JP6300170B2 - 天井材落下防止構造 - Google Patents

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Description

本発明は、建物内の天井に取り付けられた天井材が地震などの揺れによって落下するのを防止する天井材落下防止構造に関する。
従来の天井材落下防止構造は、例えば、図10に示すように、天井下地203,204の下方に、端部が建物躯体213に固定されたワイヤー212が緊張した状態で水平に伸張され、ワイヤー212と天井下地203とが連結された天井振動低減構造が提案されている。この構造によれば、天井下地203,204の下面に天井材205が固定された構成からなる天井200の振動を低減することが可能になっている(特許文献1)。また、図11に示すように、複数の天井部材213をジョイナー215で連結した天井材221を形成し、この天井材221を、ジョイナー215および吊り金具217を介して吊りワイヤー219に係止する構造が提案されている。本構造によれば、天井裏設備の交換時に取り外しや再利用が可能となる上、地震時の落下による危険性を回避することが可能となっている(特許文献2)。
特開2008−121371号公報 特開平09−302837号公報
しかしながら、図10に示すような従来構造では、天井部材の下方にワイヤーが設置されると共にその両端部が係止部材にて建物躯体に固定されるため、天井あるいは側壁の美観が損なわれる。また、図11に示すような従来構造では、天井材の固定箇所が天井上側にあり、施工時あるいは交換時に作業者が天井裏に入って部材の取り付けや交換を行わなければならず、その作業が煩雑となる。
本発明の目的は、天井や側壁の美観を向上しつつ天井材の落下を効果的に防止することができ、加えて部材の簡便な取り付けや交換作業を実現して、作業効率を向上することができる天井材落下防止構造を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明に係る天井材落下防止構造は、吊りボルトを介して取り付けられた天井材の落下を防止する天井材落下防止構造であって、一方が前記吊りボルトに接続される接続部材と、前記接続部材の他方に接続され、前記天井材を上下方向に貫通する長尺状の支持部材と、前記支持部材に支持され、前記天井材の落下を防止するように該天井材の下面に設置される薄板部材とを備え、前記支持部材が前記吊りボルトと並列に設置され、前記接続部材は、前記吊りボルトと前記支持部材の双方を挟持する挟持部を有することを特徴とする。
好ましくは、前記支持部材の軸部外径は、前記吊りボルトの軸部外径と同一であり、前記挟持部は、前記吊りボルトの軸部と前記支持部材の軸部とを挟持する一対の板材で構成される。
また好ましくは、前記挟持部は、前記一対の板材間に形成され、前記支持部材の軸部が
挿通される第1挿通路と、該第1挿通路と平行に形成され、前記吊りボルトの軸部が挿通される第2挿通路とを有する。
さらに、前記一対の板材は、前記吊りボルトの軸部に螺合されたナットの上方に係止され、前記支持部材は、該支持部材の軸部に係止された係止材の下方の前記一対の板材に係止されるのが好ましい。
本発明によれば、天井板の下面に設置された薄板部材が、該天井板を貫通する支持部材を介して接続部材に取り付けられる。また、接続部材は一対の挟持部を有しており、支持部材と吊りボルトが並列して共に挟持される。すなわち本構造では、天井板の下面に薄板部材が設置されることで、天井板の下面から下方へ突出する部分が極めて少なくなり、また、建物側壁に取り付ける部材も不要となり、天井や側壁の美観を向上することができる。また、薄板部材を支持部材に固定する箇所が天井板の下側に位置するため、作業者は、吊りボルトに接続部材と支持部材を取り付けた後は、天井板の下側から薄板部材を支持部材に取り付ければよい。よって、作業者が天井裏に入って部材の取り付けや交換を行うための工数を減らすことができ、簡便な取り付け・交換作業を実現し、作業効率を向上することができる。
本発明の実施形態に係る天井材落下防止構造が適用される建物天井の構成を示す断面図である。 図1の建物天井に設置された天井材落下防止構造のユニットを示す平面図である。 図1のX部における天井材落下防止構造の構成を概略的に示す部分拡大図であり、(a)は(b)の線B−Bに沿う断面図、(b)は側面図、(c)は、(b)における接続部材の要部を示す平面図である。 図3の分解斜視図である。 図1のY部における天井材落下防止構造の部分拡大図であり、(a)は断面図、(b)は平面見下図である。 図5の分解斜視図である。 図2のZ部に取り付けられる薄板部材を示す図であり、(a)は平面見下図、(b)は平面見上図である。 (a)〜(e)は、天井材落下防止構造の施工方法を説明する図である。 (a)は、図6における薄板部材の変形例を示す断面図であり、(b)は、(a)の薄板部材が取り付けられた状態を示す断面図である。 従来の天井材落下防止構造の一例を示す側面図である。 従来の天井材落下防止構造の他の一例を示す側面図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る天井材落下防止構造が適用される建物天井の構成を示す断面図であり、図2は、図1の建物天井に設置された天井材落下防止構造のユニットを示す平面図(見上図)である。本発明の天井材落下防止構造は、地震などによる建物の横揺れ時に、野縁受け、野縁、天井板などの天井材の落下を防止するための機構を有するものである。以下、本実施形態では、ストリングス工法を用いた天井材落下防止構造およびその施工方法を説明する。
図1に示す如く、本発明の天井材落下防止構造1が適用される既存建物の天井では、ス
ラブ(又は梁)100に座金を介して吊りボルト101が固定されている。吊りボルト101の下端にはハンガー102が取り付けられており、該ハンガーには野縁受け103および野縁104を介して天井板105(天井材)が固定されている(図3)。吊りボルト101は、例えば900mm間隔で設置され、天井材落下防止構造1は、例えば1800mm間隔、すなわち吊りボルト101の2本毎に設置される。なお、本実施形態では、説明の便宜上、天井材落下防止構造1を吊りボルトの2本毎に設置しているが、3本毎や4本毎など他の本数毎に設置されてもよい。
また、図2に示す如く、天井材落下防止構造1は、天井板105にマトリックス上に複数配置されている。この天井材落下防止構造1では、後述する円型の薄板部材が天井板105の下面に設置された構成となっており、この薄板部材を中心として後述する4本の線材が90度間隔で放射状に配置されている。そして各線材が、隣接する2つの薄板部材を接続している。このように、マトリックス上に配置された複数の薄板部材が線材で接続されることで、天井板105全体が複数の薄板部材および線材で支持される。
図3は、図1のX部における天井材落下防止構造1の構成を概略的に示す部分拡大図であり、(a)は(b)の線B−Bに沿う断面図、(b)は側面図、(c)は、(b)における接続部材の要部を示す平面図である。また、図4は、図3の分解斜視図である。図3および図4に示す構造は、天井板105の上方、すなわち天井裏に設置される。
図3及び図4に示す如く、天井材落下防止構造1は、一方が吊りボルト101に接続される接続部材11と、該接続部材の他方に接続され、天井板105を上下方向に貫通する長尺状の支持部材12と、該支持部材に支持され、天井材の落下を防止するように天井板105の下面105aに設置される薄板部材13とを備えている。
支持部材12は、吊りボルト101と並列に設置されており、互いに略鉛直方向に沿って配置されている。支持部材12の形状は、特に限定されないが、吊りボルト101と同形状の添えボルトが好適に用いられる。
接続部材11は、吊りボルト101と支持部材12の双方を挟持する挟持部14を有する。具体的には、この挟持部14は、吊りボルト101の軸部101aと支持部材12の軸部12aとを挟持する一対の板材15,16で構成されており、一対の板材15,16にはそれぞれ複数の孔15a,16aが形成されている(図4)。孔15a,16aにボルト17を挿通してナット18で仮止めすると、一対の板材15,16間には、略鉛直方向に並列した2つの挿通路L1,L2が形成される(図3(a))。
一方の挿通路L1には、支持部材12の軸部12aが挿通され、他方の挿通路L2には吊りボルト101の軸部101aが挿通される。経路L1,L2に支持部材12と吊りボルト101をそれぞれ挿通し、ボルト17にナット18を締着することで、支持部材12および吊りボルト101が一対の板材15,16に挟持され、これにより支持部材12が接続部材11を介して吊りボルト101に固定される。
また、一対の板材15,16は、吊りボルト101の軸部101aに螺合されたナット19a,19bの上方に係止される。そして支持部材12は、該支持部材の軸部12aに係止された係止材20a,20bの下方に位置する一対の板材15,16に係止される。支持部材12において、一対の板材15,16の下方には係止材20cが螺合されており、一対の板材15,16の下面を支持する。係止材20a,20b,20cは、例えば支持部材12の軸部12aに螺合されるナットからなる。
支持部材12は、天井板105に形成される後述の孔に挿通された状態で設置され、支
持部材12の下端部が天井板105の下方に所定長さだけ突出する。この支持部材12の下端部(天井板105から突出する部分)に、薄板部材13が取り付けられる。
図5は、図1のY部における天井材落下防止構造1の部分拡大図であり、(a)は断面図、(b)は平面見下図である。また、図6は、図5の分解斜視図である。
図5(a),(b)及び図6に示す如く、天井材落下防止構造1は、天井材の落下を防
止するように天井板105の下面に配置された4本の防護線材21を有している。防護線材21は、所定の引張強度を有する伸縮性の線材であり、例えばポリエチレン製の撚り糸である。防護線材21の両端部には、かしめ材21aによって円環部21bが形成されており、後述する管状体に係止される。なお、説明の便宜上、図5(a)の防護線材21は天井板105の下面105aと離間しているが、実際には4本の防護線材21が下面105aと当接している。
薄板部材13の上面13a側には、所定の張力が加えられた4本の防護線材21の端部を係止する管状体22が設けられている。管状体22は、その内部に支持部材12が挿通される部材であり、例えば内径10mm、長さ10mmのゴム樹脂製のパイプである。この管状体22は、その上方に位置する長ナット23に当接して配置されており、長ナット23によって支持部材12の所定位置に位置決めされる。
薄板部材13は、樹脂や金属で形成された、例えば厚さ5.0mm、直径200mmの円盤であり、その上面13aには平面部が形成されており、周縁部にはCあるいはR面取り加工が施されている。薄板部材13の中心には貫通孔13b(図6)が形成されている。この貫通孔13bには支持部材12が挿通され、袋ナット24、好ましくは六角化粧ナットにて下面13cが支持される。また、上面13aには90°間隔で配置された4つのスポンジ材25が取り付けられている。
スポンジ材25は、中心角が略90°の扇形状であり、その厚さは例えば7.0mmである。薄板部材13が天井板105の下面105aに取り付けられる際、4つのスポンジ材25の上面25aがそれぞれ天井板105の下面105aと当接又は圧接し、これにより薄板部材13が天井板105と略平行に保たれる。
この薄板部材13は、上述のように所定間隔で天井板105に設置され(図2)、好ましくは、天井板105を構成する複数の天井パネルの継ぎ目に所定間隔で設置される。薄板部材13が天井パネルの継ぎ目に設置されることで、意匠的均整を取ることができる。また薄板部材13の下面13cの色を天井板105の下面105aと同色とすることで、天井の美観が失われるのを極力抑えることができる。
また図2の平面視において、天井板105の周縁部には、薄板部材13と1本の防護線材21で接続された薄板部材33が取り付けられる(Z部)。この薄板部材33は、図7(a)および(b)に示す如く、樹脂や金属で形成された、例えば厚さ2.3mm、直径60mmの円盤であり、周縁部にはCあるいはR面取り加工が施されている。薄板部材33の上面33aには4つのスポンジ材35が、下面33cには袋ナット34がそれぞれ取り付けられる。薄板部材33の天井板105への取り付け形態は、薄板部材13と基本的に同じであるので、その説明を省略する。
次に、天井材落下防止構造1の施工方法を、図8(a)〜図8(e)を用いて説明する。
先ず、天井板105の所定位置に、好ましくは天井板105を構成する複数の天井パネ
ルの連結部に貫通孔106を穿設する(図8(a))。この貫通孔106にパイプ付座金107のパイプ部107aを嵌入し、座金部107bを天井板105の下面105aに固定する(図8(b))。
次に、既存の吊りボルト101に接続部材11および支持部材12を取り付ける。本取り付け作業において、点検用などの既存の開口105bが貫通孔106の近傍に設けられている場合には(図3(a))、作業者は、天井板105の下側から開口105bに手を差し込み、吊りボルト101の所定位置に接続部材11および支持部材12を仮止めする。そして、支持部材12をパイプ部107aに挿通し、その下端部12bが座金部107bの下方に突出する位置で支持部材12を固定する。
その後、支持部材12に長ナット23および管状体22を取り付ける。そして管状体22に円環部21bを挿通し、所定張力を与えた状態で防護線材21を管状体22に係止する(図8(c))。本作業を繰り返して、4本の防護線材21を管状体22に係止する。次に、4本の防護線材21が係止された管状体22を、位置決め用ナット108を用いて位置決めする。具体的には、支持部材12に位置決め用ナット108を取り付けて、該位置決め用ナットを管状体22の下面に当接させる。そして、位置決め用ナット108をねじ回して上方向に移動させると、位置決め用ナット108の移動に伴って管状体22および4本の防護線材21が上方に移動する。その後、防護線材21が天井材105の下面105aに当接する位置まで管状体22を移動させる。管状体22および4本の防護線材21の位置決めが完了すると、長ナット23で管状体22の上面を支持する。
次いで、天井板105の下側から、支持部材12の下端部12bに不図示の受けプレートおよび薄板部材13の貫通孔13bを挿入し、さらに袋ナット24を取り付ける(図8(d))。袋ナット24は長ナット23と協働して支持部材12に締着される。これにより、薄板部材13の下面13cが袋ナット24を介して支持部材12に強固に支持される。またこのとき、薄板部材13の上面13aに取り付けられたスポンジ材25の上面25aが天井板105の下面105aと接触し、これにより薄板部材13が天井材105と平行に保持される(図8(e))。
上述したように、本実施形態によれば、天井板105の下面105aに設置された薄板部材13が、該天井板を貫通する支持部材12を介して接続部材11に取り付けられる。また、接続部材11は一対の板材15,16を有しており、支持部材12と吊りボルト101が並列して共に挟持される。すなわち本構造では、天井板105の下面105aに薄板部材13が設置されることで、天井板105の下面105aから下方へ突出する部分が極めて少なくなり、また、建物側壁に取り付ける部材も不要となり、天井や側壁の美観を向上することができる。また、薄板部材13を支持部材12に固定する箇所が天井板105の下側に位置するため、作業者は、吊りボルト101に接続部材11と支持部材12を取り付けた後は、天井板105の下側から薄板部材13を支持部材12に取り付ければよい。よって、作業者が天井板105の上側スペースに入って部材の取り付けや交換を行うための工数を減らすことができ、簡便な取り付け・交換作業を実現し、作業効率を向上することができる。特に、大スパンの天井を有する建物に施工する場合、取り付け・交換の作業効率を大幅に向上することが可能となる。また、天井板105の下面105aから下方への突出が極めて少なくなるため、天井下側近傍の空間を有効利用することも可能となる。
以上、上記実施形態に係る天井材落下防止構造について述べたが、本発明は記述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術思想に基づいて各種の変形および変更が可能である。
例えば、本実施形態では、薄板部材13に貫通孔13bが設けられ、該貫通孔に支持部材12を挿通して袋ナット24で固定する構成であるが、貫通孔を設けない薄板部材を用いてもよい。例えば、図9に示す如く、薄板部材43は、薄板部44と、該薄板部の上面44aに取り付けられた袋ナット45とを有していてもよい。薄板部材43を使用する場合には、管状体46の内部に袋ナット45が位置するように配置し、支持部材12をねじ回すことで薄板部材43を位置決めする。これにより、薄板部材43の下面44bから下方に突出する部分を一切無くすことができ、天井の美観を向上することが可能となる。
また、本実施形態では、支持部材12として吊りボルト101と同形状の添えボルトが好適に用いられるが、これに限られない。支持部材12及び吊りボルト101は、略平行な一対の板材15,16に挟持されるのがよいことから、支持部材12は、一対の板材15,16の垂直方向に関して吊りボルト101と同一幅を有していれば、他の形状を有していてもよい。
また上記実施形態では、薄板部材13,33の形状は円形であるが、これに限らず、多角形や楕円形などの他の形状であってもよい。
また、本実施形態では、防護線材21はポリエチレン製の撚り糸であるが、所定強度および伸縮性を有する線材であれば、他の樹脂や金属などの材料であってもよく、また、1本あるいは複数本で構成されてもよい。
また、本実施形態では、スポンジ材25,35は、中心角が略90°の扇形状であるが、これに限らず、円形、楕円形あるいは多角形などの他の形状を有していてもよい。また、薄板部材13,33を天井板105と略平行に保つことが可能であれば、他の材質からなる部材を用いてもよい。
1 天井材落下防止構造
11 接続部材
12 支持部材
12a 軸部
12b 下端部
13 薄板部材
13a 上面
13b 貫通孔
13c 下面
14 挟持部
15,16 一対の板材
15a,16a 孔
17 ボルト
18 ナット
19a,19b ナット
L1,L2 挿通路
20a,20b 係止材
20c 係止材
21 防護線材
21a かしめ材
21b 円環部
22 管状体
23 長ナット
24 袋ナット
25 スポンジ材
25a 上面
33 薄板部材
33a 上面
35スポンジ材
34 袋ナット
43 薄板部材
44 薄板部
44a 上面
44b 下面
45 袋ナット
100 スラブ
101 吊りボルト
101a 軸部
102 ハンガー
103 野縁受け
104 野縁
105 天井板
105a 下面
105b 開口
106 貫通孔
107 パイプ付座金
107a パイプ部
107b 座金部
108 位置決め用ナット

Claims (3)

  1. 吊りボルトを介して取り付けられた天井材の落下を防止する天井材落下防止構造であって、
    一方が前記吊りボルトに接続される接続部材と、
    前記接続部材の他方に接続され、前記天井材を上下方向に貫通する長尺状の支持部材と、
    前記支持部材に支持され、前記天井材の落下を防止するように天井板の下面に設置される薄板部材と、を備え、
    前記支持部材が前記吊りボルトと並列に設置され、
    前記接続部材は、前記吊りボルトと前記支持部材の双方を挟持する挟持部を有し、
    前記支持部材の軸部外径は、前記吊りボルトの軸部外径と同一であり、
    前記挟持部は、前記吊りボルトの軸部と前記支持部材の軸部とを挟持する一対の板材で構成され、
    前記挟持部は、前記一対の板材間に形成され、前記支持部材の軸部が挿通される第1挿通路と、該第1挿通路と平行に形成され、前記吊りボルトの軸部が挿通される第2挿通路とを有し、
    前記吊りボルトの軸部および前記支持部材の軸部は、断面円形状であり、
    前記一対の板材は、平面を有し、
    前記支持部材の軸部、および、前記吊りボルトの軸部は、前記一対の板材の前記平面で挟持されることを特徴とする天井材落下防止構造。
  2. 前記挟持部は、前記一対の板材を複数のボルトで連結することにより前記吊りボルトの軸部および前記支持部材の軸部を挟持するとともに、前記複数のボルトを介して前記支持部材のための前記第1挿通路と、前記吊りボルトのための前記第2挿通路とを鉛直方向に並列して形成し、
    前記複数のボルトは、前記第1挿通路の外側、前記第2挿通路の外側、および、前記第1挿通路と前記第2挿通路との間に取り付けられていることを特徴とする、請求項1に記載の天井材落下防止構造。
  3. 前記一対の板材は、前記吊りボルトの軸部に螺合されたナットの上方に係止され、前記支持部材は、該支持部材の軸部に係止された係止材の下方の前記一対の板材に係止されることを特徴とする、請求項1または2に記載の天井材落下防止構造。
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