JP5593649B2 - 太陽電池パネル支持装置 - Google Patents

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Description

この発明は、建物の屋上等の構築物の外側面に太陽電池パネルを支持するための太陽電池パネル支持装置に関するものである。
従来、この種の太陽電池パネル支持装置としては、例えば図12及び図13に示すような構成が提案されている。この従来構成においては、建物の屋上等に開口部を下に向けた複数のチャンネル材等よりなる骨組材41が間隔をおいて平行に固定されている。骨組材41上には複数枚の太陽電池パネル42が相互間隔をおいた状態で、縦方向及び横方向に並べて支持されている。各太陽電池パネル42の端面には、上方に向かって開口する係止溝部43が端面の延長方向の全長にわたって形成されている。隣接する太陽電池パネル42間において、それらの係止溝部43には断面ほぼ逆U字状をなす各一対の取付金具44が嵌着されている。そして、これらの取付金具44がボルト45及びナット46によって骨組材41に締着されることにより、各太陽電池パネル42が骨組材41に対して固定されている。
また、従来の太陽電池パネル支持装置としては、例えば特許文献1に開示されるような構成も提案されている。この従来構成においては、建物の屋根面に支持レールが敷設されている。太陽電池パネルの枠体には、支持レール上に固定するための固定部が設けられている。そして、この固定部を複数のボルトによって支持レールに固定することにより、太陽電池パネルが支持レール上に隙間をおいた状態で並べて支持されている。また、隣接する太陽電池パネル間の隙間には継ぎ目パネルが嵌着され、この継ぎ目パネルがボルトによって支持レールに固定されることにより、太陽電池パネル間の隙間が塞がれている。
特開平11−324246号公報
ところが、これらの従来の太陽電池パネル支持装置においては、次のような問題があった。
図12及び図13に示す従来構成においては、太陽電池パネル42として、その係止溝部43が形成された特殊構造のものが必要であるため、汎用性に乏しく、高価なものとなる。また、隣接する太陽電池パネル42の長辺部分を各一対の取付金具44によって固定しているため、多数の取付金具44が必要になって、固定作業に手間がかかるという問題があった。しかも、取付金具44の数や取付け位置が特定されていないため、その取付金具44の数や位置決め位置がばらつき、太陽電池パネル42の支持強度が低下したりするという問題もあった。
また、特許文献1に記載の従来構成においては、太陽電池パネルの枠体に設けられた固定部を複数のネジによって角パイプ状をなす支持レールに直接固定するようになっている。このため、前記固定部にネジを通すための孔を設ける必要があるとともに、そのネジを支持レールにねじ込む必要があって、固定作業に手間と労力がかかるものであった。そして、前記のようにネジは支持レールに対して直接ねじ込まれているため、ネジと支持レールとの結合深さは角パイプ状をなす支持レールの天板の厚さ分しかなく、ネジまたはネジ孔のネジ山が壊れてしまうと、太陽電池パネルの支持強度が著しく低下するおそれがある。
この発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的は、太陽電池パネルを固定することに必要な部材の数量を減少させることができて、材料費を節減することができるとともに、固定作業を容易に行うことができる太陽電池パネル支持装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1の発明は、建物等の構築物の外側面の太陽電池パネルのコーナ部を押さえるための押さえ部材と、前記構築物の外側面に骨組材を介して固定される支持部材とを備え、その支持部材には、太陽電池パネルのコーナ部裏面を支持するための支持面と、太陽電池パネルのコーナ部の隣接する2つの端面を受けるための受け面とが形成され、前記骨組材は、この上の所定位置に前記太陽電池パネルのコーナ部が位置決めされて配置されるように間隔をおいて平行に配置されており、前記押さえ部材は、前記支持部材に脱着可能に固定されて、太陽電池パネルのコーナ部の表面を押さえることを特徴としている。
なお、ここで、コーナ部を押さえるための押さえ部材は、隣接する2〜6枚の四角形や三角形等の太陽電池パネルの突き合わせ状態のコーナ部を1本のネジを用いて、同時に、かつスポット的に押さえるためのものを指し、その平面形状は、円形,楕円形,多角形,T形,十字形,星形等として具体化される。さらに、太陽電池の発電セルを覆わない形状が望ましい。
従って、この発明の太陽電池パネル支持装置においては、1つの押さえ部材により、複数枚の太陽電池パネルの突き合わせ状態のコーナ部を同時に押さえて固定することができる。このため、従来構成とは異なり太陽電池パネルを固定するのに多数の取付金具を用いたり、多数のボルトを用いたりする必要がなく、太陽電池パネルの固定に必要な部材の数量を減少させることができる。よって、材料費を節減することができるとともに、固定作業を簡略化することができる。
請求項2の発明は、前記押さえ部材は、複数枚の太陽電池パネルの突き合わせ状態のコーナ部を押さえることを特徴とする
請求項の発明は、前記支持部材の支持面及び受け面は90度ごとに4箇所に形成され、前記押さえ部材は4枚の太陽電池パネルの突き合わせ状態のコーナ部を覆う大きさに形成されていることを特徴とする。
請求項の発明は、前記支持部材の受け面には弾性材が設けられていることを特徴とす
る。
請求項の発明は、前記押さえ部材は支持部材に対してネジにより固定されることを特徴とする。
請求項6の発明は、前記骨組材は、C形鋼により構成され、開口部を上に向けた状態で設置されることを特徴とする
請求項の発明は、前記押さえ部材は、太陽電池パネルと接触する面を弾性材により構成したことを特徴とする。
請求項の発明は、前記押さえ部材は、弾性材と、その弾性材に埋設された芯材とよりなり、前記芯材は隣接する太陽電池パネルの表面間に位置することを特徴とする。
以上のように、この発明によれば、太陽電池パネルを固定することに必要な部材の数量を減少させることができて、材料費を節減することができるとともに、固定作業を容易に行うことができるという効果を発揮する。
第1実施形態の太陽電池パネル支持装置を示す要部斜視図。 図1の2−2線における部分拡大断面図。 太陽電池パネル支持装置の分解斜視図。 図1の太陽電池パネル支持装置の一部を拡大して示す分解斜視図。 図2の太陽電池パネル支持装置の分解断面図。 第2実施形態の太陽電池パネル支持装置を示す要部平面図。 図6の6−6線における部分拡大断面図。 図6の7−7線における部分拡大断面図。 図6の8−8線における部分拡大断面図。 第2実施形態の太陽電池パネル支持装置の変形例を示す要部平面図。 変更例を示す斜視図。 従来の太陽電池パネル支持装置を示す要部平面図。 図12の10−10線における部分拡大断面図。
(第1実施形態)
以下に、この発明を具体化した太陽電池パネル支持装置の第1実施形態を、図1〜図5に従って説明する。
図1及び図2に示すように、建物の外側面11である屋上には、複数のC形鋼よりなる骨組材12が間隔をおいて平行に固定されている。骨組材12上には複数枚の太陽電池パネル13が載置部材14を介して、縦方向及び横方向に並べて相互間隔をおいた状態で支持されている。
図2及び図4に示すように、前記載置部材14はボルト15、ナット16及び座金17により、各骨組材12の上面に間隔をおいて複数配置されている。各載置部材14の中央部には、前記ボルト15を挿通するためのボルト挿通孔18a及び後述するネジ23を螺合するための雌ネジ部18bを有するボス部18が形成されている。各載置部材14におけるボス部18の外周部には、太陽電池パネル13のコーナ部13aの裏面を載置状態で支持するための載置板19と、太陽電池パネル13のコーナ部13aの隣接する2つの端面を受けるために、放射方向に突出する4枚の受け板20とが形成されている。この受け板20は、90度ごとに形成されている。各受け板20の側面には、ゴム等の柔軟性を有する弾性材21が接着固定されている。前記ボス部18及び受け板20は、太陽電池パネル13の厚さと同じ高さに形成されているか、あるいはやや低く形成されている。
図2及び図3に示すように、前記載置部材14の載置板19上に太陽電池パネル13のコーナ部が載置された状態で、隣接する4枚の太陽電池パネル13における突き合わせ状態のコーナ部13aの表面には、円板状の押さえ部材22が配置されている。この押さえ部材22は4枚の太陽電池パネル13の突き合わせ状態のコーナ部13aを覆う大きさに形成されている。そして、この押さえ部材22の中央部のネジ挿通孔22aを介して、載置部材14のボス部18の雌ネジ部18bにネジ23が螺合されることにより、押さえ部材22が載置部材14に対して脱着可能に固定されている。その結果、4枚の太陽電池パネル13における突き合わせ状態のコーナ部13aの表面が押さえ部材22により押さえられている。
次に、前記のように構成された太陽電池パネル支持装置により、建物の外側面11に太陽電池パネル13を設置する方法について説明する。
さて、この太陽電池パネル13の設置時には、あらかじめ構築物の外側面11に複数の骨組材12が平行に配置され、それらの骨組材12上に複数の載置部材14がボルト15、ナット16及び座金17により所定間隔おきに取り付けられる。そして、太陽電池パネル13の設置のために、図4及び図5に示すように、各太陽電池パネル13のコーナ部13aを載置部材14上に配置する。この状態では、太陽電池パネル13のコーナ部13aの裏面が載置部材14の載置板19上に載置されるとともに、太陽電池パネル13のコーナ部13aの隣接する2つの端面が載置部材14の各受け板20の弾性材21に当接される。この当接により、太陽電池パネル13のコーナ部13aが骨組材12上の所定位置に位置決めされて、4枚の太陽電池パネル13における突き合わせ状態のコーナ部13aが1つの載置部材14上に支持される。
この状態で、図4及び図5に示すように、4枚の太陽電池パネル13のコーナ部13aの表面に1つの押さえ部材22を置いて、その押さえ部材22をネジ23により載置部材14に対して固定する。この固定により、4枚の太陽電池パネル13における突き合わせ状態のコーナ部13aの表面が、押さえ部材22によって同時に押し付け状態で保持される。このようにして、図1に示すように、太陽電池パネル13の固定作業が終了する。なお、太陽電池パネル13群の端縁部においては、2枚の太陽電池パネル13のコーナ部のみが、太陽電池パネル13群のコーナ部においては、1枚の太陽電池パネルのコーナ部のみが載置部材14に支持される。
従って、この実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1) この太陽電池パネル支持装置においては、1つの押さえ部材22により、複数枚の太陽電池パネル13の突き合わせ状態のコーナ部13aを同時に押さえて固定することができる。このため、従来構成とは異なり太陽電池パネルの固定のために多数の取付金具を用いたり、多数のボルトを用いたりする必要がなく、太陽電池パネル13の固定に必要な部材の数量を減少させることができる。よって、材料費を節減することができるとともに、固定作業を簡略化することができて、太陽電池パネルの設置における作業効率をアップできる。
(2) この太陽電池パネル支持装置においては、骨組材12上に載置部材14が配列され、各載置部材14には、太陽電池パネル13のコーナ部13aの裏面を支持するための載置板19と、太陽電池パネル13のコーナ部13aの隣接する2つの端面を受けるための受け板20とが、90度ごとに4箇所に形成されている。このため、4枚の太陽電池パネル13の突き合わせ状態のコーナ部13aを載置部材14上の所定位置に簡単に位置決めすることができて、太陽電池パネル13の固定作業を一層簡略化することができる。
(3) この太陽電池パネル支持装置においては、載置部材14の各受け板20に弾性材21が設けられている。このため、この弾性材21により太陽電池パネル13のコーナ部13aの隣接する2つの端面を載置部材14の各受け板20に対して緩衝的に当接させることができるとともに、太陽電池パネル13や骨組材12,あるいは載置部材14のある程度の位置ずれを弾性材21の弾性変形によって吸収することができる。
(4) この太陽電池パネル支持装置においては、押さえ部材22がネジ23により載置部材14に脱着可能に固定されている。このため、太陽電池パネル13の保守点検時等において、押さえ部材22を載置部材14に対して簡単に脱着することができて、太陽電池パネル13の保守点検等の作業を容易に行うことができる。
(5) この太陽電池パネル支持装置においては、ボス部18の内周面の雌ネジ部18bに螺合されたネジ23によって固定されている。従って、前述した特許文献1の構成とは異なり、ネジ23の固定深さを長く確保でき、ネジ破壊等のおそれを防止することができる。このため、太陽電池パネル13を風に対して優れた安定性を有した状態で設置することができる。しかも、太陽電池パネル13の固定が緩んだ場合には、雌ネジ部18bを締めなおせばよく、その作業は簡単である。
(6) この太陽電池パネル支持装置においては、小さな押さえ部材22が太陽電池パネル13のコーナ部をスポット的に押さえるだけである。このため、建物の外壁等に設置された太陽電池パネル群の外観が損なわれることはなく、意匠性を向上できるとともに、意匠性の自由度を増すことができる。
(第2実施形態)
次に、この発明を具体化した太陽電池パネル支持装置の第2実施形態を図6〜図10に基づいて前記第1実施形態と異なる部分を中心に説明する。
さて、この第2実施形態においては、図6及び図7に示すように、建物の屋上等の外側面11に、骨組材12Aが縦方向に所定間隔おきで平行に固定されるとともに、同様な骨組材12Bが横方向の適当位置にも固定されている。骨組材12A,12B上には複数枚の太陽電池パネル13が載置部材14を介して、縦方向及び横方向に並べて支持されている。
図7及び図8に示すように、この実施形態の載置部材14は単純な平板状に形成され、太陽電池パネル13におけるコーナ部13aを含む外周縁の裏面を支持するように、骨組材12A上に溝12aの両側において間隔をおいて溶接固定されている。各載置部材14上には、太陽電池パネル13のコーナ部13aの外周縁の裏面を弾性的に支持するためのゴム等よりなる弾性支持板25が接着固定されている。
図6〜図8に示すように、前記載置部材14上の弾性支持板25上に太陽電池パネル13が支持された状態で、隣接する4枚の太陽電池パネル13における突き合わせ状態のコーナ部13a間において、載置部材14には2種類の押さえ部材22A,22Bがボルト26、ナット27及び座金28により脱着可能に固定されている。この場合、あらかじめ座金28の下面にはナット27が溶接固定され、ボルト26が押さえ部材22A,22B及び載置部材14を介してナット27に螺合されることにより、押さえ部材22A,22Bが載置部材14に対して固定されている。
図6及び図7に示すように、一方の押さえ部材22Aは、縦方向の骨組材12Aに対して横方向の骨組材12Bが交差していない部分において、縦方向の骨組材12A上の載置部材14に配置されている。そして、この押さえ部材22Aには、4枚の太陽電池パネル13における突き合わせ状態のコーナ部13aの表面を押さえるための平面形ほぼ長四角状の押さえ部22bが形成されている。これに対して、図6及び図8に示すように、他方の押さえ部材22Bは、縦方向の骨組材12Aに対して横方向の骨組材12Bが交差している部分において、縦方向の骨組材12A上の載置部材14に配置されている。そして、この押さえ部材22Bには、4枚の太陽電池パネル13における突き合わせ状態のコーナ部13aの表面を押さえるための平面形ほぼ十字状の押さえ部22cが形成されている。
図7及び図8に示すように、前記両押さえ部材22A,22Bは、ゴム等よりなる弾性材29と、その弾性材29に埋設された金属板よりなる芯材30とから構成されている。弾性材29の上面中央部には、前記ボルト26を脱着するための凹部31が形成されている。そして、芯材30が隣接する太陽電池パネル13のコーナ部13aの表面間に跨って配置されるとともに、弾性材29が太陽電池パネル13のコーナ部13aの表面に接触されるようになっている。
図7及び図8に示すように、前記各押さえ部材22A,22Bの凹部31にはキャップ32が脱着可能に取り付けられている。そして、このキャップ32により、ボルト26の頭部が外部に露出しないように被覆されている。
また、この実施形態においては、必要に応じて隣接する太陽電池パネル13の端縁間にも、次のような押さえ構造が施される。
すなわち、図9及び図10に示すように、縦方向または横方向に延びる所要の骨組材12A,12Bの上面には載置板33が溶接により固定され、その載置板33の上面中央部には長さ方向に延びる係止溝部33aが形成されている。隣接する太陽電池パネル13の端縁間において、載置板33には押さえ部材22Cが前記と同様な弾性支持板25を介して脱着可能に固定されている。押さえ部材22Cの下部中央には、載置板33の係止溝部33aに係合可能な複数のアンカー状の係合凸部34aを有する係止突部34が突設されている。押さえ部材22Cの上部には、隣接する太陽電池パネル13の端縁の表面を押さえるための平面形ほぼ長四角状の押さえ部22dが形成されている。
図9に示すように、前記押さえ部材22Cは、前記押さえ部材22A,22Bと同様に、ゴム等よりなる弾性材29と、その弾性材29に埋設された金属板よりなる芯材30とから構成されている。そして、芯材30が隣接する太陽電池パネル13の端縁の表面間に跨って配置されるとともに、弾性材29が太陽電池パネル13の端縁の表面に接触されるようになっている。この押さえ部材22Cは、図6に示すように短いものであっても、長いものであってもよい。
なお、太陽電池パネル13群の端縁部においては、2枚の太陽電池パネル13のコーナ部のみが、太陽電池パネル13群のコーナ部においては、1枚の太陽電池パネルのコーナ部のみが押さえ部材22Aによって押さえされる。あるいは、太陽電池パネル13群の端縁部を長い押さえ部材22Cによって押さえられるようにしてもよい。
従って、この第2実施形態においても、前記第1実施形態に記載の効果と同様な効果を得ることができる。
さらに、この第2実施形態においては、以下の効果がある。
(7) 押さえ部材22A,22B,22Cの外側がゴム等の弾性材から構成されているため、任意の色に着色できる。このため、太陽電池パネル装置の外観を向上できる。
(8)前記のように、押さえ部材22A,22B,22Cの外側がゴム等の弾性材から構成されている。このため、建物の外側面11の平坦度の低さや骨組材12Aの変形によって太陽電池パネル13の上面に高低差が生じたような場合に、その高低差を吸収して、太陽電池パネル13の上面を適切に押さえることができる。
(変更例)
なお、この実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・ 図3に2点鎖線で示すように、載置部材14の載置板19を延長して、骨組材12に対して広い範囲で支持できるようにすること。この場合、載置板19の突出部分を折り取ることができるように、罫書き状の切取り線19aを形成すると、載置板19を短くする場合に都合がよい。
・ 図11に示すように、載置部材14において、受け板20の側面だけではなく、載置板19の上面にも弾性材21を設けること。また、図示しないが、太陽電池パネル13を押さえる押さえ部材22の下面にも弾性材を設けること。
・ 太陽電池パネル装置を広場の敷石上等、建物以外の構築物の外側面に設けること。
・ 太陽電池パネル装置を建物の外壁の外側面に設けること。従って、太陽電池パネル13は起立状態で支持される。
・ 骨組材12を設けることなく、載置部材14を建物の屋上等に直接固定すること。
(他の技術的思想)
前記実施形態から把握されるが、請求項として挙げられていない請求項を以下に示す。
(A) 建物等の構築物の外側面の太陽電池パネルのコーナ部を除いた辺を押さえるための押さえ部材を備えたことを特徴とする太陽電池パネル支持装置。
このように構成すれば、太陽電池パネルの辺を適切に押さえることができる。
(B) 構築物の外側面に固定され、太陽電池パネルを載置するための支持部材を備え、前記押さえ部材は支持部材に脱着可能に固定され、その押さえ部材には隣接する太陽電池パネルの端縁の表面を押さえるための押さえ部が形成されたことを特徴とする前記他の技術的思想(A)項に記載の太陽電池パネル支持装置。
(C) 前記押さえ部材は、太陽電池パネルと接触する面を弾性材により構成したことを特徴とする前記他の技術的思想(B)項に記載の太陽電池パネル支持装置。
(D) 前記押さえ部材は、弾性材と、その弾性材に埋設された芯材とよりなり、前記芯材は隣接する太陽電池パネルの表面間に位置することを特徴とする他の技術的思想(C)項に記載の太陽電池パネル支持装置。
11…構築物の外側面、12,12A,12B…骨組材、13…太陽電池パネル、13a…コーナ部、14…支持部材、19…支持面、20…受け面、21…弾性材、22,22A,22B…押さえ部材、22b,22c…押さえ部、23…ネジ、26…ボルト、27…ナット、29…弾性材、30…芯材。

Claims (8)

  1. 建物等の構築物の外側面の太陽電池パネルのコーナ部を押さえるための押さえ部材と、
    前記構築物の外側面に骨組材を介して固定される支持部材とを備え、
    その支持部材には、太陽電池パネルのコーナ部裏面を支持するための支持面と、太陽電池パネルのコーナ部の隣接する2つの端面を受けるための受け面とが形成され、
    前記骨組材は、この上の所定位置に前記太陽電池パネルのコーナ部が位置決めされて配置されるように間隔をおいて平行に配置されており、
    前記押さえ部材は、前記支持部材に脱着可能に固定されて、太陽電池パネルのコーナ部の表面を押さえることを特徴とする太陽電池パネル支持装置。
  2. 前記押さえ部材は、複数枚の太陽電池パネルの突き合わせ状態のコーナ部を押さえることを特徴とする請求項1に記載の太陽電池パネル支持装置。
  3. 前記支持部材の支持面及び受け面は90度ごとに4箇所に形成され、前記押さえ部材は4枚の太陽電池パネルの突き合わせ状態のコーナ部を覆う大きさに形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の太陽電池パネル支持装置。
  4. 前記支持部材の受け面には弾性材が設けられていることを特徴とする請求項1〜3のうちのいずれか一項に記載の太陽電池パネル支持装置。
  5. 前記押さえ部材は支持部材に対してネジにより固定されることを特徴とする請求項1〜4のうちのいずれか一項に記載の太陽電池パネル支持装置。
  6. 前記骨組材は、C形鋼により構成され、開口部を上に向けた状態で設置されることを特徴とする請求項1〜5のうちのいずれか一項に記載の太陽電池パネル支持装置。
  7. 前記押さえ部材は、太陽電池パネルと接触する面を弾性材により構成したことを特徴とする請求項に記載の太陽電池パネル支持装置。
  8. 前記押さえ部材は、弾性材と、その弾性材に埋設された芯材とよりなり、前記芯材は隣接
    する太陽電池パネルの表面間に位置することを特徴とする請求項に記載の太陽電池パネル支持装置。
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