却塔の内壁にライニングされた損耗・脱落を回避できるので耐火物レンガの寿命延長を図ることができ、また、冷却塔の内壁の点検及び更新の手間及びコストを削減することができるという効果がある。
また、本発明に係る冷却塔内壁の耐火物構造及び冷却塔の操業方法によれば、点検・更新の回数を従来よりも減らすことができるので操業時間が増え、操業効率が増大するという効果がある。
冷却塔を備えた有価金属の回収処理装置の一実施形態の構成図である。 冷却塔のノズル付近の横断面図である。 冷却塔の構成を示す縦断面図である。
以下、本発明に係る冷却塔内壁の耐火物構造及び冷却塔の操業方法について図面を参照しつつ詳細に説明する。初めに、冷却塔を備えた有価金属の回収処理装置の概要について説明する。図1は冷却塔を備えた有価金属の回収処理装置の一実施形態の構成図である。
[冷却塔を備えた有価金属の回収処理装置の構成]
図示された冷却塔を備えた有価金属の回収処理装置1(以下「処理装置1」という。)は、概略として、第一の処理炉であるロータリーキルン10と、第二の処理炉であるストーカ炉21aと、第三の処理炉である二次燃焼炉21bを備えて構成されている。ロータリーキルン10は、円筒状の横置き回転炉11を備え、一方側の端面に貴金属スクラップを投入するための投入口12が設けられると共に、それとは反対側の端面には排出口13が設けられている。
回転炉11は排出口13側に向かって僅かに傾斜するようにして配置されており、図示しないモータによって回転可能とされている。投入口12の近傍にはバーナ14が配置されており、重油などの燃料を燃焼させることによって炉内を加熱することができるようになっている。投入口12の近傍には炉内へ冷却水を散布するための冷却水散布ノズル15が配置され、回転炉11の炉壁前には炉内温度を測定するための温度計15aが取り付けられている。そして、投入口12から炉内に投入された貴金属スクラップは、高温の雰囲気の中で撹拌されながら排出口13方向へ徐々に移動し、熱分解されて可燃性の熱分解ガスとガス化減容物となる。
回転炉11の排出口13側の端面はストーカ炉21aと連結されており、排出口13から排出されるガス化減容物はストーカ炉21aの火格子(ストーカ:以下「火格子」という。)22,22上に落下すると共に、熱分解ガスは第三の処理炉である二次燃焼炉21b内に導入される。火格子22,22の一部は油圧シリンダ25によって可動し、ガス化減容物は火格子22,22によって順次下流側に移送されつつ燃焼される。燃焼処理された焼却灰及び火格子22,22からこぼれ落ちたガス化減容物からなる処理物は有価金属含有滓として下部側に配置された水封式コンベア30によって冷却しながら回収される。
一方、貴金属スクラップを熱分解することによって発生した可燃性の熱分解ガス及びストーカ炉21aでガス化減容物を焼却処理した際に発生する燃焼排ガスは二次燃焼炉21b内に導入されてバーナ24によって完全燃焼処理される。そして、熱分解ガス及び燃焼排ガスを燃焼させた後の排ガスは、煙道31によって二次燃焼炉21bと連通された冷却塔40に送られる。冷却塔40ではノズル41から散水してダイオキシン類の発生を抑制するために排ガスの温度が80℃以下になるように一気に冷却を行う。そして、80℃以下に冷却された排ガスは洗浄塔45においてアルカリ洗浄液で洗浄され、さらにダクト32を通ってミストコットレル50に運ばれて煤塵やミストが除去された後、排気ダクト33を通って完全に無害化された状態で排気される。
[冷却塔の構成]
さて、冷却塔40は、図2及び図3に示すように、概略として、略円筒形状に形成されて垂直に立設された鉄皮4を備え、鉄皮4の上方には6つのノズル41,41(図2参照)が略等間隔に同じ高さ位置に配置されている。ノズル41,41は、冷却水を散布する散布口41a,41aが水平方向よりも下向きに向かうようにして取り付けられており、上方から下方(図3に示す矢印方向)に向かって導入される排ガスに対して水平方向よりも下向きに冷却水が散布されるようになっている。
また、ノズル41,41との間には互いに向かい合う位置に緊急用ノズル42,42が配置されている。緊急用ノズル42,42は、常用のノズル41,41に何らかのトラブルが発生したような場合に動作させることにより排ガスが80℃以上の温度で冷却塔40の出口から排出されないようにするために設けられている。
ノズル41,41の散布口41a,41aが位置する周囲の鉄皮43の内側には抗火石44がライニングされている。抗火石44は耐酸断熱材であり、900℃に達するような高温に耐え、しかも熱伝導率が低く断熱性及び耐酸性に優れた材料である。そして、図3に示すように、散布口41a,41aの下方側の抗火石44は散布口41a,41aの上方側の抗火石44の厚みの約半分程度の厚さとされており、この部分にはさらに耐酸磁器レンガ45がライニングされている。耐酸磁器レンガ45は、表1に示すように、耐酸耐熱レンガに比べて気孔率が小さい。気孔率が大きいと空気の層が増えて熱伝導率が小さくなり、加熱面から冷面への熱の伝わりも小さくなるのでスポーリングが発生しやすく、また、気孔が多いために強度も弱く割れが発生しやすい。この点、耐酸磁器レンガはそのようなおそれが少ない。
Figure 0006302273
鉄皮43、抗火石44、耐酸磁器レンガ45によって三層に形成とされた部分は、図3に示すように、ノズル41,41から散布される冷却水が接触しない部分(図2及び図3に符号Aで示す範囲)に対応しており、従来はこの符号Aで示す部分にライニングされていた耐酸耐火レンガが著しく損耗・脱落していた。符号Aで示す部分はノズル41,41からの冷却水が接触しないため約900℃という高温の排ガスに晒されることによって著しく溶損したものと推察される。一方で、露出した抗火石44は健全な状態で維持されていた。そのため、符号Aで示す部分の抗火石44の上にさらに磁器性の耐火物、例えば、耐酸磁器レンガ45をライニングすることにより、冷却水が接触しない部分の溶損を確実に防止する。もちろん、冷却水が接触しない部分に限らず、図3に示すように、ノズル41,41の散布口41a,41aよりも下側の冷却塔40の内壁の全てを耐酸磁器レンガ45でライニングすることも可能である。
[冷却塔の操業方法]
次に、上述した冷却塔40の操業方法について、貴金属スクラップをロータリーキルン及びストーカ炉によって処理した後の排ガスを冷却する場合について説明する。初めに、被処理物である貴金属スクラップをロータリーキルン10の回転炉11内に投入し、550〜650℃で熱分解して可燃性の熱分解ガスとガス化減容物とする。ガス化減容物は、回転炉11の排出口13方向へ徐々に移動してストーカ炉21a内の火格子22,22上に排出され、可燃性の熱分解ガスはストーカ炉21aの上部に位置する二次燃焼炉21b内に導入される。
ストーカ炉21aへ送られたガス化減容物は火格子22,22上でさらに燃焼されて貴金属以外の可燃物質の完全燃焼を促す。そして、燃焼後の焼却灰は有価金属含有滓として水封式コンベア30で回収される。一方、完全燃焼させた燃焼排ガスと熱分解ガスを燃焼させた後の排ガスは煙道31を介して冷却塔40に送られる。冷却塔40では約900°と高温の排ガスが上方から下方側に向かって導入され、この排ガスに対し水平方向よりも下向き方向に複数のノズル41,41から冷却水が散布される。このとき、少なくともノズル41,41から散布する冷却水が接触しない符号Aで示す部分の冷却塔40の内壁が耐酸磁器レンガ45でライニングされているので冷却水が接触しない場合でも溶損による損耗・脱落を起こすことがない。
冷却塔40内で冷却された排ガスは一気に冷却され、80℃以下の温度で冷却塔40の出口から排気される。このように80℃以下まで一気に冷却するのはデノボ合成が最も発生しやすいといわれている300℃付近の温度帯を一気に通過させることでダイオキシン類の発生の抑制を図るためである。
そして、80℃以下に冷却された排ガスは、洗浄塔49によってアルカリ洗浄されてミストコットレル50に運ばれ、煤塵やミストが除去された後、完全に無害化された状態で排気される。
[実施形態の効果]
従来の冷却塔の耐熱耐火レンガは操業1週間で熱負荷が一番高い部分が溶損により脱落したかが、本実施形態の冷却塔では1年間の継続操業においても脱落やスポーリングは発生しなかった。また、従来と比べて冷却塔の点検・更新の費用が削減された。また、点検や更新による操業停止がないのでその分貴金属スクラップの処理量が増大した。
以上のように、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は詳述した特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能であることはいうまでもない。
1 有価金属の回収処理装置
10 ロータリーキルン
11 回転炉
12 投入口
13 排出口
14 バーナ
15 冷却水散布ノズル
15a 温度計
16 シール部材
21a ストーカ炉
21b 二次燃焼炉
22 火格子(ストーカ)
24 バーナ
30 水封式コンベア
31 ハウジング
31a 水封部
32 スクレーパ
34 チェーン
37 排水ノズル
38 給水ノズル
39 移送コンベヤ
40 冷却塔
41 ノズル
41a 散布口
42 緊急用ノズル
43 鉄皮
44 抗火石
45 耐酸磁器レンガ
49 洗浄塔
50 ミストコットレル

Claims (2)

  1. 貴金属が含まれた貴金属スクラップを燃焼炉で燃焼させた際に発生する約900℃に達する排ガスを導入し、側壁に配置されたノズルから冷却水を散布して前記排ガスを80℃以下に冷却する冷却塔内壁の耐火物構造において、
    前記ノズルの散布口よりも下側であって少なくとも前記ノズルから散布する前記冷却水が接触しない部分の前記冷却塔の側壁を鉄皮と、抗火石と、磁器性の耐火物の3層構造としたことを特徴とする冷却塔内壁の耐火物構造。
  2. 貴金属が含まれた貴金属スクラップを燃焼炉で燃焼させた際に発生する約900℃に達する排ガスを導入し、側壁に配置されたノズルから冷却水を散布して前記排ガスを80℃以下に冷却する冷却塔の操業方法において、
    前記ノズルの散布口よりも下側であって少なくとも前記ノズルから散布する前記冷却水が接触しない部分の側壁を鉄皮と、抗火石と、磁器性の耐火物の3層構造とした冷却塔へ上方から下方に向かって前記排ガスを導入し、前記排ガスに対し、前記ノズルから前記冷却水を水平方向よりも下向きに向かって散布することを特徴とする冷却塔の操業方法。
JP2014022119A 2014-02-07 2014-02-07 冷却塔内壁の耐火物構造及び冷却塔の操業方法 Active JP6302273B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014022119A JP6302273B2 (ja) 2014-02-07 2014-02-07 冷却塔内壁の耐火物構造及び冷却塔の操業方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014022119A JP6302273B2 (ja) 2014-02-07 2014-02-07 冷却塔内壁の耐火物構造及び冷却塔の操業方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015148398A JP2015148398A (ja) 2015-08-20
JP6302273B2 true JP6302273B2 (ja) 2018-03-28

Family

ID=53891896

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014022119A Active JP6302273B2 (ja) 2014-02-07 2014-02-07 冷却塔内壁の耐火物構造及び冷却塔の操業方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6302273B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6859159B2 (ja) * 2017-03-31 2021-04-14 Jx金属株式会社 キルンストーカ炉の操業方法

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5827632U (ja) * 1981-08-18 1983-02-22 日本鋼管株式会社 ゴミ焼却炉の吸収塔における排ガス入口部の構造
JPS6058201U (ja) * 1983-09-30 1985-04-23 住友金属鉱山株式会社 耐酸性蒸発槽
JP4673464B2 (ja) * 2000-03-31 2011-04-20 Jx日鉱日石金属株式会社 産業廃棄物焼却排ガス急冷方法及び急冷塔
JP2004101060A (ja) * 2002-09-09 2004-04-02 Ebara Corp 燃焼排ガス急冷却塔、冷却方法、ガス化溶融装置及びガス化溶融装置における燃焼排ガス冷却方法
JP4522895B2 (ja) * 2005-03-16 2010-08-11 日鉱金属株式会社 排ガス洗浄冷却塔

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015148398A (ja) 2015-08-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5268398B2 (ja) 貴金属スクラップの処理方法
KR101511927B1 (ko) 리사이클 원료의 처리 방법
JP6298308B2 (ja) 貴金属スクラップの処理方法及びその処理装置
US7976611B2 (en) Continuous process and apparatus for recovering metal from metal and organic waste, by combustion of organic constituent of waste in rotary tube furnace
CN111468504A (zh) 固体废物处理装置与固体废物处理方法
KR101553475B1 (ko) 플라즈마를 이용하여 구리함유폐기물로부터 유가금속을 회수하는 방법
JP6302273B2 (ja) 冷却塔内壁の耐火物構造及び冷却塔の操業方法
TW201408784A (zh) 用於熱處理含氟及含貴金屬之產品的裝置及方法
JP4139139B2 (ja) 高温ガスの冷却装置
JP6266370B2 (ja) 有価金属の回収処理装置及び方法
JP2008070040A (ja) 産業廃棄物の処理方法及び産業廃棄物の処理設備
JP2001263620A (ja) プラズマアーク式溶融炉
JP6999258B2 (ja) 回転式廃棄物焼却炉、回転式廃棄物焼却炉の操業方法および保護層形成方法
JP2010223469A (ja) ストーカ炉及びストーカ炉の操業方法
JP6332990B2 (ja) 水封式コンベアの寿命延長方法及びチェーンの洗浄装置
JP7016292B2 (ja) 二次燃焼炉及びその運転方法
JP2006097918A (ja) 燃焼炉および廃棄物処理設備
JP3904379B2 (ja) 二次燃焼室のダスト排出装置
JP2015068580A (ja) 飛灰堆積防止設備及び飛灰堆積防止方法
JP4526520B2 (ja) 産業廃棄物溶融処理設備及び産業廃棄物溶融処理方法
CN219775744U (zh) 一种鳞板式焚烧炉
JP6859159B2 (ja) キルンストーカ炉の操業方法
JP5950881B2 (ja) リサイクル原料の前処理方法
JP5393768B2 (ja) ストーカ炉の操業方法
JP3797954B2 (ja) 溶融炉側壁の耐火物の取替方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160929

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170718

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170808

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171002

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180206

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180302

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6302273

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250