JP6181546B2 - 懸垂型ルーバー構造 - Google Patents

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この発明は、建物の突出した外壁の下方へ取り付けられる懸垂型ルーバー構造に関する。
従来、長尺状のルーバー材を建築物の外壁に沿って複数並行に配設し、適切な採光量を保ちつつも、入射してくる陽射しを遮ることが行われている。
例えば、特許文献1記載には、フレーム材と、フレーム材の固定面に配されてルーバー材を挟み込み可能なホルダー部と、ホルダー部に跨がせて配されてフレーム材に掛かるクランプ部と、ホルダー部をフレーム材に固定する固定部材と、を備えたルーバー構造が開示されている。
特開2010−133126号公報
ところで、上記したようなルーバー構造を建物の突出した外壁の下方(例えば軒下など)へ懸垂型で取り付けるようにすれば、ルーバーの機能性を活かしつつも特徴的な意匠とすることができる。
例えば、上記した特許文献1の段落0029には、複数のフレーム材を垂直方向に配し、ルーバー材を横方向に架け渡す形態としてもよいことが記載されている。
しかし、上記した特許文献1記載の構造を応用して懸垂型のルーバー構造を考えた場合、フレーム材にルーバー材を取り付けるための部品が多く、製造コストが嵩むという問題があった。また、取り付け作業が煩雑であり、作業性が悪いという問題があった。
そこで、本発明は、少ない部品点数で懸垂型ルーバー構造を実現することにより製造コストを抑制することができ、かつ、取り付け作業も容易な懸垂型ルーバー構造を提供することを課題とする。
本発明は、上記した課題を解決するためになされたものであり、以下を特徴とする。
請求項1に記載の発明は、建物の突出した外壁の下方へ取り付けられる懸垂型ルーバー構造であって、突出した外壁の下方へ固定される取付金具と、前記取付金具によって吊支持されるブラケットと、前記ブラケットの前面に固定されるルーバー材と、前記ルーバー材を前記ブラケットに固定するためのルーバー固定金具と、を備え、前記ルーバー材は、後面にレール溝を有し、前記ルーバー固定金具は、前記レール溝にスライド可能に挿入されて前記ブラケットに固定され、前記ブラケットは、前記取付金具を取り付けるための取付片と、前記ルーバー材を固定するための支持片と、が直交するように設けられ、前記取付片と前記支持片とが断面T字形となるように接続された第1のブラケットと、前記取付片と前記支持片とが断面L字形となるように接続された第2のブラケットと、を備え、前記ルーバー材の目地部分には第1のブラケットを使用するとともに、前記ルーバー材の目地部分以外には第2のブラケットを使用したことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、建物の突出した外壁の下方へ取り付けられる懸垂型ルーバー構造であって、突出した外壁の下方へ固定される取付金具と、前記取付金具によって吊支持されるブラケットと、前記ブラケットの前面に固定されるルーバー材と、前記ルーバー材を前記ブラケットに固定するためのルーバー固定金具と、を備え、前記ルーバー材は、後面にレール溝を有し、前記ルーバー固定金具は、前記レール溝にスライド可能に挿入されて前記ブラケットに固定され、前記ルーバー固定金具は、締結部材によって前記ブラケットに固定され、前記ブラケットには、前記締結部材を掛止可能なU字溝が設けられていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、建物の突出した外壁の下方へ取り付けられる懸垂型ルーバー構造であって、突出した外壁の下方へ固定される取付金具と、前記取付金具によって吊支持されるブラケットと、前記ブラケットの前面に固定されるルーバー材と、前記ルーバー材を前記ブラケットに固定するためのルーバー固定金具と、を備え、前記ルーバー材は、後面にレール溝を有し、前記ルーバー固定金具は、前記レール溝にスライド可能に挿入されて前記ブラケットに固定され、前記ブラケットは、前記取付金具を取り付けるための取付片と、前記ルーバー材を固定するための支持片と、が直交するように設けられ、前記取付片と前記支持片とが断面T字形となるように接続された第1のブラケットと、前記取付片と前記支持片とが断面L字形となるように接続された第2のブラケットと、を備え、前記ルーバー材の目地部分には第1のブラケットを使用するとともに、前記ルーバー材の目地部分以外には第2のブラケットを使用し、前記ルーバー固定金具は、締結部材によって前記ブラケットに固定され、前記ブラケットには、前記締結部材を掛止可能なU字溝が設けられていることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、上記した請求項1〜のいずれかに記載の発明の特徴点に加え、前記ルーバー材は上下に複数列固定されており、上下に複数列固定されたルーバー材の間隔は、正面側から真夏の真南の日光が当該ルーバー材の間を通過できない間隔に設定されていることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、上記した請求項1〜のいずれかに記載の発明の特徴点に加え、前記ルーバー材として断面形状の異なる複数種類のルーバー材を備え、前記複数種類のルーバー材のうちの任意のルーバー材を使用したことを特徴とする。
発明は上記の通りであり、突出した外壁の下方へ固定される取付金具と、前記取付金具によって吊支持されるブラケットと、前記ブラケットの前面に固定されるルーバー材と、前記ルーバー材を前記ブラケットに固定するためのルーバー固定金具と、で懸垂型ルーバー構造を実現できる。すなわち、少ない部品点数で懸垂型ルーバー構造を実現できるので、製造コストを抑制することができる。
また、前記ルーバー材は、後面にレール溝を有し、前記ルーバー固定金具は、前記レール溝にスライド可能に挿入されて前記ブラケットに固定されるので、簡単な取り付け作業で懸垂型ルーバー構造を実現でき、作業性が良い。
また、ブラケットの前面にルーバー材が固定されるため、ブラケットや取付金具が視認しづらくなっており、美観を損なうことがない。
また、請求項1及び3に記載の発明は上記の通りであり、前記ブラケットは、前記取付金具を取り付けるための取付片と、前記ルーバー材を固定するための支持片と、が直交するように設けられているため、取付片は正面から見たときに視認しづらくなっており、かつ、支持片はルーバー材をしっかりと後方から支持できるようになっている。すなわち、意匠性を損なうことなく、確実にルーバー材を固定することができる。
また、請求項1及び3に記載の発明は上記の通りであり、前記取付片と前記支持片とが断面T字形となるように接続された第1のブラケットと、前記取付片と前記支持片とが断面L字形となるように接続された第2のブラケットと、を備え、前記ルーバー材の目地部分には第1のブラケットを使用するとともに、前記ルーバー材の目地部分以外には第2のブラケットを使用したので、目地部分以外には重量が少ない第2のブラケットを使用することができ、部品コスト及び重量を最小限に抑えることができる。
また、請求項2及び3に記載の発明は上記の通りであり、前記ブラケットには、締結部材を掛止可能なU字溝が設けられているので、締結部材を取り付けたルーバー固定金具をルーバー材のレール溝に挿入してスライドさせ、U字溝に掛止させた上で締結部材を締め込んで固定することができるので、作業性が良い。
また、請求項に記載の発明は上記の通りであり、前記ルーバー材は上下に複数列固定されており、上下に複数列固定されたルーバー材の間隔は、正面側から真夏の真南の日光が当該ルーバー材の間を通過できない間隔に設定されているので、強い日差しを有効に遮光することができる。
また、請求項に記載の発明は上記の通りであり、前記ルーバー材として断面形状の異なる複数種類のルーバー材を備え、前記複数種類のルーバー材のうちの任意のルーバー材を使用したので、ブラケット等を共有して様々なルーバー材を取付けることができる。すなわち、部品コストを抑えつつも、デザインのバリエーションを増やすことができる。
懸垂型ルーバー構造の正面図である。 懸垂型ルーバー構造の(a)側面図(図1のA方向から見た図)、(b)側面図の一部拡大図である。 懸垂型ルーバー構造の(a)底面図(図1のB方向から見た図)、(b)底面図の一部拡大図(ルーバー材の目地付近)、(c)底面図の一部拡大図(ルーバー材の中間付近)である。 第1のブラケットを取付金具に固定する様子を示す斜視図である。 第2のブラケットを取付金具に固定する様子を示す斜視図である。 ブラケットにルーバー材を固定する様子を示す図である。 別の実施形態に係る懸垂型ルーバー構造の正面図である。 別の実施形態に係る懸垂型ルーバー構造の底面図(図7のC方向から見た図)である。 ルーバー材のバリエーションを説明する図である。 ルーバー材の遮光性を説明する図である。
本発明の実施形態について、図を参照しながら説明する。
本実施形態に係る懸垂型ルーバー構造は、図1に示すように、長尺の建築用のルーバー材16を建物の突出した外壁50の下方へ取り付け、適切な採光量を保ちつつも、入射してくる陽射しを遮るようにしたものである。
この懸垂型ルーバー構造は、図1及び図2に示すように、突出した外壁50の下方へ固定される取付金具11と、前記取付金具11によって吊支持されるブラケット14,15と、前記ブラケット14,15の前面に固定されるルーバー材16と、前記ルーバー材16を前記ブラケット14,15に固定するためのルーバー固定金具17と、を備えている。
取付金具11は、図3及び図4に示すような略T字形の金具であり、外壁50の下面にアンカーボルト51で固定される基板部11aと、この基板部11aから垂直に延設された垂下片11bと、を備えている。基板部11aを外壁50の下面に固定すると、図2等に示すように垂下片11bが下方向に垂れ下がった状態となる。このとき、垂下片11bは、板状側面が正面に臨むようになっているため、正面から見たときに視認しづらくなっている。また、この垂下片11bには、後述するボルト12を貫通させるための長孔11cが貫通形成されている。
ブラケット14,15は、ルーバー材16を固定するためのものである。本実施形態においては、ルーバー材16の目地部分Mに使用される第1のブラケット14と、ルーバー材16の目地部分M以外に使用される第2のブラケット15と、が併用されている。
第1のブラケット14は、図3(b)及び図4に示すように、前記した取付金具11に取り付けるための取付片14aと、ルーバー材16を固定するための支持片14cと、を断面T字形となるように直交させた形状となっている。言い換えると、取付片14aの端部から両側に直角に支持片14cが張り出した形状となっている。
取付金具11に取り付けるための取付片14aには、ボルト12を貫通させるための取付孔14bが貫通形成されており、この取付孔14bと取付金具11の長孔11cとにボルト12を貫通させてボルト12とナット13とを締結することで、第1のブラケット14を取付金具11に固定できるようになっている。なお、取付金具11の長孔11cは上下方向に長く形成されており、第1のブラケット14の取付孔14bは横方向に長く形成されているので、ボルト12とナット13とを仮締めしながら細かい位置調節ができるようになっている。
また、ルーバー材16を固定するための支持片14cには、図4に示すように、ルーバー材16を固定するためのU字溝14dが設けられている。このU字溝14dは、ルーバー材16の取り付け位置に対応して上下に複数設けられており、後述する締結部材18の軸部を水平方向から係合させることができるように、側方に向けて開口している。
なお、取付金具11に第1のブラケット14を取り付けたときに、取付片14aは、板状側面が正面に臨むようになっているため、正面から見て視認しづらくなっている。また、支持片14cは、外表面が正面に臨むようになっているため、正面の広い面でルーバー材16を支持できるようになっている。
第2のブラケット15は、図3(c)及び図5に示すように、前記した取付金具11を取り付けるための取付片15aと、ルーバー材16を固定するための支持片15cと、を断面L字形となるように直交させた形状となっている。言い換えると、取付片15aの端部から片側に直角に支持片15cが張り出した形状となっている。
取付金具11を取り付けるための取付片15aには、ボルト12を貫通させるための取付孔15bが貫通形成されており、この取付孔15bと取付金具11の長孔11cとにボルト12を貫通させてボルト12とナット13とを締結することで、第2のブラケット15を取付金具11に固定できるようになっている。なお、取付孔15bが横方向に長く形成されているのは第1のブラケット14と同様である。
また、ルーバー材16を固定するための支持片15cには、図5に示すように、ルーバー材16を固定するためのU字溝15dが設けられている。このU字溝15dの構成は第1のブラケット14のU字溝14dと同様である。
また、取付金具11に第2のブラケット15を取り付けたときに、取付片15aは、板状側面が正面に臨むようになっており、支持片15cは、外表面が正面に臨むようになっている点も、第1のブラケット14と同様である。
ルーバー材16は、図1等に示すような長尺材であり、ブラケット14,15の前面に取り付けられて意匠性や遮光性等を高めるためのものである。このルーバー材16は、図2(b)に示すように、ブラケット14,15に臨む後面にレール溝16aを有しており、このレール溝16aに挿入されたルーバー固定金具17によってブラケット14,15に固定されている。なお、レール溝16aを構成する両側縁は内側に屈折した係合部16bとなっており、この係合部16bにルーバー固定金具17を引っ掛かけることで、ルーバー固定金具17がレール溝16aから抜け落ちないようになっている。
ルーバー固定金具17は、図2及び図6に示すように、短尺の板状の金具であり、肉厚の基部17aと、基部17aの両側から張り出した肉薄の張り出し部17bと、からなる。図2(b)に示すように、基部17aの幅はレール溝16aの開口幅よりもやや小さくなっており、かつ、張り出し部17bを含めたルーバー固定金具17の幅はレール溝16aの開口幅よりも大きくなっている。このため、基部17aをレール溝16aの開口に係合させ、両側の張り出し部17bを係合部16bの内側で支持させることにより、ルーバー固定金具17をレール溝16aに沿ってスムーズに摺動可能なっている。
基部17aの中央付近には、ボルトなどの締結部材18を挿通可能な固定孔が貫通形成されている。この固定孔の内周には締結部材18と螺合するネジ溝がきってあり、この固定孔に締結部材18を締め込むことで、ルーバー固定金具17と締結部材18とで挟み込んで、ブラケット14,15とルーバー材16とを固定できるようになっている。
上記した懸垂型ルーバー構造を組み立てる場合には、まず、取付金具11を建物の突出した外壁50の下方へアンカーボルト51によって取り付ける。そして、取付金具11の長孔11cとブラケット14,15の取付孔14b,15bとを貫通するようにボルト12を挿し込み、ボルト12とナット13とを締結して、取付金具11にブラケット14,15を固定する。一方、ルーバー材16のレール溝16aには、締結部材18を緩く取り付けたルーバー固定金具17を挿入する。このとき、ルーバー固定金具17をルーバー材16の適当な位置に仮締めしておいてもよい。このようにルーバー固定金具17をスライド可能に取り付けたルーバー材16をブラケット14,15の取り付け位置に配置し、ルーバー固定金具17をスライドさせて締結部材18をブラケット14,15のU字溝14d,15dに側方から入り込ませる。この状態で締結部材18を締め込めば、ルーバー固定金具17の張り出し部17bとボルト12の頭部(または座金19)とで挟み込まれることによって、ブラケット14,15の支持片14c,15cとルーバー材16の係合部16bとが共締めされ、固定される。このルーバー材16の取り付け作業を、すべてのルーバー材16について繰り返せば懸垂型ルーバー構造を組み立て作業が完了する。
なお、この作業例では取付金具11にブラケット14,15を固定した後にルーバー材16を取り付けたが、これに限らず、例えばブラケット14,15にルーバー材16を取り付けてパネル状にしたユニットを取付金具11に固定するようにしてもよい。
また、図1に示す実施形態では懸垂型ルーバー構造でフラットな面を形成するようにしたが、これに限らず、例えば図7及び図8に示すように、懸垂型ルーバー構造をコーナー部に設けることもできる。懸垂型ルーバー構造をコーナー部に設ける場合、図8に示すように、ルーバー材16の端部を斜めに留め切りにすれば、ルーバー材16をコーナー部で接続するための部材を使用しなくても、コーナー部をルーバー材16で覆うことができる。
また、図9に示すように、ルーバー材16として断面形状の異なる複数種類のルーバー材16をあらかじめ用意し(例えば図9(a)〜(c)に示すような様々な形の矩形や、図9(d)に示すような紡錘形、図9(e)に示すような円形、など)、この複数種類のルーバー材16のうちの任意のルーバー材16を使用するようにすれば、ブラケット14
,15等を共有して様々なルーバー材16を取付けることができる。すなわち、部品コストを抑えつつも、デザインのバリエーションを増やすことができる。
また、図10に示すように、上下に複数列固定されたルーバー材16の間隔を設定するに際し、正面側から日射角度αで差し込む真夏の真南の日光が当該ルーバー材16の間を通過できないようにすれば、強い日差しを想定した直射日光が懸垂型ルーバー構造の裏側に届かないので、真夏の真南の日差しを有効に遮光することができる。好ましくは、日射角度αとして55〜85度の間で想定角度を設定し、設定した想定角度で差し込む日差しを遮蔽できるようにすることが望ましい。
以上説明したように、本実施形態によれば、突出した外壁50の下方へ固定される取付金具11と、前記取付金具11によって吊支持されるブラケット14,15と、前記ブラケット14,15の前面に固定されるルーバー材16と、前記ルーバー材16を前記ブラケット14,15に固定するためのルーバー固定金具17と、で懸垂型ルーバー構造を実現できる。すなわち、少ない部品点数で懸垂型ルーバー構造を実現できるので、製造コストを抑制することができる。
また、前記ルーバー材16は、後面にレール溝16aを有し、前記ルーバー固定金具17は、前記レール溝16aにスライド可能に挿入されて前記ブラケット14,15に固定されるので、簡単な取り付け作業で懸垂型ルーバー構造を実現でき、作業性が良い。
また、ブラケット14,15の前面にルーバー材16が固定されるため、ブラケット14,15や取付金具11が視認しづらくなっており、美観を損なうことがない。
また、前記ブラケット14,15は、前記取付金具11を取り付けるための取付片14a,15aと、前記ルーバー材16を固定するための支持片14c,15cと、が直交するように設けられているため、取付片14a,15aは正面から見たときに視認しづらくなっており、かつ、支持片14c,15cはルーバー材16をしっかりと後方から支持できるようになっている。すなわち、意匠性を損なうことなく、確実にルーバー材16を固定することができる。
また、前記取付片14aと前記支持片14cとが断面T字形となるように接続された第1のブラケット14と、前記取付片15aと前記支持片15cとが断面L字形となるように接続された第2のブラケット15と、を備え、前記ルーバー材16の目地部分Mには第1のブラケット14を使用するとともに、前記ルーバー材16の目地部分M以外には第2のブラケット15を使用したので、目地部分M以外には重量が少ない第2のブラケット15を使用することができ、部品コスト及び重量を最小限に抑えることができる。
また、前記ブラケット14,15には、締結部材18を掛止可能なU字溝14d,15dが設けられているので、締結部材18を取り付けたルーバー固定金具17をルーバー材16のレール溝16aに挿入してスライドさせ、U字溝14d,15dに掛止させた上で締結部材18を締め込んで固定することができるので、作業性が良い。
11 取付金具
11a 基板部
11b 垂下片
11c 長孔
12 ボルト
13 ナット
14 第1のブラケット(ブラケット)
14a 取付片
14b 取付孔
14c 支持片
14d U字溝
15 第2のブラケット(ブラケット)
15a 取付片
15b 取付孔
15c 支持片
15d U字溝
16 ルーバー材
16a レール溝
16b 係合部
17 ルーバー固定金具
17a 基部
17b 張り出し部
18 締結部材
19 座金
50 外壁
51 アンカーボルト
M 目地部分
α 日射角度

Claims (5)

  1. 建物の突出した外壁の下方へ取り付けられる懸垂型ルーバー構造であって、
    突出した外壁の下方へ固定される取付金具と、
    前記取付金具によって吊支持されるブラケットと、
    前記ブラケットの前面に固定されるルーバー材と、
    前記ルーバー材を前記ブラケットに固定するためのルーバー固定金具と、
    を備え、
    前記ルーバー材は、後面にレール溝を有し、
    前記ルーバー固定金具は、前記レール溝にスライド可能に挿入されて前記ブラケットに固定され
    前記ブラケットは、前記取付金具を取り付けるための取付片と、前記ルーバー材を固定するための支持片と、が直交するように設けられ、
    前記取付片と前記支持片とが断面T字形となるように接続された第1のブラケットと、
    前記取付片と前記支持片とが断面L字形となるように接続された第2のブラケットと、
    を備え、
    前記ルーバー材の目地部分には第1のブラケットを使用するとともに、前記ルーバー材の目地部分以外には第2のブラケットを使用したことを特徴とする、懸垂型ルーバー構造。
  2. 建物の突出した外壁の下方へ取り付けられる懸垂型ルーバー構造であって、
    突出した外壁の下方へ固定される取付金具と、
    前記取付金具によって吊支持されるブラケットと、
    前記ブラケットの前面に固定されるルーバー材と、
    前記ルーバー材を前記ブラケットに固定するためのルーバー固定金具と、
    を備え、
    前記ルーバー材は、後面にレール溝を有し、
    前記ルーバー固定金具は、前記レール溝にスライド可能に挿入されて前記ブラケットに固定され
    前記ルーバー固定金具は、締結部材によって前記ブラケットに固定され、
    前記ブラケットには、前記締結部材を掛止可能なU字溝が設けられていることを特徴とする、懸垂型ルーバー構造。
  3. 建物の突出した外壁の下方へ取り付けられる懸垂型ルーバー構造であって、
    突出した外壁の下方へ固定される取付金具と、
    前記取付金具によって吊支持されるブラケットと、
    前記ブラケットの前面に固定されるルーバー材と、
    前記ルーバー材を前記ブラケットに固定するためのルーバー固定金具と、
    を備え、
    前記ルーバー材は、後面にレール溝を有し、
    前記ルーバー固定金具は、前記レール溝にスライド可能に挿入されて前記ブラケットに固定され
    前記ブラケットは、前記取付金具を取り付けるための取付片と、前記ルーバー材を固定するための支持片と、が直交するように設けられ、
    前記取付片と前記支持片とが断面T字形となるように接続された第1のブラケットと、
    前記取付片と前記支持片とが断面L字形となるように接続された第2のブラケットと、
    を備え、
    前記ルーバー材の目地部分には第1のブラケットを使用するとともに、前記ルーバー材の目地部分以外には第2のブラケットを使用し、
    前記ルーバー固定金具は、締結部材によって前記ブラケットに固定され、
    前記ブラケットには、前記締結部材を掛止可能なU字溝が設けられていることを特徴とする、懸垂型ルーバー構造。
  4. 前記ルーバー材は上下に複数列固定されており、上下に複数列固定されたルーバー材の間隔は、正面側から真夏の真南の日光が当該ルーバー材の間を通過できない間隔に設定されていることを特徴とする、請求項1〜のいずれかに記載の懸垂型ルーバー構造。
  5. 前記ルーバー材として断面形状の異なる複数種類のルーバー材を備え、前記複数種類のルーバー材のうちの任意のルーバー材を使用したことを特徴とする、請求項1〜のいずれかに記載の懸垂型ルーバー構造。
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